【ダンガンロンパ】赤松「すごく早いけど、チョコを渡そうかな」【安価】 (62)

まだ大分早いですが、バレンタインスレです。やれるときにやらねばやれないかなしい運命。
赤松ちゃんが5人の子達にバレンタインプレゼントを渡します。

※キャラはV3のみ
※短いスレなので、ネタバレの心配ないかなーとは思いますが、一応ネタバレは一章の範囲内にしておきます…が、完璧にとはいかないかもなので念のために未プレイ、しかしプレイする予定、という方の閲覧はやはり非推奨。
※キャラ安価のコンマで60以上で赤松ちゃんも相手から何かしらもらえる。
※ゾロ目だとらーぶらーぶか、えーろえーろ。
※らーぶらーぶするためのスレなので、ゾロ目出た際の安価でグロは却下。スカも禁止。
※同性大歓迎!!むしろ百合百合したい…っ!!
大分来ない間に、年齢制限板ができてて困惑。


赤松 「ピアノバカ過ぎて、お菓子なんて作ったことなかったけど…」

赤松 「そんな私でも、生クリームとちょっとのお酒、ココアパウダーなんかで作れちゃう! 料理音痴にも心強いトリュフ!!」

赤松 「はじめてだけど、いいんじゃない?!」ふんすっ

赤松 「5人分くらいできたから、出会った人に渡しちゃおう!」


下2で出会う人物

赤松 「ラッピングもいい感じに包めたし……」

赤松 「さあっ! 最初に出会うのは誰かな?」ガチャッ

春川 「……えらく元気に飛び出して来たね」

赤松 「あ、ごめんね?! 驚かせちゃったかな?」

春川 「別に。けど、誰かにぶつかるかもしれないから、飛びだすのはやめときなよ」

赤松 「そうだよね、危ないもんね。ごめんね」

赤松 「あ、春川さん! これ、あげるね」

春川 「……なに?」

赤松 「あのね、まだバレンタインには早いんだけど、チョコレートだよ」

赤松 「トリュフ作ったんだ」

春川 「ふーん……まあ、もらっとくよ」

赤松 「はじめてだから、形はちょっと不恰好だけど、味は美味しいはずだから!!」

春川 「むしろ、トリュフで不味くするほうが難しいよ」

赤松 「じゃあそれ、おやつにでも食べてね!」

春川 「うん。ありがとう」

春川 「気が向いたら、私もホワイトデーに何かする」

赤松 「ほんと?! 楽しみにしてる!!」

春川 「気が向いたらだからね」


―――――――――


赤松 「春川さん受け取ってくれた! 良かった良かった!」

赤松 「よーし! 次は誰に渡そうかなー♪」


次に出会う人物を下2

赤松 「♪」

入間 「おっ。バカ松のヤローがバカ面晒して歩いてやがる」

赤松 「あ、入間さん」

入間 「気持ち悪ぃぐれーに上機嫌じゃねーか。ヤクでもキメてんのか? ひゃーっひゃっひゃっ!!」

赤松 「……入間さんにはいいかな……」ぼそっ

入間 「あ? なにがだよ?」

赤松 「どうせボロクソに言われるなら渡さないほうがいいかなって」

入間 「渡すってのは、オレ様に貢物でもしようってことか? 貢物だってんなら良い心掛けだな!!」

入間 「枯れ松のことだからな! どーせくだんねーモンだろうけどなぁ!!」

赤松 「あげない」じとっ

入間 「はうっ?! な、なんだよぉ…くれるんじゃないのかよぉ…」

赤松 「どうせくだらないモノだから、いらないでしょ?」

入間 「ほ、欲しい! 赤松の欲しいよぉぉ!!」

赤松 「喘ぐように言わないで!!」

赤松 「んー…じゃあ、はい」

入間 「んだこれ? ウンk… 「言わせないからねッ!!!!』

赤松 「バレンタインには早いけど、チョコ。トリュフだよ」

入間 「バレンタインっ?!!」

入間 「テメー…この完熟エロボディ、完全完璧の美人すぎる天才、入間 美兎様に欲情してやがるのかッ!?」

赤松 「違う!! なんでそうなるの!!」

入間 「人間として、女としても完成されたオレ様を、エロい目で見ちまうのはしかたねーよなァ!!」

赤松 「あげたものを返せとは言えない…」ぐぬぬっ

入間 「貢物としてはショボいが…オレ様に惚れてるというなら、コレやるよ!!」

赤松 「だから違……なにこれ?」

入間 「オレ様使用済みのローt… 「いらない』

入間 「なんでぇ?? アタシが使ったんだって想いながらよがれるよ? いらないの?」


入間からのプレゼントを受け取る?受け取らない?
安価下

赤松 「わ…解ったよ…使わないけど、もらうだけね…」

入間 「やっぱ欲しいんじゃねーか!! 最初っから素直に受け取っとけよ、これだから抜けもしねぇクサ松はよ!」

赤松 (もうなにも言うまい…)


―――――――――


赤松 「入間さんは本当になんでああなんだろう…だいぶ疲れたなぁ…」

赤松 「厨房で一息ついて行こうかな」


厨房にいた先客を安価下2

赤松 「あ、百田くん」

百田 「おうっ! 赤松じゃねーか!」

百田 「赤松もなんか食いに来たのか?」

赤松 「うん。ちょっと入間さんとのやりとりに疲れちゃったから、ひと息つきたくなって」

百田 「なるほどな。入間の相手とは、そりゃ大仕事だ」

赤松 「百田くん、お茶してるならこれあげる」

百田 「お?」

赤松 「ちょっと早いんだけど、バレンタインチョコ」

百田 「バレンタインチョコだとっ?!」

赤松 (えーっと…義理って言ったら悪いかなー)

赤松 「ほら、友チョコってヤツだよ!」

百田 「あー…友チョコなー。なるほどなー」

赤松 (ちょっと寂しそう…)

百田 「んじゃ、友好の証ってことだな」

百田 「ありがたくいただくぜ!」

百田 「あ、そうだ赤松」

赤松 「なに?」

百田 「さっき東条が作ってくれたカップケーキのがふたつあんだ。ひとつやるよ」

赤松 「もらっちゃっていいの?」

百田 「それ食いながらしばらくオレの話相手してくれ」

赤松 「ふふっ。お安いご用だよ」

しばらく百田とティータイムをして過ごした。


―――――――――


赤松 「んー♪ 百田くんと東条さんのカップケーキのおかげで、楽しくお茶して気分の切り替えができた!」

赤松 「後、残りふたつになったね」

赤松 「誰に会うかなー」


次に出会う人物を安価下2

なんか左右田君の時と違ってもらいまくるな、赤松ちゃん
人徳の差か…


赤松 「あ、星くん」

星 「ん? ああ、赤松か」

赤松 「どうしたの? どこか遠くをみてたようだけど…」

星 「遠くを…か……俺もまだまだだな」

赤松 「言い難いことじゃなかったら、話きくよ?」

星 「いや。気持ちは有難いが、遠慮しとくぜ」

赤松 「私に力になれそうなことがあったらいつでも尋ねてよ!」

星 「ふっ…お前さんはいい女だな」

赤松 「ええっ?! あ、ありがとう…っ」照

星 「それより、何か俺に用があったんじゃないのか?」

赤松 「あ、うん! えっとね、まだバレンタインは先なんだけど、チョコ作ったからさ」

赤松 「先着順でだけど、渡してまわってるんだ」

星 「つまり、そのチョコを俺にってことか?」

赤松 「そう! 星くん、甘いの苦手じゃなかったらどうぞっ」

星 「すまねぇな…あいにくと甘いもんは食わねぇんだ」

赤松 「そっかぁ」

星 「気持ちだけもらっておくさ。ありがとうな」

星 「しかし、お前さんが作ったチョコだってんなら、他に欲しがりそうなヤツもいるだろ」

星 「そいつらに渡してやれ」

赤松 「うん。解った」

星 「そうだ、赤松。こいつをやるよ」

赤松 「え? いいよ! 私だけもらっちゃうなんて!」

星 「さっき行ったカジノの景品なんだが、機械の不良で俺には不要なモンが出ちまってな…モノクマーズのヤツ等が返品交換は受付ねーといいやがる」

星「いつまでも手元にあっても邪魔だからな。受け取ってくれる方が有難い」

赤松 「テディベア…なるほどね。確かに星くんには不要だよね。ありがとう! 大事にするよ」

赤松 「今度は星くんの気に入りそうなモノ探しとくね!」

星 「そんなの気にするなよ」

赤松 「もらうだけなんて、私が許せないの!」

星 「やれやれ…なら、楽しみにまっておくか」

赤松 「期待しててね!」


星がチョコを受け取らなかったが、赤松はプレゼントを受け取りました。チョコの残りは2です。


―――――――――


赤松 「んー…星くんが受け取ってくれなかったから、まだチョコはふたつある」

どんっ!

赤松 「きゃっ?!」

?? 「っ!!?」

赤松 「ご、ごめんなさい!!」


赤松とぶつかった人物を安価下2

天海 「いや、前をみてなかった自分が悪かったっす…赤松さん、ケガないっすか?」

赤松 「ううん。私は大丈夫。私も前みてなかったんだ…天海くんこそ大丈夫?」

天海 「全然平気っすよ。お互いちゃんと前みなきゃっすね」

赤松 「ほんとだね。気をつけるよ」

赤松 「そうだ天海くん、このチョコあげる」

天海 「これ、トリュフっすか?」

赤松 「み、みえない? 私の手作りなんだけど…」

天海 「そういう意味で訊いたんじゃなかったんすけど…俺、甘いの好きなんで、嬉しいっす!!」

赤松 「良かったぁ」

天海 「そういや、そろそろバレンタインの時期だったような…」

赤松 「そうそう! それ、早いけどバレンタインのつもりで作ったチョコなんだ」

天海 「ああ、そうだったんすね。じゃあ、ホワイトデーに何かお返ししないとっすね」

赤松 「んー…そういうつもりで作ったんじゃなかったはずなんだけど…」

赤松 「そう言われちゃうと、期待しちゃうよね?」

天海 「俺のセンスだし、どうなるか解んないんで、あんま期待はしないで欲しいですね」

赤松 「じゃあ、期待しちゃおうかな!」

天海 「ははっ。こいつは、参ったっすね」

赤松 「嘘嘘! 私が一方的に渡してるだけだから、お返しなんて考えなくていいからね」

天海 「それはないっすよ。きちんとお礼はしますんで」

天海 「やっぱり甘いものがいいっすよね」

赤松 「じゃあ来月、一緒にお茶できるものがいいな」

天海 「了解っす。考えときますね」


―――――――――


赤松 「よーし! 最後のひとつだね!」

赤松 「誰とあうかなー♪」

赤松 「お、人影を確認! いってみよう!」


赤松が見つけた人物の正体を安価下2

赤松 「アンジーさんだ! アンジーさーん!」

夜長 「およ? どうした楓ー、なにかアンジーにご用ー?」

赤松 「うん。アンジーさんにチョコあげる」

夜長 「おおっ! 捧げ物をした楓はポイントアップだねー!! ゴールド会員への一歩だよー」

赤松 「うーん…アンジーさんの理屈でいったら、私はアンジーさんにじゃなくて、神さまにプレゼントしてることになるの?」

夜長 「そのとおりー! 楓は物分りよくて賢いねー!」

赤松 「うーん…私は神さまにじゃなくて、アンジーさんにプレゼントしているんだよね」

夜長 「んー? 楓はおかしなこというねー」

夜長 「アンジーに物をくれるってことはー、神さまへの捧げ物ってことだよー?」

赤松 「それっておかしくないかな? それだと、アンジーさんの物は何ひとつないってことにならない?」

夜長 「そうだよー? アンジーの体だって、神さまの物だからねー!」

夜長 「どうして楓はそんなこと言うのかなー? 賢いと思ってたけど違ったみたいだねー」

夜長 「がっかりだよー」

赤松 「私も、アンジーさんが理解してくれなくて残念だよ」

夜長 「楓。神さまを怒らせたら三親等親族にまで罰があたるよ?」

夜長 「でもでもー、今回は捧げ物くれたから、アンジーから神さまに、楓を許してもらえるようにお祈りしとくねー」

赤松 「……」

夜長 「じゃねー! ぐっばいならー」


―――――――――

赤松 「うーん…あれじゃあ、夜長さんにチョコあげたって気がしないよね」

赤松 「でも、これでチョコは配り終えたね」

赤松 「たまにはお菓子作りも良いかもしれない」

赤松 「春川さんと、天海くんがホワイトデーなにかしてくれるかも知れないから、来月楽しみだなー」


こうして、赤松 楓の気の早いバレンタインは終えた。

最原君で延長戦!
ルールは赤松ちゃんと同じ。書き忘れてたので、一応追記で、連取は禁止です。
赤松ちゃんで来ていた安価の子もOKです。

開始はもうちょっと待ってください。

再開



最原 「うん。良い感じにできたな」

最原 (そろそろバレンタインだって思ったら、なんとなくお菓子を作りたくなって、チョコのカップケーキを作ってしまった)

最原 「5つあるし、誰かにあげようかな」


下2で出会う人物

ガチャ

最原 「あ、春川さん」

春川 「最原…何かよう?」

最原 「えっと…そろそろバレンタインだから、なんとなく作っちゃったカップケーキがあるんだけど、食べる?」

春川 「あんたも?」

最原 「“あんたも?”」

春川 「昨日、赤松も早めのバレンタインだって、トリュフくれた」

最原 「あ…そうなんだ…」

春川 「がっかりしてんの?」

最原 「え? な、何が?」

春川 「赤松からチョコもらえなかったの」

最原 「うっ…!」

春川 「……気を落とす必要ないんじゃない?」

最原 「え?」

春川 「本番のバレンタインまでにはまだ時間があるし」

春川 「もらえるんじゃない? 当日は。多分だけど」

最原 「そ、そうかな?」

春川 「それ、くれるんでしょ?」

最原 「あ、うん。どうぞ」

春川 「まあ、赤松から当日なにももらえなかったら、私のとこ来なよ」

春川 「お礼と慰めも込めて何か用意しといたげる」

最原 「ははっ、ありがとう。春川さん」

春川 「今、お礼を言うのはもらった私の方。あげた時にして」

最原 「解ったよ。……当日、慰めが含まれなければいいんだけど」

春川 「そこは赤松次第。私は知らない」

春川 「あ、飴食べるならあるよ。舐めてちょっと気を紛らわせなよ」

最原 「…もらおうかな」


―――――――――


最原 (赤松さんも昨日、僕と同じようなことしていたとは…)飴ころころ

最原 (別に…落ち込んでなんかないぞ…)飴ころころ

ぽんぽん

最原 「え? 誰?」


最原の肩を叩いた人物を安価下2

夢野 「なにをショボくれた顔をしとるんじゃ? 最原よ」

最原 「夢野さん」

夢野 「お主を笑顔にする魔法をかけてやりたいところじゃが、今ウチのマナは不足しておる。すまんな」

最原 「もしかして…僕を元気づけるために声をかけてくれたの?」

最原 (あの面倒臭がりの夢野さんが?!)驚愕

夢野 「今にもカビやキノコが生えてきそうだったからの」

最原 「そんなに?!」

最原 「あ、そうだ。夢野さん」

夢野 「なんじゃ?」

最原 「これ、良かったら食べて」

夢野 「おおっ!! 美味しそうなカップケーキではないか!食べてしまってもよいのか?」

最原 「作ったはいいけど、食べきらないから」

夢野 「んあ? これは最原が作ったのか?」

最原 「そうなんだ。もう少しでバレンタインだから、なんとなく作ってみたんだけど」

最原 「多分味も問題ないはずだよ」

夢野 「バレンタインじゃとっ?!」

最原 「ど、どうしたのっ?!」

夢野 「んあー…こここれをウチにくれるというのははははは」ドキドキ

最原 「えっと…数が多いからお裾分けしただけだから」

夢野 「なにぃ?! ウチのガラスのように繊細な乙女心を弄ぶとは不届き者め!!」

最原 「えええっ?!」

夢野 「カビでもキノコでも生やしとれば良かったんじゃー!!」

夢野 「MPが回復しておったらお主を消滅させてやるのにぃ!!」ムキーッ

最原 「ええっ!? なんで怒ってるんだ?!! 僕が悪いの?!?!」


夢野が怒ってしまったので逃げだした。


―――――――――


最原 「な、なんで夢野さん、突然怒りだしたんだ?!」

最原 「本命じゃないのが気にくわないとか? まさかそんなかことはないよな…?」

最原 「うーん…とりあえずどうしようかな。まだ3つあるな」

最原 「なんだか気疲れしちゃったし、ちょっと飲み物飲んで落ち着こうかな」


厨房への道すがら出会う人物を安価下2

クマーズ 「おはっくまー!」

最原 「ええー…なんかいる…」

キッド 「ヘルイェー!! キサマいいもん持ってやがるじゃネーか!!」

タロウ 「おいしそうなお菓子だよね!」

ファニー 「知ってるわ、それをいろんな人に配っているのよね?」

モノスケ 「口あけた鯉みたいな間抜けなツラしとるクセにとんだすけこましやでー!!」

モノダム 「…………」

最原 「もしかして、カップケーキ狙いで現れたの?!」

キッド 「ったりめーダローが!! そうじゃなけりゃキサマみたいな存在感幽霊級のヤツの相手なんざしてらんねーゼ!!」

ファニー 「そんな言い方、かわいそうだわっ!! 確かにこの学園のメンバーで、彼のことが目につくかつかないかでいえばつかないけれど!!」

モノスケ 「主人公補正なかったら、間違いなく存在感最下位やろな!!」

タロウ 「よかったねー! 主人公で!!」

モノダム 「ヨカッタネ」

最原 「主人公って、なんの話をしてるんだよ??! というか、何で僕の存在感の話になってるのさ?!」

キッド 「ウルセー!! さっさとその浅黒い食い物を寄越せってんだよ!!」

クマーズ 「よこせー!!」

最原 「お、お前達になんかあげないよ!!」


最原は逃げだした。


―――――――――


最原 「はー…エグイサルで追いかけまわされたりしなくてよかった…」ぜぇはぁ

最原 「余計に疲れた…早く何か飲もう…」


厨房にいた人物を安価下2

夜長 「ありゃりゃー? 終一ー? 疲れた顔してどうしたのー?」

最原 「ああ、アンジーさん…さっきちょっとモノクマーズ達に絡まれちゃって」

夜長 「襲われちゃったー? そいつは大変だー!」

最原 「いや、襲われてはないからね?」

最原 「そうだ、アンジーさん。これあげるよ」

夜長 「わおっ! おいしそうなお菓子ー! 終一もポイントアップだねー!!」

夜長 「あ、でもでもー、楓は神さま怒らせそうになったからー、帳消しになっただけだねー」

最原 「赤松さん? あ…もしかして…」

夜長 「昨日、楓からもお菓子をもらったよー!!」

最原 「ああ…やっぱり」

夜長 「んー? 終一どうしたのー? あー、もしかしてー」

夜長 「楓からお菓子もらえなかったのかなー?」

最原 「ううっ!!」

夜長 「なるなるー。落ち込んでるの終一ー?」

夜長 「落ち込んでるならー、アンジーが慰めてあげよっかー?」

最原 「え」

夜長 「いつもはー、アンジーが慰めてもらうことが多いんだけどー」

夜長 「終一なら特別」

最原 「え? え? よ、夜長さん?! なんでそんな詰め寄ってくるの?!」

夜長 「終一を悲しませる楓なんて忘れちゃおう?」

最原 「な、なんか危ない予感がする! ご、ごめんアンジーさん!!」

最原 「僕、他に行くとこあるから!!」

夜長 「あー! 終一、逃げたらダメだよー!!」


最原はエロい雰囲気に引き込まれる前に逃げだした!


―――――――――


最原 「あ、アンジーさん、いつもと全然違う雰囲気だった…」

最原 「あのままおとなしくしてたら、どうなってたんだろう…」

最原 「……か、考えてないよ…?」

最原 「結局、飲み物も飲めなかったな…」


次に出会う人物を安価下2

アンジーちゃんの呼び方がしょっちゅう安定してなくてもう訳ないです。
赤松ちゃんも最原君も、アンジーさん呼びなのに

申し訳ない。この下安価で

赤松 「あ、最原くん!」

最原 「あ、赤松さんっ」

赤松 「どうしたの? なんだか汗かいてない? しんどいの?」

最原 「さっきから走ってばかりだったから…」

赤松 「何があったの? 大丈夫?」

最原 「うん。とりあえずはね」

最原 「それより赤松さん…これ、どうぞ」

赤松 「わっ! カップケーキだ! ありがとう、最原くん!」

最原 「バレンタインが近いから、なんとなく作ったんだ」

赤松 「最原くんもそうなんだ? 私も昨日、トリュフ作ったんだ」

最原 「そうみたいだね」

赤松 「あ、知ってたんだ?」

最原 「春川さんと、アンジーさんから聴いたから」

赤松 「春川さんとアンジーさんかー。なるほどね」

赤松 「もしかして、同じようにこのカップケーキ、ふたりにも渡したの?」

最原 「う、うん。渡したよ」

赤松 「そうなんだー。ふーん」

最原 「赤松さん?」

赤松 「なんでもないよー」

最原 「なんでもないってこと、なさそうなんだけど…」

赤松 「……私も昨日同じようなことしてるしね…」

赤松 「でもでもやっぱり悔しい!!」

最原 「大丈夫? 赤松さん?」

赤松 「最原くん!」

最原 「な、なに?!」

赤松 「覚悟してよね、バレンタイン!!」

最原 「覚悟…? バレンタイン…?」

赤松 「そう、バレンタイン! 私の本気を、最原くんに見せつけてやるんだから」

最原 「それって……」

赤松 「それを言うのは、当日に……ね?」にこっ

最原 「っ!」

赤松 「……ふふっ。なんだか疲れてるみたいだから、一緒にお茶しない? クッキーあるから食べようよ」

最原 「う、うん。ありがとう」

最原 (さっきのって、そういう意味なのか? そういう意味でいいのか?)ドキドキ


改めて赤松と厨房に向かい、ドキドキしながらしばらくお茶を楽しんだ。


―――――――――


最原 「赤松さんとの後で、なんだか渡し難いけど…最後のひとつはどうしようかな…」

最原 「あ、あそこに誰かいるな」

最原 「おーい」


最後に見つけた人物を安価下2

茶柱 「むむむっ!! 最原さんっ!! 転子に息の根をとめて欲しいのですか?!」

茶柱 「良い心がけです! さあ、死んでください!」

最原 「い、いきなり?! ちょっと! 落ち着いて!!」

茶柱 「まあ、話をきく猶予は与えてもいいでしょう」

最原 「なんでそんなに上から目線なんだろう…」

最原 「えっと、カップケーキを作ったんだけど…」

茶柱 「最原さんが作ったんですか?」

最原 「う、うん…」

茶柱 「男死が作ったモノなんて、何が入っているか解ったもんじゃありません!!」

茶柱 「断固拒否です!!」

最原 「うん…そんな気はしてたよ…」

茶柱 「ですから最原さん、性転換しましょう!」

最原 「それはムリだから……」

茶柱 「最原さんだったら、素敵な女子になること間違いなしだと思うのに…勿体ないですよ」

最原 「勿体ないと言われても…僕は今の僕の姿を変える気はないから…」

茶柱 「むう…でも、善は急げといいますし、したくなったらお早めにですよ!」

最原 (だからしないって!!)


―――――――――


最原 「結局、受け取ってはもらえなかったな…」

最原 「結構動いたし、自分で食べてしまうのもいいけど…」


最後になるかもな人物を安価下2

獄原 「あれ? 最原くん。こんなところで何か考えごと?」

最原 「ゴン太君。考えごとっていうほどのことじゃないんだけど」

最原 「ちょうど良かった! ゴン太君、カップケーキ食べない?」

獄原 「カップケーキ? うん! 食べるよ!」

最原 「じゃあ、これあげるよ。僕が作ったんだけど…東条さんほど美味しくはないけど、たぶん不味くはないと思う」

獄原 「わあっ! これ、最原君が作ったの?!」

獄原 「後でいただくよ!! ありがとう!!」

最原 「ゴン太君の笑顔が眩しい…っ」

獄原 「最原君もお菓子を作るんだね。難しそうなのに、スゴイよ!」

最原 「叔父さんの探偵業の手伝いの内容に、なぜかおやつを作るっていうのがあったから…」

最原 「ある程度のお菓子は作れるよ」

獄原 「お菓子まで作れるなんて、やっぱり最原君は素敵な紳士だね!」

獄原 「ゴン太も見習わないと!」

最原 「別に、僕は紳士じゃないよ」

獄原 「今度、ゴン太にお菓子の作り方、教えて欲しいな」

最原 「うん、かまわないよ」

最原 「何を作りたいか、また考えておいてよ」

獄原 「うん! わかったよ! お願いします、最原くん!」


―――――――――


最原 「全部受け取ってもらえて良かった」

最原 「バレンタイン当日に…か…」

最原 「赤松さんが覚悟しておけって言ってたな…」

最原 「……」そわそわ

最原 「今日は走り回ったから、ちょっとだけ仮眠をとろうかな」

最原 「おやすみなさい」


赤松の言葉を頭の中で反芻し、バレンタイン当日に胸を馳せつつ、最原の気の早いバレンタインは終えた。

まさかの平和で終えました。
安価スレですので、皆様のご協力がなければなりたっておりません。ここまでお付き合い頂きまして、ありがとうございます!
また>>1がスレ立てしたのを見かけて、お時間ありましたらよろしくお願いします。

乙……だけど別にRスレに立てなくてもよかったのでは?

>>56
そうなんですよね。ゾロ目出ず、ただただ平和に終わって驚きました。
コンマで何かしら起こることが多いんで

もっとチョコ作ってもええんやで

乙ありがとうございます!


>>60
何も起こらな過ぎて、王馬君でゲキまずイタズラチョコ延長戦したろかなってちょっと考えてはいました。
時間ないかもなんで、諦めました。

まだあるようなので、このスレの当日譚的なモノです。
よろしければどうぞ
【ダンガンロンパ】最原「バレンタインか…」【V3】
【ダンガンロンパ】最原「バレンタインか…」【V3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1487005959/)

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