そして家庭の借金を助けるためにヤクザの組長の愛人になった由比ヶ浜結衣と再会した八幡は組の力を貸す様に頼み込む。
結衣を溺愛する組長は八幡に喜んで協力するが、その事がキッカケで翌日に組長は殺害されてしまう。
更に殺された組長は新世界の一員だった事を知り、八幡が目を離した隙に結衣までもが命を落とす…

そして…八幡の元に一本の電話が掛かってくる。その電話の相手は総帥だった…。
「小町さんの人生を台無しにしたくなければ、この件からは手を引くんだ…俺も君を殺したくはない…」

続きは劇場で…

「そして…今、小町さんを預かっている。１週間以内にサンパウロへ来ないと小町さんは殺害する…」
この言葉を聞いた八幡は決意を固め、たった一人で決戦の地…サンパウロへと向かう。

死闘の連続…裏切りの連鎖…そして語られ暴かれ続ける日本の闇…そして真実…
やがて…真実を知った八幡は雪乃のために日本を壊す事を選択する…

サンパウロでは地元のギャングから懸賞金を掛けられ、ギャングたちと死闘をしながらも指定された場所へと向かう。
そこではギャングらにレイプされた小町の姿があり、八幡は怒りのあまりにギャングたちを一人残らずに殺害してしまう…。
その姿を見た小町は大きなショックを受け、PTSDになってしまう…。

そしてひとまず、安全な場所へ匿おうとサンパウロの空港へ車で向かうが、車で向かっている最中にスナイパーにタイヤを狙撃され、
壁に突っ込んでしまい、二人は意識を失う。
目を覚ますと…そこには意外な人物の姿があった…それは雪ノ下雪乃の姉の陽乃だった…。

陽乃は現在、アメリカ政府の地下組織に所属していて、新世界の実態を暴く命令を受け、サンパウロへ来ていた。
目的が合致した二人は協力する事を選択し、小町を陽乃の仲間に託した八幡は陽乃に同行し、新世界のアジトへと向かう。

新世界のアジトへ向かうと、そこには大量の血と屍があり…まるで地獄の様だった。
そしてその屍を燃やしながら…狂った様に笑う男がいた…。それはかつての同級生…葉山隼人だった。
「俺は何かを演じるのには飽きたんだ…。だから人間の本性を選び生きる事にした」と語り、二人に容赦なく発砲をする。
だが二人で力を合わせて、葉山を倒し、葉山に総帥なのかと問うと葉山は「総帥は君たちが知っている人物だが僕じゃない…」と語った所を
何物かに背中を撃たれ、瀕死状態に陥る。

一旦、日本へ帰国し、葉山の供養を行っているとそこに容赦なく新世界は攻撃を仕掛けてくる。
葬儀に参列していた小町が命を落としてしまい、陽乃も八幡を庇い命を落とす。
そして陽乃は「君の事が好きで雪乃ちゃんに嫉妬していた…だから雪乃ちゃんを殺害したのは私」と涙ながらに謝罪をする。
一方で小町は「私もお兄ちゃんを奪われたと思って、陽乃さんに協力した…ごめんなさい…ゆるし」と最後まで言葉を発する事が出来ずに息絶える。