憲兵「第5位『矢矧の自慰の時の声が大きい』」

大本営「あぁー……」

憲兵「何納得してるんスか」

大本営「でも、なんだか納得できるから……」

憲兵「あの矢矧ちゃんですよ！？」

憲兵「凛とした姿が格好いい、あの真面目な矢矧ちゃんですよ！？」

憲兵「勇敢に戦い、人を愛し、姉を締める、誠実で可憐な矢矧ちゃんですよ！？」

憲兵「そんな矢矧ちゃんが！ 夜な夜な俺の体を慰め、あまつさえ大声でアヘるって言うんですか！？」

大本営「イヤだった？」

憲兵「最高じゃないですか！！！！！！！！」

大本営「だよなー！？」

大本営「ただ、真面目な彼女のイメージを壊すわけにはいかないので……」

大本営「『矢矧は毎晩声を押し殺して自慰する』という噂を流して相殺するように」

憲兵「ハッ！！」

憲兵「第4位『矢矧は実は自縛プレイが大好き』」

憲兵「だからァ！！」

大本営「キレるなってｗ」

憲兵「正義を尊び悪を滅する矢矧ちゃんが！」

憲兵「深海棲艦の憎き敵にして海軍のアイドルである矢矧ちゃんが！！」

憲兵「己の体に荒縄をきつく這わせ、その美しい肉体に食い込む荒縄の締め付けに心を震わせる、そんな変態だって言うんですか！？」

大本営「今度ばかりは……イヤだった？」

憲兵「今すぐトイレに駆け込みたい気分です！！！！！！！！」

大本営「大本営もだっつーのコノヤロー」

大本営「とはいえ、ストレートに『自縛プレイするな』なんて言えないので……」

大本営「『あまり縛り付けないように』くらいにお茶を濁しとくか」

憲兵「ハッ！！」

――
――――



酒匂「矢矧ちゃん、どうしたの？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

矢矧「えっ！？ な、何が！？」ﾄﾞｷｯ///

酒匂「なんだか周りを警戒してるみたいだから……」

酒匂「今からお酒をこっそり飲もうとするポーラさんみたい」

矢矧「きっと酒匂の勘違いよ」

矢矧「また阿賀野姉ぇがつまみ食いしてるんじゃないかと、心配してるだけだから」

酒匂「ぴゃあ～！ 矢矧ちゃんは大変だなぁ～」

矢矧「ごちそうさま」

矢矧「それじゃ、午後の出撃で」

酒匂「うん、またね～！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

矢矧「……」ﾂｶﾂｶ

矢矧「……」ﾋﾟﾀﾘ

矢矧「あ、危なかった……♡」ﾊｧﾊｧ///

矢矧「んっ♡ ぁ♡」ｷﾞﾁｷﾞﾁ...

矢矧「こんな私を知られたら……私……♡」ﾊｧﾊｧ///

矢矧「でも……困ったわ……」

矢矧「もっともっと……刺激が、欲しい……！」ﾊｧﾊｧ///

矢矧「……」

矢矧「今日の出撃……もし、この姿で出たら……」

矢矧「～～～～っ♡」ｷｭｩｩﾝ////

矢矧「はっ♡ はあっ♡ んっ♡」ｿﾞｸｿﾞｸ///



――――
――

憲兵「第3位『阿賀野は提督との激しい夜戦をしてダイエットをする』」

大本営「なんでだよぅ！！」ﾀﾞﾝｯ!!

憲兵「うぉ！？」ﾋﾞｸｯ

大本営「阿賀野ちゃん……あぁ、阿賀野ちゃん……！」ｸﾞｽｸﾞｽ

大本営「そんなにお腹周りが気になっていたのなら……！」ｴｸﾞｴｸﾞ

大本営「どうして大本営に相談してくれなかったのさあああああ！！」ﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞ

憲兵「大本営！ 落ち着いて！ 噂だって言ってるじゃないですか！」

大本営「そんな……ｸﾞｽｯ……リアルな噂を流したやつ……ﾋｯｸﾞ……大本営、許さない……！」ｼｸｼｸ

憲兵「えぇー……これ、リアルかなぁ？」

大本営「馬鹿者！！ 貴様は阿賀野ちゃんの何を見てきたのだ！？」

大本営「飴ちゃん1つで知らない人に着いて行っちゃうのが阿賀野ちゃんクオリティではないか！！」

憲兵「ぐっ！ た、確かに！」

憲兵「先月それで実際にハイエースされかけたと、救出した憲兵から連絡がありました！」

大本営「……『阿賀野の悩みは全て大本営に伝えるように』とか……ダメ？」

憲兵「ダメに決まってますけど！？」

憲兵「第2位『能代は実は母乳が出る』」

大本営「出る（断言）」

憲兵「そこまで言いますか」

大本営「大本営、ずっと前から能代ちゃんは、阿賀野ちゃんを母乳で育てていると予想してたのよね」

憲兵「聞かなかったことにします」

大本営「だから能代ちゃんの母乳は、あがのしの希望といえよう！」

憲兵「聞かなかったことにさせてくれませんかねぇ！？」

大本営「でもさ？ もし阿賀野型で母乳が出るとしたら、能代ちゃん以外は色々アウトだと思わない？」

憲兵「……」

憲兵「確かに！！」

大本営「つまり、能代ちゃんは母乳が出る！」

憲兵「やったー！」

大本営「まぁ、こういう問題は内々で解決してるだろうし、あまり外部がどうこう言うことではないかな」

憲兵「では、この噂はスルーする、ということで」

大本営「それでお願い」

――
――――



酒匂「能代ちゃん、どうしたの？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

能代「えっ！？ な、何のこと！？」ﾄﾞｷｯ///

酒匂「なんだか周りを警戒してるみたいだから……」

酒匂「今からこっそりリバースしようとするポーラさんみたい」

能代「な、なんでもないわ、なんでも！」

能代「また阿賀野姉ぇのお腹周りの脂肪が増えてないか、心配してただけだから」

酒匂「ぴゅう～！ 能代ちゃんは大変だなぁ～」

能代「ごちそうさま」

能代「それじゃ、また夜戦でね」

酒匂「うん、またね～！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

能代「だ、誰もいないわよね……？」ｷｮﾛｷｮﾛ

能代「……ドックの鍵を閉めて……」ｶﾞﾁｬﾝｯ

能代「やだ……もうこんなに張ってきちゃった……」ｶﾞｻｺﾞｿ

能代「んんっ……ふっ……♡」ｷﾞｭｰ

ぴゅっ♡ ぴゅぴゅっ♡

能代「ゃ……どんどん搾らなきゃ……」ｷﾞｭｰ

ぴゅるっ♡ ぴゅーっ♡

能代「は♡ んぁ♡ はぁ♡」ｷﾞｭｰｷﾞｭｰ

びゅーっ♡ ぷしっ♡

能代「こんなおっぱい……皆に見られたら……」

能代「あ……ゃだ、気持ちよく……なっちゃ、ダ……♡」

能代「～～～～っ！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ♡ ﾋﾞｸﾝｯ♡

びゅるるっ♡ びゅぐっ♡ ぷしゃあああっ♡

能代「は♡ はひぃぃ……♡」ﾄﾛﾝ///



――――
――

憲兵「第1位『阿賀野は太ってるんじゃなくて実は提督の子供を身ごもっているらしい』」

大本営「あのクズ提督めよくも純粋な阿賀野ちゃんを騙し誑かし侍らしやがって！！」ｶﾞﾀｯ

憲兵「自分も同意見ですがこれあくまで噂ですので！？」

大本営「本当に阿賀野ちゃんは、ちゃんと見ていないと不安だ……」

大本営「そろそろ艦娘専用に、妊娠検査の制度を作るべきではないか？」

憲兵「それよりも、阿賀野ちゃんに一般常識を教えた方が手っ取り早いのでは……？」

大本営「馬鹿者！！！！！！！！」

大本営「だらしなく姉ぇ阿賀野ちゃんなどもはや阿賀野ちゃんじゃ姉ぇだろ！！！！！！！！」

憲兵「し、失礼しました！！」

大本営「すぐに専門家を呼び、艦娘の希望に応じて妊娠検査を行えるよう、準備をしろ」

憲兵「ハッ！！ 了解しました！！」

憲兵「……」

憲兵「ところで艦娘って妊娠するんですか？」

大本営「わかんない」

大本営「これで、全ての噂を払拭できるだろう」

憲兵「まったく……我々が必死で頑張っているというのに、民間人たちの心無き噂ときたら……！」ｷﾞﾘｯ

大本営「艦娘たちはまだ登場したばかりだ、仕方がない」

大本営「しかし、これからも手を取り合い、協力し、共存していく……」

大本営「その下地を、我々が作っていくのだ」

憲兵「自分、これからも頑張っていきます！」

大本営「よろしく頼んだぞ」



大本営憲兵「「俺たちの戦いは、これからだ……！！」」



続く？

以上です、ありがとうございました