【モバマス】楓さんで安価 二軒目 (228)

楓さんで安価をもらって書きたいと思います
エッチなのとグロいのはちょっと書けません……
皆さんの思う楓さんを教えてくださいな

二軒目だけど、まだまだ飲むよー

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517925181

こんばんは、それでは再開します
>>30の楓さんどうぞ

風俗嬢
無理なら保安官

ちょっとストレートすぎちゃうので、保安官な楓さんで

「いらっしゃい」

来客を知らせる鈴の音が聞こえた、ちらりと視線を送ると、胸に付けたバッジが目を引いた

なんだ、いつもの酔っぱらい保安官じゃねえか

「こんにちは、マスター。バーボンを頂けますか?」

「昼間っから好きだねぇ……」

安物のバーボンの瓶とグラスを差し出すと、そいつは鼻歌を歌いながらテーブルへと持っていく

おうおう、嬉しそうに飲んでやがる。保安官ってのは酒場で飲むのがお仕事なのかねぇ

こんなくそったれな町にはお似合いの保安官だよ、まったく

この町には正義なんてもんは存在しないし、法律なんてもんもない

金と暴力。この二つが法律みたいなもんだ

金を持っている奴は相手を黙らせ、言う事を聞かせる

腕っぷしの強い奴は相手を叩きのめし、言う事を聞かせる

単純だからこそ、この二つの力に抵抗することはできない

「なにかつまむものはないですか?」

「干し肉くらいしかないな」

この保安官に期待なんてしちゃいけねぇ、いや、誰かに期待なんてできないんだ

二度目の来客を知らせる鈴の音が店に響く

なんだ、今度はは随分と大人数だな。十人は軽く超えている

「お、お前がここのマスターでs……マスターか?」

おいおい、とんだ大物が出てきやがった

「そうですよ、美穂の姉貴」

こいつは組織の№2

「ちょっとお掃除が足りてないんじゃないですか?」

№3までいやがる、いったい俺が何をしたって言うんだ


「お、おい! 最近上納金がすくないd……すくないぞ」

P C Sのトップ、小日向美穂が恐ろしい表情で俺を睨む

「そんなこと言われましても……あれで精一杯なんです」

これ以上金をむしられたら生活できなくなっちまう

「どうしますか? 響子ちゃん」

島村卯月が五十嵐響子へと、にやにやしながら聞いた

五十嵐は、窓のサッシに指を這わせた後、その指にふぅっと息を吐いた

「ちょっと汚いので、『お掃除』しちゃいましょう!」

可愛い顔して、何て恐ろしいこと言いやがるんだ……

「今度来るときまでに、よ、用意しておくんでs……だぞ!」

豪快に笑いながら、P C Sの連中を引き連れて帰ろうとした時だ

「おい見てみn……見てみろよ! 保安官様が昼から良い気分になってm……てるぜ!」

「これはP C Sの皆さん、気を付けて帰ってくださいね」

馬鹿にされているのに、保安官はひらひらと手を振ってやつらを見送った

「はぁ……どうすりゃいいんだ」

保安官をちらりと見てみるが……いや駄目だ、こいつは頼りにならない

「ほら、もう店じまいだ。帰ってくれ」

「んん……様子をみましょうかね、洋酒だけに」

けらけらと笑う酔っぱらいのケツを蹴って、ご退店願った

はぁ、他に頼りになる奴なんていなし一体どうしたらいい……

「お父さん、どうしたでごぜーますか?」

娘の仁奈が心配そうな顔をして、店の奥から出てきた

「まだ起きていたのか? なんでもないから、そろそろ寝るんだ」

「はーい、おやすみなさい。……お父さんも早く寝なきゃいけねーですよ」

ああ、と答えながら仁奈の頭を撫でた

あれからしばらく雨が続き、ようやく天気が回復した日のことだ

「いらっしゃ……ちょっと早すぎやしませんか?」

P C Sの奴らだ。全員腰に銃を着けてやがる

「早いか遅いかは俺がきめm……きめる! お、お前らやっちまえ!」

小日向が手で合図を送ると、一斉に下っ端たちが店を荒らし始めた

まずい。一人が店の奥に行けることに気付きやがった、あそこには仁奈がいるってのに

「姉貴、子供を見つけました」

俺の不安は的中してしまった。仁奈は乱暴に取り押さえられ、今にも泣きそうな顔をしている

「頼む、俺ならどうなってもいい。仁奈だけは助けてくれ」

こいつは妻が残してくれた大事な愛娘なんだ、こいつは幸せにしてやらないといけないんだ

「このとおりだ、頼む」

頭を地面につけて、頼みこみ……が、こいつらにはそんなもの通用しなかった

小日向のブーツが俺の後頭部を踏み、靴底を使ってご丁寧にブラッシングしやがる

「お涙ちょうだいってか? そんなものは見飽きてるんでs……だ! あ、上は見ちゃ駄目ですよ?」

短いスカートを抑えながら、小日向が凶悪な声で言った

ああ、もうだめだ……すまないヘレン、君との約束は守れなかったよ

仁奈が連れていかれるのをただ見ているだけ……と思った時

一発の銃声が店に響く

「きゃあっ」

そして仁奈を抑えていたP C Sのやつが悲鳴を上げて倒れた

「パパー!」

「仁奈、無事だったか……」

一体誰が助けてくれたんだ? 店の中に目をやると、テーブルにいる奴が銃を構えていた

片手には酒が入ったグラス、そしてもう片方に銃を構えた女

「保安官、あんた……」

「しずかにお酒が飲みたいだけですよ、私は」

にやっと笑うと、目で狙わずに、手だけで狙いをつけてP C Sのやつらを片付けていく

シリンダーを開け、薬莢を地面に落としてから弾丸を補充していく

それも酒を飲みながら、ゆっくりとだ

それもそのはず、もう残るのは幹部三人だけだからだ

「う、卯月ちゃんどうしよう」

「えっと、響子ちゃんお願いします」

「わ、私? ……が、頑張りますっ!」

何やら三人でひそひそとやっているようだが……

「さぁ……だれが私の相手をしてくれるんですか?」

カウボーイハットを銃口で押し上げ、保安官がにやりと笑った

「わ、私が相手です!」

№3の五十嵐が包丁を持って接近戦をしかける

「お料理(意味深)得意なんですっ」

可愛らしい声で意味深なことを言いながら、保安官に突撃し、その体に包丁が刺さ……らなかった

革のジャケットだけを上手く刺させて、包丁を絡めとった後は強烈な蹴りをお見舞いした

五十嵐がすっとび、壁にぶつかることでようやく止まったようだ

「きゅう……」

五十嵐は目を回している、これでしばらくは意識は回復しないだろう

残るは№1と2、こいつらは厄介だが、もしかしたらこの保安官なら……

「行くよ、卯月ちゃん!」

「はい、美穂ちゃん!」

二人の声が重なり、保安官の右と左に分かれた

これは左右からの挟撃か。いくら保安官が凄腕と言っても2人同時にはきついのではないか

「さぁ、私たちに泣いて謝っt……謝れ!」

「そうです、謝るのは誰だってできます」

保安官を中心に綺麗に右左から銃を構えた二人が、引き金に手をかける

「お酒はこぼすのだけは避けないと……」

保安官が何を思ったのか、酒の入ったグラスを空中に投げた

二人が同時に引き金を引く前に

二丁の銃を構えた保安官のほうが早かった

「ばぁん♪」

二丁同時に放たれた弾丸が、二人の銃を同時に落とした

「おっと、お酒もちゃんとキャッチしないと……」

銃をしまい、落ちてくるグラスを無事にキャッチできたようだ

「逃げるなら今のうちですよ? 今度はチーズみたいに穴だらけになっても知りませんから」

椅子に座り、酒をグラスに注ぎながら言う保安官の目は笑ってはいなかった

保安官の言葉を聞いて、P C Sのやつらが逃げ出していく

「んー……お仕事の後の一杯は格別ですね」

ぐいっとグラスを傾け、ご機嫌そうに息を吐いた

「すまない、助かった。今日は俺の奢りだ」

「あら、いいんですか? じゃあお言葉に甘えさせてもらいます」

仁奈も助けてくれた保安官を気に入ったようだ、膝の上に座りにこりとほほ笑んでいる

「おねーさん、ありがとうですよ」

「たまたまですよ、たまたま」

仁奈の頭を撫でる保安官の目は優しく、頬を赤く染めた表情はとても魅力的に見えた




おしまい

読んでくれた方に感謝を
今日はこれでおしまいです

それでは再開します
>>112の楓さんどうぞー

霊感少女(……少女?まあ少女で)

霊感……少女な楓さんですか
ちょっと書いてみます

私は小さいころから何かが見えていた

「何か」と例えたのは、他の言葉で例えることができなかったから

あるものは渦を巻いていたり、物体みたいなものだったり、そして、ヒトのようなものだったり

何かが見えた日は一人で眠るのが怖くて、お母さんの布団に潜りこんでいた

「大丈夫、お母さんがいれば怖くないからね」

お母さんの腕に包まれて、頭を撫でられていると、怖さがどこかへ飛んでいってしまったっけ

お母さんが言うには高垣の家はそういうお家なんだって

たまに私みたいに色々見えてしまう人が生まれるって言ってた

私の目の色が違うのもそのせいだって言ってたけど、難しくてわかんない

「でもね、悪いことばかりじゃないと思うわ」

お母さんは私を慰める言葉を探していたのかもしれない

「この綺麗な瞳、これを褒めてくれる人がいた時は、その人を大切にしてあげて」

「うん、わかった」

お母さんが褒めてくれた。うん、ちゃんと言う事を聞かなくちゃ

私は自分で体験したことや、見えたものことを友達に話すこともあった

それは嘘なんてない本当のことだったのに、私は皆から嘘つき呼ばわりされた

「そんなあるわけないだろ」「お母さんに聞いたら、そんなのないって言ってたぞ」

このくらいなら私も全然傷つかなかったけど

「そういや、お前の目って色が違くて気持ち悪いな」

この言葉は子供心に効いた、それはもうぐっさりと抉られた

言われた瞬間に涙が出てきて、言ってきた男の子をぽかぽかと叩いた記憶がある

その日は泣きすぎたせいなのか、具合が悪くなって早退した

「何かあったの?」

迎えに来てくれたお母さんが私にそう聞いてくれたけど

「ううん、何でもない……」

お母さんに心配かけたくないって思って、泣くのも我慢してそう答えた



「みんなのばか……わたし、うそついてないのに」

私は家に着くとすぐに布団にもぐりこんだ

そして掛け布団を頭まで被って、布団の中で丸まった

あのことがあってから、友達と何を話して良いのかわからなくなった

前まで仲良く遊んでいた友達も、何か私のことを思ってるんじゃないのかな? なんて考えちゃって距離が空いちゃう

でも、仲良くなったところで私が本当の事を話すと気持ち悪がられるし、これで良いのかも

なんて思う自分もいたりして、ちょっと複雑だったり

そんな生活が続いて、小学五年生になった時だったと思う

一人の男の子が私のクラスに転校してきた

クラスの中でも身長が一番高かった私より、もっと大きな男の子

転校生、それだけでクラスの皆からもてはやされる、それに体も大きいから尚更

休み時間は転校生を皆でかこんでたっけ

私はそれを遠くから眺めてるだけ。近づいたら皆が気持ち悪がっちゃうし、転校生にも迷惑かかっちゃうかもしんない

前髪伸びちゃったなぁ、けど、目がちょうど隠れるしこのままでもいっか

前髪をくるくると手で巻いて遊んでいると、誰かが机の前に立っているのに気付いた

また男子に何か言われるのかな? 嫌だな……

けど、私の予想ははずれることになった

「俺、○○って言うんだ。よろしく」

大きな体だけど、控えめな声

何でほっぺが赤いのかはわかんないけど、私と仲良くなりたいってことで良いのかな?

「うん、私は高垣楓。よろしくね」

私がそう答えると、○○君は笑顔になって握手してきたっけ

体も大きいと、手も大きいんだって思った

○○君はそれから何かと私に話しかけてくれるようになった

お家のことや兄弟のこと、飼っているわんちゃんのこと

大きな体をめいっぱい使って、面白くお話してくれるから、私は笑顔にされちゃった

私は凄く楽しいんだけど、それ以外にちょっと心配になることがあった

それは、○○君も私みたいに仲間外れになっちゃうんじゃないかってこと

「ねぇ、もう私に話しかけないほうが良いよ」

私が○○君にそう言うと、驚いた顔をして手に持っていたプリントを全部落としちゃった

「え、なんで?」

○○君の顔はとても悲しそうだった、逆になんで?

「私に構ってると、他の子に嫌われちゃうよ」

「……」

嫌われる。何故かは説明していないけど、なんか説明するのも嫌だった

「ふぅん、そっか」

○○君は何か分かったような顔をした後

「わかった。ライバルいたほうが燃えるし、大丈夫だよ!」

なに言ってるのこの子? 全然だいじょばない

ある日のこと、○○君が帰る時にいないことに気付いた

おかしいな、一緒に帰る約束してたはずだけど……

十分待ってもやってこない。お家のことで帰っちゃったのかも

私も帰ることにしよう。そう思った時にクラスの男子とすれ違った

「なぁ、本当に大丈夫かな?」「大丈夫だって、ちょっと暗いだけだろ」「けどさ、あそこは入っちゃ駄目だって……」

この単語でぴんときた。ああ、そうか……これも私のせいだもんね

私はランドセルを背負いなおして、目的地を目指して走り出した

暗くて、入っちゃ駄目な場所……校舎裏の開かずの教室

開かずなんて言ってるけど、ただ立て付けが悪いだけらしい

そこに○○君がいるはず、なんだけど……ちょっと嫌な予感がする

私は開かずの教室に行ったことはないんだけど、この気持ち悪い感じは久しぶり

「○○君、いるの?」

ドアの前から中にいるであろう○○君に声をかける

「楓ちゃん……?」

返事が返ってきてほっとした。待っててね、今開けてあげるから

えっと……昔の鍵だから、この金属の奴を捻れば開くのかな?

指で掴む部分が丸く加工されてる所を捻ってみる

ぎぃぎぃと金属が擦れる嫌な音と一緒に、少しずつ回り始めた

最後の一回りがとても重かったけど、力いっぱい回す

ばきんって音がしたけど、今はきにしないでおこう

今は○○君のほうがゆーせんだよね?

これもまた開けにくい扉を開けて中に入ると、大きな体を小さくしている○○君を見つけた

「大丈夫? どっか痛いとこない?」

私がそう言うと、○○君は

「へいき……でも、俺暗いとこ苦手でさ」

あはは、と笑う○○君を見て、私は思わず吹き出しちゃった

「私よりおっきいのに、変なの!」

「う、うるさいな! 苦手なもんは苦手なの」

○○君も元気が出てきたみたいだし、もう帰ろう

外も暗くなってきたし、お母さんが心配しちゃう

ちょっと気を許した時だった

ぞわって体中に鳥肌が立つ、そして気持ち悪くなって立っていられなくなった

「楓ちゃん!」

○○君が私を抱えてくれた

「ここ、出よう……」

吐いちゃいそうなのを我慢して、○○君の肩を借りて扉まで歩く

もう少し、もう少しでお外に出られる

ようやく扉に手が届いて、扉を開け……られなかった

接着剤で止められたみたいにびくともしない

「なんだよこれ! くそっ、開けよ!!」

○○君が開けようと必死になってるけど、これは力じゃ無理な奴だ

私たちが扉を開けようとしてるなか、後ろのほうから「何か」の気配がした

どす黒くて、とっても怖くて、私たちを憎んでいる。そう思わせる「何か」

それがどんどんと大きくなって、それが私たちに近づいてくる

「ごめんね」

私は○○君を突き飛ばした

私は「何か」と一緒に扉に叩きつけられた

……とっても痛い、お母さんに叩かれた時よりもずっと

すごい重いものに乗っかられてるような感じがして、体がぺちゃんこになっちゃいそう

○○君は大丈夫かな? ものすごく痛いはずなのに、なんでこんなに余裕があるんだろ

視線を移すと、○○君は座り込んで体がぷるぷるって震えてた

怖いもんね、仕方ないよ。私だっておんなじだもん

今日のお夕飯は何だろ? ハンバーグとかだと嬉しいな

お母さんの顔が浮かんできて、そんなことを思った

ずっと痛いのも嫌だから、いっそのこと……

私が諦めムードに入ろうとした時、○○君が立ち上がった

そして私の手を握ると、私を「何か」から守るように自分の体を盾にした

「いてえ……母さんにぶたれるより痛いね」

顔に汗を浮かべながらも笑顔を作る○○君

あはは、私と同じこと思い浮かべてる。はぁ……そろそろ帰らないとお互い叱られちゃうね?

「○○君、跳ね返さなくていいから、これをずらしたいの」

首を動かして、右側とジェスチャーする

「わかった、じゃあいくよ。いっせーのー……せっ!」

○○君の合図で体に力を入れながら「何か」をずらす

するりと体に感触を残していきながら、「何か」が通り過ぎて、それから壁へすごい音と一緒にぶつかるのがわかった

「いくよ、手ぇ掴んで」

私は頷いて、○○君の手を掴んだ

扉は……さっきの衝撃で簡単に開けることができた

私たちは校門まで走った、後ろを決して振り向かないで

苦しい、心臓がばくばくして死んじゃいそう

「はぁ……ふぅ、楓ちゃん大丈夫?」

○○君はもう平気みたい。男の子って凄いな

私はまだ呼吸が酷くて、手を挙げて待ってってした

「うん、平気になったら言って」

よいしょっと○○君が地べたに座って、お行儀悪いけど私もそれも真似することにした

すぅ、はぁ……すぅ、はぁ

うん、もうそろそろ平気かな

「さっきはありがとう」

私は○○君と向かい合ってお礼を言う

「ううん、俺のほうこそありがとう」

手をぶんふんと振りながら、○○君もお礼を返す

「さっきの何だったのかな?」

「私もよくわかんない」

それからお互い無言になって、○○君が口を開いた

「とにかく楓ちゃんに怪我がなくて良かったよ」

うん……もとはと言えば私が助けに行ったような気がするけど

んー、あ……そうだ

「いたた、足が痛い」

わざとらしく足を抑えてかがむ

「だ、大丈夫? 肩貸すよ」

私はこの時、男の子の扱いがわかったような気がしました

ほんとは全然痛くないので、手を引っ張ってもらうことにした

太陽が少しずつ落ちていく坂道を二人で歩く

「ねぇ、何で私に話しかけてきたの?」

「え? それ言わないと駄目?」

私が言った途端、急に顔を赤くした○○君。うん、これは夕日のせいじゃない

「あー……ええとさ、目が綺麗だなって思ったんだ」

「私の目が?」

「そ、ながーい前髪から見えた時、綺麗だってね」

面と向かって、恥ずかしがることもなく、○○君は私にそう伝えた

そんなにストレートなの、ずるい……

けど、そっか

お母さんにも褒められた目を、同じように褒めてくれる人がいるんだ……

ほんのちょっぴり……ううん、結構嬉しいかも

「顔が赤いけど、どうしたの?」

○○君が私の顔を覗き込んで、そう言った

「夕日のせいだと思うよ、それに近いから」

ふいっと顔を背けて、私の顔を見られないようにした

もう少しだけ、前髪切ってみようかな

そんな事を思いながら、私たちは歩く



おしまい

読んでくれた方に感謝を
楓さんの小さい時ってどんな感じだったんだろ?
私的には目を気にして前髪が長かったんじゃないかなーと

誰か書いてくださいお願いします!

21時頃に安価をもらいたいと思います

再開します
それでは>>150の楓さんどうぞ

モバマス交流会お疲れ様でした

パイロットスーツ

すみません、窮屈な安価スレではありますがお付き合い頂ければ幸いです

パイロットスーツな楓さんですね
ちょっと書いてみます

「楓さん、どうしたんですか?」

ぴっちりと体を包むスーツみたいなもの、胸には05とナンバリングしてある

そして、赤いフレームの眼鏡……?

「ワンコ君、君良い匂いするね」

志希……じゃなくて、ああ! わかった

「エヴァだ、エヴァのパイロットスーツですね」

ハスハスと志希ばりに匂いを嗅ぐ楓さんが頷いた

「楓さん、どうしたんですか?」

なんて表現したらいいんだろうか

酸素ボンベみたいなものに、あまりぴったりしていない制服みたいな恰好

それになにより、このむせる感じ……

「冗談はなしだ、私ははクソまじめな女だ」

いやいや、貴女は冗談大好きでしょ?

「ボトムズですね、わかりましたよ」

確かにこの人なら、異能生存体でもおかしくないかもしれない

「……ああっ! 小っちゃいアーマードトルーパーで遊ばないでください」

「楓さん、どうしたんですか?」

肩や手の甲に待ち針みたいな感じのがついて、エヴァみたいなぴっちりしたスーツ

何だろう、このガイナ立ちが偉く似合いそうなガンダムに乗ってそうな感じ……

「私の右手がとどろき叫ぶ! おちょ……勝利を掴めととどろき叫ぶぅ」

あーはいはい! ゴッドフィンガーってね

「いくぞ、ド○ン!」

「はい、師匠!」

うん、どっちかって言うとレイン枠じゃないのかな

「楓さん、どうしたんですか?」

レオタードに白いTシャツを羽織ってる

それにハチマキみたいなものを巻いているけど

「お姉さま。アレを使うわ!」

「ええ! よくってよ」

お姉さま……って、翠じゃねーか!

お前何でこんな格好してんだよ

「あの、楓さん? そろそろ着替えてきてもよろしいですか?」

行っておいで翠、俺が後で楓さんに言っておくからさ

「どうしたんですか、楓さん?」

何だかアンニュイな表情をして、立ち尽くしている楓さん

頭の両脇になんかついていて、意外と露出が高いなこの恰好

「君は知るだろう……」

……はいはい、知ってます知ってます

「一樹……」

俺の名前違いますからね? と言うかカノン……いや、遠見ポジションな気がする

スーツ姿で楓さんが正座している

「か、楓さん?」

「ネタが切れちゃいました……」

なにこのデジャブ、あれー? 

「今回はパイロットスーツ……ですよね?」

こくりと楓さんが頷く

「そうですね、では最後に良いですか?」

「ビッグ・オー、ショータイム♪」

その掛け声が聞こえると、地震と思えるほどの揺れが起こり

事務所の天井がぱかりと割れた

これは交渉してる暇があるのだろうか?

というか、そっちがその気がないような気がする

「ビッグ・オー、アクション♪」

ああ、これはサドンインパクトな流れなのかな?

何だか凄い衝撃と共に、俺は一つだけ思うことがあった

……のあさんがドロシー役はちょっと厳し……あれ、意外といける?



おしまい

読んでくれた方に感謝を
ネタが切れました、ごめんなさい
短いですが、今日はおしまいです

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