とある男の脱糞の記録(8)

1.事件の概要

平成25年8月6日午前5時30分頃、M県I市の民家にて、
I県K市在住、会社員の俺氏(23歳)が脱糞したものである。

2.事件の背景

俺氏(23歳)が就職した会社は、休日が不定期に訪れる勤務形態であった。
そのこともあり、俺氏は他の企業の一般的な夏期休暇よりも早いこの時期に、夏期休暇を取得し実家に帰省していた。
家族は快く出迎えてくれ、休暇中の寝床として中学二年生の弟の部屋で寝起きするこことなった。

また、俺氏は数ヶ月前から慢性的な下痢の症状を訴えており、事件前日も下痢の症状を引き起こしていた。
なお、俺氏は度重なる下痢により切れ痔を患っていた模様。

3.事件の発端

平成25年8月7日午前5時25分頃、俺氏の実家、弟部屋において俺氏は強い尿意を催し目を覚ました。
前日深夜に寝付けたこともあり、二度寝を試みるも、膀胱を襲う強烈な尿意は耐え難いものであり、
1分間程思案した後、トイレへ向かうことを決意する。
この時、腹部がガスで張っていることに気づき、下痢特有の腹痛も伴っていなかったことから、放屁するに至った。

4.事件の発生

平成25年8月6日午前5時30分頃、俺氏は前項記載のとおり、放屁を試みた。
その際、肛門付近に熱い感触を得たことにより、今回の放屁が失敗だったことを察した。
俺氏はすぐさま肛門括約筋を収縮させ、脱糞の阻止を試みるも、時すでに遅く、相当量の糞便を排泄するに至った。

5.事件の状況

平成25年8月6日午前5時30分頃、俺氏は前項記載のとおり、脱糞した。
なお、この時俺氏はTシャツとパンツのみを着衣した姿で就寝していたため、液体性の糞便はパンツを浸透し、弟所有の毛布まで達した。
脱糞の事実を認めた俺氏は、毛布に染み込んだ糞便をタオルケットで覆い隠し、トイレに向かった。
俺氏は、トイレに到着し、パンツを脱いだところ、パンツ内側肛門接触部付近に、血液のような赤色と、アメーバ状の粘性を有する糞便を認めた。
また、この時トイレットペーパーにて俺氏の肛門を拭き取ったところ、パンツ内側に付着した物と同様の糞便が付着しているのを認めた。
なお、パンツと肛門、両方の糞便ともに臭気は弱く、猫用缶詰に酷似した臭気を発していた。

6.事件のその後

前項に記載した弟所有の毛布に付着した糞便であるが、濡れティッシュで拭いた後、毛布を裏返しにして現在も保留のままであるという。
また、糞便が付着した俺氏のパンツであるが、トイレットペーパーで拭き取ったところ殆ど糞便が除去できたため、そのまま洗濯機のなかに投入するに至った。。
なお、俺氏はその後、薬局にて「ストッパ下痢止めEX」と「新ビオフェルミンS錠」を購入し、昼食後と夕食後に服用した。
俺氏の下痢は、今現在止まっている。

7.事件の考察

俺氏の証言によると、俺氏のここ数年間の食生活は外食やコンビニ弁当中心であり、実家を出てから、体重が10kg以上増えたという。
また、休日には1日1食しか取らないこと、飲み会での暴飲暴食などにより消化器系統が弱っていることが推測できる。
他にも、7月あたりから就寝時に扇風機の風を直に当てて寝ていたため、朝起床時に体温低下によるとみられる下痢に度々見舞われていた。
ストレスを感じると下痢を発症する体質で、仕事を始めてからもストレスによる下痢にも悩まされていたとも証言もある。
またここ1年ほどにあっては、糞便が赤色を呈することも多く、今年に入ってからは、放屁の際にパンツに赤色の粘液が付着することが度々あったという。
こういった要因も重なり、今回の事件が引き起こされたことと推測される。


以上、今事件の顛末である。

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