るびい：サプライズの中身をずっと悩んじゃってるから…


ヨハネ：なんていうか、あんま驚かなさそうよね曜って


ちか：よしちゃんはすぐビックリしてそうだよね！


ヨハネ：よしちゃんって誰


梨子：確かに驚いてるとこってあんま見た事ないかも


るびい：急な事があってもすぐに対処してくれるし…

梨子：曜ちゃんがビックリしてくれるようなパーティがいいね


ヨハネ：曜が驚く事って何


ちか：善子ちゃんが引っ越すとか…


カナン：ガチで驚くやつ


ヨハネ：人を飛ばさないで


るびい：あの…

ちか：？




るびい：さっきお姉ちゃんに連絡あったんですけど…


るびい：曜さん17日お父さんが帰って来て一緒に過ごすからその日だけ練習休みたいって…




カナン：えっ

ちか：そっか……


カナン：久しぶりだもんね…お父さん帰ってくるの


ちか：練習の体で呼んでたのが裏目だった…


ダイヤ：すみません…


カナン：謝ることはない


ちか：……なんでこっちが驚かされてるの


カナン：ほんとだよ…


梨子：もう…朝練の時にプレゼント渡す…？

ちか：それだよ朝


ちか：朝すればいいんだよ！


カナン：え…


ちか：朝練の体で呼び出せばいいんだよ！


ヨハネ：体好きね


カナン：よしちゃんすけべ


ヨハネ：だからよしちゃん誰

梨子：怒られない？…学校で誕生日会なんて


ちか：何も考えてなかった


カナン：朝部室でこっそりすればいいんじゃない？誰もいないし


鞠莉：1日の始まりがパーティだなんて素敵じゃない！？


ちか：権力者が乗り気っぽいのでいける


鞠莉：実際少しくらい目を瞑るけどもちろん火気なんかは厳禁よ


ちか：はい

鞠莉：破ったら善子はよしちゃんね


花◯：部室で芋焼くずら


ヨハネ：普通にやめて


カナン：後ダイヤが朝練潰すのを許すか


ちか：えー…頼むよダイヤさん…


るびい：今回は目をつむるってお姉ちゃん言ってます…


ちか：みんな目つむるね

梨子：というか…朝って準備どうするの


ちか：簡単だよ


ちか：早く起きる


カナン：この際それしかない…


ヨハネ：朝一でも間に合うの？


ちか：もしもの為に曜ちゃん一緒に登校してくれるといいかな


ヨハネ：分かったわ

ちか：じゃあ当日7人は朝一集合、よしちゃんは後何分か報告ね！


ヨハネ：はい


カナン：準備急がないとね


ちか：寝坊厳禁ね！

.











善子「（今からバスよ、っと…）」


曜「よ～しこちゃん！」ｶﾞﾊﾞｯ


善子「ひゃっ！」


曜「えへへ、驚いた？」


善子「当たり前よ、びっくりするじゃない！」


曜「ごめんごめん、あっ…バス来たよ」

善子（あと10分…っと）


曜「善子ちゃん」


善子「…へ？」


曜「あと10分って？」


善子「な、なんのことよ…」


曜「いや、なんかずっと携帯触ってるから」


善子「…あと10分で着くってグループでみんなに連絡したのよ」


曜「へ…？でも私来てないよ」


善子「………ギ、ギルキスよ！さっき、ユニットで確認をするから早く来てって…」


曜「ふうん…」

曜「ふー……よし、ついた！」


善子「……」


曜「…？善子ちゃん入らないの？」


善子「ヨハネは…………」


善子「………靴箱に忘れ物したから取ってくるわ…」


曜「あ…うん分かった…」


善子「（我ながら行き当たりばったり過ぎる…）」

曜「……善子ちゃん手提げなんて持ってたっけ……まあ、いっか…」





曜「おはよー！」ｶﾞﾁｬ













「「「「曜ちゃん、お誕生日おめでとう！！！」」」」








千歌「曜ちゃん、お誕生日おめでとう」


曜「あ……」

善子「驚いた…？」


曜「そりゃ…もう…びっくりしたよ！」


善子「ふふっ……お返しよ」


曜「まさか朝一とは……」


善子「それは…私も思うわ……」


曜「あっ！、でも一個だけまだ不満があるよ！」


善子「え…」









曜「善子ちゃんだけ後ろだったからおめでとう貰ってない！」


善子「……」

善子「なんだ、そんなことね…」


曜「ね～お願い！よしちゃん～！」


善子「誰から聞いたのよそれ」


曜「お願い～…！」


善子「……」ﾊｧ