男「鬱だ···」(17)

声が頭に響く
なにもやる気が起きない
ーーーキテーーーオキテーー

女「起きて!」

幼なじみの女の声が部屋に響く

女「今日こそは学校へ行こう!皆心配してるよ!」

タイトル文字化けしたw

嘘こけ。
俺が引き籠った原因のあいつらが心配するわけない。

女「ほら!」

五月蝿い···頭に響く。やめてくれ

女「はやくいくよ!」グイグイ

引っ張るな行きたくない。生きたくない。

女「もー、明日こそは来てよね!」タタタタ

やっと行ったか。
誰が学校なんざ行くか。

男「寝よう。」

布団を被る。寝れない。

男「ネットでもするか。」

パソコンを立ち上げる。
暫くネットサーフィンを楽しんだ。

男「つまらんなぁ···」

どうやら俺は世間一般に言う鬱病というやつらしい。
原因は精神的な疲労とからしい。

パソコンを落とし
リビングへ向かう。
ラップのかかった朝飯があった。
おにぎりを食べたあとまた部屋に戻る。

また布団に籠ってみる。今度は眠れた。
また目が覚める。夕方だ。
男「もう夕方だ···」
ポツリと呟いてみるがその声はただ部屋に虚しく響いただけだった。
男「俺って何のために生きてるのかなぁ?」
また、声を漏らす。

その声も虚しく空気を揺らすだけだった。

男「もういっそのこと死んじゃおうかな。」

少し昔まで冗談で使っていた「死」と言う言葉が胸に
のし掛かってきた。

そして思考は加速して
「どうやって死のうか」
になり、
「死ぬ準備」
と言う行動にまで移っていた。

風呂に水を張り

包丁を持ち出し

左手を水に入れ

そして

俺は包丁を左腕に食い込ませた。

俺が最後に見たのは

紅く染まっていく水と

まぶたの裏の闇だった。

~fin~

終わりです。凄い短いけど
それだけ読みやすいのでは無いでしょうか。
え?読みやすくない?
ごめんなさい。
大体5分クオリティ。
またたまにこう言うの書くかも。
んじゃ、アデュー

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