【ガルパン】ダージリン「オンライン戦車ゲームをするわよ」 (80)

 ダージリン達がW○Tっぽい何かをする話


 【注意事項】

  ・怒涛の聖グロ推し
  ・キャラ崩壊があり
  ・一部独自設定あり
  ・時系列ごっちゃ(たぶん大学選抜戦以降)

  紅茶を軽くキメてご覧ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488549756

 ~聖グロリアーナ女学院紅茶の園~


ダージリン「ねぇ、ペコ。こんな格言を知ってる?『愉快なことを理解できない人間に、世の中の深刻な事柄がわかるはずがない。」

オレンジペコ「ウィンストン・チャーチルですね。」

ダージリン「その通り。真面目一辺倒に物事を追及することが本当に正しいこととは限らないのよ。」

オレンジペコ「はぁ。」

ダージリン「私たちも戦車道を追及するためには、一度道を外れて愉快なことを理解してみることが必要なのよ。」

オレンジペコ「それで、その愉快なことと言うのは…?」

ダージリン「私たちは伝統と誇りある聖グロリアーナの戦車道チーム、そんな私たちがするにふさわしい愉快なこと…それは。」

オレンジペコ「それは……?」

ダージリン「戦車ゲームよ!!」

オレンジペコ「戦車ゲーム…ですか…」

ダージリン「アッサム!説明して頂戴。」

アッサム「はい。それではこちらの画面をご覧ください。」

オレンジペコ「『World ○f Tanks』ですか?」

ダージリン「そう、オンラインPC戦車ゲームとしてはおそらく世界一の人数を誇るゲームよ。最近ではテレビCMなんてものも行われているわね」

オレンジペコ「そういえばテレビで見たことがあります。確かに戦車道をしてる私たちにはぴったりのゲームですね。」

ダージリン「その通り。私も名前は聞いたことがあったのだけど実際にやったことがなかったのよね。」

オレンジペコ「確かに面白そうですね。でも、私たちの寮にはパソコンは共同用しかありませんよ。さすがに寮のパソコンを占有するのは…」

アッサム「心配しなくていいわペコ、その点もダージリン様は解決済みよ。」

ダージリン「ペコ。今日の朝から寮の前においてある怪しげな段ボールの箱を覚えているかしら?」

オレンジペコ「朝出かけるときに見かけましたけど…もしかして。」

ダージリン「その通り。すでにゲームに必要なパソコンの類は運び込ませたわ。ゲーム専用の部屋に時間割も整備済みよ。」

オレンジペコ「時間割までもですか…」

ダージリン「OG会の方々に頼み込んで戦車道の時間の一部をゲームをするための時間に変えていただいたわ。」

アッサム「これが新しい時間割です。よく読んでおいてください。」

オレンジペコ「参加するメンバーって、私たちのほかには誰がいるんでしょう?」

アッサム「私たちの三人だけよ。諸般の都合(予算)があってね…」

ダージリン「では、さっそく部屋に移動するわよ!」

~聖グロリアーナ女学園多目的室特設パソコン部屋~

ダージリン「ここが今日から私たちのお部屋となる多目的室よ。」

アッサム「ダージリン様を退屈させないためにわざわざ英国から輸入した家具にティーセット。目の肥えたダージリン様にも満足していただけるかと。」

オレンジペコ「ついこの間までただの会議室だったのに…」

ダージリン「完璧ね。ここなら安心してゲームに興じることができるわ。」

アッサム「肝心のゲームをするためのパソコンもOG会の方に依頼して最高級のものをそろえました。ドス○ラのOGの方からCore i7-6950XでGeForce GTX TITAN X 3WAY-SLIにディスプレイは(ry」

ダージリン「パーフェクトよアッサム。これで安心してゲームができるわね。」

オレンジペコ「この部屋のために一体いくらかけたんですか…」

ダージリン「ペコ。値段よりも大切なものが世の中にはいっぱいあるのよ。ところでアッサム。」

アッサム「なんでしょうダージリン様。」

ダージリン「パソコンの電源って、どこだったかしら…?」

アッサム「………」

ダージリン「冗談よ。少々戯れが過ぎたわね。さっそくはじめましょ。」

オレンジペコ「では、私はこの一番奥のパソコンを。」

アッサム「それでは、私は手前で。」

ダージリン「となると、私はこの真ん中のになるわね。」

アッサム「すでに初期のインストールは済ませてあります。そして、ダージリン様、ペコこれを。」

オレンジペコ「ヘッドフォンでしょうか…これはなんですか?アッサム様。」

アッサム「これはわが聖グロリアーナのMI6が開発した双方向通信高性能ヘッドフォン。ゲームの音声はこれを使って聞いていただきます。そして、このヘッドフォンのメインの機能は、ヘッドフォン間でのフリーハンド通信です。これにより、ゲームの音声を堪能しつつチーム間での通信もお手軽にできるのです。」

ダージリン「なるほどそれは便利ね。さて、いい加減ゲームを始めようかしら。」

オレンジペコ「そうですね。そろそろはじめましょうか。」

ダージリン「それでは試合開始ですわね。」

~WoT仮想ガレージ内~

ダージリン「あー、あー、聞こえるかしら?」

アッサム「問題ありません。」

オレンジペコ「よく聞こえていますよダージリン様。」

アッサム「ここからは、ある程度下調べをさせていただいたわたしから説明させていただきます。画面上部の『戦闘開始』と書いてある箇所の右のボタンの中に戦闘訓練というものがあります。それをクリックしてください。」

ダージリン「これですわね。」

オレンジペコ「戦闘のチュートリアルのようですね。」

アッサム「それでは、開始というボタンを押してください。」

蝶野「戦車訓練へようこそ。ここではこのゲームの基本的なことについて説明していくわ!」

ダージリン「あら、この方は…」

オレンジペコ「確か大洗でコーチをされている蝶野さんですね。」

アッサム「蝶野さんはこのゲームのチュートリアルの音声を担当なさっています。」

蝶野「視点変更はマウスのカーソルを動かして行います。戦車の移動はキーボードのWASDキーで動きます。それではあの位置まで移動してみましょう。」

オレンジペコ「かなり簡単な操作みたいですね。本物の戦車とは大違いです。」

ダージリン「あそこまで移動すればいいのね。」

蝶野「その調子!じゃあ次はあっちのサークルまで移動してみましょう。建物や車両を壊さないようにね。」

オレンジペコ「かなり小回りが利く戦車ですね。」

アッサム「まぁ、そこはゲームですから…」

ダージリン「ところでアッサム。建物や車両を壊したらどうなるのかしら?」

アッサム「すみません。試したことがないもので…ですが、触れずに移動していただければ問題ありません。」

オレンジペコ「ダージリン様チュートリアルですよ…」

蝶野「グッジョブベリーナイスよ。じゃあ次は敵戦車の撃破についてよ。目の前にⅢ号がいるでしょ、発砲するにはマウスの左クリックよ。」

オレンジペコ「思ってたより簡単な操作なんですね。」

アッサム「そうですね。良くも悪くもそこはゲームといったところでしょうか。」

ダージリン「さっきから思うのだけど、なぜここまでドイツの戦車ばかり出てくるのかしら?なぜチャーチルが自車両でないのかしら…」

オレンジペコ「ダージリン様。チャーチルは素晴らしい戦車ですが癖の強い戦車でもありますから。」

ダージリン「やっぱり、戦車の中の戦車はチャーチルね。このゲームにもあるようだし。自車両はチャーチルできまりね。」

蝶野「自動照準やスナイパーモード、視認範囲などはやってれば覚えられるわ。ががっとやってしまえば完璧よ。それじゃあ、これでチュートリアルは終わるわね。グッドラック!」

オレンジペコ「最後のほうがかなり適当な作りになってましたね…」

ダージリン「さすがは大洗のコーチ。常識にとらわれないみほさんにぴったりな方だわ。」

アッサム「これでチュートリアルは終わりです。ここからは車両のコースを選択していただきます。」

オレンジペコ「コース…ですか?」

アッサム「このゲームでは初期にある戦車を操作して経験値を獲得し、それで技術の研究を進め次の戦車を開発していくという方式です。ですから、初期にある程度ほしい戦車のコースを数本決めておくのがいいのです。」

ダージリン「なるほどね。まぁ、コースは最初から決まっているわよねペコ。」

オレンジペコ「はい。もちろんです。」

ダージリン・オレンジペコ「ほしい戦車はもちろん…『チャーチルに決まってますわ!』『マウスですかね』」

ダージリン「………」

オレンジペコ「………」

アッサム「…そ、それじゃあコースも決まったところでさっそく試合を…」

ダージリン「ペコ。今なんて言ったのかしら?ヘッドフォンの不調で聞こえなかったのだけど。」

オレンジペコ「マウスです。」

ダージリン「ペコ。わが聖グロリアーナのフラッグ車は何?」

オレンジペコ「チャーチルですね。」

ダージリン「ならやっぱりここの生徒として使うべきはチャーチルよね?」

オレンジペコ「いやですよ。チャーチルなんて。」

ダージリン「ペコ。今聞き捨てならないことが聞こえたのだけど。『チャーチルなんて』ですって…?」

オレンジペコ「確かに、チャーチルはいい戦車ですよ。でも、私、この学校では乗れない戦車に乗ってみたいんです。」

ダージリン「でもねペコ。あなたは聖グロリアーナのフラッグ車の乗員にして紅茶の名前を授かったものそこは美しき英国戦車に乗るべきではなくって?」

オレンジペコ「ですがダージリン様…」

アッサム「ダージリン様そしてペコ。これはあくまでゲームで私たちはただのプレイヤー。自分がやりたい道に進むのが一番です。」

ダージリン「そうね…ペコごめんなさい。少し言い過ぎたわ…」

オレンジペコ「こちらこそ言い過ぎましたダージリン様。」

アッサム「それでは、どのコースにしますか?」

ダージリン「まずは、やっぱりチャーチルのあるイギリス重戦車ルートね。」

オレンジペコ「私は、ドイツのE-100ルートですね。」

アッサム「では、私はソ連のIS重戦車ルートで。」

ダージリン「あら、アッサムがソ連のルートとは意外ね。」

アッサム「昔からソ連の戦車にあこがれていたんですよ。(ソ連重戦車ルートは最強というデータが出ているし、間違いないでしょう)」

オレンジペコ「私の乗りたいE-100はTier10ですからかなり遠い道のりですね。」

アッサム「私の乗ってみたいKV-1はTier5ですね。」

ダージリン「私のチャーチルは…あら、前期型と後期型でTierが分かれているのね。となると、私もTier5かしらね。」

アッサム「ペコは当面のところ、IV号戦車を目指してみるのがいいかもしれませんね。」

ダージリン「IV号。私たちにも思い出深い戦車ね。」

オレンジペコ「大洗のみほさんたちの車両ですからね。」

アッサム「三人ともコースが完全にわかれましたね。私の最初の戦車はMS-1ですね。」

オレンジペコ「私はL.Tr.ですね。」

ダージリン「私の戦車はMedium Ⅰね。さて、長々とチュートリアルで時間をとってしまったけれど、さっそくはじめましょうか。」

アッサム「でしたらダージリン様。私が小隊の申請を送りますので了承してください。」

オレンジペコ「アッサム様小隊っていったいなんなんですか?」

アッサム「小隊とは簡単に言うと一つのグループのようなものです。これがあると三人とも同じ戦場にいけるようになります。今は関係ないですけど後々プレイをしていく中で出てくる小隊ミッションで有利に働いていきます。」

ダージリン「それじゃあ、さっそくはじめましょうか。」

オレンジペコ「そうですね。」

アッサム「では、出撃します。」

 ~MITTENGARD通常戦Tier1only~

ダージリン「ここが私たちの初陣のマップね…」

アッサム「MITTENGARDマップですね。低Tier戦ではよく使われるマップですね。両チームとも両端の崖からのスタートです。町に突入しての遭遇戦か町を迂回しての撃ち合いの二つが大きな戦略ですね。」

オレンジペコ「ダージリン様どちらのコースをとりますか?」

ダージリン「私たちの戦車はあまり速度も出ないし砲も小口径。街中での遭遇戦が一番確実な戦法ね…アッサム。今回この小隊の指揮はあなたにゆだねるわ。」

アッサム「私が…ですか?わかりました。では、各車街中に突入し中央の街道を警戒。待ち伏せによる撃破を狙います。」

オレンジペコ「私たちの車両の中で一番砲の威力が高いのは私のライヒトトラクトーアですね。」

ダージリン「耐久力が高いのは私の戦車ね。私が前方で警戒するわね。」

アッサム「私の戦車はある程度の視界と装甲圧があるので偵察と着弾観測を行います。私の車両が敵を視認したと同時に砲撃してください。」

ダージリン「了解。小隊長。」

オレンジペコ「ダージリン様…」

アッサム「敵戦車視認!T1軽戦車2両他十字路に接近中。砲撃開始!」

オレンジペコ「了解。砲撃開始!。」

ダージリン「敵戦車砲撃全遠弾。こんな雑多な旧世代戦車で行進間射撃なんてあたるわけないでしょうに…」

オレンジペコ「敵T1軽戦車一両撃破!」

アッサム「敵戦車撤退中。私が後方から強襲します。ダージリン様とペコは縦列陣形で路地に突入。各個砲撃!」

ダージリン「了解。縦列陣形。ペコついてきて。」

オレンジペコ「了解です。」

アッサム「敵戦車残存2両。ほかの車両は左右に散っているから増援はないでしょう。」

ダージリン「こちらダージリン間もなく十字路を抜けるわ。」

アッサム「十字路を抜けたと同時に左旋回して砲撃。私の車両と挟撃します。」

ダージリン「主砲旋回終了。敵車両視認。その後方にアッサム車も確認。」

アッサム「砲撃!」

オレンジペコ「敵戦車に砲弾命中一両撃破、一両履帯破壊に成功しました。」

ダージリン「敵戦車の砲撃命中。車体中後部に被弾したものの戦闘に支障なし。砲撃を続行するわ。」

オレンジペコ「敵戦車停止。装填完了まで0.8秒。」

アッサム「砲撃!」

ダージリン「敵戦車沈黙。こちらの損害軽微ねパーフェクトゲームだったわねアッサム。」

アッサム「えぇ、しかしまだ試合は終わってません。これより左方の膠着中の戦線に突入します。全車左旋回。」

ダージリン「了解。左旋回。ペコついてきてね。」

オレンジペコ「はい。ダージリン様の戦車の耐久値が下がっていますし、前後を交代しましょうか?」

ダージリン「問題ないわペコ。このままいくわよ。」

アッサム「敵戦車撃破!残存車両に畳み掛けます。」

オレンジペコ「敵チームの残存車両は前方の2両だけです。」

アッサム「停止後即砲撃。敵とは一定の距離を保ち続けます。」




蝶野「敵チーム残存車両0あなたたちの勝利です!」


 ~Result MITTENGARD通常戦Tier1~

ダージリン「よくやったわアッサム。初陣でこれだけやれば大成功よ。」

アッサム「ありがとうございます。ダージリン様。ところで、どうして私に指揮を?」

ダージリン「あぁ、それならあなたがこのゲームに一番詳しそうだったからっていうのが一番ね。まぁ、あとはあなたの車長の能力を見てみたかったっていうのもあるわね。ペコも初めての車長だったけどよかったわ。」

オレンジペコ「車長って言っても操縦も砲撃も自分でやりましたけどね。でも、やっぱりいつもの戦車以外でやってみるのは楽しいですね。アッサム様の挟撃も、いつもの試合ではなかなかできませんからね。」

アッサム「うちにも軽戦車はいるのだけれどね…」

ダージリン「でも、あれが彼女のいいところでもあるのよ。」

オレンジペコ「いつの間にかいい時間ですね。」

ダージリン「あら、もう日が暮れていたのね。やっぱりゲームは楽しいわね。あなたたちとやるととくにね。」

アッサム・オレンジペコ「ダージリン様。」

ダージリン「オレンジペコ。」

オレンジペコ「はい。」

ダージリン「私の紅茶を入れてくださる?今日はオレンジペコがいいわね…」

オレンジペコ「はい。ダージリン様。」

ダージリン「アッサムも今日はありがとう。おかげで楽しい時間を過ごせたわ。次の時間が楽しみね…」

アッサム「私もです。ダージリン様。そういえば、今回の試合によって得た経験値とクレジットで、次の戦車にランクアップできるみたいですよ。」

ダージリン「あら、ほんとね。私の次の戦車は…Medium Ⅱ中戦車ね。」

アッサム「私のほうは、T-26ですね。次も軽戦車です。」

オレンジペコ「ダージリン様。紅茶ができましたよ…あれ、戦車を変えられたんですか?」

ダージリン「えぇ、あなたも今回の試合の経験値を使えば次の戦車に移れるはずよ。」

オレンジペコ「そうみたいですね。えっと、次の私の戦車は…Ⅱ号軽戦車ですね。」

ダージリン「有名なドイツの軽戦車ね。大戦初期には主力としてポーランド軍やフランス軍とも戦闘をしていたわね。」

アッサム「私たちの中では一番有名な戦車ですね。」

ダージリン「そろそろ夕食の時間よアッサム、ペコ。食堂に行きましょうか。」

アッサム・オレンジペコ「はい!」

ダージリン「じゃあ、また明日ね。戦車小隊…」



 ~第一章「始まりの試合」~

確かに、携帯で見たらOの字が小さくなってましたね。まぁ、伏字なんてあってもなくても変わらな(ry

 ~聖グロリアーナ女学園多目的室特設パソコン部屋~

ダージリン「さて、昨日は新しい戦車を開発したところで終わってしまったのだけど…今日はどこから始めようかしら?」

オレンジペコ「では、今日はその戦車の性能から見ていきましょう。」

アッサム「昨日の戦闘で開発できた戦車はすべてTier2の戦車で『Medium Ⅱ』『T-26』『Pz.Kpfw. II』の三つです。まず、私のT-26ですがご存じのとおりソ連製の軽戦車です。この車両はもともと、イギリスがのヴィッカース・アームストロング社が輸出用に開発した『6t戦車』をソ連国内向けに改修した戦車で、前の戦車である『MS-1』の高火力低装甲低機動力という特徴をほぼそのまま引き継いでいる戦車です。」

ダージリン「大戦前の戦車だったけど対ドイツ戦で多く使われた戦車ね。」

オレンジペコ「ですが、さすがに大戦中期のドイツ戦車には手も足も出せず大損害を出した戦車ですね。」

アッサム「このことから前戦車と同じような運用をするのが望ましいというデータになっています。」

オレンジペコ「では次は私の戦車ですね。私のは『Pz.Kpfw. II』日本ではⅡ号戦車として知られている有名な戦車です。大戦前期から中期にかけてのドイツ軍を支えた戦車で、ポーランド侵攻やバルバロッサ作戦などドイツの多くの重要な作戦を支えてきた戦車ですね。同Tierの中では分厚い30mmという前面装甲、最高時速40kmという高速を誇る同Tier屈指の軽戦車です。」

ダージリン「奇しくも大戦中期のライバル戦車がそろった形になったわね。」

アッサム「性能の面ではドイツの戦車に大きく差をあけられますけどね。」

ダージリン「最後に私の戦車、戦車発祥の国イギリスが生んだ大戦直前の傑作イギリス中戦車『Medium Ⅱ』ね。前戦車の『Medium Ⅰ』に改良を加えた戦車で二次大戦直前の1939年まで使われ続けていたわ。配備された1925年から14年も配備され続けてきたのはこの戦車の設計がそれほど優秀だったことを示しているわね。装甲はないに等しいのだけど、この時代としては破格の6-pdr砲を備えているために攻撃力は十分。その見た目とは裏腹に、優秀な速度性能を持っていてその最高速度はⅡ号戦車と同じ40kmにもなる優秀な中戦車よ。」

オレンジペコ「こう見てみると案外バランスが取れた小隊なのかもしれませんね。」

ダージリン「そうね、作戦も今まで通りアッサムが偵察、ペコが遊撃、私が打撃といった感じかしらね。」

アッサム「ダージリン様。その小隊の件なんですがやはりダージリン様に隊長になっていただきたいのですが…」

ダージリン「あら、私はアッサムの指揮も気に入っているわよ。小隊長。」

オレンジペコ「ダージリン様。お戯れが過ぎますよ…」

ダージリン「ごめんなさい。ちょっと遊びすぎたかしらね。もちろん次からは私が指揮を執るわ。」

アッサム「では、そろそろ試合を始めましょうか。」

ダージリン「そうね。次からは各上のTierも出てくるでしょうし、油断できないわね。」

オレンジペコ「それじゃあ試合開始ですね!」

 ~MINES通常戦Tier2~Tier3~

ダージリン「このマップは、前回とは違うわね…」

アッサム「このMINESマップは中央にある盛り上がった丘をめぐる激しい攻防が繰り広げられるマップですね。しかし、中央にばかり目が向いてしまっていると左右を突破されやすいという。チームの連携が必要になるマップですね。しかも、このTier帯からは自走砲に駆逐戦車など長射程高威力の車両が出てきます。私たちの戦車道にはこれらの車両はありませんから注意が必要ですね。」

オレンジペコ「自走砲っていうのは戦車道にはない車両ですよね。」

ダージリン「そうね。戦車道は安全への配慮が大きいから、乗員が外に出なければいけない車両は認可されないのよね。大学選抜で使われたカールは本来オープントップだから認可されないはずの車両だったの。車体が完全に囲われた自走砲ではドイツのシュトルムティーガーなどがあげられるわね。ゲームだとそういったことを考慮する必要がないから多種多様な車両が実装されているのよね。」

アッサム「戦略の幅が広がっている一方、戦車の取れる行動も少なくなっているのも事実ですね。」

ダージリン「戦車だけであれば丘まで速攻するのが一番だけれど、自走砲があるなら丘はほかの味方に任せて左の川を移動するのもいいかもしれないわね。」

オレンジペコ「幸いにもこの小隊の戦車は最高時速もそこそこあり、加速度もありますから不整地を通り抜けるのは簡単だと思います。」

ダージリン「その通り、でもひとつ問題を挙げるとすれば、火力の不足ね。格上Tierもいるこの戦場では私たちの小隊が単身で攻撃しても各個撃破される可能性があるということ。一番火力の高い私の戦車も装甲がないに等しいから敵の主砲を食らっただけで一撃爆散となる可能性も高い、となると取れる戦略は限られてくる、その中で私達が取れる最善の策は…」

アッサム「高速でマップの北側に急行して市街地前の盛り上がったところからの狙撃ですかね。」

ダージリン「その通り、私やアッサムの戦車は長距離にも対応できる主砲があるからそこで待機その間にオレンジペコのⅡ号が強襲偵察。Ⅱ号の前面装甲ならある程度のほうなら非貫通で抑えられるわ。そうしてあぶりだした敵を私たちで狙撃する。これが一番現実的な案ね。」

オレンジペコ「ですが、その作戦では狙撃待機中に敵に発見された場合敵自走砲からの攻撃を受ける可能性がありますが…」

ダージリン「その可能性はあるわ。でもねペコ、その可能性はとてつもなく低いのよ。」

オレンジペコ「そうですか?敵の高速戦車が来た時に発見される可能性はかなり高いと思いますが…」

ダージリン「ペコ。このTier帯の自走砲は速度がとても遅くて、射程もそれほどではないのよ。だから敵戦車に発見されても、即砲撃されるということはないわ。」

アッサム「ダージリン様。そろそろ試合が始まります。」

ダージリン「そうね。ちょっと話が過ぎたわ。」

蝶野「試合開始!!」

ダージリン「小隊全車マップ北方の地点へ移動。オレンジペコ車は丘に到達する前に町へ侵入し偵察を実行。敵との交戦には装甲面を意識して。被弾しないように注意してね。」

オレンジペコ「了解しました。オレンジペコ車先行します。」

アッサム「丘に到着するまで約8秒です。」

ダージリン「オレンジペコ。敵と接触してもむやみに近寄らずに町を利用した斬撃邀撃につとめなさい。」

アッサム「敵戦車の中でも要注意なのはFCM36 PaK40とPz.Kpfw. I Ausf. Cですね。両車とも視認範囲が広い戦車です。特にFCM36 PaK40は鈍重ですがとても精度の高い主砲を持っています。こちらに到着するまでの時間はかかりますがこちらの射程外から一方的に攻撃され続けることがあります。」

ダージリン「いつまでも丘にとどまることはしないつもりだけど、引き際が重要ね。」

オレンジペコ「間もなく町に入ります。」

ダージリン「こちらももうすぐ町を射程に収めるわ。」

アッサム「敵高速戦車ならそろそろ町に到着しているころです。」

オレンジペコ「敵戦車発見Cruiser Mk. III軽戦車2両。距離200町を抜けこちらに接近しています。」

アッサム「まずいですね。Cruiser Mk. IIIの持つ4連式機関砲はペコのⅡ号の前面装甲を余裕で貫通します。」

ダージリン「ペコ聞いていたわね、敵の機関砲は強力よ。でも、機関砲ということもあって射程も短いわ。距離減衰を考えて行動しなさい。」

オレンジペコ「はい。敵戦車は町へと直進していますね。こちらも索敵されていると思うので強襲してくると思います。」

ダージリン「ペコにたどり着く前には撃破するわよ。アッサム!砲撃開始。」

アッサム「砲撃開始します。」

オレンジペコ「着弾。砲撃命中1。敵の耐久現象を観測もう一発は近弾。」

ダージリン「修正の必要はないわね。アッサム、砲撃を続行しなさい。ペコは有効射程に到達し次第攻撃しなさい。一撃離脱を重視して。」

アッサム「このダメージ量ならあと数発で落とせますね。」

オレンジペコ「敵車両発砲!」

ダージリン「問題ないわ。この距離での機関砲程度、かすりもしないわ。」

アッサム「敵機関砲弾全遠。射撃を続行します。」

オレンジペコ「機関砲で遠距離射撃…敵の練度は低いですね。」

ダージリン「発射!」

オレンジペコ「敵戦車一両撃破…その後方に敵戦車2両確認Type 97 Chi-Ha中戦車!」

アッサム「まずいですね。チハはこのTier3屈指の中戦車です。優秀な砲と速度はこちらの性能をはるかに凌駕します。」

ダージリン「チハね。私たちにとっても思い出深い戦車ね。あのキュートなビス止めな車体に小さな主砲…私の好きな戦車の中でも一、二を争う戦車ね。」

オレンジペコ「悦に浸っている場合じゃありませんよ…敵戦車は岩場に隠れましたね。」

アッサム「これ以上この丘にとどまるのは危険かもしれませんね…」

ダージリン「あのCruiser Mk. IIIを撃破したら移動するわよ。ペコ、アッサム準備して。」

オレンジペコ「敵チハ発砲!」

アッサム「っ!被弾しました。距離があいていて助かりました…耐久力を半分ほど持っていかれましたが、まだ行けます。」

オレンジペコ「敵のチハは車高がありますから岩場から顔を出しての射撃のようですね。」

ダージリン「敵のCruiser Mk. IIIに砲撃を集中。とっとと仕留めるわよ。」

アッサム「敵Cruiser Mk. III炎上。」

ダージリン「陣地転換。敵チハの射線に入らないように注意しながら全速後退!」

アッサム「中央の味方は優勢のようですね。丘を占領して前進中のようです。」

オレンジペコ「私たちはどうしましょう。チハ2両と真正面から戦うのはこの戦車では難しいと…」

ダージリン「味方が中央を突破しているようだし、後退しつつ適宜攻撃していくわよ。敵はチハ。装甲はないに等しいわ。アッサムは攻撃せず
退避に努めなさい。」

アッサム「了解。」

オレンジペコ「敵のチハはこちらを追撃してきています。」

ダージリン「味方部隊が敵の背後に入るまで撤退しつつ挟撃するわよ。」





蝶野「試合終了!。あなたたちのチームの勝利!」


 ~Result MINES通常戦Tier2~Tier3~

ダージリン「効力射勲章にマスターバッジ"クラスⅡ"取得。上出来ね。」

オレンジペコ「経験値も多くもらえましたし、あと2戦ほどしたら次のTierに行けそうですね。」

アッサム「この経験値とクレジットなら次のモジュールに進めそうですね。」

オレンジペコ「すみませんアッサム様モジュールとはなんでしょう…」

アッサム「そういえばペコにはまだ説明していませんでしたね。モジュールとは各戦車に搭載されている装備のことです。経験値を使ってモジュールをアンロックしクレジットを使って購入。という流れになります。ちなみに、車体や弾薬の補充もクレジットの消費によって行われます。」


ダージリン「次のTierの戦車を開発するのもルートの中にあるモジュールをアンロックしていくことになるわね。そして、モジュールの種類は『主砲』『砲塔』『無線』『エンジン』『履帯』があるわ。どれも、自分の戦車の性能を向上させるものばかりね。」

オレンジペコ「5種類ありますけど、どれを開発するのがいいんでしょう?」

アッサム「このTier2は戦車戦を学ぶためのもののようなものですから、欲しい戦車のルート上のものを開発するのが一番だと思います。」

ダージリン「一つ注意しなくてはいけないのが搭載量ね。どの戦車にも載せられるモジュールの量を示す搭載量があるわ。この搭載量以上のモジュールはつめないの、それ以上積みたい場合はその戦車の履帯を開発する必要が出てくるわね。」

オレンジペコ「ダージリン様もしかして予習してきました?昨日とは知識の量が比較にならないほど多いのですが。」

ダージリン「その通りよペコ。昨日のうちにWikiはざっと読んできたわ。小隊長がゲームのことをよく知らないのはよくないと思ってね。」


アッサム「通りで、先ほどからよく知っておられるなと思っていましたが…」

ダージリン「イギリス人は何事にも全力を尽くすのよ。たとえそれがゲームだとしてもね。」

オレンジペコ「今日も楽しかったですね、ダージリン様。」

ダージリン「えぇ。最初はたかがゲームと思っていたけれど…やってみると楽しいものね。」

アッサム「まだまだ、望みの車両への道は長いですがこの調子ならすぐTier5まで行けそうですね…」

ダージリン「そういえばおなかがすいたわね…」


オレンジペコ「そういえば、もうお夕飯の時間ですね…」

アッサム「今日のメニューは確かスターゲージーパイでしたね…」

オレンジペコ「変なところで英国らしさを出さないでほしいです…」

ダージリン「あら、私は大好きよ。あのパイに刺さった魚の目…とてもキュートでプリティだと思わない?」

オレンジペコ「まぁ、ともかく食堂に行きましょうか…」

アッサム「そうですね。」

ダージリン「あら、つれないわね…じゃあ、行きましょうか。それじゃあ、また明日。」

 ~第二章「新小隊長」~

ロード中

こっちか

上げる上げる詐欺してますが本当にあげます

ダージリン「ところで、今度の試合の作戦なのだけれどね」

アッサム「ダージリン様、今のところ他校との練習試合の予定は入っておりませんが?」」

ダージリン「いえ、戦車道ではなくて、あっちよ...」

オレンジペコ「戦車ゲームの方ですか。それで、作戦とは?」

ダージリン「来年には私達はこの学校を卒業する訳じゃない?」

アッサム「そうですね。私とダージリン様は3年ですし」

ダージリン「そうなると、私たちの後任の隊長と副隊長が必要なのよね。」

オレンジペコ「そうですね、そろそろ後任も考え始めないと...」

ダージリン「私的には、オレンジペコに隊長になってもらいたいけど2年の生徒を隊長にしたらせっかく黙らせたOB会がまたうるさくなるし...」

アッサム「そうなると、隊長候補は二人になりますが...」

オレンジペコ「二人ですか?2年生は数十人はおりますが..?」

ダージリン「聖グロリアーナ女学院の戦車道の伝統として、次期隊長は隊長就任1年前から紅茶の名前が付けられている生徒しか隊長になれないのよ。」

オレンジペコ「なるほど。では、ルクリリ様か...ローズヒップ様になりますね。」

アッサム「悩みますね...」

ダージリン「悩むわね...」

オレンジペコ「ですね...」

アッサム「どちらも、スキルは充分なのですが...」

ダージリン「どちらにしても問題が起きそうよね...」

アッサム「どちらも、スキルは充分ですから...」

ダージリン「そこで今回の作戦は、オレンジペコとルクリリで勝負をしてもらうの。」

オレンジペコ「勝負ですか…となると車両はマチルダで、乗務員も...」

ダージリン「車両も乗務員も必要ないわ。」

オレンジペコ「というと?」

ダージリン「あの娘達にあの戦車ゲームをぶっつけ本番でやらせて見るの。今までにやったことの無い戦戦車でこそ、真の強さが分かるものよ。どうかしら、この完璧な作戦」

アッサム「ダージリン様...一つ問題がありまして」

ダージリン「なに、アッサム?」

アッサム「戦車ゲームをやらせるのは問題ないのですが、今から彼女達にやらせると、tier1の戦車同士になってしまうのですが...」

ダージリン「...。失念してたわ、確かにtier1同士の戦いだとあまり実力を測れないわね。」

オレンジペコ「私たちの車両を貸すのはどうでしょう?」

アッサム「私たちの戦車のtierもそれほど高くは無いですし、あまり変わらないかと」

ダージリン「(`✧ω✧´)キュピーン!。アッサム電話を」

アッサム「ハイ」

ダージリン「あのゲームをやってそうであの娘たちの実力も測れるほどの戦車を保有している方に心当たりがあるわよね」

オレンジペコ「もしかして、あの大洗の?」

アッサム「ねこにゃーさんにももがーさん、そして、ぴよたんさんですね。」

ダージリン「彼女達の力を借りれば、彼女達の力にあった戦車を与えられると思うの」

オレンジペコ「確かにそうですね」

アッサム「では、早速大洗の会長に連絡しますね」

角谷「ハイハーイ。こちら大洗生徒会室」

ダージリン「もしもし。こちら聖グロリアーナ女学院のダージリンですわ」

角谷「あぁ、田尻か何か御用?」

ダージリン「あなた達の戦車チームのメンバーの力を借りたいの」

角谷「みほちゃんかい?悪いけどあの子は今...」

ダージリン「いえ、みほさんではなくて三式のメンバーに協力を依頼したくてね」

角谷「三式って言うとアリクイさんチームだよね。悪いけどあんまり強いチームじゃ...」

ダージリン「今回そちらに力を貸して欲しいのは戦車道ではないわ。」

角谷「とすると?」

ダージリン「戦車ゲームよ!(`・ω・´)キリッ」

角谷「あぁ、えーと...」

アッサム「ダージリン様は今戦車にハマっておられて、更なる技術の向上のためにそちらのチームのお力をお借りしたいと」

角谷「それなら、別にいいんじゃない?でも、あの娘たちがいつ空いてるかちょっと聞いてみないとね」

ダージリン「コチラとしてはいつでも構わないわ」

角谷「じゃあ、予定が決まり次第連絡するよ」

ダージリン「では、また」

角谷「じゃーねー」

ガチャ

オレンジペコ「これで準備はとりあえずは大丈夫ですね」

アッサム「一つ思ったのですが、完全に初心者のあの娘達にいきなりやらせて本当の技量が分からないのでは...」

ダージリン「確かにそうね。でも、これからの聖グロリアーナには臨機応変に適応できる能力が必要よ。上面だけの知識でいかに相手を倒すか。判断力だけではない色々な感覚が出てくるものよ」

オレンジペコ「なるほど。では、いつごろローズヒップ様とルクリリ様にお伝えしましょうか」

ダージリン「そうねぇ...」

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アッサム「ダージリン様角谷様からです」

ダージリン「あら、かなり早いわね」

角谷「田尻アリクイさんチームに聞いたらいつでもOKだってさ」

ダージリン「では、来週の祝日に聖グロリアーナ女学院が迎えを送りますわ」

角谷「じゃ、頼んだから」

ダージリン「任されましたわ」

ガチャ

オレンジペコ「では、私達も準備を始めましょう」

 ~いつものパソコンルーム~

アッサム「とりあえず場所はココでいいかと」

ダージリン「となると、パソコンを増やした方がいいかしらね」

オレンジペコ「少なくとも全員分は欲しいですね」

アッサム「総務の方に連絡してきます」

ダージリン「では、私達はローズヒップ達にこの件を伝えますか」

オレンジペコ「はい」

~聖グロリアーナ女学院紅茶の園~

ローズヒップ「どっひゃー。ここが紅茶の園ですのね」

ルクリリ「私ここに来たの初めて...」

ダージリン「ルクリリ、ローズヒップこっちへいらっしゃい」

ローズヒップ「ハイでございますわー」

ルクリリ「はっハイ」

ダージリン「今回ここに来てもらったのは次の聖グロリアーナの隊長に関することよ」

オレンジペコ「紅茶の名前を持つ2年生のお2人の中から次の隊長が選ばれます。」

ルクリリ「たっ、隊長ですか...」

ローズヒップ「聖グロの隊長...いい響きですわ」

ダージリン「そのために貴女たちのどちらが次の隊長に相応しい資質を持っているか、勝負してもらいます。」

ローズヒップ「速さなら誰にも負けませんわ!」

ルクリリ「えっと、私は用心深くて...」

オレンジペコ「そういった点も今回の勝負で図ることになります」

ダージリン「そして、今回勝負してもらうのは...」

ローズヒップ「(;`ω´)ゴクリ」

ルクリリ「(;`ω´)ゴクリ」

ダージリン「戦車ゲームよ(`・ω・´)キリッ」

ローズヒップ「はへ」

ルクリリ「えっ...」

ダージリン「戦車ゲーム。それは戦車道を行う淑女の嗜みの一つ。聖グロリアーナ女学院の伝統の一つよ!」

オレンジペコ「...」

ローズヒップ「なるほど。淑女の嗜みですのね」

ルクリリ「私も初めて聞きました」

オレンジペコ「まぁ、まぁその辺で...」

ダージリン「今から1週間後の祝日に貴女達は戦車ゲームで対決してもらうわ。その結果を元に次期隊長も決まる...できる限りの情報を1週間で集めなさい。私を唸らせる作戦...期待しているわ」

ローズヒップ「もちろんですわダージリン様。この聖グロ一の俊足がダージリン様をアッと言わせて見せますわ!」

ルクリリ「ふふ...私の狡猾なトリックダージリン様にお見せします!」

ダージリン「今回使う車両だけど、大洗のアリクイさんチームは全ての車両を持っているそうよ。だから車両の選定も自由、tierに関しても制限はないわ。どんな車両を選ぶのかも評価の基準となるわ」

ローズヒップ「使う車両なんてクルセイダーに決まってますわ!」

ルクリリ「私は車両にこだわりは...」

オレンジペコ「来週までの資料の集め方は自由です。より良い情報を得て、試合に役立ててください」

ローズヒップ「正々堂々勝負ですわよルクリリ」

ルクリリ「こちらこそ、ローズヒップ」

ダージリン「(´∀`*)」

今日はここまで。

また間違えたし

致命的な内容のミスがあったので修正してます

お待ちお

お待ち

・・・

今月中には‥

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