【武蘭】蘭子「わがともー!とお泊まり!」武内「駄目です。」(19)

前回の武蘭

蘭子「わがともー!わがともー!」武内「はい。」 蘭子「わがともー!わがともー!」武内p「はい。」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1502021760/l30)

【武蘭】蘭子「わがともー!頭に犬耳が!」武内「はい?」 【武蘭】蘭子「わがともー!頭に犬耳が!」武内p「はい?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1505478982/l30)

・投下は不定期

・蘭子語分からないけどがんばります!

・ 一応前回の話と繋がっている感じ

あれはある夜のこと…

蘭子「ただいま帰還したわ!(ただいまでーす!)」

シーン…

蘭子「そうであった…我が友たちは自信の力を高めるため彼方の国に出向いたのだったな(そう言えば…小梅ちゃんは海外で撮影…輝子ちゃんは北海道での番組で…)」

シーン…

蘭子「よく考えれば我は一時としてこの砦で独りになることは断じてなかった…(考えれば私…この寮で一人になったこと無かったかも…)」

シーン…

蘭子「…」ゾォ…

蘭子「よ、よし!我の魔力を高めるため水晶でこの世を見るとするか…(ちょっと怖いのまぎらわす為にテレビでも見よかなぁ)」ポスッ

カチッ

『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!やめろやめろ!くるなぁぁぁぁ!』

『あァ…ああァ…』ギギギギ

蘭子「ふがああああああああああああああ!!」

ブツン!

蘭子「はぁ…はぁ…な、何故によりによって我の恐怖を煽るものなのだ…(な、なんでよりによってホラーなものなのかなぁ…)」

蘭子「む…そう言えば…」チラッ

蘭子「4月4日…今宵は我の恐怖を煽るものばかりが写す時…(今日はホラー特集でいろんな番組がホラー系のやつばかり…)」

蘭子「小梅にとっては美味なこと…だが…」

蘭子(他はサッカーとかスポーツ…あとはニュースかぁ…)

シーン…

蘭子「…」

シーン…

カチカチ…

ブーン…

ギシッ!

蘭子「ふにゃ!?」ビクッ

蘭子「こ、こわいよぉプロデューサー…たすけてぇ…」プルプル

ガタガタ!

蘭子「ひぃ!?」ビクッ

蘭子(プロデューサー!プロデューサー!…うぅ…)

ゴォオオオオオオ!

ガタガタ!

蘭子(そ、そういえば…台風が近づいてるから気を付けましょうってプロデューサーが言ってた…)

ガタン!ガタン!

蘭子「ひぃ!?」ビクッ

蘭子(うぅ…プロデューサー…プロデューサー…)

蘭子「あ。」ピタッ

蘭子「じゃっとうプロデューサーならおどんを助けてくれる!」

プルルル

蘭子(つ、つながって~!)

プルル…

ブツッ

『現在回線が混雑しておりますので時間をあけてから…』

蘭子「うぐッ…」

ガタン!

蘭子「ひぃ…!」ビクッ

蘭子「しゅ、手段は選んではおれん!」グッ

ガタン!

蘭子「ふにゃ!?」ビクッ

※ ※ ※

ゴォオオオオオオ!

ガタン!ガタン!

武内「強風に大雨…今回の台風はすごいですね…」

武内「電波も混雑してて会社に連絡も出来ませんし」

武内(食料は台風がくる事前に買い溜めをしておいてなんとかもちますが…)

武内「……」

ゴォオオオオオオ!

カチカチ…

武内「……ひまですね…」

武内(仕事の書類も全部会社に忘れて……)

武内(よく考えればこの頃仕事、仕事で休みがなかった…)

武内(休みって何をすればよいのでしょうか…)

武内「……」ボー

武内「……」ボー

武内「はっ!」

武内「じっとしていてもダメですね…外にでも」

ゴォオオオオオオ!

武内「……」

武内「か、家事でも……」

ガラーン

武内「全然物がないから散らかってない…」

武内「食器も家で食べることが無くなったからありませんし」

武内「洗濯物も……」

ザアアアアア!

武内「こんな雨じゃ乾かせない……」ガクッ

武内「……」

ゴォオオオオオオ!

カチカチ…

ガタン!ガタン!

ザアアアアア!

武内(……暇だ。)

プルルル!

武内「電話!?」ガバッ

武内(会社からか…?)カチャ

武内「もしもし」

『あ。やっと繋がったにゃー!』

武内「前川さん?」

みく『そうだにゃ!Pちゃん今やばいけど大丈夫かにゃ?』

武内「はい。家にいるので大丈夫ですよ…前川さんも外にはでないで今日は寮で待機していてくださいね」

みく『そうそう!Pちゃんヤバイことが起きたにゃ!』

武内「なんですか!?」

みく『蘭子ちゃんが外に出ちゃったにゃ!』

武内「神崎さんが!?なぜ!」

みく『わ、わからないにゃ…でも、凄く怖がっていた様子だったにゃ…?』

武内「怖がっている…?」

武内(いったい、どうしたのでしょうか…外にどうしても出なくてはいけないこと…)

武内「前川さんはとりあえず寮に居てください。ワタシがなんとか探してみます」スクッ

みく『で、でも…』

武内「信じてください。かならず見つけてみせます」

みく『Pちゃん……うん!わかったにゃ…まかせるにゃ!』

武内「ありがとうございます。」

みく『あ。でも、Pちゃん?無理だけはしないでね?Pちゃんに何かあったら…みく…』

武内「はい…絶対に」

ブツン

武内(さて、こんな暴風、雨では神崎さんを探すのはかなり億劫ですね…)

武内「とりあえず探しに行きましょう!」スタスタ

ガチャ

蘭子「わがぁ…ともぉ…」ポタポタ

武内「…」

カチャ

プルルル…

カチャ

みく『もしもしにゃ!Pちゃんどうしたにゃ?』

武内「神崎さんを発見しました」

みく『へ…?』

武内「私の目の前にいます」

みく『へ、あぁ…え…?』

みく『……』

みく『はやッ!!』

……

みく『と、とりあえずよかったにゃー…?』

武内「……」

みく『……』

蘭子「あ、あのぉ…」ポタポタ

武内「お説教はあとからにします。まずは…着替えを…ありますか?」

蘭子「す、すまぬ…我はこの一着しか有しておらぬ…」ポタポタ

みく『……じゃあ、きるにゃよ?』

武内「はい。お疲れ様です。」チラッ

蘭子「うっ…みくさん…」ビクッ

みく『なににゃ?』

蘭子「心配をかけて…ごめんね…」

みく『……』

蘭子「あぅ…」シュン

みく『はぁ…まぁ、みくも前にも同じようなことしちゃったし許すにゃ』

蘭子「みくさん…!」パアァ

みく『うんうん…じゃあ』

蘭子「うむ!ご苦労出会った!」

ブツッ

武内「話は終わりましたか?これをどうぞ」

蘭子「む、布地か。かたじけない…」ゴシゴシ

武内「シャワーも浴びてきたらどうでしょうか?」

蘭子「えぇ!?そんな…」

武内「それと、服も着替えないといけませんしね」

蘭子「あ……うむ…本当にかたじけないな」

武内「プロデューサーですから」

蘭子「うむ!ご苦労出会った!」×

蘭子「うむ!ご苦労であった!」◯

すいません…

武内「シャワーはどれくらいの温度が良いですか?」

蘭子「我を熱するものでなければ何でも良いぞ(極端に熱くなければ何度でもいいですよ)」

武内「ふむ…」

武内「これくらいですか?」

蘭子「ん?どれどれ…」

45度のシャワー

蘭子「あつちゃッ!?」フラッ

武内「うおっ…」ガシッ

武内「すいません…」

蘭子「ひぅぅ…ごめんなさい…35度くらいでお願いします…」ウゥ…

武内「りょ、了解しました」キュキュ

武内「これで、良いでしょうか?」

蘭子「そぉ……と…うむ!この泉は我にとっての楽園!(はい!ちゃんと触れる温度です!)」

武内「大丈夫なようですね…では、ごゆっくり…」

ガラガラ

武内「ふぅ…さて、着替えはどうしましょうか」

武内(神崎さんは熱いのが苦手と…)メモメモ

武内「外には買いに行けませんし…クローゼットのなかは」スタスタ

ガサゴソ…

武内「先輩の駄目ですし。うむ…」ガソゴソ

武内「あ。学生の時のジャージ…しかし…まぁ、これしかありませんし…」

武内「神崎さんの服は洗濯機の中に入れなければ…暖房をつけたら明日には乾くでしょう。」スタスタ

武内「神崎さん。」トントン

蘭子『ひゃあ!な、なんだわがともか…』ビクッ

武内「服は洗濯機の上に置いときますね。では…」

蘭子『う、うむ…!』

蘭子(し、仕事が早い…さすがプロデューサー…かっこいい!)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom