俺「宇宙船に潜入成功。>>3を実行する」 (45)

偉い人「幸運を祈る」

俺「ぬいぐるみは……廊下でいいな。ここに置いて」

俺「俺が隠れるのはこの武器庫らしき所でいいか」

俺「ぬいぐるみが動く音が聞こえたり、配置場所が変われば宇宙においても心霊現象が発生することが立証される」

10分後
何が起きた?

>>8

ぬいぐるみが喋るようになった

我々はぬいぐるみだ
お前たちは同化される
抵抗は無意味だ

俺「なにも起きないか……ぬいぐるみの場所も変わってないな」

俺「名残惜しいが帰還するか。宇宙人に出くわしたくないしな……」

ぬいぐるみ「>>11

ぬいぐるみ「我々はぬいぐるみだ
お前たちは同化される
抵抗は無意味だ」

俺「な、なんだ!?どこから声が……!」

ぬいぐるみ「大人しく投降しろ。そうすれば痛みを伴うことはない」

俺「館内放送かっ……いや、それほどの音量ではない。地球との通信も今は切れている。周囲にはなにも居ない。残るは……」

ぬいぐるみ「ごちゃごちゃとうるさい奴だ。投降しろというのが聞こえないのか」

俺(心霊現象を確認……。待て、このぬいぐるみ今お前たちと言ったか?)

俺(サーモグラフィ起動……なっ……こいつは!?……今まで俺の後ろで透明化していたのかっ!!)


何が居た?>>18





CMで物置に乗ってたイナバ物置の社員

俺(車庫のような物に規則正しく大勢の人が並んでいる……!)

稲葉社長「おや、気付かれてしまいましたか」

俺「日本語だと!?」

稲葉社長「宇宙で日本人に会うとは思いませんよね。驚くのも無理はないです」

俺「何者だ……!なぜここにいる!」

稲葉社長「なぜって……この宇宙船の持ち主だからですよ」

俺「何を言っている……こんなもの人間に作れるわけが……」

ぬいぐるみ「ふむ……101人か。上出来だ……お前たちを同化する」パカッ

俺(なんだこれは……吸い込まれる。何かに捕まらないと体が浮きそうだっ)

社員「うわぁぁぁぁ!!!」

俺(人がぬいぐるみの腹に吸い込まれるだと!?……くっここまでの心霊現象は地球でも観測されたことはないのでは……)

稲葉社長「これ以上社員を失うわけには……!稲葉製鉄所の技術力をお見せしましょう」

なにが出てきた?
>>22

ガンダム

シュゥゥゥン

俺「こ、これは……まさか……稲葉製鉄所の技術力はここまでの物だったのか!!」

ガンダム「………」ドシィン

稲葉社長「少年の夢……それを稲葉製鉄所は忘れない」

ぬいぐるみ「ふむ……でかいな。こいつと同化するのは難しそうだ……お、なんだあれは」

俺「ビームサーベル……完成していたのか!」

社員「うぉぉぉ!!ガンダム!ガンダム!ガンダム!ガンダム!ガンダム!ガンダム!ガンダム!」

俺「こいつら……こいつらは……ただロマンを求めていただけなんだな……機能性に欠ける人型ロボットをわざわざ作るなんて金をドブに捨てるような物だ……兵器を詰め込んだ球体ロボットを作るほうがよっぽどいい。愛すべき馬鹿共だ……」

稲葉社長「……」ピキィッ

社員「いけぇ!!」

ぬいぐるみ「くっ……なんというでかさ。なんとか、かわせたが腕が消しとんだか……」

俺「いける……いけるぞ!ぬいぐるみは動けるようだが素早くない」

ぬいぐるみ「仕方ない。リスクはあるが真の姿となるか。お前たちの命運はここで尽きる」ゴゴゴゴ

真の姿とは?
>>26

>>25
の皮をかぶった化物、ターニャ・デグレチャフ

ターニャ「コードネームピクシー、作戦を開始する。二〇三航空魔導大隊出るぞ!」

ヴィーシャ「はい!」

俺(ぬいぐるみから兵士が出てきた!?)

稲葉社長「なんだこいつらはっ!船内は重力があるというのになぜ無重力のように飛びまわれる!」

ターニャ「前方の人型兵器を無力化する。後、再びこいつらを同化する。諸君、これはマンモスを狩る原始人の体験ツアーだ。おまけに報酬も出るというのだから前線は最高だな。神に感謝せずにはいられないっ!」

俺(あの幼女が隊長なのか……)

稲葉社長「なにをしているんですか。さっさとビームライフルで撃ち落としなさい」

ドォン  ドォン

ターニャ「術式弾かっ!散開!」

俺(統制の取れた動きだ。あれは相当訓練されているな……!)

ターニャ「第二、第三部隊は人型兵器の後方に周り膝裏を狙え。第四部隊は真上から援護。第一部隊は私と共に囮だ。とにかく装甲の薄い関節を狙え」

稲葉社長「ちょこまかと……。ビームライフルでは駄目だ。飛行してビームサーベルで叩き落とせ!」

ターニャ「飛べるのかあれは……。あの術式弾を固定化したような剣はまずい。防護壁でも防げるかどうか」

俺「くっ……あいつらビームみたいなのポンポン撃ちすぎだろう……隠れる場所は……」

社員「巻き込まれる……逃げろぉ!」

ターニャ「ヴァイス中尉、奴らを逃がすな!」

ヴァイス「了解!」







社員「うわぁ!」

ヴァイス「ここから先へは命令によりお通しできません。動けば私はあなたたちを射殺せねばならない」

社員「くっ……」

グランツ「おっしゃぁ!膝裏いただきぃ!」

ターニャ「よし、いいぞ。いくらでかい盾を持っていても背後は守れまい」

稲葉社長「私のガンダムが……!ガンダムは最強なはず!!……そんなものか!そんなものなのか!?ハエどもを叩き落とせぇ!!」

ガンダム「……!!!」ブゥンッ

グランツ「ぐぁぁあ!」

俺「兵士がビームサーベルに飲まれた……あれは……」

社員「ガンダムゥ!!!」

ターニャ「くっ……第二部隊!無事か!?」

グランツ「………くっ……死傷者3名。跡形もなく消し飛びました……。防護壁の間に合った者はなんとか生きてます」

ターニャ「そうか……………。ヴィーシャ中尉。少しの間、囮を任せる」

ヴィーシャ「了解!」

ターニャ「我、神に祈らん、主よ、祖国を守りたまえ!」ブゥゥゥン

稲葉社長「なんだあの光は……なにかくるぞ。避けろぉ!!」

ターニャ「終わりだ」

ズドォォォォォォォォォォン

稲葉社長「私のガンダムがぁ!!稲葉製鉄所の財産が……あぁぁあああ!!」

俺(あのライフル……普通の銃にしか見えないが、ガンダムの左半身を吹き飛ばすとは……魔法なのか……?あれは)

ガンダム「……まだ……やれます!!」

ターニャ「しぶとい奴だ。早く帰って自分でブレンドした最高のコーヒーを味わいたいんだがな」

俺(このままでは死者が増える一方だ……戦闘は許可されていないが民間人を守るという大義名分があれば許されるだろう)

俺(>>33を使い事態を収束させる)

使い魔

俺(今回のミッションは十数メートルのロボットと、ビーム兵器を保有し鳥のように飛び回る兵士20名ほどを鎮圧することだ。頼むぞ)

俺「出でよ……我が使い魔!」


何が出た?
>>35

ゴジラ


人少ないね 俺ばっかとってすまん あれだったらスルーしてもいいよ

ゴジラ「ギャオオオオォォォォ!」

ターニャ「こ、これは……ゴジラか?」

ヴィーシャ「うぇぇ!?なんですかこの山みたいなの!!」

稲葉社長「ゴジラ……?実在していたのか。いや、それよりどうやってここに!?」

俺(ギリギリ船内に入りきったな……まずは兵士達をなんとかする。背中ビームだ)

ターニャ「一体どういうからくりなのか知らんがこいつは厄介だな。だが、的がでかければ弾が外れることはない……撃て!蜂の巣にしてやれ!」

ガンダム「ど、どうすれば……」

稲葉社長「こんなのに暴れられては宇宙船が沈む。敵の敵は味方というやつだ」

ガンダム「了解です」












ターニャ:人と同化すれば魔力保有量が底上げされる
今回俺の真の任務はターニャ達を宇宙船へ運び、法の適用されない宇宙で稲葉製鉄所の社員を同化させること

それを察知した別の誰かが俺をこの任務へねじ込んだ

やべ設定が……

ヴィーシャ「これ効いてるんですか!?」

ターニャ「ゴジラといえどいずれ出血多量で死ぬ……はずだ」

俺(20本の変幻自在なビームをお見舞いしてやれ)

ゴジラ「ギャオオオオォォォォ」

ターニャ「なんだこの数は……!」

「うわぁぁぁ!」

「かわしきれませ……」

ターニャ「くっ……防護壁では耐えられないか。全て避け続けろ!!」

稲葉社長「このままでは宇宙船が修復不可能になる。顔を狙え!」

ガンダム「イキマース!」

俺「待て!ゴジラは味方だ!!」

稲葉社長「そんなわけないでしょう!」

俺(先に説明しとくべきだった……顔はゴジラの銃口だぞ?……ビームで追い払え!)

ゴジラ「ギャオオオオォォォォ」

稲葉社長「あぁぁ!ガンダムの足がぁ!」

俺(致命傷を避けたか……)

ガンダム「くっ……ここで終わるわけにはいかない!!!」グサッ

ゴジラ「ギャォォ」

ガンダム「このまま首を落としてやる!!」グリグリ

俺「待て!!そのゴジラは俺の制御下にある!その証拠を見せる!ゴジラ、パラパラをしろ!!」

ゴジラ「ギャオオオオォォォォ」パラパラ

稲葉社長「嘘だ……」

ターニャ「あれは確かにパラパラ……ということはあの男を殺ればいいのか。奴はあほなのか」ジャキッ

俺「ゴジラは今から宇宙船に穴を開け、この場を真空とする!既に命令済みだ。戦闘を中止するなら俺が止めることもできるがな」

ターニャ「なに……?」

稲葉社長「……戻ってきなさい。ガンダム」

俺「それでいい。そこの幼女はどうする。戦死がお望みなら構わないが」

ターニャ「……従おう」












俺「おまえたちは何者だ」

ターニャ「君と同じ組織の過激派が保有する部隊で今回の任務の実行部隊だよ捨てゴマくん」

俺「なにを……!」

ターニャ「穏健派の君達を欺くために仮の任務をわざわざ用意したんだ。宇宙の心霊現象などどうでもいいのだよ」

ターニャ「だが、穏健派の奴らが君のような人材を推薦したということは感付かれていたようだな。お疲れ様」

俺「そんな……こと信じられるか!」

ターニャ「我々は人類の裏切り者を同化し、来るべき戦いに備え魔力を向上させる予定立ったと言うに君のせいで台無しだ」

俺「ちょっと待ってくれ……頭が追い付かないんだが……人類の裏切り者?」

稲葉社長「それは私たちのことを言っているのか」

ターニャ「そーうだとも。稲葉製鉄所は飛躍的に技術力を向上させた……なぜか」

俺「まさか……!宇宙人が介入している!?」

稲葉社長「なにを馬鹿なことを。言いがかりだ!」

ターニャ「宇宙人は地球のへそから星のエネルギーを収集するつもりだ。私は防衛する立場ゆえに隠された地球のへその位置を知っている」

俺「は?」

ターニャ「知りたくはないかね?ガンダムの中の人」

ガンダム「わざわざ援軍を呼ぶ大義名分をくれるとは……地球人は甘いんだな」

俺「なん……だと!?」




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