海未「ふむ…」

穂乃果「どうしたの？悩み事？」

海未「はい…そのせいで少々寝不足気味です…」

穂乃果「海未ちゃんが寝不足なんて大変だよ、何があったの？」

海未「ことりと私が結婚した時にどちらの姓を取るかなのですが…」

穂乃果「あ～出たよ」

海未「私は是非とも南を名乗りたいのですが『南海未』だと『み』が3つもあるじゃないですか」

穂乃果「そうだね」

海未「そうすると私のあだ名が『みみみ』になってしまう気がして」

穂乃果「ならないと思うなぁ」

海未「とても悩ましいです…」

穂乃果「じゃあ『園田』のほうにすれば？」

海未「そんなことをしたら『園田ことり』になってしまうじゃありませんか」

穂乃果「いいじゃん」

海未「そうすると『園田ことり』と『そのタコ取って』があまりにも酷似していて日常生活に支障が出ます」

穂乃果「海未ちゃん頭おかしいよ」

ことり「海未ちゃんおはよ～♡」

海未「おはようございます、ことり」ｻﾜｻﾜ

ことり「昨日のテレビの動物特集見た？」

海未「ええ、ことりが好きそうだと思いながら見ていましたよ」ﾓﾆｭﾓﾆｭ

ことり「そうなの～！わんちゃんがすっごく可愛くて～…」

海未「ええ、ことりには及びませんが」ﾁｭｯﾁｭ

ことり「海未ちゃんが一番かわいいよ～」

海未「いえいえそんなことは。言いすぎですよ…あっ、押し倒しますね」ｶﾞﾊﾞｯ

ことり「海未ちゃんは照れ屋さんですね～♡」



穂乃果「どうして誰も気にしないんだろ…」

穂乃果「海だ～～～～～～～～～！」

海未「海未は私ですが」

穂乃果「もういいよそれ！１００万回聞いたよ！」

ことり「穂乃果ちゃん、お約束も大事なの」

海未「そうですよ、せっかく来たのですから言っておかないともったいないです」

穂乃果「まぁ確かにそれはあるかもだけど…」

ことり「それよりも、はやく海に入ろ？」

海未「私の中にことりが入ってくると考えるとヤバイですね」

穂乃果「あぁ～もうわかったはやく泳ごう」

海未「あ、少し待ってください」

ことり「海未ちゃん、その機械は？」

海未「ノンケチャラ男レーダーです。先んじて撲滅しておかなければ」

ことり「ありがとう海未ちゃん！大好きっ♡」

海未「んほぉっ！今の私ならチャラ男だけでなく全てのノンケを滅ぼせる気がします！それでは撲滅してきます！」ｽﾞﾄﾞﾝ

穂乃果「ガハッ」

穂乃果「秋は読書の秋！いっぱい漫画読も～っと」

ことり「ことりも～」

穂乃果「ことりちゃんはどんなの読むの？」

ことり「海未ちゃん似の女の子が出てくるスケベ漫画」

穂乃果「もうずっと産卵してろよ」

ことり「う～～ん、これはイマイチ…」

穂乃果「まぁいいや…穂乃果は自分の漫画に集中しよ」

ことり「や～～～～～～んこれすっごくいい！見て穂乃果ちゃん！これ！」

穂乃果「いやっ、ちょっと！穂乃果はそういうの見ないから！ねえ！」

ことり「ほらほらほらほら」

穂乃果「ほんとやｍ…ってこれ海未ちゃん似とかじゃなくて海未ちゃんのエロ同人じゃん！」

ことり「あ、これ描いたのことりだった」

穂乃果「何やってんのほんとに」

穂乃果「今日はクリスマスかぁ…海未ちゃんとことりちゃんはどうせ忙しいし」

海未「お邪魔します」

穂乃果「う、海未ちゃん！うわっ、えっ、なんで！？」

ことり「クリスマスはずーーーっと３人一緒に過ごしてたから、今年もって海未ちゃんが」

穂乃果「そ、そうなんだ…でも…」

海未「穂乃果、私たちは考え方は違くてもいつまでも共に歩む親友ですよ」

ことり「だからそんなに遠慮しないで」

穂乃果「海未ちゃん…ことりちゃん…」






穂乃果「そういうのいいから服着ようか」