【R18】八幡「…………しっぽ?」沙希「……見た?」京華「みたー?」【俺ガイル】 (1000)

このスレは八幡と沙希がちょっぴりエッチなことをするだけの童貞臭漂う妄想スレです
設定や注意事項は前スレを参照してください

前スレ
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よろしくお願いいたします

「ん…………」

 意識がだんだん覚醒してくる。
 それでもそのまま二度寝に陥ることは容易いだろう。俺は回転しない頭でどうするか考えた。
 …………って。
 すぐそばに暖かくて柔らかい存在を感じる。
 俺と一緒に寝てくれるなんて川崎くらいのもんだ。腕を回して川崎を抱き締め…………いや、違う。
 川崎にしては色々小さい。
 俺は目を覚まして掛け布団を捲った。

「おはよ、お兄ちゃん」

「おう、おはよう小町。何故俺の布団に潜り込んできてんのか説明してくれると嬉しいんだが」

「えーと、夜這いしようと思ったんだけど無理やりはダメって言われてるから一緒に寝るだけにしようかなって」

「無断で入ってくるなよ。びっくりしただろうが…………昨晩からか?」

「ううん、ついさっき」

「夜じゃねえじゃねえか。夜這いにならないぞ」

 妙なところに突っ込みを入れながら俺は身体を起こす。
 窓からはすでに陽の光が射してきていた。

「もう起きるの? 小町を抱き枕にして二度寝してもいいのに」

「いや、川崎との約束があるから。メシ食ってちょっとしたら出掛けてくる」

「え、こんな朝早く? プリキュアとかはいいの?」

「録画してあとで見るよ」

「うわー、以前のお兄ちゃんからは考えられないセリフだ。もうすっかり沙希さんにメロメロだねぇ」

「あー…………」

「少し前のお兄ちゃんが聞いたらびっくりするよ。変なものでも食べたか催眠術にでもかかったか、なんて」

「!!?」

「じゃ、朝御飯の支度しよっと。お兄ちゃんは顔洗ってきなよ」

「あ、ああ」

 朝食を終え、俺は川崎との待ち合わせ場所に向かった。少々早いが、御主人様を待たせるよりはいいだろう。
 駅前に到着してあまり目立たないところで待っていたが、やってきた川崎はすぐに俺を見つけた。

「や、おはよ比企谷」

「おはよう川崎。よくわかったな、俺がここにいるの」

「あんたのことだからどうせ目立つところのはいないだろうと思ってね」

「行動が読まれてんな…………」

 少し嬉しく感じてしまう。
 まるで俺のことをちゃんと理解してくれているようで。

「…………なあ、川崎」

「ん、何?」

 だけど俺は川崎に聞かなければならない。
 一度持ってしまった疑念はそう簡単には振り払えないのだから。

「その、さ、お前のサキュバスの能力で聞きたいことあるんだけど、いいか?」

「いきなり改まってどうしたのさ。何?」

「サキュバスってさ、漫画とかだと自分に惚れさせたり精神操ったりすることがあるけど、そういうのって川崎は使えるのか?」

「使えないよ。そういう精神操作は分野じゃないし」

 思い切って聞いた俺の疑問を川崎はあっさりと否定した。
 あまりに軽く言うので聞き直してしまうほどだ。

「つ、使えないのか?」

「少しエロい気分にさせたりとかはできるけど、どっちかっていうと肉体に働きかけてるからね。そもそも身体で誘惑できない時点でサキュバスとしては失格だし、無理やりしたところで美味しいのは採れないし」

 そのあとも川崎は何か言っていたが、俺は安堵感に包まれてよく聞いていなかった。
 そんな俺を見て川崎が驚く。

「ちょっと、何で泣いてんのさ!?」

「え? あ…………」

 慌てて頬に手をやると、確かに涙が流れていた。

「落ち着いた?」

「ああ…………えっと、すまん」

 あれから止めようにも涙は止まらず、川崎は慌てて俺を引っ張っていつものラブホテルに駆け込んだのだ。
 ソファーに並んで座り、俺は川崎にしがみつくように抱きついて、しばらくしゃくりあげていた。

「で、結局何だったのさ?」

「う…………」

 正直言いたくない。
 だけどこの状況では言わないわけにもいかないだろう。
 ええー……………………。
 自分の気持ちが偽物でなくて良かったって、この抱いた感情が本物で嬉しかったって、言うの? 川崎に? 恥ずかしいってレベルじゃねーぞ。
 ていうか疑ったことすら申し訳ないのに。
 そんなふうに逡巡していると、川崎は俺の頭をポンポンと叩く。

「ま、いいけどね。言いたくなかったら言わなくても」

「え、いいのか?」

「さすがにそこまで踏み込むのはね。あんたが泣くなんてよっぽどの事だろうし、聞かれたくないでしょ?」

「すまん…………でも、決して悪いことや迷惑かけるようなことじゃないから」

「そこはあんたを信用してるよ。それに代わりの事を聞かせてもらうし」

「代わり?」

「そ。昨日言ったでしょ。あんたがしてほしいことやしたいプレイを聞かせてよ」

 川崎はそう言ってにぃっと悪戯っぽく笑った。

一旦ここまで。次回からエロいことします
夏コミでも相変わらずサキサキ本はなかった。でも冬で予定しているというサークルさんがいたのでそれを期待しながら待つことにする
近いうちにまたノシ

次回予告(今回の担当:死に掛け神)

どうもー!駄文メーカーにして、
本作の作者、死に掛け神ですっ!
八幡が大罪のバハムートと呼ばれ由比ヶ浜ることになった理由と、空白の一ヶ月(少しも明かされてないとは言ってない。)の出来事が遂に明らかに!
そして遂に動き出す黒幕!
行け!八幡!お前はもっと強くなれる!
何故なら俺がそういう展開がすきだから!
次回!
「八幡が『大罪のバハムート』と呼ばれる理由」

見てくれると嬉しいな!

八幡「メタ発言とネタバレ止めろ!」



あとがき

葉山への復讐の第一回目が終わりました。

葉山にはまだまだ地獄を見せるので

まだまだ終わりません!
今回も読んで下さってありがとうございました!

「いや、その、したいプレイとか言われても…………」

「ないわけないでしょ」

 そりゃあるに決まってる。
 俺だって男子高校生、ヤりたい盛りの思春期真っ盛りだ。あんなことやこんなことを妄想する毎日を送っているさ。

「それとも何? こんなふうに尋問されること自体が好きなの?」

「うっ…………ち、違…………」

 耳元で囁かれながらズボンの上から股間を撫でられる。
 あっという間に肉棒は臨戦態勢になってテントを作り上げた。

「ね、教えてよ比企谷。あんたはこのチンポをあたしにどうされたい? このチンポであたしをどうしたい?」

「あ…………う…………か、川崎っ」

 理性がぶっ飛びそうになるのを堪え、川崎を抱き締める。
 川崎もそれに抵抗せず、俺の股間を撫でながら身体を預けてきた。

「川崎…………川崎の身体、愛したい…………いいか?」

「ん、いいよ。服脱いでベッド行こっか」

 一旦身体を離し、俺達は自分の服に手をかける。
 一糸纏わぬ姿になって髪をほどいた川崎がベッドに横たわり、誘うように俺に向けて腕を広げた。

「比企谷、あたしの身体好きにして。いっぱい愛して」

「川崎…………」

 俺は川崎にのしかかるように身体を重ね、唇を合わせた。
 柔らかい感触と共に全身に多幸感が広がる。
 ああ…………幸せだ…………。
 川崎にも、御主人様にも幸せになってほしい。気持ちよくなってほしい。
 そんな想いを込めながら身体をまさぐり始める。

一旦ここまで
とりあえず一発ヤっといた。サキサキは実にエロいですね
けーちゃんが出るのはこのスレ後半になりそう…………

またノシ

 バスルームでお湯の準備をしていた川崎が戻ってくる。
 浴槽に溜めている間に髪を洗ってもらおうかと身体を起こすが、川崎に押し倒されてしまった。
 何を、と問う前に俺の身体にのし掛かって覆い被さり、すんすんと鼻を鳴らし始める。

「おい、何をしてんだよ」

「見てわかるでしょ。匂い嗅いでるの」

「何で匂いなんか…………良いもんでもないだろ」

「ううん、あたしあんたの匂い好きだよ。でもお風呂入ると匂い薄くなっちゃうからね、今のうちに堪能しとかないと」

「まあ…………こんなので良かったら好きなだけ嗅いでくれや」

「ん」

 うなじや肩口、耳の後ろ辺りで匂いを嗅がれ、当たる息がくすぐったい。
 俺は川崎の身体に腕を回し、背中や尻を撫でる。
 程よく肉が付いて張りもあるその臀部はとてもさわり心地が良く、いつしか俺は夢中になって揉みしだいていた。

「ん、ありがと。それじゃお風呂行こっか」

「…………おう」

 川崎が満足げな表情で身体を起こす。
 手が離れた俺も続けて起き上がった。

「ふふ、そんな物足りなさそうな顔しないの。お風呂でもいっぱい触らせてあげるから、ね」

 俺の両手を取って自分の胸に当ててくる。
 それを少しだけ揉んだあと、俺達は連れ立ってバスルームへと向かった。

一旦ここまで
すいません、本当は先に海老名さんの出番の予定でした。だけど海老名さん編が長くなりそうで、けーちゃん編まで間が空くとおかしくなるので急遽変更。ネタバレすると熱を出してから間が空くのはよくないってことなので…………
全銀河系の海老名さんファンには申し訳ないです

あと今更ながら注意点
このSSに登場するキャラクターは全員18歳以上です。
安心してください。ロリキャラなんていませんよ

またノシ

「んっ…………ね、どうしたの?」

「何がだ?」

「少し心がここにあらずって感じだけど、悩み事?」

「あー…………あとで話すわ」

「そう? でも昨日あんなに出したのにすごいね。こんだけ固くて反り返ってて…………んっ……おなかの裏側こすれて…………気持ち、いい」

 週が明けた月曜の昼休み。
 いつもの屋上で昼食を食べたあと、俺は川崎と対面座位で一つになっていた。いや、正確にはこれが川崎の食事か?

「俺も自分の精力に驚いてる。御主人様に身体作り替えられちまったみたいだ」

「ふふ、サキュバスにそんな特殊能力はないよ。搾れるだけ搾ったらポイして次の男に行くだけ……あん…………だから、あんたは性奴隷として、極上だね。ホント、あんたを捕まえられて良かった」

「そ、そうか」

「うん。比企谷、大好き」

 そう言って川崎は俺と唇を合わせてきた。
 あまりにストレートな物言いに戸惑って言葉に詰まってしまったが、じんわりと胸の奥が暖かくなってきた。
 ああ。
 川崎。
 川崎。

「んんっ!」

 背中に回していた腕を縦にし、肩を掴んでぐっと下に引き寄せるように押し付けると、川崎が呻いた。
 それを繰り返し、同時に自分の腰を突き上げる。

「んっ! んっ! んあっ! だ、だめぇっ…………!」

「駄目なのか?」

 唇が離れて懇願するように川崎は言う。
 が、俺はそれを止めず、何度も繰り返す。

一旦ここまで
さて、けーちゃんの前にちょっとインターバル
小町と静ちゃん、どっちを相手にしようかな

またノシ

 帰宅すると、キッチンから良い匂いが漂ってきた。小町が夕飯の支度をしているのだろう。
 俺は自室で着替えてからリビングに向かう。

「あ、おかえりお兄ちゃん。もうすぐ夕御飯出来るからカー君のエサ準備しといてくれる?」

「あいよ」

 カマクラ用の皿を出してエサを盛っていると、すぐにトテトテとカマクラが近付いてきてその様子を窺っていた。
 そういえば川崎の猫アレルギーが治って本当に良かったな。でなきゃウチに呼ぶことなんて出来なかったし。
 やっぱりサキュバスになって体質が変わったんだろうか?

「できたよー、運ぶの手伝ってー」

「おう」

 食べ始めたカマクラの頭を一撫でし、手を洗ってから小町を手伝う。
 準備を終え、テーブルについて手を合わせる。

「いただきます」

「はい召し上がれ。いただきまーす」

「うむ。やはり小町のメシは旨いな」

「えー、でも沙希さんには敵わないよ」

「そんなことねえさ。川崎の料理には川崎の、小町の料理には小町の良さがある。一概に比べるもんじゃない」

「うっわ…………」

「あん?」

「なんかイケメンリア充のセリフみたい。そんな言葉がスルッと出るあたりお兄ちゃんの極まったひねくれ度もだいぶ和らいでるねえ」

「何だよひねくれ度って。多少歪んでるかもしれねえけどそこまでじゃないだろ」

「……………………」

 え、なにその沈黙。
 俺ってそんなになの?

一旦ここまで
とりあえず小町とします
最後まではしません

またノシ

最終章予告

葉山「やったか?」

八幡(?)「GYAAAAAAAAAAA!!!!!!」

八幡「あぁ、俺は…好きなのか…。」

闇八幡「俺はお前だ!」

闇八幡「黒幕はお前をりようしている。」

八幡「俺、比企谷八幡は…を愛し続けます。これから先ずっと一緒にいてくれないか?」

そしてすべての交錯した世界は加速して行く

多重人格者の俺の復讐するのは間違っていない

最終章

『闇夜を切り裂き未来を手に掴む。』

 小町が身体を寄せてきて俺の胸に顔を埋める。
 俺は小町の背中に腕を回して抱き締めた。

「ん…………お兄ちゃん…………」

「小町…………」

 小町も抱き返してくる。
 片手を頭に持っていき、そっと頭を撫でてやると溜め息のような吐息が小町から漏れた。
 このまま可愛い妹を抱き枕にして眠るのも一興だったが、残念ながらそれは小町が許さないようだ。

「お兄ちゃん…………小町の身体、さわって…………」

「ああ」

 俺は小町のパジャマのボタンに指をかけ、外していく。
 その隙間から手を差し入れ、小町の柔らかな胸に触れた。

「あん…………」

「小町のことまだまだ子供だと思ってたけど、いつの間にかこんなに大きくなってたんだな」

「沙希さんには敵わないけどね。どうしたらあんなに大きくなるのかなあ」

「気にするな。小町の胸も可愛くて好きだぞ」

「うう……可愛いってのは嬉しいけどフクザツ…………」

 俺は小町の身体を仰向けにさせ、パジャマを左右に開いて胸をはだけさせる。
 まだふくらみかけのその両胸をマッサージするように揉みしだくと、ぴくんと小町の身体が跳ねた。
 ツンと尖った乳首を軽く指で挟み込む。

「あっ、だ、だめぇ…………」

「ダメなのか? 気持ちよくないか?」

「い、いいけど、そうじゃなくて」

「何だ?」

一旦ここまで
小町終わり。次は静ちゃん

なんかコピペがいっぱい貼られてんね
スレの大半がコピペで埋まっちゃうかも…………

次スレのタイトル考えなきゃ!(使命感
またノシ

10 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/09/09(金) 13:41:39.03 ID:ij/k8YcBO
魔王様「HA☆YA☆TO☆(笑)の分際で…身の程を再理解させる必要があるみたいね?」

薄化粧マッチョメン×100に囲われたHA☆YA☆TO☆(笑)「ア゛ッ゛----!!!!」ズブッ… ズブッ… ズブッ… ズブッ……

何故かいるE.H(姓.名)女史「愚腐腐腐腐腐……」

 目覚ましが鳴って起きると、すでに小町はいなかった。
 リビングに行くとちょうどキッチンから朝食の仕度を終えたらしい小町が顔を覗かせてくる。

「あ、お兄ちゃんおはよー。朝御飯できたよ」

「おう。ちょっと顔洗ってくる」

 洗面所で手や顔を洗い、寝癖を簡単に整えてから戻る。
 まだ親はどちらも帰ってきていないようだ。

「いただきます」

「いただきまーす」

 手を合わせて挨拶し、俺達は朝食を食べ始める。
 テレビで天気をチェックしつつ地域ニュースを眺めながらの食事を終え、出掛ける準備をした。

「準備オッケー。んじゃよろしくお兄ちゃん」

「おう、しっかり掴まってろ」

 後ろに乗ったのを確認し、俺は自転車を漕ぎ始める。
 そういや小町を中学校に送ったあとはコンビニに寄らないとな。今日は川崎がいないから弁当がないんだし。
 …………そろそろあいつに何かお返しをしなきゃなあ。親からは昼食代をもらっていて、それがまるまる浮いてる状態なのだ。
 何かプレゼントを、と思っても何をあげれば喜んでくれるかなんてさっぱりわからん。下手にサプライズにするより本人に聞いた方がいいんだろうかやっぱり。

「どしたのお兄ちゃん。考え事?」

「あー、何でもない」

 他人に聞くわけにはいかないよなさすがに。
 小町を送り、コンビニに寄ってから総武高校に到着する。
 今日の川崎がいない学校生活に少し憂鬱になりながら俺は自転車を置いて教室へと向かった。

一旦ここまで
静ちゃんとする前にちょっとインターバル
そういや原作では八幡ってけーちゃんのこと地の文では呼び捨てだったっけ? この作品ではちゃん付けで呼びます
ところで、俺ホモじゃないけどとつはちとかはちとつを書いてもいいんですかね?


またノシ

 放課後になり、俺は由比ヶ浜に遅れていく旨のメールを送る。すぐに了解のメールが来たが、三浦達と話していたのを一旦中断してこっちに手を振ってきた。
 いや、それ意味なくね? メールで返事するか手を振って了解の意を示すかどっちかでいいじゃん。
 心の中で突っ込みを入れつつ、俺は職員室に向かう。が、平塚先生はいなかった。
 隣の席の教師に聞くと、少し前までいたのだが、いつの間にかいなくなっていたらしい。どこに行ったんだ?
 電話してみようかと思った矢先、ふと思い当たって俺は職員室を出る。
 とある男子トイレの前、平塚先生はそこにいた。

「やあ、比企谷」

「呼び出すならちゃんと場所を指定してくださいよ…………で、何の用ですか?」

「ここに来た時点でわかっているんだろう? 君の相手をするよう川崎にも言われているしな」

「それなら俺は大丈夫ですよ。一日くらいしなくたって平気ですから」

「…………もう単刀直入に言うぞ。私は君とエロいことをしたいのだ」

「うわあ、開き直っちゃったよこの人」

「今さらだろう。そ、それで、どうなのだ?」

「わかりましたよ。じゃあ、この前みたいな感じで」

 俺は周囲を見渡したあと男子トイレの中に人がいないのを確認し、一番奥の個室の前で手招きする。
 平塚先生も周りに注意しながらそそくさとやってきた。
 二人で個室に入り、鍵をかける。

「なあ比企谷…………その、キ、キスしても、いいか?」

「何でそんなに緊張してるんですか…………キスよりもっと色々してるのに」

「う、うるさい。開き直ったといっても恥ずかしいものは恥ずかしいんだ」

「いいですよ。舌、絡めますか?」

「で、出来れば頼む。ちゃんと口は濯いできたし、今日は煙草も吸ってないから…………んむっ」

 俺は平塚先生の後頭部に手を回し、顔を寄せて唇を合わせた。
 舌を突き出すと平塚先生は口内にそれを受け入れつつ自分のと絡めてくる。

一旦ここまで
あっさりと静ちゃん終わり。学校だから仕方ないね。家でヤる時はガッツリやるよ
そういえばゆきのんとガハマちゃんの出番が全然ないね。もう少し日常場面を増やして登場させます
それではまたノシ

 翌日。
 いつもより心持ち早めに登校すると、すでに自分の席に座っている川崎が目に入った。
 一瞬だけちらっとこっちを向いたが、すぐに視線を手元の教科書に戻す。たぶん昨日休んで授業を受けられなかった範囲をチェックしているのだろう。
 だけど普段は自然に垂れ下がっている尻尾が上がり、フリフリとアピールするように左右に振られる。動物のとは違い、感情に連結して動くようなことはないと言っていたから俺に向けての挨拶なのは間違いない。
 こっちからの返信は返しようがないのでとりあえず席に向かう。が、どうにもにやけそうになる表情を抑えるのには苦労してしまった。

「あれ、八幡ひょっとして何かいいことあった?」

「え、何でだ?」

 寄ってきて朝の挨拶を交わした戸塚が唐突にそんなことを言う。
 顔には出てないと思うのだが…………。

「何か雰囲気が……あ、そっか」

「…………何だ?」

「ううん、何でもないよ」

 くすっと笑う戸塚。
 だけど直前に川崎の方に目線をやったのを俺は見逃していない。
 …………あー、勘繰られてるかなこりゃ。戸塚のことだから変なふうに揶揄してきたり言いふらしたりはしないと思うのだが。

一旦ここまで
次回からけーちゃん編に入ります
またノシ

 土曜日になった。
 以前の俺なら昼まで惰眠を貪っているのだろうが、川崎に呼び出されているしな。十時くらいの待ち合わせだからそろそろ起きて朝飯食わないと。
 そう思ってリビングに行くと先客がいた。

「あら、早いじゃない。どうしたの?」

「母ちゃんこそ珍しいな。休みなのにこんな朝っぱらから起きてるなんて」

「ちょっと出掛けたいとこあってね」

 そんな会話をしつつテキパキと自分のとともに俺の朝飯とコーヒーを用意してくれる。
 そうこうしているうちに小町も起きてきたので三人で朝食を取ることになった。

「あ、そうだ八幡。午後の買い物手伝ってくれない? どうせ暇でしょ」

「暇って決めつけるなよ」

「え、何かあるの?」

「まあ、ちょっと…………」

「沙希さんとデートなんだよね?」

 どう適当に誤魔化そうか考えていたところなのに、小町が余計なことを言う。
 案の定この母親はめっちゃ食い付いてきた。

「八幡、詳しく聞かせなさい!」

「いや、えっと…………」

「ああもう。小町!」

「クラスメートの川崎沙希さんていってね、すごい美人でお料理も上手な人だよ」

 俺の態度に業を煮やしたか小町に対象を移し、その小町はペラペラと喋る。
 止めようとしたって無駄だろう。俺は諦めて黙々と食事を続けた。

一旦ここまで。遅筆ですまんな
今編はエロ目的でなく、あくまでもサキュバスに栄養を与えるという人助けを行うだけなのであまりエロ描写はしません

またノシ

 案内されたのは川崎の部屋だった。
 几帳面に片付けられていて女子らしい物は少なかったが、それでも男子の部屋とは匂いが違っていた。と言っても俺には男友達の部屋に行くなんて経験ほぼないけど。

「どしたの?」

「あ、いや…………なんでもない」

 部屋に入るなり動きを止めた俺に川崎は訝しむ。咳払いをして誤魔化し、促されるままにすすめられた座布団に座る。
 京華ちゃんが俺の隣にちょこんと腰掛けた。が、その表情には先程のように不安が見て取れた。
 ……………………ああ、そうか。京華ちゃんは全部わかっているんだったっけ。
 たぶん幼いうちにサキュバスとして目覚めても世の中をやっていけるように身に付けられた特異能力なのだろう。
 そんな常識とかを把握していて、そして自分の言っていることが世間一般からかけ離れているかも理解していて尚俺に頼んできている。
 なら。
 俺も覚悟を決めよう。
 人として堕ちるとこまで堕ちてやろう。
 俺は京華ちゃんの頭をそっと撫でながら呼び掛ける。

「なあ、けーちゃん」

「な、なに?」

「俺さ、けーちゃんに精液飲んでもらえると嬉しい」

「えっ…………!?」

「俺の精液、飲んでくれないか?」

「…………うん! けーかがはーちゃんのせーえき、飲んであげる!」

 京華ちゃんの不安そうな顔が一転して笑顔になり、がばっと俺に抱き付いてくる。
 川崎は微笑ましいものを見る目で微かに笑う。ほんとシスコンだなこいつ。

「じゃ、お布団敷くからその間に服脱いどきなよ」

「はーい」

 押入から布団を出して敷き始める川崎を尻目に俺と京華ちゃんは服を脱ぎ始めた。
 敷いた布団に座ると、手早く服を脱いだ川崎が俺の首に腕を回して唇を重ねてくる。

一旦ここまで
とりあえずけーちゃんに飲ませといた。でも姉妹丼編はまだ続くよー

サキサキ誕生日おめでとう!
誰か誕生日SS書いて!

またノシ

「ん……ちゅ…………んむ…………」

「んっ…………こく……んぅ…………」

 俺にのしかかったまま唇を合わせてき、たっぷりと唾液の絡まった舌を俺の口内に差し込んでかき回してくる。
 特に何の効果も含まれていない唾液だったが、俺は夢中でそれを啜った。

「はぁ…………ね、あたしの唾液美味しい?」

「ああ。すっげぇ美味しい」

 問いに答えるのもそこそこにして俺はすぐに川崎の唇にむしゃぶりつく。
 後頭部に手を添えてぐいぐいと押し付けるようにし、今度は俺から舌を口内に侵入させる。
 どれだけの時間そうしていたのか、顔を離した時にはもう互いの口の周りは溢れた唾液でベトベトになっていた。

「ふふ、すっごいエロい表情になってるよ」

「そっちこそ」

「だろうね。でもこれからもっとその表情エロくさせてあげる」

 れろり、と俺の唇周りに舌を這わせ、そのまま移動して頭を俺の下半身の方に持っていく。
 と、そこで京華ちゃんが寄ってきて川崎に声をかけた。

「さーちゃんさーちゃん、けーかもお手伝いするー」

「ん、そう? じゃ、二人ではーちゃんを気持ち良くしてあげよっか」

「うん!」

 京華ちゃんの元気良い返事を聞いて川崎ははにかみ、俺の足を掴んで大きく広げさせた。
 その間に姉妹二人とも身体を割って入らせてくる。

「けーちゃん。はーちゃんはね、この玉をいじられるのが大好きなんだよ」

「これ?」

「そう。そしてここであの美味しい精液を作ってるの。だから感謝と応援の気持ちを込めて舐めてあげて。あたしと片方ずつね」

「わかった!」

一旦ここまで
次回はちょっとインターバルを入れるかも
読んでくれてる人いるかわからないけど、遅筆で申し訳ない

またノシ

「…………ね、比企谷。ちょっとお願いあるんだけどいい?」

 川崎が俺の耳元でそっと囁く。
 京華ちゃんに聞かれたくないのか小声だったので、俺は無言で頷いた。
 が、川崎の口から出た言葉は正直予想外で、返答に詰まってしまう。
 とはいっても川崎は真剣なようだし、あまり御主人様に逆らうものでもない。俺はその頼み事を了承する。
 川崎はほっとしたような顔をし、一瞬だけ俺と唇を合わせて身体を起こした。

「じゃ、あたしはお昼ご飯の準備してくるから。けーちゃん、はーちゃんのをお掃除しておいてあげて」

「うん!」

 腰を浮かしてゆっくりと抜いていき、解放された肉棒がびん、と反り返って震える。
 それを見てクスッと川崎は笑い、もう一度俺の頬にキスをしてから立ち上がって部屋を出ていく。
 ていうか服着ないのかよ。

「はーちゃん、けーかがはーちゃんのおちんちんきれいにしてあげるね」

「あ、ああ。頼む」

 俺は上半身を起こし、足を広げる。
 間に京華ちゃんが身体を入れて肉棒に顔を寄せてきた。

「うっ…………」

 ぬるんと小さな舌が肉茎を這い、俺は呻く。
 また京華ちゃんを不安にさせないよう頭を撫でると、ふふ、と嬉しそうに笑う。姉妹だけあってその笑い方は川崎にそっくりだった。
 根元の方から先端まで余すとこなく舌が這い回り、付着した俺と川崎の体液が舐め取られていく。
 …………そろそろいいか。尿道の中のものまで吸い出されたところで俺は切り出した。

「なあ、けーちゃん」

「んー?」

「その……けーちゃんにぺろぺろしてもらうのがすっごい気持ち良くてさ、また出したくなっちまった」

「えっ…………」

「もう一回、俺の精液飲んでくれるか?」

 これが俺の川崎から頼まれたことである。
 京華ちゃんが自分だけで男をその気にさせて精を摂取すること。要するにサキュバスとしての本分を果たさせようというわけだ。
 一瞬京華ちゃんはポカンとした表情を浮かべたが、すぐに満面の笑顔になる。

「うん! けーかがはーちゃんのせーえき、飲んであげる!」

「ああ、ありがとな」

「えっと…………さっきさーちゃんに言われたようにすればいい?」

「そうだな。とは言ってもけーちゃんのベロはすごい気持ちいいから何をされてもすぐにイっちまいそうだけど」

「えへへ、けーかがんばるから、いっぱい気持ちよくなってね」

 京華ちゃんは舌を亀頭に這わせ始めた。その柔らかさと温かさにため息が漏れ出る。
 尿道口を舐められた時には思わず身体がぴくんと跳ねてしまう。

「はあ……けーちゃん、気持ちいいよ…………手も、使って…………」

「えっと、こう?」

「そうそう……そのまま上下に動かしながら先っぽの穴を舐めて…………」

 肉棒をしごいてもらいながら尿道口を舐めてもらう。
 俺はあっという間に射精寸前まで押し上げられてしまった。

「あ、あ、イきそっ…………けーちゃん、もうすぐ精液出るから、飲む準備してっ…………」

「ん、あむ…………」

 京華ちゃんは肉棒の先端に口を付け、手の動きを激しくする。
 精液が勢いよく出るように少しだけ堪えたあと、俺は一気に解放した。

「うっ! ううっ! うあっ…………あっ…………あっ…………」

 びゅくっ、びゅくっ、と京華ちゃんの口内に精液を放つ。
 それを次々と喉を鳴らして飲み込み、俺がイき終わるまで京華ちゃんは肉棒をしごき続けた。

「はあっ…………はあっ…………ああー……気持ち良かった…………」

 射精を終え、脱力した俺はぱたりと倒れて横になる。
 尿道内まで吸い出してお掃除を終わらせた京華ちゃんが俺の隣に寝転がってきた。

「おいしかったー。ごちそうさま」

「ん、こっちこそありがとうな」

 俺は手を伸ばして頭を撫でてやる。
 京華ちゃんは満足そうに笑いながら身体を寄せてきた。

「…………ねー、はーちゃん」

「なんだ?」

「はーちゃんは、けーかのせーどれーになってくれる?」

「…………悪い。それは出来ない」

「だめ?」

「俺の御主人様は川崎沙希だけって決めてるんだ。こればっかりは譲れないから」

「んー、はーちゃんもさーちゃんが大好きなんだね」

「そりゃまあ…………『も』?」

「さーちゃんもはーちゃんが大好きだもんね。サキュバスのよわいところも見せてるし」

「…………サキュバスの弱いところって何だ?」

「あれ、はーちゃん知らないの? えっとね、おまんこのいちばんおくがよわいの」

「それは、その、快感を感じるってことか?」

「うん。おまんこのおくをおちんちんで突かれるとね、気持ちよすぎてあたまがふわーってなってそのひとに抵抗したりさからったりができなくなっちゃうの」

「へ、へえ」

「それどころかあいての言うことをなんでも聞いてあげたくなっちゃうし、なんでもしてあげたくなっちゃうの。だからほんとうに好きなおとこのひとでないといちばんおくを突かせちゃだめなんだよ」

「そ、そうか」

 そう言われて思い当たる。
 川崎の奥を突くと豹変したように甘えてきたり声音が変わったりしていることがままあった。
 そしてさらに思い出したのは初めて川崎としたときのこと。
 その時からもう俺に奥を突いてほしいとねだってきていた。
 ………………………………。
 やべえ。
 嬉しい。
 川崎にとって俺が『本当に好きな男』にカテゴライズされているということが。

「どうしたのはーちゃん? へんなかおになってるー」

「おっと……何でもないよ」

「ふーん…………はーちゃん、今のけーかじゃちいさいからむりだけど、もうちょっと大きくなったらけーかのおまんこのおく、はーちゃんので突いてね」

「あー……そうだな。けーちゃんがもう少し大人になって、その時に相手が俺でいいって言うならな」

「うん! けーか、はーちゃんが大好きだから!」

「ありがとうな。俺もけーちゃんが大好きだぞ」

 京華ちゃんが俺の頬にキスをし、俺は頭を撫でてやる。
 しばらくそうしているうちに川崎が戻ってきた。

「ん、終わってる? そろそろお昼ご飯出来るから服着て居間においでよ」

「おう…………って、お前こそ服着ろよ。何で裸エプロンなんだよ」

「さっきは着るのめんどくさくてね、火を使わないから別にいいかって。ちゃんとご飯の時には着るから大丈夫だよ」

 そう言って俺達に近付き、能力で俺と京華ちゃんの身体を綺麗にする。
 そのままみんなそれぞれ服を着始めたが、京華ちゃんが何事かを川崎に囁いている。ちゃんと一人でできたとかそういった類いの報告だろう。
 やがて服を着た俺達は昼食のために居間へと向かった。

一旦ここまで
昼食後はデートに出掛けてエロなしイチャイチャをするか、再びおっ始めるか悩み中
コミケ落ちたから今回は修羅場ナシ。やったぜ!(遠い目

またノシ

 火を使わない、と言った割には豪勢な昼食だった。おそらく下拵えをすでに済ませていたのだろう。
 結構体力を消耗していた俺はついつい下品でない程度にがっついてしまった。

「御馳走様でした。あー、マジで旨かった」

「お粗末様でした。惚れ惚れする食べっぷりだったね」

「あ、片付けくらいは手伝うぞ」

「そう? じゃ、食器重ねて流しに持ってきといて」

 俺は空になった食器を台所に持って行き、川崎がそれを受け取って洗い始める。そんなに広くないので手伝えることもないかと判断した俺は居間に戻った。
 しばらくして洗い物を終えた川崎がお茶を淹れてくれたので、ありがたくそれをいただく。

「そういえば午後はどっか出掛けたかったりする?」

「いや、特には。面倒臭いし…………あ、でも川崎やけーちゃんがどっか行きたいなら全然構わねえけど」

「あたしも別に…………けーちゃんはどこかお出掛けしたい?」

「ううん。さーちゃんとはーちゃんがいればいいー」

「はは、嬉しいことを言ってくれるな」

「うん、でも…………さーちゃん、ごめんなさい」

「え、どうしたの突然?」

「けーかのワガママではーちゃんのを飲ませてもらっちゃったから…………はーちゃんはさーちゃんのものなのに」

「なんだそんなこと。気にしないでいいのに。なんだったらけーちゃんもはーちゃんを性奴隷にする?」

 あ。この会話の流れはヤバイ。
 しかし慌てて止めるのも不自然極まりなく、俺はそっぽを向く。

「ううん、もう断られたー。はーちゃんのごしゅじんさまはさーちゃんだけだからって」

「え…………」

一旦ここまで
『けーちゃん初めての精液摂取』編終了
もう一回くらいする予定だったけど、いつ大志とかが帰ってくるかわからないのでやめました。でもまだけーちゃんでしたいプレイは沢山あるのでこれからもけーちゃん編は書きます
次回からは静ちゃん編に入ります

そういえば前スレが落ちないね
Rは依頼しないといけないんかな?

またノシ

 帰宅すると案の定家族みんなが俺の話を聞こうと群がってきた。鬱陶しかったので、最近ちょっと仲良くなって今日も一緒に昼飯とかを食ったとだけ説明する。
 小町にはそれ以上のことをしてきたと勘繰られているようだが、特に追求はしてこない。あまり下手なことを言うと藪蛇になるしな。

「ん?」

 夕飯を終えて風呂に入ったあと自室に戻ると、スマホが震えた。どうやらメールを受信したらしい。
 開くと案の定川崎からのメールだった。明日の待ち合わせ時間と場所の連絡だったが、それとは別に画像が添付されている。

「っ…………!」

 何気なく開くと、それは昼間に川崎が撮っていた京華ちゃんの写メだった。
 俺の陰嚢に舌を這わせているところだ。写真という客観的視点でこんな小さな女の子にこんなことをさせているという行為を見て、凄まじい背徳感と薄暗い興奮が押し寄せてくる。
 何とか気を落ち着かせて川崎に返信をし、画像を隠しフォルダにしまう。

「変な気になる前にさっさと寝るか…………」

 俺は目覚ましをセットしてベッドに潜り込んだ。
 昼寝をしたからすぐには寝付けないと思ったが、意外とすぐに眠りについてしまった。

一旦ここまで
次回からは静ちゃんとエロいことします。今度こそ静ちゃんの体内にたっぷり注ぎ込んであげて幸福にさせてあげるつもりです

またノシ

 川崎が平塚先生の隣に座り、身体を寄せる。
 そのまま顔を近付けて唇を合わせた。

「んっ…………」

 二人はキスをしたまま自分の服に手を掛け、少しずつ脱いでいく。
 そういや小町の時にも思ったけど、女は同性とそういうことをするのって抵抗ないんだろうか?
 俺は正直勘弁願いたいところなのだが…………いや、でも戸塚だったら…………うん、こっちからお願いするレベルだな。

「ん……ちゅ…………」

「んう……あむっ…………」

 そうこうしているうちに二人とも一糸纏わぬ姿になり、舌まで絡ませ合う。
 その光景に興奮しないわけがなく、俺の愚息はズボンの中でギンギンに固くなっていた。
 あれに交ざりたい。
 以前やったように三人で舌を擦り合わせて気持ち良くなりたい。
 しかし川崎の指示なく勝手な行動は取れないので、勃起状態のまま待機する。

「ぷは…………ふふ、先生可愛い顔になってる……」

「あ…………あ…………」

 平塚先生の目はとろんとしており、唇はだらしなく開かれて呼吸が荒くなっていた。普段の凛とした立ち振舞いとのギャップにときめいてしまう。
 そのまま川崎は肩を押して横たわらせ、平塚先生に覆い被さる。
 二人の間で大きな胸が押し付け合わされ、その柔らかさを主張するようにむにゅむにゅと形が変化していく。ああ……あの間に挟まれてみてえ…………。

「ん、凄い…………もうこんなになってる」

「はうっ……ああっ…………」

 川崎の手が股間へ伸び、平塚先生の身体がびくんと跳ねる。
 上から一旦横にどき、平塚先生の片方の膝の裏に腕を通してぐいっと大きく足を開かせた。
 俺の目の前に平塚先生の濡れそぼった局部が晒される。

「あっ、やあっ…………!」

「ふふ、先生の恥ずかしいところ、比企谷に見られてるよ」

「み、見るなっ…………見ないでぇ…………」

一旦ここまで
遅筆な上に短くてすまん
次回こそ静ちゃんに中出しかまします

またノシ

 しかし最後までゆっくり入れるつもりだったのだが、柔らかく先端を包む襞の感触に俺は我慢が効かず、一気に腰を沈めて根元まで突っ込んでしまった。
 それを受け入れた平塚先生の身体がぐうっと仰け反る。

「うあっ! ああああっ!」

「え」

「あっ! ああっ! ああんっ!」

 びくんびくんと全身を痙攣させ、艶やかな声を上げる。
 もしかしてイってるのか? って、うおお! 何だこれ!?
 きゅうきゅうと平塚先生の膣が俺の肉棒を締め付けてくる。今俺イけない状態なのにそんな刺激を与えられたらヤバい。
 このまま快感を貪っていたら気が狂っちまう。何とか歯を食い縛ってそれに耐える。

「え、なに、先生てば入れただけでイっちゃったの?」

「はっ……はっ…………イ、イってなんか、ない…………っ」

「ふうん………………ね、比企谷。先生のおまんこの中、チンポで思いっきりかき回してあげて」

「待った待った! イった! イったから! 今そんなことされたらまた気を失ってしまう!」

「初めからそう言えばいいのに。教え子チンポ入れただけでイっちゃうエロい先生だってことくらい今更隠すものでもないでしょ」

「うぐ…………そ、その、気持ちいいところがぺニスの出っ張りで擦られたもんだから…………」

「ふふ、すっかり開発されちゃってるもんね…………ね、先生。先生は中に出された経験ある?」

「えっと、一応あるが……?」

「それって気持ち良かった?」

「い、いや、特には」

「じゃあ先に謝っとく。責任は取らないけど」

「…………何の話だ?」

「もう先生の身体は膣内射精されるのに快感を覚えるようにされてるってこと」

「え…………はうっ!」

一旦ここまで
とりあえず静ちゃんに中出しかましました

もうちょっと日常回を入れたいんですが、以前から考えてる幼馴染みネタや他ネタの枠を潰してしまいかねないのが何ともはや

またノシ

 川崎は平塚先生の性器に口を付けて溢れ出ている精液をすすったあと、俺に背を向けて平塚先生にのしかかるように四つん這いになった。
 結果、二人の性器が重なってこちらにさらけ出される。

「ほら比企谷。あんたのチンポ専用の穴だよ。これ使って好きなだけ気持ちよくなって」

「ひ、比企谷。わ、私の穴も使っていいぞ」

 川崎が尻尾を使って自分の局部を開いて中を見せ付け、正気を取り戻した平塚先生が恥ずかしそうにしながら大きく足を開く。
 二人の女性にそんなおねだりをされて興奮しないわけがない。何より俺はもう川崎の中に精を注ぎたくてたまらなかった。

「川崎、入れるぞ」

「ん…………ああっ!」

 返事を聞く前に俺は川崎の臀部を掴み、肉棒を膣内に突っ込んだ。
 川崎の身体がぐうっと反り返り、肉襞が締め付けてくる。

「う、ぐ……うっ…………」

 そしてその締め付けが半端なかった。
 俺の肉棒を知り尽くし、最も効果的なんじゃないかと思うような蠕動と収縮で快感を与えてくる。さっきあれだけ平塚先生に出したばかりなのに、もう射精感が込み上げてきてしまう。
 決して俺が早漏というわけでなく、先ほど口でされたときにサキュバスの能力で精力を回復させられたせいだ。

「う、ああっ……気持ちいい…………もう、出そう…………」

「あんっ…………! 来て……出して…………あたしのお腹に飲ませて…………」

「ご…………さ、沙希っ……沙希ぃっ…………!」

 危うく『御主人様』と呼びそうになるのを堪え、川崎の名前を呼びながら抽送の速度を早める。
 口を開けば何か余計なことを言ってしまいそうだったので唇を噛み締め、肉棒の出し入れを幾度も繰り返した。

「ん、う…………うっ! ううっ!」

「あっ! ああんっ! 八幡っ! 好きっ! 好きぃっ!」

 俺はぎりぎりまで堪えてから一気に最奥部で射精した。
 それを体内で受け止めた川崎は身体を大きく仰け反らす。

「に、二回戦だと?」

「そ」

 川崎は平塚先生を押し倒し、組伏せるように四つん這いになった。
 平塚先生は焦ったように身をよじらせる。

「ま、待てっ」

「待たないよ。比企谷に言われたでしょ? 今日はこれでもかってくらい犯してあげるって」

 それ以上の反論は聞かないとばかりに川崎は平塚先生の唇に自分のを押し付けた。
 平塚先生は目を見開いたが、口内に舌をねじ込まれると目尻が下がってとろんとした表情になる。

「ほら、比企谷もおいで」

「あ、ああ」

 物欲しそうな目で見ていたのか、俺の表情を見てくすりと川崎は笑い、俺に呼び掛ける。
 俺は二人に近付き、顔を寄せた。
 川崎も平塚先生も舌を突き出して目を瞑る。俺はそこに自分の舌を擦り合わせるために舌を伸ばす。

「んっ…………」

「んうっ…………」

 二人の舌をひと舐めずつすると、その口から甘い吐息が漏れてくる。
 それを聞いて俺の脳がじんじんと痺れ、理性が吹き飛ぶ。

「は、ん…………」

「あん…………」

 二人の後頭部に手を回して引き寄せて舌に吸い付くと、再び声が上がる。
 今度は自ら俺のと絡め合わせてき、三人の舌が激しく擦り合わせられた。

一旦ここまで

明けましておめでとうございます
今年も俺ガイルナンバーワンカップルのはち×さき(俺調べ)をよろしくお願いします
なんだか年末年始に何やってんだこいつって感じのどうでもいいコピペに荒らされてますが、それだけRに俺ガイル作品がないということでしょうか。誰かもっと何か書いてください(切実)

平塚先生編は一旦終わり
少し日常編を書いてからけーちゃん編か海老名さん編に入ります

またノシ

「おっとと…………」

 平塚先生の家を出てしばらく歩いていると、疲れのせいか脚がふらついてしまった。
 すぐに体勢を立て直したが、川崎が少し心配そうに聞いてくる。

「大丈夫? ちょっと休んでく?」

「いや、平気だ」

「どうだか。あんた自分のことには無頓着だからね」

 川崎はそう言ってぐいっと俺の腕を掴んで引っ張る。
 そのまま通りかかった公園に入り、二人並んでベンチに座った。

「ごめん、今日は少し無理させちゃったかな?」

「いや、そんなことはねえよ。男子高校生の性欲なめんなって」

「昨日だってあれだけ出したのに?」

「んー、ひょっとしたら性奴隷として身体が作り替えられちまったのかもな。一生御主人様にお仕えできるようにって」

「ふふ、何それ」

 川崎はくすりと笑い、絡めてる腕に力を込めて身体を寄せてくる。
 公園内には何人かの子供たちとその保護者らしき人が遊具で遊んでいるだけで、こちらには目もくれない。
 でもたぶん俺一人だったらひそひそ話をされたあとそそくさといなくなるんだろうなあ…………。
 そんなどうでもいいことを考えつつ、川崎が夕飯の支度をしなければならない時間になるまで俺達は身体をくっつけていた。

一旦ここまで

日常って誰も絡まない二人だけのセクロスって意味だったんですね。俺も知りませんでした

八幡がサキサキとけーちゃんと初詣する話を読んでくれた方々、ありがとう
また何か書いたら読んでくれると嬉しいです

またノシ

 明日は予備校の都合で部活は休む。
 そう言うと雪ノ下と由比ヶ浜はあっさりとそれを了承した。まあ進学校において勉学より部活を優先しろなんて普通はあり得ないからな。
 が、あまりこの手を使うと怪しまれるから程々にしておかないと。
 そんな出来事をメールで簡単に川崎に送っておいた。

一旦ここまで

もう一回けーちゃん編やります
最近八幡らしさや俺ガイル要素が皆無なので何とかしたい…………

またノシ

 俺は京華ちゃんと手を繋ぎ、先導する川崎のあとを着いていく。
 ていうか。

「なあけーちゃん、今どこに向かってるか知ってるか?」

「おんせんー」

「温泉?」

 なんだ温泉て。まさか今から旅行に行くわけでもあるまいに。
 あー、でも実際川崎と旅行とか行けたらいいよな。どっか地元じゃないとこならあんま人目気にしなくていいし…………って、何考えてんだ俺は。

「少し前にできた温泉施設だよ。割引券あるんだけど有効期限が近くてね、今週末だと切れるしせっかくだから今日行こうと思ってさ」

「へえ、スパみたいなもんか?」

「ううん。どっちかと言うと家族用」

「え?」

「銭湯とかじゃなくて、家族風呂がいっぱいあるって感じかな」

 奴隷たる俺は御主人様に逆らうわけにはいかない。いやまあ本当に嫌だったら断るけども。
 テンションの上がった京華ちゃんが服を脱ぎ捨てて風呂場へと駆けていく。その服をまとめた川崎があとを追っていった。

「はあ……仕方ねえか…………」

 俺は服を脱ぎ、備え付けのタオルを腰に巻いて風呂場へと続く扉を開ける。
 風呂場は室内だが露天風呂をイメージするような絵が壁や天井に描かれており、明るい雰囲気だ。
 湯船は五、六人くらいが入れそうな大きさで、京華ちゃんが縁でパシャパシャとお湯に手を突っ込んで跳ねさせていた。

「こら、何でタオルなんか巻いてんの?」

「あっ」

 川崎にタオルを剥ぎ取られ、俺は生まれたままの姿になる…………って、この表現は男に使うとキモいだけだな。
 まあ確かに今更恥ずかしがることでもないんだけどさ。川崎だって惜し気もなくその美しい裸体をさらけ出しているわけだし。
 でも。勃っちゃってるんだよなあ…………。

「ん。ちゃんと大きくさせとくなんてわかってるじゃない。いい子いい子」

「うっ……普通そう言って撫でるのは頭だろ…………」

 肉棒を撫でられて思わず呻く。
 それを見て川崎はくすっと笑い、俺の頬にキスをする。

「でもせっかく温泉に来てるんだし身体洗っとこうか。けーちゃん、こっちおいでー」

「はーい」

「比企谷も後で洗ってあげるからお湯に浸かっといて。けーちゃんはここに座って。まずは頭からね」

 川崎はシャンプーを手にとって泡立て、椅子に腰掛けた京華ちゃんの髪を洗い始めた。
 俺はかけ湯をして湯船に浸かる。少しぬるめだったが、子供も入るしこんなもんだろう。
 …………あー……何かすげえ贅沢してる気分だ。平日の夕方から温泉に入るなんて。実際そういうのが売りなんだろうけど。
 明日また学校行かなきゃいけないのがいつにも増して憂鬱だぜ。いや、最近はそうでもないが。
 その原因たる川崎を見ると、京華ちゃんの身体を洗い終えてボディソープを流しているところだった。
 …………正直起伏のない京華ちゃんには興奮しないが、何かあるとすぐにふるふると揺れる川崎の胸はヤバい。思わずごくりと唾を飲み込む。贅沢と言えばあれを好き放題にしてる俺の立場も相当贅沢だよな。
 俺の視線に気付いたか、川崎は誘うように手を振ってくる。

「ほら、あんたも洗ってあげるからこっちにおいで」

 促されて俺も椅子に座り、頭を洗ってもらう。本当は川崎の能力を使えば手っ取り早いのだろうが、それだと味気無いしな…………。
 シャワーで濯がれたあと、今度はボディソープを手に取る。
 川崎は掌でそれを泡立てて俺の背中に塗り、抱き付くように俺の身体に腕を回して密着してきた。柔らかい二つの感触がダイレクトに背中に伝わってくる。

「ふふ、こういうの期待してたんでしょ?」

「う、ああ…………」

 胸で背中を洗われ、手やスポンジなどでされるのとはまったく違う気持ち良さに声が出る。
 その様子を見た京華ちゃんが俺の前に立ち、手を伸ばしてきた。

「はーちゃん、けーかがはーちゃんのおちんちん洗ってあげるー」

「あっ、うあっ!」

 京華ちゃんはその泡まみれの小さな両の手で俺の肉棒を包み込むように握り、上下に動かし始める。
 石鹸によるぬるぬるの感触にびくんと俺の身体が跳ねた。

「比企谷、どう? 京華の手、気持ちいい?」

「ああ…………」

「はーちゃん、けーかの名前呼んでー」

「け、けーちゃん?」

「ううん、けーかって呼んで」

「け、京華っ…………京華のお手手、気持ちいいよっ…………」

「えへへー」

 京華ちゃんは……京華は嬉しそうにはにかみ、俺の肉棒をしごく。
 腹に回されていた川崎の右手が下の方へと伸び、きゅっと陰嚢がその手に包まれた。
 そのままやわやわと揉まれてどんどん興奮度が高まり、息が荒くなってくる。

「はあっ…………はあっ…………」

「気持ちいい? 興奮する?」

「ああっ……すげ……いいっ…………」

一旦ここまで

こんな温泉施設、実際にあったらラブホ代わりになるだけだよなあ
このあとはもう一発何かヤるかアミューズメントでほのぼの疑似家族を描くかします

またノシ

 俺達は並んで湯船に浸かる。いい湯だなっと。
 髪をアップにしてまとめた川崎もほう、とため息をつく。

「はあー、極楽極楽」

「年寄りみたいなセリフだな」

「うるさいよ。あたしは重いもの二つぶら下げてるからしょうがないの」

「さーちゃんお胸おっきいもんねー」

「足下見にくかったり肩凝ったり男の目線集めたりとろくなことはないけどね」

 聞く人が聞いたら血涙を流しかねない言葉だぞそれ。うちの奉仕部部長にも分けてあげてやれませんかね?
 川崎は俺に身体を寄せ、足に座るような体勢になって俺に背中を預けてくる。

「ま、比企谷がこれ大好きだからそれで充分なんだけどね…………ほら、何してんの。奴隷なら御主人様のお荷物を支えなよ」

「お、おう」

 俺は後ろから手を回し、川崎の胸を持ち上げるように手を添える。
 …………うん、やっぱ誰かに分けるなんて言語道断だな。
 この大きさも、柔らかさも、張りも、全てが最高だ。

「んっ…………もう。誰が揉めって言ったのさ。しかもこっちもこんなにして」

「わ、悪い」

 どうやら無意識のうちに触るだけでは飽き足らず、揉んでしまったようだ。
 そのうえ手のひらの感触に興奮して肉棒が固くなってしまい、川崎のお尻に当たってしまっている。

「別にダメじゃないけどね。で、これどうする?」

「うっ…………」

 肉棒に川崎の尻尾がきゅっと巻き付いてきた。
 そのまま軽く上下にしごかれて俺は呻いてしまう。

一旦ここまで

今回で終わらなかった
次回はさっさと出して温泉施設回を終わらせます

またノシ

「ん。よっ、と」

「おい……んむ…………」

 川崎は椅子に座り直した俺の横で膝立ちになり、自分の胸に埋めるように俺の頭を抱き締めた。
 その柔らかさに俺は一瞬で抵抗する気を失う。おっぱいには勝てなかったよ…………。

「けーちゃん、アレするからはーちゃんの玉を舐めてあげて」

「うんっ」

 おい。アレって何だよ?
 それを問う前に京華が俺の広げた足の間に顔を埋め、陰嚢に舌を這わせてくる。
 ぬるりとした感触に身体が震えたが、それだけでなくサキュバスの能力を使われて精液が充填されるのがわかった。
 もっとも、射精まではまだ程遠いのだが。

「よし、そんなとこかな。それじゃ先っぽくわえて。ついでに玉もモミモミしてあげよっか」

「はーい」

 京華が肉棒の先端に口を付け、陰嚢を両手で片方ずつ揉む。
 そこに川崎の尻尾が伸びてき、肉棒に絡んでくる。このまましごいてくれるんだろうか?

「じゃ、いくよ…………えい」

「っ!? あがっ! がっ! あっ、あああああ!!」

 何の予兆もなかった。
 なのに。俺は射精してしまった。
 違う。強制的に射精させられたのだ。
 今補充されたばかりの精液が尿道口から迸って京華の口内に注がれ、身構えてなかった凄まじい快感に思わず川崎の身体にしがみつく。

「ほら、頑張って射精して。びゅーっびゅーっ」

「あっ…………あっ…………ああっ…………」

 川崎の胸に顔を埋めながら頭を撫でられ、応援の言葉を囁かれて俺は精液を幾度も放つ。
 尻尾で優しくしごかれて、全て出し切った頃には意識がぶっ飛びそうになっていた。

一旦ここまで

久しぶりに奉仕部での会話を書きました(笑)
さて、温泉もどきも終わらせて次のストーリーに入ります

またノシ

話題の新作ゲームが出ると更新が止まる法則

 家にたどり着き、自分の部屋に入った俺は脱力してベッドに座り込む。結構全力で自転車を漕いだので疲労感のせいもあるが。
 制服を着替えてから俺は改めて写真を取り出した。
 写っているのは給水塔の間に向かおうとしている俺達二人。これを撮った場所は角度と位置関係からして出入口の建屋を梯子で登ったあの上だろう。

「しかし、どうやって屋上に…………」

 あ、そうか。あの時か。
 鍵を閉め忘れて帰った日があったが、翌日俺達が来る前に先に忍び込んでいたのだろう。そのあと鍵を閉めても外からなら開けられる仕組みだしな。
 なら問題は、誰が何の目的で俺にこの写真を送り付けたのかだ。
 仮にも総武高校は進学校だ。教師ならすぐに止めに入ってくるだろうし、生徒なのは間違いないと思う。といってもこれ以上絞りようはないか。
 目的は…………川崎相手に送ったのならまだ想像はつく。男子が女子の弱味につけこんで、なんてのはもはや様式美だしな。
 俺に送ってくる理由は何だ…………?

「…………わかんねえな」

 考えるには材料が少なすぎる。
 まあこの先犯人側からなにか接触なりコンタクトなりがあるだろう。
 俺にできるのはせいぜいその時に冷静に対処できるよう覚悟しておくことだ。
 となると残った問題は。

「川崎に言うべきかな、これ
…………」

一旦ここまで

遅筆ですまん
正直このスレでエロいこと以外の話を書くにはすげえ気力がいるんだ(笑)
次は週末まで話を飛ばして二人にエロいことさせる

>>435
それ冨樫やんけ(笑)

またノシ

 あれから数日経ったが、驚くほどに何もなかった。もしかしてあの封筒の写真は幻覚だったんじゃないかと思うほどだ。もしくは川崎の自演。いや、そんなことするメリット一切ないけど。
 でももしかしたら差出人からのアプローチがもう一回くらいあると思っていたのに。
 しかし俺は今日はまた別のことで頭が一杯になっていた。もちろん男子高校生として当然のごとくエロいことだ。
 射精禁止されたときには気付かなかったが、少しだけ精力増強もさせられていたのだ。おかげで毎晩悶々としてしまったが自分で慰めるわけにもいかない。それは喉が渇いたからといって海水を飲むようなものである。

「あ、お兄ちゃんお出掛け? 沙希さんのところ?」

「ああ」

 土曜日。
 朝、玄関で靴を履いていると小町がやってきた。
 ちなみに小町も欲求不満の原因ではある。小町は夜に俺の部屋に来て性的欲求を解消していくのだ。
 最近は羞恥心も少なく、俺の指を使って自慰行為をし、スッキリして去っていく。なのに俺は溜まっていく一方だ。
 可愛い妹が俺のベッドで乱れているのに、俺は生殺し状態でそれを手伝っているだけである。
 川崎も俺が相手するのに許可出してんじゃねえっての…………。

「沙希さんと、するの?」

「まあ…………」

「いいなあ。小町の相手もしてよ」

「夜してるだろ」

「じゃなくて、最後まで」

「今度な。川崎に都合の良い日を聞いといてやるから」

「お兄ちゃん一人でも良いんだよ? 大丈夫な日を選ぶし」

「悪いな、川崎のいないとこでする気にはなれん。小町とするとしても川崎に見といてもらいたい」

「沙希さんに対して純愛なのか変態なのか判断に迷う言葉だね…………行ってらっしゃい。沙希さんによろしくー」

「おう」

 俺は小町に手を振って家を出る。
 待ち合わせはいつものところ。つまりいつも使ってるホテルに行くつもりなのだろう。
 ああ。早く溜まったものを搾り取ってもらいたい…………。

一旦ここまで

しばらくラブホ編をやる
おかしい。当初はこんなの予定になかったんだがなあ…………


またノシ





「んっ……んっ…………」

 俺は川崎とキスをしながら射精した。
 少しでも奥に注ぐべく、川崎の両足を肩に抱えてぐりぐりと腰を押し付ける。そんな苦しそうな体勢にも関わらず川崎は俺の首に腕を回して抱き付き、身体を震わせながら精液を体内で受け止めてくれる。
 ああ……気持ちいい…………。
 ……………………。
 ……………………。
 ……………………はっ!
 俺は突然我に返る。うわ、やっちまった…………。
 しかしここで焦ってももう遅い。俺はゆっくりと身体を起こして唇を離す。
 絡み合っていた手足が解かれ、川崎はぱたりと手足を投げ出した。

「はあっ…………はあっ…………」

 大きく肩で息をし、いまいち目の焦点が合っていない。
 俺はおそるおそる川崎に話し掛ける。

「か、川崎。大丈夫か?」

「ん…………」

「とりあえず抜くぞ」

 そう言って俺は身体を引く。
 が、川崎の足が俺の腰に絡み付き、離れることを許さなかった。

「や……抜かないで…………」

「え」

「もうちょっと、入れてて…………」

「…………わかった」

 俺は体重をかけないように再び覆い被さった。
 川崎は今度は俺の背中に手を回してき、顔をくっ付けあわせて頬擦りしてくる。

一旦ここまで

何度目かのラブホテル編終わり
新しい章に入ります。たぶん

またノシ

 結局どういうことなのか川崎はその場では教えてくれなかった。
 どうせすぐにわかるって言われたらそうなんだけどさ、だったら教えてくれても同じだろうに。
 もちろん奴隷たる俺がそんなこと御主人様に向かって口にしたりはしないが。
 次の日。いつものように三十分前には待ち合わせ場所に到着する。
 普段なら目立たないところで待機しているのだが、もしかしたら例の手紙の差出人もここで待ち合わせるのかもしれないと思い当たり、ベンチのそばで待つことにした。
 が、それが良くなかったようだ。

「あれ? えっと…………ヒキ、ヒキ…………そうだ、ヒキタニ!」

 突然後方から名前を呼ばれて俺は振り向く。いや、名前間違ってるけど。
 そこには男子三人と女子一人の四人グループがいた。誰だ?
 声を掛けてきたらしき男子と、横の女子にはどことなく見覚えがあるような…………。
 いや。
 自己欺瞞はやめよう。
 俺は知っている。
 その女子を知っている。
 中学時代に盛大に勘違いして俺が告白をしてしまった相手のうちの一人だ。
 そして声を掛けてきた男子は中学一年の時のクラスメイト。その頃はまだクラスメイトを全員覚えるという偉業を成し遂げていた…………普通か。
 残り二人は高校の同級生だろうか、俺の方をチラチラ見ながら四人でこそこそ話している。あ、何か懐かしいなこういう状況。
 最近は存在を認識されていないレベルの扱いだったし。いや、別に嬉しくないけど。

「ねーヒキタニ。今ヒマ? うちらと遊びに行かない?」

 何やら話し合った後、俺にそう言ってくる。言葉だけ聞くならお誘いの台詞、もしくは社交辞令で一応、みたいに感じるだろう。
 が、四人とも表情が表情だ。隠す気もなく悪戯や罰ゲームを仕掛けるときの顔をしている。
 そしてどういう受け答えをしようとも揶揄してくることも予想できた。なら適当に返しとくか。

「いや、ちょっと待ち合わせしてるんで…………」

「は? オメーみたいなのに待ち合わせするような相手がいるわけねーじゃん」

「わかんねーぞ。高校で同類見つけてキモいので固まってるのかもよ」

 見知らぬ二人まで笑いながら言いたい放題である。さっきのこそこそ話で俺の事を聞いたのだろう。
 もっとも、中学時代の俺を知っているのならそう思っても無理はない。むしろ俺自身がそう思うまであるしな。

「ほら、あの時のリベンジってことで。このあとまた告白していいからさ」

「ああ、なんてこった。俺の彼女が取られちまう!」

 その男子の言葉から察するに、どうやらこの中で一組カップルが成立しているらしい。
 というか残り二人の男子はカップルと一緒にいて何も思わないんだろうか? 俺なら怨み辛みの目線を浴びせつつ用事を思い出したふりをしてさっさと帰っちゃうぞ。
 え、そもそも一緒に出掛けようと誘われないって? はい、その通りで御座います。

一旦ここまで

海老名さん編に入りました
エロなしでごめんなさい。次回からです
あと、数少ない読んでくださってるかたの中に海老名さんファンがいたら申し訳ない。ここの海老名さんは相当変態で特殊な性癖を持っています。不快に思うかもしれないので先に謝っておきます


またノシ

「へー、こんなふうになってるんだ」

「普通のホテルとそんな変わんないと思うよ。ちょっとした備品とか風呂場の違いはあるけど」

「そうなんだ。お風呂場見てこようっと」

 いつものラブホテルに着いて部屋に入り、海老名さんは物珍しそうにきょろきょろと見渡し、バスルームに向かう。
 ……………………いやいやいや。

「おい、川崎。何で俺ら三人でホテル入っちゃってんの?」

「ん? ああ、大丈夫だよ。ここ人数関係なく料金一律だから」

「違うそこじゃない。いや、ラブホに多人数で入れるのも驚いたけど…………何で海老名さんが一緒に来てるんだよ…………」

「何でって、ラブホテルに来たらやることは決まってるでしょ」

「ええー…………」

 いやまあ、受付の時点でまさかなとは思ってたけど。
 どんな話の流れでこうなってんだよ…………。

「いやー凄いね! そこらのビジネスホテルより設備いいんじゃないのこれ!」

 詳しく聞こうとする前に一通り見回った海老名さんが戻ってくる。
 テンションがやたら高くて相手にしたくないなあ…………。

「飲み物とか食事は高いけどね。じゃ、あたしはシャワー浴びてくるから、二人は好きにしてな」

「え、お、おい、ちょっと?」

「あれ、ヒキタニくんと一緒に入ったりしないの?」

「一緒に入るとサカっちゃうからね。今日はゆっくりしてくるよ」

 そう言って川崎は手を振りながらバスルームへと消えた。
 マジかよ…………。

一旦ここまで

正直海老名さんは好きだけど書きづらい、というかエロ方面の性格が掴みづらい
コレジャナイ感が溢れてるけど気にしない気にしない
でもちょっと海老名さん編は長くなりそう…………

またノシ

 上着を脱ぎ、上半身を晒したところで海老名さんが感心したような声を出す。

「へえ、ヒキタニくん意外といい身体してるんだね。運動部ってわけでもないのに」

「まあ、ぼっちは多少鍛えてないと苦労するからな。誰かと協力して何かするってのが出来ないし」

「ふーん…………」

 もっともそれだけでもないのだが。まあいちいち言う必要もあるまい。
 海老名さんは寄ってきて胸板やら腹筋やらをつんつんとつついてくる。ちょっとくすぐったいぞ…………。

「お腹も結構固いね…………あ…………」

「…………そりゃそうなってるよ」

 ズボンを押し上げる膨らみに気付いたか海老名さんは小さな声をあげた。
 そのままズボンの上から手を当ててくる。

「すご…………ね、早く脱いで見せて」

「…………ちょっと離れてくれ。ここじゃ脱ぎにくくてやりづらい」

「ん」

 海老名さんがどき、俺は一旦ベッドから降りてズボンとトランクスを脱ぐ。
 全裸になって再びベッドに上がると、海老名さんには座らずに立ったままでいるよう促された。

「お、おっきぃ…………」

「そうか? 平均くらいだと思ってたけど」

「ね、触っていい?」

「ああ」

 海老名さんは立っている俺の前に跪くように座り、そっと両手で包み込むように肉棒を握る。
 まだ今は何もされてないのに、そそりたったそれを目の当たりにして欲情したのかすでに息を荒くしていた。

一旦ここまで

すげー長くなりそう。やる相手は海老名さんだけでいいかなと思ってしまう
毎度のことだけど遅筆ですまん

またノシ

「は、う……ああっ…………」

 ありえない箇所にぬるぬるとした感触がし、呻き声が漏れる。
 川崎の舌の動きが少しずつ大胆になっていく。能力で綺麗にされてはいるのだが、その躊躇いもない舌使いに感激すら覚えてしまう。
 が。

「そっ、それはさすがにっ…………駄目だっ…………!」

「いいから。力抜きなよ」

 川崎の舌が穴の中にねじ込まれそうになり、俺は慌てて括約筋に力を入れて侵入を防ごうとした。
 しかしぐいぐいと舌先に力が込められ、ずぷずぷと犯されていく。
 無意識に感じて蕩けそうになる表情を隠すために俺は両腕で顔を覆う。

「ん……ふ…………」

「わ、すご…………サキサキの舌、ヒキタニくんのお尻にあんなに入っちゃってる…………」

 中で舌が蠢くのがわかる。背中どころか全身がぞくぞくと震え、声が出そうになるのを必死で堪えた。
 たっぷりとかき回され、ようやく解放されたときには意識があやふやになっていた。俺は荒い息を吐きながら自由になった手足をぱたりと投げ出す。

「あー……ごめん海老名。ちょっとやりすぎたかも」

「えっ?」

「これ以上やると比企谷がプッツンしちゃうかも。焦らしすぎるとヤバイからさ」

「え、ヤバイってどういうふうに?」

「ケダモノみたいに襲いかかってくるよ。もうすっごい激しいの。あたしも人間じゃなくて一匹の雌にされちゃうって感じ」

「へ、へえ…………」

 海老名さんは怯むどころか目を輝かせてごくりと唾を飲み込む。
 いやいや、俺そこまでじゃないから…………ないよね?
 あと川崎。お前人間じゃないじゃん。悪魔じゃん。

一旦ここまで

年度末年度始は忙しい
脳内はずっとこの三人のエロシーンが流れてるけど
何とかしてもうちょっと書くペースを上げたい…………

またノシ

 俺は川崎と唇を重ねようと顔を寄せた。
 が、その直前で放った川崎の一言で動きが止まる。

「いいの?」

「…………いいのって、何がだ?」

「あんたのお尻の穴に突っ込んだ舌だよ。そのあと精液も舐め取ってるし」

「……………………」

 川崎はくっくっとおかしそうに笑う。
 もちろん俺にとってはそんなことどうでもよく、川崎の後頭部に手を回して引き寄せ、その唇に吸い付いた。

「ん…………」

 強く押し付けると川崎が呻く。
 わずかに唇が開いた瞬間を狙って舌を口内にねじ込む。
 川崎のを捕らえて絡め合い、空いた手で身体をまさぐり始める。

「んんっ…………」

 内腿の付け根を撫でるとすでにそこまで濡れており、軽く指を這わせただけでびくんと身体が跳ねた。
 唇が離れると川崎が俺の首に腕を回してしがみつき、耳元で囁いてくる。

「ね、比企谷……もう、欲しい…………」

「ああ」

 しかしどうしたものか。
 いつもならここで俺が押し倒されて騎乗位で犯されるところなのだが、海老名さんの前だしな…………とか考えていると、川崎が俺の肩を押して寝かせて身体を跨いでくる。
 どうやら誰の前とか関係なく、川崎はいつも通りのつもりのようだ。

「それじゃ、いただきます」

 反り返った肉棒を掴んで自らの秘口に導き、川崎はゆっくりと腰を降ろしていく。
 海老名さんは俺の横に座り込み、肉棒が蜜壺に飲み込まれる様を凝視していた。

一旦ここまで

いかん。本当にやりたいことやってたらこの海老名さん含めた3Pだけでスレが終わってしまう
次回からはちょっと巻きでいきます

またノシ

 三人で軽くシャワーを浴びて汗を流し、湯船に浸かる。川崎と海老名さんは濡れると乾かすのが面倒くさいのか頭にタオルを巻いてその中に髪をまとめていた。
 川崎の能力を使えば気にしなくていいのだが、さすがに海老名さんにバレるのはまずいからな。

「ねー、そういえばサキサキに聞きたいんだけどさ」

「ん、なに?」

「さっきもすごく美味しそうに飲んでたけど、実際精液って美味しいの?」

「んー、味だけで言うなら美味しくないと思うよ。苦いし喉に絡み付くし」

「あ、やっぱりそうなんだ」

「でも比企谷のだったらあたしは好きだね。美味しいって思っちゃうし、欲しいって思っちゃう」

 それはサキュバスだからでは?
 小町とかは不味そうに吐き出したりしてたし。
 ていうか。

「おい、俺をはさんでそんな話すんなよ…………」

「え、何で?」

「気まずいだろ、普通に考えて」

「でもあんたの身体は嬉しそうじゃないの」

「あは、ホントだ。大きくなってる」

 左右二人から伸ばされた手が肉棒に触れ、俺は身体をぴくんと震わせる。
 しかし川崎と海老名さんに両サイドから腕を組まれて身体が密着していては逃げるものも逃げられない。
 脚も片方ずつ重ねられて半分俺の上に乗ってる姿勢になってるし…………別に重くはないのだがそこまで狭くないだろこの浴槽は。

「いや、これは二人がくっついてくるからで」

「えー。私の身体なんてサキサキに比べたらいまいちでしょ?」

「そんなことねえよ。充分綺麗だと思うぜ」

一旦ここまで

巻きでいくと言いつつお風呂でゆったりほのぼの回
次回はエロいことします

またノシ

 三人が座るとギシリとベッドが音を立てて軋む。
 すぐに川崎が俺の顔に手を添え、唇を合わせてくる。
 海老名さんは後ろから俺に抱き付き、柔らかい胸を背中に押し付けながら耳の穴に舌を這わせてきた。

「んうっ…………」

 くちゅり、と唾液音が耳の中で響き、思わず声が漏れる。その際に開いた口内に川崎の舌が侵入し、蹂躙されていく。注がれる唾液を喉を鳴らして飲み込む。
 背後から回された海老名さんの手と川崎の手が俺の身体中を撫でた。お返しと言わんばかりに俺は片手を川崎の尻に、もう片手を後ろに回して海老名さんの尻に伸ばして揉みしだく。
 二人ともほどよい肉付きにすべすべの肌で、俺はそれに夢中になってしまう。

「ん…………チンポすごい。こんなに大きくなってるよ」

「固くて、熱い…………ヒキタニくんの、びくんびくんしてる」

「ふふ、海老名もすっかり雌の顔になっちゃってるね。今日が初めてだってのに」

「サキサキこそ。普段学校とかじゃ見られないような表情してるし、楽しそうに笑うよね」

「身体中開発されて女としての悦びを教え込まれちゃったからね。このチンポに」

 嘘だっ!
 サキュバスとして目覚めたからだろうが。

「じゃ、海老名、これをどうしたい?」

「え、私が決めていいの?」

「一応今日はあんたに脅されてっていうことだからね」

「全然脅せてる気がしないんだけど…………それにヒキタニくんももう三回目でしょ。サキサキの分がなくなっちゃわない?」

「こいつに限ってそんな心配は無用だよ。昨日もしたけど何発出したと思う?」

「えー、五回くらい?」

「九発」

「きゅっ…………!?」

 海老名さんが驚きのあまり目を見開く。
 まあ多い方だろう。

一旦ここまで

今から三人の昼食タイム
ってことはまだせいぜい半分なのか…………
今度こそ少し巻いていこうと思います

またノシ

 三人でテーブルを囲み、川崎が作ってきてくれた昼食を並べる。もちろんこれも三人分だ。
 ちなみに全員服を着た。さすがに女子二人が裸でってのはどうも落ち着かないからな。

「んー、美味しい。サキサキって料理も上手いよね」

「でもあたし派手なのはあまり得意じゃないよ。お菓子とかも地味系ばっかりだし」

「サキサキはそういうのこそが似合うよ。地味って意味じゃなくて堅実って感じで」

「そう言ってくれると嬉しいね」

「おやおやー」

「何さ?」

「以前のサキサキだったらもうちょっと照れたり恥ずかしがったりしてたんじゃないかなあって」

「そうかもね。身も心も比企谷に変えられちゃったから」

 女子トークを黙って聞いていたら突如話題に出された。むせそうになり、慌ててペットボトルのお茶を飲む。
 一息ついた俺はニヤニヤと笑う二人に向き直る。

「いや、むしろ変えられたのは俺の方だと思うけど…………」

「そう? 特に変わってなくない? 普段は素直じゃなくてひねくれてるところも、目付き悪くて挙動不審なのも、自分に自信なくてコミュ障なのも」

 悪口のオンパレードである。もちろん合ってるので反論は一切できないが。
 川崎は立ち上がり、俺のそばに寄りながら続ける。

「本当は優しいのも、可愛いところがあるのも、みんなあたしが知ってる比企谷のまんま」

 ちゅ、と俺の頬にキスをしてくる。
 気恥ずかしくなってプイとそっぽを向いた。

「あは、本当だ。ヒキタニくん、かーわいい」

「うぐ…………」

 くそ。顔が熱い。
 俺は誤魔化すように残りのお茶を飲み干し、トイレに逃げる。

一旦ここまで

もう開き直ることにする
海老名さん編はまだまだ続くよー

またノシ

 顔に付着した体液をすべて舐め取り、川崎は海老名さんから離れる。
 その舐め取ったものを口内に溜め、舌でかき回してから喉をこくんと鳴らして飲み込んだ。

「ん、おいし…………」

「ヒキタニくん、いっぱい出たね。それにすごく熱くて、顔が火傷しちゃうかと思った」

 そこまでじゃないだろ。どんな体温してんだよ俺は。いやまあ、感覚的な問題なんだろうけど。
 川崎がニヤニヤしながら、そして海老名さんが期待に満ちた目をしながら俺の方を見る。
 …………誤魔化したり断ったり出来ない雰囲気だよなやっぱり。
 そもそも勝負の場には俺も立っちゃってるわけだし。

「あー、海老名さん」

「はいっ!」

「えっと、俺の、奴隷になるか?」

「うんっ」

 うわあ。いい返事だなあ。
 まあいいか。川崎も推奨してるフシがあったし、俺は御主人様の意向に従うのみだ。

「じゃあとりあえず条件がある」

「条件?」

「ああ。まず学校では今まで通りってことで。変に気にしたりしないでいいから」

「秘密の関係、だね。それはサキサキもそっか」

「あとその川崎だけど、俺と川崎の間で何かあったら川崎を優先してくれ」

「えっ?」

「例えば二人が同時に頼み事をした時とかにな。俺と川崎はあくまで川崎の方が立場は上なんで」

「ほえー…………」

「こいつどうしても自分を下に置きたがるんだよね。あたしはいいって言ってんのに」

一旦ここまで

次回サキサキとヤって海老名さん編は終わりのつもりです

またノシ

 出る。出る。まだ出る。
 川崎の蜜をすすりながらの射精。すっげぇ気持ちいい…………。
 海老名さんの中に出しきり、腰の動きが止まってもまだ俺はそれを求め続けた。川崎が俺の頭を押さえて離れた時にはつい未練がましく舌を伸ばしてしまう。
 それを見てくすりと川崎は笑い、絶頂の余韻に浸っている海老名さんの脇に腰を下ろす。

「あっ…………ああ…………」

「聞くまでもなさそうだけど、どうだった?」

「イったのに、おチンポで気持ちいいとこガンガン擦られて…………またイって、中出しされて…………腰、抜けちゃった…………」

「嫌だった?」

「ううん…………八幡くん、私の雌奴隷おまんこ気持ちよくしてくれて、気持ちよくなってくれて、ありがとう」

「あ、ああ」

「でも、ごめんね。まだ私の中で大きくて固いまんまだけど、もう私の体力が限界かな…………あとはサキサキにバトンタッチさせて」

「海老名、お疲れさま」

 川崎は海老名さんの下腹辺りを撫で回す。おそらくエネルギーを摂取しているのだろう。
 しばらくして俺が腰を引いて肉棒を抜き始めると、頭を寄せてくる。
 いつものように口と舌でお掃除をしてくれるつもりなのだろうが、俺はそれを押し留め、ぐいっと川崎の肩を押して横たわらせた。
 訝しむ川崎の足の間に身体を入れ、俺と海老名さんの二人の体液にまみれた肉棒を秘口に押し当てる。

「んっ…………そんなにがっついて…………もうたくさん出したじゃない」

 確かにそうだ。
 でも川崎に対しては一回だけであり、しかも強制的に射精させられたので充分に味わっていない。
 毎日のように交わっていても、いや、毎日のように交わっているからこそ川崎の膣の感触は忘れられない。
 俺は川崎の中で気持ちよくなり、そのまま精液を注ぎたくてたまらないのだ。

「沙希っ……沙希っ……」

「んんっ…………」

 腰を進めて川崎の蜜壺に肉棒を埋める。
 びくんと川崎の身体が跳ね、俺はそれを押さえ込むように覆い被さった。

一旦ここまで

海老名さん編終了です
なんでこんなに長かったんだろ?
次回からはまたちょろっとサキサキとヤってからどのキャラと絡めようか考えます

またノシ

 月曜日。
 当然学校へ行くわけなのだが、少々身体が怠い。体調が悪いとかではなく、ちょっと昨日一昨日と張り切りすぎたせいだ。
 とはいっても生活に影響が出るというほどのものでもない。俺は重たい身体に鞭打って登校する…………って大袈裟だなそりゃ。
 居眠りしたりすることもなく午前中を過ごし、昼休みを迎えた。
 念のため少し遠回りをしつつあとを付けられてないか確認してからいつもの屋上に出る。

「うっす」

「ん」

 先に到着していた川崎と短く言葉を交わし、いつものように隣に座って弁当を受け取る。
 いつものように。
 確かにもうここ最近習慣化してしまっていることだった。だけどそれを当たり前のことだと思っちゃいけない。

「川崎」

「何?」

「その、いつもありがとうな」

「どしたのさ突然。死亡フラグ?」

「違えって…………こうやって、飯とか作ってきてくれて、他にも色々してくれてさ、ちゃんと感謝の意を示しとこうと思ってな……まあ、奴隷の戯言だと聞き流してくれ」

「……………………」

 川崎は俺の言葉に何も返さない。
 が、すっと身体がくっつくくらい近くに移動してきた。

「川崎?」

「…………だったら、あたしも言わせてもらう」

「え?」

「こんな、普通の人間じゃないあたしのそばにいてくれて、怖がらずにいてくれて、ありがとう比企谷」

「お、おう。今さらだけどな」

「お互い様でしょ」

一旦ここまで

間が空いてしまった
せめて週一くらいで投下しないとズルズルいっちゃいそうで怖い
次回からはけーちゃんに飲ませる編です。御主人様の大切な妹御のために身を捧げる御奉仕精神溢れた八幡を書けたらと思います

またノシ

 翌日の放課後、鶴の一声というわけでもないだろうが、平塚先生の言葉で俺は雪ノ下や由比ヶ浜に疑われもせずに学校を出た。
 ていうかそんなに忙しいわけでもないのに毎日奉仕部に出てるのがおかしいんだよな。別にあのゆったりとした時間は嫌いじゃないし、読書や予習復習も捗るからむしろありがたくもある。
 まあそれだけに突然休むと何か言われかねないわけだが。
 一旦家に帰って私服に着替え、カモフラージュ用に予備校の鞄を引っ付かんで待ち合わせ場所に向かう。

「あー、はーちゃーん!」

 俺を見付けてぶんぶんと手を振ってくるのは川崎と手を繋いでいる京華だった。
 軽く手を振り返しながら早足で二人のところに駆け寄る。

「悪い、遅くなった」

「ううん、あたしたちも来たとこだから。じゃ、行こっか」

「はーちゃん、おててー」

「…………おう」

 俺は京華と手を繋ぎ、三人並んで歩き始めた。
 京華は無邪気に笑いながら最近あったことを楽しそうに話す。家でも園でも特に問題なく過ごせているようだ。
 そうこうしているうちに温泉施設に到着する。

「それじゃあたし受付と支払いしてくるからちょっと待ってて」

「あ、おい…………行っちまった」

 京華と二人、ロビーに残される。今回は俺が払うって言ったはずなのに。
 ま、あとで渡せばいいか。
 俺は京華を抱き上げて大人しく待つ。京華も俺の首にしがみつきながら鼻歌を鳴らしていた。

「お待たせ、行こ」

「おう」

「おふろー、おふろー」

一旦ここまで

間が空いてしまった
最近本当に筆が遅い。その上更新量も少ない。読んでくださってる方には申し訳ないです…………

またノシ

「ふう…………」

 川崎の能力で身体を綺麗にしてもらった俺は湯船に浸かり、大きく息を吐く。
 川崎と京華はお湯が出てくる獅子型の彫り物を興味深そうに眺めていた。部屋によって結構内装違うんだな。
 しかし…………こんなふうにしてるとどうしても想像、つうか妄想してしまうよな…………。
 俺と川崎が夫婦で。京華みたいな子供がいて。家族でこういう施設に来る、って感じで。
 いや、実際川崎はここの人達にそういった誤解を意図的にさせているんだろうけどさ。
 でなきゃ怪しい客にしか見えないだろうし。ラブホ代わりにしてるんじゃないか、みたいな。合ってるけど。

「どうしたのさ、ぼーっとして」

「はーちゃん、のぼせたー?」

 いつの間にかすぐそばに二人が立っていた。
 思ったよりも深く考え込んでしまったらしい。

「いや、何でもない。ちょっと考え事してただけだ」

「でも、おっきくなってるよー」

「う…………そりゃ二人が裸で目の前にいるからな」

 勃起の気配を感じたらしい京華にそう返事をする。
 実際は川崎との夫婦生活なんかを想像してたらそうなっただけなのだが。そもそもさすがに京華の裸体には欲情しないし。
 それでも京華は、いや、川崎も機嫌が良くなったようで、二人は俺の左右に座って身体を寄せてくる。

「けーちゃん。あたし達のせいではーちゃん大きくしちゃったんだって」

「うん。責任とるー」

 左右から手が伸びる。
 京華の小さな手と川崎の柔らかい手で肉棒がきゅっと握られた。

「んうっ…………」

「かたくておっきいー」

「ね、これどうしてほしい? たっぷり濃いのを京華に飲ませてくれた御褒美に好きなことしてあげるよ」

 耳元で囁かれ、全身がぞくぞくと震える。
 すぐにでも二人の手で思いっきりしごいてもらって出してしまいたいのを堪え、俺は川崎と唇を合わせた。

一旦ここまで

沙希と京華と一緒に温泉編終わり
次回から小町編
そろそろ八幡のローテーションがキツい…………

またノシ

 翌朝。
 自転車で小町を学校に送る際に俺は小町に話し掛ける。

「小町、今晩のメシは煮物でいいか?」

「え、お兄ちゃんが作るの?」

「いや…………今日は母ちゃんも夕飯いらないってかどっちも帰れないかもって言ってただろ? せっかくだから作ってもらおうかなって」

「作ってもらおうって、ひょっとして沙希さん?」

「ああ。もう話はついてるから小町が許可すれば、材料買って帰るつもりだが」

「もちろんオッケーだよ! 沙希さんのご飯美味しいから大歓迎!」

「わかった。あとで川崎に伝えとく」

「うん、待ってるから」

 そこでいつもの小町を下ろす場所に到着し、話を打ち切る。
 手を振って別れたが、おそらく小町も期待しているはずだ。夕食だけでなく、別のお楽しみも。

一旦ここまで

小町編に入るといいつつ展開が遅い
なぜか海老名さんが出場ってきた

またノシ

「たでーまー」

 鍵を開けて家に入り、リビングに向かう。
 すでに準備はだいぶ進んでいるのか、いい匂いが漂っていた。

「ん、お帰り。思ったより遅かったね」

「…………ああ。あとで話すけどちょっといろいろあってな」

「ふうん」

 エプロン姿の川崎に少しドキッとしてしまったが、特に気にも止めずにまた奥へと引っ込んでしまう。
 いやいや、俺を出迎えてくれる若奥様なんて妄想はしてないよ。恐れ多い。
 って、そういえば。

「小町は?」

「あんたの部屋で寝てるよ。あと十五分くらいで出来るから起こして呼んできて」

 奥の川崎から返事が来た。何で小町が俺の部屋で寝てるんだよ。
 まあいい。どうせ着替えと荷物を置きに部屋には行くんだし、ついでに起こしてやるか。俺は自室へと足を向けようとする。
 が、そこで川崎に呼び止められた。

「あ、ちょっと待って比企谷」

「あん、どうした?」

 キッチンから出てきた川崎がパタパタと足音を立てながら近付いてくる。
 そのまま俺に顔を寄せ、唇を合わせてきた。

「んっ…………!?」

「ん…………お帰りのキス。じゃ、小町のことよろしく」

 すぐに川崎は踵を返してキッチンへと消える。
 が、俺は先ほどの妄想の一部が現実化したことによる動揺と気恥ずかしさで少しの間ぼうっと突っ立ったままになっていた。

一旦ここまで

ようやく小町編投下開始
もう何も言い訳できない

またノシ

「はっ……はっ……はっ……」

 脱力した小町は荒い息を短く繰り返しながら手足をだらんとさせる。
 ちら、と川崎を窺うと軽く頷かれ、許可の出た俺は小町を横たわらせた。
 そのまま脚の間に割って入り、秘所に肉棒を擦り付けて愛液でまぶし、亀頭を秘口に押し当てる。

「! お、お兄ちゃん、今、小町、イったばっかで…………あああああああっ!」

 小町の抗議を無視して腰を進め、容赦なく俺の肉棒は小町の体内に侵入した。
 久しぶりに異物を受け入れるはずのそこはあっさりと挿入を許したが、小町が身体を仰け反らせた途端にぎゅうぎゅう締め付けてくる。

「どう? 小町がずっと欲しがってた八幡のチンポ、気持ちいい?」

「は、はいっ! いいですっ! お兄ちゃんのチンポ、ずっと待ってました!」

「八幡も妹まんこが気持ちいいってさ。今からずぽずぽ出し入れしてもっともっと気持ちよくなるからしっかり受け止めるんだよ」

「お兄ちゃんっ! お兄ちゃんっ! 小町のおまんこで気持ちよくなってぇ!」

 川崎に誘導されて小町が懇願してくる。
 俺はその望みを叶えるべくゆっくりと腰を動かし始めた。
 が、精力を底上げされてて昼にも出してないために早くも射精感が近付いて来てしまう。
 抽送の速度を上げて小町の膣内を抉り、幾度も奥を突く。

「小町っ…………小町っ…………」

「お兄ちゃんっ…………お兄ちゃぁんっ!」

「う……く…………もう、出る…………小町……中に、出すぞっ」

「うんっ……沙希さんからお薬もらったから、平気っ…………小町の中に出してぇっ…………んむっ」

 川崎が小町の胸を揉みながら顔を寄せて唇を合わせる。
 唾液を啜り合いながら舌を激しく絡める音が俺にまで聞こえ、それがまたさらに俺を欲情させた。

一旦ここまで

小町編もあっという間に終わり
そろそろ三人でなく四人以上も書こうかと思ってるけど組み合わせに四苦八苦

またノシ

「海老名がヤバい」

「はぁ?」

 金曜の昼休み、いつもの屋上で弁当を差し出してくると同時に川崎は言葉を放った。
 海老名さんが、何だって?

「ヤバいって、何がだ?」

「すごい溜まってる。今のあんた以上に」

「えー…………」

 溜まってるってのはアレのことだろう。男の俺と違って物理的に溜まるものはないが、海老名さんも性欲強そうだしなあ。
 というか今の俺だって相当なもんだが、それ以上なのかよ。

「何か言ってきたのか?」

「それは何も。この前あんたが言った通りに大人しくしてるよ。周りにも特に何か気付かれたりはしてないみたいだし」

 例のあの日の翌日、海老名さんは由比ヶ浜や三浦にチョーカーを見せていた。
 その時に一瞬だけ意味深な視線を俺に向けたが、誰かに気付かれることもなく会話を続けていた。
 気になることと言えばそれくらいで、俺には変わったところはないように思えたが。

「うん、傍目にはわかんないだろうね。でも溜めすぎるとツラいし身体に良くないのもあんたならわかるでしょ」

「まあ、な…………でも溜まってるって、自分でしてないのか?」

「してないねあれは。どうしてかは知らないけど」

「ふむ……」

「だから悪いけど明日は二人じゃなくて海老名も混ぜるけどいいよね?」

「……………………」

「何? 嫌?」

「嫌っていうか…………」

 俺は川崎から受け取った弁当を掲げる。

一旦ここまで

コミケ前後は忙しかったという言い訳にもならない釈明
次回からまたもや海老名さん編
御主人様と性奴隷とそのまた奴隷が絡み合います

またノシ

「あれ、ヒッキーまた今お昼ここで食べんの?」

「ああ、昼メシ食い損ねてな」

 放課後、部室で弁当箱を取り出すと由比ヶ浜が訝しげに訊ねてくる。
 雪ノ下も読んでいた本から目を離し、こちらに顔を向けた。

「お昼を食べ損ねるほどの用事なんてそうそうあるとは思えないのだけれど」

「俺もそう思ったけど、図書室で本を探すのと調べものに時間かかっちまってな」

「ふーん」

 さして興味もなさそうに由比ヶ浜が相槌を打つ。
 そのまま雪ノ下の方に振り向き、少し申し訳なさそうな表情をしながら話し掛けた。

「ねーゆきのん……その、明日暇かな?」

「特に用事はないけれど…………」

 このパターンは由比ヶ浜が何かお願い事をして雪ノ下が押し切られるパターンだ。何だかんだ由比ヶ浜に甘いし。
 つっても何でも言うことを聞くわけじゃない。ちゃんと奉仕部の理念に基づいて、本人のためにならないことはきっちり言い聞かせるけども。

「その、ね。ちょっと勉強を教えて欲しいなー、なんて」

「え…………」

 少し身構えていた雪ノ下が虚を突かれたような表情をし、ページを押さえていた手を離してしまってパラパラと本が捲れていく。
 かくいう俺も箸を動かす手が止まってしまった。いや待て、聞き間違いかもしれん。

「えーと、すまん由比ヶ浜、ちょっと耳が遠くなったみたいでな。もう一回言ってくれ」

「そ、そうよね。空耳に決まってるわ。ごめんなさい由比ヶ浜さん、あり得ない言葉が聞こえてしまったわ」

「二人ともひどくない!? あたしだって勉強くらいするよ! でも最近微妙でさー」

 由比ヶ浜がぷんすかと頬を膨らませる。
 くそっ、あざと可愛いじゃねえか。一色かお前は。

一旦ここまで

なぜ間が空いてしまったのか俺自身わからない…………
とりあえず導入
ついでに影の薄い奉仕部描写
次回からエロいことします
そんなにエロくないかも

またノシ

 いつものラブホテルに到着し、受け付けを済ませて三人で部屋に入る。
 ちなみに料金は海老名さん持ちだ。
 もちろん俺も川崎も割り勘くらいで払おうとはしたが、海老名さんの『二人の時間を邪魔しちゃってるんだからこれくらいは出させて。そうでないと申し訳なさや罪悪感で楽しめなくなっちゃう』とまで言われてはこちらが無理を押し通す必要もない。

「んんっ…………」

 靴を脱いで上がるなり突然海老名さんの口から艶っぽい声が漏れた。
 何だ?

「ふふ、どうしたのさ? お尻撫でただけでしょ」

「う、うん。でも、すっごい、ビリってきた…………」

 あー、そりゃそうだ。
 海老名さんには見えてないだろうけど、川崎の手と同時に尻尾が海老名さんの股間をまさぐってるからな。

「ひょっとして溜まってる? 自分でしてないの?」

「し、してない…………我慢してた」

「どうして? 比企谷にも自分でしてろって言われたでしょ?」

「でも、私のおまんこ、八幡くんのだから…………本当に我慢できなくなるまでは、って」

 …………うむむ。その辺の思考回路はなんか俺と似通ってんな。
 相性がいいんだか悪いんだか。

「そうなんだ。だけどそろそろ限界なんじゃない? お尻撫でられただけでそんなに感じちゃってさ」

「うんっ…………身体、火照って…………もう、私、ヤバい…………サキサキぃ…………」

「あたしにそんな顔見せても知らないよ。自分の御主人様におねだりしたら?」

 え? 俺?
 海老名さんがその言葉に俺の方に顔を向けた。
 その色っぽい表情にどきりとしてしまう。

「御主人様の手を煩わせたりしませんから……自分でしますから…………御主人様専用の雌奴隷おまんこ、いじっても、いいですか…………?」

「…………その前に、服を脱ぐんだ。ベッドの上でな」

「は、はい……」

一旦ここまで

海老名さん編スタート
力関係の都合上八幡の立ち回りが難しい

またノシ

 川崎は俺への掃除を終え、今度は海老名さんの局部に吸い付く。
 快感のあまり暴れる海老名さんの脚を二人で押さえつけ、川崎はそこをじっくりと貪った。

「はっ…………はっ…………あたま、おかしくなっちゃうよぉ…………」

 川崎が顔を上げると海老名さんがか細い声を出す。
 そうは言っても表情は嬉しそうなのだが。

「ふふ、じゃ、順番変わっちゃったけど、シャワー浴びよっか…………って言っても海老名はつらい?」

「うん、ちょっとだけ休ませて…………さすがに腰抜けちゃってるし」

「そう? じゃ、比企谷と行ってくる。無理はしなくていいからね」

「んー、了解ー」

 海老名さんはひらひらと手を振り、それを見届けながら俺と川崎は浴室へと向かう。

一旦ここまで

個人的には八幡受けの方が書きやすい
でも時々はサキサキを攻めさせたい
次回はお風呂でゆっくりしてお昼御飯タイムかな

またノシ

「あ、ああー…………」

 俺は手足を投げ出して快感の余韻に浸る。
 思わずため息のような声が出て、身体を震わす。

「ん……あはぁ…………八幡……好きぃ…………」

 背中を反らしてゆっくりと腰を揺すりながら川崎がそんな言葉を漏らす。
 ぼうっとした頭にもそれは浸透してどくんと心臓が跳ねる。
 引き寄せて抱き締めたい衝動を何とか堪え、緩めた手の力を改めて入れて川崎の手を握った。

「んっ……ああ…………はぁ…………ね、比企谷は気持ち良かった?」

「ああ、もちろん」

 さっきの自分の言葉など気にしていないように川崎が聞いてくる。
 もしかしてあれか、俺がよくやるという無意識に言ってしまったセリフだったり?
 …………もしそうなら。どんなに。

「ん、あたしもすごく良かったよ。お疲れ」

 繋いでいた手を離してちゅ、と唇を俺の頬に口付ける。
 俺は思考を停止させ、寄せられた川崎の頭をそっと撫でた。

一旦ここまで

ちょっと御休憩
エロなしはつまらん
次回は頑張る

またノシ

 ゆっくりと覚醒し、意識が戻ってくる。
 俺はすぐにどこで寝ているか、寝る直前がどんな状況だったかを思い出した。
 なら、この下半身から全身を駆け巡る快感は。また川崎が俺の眠っている間に犯してくれているのだろうか?
 気取られないようにそっと薄目を開けて目の前の光景を確認し、それを見て驚愕の声をあげそうになったのを何とか堪える。

「んっ…………! んっ…………!」

 目隠しと猿轡をされている海老名さんが俺の上で腰を振っていた。つまり騎乗位だ。しかも腕はどうやら後ろ手に縛られているらしい。
 俺に体重をかけないよう膝立ちになりながら膣内の襞で俺のギンギンに固くなっている肉棒をしごく。

「んっ、んっ、んん…………んんんんんんっ!」

 びくんっと海老名さんの身体が跳ね、きゅううっと蜜壷が肉棒を締め上げた。
 どうやら達したらしい。痙攣しつつも動きを止める。

「まったく。偉そうなこと言ってこのザマじゃない」

 海老名さんの後ろから川崎の声がした。これは川崎が仕向けたことじゃないのか?
 猿轡を外された海老名さんが荒い息をする。

「はあっ……はあっ…………ご、御主人様おチンポが、凄すぎて…………」

「そのチンポを苦しそうだから鎮めてあげたいって言い出したのは海老名でしょ。それなのに先に二回もイっちゃうなんて」

「うう…………」

「しかもおまんこに集中したいから手も目も口も塞いでくれって、自分が気持ちよくなるためじゃないのさ」

「はい、否定しません…………」

「これは罰を与えないとダメかな?」

「え、ば、罰!?」

「何でちょっと嬉しそうなのさ…………比企谷、起きてるんでしょ? あんたがイくまでたっぷりと犯してやんなよ」

「え……むぐっ…………」

 海老名さんが驚きの声をあげかけるが、それより先に川崎が猿轡をし直す。というか起きたのバレてたのか。
 俺は海老名さんの尻を掴み、下から思いきり肉棒を突き上げた。

一旦ここまで

あんま長くなると俺が海老名さんがお気に入りってバレるので次回くらいで今回の海老名さん編は終わる

またノシ

 暖かくねっとりとした感触に包まれ、俺は出そうになる声を何とか押し留める。
 動かないようにしっかり海老名さんの頭を押さえ、腰を前後に振って肉棒を唇の輪でしごき始めた。

「うっ……姫菜……唇、もっと締めてっ…………」

「ん…………」

 海老名さんは言われたようにきゅっと唇を締め付けてくる。
 舌の動きも疎かにせず、亀頭や茎を這い回って刺激を与えてきた。
 絶頂直前まで押し上げられていた俺はあっさりと限界を迎えてしまう。

「ぐ、う…………姫菜、出すぞ……全部、飲めっ…………うっ! ううっ!」

「んんっ!」

 俺はびくんと身体を震わし、海老名さんの口内で精を放った。
 その勢いと量に驚いたか目を見開いたが、逃げたり避けたりはせずに喉を鳴らして精液を飲み込んでいく。
 射精が終わるまで小刻みに腰を揺すってすべて出し切り、そのあとも頭を押さえ続けて後始末を要求する。

「姫菜、口で綺麗にしろ…………残ったものも、全部吸い出して飲むんだ…………」

「んぅ…………」

 ちゅうっと尿道内の精液を吸い出される。
 舌を這わされて体液を舐め取られていく。
 命じた後始末が気持ち良すぎて、一旦鎮まった肉棒はもうすでに海老名さんの口内で大きさを取り戻していた。
 が、そのまま続けさせるわけにもいかず、俺は海老名さんの口から肉棒を引き抜いた。

「んあ…………もっと、しゃぶらせて、下さい…………」

「いや、何でだよ。する方は別に気持ちいいわけじゃないだろ」

「そんなことないよ。特に海老名は口の中にも性感帯あるみたいだし」

「そうなのか…………って、おい」

 横から川崎が言ったことに反応してそっちを見ると、川崎がスマホをいじっていた。
 どうやら今の今まで動画を撮っていたらしい。ていうか今回もやっぱり俺のスマホじゃねえか。

「あ、見せて見せて」

 うっとりした表情だった海老名さんが目を輝かせてスマホを覗き込む。
 そんな食い付くようなもんじゃないだろうに。

一旦ここまで

次回からはそろそろ溜まった平塚先生を慰めるか人助けの一環でけーちゃんに精液を飲ませてあげるかかな
投下ペース遅くてすまない

またノシ

 夕方、というにはまだ少し早い時間にホテルを出て、今日は解散となった。
 本当にヤってるだけの一日だったな…………俺含めてみんな満足しているみたいだからいいんだろうけど。

「じゃあねサキサキ、ヒキタニくん。また学校で」

「ん、また」

「おう」

 バス停で海老名さんと手を振って別れる。
 そういえば海老名さんも結構俺に対しての呼び方を使い分けてるな。
 俺と違ってしっかりしてるだろうし、うっかりいつもと違う呼び方したりはしないだろう。

「あ、比企谷。ちょっと寄り道いい?」

「ああ。俺は構わないけど」

「じゃ、こっち」

 川崎に腕を引っ張られた先は広めの公園だった。
 木陰になってて目立たない隅っこのベンチに並んで座る。

「よっ、と」

 俺に身体を寄せた川崎はそのまま腕を絡めて体重を預けてき、甘えるように時折すりすりと顔を擦り付けてきた。
 ああ、そうか。
 今日は散々奥を突かれて甘えたいモードになったけど、海老名さんがいたから少し自重していたんだろうな。
 俺は人目を気にしながら空いた反対の手で頭を撫でてやる。
 川崎は嬉しそうにぎゅっと腕の力を込めてきた。

一旦ここまで

けーちゃん編に入ります。場所どうしよ…………お互いの実家ってあんま集中できないよね?
まあ何とかしよう

またノシ



サキサキお誕生日おめでとー!
誰かおすすめのサキサキ誕生日SS教えてください!読みたいんです!

「ふあ…………」

 翌朝。
 結構早い時間なのでつい欠伸が出てしまう。昨晩のうちに川崎から連絡をもらって早めに就寝したからそこまで眠いわけでもないのだが。
 しかしこんな朝っぱらからどこへ行く気なのだろうか? 待ち合わせが駅ってことは電車に乗るつもりなんだろうけど。
 駅に到着して改札そばで待っていると、程なくして川崎と京華がやってきた。

「はーちゃんおはよー」

「おう、おはよう京華。川崎も」

「ん、おはよ」

「で、今日はどこに行くつもりなんだ? 念のため熱海くらいなら一泊旅行できる程度の軍資金は用意したが」

「それこそどこに行く気なのさ…………移動は二駅くらいだから大丈夫だよ」

「そうなのか」

 まあ冗談だ。Suicaも充分チャージしてるしな。
 みんなで改札を通ってホームに向かい、タイミング良く来た電車に乗る。
 しばらくとりとめのない会話をし、指定された駅で降りたところで川崎にもう一度聞く。

「で、どこに行くんだ?」

「ん、ホテルさ。ちょっと高めのね」

「京華連れてて平気なのか?」

「それは大丈夫。値段も気にしなくていいよ。京華連れて遊びに行くって言ったら親が小遣いくれたし」

 うーむ。正直申し訳ない…………男といかがわしいことをするために川崎の御両親は川崎にお小遣いをあげたわけで。
 しかも川崎だけでなく、こんなちっちゃい子供まで毒牙に。ちゃんと責任は取りますんで許してください…………なんて言うと違う意味に聞こえかねないな。

一旦ここまで

あれだけ間が空いたのにこんな僅かな更新量。へこむわぁ
そして読んでくださってる方々に悲報です。今回のスレじゃ終わらなそう…………まだ書きたいプレイいっぱいある…………

またノシ

 きゅ、と川崎のしなやかな指が俺の肉棒を握り、反り返り過ぎているのをぐっと角度を変えさせた。
 京華が口を開けて眼前に晒されているそれの先端に近付ける。

「け、京華っ…………」

「んー?」

「すぐに、出るから……注意、して」

「うんっ、はーちゃんのおいしいの、出してー」

 れろ、と舌で裏筋の敏感な箇所を舐められたあと、尿道口にその小さな唇がくっ付けられる。
 それと同時に川崎の手が上下に動き、肉棒がしごかれて俺はあっという間に限界を迎えた。

「う、あ、あ……あっ! ああっ!」

「んっ!?」

 びゅくびゅくっと白濁液が肉棒から京華の口内に勢い良く放たれる。
 直後に続こうとする射精を一瞬だけ堪え、京華が口を離して川崎が亀頭をくわえた。締め付ける唇の輪と這い回る舌、しごく指。
 俺が最も感じる強さや動きで刺激を与えてき、腰を震わしながら幾度も川崎の口内に精液を放つ。

「あっ……あっ……ああっ…………」

「んっ…………んっ…………」

 喉を鳴らして飲み込みながら一滴残らず吸い出そうとする川崎の動きと、それを手伝おうとして再び陰嚢に舌を這わせてくる京華の動きに翻弄される。
 すべて出し切り、腰を浮かせて仰け反っていた俺の身体から力が抜けてベッドに沈みこんだ。

「はあっ…………はあっ…………」

「ん、こく…………ふふ、美味しい…………」

「すっごく濃かったー、ごちそうさまー」

 息を荒げる俺の股間から顔を上げ、口内の精液を飲み干して二人は満足げな表情をする。
 が、それに反応する余裕も今の俺にはなく、ただただ絶頂の余韻に浸っていた。

一旦ここまで

今日はいい夫婦の日
八幡と沙希の夫婦性活とか見てみたいものですな誰か書いてくれないかなあ

またノシ

「ふぅ…………って、おい、川崎。髪の毛いいのか?」

 風呂に入る時はいつもはアップにしてまとめれらている髪の毛が、今は無造作に下ろされて湯に浸かってしまっている。
 あとで弾くとはいえ、傷んだりしたら大変だろう。

「ああ、大丈夫。不必要な分は常に弾いてるから」

「へえ」

「誰かに見られてもまずいから普段はやらないけどね。それに常時発動は結構エネルギー使うし。でも今は頼もしい供給源がいるから」

「んぅっ…………」

 川崎の手が伸びてきて俺の肉棒がきゅっと握られる。
 予想外の行動に思わず声が出てしまった。

「ほんと、頼もしくて可愛い…………ちゅ、れろ…………」

「う、ああ…………」

 手を上下に動かして肉棒を優しくしごかれながら耳の穴に舌を突っ込まれて掻き回され、脳内が唾液の響く音で一杯になって頭がくらくらしてしまう。
 その反応を見て京華も寄ってき、反対側の耳に舌を這わせてきた。
 ヤバいヤバい。この理性を根こそぎ剥ぎ取られそうになる感覚。
 以前に川崎と海老名さんにされたときは何とか逃げ出したが、京華にそんな行動を取ったら傷付くかもしれない。

「…………っ!」

 唇を噛んでどうにか堪える。
 しばらくして川崎の手が肉棒から離れ、ようやく終わりかと一息ついた瞬間、更なる快感が襲う。
 川崎の手は京華の手を導くために一瞬離れただけだったのだ。
 川崎の手が再び肉棒をしごき、京華の手が陰嚢を揉んでくる。
 その不意打ちに俺はしがみつくように二人の身体に腕を回して抱き締めてしまう。

「う、ああ…………も、我慢できなくなる…………」

「ん、じゃあここまでかな。続きはベッドで、ね」

 そう言って川崎の身体が、続いて京華が離れる。
 肉棒が射精を求めるようにびくんびくん痙攣し、浴場から出るまで二人は愛しげにそれを見つめていた。

一旦ここまで

色々ややこしい設定があるけどどっかで矛盾してないか心配
深く考えないでください…………

またノシ

 しばらくして京華が顔を上げ、満足そうな表情をしながら俺たちの横に寝転がる。

「はー、すっごくおいしかったー。はーちゃん、さーちゃん、ごちそうさまでした」

「ふふ、良かったねけーちゃん」

「うん! あ、でも…………」

 川崎に頭を撫でられて笑顔になった京華の顔が突然曇る。
 どうしたんだ?

「その、けーかが全部飲んじゃった。少しさーちゃんに分けてあげようと思ったのに…………ごめんなさい」

「…………謝る必要なんかねえって」

 川崎に続いて俺も身体を起こし、京華の頭をぽんぽんと叩く。
 不安そうにこちらを見上げる京華がおそるおそる口を開く。

「はーちゃんも、さーちゃんも、怒ってない…………?」

「そんなわけないでしょ。あたしもはーちゃんも、けーちゃんが大好きなんだから」

「そうだぞ。それに俺たちが嫌だと思ったことはちゃんとそう言うからな。だからこういうときは謝るんじゃなくてお礼を言うもんなんだ」

「うん! はーちゃん、おいしいせーえき飲ませてくれて、ありがとー!」

「ん、こっちこそ、お掃除までしてくれてありがとうな。吸い出されるのとか、すごく気持ち良かったぞ」

「えへへー」

 ぎゅっと抱き着いてくる京華の頭を撫でる。子ども特有の高めの体温が心地いい。
 川崎はその光景を微笑ましく眺めていた。絵面だけ見るならすっげぇ怪しいどころか完全にアウトなんだがな。
 先程の興奮が治まりきっていないうえに、京華のお掃除が気持ち良くて肉棒がまだガチガチに固いままだし。

「はーちゃん、まだおっきいまんまー」

「ほんと元気だね。今度はどこで出したいの?」

「あ、えっと…………」

一旦ここまで

あと一回サキサキとヤって今回のけーちゃん編は終わりのつもり
ちょっと間が空いてるのでそろそろ小町か静ちゃんを相手してあげないと

またノシ

「ん、ちゅ…………」

 俺たちは唇を合わせて舌を絡める。
 先程のやり取りと抱き締めている川崎の身体の柔らかさ、そしてこの刺激で俺の肉棒はすっかり大きくなってしまっていた。
 川崎の下半身に当たり、それだけでも物凄く気持ちいい。

「ん…………」

 もぞもぞと川崎が身体を動かし、肉棒を秘口に当てるのがわかった。
 そのまま腰を沈め、ずぷぷっと膣内に埋められる。

「んっ…………んんっ…………」

 いきなり与えられる快感に思わず唸り、抱き締める力を強めてしまう。
 少しでも川崎の奥まで侵入しようと試みてついつい腰が浮く。
 川崎は京華を起こさないようにか声を抑えるために唇をしっかりと押し付けてき、小刻みに腰を揺すった。
 俺は自分から動くのを止めて川崎の好きなようにさせ、時折柔らかな尻やきめ細やかな背中を撫で回すとそれだけで心地好さそうな声が唇の間から漏れ出る。

「んっ……八幡…………気持ちいいとこにチンポ擦れて……あたし、もうイきそう…………あんたに中出しされながら、八幡の精液お腹に感じながらイきたい…………」

「ああ。俺の奴隷精液、いっぱい出すから…………御主人様も、気持ち良くなってくれ…………んっ…………」

 再び唇を重ね、俺たちは腰を動かしあう。
 気持ちいいところを、感じる箇所を擦り合わせ、互いを高みに昇らせていく。
 あ……あ…………出る……出る…………。
 御主人様と、上下で繋がって。
 肉棒を襞で締め付けられて擦られて。
 唇を重ねて舌を絡ませて。
 強く、抱き締め合いながら。

「んっ! んんっ! んうっ!」

 俺は全身を震わせて射精した。
 腰を揺すりながら大量の精液を吐き出して川崎の膣内に注ぎ込む。
 ああ…………気持ちいい…………御主人様に中出し……気持ち、いい…………。

「なあ川崎、今何か欲しいものとかあるか?」

「急に何さ?」

「いや、ほら、いつも昼飯作ってきてもらってるだろ? あれで昼食代が浮いてるからそれで何かプレゼントしようかと思って」

 本当なら本人に言わずにサプライズ的に贈る方がスマートなのかもしれないが、長いぼっち人生を送ってる俺には土台無理な話だ。
 そのまま現金を渡すというのも失礼だろうし。

「別にいらないって。気に病むならホテル代とか多目に出してくれればいいし」

「でも」

「それにご飯をもらってるのはお互い様でしょ?」

「…………まあ、そうなんだが」

 それでも釣り合ってない気がするんだが。
 俺が与える立場であっても、それ自体は世間一般的に金を払ってでもやりたい行為だし。

「はーちゃん、それだとけーかもはーちゃんに何かおくらなきゃいけなくなっちゃう。けーかもらいっぱなしだもん」

「あー、そうか…………でも、ま、この先何か欲しくなったら遠慮なく言ってくれ。少しでも頼ってくれたら嬉しいし」

「ふふ、はいはい」

 そんな雑談をしつつ三人で歩き、川崎の家まで送る。
 手を振って二人と別れ、俺は帰路に着いた。

一旦ここまで

次回からサキサキとねっとりイチャラブ二人きりホテル編
さて、八幡に何をさせようか…………

またノシ

 正直俺はちょっと浮かれていた。
 いや、ちょっとどころではない。めちゃくちゃ浮かれていた。
 昨夜は挙動不審過ぎて親から奇異の目で見られたし、今朝も時間が有り余るくらい早起きしてしまったし。
 寝汗を流すためにシャワーを浴び、下着姿のままリビングに戻ると小町が起きてきていた。

「おう、おはよう小町。早いな」

「おはよお兄ちゃん。今日は模擬試験があるからね。本番と同じようなコンディションにしようと思って早起きしたんだ」

「そうか。練習っつっても気を抜かないようにな」

「うん。お兄ちゃんは沙希さんとお出掛け?」

「…………まあな」

「ふーん。可愛い妹が勉強で頑張ってるのに兄は青春を謳歌しちゃうんだー」

「俺が受験の時に頑張って勉強してたら散々ちょっかい掛けてきてた可愛い妹は誰だったかな? あとで母ちゃんたちに聞いてみよう」

「はいストップこの話はここまで。でもいつもより早いね。何かあるの?」

「あー、まあな」

 本当は特に何もない。
 が、どうしても気が急いてしまう。
 結局俺はだいぶ早い時間に家を出たのだった。

一旦ここまで

明けました
今年も俺ガイルベストカップルの八幡×沙希をよろしくお願いします
そろそろこのスレ以外にも何か書きたい

またノシ

 まだ川崎は余韻に浸っているらしく、だらしなく口を開けて目を虚ろにしていた。
 俺は少し頭を下げ、豊満な双丘の間に顔を埋める。
 しばらくその柔らかさを感じていると、左右からぎゅっと押し付けられて強く挟まれた。

「ふふ、あたしのおっぱい好き?」

「ん、そりゃな」

 俺は擦り付けるように頭を揺すり、その柔らかさを味わう。
 川崎は俺の頭を抱き締めながら腕でぐいぐいと柔肉を寄せてくる。

「あとで御主人様のチンポもこうしてあげるからね。あたしのおっぱいで挟んでたくさんごしごししごいて精液出しちゃってよ」

「……………………沙希」

「何、御主人様?」

「その、今日はもう御主人様呼びは終わりにしてくれないか?」

「え、何か気に入らなかった? あたしの身体を好き放題するの嫌?」

「それは絶対ない。その、やっぱり沙希には、二人だけの時には名前呼ばれるのが一番いいっていうか…………」

「…………ふふ、わかったよ八幡。じゃ、御主人様呼びは海老名あたりと一緒にメイドプレイをするときにでも」

「そんな予定があるのか…………」

 俺は胸から埋めていた頭を起こし、川崎と身体を密着させて唇を合わせた。
 すぐに互いの舌を突き出して絡ませ合い、唾液を啜る。

「んんっ……八幡のチンポ、また大きくなったぁ…………」

「このキスもさっき味わったお前のイきまんこもすっげぇ気持ちいいしな。またこのまま動いて出していいか?」

「許可、取らないで……今日のあたし、八幡の奴隷だよ…………あんたに好きなようにされて、めちゃくちゃにしてほしい…………」

一旦ここまで

自分的にサキサキの御主人様呼びは違和感強いので早くもなかったことに
それでもサキサキ性奴隷編はもうちょっとだけ続くんじゃ

またノシ

 準備をして戻ってきた川崎は俺の横に座り、そのまま身体を寄せて体重を預けてくる。
 柔らかいものを押し付けられて欲情しそうになるが、先ほど散々出したあとな上に気分がそこまで盛り上がっていないので辛うじて我慢できた。
 もし興奮状態だったら即座にこのソファーに押し倒していたことだろう。
いや、いつもならあっという間に押し倒し返されているだろうけども。
 …………ちょっとお願いしてみようか。
 実は以前から川崎にしてもらいたいことがあったのだが、なかなか言い出せず今までに至っている。

「…………なあ、沙希」

「ん、なに?」

「その、頼みあるんだけど、いいか?」

「いいよ。何でもしてあげる」

「えっと、膝枕での耳掃除ってのを経験してみたいんだが…………」

 今更とか言ってはいけない。膝枕自体は何度かしてもらっているが、そこから耳かきというのは男にとって憧れるシチュエーションなのだ。
 確か洗面所に何本か綿棒があったはずなので、それでなんとかしてもらえないだろうか?

「そのくらいいつでもしてあげるからもっと早く言えばよかったのに…………道具持ってくるね」

 川崎が離れて自分のバッグを漁り始める。もしかして持ってきているんだろうか?
 果たして、耳かき棒と綿棒、それにティッシュを用意して戻ってきた。

「自分で言うのもなんだけど、あたし結構上手いよ。いつも下の子たちにしてあげてるからね」

「サキュバスの能力で綺麗にしているんだったらあんま必要ないかもしれないけどな」

「あ、その能力は身体の表面だけで、体内には効果がないのさ。前に口の中だけ特別に綺麗にさせたことあったけど覚えてる? あんなふうにちゃんとそれ用の処理の仕方があるの」

「そうだったのか。しまったな、耳の奥とか掃除疎かにしちまってる…………」

「じゃ、ちょうどいいじゃない。ほら、頭をここに置きなって」

 ソファーの端に座り、ぽんぽんと自分の太ももを叩く川崎。
 俺はそこに頭を乗せるように寝転がる。

「もし痛かったり何かあったら言ってね」

 そう言って川崎は俺の耳の穴に耳かき棒を入れ、耳垢を取り始めた。

一旦ここまで

何かお風呂でのプレイを書こうとしたのにまだその前段階だった…………サキサキ御奉仕編はこのスレ内で終わらすつもりなんだがなあ
ちょっと短くてごめんなさい

またノシ

 浴場に入り、まずはいつものように頭から洗ってもらう。
 さすがに大家族の長女だけあってこういうのは手慣れており、鼻歌交じりで最後にシャワーで濯がれる。

「はい、終わり」

「おう、サンキュ」

 滴る水滴を振り払う前にサキュバスの能力で余計な水分が髪の毛から弾かれる。
 礼を言って振り向くと、川崎と視線が合う。

「…………」

「…………」

 お互い無言のまま顔を寄せ、唇を重ねる。
 くちゅくちゅと舌を絡め、唾液を啜る音が響いた。

「ん……ふ…………沙希、身体は洗わなくていいから能力で綺麗にしろ」

「ん」

「…………よし、こっちに来い」

 俺は立ち上がって湯船に浸かって座り、川崎を誘う。
 川崎も入るが、座らずに俺の前に立つ。自然、眼前には川崎の秘所が晒される。

「もう濡れてんのか」

「うん……八幡とキスして、スイッチ入っちゃった…………」

「正面と後ろ、どっちがいい?」

 端的な質問だったが、その意図はしっかり伝わったようだ。
 川崎は俺と向き合ったまましゃがみ、身体を密着させて抱き着いてくる。学校の屋上でするのと同じ体位だな。

「座って抱き合いながらするのが好き…………ね、チンポ入れていい?」

「ああ。沙希のまんこで締め付けながらしごいてくれよ。代わりにさっきから能力使ってるぶんのエネルギーを補給してやるから」

「ん…………」

 ああ。これは夢だ。
 俺は目が覚めてそう直感した。
 何だっけこういうの…………確か、明晰夢、だっけか。
 ずいぶんはっきりわかるものなんだな。寝る直前までの記憶とかしっかりあるし、周囲との違いも理解できている。
 俺が横になっているのはホテルのベッドではあったが、場違いなほどに大きかったし、部屋の内装も全然違う。
 というか意識もちゃんとしてるな…………もしかして夢じゃないんじゃないかと疑うくらいには。

『八幡』

 声がし、突然目の前に顔が接近して唇が塞がれる。
 そのまま舌がねじ込まれ、自分のが絡め取られた。この舌使いは間違いなく川崎のものだ。願望が夢に出てんのか?
 つかすげえな。夢なのにこんな感覚まであるなんて。
 しばらくして顔が離れ、川崎がくすりと笑う。それに対して何か言おうと思ったが、すぐに周囲の異常に気付いて言葉を失った。

「か、川崎?」

『どうしたの八幡?』

 川崎が疑問の表情をする。
 いや、川崎じゃない。川崎たちだ。
 何人もの川崎が俺の前にいた。
 改めてこれは夢なんだと確認したが…………こんなたくさんの川崎に囲まれるって、どんな願望を持ってるんだ俺は。
 いやまあね。嬉しくないわけないけどね!
 黙ったままの俺に業を煮やしたか、川崎は俺を押し倒してくる。

『八幡、いっぱい気持ちよくしてあげる』

 再び唇が合わさって舌を差し込まれてかき回された。
 今度はそう長い時間ではなかったが、すぐに別の川崎が俺の唇を塞いでくる。
 様々な角度から順番に川崎たちに口内を蹂躙されていく。まだ全員終わってないのか、それとももう何周もしているのか。
 ようやくそれらが終わった頃には、肉棒が痛いほどに勃起していた。

「はあっ…………はあっ…………」

『八幡、お口とおまんこ、どっちでチンポを包んで欲しい?』

「ま、まんこっ…………沙希の、まんこがいいっ…………」

「ん」

 川崎の一人が俺の身体をまたぎ、肉棒の先端を秘口に押し当てる。

 俺は夢の内容を大雑把に話す。
 能力で見せられた夢だったせいか、やけに鮮明に覚えていた。

「ふうん、たくさんのあたしにねえ…………気持ちよかった?」

「そりゃ、まあな」

「だろうね。この能力、寝てる相手から搾り取るためのものだからチンポあたしの中に入れてないと駄目なんだけどさ」

 川崎は自分の下腹を撫でた。
 うっとりとしたその表情に俺はドキッとしてしまう。

「精液奥に叩き付けられて、一瞬でイかされちゃったよ。すっごく濃くて美味しかったし、あんたも気持ちよさそうな顔になってた」

「まあ……喜んでくれて何よりだ」

「ふふ。で、どうする?」

「…………何がだ?」

「御主人様が寝てる間に勝手に搾り取っちゃうような奴隷サキュバスにはお仕置きが必要じゃない?」

「……………………」

 俺は繋がったまま身体を起こし、そのまま川崎を押し倒す。
 先程の会話中にすでに俺の精力は回復していた。

「んんっ……チンポ、おっき…………奥、ぐりぐりしちゃ嫌ぁっ…………」

「嫌がらないとお仕置きになんねえだろ。それに本当はこうされるのが好きなんじゃないか?」

「好きっ……だけど…………気持ちよすぎて…………あっ、あっ…………あああああああっ!」

 びくんっと大きく身体を震わせて川崎は絶頂に達する。
 俺はその光景を眺めながらなおも腰を振って川崎の膣内を抉り続けた。

次回予告(今回の担当:死に掛け神)

どうもー!駄文メーカーにして、
本作の作者、死に掛け神ですっ!
八幡が大罪のバハムートと呼ばれ由比ヶ浜ることになった理由と、空白の一ヶ月(少しも明かされてないとは言ってない。)の出来事が遂に明らかに!
そして遂に動き出す黒幕!
行け!八幡!お前はもっと強くなれる!
何故なら俺がそういう展開がすきだから!
次回!
「八幡が『大罪のバハムート』と呼ばれる理由」

見てくれると嬉しいな!

八幡「メタ発言とネタバレ止めろ!」



あとがき

葉山への復讐の第一回目が終わりました。

葉山にはまだまだ地獄を見せるので

まだまだ終わりません!
今回も読んで下さってありがとうございました!

 奥を突かれた川崎の膣内はうねりながら肉棒を締め付け、子宮口は亀頭に吸い付いてくる。
 今にも射精してしまいそうなのを堪えながら俺は肉棒を出し入れし続けた。

「はっ、八幡っ! イってるのにそんなされたら、あたし壊れちゃう!」

 川崎が身体を仰け反らせながら叫ぶ。
 が、両足は俺の腰に巻き付いて、離れないようにがっしりと絡んでいた。

「心配すんな、すぐに俺もイって精液たっぷり中に出してやるから。しっかりサキュバスまんこの奥で受け止めろよ」

「うんっ、うんっ! 来てぇっ…………んむっ」

 身体を重ねて唇を合わせ、舌を擦りつけあう。
 離れる心配がなくなったのか、川崎は絡んでいた足を広げ、より奥に迎え入れようとする。
 俺は望み通りに最奥部まで突っ込みながら腰を揺すり、そのまま一気に精液を吐き出した。
 それを受け止めてびくんびくんと身体を震わす川崎を抱き締めながら、俺は幾度も精液を注ぎ込んだ。

 ホテルから出て俺達は帰路を歩き始める。
 一応この一帯を出るまでは周囲に注意しながらな。

「で、明日なんだが」

「ん、平塚先生のとこに行くよ。お昼御飯作る約束してるから、そのくらいの時間に現地集合で」

「わかった」

 しかし改めて考えるとすげえ関係だよな、俺達と平塚先生って。もはや教師と生徒っていうレベルではない。
 休日に訪ねてメシ作って一緒に食って、三人で身体を重ねる。学校では時々トイレの個室で溜まった欲求を解放し合う。
 うん、スキャンダルにも程があるな。今まで以上に身辺に気を付けないと。
 ぼっちだったころには考えられないことだ…………。

「じゃ、送ってってくれてありがと比企谷。また明日ね」

「おう、また明日な川崎」

 川崎を家まで送り、手を振って別れる。
 さすがに誰が見ているか分からないここでは何もしないぞ。うん。
 特に川崎の家族とかに見られたら厄介だからな…………。

 日曜日の朝。
 最近は川崎と会うために早いうちから出掛けていることが多かったが、今日は昼からの約束なので少し遅めに目覚めた。
 欠伸をしながらリビングに行くと、小町だけがいた。親父たちはまだ惰眠を貪っているのだろう。

「あ、お兄ちゃんおはよー…………ってほど早くもないか。今日は沙希さんとこ行かないの?」

「ああ、今日は昼からの予定なんだ。昼飯は川崎が作ってくれるからうちではいらない」

 というか朝食を取ると昼があまり入らないかもしれない。
 今は軽めに口に入れるくらいにしとくか。

「そうそう、お兄ちゃんさんや」

「何だ、小町さんや」

「昨日言ってた模擬試験の結果、今週末に出るから。今回は結構自信あるんだよ」

 そう言ってふふんと自慢気に薄い胸を張る小町。
 表情を見る限りでは相当な自信が窺えた。

「そりゃ良かった。どうだ、わかるようになると勉強も楽しいだろ?」

「うん。数学ならもうお兄ちゃんよりも出来るかも」

「さすがに中学生には負けねえって…………」

 負けないよね?
 …………ま、まあ最近は川崎にも教わって少しずつ理解してるし。基礎中の基礎からだけど。

「そんなわけで、今度の日曜は小町への御褒美のために予定を空けておいてね」

「ああ、買い物とかも付き合うし高いものでなければ買ってやるぞ」

「はいはい誤魔化さないの。わかってるでしょ?」

 あー…………まあすでに人としての一線を色々越えてるし今更か。
 小町のモチベーションにも関わるしな。

「わかった。川崎にも言っておく」

「よろしくー」

 昼前に到着するよう家を出て、途中で飲み物を買う。平塚先生んちにマッ缶があるとは思えないしな。
 平塚先生の家に着き、呼び鈴を鳴らすとすぐに出迎えてくれた。

「よく来た比企谷。上がってくれ」

「お邪魔します。もう川崎はいるんですね?」

「ああ」

 ドアを開けた瞬間から料理の匂いが漂ってきているのだ。
 これは、チャーハン系か?
 俺は川崎に声を掛ける。

「来たぜ。何か手伝うか?」

「ありがと。でももうすぐできるから待ってていいよ。運ぶときだけ手伝ってもらうから」

「わかった」

 卓袱台の前に座り、平塚先生と共に待つ。
 平塚先生は見てすぐにわかるほどうきうきしていた。

「平塚先生、そんなに待ち遠しかったんですか?」

「まあな。人の手料理なうえに川崎のものとくれば当然だろう」

 うん、当然だな。
 母ちゃんや小町には申し訳ないが、川崎の作る飯が一番旨くて好みだ。

「ちなみにオムライスをリクエストしてみた」

「あれ? 川崎って洋風物はあまり得意じゃなかったような」

「うむ。だが作れないわけではないから大丈夫と言ってたぞ」

「まあ得意じゃないってだけで苦手というわけではないんでしょうけど」

 そんなお喋りをしているうちに川崎から声が掛かった。
 どうやら完成したみたいだな。俺は配膳を手伝うべく立ち上がる。

 さすが川崎と言うべきか、やはり川崎と言うべきか。オムライスは実に絶品だった。
 量も三人それぞれの腹に合わせて盛ってるのもすごい。おかわりもせずいい具合に腹一杯になる。
 とりあえず川崎に頼み込むようにして後片付けは俺がすることになった。後片付けまでが料理だと川崎は言っていたが、何でもかんでも御主人様にやらせるのは奴隷として落ち着かないしな。
 食器を洗い終えて戻ってみると、川崎と平塚先生が何やら雑談していた。というか川崎の話を平塚先生が身を乗り出して食い入るように聞いていた。

「何の話をしてんだ?」

「あ、比企谷。洗い物ありがと。ちょっと男のアレの話をね」

「アレって…………」

「い、いや違うぞ比企谷。私はただセックスの時に男はどうすれば喜ぶのかという話をだな」

「何も違わないじゃないですかそれ…………」

「ま、あたしもサンプルは比企谷だけなんだけど、参考なまでにね」

 つまりそれは俺の性癖が赤裸々に晒されたということになるんですが。
 だいたいサキュバスだったら経験なくとも本能的に理解してアドバイスできるだろうに。

「でも必要ですかその知識? 平塚先生なら何をしなくとも男の方から色々してくるんじゃないですかね」

「まあ過去はだいたいそんな感じだったんだが…………一旦捕まえた男を手放さないようなテクニックも重要だろう?」

「分からないでもないですけど…………」

「というわけで今しがた川崎からレクチャーされたことを実践する。比企谷、脱いでペニス立たせろ」

 うわあ……男らしすぎてドン引きするわぁ…………。
 顔もスタイルもいい平塚先生の一番の欠点は強すぎる結婚願望よりこれなんじゃないだろうか。いい意味もあるんだろうが、恋愛面では弱点になりかねない。
 むしろ俺みたいなダメ男が合ってる気がする。でも俺は川崎のものなんで早く他にいい男……じゃなかった、ダメな男を探してください。

「あー、立たせろって言われてもすぐ立つもんじゃないですよ。まだメシ食ったばっかだし」

「むしろ食欲が満たされたら次は性欲だろう。とりあえず脱げ」

 なんか最近平塚先生が開き直ってる気がする。やたら積極的だし。
 あとで少し釘を刺しとかないといけないかなこれは。

「ま、先生の言う通りにしてやってよ。あたし布団敷いとくから」

 そう言って川崎は勝手に奥の押し入れから布団を取り出す。いったい誰の家なんだか。
 でも御主人様に言われたら逆らえないか。俺は自分の服に手を掛ける。
 しばらくして全裸になった俺は川崎の敷いてくれた布団の上に座り込む。

「なんだ、あんなこと言いつつしっかり大きくしてるじゃないか」

「まあ、期待はしてますんで…………」

 今から美人教師と美少女クラスメートに色々されると思うといやが上にも胸は高まるというものだ。
 平塚先生と川崎も服を脱いで下着姿になる。
 その光景に俺はごくりと唾を呑み込んだ。

「っ…………」

 敏感な部分に舌が這わされ、声が出そうになるのを何とか堪える。
 教師に生徒の肉棒を舐めさせるというのは実に背徳的だった。いや、もっと先まで進んではいるのだが。
 さすがに川崎のように一瞬で絶頂に押し上げられるほどの気持ち良さではないが、口の経験がないと言っていたわりに快感の与え方が相当なものだ。
川崎のレクチャーの賜物か?

「あうっ…………」

 尿道口を舌先で攻められると、さすがに堪えきれずに声が出てしまう。
 とっさに腕が伸びて股間に埋められている平塚先生の頭に手をやったが、はね除けようとしたのかもっとさせようと思ったのかは自分でもわからない。
 しかし平塚先生は別の解釈をしたようだ。

「んっ……そのまま、撫でててくれ…………ちゅ、れろ……」

 言われた通りにすると興が乗ったか平塚先生の舌の動きが激しくなる。
 敏感な部分ばかりを責め立てられ、横たわっている俺の身体がさらに仰け反ってしまう。

「んむ……どうだ比企谷、気持ちいいか?」

「ふふ、聞くまでもないよ。早くイきたくてたまらないって顔してる」

「そうか。好きなときに出していいからな」

 そう言って平塚先生の舌が亀頭を這い回る。
 手が肉棒を掴んで上下に動き、俺を絶頂に導こうとしてくる。

「う、あ、あ…………」

「いいよ比企谷。びゅーって思いっきり出しちゃお」

 川崎に囁かれ、身体中を撫で回される。
 それすらも気持ちよく、俺はついに限界を迎えた。

「うあっ! あっ! ああっ!」

 びゅくっびゅくっと精液が肉棒の先端から吐き出される。
 顔や口周りが白濁に汚されるのにも構わず、平塚先生は俺がイき終わるまで舌を這わし続けて手を動かしてくれていた。

 今日二度目で間を置かなかったにも関わらず大量に出てしまい、俺はぐったりと四肢を投げ出して荒い息を吐く。
 意識がぼうっとしている間に二人は後始末やお掃除を終えてしまったらしい。その光景を見れなかったのはちょっと残念だ。

「さて、先生がこれだけしてくれたんだから何か御褒美をあげないといけないよね」

「…………っても、何をすればいいんだ?」

「先生、何かしてほしいこととかある?」

「そうだな…………してほしい、とは少し違うかもしれないが…………」

「何?」

「私が上で動いてみたい。独りよがりのセックスはよくないと言われたが、それでも自分が気持ちよくなるだけの動きを経験してみたくてな」

「いいよ。比企谷のチンポ使ってのオナニーだね。二回も出したから少しくらい激しくしたってイったりしないし、好きなようにしてみなよ」

 相変わらず俺の意見はガン無視で話が進んでいく。
 いやまあ所詮俺は川崎の所有物だから逆らったりはしないけども。本当に無理なことや嫌なことは強要してこないし。

「しかしさすがに二回出したら元気もなくなっているようだな。少しインターバルを置くか?」

「ああ、大丈夫。比企谷の回復力は並みじゃないから」

 川崎が唇を俺に重ねてくる。
 ねじ込んできた舌を絡めながら手で肉棒をさすられると、あっという間にそれは固さと大きさを取り戻す。
 我ながらすげえな…………。
 念のためにと精力回復と射精禁止の呪いをかけられてから川崎の口が離れ、平塚先生が俺の身体を跨ぐ。

「比企谷、入れるぞ…………あ、川崎はああ言ったが、出したくなったらいつでも私の中に出していいからな。ちゃんと川崎からもらった薬を飲んでるから大丈夫だ」

「わかりました。でも、ま、肉バイブの役割くらいはちゃんと果たしますんで、好きに動いてください」

「ああ。それでは久々の教え子ペニス、いただくぞ」

 平塚先生はゆっくりと腰を下ろし、肉棒をずぷずぷと体内に受け入れていった。

「はあ……んっ…………全部、入ったぞっ…………」

「平塚先生っ……中、すげえことになってます…………どんだけ、期待してたんですか?」

 直接弄ってないのに平塚先生の蜜壷はすでにぐしょぐしょに濡れており、肉棒をあっさりと奥まで受け入れる。
 それでいながら逃がすまいとぎちぎちに締め付けてきて凄まじい快感を与えてきた。

「はは、久しぶりだからな。どうだ、気持ちいいか?」

「はいっ……いいですっ…………」

「ふふ、私は今から好きなように動かさせてもらうが、比企谷も我慢できなかったら腰振って構わないからな」

「じゃあその時は……んうっ」

 俺が返事をし終わる前に平塚先生は身体を上下に揺らし始める。
 身体を反らし気味にし、肉棒が腹の内側を抉るように動く。

「んっ……んっ…………あん…………」

 自分の感じるであろうところを探り当てて刺激し、艶っぽい声を上げた。動きが単調にならないように体勢や速度を変え、髪を振り乱しながら腰を振る。
 俺のことなど構わず自分の好きなように動くと言っていたが、それでも俺の肉棒に与えられる快感はとんでもないものだった。
 さっき二回も出していなかったら。川崎に射精禁止の呪いをかけてもらってなかったら。俺は我慢できず射精へと向かって腰を動かしていただろう。
 そんな俺と平塚先生を川崎は楽しそうに笑いながら見ている。

「ふふ、二人とも気持ち良さそうだね。先生はここら辺がいいんだ」

「んんっ……! 腹、押すなぁっ…………」

「そんなこと言っても気持ちいいんでしょ? おまんこ喜んでるのが比企谷の表情でわかるよ」

 川崎の手に連動して蠢く蜜壷は肉棒に更なる快感を与え、俺を翻弄する。このままだと遠からず射精する許可を川崎に懇願することになってしまいそうだ。
 しかし俺より先に平塚先生に限界が来た。

「んっ、んんっ…………あっ、あっ、ああああっ!」

 動きが小刻みになって荒い息が断続的になったかと思うと、平塚先生は全身を震わせながら絶頂に達する。
 俺と川崎はそれをサポートすべく腕を伸ばし、平塚先生の身体中を弄くり回した。

「はあっ……はあっ…………あー、イった…………」

「先生、気持ちよかった?」

「ああ。教師と生徒でこんなことしてはいけないと思ってるのに身体が止まらなかった」

「嘘ばっかり。何の躊躇いもなかったじゃないのさ」

「そんなことはないぞ。これがバレたりしたらもう総武にはいられなくなってしまうしな」

「ならせめて学校で要求すんのはやめてくださいよ。言い訳効かないんですから」

「平日だと学校外では絡みがないから仕方ないだろう…………あとそろそろ私の身体から手をどけたらどうだ?」

 未だに俺と川崎の手は平塚先生の身体をまさぐっていた。
 というか胸や尻といった肉付きのいい柔らかいところを揉み続けている。

「はあ…………」

 全て出し切り、俺は脱力して手足を投げ出した。
 大量の精液を体内で受け止めた平塚先生はうっとりとした表情をしながら身体を起こす。

「気持ちよかったか、なんてその顔を見れば聞くまでもないか。しかし比企谷の精力は本当にすごいな。まだこんなに固いままだ」

「でも比企谷が本気出したらこんなものじゃ済まないよ。とことんまでヤられてイかされて、身も心も堕ちて最後には一匹の従順な雌にされちゃうんだから」

「そ、そうなのか」

「うん。どう取り繕ったって女なんて生き物はおまんこの奥にチンポ突っ込まれて精液を注がれるのが幸せだと心身ともに教え込まれて、そしてそのこと自体に極上の喜びを感じるのさ」

「ほ、ほう…………」

 なんかとんでもないことを言われてるぞ。俺そんなんじゃねえから。どっちかと言えば俺が堕とされてるほうだし。
 が、反論しようにも川崎の指が俺の口に突っ込まれていて何も喋れない状態になっている。
 あと平塚先生、なんで興味津々な顔をしているんですかね?

「先生もわからなくないでしょ? 色んなリスク背負ってでも生徒とセックスしたいっていうならさ」

「まあ、な」

 川崎が平塚先生の腹をさすりながらいう。たぶんエネルギーを吸収しているのだろう。
 ていうか。
 今の会話だけでまた肉棒が固くなってしまった。
 いや、元々だけどそれがさらに元気一杯になった感じ。

「あ、す、すまん比企谷。私はまだ君の全ての情欲を受け止め切る自信がない。もう少し経験を積んでからでいいよな」

 肉棒の変化を感じたか平塚先生が慌てて腰を上げて肉棒を体内から抜く。
 別に無差別に襲ったりする訳じゃないのに…………あ、川崎相手なら話は別ということで。

「ん、ならあたしが相手するよ。比企谷、どっちがいい?」

 唇が触れ合いそうな距離で川崎が問うてきた。
 俺は少しだけ顔を起こしてキスをし、それに答える。

「川崎に、犯されたい。俺を、犯してほしい」

 平塚先生に聞こえないよう耳元で囁いたその言葉に川崎は頷き、俺の身体を跨ぐ。
 肉棒の先端を秘口に押し当て、ゆっくりと腰を下ろし始めた。

「う、ああ…………」

 肉棒が川崎の中に飲み込まれ、その熱さとキツさと柔らかさに思わず声が出る。
 何度味わっても飽きることのないこの感触。
 川崎の腰を掴んで思いきり突き上げたかったが、それは辛うじて我慢できた。今回は川崎自身が動こうとしているためだ。

「ふふ、ほら、比企谷」

 川崎が手を広げてこちらに向ける。
 俺はそれに手を伸ばし、指を絡めて握った。
 それを支えにして川崎はリズミカルに身体を動かしていく。

「う、ああっ…………沙希ぃっ…………」

「んんっ、八幡……八幡っ…………」

 名前を呼び合いながら互いの性器を擦り合う。
 が、最奥部までは突っ込ませない。平塚先生の前だから我を忘れる行為をしないようにしているのだろうか?
 これはこれで入口部分の最もキツいところで肉棒の敏感なところがしごかれて気持ちいいのだが。

「っ……はあ、んんっ…………!」

 掴む指の力がぎゅうっと強くなる。
 それを握り返すと同時に俺の陰嚢が何かに撫でられた。これは、川崎の尻尾だ。
 平塚先生に見えない位置で俺に刺激を与えてき、早く精液を寄越せと言わんばかりに精力を上昇させてくる。
 御主人様に懇願してしまいそうだったが、その前に向こうが目線で訴えてきた。
 俺が黙ってこくこくと頷くと、川崎はサキュバスの能力で強制的に俺を射精させる。

「あうっ! うっ! ううっ!」

「んんっ! 来たぁっ……! ああっ!」

 俺と川崎は大きく身体を震わせて絶頂に達した。
 回復して充填された大量の精液が俺の肉棒の先端から飛び出し、川崎の中に注ぎ込まれていく。
 それを受け止めた川崎は恍惚の表情で腰を揺すりながら最後の一滴まで搾り取ろうとする。

今回はここまで
忙しくて遅筆ですまん
次回で今回の静ちゃん編は終わりの予定です

いつの間にか900越えか…………次スレタイトル考えとかんと

またノシ

 奥まですんなり挿入された肉棒が、二度と離さないとでも言うように突然キツく締め付けられる。
 襞がうねりながら収縮し、刺激を与えてきた。これだけの快感を与えてやっているのだから自分も気持ちよくしてくれと主張しているかのようだ。
 が、俺はそれを一切無視し、肉棒を包むその感触をじっくりと味わう。というか下手に動くとすぐに達してしまいかねないからなのだが。

「んっ……んんっ…………」

 動かない俺に業を煮やしたか、平塚先生は自分から身体を動かし始めた。
 四つん這いのまま前後に腰を振り、自分の膣内を俺の肉棒で抉らせる。

「ん。比企谷が動くのを待ちきれなくて自分からそんな腰振っちゃって。そんなに我慢できなかった?」

「ち、違うっ……身体が、勝手にっ…………」

「身体の方が正直になっちゃってるだけでしょ。ほら」

「うああっ!」

 川崎が俺たちの結合部付近に手を伸ばすと、平塚先生がびくんと身体を震わせて声をあげる。
 たぶん平塚先生の陰核をいじっているのだろう。きゅうきゅうと締め付け方が変化していく。
 ヤバい。このままじゃ俺の方も耐え切れない。いや、別に耐える必要はないんだけど。
 俺は平塚先生の腰を掴む。

「平塚先生、動きますよ。そんでそのまま中に出しますから」

「ああっ、来てくれっ…………早く、私の中に比企谷の精液出してくれぇっ!」

 その返事を聞き、俺は肉棒を出し入れし始める。
 最初からスパートをかけるくらいの激しい動きで性器を擦り付け合い、幾度も奥を突く。

「あっ! あっ! あっ! あっ!」

「平塚先生っ、気持ちいいです! 平塚先生のまんこが俺のをぎゅうぎゅう締め付けてきて、精液欲しいって言ってますよ!」

「欲しいっ! 欲しいっ! 比企谷の精液、欲しいっ!」

「ん…………終わったのか?」

 正常な意識を取り戻した平塚先生がそう声をかけてきたのは、ちょうど川崎が口での肉棒のお掃除を終えたところだった。
 顔をあげた川崎は平塚先生の方に振り向く。

「どうする、まだヤる? 比企谷もあたしもまだまだ頑張れるよ」

「これが若さの差か…………いや、正直少し休みたい。久しぶりで疲れたしな。ちょっと眠いし」

 多分若さの差じゃなくて、サキュバスやその性奴隷という差なんだろうなあ。
 川崎は身体をどかし、布団の真ん中を空ける。

「じゃ、こっち来なよ先生。ヤりまくったあとに裸でみんなで寝るのも心地いいものさ」

「ふむ、それでは遠慮なく」

 平塚先生は俺と川崎の間に導かれるように身体を入れ、そのまま寝転がった。
 その豊満な身体にくっつくように俺と川崎は左右から身体を寄せる。
 俺もそれなりに疲れていたようだ。お休み、という挨拶もそこそこにあっという間に睡魔に襲われて意識を失った。

 目を覚ますと、俺は平塚先生に抱き付かれていた。腕も足も俺の身体に回されていてろくに身動きが取れない状態だ。
 壁に掛けられている時計を見るともう夕方に差し掛かろうと言う頃になっている。
 川崎の姿が見えないがどうしたのだろうか? そう思っていると台所の方から下着姿の川崎が出てきた。

「ん」

 俺が目覚めたのに気付いたか、軽く手を振ってくる。
 が、目線で訴えてもこの動けない状況を改善してくれる気はないらしい。くっ、忠誠を誓った性奴隷がこんなにも困っているというのに。
 そうこうしているうちに気配を感じたか、平塚先生も目を覚ましたようだ。

「…………あー、そうか。そうだったな」

 平塚先生はそんな呟きをしながら身体を起こす。たぶん寝起きで現在状況を認識するのが遅かったのだろう。
 そりゃまあ目を覚ましたら教え子とと一緒に裸で寝ていたなんて驚愕もするか。

「夕方前か。短時間しか寝てないのに丸一日休んだくらい全身がスッキリしてるな」

「三大欲求が満たされたからでしょ。ご飯食べて、セックスして、昼寝っていうフルコースだし」

「そうだな。食欲、性欲、睡眠欲か。これでストレス溜まる教師生活もまたしばらく頑張れそうだ」

今回の平塚先生編終わり
最近ペースがた落ちだけど何故か改善出来ない
気分転換に何か短編でも書こうと思ったけど、今速報の俺ガイルって荒れ気味なんよね…………

またノシ

 週が明け、学校の始まる月曜日である。
 いつも通りに登校し、いつも通りに一人で教室に入り、自分の席に着く。
 しばらくして川崎がやって来てちらっとこちらを見るが、特に気にしないように自分の席へと向かった。
 が、俺にだけわかるように、尻尾をふりふりと振って挨拶をしてくる。それに応えることは出来ないが、心の中で返事をしておいた。
 …………うん。
 今週も、頑張ろう。

一旦ここまで

なぜか突然京華編がキャンセルされて挿入されたドM姫菜編
御主人様八幡はコレジャナイ感あって書きにくいけど海老名さんは書いてて楽しい…………

今度はちゃんと京華編
またノシ

「ねえ比企谷、ちょっと聞きたいんだけど」

「あん?」

 次の日の昼休み。
 昼食を取り終えたところで川崎が口を開いた。

「あんた昨日さ、海老名とヤったんだよね?」

「ん、まあ…………いや、最後まではしてないけど」

「あ、責めたりしてるわけじゃないから安心して。ただ、その…………」

「何だ?」

「数日我慢してたんじゃないかってくらい溜まってて美味しそうなんだけど、出してないの?」

「あー…………いや、一回出したけどさ。ちょっと昨晩一人で悶々して溜めてみた」

「何でそんなことを…………」

「本来なら昨日まで溜めたものを御主人様や京華に飲ませるはずだったのに海老名さんに与えてしまったからな。改めていつでも要求されていいようにと思って」

 稀にやってる、ムラつきながらも処理しないで堪えるやり方だ。何しろオカズには困らないわけで。
 といっても普段からこんなことはしない。自慰への誘惑には頻繁に打ち勝つ自信がないからな。

「その、どうだ? 搾り取りたくなってくれるか?」

 と言っても聞くまでもなさそうだった。川崎は頬を上気させながら顔と手を俺の下半身に寄せていく。
 が、はっとして身体を起こし、ぶんぶんと首を振る。

「突然で悪いけど、今日放課後空けられる?」

「え、ああ、たぶん大丈夫だが」

「じゃ、温泉行くよ」

 それはつまり、京華に飲ませるということか。正直川崎に飲んで欲しかったが、こればっかりは仕方ない。
 定期的に京華にも飲ませないといけないしな。

一旦ここまで
けーちゃんにも時々栄養を与えないとならないのも性奴隷の役目

またノシ

「はあぁ…………」

 射精し終え、川崎の唇が離れると同時に俺は大きく息を吐く。
 京華は顔を上げ、口内に含んだ精液を飲み込む様を見せ付けてくる。

「んっ……こく…………はーちゃん、ごちそうさまでしたー」

「ああ。こっちこそありがとうな。気持ちよかったぜ」

「えへへー」

 頭を撫でると京華は嬉しそうな表情になった。
 あれ、そういえば今回はお掃除してくれてないな。聞いた方がいいんだろうか?
 が、その前に京華が肉棒を指差しながら川崎の方を見上げる。

「さーちゃん、これー」

「……残ったやつ、あたしにくれるの?」

「うんっ!」

「そんじゃ、ありがたく戴いちゃおうかな」

 川崎が俺の背中から離れ、前面に回り込んで頭を肉棒へと寄せる。
 そのまま口を大きく開け、一気に根元まで含んできた。

「うっ、ああっ……!」

「んっ…………」

 まだ残っていたらしい精液がぴゅっと飛び出る。
 が、それだけじゃ満足しないよとばかりに頬をすぼめて尿道内のを全部吸出し、次のも早く充填しろと言うように舌を這い回らせながら唇で小刻みにしごいてきた。

一旦ここまで
今回の京華編終わり
ちょっとサキュバスの設定追加。内容は次回あたりで

またノシ

 次の日の昼休み。
 いつものように屋上で川崎から弁当を受け取って食べていたが、いまいち落ち着かない。
 原因は当然川崎である。期待してる目でチラチラとこちらに視線を向けてくるのだ。
 昨晩溜め過ぎたかな…………夜中に延々とスマホ内のエロ画像やエロ動画を眺めてから就寝したし。
 いや、興奮し過ぎてなかなか寝付けなかったけど。自分でしたくなるのを堪えるのに必死だったしな。
 それでも俺は素知らぬ顔で食事を終え、弁当箱を川崎に返す。

「今日も旨かった。御馳走様」

「ん、御粗末様でした」

 川崎は弁当箱を受け取り、それをしまって俺の方に身体を寄せてくる。
 ふわっと鼻孔をくすぐる川崎の香りがヤバい。香水なんかは付けてないはずだし能力の仕様上体臭もほとんどしないはずなのに何だこれ。
 少し焦らしてやろうかな、なんて思っていたのに俺の方がもう我慢できない。やはり奴隷が余計なことをするものではないな。

「んっ…………」

「ん…………」

 唇を合わせ、すぐに互いの舌を突き出して絡める。
 ぐちゅぐちゅと唾液の音が響き、正直これだけで達してしまいかねない。俺は理性を総動員して顔を離した。

「はあっ……はあっ……」

「ん…………ね、比企谷……いい?」

 川崎は立ち上がってスカートの中に手を入れ、するすると下着を脱ぐ。
 俺も無言でズボンのファスナーを下ろし、肉棒を取り出した。

「もうすっごい濡れてるからさ……気持ちよかったらいつでも中に出していいからね」

「ああ。御主人様のために頑張って溜めてきたから。俺の精液、御主人様まんこで飲んでくれ」

 座ってる俺の身体を跨ぎ、再び唇を合わせながら肉棒を秘口に押し当てる。
 そのまま俺にしがみつくように腕を回し、ゆっくりと腰を下ろしていく。
 亀頭が最奥部に届くと、川崎はびくんっと身体を大きく震わせた。

一旦ここまで
もうそろそろ次のタイトル考えとかないと

またノシ

「うー、お兄ちゃん…………」

 夕飯のあと自室に戻って勉強していると、遠慮がちなノック後に小町が部屋に入ってきた。
 表情から察するにいつものあれってわけじゃなさそうだ。

「おう、どうした小町?」

「うん、その、これなんだけど」

 そう言って小町は一枚の紙を差し出してくる。
 どうやら模試の結果のようだ。

「お、出たのか。どれどれ」

 俺はそれを受け取る。正直小町の表情からはそんなに良くなかったのではと思ったが、予想に反して充分な好成績だった。
 これが維持できるなら例え総武狙いでも慌てることもないだろう。ていうか。

「いい成績じゃねえか。何でそんな浮かない顔してんだよ?」

「うん、その…………例の御褒美のことなんだけど…………」

「何だ、やっぱりああいうのはよくないと思ってやめにするか?」

「それはない。むしろそれのために頑張った、まである」

「人の声音まで真似すんな…………じゃあ何だよ?」

「えーとですね、小町、女の子の日になっちゃいまして…………」

「…………ああ」

 生理か。
 確かにそれじゃああいうことは出来ないもんな。

「というわけでですね、今週末じゃなくてまた次の機会ということには…………」

「まあ約束だしな…………でもこれ以降も成績落とすなよ。ちゃんとした目標じゃなくて御褒美のためにってのはモチベーションも長続きしないからな」

「うん、それはわかってる。それじゃ、沙希さんにもよろしくー」

一旦ここまで
ちょっと箸休め
戸塚とデートする

またノシ

「…………比企谷くん。気持ち悪いのだけれど」

「え?」

 金曜日の放課後。つまり奉仕部活動中に突然雪ノ下から辛辣な言葉を浴びせられた。
 まあ部活中と言っても特にすることなくめいめいに本を読んだり携帯を弄っていたりするだけなのだが。
 てか何だよ気持ち悪いって。俺のデリケートな心が傷付いたらどうすんの?

「あー、ごめんヒッキー。さすがに擁護できないかも」

「さっきからそわそわしてたかと思うといきなりにやけたり挙動不審な表情をしたり、かなり怪しいわよ」

 マジか。
 俺は手でマッサージするようにぐにぐにと自分の頬を撫で回す。

「例えるなら、そうね…………好きな子との初デートを控えた男子中学生といったところかしら」

「う…………」

 恐ろしいことにだいたい合っている。
 え、何、俺の精神年齢は中学生並みってこと?

「えっ、ヒッキーがデート!? だだだ誰と!?」

「落ち着きなさい由比ヶ浜さん。どうせ戸塚くんなのでしょう?」

「なんでわかるんだよ」

「え、彩ちゃん?」

「浮かれるのは構わないけれど、その公害みたいな表情を撒き散らすのは止めた方がいいわ」

「善処しよう」

 俺は顔を引き締めて、なるべく感情を出さないようにする。
 帰り道で通報されかねないしな。

一旦ここまで
色々すいませんm(_ _)mちょっとしばらく更新できないです
キリもいいのでコミケ終わったら新スレ立てて続き書きます。早くエロが書きたい
このスレの残りは没案の戸塚を書いてみようかな、なんて

またノシ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年03月12日 (日) 21:04:15   ID: _7_He9Lm

楽しみにしてるで。あと最後のヤツら自意識過剰すぎ。しね

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