遊矢『まさか遊戯さんとデュエルできるなんて』 遊戯『・・・』 (183)

遊矢「先攻は」

遊戯「・・・」

遊矢「じゃあ俺から!俺はEMシルバー・クロウを攻撃表示で召喚!」

遊矢「そしてカードを3枚セットしてターンエンド」

遊戯「・・・」

遊矢「さあ何で来るんだ遊戯さんは」

遊戯「・・・」

遊矢「遊戯さん?」

ペラッ

遊矢「エクゾディア!?」

遊戯「・・・」

遊矢「俺の負けだ・・・」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443708465

遊矢「本当に強いな遊戯さんは」

遊戯「・・・」

遊矢「え?ユート達ともデュエルしたいって」

遊戯「・・・」

遊矢「わかった。呼んでくるよ」

遊戯「・・・」

柚子「十代さん達も?わかったわ遊戯さん!」

遊戯「・・・」

権現坂「しかしこのような小柄で華奢な体格で」

遊戯「・・・」

権現坂「デュエリストは肉体では無い?そんなご冗談を」

遊戯「・・・」

ユート「武藤遊戯」

遊戯「・・・」

ユート「君とこうしてデュエルするのは初めてだな。楽しいデュエルをしよう遊戯」

遊戯「・・・」

ユート「先攻は君からしてくれ」

遊戯「・・・」

ユート「一体何が飛び出して来るのやら」

ペラッ

ユート「!?」

遊戯「・・・」

ユート「エクゾディア・・・俺の負けだ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「情けねえな!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「遊星の先輩だか何だか知らねえけど俺がバシッと決めてやるぜ!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「来い!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「遊星は言ってたぜ、遊戯ってのは十代よりヤバいって!」

ペラッ

ユーゴ「おいおいカード見せちゃダメだぜ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「あ?エクゾディア!?」

遊戯「・・・」

ユーリ「邪魔だよ」

遊戯「・・・」

ユーリ「十代の先輩なんだよね?なるほど紅葉みたいな頭だ」

遊戯「・・・」

ユーリ「セットせずにそれ?変な人だ」

遊戯「・・・」

ユーリ「はっきり言って先に倒された3人と一緒にしないでほしいな。さあデュエルだ」

遊戯「・・・」

ペラッ

ユーリ「エクゾディア・・・」

遊戯「・・・」

ユーゴ「まさかインチキしてんじゃねえだろうな」

ユーリ「あり得るね」

ユート「失礼な事を言うな」

遊矢「そうだ!」

遊戯「・・・」ピッ

ユート「自販機でジュースを買ってるぞ」

遊戯「・・・」

遊矢「当たったっぽい」

遊戯「・・・」

ユーゴ「おいおいさらに当たりだぜ!どうなってんだ!?」

ユート「自販機で当たりになる確率はかなり低い」

ユーリ「つまり最初のターンでエクゾディアのパーツを引き当てるのは」

遊矢「遊戯さんの引きの強さって事か」

遊矢「凄いな遊戯さんは、やっぱりデュエリストの中のデュエリストだ!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「たまたまデュエリストになったって?何言ってんだよ」

遊戯「・・・」

ユート「本当はもっと他のゲームを楽しみたいのにデュエルキングと祭り上げるからおちおちゲームもできないのか」

遊戯「・・・」

遊矢「大会にも出れないし外に出れば囲まれると」

遊戯「・・・」

ユーリ「進学したいのに学校の教師にはプロになれと嫌味な事を言われる」

遊戯「・・・」

遊矢「刈田って体育教師が特にウザいか」

遊戯「・・・」

ユーゴ「ゲームの天才って遊星も言ってたな」

ユート「遊馬の話じゃ昔はアストラル的存在の相棒も居たんだとか」

遊戯「・・・」

ユーリ「成仏したけど稀に出番を奪われる?居るよね目立ちたがりが」

遊戯「・・・」

遊矢「柚子?まあ何ていうか」

ユーゴ「遊矢のこれだこれ」

遊戯「・・・」

遊矢「幼馴染だけど」

遊戯「・・・」

ユート「ど、どうしたんだ遊戯!?」

ユーゴ「やべえよ落ち込んじまったよ。幼馴染にヤバい思い出があるパターンだ」

十代「遊戯さん!」

遊星「遊戯さん!」

遊馬「遊戯さん!!」

遊戯「・・・」

十代「ま、まあ仕方ないっすよね。なあ遊星」

遊星「あ、はい」

ユート「遊戯は十代と遊星には少し厳しいな」

遊矢「俺と遊馬には優しくしてくれるのに」

遊戯「・・・」

十代「だ、大丈夫ですよ!カップル的なのはこれっきりですから!だよな遊星」

遊星「あ、はい」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

十代「ほら遊戯さんにはレベッカって女の子いるでしょ?」

遊星「成長したら凄い事になりますよ!」

遊戯「・・・」

ユーリ「ニヤニヤしてるよ遊戯」

遊矢「遊戯さんもそういう話が好きだから」

ユーリ「へえ・・・けどさ他人事言ってるけど君だって昔はかなり酷かったって」

ユート「やめるんだ」

ユーリ「そうだったね・・・すっかり忘れてたよ」

遊戯「・・・」

遊星「アキよりですか?いやアキは別格ですからね」

遊戯「・・・」

遊馬「そんな遊戯さんにこれをあげるぜ!」

遊戯「・・・」

遊馬「人気AV女優ツァン・ディレの童貞六武衆の筆下ろしだぜ」

遊戯「・・・」

遊馬「たまに精神が不安定になる?俺が?」

遊戯「・・・」

遊馬「何言ってんだよ遊戯さんは!ビックリするぜ!」

遊戯「・・・」

遊馬「何か知らねえけど心配してくれてありがとうな!」

遊戯「・・・」

遊馬「わかってるぜ!」

遊戯「・・・」

遊星「あ、はい」

遊戯「・・・」

遊星「あ、はい」

遊戯「・・・」

遊星「あ、はい」

遊戯「・・・」

遊星「・・・」

遊戯「・・・」

遊星「あ、はい」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

十代「セレナに対して過保護?まあそうっすけど」

遊戯「・・・」

十代「そりゃ可愛いですよセレナは」

遊戯「・・・」

十代「え?まあ・・・」

遊戯「・・・」

十代「遊戯さんも言いますね!」

遊戯「・・・」

十代「わかってますよ。俺と遊星で引っ張って行きますから」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

ユート「たまに遊矢の背後に・・・ええアストラルみたいな」

遊戯「・・・」

ユート「気分?そうだな・・・」

遊戯「・・・」

ユート「そこはハッキリしているから安心してくれ」

遊戯「・・・」

ユート「ツァン?人妻だぞ」

遊戯「・・・」

ユート「それがいい?なるほど十代の先輩だけの事はあって中々の強かさだ」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

ユーゴ「おう!俺が遊星の後継者だぜ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「そうなんだよ!あのよリンって」

遊戯「・・・」

ユーゴ「まあな!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「いつも元気だって?そりゃ俺は元気印のユーゴだって言われてるぐらいだからな」

遊戯「・・・」

ユーゴ「へへへ」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「君も僕の事を嫌ってるって事ね。いいよ別に」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊矢「そうか遊戯さんも俺に」

遊戯「・・・」

遊矢「全次元のデュエリスト達の総大将」

遊戯「・・・」

遊矢「確かに重いよ」

遊戯「・・・」

遊矢「わかったよ遊戯さん!」

遊戯「・・・」

遊矢「これからも頑張るから安心してくれよ!」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

十代「受験勉強頑張ってくださいよ!」

遊星「またゲームしましょう」

遊馬「今度飯食いに行こうぜ!」

ユート「今日はデュエルしてくれてありがとう」

ユーゴ「じゃあな!!」

ユーリ「・・・」

遊矢「遊戯さん!」

遊戯「・・・」

遊矢「頑張れ!」

遊戯「・・・」

遊馬「やっぱ遊戯さんはビシッとしてるよな」

アストラル「ああ」

ユート「何と言っても十代の先輩なんだからな」

遊星「もう少し遊戯さんに対する口の利き方を治した方がいいぞ」

ユーゴ「別にいいじゃねえか!」

十代「何でお前みたいなのが混ざってんだ?」

ユーリ「さあな」

遊矢「・・・」

遊馬「俺達も帰ろうぜ!」

遊矢「この日遊戯さんと久しぶりに会った。そしてかけがえの無い仲間と枝を分かちアカデミアとの最後の死闘が始まろうとしていた」





続く

遊矢『デュエルだ十代さん!』 十代『いいぜ遊矢!!』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442916863/)

黒咲「武藤遊戯?」

権現坂「うむ」

シンジ「それって変な髪型の遊星の先輩の?」

権現坂「セット無しであの感じらしいぞ」

沢渡「んなわけあるか!」

権現坂「事実・・・だな遊矢」

遊矢「ああ」

権現坂「だそうだ」

沢渡「信じられるか?」

シンジ「無理だぜ」

月影「拙者としても武藤遊戯の髪型は人知を超えている」

沢渡「あり得ねえだろ。あの髪型は」

遊矢「今日は零羅の代わりに新しいランサーズメンバーを入れようと思ってる」

シンジ「あの子元気してるか?」

遊矢「今日も塾でタツヤ達と遊んでるよ」

シンジ「子供は元気が一番だよな!」

月影「うむ」

沢渡「デニスの代わりがこいつ何だよな」

シンジ「・・・」

遊矢「嫌そうな顔して」

シンジ「あんな嘘つきの後釜ってのが気に入らねえよ」

権現坂「新しいメンバーはもう来てるのか」

黒咲「お前も驚くだろうな」

遊矢「それじゃあ入って、どうぞ」

真澄「私よ」

セレナ「くっ・・・」

沢渡「こいつか?」

遊矢「エクシーズ2人でシンクロ2人・・・それに同い年の女の子で融合使いならセレナとも仲良くできそうだって」

シンジ「誰がそんな事」

遊矢「黒咲が」

沢渡「お、お前が!?」

黒咲「何か文句あるか」

沢渡「ね、ねえよ」

真澄「よろしく・・・って言ってもあなたは私を嫌ってるのよね。私も嫌いだけど」

セレナ「ふん」

沢渡「仲良くできてねえじゃねえか・・・」

遊矢「そういうわけで」

月影「黒咲」

黒咲「何だ」

月影「この気配はカイトと凌牙だ、外に居る」

黒咲「あいつらが」

月影「恐らく込み入った話でもあるのだろう」

黒咲「奴らが遠慮するようなタイプか?まあ出てやるか」

遊矢「どうした黒咲」

黒咲「少し用事だ」

遊矢「用事?」

黒咲「ああ」

黒咲「どうした2人揃って」

カイト「楽しそうにやってるな」

黒咲「そんな事は無い」

シャーク「いい事だぜ、初めて会った時の事考えればよ」

黒咲「・・・何かあったのか」

シャーク「お前復讐者の末路って知ってるか?」

黒咲「何が言いたい」

カイト「人の命を奪った時の重さもな」

黒咲「・・・」

カイト「俺達は覚悟を決めた」

シャーク「お前は・・・あいつらと楽しくやってりゃいいぜ」

黒咲「それはどういう意味だ。カイト!凌牙!」

シャーク「お前の復讐を・・・俺達が背負ってやるって事だ」

黒咲「それはどういう意味だ!?お前達にはハルトや璃緒が居る!それに多くの仲間や遊馬が」

カイト「だから俺達だ。まだお前は引き返せる」

シャーク「俺らの行く道は地獄よ。でもな、お前はまだ引き返せるんだよ!」

黒咲「そんな事を認められるか!」

カイト「だったら今のお前はどうだ!全てを無くしたお前はランサーズの仲間に出会った!」

黒咲「それとこれとは違う!お前達にも遊馬らが居るはずだ!」

シャーク「・・・優しいんだよお前は、似合わねえよ復讐者なんて!」

カイト「お前が居れば力になってくれる。遊馬や遊矢の・・・」

黒咲「だったら力づくでお前達を止めてやる!これ以上・・・仲間を失ってたまるか!!」

カイト「俺達は死なん!」

シャーク「死なねえよ!!」

黒咲「カイト・・・凌牙・・・」

シャーク「じゃあな黒咲」

カイト「・・・」

黒咲「くっ・・・」

シャーク「次元を超えた俺のダチ・・・いい奴だよお前は」

カイト「・・・」

シャーク「てめえのやる事は成功するんだろうな」

カイト「アカデミアは再び力をつけ始めている。だったら内部から壊す」

シャーク「成功すんのか」

カイト「やって見ないとわからん」

シャーク「一か八かの賭けか・・・」

カイト「さらばだ。黒咲隼・・・俺はお前の事を忘れん」

遊馬「置き手紙・・・シャークの!?」

璃緒「・・・」

遊馬「シャーク・・・シャーク!」

Ⅳ「もう遅えよ」

遊馬「Ⅳ」

アストラル「これはどういう事なんだ」

Ⅳ「カイトも姿を消しちまったよ。きっと凌牙と一緒にな」

遊馬「何で・・・何でだよ!!」

Ⅳ「そんなのわからねえよ!」

遊馬「何でカイトとシャークが・・・クソ」

アストラル「・・・」

Ⅳ「カッコつけやがってよ・・・罪の重さなら俺だってお前らと一緒じゃねえかよ」

遊矢「黒咲・・・黒咲!」

黒咲「カイトと凌牙は!?」

遊矢「何かあったのか」

黒咲「あいつら・・・!」

シンジ「何だ?どうしちまったんだ」

権現坂「落ち着け」

黒咲「離せ!」

権現坂「何があったか話すまで俺は離せんぞ!」

黒咲「俺の邪魔立てはさせん!」

権現坂「黒咲!」

黒咲「いいから離せ!」

遊矢「・・・」





続く

遊戯「・・・」

本田「・・・」

城之内「・・・」

デニス「君が武藤遊戯だね?」

素良「へえこれが十代の先輩?大した事なさそうだよね」

デニス「この次元でハンティングゲームをしに来たんだ、知ってる?天城カイトと神代凌牙がアカデミアに行ったんだって」

素良「やっぱり知能が低いエクシーズは考えが鈍いよねぇ」

城之内「・・・」

本田「・・・」

デニス「睨んでるよ。怖い怖い」

素良「時代は進んでるんだ!君達のような古ぼけた連中に負けてたまるか!」

遊戯「・・・」

デニス「な、何でボコボコにされなきゃいけないんだ・・・」

素良「インチキだ!」

双六「・・・」

デニス「な、何この樽!?」

遊戯「・・・」

素良「人間黒ひげ危機一髪!?」

遊戯「・・・」

素良「人権侵害だ!」

遊戯「・・・」

デニス「人間狩りをする奴らに人権は無い!?何だよそれ!」

遊戯「・・・」

グサッ

素良「ギエッ!」

遊戯「・・・」

グサッ

デニス「ギエッ!」

遊戯「・・・」

グサッ

素良「ギエッ!」

グサッ

遊戯「・・・」

グサッ

デニス「ギエッ!」

グサッ

グサッ

素良「ギエッ!ギエッ!」

遊戯「・・・」

デニス「あ、悪魔だ」

遊戯「・・・」ピッ

素良「だ、誰かと電話してるよ」

遊戯「・・・」

城之内「・・・」

素良「め、冥界って何?意味がわからないよ!」

デニス「一抜けた!」

遊戯「・・・」

素良「と、扉・・・誰かが出てくる・・・!?」

アテム「・・・」

素良「は、離せよ!僕は冥界なんかに行きたくないよ!!!」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

城之内「・・・」

本田「・・・」

アテム「・・・」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」





続く

遊馬「カイトとシャークが消えて数日か」

遊矢「・・・」

ゴゴゴゴゴゴ

柚子「空が!」

沢渡「出やがったなアカデミア!」

権現坂「水面下で再び兵を揃えていたというのか」

黒咲「カイト・・・」

遊馬「カイト!」

カイト「久しぶりって程でも無いか遊馬」

アストラル「君の背後に居る連中は何だ!?」

カイト「見ればわかるだろう。俺の配下だ」

遊馬「配下!?」

カイト「俺の名はデュエリストハンター天城カイト!貴様らデュエリストを狩り取る!!」

遊馬「そのデュエリストハンターが・・・俺達に何の用だ!!」

カイト「決まっているだろ。決別だ」

黒咲「決別だと」

カイト「俺の最初の標的は九十九遊馬・・・貴様だ」

遊矢「自分が何言ってるのかわかってるのか!」

カイト「ガタガタ吠えるな」

ミザエル「カイト!遊馬をハンティングしたいなら私が相手をしてやろう!」

カイト「お前じゃ無理だ」

ミザエル「・・・」

遊馬「わかったよカイト」

カイト「やる気になったようだな」

遊馬「俺が勝って必ず連れ戻してやる!」

カイト「デュエル!!」

遊馬「ガガガマジシャンを攻撃表示で召喚!そしてカゲトカゲを特殊召喚!」

遊馬「レベル4のガガガマジシャンとカゲトカゲでオーバーレイ!エクシーズ召喚!希望皇ホープ!」

遊馬「そして俺は装備魔法『ホープ剣スラッシュ』を装備!カードを1枚セットしターンエンド」

カイト「相変わらずホープホープ・・・ワンパターンだな」

遊馬「ホープは俺のもう一人の相棒みたいなもんだぜ!」

カイト「・・・ドロー!魔法『フォトン・サンクチュアリ』を発動!フォトン・トークンを特殊召喚!そして2体のフォトン・トークンをリリースしフォトン・カイザーをアドバンス召喚!フォトン・カイザーの召喚に成功した事でデッキからフォトン・カイザーを特殊召喚!」

カイト「さらに魔法『銀河遠征』!俺はデッキから銀河眼の光子竜を特殊召喚!」

カイト「レベル8の銀河眼の光子竜とフォトン・カイザー2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!超銀河眼の光子龍!!」

アストラル「最初から遊馬を全力で消し飛ばす気だ」

遊馬「カイト・・・本気なんだな」

カイト「俺はいつだって本気だ。お前を狩る・・・それがここに居る連中との決別の証だ!!」

カイト「超銀河眼の光子龍のオーバーレイ・ユニットを一つ使う事で」

遊馬「だったら全力で来い!!」

カイト「これでホープのオーバーレイ・ユニットは全て消えた」

遊馬「罠発動!」

アストラル「エクシーズ・リバーサル!このカードの効果で自分フィールド上のモンスターエクシーズと相手フィールド上のモンスターエクシーズのコントロールを入れ替える!」

カイト「速攻魔法『エクシーズ・オーバーディレイ』を発動!相手フィールド上のモンスターエクシーズのオーバーレイ・ユニットを全て取り除きエクストラデッキへ戻す。そしてその中にモンスターが存在する場合そのモンスターを墓地から可能な限り相手フィールド上に特殊召喚が可能だ!」

遊馬「早い話がエクシーズ版融合解除って事か・・・でも」

アストラル「いやカイトの事だ、更なる手があるはずだ。彼がただで我々のフィールドに自分のモンスターを置くわけが無い」

カイト「アストラルの言う通りだ!さらに俺は魔法『所有者の刻印』を発動!フィールド上全てのモンスターのコントロールを元々の持ち主に戻す!!」

遊馬「やっぱりカイトは凄えな」

カイト「凄いか・・・こんな時でもワクワクしているというのか?」

遊馬「だってデュエリストだからな俺」

アストラル「さあカイト」

カイト「・・・バトルだ!!!銀河眼の光子竜で希望皇ホープに攻撃!そして・・・そして!2体のフォトン・カイザーでダイレクトアタック!!!」

カイト「アカデミアの勝者は対戦相手をカードにする」

遊矢「カイト!」

カイト「よく見ろ!これが俺とお前達との決別の証だ!!」

黒咲「やめろカイト!」

柚子「カイトさん!」

ミザエル「カイト!!」

ユート「いい加減にするんだカイト」

Ⅳ「やらせてやれよ。それで気が済むんならな」

ユート「君は自分が言ってる意味が理解できているのか」

Ⅳ「やれよカイト・・・遊馬をぶっ殺せよ!でもな、そうなりゃお前は人間には戻れねえぞ!」

カイト「その覚悟は既にできている・・・遊馬、アストラル」

遊矢「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

カイト「・・・」

黒咲「貴様!」

カイト「これでわかっただろ」

遊矢「ああ・・・よくわかったよカイト」

カイト「・・・」

黒咲「何処へ行く」

カイト「帰還する」

「やっちまいましょう!」

「そうですよカイト様」

カイト「こいつら程度ならいつでも狩れること捨てておけ」

「わ、わかりました」

カイト「精々遊馬とアストラルのカードを大切にしてやれ、なあ遊矢」

遊矢「くっ・・・」

「しかしカイト様は凄いですね。さすがアカデミア十代目幹部」

カイト「小鳥・・・お前はいつだって遊馬の側に居てやった。できた女だ」

カイト「ツァンとレイン・・・お前達は人気AV女優でありながら俺と対等に接していた。俺は内心お前達を姉のように思っていた」

カイト「七皇・・・ミザエルは俺が数少ないライバルと呼べる奴だった。璃緒はとても凌牙の妹には見えなかったがな」

カイト「クリスら兄弟・・・俺のデュエル道はクリスから始まった。そしてⅣには何処か親近感が湧いていた」

「エクシーズ使いがエクシーズ使いにやられる何て傑作だ!」

カイト「ジャック・・・お前は夏場でもコートを着ていたな。俺も人の事は言えんが」

カイト「亮・・・お前は融合使いだがエクシーズも体得した。大した奴だ」

カイト「黒咲・・・お前は俺が次元を超えて始めてできた友だ」

カイト「ユート・・・お前は遊馬の友人というより兄のような奴だったな。根っこは似ているが」

カイト「遊矢・・・俺に数少ない敗北を与えた男」

「このまま一気に全次元制覇だ!」

カイト「お前達融合次元を殲滅する事がハルトの未来に多くの人間の未来に繋がる・・・手始めに貴様ら凡庸な兵隊を狩らせてもらうぞ!」

ユート「カイトは戻って来れないかもしれないな」

黒咲「・・・」

遊矢「・・・」

ユート「・・・」

沢渡「何処行くんだ」

ユート「しばらく1人にさせてくれ」

黒咲「・・・」

沢渡「な、なあに遊馬だってカイトだって・・・そうだろ?」

黒咲「結局は修羅の道しか無いという事だ」

沢渡「お、おい黒咲」

黒咲「俺もしばらく1人になる。だが戻ってくる・・・ここが俺の居場所だからな」

遊矢「・・・」

沢渡「凌牙・・・あいつは多分まともだろ!なあ!?」

Ⅳ「知らねえよ」

沢渡「し、知らねえ?お前ら仲間じゃねえのか!」

Ⅳ「少し黙ってやがれ」

沢渡「何だその態度!」

遊矢「・・・」

柚子「遊矢・・・」

Ⅳ「・・・ショックデカすぎるんだろうぜ。あいつにとって遊馬は先輩って言うよりダチだったからな」

柚子「・・・」

Ⅳ「それにカイトと凌牙だって遊矢にとっちゃ」

遊矢「・・・」

Ⅳ「かけがえのねえ仲間ってやつだ」

カイト「・・・」

シャーク「派手やったな」

カイト「ああ」

シャーク「お前」

カイト「俺は遊馬とアストラルをカードに封じた」

シャーク「・・・そうか」

カイト「・・・」

シャーク「後戻りできねえ修羅の道」

カイト「融合次元を殲滅するまでな」

シャーク「それが俺達の償いってやつだぜ」





続く

遊戯「・・・」

ユート「君か」

遊戯「・・・」

ユート「別に構わないが」

遊戯「・・・」

ユート「どうぞ」

遊戯「・・・」

ユート「・・・」

遊戯「・・・」

ユート「・・・」

遊戯「・・・」

ユート「・・・」

遊戯「・・・」

ユート「ゲーム?」

遊戯「・・・」

ユート「別にいいが」

遊戯「・・・」

ユート「後ろに居る背後霊?エクシーズ産のブラックマジシャンガールなんだ」

遊戯「・・・」

ユート「ああ」

遊戯「・・・」

ユート「何故かスターダストの木像が無い。あのデュエル庵のな」

遊戯「・・・」

ユート「魔法少女?いや年齢は確か36だとか言ってたから魔法熟女にでもなるんだろうな」

遊戯「・・・」

ユート「どういうゲームなんだ」

遊戯「・・・」

ユート「クエスト系か?自慢じゃないが得意なんだ」

遊戯「・・・」

城之内「・・・」

本田「・・・」

遊戯「・・・」ピッ

ガラガラッ

アテム「・・・」

ユート「いきなり扉が出てきたと思ったら遊戯そっくりの男が・・・背丈から見て兄なのだろうか」

ピカッ

ユート「こ、この光は!」

ユート「ここは何処・・・」

遊戯「・・・」

ユート「ゲームの世界?」

遊戯「・・・」

ユート「そうか、さっきのジャージ姿の君のお兄さんの力で」

遊戯「・・・」

マナ「ユート!」

城之内「・・・」

本田「・・・」

ユート「驚いたなエクシーズ使い以外で年増の魔法使いに目を奪われるとは」

遊戯「・・・」

ユート「ムチムチした感じがいい?やはり君は遊星の先輩だな」

ユート「しかし俺の格好を含めて戦士族が多すぎるぞ」

城之内「・・・」

ユート「戦士族は男のロマン?確かに」

本田「・・・」

ユート「仕方が無い。年齢的にも俺が歳下だから戦士族はやめよう」

マナ「じゃあどうするの?」

ユート「君の魔法でどうにかならないか」

マナ「力が半分飛んでるから上か下かしかできないけど」

ユート「それは弱ったな」

遊戯「・・・」

ユート「そうか、肩書きをつければいいんだな」

遊戯「・・・」

ユート「俺は反逆の戦士」

遊戯「・・・」

ユート「君は受験生の戦士か」

城之内「・・・」

ユート「君はギャンブルの戦士」

本田「・・・」

ユート「角刈りの戦士・・・」

遊戯「・・・」

ユート「まあ・・・いいんじゃないか」

遊戯「・・・」

ユート「このクエストは地底王国の魔王タイタンを撃破すればいいんだな」

遊戯「・・・」

ユート「さあ行こう」

遊戯「・・・」

マナ「もしかしてこの人って」

ユート「十代の先輩である遊戯だ」

マナ「やっぱり!」

城之内「・・・」

本田「・・・」

ユート「本当に健全な男子なんだな君達は」

遊戯「・・・」

城之内「・・・」

ユート「セレナの入浴を盗撮すればいい事が起こる?何を言ってるんだ君は」

遊戯「・・・」

「ミョーッ!」

ユート「敵か!」

城之内「・・・」

本田「・・・」

バキッ

ボコッ

ドスッ

ユート「戦士なのに徒手空拳を」

遊戯「・・・」

ユート「そうか彼らは札付きのワル・・・凌牙もそうだったな」

遊戯「・・・」

ユート「いやいいんだ」

ユート「この洞窟がアジトなのか」

遊戯「・・・」

ユート「マナ」

マナ「明かりね」

ピッ

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ

ユート「明かりだ・・・何故君は焼き尽くしてしまったんだ」

マナ「古の戦いで私の力の半分が覇王との死闘で飛ばされて」

ユート「・・・行こうか」

遊戯「・・・」

ユート「タイタンは大丈夫なのだろうか」

遊戯「・・・」

タイタン「ほぉお前達が勇者か」

ユート「お前がタイタンか?まるで一つ目小僧だ」

遊戯「・・・」

タイタン「死ねい!」

バキュッ

バキュッ

バキュッ

城之内「」

本田「」

ユート「城之内!本田!」

遊戯「・・・」

ユート「奴は射撃の名手なのか」

ユート「どうする遊戯」

遊戯「・・・」ピッ

ガラガラッ

アテム「・・・」

ユート「遊戯の兄さ・・・何をやってるんだ。喧嘩をしちゃダメだ」

アテム「・・・」

ユート「いやジャージだからオフだなんて聞いた事が無いぞ」

遊戯「・・・」

タイタン「愚か者共が!!」

バキュッ

御伽「」

ユート「背後に居た人に当たってしまった・・・すまない」

ユート「こうなればデュエル・・・何故俺のデッキを君達が」

遊戯「・・・」

ユート「似てる?確かに俺はブラックマジシャンやバスター・ブレイダーが入っているが」

アテム「・・・」

ユート「親近感が湧く?何か照れるな」

マナ「ユート!バカやって無いで」

ユート「遊戯!お兄さん!力を貸してくれ」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」

ユート「なっ・・・わかった!俺がやろう」

タイタン「防戦一方だな!」

ユート「しかしどうやって」

遊戯「・・・」

ユート「ゼアル?」

遊戯「・・・」

ユート「俺が遊馬なら彼女はアストラル?そうなるのだろうか」

遊戯「・・・」

ユート「できるのか?」

マナ「まあ多分・・・」

ユート「やろう!」

マナ「筆おろし的な感じになると思うけど」

ユート「やめよう」

遊戯「・・・」

ユート「いや初体験は瑠璃が・・・いやいやそういう事じゃない!」

ユート「こういうとき君ならどうする遊馬」

タイタン「火の玉ボール!」

ボッ

ユート「今度は火の玉!?」

タイタン「俺の体内にはマグマが流れているのだ」

ユート「マナ!」

マナ「水の魔法?」

ユート「手加減知らずの君なら一撃のはずだ!」

マナ「じゃあ・・・えいっ!」

ゴゴゴゴゴゴ

ユート「何やら嫌な予感がするぞ」

遊戯「・・・」

ユート「死んだのか」

遊戯「・・・」

タイタン「」

ユート「急激な温度変化でバラバラになったのか」

アテム「・・・」

ユート「これでクエストは完了か」

城之内「・・・」

本田「・・・」

ユート「いや今日まで色々な戦いを」

遊戯「・・・」

ユート「そう・・・色々と」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

ユート「あ、ああ」

遊戯「・・・」

ユート「少し元気になったよ。ありがとう」

城之内「・・・」

本田「・・・」

御伽「」

遊戯「・・・」

ユート「俺は俺で戦ってみるよ。ありがとう遊戯」

遊戯「・・・」

ユート「わかってる。もう落ち込んだりしない」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

城之内「・・・」

本田「・・・」

御伽「」

城之内「・・・」

遊戯「・・・」

城之内「・・・」

御伽「」

本田「・・・」

城之内「・・・」

本田「・・・」

遊戯「・・・」

ユート「君はいつになったら成仏するんだ」

マナ「さあ」

ユート「まあ別に俺は構わないけど」

マナ「現世の生活も楽しいしね!」

ユート「遊馬は男で十代はふたなりで俺は女・・・釣り合いが取れるな」

アリト「おっすユート」

ユート「アリト」

アリト「何処行ってたんだ?」

ユート「少し遊戯と」

アリト「遊戯と?どうだった?」

ユート「楽しかった」

アリト「相変わらず淡々と答えやがるな・・・でも元気そうで良かったぜ」

ユート「・・・」

沢渡「んだお前か」

ユート「ランサーズのメンバーは」

沢渡「みんな集まり悪いっていうか」

アリト「あんな事があったんだ。仕方ねえよ」

沢渡「お前はカイトや凌牙と付き合い長いんだろ?平気なのかよ」

アリト「信じてりゃ戻ってくる」

沢渡「でもカイトは遊馬を殺ったんだぞ」

アリト「それでも俺は信じるぜ。どんな事があっても・・・」

ユート「遊馬なら」

沢渡「あいつ童顔のくせに大人っぽかったもんな・・・」

ユート「遊馬のように・・・」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」

遊戯「・・・」

アテム「・・・」





続く

ツァン「ドロワさんが僕を追い越しトップAV女優か・・・凄いよね」

レイン「ドロワはエクシーズ使い好みの熟女だからいつかこの日が来る」

ツァン「だって!カイトは・・・」

レイン「・・・」

ツァン「そっか居ないんだよねカイト」

レイン「カイトも凌牙も遊馬もみんな居ない」

ツァン「いつの間にかマジで戦うようになったからあいつら」

レイン「・・・」

ツァン「思い返せばあいつらと関わってからロクな目にあってない気がするけど」

レイン「みんな元気だったから」

ツァン「子供だもんね。特にカイトなんてツッパってるけどまだまだガキだよ」

レイン「昔は・・・」

遊馬「入るぜ!」

シャーク「邪魔するぞ」

カイト「・・・」

ツァン「また来た!溜まり場にするのやめてよね」

シャーク「仕方ねえだろ。ここが1番いいんだからよ」

遊馬「悪いなツァンさん」

ツァン「ふん・・・こいつのふてぶてしい態度はどうにかならないの」

カイト「・・・」

遊馬「仕方ねえよカイトは」

シャーク「前からこんなんだから」

ツァン「いつも無表情だよね」

カイト「それがどうした」

アストラル「それでは今日は何をしようか」

遊馬「そうだな・・・」

シャーク「最近ハートランドの野郎も悪さしねえしよ」

遊馬「ハートランドが色んな次元で悪さしてるんだってよ」

シャーク「次元?それってお前が言ってる遊星ってのとか十代ってのか?」

遊馬「ああ!」

カイト「それと遊矢だったな」

シャーク「遊矢?例の肛門野郎か!」

ツァン「肛門!?」

遊馬「肛門の巫女の柚子とデカチンドMアナル野郎の遊矢だぜ」

カイト「絶対に会いたくは無いな」

シャーク「さすがに引くぜ」

ツァン「あんたさ機械に強いんだよね」

カイト「だったらどうした」

ツァン「電子レンジ直してよ」

カイト「それは俺の管轄外だ」

ツァン「溜まり場にしてあげてるんだから僕の言うことききなよ!」

カイト「サイン」

ツァン「サイン?へえツッパってるくせに僕のファンなんだ」

カイト「いや弟だ。俺もお前のAVを見るがお前に興味は無い」

ツァン「どうなってるのよこいつ!」

遊馬「カイトはインポなんだ」

シャーク「何やっても勃たねえんだぜ」

ツァン「AV見るくせに勃たない奴なんて始めてみた」

Ⅳ「邪魔するぞ」

ツァン「今度はプロの二重人格男だ」

Ⅳ「ハートランドがまた出たぞ」

遊馬「ハートランドが!?」

シャーク「野郎!」

カイト「・・・行くか」

アストラル「しかしハートランドはどうして毎度毎度」

シャーク「知らねえよ」

Ⅳ「おい急げよ!」

ツァン「電子レンジ」

カイト「知らん」

ツァン「何が知らんよ。インポのくせに」

遊馬「ハートランド!」

シャーク「今度は何を企んでやがる!」

ハートランド「この街に溜まる糞という糞を溢れ返し糞の津波を起こす事だ!」

カイト「相変わらず程度が低いな」

ハートランド「くっ・・・」

シャーク「さっさと決めるか」

ハートランド「今日は簡単には」

遊馬・シャーク・カイト「かっとビングだ!!!俺!!!」

ハートランド「ぎええええええええええええええええええええ」

遊馬「やったぜ!」

カイト「ワンパターンな奴だ」

シャーク「所詮はクソ蝿野郎だ。頭が足りねえんだろうぜ」

ツァン「もう倒したんだ。相変わらず手際がいいっていうか」

カイト「・・・」

ツァン「何よ」

カイト「直してやってもいいぞ、レンジ」

ツァン「へ、へえ」

シャーク「何が電子レンジだってんだ」

遊馬「いいじゃねえかレンジぐらい」

ツァン「て言うかいくつなの?中学生?」

カイト「18」

ツァン「18?それなのに中学生と一緒に居るなんて」

シャーク「笑っちまうだろ?こいつ精神年齢がガキなんだよ」

カイト「いつまで経っても札付きのワルを引きずってるお前には言われたく無いがな」

シャーク「てめえ!」

ツァン「とか何とか言ってた時代もあったよね」

レイン「今やカイトも凌牙も遊矢と仲良し」

ツァン「」カイトだって勃起するしね」

レイン「うん」

ガチャッ

アリト「お邪魔」

ツァン「何だアリトか」

レイン「どうかしたの」

アリト「別にねえよ」

ツァン「あんた達ここ溜まり場にするの好きだよね」

レイン「・・・」

アリト「だって広いし」

ツァン「あんたは元気でいいよね」

アリト「おいおい少しはカイトとナッシュを信じようぜ?」

レイン「・・・」

ツァン「カイトは今どこに居るの」

アリト「知らねえよ。でもよベクターの話じゃ」

ツァン「あいつ何しようとしてるか知ってるの!?」

アリト「ベクターの地獄耳を舐めんなよ」

ツァン「あんた達はどうするの」

アリト「そうだな」

レイン「・・・」

アリト「1度でいいからカイトとナッシュと全力でやり合うのも悪くねえよな・・・って思わねえか?」

ツァン「全力・・・」

アリト「みんな落ち込んじまってるよ」

Ⅳ「・・・」

ミザエル「あの3人がいない時はお前が纏め役だったな」

Ⅳ「まあな」

ベクター「融合次元への殴り込みはやめとけよ。あいつらにはあいつらの筋の通し方ってのがあるんだからよ」

Ⅲ「でもカイトは遊馬を」

ベクター「おいおいカード化だぜ?それも融合次元の奴らみたいな生半可な覚悟でやったんじゃねえだろォ?」

Ⅳ「カイトの覚悟はマジだった。あのデニスとかいうのとかクソガキみたいなチンケな覚悟じゃねえだろ」

ミザエル「あの時のカイトの目は何処か違っていた」

ベクター「腐れ外道のアカデミアに入ったって事はよ、腹の中からぶっ潰す気だぜ」

Ⅳ「腹の中?」

ベクター「そう腹の中でな。アカデミアの技術力ってので融合次元をぶっ潰すなんて奴らには相応しい最後じゃねえの」





続く

シンジ「あの山なんだ?」

遊矢「山?あれは奇岩山って言う岩山だよ」

柚子「あそこには人面岩って言う名所があるのよ」

シンジ「ふーん・・・いやそうじゃねえや」

沢渡「奇岩山なんて珍しくもねえよ。何だってんだ?」

月影「この付近にアカデミアの戦闘員が目撃されたという情報があった」

遊矢「アカデミア・・・だったらカイトと凌牙も」

真澄「多分ね」

セレナ「こいつには近づいちゃダメだぞ。動物を平気な顔して食べるようなタイプだ」

ファラオ「・・・」

真澄「この子どうにかならないの」

柚子「ダメよ喧嘩しちゃ」

セレナ「くっ・・・」

首領「ようこそアカデミアに」

カイト「首領はいつも音声だけだというのは本当だったようだな」

シャーク「胸糞悪りいぜ」

首領「お前達はアカデミア戦闘員を手にかけたようだが理由を聞きたい」

カイト「目障りだからだ」

シャーク「うぜえから」

首領「その大切な者を守るためには自らが泥を被る姿勢は変わらんな。カイトそれにナッシュよ」

シャーク「ナッシュ?てめえ何でそれを」

首領「・・・」

カイト「何か用があるんじゃないのか」

首領「では指令を伝えよう」

シャーク「どっかで聞いた事ある声だ。それにこの感じは・・・」

ユート「・・・!」

カイト「・・・」

シャーク「・・・」

ユート「2人とも」

カイト「悪いがお前の命も狩る」

ユート「遊馬に続いて俺まで」

カイト「ああ」

シャーク「今度は俺が」

カイト「いや俺が行く」

ユート「なぜ俺を?そして君達は何処まで魔道へ堕ちるつもりだ!」

カイト「何処までもだ。行くぞユート!!」

ユート「デュエル!」

ユート「俺のターン!俺はガガガマジシャンを攻撃表示で召喚!そしてガガガマジシャンのレベルを4から7に変更!カードを3枚セットしターンエンド」

カイト「ドロー、俺は魔法『光子竜降臨』を発動!手札からレベル4になるようリリースし光子竜の聖騎士を儀式召喚!そして光子竜の聖騎士リリースしデッキから銀河眼の光子竜を特殊召喚!」

カイト「そして銀河の魔導師を通常召喚!」

カイト「レベル8の銀河眼の光子竜と銀河の魔導師でオーバーレイ!エクシーズ召喚!銀河眼の光子竜皇!!」

ユート「負けるわけにはいかない。俺が遊馬に代わってカイトを」

カイト「カードを2枚セットしターンエンド」

ユート「ドロー!ガガガガールを攻撃表示で召喚!そしてガガガガールのレベルはガガガマジシャンと同じになる!」

ユート「レベル7のガガガマジシャンとガガガガールでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク7!幻想の黒魔導師!!」

ユート「ガガガガールがエクシーズ素材になった事で相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの攻撃力は0となる!」

カイト「幻想の黒魔導師か」

ユート「そして俺は幻想の黒魔導師のオーバーレイ・ユニットを一つ使い!」

カイト「・・・」

遊矢「ユート!」

沢渡「な、何だ!?」

遊矢「ユートがデュエルしてる」

権現坂「デュエル?まさか」

遊矢「カイトと」

月影「やはりカイトか」

シンジ「黒咲!」

真澄「黒咲さんならまだ戻ってないわ」

沢渡「あの野郎!」

遊矢「カイト!」

権現坂「待たんか遊矢」

沢渡「俺達も追おうぜ」

カイト「・・・俺が発動したのは罠『時空混沌渦』自分フィールド上のギャラクシーモンスターエクシーズが戦闘または効果で破壊された時に発動できる。相手フィールド上の表側表示するカードを破壊し除外する!」

ユート「くっ」

カイト「だがお前の一撃は効いたぞ・・・幻想の黒魔導師の効果で除外したのがこっちだったら俺が負けていた」4000→1500

ユート「ターンエンド」

カイト「ドロー!」

ユート「このまま行けばカイトは確実に俺を葬るだろう・・・だが遊馬ができなかったカイトのライフを俺は減らした」

ユート「そしてカイトのライフを0にした時カイトは考えを改めきっと戻ってくる・・・きっと」

カイト「俺は」

ユート「恐らく俺は死ぬだろう。だが遊馬達の仲間と俺は出会えて良かったと思う・・・それに歳の割りにドジな魔法使いにも」

遊矢「やめろカイト!」

カイト「またお前か・・・誰も俺の進撃を止める事は不可能だ!!」

ユート「覚悟決まった・・・無念」

Ⅳ「帰って来やがって」

カイト「・・・」

遊矢「遊馬の次はユート・・・あれだけ仲が良かったのに、カイト!!」

カイト「・・・それがどうした」

シャーク「あんまし俺らに関わるんじゃねえぞ。てめえら」

Ⅳ「てめえ震えてるぞ凌牙」

シャーク「行こうぜカイト」

カイト「・・・」

遊矢「俺は許さない・・・カイトを凌牙を!」

シャーク「チッ」

カイト「供養してやる事だな。ユートのカードを」

遊矢「カイト・・・!」

遊矢「・・・」

Ⅳ「まあ元気出せよ」

遊矢「カードにされたんだぞ!」

Ⅳ「こいつら普通じゃねえんだろな。よく見てみろよ」

遊矢「カードが動いてる・・・まさか」

Ⅳ「どうせカード化しろとか言われて動けるような工夫したんだろ。カイトが自分のデュエルディスクで」

遊矢「じゃあ」

Ⅳ「あいつらはマジで裏切ったわけじゃねえって事だ」

遊矢「だったら何で」

Ⅳ「早い話が世界平和ってやつだ」

遊矢「世界平和?」

Ⅳ「うぜえ害虫共を片っ端からぶっ潰す害虫退治みたいなもんだ。生きてても何の価値もねえ連中のな」

遊矢「それってまさか」

Ⅳ「融合次元の奴らだぜ」

遊矢「融合次元にだってまともな人だって」

Ⅳ「甘いこと言ってんじゃねえ!だったらてめえを裏切ったクズコンビを思い出してみろ!」

遊矢「・・・」

Ⅳ「あいつらはてめえと仲良くなるためにダチのフリしてエンタメを小馬鹿にしたんだぞ!」

遊矢「・・・」

Ⅳ「あいつらのクズっぷりは俺だって笑っちまうレベルよ。あそこまでクズなら周りの連中だってクズじゃねえか」

遊矢「まともな人が居たらどうすんだよ」

Ⅳ「賽は投げられたって事だ。先に仕掛けて来た奴らが悪りいじゃねえか、違うか?」

遊矢「それは違う!」

Ⅳ「甘ったれたこと言いやがって」

沢渡「まああれじゃね?黒咲の故郷ぶっ壊して虐殺した時点でまともなのは居ねえだろ」

月影「・・・」

シンジ「そういうわけだ。イかれてんだよ」

真澄「同じ融合使いとして最低最悪の連中ね」

セレナ「私も思う」

遊矢「倒すならアカデミアだけに」

月影「ならば聞こう。アカデミア最高幹部の連中や戦闘員は何処から来た」

遊矢「それは」

沢渡「あの紫も言ってたじゃねえか、自分達は戦う事が生き甲斐の戦闘民族だって」

沢渡「それに不意打ち騙し討ちも得意だって言ってたろ?カードは戦争の道具でデュエリストを騙すアイテムだって」

権現坂「思い起こせば素良もデニスもこれといってカードを愛してなどは居なかった気がする」

遊矢「あの2人はどうだっていいよ。あいつらは嘘ばっか付く妙な奴らだったし」

柚子「平気な顔して裏切ったりできるなんて、ある意味才能よね」

ユーゴ「離せ!離せってんだろ!!」

ジャック「落ち着けユーゴ」

ユーゴ「ユートをやりやがって!絶対に許さねえよカイト!!」

クロウ「ユーゴ!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「遊戯じゃねえか」

遊戯「・・・」

ジャック「遊星?遊星がどうかしたのか」

遊戯「・・・」

クロウ「借りてた物を返してもらおうと」

遊戯「・・・」

ユーゴ「ちょっと待ってろ。探してやっから」

ユーゴ「その貸してた物ってのはどんなのだ?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「お前も好きだよな。やっぱ遊星の先輩だぜ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「あ?ジャックがどうかしたってのか?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「コート着た人間は信用できないって?マジで言ってんのか」

遊戯「・・・」

ユーゴ「具体的には?」

遊戯「・・・」

ジャック「何の話をしているんだ」

クロウ「サッパリだぜ」

ユーゴ「あーわかるわ。ジャックってそれっぽいもんな」

遊戯「・・・」

ユーゴ「だろ!そう思うよな!?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「ハハハ!そりゃいいぜ」

遊戯「・・・」ピッ

ガラガラガラッ

アテム「・・・」

ユーゴ「んだこいつは?遊戯の兄貴か?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「あったじゃねえか。そんなゲームの何処がいいんだか」

遊戯「・・・」

ユーゴ「やってみろってか?いいぜ遊戯」

ユーゴ「いてて・・・何だここ!?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「ゲームの世界?冗談だろ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「冗談じゃねえ?ま、まあいいぜ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「これって確か恋愛シミュレーションゲームってやつだよな。俺はリン以外はお断りだぜ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「遊星が改良したって?マジかよ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「どんな風に改良したんだろ遊星は」

遊戯「・・・」

アキ「ユーゴ!起きなさい!!」

ユーゴ「アキさんじゃねえか・・・何でエプロン着てんだ!?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「俺のおふくろ!?しかも義母!?何やらかしてんだ遊星は!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「血の繋がりがねえから安心しろだ?でもおふくろなんだろ!?」

アキ「さっきからブツブツと一体何を」

ユーゴ「お前は見えねえのか?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「ステルス機能?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「しかしデカいよな間違いが起こりそうだぜ・・・いやいや無理だ無理」

ユーゴ「親父は遊星なんだな。再婚って」

遊戯「・・・」

ユーゴ「っつうか学校通ってんだ俺」

遊戯「・・・」

ユーゴ「あ?学生だって攻略できる?そりゃそうだ」

ミスティ「また遅刻よユーゴ君」

ユーゴ「ミスティ・ローラか・・・遊星の野郎も手当たり次第だな」

ジャン「おいおいユーゴじゃないか」

ブレオ「今日も遅刻か?ん?」

アンドレ「仕方の無い学生さんだ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「男子校!?何で共学にしねえんだ遊星は」

ユーゴ「どうやってクリアすんだ?」

遊戯「・・・」

ユーゴ「無い?んだよそりゃ」

遊戯「・・・」

ユーゴ「童貞卒業!?嫌だよ!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「帰る!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「俺の初体験はリンって決まってんだよ!」

遊戯「・・・」

ユーゴ「ユートも同じ事を?そりゃそうだろ」

遊戯「・・・」

ジャック「帰って来たか」

クロウ「いきなりテレビ画面に吸い込まれて」

ユーゴ「驚いたぜ俺も」

ジャック「遊戯が居ないぞ」

クロウ「帰っちまったんじゃねえか?」

ジャック「滅多に見れない幻のデュエリストだからな遊戯は」

クロウ「ああ」

ユーゴ「本当に謎だよな」

クロウ「いきなり出てきた奴は誰だったんだ」

ジャック「知らん」

クロウ「遊戯の兄貴じゃね?」

ユーゴ「やっぱ兄貴だよな」

黒咲「楽しそうだな」

クロウ「黒咲!お前どこに行ってたんだ!?」

黒咲「・・・カイトと凌牙との決着をつける」

ジャック「やれるのか」

黒咲「奴らがああなったのは半分は俺にも責任がある」

クロウ「責任?」

黒咲「ああ」

ユーゴ「ユートのこと聞いたか」

黒咲「全て聞いた上での決断だ。俺がカイト達の暴走を止める」

ジャック「俺達も復活したアカデミアの事を探ってみる」

クロウ「お前も頑張れよ黒咲」

黒咲「ああ」

明日香「さあ食べなさい」

ユーリ「どうして?」

明日香「夕食だからよ」

ユーリ「何で?」

明日香「つべこべ言わずに食べるのよ!」

ユーリ「勘違いしないでほしいな。確かに君は僕の先生だがお母さんじゃないよね」

明日香「だったら保護者が居ないとどう生活するの?」

ユーリ「どうとでもなるさ」

明日香「どこ行くの」

ユーリ「それを言う必要があるのかな」

明日香「ちょっと待ちなさい!」

ユーリ「嫌だね」

ユーリ「本気でうるさいよね」

遊戯「・・・」

ユーリ「君・・・誰だっけ?」

遊戯「・・・」

ユーリ「十代の先輩?あー居たね、そういう人」

遊戯「・・・」

ユーリ「それで?」

遊戯「・・・」

ユーリ「闇のゲーム?」

遊戯「・・・」

ユーリ「いいよ。何だって」

遊戯「・・・」

ユーリ「音を立てちゃダメなゲームね」

遊戯「・・・」ピッ

ガラガラガラッ

アテム「・・・」

ユーリ「驚くほど似ているな。君のお兄さんかな?」

遊戯「・・・」

ユーリ「何だっていいよ別にね」

遊戯「・・・」

ユーリ「この空間は誰も来ないんだってね。うってつけだよ」

遊戯「・・・」

ユーリ「始めようか」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

ユーリ「・・・」

明日香「起きなさい・・・起きなさい!」

ユーリ「・・・あれ?」

明日香「どうして道端に倒れてるのよ」

ユーリ「あのヒトデは」

明日香「ヒトデ?ヒトデって」

ユーリ「まあ何だっていいよね」

明日香「意味がわからないわ」

ユーリ「・・・そう」

明日香「ほら帰るわよ」

ユーリ「・・・」

遊戯「・・・」

ユーリ「何だったんだ彼は」

カイザー「そうか自ら進んでカイトや凌牙と」

遊矢「うん」

カイザー「だが強いぞカイトは」

遊矢「わかってる」

カイザー「それに凌牙だって」

遊矢「それも知ってる」

カイザー「遊馬とユートの分頑張るんだ」

遊矢「ああ!」





続く

黒咲「カイト」

カイト「・・・」

黒咲「それに凌牙も」

シャーク「久しぶりじゃねえか黒咲」

黒咲「俺が言える事はただ一つ!デュエルだ!!」

カイト「お前とデュエルする必要は無い」

黒咲「遊馬とユートとはあってもか」

カイト「ああ」

シャーク「だったら俺が」

カイト「やめろ俺がやる」

シャーク「てめえ・・・」

カイト「お前は根っこは遊馬と同じだ。仲間の目の前で非道な振る舞いはできんだろう」

黒咲「それでこそカイト・・・なら始めるぞ!」

カイト「なら先攻は俺だ。俺は銀河の魔導師を通常召喚!そしてレベルを4から8へと変更!そして銀河騎士を特殊召喚!」

カイト「レベル8の銀河の魔導師と銀河騎士でオーバーレイ!エクシーズ召喚!銀河眼の時空竜!そして!」

カイト「ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンはギャラクシーアイズモンスターエクシーズに重ねて召喚が可能!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン!!」

カイト「ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンが召喚に成功したときデッキからドラゴン族モンスター3種類を墓地へ送り相手のデッキからモンスター3体を除外する!」

カイト「ターンエンド」

黒咲「俺のターン!俺はRR-スカル・イーグルを通常召喚!そして魔法『スワローズ・ネスト』でRR-スカル・イーグルをリリースしデッキからRR-スカル・イーグルを特殊召喚!」

黒咲「さらに魔法『地獄の暴走召喚』を発動!特殊召喚に成功したときデッキから同名モンスターを特殊召喚できる!俺はRR-スカル・イーグルを特殊召喚!」

黒咲「レベル3のRR-スカル・イーグルでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク3!RR-デビル・イーグル!!」

黒咲「RR-デビル・イーグルのオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールド上に存在するモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

カイト「俺は手札からクリフォトンを墓地へ送りライフを2000払う事でこのターンのダメージを0にする!」

黒咲「・・・」

カイト「・・・」

黒咲「今下がった2000のライフは遊馬の受けた痛みの分だと思え」

カイト「そうさせてもらう」

黒咲「カードを1枚セットしターンエンド」

カイト「お前はどう思っている」

黒咲「俺の復讐心は消えん!だがお前達との交流をランサーズの一員としても居心地がいいと感じている」

黒咲「もしお前達と出会う事が無ければ俺は十代や亮にも牙を向けていただろう・・・カイト!」

カイト「・・・」

黒咲「お前達が本当にやりたい事なのか!?答えろ凌牙!」

シャーク「・・・」

黒咲「人一倍仲間意識の強いお前がやりたい事なのか!お前達のやろうとしている事はアカデミアと同じだぞ!」

黒咲「デュエリストなら非戦闘員を襲う事は許されん!それがお前達だ・・・戻って来い!カイト!凌牙!」

カイト「・・・ドロー!」

カイト「ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い」

黒咲「罠『ゴッドバードアタック』を発動!RR-デビル・イーグルをリリースし相手フィールド上のモンスターを破壊する!」

カイト「タイミングを見誤ったな黒咲!フォトン・スラッシャーを特殊召喚!そしてフォトン・クラッシャーを通常召喚!」

カイト「レベル4のフォトン・クラッシャーとフォトン・スラッシャーでオーバーレイ!エクシーズ召喚!輝光帝ギャラクシオン!ギャラクシオンのオーバーレイ・ユニットを二つ使いデッキから銀河眼の光子竜を特殊召喚!」

黒咲「・・・」

カイト「黒咲・・・!」

ピカッ

ユート「・・・」

カイト「ユート・・・何故お前が」

ユート「俺だけじゃない。後ろを見てくれ」

遊馬「カイト」

シャーク「遊馬・・・」

黒咲「どうなっているんだ」

遊矢「トークンだよカイト」

カイト「遊矢」

遊矢「カイトが特殊な細工を施したデュエルディスクでカード化したせいで遊馬とユートはトークンみたいになってるんだ」

シャーク「こいつら・・・敵わねえな。なあカイト」

カイト「・・・ああ」

遊矢「黒咲!」

黒咲「遊矢!」

カイト「だったらやってみろ。俺達とお前達の覚悟を全てを!」

「俺達は遊馬とユートでオーバーレイ!」

黒咲「エクシーズ召喚!」

遊矢・黒咲「未来皇ホープ!!」

カイト「・・・」

遊矢「今の気分はどう」

カイト「何とも言えんな」

黒咲「凌牙は」

シャーク「別に」

カイト「さてと」

ピッ

遊馬「おっ」

ユート「・・・」

遊矢「戦うなら向かってくる奴らと戦えばいいんだ。昔みたいに拳でさ」

カイト「散々拳否定派だったお前が言うようになったな」

黒咲「それもこれも大体凌牙に非がある」

シャーク「てめえ!」

カイト「世話を」

バシッ

カイト「・・・」

ツァン「今のはドロワさんの分よ。あんたって子は」

カイト「ああ悪かったな」

ドボッ

シャーク「うぐっ・・・」

璃緒「忘れないで凌牙」

アリト「メラグのボディーブローはキツいからな」

ドルべ「あ、ああ」

Ⅳ「ほらな結局帰って来たじゃねえか」

Ⅲ「ですね」

遊馬「いやーカード化ってキツいよな」

アストラル「何せ私達は2人纏めて入れられたからな。例えるなら」

アリト「って事はユート!お前ムチャクチャ得したんじゃねえのか!?」

ユート「得?」

アリト「おうよ!そんなムチムチの魔法使いと纏めて入れられてんだろ!?」

ギラグ「男同士の遊馬の気持ちを考えてみろ!」

ユート「年齢的な問題もあるだろ。違うか?」

アリト「違わねえよ!」

ユート「文句ならカイトに言ってくれ」

アリト「カイト!」

カイト「すまんな」

アリト「よし!」

ユート「ふぅ・・・」

ハートランド「実にファンタスティックな男だよカイトは」

蚊忍者「結局は元鞘に収まったってか?」

クラゲ先輩「気に入らねえ!せっかくクソ生意気な凌牙の野郎をこき使えると思ったのによ!!」

蝉丸「あんたの意見を聞きたい首領」

首領「このアジトは撤収する。それにカイトなど最初からあてにはしていない」

ハートランド「それは何故?」

首領「カイトは率先して仲間を倒して行った。それは心が闇に染まりやすいナッシュに気を使ってな」

ハートランド「なるほど!ですが」

首領「既にナッシュには細工をしてある」

ハートランド「細工?しかし何故あなたは凌牙に拘るのですか」

首領「2度の裏切りは許さん。ナッシュは必ず我の元へ連れ戻す」

ハートランド「?」

遊馬「どう思うユート」

ユート「何が」

遊馬「過激だろエクシーズ使いは」

ユート「ああ」

遊馬「慣れたか?」

ユート「いいや全然」

遊馬「だよな」

ユート「ああ」





続く

闇川「木像がごっそり消えてしばらく経つが何とかならないものか」

ユート「すまない」

ポンッ

マナ「申し訳ありません!」

闇川「な、何だ!?」

遊馬「ブラックマジシャンガールの木像だった人だよ闇川さん」

闇川「色違いだぞ」

マナ「地肌が褐色なんです」

闇川「ま、まあいいか」

遊馬「六十郎の爺ちゃんにもよろしく言っといてくれな」

ユート「本当にすまない」

闇川「世の中不思議な事だらけだな・・・」

アストラル「しかし実体化ができるなんて羨ましい限りだ」

マナ「だって魔法使いだから」

遊馬「実体化したら何したい?」

アストラル「制服を着てみたい」

ユート「制服か」

アストラル「1度だけ着てみたい」

マナ「そんなに?」

ユート「ま、まさか君も」

マナ「着てみたい」

ユート「年齢的にキツいんじゃないか?」

遊馬「36歳だろ?だったらドロワより歳下じゃねえか!」

アストラル「彼女も1度だけ制服を着た姿を見た事がある。意外と普通だったぞ」

マナ「では私の魔法で」

ユート「で、できるのか?」

マナ「半分は」

ユート「・・・どうする」

アストラル「だったら上半身だけを頼みたい」

マナ「えいっ!」

遊馬「大丈夫なのか?」

ユート「彼女の魔法は当たり外れがある・・・」

アストラル「どうだ」

遊馬「確かに上半身だけだぜ」

ユート「少し不気味だ」

アストラル「!?」

アストラル「制服・・・」

ユート「上半身だけだと無理があるな」

遊馬「だったらこの感じで下半身を実体化させればいいんじゃねえか?」

ユート「なるほど」

遊馬「じゃあ頼むぜ」

マナ「下半身か・・・」

遊馬「下半身に反応しやがって!この淫乱未亡人!」

ユート「長い目で見れば君のご先祖にあたる魔法使いなんだぞ」

マナ「えいっ!」

アストラル「どうだ」

ユート「少し形状が違うんじゃないか?」

遊馬「鶏みたいだぜ」

遊馬「似合ってる・・・よな?」

ユート「ま、まあ」

アストラル「そうか?」

マナ「じゃあ私は?」

ユート「君は童顔だから色々言いたいがセーフだ」

アストラル「これで街を闊歩しよう」

遊馬「下半身が鶏みたいだぜ?」

アストラル「問題は無い」

遊馬「だったら行こうか!」

ガラガラガラッ

ユート「この扉は」

アテム「・・・」

ユート「やはり遊戯のお兄さん」

マナ「見てユート!私そっくりの子と2枚目がこっち見てるよ」

マハード「・・・」

アテム「・・・」

ユート「何かあったのか?」

アテム「・・・」

ユート「冥界の扉が何処まで行けるのか実験を?」

遊馬「本当に遊戯さんそっくりだよな」

アテム「・・・」

遊馬「その髪型で兄弟じゃねえ?」

ユート「彼は冗談が上手いらしい」

アテム「・・・」

アストラル「昔は私のような感じだった?君が?」

遊馬「そうか弟を守るためにアストラルのような事を」

アテム「・・・」

ユート「まるでカイトとハルトのような兄弟だ」

アテム「・・・」

アストラル「違う?そんなバカな」

アテム「・・・」

ユート「そうか」

遊馬「じゃあな遊戯さんの兄ちゃん!」

マナ「名前なんて言うんだろうね」

アストラル「遊戯の兄だから」

ユート「遊一郎じゃないか」

遊馬「それっぽいぜ!」

アストラル「やはり実体化しない方がしっくり来る」

遊馬「写真も撮ったし」

ユート「みんな驚くだろうな」

アストラル「何故か羽毛が生えているが」

遊馬「心無しか鳥っぽいぜ」

マナ「た、多分それで大丈夫なんじゃないかな・・・」

アストラル「この翼は一体」

遊馬「でもカッコいいぜ」

ユート「青い鳥人間のような感じがするぞ」

アストラル「鳥人間か」

ユート「俺はいいと思う」

遊馬「俺もだぜ!」

遊馬「調子はどうだカイト、シャーク」

カイト「それアストラルか」

遊馬「ああ!」

シャーク「ふ、ふーん」

ユート「アストラルだ」

シャーク「いいんじゃね」

カイト「・・・」

アストラル「そんなに変か」

カイト「普通だ」

シャーク「普通」

遊馬「普通だぜ」

ユート「普通だな」

数日後

遊馬「んなわけねえだろ」

ユート「ああ」









続く

ユーゴ「なあ遊星」

遊星「どうした」

ユーゴ「モテる男の秘訣ってなんだろうな」

遊星「何!?」

ユーゴ「何かあるんじゃねえか?」

遊星「考えてみようか」

ユーゴ「おう!」

遊星「・・・」

ユーゴ「・・・」

遊星「・・・」

ユーゴ「・・・」

遊星「・・・」

ユーゴ「・・・」

遊星「・・・」

ユーゴ「・・・」

遊星「・・・」

ユーゴ「・・・」

遊星「・・・」

ユーゴ「・・・」

遊星「・・・」

ユーゴ「・・・」

遊星「髪型だな」

ユーゴ「だよな」

遊星「というわけで床屋に来た」

ユーゴ「どんな髪型にするんだ」

遊星「男らしいバシッとしただ」

ユーゴ「何だ簡単じゃねえか」

「御注文は」

遊星・ユーゴ「パンチパーマで」

「!?」

遊星「パンチパーマにしてくれないか」

ユーゴ「頼むぜ!」

「は、はい」

遊星「まさか被るとはな」

ユーゴ「俺も意外と遊星みたいに賢いのかもな」

遊星「どうだ」

ユーゴ「お、似合うぜ!」

遊星「お前も中々だぞ」

ユーゴ「ああ!」

遊星「ならこの髪型で街を闊歩してみよう」

ユーゴ「やろうぜ!」

遊星「知り合いにあったら驚くだろう」

ユーゴ「きっと驚くだろうぜ」

遊星「フッ」

ユーゴ「へへへ」

アキ「ゆ、遊星!?」

龍可「ユーゴ!?」

遊星「どうだ」

ユーゴ「イカしてるだろ?」

龍亞「カッコいいよ2人とも!」

ユーゴ「だろ?」

龍可「リンさん泣くよ」

ユーゴ「何で」

アキ「・・・2人とも行くわよ」

遊星「待ってくれアキ」

ユーゴ「アキさん!」

鬼柳「ヒャーハッハッハ!!!」

プラシド「・・・」

ボマー「何とも言えんな」

遊星「どうだ」

鬼柳「最高に似合うぜ!俺もパンチあてようかな」

プラシド「狂ってるのか」

ユーゴ「何だよその言い方!」

ボマー「・・・」

遊星「さあ次に行こう」

ユーゴ「次はどいつに見せてやろうかな」

遊星「次は」

ガラガラガラッ

アテム「・・・」

ユーゴ「遊戯の兄ちゃん!」

アテム「・・・」

ピシャッ

ユーゴ「帰っちまったぞ」

遊星「遊戯さんはどうしてしまったんだ」

ユーゴ「あれ遊戯じゃねえだろ?」

遊星「いや遊戯さんだ」

クロウ「おいおい!何だってんだ!?」

遊星「パンチパーマだ」

ユーゴ「どうだクロウ」

クロウ「いいんじゃね?シンジが泣いて喜びそうだぜ」

ユーゴ「だろ!」

クロウ「俺もやってみようかな」

遊星「やった方がいいぞ」

ユーゴ「やれよクロウ!」

クロウ「まあ考えとくわ」

遊星「ありがとうクロウ」

ユーゴ「さすがクロウだぜ!」

遊星「ジャック」

ユーゴ「どうだ」

ジャック「ブッ!?」

遊星「どうしたんだ」

ジャック「何だその髪型は!?」

ユーゴ「パンチパーマだぜ」

ジャック「見ればわかる」

遊星「似合ってるだろ」

ユーゴ「どうだジャック」

ジャック「壊滅的に似合わんぞ」

遊星「何!?」

ユーゴ「何だとてめえ!?」

数日後

ブルーノ「やめたんだ2人とも」

遊星「意外なほど不評でな」

ユーゴ「クロウや鬼柳は気に入ってたのによ」

遊星「人には向き不向きがあるからな。仕方がない」

ブルーノ「うん!」

ユーゴ「そういう事だぜ!」

ブルーノ「じゃあ次はどんな髪型にチャレンジするの?」

遊星・ユーゴ「モヒカンだな」





続く

万丈目「沢渡!こんな所に俺を呼び出して何様のつもりだ!?」

「ちーっす万丈目さん!」

沢渡「まあ座れよ」

「どうぞ万丈目さん」

「ジュースです」

「万丈目さんは黒が好きだと聞いたのでひじきジュースっす」

万丈目「飲めるか!」

沢渡「・・・」

万丈目「いつになく真面目な顔をしているな・・・何かあったのか?」

沢渡「武藤遊戯ってのは十代より強いんだろ?」

万丈目「だからどうした」

沢渡「やってやるよ!武藤遊戯を」

万丈目「お前が武藤遊戯を!?バカか!」

沢渡「マジだ!」

万丈目「その理由は?」

沢渡「箔が付くじゃねえか」

万丈目「負けるぞ」

沢渡「何だと!」

万丈目「お前の勝率は限りなく低い。低すぎて泣けるほどにな」

沢渡「十代に勝てねえへっぽこプロがデカい顔すんじゃねえ!」

万丈目「誰がへっぽこだ!言ってみろ!!」

沢渡「万丈目準とかいう目の前に居る三流だ三流」

万丈目「俺が三流なら貴様は六流だ!」

沢渡「だったらお前は十二流だ!」

万丈目「何だと!?だったらお前は二十四流だ!!」

「顔合わせれば喧嘩ばっかするよな2人とも」

「似た者同士だから仕方ねえよ」

「万丈目さんは中学生寄りの思考してるからな」

沢渡「遊戯呼んで来い!」

万丈目「お前が行け!」

十代「何やってんだ?」

「十代さん!?」

「実はっすね。2人がまた喧嘩を」

十代「喧嘩?よくやるよな」

「それと沢渡さんが武藤遊戯に喧嘩売るって」

「そうなんすよ!」

十代「あいつが遊戯さんに?へえ」

セレナ「そもそも遊戯というのは本当に十代より強いのか」

十代「そりゃ強いよ。何たって」

セレナ「信用できん」

十代「どうして?」

セレナ「・・・お前が一番だからだ」

十代「ん?」

セレナ「な、何でも無い!」

十代「いいんじゃね別に?」

万丈目「こいつが武藤遊戯に勝てるのか」

十代「何だってやってみないとわからねえって事だぜ」

沢渡「ほら見ろ!」

万丈目「まあ負ければ結局のところ自分の底を知るだろうな」

十代「そういうわけでお願いします」

遊戯「・・・」

沢渡「てめえのデュエルキングの座は今日で終わりだ!」

遊戯「・・・」

セレナ「勝てるのか」

万丈目「なぜ俺に聞く」

セレナ「お前は沢渡の親友だからだ」

万丈目「あいつと俺が親友だと!?」

セレナ「よく似ているぞ。行動パターンも」

十代「みんなで集まる時は大体沢渡と万丈目は一緒に騒いでるよな」

セレナ「男の友情なのか?」

万丈目「違う!何が悲しくて奴に友情を感じねばならんのだ!!」

沢渡「先攻は俺が貰うぜ!俺は手札を1枚捨て炎帝家臣ベルリネスを特殊召喚!そしてベルリネスをリリースし炎帝テスタロスをアドバンス召喚!」

沢渡「炎帝家臣ベルリネスがアドバンス召喚のためにリリースされた時相手の手札をエンドフェイズ時まで除外する!そして炎帝テスタロスがアドバンス召喚に成功したとき相手の手札を1枚墓地へ送らせそのモンスターのレベル×100のダメージを与える!」

遊戯「・・・」

万丈目「墓地へ行ったのは封印されしエクゾディア・・・沢渡!」

沢渡「エクゾディア敗れたり!」

十代「珍しいぜ」

セレナ「何がだ?」

十代「遊戯さんが動揺してる」

万丈目「武藤遊戯の引きの強さを沢渡が上回るったというのか!?」

沢渡「カードを2枚セットしターンエンド!さあ沢渡劇場の開幕だぜ!!」

遊戯「・・・」

十代「こいつはまさか沢渡が」

沢渡「俺の名は!」

「デュエルキング沢渡さーん!」

沢渡「おい俺の名を言ってみろ」

万丈目「アホの沢渡」

沢渡「誰がアホだ!俺がアホならてめえはバカじゃねえか!」

万丈目「誰がバカだ!!」

ガラガラガラッ

アテム「・・・」

十代「もう1人の遊戯さん!」

ピシャッ

ユーリ「邪魔なんだけど」

十代「ユーリ・・・何しに来やがった」

ユーリ「別に、ただ面白そうだなって」

万丈目「貴様ァ!なぜ貴様のような奴が天上院くんと同居している!!」

ユーリ「誰だっけ?」

十代「てめえが知る必要のねえ名前だ。とっとと消えろ」

ユーリ「暗黒界を倒したのは誰かな?僕だよ十代」

十代「で?」

ユーリ「僕もそこに居る彼を倒そうかなって思ったんだよ。どうしてかわかる?」

沢渡「あ?」

ユーリ「十代が1番だからさ何で彼が1番なのか理解ができない。十代が1番で僕が2番なのは常識なんじゃないかな?」

沢渡「俺を誰だと思ってやがる!俺はデュエルキング沢渡だぞ!!」

ユーリ「デュエルキング?宇宙一の十代を倒さなきゃ無意味な称号だよ。まあ僕以外の人が十代と戦う権利なんて無いけどね」

万丈目「許さん!この無法者だけは絶対に許さん!!」

沢渡「ぶっ倒してやるよ!」

バシッ

ユーリ「痛いんだけど」

明日香「目を離した隙に」

十代「こいつ保健所送ってくれよ。迷惑なんだから」

明日香「何したってビクともしないのよ」

十代「こいつは心がねえからな。いつ見ても薄気味悪い奴だぜ」

ユーリ「今日は帰るよ。またね十代、セレナ」

万丈目「天上院くんを返せ!」

沢渡「セレナはランサーズのメンバーだ!手を出しやがったら承知しねえぞ!」

ユーリ「とりあえず名前を覚えておくよ。田中と中田って名前だよね」

万丈目「俺の名は万丈目さん!」

沢渡「そして沢渡シンゴ!」

ユーリ「あー・・・覚えとくよ。どっちが万丈目で沢渡なのかわからないけどね」

数日後

ユーリ「凄く気になるんだけど万丈目さんってどういう意味」

明日香「万丈目くんは昔から万丈目さん呼ばわりしてほしいのよ」

ユーリ「へえ変な奴」

明日香「変なのはあなたも一緒なんだけど」

ユーリ「僕には心が無いからね。十代の言う通りだ」

ユーリ「十代には心がある。僕には無い・・・いい感じなんじゃないかな」

明日香「・・・」





続く

ロジェ「しかしまあ相変わらずバカそうな四人組だ」

ハートランド「何だ元長官ではないか」

ロジェ「その元という言い方をやめろ」

ハートランド「何しに?」

ロジェ「この奇岩山のアジトがバレているらしいな」

ハートランド「だったら」

ロジェ「首領のために何とかしろ!」

ハートランド「その心配はご無用だ。何故なら私の旧知の知り合いである魔の次元から13体の魔人デュエリストが来ているのだ」

ロジェ「魔人デュエリスト!?ま、まさか」

ハートランド「多くの伝承が残されている魔物達の子孫で構成された魔人達だ」

ロジェ「な、何だってあんな連中を!?死にたいのか!!」

ハートランド「死にたくは無い・・・だがそうでもしなければ我々に明日は無い」

首領「ハートランドそれにロジェよ」

ハートランド「首領」

ロジェ「何か御用で」

首領「後ろを見るがいい」

ブラック・ミスト「・・・」

ロジェ「何者だ!?」

首領「案ずるな、この者は我の分身言わば代行者だ」

ロジェ「代行者?この私は」

首領「我の右腕よ」

ロジェ「ありがたき幸せ」

首領「早速サタン虫の効果を見てみるか」

蚊忍者「では蚊メラでその様子を」

シャーク「耳穿ってたら変な虫が出てきてよ」

遊馬「気持ち悪りいな。何だよそれ」

カイト「サタン虫か」

シャーク「サタン虫?」

カイト「人間の耳から侵入し寄生する太古の虫だ」

アストラル「だがサタン虫は絶滅したと聞いているが」

カイト「おそらく俺と凌牙がアカデミアに居た頃に凌牙の耳に入れたのだろう」

シャーク「首領の野郎!」

カイト「遊馬、アストラル」

遊馬「どうしたカイト」

カイト「首領の正体は俺達の知っている巨悪かもしれんぞ」

アストラル「まさか・・・」

蚊忍者「やってくれたな!九十九遊馬!!」

カイト「また蚊か」

蚊忍者「神代凌牙の洗脳が失敗した今、首領はこう言っている!総力戦で叩き潰せと!」

シャーク「気持ち悪い虫なんか入れやがって!」

蚊忍者「もうアカデミアは止まらんぞ!魔の次元から13体の魔人デュエリスト達がやって来ているのだからな!」

アストラル「魔人デュエリスト!?」

シャーク「知ってんのか!?」

アストラル「1人1人が十代と同等の力を持つとされている魔人達だ」

カイト「13人の十代か」

シャーク「厄介な話だぜ」

蚊忍者「アカデミア戦闘員!やれ!!」

アストラル「来るぞみんな」

遊馬「かっとビングだ!俺!!」

クラゲ先輩「っつうわけだ。これから総力戦で行くからよ」

遊星「それがどうした」

クラゲ先輩「アァ~ン!?気取ってんじゃねえぞ不動遊星!」

ジャック「どうするんだ遊星」

クロウ「総力戦っていうか数が多すぎだぜ」

ブルーノ「遊星!」

遊星「戦うしかないさ」

ジャック「そうだな」

クロウ「じゃあ始めるとするか」

ブルーノ「うん!」

クラゲ先輩「ぶっ殺してやるよ!」

遊星「いつでも来い。俺達は逃げも隠れもしない」

蝉丸「化け物か・・・こいつらは」

十代「・・・」

カイザー「・・・」

蝉丸「くっ」

十代「どうするんだカイザー」

カイザー「向かってくる敵は全て倒すまでだ」

十代「だよな」

蝉丸「俺は蚊忍者やクラゲ先輩よりも多くの戦闘員を率いている・・・なのにこいつら!」

十代「アカデミア戦闘員だろ?だったら大した事はねえよ」

カイザー「お前達が1度たりとも俺達に勝てた事があるのか?悪党の末路とは常に敗北への道だ」

十代「どうすんだ蝉」

蝉丸「殺してやる!遊城十代を殺し俺がアカデミアのトップになってやる!!」

ハートランド「蚊忍者は遊馬とクラゲ先輩は遊星と蝉丸は十代と」

ブラック・ミスト「どうすんだハートランド」

ハートランド「ならば私達で榊遊矢を」

ロジェ「・・・」

ハートランド「首領!この私に代行者の力を!!」

首領「ブラック・ミストとハートランドでオーバーレイ!」

ロジェ「ま、眩しい」

ハートランド「漲る・・・漲るぞォ!!」

首領「行けハートランド!必ずや奴らの首を討ち取るのだ!!」

ハートランド「御意」

首領「ロジェは魔人デュエリスト達の迎えに行くがいい」

ロジェ「か、かしこまりました!」

遊矢「ハートランド!」

ハートランド「いいや私はブラックハートランド!そう呼ぶのだ」

沢渡「名前の頭に異名つけたってカッコ良くねえんだよ!!」

ハートランド「この溢れる力を試してやる!デュエリストが総大将である榊遊矢を相手に!!」

権現坂「遊矢」

遊矢「ハートランドの弱点はわかってる」

ハートランド「弱点?何を言っているんだ」

遊矢「俺はみんなから期待されている。だから負けるわけにはいかない!」

ハートランド「フッ」

遊矢「デュエル!」

沢渡「おい聞いてんのか!!」

権現坂「・・・」

翌日

遊矢「アカデミア首領は奇岩山に居る」

遊馬「奴らは小細工抜きの真っ向勝負で俺達を倒そうとしているぜ」

遊星「ああ」

ユート「これでアカデミアとの戦いに終止符がうてる」

ユーゴ「ギタギタにしてやろうぜ!」

十代「行くぞ奇岩山に!」

遊矢「あっちが総力戦ならこっちも総力戦だ!!」





続く

ロジェ「何てあり様だ!態度が大きいくせに全員敗北するとは」

首領「狼狽えるなロジェよ」

ロジェ「ですが首領!あの数を見てください!あれは四つの次元の主要デュエリストらが」

首領「1人1人が実に厄介・・・だがしかし」

ロジェ「魔人デュエリスト達では勝てはしない・・・」

首領「ならば再生させたアカデミア最高幹部らを使うがいい」

ロジェ「なるほど」

首領「指揮官はお前だ!行くのだロジェよ!!」

ロジェ「はっ!」

首領「そして魔人デュエリストの頭首であるシャドウよ」

シャドウ「はい」

首領「ロジェでは信用ならん。最悪あの役立たずを始末しても構わん」

ロジェ「ストップ!」

遊矢「シンクロ次元の元長官」

ロジェ「久しぶりですね不動遊星」

遊星「お前なんて知らんぞ」

ロジェ「そう来ると思っていた!私の名はジャン・ミシェル・ロジェ!蛮族だらけの融合次元で唯一無二の高貴な存在であり!」

遊馬「あれはアカデミア四大幹部だ」

ユート「再生したのか」

ロジェ「そしてシンクロ次元で多大な貢献をし治安維持局元長官にしてアカデミア首領の右腕!さらに」

遊星「あれはバレット達だ」

ユーゴ「ふざけやがって!」

ロジェ「元アカデミア秘密警察総司令にしてゴルドとシルバ率いる暗黒帝国の元知恵袋・・・そして今!」

十代「アカデミア秘密警察第一室長それにブロンまで居るぜ」

ロジェ「魔人デュエリストらを率いる偉大な偉大な偉大な超絶最高幹部!それがジャン・ミシェル・ロジェ!」

遊星「ジャック!」

カイト「お前達6人は先に行け」

ユート「しかし」

シャーク「首領をぶっ倒しちまえ!」

ユーゴ「平気なのかよ」

沢渡「デュエルキング沢渡を舐めんなよ!」

カイザー「そういうわけだ」

黒咲「行け!」

遊矢「みんな行こう!」

十代「頼むぜ!」

遊馬「絶対に首領を倒してやるからな」

アストラル「誰1人として死ぬんじゃないぞ」

シャーク「何だてめえも混じってんのか?ピエロ野郎!」

デニス「素良は冥界送りにされて僕は一人ぼっちだ。後先何て無いんだよ!」

シャーク「あのクソガキ死んだのか?笑っちまうぜ」

デニス「くっ」

シャーク「最高に惨めな最後だったんだろ?見たかったぜクソガキが死ぬ瞬間を」

デニス「あ、悪魔だ」

シャーク「そりゃてめえらだ」

デニス「・・・」

シャーク「ゴミはゴミらしく綺麗さっぱり片付けてやるよ!」

デニス「こ、来い!」

シャーク「来い?何が来いだピエロ野郎!」

シュッ

黒咲「カードを手裏剣のように使うのか」

シャドウ「名はシャドウ」

黒咲「魔人デュエリストか」

シャドウ「うむ」

黒咲「・・・」

シャドウ「ここが貴様たちの墓場だ。歴戦のデュエリストよ!」

黒咲「アカデミアの犬め」

シャドウ「犬ではない。首領直轄部隊だ」

黒咲「どっちでもいい」

シャドウ「ならばデュエルだ!」

大元帥「私はミイラ男の子孫!大元帥だ!!」

ズダダダダダダダダ

万丈目「やめんか!何が大元帥だ!!」

大元帥「人間は階級や称号に拘る習性を持つ。だから私達にもそれぞれの称号を持つ」

沢渡「だから大元帥なのか」

大元帥「理解したか?ならば死ねい!」

ジャック「そこまでだ!」

万丈目「あいつ機関銃を持ってるぞ!」

沢渡「何とかしろ!」

ジャック「お前達は・・・少ししっかりしろ!」

万丈目「行けジャック!」

沢渡「ぶっ倒しちまえ!」

遊馬「不気味な顔岩だぜ」

遊矢「あれは奇岩山の人面岩だ」

「遠路はるばるご苦労だったなデュエリストの諸君」

遊星「・・・この声はやはりアカデミア首領」

ユーゴ「あ、ああ」

十代「お、おい人面岩の顔が変わってくぞ!」

「我の正体を見せよう!我はドン・サウザンド!」

アストラル「ドン・サウザンド・・・まさか!?」

遊馬「あるわけがねえ!だってドン・サウザンドは」

「1度目は遊馬らに2度目は遊矢の肉体を乗っ取る時に敗北した。だが3度目は無い!」

遊星「敗れた身体を癒すためにスタンダード次元で回復を待っていたのか」

十代「アカデミアの連中を手足の如く使ってか?まあ悪党と悪党が手を組むなんざ良くある話だぜ」

ドン・サウザンド「このまま踏み潰してくれる!」

遊矢「遊星さん!」

遊星「体内だ」

ユーゴ「体内?」

ユート「内部から破壊しようという事なんだろう」

遊馬「さすが遊星さんだぜ!」

十代「みんな遊矢の手に手を乗せろ!」

遊星「俺達は兄弟のようなものだ」

遊馬「不可能な事はねえ!」

ユート「岩石ドン・サウザンドの内部に」

ユーゴ「殴り込みだ!」

遊矢「デュエルエナジーを一点に集中させ光の矢となり突っ込むんだ!!」

遊馬「ここが内部か」

遊矢「あれ!」

ドン・サウザンド「見たか我の正体を」

ユーゴ「脳みそに目玉一つ」

ユート「何度も何度も倒された成れの果てという事か」

ドン・サウザンド「我をこのような醜悪な姿に変えたのはお前達だ!共に地獄に落ちよ!」

十代「自爆する気だ」

遊星「自ら命を絶つ気か」

ドン・サウザンド「お前達が我の体内に来る事など予想ができるわ!」

アストラル「自ら死を選ぶというのか」

ドン・サウザンド「だが我は諦めん・・・いつの日か必ず!」

遊馬「早く脱出するぞ!!」

ユート「終わったんだな長い長い戦いが」

ユーゴ「・・・」

沢渡「おい!」

十代「お?終わったのか?」

黒咲「ああ」

遊馬「アカデミアの最高幹部も全滅か」

遊星「長かった。とても」

遊矢「・・・柚子」

柚子「これで全部終わったのね」

遊矢「アカデミアは壊滅した・・・でも」

遊馬「いや俺は今度こそドン・サウザンドは消えちまったと思うぜ」

数日後

シャーク「何言ってんだお前」

遊矢「俺とデュエルしてくれ」

シャーク「てめえとデュエル?何度もやってるじゃねえかよ」

遊矢「だからデュエルしてくれ」

シャーク「勝手にしろよ。っつうか何度目だ?」

遊矢「20回以上」

シャーク「タメとここまでデュエルした事もよく考えりゃねえよ」

遊矢「だったら」

シャーク「仕方ねえからやってやるよ。仕方ねえからな」

遊矢「俺はEMプラスタートルを攻撃表示で召喚!そしてEMヘルプリンセスを特殊召喚!」

遊矢「レベル4のEMプラスタートルとEMヘルプリンセスでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

遊矢「カードを2枚セットしてターンエンド」

シャーク「いい加減それ返せよユートに」

遊矢「返しても返しても戻ってくる」

シャーク「怪談話じゃねえんだぞ」

遊矢「まさか凌牙」

シャーク「ビビってねえよ」

遊矢「・・・」

シャーク「何だその目は」

遊矢「別に」

シャーク「たまに出すその他人を舐めきった目はやめろって言ってんだろうが!」

シャーク「ドロー!俺はハンマー・シャークを通常召喚!そしてハンマー・シャークのレベルを一つ下げる事で手札からレベル3のビッグ・ジョーズを特殊召喚!」

遊矢「レベル3のモンスターが2体・・・エクシーズか」

シャーク「カードを2枚セットしターンエンド!」

遊矢「ターンエンド!?」

シャーク「さあ来いよ遊矢!」

遊矢「ドロー!俺はEMフレンドンキーを攻撃表示で召喚!」

シャーク「罠『激流葬』を発動!」

遊矢「くっ・・・でも凌牙のモンスターも!」

シャーク「さらに罠『激流蘇生』を発動!戦闘または効果で破壊された自分フィールド上のモンスターを特殊召喚!そして蘇生したモンスターの数×500のダメージを与える!」

遊矢「一気に1000か、極悪非道って凌牙みたいな奴の事を」

シャーク「俺は札付きのワルだぜ?こんなの朝飯前だ!」

遊矢「だったら俺だって速攻魔法『イリュージョン・バルーン』でデッキからカードを5枚めくりその中からEMモンスターを特殊召喚する!俺はEMハンマーマンモを特殊召喚!」

遊矢「そして永続魔法『バリア・バブル』を発動!ターンエンド!」

シャーク「ドロー!それ見た事ねえ奴だな」

遊矢「デニスが捨てたデッキを拾って再構築したんだ」

シャーク「強かな野郎だぜ!俺は魔法『死者蘇生』でお前の墓地のEMプラスタートルを特殊召喚!そしてEMプラスタートルの効果でハンマー・シャークとビッグ・ジョーズのレベルを4に変更するぜ!」

シャーク「EMを頂戴するぜ!」

シャーク「俺はレベル4のハンマー・シャーク、ビッグ・ジョーズ、EMプラスタートルでオーバーレイ!エクシーズ召喚!海咬龍シャーク・ドレイク!」

遊矢「鮫ばっかだよな凌牙は」

シャーク「俺が鮫じゃなかったら何だってんだ!てめえだってエンタメ野郎じゃねえか!!」

遊矢「鮫野郎」

シャーク「エンタメ野郎」

ロジェ「まーたしても一人ぼっちになってしまったようだ」

零王「負け犬め」

ロジェ「黙りなさい。負け犬はあなただ!」

バレット「やめろ」

セルゲイ「・・・」

ロジェ「何処へ」

零王「私が知るわけが無い」

バレット「榊遊矢の父の居場所だ」

ロジェ「それはまさか」

零王「榊遊勝!?何故だバレット!何故お前が」

バレット「黙ってついて来いクズ共が」

ロジェ「部下の教育をしてほしいものだ」

零王「お前にだけは絶対に言われたくはない。何だその態度は!?」

シャーク「バリア・バブルってのは厄介な効果だぜ」

遊矢「ドロー!」

シャーク「何でてめえが総大将ってのかわかった気がするぜ。遊矢」

シャーク「てめえは他の連中とは違う。エクシーズもシンクロも融合も儀式・・・ペンデュラムもやりやがる」

遊矢「そして調律の魔術師を通常召喚!」

シャーク「赤馬のバカじゃ纏める力もねえよな。あいつは頭はいいが何処かぶっ壊れてる」

遊矢「レベル6のハンマー・マンモにレベル1の調律の魔術師をチューニング!」

シャーク「てめえは最初に出会った時はクソ情けねえ奴でクソムカつく奴だったぜ」

遊矢「シンクロ召喚!」

シャーク「てめえは」

遊矢「オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン!!」

遊矢「ブツブツ何言ってたんだ?」

シャーク「別に」

遊矢「ふーん」

シャーク「・・・見ろよ」

柚子「遊矢ー!」

遊矢「柚子!」

シャーク「デートか?」

遊矢「いや何ていうか」

シャーク「行って来いよ」

遊矢「うん」

シャーク「・・・」

アリト「ナッシュじゃねえか」

ベクター「そのツラは負けたって顔してんな」

ギラグ「なあナッシュ」

シャーク「勝ったぜ。でもな」

ミザエル「でも?」

ドルべ「何かあったのか」

シャーク「・・・気に入らねえ!」

ドルべ「ナッシュ!?」

シャーク「やっぱ気に入らねえ!何で俺の周りには野郎しか集まらねえんだ!」

ギラグ「お、おい」

シャーク「やっぱりあいつはイラっと来るぜ!」

アリト「どうしたんだこいつ」

ベクター「知るかよ」

遊星「夢ですか」

十代「こう沢渡の奴がセレナによ」

遊星「夢なら・・・いや年頃の男ならばあるいは」

十代「別に沢渡は好きだぜ?俺もいいと思ってる・・・でもいきなり寝込み襲うなんてよ」

遊星「・・・」

十代「邪魔したな遊星」

遊星「あ、はい」

ジャック「十代のやつ機嫌が悪いな。何かあったのか」

遊星「かつてない難敵と遭遇する夢を見た。沢渡だが」

ジャック「沢渡が難敵?まさか」

遊星「十代さんにとってドン・サウザンドやダークネス以上の存在になるかもしれない」

ジャック「沢渡如きが十代の敵にか?夢なら恐る事も無いだろ」

遊星「だといいが現実になれば十代さんが決断しなければならない日が来る」

数日後

遊戯「・・・」

十代「ガッチャ!」

遊星「何!?」

遊馬「小鳥」

ユート「笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔」

ユーゴ「融合じゃねえ!ユーゴだ!」

ユーリ「邪魔」

遊矢「お楽しみはこれからだ!」










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