ようりこ「七夕」 (4)

短いですが最後までよろしくお願いします

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星……綺麗ね

彼女は目をキラキラさせながら星にうっとりしていた

「そうだね!」

私は星があまりにも綺麗でテンションが上がっていた

「曜ちゃん今日は何の日か知ってる?」

なんかいつもの梨子ちゃんと違う感じがした
そう思いながらも…

「うん、知ってるよ 七夕 でしょ」
「正解」
「えっあっうんやったー!」

私はあどけなく喜んだ
やっぱり何かおかしい…ここは思い切って聞いてみよう

「あの…りk…「曜ちゃんは七夕に何をお願いするの?」

話を遮られた

「えっ私?うーん………梨子ちゃんは?」
「私はねこの先ずっとこの9人(Aqours)でいたいと思うの…何があってもこの9人…」

そう言っている彼女の目には少し涙が溢れていた

「梨子ちゃんはこの先が不安なの?」
「本音言うとそうかも知れない…なんかAqoursがなくなっちゃうと私何も無い気がして……」
「大丈夫だよ」

私は彼女に優しい声をかけた

「そんなの言っちゃダメだよ~!」
「Aqoursはなくならない…だってこんなに仲良くてみんなこの夜空みたいにキラキラしているから!」
「曜ちゃん…」
「梨子ちゃん今日は七夕なんだし短冊に願い事書こうか」
「そうね……」

まだ梨子ちゃんは不安気な表情をしている

「梨子ちゃん出来たよ!」
「うん、私も」
「じゃそこの木に結びつけようか」
「えっいいの?」
「大丈夫!今日1日だけだよ」

私達は願い事を書いた短冊を近くの木に結びつけた

「曜ちゃんは結局何をお願いしたの?」
「ひーみーつ!」
「えー教えてよー」

いつしか彼女の不安な顔はなくなっていた




「これからもずっとずーーと!何があってもこの9人!Aqoursでいられますように…」
渡辺曜 桜内梨子




おわり
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