【泰王】皆で泰王の【総受け】 (32)

我慢できずカッとなってこんなものを作ってしまった。
いつもは凛々しい驍宗様がな、受けになったらやっぱり可愛いんだろうなぁ、と思って探したんだが、なかなか見つからないんだ。


初めてスレッドを書くから……あの、何か変な所があれば、早めに指摘してくれ。

なにかネタを持っているならとりあえず書いてくれ。
新しく話を書き始める場合は、リレーか否か書いてから。

泰王が受けならどんな相手でも構わん。名前欄に題名を入れてくれると助かる。
一人だとなんだか心細いので、誰か一緒に書いてくれると、正直とても嬉しい。
リレー形式、といえばいいのか?
最初の行に一言言ってくれると助かる。
自分も書くが駄文かもしれん。すまん。

最後に、暴言を吐いたり、絶対に書いてくれた内容への批判は絶対にしないことを約束してくれ。

質問があれば何でも聞いてくれ。

ああああああああああああああああああああああ!!!!!
やべ、題名が途中だった!!

ごめん、題名は「皆で泰王の受けかこうぜ」だ。
・・・・・・まぁ、分かるか。

ほんとごめんな。

ROMとは・・・・・・。
あの、どうやって探せばいいんだ。

ROMってきたんだが、書いていいか。

やった。
とりあえず書くな。

まって、これRフラグ立つやつかもしれない。
PCとかノートとか色んなところに殴り書きで小説書いてる人間だから全部かき集めるの大変なんだ・・・・・・。
Rフラグ立つかもだけど、こっちで書けば問題ないんだよな?

とりあえず書いてみた。駄文かも。

「驍宗様は、ぼくのことがお嫌いなんですか?」
 突然の幼い声に、驍宗は動きを止める。
「……どういう事だ?」
 彼が聞くと、途端にその少年ははっと目を見開いた。
 その目は何かを訴える悲痛な目をしており、思わず驍宗は視線を逸らす。
「いえ、なんでもありません。……ごめんなさい、邪魔でしたよね」
 そう言って、一瞬の笑顔。
 それはすぐに消え、少年は目を伏せて廊下の角の向こうに消えてしまった。
「蒿里!」
 訳が分からなかった。だがしかし、訳が分からないなりにその反応には焦り、慌てて後を追おうとしたが、彼は女官の一人に呼び止められた。
 驍宗は少年――泰麒が消えたあたりを見つめていたが、すぐに振り返り、執務室へと帰っていった。

「わたしは、蒿里になにか悪いことをしただろうか」
 そう、書物を運んできた女官に声をかけた。
 女官は困ったような顔をして、
「私には、分かりかねます。お力になれず申し訳ありません」
「いや、変なことを聞いて悪かったな」
「いえ。……ではこれで、私は失礼いたします」
 眉を顰めて小さな音を立ててしまった扉を見つめる。
 正直に言うと先ほどから執務は全く進んでいなかった。
 最初のうちこそ泰麒は自分に怯える様子を見せたものの、ここ最近は上手くいっている、と思っていた。
「思っていたのだが……」
 最近、蒿里は自分に何か言いたそうな顔をしていた。それも、かなり前からの話だ。

 「驍宗様は、ぼくのことがお嫌いなんですか?」

 ――わたしは、蒿里に冷たいのだろうか。
 そんなことは、ない……つもりだ。
 ――そのつもりが、いけないのではないか。……最近お前は、蒿里に構ってやっているか?
 ……たしかに、最近は仕事が忙しかったな。蒿里に構ってやれる時間は……無かったかもしれない。
 ――ちゃんと話をしてやれ。蒿里も自分と話したいことは沢山あるはずだ。
 ……そうする。

 短く息を吐き、止めていた手を再び動かす。
 早く仕事を終わらせなければ。

 その夜。
 すでに泰麒は寝てしまったであろう時間に、驍宗はやっと執務を終えた。
 泰麒に夜は早く寝るように命令したのは自分だ。これは仕方ないことだった。
 明日、また話せば良い。
「いや……明日も、きっと沢山仕事が来るのだろう」
 ――こんな様だから、蒿里に余計なことを考えさせてしまう。
 そう、目を軽く伏せた所で、軽い足音が聞こえた。
「蒿里」
 扉の向こうに、泰麒の気配。
「……よく、分かりましたね」
 酷く、震えた声だった。
「……入りなさい」
 失礼します、と静かに扉を開けた泰麒を見て、驍宗は目を見開いた。
 泰麒は、少しやつれた様子で笑っていた。
「……どうした、眠れないのか」
 彼に近づき、極力優しく声をかけ、その鬣を梳いてやる。
 すると、泰麒は気持ちよさそうに目を細めた。
「はい。最近はずっと、眠れないんです」
 驍宗は眉を顰める。全く気付かなかった。今になってみれば、明らかにやつれているのが分かるのに。
 やはり、泰麒のことを気にかけていなかったではないか。
 忙しかった、というのはただの言い訳だ。
 せめて……
「蒿里、一緒に寝るか?」
 すると、ぱっと泰麒の顔が明るくなった。

 せめて、これくらいはしてやりたい。

あっこれフラグ立つヤツやった。

「……――っあ、蒿里!」
 軽く触れるだけで、それはすぐ離れてしまった。
 驍宗は咄嗟に口元を手で覆う。
 見上げた泰麒の目は、酷く冷めていた。
「甘く見ているんでしょう、ぼくが子供だから」
「そんなことは……」
 ない、と言い切ることは出来なかった。
 ここまで、警戒心を抱くこともなく、泰麒と添い寝することまで自ら進んでした理由は何か。
 ――泰麒が子供だからだ。
「たしかにぼくは子供です。驍宗様は、ぼくに優しくしてくれる。でも、それはぼくのことが『好き』なのとは違うんでしょう。ぼくが子供だから、驍宗様はぼくのことを『好き』になったりしてくれない」
 あぁ、驍宗は泰麒の目を見つめる。
 蒿里は、わたしのことを好いていたのか。
「蒿里――」
 そんなことはない、と言おうとしたところで、また口を塞がれた。今度は、舌まで入ってきた。
「……ぅあ……こう、り……っ」
 途端に冷めた目線が驍宗を貫く。
 ――驍宗様は、何も喋らないでください。
 そう、泰麒は言っていた。

 怖いのだ、蒿里は。
 わたしが蒿里を嫌うことが。
 わたしが、蒿里を拒むことが。
 こんな、辛そうな目をしているのに、何故今まで気がつかなかったのだろう。

 考えているうちに驍宗の意識は朦朧としだした。クチュリ、と卑猥な水音が響く。
 しだいに体は微かな熱を持ちだし、目は蜜を零したように蕩けている。
 それは、本人の気性を写したように優しげなものだったが、それ故に 驍宗には自分が酷く責められているように感じた。
 ……自分は何も気付いてあげられなかった。自分が至らないせいで、こんなに蒿里はやつれてしまった。
 すまない。そう言おうとしたのが、蒿里は冷たい目のままで言う。
「……また、何か言おうとしたでしょう。
 どうか、今は何も言わないでください。お願いです。
 驍宗様を思うだけで、胸が張り裂けそうなんです。驍宗様を見るだけで、こんなにも……こんなにも、苦しいんです」

 ……どうか、ぼくを拒絶しないで。

 泰麒の深い色をした目からぱたりと落ち、頬を伝わる熱いもの。

「……今日は、これくらいにしておきます。
 自分勝手でごめんなさい……」
 唇から唇へ。伝う銀の細糸はぷつり、と儚く切れた。
 泣きながら口付けを交わした後、泰麒はそう言ってまた驍宗に縋りつく。
 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
 
 しばらくすると、泣きつかれて寝てしまったのか泰麒は静かになった。
 濡れて紅色に色付いた唇に手を当て、驍宗は思う。
 ……不思議と、嫌ではなかった。
 けれど。
 ……責任を取るのはわたしの役目だ。
 深い罪悪感の海に溺れそうだった。

 明日は、うんと話してやろう。
 まだ少し熱を持った体で、驍宗はぼんやりとそう思った。

 そうすれば、きっとまた、いつものように笑ってくれるだろう。

 淡い希望と深い罪悪感を胸に、驍宗も眠りについた。

今までスピーディーに事が進んでるけど、多分こっからゆっくりになると思う。
気長に待ってくれたらありがたい。

……ところで、いま見てくれている人ってどれくらいいるんだろうな。

返信してくれてありがとう。
いや、ここはROM専(?)の人が多いと聞いたが、本当に見てくれているのかちょっと不安になってな。

目を覚ますと、そこに泰麒の姿は無かった。 
 戴国の朝は夏でも肌寒い。
 驍宗の朝は早く、いままで泰麒はなんども先に起きようとしたことがあったが、結局寒さに負けて寝てしまうのだ。
 しかし、今日は違う。――驍宗は冷たくなっているすぐ側の布団に手をあて、再び目を閉じる。

 ……気に病んでも詮無きことだ。今日は蒿里と話をする予定なのだろう。

 息を吐き、寝台から降りた。

 それから控えていた従者に衣服を着せてもらい、その後髪を梳かす。
 髪を束ねられながら驍宗は眉をひそめた。
 首筋に、紅い鬱血痕。
 それを見つけた瞬間昨夜の事を生々しく思い出し、驍宗の体はそれだけで熱を持った。

 ……子供相手に、そんな……。

 すぐに彼は目を伏せる。

 泰麒は、自分を子供として見てほしくなかったのだ。それなのに、今になってもそんな思考では……。

 ……昨日の口付けといい、これといい、どこでそんなものを覚えたんだ。

 何かの書物にそういう事が書かれていたのだろうか。いや、その可能性は低いだろう。

 誰かが、泰麒に教えたのか。

 そうであったとしても、今の驍宗にその者を責める気にはなれなかった。
 いつもの……いままでの泰麒がそのようなことを聞いたら、きっと誰もが軽くあしらってしまうだろう。
 しかし、もしその泰麒が酷く憔悴した様子なら……。

 小さく頭を振る。今はそんなことを考える暇はない。これから朝食を食べるとすぐに朝議の時間だ。
「……すまないが、窓を開けてくれ」
 怪訝そうな顔をした従者が、窓を開ける。
 途端に冷たく強い風が室内に入り込み、すぐに部屋は冷え切ってしまった。
 息を吸い込む。吐く。
 冷えた空気を頭にたっぷりと取り込んだ驍宗は、すぐにいつもの調子を取り戻した。

なんか、すごい鬱な話になりそう(苦笑)。
軽くシリアス注意。ハッピーエンドにするつもりだけど、その過程がちょっとアレかも。
プレイがえげつなくなったり・・・・・・しなかったり。

友人の意見「(人の形に変化した)傲濫使って3Pとか良くね? ねぇ、良くね?」
俺「……お前はなんて恐ろしいことを……(それは思いつかなかった)」
 これ採用でいいかな?

22さん期待コメありがとう。
よっしゃさらに頑張る。
俺は褒めると伸びるんだ。

……まぁ、つまりちょろいってことなんだが。

あ、23さんだった。
なんでこんな誤字が多いんだ俺・・・・・・

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