星空みゆき「本を開いたらRPGの世界に迷い込んでしまった」 (1000)

・RPGツクールVX ACEで作ったRPGをスマプリで差し替えただけのSSである。(アレンジも加えてるが)

・舞台は実況ワールドというオリジナルの世界である。(たぶんパクリ多い)

・作者が初めて実在する人の名前を使ったSSに挑戦したSSである。(芸能人ネタとおんなじようなものか?)

・実在する人のほかにもどこかのキャラクターとのクロスもあるのである。

・台詞の一部にいろいろな歌の歌詞を元にした台詞があるのである。
(ネタは主に音ゲーの曲中心。そうではないものもあるが・・・)

・もちろんキャラ設定がめちゃくちゃである。

こういうようなネタが嫌いな方は閲覧をおすすめしないのである。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440247409

ふしぎ図書館

みゆき「待ってましたー!」

キャンディ「クルーー!」

みゆき「今日はこの本を使ってみんなとおでかけしまーす!」

あかね「みゆき・・・はしゃぎすぎやで・・・」

みゆき「だってだってー!今日新しく入った本の中に入ると
    絵本の世界をアトラクションにした遊園地、メルヘンパークに行くんだよ!?」

みゆき「わたし、想像しただけでウルトラハッピーだよ!」

なお「その気持ちはあたしにもわかるよ」

やよい「ヒーローショーとかやってるかな?」

れいか「人それぞれの楽しみがあることはとてもすばらしいことだと思います」

れいか「みなさん、羽目をはずさないようにして目いっぱい楽しみましょう」

あかね「ま、ウチも行くからには全力で楽しむで!」

あかね「絵本と聞くとみゆきは初っ端からハイテンションやな」

あかね「そんでもって単純な性格や」

みゆき「さあ、みんなでメルヘンパークに行くよ!」

れいか「そうですね。では・・・」

あかね「本棚に移動したらメルヘンな世界を想像するだけやな」

あかね「みゆき、まさかとは思うが・・・」

みゆき「もう!わたしはメルヘンな世界にワープする時は
    ほかの事なんて想像しないよ。はっぷっぷ~!」

キャンディ「キャンディも遊園地に行きたいクル~!」

れいか「では、いきます・・・」

パアアアア

そして

みゆき「メルヘンパークにとうちゃ・・・」

みゆき「・・・・・」

あかね「ここホンマにメルヘンパークか?」

やよい「とてもそのようには見えないよ」

なお「うそ・・・」

れいか「これは・・・」

みゆき「もしかしてまたわたし・・・」

れいか「いいえ、それはおかしいです。
    みゆきさんが違う想像をしていたのであれば
    私達とは違う世界に行っています」

れいか「どうして私達はこんなところに・・・」

あかね「みゆき・・・」

あかね「『この本の中に使えばメルヘンパークにいける』
    と言ったのは おい誰なんや!おい誰なんや!!」

みゆき「ふええ・・・」

やよい「あかねちゃん、落ち着いて」

あかね「目が覚めたらここはどこやーー!!」

なお「全然目が覚めたらじゃないでしょ。あたしたちは最初から起きてるよ」

れいか「みなさん、見てください。周りに本棚がありません」

みゆき・あかね・やよい・なお「えええ~~~!!?」

あかね「じゃあウチら帰れへんってことやないかーー!!」

やよい「それにキャンディもいないよ」

みゆき「あ、本当だ。キャンディどこ~!?」

グルルルル・・・

やよい「みんな!!あそこ・・・!」

みゆき「うわ!モンスターだ!!」

なお「ええ!!?」

あかね「どないすんねん!!」

れいか「見るからにも獰猛そうな生き物ですね」

なお「逃げても追いつかれるだけ・・・なら・・・」

あかね「仕方があらへんな」

やよい「怖いけどやってみる・・・」

れいか「変身しましょう!!」

みゆき「うん!いくよ!!」

みゆき「・・・って・・・」

あかね「あかん!!スマイルパクトあらへん!!」

やよい・なお「えええ~~~!!?」

れいか「こんなこと今まで・・・」

みゆき「どこかで落としたってこと・・・」

あかね「それはあらへんやろ」

やよい「ど・・・どうしよう・・・」

あかね「これじゃ変身できへんやないか!!」

れいか「・・・・・」

なお「逃げよう!!ここにいてもやられるだけだし」

みゆき「う、うん・・・!」

ダダダダダダダダダダ

そして

みゆき「はぁ・・・はぁ・・・」

あかね「よかった・・・追ってこなくてホンマ助かったわ・・・」

やよい「あ、街が見えるよ」

れいか「ここにはどんな世界が広がっているのでしょうか?」

れいか「この街の人達に聞いてみましょう」

なお「そうだね、あと、泊まれる場所探そう」

やよい「もしかしたらここロールプレイングゲームの世界かもしれないよ」

れいか「つまり異世界ですね」

なお「じゃあ街に入るよ」


みゆき「ん・・・・?」

「早くこの時計を依頼主に届けないと・・・
 ボクの仕事一段と忙しくなってきたよ~」

みゆき「ネズミが小さな時計を・・・?ウサギが時計を持ってあわてて走ってるんじゃなくて・・・?
    あのネズミさん気になるなぁ・・・でも追いかけたら不思議な世界に迷っちゃいそう」

みゆき「でもなんでウサギじゃなくてネズミなんだろう・・・あ、みんな!待ってよ~!」

街に着いて

あかね「みゆき、何してたん?」

やよい「心配したよ。またはぐれちゃったのかと思ったよ」

なお「みゆきちゃん、一緒に街を巡ろう」

みゆき「うん」

れいか「では、情報収集といきましょう」

やよい「あ、誰かいる」

れいか「では、あの方々たちから情報を集めましょう」

塩「故障」

故障「何だ?塩」

塩「あの娘達何気に賑やかそうだよな」

故障「声かけてみるか?」

塩「ナンパするつもりはないけどな」

故障「んなわけあるかよ!」

塩「お嬢さんたち、ちょっといいかい?」

みゆき「あ、向こうから声かけてきたんだ・・・」

れいか「突然ですがあなた達に聞きたいことがあります」

塩・故障「ん?」

れいか「ここがどういう場所およびどういう世界なのかを教えてほしいのです。
    私達、異世界に迷い込んでしまったようでして・・・」

塩「異世界!?」

故障「なんだ、お前達も俺達と同じく実況者なのかと思った」

みゆき「実況者?」

あかね「スポーツの中継とか?」

やよい「ゲーム実況かな?」

塩「そこの黄色い子正解」

やよい「ゲーム実況わたしもやりたいな・・・」

なお「う~ん、そこはよくわからない・・・」

初っ端から適当だったが今日はここまで

故障「ところでさ、異世界に迷い込んだのなら状況の把握がさぞ難しいだろ。そう思わないか、塩」

塩「言われてみれば故障の言うとおりだ」

あかね「あんたら塩と胡椒という名前やんか?芸名ちゃうんやないのか?」

塩「芸名というか・・・塩という名義つかってるな」

故障「俺は故障という名義で実況してるぞ。前は塩コショウの胡椒という字を使ってたが
   今はエンジン故障の故障と書くほうの名義を使ってるな」

あかね「めっちゃひどい名義やな。もしその故障って名義が自分でつけた名前じゃなくて
    他人からつけられたあだ名やったら完全にいじめやん・・・」

故障「おいおいおい、そりゃないよ・・・」

塩「話を戻すぞ、故障」

故障「ああ、そうだった」

塩「ここは実況ワールドという実況者の世界さ」

みゆき「実況ワールド?」

故障「そしてこの街はクリエイトカントリーというとこさ」

れいか「クリエイトカントリーですね、分かりました」

塩「せっかくだからこの街を楽しんできたらどうだ?」

故障「(小声)○○○、それにしてもあの子達可愛いな」

塩「おい!本名言うなよ!」

れいか「本名?」

塩「今の話聞いてたか?本名聞かれたとか・・・」

れいか「いいえ、そこまでは分かりません」

故障「あーよかった・・・」

れいか「どうかしたのですか?」

塩「この世界では本名を赤の他人に知られてはいけないという掟があるんだよ。
  実況者ならそれぞれの名義で呼び合うのさ」

やよい「もしかしてこの世界は24時間ネット動画の世界なのかな?
    本名知られてはいけないという掟があるってことは・・・」

塩「ま、そういうもんかな?」

やよい「確かにネットで本名さらすのはまずいどころじゃないけど・・・」

れいか「私達は実況者じゃないのですがその場合はどうなのですか?」

塩「実況者じゃないのなら本名知られてもいいんだが
  その実況者じゃない奴に本名暴露されるのは勘弁だな」

やよい「わたしはそんなことしないよ」

塩「あはは、もしものことだ」

塩「あ、この街巡ったあとは宿屋で疲れを癒したらどうだ?
  金貨を10枚やるからよ。これで宿に泊まれるぜ。
  あ、団体だったらお得だぜ、この街の宿代は一組金貨10枚だしさ」

れいか「ありがとうございます。ご親切ありがとうございました」

やよい「やっぱりここはゲームの世界だったんだね。金貨とかゲームでよく見るお金だし」

なお「・・・・・」

少しした後で

キャンディ「あ、みんな、よかったクル~。みんな見つかって、どこに行ってたクル?」

やよい「キャンディ、探したよ」

みゆき「キャンディこそどこ行ってたの?」

キャンディ「キャンディは知らないうちにこの街にいたクル」

やよい「わたしたちは森の中に着いてそのあとモンスターに襲われそうになったの。
    でも追いかけてこなかったから助かったんだ」

やよい「そしてここ、クリエイトカントリーに着いて
    この街の人々にここがどこなのかを聞きに来たんだ」

キャンディ「この街はクリエイトカントリーって街クル?」

やよい「そうだよ。あと、この世界は実況ワールドという世界だよ」

みゆき「スマイルパクトどこに消えたんだろう・・・」

キャンディ「クル?みゆき達が持ってるんじゃなくてクル?」

あかね「この世界に来てからずっとなくなってもうたんや」

キャンディ「大変クル!このままじゃ変身できないクル!」

れいか「仕方がありません。今日は宿に泊まりましょう」

宿内で

みゆき「明日からは冒険づくしになりそうだよ」

あかね「そやな」

れいか「みなさん、あそこに本棚があります」

みゆき「あ、本当だ」

なお「よかったね、これで元の世界に戻れるんだね」

みゆき「じゃあいくよ」

やよい「案外短かったね、元の世界に戻れるの」

あかね「ホンマよかったわ~」

みゆき「あれ?」

みゆき「何も起こらないよ・・・」

あかね「ええ~!?」

キャンディ「そんなの何かの間違いクル!」

あかね「手順間違えたんやないのか?」

れいか「いいえ、この手順で合ってたはずですが・・・」

なお「これはいったいどういうことだろう・・・」

れいか「だめです。何も起こりません」

やよい「ということはまだ帰れないんだね・・・」

あかね「んなアホな・・・」

なお「せっかく元の世界に戻れると思ったのに・・・」

みゆき「考えてもしょうがないよ・・・」

みゆき「明日また外に出て考えよう!」

なお「それしかないね」

あかね「こうなったからにはこの実況ワールドを楽しんでいくしかあらへんな」

れいか「何か貴重な体験ができそうです」

今日はここまで

翌日

みゆき「う~ん、よく寝た」

なお「朝食食べたら出かけよう」

あかね「・・・キャンディどこ行ったん?」

れいか「・・・いけません、みなさんにキャンディのこと言うの忘れてました」

やよい「あー、わたしも~」

みゆき「ええ!?」

なお「そういえば昨日夕食食べた後情報集めとか言って
   れいかとやよいちゃんで外出かけたね」

なお「キャンディはあの時はやよいちゃんと一緒にいたはずだけど・・・」

やよい「まさかどこかではぐれたってこと・・・」

れいか「やよいさんと別行動をとった私にも責任はあります」

やよい「どこでバッグの外に行っちゃったんだろう・・・」

れいか「キャンディの欠点を知りながらそれに気づけなかったのもいけませんでしたね・・・」

やよい「うん・・・」

れいか「それに気づかず情報集めしているうちに遅くなってしまい、
    体調管理を優先したために報告が大幅に遅れてしまいました・・・」

やよい「わたしは勇者の伝説の話に興味津々だったよ。
    いろいろな実況者を見てきたよ。
    まさか実況界ナンバーワンのあの人達が
    この世界ではナンバーワンの伝説の勇者だという話で盛り上がって時間を忘れちゃった・・・」

あかね「やよいはその話には目があらへんな・・・」

なお「うん・・・」

やよい「平行世界じゃなくて元の世界でもいつか彼らを生で見れる機会が来るかな~?」

みゆき「その人達は誰?」

やよい「みゆきちゃん達は絶対に知らないはずだけど
    その伝説の勇者達というのは4人組だよ。
    4人のうちの2人は顔出ししていないから・・・」

やよい「それより朝食食べよう、続きは外に出てから話すよ」

れいか「早く宿を出てキャンディを探しに行きましょう」

やよい「まさかどこかで迷子になってたり何者かにさらわれてたり・・・どうしよう・・・」

なお「おなかペコペコじゃろくに動けないし早く食べに行こう」

あかね「腹が減っては戦はできぬ、やな」

そして宿を出て

みゆき「キャンディ~!どこ~!?」

やよい「どこにいったの~!?」

しばらくして

みゆき「どこにもいないよ・・・」

あかね「いったいどこに消えたんや?」

れいか「何かあったりしなければよいのですが・・・」

やよい「あ、向こうにいる人達・・・」ワクワク

みゆき「もしかしてあの人達が伝説の?」

れいか「確かに4人中2人が顔を出していませんね」

やよい「会いにいってみよ~っと」

なお「あっ、やよいちゃん、まってよ!」

あかね「やれやれやな・・・」

やよい「MSSPのみ~なさん。こんにちは。あなた達のファンの者です」

FB「ん?」

FB「あ、君可愛いね、どこから来たのかな?」

きっくん「天の向こうの神世界から?時空の間から?それとも・・・」

あろまほっと「そんなわけねえだろ!!」

えおえお「あの~・・・」

やよい「わたし、そのノリが好きです。
    動画を見てその買いたくなったゲームがあるくらいですので」

きっくん「君もゲーマーなのかい?」

やよい「実況いつかやってみたいと思っています」

あろまほっと「この世界でそんなこと言っていいのかい?」

やよい「え!?どういうこと?」

えおえお「それは・・・」

あろまほっと「その発言をオンスロート一族が聞いたら黙っちゃいねえぞ~」
         奴らは実況者を残滅したいほど憎んでいるからな」

やよい「オンスロート一族?」


れいか「みなさん、聞きましたか?これは波乱に巻き込まれそうになります」

みゆき「確かにオンなんたらとか悪い軍団っぽい名前が会話の中に出てきたし・・・」

れいか「オンスロート一族。名前的にも野蛮な一族名ですね・・・」

あかね「ウチらも話に入ってみるか」

なお「だね・・・」

今日はここまでにします

FB「お、君たちはこの子の友人かい?」

れいか「はい、そのとおりです」

やよい「MSSPのみんなが実況者を憎んでいるオンスロート一族に気をつけろとか言ってたよ」

れいか「はい、陰でその話を聞いていました」

FB「そのオンスロート一族が真夜中にこの街に攻めてきたのさ」

みゆき「ええ~!?」

あかね「ウチら寝てたから気づかんかったわ・・・」

なお「そんなことがあったの?」

えおえお「ああ・・・」

FB「んで、俺たちが撃退したってわけだよ。でも奴らはあきらめてはいない・・・
  くそっ、奴らを討ち損じたばっかりに・・・」

きっくん「生き物をさらっていったなあいつら・・・」

あろまほっと「お前ら手柄争いしてオンスロートとの戦いに終止符を打てなかったんだろが!!」

えおえお「あろまも誰がとどめを刺すかでFB、きっくんととっくみあいになってただろ」

FB「まあ、俺たちのせいでもあるし、できれば俺たちであの妖精さんを助けたい」

やよい「え・・・それって・・・」

やよい「その妖精って・・・」

やよい「まさか白くて黄色い耳をしてたなんて言わないでしょうね?」

FB「そうだが?君はその妖精のお友達かい?」

やよい「お友達も何もわたしたちの大切な仲間なんです」

やよい「キャンディがさらわれちゃったなんて・・・」

みゆき「だったらわたしたちが行かないと・・・」

あかね「元の世界に戻るのはそれからやな」

れいか「ええ、キャンディをそのままにはしておけません」

なお「キャンディを助けなきゃ筋が通らないよ」

みゆき「でも今のままじゃ変身できないしどうしよう・・・」

やよい「でも・・・オンスロート絶対に許さない」

FB「あ、君たち、女の子なら伝説の戦士になれるチャンスがあるぞ」

みゆき「伝説の戦士?」

れいか(ここでプリキュアの話をするわけにはいきませんね・・・
    伝説を語るのであればプリキュアという言葉を使わずに語りましょう)

れいか「私達の世界にも伝説の戦士というものが存在しますが
    実況者が赤の他人に本名を知られてはいけないように
    伝説の戦士の秘密を知られてはいけません」

あろまほっと「なるほどな」

FB「ゆきりぃやまるって4人組が伝説の戦士になりたくて
  伝説のパクトのある向こうの森の先にある建物に何回も行ってんだけど
  伝説のパクトには認められずに終わってんだよな・・・」

きっくん「ま、俺たち実況者はそれがなくても勇者なんだけどな」

あろまほっと「伝説の戦士じゃなくても実況者なら戦う方を選ぶぜ」

えおえお「その場所に途中までなら案内するぜ」

れいか「ぜひお願いします」

その途中で

FB「あ、ゆき、りぃ、ymd(読みは「やまだ」)、まるこ。またあそこに行くのか?」

ゆき「うん」

みゆき「ええっ!?」

やよい「彼女達が持ってるものって・・・」

あかね「なんであいつらがデコル持ってるん?」

なお「しかもたくさん・・・」

りぃ「今度こそプリキュアになるぞー!」

ymd「パクトよ!今度こそ私達に力を!!」

まるこ「あの力があればMSSPとも対等に渡り合える」

あろまほっと「へっ、あんた達が伝説の戦士になっても最強の名は渡さないぞ」

みゆき「なんであの子達がプリキュアの名を・・・?」

ゆき「さあ!女子専用の道場へダーーーーッシュ!!!」ダダダ

りぃ・ymd・まるこ「おーーーー!!」ダダダ

FB「テンションの高さなら俺たちに負けないな」

きっくん「デコル自体は俺たちも使えるぜ。デコルはいろいろな効果を持っていて
     装備するとさまざまな力を発揮できるぞ」

なお(デコルの効果はあたし達の世界と同じなのね・・・)

れいか「私達も急ぎましょう」

みゆき「うん」

FB「じゃあ俺たちとはここでさよならだな」

きっくん「ほう、新たな戦士が生まれそうだな」

あろまほっと「これは期待できそうだ」

えおえお「あいつらがダメでも君たちは認められそうだな。
     成功を祈る。じゃあな」

やよい「はい、ありがとうございました!」

やよい(できれば共闘したかった・・・)

れいか「では、行きましょう」

今日はここまで

道場

ゆき「ちぇ~」

りぃ「またなれなかった・・・」

ymd「今度こそいけると思ったのに・・・」

まるこ「まだまだあきらめないぞ!」

道場主「パクトはあなた達を認めなかったようですね。出直してください」

ゆきりぃやまる「は~い・・・」

ゆき「でも、あたしたちの心は伝説の戦士にも負けない・・・!」

みゆき「あ・・・」

ゆき「あんたたちもプリキュアになりに来たの?」

みゆき「オンスロート一族にさらわれた大切な仲間を助けるためにはプリキュアの力を使わなきゃダメなの。
    その思いを伝説のパクトに届けるために私達は来たんだ」

りぃ「オンスロート一族には出くわさなかったな・・・
   もしプリキュアになってたら果敢に挑めるのに・・・」

やよい「うん、わたしもそう思う」

道場主「そこのあなたたち、来てください」

ゆき「ん?」

道場主「あなたじゃありません。そこの5人組に言っているのです」

みゆき「あ、はい」

道場主「あなたたちも伝説の戦士としての試練を受けに来たのですか?」

みゆき「はい、そうです」

あかね「私達も試練を受けて戦士としての資格を得ようとしていました」

あかね「ですから・・・ん・・・?」

あかね「あーーーー!!!」

あかね「あれスマイルパクトやないかい!!返せやあああ!!!」ダッ

れいか「あっ、あかねさん・・・!」

道場主「パクトを手にするにはまず試練を受け、そのあとパクトがそれを認め・・・」

パアッ

道場主「デコルが出てきた・・・なんということでしょう。
    試練を受けることもなくパクトに認められし者が現れるなんて・・・」

あかね「試練も何もこのパクトはウチらのや!
    なんでここにスマイルパクトがあったのかは知らんが
    一体誰がこんなとこに持ち出したんや!」

なお「あかね。まずは落ち着こう」

あかね「・・・とにかくスマイルパクト見つかってよかったわ・・・」

道場主「では。他の4人はどうでしょうか?
    4人にもパクトを渡します」

パアッ

みゆき「あっ、キュアデコルだ」

やよい「これでまた変身できるんだね」

なお「キャンディ・・・待っててね」

れいか「ですが念のため試練を受けましょう」

道場主「パクトが彼女達を認めましたか。
    では、これを差し上げましょう。
    デコルセッターです」

みゆき「デコルセッター?」

道場主「ちなみにさっきの4人組はとっくにデコルセッターを持っています。
    というか実況者はほとんどの人が持っています」

れいか「この世界の人達はデコルを使って敵と戦っているのですね」

道場主「デコルセッターに装備できるデコルは4つまでです。
    また、デコルにもタイプというものがあります。
    タイプ1、タイプ2、タイプ3、タイプ4があって
    同じタイプのデコルを複数装備することはできません」

道場主「また、デコル技を使うにはMPが必要です」

やよい「結局ここはRPGの世界そのものだよね・・・?」

道場主「さて・・・伝説の戦士となったからには
    モンスターとの戦いが始まるわけです。
    では・・・いでよ!!」

シュウウウウ

みゆき「うわあ。怪物が出てきた・・・」

なお「今こそ変身するときだね」

やよい「うん」

あかね「行くで」

れいか「はい」

5人「プリキュア・スマイルチャージ!!」

そして

道場主「では、戦ってもらいましょう。
    ・・・その前にひとつ、TPがたまってないと必殺技を使えません。
    TPは攻撃したりされたりガードしたりすると上げれます」

ピース「あ、そこもゲームと同じだ」

ビューティ「わかりました。この世界での戦いはそうなっているのですね」

道場主「では、はじめ!!」

モンスター「グルウウウウ!!」

ハッピー「やあっ!」

サニー「たあ!」

ピース「えい!」

マーチ「とお!」

ビューティ「はあっ!」

モンスター「グウウ・・・!」

モンスター「グルオオオオ!!!」

5人「ぐうううっ!!」

道場主「伝説の戦士になったのですから試練はこれだけですよ」

道場主「ゆえに一筋縄ではいかないのです」

モンスター「グル!!ガウウウウ!!」

5人「がああ!!」

ハッピー「くっ・・・このままじゃ・・・!」

サニー「あかんな・・・」

ピース「わたし、守備に徹するよ」

マーチ「けれど負けるわけには・・・!」

ビューティ「まだまだTPが足りない・・・私も守りを固めます」

ハッピー・サニー・マーチ「たあああ!!」

モンスター「ガオオオ!!」

5人「わあああ!!」

ピース「TPがたまってる。必殺技・・・撃てるよね?

ハッピー「じゃあいくよ!」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワー!!」

モンスター「グル?」

ハッピー「あー!はずした!」

道場主(技がこっちに・・・ですが・・・)シュッ

道場主「うまく技を消せました」

サニー「ハッピー!あんたなにやっとんねん!」

マーチ「今度は私が!プリキュア・マーチシュート!!」

モンスター「グオオオオ・・・」

マーチ「倒した・・・」

ビューティ「苦しい戦いでした・・・」

ピース「っていうか序盤から強敵なんて反則すぎだよ!」

ピース「みんなHPやばかったんだし・・・」

今日はここまで

♪チャラララ~

ハッピー「なに?この音」

サニー「スマイルパクトから聞こえてきたな」

マーチ「確かに」

ビューティ「新たな機能でしょうか?」

ピース「あ、もしかして・・・」

ピース「道場主さん。もしかしてこのパクトにはレベルというものがあるのでしょうか?」

ハッピー「レベル?」

道場主「はい、よく気づきましたね。レベルを上げるのは重要です。
    それをやらないとろくでもないことになりますよ」

ピース「分かっています。RPGの基本ですから」

道場主「あと、アイテムも重要です。それと、そろそろ変身解いてもいいですよ」

5人「はい」

道場主「お疲れ様でした。試練は合格です。かなりお疲れのようですので・・・」

道場主「ヒール!」

パアアアア

やよい「わあ、回復呪文ですね今の」

れいか「ありがとうございます。助かりました」

やよい「それにレベル2からのスタートというのは少し有利に戦えるよ」

れいか「油断大敵ですよ、やよいさん」

道場主「実況者の世界であるこの実況ワールドを滅ぼさんとする
    オンスロート一族は甘くはありません。
    そうじゃなくてもこの先強いモンスターと遭遇したりします。
    甘い気持ちで挑まないでください。
    では、ポーションを5つさしあげます」

やよい「回復アイテムがあると安心して戦うことができるし助かります」

道場主「では、あなた達の成功を祈ります」

5人「ありがとうございました」

道場を出て

みゆき「じゃあ外に出よう」

なお「ここから先は未知の世界だから気をつけていこうね」

やよい「モンスターに気をつけて進もう」

あかね「モンスターが来るたびに変身せなあかんし気を引き締めていくで」

れいか「そうですね」

ゆき「あー!」

あかね「なんや、あいつらここにいたんか」

りぃ「先を越されたー!」

ymd「あの子達が持ってるの伝説のパクト」

まるこ「でもあたしたちはプリキュアじゃなくても戦える」

ゆき「でもまずは宿に泊まろう」

れいか「あの人達とはまたどこかで会いそうな気がします・・・」

少しした後で

みゆき「あ・・・」

みゆき「またあのネズミさん・・・」


アクエリ「いつも忙しいのにすまんな」

綾鷹「俺もアクエリもマッチもリプトンも新しい時計が手に入ったな」

「気に入ってくれてありがとう。
 ボクはワーキン街の人からも依頼を受けているんだ。
 だから急がなきゃ」

マッチ「だったら俺たちが君を運ぶよ」

リプトン「一応ワーキン街までの道のり知ってるしな」

「わーい、ありがと~」

みゆき「あのネズミさんとはまた会いそうだよ」

綾鷹「じゃあ送るよ」

「わ~い、らくち~ん」

みゆき「あ、みんなのとこ行かなきゃ」

あかね「みゆき、どうしたんや?ぼーっとして」

れいか「大事なことに気づいてここに戻りましたが・・・」

みゆき「みんなごめん」

れいか「いいえ、大事なこととはみゆきさんのことではありません」

みゆき「え?」

れいか「みなさん。この世界のお金をいくら持っていますか?」

あかね「あ・・・」

なお「忘れてた・・・」

やよい「そう言えば金貨がないんだった・・・。この街にはアイテム屋があるのに~」

みゆき「まったく持っていないよ」

れいか「お金を稼げる場所があるといいのですが・・・」

れいか「誰かに聞いてみます」

れいか「すみません。ちょっとよろしいですか?」

ぐっち「ん?僕、ぐっちに何か用でもあるんでっか?」

あかね(あ、この人も関西弁なんや・・・)

れいか「私達、金貨がなくてどこかお金を稼げる場所を探しているのですが・・・」

ぐっち「金貨を稼げる場所ならワーキン街や。
    ワーキン街はここから西北西のところにありますわ。
    たぶん迷うことはあらへんよ」

ぐっち「ここから西へ行けば街はワーキン街しかあらへんし、
    あと、分かれ道を進んだところにある行き止まりには
    宝箱があるから開けといたほうがいいで」

れいか「ありがとうございました」

ぐっち「モンスターには気をつけてや」

みゆき(そういえばワーキン街って・・・
    さっきの青いネズミさんもあの街に行くんだったね・・・)

みゆき「じゃあワーキン街でお金を稼ぎに行こう!」

ぐっち「自分にあった仕事を選ぶんやで」

続きは早ければしあさってになります。

外に出て

みゆき「さあ出発」

あかね「確かワーキン街はあっちやな・・・ちがうよそっち。ここだよこっち、やなくてあっちや」

あかね「って、どっちやねん!!」

なお「自分でツッコんでどうすんの」

あかね「ワーキン街はここから西に行ったところや」

やよい「あ、向こうに宝箱があるよ」

れいか「開けましょう」

すると

やよい「ポーション3つもゲット」

みゆき「早く行こうよ」

れいか「そうですね」

やよい「わわ、モンスター来た!変身しよう」

やよい「たとえ相手がスライムでも変身しないと勝てないし・・・」

みゆき「うん!」

バトル開始

ハッピー「それっ!」

サニー「やあ!」

ピース「えい!」

マーチ「とお!」

ビューティ「たあ!」

ピース「って、スライムHP高くない?5人で各個撃破しようとしたけど
    まだ倒れないよ。普通スライムなら1ターンで倒せてもいいんだけど・・・」

ビューティ「モンスターは2体います。くれぐれも・・・ピース!ハッピー!危ない!!」

ハッピー・ピース・「え?・・・ああっ!!」

ピース「スライムなのにダメージ高くない!?」

サニー「そういうビューティにもスライムせまっとるで!」

ビューティ「っ・・・!何とかかわせま・・・」

ビューティ「ぐううっ・・・!なんですかこれ・・・離れ・・・がああっ・・・!」

ピース「ええっ?何が起きてるの?」

マーチ「スライムが離れたね」

ビューティ「くううっ・・・身体がしびれて・・・毒を仕込まれたのでしょう・・・か・・・?」

ピース「わわわ・・・!状態異常をかけてくるスライムなんて反則だよ!」

サニー「いくで!!たああ!!」

マーチ「1匹倒したね、残りの1匹も・・・やあ!!」

ピース「一撃で倒せた。クリティカルヒットだね」

ハッピー「アイテムもゲット、あ、これ何かのお薬かな?」

ピース「ラッキー、解毒剤アイテム、アンチドーテがある。これでビューティの毒を・・・」

ビューティ「助かりました。ありがとうございます」

♪チャラララ~

ピース「みんなレベルアップしたね。いきなりレベル3だよ」

ビューティ「っ・・・!まだスライムがいたようです!」

ハッピー「ええ~!?」

再びバトル開始

マーチ「いくよ!!」

サニー「くっつかれへんようにせなあかんな!やああ!!」

ビューティ「1体倒しましたね、残りも片付けましょう!!」

ピース「運がいいね、3人だけで倒しちゃった。サニーとビューティのクリティカルで、
    状態異常をかけてくるスライムだと知ったら早めに倒すに限る。
    くっつかれて毒状態になりたくないし・・・」

ビューティ「確かにくっつかれたところからしびれてきました・・・」

ピース「このスライムはお金を落とさない代わりにアイテムを落とすのかな?」

ハッピー「わわわ、また来た!!」

ピース「序盤で3連戦なんてありえないよ!!」

休む間もなくバトル開始

ハッピー「えい!!」

サニー「とりゃあ!」

マーチ「たあ!」

ピース「クリティカル!・・・出なかった・・・」

ビューティ「はああ!!」

ビューティ「倒しました。ですが2体目のスライムの攻撃に備えてください」

ピース「わー!くらったー!もうHPが半分近くになったよ・・・」

マーチ「たあ!」

サニー「もうくっつけさせへん!!」

ピース「わあ、サニーまたクリティカル放った」

ピース「倒してアイテムゲット。ドロップアイテム固定なんだね」

ハッピー「もう出てこないみたい。変身解いてもいいね」

ビューティ「まずはポーションで回復しましょう」

そして

やよい「みゆきちゃんはまだいいかな?わたしとれいかちゃんだけでいいよポーション使うの」

れいか「向こうに誰かいますね」

みゆき「誰だろう?」

今日はここまで

ゆっくり実況「お前達も我らと同じ実況者と見た」

ゆっくり「ゆっくり」

きめぇ丸「きめぇ丸」

旦那「ゆっくり実況の紅一点かつ助っ人、旦那」

あかね「女なのに旦那かいな?」

ゆっくり実況「我らゆっくり実況」

みゆき「何?あなた達・・・」

ゆっくり「突然だが実況者同士バトルを申し込む」

やよい「待って!わたし達は実況者じゃないよ。わたしは実況者にあこがれてるけど・・・」

きめぇ丸「問答無用!!」

旦那「必殺!!!」

ドガアアアアアン

ゆっくり実況「ぎゃあああああ!!」

あかね「あいつら一体何しに来たんや・・・」

なお「自爆したね・・・」

れいか「・・・先に進みましょう」

やよい「道が2つに分かれているけど・・・こっちかな?」

みゆき「進んでみよう」

れいか「モンスターが来ました!変身して戦闘態勢を整えましょう!!」

バトル開始

ピース「スライム相手だし必殺技を使わずに勝ちたい。くっつかれたくないけど・・・」

ビューティ「狙いを一つに絞りましょう!」

5人「たああああ!!」

ビューティ「まだ倒れませんね・・・ピース!危ない!!」

ピース「ひゃああ!!もう1体来た。きゃあ!」

ビューティ「向こうも各個撃破を狙ってきましたか・・・」

サニー「どおりゃあ!」

マーチ「よし、1匹倒した。さて、あたしもいくよ!!」

ビューティ「そうれ!!」

ハッピー「たあ!!」

ピース「クリティカル来い!・・・出なかった・・・」

マーチ「ぐっ・・・!今度はあたしを狙ってきたね・・・」

マーチ「やられたらやり返す!!」

ビューティ「もう何もさせません!」

サニー「どおりゃああ!!」

サニー「倒した!」

ハッピー「アイテムゲット」

そして

やよい「ポーション使うよ」

みゆき「先に進むよ」

あかね「本当にここで合っとんか?」

なお「なんかここ見覚えが・・・」

れいか「モンスターが来ました!」

みゆき「また変身だね」

やよい「一日でこんなにスマイルパクトを使うのは初めてだよ」

バトル開始

ピース「今度はこうもりだね」

マーチ「早めに倒そ・・・」

ビューティ「ぐっ・・・!油断しました。ですが・・・反撃します!」

ハッピー「ビューティに遅れをとるわけにはいかないよ」

サニー「いくでええええ!!」

ピース「とりゃあ!わ、外した・・・」

4人「たあああ!!」

ピース「ここで決めないと・・・こうもりは確か一定の確率でこっちの視界を奪ってくるし・・・」

ピース「えええい!!、やった、倒した」

ピース「ポーションを3つもゲット」

サニー「わ、まだこうもりいたんかい!」

マーチ「今度は2体に増えてる・・・」

再びバトル開始

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「やあ!!」

ハッピー「いくよ!プリキュア・ハッピーシャワー!」

スカッ

ハッピー「あー!外したー!」

サニー「また外したんかい!・・・がっ!」

ビューティ「ぐうっ!」

サニー「こうなったらウチが決めたる!!プリキュア・サニーファイヤー!」

サニー「よっしゃ、あと1体や」

ハッピー・ピース・マーチ・ビューティ「とお!!」

ビューティ「ぐっ・・・!また私を狙ってきましたか・・・」

サニー「ウチ、ポーションで回復や」

マーチ「とお!」

ビューティ「玉砕に出ます!」

ハッピー「たあ!」

ピース「えいっ!!よし、クリティカルヒット!!倒した」

そして

あかね「ウチ、もう一個ポーション使いたいけどええか?」

やよい「もちろんだよ。あ、れいかちゃんにも使わせるよ」

れいか「ありがとうございます。やよいさん」

みゆき「わたしも使うよ」

やよい「みゆきちゃんはまだいいよ。もう少しダメージ受けてからでも遅くないし・・・」

みゆき「ええ~!?ひどいよやよいちゃん、はっぷっぷ~!」

やよい「わたし達が受けるダメージも結構大きいし、できるだけアイテムを温存したいよ。
    とはいえまだまだ強敵は来ないはずだし大丈夫だよ」

れいか「その油断が命取りですよ・・・」

やよい「あ、宝箱ある」

みゆき「じゃあ取りに行こう」

れいか「ここって・・・」

なお「みゆきちゃん。巨大なモンスターに襲われた所に戻ってしまったんじゃないの?」

あかね「でっかくて獰猛なモンスターが来る前にここから離れた方がええで」

みゆき「わ、スライムとこうもりとでっかいハチが1匹ずつ来た」

やよい「あれはホーネットだよ。変身しよう!」

今日はここまで

バトル開始

マーチ「わわわ・・・虫とは戦いたくないからスライムに・・・プリキュア・マーチシュート!!」

ビューティ「スライムを倒したようですね、
       なら大きなハチは私が引き受けましょう。プリキュア・ビューティブリザード!!」

ピース「ビューティがホーネットを凍らせたね。じゃあわたしはこうもりの動きを止めよう。
    プリキュア・ピースサンダー!!」

サニー「よし、敵はみんな動けなくなったで。チャンスや!!」

ハッピー「よーし、いくよー!」

5人「とおっ!!」

ピース「あとはホーネットだけ」

マーチ「凍ってるとはいえあたしには無理・・・」

ピース「マーチは守りを固めてるだけだね・・・」

ハッピー・ビューティ・サニー「たあ!!」

ピース「えい!・・・あー外した」

ピース「今度こそ当てる!よし、命中」

マーチ「」ガタガタ

ビューティ「仕方がありません。3人でいきましょう」

ハッピー・サニー「やあ!!」

ビューティ「てえい!!」

ビューティ「いけません・・・!氷が溶けて行動可能になたようです!」

マーチ「ひいい!!こないでえええ!!」

サニー「マーチには触れさせへん!やあ!!」

ピース「倒したね」

マーチ「あーよかった・・・」

ハッピー「アイテムもゲット。あれ?これなにかな?」

ピース「あ、これはスティミュラントだね。いいアイテムを手にしたよ」

ピース「なんせ先頭不能になった味方を一人だけだけど復活させられるからね」

ピース「そうと知ったらホーネット狩りをしよう。ホーネットはスティミュラントを落とすんだし」

マーチ「それはもういや・・・」

そして

みゆき「じゃあ宝箱開けるよ」

ガチャ

やよい「わあ、スティミュラントが3つも入ってる」

れいか「ポーションも9つ入っています。状況に合わせて有効に活用していきましょう」

なお「早く戻ろう。ここから先は進めないしさ」

あかね「早くしようや」

みゆき「うん」

やよい「モンスターがまだうじゃうじゃいそうだけど・・・」

れいか「いけません!モンスターです!」

みゆき「変身しよう!!」

バトル開始

ピース「食人花だ!スライムも2体いるよ」

ビューティ「攻撃が来ます!!」

ハッピー・ピース「きゃああっ!」

ピース「食人花から倒そう、2回攻撃が厄介だし・・・」

マーチ「あたしはスライムに必殺技を使うよ!プリキュア・マーチシュート!」

マーチ「あー倒せなかった・・・」

ビューティ「っと、スライムが攻撃してきました!危ないところでした。間一髪です」

ピース「ひゃあ!またくらった・・・」

サニー「いくで!でっかい花!プリキュア・サニーファイヤー!!」

ピース「わたしも食人花を狙うよ。プリキュア・ピースサンダー!!」

ハッピー・ビューティ「たあ!!」

ビューティ「だめです・・・食人花は結構堅いですね・・・」

ビューティ「それに今のでサニー、マーチ、ピースはTPを大幅に使ってしまったのでは?」

マーチ「とにかく敵を倒すことに専念するよ。たあ!」

マーチ「スライム1体倒した」

サニー「ウチもいくで!だああ!!食人花を倒したで!」

ビューティ「あとはスライムだけですね」

ビューティ・ハッピー・ピース「たあ!!」

ビューティ「っ・・・!外しましたか・・・」

ハッピー「わたしも外した・・・」

ピース「当たらないよ~」

マーチ「わああっ!スライムにくっつかれた!離れろおっ!」

マーチ「ぐううっ!」

ピース「ああっ!マーチが・・・」

マーチ「離れてくれたけど身体がしびれてくる・・・!」

マーチ「だけどまだいける・・・!たあっ!!」

ビューティ「私達もいきましょう!」

サニー「やあ!!」

ハッピー「ここで決めないと・・・!」

ピース「ええいっ!」

ピース「倒した。アイテムもゲット」

そして

やよい「なおちゃん、アンチドーテで毒を治療するよ」

なお「ありがとう、やよいちゃん」

やよい「ポーションはわたしとみゆきちゃんとなおちゃんが使うよ」

みゆき「やっと回復できたよ・・・」

なお「もう毒にやられるのはこりごりだよ・・・」

れいか「戻るときも気が抜けませんね・・・」

あかね「モンスター全員が厄介や・・・」

今日はここまで

やよい「わ、また食人花が・・・」

みゆき「いったい何回戦うことになるんだろう・・・」

バトル開始

ビューティ「ここは一気に片をつけます!プリキュア・ビューティブリザード!!」

ハッピー「チャーンス!」

ビューティ「ここで無駄なダメージを受けるわけにもいきません。一気にいきましょう!」

そして食人花を倒し・・・

やよい「食人花のドロップアイテムはスライムと同じだね」

みゆき「アイテムをできるだけ集めていこう」

あかね「せやな、今のウチら金あらへんしな・・・」

なお「また虫とか来そうなんだけど・・・」

れいか「一刻も早くワーキン街へ向かいましょう」

みゆき「モンスター来たよ!」

あかね「またかいな!?」

バトル開始

ピース「こうもりが2体来たよ」

ビューティ「TPというものがある以上必殺技をむやみに使うのは避けたいですね」

ビューティ「ここは普通に戦って危なくなったら回復といきましょう」

5人「だあああ!!」

ビューティ「いけません!敵の攻撃が・・・」

ビューティ・マーチ「ぐうっ!」

サニー「ビューティ、ポーションをあげるで」

ビューティ「サニー、ありがとうございます」

ハッピー「じゃあわたしたちは・・・突撃!」

ピース・マーチ・ビューティ「だああ!!」

ピース「わあっ!集中攻撃された!!ああ~HPやばい・・・」

サニー「ピースにもポーションかけるわ・・・」

マーチ・ビューティ「せえい!!」

ハッピー「ええいっ!よし、倒した」

ピース「あと1体。それ!よし、クリティカル出た。でもダメージ少ない・・・」

サニー「ぐわっ!こうもりがいつの間に・・・」

ハッピー「サニー!・・・ひゃあ!わたしも攻撃くらった・・・!」

ハッピー「やられたらやり返す!」

サニー「ハッピー、あんた何回技外すんや・・・」

サニー「ウチらもいかんとな!」

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「たあ!!」

ピース「まだ倒せない・・・」

マーチ「あたし必殺技使う。プリキュア・マーチシュート!」

サニー「なんやねんあのこうもり・・・思った以上にダメージ少ないで・・・」

サニー「ウチらも攻め手を緩めちゃあかん!」

サニー・ピース・ビューティ「とお!!」

ハッピー「それ!あー!また外した・・・」

サニー「あんたな・・・」

ハッピー「わわわ、またこうもりが・・・わああ!」

ハッピー「何とか間一髪・・・」

マーチ「えええい!」

マーチ「しまった!よけられた!」

サニー「これでどうや!よし、倒した」

ピース「アイテムも手に入れた。って、またモンスター!」

再びバトル開始

マーチ「ひいい・・・虫いいい・・・」

ピース「ホーネットに刺されないようにしなきゃ」

マーチ「怖いけど行かなきゃ・・・!」

5人「やああ!!」

ピース「わわわ・・・くっつかれた!痛い痛い痛い!毒針に刺された!」

ピース「でも・・・こんなのへっちゃらだよ。狙われなければ・・・」

ピース「たあ!」

ビューティ「ピースに無茶をさせてはいけません。私達もいきましょう!」

ハッピー・サニー・マーチ「たあ!」

サニー「しもた!いつの間にハチが・・・がっ・・・!ぐわあ!!」

ピース「2回攻撃してくるんだ・・・あ、毒が消えた」

マーチ「こっちに来ちゃダメえええ!」

ピース「マーチ、変質者に狙われる際に抵抗するときのようにホーネットを倒したね・・・」

ピース「そしてポーション、アンチドーテ、スティミュラントゲット」

そして

れいか「私以外はポーションを使ったほうがいいですね。あかねさんには2つあげます」

あかね「ありがとな、れいか」

れいか「一気にポーションを5つも使ってしまいましたね・・・
    ポーションはまだまだ40個もありますが無駄遣いは禁物です」

やよい「それにしてもさすがはロールプレイングゲームワールドだよ。
    リアルじゃ持ちきれないアイテムが楽~に持てるんだし」

やよい「とはいえ同じアイテムは99個までしか持てないけどね・・・」

みゆき「さて、先に進もう」

少しした後で

あかね「モンスターや!」

やよい「わたし達必ず15歩以内にモンスターに遭遇するよね」

バトル開始

ピース「スライムだね、わたしは右のスライムを狙うよ」

マーチ「あたしも!」

ビューティ「たあ!」

サニー「てえい!って、左狙ったのウチだけ?」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワー!」

サニー「今度は見事に当てれたな・・・がっ!」

ビューティ「サニー、よそ見は禁物ですよ」

サニー「せやった・・・」

5人「だああ!!」

サニー「倒したで」

そして

みゆき「やっと戻れた。ワーキン街はあっちの道かな?」

やよい「西側だからきっとそうだよ。それに北の方角は岩がふさがっていて進めないし・・・」

れいか「では、進みましょう」

少しした後で

みゆき「モンスター来た!」

やよい「ちょうど15歩目で遭遇したね・・・」

やよい「ちょっとエンカウント率高くない?この実況ワールドって世界・・・」

なお「なにやってるの?早く変身しないと」

やよい「あ、ごめん・・・」

バトル開始

ピース「スライムが3体も来た!」

ビューティ「ここは・・・プリキュア・ビューティブリザード!」

サニー「1体倒したな、じゃあウチも、プリキュア・サニーファイヤー!」

ハッピー「たあ!よし、倒した」

マーチ「たあ!」

ピース「やあ!しまった!かわされた・・・」

ハッピー「きゃっ!」

マーチ「ぐっ!」

マーチ「攻撃は突然やってくるんだね・・・」

ハッピー「じゃあみんなでいくよ!」

5人「だああああ!!」

マーチ「まだ倒れないんだね・・・」

マーチ「でもここで決める!たあ!!」

マーチ「倒したよ」

ピース「ポーションとアンチドーテゲット」

そして

やよい「あ、宝箱ある」

みゆき「中には何が入っているのかな?」

れいか「宝箱ばかりに気を取られてモンスターに不意を突かれないようにしましょう」

やよい「モンスターだ!」

れいか「みなさん。戦闘態勢に入りましょう!」

今日はここまで

バトル開始

ピース「スライム1体と大ネズミ2体が来たよ!」

ハッピー「先制攻撃!プリキュア・ハッピーシャワー!」

ハッピー「あー!狙いがそれたー!」

ハッピー「・・・と思ったら大ネズミに当たった。そしてスライムを巻き込んだ」

サニー「わわ、大ネズミがウチめがけて・・・間一髪や・・・がっ!・・・油断してもうた・・・」

サニー「2体目のネズミもウチを攻撃していたことに気づかへんかった・・・」

サニー「スライムを攻撃するで!よし、倒した」

ピース「あとは大ネズミだけだね、2体目のネズミめがけて・・・プリキュア・ピースサンダー!」

ピース「あ、しまった!狙いがそれた・・・1体目のネズミ倒したとはいえTPをムダに使っちゃった・・・」

マーチ・ビューティ「たあ!!」

ピース「あとはこの身体だけを使って倒したい、やあ!あ、外した・・・」

ハッピー「わわわ、わたしも攻撃外した・・・きゃあ!!」

ビューティ「大ネズミは今の隙を見逃しませんでしたね・・・」

ビューティ「やあ!・・・っ、かわされました!これは少々厄介ですね・・・」

マーチ「たあ!」

ハッピー「わあ!また攻撃くらっちゃった・・・」

ビューティ「落ち着いていきましょう、攻撃を正確に当てるためにも・・・」

5人「たああ!!」

マーチ「倒したね」

ピース「あ、マジックウォーターだ。これでデコルを装備したとき
    この世界でデコル技を使うためのMPを回復できるよ」

ピース「マジックウォーターをたくさん持っていれば
    デコル技を頻繁に使うことになったときに役に立つこと間違いなしだよ」

♪チャラララ~

ハッピー「あ、わたし達のレベルが上がったね」

ピース「やっとレベル4になったね、レベルアップのために必要な経験値は
    どんどん増えていくからレベル5になるにはかなりの戦闘回数が必要になるよ」

サニー「そらめっちゃ大変やん」

ハッピー「いったん変身解こう」

ビューティ「ですね」

そして

やよい「たった2回の戦闘で一気にレベルが3になったと思いきや3から4にするのに
    10回以上も戦ったじゃん、わたしももう休みたいんだけど・・・」

れいか「宝箱のそばでいったん休みましょう」

なお「あたし、ポーション使いたいけどいいかな?」

みゆき「わたしも」

やよい「みゆきちゃんとあかねちゃんとなおちゃんはポーション使った方がいいよ」

あかね「じゃ、ポーションもらうで」

そして

みゆき「モンスターも出なかったし、宝箱開けるよ」

あかね「せーのっ!」

ガチャ

やよい「あ、デコルだ」

あかね「炎の形をしたデコルやな」

やよい「もしあかねちゃん以外がこのデコルをデコルセッターにつけたとしたら
    わたしもあかねちゃんの技を使えるようになれるのかな?」

あかね「ウチ、雷のデコルほしくなったわ・・・」

やよい「わー!あかねちゃん、ごめんなさいごめんなさい・・・」

みゆき「わたしが使ってみるよ」

レッツゴーファイア!!

みゆき「これファイアデコルなんだね・・・」

やよい「モンスター来たよ」

みゆき「今こそこのデコルを使う時だね!」

バトル開始

ピース「さっきとモンスターの数は同じだね」

ハッピー「じゃあいくよ、デコル技で全体にファイア攻撃!」

ババババン

ピース「え?これって・・・どこかで見たことのあるような・・・」

サニー「なんや、小さな火の玉がバウンドしながら敵めがけて飛んできただけやな・・・」

ビューティ「ですが効いてはいるようです」

マーチ「じゃああたしは・・・プリキュア・マーチシュート!よし、ネズミ1体倒した」

ビューティ「では、私達はスライムを狙いましょう」

サニー「せやな」

ピース「わあ!大ネズミの体当たりをくらった!バランス崩された!」

ハッピー「ピース!!」

ピース「あああ!スライムにくっつかれた・・・!あああ・・・毒が・・・」

マーチ「急いで倒そう!たあ!」

マーチ「くそっ、かわされたか・・・!」

サニー「これでどや!倒したで」

ハッピー・ピース・ビューティ「てえい!!」

ハッピー「わあ!攻撃くらった!」

ビューティ「ピース、あまり無理しないでくださいよ」

ピース「大丈夫、2ターンは絶対持つよ、しかも毒効果なくなったし」

ビューティ「そうですか、では・・・」

5人「たあ!!」

ハッピー「またわたし~!?きゃあ!!」

マーチ「これでケリをつける!しまった!またかわされた!」

サニー「マーチどうしたんや?ウチがいく!!それ!倒したで!」

ピース「アイテムもゲット、今のうちにマジックウォーターも集めていこう」

少ししか書けなかったけど今日はここまで

そして

みゆき「ポーション使うよ」

やよい「わたしも」

あかね「しっかし・・・モンスターぎょうさん来るわな・・・」

なお「息切れに気をつけないとね・・・」

れいか「ここで強敵が出なければよいのですが・・・」

みゆき「わわ、モンスター来た!」

あかね「またかいな!?」

やよい「ホーネットが2体、スティミュラントほしい!」

なお「ひいいいい・・・」

バトル開始

マーチ「あたしには来ないでほしい・・・」

ピース「わわ、攻撃して・・・」

ビューティ「くっ・・・!刺してきましたか・・・!」

ピース・ビューティ「がああっ!」

サニー「あかん、どないしよ、今助けに行こうとすれば2人を巻き込んでまう・・・!」

ピース・ビューティ「くっ・・・」

ハッピー「早めに倒そう。プリキュア・ハッピーシャワー!」

サニー「お、2体同時に命中しおったな。せやけど1体残っとる、ウチにまかせとき!」

サニー「プリキュア・サニーファイヤー!」

サニー「倒したで」

そして

れいか「くうっ・・・毒がまだ回りこんでいます・・・」

やよい「早くアンチドーテを・・・」

あかね「わかった。使いな」

れいか「ありがとうございます」

やよい「ついでにポーションをわたしとれいかちゃんが使うよ」

みゆき「早くワーキン街に・・・」

なお「ひいい!また虫が・・・!」

あかね「またかい!!ホンマ懲りない奴やな・・・」

れいか「いきましょう!」

やよい「アイテム補充のために!」

バトル開始

ビューティ「ここは・・・」

ピース「さっきみたいになりたくないから・・・」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!」

ピース「そしてもう1体のホーネットに、プリキュア・ピースサンダー!」

サニー「チャンスや!いくで!」

ハッピー「うん!」

マーチ「近づきたくない・・・プリキュア・マーチシュート!あー外した!やっぱり無理!」

ビューティ「マーチ、狙いを定めるときに目を背けては技を外しますよ」

ハッピー「ここはファイアデコルを使って火の玉連射!」

サニー「1体倒したな、あとはウチがいくで!よっしゃ、倒した」

ピース「アイテムもたくさんゲット・・・って、モンスターまた来た!」

再びバトル開始

ピース「あ、大ネズミだ。マジックウォーターもらいにいこう!」

ハッピー「デコル技を・・・」

ピース「待って、MP温存しよう」

ビューティ「きちんと後先を考えないと今はよくても後で大変な目に遭いますよ」

ハッピー「じゃあそのまま攻撃しよう・・・」

ピース・マーチ・ビューティ「それ!!」

サニー「じゃあウチは・・・TPギリギリやが、2体目のネズミに、プリキュア・サニーファイヤー!」

ピース「わあ!大ネズミに集中攻撃された!」

ビューティ「こっちにも来ます!」

ハッピー「え?」

ハッピー・ビューティ「ぐっ!」

ピース「わたし、ポーション使うよ」

サニー・マーチ・ビューティ「たあ!!」

ハッピー「えい!あー外した!」

サニー「そろそろ1体倒したい」

マーチ「だね」

サニー・マーチ「たあ!」

サニー「倒したな」

マーチ「あと1体」

ハッピー・ピース・ビューティ「とお!」

ビューティ「ぐっ!反撃されました・・・」

マーチ「ここで決める!とりゃあ!!」

ピース「倒したね」

ピース「マジックウォーターゲット」

そして

みゆき「わたしとれいかちゃんはポーション使うべきだね」

れいか「そうですね、回復しましょう」

あかね「わわ、一歩進んだらモンスターや!」

なお「また!?」

やよい「変身しよう!」

バトル開始

ピース「スライム1体と大ネズミが2体だね」

マーチ「スライムはあたしが・・・プリキュア・マーチシュート!」

サニー「とどめや!倒したで」

ビューティ「いきます。プリキュア・ビューティブリザード!」

ピース「ネズミを1体凍らせたね、じゃあわたしも」

ピース「プリキュア・ピー・・・」

ピース「きゃああ!!バランス崩された!!」

ビューティ「必殺技阻止に向かいましたねあのネズミ・・・」

マーチ「じゃあこのまま攻めていかなきゃ・・・たあ!!」

ビューティ「マーチ?なぜ動ける敵を狙わないのです?っと、こうなったら仕方ありません、やあ!!」

ピース「あと1体だね、でもわたしはまだ動けない・・・」

ハッピー「いくよ!たあ!!わー外した!」

マーチ「ぐっ!でもなんのこれしき!」

ピース「よし、体勢を立て直せた」

5人「だあああ!!!」

ビューティ「ぐうっ!まともに体当たりをくらってしまいました!」

サニー・マーチ「まだまだあ!!」

マーチ「倒したね」

サニー「せやな」

ピース「アイテムゲット」

ピース「モンスターまた来た!」

サニー「一体何体来るんや!?」

ビューティ「戦闘態勢に入りましょう!」

再びバトル開始

ハッピー「今度はこうもり2体・・・」

ピース「わたし、今度こそ決めるよ!プリキュア・ピースサンダー!」

ビューティ「私達は別のこうもりを狙いましょう」

サニー・マーチ・ビューティ「たああ!!」

ハッピー「いくよ、プリキュア・ハッピーシャワー!」

ハッピー「外したー!と思ったらしびれて動けない方のこうもりに当たった。そんで倒した」

ピース「わあ!わたしに来た!ダメージ受けた!」

ピース「あああ!攻め手を緩めてくれない・・・!」

ピース「やっと攻撃が終わった・・・」

5人「だああああ!!!」

ピース「HPがやばい・・・!」

サニー「ええいっ!!」

ピース「クリティカル発動だね、倒した」

そして

やよい「ポーションを2つ使うよ」

れいか「さて、進みましょう」

みゆき「まだ歩くの~?」

なお「距離がかなりあるようだね・・・」

あかね「どれくらい進めばええんや・・・」

しばらくして

みゆき「まだ目的地に着かない・・・」

やよい「モンスター来たよ!」

あかね「また来たんやな・・・」

れいか「いきましょう」

なお「うん」

バトル開始

ピース「ホーネットなんて動きを止めてやるよ!プリキュア・ピースサンダー!」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!」

サニー「よし、敵の動きが止まった!チャンスや!!」

そして

ピース「アイテムゲット」

ハッピー「モンスターがまだいたよ!」

マーチ「次の戦いに備えないと・・・」

再びバトル開始

ピース「スライムとホーネットとこうもりが1体ずつ来たね」

ハッピー「いくよ!」

今日はここまで

サニー「いくで!プリキュア・サニーファイヤー!!」

サニー「ホーネットやなくこうもりに当たったな」

ハッピー「ファイアデコルを使うよ」

マーチ「こうもりを狙うよ」

ピース「各個撃破だ!!」

ビューティ「たあ!!」

ビューティ「こうもりを倒しましたが次の攻撃に・・・」

ビューティ「ぐうっ!スライムにくっつかれて・・・くううっ・・・!」

マーチ「いやああ!!虫に刺された!いたたたた!いやああ!!」

ハッピー「もう一度ファイアデコルを使うよ!マーチとビューティが危ない!」

サニー「ハッピー!あかん!!」

ハッピー「わあ!!ハチに攻撃され・・・身体がふらふらする・・・」

サニー「ぎゃあ!ウチにも・・・あかん・・・毒をもらってもうた・・・」

サニー「だがスライムには負けへんで!!たあ!!」

ビューティ「私はアンチドーテで毒を治します」

マーチ「あたしもそうする・・・」

ピース「えい!まだスライム倒れない・・・!」

サニー「あかん!!ウチもスライムにくっつかれてもうた!離れろやああ!!」

サニー「ぐうっ!毒を入れられてもうた・・・」

ピース「わわ!ホーネットに攻撃された!そして状態異常になった・・・」

ハッピー「わああ!!」

マーチ「スライムを倒す!よし、倒した」

サニー「あとはホーネットだけやな」

ハッピー「たあ!」

ピース「えい!!」

ビューティ「てやっ!」

ピース「クリティカル発動で倒したね」

ピース「アイテムもゲット」

ハッピー「みんなを回復させよう」

ビューティ「そうですね」

そして

やよい「ポーションを7つ、アンチドーテを5つ使ってしまったね・・・」

れいか「できるだけアイテムを消耗しないようにしないといけませんね・・・」

みゆき「あ、わたしにマジックウォーターひとつちょうだい」

やよい「いいよ、そろそろMP回復させないとね」

みゆき「MPの回復量はなかなかだね」

やよい「これでみゆきちゃんのMPが30になったね、あと4回までならファイアデコルを使えるよ」

しばらくして

なお「珍しくモンスターが来ないね」

あかね「せやな」

やよい「今のうちにできるだけ進んでいこう」

れいか「ですが油断は禁物です」

れいか「突然の出来事には十分に気をつけてください。
    こんなはずじゃなかったと溜め息を吐きたくはありませんよね?」

あかね「当たり前や」

やよい「モンスターにやられたら溜め息どころじゃないよ・・・」

れいか「一か八かということもありますが危険を伴う行為は避けるべきです」

あかね「場合によっては一か八か賭けてみても悪くはあらへんと思うけどな・・・」

れいか「あかねさん、何も考えずに進んではよいことなんてありませんよ」

れいか「・・・っと、モンスターです!」

みゆき「わわわ、急いで変身しよう」

バトル開始

マーチ「ひいい!!また虫・・・!」

サニー「でっかいクモやな・・・」

ビューティ「用心しましょう」

ピース「虫系は基本状態異常かけてくるからね」

ハッピー「みんな、いこう!」

マーチ「う、うん・・・」

5人「たあ!!」

ハッピー「があっ!」

マーチ「ひいい・・・一撃のダメージ大きいの?ハッピーをポーションで回復させよう・・・」

ビューティ「幸い攻撃は1回で終わりのようです。いきましょう」

ハッピー・サニー・ピース・ビューティ「だああああ!」

マーチ「これで・・・いやああ!!!こっちに来たあああああ!!!いやあああ!!!」

マーチ「あたしもういや・・・」

サニー「マーチ!・・・こうなったらウチが決めるで!!!」

ピース「クリティカル発動だね、大グモを倒せたね」

ピース「あ、大グモもスティミュラント落とすんだ。ドロップアイテムホーネットと同じだね」

ピース「わ、またモンスター来た!今度は2体!」

マーチ「ひいい!!またクモ~~~!!!」

再びバトル開始

サニー「必殺技使うで!プリキュア・サニーファイヤー!」

ピース「そういえば虫系は炎属性が弱点だったね。ハッピー!ファイアデコルを使うときだよ!」

ハッピー「うん!いくよ!」

ビューティ「1体倒したみたいですね・・・」

ビューティ「ぐううっ!攻撃をくらいました・・・」

ビューティ「ですが攻め手を緩める必要はないですね」

サニー「よっしゃ、思い切りいくでー!!」

マーチ「こわいけど・・・行くしかない・・・!」

5人「やああ!!」

ビューティ「ぐっ!また私に攻撃が来ましたか・・・!」

サニー「あかん・・・!ビューティが危ない!ここでケリつけなあかん!いくで!!」

ピース「サニーこれで何回クリティカル放ったんだろう・・・」

サニー「倒したで」

ピース「アイテム大収穫だね」

ビューティ「ですがポーションを2つ使います。マーチにもポーションを1つ使わせましょう」

ピース「賛成」

マーチ「助かるよ」

少ししか書けなかったけど今日はここまでにします

そして

あかね「進むで」

みゆき「あ、宝箱が2つある。開けてみよう」

れいか「中身はなんでしょうか?」

なお「気になるね」

ガチャッ

やよい「アンチドーテだね」

みゆき「もう1個開けま~す」

ガチャッ

れいか「新たなデコルを見つけましたね」

やよい「これはきっとアイスデコルだと思うよ、わたし、デコルセッターにこのデコルつけてみるよ」

レッツゴー・アイスー

やよい「ほら、このデコルはアイスデコルだった。でもみゆきちゃんの持ってるファイアデコルとおんなじような感じが・・・」

れいか「モンスターです!」

やよい「わわ、いつの間に・・・」

バトル開始

ピース「スライムとホーネットとこうもりが1体ずつ来たね」

ピース「早速使ってみるよ、MPを消費してアイスデコルの威力検証」

ピース「氷の玉の動きが火の玉と同じじゃん!でも氷の玉は火の玉と違ってワンバウンドで消えちゃうから・・・」

ピース「って、結局よそのゲームの技じゃん!!しかも凍ったのホーネットだけだし・・・」

マーチ「あのデコルも全体技だったんだね、じゃあスライムに・・・プリキュア・マーチシュート!!倒した」

ビューティ「ここでダメージを受けるわけには行きません、プリキュア・ビューティブリザード!」

サニー「チャンス、氷が溶ける前に総攻撃や!!」

そして

ハッピー「アイテムいっぱい手に入れたね、って、まだモンスターいたの~!?」

マーチ「ハチが2体も来たあああ!!!」

再びバトル開始

ピース「ホーネットは状態異常かけてくるからホーネットの動きを止めるよ、プリキュア・ピースサンダー!!」

ハッピー「じゃあわたしも、プリキュア・ハッピーシャワー!!」

ハッピー「ああ~!また狙いがそれた・・・でも1体目のホーネット倒した」

サニー「動けない奴倒してどないすんねん・・・」

マーチ「じゃあ残りのホーネットをかたづけよう、みんなと一緒ならやれそう・・・刺したりしないで・・・」

サニー・マーチ・ビューティ「たあああ!!」

ビューティ「ぐっ!反撃されました!しかも体が・・・」

ピース「ビューティ!・・・早く倒さないと・・・」

ハッピー「そうだね」

5人「だああああ!!!」

ピース「よし、クリティカル発動。倒した」

ピース「そしてアイテムゲット」

そして

♪チャラララ~

やよい「レベルが5になったね」

れいか「アンチドーテを使って毒を治します」

やよい「ポーションも使おうよ、れいかちゃん」

れいか「そのつもりでいました」

みゆき「道が3つに分かれているよ」

やよい「まず右に行ってみよう」

れいか「もし道に迷ったら来た道を戻りましょう」

なお「うん」

しばらく進んで

みゆき「あ、向こうにも宝箱が2つある」

あかね「開けてみようかな?わ、モンスター来た!」

バトル開始

ピース「食人花1体とスライム2体が来た!」

ピース「アイスデコル使うよ!えい!あー!凍らせられなかった・・・」

ハッピー「わたしもファイアデコル使うよ」

マーチ「大きな花めがけて・・・プリキュア・マーチシュート!」

サニー「人食い花を狙うで!」

サニー・ビューティ「てええい!!」

マーチ「わあ!」

ビューティ「間一髪でした。食人花は2回攻撃をしてくるのですね・・・」

ビューティ「・・・っ!スライムがいつの間に・・・!ああ・・・私とした事が・・・!ぐううっ!」

ハッピー「ビューティ!」

ピース「2体目のスライムもビューティにとびついてきたよ」

ビューティ「ぐうっ!スライムにくっつかれたところから毒が・・・」

ビューティ「かはあっ!!」

サニー「ビューティ!アンチドーテで・・・」

マーチ「あたしはポーションで・・・」

ビューティ「サニー!マーチ!食人花の攻撃が来ます・・・!」

サニー・マーチ「ぐああっ!」

サニー「次の攻撃が来る前にビューティにアンチドーテをやるで」

マーチ「あたしはポーション」

ビューティ「助かりましたがまだ安心してはいけません」

ハッピー「デコル技をもう一度!火の玉でモンスターを倒そう」

ハッピー「よし、全滅させた」

ピース「アイテムたくさんゲットしたけど強敵がいっぱい来るとすぐになくなってしまいそう・・・」

ビューティ「私もそう思います・・・」

そして

みゆき「わたし、ポーション使っていい?」

あかね「ええもなんもウチもポーション使いたいで」

れいか「念には念をで私も使います」

やよい「わたしはマジックウォーターでMPを回復させるよ」

やよい「みゆきちゃんにも2つあげる」

みゆき「わあ、やよいちゃんありがとう」

やよい「わ、モンスター来た!うわあ~これは強敵そうだよ・・・剣士なんて・・・」

バトル開始

5人「たあああ!!」

マーチ「がはあっ!!」

ハッピー「わ、すごい威力・・・」

サニー「そんで無言というのが不気味や・・・」

ビューティ「そうと知ったからにはこれ以上ダメージを受けるわけにはいきません!」

ピース「わあ!」

ビューティ「ピース!」

ピース「大丈夫だよ、あ、そうか、マーチはクリティカルをくらったんだ」

ピース「クリティカルはあの剣士も使ってくると知ったよ。だからマーチは特大ダメージを受けたんだね」

ビューティ「では、プリキュア・ビューティブリザード!」

サニー「よし、敵が凍ったな、チャンスを逃したらあかん!!」

そして

やよい「アイテムは出なかったけどきっと経験値多く手に入れたと思うよ」

みゆき「さーて、2つの宝箱の中身はなんでしょうか、開けてみましょう」

ガチャッ

みゆき「ポーションが5つもあるよ、さてもう一つ」

ガチャッ

みゆき「あれ?これなんだろう?3つもあるよ」

れいか「星の形をしていますがデコルではなさそうですね」

やよい「わ、モンスター来た」

なお「お化けか何かかな?ひとだまもあたしダメ・・・」

やよい「ウィスプが2体来た」

バトル開始

ハッピー「わたしとピースはデコル技で応戦するよ」

ピース「ええいっ!よし、1体凍らせた」

ビューティ「では、残りの皆さんは動けるほうの敵を狙いましょう」

サニー・マーチ・ビューティ「たあ!!」

ビューティ「ぐうっ!」

ピース「こうなったら入手した手のアイテムを使うよ!」

パアアアア

ハッピー「わあ、体が軽い」

サニー「いくでーーー!!」

ビューティ「っと、攻撃してきましたか。ですが反撃です!」

ピース「力がみなぎってくる」

マーチ「だああああ!!」

ピース「倒したね、そしてポーションを6つゲット」

そして

みゆき「・・・なんだろう」

あかね「ぜえ・・・ぜえ・・・」

なお「体がすごく疲れて・・・」

れいか「向上した身体能力に任せて進んだ結果がこれでしょうか・・・」

やよい「あの星は一定時間ほぼ無敵状態になる代わりに体力を消耗させるアイテムだったのかな?」

やよい「はあ・・・はあ・・・だとしたら・・・」

やよい「みんなのHPががっつり下がったはず・・・」

やよい「ポーションを2つずつ使う結果となったね・・・」

なお「あたしは3つ使うよ・・・」

やよい「体力回復、って、またモンスター来た!剣士が2体に増えてる!」

バトル開始

ピース「あ、MPとTPがかなり上がってる。あの星のもうひとつの効果かな?」

パアアアア

ビューティ「ハッピー!?なにリスクを伴うアイテムを使ってるのですか!?」

ハッピー「あ、マジックウォーターと間違えた・・・」

ピース「MPはもうスターアイテムのおかげでもうフル回復してるよ」

ハッピー「じゃあみなぎる力で、プリキュア・ハッピーシャワー!」

マーチ「2体同時に倒したね」

ビューティ「一網打尽ですね」

サニー「ポーションゲットや。せやけど・・・」

そして

あかね「ポーションをまた11個も消費することになってもうた・・・」

れいか「これではいつアイテムがなくなってしまうのかで心配です」

れいか「それよりみゆきさん。今のところ必殺技で一度に複数の敵に当てたのはみゆきさんだけですね」

やよい「あ、そういえば・・・」

れいか「ここより先は行き止まりですね、戻りましょう」

その途中で

れいか「モンスターです。変身しましょう」

バトル開始

ビューティ「食人花1体とスライム2体ですね」

ビューティ「スライムには幾度も苦い思いさせられてきましたので何もさせずに倒します!」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!!」

サニー「一発で倒せたやん・・・」

マーチ「じゃああたしもスライムに、プリキュア・マーチシュート!!」

サニー「だあ!よっしゃ、スライム倒した」

サニー・マーチ「ぐうっ!!」

ピース「まだ食人花がいたんだね・・・TPがMAX状態だし必殺技を2回打てる
    次の戦いでも必殺技使おう、プリキュア・ピースサンダー!!」

ビューティ「みなさん!一気に行きましょう!!」

5人「だああああ!!」

ピース「倒した。そしてアイテムゲット。って、まだいたの!?」

マーチ「モンスターの数と種類はさっきと同じだね」

再びバトル開始

ハッピー「いくよ!プリキュア・ハッピーシャワー!!あー外した・・・」

サニー「あんたこれで何度目や・・・」

ピース「予定変更でアイスデコル使うよ!」

ピース「しまった!食人花しか凍らせられなかった・・・」

ハッピー「あああ!!スライムがくっついてきた!!」

ハッピー「しかも2体目もわたしにいいいいいい!!!」

ハッピー「やめてええええ!!」

ハッピー「はあ・・・はあ・・・やっと離れてくれたけどたぶん大ダメージ受けた・・・」

サニー「ウチらも気をつけなあかん!もう何もさせへんで!!」

マーチ「うん!!」

ビューティ「私は2体目のスライムを攻撃します」

ピース「ビューティ、クリティカル放ったね」

ハッピー「デコル技使うよ、火の玉攻撃!」

ピース「倒したね、アイテムゲット」

♪チャラララ~

ハッピー「レベルアップだね」

ピース「みんなのレベルが6になったね」

そして

みゆき「ポーション2つ使うよ・・・」

やよい「幸い毒状態にはならなかったしアンチドーテはいいね」

みゆき「でも気持ち悪かったよぉ・・・」

れいか「来た道を戻れましたね」

なお「えっと次は・・・」

れいか「方向をそちらに向けてから行き先を決めましょう」

れいか「まだ通ってないところは左とまっすぐの道です」

みゆき「どっち行こうかな?」

やよい「左に行ってみるよ」

すると

やよい「ここ一本道なんだね・・・」

やよい「わ、モンスター・・・」

バトル開始

ピース「ビホルダー?ゲイザー?この場合どっちだろう?どっちも正解なんだけど・・・」

サニー「そんなんどうでもええわ」

マーチ「巨大な目が不気味だね・・・」

ピース「足元の触手にも気をつけなきゃ・・・」

ビューティ「みなさん!!霧を放ってきました!!恐らく毒霧でしょう!離れてください!!」

ピース「あ、そういえば・・・あ、ビホルダーだけどゲイザーと言おう。
    ゲイザーって霧も出せるの!?触手から何でも出せるんだね・・・」

サニー「そんで・・・その霧に自分がやられてもうた・・・」

マーチ「自滅だね・・・」

ハッピー「不思議なきのこを手に入れたよ。って、また来た!」

ピース「ゲイザーまだいたんだ」

シュオオオオ

サニー「出てすぐ自爆とか・・・あいつ何しに来たんや・・・」

ハッピー「きのこをまた手に入れたよ」

そして

みゆき「きのこ食べてみるよ」

あかね「ウチにも食べさせてや」

みゆき「おいし~い」

あかね「何か身体がほんのちょっとだけ軽く・・・」

みゆき「あれれ・・・」

あかね「と思うたら・・・」

みゆき・あかね「」ドタッ

やよい「え!?どうしたの!?」

なお「みゆきちゃん!!あかね!!大丈夫!?」

れいか「どうやらあれは毒きのこだったようですね・・・」

やよい「みゆきちゃんとあかねちゃんにスティミュラントを使うよ!」

そして

みゆき「う~ん・・・」

あかね「一体何があったんや・・・」

なお「みゆきちゃん!!あかね!!」

れいか「あのきのこは毒きのこだったようです」

あかね「なんやて!?・・・せやけど疲れを若干感じにくくなってきとるわウチ」

みゆき「わたしも、あ、向こうに宝箱がある」

なお「でもあそこは行き止まりだね」

やよい「みゆきちゃんとあかねちゃんにポーションを3つずつ使わせたあとで宝箱開けにいこう」

れいか「そのあと戻りましょう」

今日はここまで

ガチャッ

れいか「デコルですね、私が使います」

レッツゴー・ヒーリング

やよい「ヒーリングデコルだってさ、これは重宝するよ」

やよい「だって回復役がいると大助かりじゃん」

れいか「なら私はやられないようにしなければなりませんね」

やよい「ヒーラーが倒されないようにしないといけないし
    れいかちゃんが狙われないようにしなきゃ」

れいか「ヒーリングデコルを持った私はより責任が重大になりましたね、
    今までよりも気を引き締めていかなければいけません」

みゆき「わ、モンスターだ!」

なお「ひとだまが4体も・・・!」

バトル開始

ハッピー「こうなったらわたしが・・・プリキュア・ハッピーシャワー!!」

サニー「一気に全滅させおった!・・・と思いきやまだ1体残ってたで」

ハッピー「きゃあ!」

ビューティ「ハッピーが反撃されたようです」

ハッピー「体がしびれて動けない・・・なにこれ・・・?」

ビューティ「いけません!ハッピーが・・・!」

ピース「ウィスプも状態異常かけてくるの!?」

サニー「そうと知ったら・・・」

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「だああああ!!!」

ハッピー「倒したね」

ピース「ポーションを12個も手に入れたね」

そして

れいか「みゆきさん、ヒーリングデコルを使います」

みゆき「わあ、傷が癒えていく、れいかちゃんありがと~」

れいか「では、まだ行っていない道があります。そこに向かいましょう」

なお「ワーキン街はどこにあるんだろう?」

少しした後で

やよい「またモンスター・・・」

あかね「またかい!」

なお「一体何回戦うことになるんだろう・・・」

バトル開始

ピース「スライム2体と大ネズミ1体だね」

サニー「早めにケリつけたい!!プリキュア・サニーファイヤー!!」

マーチ「だあ!!よし、ネズミ倒した」

ハッピー「わたしはファイアデコルを使うよ」

ピース「プリキュア・ピースサンダー!!」

ピース「え?うそ!?しびれてない・・・」

ビューティ「ピース、フォローします!てい!倒しました」

ビューティ「・・・ぐっ!油断しました・・・」

ビューティ「ですがこのままいきます!たあ!!」

マーチ「あたしもいかなきゃ!とうりゃ!!倒した」

ピース「アイテムゲット」

ハッピー「まだモンスターがいた!」

サニー「ホンマ懲りない奴らや・・・」

再びバトル開始

ピース「食人花1体とスライム2体来た!」

サニー・マーチ「ぐうっ!!」

ピース「いきなり食人花の先制攻撃来たね・・・」

マーチ「反撃するよ!プリキュア・マーチシュート!」

サニー「ウチも人食い花に攻撃するで!」

ハッピー「デコル技!」

ピース「わたしもデコル技で・・・ああ!!凍らせられなかった!」

マーチ「わあ!スライムにくっつかれた・・・!」

ビューティ「ぐううううっ!」

ピース「ああ、マーチとビューティが・・・」

マーチ・ビューティ「がっ!」

ビューティ「くううっ・・・!毒を受けました・・・」

ハッピー「もう一度ファイアデコルを使うよ!」

ピース「全滅させたね、アイテムもゲット」

そして

れいか「アンチドーテをもらいます」

れいか「そのあとはヒーリングデコルでみゆきさん以外のみなさんを回復させます。
    MPをたくさん使ってしまいますが・・・ですがMPは半分以上残っています」

しばらくして

みゆき「あ、街が見える、あれかな?ワーキン街は」

あかね「モンスターや!こんな時に・・・!」

なお「変身だね」

バトル開始

ハッピー「またスライム2体と食人花1体、スライムを狙うよ」

ビューティ「そうですね、っと、スライムが攻撃してきました!っと・・・っと、間一髪です」

マーチ「2体の攻撃をよけたね」

サニー「反撃や!!」

ピース「もうくっつかれたくない!!」

5人「だああああ!!!」

ハッピー「まだ倒れないの!?」

サニー・ビューティ「があ!!」

ビューティ「食人花に対する備えもしなければなりません」

ハッピー「デコル技使うよ、よし、スライム1体倒した」

ピース「わたしもアイスデコル使うよ!」

ピース「また凍らせられなかった・・・」

マーチ「たあ!スライム倒した」

サニー「あとは人食い花だけやな」

サニー・ビューティ「とお!!」

ハッピー「わあ!!攻撃を2回も受けた!」

サニー「ここでケリをつけるで!どおりゃああ!!!」

ピース「クリティカルで倒したね、アイテムもゲット、あ、ポーションの数が99になったね」

ビューティ「ですが無駄遣いは禁物です」

そして

みゆき「ワーキン街に入るよ」

やよい「クエスト受けて宿泊代を稼がないと・・・」

れいか「行きましょう」

あかね「金ないと休めへんしな・・・」

なお「宿に泊まれないからね・・・」

みゆき「ワーキン街、どんな街なのかな~?」ワクワク

その頃

長い銀色の髪のドラキュラのような男「ま~た実況者に加担する奴が増えたなァ、アスラ」

アスラ(長い黒い髪の肌白の青い服の女)「そのようね」

アスラ「ウィケッドも実況者なんて消えてしまえばいいと思っているのよね」

ウィケッド「あったりめえだろォ!もしオンスロート様の命令がなくても
       実況者撲滅計画なんてとっくにたてているぜェ!」

アスラ「実況者どもに思い知らせてやるわ、私達がどれだけ実況者に追い立てられてきたかをね」

ウィケッド「俺達はさっき実況者にやられたけどよォ!
       今から実況者どもをひとひねりでつぶしてやるぜェ!」

ウィケッド「覚悟しな!ヒャーッハッハッハッハアアアッ!!」

アスラ「オンスロート様の実況者撲滅計画は誰にもジャマさせないわ」

ウィケッド「オンスロート様、この世界から実況者と奴らに加担する奴らを
       一人残らず始末して見せます」

アスラ「今度は私達オンスロート一族が追い立てる番よ!
    実況者ども、今に見てなさい、うふふふふ・・・」

今日はここまでにします

ワーキン街

みゆき「あ、人がいる。話しかけてみよう」

やよい「たぶんようこそとか言われると思うよ、ゲームの世界なら・・・」

住人「君たち、見ない人だね。それはさておきワーキン街へようこそ」

やよい「やっぱりここがワーキン街だったね」

れいか「ここでお金を稼がなくてはと思いますが・・・」

住人「だったら北西にある酒場か東側にあるギルドへ行ったらどうだ?」

あかね「じゃウチらギルドへ行きますわ、ウチらが酒場はあかんし・・・」

やよい「・・・・・」

やよい「あ、みんな!酒場へ行こう!別に飲みに行くんじゃないんだし」

みゆき「やよいちゃん、どうしたの?」

やよい「ほら、酒場は情報屋でもあるしさ、クエストも受けられるし」

やよい「おまけにRPGの世界なら年齢制限なんてないんだしさ」

住人「年齢制限?何それ?」

やよい「わたし達の世界では酒場は20歳以上でないと入れないけど
    きっと実況ワールドではわたし達でも入れるはずだよ」

やよい「未成年だから酒はダメだけど出入りはここならできる」

住人「クエスト?君達実況者かい?」

やよい「違います。ですが実況者にあこがれています」

あかね「それやよいだけやん・・・」

やよい「わたし達も実況者のようにモンスターと戦ったりしています」

住人「そうか、わたしは実況者ではないがオンスロート一族がこの世界を支配せんとしてるしなぁ・・・」

みゆき「大丈夫!オンスロート一族はわたし達が倒すよ!!」

やよい「うん、オンスロート絶対に許さない」

やよい「でもまずはお金優先だし酒場へ行こう」

住人「クエストによってもらえる金貨は異なるぞ」

やよい「そんなの当たり前ですよ」

なお「当たり前といわれても・・・」

あかね「ウチらには全然わからへん・・・」

れいか「とにかく酒場へ行ってみましょう」

れいか「未成年ですので周りからの視線が気になってしまいそうですが・・・」

やよい「大丈夫だって、現実の世界じゃないんだし」

みゆき「それじゃ、酒場へレッツゴー!」

酒場の出入り口付近

男「はぁ・・・」

みゆき「あ、誰か落ち込んでいる、何があったんだろう・・・」

男「またクエスト失敗しちまった・・・俺にはこんなものには向いてないのかなぁ・・・」

みゆき「そんなの気にしてばっかりじゃハッピーが逃げちゃうよ、
    嫌なことをすぐに忘れられるようにスマイルスマイル!」

男「だよな、子供に言われると反論できないよな、
  よーし、今から次の場所を探さないとな、頑張るぜ」

みゆき「うん、その意気だよ!」

みゆき「みんな、気を取り直して酒場へ行くよ」

酒場

れいか「困りましたね・・・酒場のマスターを除いて誰もいません、
    これでは情報どころじゃないのでしょうか?」

みゆき「う~ん・・・」

やよい「とにかくクエストリスト見てみるよ」

すると

酒場のマスター「君達、クエストを受けるのかい?」

れいか「はい」

酒場のマスター「悪いね、今受けられるクエストはたったの一つなんだ」

5人「え~?」

酒場のマスター「今受けられるのはトッテン退治だけなんだ」

やよい「トッテンだって!?」

酒場のマスター「なんだ、君はトッテンを知っているのか?」

やよい「知ってるも何も・・・」

やよい「国民的ゲームに出てくる紫色でウサギのような耳をした大泥棒ですよ!」

やよい「この世界っていろんな人やキャラクターとクロスしているんですね!」キラキラ

酒場のマスター「はてはて?君は一体何を言っているんだ?」

やよい「トッテン退治ならわたし達やります!」

酒場のマスター「いいとも、報酬は金貨2万枚だ」

あかね「にっ、2万!!?」

なお「これはぜひ成功させよう」

やよい「みんな、トッテンはとんでもなくすばやく
    捕まえるのは容易なことじゃないよ」

やよい「報酬が2万な地点でトッテンのすばやさがよくわかるよ。
    クエストの難易度によって報酬が違うんだしさ」

やよい「金貨をたくさんもらえるってことはそれだけ難易度の高いクエストなんだよ」

やよい「それに・・・」

みゆき「それに?」

やよい「マスター」

酒場のマスター「何だ?」

やよい「トッテンに盗まれたものは数知れませんよね?」

酒場のマスター「そうなんだよ、早く誰か退治してくれないかな~とずっと思ってたんだよ」

酒場のマスター「日に日にみんなの物がトッテンに盗まれているんだよ」

やよい「やっぱり?」

みゆき「だったらみんなのためにぜひ成功させよう!」

れいか「そうですね、トッテンといいましたか?彼を倒しに行きましょう」

酒場のマスター「君達、そのクエストのことだがすでに他の受注者がいる」

みゆき「え?」

酒場のマスター「彼らに先を越されたら報酬はなしだぞ」

なお「だったらあたし達が退治しないと・・・」

れいか「分かりました。ではみなさん、酒場を出ましょう」

少ししか書けなかったけど今日はここまで、
ちなみに>>106での会話は以前に書いたSSとは別の設定となっているからです。
ゆえにやよい以外がトッテンを知らないということになっています。
このSSに出てきたファイアデコル、アイスデコルによるデコル技も同じですが・・・

店を出て

やよい「トッテンはどこにいるんだろう・・・」

ガサガサガサ

なお「あの茂みから何か出てくるよ」

ガサッ

みゆき「何だろう?あの紫色の・・・」

あかね「こっちに近づいとるで!」

やよい「こいつがトッテンだよ!」

みゆき・あかね「ええ~!?」

トッテン「お、この子達いいもんもってるな。オイラにちょうだい」サッ

なお「うわっ」

れいか「逃がしてしまいましたね。風のように通ってきましたが・・・」

みゆき「あっ、アイテムがなくなってる!」

あかね「あかん!スマイルパクトもなくなっとるで!!」

れいか「え!?」

なお「あ、本当だ!急いで取り返さないと・・・!」

ガサッ

「待って~!時計返して~!これは届けなきゃいけないものなんだよ~!」タタタ

みゆき「あ、あの時のネズミさん・・・」

あかね「あの時の?あんたあいつと会ったことあるんか?」

みゆき「うん・・・みんなに置いていかれた時に」

なお「あ、このネズミさんこの前弟達とクレーンゲームやりにきたときクレーンゲームで見たぬいぐるみに似ているような・・・」

やよい「クレーンゲームのぬいぐるみのキャラ本人だよ。パステルくんでしょ?
    わたしもこの前ゲームセンターに行ったときクレーンゲームでパステルくんのぬいぐるみ見たよ」

れいか「なんか時計を返してとか言って誰かを追いかけていましたが・・・」

れいか「もしかしたら彼もトッテンを捕まえようとしているのでは?」

みゆき「急いで追いかけよう!」

れいか「確かあちらの方角に向かいました。私達もあちらへ行きましょう」

少ししたあとで

みゆき「どうしよう、これじゃモンスターとも戦えないよ・・・」

あかね「なんとしてでもトッテンを捕まえなあかん!」

なお「盗まれたものを取り戻しに行かないと・・・」

れいか「トッテンによる被害者のためにも捕まえなくては・・・」

やよい「どうやってあのすばやいトッテンをつかまえようか・・・」

さらにしばらくして

みゆき「あ、トッテンいた!」

なお「あ・・・」

トッテン「そのミットもいただき~」

トッテン「・・・うわ~!ミットに吸い付かれる~!」

パステルくん「つ~かま~えた」

やよい「わたし達もパステルくんのところへ行こう」

みゆき「うん」

トッテン「オイラが捕まるわけにはいかないよ~」

パステルくん「しまった~!隙をつかれた~!待って~!」

あかね「やあ!!」バッ

トッテン「なに~!?お前らいたのか~!?」

あかね「捕まえたで」

パステルくん「あ、君達ありがとう。ぼくの時計はどこ?」

あかね「ウチらから取ったものも返してもらうで!」

れいか「あかねさん!力を緩めては・・・」ダッ

トッテン「おっと」

あかね「あ~!くそ~!」

れいか「そうはいきません!」

トッテン「わ~!いつの間に~!?」

れいか「あなたの身柄を確保しました。酒場まで大人しくしてください」

トッテン「くっそ~!」

あかね「案外早く捕まえられたな」

れいか「ですがトッテンから目を放せない状態です」

やよい「パステルくんも酒場のマスターのところへ行こう。取られた物はそこで取りに行こう」

パステルくん「うん、急がなきゃいけないわけでもないんだしそうするよ」

やよい「ところでそのミットは何?」

パステルくん「これはぼくが使ってる魔法のミットなんだ。
        狙ったものは捕れるものなら何でもこのミットに吸いつくよ。
        捕れるものでも近くにいなきゃ捕れないけど・・・」

みゆき「さあ酒場のマスターに報告だ」

その途中で

トッテン「お、これなら逃げられるか?よし・・・」

れいか「なんて思いましたか?私の目は節穴ではありませんよ!」

トッテン「くっそ~!まさかこのオイラが脱走失敗するなんて~」


ライラ「おい、デルタ、フェル、VIVI・・・」

デルタ「どうした?ライラ」

ライラ「トッテンが捕まったぞ・・・」

フェル「あの女の子たちが捕まえたのか?」

VIVI「そんでとなりにいるのはコンマイータウンにいる時計屋のネズミだな」

ライラ「俺たちの必殺技、DESTINYは所詮未完成だったのだ・・・
    どうりで当たらないわけだよ・・・」

デルタ「やっぱり俺たちがDESTINYを使いこなすなど夢のまた夢なのか・・・」

フェル「だがなんとしてでもDESTINYを使いこなさなければ・・・!」

ライラ「必殺技が未完成だったばっかりに親友がオンスロート一族に殺された・・・
    親友の敵を討ちたい・・・!」

ライラ「そのためにはDESTINYの力が必要だ!
    俺は絶対にあきらめない!」

ライラ「・・・それができたら何の苦労もしないのにな」

ライラ「実況者としてあきらめたくない・・・!だが・・・」

ライラ「俺たちは・・・心痛い、胸が痛い、家に帰りたい。力がない、金貨もない」

デルタ・フェル・VIVI「余計な世話だバカヤロー!!!」

ライラ「・・・ああ、わかっているのにそれができないこのもどかしさが・・・!!」

ライラ「自分が嫌になって泣きたくなる・・・」

ライラ「そんなとき・・・なんて都合のいい話などあるわけないな」


そして

あかね「さあ着いたで」

みゆき「みんなにめいっぱい謝ってもらうよ!」

トッテン「くっそ~!」

酒場

酒場のマスター「おお、君たちがトッテンを捕まえてくれたのか」

やよい「最初にトッテンを捕まえたのはパステルくんだけどね」

パステルくん「でも途中で逃げられて・・・そこをこの子達が捕まえてくれたんだ」

酒場のマスター「おお、君はコンマイータウンの時計屋さんだね」

みゆき「コンマイータウン?」

やよい(何かいろんなキャラに出会えそうな予感のする町の名前・・・)

パステルくん「でもずっと前に橋が流されてコンマイータウンに帰れなくなっちゃった・・・
        橋の復旧はいつやるんだろう・・・」

酒場のマスター「わしに聞かれても困る」

パステルくん「お米がおいしいとうわさの村、テツクラヴィレッジへの道も
        岩でふさがれて通れないよ」

なお(その村行ってみたい・・・!)

酒場のマスター「トッテンを捕まえたのは君だが君はクエストの受注者ではない、
         よって報酬はこの子達5人のものだ」

パステルくん「それでもいいよ」

酒場のマスター「報酬の金貨2万枚だ」

みゆき「ハッピー」

なお「これで当分はお金に困らないね」

酒場のマスター「トッテンを捕まえるのもどうせゆっくり実況の3人なんだろうなと思っていたよ」

やよい「ゆっくり実況?」

あかね「ウチらそいつらと少し前に会ったで」

なお「いきなり襲われそうになったけどね・・・」

酒場のマスター「あいつらはここで受けられるクエストの9割以上をこなしたのさ」

酒場のマスター「もしあの3人がこのクエストこなしてたらクエストを全部彼らに達成されていた」

あかね「ええ~!?」

やよい「すごいね、クエストハンターになれるよ」

酒場のマスター「いいや、もうすでにクエストハンターだ。あいつらは何度打ち砕かれても
         何度でも立ち上がるぞ。実況者だから彼らに限ったことではないが・・・」

酒場のマスター「さあトッテン、盗んだものを返してもらうぞ!」

トッテン「そんなばかな・・・」

そして

パステルくん「よかった~時計戻ってきて・・・あ、そうだ、この時計を届けに行かないと・・・」

みゆき「アイテムもスマイルパクトも戻ってきてよかった~」

れいか「さて、宿に泊まりましょう」

なお「そうだね」

あかね「いろいろあって疲れたわ~」

パステルくん「宿?だったら君たちに金貨10枚あげる、これで宿に1泊だけなら泊まれるよ」

パステルくん「じゃ、ぼくはこれで」タタタ

やよい「パステルくんありがとう」

みゆき「あ、わたしトイレに行ってくる。トイレはあっちかな?先行ってて」

あかね「アイテムの管理は誰やるん?」

れいか「私がやります」

れいか「みゆきさん。お手洗いの最中に金貨をなくさないようにしてください」

みゆき「もちろんだって」

そして

みゆき「さて、わたしも店を出よう」

みゆき「・・・あれ?あの4人何か落ち込んでいる様子・・・」

みゆき「はげましに行こうかな?彼らを放っておけなさそうだし・・・」

ライラ「ん?」

デルタ「おい、あの子トッテンを捕まえた子じゃないのか?」

フェル「あ、本当だ」

VIVI「すごいな・・・」

ライラ「それに比べて俺たちは・・・」

みゆき「大丈夫?かなり落ち込んでいるようだけど・・・」

ライラ「いいや・・・なんでもない・・・」

みゆき「なんでもないじゃないよ!君たちを見てなんか落ち着かない様子だなって思ったよわたしは」

みゆき「それにわたしができなくてあなたにできることなんていくらでもあるよ」

フェル「たとえば?」

みゆき「そんなの言う必要なんかないよ。いつまでも落ち込んでいてもいいことなんて何もないよ」

ライラ「分かっている・・・だが・・・」

VIVI「俺たちLipton+(リプトンプラス)がトッテンを捕まえようとしたのに・・・」

フェル「金もないしどうしたものか・・・」

デルタ「はぁ・・・」

みゆき「わたし、みんなの力になりたい。あ、このお金、使っていいよ」

ライラ「金貨5000枚もか?」

VIVI「なんか悪い気がする・・・」

みゆき「大丈夫だって、それにわたし、できればあなた達と仲良くなりたい。
    友達が増えればウルトラハッピーだよ!」

みゆき「私、星空みゆき、よろしくね」

ライラ「よし、俺たちは俺たちらしくやってくか、俺はライラ」

デルタ「デルタだ」

フェル「俺はフェルだ」

VIVI「そしてVIVI」

ライラ「俺たちLipton+」

みゆき「よろしくね、リプトンプラスのみんな」

ライラ「ああ、ありがとな、みゆき」

みゆき「うん、みんなを笑顔にできてよかった」

ライラ「ああ」

デルタ「お前あっての笑顔だな」

みゆき「じゃあわたしはみんなのところへ行くよ」

ライラ「またな、みゆき」

今日はここまで

宿屋付近で

あかね「お、みゆき、今からアイテム屋に行かへんか?」

みゆき「あかねちゃん、やよいちゃん、なおちゃん」

やよい「お金はみゆきちゃんが持ってるよね?」

みゆき「うん、ところでれいかちゃんは?」

なお「宿に残るってさ」

みゆき「じゃあみんなで行こう」

あかね「確かアイテム屋は・・・」

やよい「アイテム屋はあっちだよ」

やよい「ついてきて」

そして宿に戻り

みゆき「買った買った~」

あかね「まさかみゆきが実況者に金貨恵んだとは思わへんかった・・・」

なお「アイテムもデコルも買ったしこれで少しはあとが楽になりそうだよ」

やよい「あ、みんな、このデコルをデコルセッターにはめてみよう」

れいか「分かりました。では・・・」

みゆき「いくよ」

レッツゴー・ディフェンス

やよい「ディフェンスデコルを着けたら防御力が上がったような気がしてきたよ」

あかね「さて、今日はもう休むで」

れいか「そうですね」

翌日

れいか「みなさん、アイテムを買ったのはよいのですがお金はいくら残っていますか?」

みゆき「えっと・・・」

やよい「金貨が1000枚だよ」

れいか「1000枚!?」

れいか「みなさん!!!」

みゆき・あかね・やよい・なお「え?」

れいか「所持金の9割5分を使っているではないですか!!!」

れいか「あなたたち!!きちんと後先を考えていますか!!?」

みゆき「えっと・・・」

なお「考えてはいるよ」

あかね「アイテムに困らんようにはしといたが・・・」

やよい「大丈夫なはずだけど・・・」

れいか「それで考えたつもりですか!!
    アイテムをこれだけそろえても無駄遣いしたら何の意味もないですよね!!?」

やよい「た、た、確かにいいい~!」

れいか(本当ダメですねみなさん・・・)

れいか「金貨は私が持ちます!!私は先に行き、この世界についての聞き込みをします!!」


そして

れいか「この世界について知るべきことはまだまだたくさんありますね・・・」

れいか「いろいろと聞いてみましょうか・・・」

しばらくして

れいか「今のところワーキン街のことしか知らない方々ばかりですね・・・
    たいした情報も集まりませんしどうしたものでしょう?」

少しした後で

男「お嬢さん、どこ行くつもりだい?」

れいか「どちら様でしょう?」

男「こっちに来たってことはまさかあのギルドに入るって事はないよな?」

れいか「ギルドですか?」

男「ああ、俺はついさっきあそこのギルドへ行ってクエスト受けたが・・・
  あんなんできるか!!!マスターははなから金なんて払う気なんてないんだろうなぜってえ・・・!」

れいか「そうですか、これは調べてみる価値がありそうですね」

その頃ギルドでは

ギルドマスター「君達、がっぽり儲かるいい仕事してみないかい?」

みゆき「がっぽり儲かる!?」

あかね「よっしゃ、やってやるで!」

やよい「仕事の内容は何?」

なお「できることならするよ」

ギルドマスター「では、2つのコースを用意しよう。1つは金貨100枚コース、
          もう1つは金貨1000枚コースだ」

ギルドマスター「報酬は100枚コースが一人につき金貨100万枚。

          1000枚コースが1万枚だ。
          挑戦料は100枚なら金貨100枚、1000枚なら金貨1000枚だぞ」

みゆき「あ~!わたし達今お金持ってないんだった!」

やよい「金貨はれいかちゃんが持っているんだったね」

あかね「じゃあ仕事できへんやん!!」

なお「他に稼ぐ手はないしどうしよう・・・」

ギルドマスター「じゃあ・・・君達には特別にタダにしてあげよう」

やよい「え!?本当ですか!?」

ギルドマスター「ああ、コースを選んでくれ」

みゆき「100枚コースにしよう」

やよい「難しいクエストでもみんなで協力してクリアしよう」

なお「もし成功すれば一人につき金貨100万枚だから400万枚ももらえるよ」

あかね「これは成功せなあかんで」

やよい「100枚コースを受注します」

ギルドマスター「では、左の部屋に行ってくれ」

みゆき・あかね・やよい・なお「稼ごう稼ごう400万」

一方れいかは

れいか「では・・・」

ギルド内へ

ギルドマスター「そこの君、金貨を払ってがっぽり儲かるいい仕事をしてみないかい?」

れいか「いい仕事ですか」

ギルドマスター「仕事内容は金貨を払ったら教えてやるぜ」

れいか「金貨ですね」

ギルドマスター「コースを2つ用意した。1つは金貨100枚コース、
          もう1つは金貨1000枚コースだ」

ギルドマスター「100枚、1000枚は挑戦料だ」

ギルドマスター「報酬は100枚コースが金貨100万枚、
          1000枚コースが金貨1万枚だ」

ギルドマスター「と思ったが君には特別に100枚コースを受けた場合、
          成功させたら金貨500万枚をやろう」

れいか「それについてですが先程私はその仕事を失敗したお方が
    怒声を撒き散らしているのを見ました。
    あなたがそのお金を払う気がないとかなりお怒りの様子でしたが・・・」

ギルドマスター「それはクエストを失敗するからですよ」

ギルドマスター「それより君はクエストを受けるのかい?」

れいか「はい、受けます」

ギルドマスター「では、どちらにするんだ?」

れいか「500万は魅力的ですが私は堅実に行きたいゆえ
    1000枚コースにします。所持金をすべて使うことになりますが
    金貨1000枚を払います」

ギルドマスター「そうか、じゃあ右の部屋に行き、その部屋にいる奴に
          仕事内容を聞いてくれ」

れいか「分かりました」

今日はここまで

そして

れいか「失礼します。あなたから仕事内容を聞いてくれと言われてここに来た者です」

男「話は聞いてるぞ。では、この部屋中を5分以内にくまなく掃除してくれ、
  バケツと雑巾はもう用意してあるぞ」

れいか「それでしたら頼みがあります」

男「なんだ?」

れいか「この部屋を5分で掃除しようものなら掃除がかなり適当になってしまいます。
    短時間では掃除したことになりません。
    部屋の隅々まで掃除するのにただやるだけでしたら苦労なんてしません。
    制限時間をなくしてほしいのです。でないとこの部屋をきれいにすることなんてできません。
    一見5分でできるように見えますが5分では床の埃がいくつか残ってしまいます」

れいか「お願いです。制限時間をなくしてください」

男「いいだろう、だが部屋の隅々まで掃除してもらうぞ。
  埃がかなり残ってる箇所があったらただでは済まさないぞ。
  埃一つなくなるまで帰さないからな」

れいか「分かりました。そうならないようにします」

しばらくして

れいか「そろそろ雑巾を裏にしましょう」

れいか「特にここのところは見落としやすく、掃除しにくいところですね」

さらに少しして

れいか「一度拭いたところをもう一度拭きましょう。
    制限時間を無制限にしてもらったからにはここで掃除を終わらせてはいけません」

さらにしばらくして

れいか「すみません」

男「お、終わったか?」

れいか「いいえ、まだです。バケツの水を取り替えたいのですが・・・」

男「そうか、じゃあついてこい」

れいか「はい」

しばらくして

男「これでいいだろう、じゃあ持ち場に戻って部屋を隅々まできれいにしろ」

れいか「分かりました。ありがとうございます」

その頃

男「やっと終わったか。終わったのなら帰れ帰れ!」

みゆき「もうへとへとだよぉ・・・」

やよい「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」

なお「あんなの無理だよ・・・」

あかね「2分でここを掃除しろなんてどう見たって無理やろ・・・」

男「お前らにやる金なんかないぞ!さっさと帰れ!!」

みゆき「はっぷっぷ~」

やよい「ひとやすみしたいよ~」

なお「いったんここを出よう」

あかね「・・・・・」

あかね「おい!マスター!あんたはなっから400万出す気なかったやろ!?
    もういいわ!こんなクエストウチからお断りや!!」

そしてれいかは

男「よくやった。あとはギルドマスターに報告してくれ」

れいか「分かりました」

そして

ギルドマスター「話は聞いてるぞ。部屋中がきれいになったようだな」

れいか「制限時間をなくしてもらえたゆえに部屋中をきれいにできました」

ギルドマスター「まさか1時間かけてあの部屋を掃除するとはたいしたものだな」

ギルドマスター「では、報酬金の金貨1万枚だ」

れいか「ありがとうございます」

れいか「では、失礼します」

ギルドを出ると

れいか「あら、金貨がたくさん落ちていますね・・・落し物でしょうか?」

れいか「ん?あちらの方が何かただならない様子なのですが・・・」

ゆっくり「金貨100万枚どこいった~!?」

れいか「・・・・・」

れいか「間違いなくあの方のでしょうねこの金貨は・・・
    それにあの方々には見覚えがあります。ゆっくり、きめぇ丸、旦那の3人でしたね・・・」

れいか「失礼します。これ、落し物です」

ゆっくり「あ、あった~!よかった~戻ってきて・・・」

きめぇ丸「お前しっかりしろよな」

旦那「あ、お前、また会ったな、さっきはありがとな、ゆっくりの奴また金を落としたみたいでな」

れいか「え?」

旦那「こいつさっきも金貨2000枚を川に流してしまってな・・・」

れいか「・・・・・」

きめぇ丸「今後、2度とこのようなことが起きないようにしないとな」

ゆっくり「悪かったよ」

旦那「それよりゆっくり、ここはお礼のものを用意するのが筋なんじゃないのかい?
   あんな大金を届けてもらったんだしさ」

きめぇ丸「まさかポーションとかケチったものをお礼の品にするってことねえよな?」

ゆっくり「わかったよ、じゃあスティミュラントを5つやろう」

れいか「ありがとうございます。あと、今後は気をつけてください」

ゆっくり「ああ」

れいか「では、アイテム屋に何が売ってあるのかを見に行きましょう」

その途中で

れいか「みなさん、こんなところで何をしているのですか?」

れいか「見たところ相当疲れきった様子なのですが・・・」

みゆき「あ、れいかちゃん・・・」

やよい「ギルドの疲れがまだとれないよ~・・・」

なお「死ぬほど働かされたしね・・・」

あかね「そんで金もらえへんって・・・
    2分で部屋中ピカピカにしろなんてどう考えても無理やろ・・・
    あいつ金出す気はなからなかったんや・・・」

れいか(あの時の男の人もあかねさんと同じことを言っていましたね・・・)

やよい「だったらあのギルドに行かなきゃよかったよ・・・」

れいか「ギルド?」

れいか「実は私もあのギルドへ行きました。
    クエストを達成し、金貨1万枚をもらいました」

やよい「だったら素直に報酬1万枚のコースにしとけばよかった・・・」

れいか「みなさん、高い金に釣られて実力不相応のクエストをやると痛い目を見ますよ!」

やよい「はい、おっしゃる・・・」

ドオオオオン

なお「今のはただならない音だね・・・」

あかね「向こうから聞こえとったな」

みゆき「みんな!いこう!」

やよい「うん」

れいか「何があったのかを見に行かなければ・・・!」

今日はここまで

すると

みゆき「あ、あの人達はさっき酒場で・・・」

あかね「なんや?また誰かと会ってきたんか?」

れいか「みゆきさんはみんなと別行動を取っている間に誰かと会ってきたようですね、
    私は先程ゆっくり実況のみなさんに会いました」

なお「そんなこと言ってる場合じゃないよ!」

やよい「誰かに襲われてるよ!助けなきゃ!」

やよい「・・・もしかしてあの長い銀色の髪して
    黒で白い骨の模様をした服を着て悪魔の羽の生えた人・・・オンスロート一族の人かも知れない・・・」


ウィケッド「ヒャーッハッハ、もうおしめェか?忌々しき実況者どもよォ!」

ライラ「くそっ・・・!」

フェル「DESTINYも今だ未完成のまま果てるのか・・・」

VIVI「こんなところで終わるわけには・・・」

デルタ「親友の仇は必ず・・・!」

ウィケッド「おめェらの仲間に俺様が今すぐ会えるようにしてやるぜェ!
       なァに、あいつに会えるのならそれが本望だろォ?ヒャーッハッハッハ!」

ライラ「なんだと!?」

VIVI「おまえエエ!!」

デルタ「ふざけるな!!」

フェル「だああああ!!!」

ウィケッド「ムダだっつってんだろオオ!!」

Lipton+「ぐわあああっ!!」

ライラ「く・・・そ・・・!」

フェル「やっべ・・・もうだめかも・・・」

デルタ「終わったかもな・・・」

VIVI「俺達の親友・・・すまん・・・!!」

ウィケッド「ヒャーッハッハッハ!おめェらはあの世へ行っても迷い、悩み続けるのだアア!!
       自分を一生見失いながら仲間と共にそうやって過ごすのだア!そうだろォ?」

ウィケッド「いい顔してんなァ!さあ、そろそろとどめをさしてやるぜエ!」

Lipton+「くうっ・・・!」

5人「待ちなさい!!」

ウィケッド「なんだァ!?」

ハッピー「リプトンプラスの4人には手出しさせない!」

サニー「あんたやな!?オンスロート一族とやらの一員は・・・!」

ピース「実況者たちはわたしたちが守る!!」

マーチ「あんたが何考えてるのかは分からないけどとんでもない計画なのは予想がつくよ!」

ビューティ「いきましょう!」

ウィケッド「おめェらか、実況者どもに加担する野郎どもはァ!
       実況者ともども消し去ってやるぜェ!」

ライラ「頼む!俺たちの代わりに親友の仇を討ってくれ!
    あいつは・・・ウィケッドは俺達の親友を葬った張本人だ!!」

ハッピー「ええっ!?」

ライラ「ウィケッドはオンスロートの手下の一人、実況者を目の敵にしてる奴の一人だ!」

サニー「思ったとおりやな」

ピース「やっぱりあの人はオンスロート一族の人だったんだね」

マーチ「奴らはキャンディの件があるし許しはしない!」

ビューティ「ウィケッドといいましたか・・・あなた達の野望は私達が打ち砕きます!!」

ウィケッド「けっ、実況者のクズどもに加担しやがって!
       俺たちを散々いたぶってくれた実況者の味方をするやつァ全て消し去ってやるぜエ!」

ハッピー「そんなことは絶対にさせない!」

バトル開始

ウィケッド「実況者に加担する奴らめェ!くらえエエエ!」

サニー・マーチ「うわああっ!」

ピース「ひゃあ!間一髪・・・いきなり3回攻撃なんて・・・」

ビューティ「一筋縄ではいかない相手ですね、用心しながら立ち向かいましょう」

5人「やああああ!!」

ウィケッド「ムダだア!」

マーチ「えっ!?」

ピース「いつの間にそっちに・・・」

ウィケッド「攻撃なんてさせねえぞォ!そうりゃあアア!!」

5人「わあああっ!!!」

ウィケッド「ヒャーッハッハッハア!あいつらもろとも消し去ってやろうかア?」

ハッピー「そんなことなんて絶対にさせない!!」

ウィケッド「強がりやがってよォ!そうら!」

ハッピー「わわわっ」

ウィケッド「チィッ!なにを避けやがる!」

マーチ「今だ!プリキュア・マーチシュート!」

サニー「ウチもいくで!プリキュア・サニーファイヤー!」

ウィケッド「なにいイイ!?」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!」

ハッピー「たあ!!」

ピース「よし、攻撃チャンス!」

ビューティ「・・・おかしい、なんでしょうか?必殺技は当てたのですが・・・」

ビューティ「みなさん!危ない!!」

ウィケッド「な~んてなァ!そんなもんが効くもんかよオ!」

5人「ぐはあああっ!」

ピース「わたし、ポーションを使うよ」

ウィケッド「そんなんさせるかア!」

ピース「わわわっ」

ウィケッド「ま~たよけられやがったか・・・!」

ウィケッド「だが俺様の有利に変わりはねえな、ヒャーッハッハッハアア!」

5人「くううっ・・・!」

ウィケッド「そうらア!とどめだア!」

ハッピー「わあっ!間一髪・・・」

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「がああああ!!!」

ドタッ

ハッピー「みんな!!」

ウィケッド「ヒャーッハッハッハア!あとはおめエだけだなア!」

ハッピー「それでもわたしはみんなを守る!でなきゃハッピーが許さない!」

ウィケッド「訳わかんねえこというんじゃねエぞ、意味不明なその口をきけなくしてやろうかァ?」

ハッピー「そんなこと・・・」

ウィケッド「ヒャッハア!」

ハッピー「ぎゃあっ!」

ライラ「くっ・・・1人を除いて全滅か・・・!」

デルタ「DESTINYさえあれば・・・!」

VIVI「こうなったら死ぬまで・・・」

フェル「ああ、このまま死ぬよりはそうやって死んだほうがましだ」

ライラ「よく言った。恐れを忘れてウィケッドに突撃だ!」

ライラ「今度は俺たちがあいつを助けるぞ。
    無駄なあがきでもいい。いくぞ!」

Lipton+「だああああ!!!」

ウィケッド「そろそろ終わりにしてやるぜェ!」

ハッピー「みんな・・・ごめん・・・」

今日はここまで

パアアアアッ

ウィケッド「ぐぎゃああああ!!」

ウィケッド「バ、バカなァッ!おめェらのどこに・・・ッ!」

デルタ「い、今のは・・・」

VIVI「間違いない」

フェル「やっと出せたんだ・・・」

ライラ「DESTINYだ!今の思いがDESTINYに通じたんだ!」

ハッピー「リプトンプラスのみんな!」

ライラ「俺たちはついにDESTINYの力を使えるようになったんだ!」

ハッピー「ですてぃにぃ?」

ライラ「ああ!俺達の必殺技だ!ついに使えるようになったんだ!」

ウィケッド「バカな!おめェらは全てを投げ出してたんじゃなかったのか!?」

ライラ「それは過去の話だ!」

ライラ「もう迷うことなどない!悩み続けることもない!
    その時に全てに気づいたんだ!今までの過ちを・・・」

ライラ「逃げることもない!抱え続けることもない!」

ライラ「そして自分を見失いそうになることなんてもうない!
    たったひとつの・・・この思いにかける!!」

ハッピー「みんな・・・うん!みんなの力を合わせよう!」

ライラ「ああ!!」

ウィケッド「けっ!その思いも絶望に変えてやらアア!!」

ウィケッド「そうらア!」

ライラ「」ヒョイ

ライラ「よし、かわせた」

ハッピー「いくよ!!プリキュア・ハッピーシャワー!!」

ウィケッド「ヒャッハッハ!ど~こ狙ってんだァ!?」

ハッピー「あ、外した・・・」

デルタ「こいつ命中率ひどいな・・・」

VIVI「・・・だが!」

フェル「そんなときは」

ライラ「俺たちがそのミスをカバーするまでだ!!」

Lipton+「だああああ!!!」

ウィケッド「ぐっはァ!こんなの認めねえぞおオオオ!!」

ハッピー「みんな!ありがとう!じゃあわたしもその思いに応えないとね、ええいっ!」

ウィケッド「バカなアアア!!」

ライラ「ウィケッド!!今こそお前を倒し!!」

Lipton+「親友の敵を討つ!!」

Lipton+「だああああ!!!」

ビュッ

Lipton+「ぐわあああっ!!」

ハッピー「ええっ!?」

アスラ「ウィケッド、なにこの程度の相手にてこずってんのよ」

ライラ「こ・・・こいつはアスラ・・・
    こいつもオンスロートの手下だ・・・」

ウィケッド「どこいってたんだよォ!?俺様もうボロボロだぞ」

アスラ「あとは私にまかせて、実況者どもを思いっきり始末してやるわ」

ライラ「だが俺たちはそう簡単にはやられない!」

フェル「DESTINYがある限り止まりはしない!」

デルタ「オンスロート一族に殺された親友の仇・・・」

VIVI「必ず討つ!!」

アスラ「ムダなことを・・・」

Lipton+「ぐわあああ!!!」

ハッピー「みんな!!」

ライラ「く・・・くそ・・・」

フェル「そんなばかな・・・」

VIVI「DESTINYが効かないだと・・・!?」

デルタ「やっべ・・・もうダメかもしんね・・・」

ウィケッド「ヒャーッハッハッハアッ!絶望しやがれェ!!傷が癒えたら今度こそおめエらを
       ギッタギタにぶちのめしてやるぜエ!!」

アスラ「何がDESTINYよ。そんなもの私に効くはずもないじゃない!」

アスラ「さ~て、実況者はこの世から消し去ってやるわ」

ライラ「くっ・・・そんなこと・・・!」

アスラ「なに?まだあがくの?そんなろくに動けない状態で!?笑わせるわね」

ハッピー「みんな!ここはわたしが引き受けるよ!」

アスラ「あら、あなたね、忌々しき実況者に肩を持ってる人は」

ハッピー「実況者の始末なんて絶対にさせないよ!!」

アスラ「ふふっ、できるならね」

ハッピー「たああ!!」

アスラ「ムダよ!!」

ハッピー「きゃああっ!!」

ライラ「くそ・・・」

デルタ「やっぱり無理なのか・・・」

ハッピー「くうっ・・・!」

ハッピー「あ、みんな・・・!目を覚ましたんだね。早く起き上がって!」

サニー「うう・・・」

ピース「ふぇえっ!?敵がまた一人増えてる・・・」

マーチ「再びピンチになったね・・・」

ビューティ「私達が倒れたばっかりに・・・戦況はさらに悪くなりましたね・・・」

ハッピー「ねえ!早くみんなを助けよう!そしてオンスロート一族に果敢に挑み、
     みんなに勇気を与えよう!!そうすればみんな立ち直るかもしれない」

サニー「せやな」

マーチ「逃げるなんてあたしの性に合わないよ」

ビューティ「たとえ今日が命日だとしても私達が行かなきゃ話になりませんね・・・」

ピース「もう一度オンスロート一族と戦うよ!」

ハッピー「みんな・・・いこう!!」

ウィケッド「なんだ、さっき俺様がぶっ倒した奴らがもう起きてきたか」

アスラ「でももう息が上がってるみたいね、私一人で十分だわ、
    傷が癒えるまでじっと見てもいいわ」

ウィケッド「ヒャッハッハ、今度こそ終わりだな」

ハッピー「みんな!いくよ!実況者達に勇気を届けよう!!」

ビューティ「今回は勝ち負けではありません。勇気を届ければそれでいいんです」

アスラ「なに馬鹿なこと言ってるのかしら、
    そんなんで深い絶望に陥ったあの4人は救えないわ」

ハッピー「そんなのあなたには分からない!!さあ!みんな!行こう!」

今日はここまでにします

再びバトル開始

アスラ「一瞬で蹴散らしてやるわ!」

5人「わああああっ!!」

5人「はぁっ・・・はぁっ・・・」

アスラ「今のがかなり効いたみたいね。次で終わりにしてやるわ」

ビューティ「いけません!また攻撃が来ます!しっかりと守りを・・・」

5人「あああっ!」

ライラ「くそ・・・あいつらでも無理なのか・・・」

フェル「もうダメだ・・・」

VIVI「DESTINYが使えたところで何も変わらなかったのか・・・」

デルタ「そうだな・・・」

アスラ「さて、あの4人の絶望と共にとどめを刺してやるわ!」

マーチ「そうは・・・させない・・・!」

ハッピー「この戦いは・・・絶対に・・・負けられない・・・!」

ピース「今のダメージでTPも相当溜まったし、いくよ!プリキュア・ピースサンダー!!」

アスラ「なんですって!しまった・・・!身体がしびれて動けない・・・!」

ウィケッド「おいおいおい、アスラなにしてんだァ?」

サニー「油断したな、あんた」

サニー「ウチらもいくで!プリキュア・サニーファイヤー!!」

マーチ「あたしも!プリキュア・マーチシュート!!」

アスラ「・・・ふふっ」

アスラ「な~んてね!」

サニー「なんやてえええ!!?」

マーチ「そんな・・・!必殺技を跳ね返すなんて・・・!」

サニー「またこれか~い!」

ピース「えええ!?ウィケッドといい・・・あの女は誰だろう・・・
    見た目だけ見るとたぶん名前は・・・「オニヤーマ」かな?」

ハッピー「あの女はアスラだよ」

ピース「ウィケッドといいアシュラといい必殺技を簡単に受け流すなんて・・・」

ハッピー「アスラだよ」

ビューティ「そんなこと言ってる場合じゃ・・・」

5人「きゃああああ!!!」

アスラ「ふふっ、終わったわね」

サニー「あ・・・あんた・・・勝手に決めんな・・・!」

ビューティ「命尽きるまで・・・退くわけには・・・いきません・・・!」

マーチ「まだ・・・終わらない・・・よ・・・!」

ピース「例え最初のステージから・・・こんな敵が・・・相手でも・・・
    逃げるわけにはいかない!それが難易度詐称でも・・・」

アスラ「黄色いのは特に何訳の分からないこと言ってるのかしら?」

ハッピー「どんなに傷ついても・・・倒れるわけには・・・いかないよ!
     負けると知ってても・・・逃げられないんだ!!」

アスラ「うるさいわね!!さっさと私に倒されなさい!!!」

5人「がああああっ!!!」

アスラ「本当にしつこかったわね・・・」

ウィケッド「おう、ちょうど俺様も傷が癒えたところだァ、
       実況者どもよオ!おめエの親友のところへ今度こそ送ってやるぜエエ!!」

ライラ「・・・今の彼女達の奮闘を見て俺たちもやらなきゃと思った!
    デルタ、フェル、VIVI、彼女達は終始やられっぱなしだったとはいえ
    絶望にとらわれていた俺たちを奮い立たせた」

アスラ「ふふっ『俺たち』って・・・奮い立ったのはあなただけじゃない」

ウィケッド「ヒャーッハッハッハ!強がりもいい加減にしろよオ!」

フェル「だな・・・絶望しかない俺にもプライドがある」

デルタ「実況者としてのプライドを忘れるところだったな・・・」

VIVI「助けに来てくれた奴らがまったく歯が立たずにやられたからといってもな、
   あきらめずに戦う様を見てもう一度戦う決意をしたんだよ」

VIVI「ま、俺がその決意をもてたのはライラのおかげだが・・・」

ライラ「みんな!!DESTINYを使う気力はまだ残っているだろ?」

デルタ・フェル・VIVI「もちろんだ!」

ライラ「いくぞ!」

Lipton+「ぜやあああああ!!!」

アスラ「ふん・・・」

Lipton+「ぐわあああっ!!!」

ウィケッド「口ほどにもねえなァ!このまま絶望したままになりゃいいのによオ!」

ライラ「・・・・・」

ライラ「・・・こうなることは分かっていたよ」

アスラ「そうよ、最初からそう認めなさいよ」

ライラ「だがな・・・実況者としてマシな死に方をしたかったな
    だから不利な状況でも認めるわけにはいかないな、
    どうせ負けるなら最後まであがいて負けないとな」

ライラ「俺は命尽きるまであきらめないぜ・・・」

アスラ「ふ~ん、あ、そう、じゃあ遠慮なくやっちゃっていいわね?
    今すぐあの世へ送ってやるわ!!」


ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワー!!」

ウィケッド・アスラ「があっ!!」

ウィケッド「くそ・・・!」

アスラ「不意打ちなんてやってくれるわね・・・」

ライラ「おお、お前まだ戦えるんだな」

ハッピー「当たり前じゃない」

ライラ「だったらさ、俺達の必殺技とお前の必殺技を合わせてみようぜ。
    そんな都合よくできるものではないができる可能性に賭ける!!」

フェル「俺たちも協力するぜ!」

デルタ「うまくいけばきっと勝てる!」

VIVI「今ので完全に見失いかけた希望を取り戻せたぜ!」

ハッピー「みんな、ありがとう、実はね、さっきは負けること前提の戦いだったの。
     でもどんなことにも負けないその勇気であなた達に勇気を届けたかったんだ」

ライラ「ああ、勝ちこそ全てじゃないからな、
    俺とてお前が弱いからといって逃げ出すような輩じゃないぞ
    本当のことを言えばおまえらに負けたくないだけだが・・・」

ライラ「だってそうだろ?みんな命がけで戦ってんのに自分だけ逃げたらかっこ悪いだろ?
    そんなんじゃ自分だけ生きたってしょうがない」

ハッピー「それだったらみんなの分まで生きようよ」

ライラ「いや、それダメだろ。むしろ仲間を見捨てて罪悪感持たないのかよ」

ハッピー「それは・・・持つけど・・・命は粗末にできないよ。
     でも大切なものがそばにある場合は別だよ!」

ライラ「ははははは、じゃあいくか・・・」

ハッピー「うん!!!」

ハッピー「はああああ!!」

Lipton+「今にも消えそうだった光よ!もう一度輝け!!」

シュウウウウ

ウィケッド「何イイイ!!?」

アスラ「そんなバカな・・・!」

ハッピー「あとはわたしに任せて!その光に導かれて
     わたしも大いなる力が宿ってきたよ!」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

ウィケッド・アスラ「バカなああああ!!!」

そして

ウィケッド「くそ!覚えてやがれ!」

アスラ「この怨み、何倍にもして返してやるわ!」

ライラ「あ!待て!!」

ライラ「くそ・・・!逃がしたか・・・!」

ライラ「せっかく親友の仇を討つ絶好のチャンスだったのに・・・!」

みゆき「みんな、ありがとう、ナイスファイトだったよ」

ライラ「ああ、お前もな、あと・・・お前らは戦闘中はスタイルが変わるのか、
    これが伝説の戦士なんだな、そういえばこの前クリエイトカントリーに行ったとき
    ゆきりぃやまるの4人がその変身系の伝説の戦士に憧れていたな、
    彼女達きっとお前らに先を越されて悔しがってんだろうな・・・」   

今日はここまでにします

みゆき「わたし、みんなを守れて本当によかった・・・
    こうしてみんなを助けられるだけでウルトラハッピーだよ」

みゆき「ライラ、デルタ、フェル、VIVI、リプトンプラスのみんな。
    オンスロート一族との戦いに勝てたのはみんなの協力があったからだよ」

みゆき「ありがとうと何回でも言いたいよ。あの時わたしの声がみんなに届かなかったら
    ここでみんなやられて・・・オンスロート一族に・・・なんて考えると・・・」

ライラ「おいおいおい、実況者をなんだと思ってるんだ?
    まるで俺たち以外に人はなしみたいに言ってんじゃねえか」

みゆき「そんなことは思ってないよ!」

ライラ「だがな、実況者ナメては困るぜ。実況者ならオンスロートの奴には屈さないってもんさ」

ライラ「だからさ、他人があきらめないのを見るとあきらめるわけにはいかなかったんだよ。
    それにお前にはその他にも借りがあるしな。トッテン退治して酒場のマスターからもらった報酬の
    4分の1を恵んでもらったんだしさ」

みゆき「そんな、わたしはお金がなくて困っているのかな?と思って恵んだだけだよ」

フェル「この借りはいつか返さないとな」

VIVI「これも実況者としてのプライドだ」

デルタ「DESTINYの力で借りを返したと思ったが・・・結局返せなかった・・・」

みゆき「わたし達になら返すことなんてないよ。無理しないで。これはわたしからのお願いだよ。
    わたしはあなたたちにお金をあげただけなの。だからわたしからお金を借りたわけではないんだよ。
    無理なんてしたらハッピーが逃げちゃうよ。そんなのわたしはいやだよ!」

ライラ「なんだろう・・・この気持ち・・・というより今ので
    2回しか助けられてないのに何千回も助けられたような感じがしたぞ」

みゆき「そんなこと思う必要なんかないよ。笑顔になれなくなっちゃうよ。
    ハッピーもスマイルも逃がしちゃダメだよ」

ライラ「ふっ、お前は面白い奴だな、みゆき」

ライラ「だがな、オンスロート一族は甘くない。
    敵はオンスロートとさっき戦ったウィケッドとアスラだけではない。
    オンスロートの手下はまだまだいるぞ」

れいか「はい、大体想像はつきます」

なお「誰が来たって負けないよ!」

デルタ(思いっきりやられてたけどな・・・)

あかね「一人一人は弱くてもみんなの力を合わせればどんな強敵にだって勝てるんやで!」

やよい「あ、女の人の名前アシュラじゃなくてアスラだったのね」

♪チャラララ~

みゆき「あ、スマイルパクトが鳴った」

やよい「でもわたしたちのは鳴ってないよ」

れいか「もしかして鳴ったのはみゆきさんのスマイルパクトだけでしょうか?」

♪チャラララ~

やよい「みゆきちゃん一気にレベルが8になったんだね」

みゆき「うん、これからもみんなを守っていきたいよ」

ライラ「話を戻すぞ、オンスロートの手下はウィケッド、アスラの他にも
    ストレング、プレルウィス、キネシス、ゲイルがいるぞ。
    ゲイルはオンスロート6天王のリーダーだ」

れいか「彼らには十分に気をつけなければいけませんね・・・」

やよい「早くキャンディを助けにいこう」

なお「そうだね」

みゆき「リプトンプラスのみんな、いつかまた会おうね」

ライラ「それはこっちの台詞だ。よし、親友の分まで強く生きてやるぞ!」

みゆき「またね」


れいか「では、宿で疲れを癒しましょう」

やよい「宿泊代はまた払うことになるけどね」

みゆき「今日は宿でのんびりしよう」

なお「もうおなかペコペコだよ~」

れいか「明日になったらまたクリエイトカントリーに行きませんか?」

やよい「うん、もしかしたらまた様々な実況者に会えそう」

あかね「ウチらの冒険はまだ続きそうやな」

れいか「ええ、果てしなく長くなると思われます」

翌日

みゆき「あ、せっかくだからアイテム屋でこの前買えなかったアイテムを買いに行こう」

れいか「みゆきさん、この前みたいに無駄遣いをしないようにしてくださいよ」

みゆき「大丈夫だって」

やよい「マジックウォーターはまだまだ足りないかも・・・」

アイテム屋

やよい「あ、おまもりを買っていこう。それぞれの属性のお守りを1つずつ」

れいか「このお店、様々なデコルが売っていますね」

やよい「あ、これウィンドデコルだって、風系の技が使えるのかな?買おう」

みゆき「ディスペルデコルもあるよ」

やよい「このデコルでアンチドーテがなくても毒を治療できるようになるよ」

みゆき「じゃあ2つ買おう」

やよい「まだ金貨には余裕があるよ、ハイポーションを20個、
    マジックウォーターを21個買うよ」

れいか「金貨が1500枚を切りました。もしもの場合に備えて金貨は残しておきましょう」

店を出て

やよい「デコルセッターにお守りを装備したことでみゆきちゃんは光属性の技による被ダメージを、
    あかねちゃんは炎属性の、わたしは雷属性の、なおちゃんは風毒性の、
    れいかちゃんは氷と水属性の技による被ダメージを軽減できるようになったよ」

なお「あたしはウィンドデコルつけたから風づくしだね」

やよい「ディスペルデコルはわたしとみゆきちゃんが装備することにしたよ」

れいか「みなさん、自らを強化できたからといって油断は厳禁ですよ」

みゆき「うん、じゃあワーキン街を出よう」

オンスロート城

ゲイル(白い髪だが先端は茶色で服装は茶色が中心の鳥獣を擬人化したような男)「実況者にやられたか」

ゲイル「ウィケッド、アスラ、ずいぶんと打ちのめされてきたようだが・・・」

アスラ「そうなのよ!もう最悪!!」

ウィケッド「特に実況者の手助けをしたあの5人組の女はムカついたぜエ!」

ウィケッド「もう少しで実況者どもと共に抹消できたのによオ!」

アスラ「そうよそうよ!」

ゲイル「ウィケッド、アスラ、まずは落ち着け」

ウィケッド「はア!?落ち着けるわけねエだろ!!」

アスラ「無理なこと言わないでよ!!」

ゲイル「実況者が憎いのは俺も同じだ」

キネシス(橙の髪の獅子のような見た目の男)「また実況者に加担する奴が増えたのか・・・」

キネシス「これは我らにとって大問題だ。だが俺の力でひとひねりだ」

プレルウィス(髪も服装も青ずくめで竜を擬人化したような紳士の風上にも置けない男)「キネシス」

プレルウィス「力だけではダメだぞ。僕のような頭脳も大事さ」

ウィケッド・アスラ・キネシス「プレルウィスに言われるとこっちがイライラするっての!!」

ストレング(髪も服装もこげ茶色で獣顔の不細工な男)「早く彼らを消さなきゃ」

ゲイル「だな」

今日はここまで

ゲイル「ところであの白い妖精を閉じ込めている牢屋の鍵はどこに置いたんだ?」

ストレング「えっと・・・どこに置いたのか見てくる」

キネシス「おい・・・」

ウィケッド「あいつアテになんねえな」

アスラ「ストレングは何してるのかしら?」

そして

ストレング「ごめん・・・鍵なくしちゃった・・・」

ウィケッド「なんだとオオ!?」

アスラ「あんたは本当に役に立たないわね!!」

アスラ「頭もないし美貌もないし・・・」

ストレング「余計な世話だよこのバカ!!」

ウィケッド「はァ!?」

アスラ「バカと言う方がバカなのよ!」

ウィケッド「そうだァ!バーカバーカ」

アスラ「バーカバーカ」

ストレング「なんだよ!?うるさいなこのバカ!」

ストレング「僕だってやればできるんだよ!?今から出動して手柄を立てに行くよ!」タタタ

プレルウィス(なんだ・・・だったら僕も・・・)

ウィケッド「行ってしまったな」

アスラ「ま、ストレングが実況者に勝てるとは思わないけど」

ゲイル「まああいつに負ける実況者がいるのなら俺らが出るまでもないってことだな」

ゲイル「ん?プレルウィスはどこ行った?」

ウィケッド「あいつ抜け駆けしやがったな」

アスラ「なぜだか知らないけどあいつはやられてほしい・・・」

ウィケッド「化けの皮、いつか剥がしてやるぜエ!」

ゲイル「オンスロート様の野望はこんなんで実現できるのやら・・・」

そしてみゆき達は

みゆき「さーて、しゅっぱーつ!」

みゆき「って、最初の一歩目でモンスター!?」

バトル開始

ハッピー「わわわ、スライムとホーネットが4体ずつ出てきた」

ピース「一気に8体出てきたね」

サニー「まずはスターを使うで」

パアアアア

ハッピー「ここは一気に行くよ。数が多すぎるし、プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!」

マーチ「一網打尽だね」

ビューティ「ですが星のアイテムの副作用でHPがかなり下がりました」

ピース「アイテムゲット。でもポーションは99個だし意味ないけどね・・・」

そして

れいか「HPの回復のためにポーションを2つずつ使って10個使ったのはよいのですが・・・
    だったら私が持ってるヒーリングデコルでMPを消費して回復させたほうがよかったのでは?」

あかね「あ・・・」

れいか「MPを4つずつ、合計20消費してみなさんを回復します」

みゆき「じゃあクリエイトカントリーを目指そう」

しばらくして

やよい「あ、モンスター出なくなったね」

なお「これから先もそうであってほしいけど・・・」

れいか「みなさん、そう思っているときが一番危険ですよ」

あかね「わあ!言うてるそばから・・・!」

みゆき「戦おう!」

バトル開始

ピース「わわ、大蛇だ!」

サニー「3体もいるで」

ビューティ「とにかくまずは数を減らしましょう。プリキュア・ビューティブリザード!」

ピース「アイスデコルで攻撃!」

ピース「あー1体凍らなかった・・・」

ハッピー「ファイアデコルを使うよ!それ!」

サニー「ウチは凍らなかった方に・・・プリキュア・サニーファイヤー!」

サニー「があ!ぐう!反撃くらうてもうた~!」

マーチ「えい!」

ピース「2回攻撃をしてくると知ったからにはもう何もさせないよ!」

5人「だああああ!!」

そして

ハッピー「倒したね」

ピース「あ、お金を落とした。初めてモンスターから金貨をもらったよ」

マーチ「さて、変身解こう」

なお「あかねにポーション使わせるよ」

あかね「お、なおありがとな」

れいか「では、進みましょう」

みゆき「えーっと・・・クリエイトカントリーの道は右だっけ?左だっけ?まっすぐだったっけ?」

れいか「まっすぐですよ」

みゆき「れいかちゃん、ありがとう」

れいか「いけません!モンスターです!」

みゆき「ええ!?」

バトル開始

ピース「ふぇえ!剣士が6体も来たよ!」

ハッピー「デコル技を使うよ!」

ピース「わたしも!・・・きゃああ!!そしてもう1体の剣士もわたしに・・・!
    またクリティカル使われたああ!!」

ピース「HPやばいし・・・アイスデコル!お願い!みんな凍って!!」

ピース「1体だけ凍らなかったよ・・・」

ハッピー「ぐううっ!攻撃をまともにくらっちゃった・・・」

マーチ「あとはあたしが、プリキュア・マーチシュート!!」

サニー「てえい!!よし、1体倒したで」

サニー「星でHPをMPとTPにするで」

パアアアア

マーチ「これはウィンドデコルの出番だね」

ビュオオオオ

ピース「マーチのウィンドデコル使えるね、威力もなかなかな上に必要なMPも少ないし」

ハッピー「ファイアデコルをもう1発。よし、全滅させた」

♪チャラララ~

ハッピー「あ、レベルが上がった・・・と思ったらわたしだけ上がらなかったっよ・・・」

ピース「これでハッピー以外のレベルが7になったね、ハッピーのレベルはいつ9になるんだろう・・・」

ピース「経験値をいっぱいもらえたし次か次の次でハッピーも絶対レベルアップできるよ」

ハッピー「そうだといいけど」

今日はここまで

そして

れいか「これは私がMPを大幅に消費してヒーリングデコルを使って回復させたほうがいいですね。
    スターはHPを大幅に消費しますのでなるべく使わないようにしないように・・・」

れいか「ところでみなさんはなぜあの時リスクの高いアイテムを買ったのですか?」

あかね「えっと・・・」

やよい「リスクは高いけど勝負が早くつきそうだったから・・・」

なお「でもあと2つしかないよ」

れいか「欠点よりも利点に目が行ってしまったのですね・・・
    お願いですからちゃんと後先を考えてくだ・・・」

れいか「・・・っ!モンスターです!」

バトル開始

ハッピー「大蛇が6体もいる・・・!」

ハッピー「わああ!集中攻撃された!!わわわ・・・」

ハッピー「わああああ!!」

ドシャアッ

ビューティ「いけません!ハッピーが・・・!」

ピース「え?戦闘不能になっちゃった!?復活させたいけどまずは・・・」

ピース「アイスデコル!・・・って、1体も凍らなかった!」

マーチ「ウィンドデコル!・・・って、全然効いてない!」

ビューティ「守りを固めます」

サニー「てええい!!」

サニー「ハッピー!助けるで!スティミュラントや!」

ハッピー「あれ?わたし・・・」

マーチ「そしてハイポーション」

ハッピー「サニー、マーチ、ありがとう・・・」

ビューティ「ここは動かないのが吉ですね」

ピース「もう一回アイスデコル!・・・また1体も凍らなかった・・・」

ビューティ「今度は私に向かって一斉に襲ってきましたか!」

ビューティ「ぐっ・・・!」

ビューティ「危ないところでした。もしこのまま守りを固めず突き進んでたら・・・」

ハッピー「ファイアデコルを使うよ!」

サニー「これではラチがあかへんな。プリキュア・サニーファイヤー!」

サニー「1体倒したで」

ビューティ「では、そろそろ動きましょう。だあ!!」

ピース「わお、クリティカルで倒したね」

マーチ「やあ!!」

ピース「もう一回アイスデコルで・・・1体倒した上に残りの3体を凍らせることができた」

ハッピー「じゃあファイアデコルでとどめだね」

ピース「倒したね」

マーチ「またモンスターが来たよ!」

ビューティ「戦闘態勢に入りましょう!」

再びバトル開始

ハッピー「蛇が4体・・・ここは一気にいくよ、プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!」

ビューティ「一網打尽ですね」

♪チャラララ~

ピース「みんなのレベルが上がったね」

ハッピー「わたしは9に、あとのみんなも8になったね」

そして

れいか「ヒーリングデコルで私のHPを回復します」

やよい「しかしザコ敵とはいえ数で攻めてくるようになったね・・・」

なお「油断できない状態になったね・・・」

あかね「集中攻撃されたら終わりやな、さっきのみゆきのように・・・」

れいか「そうですね・・・」

みゆき「モンスター今にも出てきそうなんだけど・・・」

みゆき「わあ!やっぱり出てきた!」

れいか「みなさん!戦闘準備です!」

なお「一体何体来るんだろう・・・」

バトル開始

ハッピー「スライムとネズミが3体ずつ来たよ」

サニー「スライムから攻撃するで!」

マーチ「プリキュア・マーチシュート!よし、1体倒した」

ビューティ「スライムを凍らせましょう。プリキュア・ビューティブリザード!」

ビューティ「凍らせるどころか倒しましたね」

ピース「まとわりつかれるのはもう嫌だ!!プリキュア・ピースサンダー!!」

ハッピー「スターを使うよ」

パアアアア

ハッピー「わわ、ネズミが3体ともこっちに来た。あれ?ちっとも痛くない・・・」

サニー「今こそ突撃するときやな」

ビューティ「ですがその後のことも考えてください」

ビューティ「今は攻撃のチャンスですね」

5人「だああああ!!」

ハッピー「よし、あと2体」

ピース「動けないスライムもいるけどね」

サニー「だああ!!!」

ピース「クリティカル発動だね」

マーチ「負けてられない!」

ピース「マーチもクリティカルだね」

ハッピー「ファイアデコルを使うよ」

ピース「スライムと大ネズミを1体ずつ倒したね」

ビューティ「たあ!」

ピース「えい!」

ピース「わあ!体当たりが・・・効いてないね、スターの能力のおかげだね」

サニー「とどめはウチがさすで!」

ピース「倒したね。そしてアイテムをたくさんゲットだね」

そして

れいか「ポーションの数にかなりの余裕ができたとはいえ
    回復は私のデコルでやります」

あかね「思ったことやけどこの星、ザコ敵にしか使えへんわ・・・」

なお「そうだね、HPの減りが激しいし戦いなれてる敵にしか使えないね・・・」

やよい「あ、あそこにゲイザーがいるよ!」

みゆき・あかね・なお「ええ!?」

れいか「誰かがゲイザーと戦って・・・
    もしかしたらこれは襲われているのではないのでしょうか?」

あかね「あ、あれもしかして・・・」


パステルくん「わっ!わわわっ!危ない!触手が当たりそうになったよ!
         わー!触手をよけるのが精一杯だよ~」


やよい「パステルくんを助けたいけどこのまま突っ切ったら
    触手にやられちゃうよ。触手のせいで近づけないよ・・・」

パステルくん「はぁ・・・はぁ・・・あったれ~!」

ドスッ

パステルくん「やった~倒した~」

やよい「投げた短剣が偶然ゲイザーの弱点である目に当たったね」

れいか「でも落としたキノコは確か・・・」

パステルくん「わ~いキノコだ~。ぼくおなかすいてたんだしいただきま~す」

パステルくん「あれ・・・?なんだか意識が・・・」ドタッ

やよい「大変!パステルくんを助けよう!スティミュラントある?」

みゆき「これだね、早く届けよう!」

やよい「うん!」

そして

やよい「パステルくん!!これあげる!!目を覚まして!!」

パステルくん「あれ?確かぼくは・・・」

やよい「ハイポーションを飲んで!」

パステルくん「わー、ありがとう」

パステルくん「あれ?君たちあの時トッテンを捕まえた・・・」

やよい「そうだよ。覚えてくれたんだね」

パステルくん「わー!モンスターだ!また来たの!?」

やよい「え!?」

バトル開始と思いきや・・・

パステルくん「ぼくにまかせて!」

みゆき「え?」

パステルくん「」スッ

あかね「なんや?チップを使うんか?」

やよい「あ、これもしかして・・・」

パステルくん「やあ!!」

ドゴーン

れいか「私達がプリキュアになることもなく終わりましたね・・・」

なお「ホッケーゲームの名人技みたいだね今の技」

やよい「しかもわたし達の経験値がなぜか上がってる」

やよい「ジャストなんたらとかいう技でケルベロスを瞬殺したね」

パステルくん「どうだった?」

みゆき「すごい、すごいよ」

やよい「一時的にパーティーに加わってくれたんだね。わたし達の経験値も上がってたしさ」

パステルくん「でもぼくはまだまだ配達の仕事があるんだ。でもまた君たちとは会えそうだよ」

やよい「うん、わたしもそう思うよ。また会おうね、パステルくん」

パステルくん「うん、ぼくと君たちとはもうお友達だね」

やよい「うん」

パステルくん「それじゃ」

やよい「さて、わたし達も・・・」

れいか「いけません!モンスターです!」

5人「プリキュア・スマイルチャージ!!」

バトル開始

サニー「って、ゲイザーまだいたんかい!」

ピース「攻撃される前に先出を・・・」

ギュルルルル

ハッピー「ああああ!!」

サニー「しもた!」

マーチ「わあああ!」

ビューティ「いけません!!」

ピース「あああ!触手に巻きつかれたあああ!!」

5人「ぐううううううっ!!」


パステルくん「わああ・・・あの触手・・・すごい殺傷力を持っていたんだ・・・
         あの子達、超特大ダメージを受けた上にMPも吸われちゃったし・・・」


ビューティ「いけません・・・!毒をもらった上に毒の霧が・・・」

サニー「って、ゲイザー自爆したやん・・・」

サニー「っちゅうことは・・・」

ピューー

ドオン

5人「くううっ・・・」

みゆき「はぁ・・・はぁ・・・毒が全身に回りこんで動けないよ・・・」

れいか「くう・・・」

パステルくん「みんな!大丈夫!?アンチドーテ1個しかないけど誰に使おうかな?
         これで回復してあげる!あと、フルポーションを君にあげるよ」

れいか「あら、あなたは・・・ありがとうございます。おかげで助かりました」

パステルくん「ぼくは当たり前のことをしただけだよ。じゃあ今度こそまた会おうね」タタタ

やよい「れいかちゃん・・・早くわたし達も・・・」

れいか「では、みなさんも・・・」

れいか「・・・っ!こんな時にまた・・・」

グルグルグル

5人「きゃあああああ!!!」

れいか「いけません!変身する前に・・・!」

れいか「・・・また自滅ですか・・・と、いけません。宙吊りのまま自滅されたから・・・」

ピューー

れいか「ぐうっ!」ドン

れいか「毒が・・・!早く・・・アンチドーテを・・・」

れいか「毒は治りましたが・・・みなさんは・・・
    これはスティミュラントを倒れてる人数分使いましょう」

みゆき「助かった~」

あかね「なんやねんあのモンスター・・・」

やよい「MPもなくなっちゃったし最悪だよ・・・」

なお「もう来ないでほしい・・・」

今日はここまで

みゆき「あ、水がある」

やよい「色が違うけど・・・ポーションかな?」

あかね「飲んでみるで」

なお「4つしかないけど・・・」

みゆき「れいかちゃんにも飲ませたかったけどわたし達で飲むよ」

みゆき・あかね・やよい・なお「」ゴクゴク

みゆき「え?なに・・・これ・・・」

みゆき・あかね・やよい・なお「」ドタッ

れいか「いけません!!毒入りの水だったのでしょうか?
    みなさんにスティミュラントを使います!あっという間に合わせて8個も使いましたが・・・」

れいか「MPがなくなってしまいましたのでこれではデコル技を使えません。
    アイテムを使いましょう」

れいか「ハイポーションはどうしましょうか・・・ここはポーションを15個使うのがよいですね、
    ハイポーションはもっと先に進んでからにしましょう」

みゆき「助かったよ」

やよい「スティミュラントは13個しか残ってないし計画的に使わないと・・・ポーションは83個もあるとはいえ・・・」

やよい「ハイポーションは18個だし・・・」

みゆき「あ、向こうに宝箱がある」

なお「あ、本当だ。さっきはなかったのに・・・」

みゆき「開けるよ」

ガチャッ

やよい「ポーションとハイポーションが7つずつ入ってるよ。ラッキー」

やよい「あれ?この香水はなんだろう?香りがいいなぁ・・・もしかしたらこれ回復アイテムかも・・・」

やよい「みんながピンチになったときに使ってみよう」

やよい「でも2つしか入ってないし・・・」

れいか「数には余裕があるとはいえ無駄遣いは避けましょう」

みゆき「じゃあ進むよ」

すると

FOX「via、JJ、見ろ。人が通るぞ」

JJ「おいおいFOX、ZIPらの名前も言ってくれよ」

FOX「言うのめんどくさ・・・」

via「確かにそうだけどさ・・・」

ZIP「俺とLEVEL0とSUNSHINEとカルピーとゅゎぃゅが空気みたいになってんじゃねえか・・・」

カルピー「FOX、ゅゎぃゅはお前の兄なんだからさ・・・」

FOX「悪い、ゅゎぃゅ兄さんには特に目立ってほしくないんだ」

ゅゎぃゅ「俺、弟に頼りにされてねえな・・・」

LEVEL0「あの子達をここから遠ざけてくれ、この岩を爆破させられねえしよ」

SUNSHINE「あの子達近くに来たぞ」

FOX「よし」

FOX「おい、お前ら、ここには近づくなよ、
   今から俺たちがくよん!の8人がこの岩を爆破させるからな」

みゆき「え?」

やよい「あ、あなた達ももしかして実況者ですか?」

FOX「そうだ。それより早くここから離れろ。爆破させなれないしさ」

ZIP「クリエイトカントリーとかに避難したらどうだ?」

れいか「はい、そうさせてもらいます」

FOX「じゃあいくぞ」

れいか「みなさん、急いでここから離れましょう!」

みゆき・あかね・やよい・なお「うん!」

クリエイトカントリー

ドガーン

れいか「どうやらあの岩が爆破されたみたいですね」

やよい「でも向こうへ行くのは明日にしよう」

れいか「賛成です。今日は宿で今までの疲れを癒しましょう」

みゆき「うん」

やよい「あ、その前にアイテム屋寄ろう」

れいか「宿泊代の確保はしてくださいよ」

アイテム屋

やよい「あ、新しいデコルが売ってある。2つ買ってみよう」

やよい「そのあとマジックウォーターを11個買うよ」

やよい「買い物はここまでにするよ。本当はもっとマジックウォーター買いたかったけど・・・」

れいか「では、宿に向かいましょう」

なお「宿ではどんなご馳走があるのかな~」

その途中で

みゆき「あ、パステルくんいた」

やよい「あの女の子達は確か道場で・・・」

パステルくん「はい、ぼくの特製の時計だよ~」

ゆき「わあ、この時計かわいい~」

りぃ「この時計ほしかったんだよね~」

ymd「お似合いだね~」

まるこ「パステルくん大忙しだね」

パステルくん「でも合間をぬっていろんなところに行きたいよ」

ゆっくり「あ、お前ちょうどいいところに」

パステルくん「あ、君も時計の配達の依頼者だね、はい」

ゆっくり「懐中時計があればいつでもどこでも時間を見れるぞ」

きめぇ丸「そんなこと言って時計なくすなよ」

ゆっくり「そんなことしねえって」

旦那「ゆっくりじゃ心配だな・・・」

れいか「あの方々とはまたどこか出会いそうです・・・」

やよい「後何回パステルくんとゆっくり実況の3人を見たり会ったりするんだろう・・・」

みゆき「みんな仲良しでハッピーだね」

やよい「それより宿に泊まろう」

れいか「そうですね」

今日はここまで

翌日

みゆき「さあ出発」

あかね「モンスターには気をつけなあかんで」

やよい「向こうにいけるようになったしそこに行ってみよう」

なお「みんなで行こうね」

れいか「また未知の領域に足を入れます。充分に用心してください」

みゆき「しゅっぱーつ!」

街を出て

れいか「あの岩が爆破されて粉々になったのですね。
    ですがそれにより通れるようになりました。
    あの時そこを離れていなかったら・・・」

なお「爆発に巻き込まれていたね・・・」

あかね「ごっつすごい音やったしな・・・」

みゆき「みんな、先に進もう」

少しした後で

やよい「モンスターが来たよ!」

れいか「来ましたね」

みゆき「変身だよ!」

やよい「あれはコカトリスというモンスター・・・しかも2体もいる・・・」

バトル開始

ゴオオオオ

5人「わああああ!!」

ピース「この鳥・・・火なんて吹くっけ?」

サニー「ウチらに言われても知らんわ」

ホオオオオ!

5人「あああっ!」

ビューティ「いけません!バランスを崩されました・・・!」

ピース「雄叫びでスタン状態にさせるなんて・・・」

マーチ「くうっ!」

ハッピー「とっとっと・・・」

ハッピー「何とか体勢を立て直せた・・・」

ホオオオオ!

マーチ「わあ!また雄叫びが来た!」

マーチ「くっ!またバランスを崩された・・・」

ビューティ「不覚を取りました・・・」

サニー「ぐぐぐ・・・」

ピース「これじゃ攻撃できないよ」

ハッピー「みんな・・・!」

ハッピー「あ、わたしは動けるんだね、じゃあ・・・」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

ハッピー「よし、全滅させた」

ピース「危うく何もできずに終わるところだったよ・・・ハッピー、ありがとう」

そして

やよい「ポーション使うよ」

やよい「って、またモンスター来た!」

みゆき「だったら変身解くんじゃなかった・・・」

バトル開始

ピース「またコカトリスが2体・・・」

マーチ「いきなりだけど必殺!プリキュア・マーチシュート!」

ホオオオオ!

ハッピー「わああ!」

マーチ「しまった!隙を突かれた!」

サニー「バランス崩してもうた!」

ピース「スタン状態になってないのはわたしとビューティだね」

ビューティ「2体目が攻撃する前に・・・プリキュア・ビューティブリザード!」

ビューティ「倒しました」

ピース「じゃあわたしも・・・プリキュア・ピースサンダー!」

ピース「よし、しびれさせた」

ビューティ「ハッピー、サニー、マーチ、ともにまだ体勢を立て直せてないようですね・・・」

ピース「じゃあわたし達だけでいくよ」

ビューティ「いくら相手が動けないからといっても油断は禁物ですよ」

ピース・ビューティ「たあ!!」

ハッピー「やっと体勢立て直せた」

サニー「ウチもや」

マーチ「あの雄叫びが特に厄介だね・・・」

サニー「お、相手はしびれて動けないんやな、やられたらやり返すで。ウチにまかせとき!」

ピース「じゃあ残りのみんなはガードでTPを溜めよう」

サニー「いくで!プリキュア・サニーファイヤー!!」

サニー「倒したで」

♪チャラララ~

ピース「ハッピー以外のレベルが上がったね、これでみんなのレベルが9になったよ」

そして

みゆき「わたしのレベルはいつ上がるんだろう・・・」

やよい「あ、魔法の円陣がある、あの中に入ればHPとMPを回復できるよ」

れいか「では、モンスターに気をつけてあの中に入りましょう」

そして

やよい「モンスターが来なくてラッキーだったね」

なお「疲れが取れたよ」

あかね「でもやよいが言ってた円陣とやらもう消えてもうた・・・」

やよい「一回しか使えないってあり?」

ポン

やよい「わ、目の前に宝箱が出てきた」

みゆき「開けてみよう」

ボン

みゆき「わっ、消えちゃった・・・偽物だったの?」

やよい「そうでもないよ、ポーションが7つ、アンチドーテが1つ、
    マジックウォーターとスティミュラントが5つずつ出てきたよ」

みゆき「あれは何?」

やよい「能力アップアイテムかもしれない、2つあるし飲んでみよう」

みゆき「うん・・・あれれ・・・?なんだか・・・」

みゆき・やよい「」ドタッ

れいか「いけません!みゆきさんとやよいさんが・・・!」

あかね「あいつらまた毒薬飲んだんかい!」

なお「早く復活させよう」

なお「確か復活アイテムは・・・」

あかね「スティミュラントやな、みゆき、やよい、これで目覚ましな」

みゆき「まさかこれも毒入りだったなんてはっぷっぷ~だよ・・・」

やよい「みんな、ありがとう・・・」

れいか「いけません!モンスターです!」

やよい「えー!?わたしまだ回復してないのに・・・」

みゆき「わたしもだよ」

バトル開始

ピース「あああ!またゲイザーあああ!!!」

ビューティ「・・・っ!いつの間に・・・」

シュルルルル

ハッピー「きゃああ!巻きつかれたああ!!」

マーチ「あああ!!」

サニー「またこれか~い!!」

ピース「みんな触手に巻きつかれちゃったー!」

ビューティ「ぐううっ!!毒が入り込んで・・・!」

ピース「HPもMPもがっつり吸われてく・・・」

ビューティ「き・・・霧が来ました・・・!みなさん!できるだけ息を止めて・・・」

サニー「・・・っ」

サニー(また自爆かい・・・)

マーチ「自分の放った毒にやられるなんて・・・」

サニー「って、ウチら全然よくあらへんで・・・!」

マーチ「わわわ」

サニー「また宙吊りのまま高所から落下や~!!」

ピューーー

ドシャアッ!

れいか「くうっ・・・!」

あかね「あ・・・が・・・」

なお「急いで・・・アンチなんたらを・・・」

なお「よし、あたしの毒は治ったしれいか、あかね、これを・・・!」

あかね「なお、助かったで」

れいか「毒がおさまったのはよいのですがアンチドーテこれで持つのでしょうか?」

なお「アンチドーテ、ああ、今覚えた。大丈夫じゃない?69個も残ってるんだし」

れいか「逆に不安だわ・・・」

あかね「なお、アンチドーテの数69やなくて68な」

なお「あ、そうだ、みゆきちゃんとやよいちゃんにもアンチドーテを・・・」

みゆき・やよい「」

れいか「いけません!これはアンチドーテではなくスティミュラントの方がよいのでは?」

なお「うん、じゃあみゆきちゃんとやよいちゃんにスティミュラントをあげるよ」

みゆき「もうウルトラはっぷっぷ~だよ」

やよい「結局同じ手でやられちゃったよ・・・」

やよい「とにかくハイポーションとマジックウォーターをみんなに1つずつあげるよ」

れいか「HPの回復が充分ではないようですがこのまま行っても・・・」

れいか「いけません!モンスターです!」

あかね「こんな時にモンスターかい!!」

なお「いくしかないようだね」

やよい「コカトリスより弱い敵だといいけど・・・」

バトル開始

ピース「オークが2体来たよ」

サニー「わわ!攻撃してきたで!」

サニー「って、2体ともウチをねらっとるん!?」

サニー「なんとか間一髪でかわせたで・・・」

ハッピー「ファイアデコルを使うよ!」

ピース「わたしもアイスデコル、って、全員凍らなかった!」

マーチ「あたしもデコル使う、ウィンドデコルで3体同時に攻撃!」

ビューティ「では、各個撃破といきましょう」

5人「だああああ!!」

ピース・マーチ「があっ!」

マーチ「まだまだ!たああ!!」

ピース「クリティカルで倒したね、じゃあわたし達も・・・」

ハッピー・サニー・ビューティ「とおりゃあ!!」

ピース「ええい!!よし、クリティカル発動、倒したよ」

♪チャラララ~

ハッピー「あ、わたしのレベルが10になったね」

そして

あかね「ウチ、このデコル着けてみるで」

レッツゴー・ステート!

あかね「このデコルステートデコルというんか」

みゆき「じゃあわたしも、ディスペルデコルはなおちゃんに持たせるよ」

なお「うん、MPに余裕があれば状態異常を回復させるよ」

れいか「この香水のようなものも使ってみましょう」

やよい「わあ、みんなのHPが回復したよ」

れいか「でもあと1つしかありませんし計画的に使いましょう」

なお「あそこに村が見えるよ」

みゆき「あっちの道にも行きたいな」

やよい「そうだね、そこに行く価値もありそうだよ」

れいか「道に迷わないでくださいよ。みゆきさん、やよいさん」

みゆき「さあ行こう」

みゆき「って、向こうは行き止まりじゃん!」

やよい「でも宝箱があるよ、開けてみよう」

れいか「モンスターです!」

あかね「変身やな」

バトル開始

ピース「インプが2体来たよ」

サニー「このデコルいろんなのが使えるんやな、じゃあ誘惑っと」

チャララ~

サニー「って、これ全然役に立たへんわ!」

ハッピー「じゃあ電撃」

ハッピー「みんなしびれさせたよ」

ピース「じゃあもしわたしがアイス使ってたら・・・」

ピース「2体とも凍らせられたじゃん」

マーチ「チャーンス!」

ビューティ「いきましょう!!」

ビューティ「攻め手を緩めなくてもよさそうですね」

5人「だああああ!!」

マーチ「よし、倒した。残りの1体はこれでいくよ!プリキュア・マーチシュート!!」

サニー「まだ倒れへんな、じゃあウチがきめるで!たあ!」

サニー「倒したで!」

そして

やよい「さあ、宝箱を開けるよ」

みゆき「中身は何かな~?」

れいか「罠でなければよいのですが・・・」

ガチャッ

なお「モンスターが出てきたよ!」

あかね「やっぱり罠やないかい!!」

れいか「仕方がありません!戦いましょう!」

今日はここまで

バトル開始

ピース「2体のコカトリスが来たよ!」

サニー「早速ステートデコルの電撃使ってみるで!」

サニー「よっしゃ、全員しびれさせることができたで!」

サニー「って、ハッピー?何しとるん?」

ハッピー「あ~、わたしも電撃使っちゃった・・・」

サニー「なんやねん!結局MPムダに使っただけやないかい!倒せたはええんやが・・・」

マーチ「しかもまた敵来たよ!」

ビューティ「MPが少ない状態での連戦はきついですね・・・
       マジックウォーターもまだまだ温存しておきたいしどうしましょう・・・」

ピース「今度はオークが3体来たよ!」

再びバトル開始

ハッピー「やあ!!」

サニー「MPないし攻撃しかあらへんな」

マーチ「ウィンドデコルを使うよ!」

ピース「じゃあわたしは、プリキュア・ピースサンダー!!」

ピース「って、しびれていない・・・!」

ピース「がああっ!!クリティカルで反撃されたよ・・・」

サニー「わああ!!ウチもクリティカルくらったで!」

ビューティ「3体目が攻撃する前に、プリキュア・ビューティブリザード!」

ピース「ナイス、ビューティ」

サニー「こうなりゃウチも、プリキュア・サニーファイヤー!」

マーチ「もう一回ウィンドデコルを使うよ!よし、1体倒した」

ビューティ「ヒーリングデコルでサニーを回復させます」

ピース「アイスデコルでどうだ!一体も凍らなかった・・・」

ハッピー「たあっ!」

ハッピー「わわわ、攻撃してきた!」

ハッピー「なんとかよけることができた・・・」

サニー「いくで!だあああ!!」

ピース「クリティカルで倒したね、あと1体、えい!」

ハッピー・マーチ、ビューティ「てえい!!」

ビューティ「いけません!氷が溶けました!早めにケリをつけなければなりません・・・」

サニー「じゃあウチが!だああ!!」

サニー「あー倒せへんかった・・・」

マーチ「いくよ!ええいっ!!よし、倒した」

♪チャラララ~

ハッピー「みんなのレベルが10になったね、わたしのレベルは上がらなかったけど・・・」

ピース「ま、またモンスター・・・」

マーチ「いくしかないね」

再びバトル開始

ピース「インプだ、しかも4体もいる・・・」

ハッピー「わたしにまかせて!プリキュア・ハッピーシャワー!」

サニー「おお、4体全員に当たったな、でもまだ倒れてへん・・・」

ビューティ「私たちも行きましょう!」

サニー「せやな」

サニー・マーチ・ビューティ「たあ!!」

サニー「倒したで」

マーチ「あたしも倒したよ」

ビューティ「あと1体ですね」

ピース「あああ!攻撃くらった!でもまけないよ!ええい!!」

ピース「よーし、クリティカルで倒した」

ビューティ「もうモンスターは出てこないようですね」

そして

あかね「もう宝箱を安易に開けられへんようになったわホンマ・・・」

やよい「見て!ハイポーションが7つも入ってるよ」

なお「それがなかったらこの宝箱は罠だったってことになるね・・・」

れいか「ええ、それこそ甘い罠というものです・・・」

みゆき「じゃああの村へ向かおう」

やよい「モンスターとの戦いで得た金貨でアイテムを補充しよう」

なお「待って、その前に何か食べに行こう。あたしもうおなかペコペコだよ」

みゆき「じゃああの村で何か食べに行こう」

れいか「それまでにモンスターに出会わなければよいのですが・・・」

少しした後で

れいか「幸いモンスターには遭遇しなかったようです」

みゆき「じゃあ村に入るよ~」

あかね「どんな村なんやろな」

テツクラヴィレッジ

村人「ようこそ、テツクラヴィレッジへ」

れいか「テツクラヴィレッジですね、覚えました」

なお「そういえばワーキン街でパステルくんから聞いたけど
   この村のお米がとてもおいしいんだって?」

村人「そうだよ、あ、君達もパステルくんに会った事があるのかな?」

やよい「そうだよ」

みゆき「行く先々で会ったりするよ」

村人「そうなんだ。あ、そうだ、この時計を見て、僕も時計の注文の以来をして
   届けてもらったんだ。あのネズミさんの時計はシンプルで持ちやすくていいよ」

村人「パステルくんもたいしたもんだよ。あ、うわさをすればってやつかな?」

パステルくん「わ~い、放課後おでん倶楽部のお米はおいしかった~。
         あ、みんな、また会ったね」

みゆき「あ、パステルくんだ」

村人「昨日は素敵な時計をありがとうね」

やよい「パステルくん、昨日からこの村にいたの?」

パステルくん「そうだよ。道をふさいでいたあの岩がなくなってて通れるようになったんだ。
         おかげで配達に間に合ったよ」

やよい「それはよかったね」

パステルくん「あ、そうだ。放課後おでん倶楽部のみんなが経営している

         おでん倶楽部という店名はおでんでもお米料理店に行ったことある?
         あそこのお米料理はとってもおいしいよ」

なお「本当!?みんな!行ってみよう!」

あかね「おでんなのに米料理店って、それ店名詐称やないかい!!」

れいか「ええ、ですが店内では羽目を外さないようにしてください」

みゆき「おでん倶楽部に行ってみよう!」

パステルくん「おでん倶楽部はここから左に曲がってまっすぐ進んだ後すぐのところにあるよ」

なお「パステルくん、ありがとう」

なお「ごっはんごっはん~♪」

おでん倶楽部内

みゆき「混んでるね、って、客が一斉に帰ってるよ」

れいか「何があったのでしょうか?」

なお「あ、あの人達あの時の・・・」

あかね「ああ、岩を爆破した人達やな」

FOX「お、おまえらまた会ったな」

れいか「はい」

via「この店はもう閉めるってさ」

なお「ええ~!?」

JJ「どうやらさっき材料を切らしてしまってさ」

LEVEL0「米の調達が間に合わなかったんだってよ」

ZIP「俺たちが調達させてやろうとは考えていたけどな」

カルピー「え?」

SUNSHINE「あ、その場所に心当たりがあるぜ」

ゅゎぃゅ「でも伝説のお米が取れる場所は危険だぜ」

FOX「おまえら、ここで食べるなら明日にしてくれ。
   もしくは宿に泊まって食べてくかどっちかだな」

おしぼり「がくよんの8人の言うとおりだよ。悪いけど明日にしてください」

なお「ちぇ~・・・」

れいか「仕方がありません。宿に泊まりましょう」

あかね「仕方があらへんな・・・」

やよい「パステルくんおすすめの店だったのに・・・」

みゆき「宿で食べていこう」

なお「・・・あ、みんな、先行ってて、あたし、後で行くから。
   何か情報があったらすぐに知らせるよ」

みゆき「うん」

あかね「なおどうしたんやろ?」

れいか「私もいろいろとテツクラヴィレッジの情報を集めてきます。
    みゆきさん、あかねさん、やよいさん、できれば同行お願いします」

みゆき「うん、いいよ」

なお「じゃあみんなは先にここを出て、あたしも後で出るから」

そして

FOX「ん?お前、まだいたのか?」

なお「君たちの話の中で気になることが一つあるんだ」

FOX「それは何だ?」

FOX「あ、そうだ。おにぎりを一つ隠し持ってたんだ。それをお前にやる。食べてくれ」

なお「いいんですか!?ありがとうございます」

そして

FOX「そんで気になることとは何だ?」

なお「伝説のお米のことだよ」

今日はここまで

なお「あたし、伝説のお米に着いて興味津津だよ」

FOX「ああ、テツクラヴィレッジを少し離れたところにライスクック山があるんだ。
   宿屋の窓からよく見えるけど実際に行くと遠いぞ。しかもあそこは危険だ」

ゅゎぃゅ「できれば俺たちが行きたいけどな」

なお「危険なところ?どんなものが待ち構えているのかな」

FOX「あの山へ行くこと自体は危険じゃないんだ。だが伝説のお米を取るとなると
   2人の番人と戦わなければいけないんだ。そいつがものすごく強いんだ」

ゅゎぃゅ「力士のような見た目通りの攻撃力とその見た目とは裏腹のすばやさを持つ」

FOX「どすこいアタックが俺たちは何回やってもよけられなかったぜ。
   奴らの力の源はお米らしい。伝説のお米を食べると力士のパワーをゲットできるってうわさだぜ」

ゅゎぃゅ「あんなの迷信だよ」

なお「ねえ、あたし、たとえその話が迷信だとしても伝説のお米で作ったご飯を食べてみたいよ」

なお「というか猛烈に食べたい!」

なお「あたしもあの山へ行ってみるよ」

なお(あの山を少し見てきたらみんなのところへ行こう)

なお「お米~お米~」ダッ

FOX「行ってしまったな・・・」

LEVEL0「あいつがお米に対する執着心が強いように見えた・・・」

FOX「意味分からんな・・・だがあいつは意味分からんけど全速前進だな」

ライスクック山

なお「さ~て、伝説のお米って何だろう~?楽しみ楽しみ~♪」

なお「伝説のお米を見にしゅっぱ~つ」

その途中で

なお「あ、あんた達また会ったね」

ゆっくり「ああ、奇遇だな」

きめぇ丸「今回は一人か?」

旦那「伝説のお米を取りに来たの?」

なお「そうだよ」

ゆっくり「伝説のお米ならもうないぞ」

なお「ええ~!?」

きめぇ丸「俺たちとぐっちとであのどすこい番人達にいどんで苦戦の末倒した。
      ぐっちのおともに助けられたな」

ぐっち「Gはいつだって俺の最高のパートナーやで」

G「じ、じぃ~」

なお「Gって、このおじいさんの名前?」

ぐっち「そうや、バトルになれば最高のヒーラーになるで。
    敵の攻撃力を下げる能力の使えるしな」

旦那「Gはぐっちのペット的存在なんだよな・・・
   人間にしか見えん奴をペットというのもどうかしてんだが・・・」

G「じぃ~」

なお「ペットって・・・」

旦那「話を戻すぞ、Gに助けられて2人のどすこい番人を倒したはよかったがあとがよくなかった」

なお「え?どういうこと?」

きめぇ丸「Gが伝説のお米を一つ残らず食い尽くしてしまったんだよ」

ぐっち「でもそのあとGが究極技を発動させて食べた分を取り返したで」

ゆっくり「ああ、辺り全体がお米だらけになったな」

ぐっち「いつもは炊きたてやけど今回はまだといでない米を出したで。
    こういう能力の使えるで」

ぐっち「あ、『こういう能力も使えるで』やったな・・・」

ゆっくり「『能力の使えるしな』ってなんだよ・・・『の』じゃなくて『も』だろ・・・」

ぐっち「言い間違いくらい大目に見てくれや・・・」

旦那「Gのその能力がなかったら結局すべて台無しになってたな」

ぐっち「これがGの出したお米や。バッグ1つじゃ持ちきれへんから
    ゆっくり実況のみんなにも手伝ってもらったで」

ゆっくり「4つあってやっと全部入りきったんだがな」

ぐっち「このバッグは便利やな、アイテム入れによう使えるわ」

ぐっち「あと、Gの食欲は相当なものや、最低でも一日金貨20万枚使うほどの食料を必要とするで」

なお「ええ!?」

ゆっくり「こいつこう見えて貯金金貨1億枚やで」

きめぇ丸「収入も大企業並みだしな」

ぐっち「せやけど俺自身は贅沢できへんで、かなりの高収入やが
    その8割以上がGの世話代でとんでってるんや」

G「じ、じぃ~」

なお「このおじいさんどれだけ食べるの・・・」

ぐっち「でもGに愛情こめるとそれなりの事が返ってくる。
    Gの究極技は回復技やけど私生活でも使えるで。
    この技一つで最低でも1ヶ月は何も買わずに済むんや」

ぐっち「でもただでは究極技の力を出してはくれへんで
    それだからGの力で優雅な生活しようなんて考えは甘いわ」

ぐっち「いい加減な気持ちでGの面倒を見ようとすれば
    世話代で全財産を持ってかれてまうで」

G「じぃ~」

なお「あたしもなんとなくそんな気がする・・・」

なお(もしこのおじいさんと一緒に生活したら弟達が何しでかすか・・・)

ぐっち「あと、このお米はおでん倶楽部に提供しますわ」

G「ぐっちよ、その米で作った料理はうまいじゃろうな~」

ぐっち「Gもおでん倶楽部の料理がすっかり気に入ったようやな。
    食事代が金貨4万枚を超えてしもたわ・・・
    Gは50人分の料理を食うたしな」

G「わしゃ、またあの場所で外食したいのぉ~」

なお「あ、このおじいさんしゃべれるのね・・・」

なお「先を越されたのなら仕方ないし戻ろう・・・」

ぐっち「あ、一緒に行かへん?」

ゆっくり「俺たちもこのあと宿で泊まる予定だしさ」

なお「じゃあそうしよう」

宿に向かう途中で

なお「あ、みんながいる、今変身したところだね」

ぐっち「そういえば君も伝説の戦士やったな、あの4人君の仲間なんやろ?」

ゆっくり「俺たちも行くぜ」

旦那「あれはオンスロート一族のストレング・・・」

きめぇ丸「あの子達押されてるようだし大急ぎで助けにいくぜ!」

なお「うん!!」

なお(お願い・・・みんな、あたしが来るまで持ちこたえて・・・)

今日はここまで
ちなみにGの元ネタは妖怪ウォッチのひも爺です。

ストレング「ははは、僕に近づくことなんてできないよ」

ハッピー「くうっ・・・!」

ビューティ「隆起する岩のせいでどうすることも・・・」

ピース「こちらの攻撃も全て防がれてしまう・・・」

サニー「あの岩をどうやって攻略すりゃええか分からへん・・・」

ビューティ「みなさん!岩の隆起がまた来ます!」

ストレング「はーっはっはっは、僕の岩によるショータイムのはじまりだね」

ビューティ「くっ・・・!これじゃよけきれ・・・」

ハッピー・サニー・ピース・ビューティ「わあああああ!!」

ストレング「君たちは本当に邪魔だよ。どうして実況者なんかに肩を持つの?
       実況者は僕たちのにっくき敵なのに・・・」

ハッピー「実況者の残滅なんか・・・絶対に・・・させない!」

ストレング「そうかい」

ハッピー・サニー・ピース・ビューティ「くああああっ!!」

ストレング「強がりはいけないな」

ストレング「君たちいい加減負けを認めてよ。あとは僕に始末されるだけなんだからね」

サニー「・・・か・・・勝手に決めんな・・・!」

ピース「例え4人でも・・・」

ビューティ「1人いなくても倒れるわけには・・・」

ストレング「まだ負けを認めないんだね、もう勝負は決まっているんだよ。
       もうとどめ刺していい?ひっさあつ!」

ストレング「ジャイアントストレング・オーバードライブ!」

ストレング「岩の隆起たち出発進行♪」

ヒューーー

ドゴン!

ストレング「ぐあっ!」

マーチ「みんなを倒させるわけにはいかないよ!!
    大切な仲間達を絶対に守る!」

ストレング「くっ!邪魔が入ったか・・・!だが実況者がいる以上みんな始末してやる!」

マーチ「そんなことは絶対にさせない!そして絶対に許さないよ!!」

ストレング「うるさいな。君たちもあの4人のようにしてやるよ!」

ゆっくり「それはどうかな?」

きめぇ丸「俺たちはあいつらのようにはならないぜ」

旦那「来い!オンスロート一族!」

ぐっち「G、僕たちがストレングにやられそうになったら回復頼むで」

G「じ、じぃ~」

ストレング「その意気込みも全て消してやるよ!ジャイアントストレング・オーバードライブ!」

ストレング「岩の隆起たちしゅっぱつしん・・・」

マーチ「たああああ!!」

ストレング「なに!?あの岩を突破したというのか!?」

マーチ「こんなのに当たるわけにはいかない!」

マーチ「はああああ!!」

ストレング「そんなバカな・・・!僕の技が破られるなど・・・!」

マーチ「実況者たちはあたしが守る!!プリキュア・マーチシュートインパクト!!」

ストレング「ぐはああああ!!」

そして

ストレング「くっそー!おぼえてろ~!!」

ゆっくり「あ、くそっ!逃がしたか・・・」

きめぇ丸「俺たちあの岩を避けただけだったな・・・」

旦那「手柄全てあの子に持ってかれた・・・」

ぐっち「ええやん。またひとつの平和が守られたんやし」

G「平和が何より一番じゃ」

なお「みんな、大丈夫?」

みゆき「なおちゃん、ありがとう」

あかね「なお来なかったらウチらもうしまいやったわ・・・」

やよい「また何もできずにやられるところだったよ~・・・」

れいか「助かったわ、なお」

なお「みんなを守れてよかったよ」

♪チャラララ~

なお「あ、レベルが上がったね」

みゆき「あ、わたしもだ」

やよい「もしかしてわたし達倒れなかったから経験値もらえたのかな?」

やよい「みゆきちゃんとなおちゃんのレベルが11になったね」

ぐっち「伝説の戦士はそう簡単には倒れへんな、俺、彼女達を応援するわ」

旦那「伝説のパクトに認められた者はやっぱり違うな」

れいか「では、宿に戻りましょう」

なお「明日は今度こそおでん倶楽部で食事だよ」

ぐっち「あ、CHAOS、ラジャッタ、うみうさぎっ。ええとこ来たな」

ラジャッタ「ぐっち、今この米を店に運ばなきゃいけないんだ。
       調達遅れちゃったよ・・・」

ぐっち「そのことやけど、このお米も使ってや」

ゆっくり「俺たちのもあるぞ」

きめぇ丸「アイテム入れに入れたらどうだ?もっといっぱい持てるようになるぞ」

旦那「伝説のお米のかわりにこのお米使って」

うみうさぎっ「ぐっち、お前のおともにはひどい目遭わされたよ。
        こいつのせいで店を早く閉めることになったよ・・・」

CHAOS「売り上げが一段と上がったのはいいけど客には大迷惑だったな・・・
    注文ができなくなってよ・・・」

うみうさぎっ「お前達がくれた米も使ってやるよ」

旦那「感謝する」

ラジャッタ「ぐっち、こいつが何かしでかさないようにしろよ」

ぐっち「わかっとるがな」

みゆき「明日が楽しみ~」

やよい「あ、アイテム屋寄ろう」

あかね「お金の使いすぎには気をつけなあかんな」

やよい「じゃあアイテム屋寄るよ」

このSS、終始書き溜めなしゆえ少ししか書けなかったけど
今日はここまでにします。

アイテム屋

やよい「あ、これ使えそう、金貨1300枚と高いけど1つ買うよ。あとマジックウォーター11個」

れいか「宿泊代と明日の昼食代はこれで限限ですね・・・」

やよい「あかねちゃん、アイスデコルあげる。わたしこのデコル使うから」

あかね「別にかまわへんよ」

なお「あ、れいか、ウィンドデコルれいかにやるよ」

れいか「わかりました」

やよい「装備っと」

レッツゴー・サンダー!

やよい「これサンダーデコルっていうんだね。威力に期待しよう」

みゆき「買い物は終わりだね」

やよい「そうだよ、じゃあ宿に行くよ」

みゆき「うん」

翌日

みゆき「さーて、しゅっぱ~つ」

れいか「お昼の時間まではかなり早いですが相当の混雑が予想されます。混む前に行きましょう」

あかね「せやな」

やよい「たのしみだね、なおちゃん」

なお「うん!あたし、待ちきれないよ」

みゆき「何食べようかな~?」

オンスロート城

ゲイル「やっぱりやられてきたか・・・」

アスラ「やっぱりストレングじゃ無理だったのよ」

ウィケッド「オンスロート一族きっての落ちこぼれだからなァ」

ストレング「もう少しであいつらを始末できたのに~・・・!」

ストレング「あれ?プレルウィスは?」

ウィケッド「知らねェ間にどっか行っちまったよォ」

アスラ「あと、キネシスは今あんたのなくした牢屋の鍵を探しているわ」

キネシス「ストレング、鍵見つけてきたぞ」

ストレング「あ、キネシス、ありがとう」

キネシス「あ、ずっと言い忘れていたことがある」

ストレング「え?」

アスラ「言い忘れていたことってなによ?」

ウィケッド「しかも『ずっと』だァ!?」

キネシス「忘れていてすまん・・・」

キネシス「実を言うとな・・・」

キネシス「あの白い妖精がいなくなってしまったんだ!」

ウィケッド・アスラ「はあアアア!!?」

ゲイル「おいお前!!」

ストレング「なんだって!?」

キネシス「本当にすまん・・・」

ウィケッド「すまんで済まねエよオオオ!!」

アスラ「あんた!それ先に言いなさいよ!!」

ゲイル「だが一番の責任はストレングにあるぞ」

ストレング「ええ~!?」

ウィケッド「あったりめェだろオ!?鍵なくしたのはどこのどいつだア!?」

キネシス「いいんだ。俺が悪い。鍵は牢屋の鉄格子のすぐ近くに落ちていたぞ」

ウィケッド「だったらやっぱりストレングがわりイじゃねエかよオオオ!!!」

ストレング「ごめんなさ~い!」

ゲイル「早く奴を追うぞ!!」

キネシス「だな」

ウィケッド「ったくよォ!オンスロート様にバレちまったらどうするつもりだア!?」

ストレング「そんなこと言わずに追いかけよう」

ウィケッド「うるせエよ!!」

その頃みゆき達は

なお「うわ~やっぱり混んでる・・・」

あかね「ウチらが席に着いたら満席やん・・・」

やよい「でも待たずに済んだしいいじゃん」

あかね「注文した料理を待つ時間はめっちゃあるで」

れいか「では、何を食べるか決めましょう」

みゆき「わたしこれがいい」

パアアアア

みゆき「え?なに?なに?」

あかね「あっちがまぶしく光ったな。何があったんか?」

なお「あ、料理が並んでいる」

みゆき「あ、これわたしが注文しようとしたものだ」

あかね「これもウチが頼もうとしたものや」

やよい「わたしこれ食べたかったんだよ」

れいか「あの光は・・・」

なお「あ、これあの時の・・・」

なお(間違いない、あれはあのおじいさんがやったんだ)


おしぼり「このおじいさんすごい能力あるな・・・」

キノ「昨日はうちの店の料理を食べつくしたと思いきや
   特殊能力で来客全員が注文した料理を出してきたな」

DJロッキー「昨日の迷惑をこれで返したんだな」

おしぼり「ぐっちのおともも義理堅いな」

DJロッキー「おまえら。注文の品はもう出てるぞ」

もっさん「え?」

キノ「このじいさんが全員分の注文の品を出してくれたんだ」

Torippiy「そうなの?」

クラン「米だけじゃなく皿も調達されたな」

もっさん「でもこれで一気に作る仕事がなくなったな」

クラン「次の客が来たら別だが・・・」

もっさん「あ、全員分の伝票書かなきゃ。注文の品は全部覚えてるんだ」

クラン「俺も手伝うぜ」


なお「おいし~い、この店の料理最高!!」

あかね「まぶしい光と共に出てきた料理やけどな」

れいか「これなら満足できます」

やよい「代金もこれならギリギリで足りるよ」

みゆき「ウルトラハッピー」

店を出て

みゆき「満足満足~」

なお「また行ってみたいよ」

やよい「じゃあここを出よう」

あかね「モンスターには気をつけなあかん」

れいか「用心してください」

みゆき「さて、次の場所へ向かおう」

村を出ると

FOX「お、お前達、ちょうどいいところに来た」

やよい「あ、がくよん!のみんな」

あかね「木材がぎょうさんやな、もしかしてこれを・・・」

FOX「ああ、クリエイトカントリーの近くの川があるだろ?
   そこに橋を架けたいんだ。木材運びを手伝ってほしいんだよ」

あかね「手伝わされるとは思うてたで」

なお「あたしたちでよければ手伝うよ」

JJ「実はこの木材が最後の木材なんだ。これらを運べばあとは作業に取り掛かれる」

ゅゎぃゅ「木材を置いてほしい場所は見れば分かる。
     川のところに木材がたくさんあるからそこに置いてくれ」

via「誰か手伝ってくれるのならモンスターとも戦えるしさ」

みゆき「だったらモンスターはわたし達が引き受けるよ」

れいか「ええ、私も木材を運ぶ仕事よりはみなさんをモンスターから守ることをしたいです」

FOX「いいや、それは俺がやる。戦闘中に木材壊したらしゃれになんねえしな」

やよい「確かに・・・」

LEVEL0「じゃあいくか」

SUNSHINE「ああ」

カルピー「一人で持てなかったら2人一緒でもいいぞ、ってかそうしろ」

なお「じゃああたしはやよいちゃんと持つよ」

みゆき「あかねちゃん、一緒に運ぼう」

あかね「ウチは一人でも持てるで」

みゆき「じゃあれいかちゃん」

れいか「ええ、一緒に運びましょう、みゆきさん」

その途中で

FOX「うお、モンスターだ」

JIP「俺とFOXとJJでいくぜ!」

ドオオオオン

FOX「倒したぜ」

やよい「この人達すごい・・・」

今日はここまで

やよい「しかもわたし達の経験値まで若干上がってるよ」

FOX「そうか、俺達が一時的にパーティーに加わったことになってんだな」

JIP「よし、モンスターに気をつけながら橋を架けるための木材を運ぼう」

カルピー「あの5人のためにも俺達ががんばらないとな」

JIP「そんなこと言ってると足をすくわれるぞ」

JJ「かわいこちゃんにいい所見せようとすると負けフラグ建つんだよな・・・」

FOX「モンスター来たぜ」

ゅゎぃゅ「俺らでいくぜ」

SUNSHINE「俺達だってやれるんだぞ」

カルピー「いくぜ!なめんじゃねえぞ!!」

そして

ゅゎぃゅ「ざっとこんなもんよ」

FOX「ま、おまえらだけでなんとかなったのは運がよかったな」

カルピー・SUNSHINE・ゅゎぃゅ「なんだと!?」

SUNSHINE「まぐれみたいに言うなよ」

FOX「まあそうカリカリすんな」

FOX「うお!モンスターだ!俺とLEVEL0とviaで行くぞ」

そして

やよい「みんなすご~い・・・」

あかね「ウチらもああゆう風に戦えたらなあ・・・」

なお「次はあたし達が戦いたいよ」

れいか「木材を運ぶのが先ですよ」

みゆき「あの人達すごいね」

そして

みゆき「あそこに木材置けばいいんだね?」

FOX「ああ、お前らのおかげで助かったよ」

JJ「さて、作業に取り掛かるぜ」

JIP「モンスター来たぞ」

FOX「また俺が・・・」

みゆき「わたし達が戦います!」

あかね「次はウチらの番や!」

やよい「今までがくよん!のみんなに助けられたんだし次はわたし達の番だよ」

なお「ちゃちゃっといこう」

れいか「モンスターから木材を守りましょう」

5人「プリキュア・スマイルチャ・・・」

グルグルグル

5人「きゃああああ!!」

あかね「出てきたのはゲイザーやったんか!」

れいか「迂闊でした・・・!」

なお「不意を突かれたよ」

やよい「また触手につかまった~!」

みゆき「たすけてーっ!!」

やよい「HPもMPも吸われていく・・・」

れいか「ぐぅ!触手の毒がまわって・・・きました・・・」

ゅゎぃゅ「おいおいおい、」あいつらが危ないんじゃないのか?」

FOX「あわてることはないぜ、なんせあのゲイザー自爆モンスターだからさ」

JIP「って、よくねえよ。今の状態で自爆されたら彼女達宙吊りのまま落下だぞ」

via「ゲイザーなら今自爆したぞ」

JJ「案の定あの子達高所から落ちたな・・・」

FOX「あいつらアンチドーテ持ってるだろ?自力で何とかできるさ」

ゅゎぃゅ「ケチだなおまえ・・・」

れいか「・・・早く・・・アンチドーテを・・・」

れいか「毒が治りましたね」

れいか「早くみなさんを回復させましょう」

みゆき「助かったよ・・・」

あかね「ゲイザーもう来ないでくれや・・・」

なお「同感・・・」

やよい「あ、ゲイザーがもう1体いたよ」

れいか「いけません。早くしないと・・・」

やよい「あ、でも・・・」

FOX「よし、目に攻撃が届けばこっちのものだ!」

JJ「触手攻撃が厄介だな・・・」

カルピー「だが巻きつかれはしねえ!」

がくよん!「だああああああ!!!」

やよい「倒しちゃったよ」

なお「無理したりせずに彼らに任せるべきだったね・・・
   それはそれで筋が通っていない気がするけど・・・」

れいか「ポーション、ハイポーション、マジックウォーターを1人ずつ使います。
    ですので一気に3種類のアイテムを5つずつ使ってしまいましたがそれが賢明でしょう」

みゆき「橋が架かって早くあの道を進みたいな~」

れいか「まずはクリエイトカントリーでアイテム補充をしたあと宿に泊まりましょう」

みゆき「だね」

あかね「ウチ・・・なんかあいつらのダシにされた気がするで・・・」

なお「あたしも・・・」

みゆき「さて、クリエイトカントリーで・・・」

あかね「あかん!モンスターや!変身や!」

バトル開始

ピース「コカトリスが2体来たよ!」

ホオオオオ!

ハッピー「わああああ!!」

ビューティ「いけません!バランスを崩されました!」

ピース「わわわ・・・」

マーチ「くうっ!」

サニー「ウチは何とかバランスを崩さずに済んだで」

ピース「わわわ、2体目のコカトリスがフレイムを・・・」

5人「わああああ!!」

サニー「ウチはお守りの効果でほんのわずかだけダメージを軽減できたが
    ここで決めなあかんな、ステートデコルで電撃使うで!」

サニー「よっしゃ、全員しびれさせたわ」

ビューティ「何とか体勢を立て直しました。では、ウィンドデコルで・・・」

ビュウウウウ

サニー「もういっちょ電撃」

ビューティ「他のみなさんはまだ体勢を立て直せていませんね・・・」

ビューティ「たあ!!」

サニー「お、倒したんか、じゃあウチも・・・」

サニー「だああ!!よっしゃ、倒したで」

ハッピー「わたし達は何もできなかったよ・・・」

♪チャラララ~

ピース「それでもわたしとサニーとビューティのレベルが11になったよ」

マーチ「サニーとビューティしか活躍してなかったけどね・・・」

そして

れいか「クリエイトカントリーに入ります」

クリエイトカントリー

やよい「まずはアイテム屋だね」

そして

れいか「金貨が少ないゆえにマジックウォーターを1つ買っただけになりましたが・・・
    今はそれで我慢するしかありません。では、宿に向かいましょう」

やよい「だね」

翌日

やよい「出発」

みゆき「さて、テツクラヴィレッジから先に進んだところには何があるのかな?
    この目で見に行こう。また未知の世界に突入だよ」

れいか「モンスターも手ごわくなってきています。油断は禁物ですよ」

あかね「クリエイトカントリーを出るで」

なお「充分に用心しようね・・・」

れいか「みなさんは全然用心できていないような気がします」

なお「あ、確かに・・・」

街を出て

みゆき「このあたりにモンスターがいそうだよ」

やよい「しばらく進むとコカトリスがいたような気がするんだけど・・・」

あかね「オークやったっけ?オークもいたで」

なお「モンスターが来たよ!」

れいか「予想はしていました。戦闘態勢に入ります!」

やよい「インプが2体いる」

バトル開始

マーチ「てえいっ!あ、やばい、外した・・・」

ビューティ「ここで無駄なダメージを受けたくはありません。プリキュア・ビューティブリザード!」

ピース「じゃあわたしも、プリキュア・ピースサンダー!」

サニー「チャンスやな!」

ハッピー「ファイアデコルを使うよ」

ハッピー「そしてもう一回攻撃!」

ハッピー「あー外した・・・」

サニー「動けない敵に攻撃当てれないってどういうことや・・・」

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「たああ!!」

ピース「ビューティがクリティカルを発動させて1体目を倒したね」

サニー「じゃあ残りの1体も・・・」

5人「だああああ!!」

ハッピー「あー!また外した!」

サニー「おい!」

サニー「あかん!氷が溶けてもうたで!」

マーチ「反撃される前に・・・やああああ!!」

マーチ「倒したよ」

そして

みゆき「確か曲がり角のあたりにも・・・」

やよい「モンスターが出てきたね」

みゆき「そうそう」

あかね「って、モンスター来てるで」

みゆき「また変身だね」

やよい「うん」

今日はここまで

バトル開始

ピース「うわ、オークが5体も来た!」

マーチ「ここはあたしが!プリキュア・マーチシュートインパクト!!」

ビューティ「オークにかなりのダメージを与えられたようです。
       全体技はこういう時に非常に役に立ちます。では、ウィンドデコルを使います」

ビューティ「倒したようです」

サニー「マーチとビューティだけで倒してもうたな」

ハッピー「じゃあ先に進もう」

そして

みゆき「この村を素通りした先には何があるのでしょうか?この目で見に行こう」

あかね「いくで」

やよい「新たなモンスター来るのかな?ゲイザーはもう嫌だけど・・・」

れいか「何度も言いますが十分に用心してください」

なお「町とか村とかあったらいいけど・・・」

しばらくして

みゆき「あ、街が見える」

あかね「ホンマや」

やよい「うわ、モンスター来たよ」

なお「このモンスターは・・・」

れいか「動く人形ですね」

やよい「あれはパペットだよ。変身しよう!」

バトル開始

ゴオオオオ

5人「わああああ!!」

ピース「いきなりフレイムをくらっちゃった・・・」

ゴオオオオ

5人「あああっ!!」

ピース「2体目のパペットもフレイムを・・・!」

ビューティ「このままではいけません・・・!」

マーチ「たあ!」

サニー「ステートデコルで電撃や!あ、あかん!しびれさせられへん!」

ハッピー「じゃあわたしも電撃!動きを止められない!」

ピース「えいっ!」

ビューティ「ウィンドデコルを使います」

ゴオオオオ

ゴオオオオ

5人「ぎゃああああああ!!!」

サニー「あ、あかん・・・ウチ以外戦闘不能になりそうや・・・」

サニー「決めたるで!プリキュア・サニーファイヤー!」

サニー「一体目撃破や!」

マーチ「とおっ!!全滅させたよ」

♪チャラララ~

ハッピー「レベルが上がったのわたしだけだね・・・」

ピース「ハッピーのレベルが12になったね」

そして

れいか「念のためヒーリングデコルでヒールを1人ずつかけます。
    そのあとマジックウォーターを使わせてもらいます」

みゆき「街はもうすぐだよ」

れいか「万が一モンスターに遭遇した時のことを考えて回復しています。
    宿に泊まって回復できるとはいえモンスターは神出鬼没です」

やよい「あ、人がいる。住人かな?実況者かな?」

やよい「声かけてみよーっと」

やよい「すみません。あなたは実況者ですか?」

サクリット「ん?俺は実況者だぞ。俺はサクリット、あ、せっかくだから
       俺の住んでるラキラッキという街に案内しよう」

サクリット「ラキラッキはすぐそこだけど・・・」

やよい「あ、この街ラキラッキというんですね」

れいか「サクリットさんは結構親切ですね」

サクリット「ラキラッキに行くんだろ?一緒に行こう」

やよい「ありがとうございます!」

ラキラッキ

サクリット「ここがラキラッキだ。海がきれいだろ?」

れいか「はい、この街は景色がよいですね」

サクリット「気に入ってくれたかな?あ、宿の場所を案内するぜ」

れいか「何から何までありがとうございます」

サクリット「ついてこい」

そして

サクリット「ここだ」

れいか「ありがとうございます」

サクリット「あとは好きなだけ街をまわってくれ」

れいか「親切ありがとうございました」

なお「宿に泊まろう」

れいか「私はラキラッキについていろいろと調べてきます」

あかね「れいかは情報集めに熱心やな」

れいか「情報は何よりも勝る宝です」

みゆき「れいかちゃん、先に宿に入ってるよ」

れいか「はい」

翌日

れいか「宿を出る前に昨日集めた情報を確認します。
    この街から出て向こうの坂道を進むとバットルという町があります。
    そこでは実況ワールド恒例のスマッシュバトル大会という大会が
    1年に1回あるようです」

れいか「聞いた話によりますと大会は明日やるみたいです。
    観戦してみますか?きっと今後、私達がモンスターと戦うときに
    参考になりそうですよ。実況者も戦士ですから」

やよい「わあ、バットルに行きたい。実況者同士のバトル、わたしも見たいな~」

みゆき「わたしもだよ~」

なお「戦いの参考ねぇ・・・」

あかね「行ってみましょか?」

やよい「あ、街を出る前にアイテム屋寄ろう」

れいか「そうですね」

みゆき「じゃあ宿を出るよ」

れいか「はい」

今日はここまで

アイテム屋

やよい「あ、サンダーデコル売ってる。買おう」

やよい「このスティミュラント色が違うけど・・・」

アイテム屋「ああ、これはスーパースティミュラントといってな。
       復活するときHPが1の状態で復活するだろ?」

アイテム屋「それをHPの半分の状態で復活できるようになるのさ」

やよい「でも買うのは別の機会、ハイポーションを1つ買ってマジックウォーターを7つ買う」

れいか「また金貨をほぼ全て使ってしまいましたね・・・」

やよい「モンスターとの戦いでどうにかするよ」

みゆき「店を出よう」

店を出て

みゆき「さて、バットルの行き方は・・・」

サクリット「やあ、君たちまた会ったな」

やよい「サクリットだよね?また会いましたね」

サクリット「バットルに行くんだろ?バットルへの道のりはほぼ一本道だから
       道に迷うことはほとんどないぜ」

やよい「あ、また一本道なんだね・・・」

みゆき「だったら案内の必要もないね」

サクリット「だな、お前らなら迷わないと思うぞ」

サクリット「さて・・・」

サクリット「あ、ぐっち」

ぐっち「お、サクリットやん。あ、伝説の戦士となった5人も一緒やん」

サクリット「伝説の戦士?あ、そういえばバッグにぶら下げているあのパクト・・・」

みゆき「あ、また会ったね」

れいか「ぐっちさんとは以前にも会いました」

ぐっち「あんたら、バットルのスマッシュバトル大会に伝説の戦士代表として
    参加せえへんか?実況者とバトルも悪くはあらへんよ」

ぐっち「俺も参加するぜ、な、G」

G「わしゃ腹が減って動けん・・・」

ぐっち「ははは、Gはすぐにお腹が空くな」

ぐっち「じゃあどこかで食べていくか」

G「じ、じぃ~」

サクリット「俺は先にバットルに行ってるぜ」

サクリット「あ、締め切りは今から2時間後だからその時間までにバットルの会場まで
       行かないと参加できなくなるぜ。急げよ」

みゆき「うん」

あかね「はよせなあかん」

なお「ん?あの人だかりはなんだろう?」

サクリット「お、死神のショートリサイタルが始まるんだな」

やよい「死神って・・・あ、あの人かな?あの人も実況者かな?」

サクリット「ああ、お、最終兵器俺達の4人も死神の歌聴きに来てるんだな」

やよい「どんな歌だろう、聞いてみよう」

れいか「楽しみですね」

あかね「ちょいと寄り道するで」

みゆき「期待してるよ」

そして

死神「じゃあ歌うよ。歌うのはこれ1曲だけだけど聴いてください!」

キヨ「おおーっ!」

こーすけ「どんな歌だろうな」

フジ「即興でどれだけいけるのかな?」

ヒラ「ひゅーっ!」

あかね「歌が始まるで」

やよい「どんな歌かな?」

死神「♪ぼ~く~は君~にこんにちは~
    き~み~は僕~にさ~よなら~
    ぼ~く~は君~にこんばんは~
    き~み~は僕~にさ~よなら~
    ぼ~く~は君~にさ~よなら~
    き~み~は既~にい~ないよ~
    ああ鰹節~がの~みたい~
    いや鰹節飲むってどんなオチ~だよ
    あ~あ~お茶漬け食べた~い」

死神「♪あぁもう・・・歌詞が思いつか~な~い」

死神「どうも」

あかね「え!?」

観衆「ヒューヒュー!」

サクリット「ブラボー!」

れいか「これは失恋の歌でしょうか?」

あかね「ちょいまちな。何がブラボーや!」

あかね「ちょっとあんた!歌詞最後まで考えてから歌えや!」

キヨ「じゃあお前歌詞即興で作れるのか?」

フジ「即興でここまでいけるのってすごいんだぜ」

ヒラ「わかってないね、死神のすごさを」

こ~すけ「俺たちもあそこまではできないよ。時間がかなりあるのなら話は別だけど」

あかね「それはそうやがオリジナルの歌披露するなら
    歌詞最後まで決めてから歌わんかい!」

あかね「ウチは全然納得いかへんよ・・・」

あかね「時間の無駄やったわ・・・はよバットル行くで・・・」

キヨ「ん?お前らもスマッシュバトル大会行くのか?」

こーすけ「今度こそ優勝してやる!」

ヒラ「死神も出るぞ」

フジ「あ、サクリットじゃん。お前も出るの?」

サクリット「当たり前じゃないか、共によい試合を作ろうぜ」

キヨ「ああ」

みゆき「わたし達も負けないよ」

サクリット「こいつらは伝説の戦士代表として飛び入り参加するんだ。

       ぐっちに勧められてさ、あいつGと共に飯食いに行ったぜ、
       あいつ受付終了までに間に合うのかな?」

なお「悔いの残らない試合にしようね」

みゆき「じゃあわたし達は先にバットルへ行くよ」

やよい「大丈夫かなぁ・・・でもやってみる」

ラキラッキを出て

れいか「きっとバットルは向こうです。バットルを目指していきましょう」

みゆき「うん」

少しすると・・・

やよい「わ、モンスターだ!」

なお「変身だね」

バトル開始

ピース「え?どうしてこんなところに大クラゲが?しかも3体もいるよ」

ビューティ「確かにそれは妙ですね・・・」

ピシャアアア

5人「きゃああっ!」

ビューティ「・・・どうやら電気クラゲのようですね・・・」

マーチ「反撃するよ!えいっ!」

ハッピー「わあっ!」

サニー「ぐえ!いつの間にここにおったんか・・・」

ハッピー・サニー「ぐうっ・・・!」

ビューティ「いけません!ハッピーとサニーが毒にやられました」

ピース「ええ!?」

サニー「ア・・・アイスデコル・・・や・・・!」

サニー「あかん・・・1体・・・しか凍らへんかった・・・」

ハッピー「守り・・・を・・・固めて・・・おくよ・・・」

ビューティ「敵の動きを止めましょう!プリキュア・ビューティブリザード!」

ピース「じゃあわたしも・・・プリキュア・ピースサンダー!」

ピース「よし、全員の動きを止めた」

マーチ「ディスペルデコルをハッピーに使うよ」

ピース「わたしはサニーにディスペルデコルを使うよ」

サニー「おお、毒が治ったで・・・ありがとな」

ハッピー「じゃあ反撃開始だね。ファイアデコルを使うよ!」

サニー「ウチはそのまま攻撃するで!」

ビューティ「ウィンドデコルを使います!」

ビューティ「敵が動けるようになる前に決着をつけなければなりませんね・・・」

5人「だああああ!!」

ピース「よし、1体倒した」

サニー「たあ!よし、クリティカル発動で倒したで」

マーチ「あたしもいくよ!たあ!会心の一撃発動!でもまだ倒れない・・・」

ビューティ「それ!倒しました」

そして

れいか「ポーションを私となおとやよいさんに使います。
    その後ハイポーションをみゆきさんとあかねさんに使います」

やよい「敵もだんだん手ごわくなってきたね・・・」

なお「ここから先は大丈夫かな?」

あかね「こんな時こそ力を合わせるんやろ?」

なお「そうだね、でも油断は禁物だよ。全力でいこう」

みゆき「バットルまでレッツゴー!」

今日はここまで

みゆき「あ、その前にサンダーデコルつけるよ。ファイアデコルなおちゃんにあげる」

なお「みゆきちゃん、援護は任せて」

なお「・・・モンスター来た!」

バトル開始

ハッピー「え?え?え?何?このモンスター・・・」

マーチ「わわわ・・・」

ビューティ「不気味な相手ですね・・・」

サニー「なんか足がすくむわ・・・」

ピース「あれはゴーストだよ、2体もいるけど」

ハッピー・マーチ「ご、ご、ご、ご、ゴーストおおお!!?」

ハッピー「いやああああ!!こないでええええ!!!」

ハッピー「ぷ、プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!」

マーチ「プリキュア・マーチシュート!」

ハッピー「え?うそ・・・」

マーチ「あああああ!!全然効いてないいいいい!!!」

サニー・ビューティ「ぐううっ!」

マーチ「あああ・・・サニーとビューティが私達のかわりに反撃された・・・」

サニー「あかん、これでは3人で戦うしかあらへん・・・ステートデコルで電撃!これでどや!!」

サニー「よっしゃ、2体とも動きを止めたで」

ビューティ「好機です!たたみかけましょう!!」

ハッピー・マーチ「無理・・・無理・・・」

ピース「え~!?じゃあ・・・」

ピース・ビューティ「ええいっ!」

ハッピー「えっと・・・とにかくTP補充のため守りに徹するよ・・・」

マーチ「ファイアデコル!近づきたくない・・・」

サニー・ビューティ・ピース「だああ!!」

ビューティ「倒せました」

ピース「こっちもクリティカルで倒したよ」

♪チャラララ~

ピース「マーチのレベルが12になったね」

マーチ「もう無理・・・」

ハッピー「もうこないでほしい・・・」

ピース「モンスター来たよ」

ビューティ「戦闘態勢に入りましょう!」

マーチ「ゴーストはもういや・・・」

ピース「また2体のゴーストが来た!」

ハッピー・マーチ「ひいいいい!!!」

バトル開始

ハッピー・マーチ「無理無理無理無理無理・・・」

サニー「ここは電撃やな」

サニー「あかん!しびれさせられへんかった!」

サニー「ぐうっ!うぎゃああ!!2体目もウチを狙ったか~!」

ビューティ「これは必殺技ですね、プリキュア・ビューティブリザード!」

ピース「じゃあわたしも、プリキュア・ピースサンダー!」

ビューティ「2体とも動きが止まったようです。いきましょう!」

ハッピー「サニーにポーションを・・・」

マーチ「ファイアデコルを使うよ・・・」

ピース「ええいっ!!よし、クリティカル発動!倒したよ」

サニー・ビューティ「だああああ!!」

ピース「まだ倒れないみたいだね」

ビューティ「ここはピースに任せます」

ピース「OK、防御でTPを確実に上げててね、たあ!」

ピース「倒したよ」

マーチ「また来るのかな・・・?」

ピース「もう来ないみたいだね」

マーチ「よかった・・・」

そして

あかね「ポーションもう一つ使うで」

みゆき「あ、宝箱ある。開けてみよう」

やよい「大丈夫かなぁ・・・罠じゃなきゃいいけど・・・」

ガチャッ

やよい「あ、ポーションが2つとハイポーションが12個もあるよ」

れいか「これは助かり・・・」

れいか「いけません!モンスターです!」

やよい「え!?」

あかね「まさか罠だったってことちゃうん?」

なお「宝箱を開けてすぐにモンスターが来たしね」

れいか「変身しましょう!」

みゆき「いくよ!」

バトル開始

ピース「わあ!ゲイザーだ!」

マーチ「さっきのと色が違うね」

ビューティ「このまま静観してはいけ・・・」

ハッピー「わああ!!攻撃してきたあ!!」

グルグルグル

5人「あああああああ!!!」

サニー「またこの展開か~い!!」

ビューティ「ぐうううっ!!」

ピース「HP・MPが吸われてく・・・」

マーチ「また巻きつかれたっ・・・!」

ハッピー「あぐぅ・・・」

ピシャアアア

サニー「ぎゃあ!・・・って、なんやねん、自分の電撃に感電してまうなんて・・・」

サニー「って、全然よくあらへん、これじゃ・・・」

サニー「またこれか~い!!」ピュー

ドーン

あかね「変身解けてもうた・・・毒がまわって・・・思うように・・・動けへん・・・」

あかね「・・・みんな・・・やられてもうたか・・・」

あかね「とにかくアンチドーテでウチの毒を治そ」

あかね「その後スティミュラントでみんなを復活させるで・・・」

やよい「あかねちゃんありがとう、でも回復はハイポーションではなく
    ポーションで回復するよ。ハイポーションは温存したいし・・・」

そして

やよい「ポーションを合計22個、マジックウォーターを5個使ったけどこれで大丈夫かな?」

なお「もう帰りたい・・・」

みゆき「おばけ系の出たらどうしよう・・・」

みゆき「あ、向こうに宝箱がある、でもまた罠だったりして・・・」

れいか「だったら開けないほうが賢明です」

やよい「もし罠だったとしてもわたしは生き残れるよ。
    連戦になったらひとたまりもないけど・・・」

みゆき「やっぱり開けたい。ってモンスター来た!」

なお「何が来たの?戦わないと・・・」

バトル開始

ハッピー・マーチ「今度はガイコツううう!!!」

ハッピー「こないでええええ!!電撃で動けなくなってええええ!!」

サニー「ウチも電撃使うで、って、倒してもうた・・・」

♪チャラララ~

ピース「わたしとサニーとビューティのレベルが12になったね」

ピース「って、ゴーストが2体来たよ!」

ハッピー・マーチ「いやああああ!!」

再びバトル開始

ピース「あのゴーストもスケルトンのようにしてやって」

サニー「よっしゃ、いくで!」

サニー「あかん、しびれられへんかった・・・」

ハッピー「わ・・・わたしが・・・いくしか・・・ないのかな?」

ハッピー「電撃!MPなくなっちゃったけど倒した」

ハッピー「よかった・・・もう襲ってこなくて・・・」

そして

みゆき「さて、宝箱開けるよ」

れいか「みゆきさん、大丈夫なのでしょうか?」

みゆき「そのときはそのときで」

ガチャッ

みゆき「わあ、アイテムがいっぱいだ」

なお「今回は罠じゃなかったんだね」

あかね「助かったわ~」

やよい「スティミュラントが2つ、ハイポーションが3つ、マジックウォーターが5つ入ってるよ」

やよい「金貨も550枚入ってたよ」

れいか「しかし今後も気が抜けません」

やよい「大丈夫、ゴーストには電撃くらわせればいいから」

やよい「それにしてもバットルまであとどれくらいなんだろう・・・」

あかね「結構歩いたんやけどなあ・・・」

今日はここまで

しばらくして

れいか「早くバットルに行かなければ・・・」

みゆき「わわ、モンスター・・・!」

なお「いやあああ!!ゾンビ来たああああ!!!」

やよい「変身だよ!」

あかね「攻撃されたくあらへん・・・」

バトル開始

ハッピー「わああ!攻撃してきたあああ!!!」

マーチ「いやあああああ!!!」

ピース「ゾンビって2回攻撃してくるんだね・・・」

サニー「いつもの電撃くらわすで」

ピース「反撃だ!って、倒しちゃった」

ビューティ「てい!もう1体も倒しました」

ピース「攻撃力は高くてもHPは低いんだねあのゾンビ・・・」

ピース「って、今度はスケルトン2体・・・」

再びバトル開始

ハッピー「いやあああ!!またわたしに攻撃してきたあああ!!!」

マーチ「いやあああ!!」

ビューティ「ハッピーをヒーリングデコルで回復させます」

サニー「MPが足りへんし電撃できへんし、アイス攻撃しかあらへんな・・・」

サニー「2体とも凍ったで」

ピース「チャーンス!」

ハッピー・マーチ「もう無理・・・」

マーチ「とにかくファイアデコルで遠距離攻撃・・・」

ハッピー「攻撃したくない・・・」

サニー「たあ!!」

ピース「えい!よし、クリティカル発動、倒したよ」

ビューティ「こんどはマーチを回復させます」

ハッピー「ガード」

マーチ「あたしもガード・・・」

サニー「いくで!」

ピース・ビューティ「だあああ!!」

ビューティ「いけません!スケルトンが動けるようになりました」

ハッピー・マーチ「ええええええ!!?」

サニー「ここで決めなあかんな、たあ!!」

サニー「よっしゃ、倒したで」

ハッピー「ありがとう、サニー・・・」

そして

みゆき「あ、街が見える、あれがバットル・・・」

みゆき「わああ!!おばけの大群だああああ!!!」

なお「ひいい!!逃げろーーー!!!」

れいか「なお!?」

あかね「せやな、HP、MPの回復が十分やあらへん」

やよい「数が多すぎる、話しかけて・・・って、そんな余裕はない!」

れいか「そうですね、なら戦うのは得策ではないですね」

5人「わあああああ!!!」

バットル

5人「はぁ・・・はぁ・・・」

なお「なんとか逃げ切った・・・」

みゆき「だね・・・」

やよい「わたし、置いていかれそうになったよ・・・」

あかね「今のままじゃ回復十分にできないまま大会に出ることになるで・・・」

れいか「受付終了まで後何分でしょうか・・・」

やよい「あそこに人が集まってるけどあそこが会場かな?」

みゆき「行ってみよう」

そして

やよい「あ、あの人達・・・」

FB「あ、君、また会ったね」

やよい「はい、覚えてくれてたのですね」

ゆき「あんた達も出るんでしょ?」

りぃ「チーム名は?」

ymd「決めてないのならあたし達決めていい?」

まるこ「あんた達のチーム名は伝説の戦士なんだし『プリティーキュア』でいいじゃん」

ゆき「私がまとめて登録させるよ」

みゆき「え?ちょっと・・・」

そして

みゆき「結局チーム名無理矢理決められちゃったよ・・・」

やよい「まあプリキュアなんだしこのグループ名でいいよ」

きっくん「あ、おまえら、登録済ませたのなら向こうの円陣で全回復させてから会場に入れ」

やよい「円陣?あ、あれのことだね」

きっくん「そうだぜ、よーし、絶対連覇してやるぞおおおお!!」

やよい「あ、MSSPのみなさん前回優勝したんですね」

ゆき「当たり前じゃない、彼らはこの実況ワールドナンバーワンの実況者なんだからね」

りぃ「さて、入りましょう」

そして

やよい「もうすぐ受付終了だね、あ、誰か来る」

やよい「あ、ぐっちだね」

ぐっち「よかった、間に合ったわ~。ちょっとのんびりしすぎてもうたな」

ぐっち「急いで登録しよう」

なお「全力をつくすよ」

あかね「それがウチらや!」

れいか「こうなると誰よりも燃えますね、あかねさん、なお」

あかね「せやけど・・・なんか、あんな形で登録成立とか話が強引すぎちゃうんか?」

みゆき「みんな、優勝目指してがんばろう!」

やよい「ぐっちに勧められて参加したんだけどね」

なお「直球勝負でいくよ!」

れいか「では、中に入ります」

スマッシュバトル大会会場

司会者「さあ始まりました。実況ワールドのスマッシュバトル大会」

司会者「栄光の優勝はどのチームになるのでしょうか?」

司会者「では、参加者には3つのブロックに分かれていただきます」

司会者「ブロックごとに予選を行い最後の1チームとなったチームが次のラウンドに進めます」

司会者「予選はブロック内の全てのチームと対戦します。
    今回の大会では、Aブロックは予選を通過した地点で
    決勝戦に駒を進めることができます」

司会者「BブロックとCブロックの予選通過者は
    両ブロックで対戦し、勝った方が決勝戦に進みます」

なお「聞いた?Aブロックは
   予選突破でいきなり決勝に進めるんだってさ」

なお「でもあたしはBとかCとかでもいいけどね」

あかね「強烈なサバイバルバトルの予感や・・・」

れいか「ここにいる人達全てが強敵です。気を引き締めていきましょう」

やよい「誰と当たるのかなぁ」

みゆき「みんな強いから気合入れていこうね」

今日はここまで

司会者「では、どのチームがどのブロックになったかを発表します」

そして

やよい「わたし達Aブロックだけどみんな強そう」

あかね「ゆっくり実況の3人ともあたってるな」

やよい「サクリットともあたってるよ」

みゆき「あ、あの人達あの時の・・・」

れいか「私も覚えています。歌を歌った方と歌を聴いた方ですよね?」

やよい「死神と最終兵器俺達だったっけ?MSSPやぐっちとは別のブロックになったようだけど」

司会者「では、予選は3ブロック同時に行います。
    では、それぞれの場所へ移動してください」

あかね「えらい大きな会場やと思ったらそうゆうことやったんか」

なお「あの広さなら別の競技場所がたくさんあると思ったよ。
   ああいうところは大抵そうだよ」

そしてAブロックのバトル会場へ

司会者「では、ゆっくり実況、最終兵器俺達、死神、飲み物厨、サンヘルプ、サクリット、いい大人達、
    三浦、ライスソーリー、プリティーキュアの10組によるバトルを開始します。
    予選突破はどのチームになるのでしょうか?では、レッツファイト!!」

バトル開始と思いきや・・・

ゆっくり「ひっさああああつ!!」

きめぇ丸「って、ぎゃああああ!!」

旦那「誰か止めてええええええ!!」

サニー「なんや?飛んだ途端にコントロールを失ったんか?」

ビューティ「・・・っ!みなさん!!離れてください!!このままでは・・・!」

ドゴオオオオオオオオオオン!!!

サンヘルプ「コマンドおおおおおおおお!!!」

参加者「ぎゃあああああああああ!!!!!」

司会者「なんということでしょう・・・試合開始からわずか10秒も経たないうちに
    ゆっくり実況最強の自爆技に全員が巻き込まれ、全滅です・・・」

司会者「全員が立てない状態です」    

司会者「ということでAブロックの予選の結果は・・・」

サニー「ま・・・まて・・・や・・・!!」

サニー「勝手に・・・」

サニー「勝手にノーゲームにすな!!」

司会者「なんと、全滅かと思いきや一人だけ残った人がいました。
    他の人はもう戦闘不能ですね・・・」

サニー「ウチは・・・いや・・・ウチらはまだ立てるで」

マーチ「くっ・・・ここで・・・落ちてたまるか!」

司会者「また一人立った人がいました。2人ともプリティーキュアの・・・」

司会者「ということで、決勝進出者はプリティーキュアのみなさんに決まりました!」

サニー「なんか・・・ちっとも勝った気がせえへん・・・」

マーチ「うん、こんな勝ち方筋が通ってない気がする・・・」

サニー「えらい都合のいい勝利やったしな・・・」

そして

れいか「そうですか、それで決勝進出できたのですね」

やよい「ラッキーだね」

みゆき「ある意味ウルトララッキーだったね」

あかね「ウチは全然納得いかへんかったけどな・・・」

なお「あたしもだよ、できれば正々堂々正面から直球勝負で戦いたかったよ」

れいか「BブロックとCブロックはどうなっているのでしょうか?
    参考のため見に行きたかったのですが・・・」

「只今、Bブロックの試合が終わりました。準決勝進出者はM.S.S Projectのみなさんに決まりました!」

やよい「さすが伝説の実況者」

なお「Cブロックの結果は・・・」

「今から30分後にM.S.S Project対しゅーやの準決勝を行います。
 選手のみなさんは十分な休息を取って御挑みください」

なお「え?もうCブロックの試合終わったの?」

あかね「Cブロックえらい早すぎちゃうんか?」

れいか「しゅーやという方、相当手強そうです・・・」

れいか「私達も休息を取りましょう、そして準決勝を見に行きましょう」

しばらくして

れいか「少しのんびりしすぎましたね・・・」

あかね「もう試合始まっとるで」

なお「急ごう」

やよい「もうすぐ着くよ」

みゆき「さて、今どうなってるのかな?」

すると

なお「え?」

やよい「あ、MSSPのみんなが・・・」

あかね「なんや?もう決着ついたんか?」

みゆき「え~!?」

なお「これはかなりの強敵と考えなければいけないね・・・」

司会者「なんということでしょう、開始10秒で勝負がつきました」

司会者「これは誰が予想したことでしょうか?」

司会者「決勝戦進出者はしゅーやに決まりました」

司会者「では、決勝戦は今から1時間後に行います。おくれないようにしてください」

あかね「なんか、今回の大会勝負があっという間に着いてへん?」

なお「確かに・・・」

れいか「決勝戦に備えましょう」

しばらくして

れいか「あ、あの方ですね・・・決勝戦の相手、しゅーやさんは・・・」

しゅーや「あ、君たちかな?次の対戦相手は」

みゆき「はい」

なお「絶対に負けないよ」

しゅーや「さて、何秒で倒すことができるかタイムトライアルをしてみたいな」

しゅーや「っと、そんなことを言うのは無礼な行為じゃねえかよ、何てこと言ったんだ俺は・・・」

あかね(自分で自分にツっこんでんやん・・・しかも声やけに棒読みやし・・・)

あかね「とにかくタイムトライアルなんてさせへんで」

あかね「タイムトライアル言うた地点で完全に勝利宣言やな?」

なお「予選と準決勝をそれぞれ10秒で勝ち進んだようだけどあたし達はそうはいかないよ」

れいか「よろしくお願いします」

しゅーや「こちらこそ」

やよい「『こちらこそ』がやけに暗い・・・」

そしてバトル会場へ

司会者「さあ、お待ちかね、決勝戦の開始です。
    誰が優勝するのでしょうか?」

司会者「伝説の戦士代表として実況者に挑むプリティーキュアの5人か?
    たった一人で幾多の実況者を瞬殺してきたしゅーやか?
    しゅーやがこのまま決めてしまうのか?それとも
    プリティーキュアの5人が前回の優勝者を下したしゅーやを破るのか?」

司会者「この試合で優勝者が決まります!では、試合開始です!!」

バトル開始

しゅーや「小手調べに準決勝のときと同じ技を使ってみるか」

しゅーや「いくぞ!!」

5人「わああっ!!」

しゅーや「結構効いたみたいだがこれは予選、準決勝のようにはいかなそうだな・・・」

ハッピー「つ・・・強い・・・!」

ピース「先制攻撃で一気にHPの3~4割を失ってしまったよ・・・」

ピース「これじゃ3ターンでやられる・・・」

ハッピー「じゃあわたしは・・・ステートデコルで電撃を!」

マーチ「ファイアデコルを使うよ」

ビューティ「たあっ!」

サニー「ステートデコルでバランスを崩させるで!」

しゅーや「おっと、なかなかやるな、
     でも俺をしびれさせることもスタン状態にすることもできないぞ」

サニー「あー、失敗してもうた・・・」

ピース「サンダーデコル!高価で買ったデコルの威力を今こそ使うとき!」

しゅーや「うお!これはいけないな・・・HPの1割以上を失わせるだけじゃなく
      攻撃・防御力を大幅に下げる電撃をくらわせるのか・・・」

しゅーや「でも混乱は回避できた。予めノーステートデコルを装備しておいてよかった。
      全ての状態異常を完全にシャットダウンできるしな」

5人「ええっ!?」

しゅーや「でもな・・・やあ!!」

5人「きゃあっ!」

しゅーや「能力下降は防げねえんだよな・・・」

サニー「攻撃力下げられてでも威力がなかなかあるで・・・」

ビューティ「これでは必殺技の特殊能力が効きませんね、ダメージを与えることは可能でも・・・」

ビューティ「みなさん、ハイポーションで回復しましょう」

しゅーや「わ、アイテムで回復されたか・・・」

しゅーや「でもな、俺もサンダーデコル持ってるんだよ、いくぞ!!サンダーアタック!!」

ハッピー「え!?」

ピース「そんな・・・」

マーチ「まさか・・・」

サニー「あ、あかん・・・!」

ビューティ「このままでは・・・」

5人「ぐあああああ!!」

ハッピー「と、とにかく・・・それ!」

ピース「きゃあ!・・・わたしは一体何を・・・?」

サニー「やあ!!」

ピース「いやあ!わたしに当たってる!」

ピース「たあっ!」

しゅーや「おっと、味方同士の攻撃も混乱回復の手段になるんだったな・・・」

ピース「あーよけられた」

マーチ「えいっ!」

ビューティ「ぐうっ!たあ!」

ピース「だから!わたしに当たってるって!」

ピース「って、全員混乱してる!?」

しゅーや「連続攻撃では我に返られる恐れがあるな、
      ここは威力が高くて手数も少ないウィンドデコルを使ってトルネードだな!」

ピース「わあ!」ドシャアッ

ハッピー・サニー・マーチ・ビューティ「ぐうっ!」

ハッピー・サニー・マーチ・ビューティ「だあああ!!」

しゅーや「しまった!まさか全員我に返ったとは・・・!」

しゅーや「でも、一か八かの電撃だ!一人倒したしこれでしびれさせれば俺の勝ちだ」

ハッピー・サニー・マーチ・ビューティ「ぐううっ!」

サニー「あかん・・・身体が動かへん・・・」

ビューティ「くっ・・・!しびれさせられましたか!」

ハッピー「ピースは?」

マーチ「ピースはやられちゃったよ・・・」

しゅーや「やべ、2人しか動きを止められなかった・・・」

しゅーや「でも全員のHPがわずかだしこの攻撃を耐え切れば・・・」

マーチ「しゅーや、あたし達も負けられないんだよ。
    ここで決めないと倒れた仲間に申し訳ないし・・・」

マーチ「いくよ!プリキュア・マーチシュートインパクト!」

しゅーや「しまった!まともにくらった!でも、次の攻撃を耐え切れば・・・」

ハッピー「このターンにわたし達の全てを賭ける!
     プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

しゅーや「よし、かわせ・・・なに!?まだ攻撃判定があったのか!?」

しゅーや「しまったああああ!!!」

しゅーや「くっ・・・俺の負けだ・・・あと少しだったのに・・・」

マーチ「苦しい戦いだったね・・・」

ハッピー「でもわたし達、優勝したんだよ」

そして

司会者「という事で、優勝者はプリティーキュアの5人となりました。おめでとうございます!」

司会者「優勝者には賞金金貨2万枚を差し上げます」

みゆき「やったあ!」

やよい「まさかわたし達が優勝するなんて・・・」

なお「レベルも2つ上がったしもっともっと強くならなきゃ」

やよい「え?レベル?」

やよい「あ、わたしだけレベル上がってない、戦闘不能になったからだ!」

やよい「みんなのレベル14なのにわたしだけ12のままだよ・・・」

やよい「元はといったら混乱してわたしを攻撃したからだよ!む~!」

みゆき「やよいちゃん、ごめん・・・」

れいか「しゅーやは手強い相手でしたね・・・」

司会者「これにて、第3回、実況ワールドスマッシュバトル大会を終わります」

やよい「これ第3回だったんだ・・・第1回の優勝者は誰だったんだろう・・・
    第2回がMSSP優勝だってことはもう知ってるけど・・・」

今日はここまで

バットルを出て

みゆき「さて、ラキラッキに戻ろう」

あかね「モンスターに注意やな・・・」

なお「オバケとか出てきたらどうしよう・・・」

みゆき「あ、わたしも心配になってきた・・・」

やよい「わたしはゴーストとかスケルトンとかゾンビとかは大歓迎だよ。
    だって経験値とお金をそこそこ稼げる上に電撃でかなり有利に戦えるし」

やよい「おまけにHPも低いし何体でも来てほしいな」

れいか「無駄な戦いは避けるべきでしょう、アイテムを安易に使っているようでは
    アイテムがいつどこでなくなってもおかしくはありませんよ」

あかね「できれば不気味なモンスターとは会いたくあらへんな・・・」

なお「ううう・・・」

みゆき「おばけとかこないでほしい・・・」

みゆき「でも行かなきゃ・・・」

しばらくして

みゆき「ラッキー、モンスター来なかった」

れいか「行きと帰りとでモンスターの出現率がかなり違っていましたね」

やよい「エンカウント率はランダムなのかな?」

なお「それはそれでよかったよ」

あかね「まったくや・・・」

やよい「行きはしょっちゅうモンスターに遭遇したのに対し
    帰りは一度もモンスターに遭遇しなかったもんね」

みゆき「さて、ラキラッキに・・・」

れいか「みなさん!あれを・・・!!」

あかね「うわ、なんやあれ・・・!?」

やよい「巨人の群れがラキラッキを襲っている・・・!」

なお「行こう!」

みゆき「うん!ラキラッキを巨人の手から守ろう!」

ラキラッキ

ハッピー「やあ!」

ドオン

サニー「くうっ・・・数が多すぎや・・・!」

ピース「いつまでこの身体が持つんだろう・・・」

マーチ「サニー!ピース!危ない!!」

ドオン

サニー「うお、いつの間に巨人が後ろに・・・」

ピース「マーチいなかったら不意を突かれていたよ」

マーチ「今はお礼すら言ってる暇なんてないよ」

ビューティ「これでは考えてる暇すらないですね・・・」

ビューティ「おっと・・・」ヒョイ

ビューティ「危ないところでした・・・」

ハッピー「今何体倒したのかな?」

サニー「数えてる場合か!」

ピース「あ、実況者たちも巨人と戦ってるよ」

マーチ「みんな!助けに来たよ!!」

サクリット「おお、また仲間が来てくれた。助かった」

ついてる「俺だって実況者だ!な?Luege」

Luege「俺たちソロモン前線をなめんなよ巨人ども!」

ついてる「ねむけがいなくてもやってやるぜ!」

Luege「ああ、いつまでもねむけ頼みじゃいられないしな」

サクリット「ねむけは何か考えがあるといってラキラッキを出て行ったな」

ついてる「だが俺はねむけを信じる」

Luege「ねむけが俺らを見捨てるわけがねえだろ」

サクリット「当たり前だろ」

サクリット「うお、巨人が目の前に!」

サクリット「あっぶね・・・危うく攻撃をもろにくらうところだった・・・」

サクリット「わ!もう1体巨人がいたのか!」

サクリット「しまったああああ!!」

ついてる「サクリット!」

Luege「ついてる!!後ろ・・・!!」

ついてる「え?」

ついてる・Luege「ぐわああああ!!!」

ついてる「くそ・・・サクリットの二の舞か・・・」

Luege「俺たちは・・・負けを・・・認めないぞ・・・」

ついてる「ねむけが・・・いないと・・・ダメだ・・・って・・・誰が・・・」

ついてる「誰が決めたことだ・・・!」

Luege「ふざけんじゃねえ!」

ついてる「だが身体が動かねえ・・・」

Luege「くっそー!」

サクリット「くっそ・・・」

ハッピー「大変!このままじゃ・・・」

ビューティ「ハッピー!危ない!」

サニー「あかん!今行くで!」

マーチ「」タタタ

ビューティ「いけません!ここで群がっては・・・」

ハッピー・サニー・マーチ・ビューティ「きゃああああ!!!」

ピース「みんな!!」

ピース「どうしよう・・・巨人はまだまだいる・・・」

ピース「あ、あそこにも実況者が・・・あれは最終兵器俺達だね、でも・・・」

キヨ「くっ・・・もう体力の限界だ・・・」

こーすけ「・・・・・」

フジ「たとえ3人でも・・・あがいてあがいてあがいてやる!」

ヒラ「こーすけはもう戦闘不能だけど俺達はこーすけのようには・・・」

キヨ「だな・・・」

キヨ・フジ・ヒラ「だあああ!!!」

キヨ・フジ・ヒラ「ぐわあああ!!」

キヨ「だ・・・だが・・・まだ・・・!」

ピース「ここでわたしも倒れるわけにはいかない!」

ピース「ありのままの気合で実況者を救わなきゃ!」

ピース「そしてこの街も・・・」

ピース「巨人達!わたしが相手だよ!」

ピース「わたしは・・・この一撃に全てを賭ける!!」

ピース「いくよーーっ!!」

ピース「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!!」

ドオオオオン

ピース「はぁ・・・はぁ・・・やったのかな・・・?」

今日はここまで

ピース「え?うそ・・・効いてない・・・?そんな・・・」

ピース「ど、ど、どうしよう・・・」

ピース「わたし、今ので力使い果たしちゃったよ。このまま負けちゃうのかな?」

ピース「みんな・・・ごめん・・・」

ドガアアアアアアアン!

ピース「うわっ!」

ピース「巨人達がいっせいに大爆発しちゃった・・・」

ピース「これ勝った事になるのかな?」

ピース「でも巨人達は勝手に全滅してったから・・・」

♪チャラララ~

ピース「勝った事になったみたいだね、しかも一気にレベル上がって14になって
    みんなに追いついたね、あきらめないでよかった・・・今のは本気でやばかったけど・・・」

一方

プレルウィス「ちっ、あと少しだったのに・・・あの巨人達も僕がやられちゃここまでだよね・・・」

プレルウィス「このまま実況者とあの街を滅ぼせたというのに・・・」

プレルウィス「ははは、僕も堕ちたものだよ、ネズミに負けるなんてね・・・」

プレルウィス「僕はまだ城には戻らないよ、さて、次はどの街を壊しに行こうかな?」

プレルウィス「どこかで使えそうなものを探そう、見つかれば巨人のようなものを創れるし・・・」

プレルウィス「今は身を潜めよう。でもね・・・ハハハハハ」

ラキラッキ

あかね「何とか巨人達を止めれたけど・・・街がめちゃめちゃや・・・」

なお「これはかなり復興に時間がかかるね・・・」

みゆき「これ以上被害が広がらなくてよかったよ・・・」

れいか「そうですね」

やよい「奇跡の防衛成功だったよ・・・」

ついてる「俺達はやられたんだけどな・・・」

Luege「ああ・・・」

こーすけ「でもなんであの巨人達自爆したんだろうか・・・」

キヨ「わからん」

ねむけ「おまえら~!」

ついてる「ねむけ」

Luege「チームTAKOSの4人も一緒だな」

ねむけ「大丈夫だったか!?」

ついてる「いいや、あの子達いなかったら大丈夫じゃなかった・・・」

Luege「できればあの5人抜きで守りたかったんだけどな・・・」

ついてる「やっぱりねむけなしじゃ・・・」

ねむけ「おいおいおい、弱気になんじゃねえよ」

ねむけ「あ、そうだ、お前ら巨人達を相手にしただろ?」

ついてる「ああ」

ねむけ「あいつらはオンスロート一族のプレルウィスって野朗が創りだしたモンスターだったのさ」

ついてる「え?」

Luege「じゃあお前がここを離れたのも・・・」

ねむけ「ああ、ま、俺はあの巨人どももオンスロート一族の手先だとは思っていたよ。
    だから奴を倒せば巨人を止めることができると考えたんだよ」

やよい「あの巨人達もオンスロート一族がかかわっていたんだ・・・」

ねむけ「だがプレルウィスの動きの遅さに翻弄された俺がどうかしてたよ・・・」

ねむけ「動きの遅さに油断してさ、危うくやられるところだったのさ、そこをこいつらが助けてくれたのさ」

つわはす「とはいっても結局勝てなかったんだけどな」

コジマ店員「鈍足なのかと思ったら急に動きが早くなって、それにやられかけたよ」

アブ「俺、一撃でくたばっちまったよ・・・」

コジマ店員「つわはす以外まともにくらったじゃねえか」

セピア「ねむけを助けられたのも一時的だったよ」

ねむけ「そうだったけどさ、そこを・・・」

セピア「そこを偶然通りかかったパステルくんもこの戦いに巻き込まれたよ」

やよい「え?パステルくんもそこにきたの?」

つわはす「パステルくんもプレルウィスと戦ったよ」

やよい「へぇ~」

コジマ店員「ってかあいつどうやってプレルウィスに勝ったんだ?」

つわはす「さあ?」

セピア「あいつすげえな・・・」

アブ「ってかなんだか知らんがパステルくんって割とセコくね?」

ねむけ「ああ、俺もそう思う」

サクリット「それはさておき巨人を止めれてよかったな」

サクリット「でも復興には時間がかかるな」

サクリット「だが俺たちの手で復興させてやる!」

アブ「賛成だぜ」

みゆき「あ、だったら、これは少ないけど・・・金貨5000枚恵んであげる」

サクリット「確かに少ないが5000枚はかなり大きいぞ、
       お前結構恵んだな。さて、まずは募金だな」

フジ「俺も金貨を出すつもりさ」

みゆき「お金が集まるといいね」

れいか「みなさんの心を一つにしましょう。そうすれば復興への道が開けます」

セピア「あ、俺ギルドで金稼いでくる、コンマイータウンにでも行こうか」

やよい「コンマイータウン?わたし、その町に行ってみたいんだけど・・・」

やよい(パステルくんなどのいろんなキャラクターに会えそうだし)

つわはす「そうだな、じゃ、俺達TAKOSは外に出て金集めてくるよ」

アブ「俺も」

コジマ店員「ま、セピアのことだからお目当てはどうせ・・・」

つわはす「ありえる」

セピア「さーて、今日こそクエストクリアするぞー」

アブ「セピアが一番意気込んでるな」

つわはす「クエストクリアもどうせあいつにいいとこ見せたいだけだろ」

コジマ店員「そうだそうだ」

セピア「バレちゃいました?」

つわはす・アブ・コジマ店員「バレバレだって!!」

セピア「とにかくコンマイータウンに行こうぜ」


やよい「あの話が気になる・・・」

れいか「さて、次の行き先が決まりましたね」

なお「あ、あの橋はもう完成したかな?」

やよい「がくよん!の8人が作ってる橋のこと?わたしも気になる」

みゆき「行こう行こう」

あかね「モンスターがこのまま出てこなきゃええんやが・・・」

やよい「あ、まずテツクラヴィレッジでアイテム補充しよう」

れいか「そうですね」

れいか「ラキラッキの復興を心より願っています」

れいか「では、行きましょう」

サクリット「ラキラッキは必ず復興させてやるぜ」

みゆき「うん、わたし達も応援してるよ」

ラキラッキを出て

やよい「まずはテツクラヴィレッジを目指そう」

れいか「その前に回復させます。ヒーリングデコルでみなさんのHPを回復です」

れいか「あと、マジックウォーターを2つ使わせてください」

れいか「では、行きましょう」

やよい「あ、あれ・・・」


パステルくん「わああっ!」


みゆき「あ、パステルくんがモンスターに襲われてる!」

れいか「助けに行きましょう」

やよい「あれはミミック、3体もいるよ」

あかね「新しいモンスターの出現やな」

なお「どんな攻撃しかけてくるかは分からないけどまずは救出が先だよ」

そして

ハッピー「倒したよ」

サニー「アイスデコルで動きを止められたのが大きかったな」

マーチ「パステルくんだったっけ?だいじょう・・・」

パステルくん「わああ!敵の新手!?わああああ!!」ドガッ

ピース「ちょっとあああああ!!」ドシャアッ

マーチ「ぐううっ!」

パステルくん「あああ!・・・って、僕を助けてくれたの?あ、ごめんなさい、大丈夫?」

マーチ「大丈夫だけど・・・ピースが・・・」

パステルくん「もしかしてぼくが取り乱している間に戦闘不能にさせちゃった?」

ビューティ「大丈夫です、スティミュラントで復活させます」

マーチ「あたしはハイポーション使うよ」

少しした後で

やよい「また混乱した味方に攻撃されたよ~!む~~!」

なお「やよいちゃんに申し訳ないよ・・・」

パステルくん「ごめん、敵だと思っちゃった・・・でもよく見たら君たちでよかったよ」

やよい「ポーション4つ使うよ」

やよい「それと、今ので分かったけどミミックってモンスター、状態異常かけてくるんだね・・・」

あかね「また厄介なモンスター出てきおったな・・・」

れいか「状態異常をかけてくるとなると常に用心しなければなりませんね」

みゆき「パステルくんの武器って・・・意外と強力なんだね・・・」

パステルくん「助けてくれてありがとう、あと、攻撃しちゃってごめんね」

やよい「いいよいいよ、ミミックの攻撃で混乱させられたんでしょ?
    状態異常をかけるモンスターが悪いんだよ」

パステルくん「ありがとう、あ、また会おうね」

やよい「あ・・・!」

やよい「どうやってプレルウィス倒したのかを聞けなかった・・・」

やよい「また聞くのを忘れそうだけど・・・」

みゆき「わああ!モンスター来た!」

あかね「またかい!」

なお「別のモンスター来たね」

やよい「あれは剣士かな?でもクリエイトカントリーとワーキン街の間にいたのとは違うような・・・」

今日はここまで

バトル開始

ピース「きゃあっ!」

サニー「ぐうっ!」

サニー「ここは電撃や!」

サニー「よし、動きを止めたで」

ハッピー「チャーンス!」

マーチ「いくよ!!」

5人「だああああ!!!」

ピース「クリティカル出たけど倒せなかった」

ピース「守りを固めてTPためるよ」

サニー「いくで!」

マーチ「たあ!!」

マーチ「倒したね」

ピース「モンスターがまだいたよ」

再びバトル開始

ハッピー「わああああ!ゲイザー来た・・・」

ビューティ「ハッピー、ぼおっとしていたら・・・」

グルグルグル

5人「きゃああああ!!!」

サニー「あかん!!また触手に巻きつかれたああああ!!!」

ピース「はなしてええええ!!」

ビューティ「ぐうううっ!」

ハッピー「くらくらしてきた・・・」

マーチ「があっ!」

サニー「あかん・・・毒が・・・」

ピシャアアアア!

サニー「また・・・自爆・・・かい・・・!そして・・・高所から落とされるパターンやああ!」

ピューーーー

ドオン!

あかね「変身・・・解けてもうた・・・」

みゆき「いったった・・・」

あかね「もうこりごりや・・・」

みゆき「アンチドーテを・・・」

あかね「あったで、これや・・・」

みゆき「あかねちゃん、ありがとう」

あかね「ウチも・・・アンチドーテ飲むで・・・」

あかね「毒が治ったわ」

みゆき「でもみんなは・・・」

れいか「大丈夫です。私は無事です。やよいさんとなおにはスティミュラントをあげましょう」

みゆき「れいかちゃん」

れいか「アンチドーテはもう飲みました。それよりもあかねさん・・・」

あかね「せやな、スティミュラントを・・・」

れいか「それと・・・あかねさん、HPが充分でもないのによく生き残れましたね・・・」

あかね「ウチもなぜウチが戦闘不能にならなくてやよいとなおだけ戦闘不能になったのかがわからへん」

あかね「それより早くやよいとなおを復活させるで!」

やよい「あかねちゃん・・・ありがとう・・・」

なお「もういや・・・」

れいか「少し歩けば村に行けます」

やよい「そうだね、この距離ならモンスターには遭遇しないし
    テツクラヴィレッジに向かうよ」

テツクラヴィレッジ

なお「おでん倶楽部は今日も混雑してるね、ちぇ、これじゃご飯食べれないよ・・・」

あかね「宿にでもいくか」

れいか「そうですね」

宿屋

宿屋のおばさん「ただいま空いている部屋がございませんのでまた今度にしてください」

みゆき「え~!?」

あかね「こんなんありかい!」

やよい「仕方がないからハイポーションを2つずつ使ってHP回復しよう」

みゆき「うん、ついでにマジックウォーターを1つずつ使おう」

あかね「ウチとみゆきは2つ使うで」

みゆき「うん、わたしももう1本飲むよ」

やよい「アイテム屋でアイテム補充しよう」

そして

やよい「マジックウォーターとハイポーションを大幅に補充できたけど・・・」

れいか「金貨をほとんど使ってしまいましたね、後先考えているのですか?」

やよい「スティミュラントを5つ買って金貨がほとんとなくなってしまったけど
    モンスターとの戦いできっとなんとかなるよ」

れいか「経験か金貨か安全か・・・どちらかを迫られますね・・・」

やよい「あ、あなたはがくよん!の・・・」

FOX「あ、おまえら、ちょうどいいところにいたな、あの橋ついに完成したぜ、
   これで向こうに進めるようになるから好きなだけ渡りな」

れいか「ありがとうございます」

やよい「あ、だったらクリエイトカントリーの宿に泊まった後コンマイータウンへ行こう」

FOX「コンマイータウンならあの橋を渡って右だな、その後長い道を歩いていったところにあるぜ」

やよい「はい」

テツクラヴィレッジを出て

みゆき「さあ、クリエイトカントリーに行こう」

やよい「そのあとはコンマイータウン・・・」ワクワク

あかね「やよいが妙にワクワクしとるわ・・・」

なお「そうだね・・・」

れいか「モンスターには気をつけてください」

みゆき「分かってるよ」

れいか「そうは言われても・・・モンスターはいつ出てくるのか分かりませんよ?」

みゆき「そうなんだよね・・・」

少ししたあとで

みゆき「モンスター出てこないね」

れいか「分かりませんよ、クリエイトカントリーが近づいたとはいえ油断はできません」

れいか「思えばクリエイトカントリーに入る5歩手前でモンスターに襲われたことがありました」

やよい「あの時はコカトリスに襲われたね」

あかね「あ・・・あかん!モンスターや!!」

れいか「やはり来ましたか・・・!変身しましょう!」

バトル開始

ピース「わわわ・・・ミミックが5体も・・・」

ビューティ「くっ・・・!」

5人「わあああああ!!」

ビューティ「全員攻撃されてしまったようですね・・・」

ピース「しかもクリティカルくらったからみんなのHPが一気に半分以下になっちゃったよ・・・」

サニー「ハッピー、一か八かの電撃や!」

ハッピー「うん!」

サニー「あ、あかん!だれもしびれさせられへんかった!」

ハッピー「あああ!わたしもおおお!!」

ビューティ「ウィンドデコルを使います!」

マーチ「ファイアデコルでまとめて攻撃!」

ピース「じゃあ・・・あああ!しまった!こうなるんだったらマジックウォーター
    もう1個使うんだった!これじゃあサンダーデコル使えない・・・」

ピース「とにかく攻撃!」

サニー「ミミックが攻撃してくる前に・・・」

ハッピー「きゃあ!」

ピース「わあ!!」

マーチ「ぐっ!」

サニー「あかん!これじゃ次くらったら終わりや・・・もう1回電撃!!」

サニー「あああ!また動き止められへんかった・・・」

マーチ「もう1回ファイアデコル!」

マーチ「全滅させたよ」

サニー「ああ、助かった・・・ありがとな・・・」

♪チャラララ~

ピース「全員のレベルが15になったね」

ビューティ「苦しい戦いでした・・・」

そして

みゆき「クリエイトカントリーに入るよ」

クリエイトカントリー

みゆき「宿に入ろう」

れいか「そうですね」

宿に入ると

ゆっくり「あ、お前たちまた会ったな」

やよい「ゆっくり実況のみんな、パステルくんも・・・?」

パステルくん「そうだよ、ぼくもちょうど宿泊中なんだ」

あかね「あんたしょっちゅうウチらの進むところに出てくるわな・・・」

なお「今はとにかく休もう・・・」

パステルくん「ぼくもそうしてるとこ、今日はさすがに疲れたし・・・」

ゆっくり「明日は朝早くに出るぞ」

きめぇ丸「ああ」

旦那「相も変わらずお前らが心配だ・・・」

ゆっくり・きめぇ丸「ぐ・・・」

今日はここまで。
次書く時にまた新たなクロスキャラを登場させる予定です。
(とはいっても『あそこ』は二次物に対して風当たり強いしなぁ・・・
でも書くと決めたからには書くしかない・・・!
しかも既に『あそこ』のキャラクター出しちゃってるし・・・
しかも今後も最低でも3回以上登場させる予定だしな)

翌日

みゆき「さて、街を出よう」

れいか「そうですね」

なお「体調も万全」

あかね「あの橋を渡りにいこか」

やよい「コンマイータウンへGO」

そして

みゆき「橋を渡るよ」

あかね「落ちないように気をつけなあかんな」

れいか「狭くはないのですが誤って転落しないようにしましょう」

やよい「橋を渡りきったね」

れいか「いけません!モンスターです!」

あかね「橋を渡りきった途端にこれかい!!」

みゆき「変身し・・・」

やよい「わあああ!!げ、ゲイザーだよおおお!!もう近くにいるよ!」

れいか「くっ!不意を突かれましたか・・・!」

やよい「ああ!巻きつかれてしまう・・・!」

みゆき「だめええええええ!!!」

スパパパパ

みゆき「え?」

「よし、今まで以上によい切れ味だぜ」

「おっと、まだ倒していねえんだったな、この目玉を突けば倒せんじゃねえの?
 よっしゃあ!オレの流儀をみせてやるぜ!」

サクッ

「っしゃあ!」

みゆき「すごい・・・」

れいか「おかげで助かりました」

あかね「ウチら九死に一生やったな・・・」

なお「そうだね・・・」

やよい「あ、この人・・・」

やよい「えっと・・・このキャラクター名なんだったっけ・・・?」

「お、誰か襲われそうになってたのか、人助けもできたしまた男を磨けたぜ」

れいか「ありがとうございます。おかげで助かりました」

「ヒューッ、人助けをすると本当に気持ちがいいぜ」

やよい「えっと・・・名前なんだったっけ?」

れいか「やよいさん?この方を知っているのですか?」

やよい「知ってるけど名前が思い出せない・・・」

「見ず知らずの奴でさえオレを知ってんのか、へっ、オレも有名人になったな」

あかね「侍がヘッドホンって・・・」

なお「ま、まあ・・・異世界にもそれぞれの文化ってものがあると思うよ・・・」

れいか「もしあなたが来なかったら私達は・・・なんて想像もしたくもありません」

「間一髪ってやつだな、ここを通って本当によかったぜ」

「いろんなとこを流離って剣、言を磨いてきたがまだ道を究めたというのには程遠いな」

れいか「その意志は私達が尊敬するべき意志ですね、
    私達もそれぞれの道を歩んでいるのですがあなたにくらべてもまだまだです」

れいか「あなたにも私にも行くべき道を持っています。
    こうして正しき道を進んでいくのです」

「はっはっは、はっははははは。お前気に入ったぜ。道語りはオレも大好きなんだ」

「あたりをうろつくケモノども以外にも道に立ちふさがる壁ってもんがあるよな?」

れいか「はい、其の道にあるの壁は容易に越えられるものではありません」

「だからこそお前らはこうして5人で其の道にある壁を越えようとしてる、そうだろ?」

れいか「はい、越えられるまではあきらめるつもりはありません。
    ですがそれは相当の覚悟を背負っていかねばなりません」

れいか「其の道を行けるにはどれほどの覚悟を持っているかどうか、
    道を究められる者と究められない者の差はかなりありますね」

れいか「それでも其の道に敗れようとも信じた道を突き進む、
    そんなお方に私は憧れを持っています」

「お前、めっちゃ分かってんじゃねえかよ。それこそオレが求めていた『答え』の一つさ」

やよい「あ、そうだ、わたし達コンマイータウンに行きたいのですが・・・」

れいか「やよいさん、話に割って入るというのは失礼ですよ」

「急に話が変わってしまったがいいだろう、オレさっきコンマイータウンを出たばっかなんだが・・・」

「いったん引き返すのも悪くはねえな、案内してやるぜ」

れいか「ありがとうございます」

「モンスターが来たか」

あかね「あかん!ぎょうさんおるで!」

なお「オオカミにヘビ、とにかくいっぱいいるよ・・・」

「よし、オレにまかせな!」

スパアーーーン!

やよい「わあ、あんなたくさんの敵を一瞬で・・・スーパーヒーローみたいでかっこいい」

みゆき「うんうん、わたしもそう思う」

「少し時間がかかっちまったな」

あかね「いいや、全然かかってへんで・・・」

なお「むしろやっつけるの早すぎだよ・・・」

「おいおいおい、その上やさらに上、上の上の上もいるんだぜ。
 あいつら程度に手こずるようでは其の上の奴らに打ちのめされるってもんさ」

♪チャラララ~

みゆき「あ、わたしのレベルが上がってる」

やよい「わたしもレベルが16になってる、あの侍しか戦ってなかったのに・・・」

やよい「あ、これって・・・控えのメンバーも経験値を得られるってパターンかな?」

「あ、ケモノが落とした金貨、全部お前らが持ってていいぜ、オレは宿に泊まる金だけありゃいい」

れいか「ですがそれでは・・・」

「まーたケモノが来たらオレにまかせとけ、タダで動いてやるからよ。
 ま、タダで動かれるのは嫌いだが・・・」

れいか「そうですか・・・では、金貨を受け取ります」

やよい「5000枚ももらっちゃったね」

やよい「えっと・・・やっぱり名前が思い出せない・・・」

「名前?オレの?」

「あ、そうだ、今ここに何人いるんだ?」

なお「え?」

あかね「あんた何急に寝ぼけたこと言うんや?」

やよい「えっと、今ここにいる人数・・・」

やよい「ああ~~~~!!」

やよい「この人の名前思い出した!」

今回はここまでにします

れいか「ここにはあなたを含めて6人いるのですが?」

「その数がオレの名前だぜ」

やよい「そうだよ、今思い出したよ、六さん、いろいろと助けてくれてありがとう」

六「向こうに行けばコンマイータウンに着くぜ」

六「それと、まだお前らの名前聞いてなかったな、お前らには何という名前があるんだい?」

みゆき「名前?わたしは星空みゆき」

六「いい名前じゃねえか、星の空から美しい幸が舞い落ちるってか?あと、
  星空から舞う美しき雪ってことで其の名前がついたってことも考えられるな」

六「雪のように白い光やみんなを照らす幸、どちらにしろ美しいぜ」

六「辛さを幸に変える、お前の名前からそんな感じが伝わってくるぜ」

みゆき「ありがとう、みんなをウルトラハッピーにするよ!」

六「お前ならできるぜ、ハッピーってやつをオレも信じるか」

みゆき「うん、そのハッピーが逃げないようにしようね」

六「ああ」

六「そんで、あんたは?」

あかね「ウチは日野あかねや」

六「へっ、夕焼けの赤を思い出す名前だな、それと、お前を見た感じ太陽がよく似合いそうだぜ」

六「『日』という字にもそういう意味があるぜ」

六「そう名づけた親はきっときれいな夕焼け空にちなんでその名をつけたんだろうな」

あかね「それほめられとんのかどうかわからへん・・・ある意味・・・」

あかね「言葉的にはほめ言葉のようには思えるんやが・・・
    ウチは夕焼けよりも真夏の太陽でいたいんや」

六「へっ、その情熱、『日』にふさわしいぜ」

六「お前ら全員その名前の通りの人格だろうな、あんたは?」

やよい「わたし?」

やよい「わたしは黄瀬やよい」

やよい「その名前はママが『千の春』のようにやさしかったから
    ママのようにやさしい子になってほしいとパパがつけたんだよ」

やよい「パパはわたしが5歳の時に亡くなっちゃったけど・・・」

六「その名前、きっとこれから暖かくなる・・・あ、お前も太陽か、
  あかねは『日』なのに対しやよいは『陽』と書くほうの「ひ」だな」

六「そのやさしさで喜びの花を咲かせてみろよ、不可能じゃないさ」

六「亡き父の思いを受け継ぐのも立派な家族の絆だぜ」

六「お前の父は死んでなおお前の中で眠っているのさ、やよい、どう思うか?」

やよい「うん、ママのためにもパパの思いをムダにはしないよ、
    六さんには恩を感じているよ」

六「ありがたいぜ、思うように道を歩みな」

六「あんたには何という名前があるんだ?」

なお「あたしには緑川なおという名前があるよ」

六「なお、となるとあんたを見た感じ直と書く字を思うな」

なお「私はいつだって直球勝負だよ」

六「やっぱオレの思ったとおりだな、『直』の字からも想像できたぜ」

六「オレもいつだってまっすぐだぜ。気が合いそうだな」

六「よっしゃ、次モンスターに出くわしたらこの刀一本で勝負してやるか」

六「筋の通らねえことはさせないぜ」

なお「うん、汚いのは許さないよ」

六「お前は?」

れいか「私は青木れいかと申します」

六「お前の名前からこの世にまたとない麗しき花を思い浮かぶぜ」

れいか「まあ、ありがとうございます」

れいか「名前に負けないように努力していきます」

れいか「そして人生の道を正しく進みたく存じます」

六「へっ、やっぱ全員そろっていい名前もらったな、その名前、5つとも気に入ったぜ」

六「さて、コンマイータウンが見えてきたぜ」

やよい「あ、本当だ」

六「・・・ちょっちまっちなお嬢さん達・・・」

みゆき「え?」

れいか「どうかしましたか?」

六「」スタスタ

六「おい、隠れてないで出て来い!!」

ガサッ

六「お前なんかこの刀一本で充分だ!」スパッ

六「不意打ちしようなどそうはさせないぜ」

やよい「この茂みに大蛇が隠れていたんだ・・・」

なお「不意打ちなんて筋が通ってないよ」

六「宣言通りこの刀一本で倒したぜ」

あかね「なんか・・・ウチらの出番なくなってきとる・・・」

六「さて、道案内はもう終わりだな。オレはまたどこかをふらついていくぜ、
  よい旅を楽しんでこいよ、みゆき、あかね、やよい、なお、れいか」

みゆき「ありがとうございました」

やよい「さーて、コンマイータウンに入るよ」

やよい「楽しみだなぁ」

なお「やよいちゃんのテンションが・・・」

あかね「入るで」

れいか「どんな街なのでしょう?」

やよい「ハイテンションと固いテンポを刻んでいくよ♪」

あかね「い、意味わからん・・・」

なお「」ジトー

コンマイータウン

みゆき「ここがコンマイータウンだね」

やよい「この世界ではわたし達の世界とは違う設定になってるかもしれないけど
    いろいろと見てこよう。だって平行世界ってほぼなんでもありじゃん」

れいか「そうなのですか?」

やよい「うん」

あかね「マンガの世界とかの認識しかウチにはあらへん・・・」

なお「ついていけない・・・」

「おい!」

みゆき「え?」

あかね「なんか・・・こいつえらい赤ちゃんから遠ざかってへんか?」

なお「うん・・・こんな赤ちゃん見たことない・・・」

やよい「赤ちゃんかわいいな~」

みゆき「うん」

なお「いいや・・・むしろこの赤ちゃんは怖い・・・」

あかちゃん「みてみ、この街はええ街やろ?」

やよい「いい街だよ」

あかね「あんた、どこで関西弁教えてもらったん?」

なお「・・・・・」

あかちゃん「どの街にいてもええ街ええ街やな皆の回答は」

れいか「どの街にもその街のすばらしさがあります。
    みんなちがってみんないい、それは生き物に限ったことではありません」

あかちゃん「ゆうしゃにとって街とはアイテムかったりやどにとまったりできる場所やな」

あかね「確かにそやが・・・」

あかちゃん「どのまちでもええんやな・・・?」

あかちゃん「」スタスタスタ

やよい「あっ、ちょっとまってよ~!」

みゆき「はっぷっぷ~」

なお「今の何?」

あかね「こんな赤ちゃん嫌や・・・」

今日はここまで。
『あかちゃん』どうしてもこのSSに出したかったwww

なお「よし・・・元の世界に戻れたらゆいがあんな風にならないように大切に育てよう・・・」

やよい「まず宿に泊まろう」

やよい「・・・ん?何かあの人達わたし達を指したような・・・」

博士「クプロよ、その気持ちは分かるがまずはこの世界にはびこるモンスターとの戦いが先じゃ」

クプロ「嫌だよ!どうせまた僕をこき使うんでしょ?
    あ~もう!早くしないとあの子達もう行っちゃうよ」

博士「そうじゃ、こういうのはどうじゃ?あの子達がもし外でモンスターに襲われてたら?
   もちろん助けてくれるのじゃろ?助けてくれたお礼に・・・」

博士「あ、今、偶然あの子達のうちの一人がこっちに来たぞい」

やよい(あ、気づかれたかな?)

クプロ「そういう理由ならモンスターと戦うよ!もしあの子達からお礼をもらうのなら・・・
    一緒にいろんなところに行ってもらいたいな~」

クプロ「とにかく可愛い子に出会えたんだ!彼女達にいいとこ見せて、一緒に混浴してもらおう!」

やよい「・・・」

レッツゴーサンダー!

クプロ・博士「ぎゃああああ!!」

やよい「」タタタタタ



やよい「みんな!」

あかね「やよい、どこ行ってたんや?」

れいか「後ろでデコルの声が聞こえたのですが・・・やよいさん、街中でデコルを使ったのですか?」

やよい「早く宿に逃げ込もう!あそこに変態男がいるよ!」

あかね「なんやて!?ウチがとっちめたろか?」

なお「やよいちゃん、何かされなかった?もしされてたのならあたしも・・・」

れいか「あかねさん、なお、街中で下手に騒ぎを起こしてはいけません。
    彼らに見つかる前にどこかに隠れましょう」

やよい「今なら宿でもいいよ」

みゆき「じゃあ宿に泊まろう」

やよい「あの人達も宿に入らなきゃいいけど・・・」



クプロ「今のはなんだったの?いきなり雷が落っこちて・・・」

博士「ん?なにか焦げ臭くないか?」

クプロ「博士!」

博士「ぬああ!ワシの発明品が壊れとる!早く修理しな・・・」

ドガーーン!

クプロ・博士「ぎゃああああ!!」

宿屋

あかね「向こうで何か爆発したな」

やよい「さて、今日はゆっくり休もう」

なお「もしあの男が来た場合はあたしが守ってあげるよ」

あかね「それはウチの役目や」

みゆき「きっと大丈夫だと思うよ、明日はどこに行こうかな?」

れいか「今までの疲れを癒しましょう」

みゆき「うん」

翌日

みゆき「さて、宿を出よう」

やよい「あ、アイテム屋でアイテム補充しよう」

れいか「そうですね、アイテムの数は充分ですが万が一のためそうしましょう」

そして

れいか「毎度のこと所持金の9割以上を使ってしまいましたね・・・」

やよい「マジックウォーターを限界の99個にしてそのあとハイポーションを11個買って
    余ったお金でフルポーション買ったからね・・・」

パステルくん「」スタスタ

やよい「あ、パステルくんだ」

あかね「こいつ見たのこれで何度目やろ・・・?」

なお「どこに行くのかな?」

パステルくん「さ~て、そろそろおうちに帰ろう」

やよい「ちょっとついてこよう」

なお「え?」

あかね「なんや?尾行するんか?」

なお「それはちょっと不審な行為じゃないのかな?」

やよい「不審って言わないでよ、ストーキングするんじゃないんだし・・・」

あかね「まったく一緒やないかい!」

やよい「」スタスタ

あかね「やっぱ尾行するんかい!」

みゆき「あっ、まってよ~!」

れいか「後を追いましょう」

少しした後で

パステルくん「」ガチャ

れいか「やよいさん、近くにいて助かりました」

やよい「実況ワールドではここにパステルくんの工房があるんだ~」

れいか「工房ですか?」

なお「人の家をこっそり見に行くというのもよくないよ?」

みゆき「パステルくんって、何作ってるんだろう?」

やよい「時計だよ、ほら、あの煙突のある赤い屋根の家がパステルくんの工房だよ」

やよい「じゃあ次の場所を見に行こう」

みゆき「次の場所って・・・」

やよい「いろいろ見てそれから決めるよ」

そして

やよい「あ、この場所とても気になる」

サンヘルプ「お、君たちバットルのスマッシュバトル大会で優勝したプリティーキュアじゃないのかい?」

あかね「その名前はいつの間にか決まっていた名前なんやけどな・・・」

サンヘルプ「もしかして君たちもコンマイー遺跡を見にきたのか?」

やよい「そうだよ、ここコンマイー遺跡っていうんだ・・・」

サンヘルプ「ここにはかつて実況ワールドをおびやかしたとんでもない超獣たちが封印されているぞ」

みゆき「実況ワールドをおびやかした?今のオンスロート一族のように?」

サンヘルプ「ああ、俺はどっちかといえばオンスロート一族よりも
       あの深い洞窟の中に封印されている3体のほうが脅威に思えたな・・・」

サンヘルプ「一体はとてつもない破壊力を持ち、一体はとてつもなくグロい人殺しを好み、
       そして一体はとてつもない洗脳術を持っていた・・・」

サンヘルプ「彼らが復活しないことをあれからずっと祈っている・・・」

みゆき「ひ、ひえ~~」

あかね「おっかない話やな・・・」

れいか「これはもし復活してしまったら第二のオンスロート一族となりましょう」

なお「その時はあたしたちが・・・」

サンヘルプ「やめとけ、彼らにはかなわないよ、君たちならオンスロート一族には勝てても
       コンマイー遺跡の超獣たちにはかないっこないって」

サンヘルプ「ビヒモスァトリズム、ミノタウロスィケーション、ゲイザーブレイク、
       3体とも想像を超える力を持っている・・・」

サンヘルプ「やってみなきゃわからないなんて言ってられるのも今のうちだぞ?
       もし勝てるとしても最初は必ずあきらめかける」

みゆき「わたしたちは何回もその苦難に立ち向かってきたよ。
    だから力を合わせて不可能を可能にするんだ!」

なお「そうだよ!だから実況ワールドはあたし達がみんなと一緒に守るよ!」

サンヘルプ「そういわれると実況者として負けてらんねえな、俺は先にコンマイー遺跡に行ってる」

サンヘルプ「じゃ」

やよい「わたし達も入ってみよう」

みゆき「中には何があるのかな~?」

れいか「入ってみましょう」

あかね「せやな」

なお「いくよ」

みゆき「レッツゴー!」

今日はここまで

そして

やよい「うわ~これは恐そうなモンスターだよ・・・
    確かにあんなのに暴れまわられたらこの世界は破滅の危機に陥るわけだよ・・・」

あかね「特にあの右の奴気持ち悪いわホンマ・・・」

れいか「真ん中のモンスターの大きな斧はきっと大地をも砕きかねません・・・」

れいか「アステリオスは父でありクレタ島の王であるミノスがポセイドンの怒りを買い、
    それにより后のパーシパエーがポセイドンに呪いを受け、誕生させられました」

やよい「封印されているモンスターは左がビヒモス、真ん中がミノタウロス、右がゲイザーだね」

れいか「ミノタウロスは『ミノスの雄牛のアステリオス』という意味ですね」

やよい「容姿で誰がビヒモスァトリズムで誰がミノタウロスィケーションで
    誰がゲイザーブレイクなのかが分かったよ」

なお「そろそろ別の場所に行こう」

みゆき「いろいろと見て回ろう」

少しした後で

みゆき「あれ?道に迷っちゃった?」

なお「ええ!?」

やよい「えっと・・・どこに行けばいいんだっけ?」

あかね「そんなのかんにんや」

れいか「これではむやみに進めませんね、来た道を戻りましょう」

そして

れいか「確か私達はここを進みました」

れいか「というより引き返したほうがよいのでは?」

みゆき「う~ん・・・いろいろと見て回りたかったのに・・・」

れいか「迷子になってはたまりません。封印されている超獣のある場所から
    入り口のところまで行きます」

そして

みゆき「戻っちゃったね」

あかね「洞窟から出られたのはええんやが・・・」

れいか「何のあてもなく進むのは危険です。
    コンマイー遺跡とは別の場所へ行きましょう」

すると

やよい「あ、ギルドがある、クエスト受けてこようかな?」

みゆき「受けよう」

なお「大丈夫かな?できないクエストやらされたりしないかなぁ・・・」

あかね「ワーキン街のときのようにはなりたくあらへん・・・」

れいか「とにかく入ってみましょう」

中に入ると

「いらっしゃいまセ、何かミッションをお探しデスカ?」

やよい「ええ~!?」

少ししか書けなかったけど今日はここまで

やよい「レイシスって、この世界ではギルドやってるんだ・・・」

みゆき「クエストあるか聞いてこよう」

やよい「あ、レイシスがギルドやってるってことは
    この店ではクエストじゃなくミッションって言ってるんじゃないのかな?」

あかね「ウチらに言われてもわからへん」

なお「そう思えるのはやよいちゃんだけだと思うよ・・・」

れいか「何かできることがあればやりたいのですが・・・」

やよい「レイシスちゃん、何かクエスト、もとい、ミッションありますか?」

レイシス「はわっ、見ず知らずの人に名前を呼ばれマシタ」

みゆき「やよいちゃん、この子知ってるの?」

やよい「知ってるったって・・・わたし達の世界でも人気のナビゲーターキャラだよ?」

みゆき「そうなんだ・・・」

みゆき(わたし達全然知らないんだけど・・・)

やよい「わたし達、ミッション受けに来ました。何かできることはありますか?」

レイシス「今受けられるミッションはこちらのコースのみとなっていマス、
      報酬は金貨10万枚となっていマス」

あかね「じ、10万!?」

なお「報酬的にちょっと怪しいかな?」

あかね「ウチらにはワーキン街の件があるしな・・・」

みゆき「ミッション受けます!」

なお「ちょっと、みゆきちゃん!?」

あかね「ミッションの内容もろくに聞いてへんで!?大丈夫かいな!?」

なお「できないクエストが来るかもしれないんだよ!?ワーキン街の時のように・・・」

やよい「大丈夫だよ、ここならそんなミッションなんて出ないって」

れいか「誰がどう見てもできないミッションを押し付けるという方は
    世の中に何人かいます。用心したほうがよいのでは?」

なお「うん、私もそう思う」

レイシス「はわわっ、うちのギルドではそんなミッションなんてありまセン!」

みゆき「じゃあ受ける」

レイシス「わかりマシタ。では、ミッションの内容はこうデス」

やよい「10万枚もらえるミッションだからきっと
    ビッグボスを倒してほしいというミッションだと思うけど・・・」

レイシス「これを見てくだサイ」

あかね「うわ、いきなりモニターが出おった」

れいか「未来的技術というものでしょうか?」

やよい「このギルドは電脳世界を思わせるよ」

みゆき「うわ~、見るからにも怖そうなモンスター・・・」

なお「でも戦いはこのミッション受けてなくても避けては通れなさそうだよ」

レイシス「このモンスターは『でるくいたたき』デス。

      この街に出て北西に進むとブラッサムという花がとてもきれいな村がありマス。
      でるくいたたきがブラッサムをおびやかしているのデス」

レイシス「それと・・・でるくいたたきからとんでもない邪気が検出されていマス。
      原因は不明デスがとてつもなく闇の気配を感じマス」

れいか「となりますと一筋縄ではいきませんね・・・」

やよい「それほどの敵なのであれば報酬10万枚は妥当だと思うよ」

みゆき「でもブラッサムの行き方が分からないよ・・・」

レイシス「ブラッサムは初めてデスカ?」

みゆき「うん」

レイシス「では、私が案内しマス。ついてきてくだサイ」

れいか「ですが店の方はどうしますか?」

やよい「大丈夫、きっと関係者以外立ち入り禁止の
    ドアの向こうにいる人が代わりをやってくれるって」

やよい(名前は知ってるけどみんな知らなそうだからあの兄弟の名は言わないでおこう・・・)

あかね・なお「???」

レイシス「では、行きマス」

れいか「よろしくおねがいします」

街を出て

レイシス「モンスターの気配を検出しマシタ。除去プログラムを発動させマス」

あかね「すごいマシンやな・・・」

なお「モニターをタッチするだけでモンスターを倒せちゃうなんてね・・・」

やよい「かっこいい」

レイシス「ですがこのプログラムは全ての敵に効くわけではありまセン。

      モンスター次第ではプログラムが発動しない場合や
      プログラムの発動に時間がかかる場合がありマス」

れいか「では、いざという時は私達が戦います」

レイシス「そうしてもらえると助かりマス」

しばらくして

みゆき「モンスターに遭遇してないね」

なお「うん」

あかね「今までの経験上こういうときが一番危ないで」

やよい「エンカウント率の上下幅がありすぎて怖いよ・・・」

れいか「用心して進みましょう」

レイシス「ブラッサムはまだまだ先デス」

さらにしばらくして

れいか「これほどモンスターに遭遇しなかったのは初めてです・・・」

レイシス「みなさん、お疲れではないのでショウカ?少し休みまショウ」

みゆき「うん」

やよい「わたしもう疲れた~」

そして

やよい「そろそろ出発しよう」

レイシス「そうデスネ。行きマショウ」

れいか「みなさん!モンスターが来ました!」

あかね「いつか来るとは思っていたんや!」

みゆき「って、もうすぐそこにいるよ!」

あかね「わ!いつの間に・・・!」

今日はここまで

やよい「わああああ!!またゲイザー来たよおおお!!」

シュルルルル

5人「わあああああ!!!」

レイシス「みなサン!」

レイシス「はわわっ、あの大きさでは除去プログラムを発動させるのに時間がかかってしまいマス・・・!」

5人「ぐう・・・うぐぅ・・・」

レイシス「はわわ~っ、ゲイザーの触手から猛毒を検出しまシタ!このままじゃ
      みんな助かりまセン!お願いデス・・・早く発動してくだサイ!」

レイシス「やっと準備ができマシタ。では・・・」

レイシス「あ、アレ・・・?」

みゆき「いったった・・・」

あかね「また自爆かい・・・」

なお「これでもう何回目だろう・・・」

やよい「もういや・・・」

れいか「毒が・・・!くうっ・・・!」

レイシス「ゲイザーはもう倒したのデスカ?」

レイシス「では、プログラムを緊急キャンセルしマス」

レイシス「そしてみんなについた毒を除去しマス」

シュウウウウ

みゆき「あ、毒が消えていく・・・」

あかね「ホンマや」

やよい「HPも回復しているよ」

なお「助かったね」

れいか「ええ」

レイシス「モンスターがきマシタ」

やよい「あれはキマイラ・・・」

レイシス「このモンスターなら私のプログラムでなんとかなりそうデス。
      私、みんなを守りマス!」

ピピピ、ドオオン

レイシス「これほど大きい敵にエラーを起こさずに除去プログラムを
      発動させれたのは初めてデス」

♪チャラララ~

やよい「あ、あかねちゃんとなおちゃんとれいかちゃんのレベルが16になったよ、
    また何もしてないのに経験値もらえたね」

れいか「ありがとうございます」

レイシス「では、ブラッサムに向かいマス」

みゆき「あ、誰か来るよ」

やよい「あれはスミスだね」

あかね「顔が六角形とかへんてこや・・・」

なお「まあ異世界なんだしそんな人いてもおかしくないと思うけど・・・?」

スミス「レイシスさん、ここにゲイザーが出てもしやと思って勇気を出して
    近づいてみたのですが・・・もう消えたのですね」

レイシス「スミスさん。ゲイザーはもういなくなりマシタ」

あかね「自爆したんやけどな・・・」

スミス「ん?自爆ですか?」

あかね「ああ、そうや」

スミス「よかった・・・普通のゲイザーでよかったです・・・
    てっきりアウスゲイザースが異空間から復活してしまったのかと思っていました」

あかね「ん?」

なお「アウス・・・なんとかって・・・」

れいか「アウスゲイザースですか?」

やよい「またゲイザーが・・・」

みゆき「この世界のゲイザー何種類いるの~!?」

スミス「アウスゲイザースなら自爆なんかしません。
    アウスゲイザースだったら倒してくれる実況者を
    必死に探していたのですが・・・」

レイシス「そのアウスゲイザースというモンスターを教えてくれマスカ?」

スミス「はい」

スミス「アウスゲイザースはコンマイー遺跡に封印された超獣の一人、
    ゲイザーブレイクが生んだモンスターであり、
    突如現れる異空間、アウスレティアスにて大量発生しています」

なお「不気味な話だね・・・」

レイシス「はううっ・・・」

やよい「アウスレティアスにいるゲイザーだからアウスゲイザースなのかな?」

スミス「そういう説が有力なのですが・・・」

スミス「アウスレティアスについては誰にも知られていないのです。
    そこに入ったものはことごとく帰ってきませんので・・・
    私もこの辺りがかつては海だったということしか知りません」

れいか「海ですか・・・」

スミス「その海を偽りが消していき、虚飾の神が一瞬だけ現れ、そして消えていった
    という曖昧な記述しかありませんので・・・」

スミス「実況ワールドの中でも屈指の謎に包まれた世界、そして幻話です。
    アウスレティアスという世界は・・・」

スミス「アウスゲイザースはコンマイー遺跡の超獣たちとは別の場所に封印されていますが・・・
    アウスレティアスという空間自体は封印されていません」

スミス「このあたりは涅槃(ねはん)の海と呼ばれていましたが今はもうあとかたもなく消えています」

スミス「誰にも分からないことですので曖昧の中の曖昧なのですが・・・
    このあたりの大地はかつて虚飾の神により偽りに染められたのです」

スミス「『大地を染める偽りは涅槃の海を焼き尽くし、武勲の色に狂わされ虚飾の神は舞い降りた』
    私にもこの意味がまったく分かりません」

スミス「曖昧な説明しかできなくてすみません・・・」

レイシス「大丈夫デス、誰にも分からないことデスので・・・」

スミス「では、私はコンマイータウンに戻ります。モンスターでなければいいのですが・・・」

スミス「では、失礼します」

レイシス「では、ブラッサムに向かいマス」

みゆき「うん」

今日はここまで

ブラッサム

みゆき「わあ、きれいなお花がいっぱい」

あかね「心が和むわ」

なお「この花を荒らさせはしないよ」

れいか「そうですね」

やよい「でるくいたたきはどこにいるんだろう・・・?」

レイシス「でるくいたたきはここにある花を自分の花だといい、

      踏まれた花を見ては実況者を見つけ次第
      彼らのせいにして襲い掛かり、この村をおびやかしていマス」

あかね「それって言いがかりやん」

なお「筋が通ってないよ」

なお「でるくいたたきを許せなくなってきた・・・」

れいか「みなさん、あれじゃないのでしょうか?」

みゆき「大変!誰か襲われてる・・・!」

レイシス「みなさん!行きまショウ!」

5人「うん!」

ぐっち「わわわ・・・」

でるくいたたき「おぉおぉおぉーん!おめえかぁぁぁ!この花さ荒らじだのは!!?」

ぐっち「いいえ!いいや、ちゃうちゃうっすか、何言うてるんすか?」

でるくいたたき「ウソつくんでねえ!!おめえがやったんだろ!?」

ぐっち「ちょい・・・やってへんっちゅうねん!」

でるくいたたき「ユルさねぇ!ユルさねっぞーー!!」

ぐっち「やめろやめろや・・・」

ぐっち「だから、荒らしてへんって!」

5人「ちょっとまった!!」

ハッピー「ぐっちには手出しさせないよ!」

サニー「ぐっちは何もやってへん!」

ピース「でるくいたたきからブラッサムを守るよ!」

マーチ「何の罪もない人を襲うなんて許せない!」

ビューティ「ブラッサムをあなたから救います!」

でるくいたたき「なんだぁ!?おめえもこの花を荒らしにきたかあああ!!」

でるくいたたき「ユルさねぇ!ユルさねっぞーー!!」

ハッピー「それはこっちの台詞だよ!」

ハッピー「みんな!いこう!」

レイシス「でるくいたたきを倒せばミッション達成デス」

バトル開始、しかし・・・

でるくいたたき「杭打ちたたきをくらえっぞーー!」

ハッピー・サニー・ピース・マーチ「わああああ!!」

レイシス「きゃあああっ!」

ぐっち「ああ!しまったああああ!!」

ビューティ「くっ・・・!間一髪ですね・・・」

ビューティ「っ!みなさん!・・・」

レイシス「はわわ・・・これでは動けまセン・・・」

サニー「くううっ・・・!」

ぐっち「やばいやばい、これで青いの以外が攻撃くらったら終わりやん、
    青い奴以外くさびの力で動けへんし・・・」

ビューティ「・・・一人で戦うことになりましたか」

でるくいたたき「だああ!!だああ!!」

ビューティ「ハンマーに当たらないようにしましょう」

ビューティ「ぐうっ!落石攻撃もしてくるのですか・・・!」

ビューティ「次は私の番です!」

でるくいたたき「んなわけあるかぁーーー!!」

ビューティ「ぐうううっ!!」

ハッピー「ビューティ!」

サニー「このままじゃあかんで・・・」

ピース「わたし達動けないし・・・」

マーチ「ビューティがやられたら・・・」

でるくいたたき「そうりゃあ!!」

ビューティ「また落石・・・」

ビューティ「間一髪でした・・・」

でるくいたたき「よけんじゃねえ!早くくたばれっどーー!!」

ビューティ「があ!!」

でるくいたたき「とどめをさすっぞーー!」

でるくいたたき「はああああ!!」

ビューティ「隙あり!プリキュア・ビューティブリザード!!」

でるくいたたき「なに~!こっちが動けなくなったっぞー!」

ビューティ「凍らせたのはよいのですが好機ではありません。
       ハイポーションを使って回復し、次に備えましょう」

でるくいたたき「ぐぬぬぬぬ・・・」

ビューティ「一見形勢逆転したように見えますが私が不利であることに変わりはありませんね・・・」

ビューティ「計算を一つでも間違えると即敗北ということを考えると
       かなりの重圧感がのしかかります・・・」

ぐっち「形勢が逆転したにもかかわらず自分が不利・・・
    そういや僕も何回も好機と思って突撃したら負けてもうた時があったなぁ・・・」

ハッピー「今こそチャンスだとわたしは思うけど・・・」

サニー「ウチもや・・・」

マーチ「ビューティは慎重だから一見有利に見える状況さえ不利に見えるんだよ」

レイシス「私も彼女が不利だと見ていマス」

ピース「レイシスもそう見てるの?」

レイシス「でるくいたたきを凍らせている氷は長くは持たないと見ていマス」

ビューティ「・・・っ!」

でるくいたたき「そうりゃあ!」

レイシス「はわわ~!でるくいたたきを凍らせていた氷が溶けてしまいマシタ~!」

ビューティ「くっ・・・!間一髪でしたが・・・もう動けるようになりましたか・・・!」

ビューティ「これも予想のうちでしたが・・・」

ビューティ「ここは守りを固めましょう」

でるくいたたき「今度こそくたばれっどーー!!」

でるくいたたき「でるでる落下星!!」

ビューティ「ぐうううっ!!」

でるくいたたき「花を荒らすやつはユルさねっぞー!!」

ビューティ「危ないところでした・・・もし守りに徹していなければ・・・
       私はみなさんを守れることもなくやられていました」

でるくいたたき「おめえ!まだ立てんのかぁ~!しつこいっぞー!」

ビューティ「・・・・・」

ヒュウウウウ

レイシス「はわわ、急に寒くなってきマシタ・・・」

ぐっち「なんや?このあたりだけ吹雪いてきたで」

マーチ「あれは・・・!」

ビューティ「遊びはこれまでです!」

でるくいたたき「いい加減にするっどー!早く消えてなくなれっぞー!!」

ぐっち「お、氷の剣、アイスソードと言うた方かっこええな、
    アイスソードを使うとか期待大や」

でるくいたたき「はああ!!」

ビューティ「たあ!」

チャキンチャキン!

チリン、キンッ!

ぐっち「やっと互角になったで」

レイシス「このままおしてほしいのデスが・・・」

でるくいたたき「くらえっどー!」

ビューティ「」スパッ

レイシス「はわわ、石を切り裂きマシタ」

ビュウウウウ

ビューティ「ここで決めるつもりです!!」

ぐっち「お、二刀流や」

ぐっち「この子今までよりも凛々しくてかっこええやん」

キン!キィンッ!

でるくいたたき「くらえっどー!」

ビューティ「っ・・・!」

ビューティ「いったん後ろに下がりましょう」

ビューティ「でるくいたたき、この花はいつあなたのものとなったのですか?」

ビューティ「何か証拠でもあるのでしょうか?」

でるくいたたき「そんなの関係ねえどぉぉ!この花は荒らさせねえぞーー!」

ビューティ「あなた自身がブラッサムを荒らしています!」

でるくいたたき「なんだとーー!?」

ビューティ「私は負けません!ここで決めます!」

ぐっち「お、剣が弓になるとかまたかっこいいもん見たな」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザードアロー!!」

でるくいたたき「ぐおおおおおおお!!!」

ドロン

ビューティ「終わりましたか・・・」

ビューティ「もしここで決められなかったら敗北必至でした・・・」

ビューティ「では、みなさんを拘束しているくさびを外しにいきましょう」

そして

レイシス「みなさん、本当にありがとうございマシタ。これでミッション達成デス」

ぐっち「ミッション?あ、あんた達コンマイータウンのクエストでここに来てたんか」

れいか「その通りです」

やよい「あとは報酬を受け取るだけだよ」

やよい「それにれいかちゃんのレベルも17になったし」

なお「あたし達は何もできなかったけどね・・・」

ぐっち「おかげで俺も助かったで、おおきにおおきに」

みゆき「あれ?Gは?」

ぐっち「今回Gはお留守番や、でも今回一人できてよかったわ、
    Gを危険な目にあわせるわけにもいかへんしなぁ」

ぐっち「杭打ちたたきをくらうんやったらGいても結果は同じや、
    動き封じられたら回復もできへん」

ぐっち「・・・ん?」

やよい「あ、誰か来る、わたし達また実況者に会うのかな?」

今日はここまで

クライ「でるくいたたきはもう倒されたのか・・・」

どっこい「俺たちが倒したかったのに・・・」

お茶君「ブラッサムの花をどの実況者よりも愛している僕らが守りたかったんだけど」

夜刀(やと)「一体誰が倒したんだ?」

クライ「ぐっち・・・ではなさそうだな」

ぐっち「あ、HMO団のみんな」

クライ「お前ではないな、でるくいたたき倒したのは」

ぐっち「いいえ、いいや、何言うてるんすか?俺やられたよ」

どっこい「となると・・・」

ぐっち「倒したのはこの子達や。この子達、伝説のパクトに認められた伝説の戦士やで」

お茶君「そうなんだ・・・」

夜刀「人は見かけによらず、だな」

クライ「ん?君はコンマイータウンのギルドの娘だな?
    もしかしてクエストの場所案内のためにこの子達を連れたのか?」

レイシス「そうデス。今からギルドに戻って報酬を出すところデス」

どっこい「そのミッション、俺たちが受けたかったな・・・」

レイシス「この子達には感謝していマス。でるくいたたきからこの村を救ってくれマシタので」

れいか「ブラッサムの花たちが守られてよかったですね」

レイシス「はい」

ぐっち「俺は散々な目に遭ったけどな・・・」

やよい「さて、いったん宿に泊まろうかな?」

クライ「悪いがこの村には宿もアイテム屋もないぜ」

やよい「え~!?」

お茶君「あ、君たちにこれあげる。スーパーヒーリングデコルさ、
    ヒールの性能が上がり、全体回復のリカバー、復活技のレイズも使えるぞ」

れいか「では、私が使います」

お茶君「あ、そのヒーリングデコル、僕にちょうだい。どんなものでも役に立つんだしさ」

れいか「では、交換します」

お茶君「そのデコルはどっこいにやるよ。ヒーラーが僕一人じゃ心もとないし・・・」

お茶君「君たちには期待してるよ」

夜刀「できればオンスロート一族は俺たちが倒したいんだがな」

クライ「まずやっぱり花畑を巡りたい」

お茶君「賛成」

その頃・・・

プレルウィス「あいつが倒されたか・・・あいつを使ってブラッサムを滅ぼそうとしてたんだが・・・」

プレルウィス「所詮失敗作だったってことだね、ふふ・・・」

プレルウィス「でるくいたたきもただの幻・・・もう使えないね」

プレルウィス「あの花を少し踏み散らしたのは僕なんだけどね」

プレルウィス「それを実況者のせいだと思わせるのも案外たやすかったな」

プレルウィス「それに乗せられて僕の思うとおりに動かれるのも無能の証だな」

プレルウィス「また巨人を使った襲撃作戦は失敗したか、いったん城に戻ろう」

プレルウィス「そのあとまた出撃するけどね」

オンスロート城

プレルウィス「さて、どうしたものかな・・・」

ウィケッド「あっ!おめエ!!よくもぬけぬけとォォ!!」

プレルウィス「ん?ウィケッド、アスラ、ストレング、ゲイル、ひどいやられ痕だね、どうしたのかな?」

プレルウィス「それにキネシスはどこに行ったんだい?」

アスラ「私達はあの白い妖精を逃がした罰としてオンスロート様からきついお仕置きを受けたの!!」

ゲイル「キネシスはともかくお前は助かったなんて都合のいい奴め・・・!」

プレルウィス「なんだって?あの妖精に逃げられたのかい?」

ウィケッド「こいつのせいなんだけどなア!」

アスラ「ここにいる誰かさんのせいなのよ」

ストレング「ふぇぇ・・・名前で言ってよ・・・」

ゲイル「それを早く知らせなかったキネシスも悪いが
    何より一番悪いのは鍵の管理がずさんだったストレングだな」

ゲイル「キネシスはその責任を取るために出動したが負けたら彼もお仕置き受けるな」

ウィケッド「俺たち連帯責任取らされたんだからおめエも罰受けやがれ!」

プレルウィス「そうはいかないな、じゃ」

アスラ「あっ!待ちなさいよ!!」

ウィケッド「ちくしょー!!逃げられたかア!」

ウィケッド「とことん都合のいい奴だア」

アスラ「あいつマジムカつく・・・」

ストレング「プレルウィスずるい」

ウィケッド「おめエが言うんじゃねエ!!」

アスラ「私達を道連れにしてよくそんなことがいえるわね!!」

ストレング「わわ・・・ごめんなさーい!」

ウィケッド・アスラ「ごめんじゃ済まさん!!」

その頃みゆき達は

レイシス「では、戻りマショウ」

みゆき「うん」

レイシス「ここの花はとてもきれいデス」

あかね「せやな」

やよい「また行ってみたいよ」

なお「でもまずはコンマイータウンに戻らないと・・・」

れいか「そうですね」

クライ「お前らのことは忘れないぞ、なんせこの村を救ってくれたんだからな」

れいか「この村が救われてよかったですね」

レイシス「HMO団のみなさん、また会いマショウ」

コンマイータウン付近

レイシス「モンスターに一度も遭遇しないで済みマシタ」

やよい「運がよかったね」

やよい「あ、雷刀と烈風刀だ」

れいか「みぎとひだり・・・ですね・・・」ボソ

レイシス「2人を知っているのデスカ?」

やよい「うん、あの双子もレイシスちゃんと同じくわたし達の世界でも人気のあるキャラだし」

雷刀「さて、この大金をモンスターに奪られずにしなきゃいけねえな、
   ま、奪られる気は全くねえんだけどな」

烈風刀「全く・・・雷刀は大胆不敵ですね。ミッション達成者が出たと聞いて直接渡しに行くなんて・・・」

雷刀「大丈夫だって、オニイチャンに任せとけって♪」

烈風刀「やれやれですね・・・ギルドは誰が受付をやるつもりなのですか・・・
    僕たちがいなければ店内に誰もいなくなってしまうというのに・・・」

レイシス「雷刀、烈風刀、なぜここニ・・・」

雷刀「なぜって・・・この金貨10万枚をミッション達成者に届けに行くんだよ」

烈風刀「これでは危険すぎます・・・」

やよい「ミッション達成者ここにいますよ」

雷刀・烈風刀「え?」

レイシス「実はそうなのデス、この人達がミッションを達成しマシタ」

雷刀「そうか、じゃあ報酬を受け取ってくれ」

れいか「みなさん、金貨を10万枚手にしたからとはいっても大切に使ってください」

やよい「うん」

みゆき「アイテムも充分」

死神「あ、君達、ちょうどいいとこに」

あかね「確か・・・死神ゆうてたな」

れいか「死神さん、どうしたのですか?」

死神「ラキラッキ、もう復興したよ」

なお「ええ!?」

あかね「いくらなんでも早すぎやないか!?」

死神「見ていくかい?」

みゆき「うん」

やよい「ラキラッキへ行こう」

あかね「どうも信じられへん・・・どう考えてもあと5年以上はかかるやろ・・・」

なお「この世界は一体どうなっているんだろう・・・」

レイシス「はわ~、私も行ってみたいデス」

烈風刀「そうしたいのはやまやまですがこれ以上ギルドを空けるわけにもいきません。
    コンマイータウンに戻りましょう」

雷刀「そうか・・・」

烈風刀「『そうか・・・』って、仕事空けて仕事をためたのはどこの誰ですか?
    また僕に丸投げするつもりじゃないでしょうね?」

雷刀「分かったよ、ちゃんとやるよ」

死神「じゃあラキラッキに行くよ」

ラキラッキ

みゆき「うわあ~すご~い」

あかね「ホンマに復興しとる、でもいくらなんでも早すぎや・・・」

やよい「しかもここまで来るのにモンスターに会わなかったよ」

れいか「油断は禁物です」

なお「ここまでモンスターに会わないと余計に嫌な予感がするんだけど・・・」

死神「実況者たちの金貨で復興金集めてそれで復興できたんだ」

あかね「えらい都合よすぎや・・・」

あかね「よかったことは認めるで、でもウチらの世界じゃまったくありえへん・・・」

れいか「どんな技術がこの世界にはあったのでしょう」

みゆき「あ、そうだ。金貨8万枚、死神にあげる。復興祝い金だよ」

死神「おお、助かる。一部サクリットにやるよ」

死神「それと、話は聞いたよ、コンマイータウンのクエスト達成したんだって?
   だとしたらあいつ悔しく思ってるだろうな」

なお「あいつ?」

死神「TAKOSのセピアだよ、あいつコンマイータウンのクエストに誰よりも情熱注いでんだしさ」

死神「メンバーもそういうの分かってるけどね」

やよい「チームTAKOSには会わなかったよ」

死神「まあ巨乳好きのあいつのことだからあそこのギルドの受付人にいいとこ見せられなくて
   残念だということが僕にも想像できるよ」

死神「あ、金貨をさらに1万枚くれないかい?いいものあげるよ」

みゆき「うん、あげるよ」

死神「君のような人がいて助かる。じゃあお礼にフルポーションを20個あげる」

やよい「わあ、ありがとう」

みゆき「すごいのもらっちゃったよ、しかも20個も」

死神「さて、僕はブラッサムの近くにある洞窟に行くよ。じゃ」

みゆき「ラキラッキが復興してよかったね」

あかね「めっちゃ都合よすぎやけどな」

今日はここまで

そしてラキラッキを出たあと・・・

みゆき「あ、モンスターいる・・・」

やよい「なんか絵に描いたおばけのようなモンスターだね」

なお「ひ、ひいい・・・」

やよい「大丈夫だって、こんなものだったら全然怖くないって。
    ほら、ピンク色でかわいいでしょ?」

やよい「苦手なものを克服するチャンスだよ、ね、なおちゃん」

なお「わ・・・わかった・・・」


マーチ「いくよ!たあっ!」

マーチ「あれ?一撃で倒せたけど?あ、変身解くよ」


なお「このモンスターは一体・・・」

やよい「ね、大丈夫だったでしょ?」

なお「いいや、怖いものの克服はできてない・・・」

「あ゛ーーー!!それ俺の獲物なのに・・・!」

なお「え?」

三浦「極上のモンスター倒して経験値がっつり上げたかったのにー!」

なお「どういうこと?」

やよい「あ、この人スマッシュバトル大会に出てたね。
    ところでさっきのピンクのやつレアモンスターだったの?」

三浦「そうだよ、でも緑の子すごいな~。ボー坊を何もさせずに倒すなんて・・・」

なお「たまたまあたし達を見てなかっただけだけどね・・・」

やよい「ボー坊って・・・さっきのピンク色の絵に描いたおばけのようなモンスターの名前?」

三浦「そうだよ、今度こそ逃げられずに倒したかったのに・・・
   あいつの速さはとんでもねえんだ、100Mを8秒切るほどすばやい奴なんだ」

やよい・なお「え!?」

なお「じ、じゃあ・・・」

なお「あたし・・・たまたま運がよかっただけってこと?」

三浦「あ、言われてみればそうかも知れん・・・」

三浦「普段はぼーっとしてるからなあいつ」

♪チャラララ~

やよい「あ、レベルが上がった」

あかね「ウチのレベルも上がったで」

やよい「これ、みんなのレベルが上がってるね、
    れいかちゃんのレベルが一気に20に、れいかちゃん以外は19になったよ」

みゆき「わーい、一気に3つ上がったよ」

れいか「ですがモンスターは強いままですよ」

三浦「そうだ・・・それがボー坊がレアモンスターといわれる理由だ」

三浦「あんたら、レベルが一気に3つ上がっただろ?
   ボー坊を倒したからさ、だから俺が倒したかったんだよ・・・」

三浦「もっともぐっちやヒカルも俺と同じくボー坊を狙ってたんだけどな。
   だが・・・いつも逃げられてばかりだった・・・」

三浦「あんたが初めてだよ、ボー坊倒せたのは」

三浦「じゃ、俺はラキラッキへ行くよ。よい旅を祈る」

やよい「またね」

三浦「ああ」

やよい「じゃあわたし達はブラッサム近くの洞窟へ行こう」

テツクラヴィレッジ付近

みゆき「あ、宝箱だ、開けてみよう」

ガチャッ、シュオアッ!

5人「きゃああっ!」

あかね「なんやねん・・・罠だったんかい!」

なお「ダメージ受けちゃったよ・・・」

れいか「では、スーパーヒーリングデコルを使ってリカバーでみなさんのHPを回復させます」

れいか「では、行きましょう」

みゆき「わあ!モンスター来た!」

やよい「変身だね」
   

今日はここまでにします

バトル開始

ピース「しまったあ!ゲイザーだあ!」

マーチ「今までの奴よりもおぞましい姿をしている・・・」

ビューティ「・・・っ!いけません!攻撃が来ています!」

シュルルルル

5人「わあああああ!!」

サニー「またこれかーい!!」

ハッピー「毒がまわってくるよ・・・」

ビューティ「何度も同じ手をくらうなんて・・・」

ビューティ「いけません・・・霧が・・・毒の霧が・・・」

サニー「そして自爆なんてもう見飽きたわ・・・」

サニー「宙吊り状態で自爆されたってことは・・・」

ピューー

サニー「またこれやーー!!」

ドーーン

あかね「いったった・・・」

なお「また・・・同じ・・・パターン・・・だったね・・・」

やよい「急いでアンチドーテで毒を治そう・・・」

れいか「ええ」

みゆき「毒が治ったよ」

あかね「あとは・・・」

なお「HPも回復しないと・・・」

やよい「モンスター来たよ!」

みゆき「わああ!ちょっと待ってよ!回復させてよ!はっぷっぷ~!」

れいか「最悪のタイミングで来られてしまいました・・・!」

やよい「絶体絶命だよ・・・みんなのHP1だし・・・」

やよい「しかも剣士とコカトリスが2体ずつ・・・」

れいか「決死の覚悟を持つしかありませんね・・・!」

バトル開始

ビューティ「先制攻撃が来ました!くっ・・・!はっ・・・!」

ビューティ「一発たりともくらうわけにはいきません!」

サニー「なんとかかわせたわ」

マーチ「こっちも大丈夫だったよ」

ハッピー「どうしよう・・・これじゃデコル技使えないよ・・・」

ピース「さっきのゲイザーにMPを0にされたしね・・・」

ピース「いくよ・・・コカトリスが全体技を使ってくる前に・・・」

ピース「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!」

サニー「頼む・・・!一人残らずしびれさせてや・・・」

ビューティ「大丈夫です。敵全員の動きを止めました」

サニー「ナイスやピース」

ピース「あー緊張したよぉ・・・」

ビューティ「では、フルポーションを使いましょう」

ハッピー・サニー・マーチ「うん」

ピース「あー!待ってー!わたしにも回復させて~!」

ピース「ふぅ、なんとか全回復したけど・・・」

ピース「って、みんなMPまで回復させたの?」

ビューティ「では、総攻撃をかけましょう、時間がありません」

サニー「せやな」

ピース「わー!みんな待ってー!」

そして

れいか「何とか倒せました」

やよい「結局大技かけたあとは回復以外何もできなかったよ・・・」

れいか「やよいさん、あなたがもし必殺技を決めていなければ私達はここで全滅していました」

やよい「それはそうだけど・・・」

みゆき「みんな、テツクラヴィレッジ寄ろう」

なお「賛成」

あかね「せやな」

やよい「宿屋に泊まれるかな?」

なお「そういえば前来た時は空いてる部屋なくて入れなかったんだよね・・・」

やよい「今度はどうだろう・・・」

みゆき「村に行くよ」

今日はここまで

テツクラヴィレッジに行ったが・・・

あかね「なんやねん、まだ空いてる部屋ないのかい」

れいか「想像以上に混んでますね・・・」

やよい「ここの宿屋といいおでん倶楽部といい混んでる場所が多すぎるよ・・・」

なお「この村一段と繁栄しているね」

みゆき「じゃあマジックウォーターをみんなで2つずつ使おう」

あかね「せやな」

やよい「アイテム屋寄ってそれからこの村出よう、
    マジックウォーターの補充だけでいいと思う」

れいか「念のため99個そろえましょう」

やよい「うん」

れいか「買うのはマジックウォーターだけにして金貨を温存しましょう」

テツクラヴィレッジを出て

みゆき「しゅっぱ~つ」

れいか「モンスターに気をつけましょう」

やよい「って、言ってるそばからモンスター来たよ」

れいか「変身ですね」

やよい「しかもオークとインプが4体ずつ来てるよ」

みゆき「え~!?合計8体もいるの!?」

あかね「相当な覚悟を持って戦わなあかん」

なお「直球勝負!あたしはそれでも逃げないよ!!」

みゆき「みんな!いこう!!」

バトル開始

ハッピー「わああ!先制攻撃くらった!」

サニー「ぐわ!アイスに当たってもうた・・・ぎゃあ!また・・・!」

ビューティ「ぐっ・・・!たいしたダメージではなくとも数による蓄積で危機に陥ってしまいますね・・・」

ピース「レベルがこれだけ上がってダメージ少なくなってもハッピーとサニーが危ない」

マーチ「わあ!全員くらってしまった?」

ピース「わたし達はたいした被害をこうむらなかったけどハッピーはクリティカルくらったから・・・」

サニー「反撃開始や!ステートデコルで電撃や!!」

サニー「あ、あかん!動き止められへんかった・・・」

ハッピー「わたしも電撃いくよ!」

ハッピー「あー、誰もしびれてくれない・・・」

サニー「ウチの二の舞やな・・・」

ビューティ「数を減らすことが先決です。ウィンドデコルでトルネードを出します!」

マーチ「あたしはファイアデコルで火の玉攻撃するよ!」

ピース「わたし、ここでサンダーデコル使っちゃう、MPはなくなってしまうけど・・・」

ピース「あ、全滅させた・・・」

ハッピー「わたしHPの半分以上を失っちゃった・・・」

そして

れいか「では、スーパーヒーリングデコルでリカバーを使い、みなさんのHPを回復させます」

れいか「みゆきさんにはさらにヒールを使います」

みゆき「れいかちゃんありがとう」

なお「先に進もう」

やよい「クリエイトカントリーには寄らなくていいね」

しばらくして

やよい「モンスターに遭遇しなかったね」

れいか「何回も言いますが油断は禁物ですよ」

なお「じゃあ橋を渡るよ」

やよい「そのあと左に向かうよ」

あかね「橋を渡りきった途端にモンスターなんてことが・・・」

みゆき「わああ!渡り終わった途端にモンスター来た!」

あかね「って、ホンマに来たんかい!!」

れいか「予想はしていました。戦闘態勢に入ります!!」

バトル開始

ピース「ミミックが3体も来たよ!」

ハッピー「わあ!」

ビューティ「ぐうっ!」

サニー「あかん!ハッピーとビューティが先制攻撃をくらってもうた!」

ピース「オークやインプと違ってダメージこのレベルになっても大きいんだね・・・」

サニー「もう何もさせへんで!電撃や!!」

サニー「よっしゃ、みんなしびれさせたで!」

ハッピー「わたしも使うよ」

サニー「あ、ハッピーはしびれさせられへんかったな・・・」

サニー「もしウチが決めへんかったらやばいことになってもうたわ・・・」

ビューティ「好機ですね、いきましょう!」

ピース「それ!あー外した・・・」

マーチ「ここは直接攻撃でいくよ!」

5人「だああああ!!」

サニー「倒したで」

マーチ「全滅させたね」

ピース「なんとかクリティカル出して倒せた」

♪チャラララ~

ピース「あ、みんなのレベルが上がったよ」

ピース「ビューティのレベルが21に、それ以外は20になったね」

ビューティ「いけません!またモンスターです!」

サニー「連戦かい!」

ピース「今度は・・・あれはサハギンだね、2体来たよ!」

サニー「まさかあの川の中から半魚人なんてことが・・・」

今日はここまで

再びバトル開始

サニー「電撃をくらわすで!」

サニー「なんやねん・・・これ一発で十分やん・・・」

ピース「しかも経験値も金貨もたくさん手に入れたよ」

ピース「あ、また来た。今度はサハギン1体だね」

サニー「よっしゃ、こいつも電撃で倒したるで!」

再びバトル開始、ところが・・・

ビュオオオオオ!

5人「わあああああ!!」

ピース「ブリザード使ってくるの?このモンスター」

ビューティ「結構威力が高いですね・・・」

ハッピー「わああ!足が凍りついてる・・・」

サニー「あ、ホンマや・・・!」

ピース「動けないよ~!」

マーチ「油断しちゃったね・・・」

ビューティ「みなさん・・・!」

ビューティ「くっ、動けるのは私だけですか・・・!」

ビューティ「なら私も・・・」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!」

ビューティ「なんとか凍らせましたが動けるようになる前にみなさんのHPを回復させる必要がありますね」

ビューティ「リカバーを使います!」

ビューティ「これでは時間がかかりそうですね・・・」

ビューティ「一応攻撃!」

ビューティ「いけません!サハギンが動けるようになりました・・・!」

ハッピー「あ、動けるようになった」

サニー「ウチもや」

ピース「ラッキー・・・」

マーチ「反撃開始といきたいところだけど・・・」

ビューティ「みなさんも動けるようになりましたね」

ビュオオオオオ!

5人「ぎゃああああ!!」

ハッピー「うわあ~!また凍っちゃった・・・」

ピース「最悪だよお~!」

マーチ「くうっ・・・!」

サニー「幸いウチは凍らへんかったな」

ビューティ「動けるのは私とサニーだけです、ここはフルポーションでハッピーのHPを回復させます」

サニー「ステートデコルで電撃や!」

サニー「倒したで」

ビューティ「苦しい戦いでした・・・」

ハッピー「動けるようになったよ」

ピース「戦いが終わると動けるようになるんだね」

マーチ「モンスターが来たよ!」

サニー「またかい!!」

またまたバトル開始

ピース「ひゃああああ!!ゲイザー・・・!」

サニー「わああ!最悪やあああああ!!!」

グルグルグル

5人「いやあああああ!!!」

ハッピー「またこれ~!?」

バリバリバリ

ハッピー「自爆しちゃった・・・」

ハッピー「でもこれじゃああああ!!」

ピューーーー!

ドオン!

みゆき「いったった・・・」

みゆき「ウルトラはっぷっぷ~だよ・・・」

みゆき「とにかく・・・アンチドーテで・・・毒を治療しよう・・・」

みゆき「治療完了」

みゆき「あとは・・・みんな戦闘不能になっちゃった?」

みゆき「じゃあみんなにスティミュラントを使うよ」

あかね「はぁ・・・」

なお「もういや・・・」

れいか「またやってきそうですね・・・」

やよい「MPも0になっちゃったよ~」

みゆき「次は回復だね」

やよい「ハイポーションを2つずつ、ポーションを1つずつ使おう」

やよい「でもわたしはハイポーション2つでHPをほぼ全回復できるからポーションはいいや」

そして

やよい「ハイポーションを10個、ポーションを4つ使っちゃった、でもマジックウォーターは
    もっと使うことになるよ、2つずつ使って10個消費したあと
    みゆきちゃんとあかねちゃんに追加で1つずつあげるからさらに2つ消費するよ」

れいか「マジックウォーターの数は残り87ですが
    これではいくつあっても足りないという事態になりかねませんね・・・」

なお「とにかく進んでみよう」

みゆき「うん」

少しした後で

あかね「モンスターや!」

れいか「戦闘態勢に入りましょう!」

みゆき「うん!」

バトル開始

ピース「オーガが3体も来たよ!」

ビューティ「これは攻撃させないほうがよろしいですね・・・」

ピース「そうだね、あの巨体じゃ一撃だけでHPの半分以上を奪われそうだし・・・」

ビューティ「っ・・・!ぐううっ!!」

ハッピー「ビューティ!!」

ビューティ「ぐう・・・・まともに・・・くらってしまいました・・・!」

ハッピー「やばい!とにかく電撃!」

ハッピー「1体しか動き止められなかった!」

サニー「ウチも電撃や!」

サニー「よっしゃ、全員しびれさせたで」

ビューティ「ウィンドデコルを使います!」

マーチ「ファイアデコルを使うよ!」

ピース「わたしはサンダーデコル!」

ビューティ「では、私はハイポーションを使います」

ハッピー「じゃあわたしが決める、プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

ハッピー「全滅させたよ」

♪チャラララ~

ピース「みんなのレベルが上がったね、ビューティのレベルが22に、
    ビューティ以外のレベルが21になったよ」

ピース「って、またモンスター来た!」

再びバトル開始

ピース「今度はミミックが2体だね」

ハッピー「電撃使うよ」

サニー「ウチもや!2体ともしびれさせたで!」

ビューティ「ここでダメージを受けるわけにもいきません。一気にいきましょう!」

5人「だああああ!!」

ピース「倒したね」

マーチ「ノーダメージで倒せたのはこれで何回目だろう・・・」

サニー「って、またモンスター来たで!」

ビューティ「気が抜けませんね・・・」

またまたバトル開始

ピース「キマイラが来たよ」

マーチ「1体だけでも油断はでき・・・」

5人「ぐううっ!!」

ピース「みんなして先制攻撃をくらっちゃった・・・」

ピース「でも負けないよ!プリキュア・ピースサンダー!」

マーチ「あたしも負けてられない!プリキュア・マーチシュート!」

ビューティ「動きが止まったようですね、一気にいきたいところですが私はリカバーでみなさんのHPを回復させます」

ハッピー「いくよ!」

5人「だああああ!!」

ビューティ「倒しました」

ピース「1体だけでも十分強いのに複数来られたら・・・」

ピース「なるべくダメージを受けないようにしよう」

そして

みゆき「手ごわい敵が何回も来るようになったよ」

やよい「となるとこの世界も後半に差し掛かったのかな?」

やよい「これだけ強い敵が何度も来るようになったらゲームが進んでるってことだしさ」

れいか「十分に気を引き締めなければいけませんね・・・」

なお「どんな敵が来てもあたしは負けないよ!」

あかね「この世界のゲイザーにはもう会いたくあらへん・・・」

しばらくして

みゆき「あ」

やよい「誰かいる」

みゆき「行ってみよう」

今日はここまで

やよい「あ、スミスさんと・・・」

やよい「ゆっくり実況とHMO団だったかな?あ、HMO団のみんなが倒れてる」

スミス「あ、ちょうどいいところに来ました。HMO団のみなさんが毒にやられて動けない状態です」

スミス「アン・・・えっと、あのアイテム何というのか忘れてしまいました」

きめぇ丸「アンチドーテだよ」

ゆっくり「アンチドーテならさっき切らしてしまったよ」

旦那「お前らアイテム浪費しすぎだ」

スミス「そうです、アンチドーテです」

やよい「アンチドーテ?わたし達がいっぱい持ってるよ」

スミス「本当ですか!?助かりました!」

スミス「では、HMO団のみなさん、これ、使ってください」

クライ「お、助かった」

どっこい「くそ、油断しちまったぜ・・・」

お茶君「アウスレティアスを抜け出しても油断は禁物だったな・・・」

夜刀「俺らとしたことが・・・」

ゆっくり「ま、アウスレティアスで生き残れたのは俺らだけだけどな」

きめぇ丸「俺たちはほとんどやられっぱなしだったけどな」

旦那「ほとんどHMO団任せじゃないか!!」

スミス「あの時は生きた心地がしませんでした・・・
    生還者がいないという空間に閉じ込められてしまった時は・・・」

やよい「え?」

やよい「もしかしてスミスたちはアウスレティアスに・・・」

スミス「そうなんです・・・」

旦那「あの空間内ではゲイザーだらけで気味悪かったんだけどね」

5人「ええ!?」

なお「あの世界には行きたくない・・・」

スミス「ですがHMO団には助けられました。
    まさか彼らが何度もアウスレティアスを抜け出せた実況者だったとは思いませんでした」

ゆっくり「あいつらは強くはないが名の知れたゲイザーハンターだしな」

クライ「だが・・・アウスレティアスを抜け出した途端
    別のゲイザーに不意を突かれた」

きめぇ丸「俺たちはギリギリで触手から逃れられたんだが・・・」

旦那「HMO団のみんなが触手に巻きつかれ、毒をもらった・・・」

どっこい「幸い自爆してくれてよかったんだけどな・・・」

スミス「一難去ってまた一難でした・・・またもうダメかと思いました」

スミス「解毒剤がなくてどうしようと思ったとき・・・」

スミス「あなた達がいてくれて助かりました」

れいか「どういたしまして」

クライ「そうか・・・お前らだったのか・・・アンチドーテをくれたのは・・・」

クライ「感謝する」

クライ「スミス、申し訳ないが俺たちでもアウスレティアスについては
    知らないんだ。何度も行ってるからといって何でも知ってるとは限らないぞ」

スミス「そうですか・・・あの世界は謎だらけですね・・・」

クライ「ああ、元涅槃の海だったこの場所についての資料も
    ずっと前に捨てられてしまったしな・・・」

スミス「どうしてあんな貴重なものを簡単に捨てられるのでしょうか?」

スミス「物を簡単にポイポイ捨てる悪い人がいるものですね」

スミス「まったく・・・ポイッ!ポイッ!としないでほしいものです」

どっこい「ああ、まったくだよ」

夜刀「もったいないことをするもんだ」

スミス「もったいない、もったいない」

クライ「よし、ブラッサムに行ってお花めぐりをするか」

どっこい「おー!」

お茶君「楽しみだなあ」

夜刀「もはや恒例行事になってるな」

クライ「俺たちはいつだってブラッサムにある花をめっちゃ応援するぞ!」

ゆっくり「じゃあ俺たちは先に向こうの洞窟に行ってるぜ」

きめぇ丸「またな」

旦那「はぁ・・・こいつらが心配だ・・・」

みゆき「みんな、わたし達もブラッサムへ行こう」

やよい「わたしもお花見たい」

れいか「そうですね、では、私達も行きましょう」

ブラッサム

みゆき「相も変わらずきれいな花だね。見てるだけでウルトラハッピーになれるよ」

スミス「あ、パステルくんがいますね」

やよい「本当だ、ゆきりぃやまるもいる」

なお「笑いあってるね」

あかね「めっちゃおもろいことあったんか?腹抱えとるで」

れいか「行ってみましょうか」

みゆき「お花をみんなで見てみよう」

そして

ゆき「あ、プリキュアのみんな、そしてHMO団も」

クライ「ゆき、みんなとけんかしたとはいうがもう仲直りしたのか?」

ゆき「うん」

りぃ「ごめんね・・・さっきはひどいこと言って・・・」

ymd「ゆきのこと全然考えていなかった・・・」

まるこ「つらかったよね・・・」

ゆき「うん・・・」

ゆき「泣いたときもあった、ケンカして辛かった・・・」

ゆき「でもあたし達はそれでも離れない」

ゆき「みんな最高の友達だよ」

りぃ・ymd・まるこ「きゃはははは」

ゆき「あはははは」

みゆき「みんな笑ってウルトラハッピーだね」

れいか「そうですね」

パステルくん「どのお花もきれいだな~」

れいか「こうしていろんな角度から見ていても眺めがとてもきれいです」

スミス「・・・・・」

スミス「あ、失礼しました」

れいか「どうかしましたか?」

スミス「それは・・・」

どっこい「スミスのやつ、あんたに見とれていたな」

れいか「まあ」

スミス「あなたもブラッサムの花のようでしたから・・・」

スミス「どこから見ても花のようできれいです」

スミス「あなたは立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花のようでしたので・・・」

れいか「うふっ」

そして

クライ「時が過ぎるのが早いな、でもまだまだ見ていたい」

れいか「みなさん、そろそろ洞窟へ向かいましょう」

あかね「せやな」

やよい「あ、早くキャンディを助けないと・・・」

なお「洞窟でもモンスターには負けないよ」

みゆき「じゃあ洞窟に向けてしゅっぱ~つ!」

ブラッサムを出て

みゆき「ここが洞窟の入り口だね」

れいか「気をつけていきましょう」

やよい「中はどうなってるのかな?」

みゆき「入ってみよう」

今日はここまで

洞窟に入ると・・・

みゆき「うわ!モンスターだ!」

あかね「いきなりかい!!」

やよい「入った途端に!?」

なお「変身するよ!」

れいか「ええ!!」

みゆき「いくよ!」

バトル開始

ピース「サハギン!?」

サニー「なんで魚が洞窟内におるんや!?」

サニー「とにかくステートデコル使って電撃や!」

ハッピー「倒したね」

マーチ「サニー一人で倒しちゃったね・・・」

♪チャラララ~

ハッピー「あ、レベル上がってる」

ピース「本当だ。わたしとハッピーのレベルが22になったね」

そして

あかね「まさか洞窟に入った途端に襲われるとは思わへんかった・・・」

なお「今後もモンスターには気をつけたほうがいいよ」

れいか「念のためスーパーヒーリングデコル使ってリカバーでみなさんを回復させます」

みゆき「れいかちゃんありがとう」

やよい「みんなHP全快したね」

やよい「でもMPが足りなくなってきてるから・・・」

やよい「って、モンスター来た!」

みゆき「ええ~!?これから先に進もうとしてたのに~!」

バトル開始

ピース「やあああ!ゲイザーだああああ!!」

ハッピー・サニー・マーチ「ええ!!?」

ビューティ「みなさん!立ち止まっては・・・!」

シュルルルル

5人「いやああああ!!」

サニー「ま~たこうなるんかい!!」

ピース「ぐぐぐ・・・毒が入り込んできてる・・・」

ビューティ「ぐううっ・・・!」

マーチ「どうしよう・・・意識が・・・」

ハッピー「わあああ!」

ピース「お願い・・・口には・・・入れないで・・・」

ピシャアアアア

サニー「そんで自爆ーー!!」

ピューーーー

5人「あああああ!」

ドガーーン

あかね「いったった・・・」

やよい「変身・・・解けちゃった・・・こんなお約束いやだよぉ・・・」

やよい「とにかくアンチドーテを・・・」

れいか「これですね・・・」

れいか「では、みなさんにも与えます」

みゆき「助かったよ・・・」

あかね「あとはHP回復やな」

やよい「あかねちゃんとなおちゃんとれいかちゃんにはハイポーションを3つずつ、
    わたしとみゆきちゃんはポーションを1つずつ使った後ハイポーションを2つ使うよ」

みゆき「って、わたしだけ全回復してないじゃん!」

やよい「じゃあポーション追加で1つあげる」

れいか「ハイポーションを一度に13個も使ってしまいましたね・・・
    フルポーションを温存したいとはいえ・・・」

やよい「次はMP回復」

そして

やよい「一気に25個もマジックウォーター使っちゃったけどまだまだ62個もあるから・・・」

れいか「やよいさん、そんな調子ではすぐになくなってしまいますよ」

れいか「危なくなったときは仕方がありませんが使用は計画的にお願いします」

みゆき「じゃあ気を取り直してしゅっぱ~つ」

あかね「やっと一歩を踏み出せたわ・・・」

少しした後で

れいか「幸い一本道になっているようですね、よほどのことがなければ迷わないとは思いますが・・・」

やよい「あ、誰かいる」

あかね「あ、あいつらまだここにいたんかい」

れいか「あの時『先にこの洞窟に行ってる』とか言っていましたが・・・」

みゆき「話しかけてみる?」

そして

ゆっくり「い、今どこにいるんだ~!?」

きめぇ丸「どこからどこに来たんだっけ?」

旦那「ここは一本道だぞ!ここで迷うとかありえない話だな・・・」

旦那「あっちに行けばいいだけじゃないか、全くおまえらは・・・」

みゆき「あ、ゆっくり実況のみんな」

旦那「お、プリティーキュアだったっけ?また会ったな」

ゆっくり「ここは道に迷いやすいから何があっても集団で・・・」

きめぇ丸「ここで迷うなんてことねえから!」

旦那「お前が言うな!」

みゆき「あ、そうだ、一緒に行動しよう。みんなで行けば不可能も可能になるしさ」

ゆっくり「大賛成だ。迷わないようにしないと・・・」

旦那「プリティーキュアの5人をお前と一緒にすな!!」

れいか「・・・っ!モンスターが来たようです!」

きめぇ丸「共闘だな、腕が鳴るぜ!」

バトル開始

ピース「ラミアが来たよ!」

旦那「ラミア!?こいつはやばい!」

旦那「攻撃してきたぞ!絞めつける気だ!避けろ!」

5人「きゃああああ!!」

旦那「くそ・・・!プリティーキュアの奴ら間に合わなかったか・・・」

きめぇ丸「このままじゃあの子達絞め殺されるぞ!」

旦那「もう戦闘不能になったけどな・・・」

ゆっくり「じゃあいくか!」

きめぇ丸「ああ!」

旦那「おい!」

ゆっくり・きめぇ丸「デンジャラス・ツァーリボンバ!!」

ゆっくり・きめぇ丸「ぎゃあああああ!!!」

旦那「全く・・・あの子達を助けたはいいが戦闘不能になりやがった・・・これで戦えるのは私だけか」

旦那「幸い今の攻撃でラミアはバランスを崩している・・・
   体勢を立て直されるとやばいが・・・」

旦那「一か八かのレイズだ!私のレイズは全体呪文だからこれでみんなを復活させられる!」

シュウウウウウ

ゆっくり「助かったぜ」

きめぇ丸「ありがとな」

旦那「お前らに言われる礼などない!」

ハッピー「助かった・・・」

サニー「はぁ・・・はぁ・・・」

マーチ「まさか一撃でやられるなんて・・・」

ピース「TPはがっつり溜まったけどこれじゃ・・・」

ビューティ「復活させてくれたことに感謝します」

旦那「どういたしまして」

ゆっくり・きめぇ丸「ええ!?」

ゆっくり「俺達と彼女達とで扱い違すぎね!?」

きめぇ丸「俺達には冷たいのによ」

旦那「お前ら足引っ張りすぎだ」

旦那「敵は幸いまだバランスを崩している・・・この一撃に賭ける!!」

バシュウウッ

旦那「倒したぞ」

♪チャラララ~

ピース「何もできなかったのにレベル上がっちゃった・・・」

ピース「サニーとマーチのレベルが22に、ビューティのレベルが23になったね」

ゆっくり「見返りが大きいな」

きめぇ丸「経験値もお金もがっつりもらえたぜ」

旦那「この金貨はあの子達にやる。私が持っててもお前らに使われるだろうしな」

ゆっくり・きめぇ丸「ええ~!?」

そして

ゆっくり「回復ならエリクサーだ」

旦那「おい!ちょっと待て!!」

みゆき「わあ、傷が癒されていく・・・」

やよい「HP・MPが全快だね、誰かエリクサー使ったのかな?」

みゆき・あかね・なお・れいか「エリクサー?」

やよい「HPとMPを全快させるスペシャルアイテムだよ、ゆっくり実況のみんなエリクサー持ってたんだね」

れいか「また感謝しなければなりませんね、あなた達には感謝しております」

旦那「だがこれでエリクサーはもうなくなった。あいつらの浪費癖のせいでな」

5人「ええ!?」

れいか「とはいえ金貨を譲ってもらった上に回復までしてもらい、
    どうやって恩を返すべきかを考えなければなりません」

旦那「あまり気にすることはないぞ、共に進もうか」

れいか「はい」

今日はここまで

しばらくして

やよい「モンスターが来たよ!」

みゆき「あのモンスターは何?初めて見るよ」

やよい「あれはガーゴイルだよ。3体もいるよ!ガーゴイルは強敵だよ!」

ゆっくり「ここは俺が引き受けるぜ!」

きめぇ丸「いいや!ここは俺が!」

ゆっくり「だと?じゃあ・・・」

きめぇ丸「必殺だな」

ゆっくり・きめぇ丸「ひっさあああああああつ!!!!!」

ドオオオオン

みゆき「わ~すご~い」

なお「私達の出番なかったね・・・」

♪チャラララ~

やよい「そんでれいかちゃん以外のレベルが上がったしね」

やよい「みんなのレベルが23になったよ、れいかちゃんは次の戦いでレベル24になりそうだよ」

れいか「今度は私達がその恩を返さなければなりませんが・・・」

ゆっくり「決まったぜ」

きめぇ丸「ああ」

旦那「おい、あんたら何も考えずに必殺技使ったろ?MP見てみろ」

ゆっくり・きめぇ丸「あーーー!!!」

ゆっくり「今のでMP使い果たしちまったー!」

きめぇ丸「俺もだ!」

ゆっくり「どうすんだよ!もうアイテム持ってねえぞ」

きめぇ丸「必殺技使おうとしたのは誰だよ!?」

ゆっくり「何のことかな?」

きめぇ丸「お前だよ!」

ゆっくり「いいや!お前が言い出したことだ!!」

旦那「両方だよこの野郎!!!」

ゆっくり・きめぇ丸「は、はい・・・」

旦那「自分のこと棚に上げるのもいい加減にしろよ!」

ゆっくり・きめぇ丸「その通りでした・・・」

れいか「みなさん、今度は私達が引き受けます。恩を返したいんです」

旦那「ならこいつらにアイテムを分けてやってほしい。
   それならモンスター倒さなくたって・・・」

やよい「モンスター来たよ!」

みゆき「みんな!行くよ!!」

バトル開始

ピース「またガーゴイル来た・・・」

マーチ「1体しかいないけど油断はできないよ」

ゆっくり「じゃあ前みたいに・・・」

ビビビビビ

ゆっくり実況「しまったああああ!!!」

5人「きゃああああ!!!」

ハッピー「身体がしびれる・・・!」

ビューティ「くっ・・・!これでは・・・!」

サニー「あ・・・あかん・・・」

マーチ「身体が動かない・・・!」

ピース「え~!?わたし以外電撃で動けなくなっちゃったの!?」

ピース「どうしよう・・・サンダーデコル!」

ピース「攻撃力を下げることはできたけど混乱させられなかった~!」

ビビビビビ

ピース「いやあああ!!また来たあああああ!!!」

ピース「ああああ!」

ピース「」ドタッ

サニー「あかん!動ける奴が倒れてもうた!」

ハッピー・マーチ・ビューティ「ピース!!!」

ゆっくり「げげげ・・・絶体絶命だ・・・」

きめぇ丸「このままじゃ全滅だ・・・」

旦那「万事休すか・・・」

ビビビビビ

ゆっくり実況「ぐうっ!」ドタッ

ハッピー・サニー・マーチ・ビューティ「」ドタッ



「ん?ゆっくり実況の奴らと5人の女の子が倒れてやがるな、
 俺があのガーゴイルを倒してやるか」


「よし、倒した。じゃあスティミュラントを8個使うか、アイテムが底が尽きてしまったが
 そのときはそのときで当たって砕けようか」

「ん?あの子達の姿が変わったな、もしかして変身ヒロイン系のあれってやつか?」



ゆっくり「はぁ・・・」

きめぇ丸「どうやら誰かが助けてくれたようだ」

みゆき「わたし達生きている・・・」

旦那「あ」

なな湖「よ」

旦那「なな湖じゃないか」

なな湖「ガーゴイルは俺が倒したぜ、電撃くらっちまったがあんなのでしびれさせられてたまるか」

れいか「ありがとうございます。おかげで助かりました」

なな湖「だが・・・MPがジリ貧だ・・・マジックウォーターを分けてくれないかなぁ・・・」

ゆっくり「あ、俺も」

きめぇ丸「頼む」

れいか「分かりました。分けましょう」

ゆっくり「助かった~」

きめぇ丸「じゃあ」

なな湖「一気に満タンにするか」

れいか「え?」

みゆき「ええ?」

あかね「あ、まさか・・・」

そして

なな湖「助かった~」

ゆっくり「ふっか~つ!」

きめぇ丸「こいつらいて助かったぜ」

あかね「あんたら~~~~~!!!」

あかね「人のもんハデに使いおって!!!いくら分けてやるいうてもな!
    ウチらの持ってるマジックウォーターの半分近くを使うなああああ!!!」

なお「こんなの筋が通ってないよ!」

あかね「それにウチらのHP回復もせなあかんで!」

なな湖「あ、うっかりしてた。エリクサー1つあった、これで全回復だ」

あかね「だったら先に言わんかい!!!」

ゆっくり「これで俺の恩もなな湖の恩も返したという形を取ろうぜ」

あかね「ふざけんなああ!!!」

今日はここまで

少しした後で

なな湖「この洞窟を抜けてしばらく歩くとマウントヴァレイという村がある、
    ここのアイテム屋でアイテム補充しようぜ」

ゆっくり「ああ」

きめぇ丸「そうしたいところだ」

あかね「ウチらもそうしたいところや、あいつらにハデに使われたしな」

ゆっくり「悪い悪い」

やよい「あ、宝箱ある」

なな湖「よ~し、開けてみるぜ」

死神「待って!」

なな湖「?」

死神「この宝箱には罠が仕掛けられているよ、以前この宝箱を開けて
   その中のモンスターに襲われた人を見たことがあるんだ」

れいか「じゃあ開けないほうが賢明ですね」

死神「そうだよ、僕はこの宝箱を開ける人がいないかどうかで少し見張っていたんだ」

みゆき「そうだったんだ・・・」

れいか「私達は先に行ってます」

ゆっくり「じゃあ・・・」

なな湖「俺が開けるのか?」

きめぇ丸「頼む」

死神「もしものことがあった場合に備えてみんな残ってよう」

旦那「あの子達はもう行ってしまったけどな」

そしてみゆき達は

みゆき「モンスター出てこなかったね」

なお「ゆっくり実況達が心配だけど・・・」

あかね「あいつらなら大丈夫やと思うで、
    せやけど・・・罠やったら・・・」

やよい「宝箱開けちゃったのかな?」

れいか「人の忠告はきちんと聞くものです。先に洞窟を出ましょう」

なお「なんだろう・・・出口にしてはまぶしすぎない?」

れいか「あ、そういえば・・・」

シュウウウウウ

ズズズズズズズ

みゆき「わわっ・・・」

あかね「あかん・・・吸い込まれとる・・・!」

やよい「ひえええ・・・」

なお「何が起きてるの!?」

れいか「きゃああああっ!」

5人「ああああああ!!!」

その頃・・・

死神「ふぅ・・・何とか片付いた。君たちがいてこそ倒せたよ」

旦那「ああ」

ゆっくり「なな湖には悪いことしたけどレベルがっつり稼げたぜ」

きめぇ丸「なな湖だけ経験値もらえなかったな・・・」

死神「大丈夫、僕スティミュラント持ってるから復活させてあげる」

旦那「おい!お前ら!!」

死神「あとフルポーションもあげる」

旦那「そういうことじゃねえ!!」

旦那「俺をダシにしたな!!」

旦那「俺をダシにした奴全員正座!!!」

ゆっくり実況・死神「は、はい・・・」

なな湖「って!旦那!!なに勝手に俺の台詞を取っている!!」

なな湖「『俺をダシにした奴全員正座!!!』は俺の台詞だろが!!!」

旦那「はい?」

なな湖「お前だけ足がしびれるまで正座してろ!!」

旦那「私、もう足が・・・」

なな湖「逃げようとすんじゃねえ!!」

死神「なな湖怒らせるとやばいね・・・」

ゆっくり「ああ・・・」

きめぇ丸「いつまで正座していればいいんだろう・・・」

なな湖「お前ら絶対タダじゃ済まさないからな!!」

旦那「台詞取ってすみません・・・」

そしてみゆき達は・・・

みゆき「ここどこ~!?」

あかね「歯車だらけやんか」

なお「辺り一面気味の悪い緑と黒の世界だね・・・」

あかね「歯車は緑でも黒でもあらへんけどな」

やよい「ここって・・・量子の海じゃないのかな?」

れいか「量子・・・」

みゆき「やよいちゃん?わたし達海の中にはいないよ?」

やよい「あ、誰かいる」

あかね「こっちを見てるで」

「あなた達は誰?」

「ここは誰であろうと来てはいけない」

みゆき「わわっ、龍がしゃべった?」

みゆき「あ、見て!あの女の子、鎖でつながれてる・・・」

やよい「えっと・・・あの龍の名前なんだったけ・・・?」

なお「ねえ!あなたはこの世界に閉じ込められているの?囚われてるの?」

「違うわ、ここは私の居場所、私の居場所はここしかないの、
 ここ以外の場所は人間達によって奪われたわ」

「私は人ならざる者として人間達に忌み嫌われた・・・」

「ここはあなた達人間の来るところじゃないわ、今すぐここから立ち去って!」

みゆき「どうして!?あなたも人間でしょ?」

「私は人ならざる者・・・」

やよい「量子ちゃん!話を聞いて!わたし達は急にこの世界に引きずり・・・」

「私はそんな名前じゃないわ!」

今日はここまで

モード「私はモード、人間の前では名乗りたくなかったけど・・・」

モード「早くここから出て行って!ここを去らないのならリントヴルムと一緒にあなた達を始末するわ」

やよい「わわっ!ちょっと待って!」

なお「これは変身するしかないね」

れいか「ええ、行きましょう!」

みゆき「仕方がないけど・・・」

あかね「行くしかあらへん!」

やよい「リントヴルムという龍に気をつけないと・・・」

やよい「モードって子をできれば助けてあげたい・・・」

みゆき「それはわたしも同じだよ」

リントヴルム「早々に立ち去れ!!」

れいか「襲ってきました!」

5人「プリキュア・スマイルチャージ!!」

バトル開始

サニー「正攻法では危険やな、デコル技や!アイスデコルを使うで!」

マーチ「全然凍ってない・・・全体技しかないね、ファイアデコル!」

モード「・・・・・」

リントヴルム「今度は我の番だ!」

マーチ「ぐうううっ!」

ピース「わわっ、やっぱりすごい威力・・・」

ピース「サンダーデコルで能力を大幅に下げさせるよ!」

リントヴルム「ぐはあっ!だがこんなところで・・・」

モード「あなた達、リントヴルムと互角に渡り合うなんて、
    どこかの忌々しいドラゴンハンターと呼ばれた勇者を思い出すわ・・・」

ビューティ「ウィンドデコルでトルネード!」

ハッピー「電撃を使うよ」

リントヴルム「ぐっ・・・!」

モード「・・・・・」

モード「早々に立ち去って!お願い!!」

バガッ

ピース「きゃあああっ!」

ピース「やばい!バランス崩された・・・!」

ビューティ「ここはこれを使うしかないようですね・・・」

ビュオオオオ

モード「何をするつもりかしら?」

ビューティ「遊びはこれまでです!」

リントヴルム「剣を使うとは、だが、その剣も砕いてやる!」

ビューティ「ですがその剣はあなたと打ち合うためのものではありません」

ビューティ「」

ビュオオオオ

ビューティ「いきます!」

モード「剣が弓に・・・?」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザードアロー!」

リントヴルム「うおあああ!!」

ビューティ「・・・おかしい・・・確かに当たったはずですが・・・」

モード「」ビュッ

ビューティ「くっ!いけない!!ぐううっ!!」

モード「カウンターを受けてバランスを崩したようね」

ピース「わわわ・・・まだ体勢を立て直せない・・・ビューティまでスタン状態になっちゃった・・・」

サニー「電撃を使うで!」

ビューティ「サニー!モードには当たっていませんよ!」

サニー「ええ!?」

マーチ「たあああ!」

モード「当たってなんかいないわ!!」ドゴ

マーチ「しまった!!」

マーチ「ぐっ!」

ピース「今の当て身技!?しかも状態異常にさせるなんて・・・」

ハッピー「じゃあ・・・必殺技とデコル技しかないのかな?」

ハッピー「なら・・・プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

リントヴルム「なんと・・・!」

モード「・・・・・」

モード「あなた達も私達を追い詰める存在・・・」

モード「どうして・・・また人間に居場所を奪われなきゃいけないの!?」

ビューティ「ハッピー!リントヴルムにしか必殺技が効いていないようです!」

ピース「モードって回避力すごくない!?」

サニー「そんなあほな・・・鎖でつながれとるのに・・・」

ピース「なんとか体勢を立て直せた・・・」

ビューティ「どうやらモードにはデコル技と必殺技が効かないようですね・・・」

ピース「じゃあ、リントヴルムに狙いを絞るよ。プリキュア・ピースサンダー!!」

リントヴルム「ぐおおおお!」

モード「リントヴルム・・・!どうして・・・」

ビューティ「リントヴルムを倒せましたが・・・問題はどうやってモードに攻撃を当てるかです」

ハッピー「あ、こんな使い方できるかな?」

ハッピー「電撃!」

モード「何がどうしたのかしら?」

モード「まさかわざと外したってことないよね?」

ピース「あ、鎖を狙ったんだ、ハッピーは」

ハッピー「だめ・・・この鎖・・・堅い・・・!」

モード「リントヴルムを倒せるなんて・・・また・・・私から全てを奪いに来たの!?」

モード「私からはもう奪えるものなんかないの!」

ハッピー「モード!お願い!わたしの話を聞いて!!」

モード「人間と話すことなんかないわ!」

ハッピー「わたしは・・・あなたを救いたい!
     わたしはあなたのことを守ってあげたいの」

ハッピー「だから・・・」

ハッピー「みんなの力で・・・この鎖を外そう!」

マーチ「あ、それなら私に任せて!」

マーチ「鎖めがけて・・・プリキュア・マーチシュート!!」

モード「」ドン

マーチ「え!?」

サニー「う、うそやろ・・・」

ピース「わわわ、こっちに来る・・・!」

ドオオオオン

サニー・ピース・マーチ「ぎゃああああああ!!!」

ハッピー「サニー!!ピース!!マーチ!!」

ビューティ「必殺技を跳ね返すなんて・・・!」

ピース・マーチ「」

ビューティ「いけません!ピースとマーチが倒れてしまいました!」

ビューティ「まずはヒーリングデコルでみなさんのHPを回復させます!」

ハッピー「たあ!!」

サニー「やあああ!!」

モード「どこを狙っているの?」

ハッピー「わたしは・・・わたしは・・・」

モード「その話はもう聞き飽きたわ!」

モード「いい加減にして!!」

シュッ

ハッピー「わわわっ!」

モード「どうしてよけるの?どうして倒れてくれないの?あの2人のように・・・!」

ハッピー「鎖でつながれているあなたがとてもかわいそうで・・・」

モード「人間とはもう分かり合えないわ!」

ハッピー「・・・っ」

今日はここまで

ビューティ「マーチを復活させます」

サニー「ウチはピースやな」

ハッピー「だああああ!!!」

モード「」シュッ

ハッピー「」ゴッ

モード「ビシッ

ハッピー「」ビシュッ

サニー「えらい激闘や」

ピース「フルポーション使お・・・」

マーチ「あたしもそうする」

サニー「必殺技で援護・・・」

ビューティ「サニー、この状態での必殺技は危険です。下手をすればハッピーを巻き込みますよ」

ビューティ「ここは守りを固めましょう」

サニー「ならウチはポーション使うで」

ビューティ「あっ・・・!」

ハッピー・モード「」ドオン

マーチ「お互い吹き飛ばされたね・・・!」

バキャアン

サニー「鎖が外れたで!」

ピース「あ、本当だ!でも・・・!」

ハッピー「」ドッ

ハッピー「くっ・・・!」

ハッピー「あ・・・!モード!!」ダッ

ピース「このままじゃモードは・・・」

モード「ここにはもうこないで・・・」ピューー

ハッピー「モード・・・!モード!!」

ハッピー「どうして・・・!どうしてこんなかわいそうな子と戦わなきゃいけなかったの!?」

ハッピー「こんなの・・・こんなのひどいよ・・・」グス・・・

ピース「ハッピー」

マーチ「大丈夫?」

サニー「立てるか?」

ビューティ「モードは奈落の底へ落ちてしまいましたが・・・」

ハッピー「守れなかったものがあったなんて信じたくない・・・信じたくないよ・・・」

ハッピー「わたしはできればモードの心を救いたかったの・・・
     でも・・・わたしのせいで・・・彼女は奈落の底へ・・・」

ハッピー「ねえ!全てを守ってこそのプリキュアじゃなかったの!?
     こんなことがあっても・・・」

サニー「・・・なんや?あの光」

ビューティ「いけません!あれはさっきの・・・!」

ピース「また~!?」

ハッピー「え?え?」

パアアアアア

5人「きゃああああ!!」

そして

ハッピー「ここは・・・」

マーチ「さっきとおんなじ場所じゃない?」

サニー「背景が緑から赤に変わっとるな・・・」

ビューティ「なぜ私達はこのような場所に・・・」

ピース「あ、誰かこっちを見てる」

サニー「またこの展開かい」

マーチ「少女とドラゴンの・・・」

「あら?ここにいるのは人間達かしら?」

「人間達がここに来るなんて運が悪かったわね」

マーチ「なにっ!?」

「忌まわしき人間なんてレーヴァテインに焼き殺されればいいのよ。
 その光景が楽しみだわ、にゃはははっ」

サニー「誰や?あんた。随分と嫌な言い方しおって・・・!」

ピース「えっと・・・この子の名前を覚えていない・・・」

「あたしが誰かって?」

リリーゼ「あたしはリリーゼ、人間が憎いの、だからね、ここで人間達が殺されるのを見るのが楽しいの」

リリーゼ「あたしがどんな目遭ってきたか、今に思い知らせてやるわ」

レーヴァテイン「グルウウウ!」

サニー「あんた、えらい悪い趣味してんなぁ・・・!」

マーチ「気味の悪い人だね・・・!」

ピース「憎しみでこうなったという人は何人も見ているよ、漫画でもアニメでもゲームでも現実でも」

ピース「でもそれを許すわけにはいかない!」

ビューティ「ええ、私も同感です!」

ハッピー「みんな!いこう!」

リリーゼ「あ~なんかイライラしちゃうわ、あんたたちはもうおしまいよ!」

レーヴァテイン「グルウウウ!」

今日はここまで

バトル開始

レーヴァテイン「ガルアアアアア!!」

ゴオオオオ

5人「わああああ!!」

リリーゼ「あんた達はここで焼き殺されなさい!
      人間がここにいることは許さないわ」

ハッピー「くうっ!」

サニー「あかん・・・まともにくらうてもうた・・・!」

ピース「いきなりおわりじゃヒーロー失格だよね・・・」

マーチ「これくらいの熱さじゃ・・・まだ倒れない・・・!」

ビューティ「次の攻撃が来る前に手を打たなければ・・・」

リリーゼ「何よ?まだ立てるの?いきなりやられない人間を久しぶりに見たわ。
      でもそれはそれでレーヴァテインを楽しめそうね」

サニー「こ、こいつ・・・!」

リリーゼ「まあいいわ、本当は倒れないことでイライラしてたけど
      ゆっくり遊んであげるわ。あんた達の気が済むまでね」

ピース「わわわ、この子恐ろしい発言したよね?」

マーチ「そんなの筋が通ってないよ!なぶり殺しなんか絶対にさせない・・・!」

リリーゼ「そんなこと言ってる場合かしら?」

レーヴァテイン「グルオアアアッ!!」

ハッピー「わわ、今度は爪攻撃・・・」

5人「がああああ!!」

ピース「レーヴァテインの技はほとんど全体技だね・・・」

ハッピー「とにかくステートデコルで・・・これ使ってみようかな?」

サニー「考えてる暇はあらへんで」

ハッピー「使ってみる」

ダアアアン

リリーゼ「くっ・・・!」

レーヴァテイン「ゴオオオオ!」

ビューティ「相手をひるませることができたようですね。
       ですがこれではすぐに体勢を立て直されそうです・・・」

ビューティ「リカバーを使おうとしましたが使っておいて正解でしたね。
       デコル技やアイテムを使う際にも先を読むことが大事です」

マーチ「あたしは直接レバタスンとかいうドラゴンを・・・」

ピース「レーヴァテイン」

マーチ「そいつを攻撃するよ!たあ!!」

サニー「ウチも負けてへんで!」

レーヴァテイン「グルウ!」

サニー・マーチ「おっと」

リリーゼ「レーヴァテインの反撃をかわすなんて・・・
      楽しめそうでもイライラしちゃうわ」

リリーゼ「やっと体勢を立て直せたようね、あの状態で反撃するなんて
      さすがはあたしのペットね、レーヴァテイン」

レーヴァテイン「グル」

ピース「サンダーデコ・・・」

リリーゼ「あんたは何しようとしてたのよ」ドゴ

ピース「しまったあ!」

ピース「やばい!スタン状態になっちゃった・・・」

ビューティ「ここは・・・もし全体技がきたときに備えてもう一度リカバーを使います」

ハッピー「電撃を使うよ」

サニー「ウチもや」

リリーゼ「ぐっ、でもこれで終わりかしら?」

レーヴァテイン「グルウウウウ!」

サニー「あかん!動き止められへんかった!」

ハッピー「どうしよう・・・」

レーヴァテイン「グオオオオオ!」

ゴオオオオ

5人「ぐあああ!」

ピース「しまった!ステートデコルで下げられるのは攻撃力だけだった・・・
    魔法力は下げられないんだったね・・・」

ピース「HPやばいよ・・・このままじゃ倒れちゃう・・・」

マーチ「ピースにハイポーション使うよ」

ピース「マーチ、ありがとう」

ビューティ「ですが私達の不利に変わりはありません」

ピース「やっと体勢立て直せたよ」

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

リリーゼ「なかなか楽しませてくれるじゃない」

今日はここまでにします

リリーゼ「どう?楽しいでしょ?やるかやられるかの戦いは、
      もうすぐあんた達はここよりも楽しい場所へいけるのよ?」

リリーゼ「ほら、喜んでみなさいよ」

ビューティ「あなたという方は・・・!」

サニー「ふざけるのもいい加減にしろや!」

リリーゼ「ふうん?まだそんなこと言える気力はあるみたいね」

リリーゼ「でも言うだけムダってことじゃないの?にゃははっ」

サニー「くっ・・・!」

マーチ「あんたはなんて人なの!?」

ハッピー「こんなので楽しめるわけないよ!」

リリーゼ「人間はそうやって強がるものね」

ハッピー「わたしは絶対に負けない!」

マーチ「あんたはただのかわいそうな子だよ!
    そんなことして罪悪感とかはないの!?」

リリーゼ「罪悪感?そんなの人間達に奪われたわ。
      だからこうして楽しんでんじゃない」

サニー「・・・っ!あんたはホンマに救えへんわ・・・!」

ビューティ「あなたの心は本当にもろいものです!
       まるで心がない獣のようで哀れそのものです!」

リリーゼ「ふふっ、それが人間ね、もうすぐやられそうだという時に
      そうやって正論ぶっちゃって・・・」

ピース「・・・・・!」

リリーゼ「そろそろ終わりにしてやるわ!」

ピース「そうはさせない!」

リリーゼ「ふふっ、何をいまさら・・・」

ピース「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!」

リリーゼ「きゃああっ!!」

レーヴァテイン「グルウウウ・・・!」

リリーゼ「そんな・・・!まだあんな気力が残っていたなんて・・・!」

リリーゼ「くっ・・・!」

ビューティ「油断しましたね、リリーゼ」

ビューティ「あなたは私達を軽く見ていましたね」

リリーゼ「だから何よ・・・!」

ビューティ「ゆえに多大な隙が生まれたのです!」

ビューティ「強さゆえにその力にあなたは気づけなかったのです!」

リリーゼ「くうっ・・・!」

リリーゼ「あたしの身体!言うことを聞きなさい!」

サニー「そうはさせへんで!」

サニー「人間の殺戮なんかウチが止めたる!!」

サニー「プリキュア・サニーファイヤーバーニング!!」

リリーゼ「あああああっ!!」

レーヴァテイン「グルウウウ!!」

サニー「はぁ・・・はぁ・・・苦しい戦いやった・・・」

ピース「でもどうやって量子の海から出ようかな?」

レーヴァテイン「グル・・・グルウ・・・!」

マーチ「みんな!!戦いはまだ終わってないよ!!」

ピース「わ、本当だ!!レーヴァテインはまだ倒せていなかったんだ!」

レーヴァテイン「グルウウウウウウウ!!!」

ゴオオオオオ

5人「きゃああああ!!」

ピース「しまった!動きは止めても口から火を吹くことはできたんだった・・・!」

ビューティ「そういうことになりますね・・・」

ピース「一か八かの玉砕でいこう!」

ピース「怒り狂ったレーヴァテインの火力じゃ回復が間に合わないし・・・」

ビューティ「そうですね・・・この一撃に全てを賭けるしかありませんね・・・」

ビューティ「もう一発も攻撃を受けられません」

ハッピー「みんな!覚悟はいい?」

サニー「当たり前や!」

ピース「必ず当てるよ!」

マーチ「全力投球!」

ハッピー「いくよ!」

5人「だあああああ!!!」

レーヴァテイン「グルウウウウウ!!」

レーヴァテイン「グルウウ・・・」

サニー「倒したで」

ピース「これで全員新しい技を再び覚えたね」

マーチ「そうだね」

♪チャラララ~

ピース「みんなのレベルが24になったね」

マーチ「あ、何か落ちてる」

ピース「これエリクサーかな?使ってみるよ」

パアアアア

ピース「やっぱりエリクサーだったね、みんなのHP、MP、ともに全快だよ」

ビューティ「こういうときには助かりますね」

マーチ「・・・ん?」

ハッピー「わわわ、あれはさっきの・・・」

サニー「またあの光かい!」

ピース「わわわ、吸い込まれる!」

パアアアアアア

5人「きゃあああああ!!」

今日はここまで

そして

みゆき「ここは・・・」

やよい「実況ワールドに戻れたのかな?」

なお「そうだといいね」

れいか「宛てもなく進んで迷子にならないようにしなければなりませんね」

やよい「あ、近くに村がある」

みゆき「よかった~」

れいか「村人達から情報を集めましょう」

やよい「あれ?あかねちゃんは?」

みゆき「あ!本当だ!あかねちゃん!あかねちゃん!どこ~!?」

なお「そんな・・・」

れいか「これは非常事態ですね・・・」

みゆき「とにかくあかねちゃんを探さないと・・・!」

れいか「みゆきさん、その気持ちは分かりますが
    気持ちが先走っては私達まで迷子になってしまいますよ」

れいか「あかねさんを放っておけないのは私も同じです」

なお「何の宛てもないしどうしよう・・・」

やよい「村に入ろう、とにもかくにも・・・」

みゆき「じゃあ・・・」

「待ってもらおうか!」

みゆき・やよい・なお・れいか「!!!」

キネシス「そこにいたか、実況者に加担する奴らめ!」

やよい「オンスロート一族!」

れいか「こんなときに・・・!」

キネシス「お前らを始末した後はあの村を襲ってやる!
      あの村にもたくさんの実況者がいる。そこをどけ!!」

なお「そんなことはさせない!!」

みゆき「ねえ教えて!あなた達は実況者に何の恨みがあるの?」

キネシス「実況者に加担する奴に言うことなどない!」

キネシス「このキネシス様の餌食になれ!実況者に加担する奴らめ!」

キネシス「あの村もろとも消し去ってやる!」

みゆき「あの村はわたし達が守る!そんなことハッピーが許さない!」

やよい「たとえ4人でもあの村を守ろう!」

なお「こんな筋の通らないことは絶対にさせない!」

れいか「ええ!みなさん!いきましょう!」

キネシス「無駄なことを・・・」

みゆき「あかねちゃんがいなくても村を守る!!」

バトル開始

キネシス「ふんっ!」ブン

ハッピー「」ヒョイ

ピース「危ない」

マーチ「」サッ

ビューティ「当たるわけにはいきません!」

キネシス「」ブンッ

ハッピー「わっ、また来た!」

ハッピー「わわわ・・・」

ハッピー「なんとかよけれた・・・」

ピース「おっと」

マーチ「こんなの当たらないよ!」

ビューティ「」サッ

ハッピー「たあ!」

マーチ「やあああ!!」

ビューティ「ええい!」

キネシス「・・・・・」

ピース「サンダーデコルを使うよ!」

ピシャアアアア

キネシス「・・・・・」

ピース「これ効いているよね・・・?」

キネシス「ふん・・・」ブン

ハッピー「当たらないよ!」

ピース「動きが遅いよ」

マーチ「おっと」

ビューティ「攻撃を避けるのに体力を使ってはいけませんね・・・」

キネシス「・・・・・」

ハッピー・ピース・マーチ・ビューティ「だああああ!!」

キネシス「ぐ・・・・」

ハッピー「やあああ!!!」

マーチ「たあああ!!!」

ピース「とおりゃあ!!」

ビューティ「てえい!!」

キネシス「・・・・・」

ビューティ「・・・!」

ビューティ「なんでしょう・・・この感覚は・・・?」

ビューティ「どうも怪しいですね・・・」

ビューティ「まるで私達を見ていないような・・・」

ビューティ「動きは遅いのですが・・・」

ビューティ「何か誘っているのでは・・・?」

ビューティ「こっちが優勢に見えるのですがもし・・・」

ビューティ「もしこれが策だったら・・・」

キネシス「・・・・・」

今日はここまで

ビューティ「みなさん!キネシスから離れてください!」

ハッピー「え!?」

ピース「どうして?」

マーチ「何かがおかしいとでも?」

キネシス「そういうお前自身を気にしたらどうだ?」

ビューティ「・・・っ!」

ビュッ

ビューティ「ぐううううっ!!」

ハッピー「あっ!ビューティ!」

ピース「回復アイテム使うよ!」

マーチ「待ってて!」

ビューティ「い・・・いけません・・・!みなさん・・・」

キネシス「愚かな・・・」

キネシス「てえいっ!!」

ハッピー「わわっ!」

ピース「以前より速くなってる!」

マーチ「しまった!これでは・・・!」

ハッピー・ピース・マーチ「わあああああ!!」

キネシス「ふふふ、今までのが本気だと思ったか?」

キネシス「お前らごときを相手に全力使うまでもなかったってことだよ」

マーチ「・・・くっ!」

ビューティ「そういうこと・・・ですね・・・」

ビューティ「このままでは・・・」

ハッピー「アイテム使って回復を・・・」

マーチ「ポーション使って・・・」

ピース「阻まれる前に・・・」

キネシス「無駄だ」

キネシス「」ドオンッ

ハッピー・ピース・マーチ・ビューティ「ああっ!」

キネシス「俺はお前らに何もさせはしないぞ!」

ハッピー「わわわ・・・」

ピース「みんなバランス崩されちゃった!?」

マーチ「くうっ・・・!」

ビューティ「まだ体勢を立て直せない・・・!」

ピース「HPやばいのにスタン状態、絶体絶命だよ~」

マーチ「たとえ倒れても・・・あの村を・・・!」

ハッピー「あの村を守らないと・・・!」

キネシス「・・・その状態でか?」

キネシス「じゃあとどめを刺すか」

ハッピー「わたし達を倒しても実況者は滅ばないよ!」

ピース「ヒーローはいつだって負けない!
    この世界じゃ実況者がヒーローだよ!」

マーチ「あんた達の支配なんて長くは続かないよ!」

ビューティ「私達は倒れるまであなたに抗います!」

キネシス「ふん、それだから実況者を滅ぼしたいんだ!」

キネシス「大人しく潰されろ!話はもうおしまいだ!」

キネシス「ふんっ!」

ハッピー・ピース・マーチ・ビューティ「」ドシャアッ

キネシス「終わったな・・・」

キネシス「では、あの村、マウントヴァレイの奴らを根絶やしにするか」

キネシス「オンスロート様、邪魔者を1組倒しました。ですが
      それは序の口です。今からあの村を破壊します。朗報を期待してください・・・」

キネシス「・・・・・」

キネシス「では、いくか!」

ゴオオオオ

ドオンッ

キネシス「ぐおあああっ!!!」

キネシス「だ、誰だ!?」

サニー「この実況ワールドを・・・」

サニー「あんたらに奪わせへん!!!」

キネシス「ぬぬぬ、こしゃくな・・・!」

サニー「いくで!」

サニー「っと、その前に・・・あんたはどうすんや?」

パステルくん「ぼくは一緒に戦うよ」

サニー「そうか、じゃあ気を取り直していくで!!」

キネシス「2人まとめて葬ってやる!」

パステルくん「あ、そうだ、さっきの必殺技を使うならぼくと協力して」

サニー「ん?」

パステルくん「きみのバレーボール選手のような動きをもう一度見たいんだ」

パステルくん「もしかしたら火の玉と一緒にこれも打てそうだし・・・」

パステルくん「絶対にできると思うよ」

サニー「そのホッケーのチップもあいつにぶつけるんやな?」

サニー「こうするんか?」

パステルくん「その通り」

サニー「やってみるで」

キネシス「何をごちゃごちゃ言っている!」

キネシス「俺はお前らを待たんぞ!この技の餌食になれ!!」

パステルくん「襲ってきたよ!早く!」

パステルくん「いくよ!えいっ」

サニー「プリキュア・サニーファイヤー」

パステルくん「オブジェクト!!」

キネシス「馬鹿な・・・どこにその力が・・・ぐわああああ!!」

パステルくん「成功だね」

サニー「火の玉をチップにぶつけてそのチップも当てられるかは疑問だったんやけどな・・・」

サニー「でも倒せてよかったわ」

キネシス「くそ・・・!おぼえてろ!!」

パステルくん「あ~逃げられた・・・!」

パステルくん「それに経験値も金貨も手に入らなかったし・・・」

サニー「それよりみんなを助けるで」

パステルくん「あ、みんな戦闘不能になっちゃったのかな?」

サニー「そうみたいやな」

パステルくん「だったらこれ使って、ハイパースティミュラントだよ」

サニー「ハイパースティミュラント?」

パステルくん「これは何と一度に複数のパーティーをHP全快で復活させるだけじゃなく
         MPも半分回復させるというかなりの代物だよ」

パステルくん「気づいた時には手遅Rainy Daysになる前にみんなを復活させよう」

サニー「あんたも割とギャグ考えるんやな・・・」

サニー「あ、そんなこと言うてる場合やあらへん、みんなを復活させるで」

今日はここまで

そして

みゆき「あ、あかねちゃん。探したよ」

やよい「あ、パステルくん、久しぶりだね」

パステルくん「うん、この子、あの洞窟を出た途端に急に空間から出てきたからびっくりしちゃったよ」

やよい「え?じゃあパステルくんもあの洞窟に行ったの?」

パステルくん「うん、でもみんなとは会わなかったよ」

パステルくん「途中で空の宝箱があったんだけど誰か開けちゃったのかな?
         中身はなんだったんだろう?すごく気になるよー」

れいか「『あの宝箱は罠だ』って死神さんが言っていました。中身はモンスターでしょう」

パステルくん「死神?あ、死神もあの洞窟に行ったんだ。
         ゆっくり実況のみんなが洞窟に入ったって話は聞いたけど・・・」

パステルくん「結局彼らを見ることなくこの洞窟を出たよ」

あかね「けど・・・何でウチだけ量子の海から脱出できたときに
    別の場所に飛ばされたんやろ?」

れいか「確かにそれは不明ですね・・・」

あかね「そんでみんなを探しに宛てもなく歩いてたらパステルくんと会ったで」

パステルくん「そうだよ」

みゆき「あ、量子の海で思い出した!モードは?モードのこと忘れてた・・・」

パステルくん「モード?あ、そういえばいつの間にか洞窟の出口の後ろにいたよ。
         でも彼女とリリーゼに気づいた途端に大きな地響きがして・・・」

あかね「でっかい岩にふさがれてあの洞窟に入れなくなってもうた・・・」

みゆき「よかった・・・モード生きていたんだ・・・」

みゆき「って、全然よくない!だってあの洞窟に閉じ込められたんでしょ?」

やよい「モードもリリーゼもいつの間に・・・」

みゆき「早く助けに行かなきゃ・・・!」

パステルくん「君がそうしたいなら一緒に行くよ」

みゆき「うん!お願い!」

あかね「来た道を戻るんやな。そういう事情があるならウチも行くで!」

なお「うん」

れいか「では、あかねさん、パステルさん、道案内をお願いします」

パステルくん「OK」

みゆき「早く行かないと・・・!」

すると

パステルくん「あれ?どうなってるの?」

あかね「んなアホな・・・洞窟なくなっとるで・・・」

みゆき「ええ~!?うそ~!?」

パステルくん「向こうに見えるのはブラッサムだよ」

やよい「じゃあ・・・」

れいか「この洞窟は幻だったということでしょうか?」

なお「ちょっと不気味だね・・・」

みゆき「そんなぁ・・・」

みゆき「モード・・・」

みゆき「わわわ!モンスター来た!」

やよい「わああ!黄金色のミミック7体とでっかいパペットが襲ってきたよ!」

なお「パペットの体中に爆弾があるね・・・」

あかね「近づかれたら終わりやな・・・」

れいか「用心しながら・・・」

ドガアアアアアアアン!!

あかね「なんや?自爆しおったわ・・・」

れいか「結局戦わずして勝ちましたね」

♪チャラララ~

やよい「しかもみんなのレベルが2つ上がって26になったよ」

みゆき「ウルトララッキー?」

みゆき「あ、そうだ、オンスロート一族のキネシスは!?」

パステルくん「キネシスなら僕らがやっつけたよ、でも取り逃がしちゃった」

みゆき「あ~よかった・・・わたし達やられちゃったから・・・」

あかね「めいっぱい急がなかったら大変なことになってたな・・・」

あかね「みんなを探してたらオンスロート一族にやられてみんな倒れてたからこれはあかんと思ったわ」

あかね「パステルくんいてホンマ助かったわ、道案内ありがとな」

パステルくん「えへへ」

やよい「あ、そうだ、HPを・・・あ、いつの間に回復している」

やよい「しかもMPまで・・・」

あかね「パステルくんがものすごいアイテム持ってたんや」

やよい「へえ」

パステルくん「ハイパースティミュラントのこと?」

パステルくん「ハイパースティミュラントは戦闘不能になったみんなのHPを全回復したあと

         戦闘不能になったみんなのMPを最大値の半分回復しながら
         復活させることができるレアアイテムだよ」

パステルくん「もちろん高いけど・・・」

やよい「それはそうでしょうね。レアアイテムだもん」

パステルくん「そのハイパースティミュラントがあそこにある村、
         マウントヴァレイに売ってたよ」

みゆき「本当!?早速買いに行こう!」

パステルくん「じゃあぼくはまたいろいろとぶら~っとしてくるよ」

やよい「パステルくん、またね」

みゆき「じゃあわたし達はマウントヴァレイに行こう」

今日はここまで

その途中で

あかね「なんや?モンスター出てきまへんなぁ」

れいか「今にも来そうですよ」

なお「突然やってくるからね・・・」

やよい「もうすぐ着くよ」

みゆき「あ、宝箱ある」

あかね「あ、ホンマや」

なお「でもさっきはなかったよね?」

あかね「確かにそやな」

やよい「どうする?」

みゆき「開けちゃう?」

れいか「やめておきましょう、罠かもしれません」

なお「確かに突然出てきたものだもんね」

なお「じゃあさ、この宝箱は無視してマウントヴァレイへ向かおう」

みゆき「中身気になる~」

マウントヴァレイ

みゆき「ここがパステルくんの言ってたマウントヴァレイか」

れいか「のどかなところですね」

みゆき「あ!」

ライラ「みゆき、久しぶりだな」

みゆき「ライラ」

あかね「あ、この人達確か・・・」

みゆき「リプトンプラスだよ」

やよい「ウィケッドとアスラの魔の手から
    彼らを助けたんだよね。わたしも彼らのこと覚えているよ」

なお「あの時はみゆきちゃんやられてたら全滅だったんだけどね・・・」

れいか「こんなところで再会なんて偶然ですね」

VIVI「この村にはアイテム屋や宿屋などの
   最低限の建物しかないが一度は行ってみる価値があるぞ」

フェル「アイテム屋にはすごいものがあったが・・・」

デルタ「後先考えて買わないことにしたよ」

ライラ「とにかくハイパーヒーリングデコルだけは買ったけどな」

みゆき「みんな、アイテム屋へ行こう」

やよい「賛成」

ライラ「俺たちはこの村を出る、いつかまたどこかで会えるといいな」

みゆき「うん、わたしもそう思ってるよ」

ライラ「短い間だったがまたな」

みゆき「うん」

れいか「では、アイテム屋へ行きましょう」

アイテム屋

やよい「ハイパーヒーリングデコル買おう」

なお「ハイパースティミュラントもね」

れいか「金貨が4万枚あるとはいえ金貨を5000枚は残したいですね」

みゆき「このデコルは2000枚だしスティミュラントは3000枚だし・・・」

あかね「いくつ買うん?」

やよい「とにかくハイパースティミュラントを9つ買って
    ハイパーヒーリングデコルも買うよ」

やよい「フルポーション5つ、マジックウォーターを50個買うよ」

店を出て

れいか「結局金貨が5000枚を下回ってしまいましたね・・・」

やよい「でも何とかなるよ」

なお「無駄遣いしなければね」

れいか「ハイパーヒーリングデコルは私が持ちます」

なお「じゃあスーパーヒーリングデコルあたしが持つよ」

やよい「なおちゃんアタッカーとヒーラーの両方をやるんだね?」

なお「そういうことになるのかな?」

「わあああああ!!!」

みゆき「あ!外から声が・・・!」

れいか「村を出て声のした方へ向かいましょう!」

今日はここまで

マウントヴァレイを出ると

ライラ「はぁ・・・はぁ・・・」

デルタ「なんとか倒せた・・・」

VIVI「DESTINYの力は4人の心が一つじゃないと発動しないというのを忘れてた・・・」

フェル「あれが発動しなかったらやられてた・・・」

ライラ「この宝箱は罠だったんだな・・・」

みゆき「あ・・・」

れいか「悲鳴は確かこちらの方から聞こえてきましたが・・・」

なお「リプトンプラスが宝箱を開けたみたいだね・・・」

あかね「ホンマや、あの宝箱が開けられとる」

れいか「やはりあの宝箱は罠だったようですね・・・」

やよい「どんなモンスターが出てきたんだろう・・・」

なお「とんでもなく強いモンスターだったと思うよ。
   あの4人でもかなり苦戦してたし、ほら、あの4人ボロボロだよ」

ライラ「あ、お前ら、いたのか」

みゆき「ライラ、大丈夫!?」

ライラ「ああ、宝箱を開けたらモンスターに襲われてさ」

デルタ「まさか宝箱からモンスターが出てくるなんてよ」

VIVI「しかも手強かったし・・・」

フェル「危うく全滅するところだったよ」

みゆき「よかったらこれ使ってよ」

フェル「大丈夫だ、回復アイテムは充分にそろえている」

ライラ「自分達の持ってるアイテムで回復するよ」

ライラ「さて、次は・・・ブラッサムでお花巡りするか」

VIVI「賛成」

デルタ「たまには花に癒されたいしな」

ライラ「みゆき、心配させてすまなかった。だが俺たちは大丈夫だ」

ライラ「さっきも言ったがまたどこかで会おう」

みゆき「うん」

そして

れいか「私達は彼らとは反対の道を進みます」

みゆき「そうだね」

れいか「未知の領域では毎度のこと充分に用心しながら進んでください」

なお「モンスターとはどこで遭遇するんだろう・・・」

やよい「エンカウント率が気まぐれになってるね」

あかね「いくで」

みゆき「うん」

れいか「慎重に行きましょう」

すると

ズン・・・ズン・・・

みゆき「?」

なお「何か聞こえてくる・・・」

あかね「何の音や?」

やよい「巨大なモンスターの足音かも・・・」

れいか「音が大きくなってきています」

れいか「間違いありません、これは・・・」

ゴアアアアアア!!

やよい「わああ!!巨大な魔物だああああ!!」

れいか「こっちを見て睨んでいますね・・・」

なお「だったら早く変身しようよ!」

あかね「せやな!」

みゆき「戦うしかないのなら行くよ!」

れいか「ええ、いきましょう!」

やよい「攻撃力高そう・・・」

今日はここまで

バトル開始

グルオアアアアア!!

5人「きゃああああ!!!」

ビューティ「くうっ!」

ピース「やばい!スタン状態になっちゃった・・・」

マーチ「ぐぐぐ・・・」

サニー「あかん・・・!」

ハッピー「バランス崩された・・・」

ビューティ「ですが何とか体勢を立て直せました」

マーチ「ここから反撃と行きたいけど・・・」

ハッピー「このままじゃやばい」

ゴルオオア!

ハッピー「くっ!があっ!」

サニー「がっ!あかんっ!」

ピース「おっと!わあ!2回攻撃!?」

マーチ「ぐっ!くう!」

ビューティ「があっ!ぐううっ!」

ハッピー「はぁっ!はぁっ・・・!」

ピース「なんとか倒れずに済んだ・・・」

ビューティ「では、ハイパーヒーリングデコルでリカバーを使います」

ピース「わあ、このリカバーすごい」

ハッピー「傷が完全に癒えていく」

サニー「次はこっちの番やな」

マーチ「とおっ!」

ハッピー「たあ!」

ピース「サンダーデコル!」

ピース「よし、魔物を混乱させた」

グルオオオオ!グルアアア!

サニー「あいつ、自分を攻撃したで」

ピース「やばい!魔物が我に返っちゃった!」

ビューティ「そのようですね」

マーチ「ひるむわけにはいかない!たあ!」

サニー「ウチはステートデコルで電撃使うで」

ハッピー「わたしも」

サニー「あかん!しびれさせられへん!」

ハッピー「わたしも失敗したよ~」

ビューティ「後ろに下がって守りを固めます」

ピース「たあ!」

ビューティ「みなさん!敵の攻撃が来ます!攻めてる場合じゃ・・・」

グルウウウアアアア!!!

5人「ぎゃああ!」

ハッピー「わああああああ!!!」

サニー「あ、ハッピーが大きくすっとばされたで!」

ピース「ハッピー!」

マーチ「あたしはバランスを崩されたよ」

ビューティ「ダメージを軽減できましたが・・・これでは少しの間ですが動けません」

ピース「わわわ、また来る・・・」

ビューティ「くっ、こういう時に・・・」

グルウウウウ!

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「がああっ!」

サニー「あ、あかん・・・このままじゃ倒れてまう・・・」

ピース「ハッピーが戦闘不能になってなきゃいいけど・・・」

マーチ「私達もやばい・・・」

ビューティ「敵は攻め手を緩める気がありません、このままでは確実に・・・」

ピース「やばい・・・まだ体勢を立て直せない・・・!」

サニー「あかん、絶体絶命や!」


ハッピー「みんな・・・!いけない!このままじゃみんなやられちゃう!」

ハッピー「こうなったら必殺技を使うしかないよ」

ハッピー「ここで決めないとわたし達はもう終わっちゃう」

ハッピー「はああああ!!」


ピース「ハッピー、よかった、まだ倒れてなかったんだね」

マーチ「今必殺技使おうとしてるね」

サニー「え!?」

ビューティ「ええっ!?」

今日はここまで

サニー「ハッピー!!何考えとるんや!?」

ビューティ「いけません!今必殺技を打たれたら私達まで巻き込まれてしまいます!」

ピース「ええ!?ハッピー!必殺技やめて!!」

マーチ「だめ、聞こえてないみたい」

ピース「そんな・・・」

サニー「ハッピー!!ハッピー!!今必殺技使っちゃあかん!!」

サニー「ウチらも巻き込む気かい!!」

ビューティ「きちんと周りを見てください!」


ハッピー「ここで決める!」


ピース「わたし達の声が届いてない・・・これじゃ・・・」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!!」

グゴオオオオ・・・!

サニー・ピース・マーチ「ぎゃああああ!!!」

ビューティ「きゃああああ!!!」

ハッピー「何とか倒せた・・・」

ハッピー「ここで決められなかったらみんなやられてた・・・」

そして

みゆき「あ、みんな倒れてる。間に合わなかったのかな?」

みゆき「でも今こそハイパースティミュラントを使うときだね」

みゆき「みんな、大丈夫?」

やよい「・・・・・」

なお「・・・・・」

れいか「・・・・・」

あかね「大丈夫じゃあらへん」

みゆき「え?」

あかね「大丈夫なわけあるかあああ!!!」

みゆき「みんなごめん、わたしがもっと早くモンスターを倒せていたら・・・」

あかね「謝る箇所が全然ちゃうわ!!!」

やよい「違うでしょ?」

なお「自分が何したか分かってるの!?」

れいか「・・・・・」

みゆき「どういうこと?」

あかね「あんたという奴はあああ!!!」ドンッ

みゆき「きゃあ!」

あかね「ウチらに必殺技当てといてよう『大丈夫?』とか言えたもんやな!」

みゆき「ええっ!?」

みゆき「わたしってもしかして・・・」

れいか「みゆきさん、周りをちゃんと見ないからこうなるのですよ」

やよい「危うく死にかけたんだよわたし達!」

なお「見損なったよ!!みゆきちゃん!!」

あかね「モンスター倒した云々の問題ちゃうわあああ!!!」

れいか「何の考えもなしに必殺技を出すから仲間を巻き込む結果となりました」

みゆき「でも必殺技使わなかったら・・・」

あかね「」カッチーン

あかね「ふざけんなあああああ!!!」

みゆき「え?あかねちゃん、どうしてステートデコルを・・・?」

ピシャアアアア!

みゆき「あああああっ!!」

みゆき「あかね・・・ちゃん・・・」

あかね「ウチらにハッピーシャワーシャイニングくらわしたお返しや!!」

やよい「もうみゆきちゃんなんか知らない!」

なお「必殺技を味方に当てるなんてもうプリキュアなんかじゃないよ!!」

れいか「みゆきさん、そこで頭を冷やしてください」

みゆき「み・・・みんな・・・」


みゆき「みんな行っちゃった・・・」

みゆき「早くみんなを追いかけなきゃ」

みゆき「めいっぱい謝ろう」

みゆき「えっと・・・分かれ道?みんなどこに行ったのかな?」

グルルル・・・

みゆき「わわ、モンスターいる、気づかれる前に逃げなきゃ」

みゆき「気づかれませんように・・・」

そして

みゆき「何とか気づかれずに済んだ・・・」

みゆき「でもみんなどこだろう・・・」

みゆき「みんなの姿見えないし・・・わたしもしかしてこのまま一人になっちゃうのかな?」

みゆき「そんなの・・・そんなのいや・・・」

今日はここまで

みゆき「あれ?向こうに誰かいる・・・」

みゆき「2本足で歩くネコさんとか童話らしくて好きだなぁ」

みゆき「青いネズミさんの次は赤いネコさん」

みゆき「でもあのネコさん、おばけと会話してるけど・・・」

みゆき「怖くないのかなぁ・・・」


ジバニャン「♪ニャーッニャニャニャニャニャ~」

ウィスパー「♪うぃーっうぃうぃうぃうぃうぃ~す」


みゆき「あ、歌い始めた。うわあ、楽しそう」

みゆき「あのネコさんに話しかけようかな?」

ジバニャン「♪し~あわせは~歩いてこない~」

ウィスパー「♪だ~から歩いてゆくんだね~」

ジバニャン「♪一日一歩」

ウィスパー「♪三日で三歩」

ジバニャン・ウィスパー「♪三歩進んで二歩さがる~」

ウィスパー「♪人生はワン・ツー・・・」

ジバニャン「・・・もう先行ってるニャン」

ウィスパー「ちょっとーっ!まだ途中ですよーっ!!」


みゆき「あー行っちゃった、はっぷっぷ~・・・」

みゆき「後を追いかけよう、もうこの際不思議の国に迷い込んでもいいよ」

みゆき「きっとわたしは夢を見ているんだし・・・」

みゆき「あ~見失っちゃった・・・」

みゆき「あれれ?ここどこ?どこからここに来たんだっけ?」

みゆき「え~っと・・・」

みゆき「うわ~ん、迷子になっちゃったよ~」

みゆき「あっち行ったっけ?こっち行ったっけ?」

みゆき「どんどん変なところに来ているよ~・・・」

ザアアアア

みゆき「わわ、雨降ってきた・・・」

みゆき「ここには雨宿りできる場所ないし・・・」

みゆき「・・・・・」

ザアアアアアアア

みゆき「雨が強くなってきた・・・」

みゆき「はは、もうずぶぬれだよ・・・」

みゆき「でも・・・」

みゆき「なんでわたしぼーっとしてるんだろう?」

みゆき「熱出してもくらくらしてもしてないのに・・・」

みゆき「あ、雲の隙間から光が見える。この雨はすぐに止みそうだね」

みゆき「そしたら虹が見れそう・・・」

みゆき「・・・・・」



みゆき「わたしはもうどれくらいここに立ったままなんだろう・・・」

みゆき「いたずらに時を使ったまま・・・」

パチッパチッ

みゆき「・・・・・」

パチッパチッ

みゆき「なんだろう・・・まばたきするたびに輝きが失われていく気がする・・・」

みゆき「ま、気のせいだよね」

みゆき「こうして一人でいるのにも慣れてきちゃったかな?」

みゆき「ううん、わたしは一人なんかじゃない、
    わたしの中に素敵な世界があるなら」

みゆき「あ、雨止んだね」

みゆき「でも・・・なぜだか濡れた気にならない・・・」

みゆき「・・・・・ん?」

パアアアア

みゆき「あれは・・・洞窟で見たときと同じ光・・・!」

みゆき「またどこかに連れて行かれる・・・!」

みゆき「あかねちゃん・・・やよいちゃん・・・なおちゃん・・・れいかちゃん・・・」

パアアアア

みゆき「まぶしいっ!」

パアアアア

みゆき「きゃあああああ!!」

そして

みゆき「ここは・・・?」

みゆき「なんか神様の世界のような感じがするんだけど・・・」

タタタタタ

みゆき「今度はうさぎさんが横切った。追いかけようかな?」

みゆき「あのうさぎさんすごく気になるし・・・」

すると

みゆき「また見失っちゃったよ~・・・」

みゆき「・・・あ、誰かいる」

目を黒い何かで覆っている黒いスーツの男「お前、ここの者ではないな?よそより迷い込んだ者か?」

みゆき「え?誰?」

今日はここまで

黒い服着て漆黒の廃れた羽を生やした男「お前を放っておけない」

白い服着て天使の羽を生やし顔に包帯巻いた男「ここに来たのには事情があるな」

みゆき「え?わたしは突然光に包まれてそしたらここに・・・」

みゆき「それよりあなたたちは誰?」

リサ-リシア「私はリサ-リシア」

リサ-リシア「隣にいる黒くて目から赤い光を放つのがジョマンダ、
        白くて目から青い光を放つのがヴァリス-ネリアだ」

ジョマンダ「何か悲壮に満ちた感じがするな、お前から」

ヴァリス-ネリア「だが僕たちがお前のそばにいよう」

ジョマンダ「今は俺たちがついている」

みゆき「え?う、うん・・・」

リサ-リシア「では、我らの住処へ案内しよう」

そして

みゆき「わあ、大きな神殿、あなたたちはここに住んでるの?」

リサ-リシア「そういうことになるな、だが本当の住処はもうなくなった。
        天災により焼き払われ残骸となった・・・」

ジョマンダ「よってここが新たな住処となるな、この世界は自由でいい・・・」

ヴァリス-ネリア「自由を悪用する奴が蔓延んでるのが嘆かわしいな・・・」

みゆき「悲しいお話・・・」

みゆき「ねえ、自由な世界ならそのお話を変えるというのも自由なんじゃないのかな?」

リサ-リシア「む?」

みゆき「わたしね、世の中の悲しみをハッピーに、幸せに変えたいの」

みゆき「みんなが笑顔で過ごせる素敵な世界を作りたいんだ」

みゆき「今のお話のような悲しい出来事を全て消し去れるのなら・・・」

みゆき「わたしは何だってしたい。その気持ちでいっぱいなの」

リサ-リシア「そういうお前にも悲しみの感情が感じられるぞ」

ジョマンダ「それは俺が先に感じてた」

ヴァリス-ネリア「ばっか、お前、僕らがそれに気づかないと思ったのか?」

ジョマンダ「だったら先に言ってほしいな・・・」

ヴァリス-ネリア「あ、そうだ。君の名前は?人には必ず名前があるだろ?」

みゆき「わたしは星空みゆき、絵本とハッピーが大好きなんだ」

リサ-リシア「絵本か・・・我々も本によって喜怒哀楽を教えられたものだ」

ジョマンダ「古の出来事を教えてくれる先祖の知恵の書そのものだな、本というのは」

ヴァリス-ネリア「だがそれも天災により失われた・・・」

ジョマンダ「あれから幸などなにひとつなかったが・・・」

ヴァリス-ネリア「みゆきはこの世に幸を送る女神となりたいのかな?」

リサ-リシア「そんなものができるのなら神になるなど容易い・・・」

リサ-リシア「ん?」

リサ-リシア「お前が持ってる物は伝説のパクトとデコルセッターではないのか?」

みゆき「スマイルパクトを知ってるの?」

リサ-リシア「伝説と認められし者が持てるという伝説の代物だ。

        そしてデコルセッターは実況ワールドの者達が
        複数のデコルを装備できるようにできる傑作品だ」

みゆき「この世界でもわたし達の伝説が知られているんだ・・・」

リサ-リシア「ふっ、いろいろな世界の伝説は結構知ってるぞ」

ジョマンダ「それでも知らないことの方が多いけどな」

ヴァリス-ネリア「まさかお前が伝説の戦士の一人だったとは・・・」

みゆき「でもわたし・・・」

みゆき「この前ね・・・」

ジョマンダ「どうした?」

ササッスタタタタ

みゆき「あ、さっきのうさぎさん。隠れてないで出ておいで」

ジョマンダ「何があったのだ?話をそらさないでくれ」

ヴァリス-ネリア「兎なら僕の目にも見えたぞ」

みゆき「あ、そうだったね、実はわたし・・・」

リサ-リシア「ふむ」

みゆき「大切な仲間達に必殺技を当ててしまって・・・
    みんなから嫌われちゃった・・・」

リサ-リシア「伝説の戦士としての大失態を犯してしまったってわけだな」

みゆき「どうにかしてみんなと仲直りしたい・・・でも・・・」

みゆき「今はとてもそうすることができなさそう・・・」

ジョマンダ「ばっか、お前俺がついてるだろ?」

みゆき「ううん・・・これはわたしだけの問題だから・・・」

リサ-リシア「それで心が弱くなってるのか・・・」

リサ-リシア「これで伝説の戦士とかよくいえたものだな」

みゆき「・・・・・」

リサ-リシア「伝説の戦士とは常に周りを見て仲間を傷つけず、
        共に助け合い、常に一つとなってるものだ」

リサ-リシア「だが見失うときもある。とにかくその心を鍛えなければな・・・」

リサ-リシア「これより、お前にはこの神殿で戦士としての修行をしてもらう。

        伝説の戦士として足りないものがありすぎる。
        それは人に聞いて分かるものではない・・・」

みゆき「ええっ!?」

ジョマンダ「最初から音を上げるのか?」

みゆき「そんなことはないよ!絶対やってやるんだから!」

ヴァリス-ネリア「その返事を待っていた。なら早速はじめよう」

「待ったダニーーーーー!」タタタタタ

みゆき「うさぎさん!?」

USAピョン「その修行、ミーも受けるダニ!」

ジョマンダ「兎が修行?修行を甘く見るな」

USAピョン「ミーを甘く見てるダニか?ミーには『USAピョン』という名前があるダニ!」

みゆき「わあ、可愛らしい名前だね。一緒に苦難を乗り越えよう」

USAピョン「ミーはただただ上を目指していくだけダニ」

リサ-リシア「面白そうだな、よし、4人と1匹で修行といくか」

ヴァリス-ネリア「リサ-リシアは修行と言ってるがこれは修行という名の試練だ」

みゆき「そうなの?」

USAピョン「さっさとはじめるダニ!」

ヴァリス-ネリア「みゆき、そのパクトを使え、試練はそれからだ」

みゆき「うん」

みゆき「プリキュア・スマイルチャージ!」

USAピョン「ダニー!?変身したダニ!」

ハッピー「準備はできたよ」

リサ-リシア「だがまずは準備運動だ、まずは自分の戦い方を見せてくれ」

ハッピー「わかった」

USAピョン「ミーは早く試練を始めたいダニ!」

ジョマンダ「ばっか、お前、基礎舐めたら痛い目見るぞ」

リサ-リシア「とにかくまずは自分のやり方を我らに見せてくれ」

しばらくして

ジョマンダ「やるな」

ヴァリス-ネリア「なるほどな」

リサ-リシア「では、修行を本格的に始めるか」

リサ-リシア「」シュウウウウウ

ハッピー「わわ、モンスターがいっぱいでてきた」

USAピョン「数が多すぎるダニ」

USAピョン「っていうかヌルヌルしていて気持ち悪いダニ・・・」

ヴァリス-ネリア「このモンスターの群れを1分以内に片付けろ」

ジョマンダ「相手はスライムだ。何匹いようが瞬殺できなきゃこの修行をやる資格なんてない」

USAピョン「わかったダニ!やればいいんダニ!」

ハッピー「わたしもやるよ!ここで逃げたくないし・・・」

リサ-リシア「さあ、1分以内に全滅させられるかな?修行開始だ」

ハッピー(やっぱり試練になってるね・・・)

今日はここまで

バトル開始と思いきや

ハッピー「わわわっ!次から次へと襲ってくる!」

ハッピー「わああ!このままじゃやられちゃう」

ビュビュビュビュッ

USAピョン「こんなの朝飯前ダニ」

ハッピー「あー助かった・・・」

USAピョン「これで最初のミッションは・・・」

ハッピー「あっ、USAピョン!危ない!」

USAピョン「ダニ!?」

ハッピー「やっ!はっ!たあっ!!」

USAピョン「まだ敵がいたダニか!?」

ハッピー「みんなやっつけたよ・・・」

ジョマンダ「はっはっは、雑魚相手でも油断は禁物だ」

ヴァリス-ネリア「これでファーストステージは2人の協力あっての合格だ」

リサ-リシア「2人とも危うく失格になりかけたけどな」

ハッピー・USAピョン「え!?」

リサ-リシア「前半はみゆきがやられかけ、後半はUSAピョンがやられかけた。
        どちらかがいなければスライムにも勝てずに不合格になっていた」

リサ-リシア「どうやらみゆきは土壇場で実力を発揮するタイプのようだな」

リサ-リシア「USAピョンは最初は敵を薙ぎ倒していったが
        油断しきっていたところを討ちもらしの敵に不意を突かれそうになった」

リサ-リシア「気を抜くとろくでもないことになるぞ。では、次だ」

ハッピー「今度も協力しよう」

USAピョン「今度は油断しないダニ!」

リサ-リシア「お前たちならいきなりレベルを上げてもよさそうだな。
        では、次は耐久力を試してもらうぞ」

USAピョン「耐久力ダニ?」

リサ-リシア「」フウッ

ハッピー「いきなり難しくなってない!?」

USAピョン「巨大なロボットが出てきたダニ」

リサ-リシア「お前らには一定時間こいつの猛攻に耐えてもらう」

ジョマンダ「リサ-リシア、向こうに2体目の巨人を配置しただろ?」

リサ-リシア「この修行は我々もやる。ジョマンダ、ヴァリス-ネリア、

        向こうの巨人の相手をするぞ。こっちのはこの2人に任せる。
        2人とも倒れていたら不合格ってわけだ」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「はっ」

リサ-リシア「では、修行開始だ。健闘を祈る」

バトル開始

ハッピー「がああああっ!」

USAピョン「ダニ~!?巨大ロボの威力ってこんなに高いダニか!?」

USAピョン「こんなのくらうわけにはいかないダニ」

ハッピー「くううっ・・・!」

USAピョン「みゆきといったダニ?これで回復するダニ」

ハッピー「わあ、かわいいおにぎりだね、いただくよ」

ハッピー「あ、HPが全快した。ありがとう」

USAピョン「まずミーが注意をそら・・・」

ドオオン

USAピョン「わああ!それどころじゃないダニー!!」

USAピョン「これじゃ防戦一方ダニー!」

ハッピー「こうなったら・・・」

ハッピー「って、今は攻撃を避けるしかない!」

USAピョン「ダニ~!!」

USAピョン「来るな!来るな!」ダダダダダ

USAピョン「しまった~!技の硬直につけこまれたダニ~!!」

USAピョン「わあああっ!」

ハッピー「USAピョン!!」

ハッピー「回復アイテムを・・・」

ハッピー「あーっ!アイテムあかねちゃん達が持ってるんだったーっ!」

ハッピー「今は何も持ってな~い!!」

USAピョン「まだミーを狙ってるダニ~!!」

ハッピー「大変!このままじゃUSAピョンが・・・」

ハッピー「サンダーデコル!」

ピシャアアアア

ハッピー「動きを止められ・・・なかったー!」

USAピョン「ぎゃあああ!!」

USAピョン「はぁ・・・はぁ・・・」

ハッピー「あ、そういえばサンダーデコルは敵の攻撃力を大幅に下げるんだったね・・・」

ハッピー「忘れてた」

USAピョン「今度は海老天おにぎりを食べるダニ」

USAピョン「さすがに絶体絶命であることに変わりはないダニ・・・」

今日はここまで

ハッピー「USAピョン!危ない!」

USAピョン「え?わわ!危なかったダニ、礼を言うダニ」

ハッピー「後ろはわたしに・・・」

ハッピー「がああっ!」

USAピョン「ユーだって後ろががら空きダニ・・・」

ハッピー「これ以上ダメージを受けるわけにはいかないよ」

USAピョン「もちろんダニ」

ハッピー「来るよ!」

USAピョン「ダニ!」

ハッピー・USAピョン「」ヒョイッ

ハッピー・USAピョン「」サッ

USAピョン「まさか2回攻撃してくるなんてダニ・・・」

USAピョン「でもうまくタイミングを合わせれば避けられるダニ」

ハッピー「わたしもうまくいったよ」

ハッピー「あ、わたしから離れて」

USAピョン「ダニ?」

ハッピー「はああああっ!」

USAピョン「必殺技を使うダニ?」

USAピョン「だったらミーも別の場所で必殺技を見せるダニ」

USAピョン「まずはみゆきから離れて・・・」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワー!!」

ハッピー「あっ・・・」

ハッピー「しまった!外した~!」

ドガアアアアン

USAピョン「ダニーーー!!!」

ハッピー「あ、しまった!USAピョンに当てちゃった・・・」

ハッピー「ごめん・・・USAピョン・・・」

USAピョン「一体何が起きたダニ?」

USAピョン「わあああ!・・・はぁ・・・はぁ・・・なんとか避けれたダニ・・・」

USAピョン「でもこの状態でこれ以上狙われたら・・・」

USAピョン「わわわ・・・また来たダニ!」

ハッピー「危ないっ!」

ハッピー「がああっ!」

USAピョン「みゆき、ミーをかばってくれたダニ?」

ハッピー「当たり前だよ・・・」

ハッピー「必殺技USAピョンに当てちゃったしそのお詫びをやらないと・・・」

USAピョン「ダニー!?テメーのしわざだったダニかー!?」

ハッピー「ほんとダメだよ・・・」ボソッ

USAピョン「テ、テメーーー!!!今『ダメ』とか言いやがったダニかーー!!?」

ハッピー「あ、待って、『ダメ』というのは・・・」

ベイターモード

ハッピー「わわわわわ・・・」

USAピョン「ダニ?モードチェンジ失敗ダニ」

USAピョン「ミーはベイターモードではなくベイダーになるダニ!!」

ハッピー「お願い!話聞いて!!」

USAピョン「今度こそ!」

ベイダーモード!

ハッピー「だーかーらー!話を・・・」

ハッピー「って、これじゃ近づけな~い!」

ハッピー「わたしってきっと全てをナメきってたのかも・・・」

USAピョン「テメー!!!ミーをナメてるダニー!?」

USAピョン「ナメ吉言うならその喧嘩買ってやるダニ!あのロボットを倒してやるダニ!!」

ハッピー「え?え?ナメ吉って何?」

♪ウスラカゲ ウスラカゲ~

USAピョン「♪ナメ吉呼ばわりするなよ~ベイダーモード火を噴くぜ~~~!」

ビシュウウウウウウッ

ドゴオオオオオン

ハッピー「す、すごい・・・」

USAピョン「どうだダニ!」

ハッピー「やっぱりわたしダメな人かも・・・」

ハッピー「あ、やっと元に戻ったんだね」

ハッピー「わたしダメよね・・・」

USAピョン「『ダメ』はユーのことを言ってたダニ?」

USAピョン「だったら先に言えダニ!」

ハッピー「だから、わたしは最初からUSAピョンをダメなうさぎだと思ってなんかいないって」


リサ-リシア「なんと・・・2人とも合格だ・・・」

ジョマンダ「まさかあの巨人を破壊するとは・・・」

ヴァリス-ネリア「おかげで壁の一部が壊されたな」

リサ-リシア「我々でも倒すことができないように作られたあの巨人を倒すとか・・・」

リサ-リシア「あいつらは何者だ・・・?」

ジョマンダ「とにかく彼らのところへ行こう」

今日はここまで
やっと一昨日から書きたかったUSAピョンロッケンローネタ書けた・・・
(ヒキコウモリの歌もこの曲とメロディーおんなじなんだが・・・)

そして

リサ-リシア「試練をクリアしたようだな」

ジョマンダ「見事だ、まさかあの巨人を破壊するとは・・・」

ヴァリス-ネリア「あの巨人は僕たちでも倒せない、だが一定時間たつと自然に自爆する」

USAピョン「ダニ!?」

みゆき「ええっ!?」

リサ-リシア「私は『猛攻に耐えろ』と言ったがあの巨人を破壊できたのは君たちが初めてだ」

みゆき「そうなの!?USAピョンすご~い!」

USAピョン「そう言われるとミーが恐ろしく思えるダニ・・・」

USAピョン「次は何をすればいいダニか?」

リサ-リシア「今日は身体を休めろ。修行の続きは明日だ。明日は今日よりも厳しい修行が待ってるぞ」

USAピョン「望むところダニ!」

みゆき「みんな一緒なら不可能も可能になるはず。
    バッドエンドもハッピーエンドに変えられるよ」

USAピョン「ミーもやってみせるダニ!」

リサ-リシア「では、神殿内で疲れを癒せ」

USAピョン「了解ダニ」

みゆき「あれれ・・・なんだかふらふら・・・」

みゆき「」ドタッ

USAピョン「みゆき!大丈夫ダニ!?」

ジョマンダ「どうやら体が著しく疲労しているようだな」

ヴァリス-ネリア「急いで寝室に運ばなければ・・・!」

リサ-リシア「無茶はそのうち身体を壊すだけじゃ済まなくなるぞ・・・」

寝室

ジョマンダ「ここに寝かせろ」

ヴァリス-ネリア「もちろんさ」

USAピョン「みゆき、しばらく休むダニ」

リサ-リシア「我々も明日に備えよう」

USAピョン「みゆき・・・」

みゆき「」

USAピョン「みゆき!みゆき!返事をするダニ!!」

みゆき「・・・・・」

みゆき「ここは・・・」

みゆき「・・・・・」

みゆき「わたし死んじゃったんだ・・・」

みゆき「わたしは死んじゃった・・・」

みゆき「わたし死んでしまった・・・」

みゆき「天国に行っちゃったんだ・・・」

みゆき「・・・・・」

みゆき「そんなわけないよね、だって・・・」

みゆき「だってそこにUSAピョンがいるんだもん・・・」

USAピョン「よかった!みゆき!生きてたダニね!」

みゆき「も~勝手に死んだことにしないでよ」

USAピョン「心配したダニ、突然倒れていったダニから・・・」

みゆき「ごめんね・・・USAピョン・・・」

USAピョン「明日に備えてゆっくり休むダニ」

みゆき「そうだね、一緒に休もう」

USAピョン「ユーとは気が合いそうダニ」

みゆき「USAピョン、ありがとう」

今日はここまで

翌日

リサ-リシア「体調は回復したんだな?みゆき」

みゆき「もちろんだよ。わたしはいつでも元気だよ」

USAピョン「今度の試練は何ダニ?」

リサ-リシア「今からお前たちをこの神殿のどこかに飛ばす。
        そして私のところにたどりついてみせよ」

リサ-リシア「そして私を倒せ。これが最後の試練だ」

ジョマンダ「俺たちも道中で待ってるぞ」

ヴァリス-ネリア「君たちがどこまでいけるかが楽しみだ」

リサ-リシア「では、いくぞ!」

ゴオオオオ

リサ-リシア「はっ!」

シュアアアアア

みゆき・USAピョン「わああああ!!」

ジョマンダ「ふ」

リサ-リシア「では、我々も行くか」

ヴァリス-ネリア「ああ」

そして

みゆき「ここは・・・」

USAピョン「ここどこダニー!?」

みゆき「わ~、ここ迷路のようだよ~」

USAピョン「分かれ道があるダニね」

みゆき「進んでみる?」

USAピョン「それしかないダニ」

すると

みゆき「ここは行き止まりだね・・・」

USAピョン「じゃあそこをまっすぐ行くダニ」

みゆき「左に行きたいんだけど・・・」

USAピョン「そしたらスタート地点に戻ってしまうダニ!」

みゆき「あーっ!そうだった!」

USAピョン「しっかりしろダニ・・・」

みゆき「はっぷっぷ~」

そして

みゆき「あれれ?ここも行き止まり?」

USAピョン「もしかしてミー達ここに閉じ込められたダニか?」

USAピョン「どこに行っても行き止まりダニ」

みゆき「ええ~!?」

USAピョン「わわわ!何か来たダニ!」

みゆき「モンスター来た!」

みゆき「変身するよ!」

USAピョン「ミーも戦闘態勢に入るダニ!」

今日はここまで

バトル開始

USAピョン「ゲイザーが来たダニ!!」

みゆき「プリキュア・スマイ・・・」

バッ!

みゆき「きゃあっ!」

みゆき「あっ、スマイルパクト落としちゃった・・・」

みゆき「拾い終わったらもう一度・・・」

USAピョン「危ないダニ!!」ビュビュビュ

みゆき「え?わっ、いつの間に・・・」

みゆき「USAピョン、ありがとう」

みゆき「じゃあ気を取り直して・・・」

みゆき「って、もう倒したんだ・・・」

USAピョン「変身前は無防備になるから気をつけるダニ・・・」

みゆき「うん」

みゆき「でも次はちゃんとモンスターが攻撃してくる前に変身するよ」

シュウウウウ

みゆき「あ、あれ?」

USAピョン「今の音何ダニ?」

パアアアア

みゆき・USAピョン「わあああああ!!」


そして

USAピョン「また違うところに飛ばされたダニ」

みゆき「えっと・・・」

みゆき「もしかしていろんなところに飛ばされながら迷路を進むのかな?」

USAピョン「たぶんそう思うダニ」

みゆき「モンスターが襲ってきたよ!」

USAピョン「来たダニね!」

バトル開始

ハッピー「巨大なクモが来たよ!」

USAピョン「攻撃される前に攻撃ダニ!!」

ハッピー「USAピョン!クモも攻撃してきたよ!」

ハッピー・USAピョン「」ヒョイ

USAピョン「危なかったダニ・・・」

ハッピー「たあっ!」

USAピョン「ミーが倒すダニ!」

USAピョン「まだ倒れないダニね・・・」

ハッピー「わたしに任せて!ステートデコルで電撃使うよ!!」

ハッピー「倒した」

USAピョン「やったダニ」

ハッピー「ポーションとアンチドーテとマジックウォーターゲット」

そして

みゆき「マジックウォーター早速使うよ」

USAピョン「ここって一本道なんダニね、これなら迷うことはないダニ」

みゆき「ここには分かれ道はないんだね」

みゆき「わ、モンスター!」

USAピョン「今度はヘビが来たダニ!」

USAピョン「来るなダニ!!」ビビビビビ

みゆき「まだ倒れてないよ。電撃使うよ」

USAピョン「倒したダニ」

USAピョン「って、まだ2匹目がいたダニ!今度こそしとめてやるダニ!」ビビビビビ

USAピョン「今度はミーが倒したダニ」

みゆき「プリキュアにならずに1匹目を倒しちゃったねわたし」

みゆき「USAピョンすごーい、一撃で倒すなんて・・・」

シュウウウウ

USAピョン「あれはさっきの・・・」

みゆき「またどこかに飛ばされるのかな?」

みゆき・USAピョン「わあああああ!!」

今日はここまで

そして

みゆき「今度はどこに飛ばされたのかな?」

USAピョン「ダニ?なんかここ密室みたいダニ・・・」

みゆき「わわ!いきなりモンスター来た!」

USAピョン「囲まれてるダニ!!」

みゆき「とにかく変身するよ!」

USAピョン「そっちの敵は任せたダニ!」

みゆき「いくよ!!」

バトル開始

USAピョン「ダニー!!全員ミーを狙ってきたダニー!」

USAピョン「ダニダニ!」ビビビ

ハッピー「USAピョン!助けに行くよ!」

ハッピー「ステートデコルで電撃!!」

USAピョン「8匹中7匹を倒したダニね」

ハッピー「あと1体、2人で協力・・・」

USAピョン「危ないダニ!」

ハッピー「わ、いつの間に・・・!」

ハッピー・USAピョン「わああああっ!!」

USAピョン「またミー達の悪い癖が出たダニ・・・」

ハッピー「油断は禁物だね、よし!全力出すよ!」

USAピョン「ダニ!」

ビュッビュッビュッ

USAピョン「このオーク堅いダニ・・・」

ハッピー「やあっ!たあっ!」

ハッピー「わっ、攻撃が来た・・・!」

ハッピー「わあ!」ヒョイ

ハッピー「危なかった・・・」

ハッピー「っと、安心しちゃダメだよね」

USAピョン「ミーも負けてられないダニ!」ビュビュビュ

ハッピー「てえいっ!」

ハッピー「あっ、USAピョン!危ない!」

ハッピー「ぐうっ!」

USAピョン「ダニ!?」

USAピョン「ミーをかばったダニ?」

USAピョン「わっ、また攻撃してきたダニ!」

USAピョン「」サッ

USAピョン「これ以上ダメージを受けるわけにはいかないダニ!」

USAピョン「オークが標的を変えたダニね」

USAピョン「うめおにぎりで回復するダニ」

ハッピー「わわっ、危うく当たりそうに・・・」

ハッピー「わー!また来た!」

ハッピー「よけられない!ぎゃあああ!!」

USAピョン「みゆき!!」

USAピョン「早く倒さないとみゆきがやられちゃうダニ!」

ハッピー「ポーション使って回復・・・」

ハッピー「って、そんな場合じゃない!わああ!」ヒョイ

ハッピー「これじゃ逃げるので精一杯だよぉ・・・!」

USAピョン「ここで決めるダニ!みゆき!今助けるダニ!!」

USAピョン「極太USAビーム!!!」

バアアアン

ハッピー「た、助かった・・・」

USAピョン「って、まだ倒れてないダニ!」

USAピョン「今度はミーが危なくなったダニー!」

ハッピー「チャンス!たああっ!」

ドンッ

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

ハッピー「やっと倒せた・・・」

USAピョン「苦しい戦いだったダニ・・・」

ハッピー「そうだね・・・」

USAピョン「危うくみんなやられるところだったダニ」

ハッピー「USAピョンに助けられたよ・・・」

USAピョン「それはミーの台詞ダニ」

ハッピー「USAピョン、ありがとう」

そして

みゆき「モンスターの大群は倒したけどこの部屋から出れるのかな?」

USAピョン「早く出せダニ!」

パアアアア

みゆき「わ、また来た」

USAピョン「でもこれでここから出れるダニ」

みゆき「でもまた別の場所に・・・」

シュウウウウウ

みゆき・USAピョン「わああああ!!」

そして

みゆき「ここは・・・」

USAピョン「今度はどこに飛ばされたダニ?」

みゆき「進んでみる?」

みゆき「あ、その前にポーション使おう」

USAピョン「ここ一本道になってるダニ」

みゆき「あ、あそこに宝箱が見えるよ」

USAピョン「でもそこは行き止まりダニ・・・」

みゆき「宝箱開けに行こう」

USAピョン「それはもちろんダニ」

みゆき「中身は何だろう・・・」

少しした後で

みゆき「開けるよ」

USAピョン「楽しみダニ」

みゆき「回復アイテムがあればいいけど・・・」

USAピョン「新しい武器とか・・・」

みゆき「せーのっ!」

ガチャッ

みゆき「わあ、回復アイテムがいっぱいある」

USAピョン「これは大助かりダニ」

パアアアアア

みゆき「わ、また・・・」

USAピョン「早くアイテム回収するダニ」

みゆき「うん」

USAピョン「回収完了ダニ」

シュウアアアアア

みゆき・USAピョン「わああああ!!」

今日はここまで

そして

みゆき「次はどこに飛ばされたんだろう・・・」

USAピョン「あっ・・・」

ジョマンダ「よくここまで来れたな」

みゆき「ジョマンダ」

ジョマンダ「お前たちには今から俺を倒してもらう」

ジョマンダ「覚醒なるδ(デルタ)の力、見せてやろう」

USAピョン「ここまできたからには負けないダニ!!」

みゆき「うん、今までの成果を見せよう!」

みゆき「いくよ!」

USAピョン「ダニ!」

ジョマンダ「さあ行くぞ!」

バトル開始

ジョマンダ「まずはどれくらい強くなったのかをこの身にささげてくれ」

USAピョン「ダニ?動かないダニか?」

USAピョン「テメー!ミーをナメるにもほどがあるダニ!!」

USAピョン「くらえダニーーー!!!」ビュビュビュビュビュ

ハッピー「ステートデコルでこれ使ってみようかな?」

ドオオオン

ジョマンダ「なるほど、音でスタンさせるのか・・・」

ジョマンダ「ばっか、効くわけないだろ」

USAピョン「ミーは攻め手を緩めないダニ!!」

ジョマンダ「ぐおっ・・・!」

ジョマンダ「なるほど・・・」

USAピョン「チャージショットダニ!」

ジョマンダ「っ・・・」

ジョマンダ「・・・・・」

ジョマンダ「少し油断したか・・・」

ジョマンダ「そろそろ俺の番だな」

ジョマンダ「」シュウウウウウ

ハッピー・USAピョン「?」

USAピョン「何か来るダニ!」

ジョマンダ「目覚めよ・・・我が力・・・」

ジョマンダ「」パアッ!


  ■
■■■■
  ■
  ■


USAピョン「がああああああっ!!!」

ハッピー「ぐうううううっ!!!」

USAピョン「ダ・・・ニ・・・」

ハッピー「くっ・・・ううっ・・・」

ジョマンダ「勝負あったか?まだ終わってないか?終わってないだろ?」

ハッピー「くっ・・・」

ハッピー「・・・ここで終わるわけには行かない・・・!」

ハッピー「わたしはここに来る前までずっと孤独と戦い続けてきた・・・!」

ハッピー「それでもただ笑っていたかった・・・!」

ハッピー「みんなの思いをひとつにする気持ちを持って進み続けると決めた!」

ハッピー「だからまだ倒れるわけにはいかないよ!」

ジョマンダ「精神的には成長したな」

ハッピー「いいや、いつもと変わらないままだよ」

ハッピー「でもそうでもいい!」

ハッピー「強い人だって時には弱みを見せる」

ハッピー「でもそれでこそ人間なんだよ!」

ハッピー「あきらめそうになって投げ出しても仕方ないとは思っている・・・」

ハッピー「でもわたしはその人の分まで戦い続けるよ」

ハッピー「その気持ちが最後まであきらめずに戦わせてくれるんだ!」

ハッピー「その想いを力尽きるまでぶつけてみる!」

ハッピー「わたしはまだ戦えるよ!」

ジョマンダ「よく言った!その想いを俺に捧げよ!」

USAピョン「ミーも同じダニ!」

USAピョン「まずはみゆきのHPを回復させるダニ」

ハッピー「だああああっ!」

ジョマンダ「」フッ

ハッピー「わっ、いつの間に・・・」

ジョマンダ「そら!」

ハッピー「危ない!」ヒョイ

USAピョン「ミーもその想いに応えるダニ!」

USAピョン「極太USAビーム!」

ジョマンダ「」ビインッ

USAピョン「なにーーー!?」

USAピョン「ダニーーー!!!」

USAピョン「ここで力尽きるなんて・・・ダニ・・・」ドサッ

ハッピー「あっ!USAピョン!!」

ジョマンダ「よそ見をするな!」

ハッピー「きゃあっ!」

ジョマンダ「復活させられそうだな・・・早めにケリをつける」

ハッピー「あーっ!回復アイテムはたくさん手に入ったけどスティミュラントはない!」

ジョマンダ「そうか・・・」

ジョマンダ「USAピョンはここで脱落だな」スッ

USAピョン「」シュウウッ

ハッピー「USAピョン・・・ごめん・・・」

ハッピー「でも・・・」

ハッピー「わたしがUSAピョンの分までがんばるよ!」

ハッピー「その前にハイポーション使おう」

ジョマンダ「ここからは1対1の勝負だな」

ジョマンダ「はああああ!!」

ハッピー「だああああ!!」

今日はここまで

ハッピー「」シュッ、ダッ

ジョマンダ「」バッ、シャッ

ハッピー「やあ!」

ジョマンダ「とう!!」

キンッ

ハッピー「くっ・・・」

ジョマンダ「ぐ・・・」

ハッピー「」タッ

ジョマンダ「」ザッ

ハッピー・ジョマンダ「」バッ!

バッ!ダッ!ビシイッ!

ハッピー「たあああ!!」

ジョマンダ「だあああ!!」

バアアアッ!

ハッピー「」ハッ、フッ、ホッ

ジョマンダ「」シッ、シュッ、トッ

ハッピー「ええいっ!」

ジョマンダ「おおおっ!」

ジョマンダ「ここまで激闘になったのは初めてだな」

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

ハッピー「ここで止まったら何も変われない」

ハッピー「だあああ!!」

ジョマンダ「うおおおお!!」

バアアアンッ

ハッピー「っ・・・!」

ジョマンダ「っ!」

ハッピー・ジョマンダ「はぁ・・・はぁ・・・」

ジョマンダ「これで勝負を終わらせる!!」

ジョマンダ「覚醒せよ!!」


  ■
■■■■
  ■


ハッピー「ぐうううっ!!」

ハッピー「かぁっ・・・!」

ジョマンダ「まだ終わってないな、勝負は続行だ」

ジョマンダ「行くぞ!お前が倒れるまで!」

ハッピー「・・・・っ!」

ジョマンダ「必殺技の威力をキープできなかったようだ・・・」

ジョマンダ「だが・・・」

ジョマンダ「」フッ

ハッピー「ぐうっ!」

ジョマンダ「とどめだ!!」

ハッピー「」スッ

ハッピー「サンダーデコル!!」

ピシャアアア

ジョマンダ「ぐううっ!!」

ジョマンダ「しまっ・・・た・・・!」

ハッピー「負ける・・・わけには・・・いかないよ!」

ハッピー「やあああ!!」

ジョマンダ「ぐうっ!」

ジョマンダ「だあ!」

ハッピー「」ヒョイ

ハッピー「ええいっ!」

ジョマンダ「」ヒョイ

ハッピー「まだまだ・・・!」

ハッピー「たあああ!!」

ジョマンダ「っ!当たってたまるか!」スッ

ハッピー「くっ!」

ハッピー「えいっ!」

ジョマンダ「ここで・・・」

ジョマンダ「終わりにしてやろう!」

ハッピー「あっ、やばい・・・!」

ハッピー「」ピョーン

ジョマンダ「まだまだ!」

ジョマンダ「」シューッ!

ハッピー「っ」サッ

ジョマンダ「しまった・・・!」

ボーーーン

ジョマンダ「」シュウウウ・・・

ハッピー「倒したのかな?でももう限界・・・」

シュウウッ

みゆき「はぁ・・・はぁ・・・」

ジョマンダ「・・・不覚を取ってしまったな・・・」

ジョマンダ「まさか自分の技にやられて勝負を終わらせる結果になるとは・・・」

みゆき「・・・・・」

ジョマンダ「見事だ!俺を倒すとは・・・」

ジョマンダ「残り一人になってしまったがUSAピョンの代わりは俺がやろう」

ジョマンダ「俺はヴァリス-ネリアに勝ったことがないんだ。
       正確に言えば一度だけ勝ったんだが協力者の助けがあっての勝利だった・・・」

ジョマンダ「みゆきにもその協力者のように俺を勝利に導いてほしい」

みゆき「うん、わたしも勝利の貢献者になりたい」

ジョマンダ「ありがとう、みゆき」

みゆき「よろしくね、ジョマンダ」

ジョマンダ「おっと、もうすぐあの空間が来るな」

みゆき「えっ!?」

パアアアア

ジョマンダ「来たか」

みゆき「わわわわわ・・・」

シュウウウウウ

みゆき「きゃああ!」

ジョマンダ「さあいくか」

ジョマンダ(ヴァリス-ネリア、みゆきを連れて勝ってみせるぞ)

そして

みゆき「ここは?誰もいないし・・・」

みゆき「あ、魔方陣がある。入ってみよう」

ジョマンダ「ああ」

みゆき「わあ、傷が癒えていく・・・」

ジョマンダ「この癒しの力はどんなものも癒す」

ジョマンダ「一度入ると消えてしまうけどな」

シュッ

みゆき「わっ、本当だ。消えちゃった・・・」

今日はここまで

ジョマンダ「みゆき、もうすぐ何かが来るぞ」

みゆき「え?」

ジョマンダ「来た!」

みゆき「わ、モンスターだ!大勢いる・・・」

ジョマンダ「ここはお前だけでいってくれ、俺を倒したその力、もう一度見せてくれ」

みゆき「わかった!」

ジョマンダ「俺はこいつらを一撃でしとめられるがお前はどうだ?」

みゆき「わたしだけでも倒して見せるよ!」

ジョマンダ「その意気だ」

みゆき「うん!」

ジョマンダ「もし俺が倒した場合は失格にするぞ」

みゆき「そうなんないようにするもん!」

バトル開始

ハッピー「群がっている、ステートデコルで電撃!!」

ハッピー「よし、全滅させた」

ジョマンダ「4秒で決着がついたな」

そして

みゆき「電撃使ってよかった・・・」

ジョマンダ「判断が早かったな」

みゆき「うん」

ジョマンダ「迷えばすぐに敗北への道が開かれるぞ」

みゆき「わたしはもう迷わないよ!」

ジョマンダ「だが人間はいつまでもその状態ではいられない・・・」

みゆき「大丈夫だよ、そんなときこそ乗り越える力を持つんだよ」

ジョマンダ「ばっか、お前、ここまでに何回絶望したと思ってる?」

みゆき「確かにそうだけどわたしはあきらめないよ!」

ジョマンダ「絶望は希望になる、だが希望も絶望になる」

ジョマンダ「希望を持てなくても俺がついていきたい」

みゆき「わたしもだよ」

ジョマンダ「ふっ」

ジョマンダ「精神力が一段と強くなったな」

パアアアア

ジョマンダ「では、次の場所へ向かおうか」

みゆき「うん」

ジョマンダ「期待してるぞ」

みゆき「がんばるよ!」

ジョマンダ「よし」

みゆき「どこに飛ばされたって負けないよ!」

みゆき「いざ!!」

ジョマンダ「参る!」

シュウウウウウ

そして

ジョマンダ「着いたぞ」

みゆき「どこに着いたのかな?」

みゆき「あ・・・」

ヴァリス-ネリア「ジョマンダを倒したのか、みゆき」

みゆき「うん」

ジョマンダ「ヴァリス-ネリア、いつもどおり2対1でもいいよな?」

ヴァリス-ネリア「ばっか、お前僕が1人でも僕が勝つだろ」

ジョマンダ「そうかな?」

ヴァリス-ネリア「負ける気しないよ僕は」

ヴァリス-ネリア「ところでUSAピョンは?」

ジョマンダ「ああ、あいつは俺との戦いで脱落した」

ジョマンダ「だがみゆきがUSAピョンの分まで戦い、俺を倒した」

ヴァリス-ネリア「面白い、その力、僕にも見せてくれ」

ヴァリス-ネリア「みゆき、ジョマンダ、2人協力して僕を倒せ」

みゆき「うん!負けないよ!」

ジョマンダ「みゆき、協力は結構難しいぞ」

みゆき「協力あっての勝利だよ」

ジョマンダ「だが協力が敗北になることもある」

ヴァリス-ネリア「その通りだ。協力はひとつになれるかなれないかだ」

ヴァリス-ネリア「協力できない戦士なんて聞いたこともない。さあ、試練開始だ!」

今日はここまでにします

バトル開始

ヴァリス-ネリア「いくぞ!」

ジョマンダ「来るぞ!よけろ!」

ハッピー「うん!」サッ

ジョマンダ「おい!同じ方向に逃げてどうする!」

ハッピー「え?」

ヴァリス-ネリア「チャーンス!」

ジョマンダ「やばい!」

ハッピー「え?え?」

ハッピー「ヴァリス-ネリア『チャンス』とか言ってたけど・・・」

ヴァリス-ネリア「目覚めよ!」


   ■
■■■■
  ■
  ■


ハッピー・ジョマンダ「わあああっ!!」

ジョマンダ「相手にチャンスを与えたようだな・・・」

ハッピー「ごめん・・・」

ジョマンダ「ヴァリス-ネリアめ、いきなり必殺技か・・・」

ジョマンダ「まずはリカバーを使うか、ヴァリス-ネリアも回復技を使ってくるから
       無闇に攻撃するのは危険だぞ」

ハッピー「じゃあまずはサンダーデコルで攻撃力を下げさせよう」

ピシャアアアア

ヴァリス-ネリア「ぐっ、今のは効いたな・・・これでどうだ!」

パアアッ

ジョマンダ「しまった!そう来たか!」

ハッピー「まぶしくて目を開けられない!」

ヴァリス-ネリア「今だ!」

ハッピー・ジョマンダ「ぐうっ!」

ヴァリス-ネリア「目が見えるようになる前にたたみかける!」

ハッピー・ジョマンダ「がああっ!」

ジョマンダ「これでは防戦一方だな、ヴァリス-ネリアにもダメージ与えられたとはいえ・・・」

ハッピー「ステートデコルで電撃!」

ヴァリス-ネリア「電撃技か、だが僕がしびれるものか」

ハッピー「しまった!足止めできなかった!」

ジョマンダ「もう一度リカバーだな、このままじゃ回復が追いつかないな」

ヴァリス-ネリア「僕はまだ攻め手を緩めないぞ!」

ジョマンダ「危ない!」

ハッピー「わっ!」サッ

ヴァリス-ネリア「間一髪でよけられたか・・・」

ジョマンダ「隙ができたぞ!」

ヴァリス-ネリア「なに!?」

ヴァリス-ネリア「ぐあああっ!」

ハッピー「今だ!だあああ!!」

ヴァリス-ネリア「まだまだ・・・!」

ジョマンダ「攻撃の隙を与えはしないぞ!」

ヴァリス-ネリア「ぐうっ!」

ヴァリス-ネリア「僕はまだ終わらないぞ。まだ戦える・・・!」

ジョマンダ「しまった!攻めきれなかったか・・・!」

ハッピー「え?」

ヴァリス-ネリア「」パアアッ

ジョマンダ「くっ!回復されたか・・・!」

ハッピー「ええっ!?」

ジョマンダ「あいつの回復力はすごい・・・」

ハッピー「え?じゃあ・・・」

ジョマンダ「あいつだけスタートに戻ったってことだ。俺たちはかなり不利だ」

ハッピー「そんなことはないよ!2人で乗り切ろうよ!」

ジョマンダ「ああ」

ジョマンダ「っと、そんなこと言ってる場合じゃないぞ!」

ハッピー「え?」

ヴァリス-ネリア「隙だらけだよ!」

ジョマンダ「しまった!これでは避けきれない!」

ハッピー「・・・っ」

ジョマンダ「がああっ!」

ハッピー「きゃあああっ!」

ジョマンダ「くっ・・・!まともにくらってしまった・・・」

ハッピー「かっ・・・はあっ・・・」

ヴァリス-ネリア「戦場でよそ見をしてる暇なんてないよ」

ヴァリス-ネリア「少しの隙が命取りだよ」

ジョマンダ「くっ、俺としたことが・・・!」

ヴァリス-ネリア「そういえば君たちは一度も必殺技を使ってないね・・・」

ヴァリス-ネリア「温存しているのなら使われる前に勝負をつけるよ!」

ヴァリス-ネリア「はあああっ!」

ジョマンダ「くっ・・・!また来る・・・!」

ハッピー「今の状態で使われたら・・・」

ヴァリス-ネリア「目覚めよ!」



   ■
■■■■

   ■

ハッピー「もうダメかな・・・?」

ヴァリス-ネリア「くっ・・・!相殺されたか・・・!」

ジョマンダ「間に合ったようだな・・・俺もお前と同じ技を使って相殺させた」

ジョマンダ「今度は俺がもう一度覚醒の技を使うぞ、玉砕覚悟でいく!」

ジョマンダ「はああっ!」

ハッピー「助かったのかな?」

ハッピー「ならわたしも勝利に貢献しないと・・・」

ジョマンダ「この身が砕けても・・・」

ジョマンダ「俺はこれに全てを賭ける・・・!」

ジョマンダ「目覚めよ!」



  ■
■■■■
   ■
  ■


ヴァリス-ネリア「しまったあ!」

ヴァリス-ネリア「完全に不意を突かれてしまった・・・!」

ジョマンダ「くっ・・・!俺はもう・・・戦えない・・・」ドタッ

ハッピー「ジョマンダ!!」

ジョマンダ「俺に・・・かまうな・・・」

ジョマンダ「勝機は・・・今しか・・・ないぞ・・・」

ジョマンダ「早くしろ・・・!!」

ハッピー「ジョマンダ・・・」

ハッピー「わかった・・・!」

ハッピー「ここで決めるよ!」

ジョマンダ「よく言った・・・」

ハッピー「わたし、あなたの分まで気合を入れるよ!」

ジョマンダ「ああ・・・」

ヴァリス-ネリア「まだ・・・体勢を立て・・・直せない・・・!」

ハッピー「いくよーっ!!」

ヴァリス-ネリア「くっ・・・だが持ちこたえられれば・・・!」

ハッピー「わたしはここで強くなった!絶望を希望にするなら今しかない!」

ハッピー「それを今証明するよ!!」

ハッピー「はあああっ!!」

ハッピー「ジョマンダ・・・ここで・・・ここで決めるよ・・・!」

ハッピー「いくよ!!」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

ヴァリス-ネリア「ぐおあああああっ!!!」

ヴァリス-ネリア「まさかお前に倒されるとは・・・!」

ハッピー「ジョマンダ・・・ヴァリス-ネリア・・・」

ジョマンダ「・・・・・」

ジョマンダ「」コク

ハッピー「」コク

そして

ヴァリス-ネリア「合格だな、みゆき」

みゆき「二人で協力したからこそ合格できたんだよ」

ジョマンダ「ああ、結構協力に苦労したけどな」

ヴァリス-ネリア「あまり協力できてなかった気がするけどな」

みゆき「もう!なによ~!はっぷっぷ~!」

ヴァリス-ネリア「だが見事にやられた、まさかここもクリアするとは・・・」

今日はここまで

ヴァリス-ネリア「次はいよいよ最終関門のリサ-リシア戦だな」

みゆき「みんなで協力しよう、強い相手ほどみんなの力が必要だよ」

ジョマンダ「ああ、今までにリサ-リシアを倒せた人はいなかったからな」

ヴァリス-ネリア「僕たちでさえ一度も勝ってない」

ジョマンダ「そろそろ誰の力を借りてでも白星をあげたいな」

みゆき「その白星、わたしがあげさせるよ」

ジョマンダ「ふっ、おまえなら言うと思ったぞ」

ヴァリス-ネリア「初めての白星を是非僕らにあげさせてくれ」

みゆき「うん!」

ジョマンダ「期待してるぞ」

ヴァリス-ネリア「お前を僕らの修行に最後までついていけた者にしてみせるぞ」

ジョマンダ「最後までついていけた者は今まで一人もいないけどな」

みゆき「わたし、最後までついていってみせるよ!」

みゆき「新しいわたしになりたい、今はその気持ちでいっぱいだよ」

みゆき「わたしはあなたたちに感謝している、
    だって何もかも信じられなくなっていたときにわたしの心を救ってくれたんだもん」

みゆき「だからあなた達にお礼をしたい。ありがとうの言葉以外のもので」

ジョマンダ「そうか」

ジョマンダ「お前に可能性が見えてきたぞ」

ヴァリス-ネリア「ああ、僕もだ」

みゆき「みんな、ありがとう」

ヴァリス-ネリア「じゃあ先に進む前に・・・」

パアアアアッ

みゆき「わあ、今までの疲れがうそのようだ~」

ジョマンダ「お前の回復術には助けられるな」

みゆき「あ、わたしマジックウォーターを3つ使うよ」

ヴァリス-ネリア「準備は万端じゃないとな」

ジョマンダ「では次の場所へ向かうか」

ヴァリス-ネリア「いくぞ!」

みゆき「うん!」

バシュウウウウウッ

そして

みゆき「ここが最後の舞台かな?」

ジョマンダ「ああ、そうだ」

ヴァリス-ネリア「ここに行けたのは久しぶりだ」

ジョマンダ「リサ-リシア、ここにたどり着けた者が現れたぞ」

リサ-リシア「みゆき、ここまでこれた者を久しぶりに見たぞ」

みゆき「うん、今までの修行のおかげだよ」

リサ-リシア「成長したな、では、最後の試練だ」

リサ-リシア「最後はもちろん私を倒すことだ」

リサ-リシア「ジョマンダ、ヴァリス-ネリア」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「はっ」

リサ-リシア「私から白星をあげてみせよ!」

ジョマンダ「了解」

ヴァリス-ネリア「必ず」

みゆき「ジョマンダ、ヴァリス-ネリア、わたしが勝たせてあげる」

リサ-リシア「では、最終試練を始めようか」

今日はここまでにします

バトル開始

ハッピー「やあああ!!」

ジョマンダ「おい、待て!」

ヴァリス-ネリア「無闇に突っ込むな!」

リサ-リシア「ふんっ!」

ハッピー「わああっ!」

リサ-リシア「まだまだ!」

ハッピー「がっ!」

リサ-リシア「」ビュッ

ハッピー「ぎゃあああっ!」

ジョマンダ「いかん!あいつなしでは勝利は難しい・・・!」

ヴァリス-ネリア「ああ、3人そろって勝ってこそ全員で白星をあげれるってものだ」

リサ-リシア「ヒールを急いでかけるぞ!」

ジョマンダ「なら俺は状態異常にかかりにくくするか」

パアアアア

ハッピー「助かった、ありがとう・・・」

リサ-リシア「」ヒュッ

ハッピー「わっ、危ない!」ヒョイ

ジョマンダ「援護するぞ!」

ヴァリス-ネリア「いったん離れるか、そして攻撃だ!」

リサ-リシア「くっ、初ダメージを受けたか・・・」

ハッピー「だああああ!!」

リサ-リシア「・・・・・」

リサ-リシア「好機!!」

ハッピー「きゃああっ!」

ジョマンダ「む!?」

ヴァリス-ネリア「しまった!」

ヴァリス-ネリア「みゆきが僕らのほうへと飛ばされたぞ!このままじゃ・・・」

ジョマンダ「・・・っ!」

ジョマンダ「そういうことか・・・!!」

ジョマンダ「何度もその手でやられてきたからわかる!」

ヴァリス-ネリア「全体技が来る・・・!」

リサ-リシア「今だ!」

ピシャアアアア

ハッピー・ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「がああああっ!」

ハッピー「これは・・・わたしの持ってるサンダーデコルと同じ能力・・・」

ジョマンダ「全能力を下げられた・・・!」

ヴァリス-ネリア「みゆきのは相手の攻撃力しか下がらないだろ・・・」

ジョマンダ「ダメージも受けやすくなったぞ・・・」

リサ-リシア「だあっ!」

ジョマンダ「ぐうっ!」

ヴァリス-ネリア「がああっ!」

ハッピー「くうううっ!!」

リサ-リシア「もう終わりか?そうりゃ!」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「リカバー!」

ハッピー「こんなところで終わるわけにはいかない!」サッ

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「ぐううっ!」

リサ-リシア「粘られたか・・・やられる直前で回復か・・・」

リサ-リシア「だが・・・」

リサ-リシア「」フォンッ

ハッピー「わああっ!」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「」ピョン

ハッピー「うまく立てない・・・!」

リサ-リシア「やるな、今回はいつも以上に粘るな・・・」

ジョマンダ「そろそろお前から白星をあげたい」

ヴァリス-ネリア「今の僕らはいつも以上に本気だ」

ハッピー「ぐぐぐ・・・」

ジョマンダ「みゆきはスタン状態になったか・・・」

ジョマンダ「なら・・・」

ジョマンダ「俺が攻撃して引きつける」

リサ-リシア「何をするつもりかな?ヴァリス-ネリア。
       ジョマンダが攻撃してる間に仲間の状態異常を回復させる気か?」

リサ-リシア「させん!」

ジョマンダ「そうはいかない!」

リサ-リシア「ぐうっ!」

ジョマンダ「よし、今だ!」

ヴァリス-ネリア「今度のリカバーは一味違う・・・」

ヴァリス-ネリア「はっ!」

パアアアア

ハッピー「よし、体勢を立て直せた」

リサ-リシア「今までで一番持ちこたえているな、ジョマンダ、ヴァリス-ネリア」

リサ-リシア「よし・・・そろそろいくか」

ジョマンダ「・・・まずい!」

ヴァリス-ネリア「僕たちはあの技で勝負を決められてる・・・!」

リサ-リシア「」ギュイイイン

リサ-リシア「結晶よ、覚醒せよ!」

バアアアアアアン!!

ハッピー「」ダッ

ハッピー「があああああああああっ!!!」

ジョマンダ「なに・・・?」

ヴァリス-ネリア「まさかみゆきが僕らをかばって・・・?」

ハッピー「ぐ・・・は・・・かぁ・・・!」

ハッピー「・・・・っ・・・ぁ・・・」

リサ-リシア「なんと、我が技を一人で受けるとは・・・」

リサ-リシア「強い精神力を身につけたことを改めて知ったぞ」

ヴァリス-ネリア「ヒール!」

ハッピー「ヴァリス-ネリア、ありがとう」

リサ-リシア「強くなったな、お前たち」

今日はここまで

リサ-リシア「ならこれでどうだ!」

ジョマンダ「なに!?」

ヴァリス-ネリア「しまった!まさかここでまた雷を使ってくるとは・・・!」

ピシャアアアア

ジョマンダ「ぐうっ!」

ヴァリス-ネリア「ぐわあっ!」

ハッピー「きゃああっ!」

リサ-リシア「ふっ、油断大敵だ」

リサ-リシア「ここで我に返られても困るな・・・」

リサ-リシア「ヒールを使うか」

ジョマンダ「だあっ!」

ヴァリス-ネリア「やああ!!」

ハッピー「わああ!わたしを攻撃しないで~!」

リサ-リシア「ふむ、みゆきだけ混乱の効果が切れたか・・・」

リサ-リシア「なら・・・」

ハッピー「ステートデコル!」

リサ-リシア「くっ・・・!」

リサ-リシア「油断したか・・・!」

ジョマンダ「やあ!」

ヴァリス-ネリア「たあ!」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「ぐうっ!」

リサ-リシア「動きを止められてる間に我に返られたか・・・」

ハッピー「そしてサンダーデコル!」

ピシャアアアア

リサ-リシア「ぐううっ!」

ハッピー「今だ!たああ!」

ジョマンダ「MPを回復させてやるぞ」

ヴァリス-ネリア「リカバー!」

ハッピー「いくよ!」

ジョマンダ「ああ」

ヴァリス-ネリア「ここで勝負をつけなければな・・・」

ハッピー・ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「だああああ!!」

リサ-リシア「がっ!」

ハッピー「まだまだ!」

ハッピー「修行の成果を見せるためにもここで勝負を決める!」

ジョマンダ「だな」

ヴァリス-ネリア「僕らもリサ-リシアから白星をあげるため!」

ジョマンダ「必ず勝つ!」

ジョマンダ「白星をあげることは俺たちの夢でもあった・・・」

ハッピー「その夢がもうすぐかなうよ」

ヴァリス-ネリア「ああ」

ジョマンダ「ばっか、お前ら、まだ戦いは終わってないだろ」

ハッピー「そうだったね」

ハッピー「じゃあみんな!いくよ!」

ジョマンダ「この一撃に・・・」

ヴァリス-ネリア「全てを賭ける!」

ハッピー「せーのっ!」

ハッピー・ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「だあああああああ!!!」

リサ-リシア「・・・・・」

リサ-リシア「ふっ」

ドオオオオオン

ハッピー「があっ!」

ジョマンダ「ばかな・・・!」

ヴァリス-ネリア「何があった・・・!」

リサ-リシア「私はもう動けるようになってたぞ」

ジョマンダ「なっ・・・!」

ヴァリス-ネリア「しまった・・・!」

ジョマンダ「迂闊だった・・・」

ヴァリス-ネリア「くっ・・・!」

ハッピー「そんな・・・」

リサ-リシア「ここまで私を追い詰めたことは褒めてやろう」

リサ-リシア「・・・・・」

リサ-リシア「だが・・・」

リサ-リシア「まだまだだったようだな」

ジョマンダ「くうっ・・・!」

ヴァリス-ネリア「・・・!」

リサ-リシア「では・・・」

リサ-リシア「今度は私が『この一撃に全てを賭ける』を言うときだな」

リサ-リシア「結晶よ・・・!」

リサ-リシア「力を与え、この戦いを終わらせよ!」

パアアアア

リサ-リシア「はああ!」

バアアアアアン

ハッピー「・・・・っ!」

ハッピー「」ダッ

リサ-リシア「なに?」

ハッピー「がふあああああああ!!!」

ハッピー「が・・・は・・・」

ハッピー「ぐぅ・・・・っ・・・!」

リサ-リシア「またこれか・・・」

リサ-リシア「だが私はまだ結晶より得た力をまだ使えるぞ」

ジョマンダ「なに?」

ヴァリス-ネリア「くっ・・・!」

リサ-リシア「では・・・」

リサ-リシア「はああ!!」

ハアアアアアアン

ジョマンダ「ぐああああああ!!!」

ヴァリス-ネリア「があああああ!!!」

リサ-リシア「ふっ・・・」

リサ-リシア「む?」

ハッピー「・・・・・っ」

リサ-リシア「まだ終わってないようだな」

今日はここまで

リサ-リシア「ふんっ!」

ハッピー「くっ・・・!」

ハッピー「やっぱり今の状態じゃよけきれなかった・・・」

ハッピー「でもわたしは最後までやる!!」

ハッピー「たとえここで果てようともみんなのために最後まで戦うよ!」

ハッピー「この絶望的な状況でも・・・」

ハッピー「ほんの少しだけでも希望にすることは不可能ではない!」

ハッピー「それを・・・今から証明するよ!」

ハッピー「どんなことがあっても絶望を希望に!
     不幸を幸せにしてみせる!!!」

リサ-リシア「なるほどな・・・」

リサ-リシア「だが今の状況ではそれを言うことで精一杯のようだな・・・」

リサ-リシア「不可能を可能にか・・・」

ハッピー「・・・・・」

パアアアアッ

リサ-リシア「む?何が起きている?」

ハッピー「・・・・・」

パアッ

リサ-リシア「姿が変わっただと!?」

リサ-リシア「そうか・・・お前も覚醒したか・・・」

リサ-リシア「どんなに絶望的な状況でも逃げ出さないその想いが彼女をそうさせたのか」

プリンセスハッピー「あ、あれ?どうしてわたしこの姿に・・・?」

プリンセスハッピー「あ、いつの間にプリンセスキュアデコルがはめこまれてる」

プリンセスハッピー「どこで出てきたんだろう・・・」

プリンセスハッピー「あ、そんなことより・・・」

プリンセスハッピー「リサ-リシア!この技でこの戦いを終わらせるよ!!」

リサ-リシア「むむっ!?」

プリンセスハッピー「はあああっ!!」

プリンセスハッピー「プリキュア・シンデレラ・ハッピーシャワー!!」

リサ-リシア「なにっ!?」

ドオオオオオオオン

リサ-リシア「まさかこれほどの力を得ていたとは・・・」

リサ-リシア「ぐああああああああ!!!」

リサ-リシア「・・・・っ!・・・!」

リサ-リシア「・・・合格・・・だ・・・」

リサ-リシア「といいたいとこだが・・・」

リサ-リシア「過去にも私を超える力を持つ技を使った奴がいた・・・」

リサ-リシア「だが私が倒れる前にその力に振り回され、自滅したというあっけない出来事があったな・・・」

リサ-リシア「その者のようになったなのなら不合格だ」

リサ-リシア「よって・・・」

プリンセスハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

リサ-リシア「なんと・・・」

リサ-リシア「あの力を使っても立てただと?」

リサ-リシア「これはこれは・・・」

リサ-リシア「ということは・・・ふっ」

リサ-リシア「星空みゆき、お前が初めての合格者だ!」

プリンセスハッピー「ジョマンダ・・・ヴァリス-ネリア・・・」

プリンセスハッピー「わたしは・・・やったよ・・・」

そして

ジョマンダ「みゆき、すごいじゃないか、この修行に最後までついていけるとは・・・」

ヴァリス-ネリア「だが僕たちはまた負けてしまった・・・」

ジョマンダ「ふっ、俺たちもまだまだだってことだな」

みゆき「そんなことないよ、だって・・・」

みゆき「2人がいてこそわたしは勝てたんだよ」

みゆき「もしあなたたちがいなかったらわたしは負けていたよ」

リサ-リシア「そうだろうな、だがそれが今のお前の話だったら
       我らがいなくても私並みの強敵にも太刀打ちできるだろう」

みゆき「そんな・・・わたしは・・・」

リサ-リシア「それにさっきの技は今までの6倍ほどの威力があったぞ」

リサ-リシア「それを使ってなお立つとは・・・」

リサ-リシア「お前はここに入るときのさらに2倍、つまり12倍も成長したってことだ」

みゆき「12倍!?」

リサ-リシア「では・・・」

リサ-リシア「」パアッ

みゆき「え?」

パアアアア

みゆき「わああっ!」


そして

みゆき「ここって・・・」

みゆき「神殿の元の場所に戻ったよね?」

ジョマンダ「ああ」

ヴァリス-ネリア「そうだ」

リサ-リシア「さて、話の続きだが・・・」

みゆき「話って・・・わたしが何十倍も成長したって話?」

リサ-リシア「そうだ」

リサ-リシア「だがその前に・・・」

リサ-リシア「はっ!」

パアアッ

みゆき「わ、何か出てきた」

ジョマンダ「回復の魔方陣だな」

ヴァリス-ネリア「あの術なら僕らも使えるぞ」

リサ-リシア「入れ、みゆき」

みゆき「え?うん・・・」

みゆき「わたし、今かなり疲れているから入りたい気分だよ」

みゆき「ふう~、癒される」

みゆき「ハッピーな気分になってきたよ」

リサ-リシア「そうか、それはよかったな」

みゆき「みんなも入ったら?」

リサ-リシア「その魔方陣は一人が入って出たら消える」

みゆき「ええ~!?」

みゆき「あ、魔方陣を出たら消えちゃった・・・」

リサ-リシア「我らのことはかまわん、さて、成長したという話をしよう」

リサ-リシア「お前のあの時の台詞には驚いた」

リサ-リシア「あの時まではただ言ってみただけだと思ってた・・・」

リサ-リシア「口ではなんとでも言えるからな・・・」

リサ-リシア「その時に突然姿が変わったから並ならぬ決意を感じた」

リサ-リシア「お前に一本とられるとは思いもしなかったぞ」

みゆき「さっきも言ったけどあれはジョマンダとヴァリス-ネリアあっての勝利だよ」

リサ-リシア「油断大敵とか言ってたがまさか私自身が言った言葉を戦いでそのまま返されるとは・・・」

リサ-リシア「戦士としての志が一段と増してきたな」

みゆき「みんながいたからだよ、人は一人じゃ生きていけないよ」

みゆき「一人がいいとか言ったらハッピーが逃げちゃうよ」

リサ-リシア「ふっ、お前は面白いな」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「同感だ」

今日はここまで

リサ-リシア「星空みゆき、かつての伝説の戦士の仲間に言いたいことがあるのだろう?」

みゆき「『かつての』なんかじゃないもん!今もみんな仲間だよ!」

みゆき「あかねちゃんもやよいちゃんもなおちゃんもれいかちゃんも・・・
    必殺技を仲間に当ててしまって絶交されてもみんななら必ず分かってくれるよ!」

みゆき「今ならめいっぱいあやまれる!」

リサ-リシア「分かってくれる、か・・・」

リサ-リシア「人は感情に任せて怒ると罪悪感を持つからな、
       それのない者は・・・非情といえるかな?」

ジョマンダ「非情だ」

ヴァリス-ネリア「そうとも限らない」

ジョマンダ「いいや、人は非情だ、こうなると誰も分かってくれない・・・」

ヴァリス-ネリア「確かに僕らの生い立ちはよくなかったからな・・・」

ヴァリス-ネリア「ジョマンダ、お前の考えは憎しみで前が見えない奴の考えだ」

ジョマンダ「・・・もうあの日には戻りたくない」

ジョマンダ「みゆき!」

みゆき「え?なに?」

ジョマンダ「お前の仲間達にお前のことを分かってもらえ」

ジョマンダ「手遅れになる前にな・・・」

ヴァリス-ネリア「だが彼らの居場所は分かるのかい?」

みゆき「あ・・・」

ジョマンダ「ぐ・・・」

ジョマンダ「しまった・・・これでは・・・」

ジョマンダ「話にならないって事だな、ヴァリス-ネリア」

ヴァリス-ネリア「そういう事になるな」

みゆき「え~!?」

みゆき「だったら早くみんなを探さないと手遅れになっちゃうよ」

ジョマンダ「迂闊だった・・・」

ヴァリス-ネリア「僕らもまだまだ未熟だ・・・」

みゆき「しっかりしてよ、はっぷっぷ~!」

リサ-リシア「そのことなら心配ない」

ジョマンダ「あ・・・・」

ヴァリス-ネリア「もしかして・・・」

ジョマンダ「まさかあの場所に・・・」

リサ-リシア「ああ、そうだ」

みゆき「え?なに?なに?」

みゆき「何言ってるのか分からないよ」

ジョマンダ「あの場所のことを忘れてた・・・」

ヴァリス-ネリア「ああ・・・そうだな・・・」

リサ-リシア「よし、行くか」

みゆき「え?どこに?あの場所ってどこ?」

リサ-リシア「今から見させる」

ジョマンダ「空間を通って・・・」

ヴァリス-ネリア「彼女を導く・・・!」

リサ-リシア「はぁっ!」

パアアアア

ジョマンダ「」ギィンッ

ヴァリス-ネリア「」ギィンッ

リサ-リシア「」シュウウウウ

バアアアアン

みゆき「きゃあああっ!」


そして

みゆき「ここは・・・?」

みゆき「もしかしてわたしに見せたいところって・・・」

みゆき「ここなのかな?」

ジョマンダ「そうだ」

ヴァリス-ネリア「ここがひみつの場所だ」

リサ-リシア「あれを見てくれ」

みゆき「え?」

みゆき「あ、大きな鏡みたいなのがある」

リサ-リシア「あの鏡も空間を通っていろんなところにいける鏡だ」

リサ-リシア「まずは私があの鏡を・・・少し待ってくれ、お前の仲間の情報を聞きに行く」

みゆき「え?どうやって?」

リサ-リシア「お前が知ることではない・・・」

リサ-リシア「」スゥッ

みゆき「???」

リサ-リシア「む!?」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「・・・・!」

みゆき「え?」

リサ-リシア「まずいことになったな・・・!」

みゆき「ええっ!?」

リサ-リシア「お前の仲間達のことだが・・・」

今日はここまで

リサ-リシア「今、絶体絶命の危機に陥っている」

みゆき「ええっ!?」

みゆき「大変じゃない!早くしないと・・・!」

リサ-リシア「ああ、あの鏡は完全に指定した場所に飛んでいけるとは限らない」

リサ-リシア「だがその場所の近くになら間違いなくいける!」

ジョマンダ「試練の結果を見せてやれ」

ヴァリス-ネリア「君に幸あれ」

みゆき「うん!」

リサ-リシア「では、いくぞ・・・!」

リサ-リシア「はぁっ!」

パアアアア

みゆき「あかねちゃん・・・!やよいちゃん・・・!なおちゃん・・・!れいかちゃん・・・!」

みゆき「今行くから待ってて!!」

シュウウウウッ!

リサ-リシア「ふっ」

ジョマンダ「今のみゆきならどんなこともできそうだな」

ヴァリス-ネリア「成長したその力、ここから見ているぞ」

そして実況ワールド内では・・・

プレルウィス「ははははは!その手段が僕に通じるとでも思ったのかい?」

ビューティ「くうっ・・・!」

プレルウィス「ほんっとうに詰めが甘いねぇ君は」

ビューティ「みなさん・・・申し訳ありません・・・」

ビューティ「まさか私自身の手でこのような結果を招く事になろうとは・・・!」

サニー「うそや・・・!」

ピース「ビューティの作戦がここまで外れたことなんてないよ」

マーチ「こんな奴に負けたくない・・・!」

プレルウィス「そうだな・・・あ、そうだ」

プレルウィス「君たちにチャンスを与えよう、僕の攻撃をつぶせるかな?」

プレルウィス「やってみるよねぇ?」ノロ~っ

サニー「トロい動きを見せんな!バカにしとんのか!?」

ピース「ここまで遅いのなら誰でもつぶせるよ!」

マーチ「いくよ!やああああ!!」

ビューティ「・・・っ!みなさん!いけません!!」

サニー・ピース・マーチ「だああああ!!!」

プレルウィス「・・・・・」

プレルウィス「はっははははははは!」

プレルウィス「はっはっは・・・!!」

プレルウィス「君たちは本当にバカだねえ」

ビュン

サニー・ピース・マーチ「があああああっ!!」

ビューティ「ぐうっ!」

プレルウィス「ふっ、そこの青いのも吹っ飛ばされた3人に巻き込まれたなぁ」

プレルウィス「ここまでうまくいくなんて思いもしなかったよ」

マーチ「ぐううううっ・・・!」

サニー「何が・・・あったんや・・・?」

ピース「一体どういうこと・・・?」

プレルウィス「さーて、もう一度だけチャンスやろうかな?」

プレルウィス「僕に一撃食らわせるだけでもいいよ」

サニー「ふざけんな!!どこまでウチらをバカにする気か!!?」

ピース「これは罠だって事はもう分かったよ!」

マーチ「同じ手にはもうかからないよ!」

ビューティ「そういうあなたがかかってきたらどうですか?」

プレルウィス「ああいいよ、かかってきてあげる」

ビューティ「こっちですよ」

プレルウィス「こっちだね、今行くよ」

ビューティ「動きが遅いですよ」

プレルウィス「じゃあもっと足を速くしなきゃだめだね」

ビューティ「早くこっちに来てください」

プレルウィス「もちろんそのつもりでいるよ」

ビューティ「まだ遅いくらいです」

プレルウィス「そういう君も先程のダメージが残って最初から動きが遅いよ」

ビューティ「あなたのほうが遅いです」

プレルウィス「じゃあ『我慢ならん!』と言ったほうがいいのかな?」

プレルウィス「では・・・」

プレルウィス「実況者の分際でオンスロート一族の僕を愚弄するとは・・・!」

プレルウィス「この僕の動きが遅いだと!?」

プレルウィス「どこまで愚弄すれば気が済むのだ!?」

プレルウィス「貴様ら!!もう許さん!!」

プレルウィス「八つ裂きにしてくれる!!」

プレルウィス「そしてその残骸をオンスロート様に捧げ・・・!」

プレルウィス「あの世で泣いて後悔させてやる!!!」

プレルウィス「だああああ!!!」ダダダダダ

プレルウィス「」ダダダダダダダ

ビューティ「・・・・・」

ビューティ「今です!!」

サニー「よっしゃ!」

ピース「かかったね」

マーチ「今度はこっちの番だよ!」

ピース「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!!」

サニー「プリキュア・サニーファイヤーバーニング!!!」

マーチ「プリキュア・マーチシュートインパクト!!!」

プレルウィス「・・・・!」

プレルウィス「っ」

プレルウィス「ふっ、ふはははは!」

プレルウィス「この時を待っていたのだよ!」

プレルウィス「プレルウィス・プレールウィース!!!」

ザバアアアアアン!

サニー・ピース・マーチ「えええっ!?」

ビューティ「そんな・・・」

ピシャアアアアア

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「ぎゃあああああああ!!!」

プレルウィス「ふっはっは、爽快だね」

プレルウィス「そして間抜けだね、自分の技を跳ね返されて自滅するなんてね」

プレルウィス「あ、まさかとは思うけどぉ?」

プレルウィス「あの怒り狂ったときの僕の言葉、本気にしてたってことないよね?」

プレルウィス「大間違いだよ!」

ビューティ「くっ・・・!」

サニー(あかん・・・もうダメや・・・!)

ピース(もう体が動かない・・・)

マーチ(みゆきちゃん・・・ごめんね・・・みゆきちゃんの気持ちも考えずに・・・)

プレルウィス「いや~僕の演技最高だったよ。ああ言えば作戦が成功したと思って油断するからねぇ」

プレルウィス「読んでたんだよ、最初から全てね!」

ビューティ「・・・・!!」

プレルウィス「君たちってやっぱりバカだね~」

プレルウィス「バカにバカって言って何が悪いのかな~?」

ビューティ(また・・・裏をかかれ・・・た・・・!)

プレルウィス「そういうバカには引っかかったふりが面白いほどに効くんだね♪」

プレルウィス「僕の方が思い通りに行ってしまったね」

ビューティ「・・・・っ!」

ビューティ(みなさん・・・私のせいで・・・)

プレルウィス「そうさせてしまった時の絶望感って相当なものだよね~」

ビューティ「ぅぅ・・・っ・・・!」

サニー・ピース・マーチ「・・・・!」

プレルウィス「君たちでは僕に勝てない!」

今日はここまで

プレルウィス「あ、もう一度チャンスやろうかな?」

サニー「その手はもうくわないで・・・!」

マーチ「人を見くびるにもほどがあるよ・・・!」

ビューティ「・・・あなたはどこまで・・・!」

ピース「・・・・・っ・・・・」

プレルウィス「そうかい、じゃあ・・・」

ザアアアアン

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「ぐううううっ!!!」

プレルウィス「遊びはもう終わりだね」

プレルウィス「忌々しい実況者どもに加担する人たちはみんな消えろ!」

プレルウィス「この程度の相手、必殺技を使うまでもなかったよ」

プレルウィス「じゃあこの程度の技でもいいな、覚悟してね」

プレルウィス「だああああああ!!」

ゴオオオオオ

プレルウィス「とどめだーーーー!!!」

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「・・・・っ・・・」


ドオンッ

プレルウィス「終わった・・・な・・・?」

プレルウィス「なんだって!?」

プリンセスハッピー「みんなに手出しなんてさせない・・・!」

プリンセスハッピー「わたしの大切な友達もわたし達と仲良くしてくれたこの世界の実況者たちにも!」

プリンセスハッピー「大切なものを奪おうとするのならわたしはそれを許さない!!」

サニー「ハッピー・・・!」

ピース「そ、その姿は・・・」

マーチ「プリンセスフォーム・・・」

ビューティ「来てくれたのですね・・・信じていました・・・」

サニー「でもどこでプリンセスフォームになれたんやろ?」

プレルウィス「小ざかしいね、君も一緒に消し去ってやるよ」

プリンセスハッピー「そんなことは絶対にさせないよ!!」

プリンセスハッピー「悲しいことも辛いことも全てハッピーにする!」

プリンセスハッピー「みんなの笑顔を守るよ!」

プレルウィス「ふん、僕らの悲しみと辛さは実況者の手で起きたものだ。
         今度は実況者どもが悲しみ、苦しむ番だよ!」

プリンセスハッピー「人を苦しめるなんてそうはいかないよ!!」

プレルウィス「なにを!」

プリンセスハッピー「やああああ!!」

プレルウィス「だああああ!!」

シュッ、カンッ、キィン!

プレルウィス「ばかな・・・僕がこんな力に押されるなど・・・」

プリンセスハッピー「そんなのあなたには分からないよ!」

ビューティ「・・・っ!気をつけてください・・・プレルウィスのことです・・・
       押されたふりをして油断を誘っているかもしれません・・・!」

ピース「でもいけると思うよ」

マーチ「でも怪しい・・・」

サニー「ウチら何回も同じ手に引っかかったしなぁ・・・」

サニー「作戦はことごとく裏目、終始あいつのペースやったし・・・」

ビューティ「私のせいです・・・全て・・・」

サニー「ビューティ?あんたのせいちゃうで」

マーチ「誰にだって間違いや誤算はあるよ」

ビューティ「ですが・・・今はハッピーが心配で・・・」

プリンセスハッピー「わたしはこの力を得る前にとっても苦しんだ。悲しんだ!」

プリンセスハッピー「一人になって寂しくて・・・!でもそのままじゃいられなかったんだ!」

プリンセスハッピー「行く当てもなく彷徨い歩いていた・・・そして・・・雨に降られた・・・」

プリンセスハッピー「いつしか降り出したこの雨の意味さえ知らずただ濡れていた・・・」

プリンセスハッピー「雨の音にすら気づけなかったけど晴れると確信していた、だって・・・」

プリンセスハッピー「雲の隙間から太陽があったから」

プリンセスハッピー「わたしはずっと見ていた・・・」

プリンセスハッピー「雨音にすら気づかず見てた
            たった一つだけの雲の隙間を」

プリンセスハッピー「その後は本当に辛かった・・・何を信じたらいいのかも分からず・・・」

プリンセスハッピー「何もかも信じられずにいたずらに時が過ぎていった・・・」

プリンセスハッピー「でもそんな過去に背を向けようとした!」

プリンセスハッピー「それらの悲しみをもう終わりにして明日だけを見ようと!」

プリンセスハッピー「今のわたしの中には大きな翼がある」

プリンセスハッピー「きっと羽ばたける、この翼で・・・!」

プレルウィス「つまらなすぎるよ、君の話は全て!」

プレルウィス「戦いの途中でそんなくだらない話をしないでくれ!」

プレルウィス「」ゴオオオオ

プレルウィス「消え去れ!!!」

バアアアアン!

ビューティ「ああっ・・・!」

サニー・ピース・マーチ「ハッピー!」

プリンセスハッピー「・・・・・」

プレルウィス「ふん、くだらないことをしゃあしゃあと言うもんだ・・・」

プリンセスハッピー「・・・・・」

プレルウィス「なに!?受け止めただと!?」

今日はここまでにします

プリンセスハッピー「この思いをくだらないだなんて言わせない!」

プリンセスハッピー「わたしは涙の間を通り抜ける!!」

プレルウィス「くだらないって何回も言ってやるさ!!」

プリンセスハッピー「だああああ!!!」

プレルウィス「はああああ!!!」

ガン!バガンッ!ドガッ!

プリンセスハッピー「くっ・・・!」

プレルウィス「ばかな・・・!」

プレルウィス「だああ!」

プリンセスハッピー「」シュッ、ゴッ!

プレルウィス「ぐうっ!」

プレルウィス「この程度の思いなんてすぐに消し去れるはず・・・!」

プレルウィス「なのに・・・!」

プレルウィス「この程度のものに打ちのめされるとは・・・!」

プリンセスハッピー「この思い、ちっぽけなものだけどあなたには負けはしない!」

プリンセスハッピー「どんなものだって無駄なものなんてないんだ!」

プリンセスハッピー「わたしは全てを信じる!どんなものだって!」

プレルウィス「くっ・・・!何をほざく・・・!」

プリンセスハッピー「けれどあなたにも正しい言い分があるかもしれない」

プレルウィス「何をいまさら・・・!」

プリンセスハッピー「小さくて消えやすい輝きはもろい・・・」

プリンセスハッピー「確かにその通りだよ、オンスロート一族ならそう考えるでしょ?」

プレルウィス「そんなの当たり前さ、そんなん持ってたって無駄だよ」

プリンセスハッピー「でもわたしは違うと思うよ!」

プレルウィス「何だと・・・?」

プレルウィス「・・・・・!」

プレルウィス「大体君の話は無駄が過ぎるんだよ!」

プレルウィス「君が言うその輝き、一瞬で消し去ってやる!」

プレルウィス「はああああ!!!」

ドオオオオン

プリンセスハッピー「があっ!」

プレルウィス「ふはは!思い知ったか!君の掲げたものは全て無駄だったんだよ!」

プレルウィス「さて・・・あとは実況者どもを・・・」

プレルウィス「・・・なに?」

プリンセスハッピー「・・・・・!」

プレルウィス「まだ立てるのかい?全く懲りないね・・・!」

プリンセスハッピー「確かに今ので輝きは消えたように思える・・・」

プリンセスハッピー「あの時も感じたよ・・・」

プリンセスハッピー「目が痛くなってパチパチとした時に・・・」

プレルウィス「その話をやめろと言っている!」

プレルウィス「だああああ!!!」

プリンセスハッピー「・・・・・!」カァン!

プレルウィス「ぐっ・・・!」

プレルウィス「僕がこんな奴に負けるなど・・・!」

プレルウィス「なんて思ったかい?」

プリンセスハッピー「思ってないよ、まだ終わりじゃないとは思っていたよ」

プリンセスハッピー「でもわたしの話も終わってない」

プリンセスハッピー「悲しみにくれて、目がにじんで目が痛くなったときに・・・」

プリンセスハッピー「いっぱいまばたきをした時感じたことがあった・・・」

プレルウィス「・・・またその話か・・・!」

プレルウィス「その話はもうやめてくれ!」

プリンセスハッピー「ひとつまばたきを重ねるたびに失われてく輝きがあるって・・・」

プレルウィス「ふっ、当然だ」

プリンセスハッピー「いくつ夜を越えたって消えゆくものに気づけもしなかった・・・」

プリンセスハッピー「そして孤独と戦い続けた・・・」

プリンセスハッピー「孤独ほど辛いことはない・・・」

プリンセスハッピー「辛くて辛くて・・・」

プリンセスハッピー「それでもただ笑っていたかった・・・」

プリンセスハッピー「でも明日はある!明日の陽はまたわたしを照らす!」

プリンセスハッピー「だからわたしは信じて羽ばたく!」

プリンセスハッピー「だああああ!!!」

プレルウィス「全て消し去ってやる!!!」

ドオンッ

プレルウィス「なに?」

プリンセスハッピー「この思いは消せやしないよ!!」

プレルウィス「黙れ!その思いも消してやる!」

プレルウィス「プレルウィス・プレールウィース!!!」

ザバアアアアン!

プリンセスハッピー「プリキュア・シンデレラ・ハッピーシャワー!!!」

プリンセスハッピー「って、わああああ!!!」

プレルウィス「ははははは!自ら波に突っ込んでいくとは・・・」

プレルウィス「バカの極みだね、ははははは!」

プレルウィス「はは・・・」

プレルウィス「って、なにいいいい!?」

プリンセスハッピー「あああああ!!」

プレルウィス「波を突破しただと!?」

プレルウィス「ありえない・・・!ぎゃあああああ!!!!」

ドオオオオオオン

プレルウィス「くっ・・・!退くしかないようだね!」

プレルウィス「君たちのことは忘れないよ!」

プリンセスハッピー「な・・・なんとか倒せた・・・」

そして

♪チャラララ~

みゆき「あ、今になってレベルが上がった・・・一気に30になってる」

みゆき「あの時の修行の分まで経験値が上がったんだね」

みゆき「あ、そうだ、みんなに謝らないと・・・!」

今日はここまで
思えばみゆき回の戦闘シーンでガルネリネタ使ったな・・・

(ウィケッド戦でDESTINYを、プレルウィス戦でAngel of salvationを使った。
ちなみにAngel of salvationは僕自身がJ-メタルの曲の中で最も好きな曲)

みゆき「みんな・・・さっきはごめん・・・!」

みゆき「周りをちゃんと見ずに必殺技当てちゃって・・・」

みゆき「それなのに・・・っっ・・・」ウルッ

みゆき「何のことか分からずに・・・とぼけたような・・・言い方しちゃって・・・」グス

みゆき「それからずっと辛い思いをしたけど・・・ううっ・・・」

みゆき「こんなわたしじゃこんな目に遭って・・・当然だよ・・・ね・・・ぇ・・・」ポロポロ

みゆき「わたしなんて・・・ううっ・・・」

みゆき「こんなわたしだったから・・・」ポロポロ

みゆき「みんなを・・・みんなを・・・!」ポロポロ

みゆき「うっ・・・うあぁぁっ・・・」

あかね「み、みゆき!泣くことは・・・あらへんで」

みゆき「うううっ・・・」

あかね「ウチらな、みゆきがずーっと心配だったんや」

あかね「あの時はそらめっちゃ言うてもうたけどな・・・」

あかね「あの時から少しした後、頭冷やしてみんなしてみゆきを探したんや」

あかね「せやがどこにもおらへんかった・・・」

あかね「むしろ・・・うああっ・・・!」ポロッ

あかね「ウチらが泣きたい気分やあああああ!!!」うわあああん!

みゆき「あかねちゃああん・・・!」

あかね「み・・・みゆきいぃぃ・・・!」

みゆき「ごめんね・・・ごめんね・・・」

あかね「こっちが・・・そう言いたいわ・・・」

やよい「ひっく・・・ぐすっ・・・」

なお「みゆきちゃん・・・本当に・・・ごめん・・・ね・・・」ポロポロ

れいか「ぁ・・・ぁ・・・ぁぁ・・・・」

みゆき「み・・・・みんなぁぁぁぁぁ!!」わーん!

5人「ごめんねーーーー!!!」うわあああああん!!

みゆき「必殺技当てちゃってごめん・・・」ポロポロ

あかね「ひどいこと言うてもうてホンマすまん・・・わぁ・・・」ポロポロ

やよい「『もう知らない』とか言ってごめん・・・みゆきちゃん・・・」ポロポロ

なお「みゆきちゃんの・・・っ・・・気持ちも知らないで・・・ごめんなさい・・・」ポロポロ

なお「あたし達の方が・・・っ・・・」ポロポロ

なお「筋が・・・通って・・・ないよね・・・」ポロポロ

れいか「うっうああっ・・・」ポロポロ

みゆき「みんなぁ・・・」ポロポロ

みゆき「本当に・・・ごめん・・・そして・・・ありがとう・・・」ポロポロ

なお「じ、じゃあ・・・もうそろそろ・・・ぐすっ・・・」

なお「涙をふこう・・・」

あかね「ぐす・・・せやな・・・」

やよい「お願い・・・まだ泣かせて・・・ううっ」ウルウル

みゆき「もうちょっと待って・・・」ウルウル

れいか「ぁっ・・・ぁぁっ・・・」ポロッポロッ

みゆき「やっと涙が止まったよ。わたしの元気とハッピーがふっかーつ!」

やよい「そ・・・そうだね・・・」

やよい「じゃあわたしも・・・泣いていられないよね」

あかね「せやな、じゃあ・・・」

なお「・・・っ!」

みゆき「わわっ!」

ザザザッ

やよい「わああ!モンスターに囲まれてる・・・!」

なお「立ち直ったばかりでこれ?」

れいか「・・・・・」

あかね「あかん、れいかはまだ立ち直れてへんで!」

みゆき「あ、本当だ!れいかちゃん!モンスター来たよ!」

れいか「・・・・・」

みゆき「れいかちゃん!」

やよい「わたし達の声が聞こえないの?」

みゆき「このままじゃやられちゃうよ!」

れいか「・・・・・」

れいか「4人で・・・あなたたちだけで・・・っ・・・」ポロポロ

みゆき「えっ!?」

れいか「わたしを放っておいて戦ってください・・・」

なお「れいか!?何言ってるの!?」

あかね「プリキュアは5人いてこそのプリキュアや!何言うとんねん!」

れいか「先程の戦いでは・・・私のせいで敗北となりかけました・・・」

れいか「みゆきさんが・・・あの時来なかったら・・・」

れいか「私達はここで終わっていました・・・」

れいか「もう2度と・・・あのような過ちを・・・犯したくありません・・・」

れいか「もしあのときのように・・・判断を誤っては・・・」

れいか「ううっ・・・」ポロポロ

今日はここまでにします

みゆき「わっ、モンスターが襲ってくるよ!ここはわたしに任せて!!」

ハッピー「そしてプリンセス・キュアデコル装着!」

プリンセスハッピー「一気に行くよ!」

プリンセスハッピー「はあ!!!」

ギインッ

  ■

■■■■

  ■

  ■

ドオオオオオオン!

あかね「なんや?今の・・・」

なお「ハッピーの左目がピンク色に光ったね・・・」

やよい「あ、これもしかして・・・」

やよい「いいなぁ、わたしも使いたい・・・」

やよい「使えたらまたスーパーヒーローへの道を一歩進めたりして・・・」

やよい「みゆきちゃん覚醒なるミッションデルタの力をどこで手に入れたんだろう・・・」

やよい「どうしよう・・・みゆきちゃんを傷つけた時の罪悪感がさらに増してきた・・・」

やよい「もしあの時みゆきちゃんをかくまっていたら・・・」

やよい「そしてみゆきちゃんのあとをもっと早く追っていたら・・・」

やよい「わたしもあの技を使えるようになってたかも・・・」

やよい「みゆきちゃんに味方すればよかった・・・」

シュウッ

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・何とか全滅させたかな?」

あかね「まだモンスターいるで!」

ハッピー「え?あ、いつの間に・・・!」

ハッピー「わあっ!」ヒョイ

ハッピー「反撃だ!」

ハッピー「倒した。今度こそ全滅させた・・・」

ハッピー「もう敵はいないし・・・」

みゆき「プリンセスフォームの力を使い果たしていつもの姿に戻っちゃったよ・・・」

なお「さあ、れいかを立ち直らせよう」

みゆき「そうだったね」

やよい「わあ!またモンスター来た!」

あかね「わ、ホンマや!!」

やよい「いやああ!!ゲイザー来たああああ!!!」

みゆき「ええっ!?」

シュルルルルル

みゆき・あかね・やよい・なお「わあああああああっ!!!」

やよい「れいかちゃん!!助けてーっ!!」

あかね「ウチらの声が聞こえるかーっ!!」

みゆき「はなしてーっ!!」

なお「れいかーーー!!!」

れいか「・・・っ・・・」

「助けてーーーっ!!!」

れいか「・・・はっ」

れいか「みなさん・・・!」

れいか「いけません!こうしてはいられないのですが・・・」

れいか「もしプレルウィスとの戦いのときのように判断を誤ってしまったら・・・」

れいか「今の自分を信じられない・・・っ・・・」

れいか「幸い私には気づいていない様子ですが・・・」

れいか「・・・・・」

パアッ

ビューティ「いきましょう、ですが気づかれたら・・・」

みゆき「か・・・身体が・・・しびれてくる・・・」

あかね「あ・・・あかん・・・めまいが・・・」

やよい「毒?・・・なんだか・・・熱くなって・・・」

なお「く・・・苦しい・・・れ・・・れいか・・・早く・・・」

ビューティ「い、いけません!こうしている間にみなさんが・・・!」

ビューティ「・・・はっ!」

ビューティ「もしかしたらあの目玉を撃ち抜けば倒せるかも知れません」

ビューティ「だとしたら急いで・・・」

ビューティ「敵が自爆することに期待はできませんね・・・では・・・」

ビューティ「近づいては触手の餌食になりますね・・・」

ビューティ「遠距離から技を当てなくてはなりません・・・」

ビューティ「みなさん・・・今から助けに行きます!」

ビューティ「」ガシンッガシンッ

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザードアロー!!!」

バガアアアアン

ビューティ「自分を信じることを忘れかけていました・・・」

ビューティ「では、みなさんのところへ行きましょう」

そして

れいか「起き上がることができなくなっているようですね・・・」

れいか「ハイパースティミュラントを使います。
    わずかしか残っていませんので大切に使いたいのですが・・・」

みゆき「助かった~」

あかね「死ぬかと思ったわ・・・」

やよい「れいかちゃん・・・助けてくれてありがとう・・・」

なお「ごめんね、意識がなくなって立ち直ったれいかの姿を見れなくて・・・」

れいか「私が間違っていました。これは私のせいです・・・」

なお「そんなこと言わないでよ」

今日はここまで

れいか「私の決断が遅かったために温存するべきアイテムを使うことになりました。
    ハイパースティミュラントを使うのはまだまだ先にしたかったのですが・・・」

なお「そんなの仕方ないよ、やってしまったものはしょうがないんだしさ」

やよい「過ぎたことはもういいよ」

れいか「はい、自分を信じることをすっかり忘れていました・・・」

みゆき「そんなの誰にだってあるよ」

あかね「ウチらも何度もそうなったで」

みゆき「何度も逃げ出そうとしたよ」

なお「あたしたちだって同じだよ」

やよい「それはれいかちゃんだけじゃないんだよ」

みゆき「そう、みんな同じなんだよ」

れいか「みなさん・・・ありがとうございます」

みゆき「じゃあ先に進もう」

あかね「まだ行ってへんのは向こうやな」

みゆき「じゃああっちに行ってみよう」

れいか「未知の場所では毎度のこと十分に用心してください」

みゆき「しゅっぱ~つ!」

なお「モンスターにも気をつけてね」

やよい「エンカウント率どうなってるんだろう・・・」

少ししたあとで

やよい「ところでみゆきちゃん、モンスターに囲まれた時に使った技、
    どこで習得したの?わたしも使いたいんだけど・・・」

みゆき「習得?」

やよい「左目がビィンと光ったでしょ?その力、どこで手にしたの?」

みゆき「みんなから見放されてゆくあてもなくさまよってた時に光に包まれて
    そしたら神のような世界に来てしまったんだ」

みゆき「そこでジョマンダ、ヴァリス-ネリア、リサ-リシアと名乗る3人の男に会って
    そのあと大きな神殿で伝説の戦士としての修行をすることになって」

みゆき「厳しい修行の末、新たな力に目覚めたんだ。でもその力はもう使い果たしちゃったけど・・・」

れいか「その3人の名前はいずれも女性の名前ですね・・・男性なのですか?」

やよい「ジョマンダ?ヴァリス-ネリア?リサ・・・」

やよい「はっ・・・」

やよい「やっぱりあの時みゆきちゃんを責めたりせずに
    『失敗や間違いは誰にだってある!』とか言ってみゆきちゃんをかくまえばよかった・・・」

やよい「わたし、なんてことをしちゃったんだろう・・・」

やよい「そしたらわたしも・・・」

れいか「なんてことをしてしまったのかというのは私も同じです。やよいさん」

みゆき「大丈夫だよ、やよいちゃん。わたしはもう大丈夫だよ」

やよい「DELTAの力・・・・」

やよい「手にできてたかもしれなかったのに・・・」

やよい「みゆきちゃん、その3人は同じ顔してたでしょ?」

なお「いくらなんでもそれはないんじゃないのかなぁ・・・」

あかね「さすがにそれはあらへんな」

みゆき「う~ん・・・3人とも顔が似ていたかな?」

みゆき「ジョマンダは赤い目をしていて・・・」

みゆき「ヴァリス-ネリアは青い目で包帯のようなもので口を覆っていて・・・」

みゆき「そしてリサ-リシアは黒い物で目を覆っていたよ」

みゆき「輪郭は全く一緒だったよ」

あかね「そいつら兄弟か?」

なお「それとも3つ子?」

やよい「違うよ」

あかね「やよいには言うてへんで」

みゆき「兄弟ではないよ」

みゆき「それはさておいて・・・」

みゆき「また彼らに会えたら・・・」

みゆき「今なにしているのかな?」

やよい「わたし、同じ顔した3人をこの目で見てみたい・・・」

やよい「あ、街に着いて宿に泊まったら3人の似顔絵かいてあげるよ」

みゆき「やよいちゃん?会ってもいないのに似顔絵なんて・・・」

やよい「大丈夫だよ、大体は分かる」

みゆき「わたしがさっき言った曖昧な特徴だけで描けるなんてやよいちゃんすごいなぁ・・・」

みゆき「あれ?大きな海老天がある」

なお「本当!?いっただっきま~す!」ダッ

なお「大盛りの海老天丼・・・!ごっはん、ごはん~」

やよい「あれ?なおちゃん!モンスターかもしれないよ!」

れいか「隣にいる白飯のようなものもモンスターじゃないのでしょうか?」

あかね「なお、ごはんに夢中で聞こえてへん・・・」

みゆき「なおちゃんを追いかけよう」

あかね「モンスターやったらなおが危ないで」

今日はここまでにします

「む?何奴!?」

「うらやましい~」

なお「いやあああ!!オバケ!!ご飯のオバケ出たああああ!!!」

なお「許して許してもうしません!!もうしません!!」

やよい「モンスターではなさそうだね」

あかね「モンスターにしてはヘンテコやな」

れいか「どうやら人間に害を与えるモンスターではないようですね」

みゆき「わたしこの人なら大丈夫だよ、オバケじゃなくて妖怪でしょ?小さな方の体型的に・・・」

みゆき「妖怪は大丈夫だよ、なおちゃん、後ろに下がってて」

やよい「あとはわたし達にまかせて」

なお「食べたりしません!食べたりしません!海老天丼見て急におなかがペコペコになってつい・・・」

「そうばい?」

プライ丼「ならこの海老を一つあげるばい」

プライ丼「腹ペコの子をそのままにするなんておいどんのプライドが許さないばい!」

なお「本当!?ありがと~!」

うらや飯「プライ丼ばっかりうらやましい~」

なお「わああ!ごめんなさいごめんなさい!」

なお「じゃあ一口いただきます・・・」

れいか「なお!食器もなしにはしたないですよ!」

なお「ご飯はごちそうさま、じゃあ海老をもらうよ、一個で5人分はある大きさだね」

みゆき「じゃあわたしも」

やよい「あ、そういえばわたしも急に・・・」

あかね「ウチはまだおなか減ってへんけどな」

れいか「みなさん・・・!」

みゆき「おいし~い」

やよい「これおいしいね」

なお「この味、今までの海老で最高の味だよ」

プライ丼「がっはっは、おいどんの丼は天下一でどの丼もおいどんには勝てんばい」

プライ丼「極上の味こそおいどんのプライドばい」

みゆき・やよい・なお「ごちそうさま~」

あかね「あんたなにもんや?」

れいか「みゆきさん、やよいさん、なお・・・」

プライ丼「おいどんはなぁ・・・」

♪~

あかね「なんやこの歌?ってかどこから流れとんねん」

プライ丼・うらや飯「♪どんぶりぶり、どんぶりぶり」

プライ丼・うらや飯「♪おれたちゃ憧れの~極上どんぶりさ~」

プライ丼・うらや飯「♪だけど食われりゃ~からっぽ~・・・」

「ひ~も~じ~ひ~も~じ~の~」

プライ丼・うらや飯(ギクッ!)

ひも爺「おお、たべものじゃあ~」タタタ

プライ丼・うらや飯「♪ただの器さ~~~!!!」ダダダダダダッ


あかね「なんだったんや?あいつら・・・」

れいか「・・・・・」

ひも爺「ひもじ~の~」タタタ

あかね「急に逃げ出しおったで・・・」

みゆき「あの人ぐっちの友達に似てない?」

やよい「Gっていったっけ?ぐっちのおとも」

なお「似てたね」

れいか「ですがGとは微妙に違います」

あかね「ってかあの歌の曲調どっかで聞いたことあるような気がするで・・・」

あかね「ウチ、たいやき食べたくなってきたわ~」

あかね「あの歌聴いて急に・・・」

れいか「それはさておきみゆきさん、やよいさん、なお、油物を手で食べて手がベトベトです」

れいか「手を洗いましょう」

なお「でもここには手を洗えるようなところが・・・」

れいか「こうなっては仕方がありません・・・これを使います」

やよい「え~!?マジックウォーターで!?」

みゆき「アイテムの無駄遣いだよ~」

れいか「では、油で汚れた手のまま進むのですか?」

れいか「口答えなどせずに洗ってください!」

みゆき「は~い・・・」

れいか「では、神社の手水の作法ではないのですが・・・まずは左手から洗いましょう」

れいか「次は右手です」

みゆき「余った水は飲んでいい?」

れいか「かまいませんが・・・」

みゆき「あ、少ししか飲まなくてもMP回復するんだね」

やよい「本当?じゃあ少し飲んだ後で・・・あれ?回復しない・・・」

やよい「手を洗おうかな?」

やよい「あ、全部使い切った時にMPが回復するようになってたんだ・・・」

なお「まさかマジックウォーターで手洗いなんて・・・」

そして

れいか「手がきれいになったようですね、では、進みましょう」

あかね「あ、ウチも使ってええか?」

れいか「あかねさんも?」

あかね「そういえばゲイザーにMP吸われたんや・・・」

あかね「マジックウォーターを4人で1つずつ使ってもうたが仕方あらへんな」

やよい「ゲイザーもう来ないで・・・」

みゆき「モンスターに気をつけて進もう」

やよい「ところであかねちゃん、MPはハイパースティミュラントでもMP最大値の半分を回復できるよ」

あかね「あ、そうやった・・・でもアイテムの無駄遣いにはなってへんで」

あかね「うっかり忘れてもうたとはいえ・・・」

みゆき「そういえばれいかちゃんに助けられたときHP全快、MP半分回復しながら復活したんだったね」

れいか「最悪の場合アイテムがいくつあっても足りないという事態になりまねません」

れいか「もっともそれは私が何度も何度も危惧してることなのですが・・・」

サササササッ

れいか「何奴!?モンスターですか!?」

ガサッ

なお「ひいいいい!!ここにもオバケがああああ!!!隣のネコさんは可愛いけどおお!」

やよい「わあ、2匹とも可愛いなぁ」

みゆき「あ、わたしこの2匹見たことある」

あかね「ホンマ!?」

今日はここまで

ちなみにこの実況ワールドネタは別のアニメでもやることをこのSSスレ建てる前から2作考えている。
1つはけいおんとまどマギのクロスだが途中でネタ切れし、あきらめた。
もう1つはまだ明かせない、こっちの方は内容を半分くらい決めている(変更あるかも)
そしてHapeyHapey史上最も多くの作品とクロスする予定でいる。
その中で初めてスマプリ以外のプリキュアを1組出す予定(しかし扱いはひどい)
スマプリメンバーは名前だけ出す予定、
みゆき達なんか実況ワールドじゃSSの主人公じゃなきゃかませ犬だから・・・

そして今日書いた歌の場面はスマプリでやってよかった。
まだ全部考えてないもう1つのSSでやってたらその主人公があの歌聞いて拒食症になるかもしれないし・・・
いいや、それは考えすぎか。あの歌がどんぶりの悲しみを歌った歌とはいえ・・・

みゆき「みんなに絶交されて一人とぼとぼ歩いていたときに見かけたよ」

みゆき「楽しそうに歌っていたけど声かけようとしたときにどこかへ行ってしまったよ・・・」

みゆき「赤ネコさん、幽霊さん」

ジバニャン「ニャ?」

ウィスパー「えっ?誰ですか?もしかして私達が見えているのですか?」

みゆき「見えてるよ」

みゆき「見たもなにも少し前に君達を見たよ。楽しそうに歌ってたところを」

ジバニャン「ニャニャ?妖怪が見えるなんて何者ニャン?」

みゆき「え?あなたも妖怪?」

やよい「あ、よく見たらしっぽが妖怪であることを示しているよ」

みゆき「ひとだまの形は妖怪だね」

ジバニャン「オレっちは妖怪ニャン!」

なお「この妖怪なら・・・気に入った・・・かな?」

なお「隣のは怖くて嫌だけど・・・」

ウィスパー「ええ~!?」

れいか「みなさん!モンスターです!」

みゆき「わ!いつの間に・・・!」

やよい「変身しよう!」

あかね「せやな」

なお「いくよーっ!」

バトル開始

ピース「って、またゲイザー来たああああ!!」

サニー「わー、最悪や・・・」

ハッピー「攻撃される前に何か手を打たないと・・・」

♪~

サニー「またどこかから歌が流れてきたで」

ピース「さっきの妖怪も何か歌を歌ってたね」

マーチ「歌うのはネコさん?それともオバケかな?」

♪プリチー、プリチー、オーマイラブリー!プリチー!
 プリチープリチープリチー

ジバニャン「♪いまこそひゃくれつ肉球!でも今日はダルいからダメ~」

5人「えええええ~!!?」

ビューティ「・・・っ!」

シュルルルルル

5人「わあああああ!!!」

サニー「また巻きつかれたー!!」

ジバニャン「ニャニャー!みんながあぶニャいニャン!オレっちダルいのに~!」

シュルシュル

ウィスパー「ノオオオオオオオ!!」

ジバニャン「ウィスパー!」

ジバニャン「・・・はさておいてあの大きな目玉を失明させるニャン!」

ジバニャン「くらえ!ひゃくれつ肉球!!」

ドーン

ジバニャン「にゃはは、オレっちにかかればこんなもんニャン♪」

ジバニャン「でもダルいニャン・・・」

そして

ウィスパー「う・・・うぃす・・・体がしびれるでうぃす・・・」

ジバニャン「ニャニー!?あの触手に毒が入っていたのかニャ!?」

ウィスパー「そ・・・そのことなら・・・私が・・・この前通販で・・・買った・・・」

ジバニャン「あ、この薬のことニャンね?」

ウィスパー「そうでうぃす・・・そのドクガキエールで・・・」

ジバニャン「よーし」タタタ

ウィスパー「あー・・・ちょっとーっ!私の毒を治してくださ~い!」

ジバニャン「みんなにこれをかけるニャン」

サラサラサラ

みゆき「あ、毒が消えていく・・・」

あかね「助かったわ・・・」

やよい「ゲイザー誰が倒してくれたのかな?あのネコさんかな?」

やよい「ネコさん、倒してくれてありがとう、解毒してくれたこともありがとう」

なお「でもさっき『ダルいからダメ』と歌ってたけど・・・?」

れいか「ぼんやりしていた私達にも責はあります」

やよい「あれ?あの白い幽霊さんも毒状態になっているのでは?」

やよい「ディスペルハーブあげるから幽霊さん助けてあげて!」

ジバニャン「わかったニャン」

ジバニャン「」タタタタタ

ドサドサッ

みゆき「あ、何か落としていったよ」

やよい「チョコバーを落としたね」

あかね「あのネコ気づいてへんで・・・」

なお「拾ってあげよう」

れいか「どうしてネコがチョコを・・・?」

やよい「あ、これチョコバーじゃなくてチョコボーになってる・・・」

みゆき「じゃあそのチョコボーを届けよう」

れいか「・・・・・」

れいか「待ってください」

みゆき「え?」

れいか「没収しましょう、その駄菓子を」

みゆき「ええ~!?」

なお「それはかわいそうなんじゃないのかな?」

れいか「ネコにはチョコの原料であるカカオ豆に含まれている成分の一つ、
    デオブロミンに耐性がありません。食べると中毒症状を引き起こします」

あかね「そら初めて知ったわ」

みゆき「そうなの?」

れいか「ですから・・・」

ジバニャン「あーありがとニャン♪まさか落としてたなんて知らなかったニャン」

ウィスパー「よかったですね~」

やよい「今度は気をつけてね」

れいか「やよいさん!?」

れいか「今の話聞いてましたか!?」

やよい「ネコの話のこと?」

れいか「みゆきさん、あかねさん、なおにも言いましたがネコにはチョコの原料であるカカオ豆に
    含まれているデオブロミンという成分に耐性がありません」

れいか「デオブロミンがネコの体内に入ると中毒症状を起こして最悪死に至りますよ!」

やよい「そうなの?」

やよい「でもオバケには死も病気もないんだし大丈夫だって」

やよい「妖怪も死なないし病気もなんにもないよ。だってもともと死んでるし・・・」

れいか「もしかしたらそのデオブロミンで亡くなった可能性があります」

やよい「そうかな?あ、どうして妖怪になったのかを聞いてこよう」

やよい「あーどこかに行っちゃった・・・」

やよい「これじゃ話を聞けないよー」

みゆき「いつの間にいなくなってたの?」

あかね「あいさつもなしにいなくなってしもたか・・・」

なお「しょうがないから先に進もう」

みゆき「そうだね」

れいか「その前に回復しましょう、ハイポーションを3つずつ使った後
    マジックウォーターを4つずつ使いましょう」

そして

みゆき「さて、先に進もう」

れいか「十分に用心してください」

やよい「もうゲイザーはいや・・・」

今日はここまで

少ししたあとで

みゆき「なかなか街が見えてこないね・・・」

あかね「休息所が見つからへんわ・・・」

やよい「あとどれくらい歩けばいいんだろう・・・」

なお「とにかく進むしかないね・・・」

れいか「モンスターはまだ来ていないようですね」

れいか「ですがこういうときこそ用心が必要です。
    気が緩んでるところでモンスターに襲われたらろくでもないことになります」

やよい「モンスターって神出鬼没だから怖いんだよね・・・」

とことことこ

やよい「あ、コンマイータウンで見かけたあかちゃんがいるよ」

あかね「ああ赤ちゃんにしては不気味なやつか?」

あかちゃん「♪ちゅ~ちゅちゅちゅちゅ~」

みゆき「楽しそうに歌ってるね」

あかちゃん「♪おひさまにこにこかくれんぼ~」

あかちゃん「♪ここからたすけて・・・」

ぼっかーん!

みゆき「あっ!!」

やよい「あかちゃんが・・・!」

れいか「爆撃でしょうか!?」

なお「これはただごとではないね」

ゲイル「実況者の世界の住人なら赤子相手でもかまいはしない!」

みゆき「あっ・・・!」

ゲイル「貴様らだな、俺達の実況ワールド残滅計画を阻んでいる奴らは」

やよい「オンスロート一族!」

なお「世界の残滅なんてさせないよ!!」

あかね「あんたらには渡さへんで!!」

れいか「ええ、いきましょう!」

ゲイル「ふっ、愚かな・・・俺にかなうとでも言うのか?」

みゆき「この世界をオンスロート一族の思い通りにはさせないよ!」

ゲイル「実況者も実況者に加担する奴も全て消し去ってやる!」

バトル開始、だがしかし・・・

ゲイル「この技を受けてみよ!!」

ギューン!

5人「がああっ!!」

ハッピー「速い・・・!」

サニー「何が起こったんや・・・?」

ピース「見えない速さで攻撃してくる・・・!」

マーチ「くうっ!」

ビューティ「いけません・・・これでは・・・!」

ゲイル「ふはははは!もうおしまいか!?」

ゲイル「つまらんな・・・とは思ったがこのままとどめだな!」

ハッピー「くっ・・・!」

ピース「まさかいきなり終わりだなんて・・・」

サニー「信じられへん・・・!」

マーチ「こんな・・・ところで・・・」

ビューティ「万事休す・・・ですか・・・」

ハッピー「終わるのが早すぎるよ・・・」

ハッピー「もうだめだ・・・」

ゲイル「実況者に加担する奴らめ!あの世からオンスロート様に跪け!!」

5人「くうっ・・・!」

すぽおおおおおおおおおおおおおん!!!

バアンッ!

ゲイル「む!?邪魔が入ったか!?」

きっくん「ゲイル!おまえの思惑通りにさせてたまるかよ!」

ゲイル「貴様は伝説の実況者の一人の・・・」

ゲイル「他の3人はまだ来てないな・・・」

ゲイル「いいだろう!ここでクリエイトカントリーでの無念を晴らしてやる!」

きっくん「面白え!溶岩の中だろうが深海の海の中だろうが雷に打たれようが受けて立つぜ!」

ピース「あ、あの人MSSPの・・・」

きっくん「いくぜ!ブラックフェザーライトニングクロッシング・・・」

ゲイル「ばかめ!隙だらけだぞ!」

きっくん「おおおっと!やっべやっべ!」

ゲイル「くらえ!!」

きっくん「誰がああ!!」

きっくん「そっちがくらうんだ!キリングブレーディングを!!」

ゲイル「そんなものにやられる俺ではない!」

きっくん「ぐわーー!」

ハッピー「お願い、がんばって・・・」

サニー「あいつふざけてるんちゃうん?ウチらを助けに来たと思ったらふざけてばかりや・・・」

マーチ「あたしもそう思えてきた・・・」

きっくん「・・・と見せかけて回避!俺がこれでくたばるわけねえだろ!?」

今日はここまで

きっくん「行くゼアル!!」

ゲイル「・・・ふん!」

きっくん「んなーー!!」

ゲイル「俺は前みたいにはいかないぞ!」

きっくん「やべ!やべ!やべ!」

きっくん「逃走ゲームになってんじゃん!」

ゲイル「はあっ!」

きっくん「あっぶね」ヒョイ

ゲイル「ふはは、防戦一方になったか」

きっくん「ヒットアンドアウェイ!」

きっくん「・・・どころじゃね~!アウェイしかできね~!!」

ゲイル「よーし、この技を受けてみよ!」

ゲイル「・・・があ!!」

あろまほっと「間に合ったな」

えおえお「きっくんはすぐ特攻するからな・・・」

きっくん「えおえお!あろま!助かったぜ」

きっくん「よーし、俺らの番だぜ!」

グイル「ぐううっ・・・!」

あろまほっと「いくか!」

えおえお「ああ!」

そして

ゲイル「くっ・・・!分が悪い・・・!退く!この怨み、必ず晴らす!」

シューッ

FB「なんだよ・・・俺の出番ねえじゃねえかよ」

あろまほっと「FB、来るのが遅いぞ」

えおえお「結局3人だけで倒したよ」

FB「おいおいおいそりゃねえだろ~!?」

きっくん「この戦いはFB以外の活躍によって勝利を収めたな」

あろまほっと「お前俺ら来るまでやられそうになってただろ」

えおえお「それでよくそんなこと言えるもんだな・・・」

みゆき「みんな、ありがとう、おかげで助か・・・」

FB「さて、このままオンスロート城に突撃だな」

えおえお「ああ、俺たちのせいであの白い妖精がさらわれちゃったんだよな」

あろまほっと「俺らが助けてやるぜ!」

きっくん「すぽおおん!」

MSSP「突撃だー!!」

みゆき「あー行っちゃった・・・お礼を言いたかったのに~、はっぷっぷー!」

やよい「・・・とりあえず回復しよう」

みゆき「そうだね」

そして

みゆき「早くキャンディを助けて元の世界に戻ろう」

やよい「うん」

れいか「まだ手がかりは何一つないのですが・・・」

あかね「オンスロートはウチらが倒すで!」

なお「さっきは負けたけど今度は負けないよ!」

みゆき「よーし、しゅっぱ~つ!」

しばらくして

みゆき「あ、街が見える」

なお「やっと街に着けたよ・・・」

あかね「結構歩いたで・・・」

やよい「入ってみよう」

れいか「そうですね・・・」

れいか「・・・っ!モンスターです!」

みゆき「ええ~!?」

やよい「変身しよう!」

バトル開始

ピース「大ネズミが8体も来たよ!」

ハッピー「ワーキン街に行った時とは柄が違うね」

サニー「ここは全体技やな、ステートデコルで電撃や!」

サニー「え~!?誰もしびれさせれへんかった・・・」

マーチ「これは一筋縄ではいかないね・・・ファイアデコルを使うよ」

ハッピー「わたしはサンダーデコルを使うよ!」

ピシャアアアア

ピース「じゃあわたしも」

ピシャアアアア

ピース「4体混乱させたよ」

ビューティ「では、私はウィンドデコルを使います」

ビューティ「っと、攻撃してきました!」

ハッピー「わああっ!」

サニー「ぐああああ!!」

ピース「きゃああ!すごい威力・・・!」

マーチ「ああああっ!!」

ビューティ「みなさん・・・!」

ビューティ「これ以上攻撃されたら倒れてしまいますね・・・」

ピース「ネズミなのに・・・攻撃力大幅に下がってるのに・・・」

ピース「破壊力ありすぎるよあのネズミたち・・・」

マーチ「ここで決着つけないと・・・プリキュア・マーチシュートインパクト!!」

サニー「ウチもいくで!プリキュア・サニーファイヤーバーニング!!」

サニー「よっしゃ、全滅させたで」

マーチ「でもHPかなり削られた・・・」

♪チャラララ~

ピース「あ、レベルが上がった・・・って、あれ?経験値が表示されてない・・・」

ハッピー「わたしのレベル32になったよ」

ピース「わたし達のレベル一気に上がってわたし達も32になったけど・・・」

ピース「次のレベルが表示されてないし・・・32でカンストかな?」

ピース「って、普通レベルって99までだよね?」

サニー「ウチらに聞かれても知らん」

今日はここまで

そして

なお「街に入ろう」

みゆき「うん」

やよい「回復は宿でできるしいいね」

あかね「せやな」

れいか「あと3歩とはいえ油断はできませんよ」

ぐっち「あ、君達また会ったやん」

みゆき「ぐっちさん」

あかね「また会いましたな~」

ぐっち「君達スターライトヘキサゴンに行くんやろ?」

みゆき「スターライトヘキサゴン?」

ぐっち「この街の名前や」

みゆき「あ、それならそうだよ」

やよい「宿でHP回復したいとこ」

ぐっち「あの街はすごいのがいっぱいや」

みゆき「すご~い」

ぐっち「でもアイテムも宿泊料も目玉が飛び出るほど高いで」

みゆき「ええ~!?」

やよい「高級街かな?スターライトヘキサゴンは」

ぐっち「そうや」

ぐっち「君達に金貨5000枚をあげるで、これで宿に泊まれるわ」

れいか「ご親切ありがとうございます」

ぐっち「金貨をいっぱい持ってるならスターライトヘキサゴンには
    行かなきゃ大損やで、激レアなデコル、買わなあかん」

ぐっち「俺はとにかくこのレジェンドデコルというもん買ったで」

ぐっち「効果はなんと被ダメージを5分の1にまで減らしてくれるんや」

ぐっち「チート級の能力かも知れへんけどもっと上があるんや」

やよい「もっと上?」

ぐっち「スペシャルレアデコル、あれはさすがに手出せへんかった・・・」

ぐっち「攻撃力が2倍になるうえに被ダメージが10分の1にまでなるんや、
    せやがデコル技の威力は上がらへんで、必殺技はかなり強力になるけどな」

ぐっち「これがないとこの先詰むで、購入必須や」

やよい「うん、ありがとう、ぐっちさん」

ぐっち「じゃ、俺は誰かと協力してオンスロート城を目指すで」

みゆき「よーし、スターライトヘキサゴンへ向かおう」

スターライトヘキサゴン

みゆき「うわあ~、見るもの全てがすご~い!」

あかね「あそこの噴水めっちゃ迫力あるで」

なお「お花もたくさん咲いてて可愛くてきれい~」

れいか「この街で見るものには目を見張るものがあります」

やよい「一段落したらアイテム屋に行こう」

みゆき「うん」

なお「あ、あの人たち・・・」

クライ「ここの花はブラッサムにも負けないほどきれいだな」

どっこい「お前どの街でも同じこと言ってるだろ?」

お茶君「ははは」

夜刀「よくこれだけの何一つ悪いとこなしの花をそろえられたものだ」


なお「ブラッサムで会ったね」

やよい「HMO団のみんなもここにきてたんだ・・・」

みゆき「いろいろと見て回ろう」

あかね「せやな」

れいか「ですが目的そっちのけにならないようにしましょう」

そして

やよい「じゃあアイテム屋に行こう」

アイテム屋

みゆき「買うのはもちろんスペシャルレアデコルだよね」

やよい「確かに金貨5万枚は高いけどさっきのネズミが金貨を3万枚ずつ落としてくれたから足りたよ」

あかね「それだけだと1万枚足りないで、せやけどその前にも金貨いっぱい稼いだし5つ買えるな」

れいか「残った金貨でもハイパースティミュラントを10個も買えますが
    10個買うと宿泊代が足りなくなります。ですので8個にしましょう」

やよい「じゃあマジックウォーターを10個、フルポーションを5個買って終わるよ」

なお「いい買い物したね」

みゆき「じゃあ早速スペシャルレアデコルを装着させるよ」

やよい「いらなくなったアイテムは売っちゃえ」

れいか「そうすると少しは余分にアイテムを買えますね」

そして

みゆき「じゃあ宿に泊まろう」

なお「そうだね」

やよい「わたしもうクタクタ・・・」

あかね「ウチもや・・・」

れいか「では、休みましょう」

宿屋

れいか「金貨を全て使ってしまったのですが・・・」

やよい「大丈夫だよ、たぶん明日最終決戦を迎えるんだし」

れいか「だとよいのですが・・・」

あかね「待ってろや!オンスロート一族!」

みゆき「キャンディは返してもらうよ」

なお「待っててね、キャンディ」

今日はここまで

やよい「あ、あそこなら絵が描ける、どうしても描きたい絵があったんだ」ワクワク

みゆき「そういえばやよいちゃん似顔絵描くとか言ってたね」

やよい「うん」

あかね「もうちょいしたら夕食いくで」

なお「バイキング楽しみ~」

れいか「豪華な宿で羽目を外さないようにしましょう」

あかね「なお、食べ過ぎ注意な」

なお「♪~」

あかね「いっぱい食べる気やな・・・」

少しした後で

やよい「よーし、で~きたっ」

みゆき「どれどれ?」

やよい「みゆきちゃん、わたし達に見捨てられた時に神殿に行ったじゃん?
    その時に出会った3人組ってこんな感じだよね?」

みゆき「わあ、ジョマンダ、ヴァリス-ネリア、リサ-リシアそのものだよ」

みゆき「目の特徴とか羽の位置とか完璧だよ」

やよい「みゆきちゃん・・・わたしもあの世界へ行きたかったんだけど・・・」

みゆき「あ、そうだ。夕食食べに行こう」

やよい「話そらさないでよ!む~!」

そして

なお「食べ放題最高~!」

あかね「なお、ウチらの倍以上食べたやん・・・」

なお「こんな豪華な料理、初めてだよ。宿泊代払った地点で食べ放題なんてたくさん食べるに限るよ!」

れいか「では、明日に備えて早めに休みましょう」

みゆき「うん」

やよい「朝ごはんはどんなの来るのかな?」

翌日、宿を出ようとすると・・・

ぐっち「あ、お前ら、ちょうどいいとこに」

みゆき「ぐっちさん」

やよい「あっ・・・!」

キャンディ「クル~♪やっとみんなに会えたクル」

やよい「キャンディ!」

なお「もしかしてぐっちが助けてくれたの?」

ぐっち「助けたちゃうで、俺オンスロート城行ってへんし・・・」

あかね「へ?」

ぐっち「この妖精さん、ずっとあんたら探してたで。
    オンスロート城に向かう途中でこいつに会ってな」

ぐっち「会った途端に『みゆき達どこクル~』とか騒いでたで」

ぐっち「もしかしたらあんたらのことかと思うてここまで案内したんや」

キャンディ「ありがとうクル」

ぐっち「こんな可愛い妖精ほっとけへんやん」

みゆき「でも・・・キャンディは捕まってたんじゃなかったの?」

キャンディ「それはね・・・」

キャンディ「キャンディは暗いオリの中に入れられてたクル」

キャンディ「その時たまたま鍵がキャンディの手の届くところにあったから
       それを使って逃げたクル。オンスロート達には見つからなかったクル」

なお「よかったね」

あかね「鍵がオリの近くとかあいつらアホちゃうんか・・・?」

れいか「喜ぶのはまだ早いですよ」

みゆき「そうだね、オンスロートを倒しに行こう」

ぐっち「俺もそうしようとしてたとこやし一緒に行こな」

みゆき「もちろん!」

キャンディ「キャンディ、オンスロート城の場所を少しは覚えてるクル」

ぐっち「少しかい、と突っ込むのはやめとこ・・・」

ぐっち「少しだけでもええんや、あとは自力で見つけたる!」

少ししか書けなかったけど今日はここまで

スターライトヘキサゴンを出ると・・・

ぐっち「あ、チーム湯豆腐、M.S.S Projectとけいすけ」

けいすけ「ぐっち、その5人はあなたの友達ですか?」

きっくん「けいすけはあの子達見てなかったんだったな、
     古に伝わりしラブゴッデスファイターズ(愛の神の戦士達)といわれる5人組を」

牛沢「俺らもあいつら見てねえよ」

湯毛「伝説の戦士か・・・女性の戦士は初めて聞いたな」

フルコン「彼女達のやりとりがすごく気になるで・・・」

フルコン「戦士同士ええ感じになりゃええやん」

towaco「フルコンは本当にああいう思考になるよな・・・」

ぐっち「俺な、今からみゆき達と一緒にオンスロート城向かおうと思うとるんやが・・・」

湯毛「オンスロート?」

FB「オンスロートならとっくに俺たちが倒したぜ」

ぐっち・みゆき・あかね・やよい・なお・れいか・キャンディ「え!!?」

牛沢「って、けいすけいなかったら全滅だったじゃねえかよ!」

あろまほっと「ああ、全くだ・・・!」

えおえお「やられておいてよくそんなことが言えるな・・・」

けいすけ「僕の運がよかっただけですよ」

れいか「みなさま方でオンスロートを倒したのですか?」

えおえお「正確に言えば俺らMSSPがゲイルを倒し、
     それ以外の6人を湯豆腐のみんながスペシャルレアデコルの力で倒した」

えおえお「クリエイトカントリーでもレジェンドデコルを使って倒した」

えおえお「だが・・・ゲイルの奴・・・一段と強くなってる・・・」

あろまほっと「結果的には倒せたけどな・・・」

牛沢「結局MSSPに助けられちまったな」

牛沢「だが倒した人数は俺達が上だけどな」

towaco「数の問題ではないと思うんだが・・・?」

フルコン「結局俺らはスペシャルレアデコルを使いこなせてへんかったって事や・・・」

湯毛「ゲイルにやられかけたところを牛沢の言った通り
   MSSPの4人に助けられた・・・」

FB「だがオンスロートはものすごく強かった・・・」

きっくん「絶望の深みの極みにもなるほど苦戦したしな」

えおえお「実況ワールドは救えないわ妖精を助けられないわで立ち直れないほどだった・・・」

キャンディ「妖精というのはキャンディのことクル?」

きっくん「あー!いつの間に脱走してたのか!?
     ミラクルプリズンブレイクだぜ!あんたのしたことはよ!」

キャンディ「何言ってるかわからないクル」

きっくん「そんなディスペアダークに染められた俺達を救ったのが
     けいすけって奴さ、オンスロートの攻撃パターンを見抜いたなんて言ってきたぜ」

けいすけ「はい、だいたい同じ戦い方をしていましたので攻略法を見つけました」

けいすけ「それゆえにノーダメージで勝てました」

けいすけ「僕の装備は強いですが運任せです。少しでも気を抜けばこちらが瞬殺されていました」

けいすけ「スペシャルなんたらデコルとかいうものをみなさんはつけていましたが・・・」

けいすけ「僕はそれを持たずにオンスロート城へ行きましたので
     まずは攻撃パターンを見切ることが先決でした」

れいか「けいすけって実況者の戦い方・・・私と同じですね・・・
    戦って相手の動きを読み取る・・・私もそうやっています」

牛沢「伝説の実況者ってこれじゃMSSPじゃなくてけいすけだな」

えおえお「ああ・・・」

あろまほっと「俺達だって負けててねえぞ!」

あかね「・・・結局オンスロート城に行くことなく終わったで」

みゆき「でも実況ワールドに平和が訪れたって事だよね?ハッピーエンドだよ!」

やよい「オンスロートはもう倒されたしね」

なお「でもあたし達がやらないと筋が通らない気が・・・」

れいか「あとは元の世界に戻る方法を見つけるだけですね」

キャンディ「そうクル、元の世界に戻る方法を見つけて・・・」

キャンディ「・・・・・」

みゆき「キャンディ?どうしたの?」

キャンディ「・・・・・」

みゆき「ねえってば」

キャンディ「」スッ

キャンディ「」ガタガタ・・・

みゆき「え?あそこ指差してどうしたの?」

キャンディ「」ガタガタガタガタ・・・・・

けいすけ「この妖精の震えが尋常ではありません」

けいすけ「信じたくないことですが・・・」

けいすけ「あの方向からとてつもない気配を感じるのですか?」

キャンディ「・・・・・」ガクガク

けいすけ「怖いのなら無理に言わなくてもいいですよ」

キャンディ「そ・・・その通り・・・クル・・・」

キャンディ「今までにないような暗闇の気配がするクル・・・」

けいすけ「・・・!!」

けいすけ「妖精さん・・・今の話・・・嘘ですよね・・・?」

けいすけ「僕は嘘だと信じているのですが・・・」

牛沢「ん?どうしたんだ?」

えおえお「あの白い妖精が指している場所は確か・・・」

キャンディ「嘘じゃないクル・・・!」

けいすけ「・・・!!!」

けいすけ「みなさん!これは世界が終わってしまうかもしれない大事態ですよ!」

みゆき「ええっ!?」

けいすけ「オンスロートよりもはるか上をいく悪夢がやってきました・・・!」

みゆき「えっ!?悪夢って・・・どういうこと!?」

ぐっち「まさか・・・!?あいつらが・・・!?」

けいすけ「ぐっちご名答です」

ぐっち「やっぱり!?」

けいすけ「コンマイータウンのコンマイー遺跡に封印された
     3体の超獣の封印が解けてしまったようです!」

ぐっち「だとは思っていたんや!」

湯毛「やべえじゃん!」

きっくん「ワールドエンドを司るとでもいうのか!?」

FB「オンスロートよりも凶悪といわれる所以が俺には分からないけど・・・」

あろまほっと「バカ!そんなこと言ってる場合じゃねえ!」

れいか「コンマイー遺跡には私達も一度だけ行ったことがあります」

あかね「そんであの3体を見たんやな」

なお「あの3体・・・なんという奴だったっけ・・・?」

やよい「結構言いづらい名前だったよ」

みゆき「大きな獣だったよね?」

れいか「ビヒモスァトリズム、ミノタウロスィケーション、ゲイザーブレイクの3体ですね」

れいか「オンスロートを超える力を持つという話を今でも覚えています」

やよい「サンヘルプからの話だったっけ?」

れいか「私もあまり覚えていません・・・」

キャンディ「早く行くクル!」

5人「うん!」

FB「先を越されてたまるか!」

きっくん「けいすけには負けられないな」

けいすけ「・・・・・」

あろまほっと「オンスロート倒されたしな、ってか置いてくぞ、えおえお」

えおえお「おい、待ってくれ」

湯毛「行くか、実況ワールドの実況者の心と体が砕け散る前に・・・!」

towaco「ああ」

牛沢「世界の崩壊の危機だしな」

フルコン「相手は2体が破壊を望み、1体が実況者の従属を望んでいるで」

湯毛「実況ワールドは必ず守る!」

その途中で

けいすけ「ここからコンマイータウンまでの道のりは遠いように見えますが
     実は、知る人ぞ知る秘密の抜け道があるのです」

けいすけ「そこを通ればコンマイータウンに行くときの近道になります」

みゆき「へ~そうなんだ・・・」

やよい「知らなかった・・・」

なお「全然気づかなかったよ・・・」

キャンディ「・・・何か聞こえてくるクル」

みゆき「え・・・?」

ドドドドドドドドドド

みゆき「うわ!本当だ!」

けいすけ「みなさん!ビヒモスァトリズムが来ました!向こうからやってきたのですか・・・!」

バキャーンバキャーンバキバキ

やよい「わああ・・・ものすごい破壊力・・・」

れいか「これでは容易に近づけませんね・・・」

みゆき「でもみんな!変身しよう!」

あかね・やよい・なお・れいか「OK!」

今日はここまで

バトル開始したが・・・

ドオオオン!

チーム湯豆腐「ぐわああああ!!!」

FB「湯豆腐!!!」

きっくん「なんて破壊力だ・・・!」

湯毛「く・・・は・・・」

towaco「が・・・・ぁ・・・・」

フルコン「まともに・・・くらってもうた・・・」

牛沢「被ダメージ10分の1にしたのに・・・この威力・・・かよ・・・」

ハッピー「みんな!今度はわたしが・・・!」

けいすけ「だめです!」ガシ

ハッピー「え?」

けいすけ「無闇に突っ込んではいけません、あのまま攻撃すれば湯豆腐の二の舞です」

ぐっち「ビヒモスァトリズムの攻撃力は桁違いやで」

えおえお「俺は回復技で湯豆腐を助ける」

あろまほっと「おい!えおえお!お前狙われ・・・」

ドドドドドド

えおえお「なに!?ぐわああああ!!!」

牛沢「わわ・・・えおえおが一撃でKOされたぞ・・・」

FB「だから言ったのによ~」

きっくん「これだからえおえおは・・・」

あろまほっと「おい!FB!きっくん!お前ら!えおえおのこと言えるのか?」

FB「へ?」

きっくん「げ!こいついつの間に・・・!」

FB・きっくん「ぎゃああああああ!!!」

あろまほっと「おい、死ねよ・・・」

あろまほっと「復活させてえが隙がねえ・・・」

towaco「今ならいけるか?リカバー・ネオだ」

湯毛「さんきゅtowaco」

牛沢「手柄たてたい」

フルコン「手柄云々言うてる場合ちゃうで」

ぐっち「こうなるんやったらG連れときゃよかったわ・・・」

けいすけ「これなら一発はいけそうです」

ハッピー「みんな!いくよ!」

マーチ「接近戦は危険だからデコル技でいこう!」

ピース「うん」

サニー「まずは電撃や!」

サニー「げ!効いてへん・・・!」

けいすけ「いいえ、ダメージは与えました。しかし倒すにはまだ程遠いですね・・・」

ハッピー「なら・・・サンダーデコル!」

ピース「攻撃力を大幅に下げるよ!」

ピース「でもわたしは守りを固める・・・」

ビューティ「それが賢明ですね、私も守りを固めます」

マーチ「ファイアデコル!」

けいすけ「僕も一発いきます!」

けいすけ「見事に決めましたが反撃に備えて後退しましょう」

あろまほっと「俺はハイパースティミュラントでFBらを復活させるぞ」

FB「助かった~」

きっくん「黄泉より戻ったぜ~!」

えおえお「ありがとな・・・」

あろまほっと「まったく、お前らは・・・」

湯毛「俺たちも行く!クエイク!」

towaco「スパーク!」

牛沢「連続攻撃!」

フルコン「渾身の一撃や!!」

ビヒモスァトリズム「ゴオオオオオオ!!!」

湯毛「しまった!反撃された!!」

チーム湯豆腐「ぐあああああああ!!!」ドシャアッ

ぐっち「攻撃力下げられとんのになんて威力や・・・」

けいすけ「チーム湯豆腐がやられてしまいましたが焦らずに行きましょう」

けいすけ「今湯豆腐の4人を助けに行こうとすれば逆にこっちがやられてしまいます」

ぐっち「なんや?ビヒモスァトリズムのやつ・・・急にあっちに走っていったで」

けいすけ「・・・!いけません!」

バキバキバキバキ

けいすけ「あそこの森の木が壊されています!」

FB「わー、無残な姿になったなあの森・・・」

けいすけ「このままヒーロータイムを始めるかも知れません」

ピース「そんなのヒーローのすることじゃないよ!」

けいすけ「ビヒモスァトリズムにとっては破壊こそが正義なのです。
     ですので何としてでも止めなければなりません・・・!」

あろまほっと「これオンスロートよりも苦戦してるな・・・」

けいすけ「引き返してきました!」

あろまほっと「ぎゃあああ!!」

FB・きっくん「あろま!!!」

えおえお「おい!お前ら・・・!」

FB・きっくん「ぎゃああああ!!!」

えおえお「はやく復活させ・・・ぎゃああ!!」

ぐっち「わわ、一気にあと7人になってしもた・・・」

けいすけ「ぐっちと僕と伝説の戦士の5人とで7人ですね・・・」

ハッピー「でもわたし達はあきらめないよ!」

ピース「あんなのを正義のヒーローなんて絶対に認めない!!」

今日はここまで

ドドドドドドド

ビューティ「みなさん!敵の攻撃が来ます!!」

ビューティ「・・・っ」ヒョイ

ぐっち「わっ、危なかった・・・」

けいすけ「近くに来てから避けるのでは遅いですね、余裕を持ってかわしましょう」

ハッピー・サニー・ピース・マーチ「わあああああ!!!」

ビューティ「・・・みなさん!!」

ぐっち「わわわ、あと3人になってもうた・・・」

ぐっち「でも俺はまだ倒れへんよ」

けいすけ「スターライトヘキサゴンで買えるデコルを唯一つけていない僕は
     一発たりともダメージを受けられない状態ですね・・・」

けいすけ「とはいえビヒモスァトリズムの桁外れの破壊力を考えると
     全員2発くらった地点で全滅です・・・」

ビューティ「また来ますね・・・!回避します!」

ぐっち「離れよう、距離つめられたらあかんが・・・」

ぐっち「幸いビヒモスァトリズムは俺狙ってへんし・・・」

ぐっち「これハイパースティミュラント使えんじゃないのかな?」

ぐっち「でもあの距離じゃ1つで全員復活できへんしなぁ・・・」

ぐっち「3つは必要となるやん。1つで1組ずつ復活できるしな」

ぐっち「あ、三浦やん」

三浦「ぐっちじゃん」

三浦「って、あっちにいるのビヒモスァトリズムじゃねえか」

ぐっち「そうなんや、戦った奴ほとんどやられてもうて・・・」

ぐっち「復活させようにも隙がなくてな・・・」

三浦「復活ならハイパースティミュラントだな」

ぐっち「よし、一緒に手分けして仲間復活させよか?」

三浦「賛成だ」

ぐっち「よーしっ」

ドドドドドドド

ビューティ「がっ・・・!かすりましたか・・・!」

けいすけ「・・・もしかしたら攻略法が分かったかも知れません」

ビューティ「あの体型、あの動き、あの姿勢・・・」

ビューティ「もしかしたらこれでいけるのかも知れません」

けいすけ「あなたも攻略法に気づいたのですね」

ビューティ「『あなたも』ということはあなたも何か作戦を考えたのですね」

けいすけ「あなたはどうするつもりでいましたか?」

ビューティ「あなたはどうですか?」

けいすけ「それは・・・」

ビューティ・けいすけ「側面攻撃」

けいすけ「あっ」

ビューティ「一致しましたね」

けいすけ「あれだと側面に弱いと確信しました」

ビューティ「確かに小回りがほとんど利きませんでしたね」

けいすけ「ですが側面となると攻撃チャンスがほとんどありませんし
     敵は結構固いです。転ばせれば勝機はあるのですが・・・」

ビューティ「確かに、一回だけでは成功するとは思いません」

ビューティ「っと、突進してきました!」

けいすけ「」ヒョイ

けいすけ「ありがとうございます。気づいていませんでした」

ビューティ「ほんの少しも気が抜けない状態ですね・・・」

キャンディ「クル~・・・みんな苦戦してるクル・・・」

ドドドドド

キャンディ「わわわ!こっち来たクルー!」

ビューティ「キャンディ!」

けいすけ「いけません!ゴールドキャノンデコルで遠距離攻撃をします!」

ドーン

キャンディ「た・・・助かったクル・・・」

キャンディ「とにかく安全なところに隠れてるクル・・・」

けいすけ「・・・側面にクリーンヒットさせたとはいえ少ししか手ごたえがありません」

ビューティ「ええ、次のチャンスはいつ・・・」

ハッピー・サニー・ピース・マーチ「だああああ!!!」

ハッピー「電撃!」

サニー「ポイズン!」

サニー「あー失敗してしもた・・・」

マーチ「ええいっ!」

ピース「サンダーデコルを使うよ!」

MSSP「俺らを忘れるなあああ!!だああああ!!!」

ビューティ「みなさん!?」

けいすけ「いつの間に復活させてもらったんですね。ですが・・・」

ビューティ「下がってください!!これでは・・・!」

ビヒモスァトリズム「グルオアアアアア!!!!!」

ハッピー・サニー・ピース・マーチ「ぎゃああああ!!!」

FB「しまったああ!!!」

きっくん「やべえええええ!!!」

あろまほっと「ぐわあああああ!!!」

えおえお「くそおおお!!!」

ぐっち「あ~せっかくのハイパースティミュラントが・・・」

三浦「意味なくなってしまったな・・・」

三浦「復活して早々やられてしまったしな・・・」

ビューティ「だから言いましたのに・・・」

ビューティ「全く、あの人たちは・・・」

けいすけ「無闇に特攻すると痛い目に遭います」

キャンディ「ク・・・クル・・・」

けいすけ「?妖精さん?岩の裏に隠れてもダメですよ」

キャンディ「クル?どうしてクル?」

けいすけ「ビヒモスァトリズムにはこの岩を壊すことなどたやすいことです」

キャンディ「クルーーー!」

けいすけ「つまり逃げ道はほとんどないのです。
     幸い小回りが利かないので一度攻撃を避ければある程度の余裕が生まれます」

キャンディ「できれば・・・キャンディが・・・みんなを守りたいクル」

キャンディ「でも・・・あの破壊力を見てその気が失せてしまったクル・・・」

けいすけ「そうですね、それが賢明です。あなたがあの突進をくらえば
     確実に命を奪われます。ここは僕達を信じていてください」

キャンディ「そ・・・そうするクル・・・」

今日はここまで

けいすけ「いったん距離をとって攻撃に備えましょう」

ビューティ「そうですね」

ドドドドド

ビューティ「来ました!!」

けいすけ「回避!!」

けいすけ「・・・・・」

ドドドドド

けいすけ「どうやら標的を変えたようですね」

三浦「やっべ!俺の方に来やがった!」

ぐっち「おっと」

三浦「ぐえ!よけきれなかった・・・」

三浦「でも致命傷だけはまぬがれた・・・」

けいすけ「ここは僕がタンク役を引き受けましょう」

ビューティ「守りを固めておきましょう」

ドドドドドド

ぐっち「わ、引き返しとんやん!」

三浦「幸い標的は俺じゃないようだぜ」

けいすけ「下がってください!」

ドドドドドドド

けいすけ「インビンシブルデコルを今こそ使います!」

けいすけ「タイミングをうまく合わせられました」

ビューティ「うまく側面をつけましたね」

ビューティ「今こそ好機!!プリキュア・ビューティブリザードアロー!!」

ドオオオオン

ビューティ「・・っ!ダウンさせるにはまだまだのようですね」

ビューティ「みなさんを復活させたいのですがそれどころではなさそうですね・・・」

ビューティ「っと、正面に回り込まれないようにしましょう!」

ビューティ「少しの計算ミスで敵の視界に入り込んでしまいますので十分に気をつけて・・・」

ビヒモスァトリズム「グルオアアアアアア!!!」

ビューティ「・・・っ!気づかれましたか!」

ドドドドドドドド

ビューティ「くっ!」ヒョイ

ビューティ「仲間を復活させる隙を与えませんね・・・」

ビューティ「小回りが利かないとはいえ・・・」

ぐっち「けいすけのデコルすごいやん」

三浦「破壊力モンスター級の突進でノーダメージとかそのデコルの能力か?」

けいすけ「はい、ですがインビンシブルデコルは30秒に1回しか使えないうえに
     無敵になれる時間はわずか2秒です」

三浦「使い方難しいな・・・」

けいすけ「ですのでタイミング重視となります」

けいすけ「・・・っ!ビヒモスァトリズムがこっちに向かってきました!」

けいすけ「急いで避けましょう!!」

ぐっち「わわわっ!」ヒョイ

三浦「ぐわああああ!!」

ぐっち「あっ!三浦!!」

けいすけ「三浦は間に合わなかったようですね・・・」

けいすけ「仲間を助けてる時間こそが一番隙が出やすくなりますので
     敵を誘い込む必要があります」

けいすけ「では・・・」

ぐっち「わー!今度は俺の方に向かってきたー!!」

ぐっち「わー!」ヒョイ

ぐっち「あっぶな・・・」

ぐっち「死ぬとこやったわ・・・マジで・・・」

けいすけ「標的が僕じゃなければ意味がありませんね・・・」

けいすけ「なんとかして仲間を復活させたいのですが・・・」

ビューティ「ハイパースティミュラント!」

シュアアアアア

ハッピー「ふっか~つ!」

サニー「ありがとな」

ピース「助かったよ」

マーチ「ビューティ、ありがとう」

ビューティ「特攻はやめましょう、みなさん!」

サニー「せやな・・・」

ピース「あ、そうだ、他のみんなも復活させよう」

そして

FB「黄泉より戻ってきたぜ!」

きっくん「ビーバック!!Yeah!!」

あろまほっと「ここからが本番だな」

えおえお「だな」

湯毛「ありがとな」

towaco「かたじけない」

牛沢「今度はやられないぞ!」

フルコン「ここからが本番やで!!」

ピース「よし、復活成功」

ビューティ「ハイパースティミュラントを一気に2つ使ってしまいましたが・・・」

ハッピー「今度は倒れないから大丈夫!」

ビューティ「そう言ってるとやられますよ」

ビューティ「あ、ビヒモスァトリズムを倒すなら側面から大技です!」

ピース「攻略法が分かったんだね」

ハッピー「側面だね」

サニー「横からの攻撃って・・・あんまチャンスあらへんな」

ビューティ「確かに・・・ですがビヒモスァトリズムは小回りが利きません」

ビューティ「そこを狙いましょう」

今日はここまで

ぐっち「俺はスティミュラントで三浦を復活させるで」

三浦「助かったぜ」

ドドドドドドド

三浦「って、俺に来やがった!!」

ぐっち「あっぶね!」

三浦「ぐっちナイス」

けいすけ「今です!!」

けいすけ「」パアアア

けいすけ「」ドオオオン

けいすけ「どうなったのでしょうか?」

けいすけ「まだまだですね・・・」

三浦「ってか俺何もできてねえんだが・・・」

ぐっち「俺も三浦も仲間復活させただけやしなぁ・・・」

三浦「防戦一方だな・・・」

けいすけ「ですが勝機はだんだんと見えてきています」

ドドドドドド

けいすけ「どうやら標的を変えたようですね」

ぐっち「せやが他人事ではあらへん、俺たちも行くで」

三浦「ああ」

けいすけ「くれぐれも深入りしないように・・・」

ハッピー「わあ!」ヒョイ

サニー「おっと」ヒョイ

ピース「ひゃあ!」ヒョイ

マーチ「くらうわけにはいかない!」ヒョイ

ビューティ「」ヒョイ

ビューティ「・・・っ!避ける方向を間違えました!」

ビューティ「こっちではなくあっちに避けていれば攻撃のチャンスだったのに・・・!」

ハッピー「どうしたの?」

ビューティ「ハッピーもチャンスを逃したのですね・・・」

ハッピー「え?」

ビューティ「ダメージを受けずに済んだのはよいのですが・・・」

ハッピー「?」

ビューティ「あ!マーチ!!チャンスが来ました!!」

マーチ「え?私?」

ビューティ「そうです!!あなたが5人の中で一番好機となる場所にいます!」

マーチ「側面を狙うんだね」

マーチ「あんまり理解できなかったけどとにかく・・・」

マーチ「チャンスは一瞬しかない・・・でも・・・!!」

マーチ「いくよ!!プリキュア・マーチシュートインパクト!!!」

ドオオオオオオン

ビヒモスァトリズム「グルルオオオオオアアアアアア!!!」ドシャア

マーチ「よしっ!」

ビューティ「やりました!ビヒモスァトリズムを横転させました」

マーチ「今こそ・・・」

FB「チャーンス!!」

きっくん「勲功第一は俺のものだ~!!」

あろまほっと「いいや!俺だ!!」

えおえお「だああああ!!」

ドガーーーン

MSSP「え?」

マーチ「何があったの?」

ビューティ「ビヒモスァトリズムを別の方が倒したようですね」

今日はここまで

キヨ「すげえな、これが俺達が手にした新たな力、quaver(クエイバー)の力か・・・」

こーすけ「あのビヒモスァトリズムでさえも倒せるなんてな・・・」

フジ「せっかくこの力でオンスロート倒そうと思ったけど先越されちまったしなぁ・・・」

ヒラ「この力をもっと早く手にしていればラキラッキのあの時巨人から街を守れたのにな・・・」

こーすけ「ああ、あの時の俺達はほぼなすすべもなくやられてたしな・・・」

ヒラ「あんた真っ先にくたばったんだよな・・・」

こーすけ「それは言うなって!」

キヨ「とはいえ手柄は俺らのものだな」

FB「あー!!最俺!!お前らずりーぞ!!

あろまほっと「完全に漁夫の利取っただろ!?」

えおえお「今のお前らには納得いかん」

きっくん「そうだ!お前ら卑怯だぞ!!」

湯毛「俺もMSSPと同じだ!」

牛沢「今のは俺が最も嫌うパターンだ!!」

towaco「牛沢じゃなくても嫌いだろ・・・」

フルコン「実況者が言えることやあらへんけどな・・・」

キヨ「え?何で俺達3体の超獣のうちの1体を倒したのに嫌な顔されてんの?」

FB「お前らずりいんだよ!!」

あろまほっと「せっかく人がこんなに苦労してここまで追い詰めたというのに・・・!」

ハッピー「みんな!待ってよ!!」

ピース「喧嘩してる場合なんかじゃないよ!!」

サニー「実況ワールドはまだ脅威にさらされとるで!」

マーチ「まだ敵はいるんだよ!」

ビューティ「こういう時に手柄云々言ってる場合ではありません!!」

キヨ「あ、あいつらラキラッキで・・・」

キヨ「それはさておいてあの子達の言うとおりだぞ!」

FB「なんだと!?」

ぐっち「争ってる場合やあらへんで!あんたら子供が見ているというのに
    大の大人がこんなことして恥ずかしいと思わへんか?」

三浦「今のは大人気ないな」

FB「そうかも知れないけど俺達とチーム湯豆腐の4人は
  最終兵器俺達のさっきの行為に納得がいってないんだよ」

牛沢「漁夫の利取りやがってよ」

フジ「今度はこのquaverの力でみんなを守ってやるぜ!」

ヒラ「分かったよ、今度は一緒に戦うよ」

えおえお「次の敵は俺達が倒してやる」

キヨ「そんなこと言って最後の一撃専門とか言うんじゃないよな?」

えおえお「お前らと一緒にすんな!」

けいすけ「みなさん!ごたごた言ってないでコンマイータウンに向かいましょう!」

けいすけ「世界の危機なんですよ!!」

三浦「ビヒモスァトリズムを倒したとはいえまだ2体もいるんだぞ!」

キヨ「あ、そうだった・・・」

FB「思わずむきになっちゃったよ・・・」

フルコン「はよ仲直りせえや」

湯毛「フルコンの言うとおりだった・・・」

牛沢「怒りはいったんおさめるよ」

フルコン「牛沢、『いったん』はあかんで!」

三浦「あとはミノタウロスィケーションとゲイザーブレイクだが2体とも難敵だからな、
   実況ワールドのためにもみんなの力を合わせて行くしかねえだろ」

ハッピー「とにかくコンマイータウンへ向かうよ!」

FB「OK」

キヨ「quaverの力、見せてやるぜ!」

牛沢「コンマイータウンを・・・実況ワールドを救おう!」

その途中で

FB「あ、TAKOSのみんな!」

つわはす「お、MSSPに湯豆腐に最俺とぐっち、三浦、けいすけと伝説の戦士の5人」

アブ「俺達はゲイザーブレイクを探してんだがお前らは?」

えおえお「見つけた敵から倒すつもりさ、ここにいるみんなでな」

セピア「俺はお前らとは別行動を取るよ」

コジマ店員「お前らはまずミノタウロスィケーションを倒してから俺達と合流してくれ」

ビューティ「それは危険だと思いますが・・・?」

「わああああああ!!!」タタタタタタタ

ピース「あ、この声・・・」

ぐっち「パステルくんやん、どうしたん?」

パステルくん「あっちがとんでもないことになってるよ!見てられなくて逃げちゃった!」

三浦「とんでもないこと?」

パステルくん「行ってみる?血が大量に流れていてもう見ていられないよ!」

けいすけ「行ってみます。これは倒すべき敵が近くにいるって事ですね」

マーチ「おぞましいのは苦手だよ・・・」

パステルくん「血のほかにも見てられないものがあるよ、もう怖くて言えない・・・」

けいすけ「分かりました」

けいすけ「あちらにミノタウロスィケーションがいます、向かいましょう!」

コジマ店員「じゃ、俺らは別行動を取るぜ」

パステルくん「ぼくもこの人たちと一緒に行くよ」

キヨ「分かった。じゃあパステルくんをよろしくな、チームTAKOS」

つわはす「ああ」

コジマ店員「まかせとけ!」

アブ「ゲイザーなんて触手につかまらなきゃいいだけの話だろ?」

セピア「さっきコジマが言ったがあとでお前らと合流するぜ」

チームTAKOS「じゃ」ダッ

パステルくん「あっ、まってよ~!」

けいすけ「では、僕たちも行きましょう」

コンマイータウンに着くと・・・

マーチ「ひっ!」

サニー「な、なんやこれ・・・?」

ハッピー「周りが血で染まってる・・・」

ピース「あっちには切断された腕や脚がたくさんあるよ」

ビューティ「残酷な光景ですね・・・」

湯毛「これを見ると戦意が萎える・・・」

きっくん「コンマイータウンはいつレッドブラッドシティになっちまったんだ~!?」

けいすけ「ミノタウロスィケーションは近くにいるはずです。進みましょう」

えおえお「ちょっと待て、靴の裏に血をつけたくない・・・」

あろまほっと「何ビビってんだよ。実況者ならそれくらい我慢できるだろ」

きっくん「ブラッディジュースの上を歩くぜ」

FB「これ以上ブラッドペインティングはさせないぜ!」

ハッピー「とにかく行こう」

ピース「怖いけど平和のため!」

マーチ「早く通り抜けよう」

サニー「こんなの見たくあらへん」

ビューティ「時間がありませんね」

少しした後で

ぎゃあああああ!!

ぐわあああああ!!

けいすけ「間違いありません!ミノタウロスィケーションはすぐ近くにいます!」

ビューティ「こうしている間にも犠牲者がどんどん増えてきていますね・・・!」

ピース「わああ!いたよお!」

マーチ「あれがミノタウロスィケーション・・・」

サニー「わ、めっちゃグロいモンスターやな・・・」

けいすけ「気をつけてください!彼の斧は全てを真っ二つにします!」

けいすけ「ですのでノーダメージで倒すことが望ましいでしょう」

サニー「ヒットアンドアウェイやな」

けいすけ「そうです。ミノタウロスィケーションの攻撃にやられると
     死ぬか体の一部が動かなくなります」

けいすけ「見てください、あの住民は奴にやられて右腕を失い、
     もう片方の方は両足を失ってしまいました」

けいすけ「ミノタウロスィケーションの前にはスティミュラントが効かないといってもいいでしょう」

けいすけ「なぜなら、切断された身体は元には戻りません」

ピース「あの斧凶悪すぎる・・・」  

今日はここまで

けいすけ「みなさん!ミノタウロスィケーションが襲ってきました!」

ハッピー「みんな!いくよ!」

バトル開始

ミノタウロスィケーション「グオアアアアアア!!」ブーン!

MSSP「避けろー!」ヒョイ

チーム湯豆腐「わー!」ヒョイ

最終兵器俺達「当たってたまるかー!」ヒョイ

ぐっち・三浦・けいすけ「」ヒョイ

5人「」ヒョイ

ピース「あぶなかった~・・・」

ビューティ「みなさん、無事に避けれたようですね」

ビューティ「ですがまずは距離をとってチャンスをうかがいましょう」

けいすけ「そうですね、奴は危険な相手です。
     なんせ身体を切断するほどですからね」

けいすけ「復活アイテムでも元に戻らない以上特攻は厳禁です」

キヨ「へん、あんな奴俺が倒してやるぜ!」

こーすけ「ミノタウロスィケーション!お前もビヒモスァトリズムのようにしてやる!」

フジ「いくぜ!!」

ヒラ「quaver開放!!」

パアアアア

最終兵器俺達「だあああああ!!!」

ゴオオオオオオ

ミノタウロスィケーション「ガアアアア!!」ガキン

最終兵器俺達「なに~!?」

キヨ「馬鹿な!」

こーすけ「嘘だろ・・・?」

フジ「quaverがはじかれただと?」

ヒラ「まさか切り裂かれるなんて・・・」

きっくん「おいおいおい、これで終わらせるんじゃなかったのか?」

FB「なにやってんだよ」

キヨ「じゃあお前やってみろ」

FB「OK」

牛沢「FBらだけにいいとこ取られるわけには・・・」

あろまほっと「おい!攻撃してきたぞ!」

FB「なに!?」

きっくん「わー!やべやべやべ!」

シィイイン!

きっくん「あれ?」

けいすけ「間に合いましたね」

きっくん「あ、けいすけナイス」

FB「助かったぜ」

牛沢「インビンシブルデコルが役に立ったな」

牛沢「今度は俺の番だ!」

牛沢「遠距離から・・・」

ダダダダダ

けいすけ「こっちに向かってきます!いったん逃げましょう!」

牛沢「なに~!?」

牛沢「やっべ~!回避だー!」

牛沢「よし、神回避・・・わわわ・・・」

ドーン

牛沢「いって~・・・後ろにコケて頭打った~・・・!」

ハッピー「あっ!このままじゃ・・・!」

湯毛「牛沢が危ない!」

towaco「ここは注意をそらそう」

towaco「デコル技で足止めだ」

towaco「げ!こっちのことなど見向きもしてない!」

フルコン「早く牛沢を助けなあかん!」

ハッピー「ここはわたしに任せて!」

ミノタウロスィケーション「ガアアアア!」

牛沢「わわわ!来るな!来るなー!」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

ドオオオオオン

ミノタウロスィケーション「グルウウウオオアアア!!」

牛沢「お、ミノタウロスィケーションが倒れた、今のうちにみんなと合流すっか」

牛沢「ありがとな、助かったぜ」

ハッピー「危なかったね、けがはない?」

牛沢「頭打ったけどな、だがポーション一つで治るだろ、ポーション使うぜ」

牛沢「自分でダメージ受けたなんてだせぇけどな・・・」

ビューティ「みなさん!戦いはまだ終わっていません!」

湯毛「わ、本当だ!起き上がろうとしてる・・・!」

サニー「だったらあの斧を奪えばええんや!!」

サニー「いくでえええ!!」

ビューティ「サニー!無理は禁物ですよ!」

サニー「あんたなど・・・!!」

サニー「この斧さえなければ・・・!」

サニー「そこらじゅうのそこそこ強い程度のモンスターと同じやああ!!」

サニー「ぬううううう!!」

サニー「だあああ!!」

FB「お、あいつすげー」

えおえお「斧を奪い取ったぜ」

きっくん「チャンスじゃねえか?」

あろまほっと「突撃ー!!」

三浦「俺何もしてねえし進むぜ」

ぐっち「よし!」

けいすけ「みなさん!特攻は危険ですよ!」

ビューティ「サニーは確かにお見事ですが嫌な予感が・・・」

ビューティ「サニー!!危ない!!」

サニー「この斧を使って・・・」

ドドドドドド

ドゴオッ!

サニー「あ!あかん!しまったああ!!」

サニー「が・・・は・・・!!」

サニー「体当たりでも・・・すさまじい破壊力・・・予想外・・・や・・・」

サニー「あ・・・あかん・・・斧奪い返されてもうた・・・」

サニー「こ、このままやと・・・」

ミノタウロスィケーション「グルウウアアア!!!」

サニー「あかん・・・これじゃよけきれへん・・・!」

今日はここまで

ハッピー「サンダーデコル!」

ピシャアアアア!

サニー「お、ひるんだで、今の・・・うちに・・・」

サニー「って、もうバリバリ動けるやん!あいつ!」

サニー「幸い標的がウチから外れたもののピンチや・・・」

サニー「しかも回復アイテムは向こうやし・・・」

サニー「あっちまで行ったら回復や」

バキバキバキ

ハッピー「わー!周りが壊されてく・・・」

ピース「破壊力全然下がってないじゃん!」

ビューティ「これ以上街を壊させるわけにはいかないとはいっても
       これでは防戦一方ですね・・・」

けいすけ「ミノタウロスィケーションが攻撃してきました!
     ここはインビンシブルデコルを使うときですね」

シィイイイン!

FB「助かった」

サニー「よし、今のうちに回復や、ハイポーション使うで」

FB「あ、お前いつの間に・・・」

マーチ「攻撃に当たると腕を削がれるということになるとうかつに近づけないね・・・」

ビューティ「いったん距離をとりましょう」

ハッピー「今度は電撃!」

サニー「よっしゃ!」

ピース「サンダーデコル!」

マーチ「あんまり無茶しないでよ」

ビューティ「みなさん!反撃が来ます!!」

ハッピー「え!?」

サニー「うおあああ!!」

ピース「やばい!」

マーチ「!!」

ハッピー・サニー・ピース・マーチ「わああああ!!」ヒョイ

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

サニー「間一髪や・・・」

ピース「危なかった・・・」

マーチ「ビューティ、ごめん・・・」

ビューティ「敵の攻撃に備えましょう」

サニー「デコル技でも足止めできへんし・・・どないしよ?」

マーチ「そうだね・・・」

ハッピー「世界の崩壊と・・・体の破壊・・・どっちもいやだよ」

ビューティ「早くしたいのに迂闊に近づけない・・・そんな状況です」

ピース「電撃でも止められなかったし・・・」

ミノタウロスィケーション「ゴオオオオ!!」

ビューティ「・・・っ!次の攻撃が来ます!」

5人「」ヒョイ

ピース「あの斧に当たったらなんて想像したくない・・・」

きっくん「あ、これこの技でいけるかもしんね」

あろまほっと「おいおいおい大丈夫か?」

えおえお「きっくんの目くらまし技は大抵次の攻撃で正気に戻らせてしまうからな・・・」

きっくん「えおえおが言うなよ」

FB「そうだぜ!だいたい究極の一撃とかぬかしといて
  オンスロートに負けた原因作ったの誰だよ?」

えおえお「あれは俺のせいじゃねえだろ」

あろまほっと「どうした?決めるんじゃなかったのか?」

きっくん「あー!そうだった!」

あろまほっと「早く決めろクズ」

湯毛「おい、きっくんのやつ抜け駆けしようとしてるぞ」

towaco「勲功第一は渡さない!」

牛沢「ミノタウロスィケーションを倒すのは・・・」

湯毛・牛沢「俺だー!!」

towaco「私を忘れるな!」

湯毛・towaco・牛沢「だあああああああ!!!」

フルコン「・・・・・」

ボゴーン!

湯毛・towaco・牛沢「ぐえっ!!」

牛沢「おい!フルコン!何すんだよ!」

湯毛「攻撃を味方に当てるとか正気の沙汰じゃねえな」

towaco「殺す気か!?」

フルコン「お前らええ加減にせえよ!」

フルコン「世界が危ないっつってんのに何手柄争ってんや!?」

キヨ「お前ら、今のフルコンは正しいぜ」

こーすけ「キヨ、そんなこと言ってる場合じゃねえって!」

フジ「俺らも行くぞ!」

ヒラ「見ろ!敵がひるんだぞ!!」

キヨ「よし!」

きっくん「どうだ!!」

FB「おお!きっくんナイス!まさかここで目くらまし決めるとはな」

FB「次は俺が怒涛の攻撃をする番だ!!」

FB「ひっさあああああああつ!!!」

ビシイイイイイイッ!

ミノタウロスィケーション「グルウルアアアアア!!」

FB「きっくんには負けらんねえな」

きっくん「どうなろうが勝機をつかませたのは俺だからな」

FB「分かってるって」

今日はここまで

FB・きっくん「いくか!!」

ドガーーーン!

ミノタウロスィケーション「グガアアアアア・・・!!」

FB「誰だ!?俺の手柄横取りした奴は!?」

きっくん「出てこい!!」

FB「またこれかよ!」

きっくん「2度にわたってこれというのは納得できねえな」

FB「あーっ!」

きっくん「レトルト!P-P!」

レトルト「ミノタウロスィケーションを倒したぜ!」

P-P「お、FB、きっくん、見たか?俺らの究極の技」

FB「お~ま~え~ら~!!」

きっくん「漁夫の利狙ってたな?」

レトルト「ああ」

きっくん「あっさり認めやがった~!!」

FB「このやろ~!」

P-P「あー!しまったー!!」

FB・きっくん「なに!?」

P-P「この技1回しか使えなかった~!!」

レトルト「やっべ!忘れてた・・・」

FB・きっくん「え~!!?」

レトルト「ゲイザーブレイク戦どうすんだよ・・・」

FB「俺らの手柄横取りしたバチが当たったな」

きっくん「自業自得だな」

ビューティ「ミノタウロスィケーションをあの方々が倒したようですね」

ハッピー「助けに来てくれたのかな?」

ピース「でもFBときっくん納得してないみたい・・・」

キヨ「俺たちも納得してねえよ」

牛沢「って、お前もレトルトとP-Pと同じことしてただろ!?」

ピース「あの2人レトルトとP-Pっていうんだね」

サニー「ってかウチらがやらなきゃ筋通らん気するんやが・・・?」

マーチ「そう思う」

ハッピー「でもこれでまた1体倒せたんだしいいじゃん」

三浦「ってか俺何もできなかった・・・」

ぐっち「僕もや・・・」

ピース「あとはゲイザーブレイクだけだね」

ピース「でもわたし達・・・」

サニー「あー!そういえば・・・!」

マーチ「ゲイザーに一度も勝ってなかったんだったね・・・」

ハッピー「ビューティは一度倒したよ?」

ハッピー「それで失くしてた自信を取り戻してたよ」

ビューティ「ですが今までのようにはいかないでしょう」

ビューティ「それよりもさっきの4人組が心配です。急ぎま・・・」

「わああああああ!!」

ピース「パステルくん」

サニー「また出てきたな」

パステルくん「みんな!!たすけて!!実況者たちがどんどんモンスターのようになってきてるよ!!」

パステルくん「ぼくはどうにか助かったけどみんなは・・・」

FB「なんだと!?」

えおえお「まさかTAKOSのやつ・・・」

キャンディ「大変なことになってるクル!」

ビューティ「ええ、これは・・・」

パステルくん「わああああ!来たあああ!!」

パステルくん「お願い!!あの人たち止めてー!!」

パステルくん「みんなが協力してくれるならぼくも戦えるから」

ハッピー「うん!」

ぐっち「って、あれチームTAKOSの4人やん!」

けいすけ「どうやらゲイザーブレイクに敗れて帰ってきたようですね・・・!」

ピース「それでケモノのようになってるって・・・まさか・・・!?」

けいすけ「ゲイザーブレイクはビヒモスァトリズム、ミノタウロスィケーションと違って
     実況ワールドの破壊ではなく実況ワールドの実況者たちの完全支配を目論んでます!」

けいすけ「おそらくTAKOSの4人は巨大な目で足をすくまされたあとに触手に捕まって・・・」

ピース「そして洗脳薬飲まされて堕ちてしまったってこと・・・?」

けいすけ「どこでそれを知ったかは知りませんがそういうことですね」

ピース「い・・・淫魔・・・!」

今日はここまで

つわはす「実況者よ~、ぐぅるる~!」

アブ「我らのしもべとなれぇぇ~!」

コジマ店員「ゲイザーブレイク様~!」

セピア「世界はゲイザーブレイク様の~もの~だ~~!!」

ピース「わわわ、この人たち獰猛で飢えた獣となってるよ!」

パステルくん「一緒に戦おう!」

ハッピー「うん!」

ビューティ「彼らを止めなくては・・・!」

FB「俺らもいくぜ!」

バトル開始

きっくん「い~く~ぜえええ!!」

きっくん「だああああ!!」

セピア「満たせ~満たせ~!」

コジマ店員「俺らの心を満たせ~!」

きっくん「やっべ!効いてないってうっそ~!」

アブ「ぐううううるううう!!」

つわはす「」スッ

きっくん「やべ!」ドタッ

きっくん「俺集中攻撃されてる!?たすけてーっ!」

ボンッ

フルコン「相手はきっくんだけちゃうで、TAKOS」

牛沢「目を覚ませ!みんな!ゲイザーなんかに実況ワールドを支配されてもいいのか!?」

チームTAKOS「ぐるうううおおおあああ!!」

湯毛「げ!」

towaco「ここは私がフラッシュで・・・」

パアッ

アブ「我らを満たせ~!」

towaco「しまった!」

牛沢「おいおいおい何やってんだよ!」

湯毛「逆にくらってしまったか・・・」

towaco「みんな・・・すまん・・・」

フルコン「ろくに目を開けられへん!」

牛沢「逆にフラッシュくらってどうすんだよ!」

キヨ「湯豆腐!今助けるぜ!」

フジ「ひっさあつ!」

こーすけ「quaver開放!」

ヒラ「だああああ!!」

つわはす「」ピタッ

最終兵器俺達「なにいいいい!?」

つわはす「ゲイザーブレイク様偉大なり!」

つわはす「」バアン!

最終兵器俺達「ぐああああああっ!!!」ドシャア!

キヨ「また・・・止められた・・・」

こーすけ「く・・・そ・・・」

フジ「目を・・・覚ませ・・・!」

ヒラ「た・・・の・・・む・・・」

きっくん「やべ、最俺やられちまった・・・」

FB「まずは湯豆腐を援護しようぜ」

あろまほっと「ああ」

えおえお「ヒールできる距離まで近づかないとな」

三浦「俺も行く!」

ぐっち「・・・みんな!群がったらあかん!!」

コジマ店員「燃えろおおお!!」

ゴオオオオ

アブ「グルウウウウあああ!!ウィンドおおおおお!!」

ビュオオオオ

MSSP・三浦・チーム湯豆腐「ぐわあああああ!!!」ドシャア!

キャンディ「みんなやられてるクル・・・」

けいすけ「あ、これは・・・」

けいすけ「いけそうです」

ハッピー「?」

ビューティ「今です!ウィンドデコル!」

チームTAKOS「ぐおおおお!!」

けいすけ「攻め手を緩めてはいけません!彼らがばらばらに動かないうちに全体技を仕掛けましょう!」

ピース「あ、それじゃあ・・・アイスデコル!!」

チームTAKOS「ぐおおおおお!」

チームTAKOS「つめたいいいい!あたためてくれ~!!満たしてくれ~!」

サニー「お、チャンスや!」

パステルくん「ねえ君、またあの時のようにあの合わせ技使おう」

サニー「もちろんや!」

今日はここまで

サニー「せやけどあの時とはちょっと変わった技で合わせるで、大丈夫か?」

パステルくん「うん、ぼくも変わった技で合わせるよ」

パステルくん「タイミングは前みたいでいいんだね?」

サニー「もちろんや!」

パステルくん「よーしっ!」

サニー「プリキュア・サニーファイヤーバーニング!!」

パステルくん「ジャストリフレクト!!」

バアン!バアン!バアン!バアン!

チームTAKOS「ぐあああああ!!!」

サニー「やったで!!」

パステルくん「うん!」

シュッ

あかね「あ、変身解けてもうた・・・せやけど戦いになったらまた変身するで」

あかね「思えばずっと変身したまんまやったな・・・」

あかね「ここまで長く変身しとったのいつぶりやろ・・・?」

そして

つわはす「うう・・・」

アブ「はぁ・・・はぁ・・・」

コジマ店員「く・・・は・・・」

セピア「今まで一体・・・」

パステルくん「あ、みんな元に戻ったよ」

やよい「あ、もしかしたらまだ・・・」

みゆき「やよいちゃん、どうしたの?」

やよい「大丈夫?まだ身体が熱くない?」

やよい「あ、そうだ」

ヒュウウウウ

チームTAKOS「ぐえええええ!!」

セピア「何すんだよ!」

コジマ店員「殺す気かよ!!」

つわはす「凍え死ぬとこだったよ・・・」

アブ「随分と荒療治してくれるな・・・」

やよい「ごめんなさい・・・熱くなった身体を冷やそうとしただけだもん」ウルウル

セピア「泣かなくてもいいよ、あいつにやられたばっかりに・・・」

アブ「確かにあいつにやられたあと頭がボーっとなって・・・」

つわはす「そしたらお前らを襲っていたのか俺達・・・」

コジマ店員「実況者同士で殺し合うとこだったのか・・・みんなすまん!!」

FB「操られてたんだろ?気にすんじゃねえ」

セピア「でもこんな可愛い子達まで襲ってたなんて俺の気が引けるぜ・・・」

セピア「そこの黄色い子、俺達どうしてた?」

やよい「ここに来た時は欲望を感じることしか考えられないケモノのようだったよ」

セピア「マジかよ!?」

コジマ店員「とんでもねえ爆弾発言だな」

つわはす「・・・あれは塩と故障、あの二人も犠牲になったのか・・・」

やよい「じゃああの2人にもアイスデコルを・・・」

チームTAKOS「やめろーー!!」

れいか「どうしたのですか?」

あかね「4人してやよいを取り押さえてるようやが・・・」

セピア「あ、あんた達もこいつどうにかして!」

れいか「やよいさん?どうしてデコルセッターを取り出しているのですか?」

やよい「アイスデコルで熱くなった身体を~」

れいか「危険です!絶対にやめなさい!」

あかね「何でデコル技使う必要あるんや?」

やよい「それはぁ・・・」

セピア「ふう、ありがとな」

つわはす「確かにさっきのアイスで一気に正気に戻れたんだが・・・」

コジマ店員「殺されるところだったよ」

やよい「あ、そうだ、塩と故障・・・」

牛沢「あの2人ならレトルトとP-Pとぐっちが正気に戻したぜ」

ぐっち「けいすけいなかったら危なかったんやがな・・・」

三浦「また俺何もできなかった・・・」

やよい「もう絶対に許さないよ!ゲイザーブレイク!!」

みゆき「そうだね、みんなを支配するなんてさせないよ!」

れいか「難敵ですが倒さなければなりませんね」

なお「この世界のために立ち向かおう!」

あかね「ゲイザーから白星とったるわ!」

やよい「ああいう淫魔は浄化どころじゃ済まさないんだからね!!」

やよい「あ、だとしたらまず狙われるのはわたし達だから実況者のみんなに頑張ってもらわないと・・・」

あかね「他力本願やめんかい!!」

やよい「だってぇ~~!触手は乙女の敵だよ!?狙われたら怖くてぇ・・・」

セピア(この黄色いキノコ頭割とエロ思考だな・・・)

今日はここまで

れいか「まずはMPを回復させましょう」

みゆき「マジックウォーターをわたしとやよいちゃんは6つずつ使うことになるね」

れいか「私は4つ使います」

あかね「ウチは5つ」

なお「あたしは特に使う必要はないけどのど渇いたし1つもらうよ」

パステルくん「実況者たちがどんどんゲイザーブレイクに支配されていくよ。
         このままじゃ被害が拡大するよ!」

みゆき「早くゲイザーブレイクを見付けなきゃ!」

「ぐるうううおあああああ!!!」

キャンディ「何か来るクル!」

3雲(みくも)「げええいざあああああ!!!」

ジョンソンともゆき「げいざあああさあああああん!!!」

3雲・ジョンソンともゆき「スターゲイザーーーーーー!!!」

フジ「あれは3雲とジョンソンともゆき!」

キヨ「あいつらも餌食になったか・・・!」

みゆき「戦おう!」

れいか「悪しき心を浄化しましょう!」

「その必要はねえ!!」ダダダダダ

みゆき「え?」

ドガアアアアン!

3雲「がるううう!!」

ジョンソンともゆき「快楽をおおおおおお!!!」

3雲「ぐううう!!」

ジョンソンともゆき「もっとおおおお!」

なな湖「俺に任せろ!」

なお「あ、あの人あの時の洞窟で・・・」

牛沢「おいおいなな湖、お前一人で大丈夫か?」

なな湖「ああ」

3雲・ジョンソンともゆき「げいざーさああああん!!」

なな湖「ふんっ!!」

3雲・ジョンソンともゆき「ぐわああ!!」

なな湖「3雲!ともゆき!俺だ!!俺が見えないのか!?」

3雲「ゲイザー様とぉおおお!!」

ジョンソンともゆき「世界を拓けええええ!!」

なな湖「くっ・・・!まだ聞こえないのか・・・」

3雲「がああああ!!」

なな湖「ぐっ!」

ジョンソンともゆき「ぐうるううるうう!」

なな湖「なんの!!」

3雲・ジョンソンともゆき「がるああああ!!」

なな湖「お願いだ!!早く目を覚ましてくれ!!」

みゆき「みんな!早く助けに行こう!!」

あかね「ウチもそうしようとしてたところや!」

やよい「うん!」

なお「あたし達が直球勝負でいくよ!」

れいか「いきましょう!」

5人「プリキュア・スマイ・・・」

なな湖「待て!!!」

5人「・・・!」

なな湖「協力しないほうがいい時だってあるんだよ」

少ししか書けなかったけど今日はここまで

3雲「がるううう!!」

ジョンソンともゆき「お前も我らがゲイザーブレイク様のしもべとなれえええ!!」

3雲・ジョンソンともゆき「がああああ!!」

みゆき「危ない!!」

れいか「・・・!」

なな湖「ぐああ!!」

みゆき「大丈夫!?」

なな湖「バカ!!首突っ込むんじゃねえ!!」

3雲・ジョンソンともゆき「だああああ!!」

なな湖「ぐっ!」

なな湖「いいか・・・お前ら・・・絶対に手出しすんなよ・・・」

なな湖「あいつを止められるのは俺だけなんだからな・・・」

なな湖「なんせあいつらとは共に実況動画出してきた仲間同士なんだからな・・・!」

なな湖「反撃だあああ!!」

なな湖「だああああ!!」

なな湖「3雲おおおおお!!」

なな湖「ともゆきいいいいいい!!」

なな湖「おまえらああああああ!!」

なな湖「正気に戻れえええ!!」

なな湖「元に戻れえええええ!!」

なな湖「目を覚ませえええええ!!」

なな湖「だああああああああ!!!」

なな湖「ひっさああああああつ!!!」

ドガアアアアアアン!

3雲・ジョンソンともゆき「ぐああああああ!!」

なな湖「3雲!!」

なな湖「ともゆき!!」

なな湖「俺の声が聞こえるか~!?」

なな湖「俺の声が届いてるか~!?」

なな湖「実況ワールドをおおお!!」

なな湖「共に守るんだ!!!」

なな湖「俺、なな湖とおおお~!」

なな湖「お前らでええええ!!」

なな湖「世界を守るんだ!!」

なな湖「3雲!」

なな湖「ともゆき!!」

なな湖「俺の声を聞いて目を覚ませええええええ!!!」

3雲「・・・・・」

ジョンソンともゆき「・・・・・」

3雲「なな・・・こ・・・」

ジョンソンともゆき「なな・・・こ・・・なの・・・か・・・?」

みゆき「あ、洗脳が解けたみたいだね」

あかね「あいつやったな」

やよい「うん」

なな湖「3雲!ともゆき!目が覚めたか!」

3雲「ああ・・・」

ジョンソンともゆき「ここは・・・どこだ・・・?」

3雲「ここどこって・・・コンマイータウンだろ」

3雲「洗脳されてる間コンマイータウン中を駆け回ってたしな」

ジョンソンともゆき「そうだったのか・・・」

3雲「すまん・・・!ともゆき・・・!俺のせいで・・・」

3雲「お前まで巻きこんじまって・・・!」

3雲「そしてなな湖を襲ってしまったこと・・・後悔してるぜ!」

なな湖「何言ってんだよ3雲!」

なな湖「悪いのはあのキモい触手野郎だよ!」

なな湖「あいつの巨大な目も十分キモいしな!」

3雲(スターゲイザー・・・)

3雲「あの星のように輝いて見えた動き・・・」

なな湖「何言ってんだよ!」

ジョンソンともゆき「ゲイザーブレイクのそれがキモくて嫌なんだよ!!」

なな湖「よくそれでスターゲイザーといわれたものだな」

3雲「スターゲイザーと人は呼ぶ」

3雲「そしてスターゲイザーと俺らを呼んで・・・」

ジョンソンともゆき「俺には悪夢の始まりにしか見えんぞ」

なな湖「ああまったくだ!」

なな湖「スターゲイザーことゲイザーブレイク!!」

なな湖「絶対に許さねえぞ!!!」

3雲「あ、みんな、少し休息しないか?」

3雲「安全そうなとこ見つけてきたからさ」

3雲「そこで渇いた喉を癒すためにお茶にしようぜ」

FB「マジ?飲もう飲もう」

きっくん「マジックウォーター以外の水も飲みたくなってきたな」

あろまほっと「賛成」

えおえお「ついていこう」

ジョンソンともゆき「ところで安全な場所って・・・本当に安全なんだろうな?」

なな湖「今の場所に安全そうなとこはねえぞ」

3雲「ところがね」

3雲「安全な場所、見つけたんだよ」

きっくん「どこだ?教えろ」

3雲「案内するよ、お茶にしたい人ついてきて」

湯毛・牛沢「はい!」

towaco「いただこう」

フルコン「休憩や!」

最終兵器俺達「賛成」

レトルト「疲れを癒すか」

P-P「そうしよう」

3雲「さあついてこい」

MSSP・チーム湯豆腐・最終兵器俺達「OK!」

レトルト・P-P・塩・故障「いくぜ!」

つわはす「あー!待ってくれー!」

コジマ店員「仲間はずれにするなー!」

アブ「俺も参加だー!」

セピア「TAKOSも入れてくれー!」

ジョンソンともゆき「休憩のあとは必ず・・・」

なな湖「ゲイザーブレイクを倒すぜ!!」

キャンディ「キャンディもお茶したいクル~」

れいか「ですが今の私達には使命があります。
    気持ちはありがたいのですがゲイザーブレイクを倒してからにしましょう」

三浦「そうか・・・じゃあ俺も行くよ。あとで合流な」

ぐっち「俺は行かんよ、彼女達と行動共にするわ」

けいすけ「そうですね、皆さんだけで楽しんでください」

パステルくん「お茶どうしようかな~?」

ぐっち「あ、俺ジュースデコル持ってたんや」

レッツゴージュース!

ぐっち「のどの渇きを癒してや」

パステルくん「わ~い!」

キャンディ「ありがとうクル」

やよい「気が利くね」

あかね「感謝や」

みゆき「いただきま~す」

なお「う~ん、癒される・・・」

れいか「ぐっちさん、感謝いたします」

けいすけ「喉の渇きが癒えました」

ぐっち「礼にはおよばないで」

パステルくん「ゲイザーブレイクを探そう」

みゆき「うん」

やよい「ゲイザーブレイクはどこにいるんだろう?」

あかね「まずは居場所を見つけることやしなぁ・・・」

なお「早く見つけて倒さないと・・・」

けいすけ「世界が支配されてしまいますね・・・」

ぐっち「みゆき達がやられへんようにしないとな」

やよい「うん、お願いね」

けいすけ「ゲイザーは触手よりも巨大な目が厄介です」

ぐっち「目が弱点なんやけど直接狙おうとすると恐怖で足が動かなくなってまうからなぁ・・・」

ぐっち「あの子達触手を恐れているし巻きつかれへんようにするで」

けいすけ「もちろんです」

三浦「みんなああああああ!!!」

三浦「大変だああああああ!!!」

みゆき「!!!」

ぐっち「三浦!どうしたんや?」

けいすけ「大変なことですか・・・」

今日はここまで

三浦「実況者のみんなが・・・!」

けいすけ「みなさんがどうしたのですか?」

ぐっち「やな予感やな・・・」

みゆき「何があったの?」

あかね「これはただごとちゃうで」

やよい「なにがあったんだろう・・・?」

なお「これは・・・」

れいか「のんびりしていられませんね・・・」

キャンディ「いや~な気配がするクル」

みゆき「ええっ!?」

ぐっち「三浦、はよ話せ」

三浦「ついてこい」

けいすけ「分かりました」

れいか「行きましょう」

あかね・やよい・なお「うん!」

みゆき「早くしないと・・・」

そして

三浦「着いたぜ」

れいか「ここで何があったのですか?」

三浦「ここで何があったかというと・・・」

みゆき「あ、たくさんの紙コップが投げ捨てられてる・・・」

なお「まだ1つ水の入ってるコップがあるよ」

けいすけ「本当ですね」

三浦「・・・・・!!」

三浦「飲んじゃダメだ!!!」

三浦「これは飲んじゃダメだ!!」

みゆき「どういうこと!?」

あかね「あ・・・!」

なお「まさか・・・」

れいか「毒が盛られていると・・・?」

けいすけ「僕も同じ考えです」

ぐっち「まさかみんなあれを飲んで・・・」

ぐっち「せやけどまさか・・・3雲はそんなこと・・・」

三浦「あれはスターゲイザーの液体入りの水だ!
   3雲の洗脳はまだ解けていなかったんだ!」

キャンディ「クル!?」

5人「ええっ!?」

三浦「幸い俺はそれを飲む前にみんなの異変に気づけて
   ここから抜け出せたんだがな、危なかった・・・」

三浦「俺も飲もうとしたそのとき・・・!」

三浦「3雲以外のみんなが急に倒れやがった・・・!」

やよい「じゃあみんな・・・」

三浦「3雲の様子もおかしかった、なので嫌な予感を感じて逃げた」

三浦「おそらくみんな・・・操られてしまったのかも・・・」

なお「じゃあみんな・・・だまされたんだね・・・」

ぐっち「行かなくてよかった~」

けいすけ「そうですね」

れいか「じゃああの時断っていなければ私達も・・・」

キャンディ「危なかったクル・・・」

パステルくん「なんかどんどんおっかないことになってるよぉ・・・」

三浦「あっちに行ってみるぜ」

ぐっち「はよ行かなあかんで!」

みゆき「うん!早く行こう!」

やよい「ゲイザーブレイクを早く見つけないと・・・!」

れいか「一刻を争います」

あかね「はよいくで」

なお「みんなを助けよう!」

けいすけ「ええ、そうですね」

そして

三浦「ゲイザーブレイクがいたぜ!」

みゆき「あれがゲイザーブレイクだね・・・!」

やよい「あ・・・!そんな・・・」

みゆき「やよいちゃん、どうしたの?」

やよい「雷刀と烈風刀も・・・ゲイザーブレイクに操られてる・・・!」

れいか「みなさん!人が襲われてます!助けに行きましょう!」

やよい「あ、本当だ!早くレイシスを助けよう!」

なお「このままじゃ彼女もやられちゃう!行くよ!!」

そして

雷刀「がるあああ!ゲイザーと共にいいい!!」

烈風刀「忠実な僕として・・・!」

レイシス「はわあっ!」

ピッ

雷刀・烈風刀「ぐうああ!!」

レイシス「お願いデス!正気に戻ってくだサイ!!」

ゲイザーブレイク「実況ワールドの民は皆、私(わたくし)のものだ!逃げられないぞ!」

ゲイザーブレイク「2人と共に私の支配下となれ!」

レイシス「はわ~!そんなの卑怯デス!雷刀と烈風刀を元に戻してくだサイ!!」

雷刀・烈風刀「ぐるああああ!!」

レイシス「きゃあ!!」

レイシス「はわわ・・・プログラムが・・・」

ゲイザーブレイク「さあ!我が糧となれ!!」

レイシス「はわわわ~!!」

ガキン!

5人「そうはさせない!!」

ハッピー「実況ワールドの支配なんて絶対にさせない!!」

サニー「人は誰かに支配されるなんてありえへんで!」

ピース「ゲイザーの支配なんて絶対に認めない!」

マーチ「人を操るなんて筋が通ってないよ!!」

ビューティ「この世界を私達が守ります!」

ゲイザーブレイク「まだ抗う者がいたか・・・」

ゲイザーブレイク「それにしてもビヒモスァトリズムもミノタウロスィケーションも
           もったいないことをしたな・・・破壊なんてもったいない」

ハッピー「どういうこと・・・?」

ゲイザーブレイク「実況ワールドの人間なんて残滅しないで意のままに操ればよいものを・・・」

ハッピー「・・・!」

ハッピー「そんなことはさせないよ!!ハッピーが許さない!!」

今日はここまで

バトル開始

ゲイザーブレイク「ファイヤーー!!」

5人「わああ!!」

ハッピー「あのゲイザー、火も使えるんだ・・・」

サニー「あかん!うかつに手出しできへん!」

ピース「かといってぼやっとしてたら触手にやられちゃうよ!」

マーチ「どうしよう・・・」

ビューティ「これは難しい判断を迫られますね・・・」

雷刀「があああ!!」

烈風刀「どるああ!!」

5人「!!!」

5人「ぐああ!!」

ピース「雷刀、烈風刀のことを忘れてた・・・」

ゲイザーブレイク「さすがだな、雷刀、烈風刀」

レイシス「はわ~!お願いデス!やめてくだサイ!」

ビューティ「・・・っ!不意をつかれましたか!」

ゲイザーブレイク「よし、今だ!」

5人「!!!」

ハッピー「わわわ!触手がいつの間に・・・!」

サニー「あかん!これじゃよけきれへん!」

ピース「変になりたくないいいい!!
    おかしくなりたくないい!!」

マーチ「くっ・・・!」

ビューティ「これでは・・・!」

ビィンッ!

ゲイザーブレイク「くっ・・・!」

レイシス「みなさン!できる限りサポートしマス!
     正確なプログラムを発動させてみなさんを助けマス!」

レイシス「今度は私が助ける番デス!」

ハッピー「うん、助かったよ」

パステルくん「わああ~!」

ピース「あっ、パステルくんが・・・!」

雷刀「こいつ素早い・・・!」

烈風刀「早くしもべとなれえええいい!」

パステルくん「わああ!そんなのいやだよ~!」

パステルくん「これじゃ防戦一方だよ~!」

ゲイザーブレイク「さて、一人残らず私に支配されろ!
           お前達、出番だ!実況ワールドの奴隷達よ!」

MSSP「はっ!」

チーム湯豆腐「おおせのままに!」

最終兵器俺達「御意!」

ゲイザーブレイク「そしてお前らはあいつらをやれ!」

チームTAKOS「了解」

塩・故障「ははっ!」

レトルト・P-P「必ずや!」

三浦「まずいぞ!俺たちを狙いやがった」

ぐっち「わー!大変やん!」

けいすけ「ここは・・・とにかくついてきてください」

三浦・ぐっち「へ?」

けいすけ「いったんわざと群がってみましょう」

ぐっち「どうする気や?」

ハッピー「みんなこっちに集まってきてるけど・・・」

けいすけ「そこのネズミさんも来てください!」

パステルくん「え?」

パステルくん「とにかくそうする・・・」

雷刀「にがすかあああ!!」

烈風刀「支配されろおお!!」

ビューティ(はっ・・・!)

ビューティ「けいすけさんの意図が分かりました。もしかしたら・・・」

ゲイザーブレイク「ふふふ、愚か者め、サンダー!!」

けいすけ「まずい!インビンシブルデコル!」

シィンッ!

けいすけ「これは計算外です!このデコルで触手技と麻痺にらみを受け流そうとしてましたが・・・」

けいすけ「このタイミングで触手に襲われたらひとたまりもありません」

ピース「ええ!?そうしてる間に操られた実況者達が一斉に・・・!」

ビューティ「・・・!」

今日はここまで

ビューティ「ハッピー!ピースでもいいのでどちらか早くデコル技を・・・!」

ビューティ「敵が一斉に群がっています!これは全体技をかけるチャンスです!!」

ピース「OK!サンダーデコル!!」

ピシャアアアア

MSSP「ぐぎゃあ!」

最終兵器俺達「ぐがあ!」

チーム湯豆腐「ぐわあ!」

チームTAKOS「ぐおお!」

レトルト・P-P・塩・故障「ぎゃああ!」

雷刀・烈風刀「ぐううっ!」

ビューティ「敵に大打撃を与えましたがこれをチャンスといってはいけません」

三浦「あとはゲイザーブレイクに・・・」

ぐっち「デコル技なら俺もやるで!」

ビューティ「あっ・・・!」

けいすけ「危ない!!」

ビシイイイッ!

ぐっち・三浦「ぐううっ!!」

ゲイザーブレイク「ははは、この触手は拘束するためだけのものじゃないぞ」

ぐっち「あかん・・・忘れてた・・・」

三浦「そうだった・・・」

ゲイザーブレイク「そうれ!」

シュルルルル

ぐっち「わあっ!」

三浦「しまったあ!」

けいすけ「ぐっち!三浦!」

ピース「早くしないと媚薬入りの触手が2人の口に入ってしまうよ!」

マーチ「ピース、あわてたら敵の思う壺だよ」

パステルくん「誰でもいいから肩かして」

けいすけ「?どうするつもりですか?」

けいすけ「肩ならかしてあげますよ」

パステルくん「じゃあ乗るよ」

シュルルル

けいすけ「触手が来ましたね、避けましょう」

パステルくん「わー落ちた!」

パステルくん「ここって触手の上?わわわ、すべるすべる!」

ぐっち「パステルくん!こっち来てや」

三浦「助けてくれ~!」

パステルくん「無理言わないで~!」

ブン!

パステルくん「わ~~~!!」

ピース「パステルくんが放り投げられたよ」

ハッピー「あっ!パステルくんの落下地点は・・・」

サニー「ゲイザーブレイクの目と鼻の先やん!」

マーチ「このままじゃ・・・」

ビューティ「みなさん・・・!」

ピース「ああ!!やめてー!!2人を操らないでー!!」

ぐっち「うぐ・・・んぐぐ・・・」ゴクゴク

三浦「ん~!んん~!!」グビグビ

けいすけ「またゲイザーブレイクの手先にされた実況者が・・・」

パステルくん「とりあえず・・・ええいっ!」

ゲイザーブレイク「なにをしたのかな?」

ドゴオオオ

ゲイザーブレイク「があああっ!」

パステルくん「」トン

パステルくん「わー、早く逃げないと触手にやられ・・・」

ゲイザーブレイク「くっ・・・私の・・・したことが・・・!」

けいすけ「あ・・・」

けいすけ「どうやらパステルくんががむしゃらに放ったオブジェクトが
      偶然弱点の目にクリーンヒットしたようですね」

ゲイザーブレイク「私の・・・野望が・・・!」ドオン

ピュー

ぐっち・三浦「わーーー!」

サニー「パステルくんの手柄やな」

ビューティ「みなさん、戦いはまだですよ、洗脳された実況者たちはまだ元に戻ってません」

ピース「わわわ、サンターデコルの効果が切れたみたい」

ビューティ「動けるようになったというわけですね」

3雲「がああ!」

ジョンソンともゆき「ぐるううう!!」

なな湖「だああ!!」

ハッピー「わわ、いつの間に・・・!」

ピイン!

3雲・ジョンソンともゆき・なな湖「ぐうっ!」

キャンディ「キャンディも戦うクル!デコルでサポートするクル!」

ハッピー「キャンディ!」

ピース「助かったよ、ありがとう、キャンディ」

今日はここまで

ビューティ「ですがまだまだ手を抜けない状況です」

けいすけ「判断を誤れば全滅の可能性がありますね」

ビューティ「ええ、もっともです」

ピピピ

レイシス「洗脳の力が弱まりつつありマス」

レイシス「これならみんなを助けられる気がしマス」

ピース「本当!?レイシスちゃん、頼めるかな?」

レイシス「もちろんデス、まかせてくだサイ」

レイシス「では、彼らに入れられた悪い力を浄化しまショウ!」

レイシス「プログラム発動デス!!」

ピピピピピ

ギュイイイイン!

ボォン

ハッピー「わあ、みんな正気に戻ったよ」

ピース「無事解決だね」

雷刀「っと・・・俺は一体・・・」

烈風刀「僕達は今まで何をしていたのでしょうか・・・?」

雷刀「確か触手につかまって変なモン飲まされて・・・」

レイシス「雷刀、烈風刀、元に戻ったのデスネ」

雷刀「あの野郎はどうした?」

烈風刀「誰かが倒したのですか?」

ピピピピピ

レイシス「はわわ・・・巨大なモンスターの気配を感知しマシタ」

シュウウウウ

雷刀「わー!なんだー!?」

烈風刀「何が起きているのでしょうか?」

パステルくん「どうしたんだろ~?」

ハッピー「何が起きてるの?」

サニー「どうなってんや!?」

ピース「またボスが出たとか・・・?」

マーチ「構えていよう」

ビューティ「ええ」

けいすけ「あっちから強力な魔物の気配がします」

キャンディ「ク、クル~!?」

三浦「なんだ~!?」

ぐっち「正気に戻れたと思ったらこれかい」

ハッピー「あれは・・・」

ピース「ええっ!?」

FB「なんだー!?」

きっくん「あれは世界の破滅をつかさどるデーモンルインか~!?」

あろまほっと「おまえの言ってることが分からん」

えおえお「どうなってる?」

キヨ「また新たな脅威が出たか!?」

こーすけ「姿を現せ!」

フジ「今度こそquaverをぶちこんでやる!」

ヒラ「どんなモンスターなんだ!?」

湯毛「実況ワールドを脅かす存在がまだあったのか!?」

towaco「そのようだな・・・」

牛沢「どっちみちぶちのめすだけだ」

フルコン「そやな!」

つわはす「ゲイザーブレイク戦のようにはいかないぜ!」

アブ「そうだそうだ!」

コジマ店長「力を合わせりゃいいんだろ!?」

セピア「この街を滅ぼさせない!」

塩「あの無数の足はまさか・・・!」

故障「前回の無念晴らしてやる!」

レトルト「今回は本気ナリ!」

P-P「その台詞どこから持ってきた?」

なな湖「また戦いか」

ジョンソンともゆき「どっちみちそうだな」

3雲「ぶっ倒すだけだ!」

レイシス「はわわわ・・・あれは・・・!」

ハッピー「ええっ!?」

ピース「ゲイザーブレイク!」

ゲイザーブレイクINF「私はまだ終わっていないぞ!」

ゲイザーブサイクINF「実況者どもよ!私にやられたあとで私と共に世界を作ろう!」

サニー「なんや?あいつの声のトーンが上がっとるで」

レイシス「はわわ~!あのモンスターはゲイザーブレイクの真の姿・・・」

レイシス「ゲイザーブレイクINFINITEデスー!」

5人「ええっ!?」

ピース「第2形態があったの!?」

けいすけ「どうりで第1形態時に少し楽に勝てたと思ったら・・・」

けいすけ「そういうことだったのですね」

今日はここまで

ゲイザーブレイクINF「ははは、何人いようが私に支配されるさだめだ!」

牛沢「なんだよ!さっき負けたくせに偉そうに言いやがって!」

三浦「俺とぐっちも負けたんだけどな・・・」

3雲「あとは全て俺のせいだけど・・・」

ぐっち「負けてないの伝説の戦士除いてけいすけだけやしな・・・」

パステルくん「ぼくの事忘れないでよ~!」

レイシス「みなサン!気をつけてくだサイ!」

ゲイザーブレイクINF「今度こそ実況ワールドを支配してやる!」

バトル開始

雷刀「あの時変なの飲ませた仕返しだ!くらいやがれええ!!」

烈風刀「あっ、雷刀!無闇に突っ込んでは・・・」

ゲイザーブレイクINF「おろかな・・・」

ドドドドドド

バトル参加者一同「ぐあああああ!!」

FB「触手による連続突きで全員を巻き込むなんて・・・!」

きっくん「ああ、すげえ攻撃範囲だな」

けいすけ「みなさんと違って僕は防御力を極端に上げるデコルを装備していませんので
      インビンシブルデコルで防ぎましたが・・・最後の一発で効果が切れて・・・」

けいすけ「そのため攻撃を受けました」

けいすけ「ビヒモスァトリズムもミノタウロスィケーションもみなさんが持ってて
      僕の持ってないデコルの防御力を極端の上げさせる能力をもろともしませんでしたが・・・」

けいすけ「まさか今になってそのデコルの有無の違いを知らされました」

けいすけ「ですので僕は極力ダメージを受けられません」

三浦「第一形態よりは攻撃力は下がっているようには見える」

ぐっち「せやが多段攻撃やし被ダメージは第一形態よりもはるかに大きいで」

ゲイザーブレイクINF「さすがは私に抗う実況者ども・・・」

ゲイザーブレイクINF「これしきではやられぬか」

ゲイザーブレイクINF「だからこそ従わせ甲斐がある!」

ゲイザーブレイクINF「ますますお前らが気に入ったぞ!」

えおえお「ふざけんな!」

あろまほっと「誰がお前に従うかよ!!」

ハッピー「世界は誰のものでもないよ!」

ビューティ「世界が誰かのものになるなんてまったくありえません!」

マーチ「世界の支配なんて絶対にさせないよ!」

サニー「あんたみたいな奴に実況ワールドが支配されるなんて認めへんで!!」

ゲイザーブレイクINF「ふっ、その思いも消し去ってやろう」

ピース「そんなことさせないよ!」

ピース「淫魔には絶対に負けない!!」

なな湖「お前みてえなキモい奴に支配されてたまるかよ!」

ぐっち「俺たちは必ず全部守るで!」

ゲイザーブレイクINF「ならこれでもくらうがよい!」

ギロオオオッ

パステルくん「わああっ!身体が動かないよぉ・・・」

けいすけ「麻痺にらみですか・・・ですが目を見なければいいだけです!」

コジマ店長「残念だったなゲイザーブレイク」

アブ「今の俺たちに状態異常技は効かないぜ」

ゲイザーブレイクINF「そうかな?」

ゲイザーブレイクINF「ダメージを受けているということに気づかぬとは・・・」

P-P「なに!?」

レトルト「まさか・・・」

ゲイザーブレイクINF「ファイヤー!!」

ボオオッ

バトル参加者一同「ぐああああ!!」

ビューティ「いけません!これでは全滅です!ハイパーリカバーでみなさんを助けます!」

キャンディ「クル~!キャンディたちしか回復してないクル!」

ビューティ「ええっ!?このままでは・・・!」

ピース「わたし達は助かっても実況者達が・・・!」

ゲイザーブレイクINF「サンダーー!!」

ピシャアアア!

5人「ぐうううっ!」

ハッピー「どうしよう・・・実況者たちがやられちゃった・・・!」

マーチ「よくない状況になったね・・・」

今日はここまで

三浦「おいおい、勝手に戦闘不能になったって事にすんなよ」

ぐっち「俺もなんとか戦闘不能にならずに済んだぜ」

けいすけ「回復が間に合ったようですが・・・」

けいすけ「回復できたのは僕とぐっちと三浦だけですね・・・」

けいすけ「あとコンマイータウンの住人達と、幸い回復範囲内にいましたから」

雷刀「助かったぜ、けいすけ」

烈風刀「感謝します」

レイシス「ですが戦況はよくありマセン」

パステルくん「安易に攻撃できない状況だよ~」

ハッピー「無事だった人たちもいたんだ、でもあとの人たちは・・・」

三浦「あとの奴らはやられちゃったな・・・」

サニー「ステートデコル使ってみるで」

三浦「お、ステートデコルによる電撃か?」

三浦「ちょうどいいや、俺もステートデコル持ってるから俺も電撃使うぜ」

ビビビビビ

ゲイザーブレイクINF「ふっ、状態異常技が効かないのは私も一緒ぞ」

三浦「なに~!?」

ぐっち「触手が来るで!よけなあかん!」

ビューティ「いつの間に・・・!回避します!」

5人「わああ!」ヒョイ

ピース「なんとかかわせた・・・」

ゲイザーブレイクINF「状態異常が効かないとなると麻痺にらみが効かないか・・・」

ゲイザーブレイクINF「なかなか捕らえられないな・・・」

ゲイザーブレイクINF「ふふふふふ・・・」

ゲイザーブレイクINF「いらだってるとでも思ったのか?
             この触手は拘束にしか使えないと思えば間違いぞ!」

ゲイザーブレイクINF「捕らえられないのならこうするのみだ!」

ドスドスドスドスドス

5人「がああああ!!」

三浦・ぐっち「ぐああああ!!」

けいすけ「しまった!!!」

パステルくん「なんとか連続突きの範囲外に逃げることができた・・・」

レイシス「ヒールプログラムを発動させたいのデスガ・・・」

レイシス「今やっても一人しか回復できまセン・・・どうしまショウカ・・・」

けいすけ「何とか先頭不能は免れましたが・・・距離をとって回復します!」

けいすけ「と思いましたがここでやったら硬直につけこまれますね・・・」

けいすけ「いったん離れます!」

けいすけ「ここなら大丈夫そうですね・・・フルポーションを使います」

ハッピー「か・・・は・・・」

ビューティ「近距離から連続攻撃をくらいましたので・・・まともに攻撃を受けてしまいました!」

ビューティ「次攻撃されたら・・・」

ピース「ビューティ、マジックウォーターあげるよ」

ビューティ「感謝します、ピース」

ビューティ「では、ハイパーリカバーでみなさんを回復します」

ハッピー「サンダーデコルを使うよ!」

ピシャアアアア

ゲイザーブレイクINF「ふっ、そんなのでしびれるとでも思ったのか?」

ピース「ダメージは与えられたけどそれだけだったよ・・・!」

ハッピー「わわわ・・・」

ゲイザーブレイクINF「お返しだ!」

ドゴッ

ハッピー「がああ!!」

ピース「う、うそ・・・攻撃力もほとんど下がってない・・・」

マーチ「ハイポーションでハッピーを回復させるよ」

ハッピー「マーチ、ありがとう」

ゲイザーブレイクINF「無駄な抵抗はやめろ、人間達よ」

サニー「何が無駄な抵抗や!!」

続きはつながればまた夜に書きます

サニー「無駄だとは言わせへんで!ウチらはあんたなんかに支配されへんで!!」

サニー「実況ワールド自体もそうや!!」

ゲイザーブレイクINF「そういえるのも今だけだぞ」

ゲイザーブレイクINF「そうら!」

サニー「わわ・・・」

サニー「わあ!!」ヒョイ

ビシッ

サニー「ぐうっ!」

ゲイザーブレイクINF「これしきのことで避けれたと思うこと自体が間違ってるな」

サニー「後ろから攻撃とは卑怯や・・・!」

ゲイザーブレイクINF「ふっ、なんのことかな?」

バアン!

ゲイザーブレイクINF「何が起きた?だがかすっただけだ」

パステルくん「わ~、この一撃でもあまりダメージ与えられないのか~」

雷刀「ならこれでどうだ!」

烈風刀「雷刀!いけません!突っ切っては・・・!」

ゲイザーブレイクINF「おろかなことよ・・・!」

ドスッ

雷刀「ぐううううっ!」

烈風刀「雷刀!」

烈風刀「・・・っ!だから言ったのに・・・!」

烈風刀「あなたはいつも突っ切りすぎです!」

雷刀「はぁ・・・はぁ・・・」

ゲイザーブレイクINF「人のことを気にしてる場合かな?」

烈風刀「・・・!」

ゲイザーブレイクINF「そら!」

ドスドスドス

烈風刀「ぐううっ!」

ゲイザーブレイクINF「他人よりも自分の心配をするべきだったな」

ゲイザーブレイクINF「そして心配した者と同じ・・・」

ゲイザーブレイクINF「つまり二の舞を演じてる・・・」

ゲイザーブレイクINF「全くのおろかだな」

ゲイザーブレイクINF「はっはははは!」

烈風刀「くっ・・・!」

雷刀「こんの・・・!ふざけやがって・・・!」

ゲイザーブレイクINF「ほう、まだ立てるのか・・・」

ゲイザーブレイクINF「結果は同じだ!」

ドドドドド

雷刀・烈風刀「ぐあああああ!!」ドシャア!

パステルくん「あっ・・・!」

レイシス「雷刀!烈風刀!」

レイシス「はわわ・・・どうしまショウ・・・」

けいすけ「一発遠距離攻撃を仕掛けてみましょう」

ドーン

ゲオザーブレイクINF「ぐっ・・・」

けいすけ「そしてヒットアンドアウェイです」

ゲイザーブレイクINF「なら標的を変えるだけだ」

サニー「わわ、ゲオザのこうぎぇ・・・」

サニー「あかん、噛んでもうた・・・」

サニー「ゲオザア・・・」

ピース「ケイザーブレイクだよ」

ピース「攻撃してきたよ!」

ビューティ「避けましょう!」

5人「」ヒョイ

ハッピー「避けられた」

マーチ「はぁ・・・はぁ・・・」

ビューティ「まだまだ油断してはなりません!」

ピース「ゲイザーはまだ攻撃してくるのかな?」

ハッピー「ゲイザはまだ・・・」

ピース「ケイザーブレイクだって」

ビューティ「ゲイザーブレイクですよ」

サニー「あんたも名前間違ってんやん」

マーチ「そんなこと言ってる場合じゃないよ」

ビューティ「・・・!」サッ

ハッピー・サニー・ピース・マーチ「ぎゃああああ!!」

ビューティ「みなさん・・・!」

ゲイザーブレイクINF「くだらぬやりとりはそこまでにしてもらおうか」

ビューティ「・・・っ!」

三浦「いかんな・・・」

ぐっち「距離をとって攻撃チャンスを・・・」

グルグルグル

三浦「しまったああああ!!」

パステルくん「わあああああ!!」

ぐっち「あかん!三浦とパステルくんが触手に捕まってもうた!」

ビューティ「・・・!」

三浦「またかよ~!」

キャンディ「く・・・クル~・・・」

キャンディ「みんな苦戦してるクル・・・」

キャンディ「実況ワールドを守ってクル・・・」

キャンディ「キャンディも行きたいけど触手にやられたくないクル」

キャンディ「あ・・・・」

けいすけ「妖精さん、何をしてたのですか?」

キャンディ「クル?キャンディは・・・」

けいすけ「何か祈ってる感じがしましたが・・・」

キャンディ「お星様・・・キャンディの思いを聞いてクル・・・」

キャンディ「キャンディの祈りを聞いてほしいクル」

キャンディ「このままじゃみんなやられてしまうクル・・・」

けいすけ「大丈夫です、その祈り、通じるようにしましょう」

けいすけ「あなたは願いの妖精ですか?」

キャンディ「そのことは言えないクル」

けいすけ「となるとあなたが一番倒れてはいけない気がします」

キャンディ「キャンディはやられたくないクル」

ハッピー「このままじゃ・・・」

ピース「やられたみんなを復活させたいけど・・・」

ビューティ「このままじゃ2人が・・・」

三浦「ぐううっ・・・!」ギチギチ

パステルくん「苦しい・・・よぉ・・・」ギチギチ

シュルルルル

ぐっち「あかーーーん!」

ピース「わわ・・・ぐっちまで・・・」

マーチ「みんなを助けるよ!隙を見て・・・」

ゲイザーブレイクINF「ほう?」

マーチ「・・・!」

今日はここまで

ビューティ「マーチ!うしろ・・・!」

マーチ「・・・!」

ドゴオ!

マーチ「ぐううっ!!」

ゲイザーブレイクINF「後ろががら空きだ!」

マーチ「くぅ・・・はぁ・・・!」

ビューティ「急いで回復を・・・」

シュルルルル

レイシス「きゃああああ!!」

ビューティ「・・・!」

ピース「レイシスちゃん!」

ゲイザーブレイクINF「よそ見をするなと言ってるだろう?」

5人「・・・!」

グルグルグルグル

5人「ああああああ!!!」

ゲイザーブレイクINF「おまえらはつくづく甘いな・・・」

ゲイザーブレイクINF「仲間がやられればすぐによそ見をする・・・」

ゲイザーブレイクINF「他人の心配よりも自分の心配をしなきゃいけない場面なのに・・・」

ゲイザーブレイクINF「他人ばかり心配する、おろかなことだな」

ハッピー「くううっ・・・!」ギチギチ

サニー「ふざ・・・けんな・・・!」ギチギチ

ピース「あぁぁ・・・」ギチギチ

ゲイザーブレイクINF「これで全員捕まったな」

マーチ「ひ、卑怯者・・・!」ギチギチ

ビューティ「ま・・・まだ・・・捕まってない・・・人がいます!」ギチギチ

ゲイザーブレイクINF「そのようだが姿が見えんな」

ゲイザーブレイクINF「無駄なあがきはよしてもらおうか」

ゲイザーブレイクINF「これではみんなも動けまい」

ゲイザーブレイクINF「実況者よ!人間よ!私と共に楽しい世界をつくろうではないか!」

ハッピー「・・・!」

ハッピー「そんなの嫌だよ!」

ピース「楽しい世界はあなたの頭の中だけでしょ!?」

ビューティ「あなたには屈しません!」

サニー「楽しい世界なんかあんたには作れへん!」

マーチ「実況ワールドは・・・あんたなんかには・・・!」

キャンディ「あっ・・・!みんなが・・・!」

キャンディ「みんなが危ないクル・・・!」

キャンディ「でも・・・気づかれたら・・・」

けいすけ「ええ、普通にやったら確実に気づかれるでしょう」

キャンディ「ク、クル~・・・」

けいすけ「僕は星に願えば何でもかなうというようなのは信じていませんが
      まずは奇跡を信じましょう、奇跡を呼ぶのはあなたですよ」

キャンディ「クル!キャンディ、ひたすら願ってみるクル!」

キャンディ「お願いクル!!」

ゲイザーブレイクINF「ふはは!もう抗うのはやめにしようか!」

ピシャアアアア

バトル参加者一同「ぐあああああああ!!」

ゲイザーブレイクINF「さて、そろそろわがしもべとしてやろうか」

MSSP「」ドクドク

チーム湯豆腐「」トクトク

最終兵器俺達「」トクトクトク


けいすけ「・・・っ!いけません!実況者たちがどんどん
      ゲイザーブレイクINFINITEに支配されつつあります」

キャンディ「お願いクル!みんなを助けてクル~!」

けいすけ「もしかしたら魔源(マナ)を使えるかもしれません」

けいすけ「マジックウォーターを捧げてみます。何が起きるか分かりませんが・・・」

パアア

キャンディ「クル~見たことのない玉が出てきたクル」

けいすけ「これはもしかして・・・」

けいすけ「あの玉を追いかけて玉に触れてみます!」

けいすけ「あの玉に触れると無敵になれますから!」

キャンディ「それはすごいクル!お星様・・・ありがとうクル」

けいすけ「いいえ、あなたならきっと
      もっと大きな願いをお星様にかなえさせることができると思いますよ」

けいすけ「今はお星様なんて見れませんが宇宙からきっと僕達を見てくれてるでしょう」

けいすけ「それよりもあの玉を追いかけます!」

けいすけ「追いつきました!」

ギイイイイン

けいすけ「無敵状態です!」

キャンディ「みんなのところへ行くクル!」

けいすけ「いけません!実況者たちが皆ゲイザーブレイクINFINITEに支配されてしまいました!」

けいすけ「あとは・・・」

キャンディ「みゆき達が危ないクル!早くするクル!」

パアアアア

キャンディ「これは・・・何なのか分からないクル・・・」

キャンディ「ただの光ではなさそうクル」

けいすけ「無敵時間はそんなに長くありません、早く行きましょう!」

ゲイザーブレイクINF「あとはお前らだけだな、さあ、我がしもべとなれ」

5人「う・・・ううう・・・」

サササ

ゲイザーブレイクINF「む?誰か来たな、そうら!」

シュルルルル

しゅーや「わああ!しまったあああああ!!!」

しゅーや「離せええええ!!!」

しゅーや「うぐうううううぐぐぐぐぐ」グビグビ

しゅーや「くぅぅぅぅ・・・」

ゲイザーブレイクINF「獲物はまだいるようだな」

ゲイザーブレイクINF「そこにいるのは分かっているぞ、触手の餌食となれ」

けいすけ「しゅーや!いつの間に・・・」

けいすけ「秒殺されましたね・・・」

シュルルルル

けいすけ「今の僕には効きません」

バシュッ

けいすけ「っと、効果が切れてしまいましたね・・・」

けいすけ「でも僕にはインビンシブルデコルがあります!」

シィン

けいすけ「今です!その光を今助けたい人のところへ早く!」

キャンディ「クル!」

ゲイザーブレイクINF「攻撃はまだ終わってないぞ!甘かったな」

ギュルルルルルル

けいすけ「あとはたのみました!」

けいすけ「ぐああああああ!!」

キャンディ「クルーーーー!!」

パアアアア

ゲイザーブレイクINF「ぐぅっ!」

ゲイザーブレイクINF「今の光は何だ?目がくらむ・・・」

ドサドサドサ

5人「・・・っ・・・」

キャンディ「みんなーーー!!大丈夫クルーーー!?」

キャンディ「これを使うクル!」

パアアアア

ハッピー「わたし達はいったい・・・」

サニー「あ、キャンディ」

ピース「みんなは?」

マーチ「確か触手につかまれて・・・」

ビューティ「みなさん!あれを・・・!」

実況者一同「グルウウウウウ!」

ピース「わあああ!みんな操られてるよ!」

キャンディ「大丈夫クル!」

ピース「キャンディ?何言ってるの?」

キャンディ「これを使ってスマイルパクトにはめてみるクル」

サニー「プリンセスキュアデコルやん」

キャンディ「お星様がもう一度出してくれたクル」

ピース「うん!早速使うよ」

ビューティ「時間がありません、早くしてください」

ハッピー「うん」

ゲイザーブレイクINF「我がしもべよ!あいつらを支配しろ!」

実況者一同「りょーーーかあああいい!」

キャンディ「みんな!敵が襲ってきたクル!」

キャンディ「今回の変身は一味違うクル」

キャンディ「今までにない変身になるクル」

ハッピー「とにかくやってみるよ!」

パアアアアアア

実況者一同「ぐああああ!」

ゲイザーブレイクINF「ぐおおおお!」

プリンセスハッピー「これは・・・」

プリンセスサニー「敵が襲ってきてる途中でも変身できたで」

プリンセスピース「これ普通だったら変身阻止されてるよね?」

プリンセスピース「変身してる途中で攻撃は卑劣極まりないけど・・・」

プリンセスマーチ「敵はひるんでるよ」

プリンセスビューティ「これが今までにない変身の意味ですか?」

キャンディ「そうクル!変身しながら敵を目くらましさせることができたクル」

プリンセスピース「つまり変身と攻撃を同時にやれたってことだね」

キャンディ「クル~」

プリンセスハッピー「そうときまれば早くみんなを助けよう!」

今日はここまで

プリンセスハッピー「待っててね、みんな、今すぐ元に戻してあげる!」

プリンセスサニー「この戦いに終止符をうつで!」

プリンセスピース「淫魔の支配なんか絶対にお断りだよ!」

プリンセスマーチ「実行ワールドの平和は私達が守る!」

プリンセスビューティ「あなたの野望もそれまでです!」

ゲイザーブレイクINF「くっ・・・私の世界が・・・」

キャンディ「チみの世界なんかじゃないクル!!」

プリンセスハッピー「いくよ!!」

キャンディ「ク・・・クルーーーーー!!」パアアアア

プリンセスハッピー「えっ!?あっ!キャンディが・・・」

プリンセスハッピー「キャンディ!」

プリンセスサニー「どうしたん・・・?こ、これ・・・」

プリンセスピース「なんでここにミラクルジュエルが・・・?」

プリンセスマーチ「確かこのジュエルを使うと・・・」

プリンセスビューティ「本の中の世界ですべての世界との通信が途切れた場合、
              キャンディは元の世界に戻れなくなる危険性がありますね・・・」

プリンセスビューティ「ですが・・・今の状況を打破するにはこれしかありません」

プリンセスマーチ「そんな・・・」

プリンセスピース「また・・・キャンディと会えなくなる恐れのある状況に・・・」

プリンセスビューティ「使いましょう!キャンディの思いを無駄にしてはいけません!」

プリンセスビューティ「ためらいこそキャンディの思いを無駄にします!」

プリンセスハッピー「そうだね!どんなことがあってもキャンディに会えると信じて・・・!」

プリンセスハッピー「ゲイザーブレイクINFINITEから平和を守るため・・・!」

プリンセスハッピー「ミラクルジュエルを使うよ!」

プリンセスピース「元の世界に戻るときもキャンディと一緒に!」

プリンセスピース「会えなくてもまたすぐ会える!」

プリンセスマーチ「私もそう信じるよ!」

プリンセスサニー「みんな一緒や!」

プリンセスハッピー「さあいくよ!」

カチッ

プリンセスハッピー「準備はいい?」

ボッ

5人「プリキュア・ミラクルレインボーバースト!!!」

バアアアアアアアアアン!!!

ゲイザーブレイクINF「ぐおおおおおお!!!」

ドオオオオオオオオオン!!!

ボオオオオオオオオオオン

そして

みゆき「戦いは終わったんだね、コンマイータウンに・・・
    実況ワールドに平和が戻ってウルトラハッピーだよ!」

やよい「ううん、違うよ、キャンディは?」

みゆき「あーっ!」

あかね「キャンディおらへんな・・・」

なお「まさか・・・」

れいか「しばらくは会えないと思ってもいいでしょう、
    もし会えるとしても可能性はわずかです」

みゆき「そんな~・・・」

みゆき「平和が戻ったというのに・・・」

みゆき「そんなのいやだよ!」

やよい「それはわたしも同じだよ」

みゆき「これじゃあ元の世界に戻れてもハッピーなんかじゃないよぉ・・・」

みゆき「うっ・・・ううっ・・・」ポロッ

みゆき「うあああああ・・・」

れいか「代償なしには世界を変えられない・・・残酷な現実ですね・・・」

れいか「思えば私達はさっきウルトラ状態でもないのに、そして
    キャンディがジュエルのままなのにミラクルレインボーバーストが撃てました」

れいか「キャンディは『今までにない変身』とか言ってましたが
    今までにない変身どころか今までにない必殺技も撃てていきましたね」

れいか「さて、元の世界に戻る方法ですが・・・」

れいか「本棚を使ってワープというのが基本でしたが
    この前やったときは何も起こりませんでした・・・」

あかね「確かにそうやったな」

なお「う~ん・・・」

やよい「でもラスボス倒せたんだし
    そろそろどの本棚を使っても元の世界に戻れるんじゃないのかな?」

れいか「何を根拠に言っているのですか?」

やよい「魔王倒せたら元の世界に戻ったというのはよくあるよ」

れいか「申し訳ありません、やよいさん、私はそういうのにはとても疎いのです・・・」

なお「疎いのはれいかだけじゃないよ」

あかね「やよい以外そういうのには疎いやん、マンガの話ならウチにも分かるけど・・・」

あかね「絵本での話ならみゆきやな」

みゆき「うっううっ」ポロポロ

みゆき「うああ・・・ああ」ポロポロ

やよい「みゆき・・・ちゃん・・・?わたしも・・・泣きたいよ・・・」

やよい「だってこれじゃあ・・・キャンディのことはあきらめるしかないもん・・・」ウルウル

「俺はーーーーー!!!じっぎょうじゃどじでーーー!!!さいあぐだああああ!!!!
 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!」

なお「なに?」

あかね「なんかみゆきよりも泣いてる奴おるで・・・」

やよい「なにがあったんだろう・・・」

みゆき「ぐすっ・・・」

あかね「号泣しとるで」

3雲「みんなを・・・!うああああああ!!!1度だけじゃなく・・・!ああああ!!!」

3雲「2度も・・・!巻き込んで・・・!巻き込んでしまった・・・うおああああ!!!」

3雲「俺は・・・!実況者として・・・失格ああああああ!!!」

3雲「うあああああ!!!うああああああ!!!」

3雲「俺のせいでええええ!こんなことに・・・うっあああ!」

3雲「ゲイザーブレイクにいいい!加担してしまってえええ!!」

3雲「みんなを巻き込んだ以上実況者をおおおお!!」

3雲「やる資格なんかねええええええ!!」

3雲「わああああ!!うわあああああ!!」

3雲「ともゆき・・・!ともゆき・・・!」

3雲「どもゆぎいいいいいい!!ああああ!!」

3雲「ひぐっ・・・ぐっ・・・すっ・・・あああ・・・」

3雲「ともゆきには特に・・・迷惑を・・・かけてしまったああ・・・!」

3雲「俺は・・・もうともゆきと・・・一緒にいれねえ・・・」

ジョンソンともゆき「何言ってんだよ3雲」

ジョンソンともゆき「何が会っても実況者は仲間だろ!?」

ジョンソンともゆき「そんな風に泣かなくても俺はお前を信じてるよ」

3雲「気遣いはええ・・・気遣いはいらない・・・」

3雲「俺が悪いからあああ・・・」

3雲「うううあああああぁぁぁ・・・」

三浦「悪いのは洗脳されたお前じゃなくて洗脳したゲイザーブレイクだよ」

ジョンソンともゆき「おい三浦、俺の台詞取るなよ」

なな湖「俺が言おうとしてたけどなそれ・・・」

3雲「今だけは・・・泣かせてくれえええ・・・」

3雲「あ・・・あああ・・・あああ・・・」

なな湖「ああ、気の済むようにしろ」

ジョンソンともゆき「そうするのも友だしな」

3雲「うううっ・・・」

パステルくん「あ、そうだ、クリエイトカントリーでの依頼の約束忘れてた。急げー!!」

タタタタタタ

FB「あ、俺たちもクリエイトカントリーに行こう」

きっくん「OK」

えおえお「モンスターには注意だな」

あろまほっと「脅威が過ぎ去ったとしても油断すんなよ」

FB「OK」

れいか「さて、これからどうしましょう・・・」

みゆき「う~ん・・・」

みゆき「とにかくいろんなとこ行ってみる」

あかね「行き先どうするん?」

やよい「クリエイトカントリー?それともブラッサム?」

なお「どっちでもいいんじゃない?」

れいか「ですが本棚を探すとなればクリエイトカントリーですね、
    図書館はここにもありますが期待ができません」

れいか「図書館に行ってみましょう」

図書館

カチッ、カチッ

れいか「だめですね・・・」

やよい「どうしたら元の世界に戻れるんだろう?」

れいか「とにかくこの街を出ましょう」

今日はここまで

街を出て

れいか「念のためモンスターに気をつけましょう」

やよい「そうだね、ゲームの中にはゲームクリア後にもモンスターが出てくるやつあったしね」

みゆき「もう出てこないとは思うよ」

なお「みゆきちゃんじゃあ出てきちゃうんじゃないのかなぁ・・・」

あかね「ウチもなおと同じ気持ちや」

みゆき「なによ~!はっぷっぷ~!」

れいか「クリエイトカントリーを目指しましょう」

少しした後で

みゆき「モンスター出てこないよ」

あかね「それはよかったんやが・・・」

なお「ちょっと嫌な予感・・・」

れいか「忘れた頃に出てくる恐れがありますね・・・」

やよい「モンスター来なきゃいいけど・・・」

みゆき「来ないと思うけど・・・」

あかね「そう思うと大抵やってくるで」

れいか「あの橋を渡ればクリエイトカントリーに着きますね」

やよい「思えばここではゲイザーやミミックに遭遇したりしてたね」

あかね「あの時はゲイザーになすすべなしやったけどな」

なお「でもさっきのゲイザーブレイク戦であの時の雪辱を晴らしたよ」

れいか「そうでしたね」

みゆき「HPとMPをごっそり取られてウルトラはっぷっぷ~だったよあの時は・・・」

やよい「全くその通りだよ」

すると

みゆき「え?なに?」

みゆき「あの空間は・・・」

ドサッ

みゆき「あっ!人が出てきた・・・!」

やよい「スミス!」

なお「あの六角形の顔・・・」

れいか「スミスさんですね」

あかね「早く助けなあかん!」

みゆき「みんな!行こう!」

みゆき「大丈夫!?」

スミス「・・・あなたたちは」

スミス「早く・・・逃げてください・・・!」

スミス「この空間から・・・あの・・・魔物が・・・」

やよい「アイテム使って手当てするよ!」

れいか「なるべく早くやる必要がありますが焦りは禁物です」

スミス「あ、ありがとう・・・ございます・・・」

そして

スミス「助かりました」

みゆき「どうしたの?傷だらけになって・・・」

スミス「あっ・・・!」

スミス「気をつけてください!奴が出ます!」

やよい「奴?」

スミス「来ました!」

ダアアアアン!

あかね「えええええ!!」

なお「また~!?」

やよい「またゲイザー!?」

やよい「触手系のモンスターとはもう戦いたくないよ~!!」

今日はここまで

スミス「アウスゲイザースがアウスレティアスからやってきました!」

アウスゲイザース「ガルウウウ!」

アウスゲイザース「ギイイイイオオ!」

みゆき「と・・・とにかく変身するよ」

やよい「そうだね・・・巻きつかれないようにしないと・・・」

やよい「スミスさんは下がってて」

スミス「そうします」

スミス「ですが気をつけてください」

スミス「やられるとアウスゲイザースのしもべとして生きることとなります!」

やよい「えええええ~!?」

あかね「またこういう敵かい!」

なお「支配されるのは嫌だよ!」

みゆき「モンスターの支配なんか受け入れたくない」

れいか「ええ、アウスゲイザースから実況ワールドを守りましょう」

みゆき「じゃあいくよ!」

あかね・やよい・なお・れいか「OK!」

みゆき「さあへんしん・・・」

「てえええええい!!!」

アウスゲイザース「グルオオ!」

みゆき「あ、空間から誰か出てきた!」

やよい「ゆっくり実況の3人だね」

ゆっくり「アウスレティアスの外にお前を出してしまったが・・・」

きめぇ丸「その過ち、ここで払拭してやる!!」

旦那「まったく・・・お前らは・・・」

アウスゲイザース「ガグオオオアアア!!」

ゆっくり実況「」ヒョイ

ゆっくり「こんなのには当たんねえよ!」

きめぇ丸「楽勝だ」

旦那「おい!お前ら!!」

ゆっくり「え!?」

きめぇ丸「なにいいいい!?」

旦那「わわ、触手がいつの間に・・・!」

シュルルルルル

ゆっくり実況「わあああああ!!!」

みゆき「あっ!ゆっくり実況の3人が・・・!」

スミス「このままでは・・・!」

みゆき「みんな!早く助けに行こう!」

やよい「ダメだよ!無闇に突っ込んでも触手の餌食になるだけだし・・・」

れいか「今までの経験上そうでしたが・・・?」

なお「でもあれは見捨てておけないよ」

あかね「どうすんねん」

タタタ

ぐっち「わ!ゲイザーまだおったんかい!」

やよい「あ、ぐっちさん」

ぐっち「あかん!ゆっくり実況の3人がやられかけとる!」

やよい「助けたいんだけど触手に捕まりたくないの・・・」

やよい「触手に堕とされるのもいやだし・・・」

ぐっち「ここは僕が一肌脱ぐで!!」

ぐっち「任せな!!俺だってやってやるぜ!!!」

「その必要はない!!」

ぐっち「!?」

やよい「え?」

シュウウウウ

バアアアアアン!

アウスゲイザース「グオオオオオ!」ボオオオン

ゆっくり実況「わああああ!」ピューー

トッ

クライ「初めて敵を瞬殺できたな」

ぐっち・やよい「クライ!」

クライ「アウスゲイザースは消えてもアウスレティアスはまだ消えないか・・・」

みゆき「すごい・・・」

あかね「一瞬や・・・」

なお「変身せずに終わったね」

れいか「私達はただ見てただけになりましたね・・・」

やよい「いいじゃん、わたしもうあんなのを相手にしたくないし・・・」

やよい「もし捕まってあんなことやこんなことを・・・」

あかね「あんなことやこんなことってなんや?教えてや」

やよい「い、い、い、今のは聞かなかったことにして」

ぐっち「黙っておこう・・・女の子がたくさんいる状態でHな話はあかん・・・」

ぐっち「それにしてもさすがゲイザーハンターのクライや・・・」

ぐっち「もしかしたら彼いたらゲイザーブレイクをもっと早く倒せたかも知れへん」

ゆっくり「いってって・・・」

きめぇ丸「おい!クライ!助け方が乱暴だったぞ!」

旦那「助かったのはよかったんだが・・・」

クライ「ああ、悪い悪い」

クライ「それよりまだ空間が残っているぞ」

ゆっくり「あ、本当だ」

きめぇ丸「マジかよ!?」

旦那「またゲイザーが来るのか?」

みゆき「空間がまだある・・・」

あかね「なんかやばいのが来そうやな・・・」

やよい「あの中に吸い込まれそう・・・」

なお「でも逃げたらダメだよ」

れいか「様子を見ましょう」

タタタ

れいか「後ろから誰か来ましたね」

やよい「あ、あなたは・・・」

3雲「お前ら!そこをどいてくれ!」

3雲「俺は今からあの空間の中に突っ込む!」

3雲「死んだってかなわない!罪滅ぼしのためなら何でもする!」

3雲「仲間を巻き込んだ罪、今ここで償う!」

3雲「この罪を償う以外、このゆがみは治らない!」

みゆき「ダメだよそんなの!」

なお「命を粗末にしないで!!」

れいか「あなたは仲間を置いてこの世を去るつもりですか?」

3雲「俺は・・・奴らと組む資格なんか・・・」

ドサドサドサ

3雲「ん・・・?」

3雲「あれはどっこいとお茶君と夜刀、クライの奴先に空間を抜けたな?」

3雲「見てなかったが大体想像はつく」

3雲「アウスレティアスに行くときいつも4人で入るからな」

3雲「HMO団の4人もコンマイータウンに駆けつけてほしかったが・・・」

3雲「どうせ彼らは空間の中だったしな・・・」

3雲「でもなんか3人の様子が・・・」

みゆき「えっ!?」

やよい「やばい!快楽堕ちしている!」

ぐっち「いや・・・どこが快楽堕ちやねん」

ぐっち「でも様子がおかしいことは確かや」

スミス「まさかアウスゲイザースの虜に・・・」

どっこい「がああああ!!」

お茶君「ぐるうううう!!」

夜刀「もっと快楽をおおおおお!!」

クライ「大丈夫か!?今から助けるぞ!」

お茶君・夜刀「」ピタッ

どっこい「なーんてな」

クライ「なんだよおい・・・」

クライ「お前ら洗脳解けていたじゃん」

タタタ

3雲「そこをどけ!!」

クライ「!?」

どっこい「!!!」ドゴオッ

クライ「ぐううっ!!」

クライ「何すんだよ!」

3雲「ん?どうした?何があった?」

どっこい「お前何回俺らを巻き込めば気が済むんだよ!?」

お茶君「これで8回目だよ・・・」

夜刀「アウスゲイザースの虜になるのはもうこりごりだ・・・!」

クライ「なんだよ・・・ゲイザーハンターなんだろ?俺たちは」

どっこい「それはお前の頭の中だろが!」

お茶君「僕らを8回も巻き込んですまなかったと思わないの?」

クライ「すまんと思っているよ、だからこそ常に誰よりも先にお前らを助けたのさ」

夜刀「そういう問題じゃねえよ」

3雲(え・・・?)

クライ「ん?3雲、話を聞いてたのか?」

3雲「ああ・・・」

どっこい「おい3雲、聞いてくれよ」

夜刀「クライな、呪われたみてえにアウスレティアスに入るようになったんだ」

夜刀「そして俺たちはゲイザーの餌食になったのさ」

お茶君「そこをクライに助けられたんだけどね」

どっこい「まったく・・・8回も巻き込みやがってさ!」

どっこい「このままじゃ本当に頭変になっちまうぜ!」

どっこい「ところで3雲はどけとか言ってたが・・・」

3雲「俺は実況者たちを道連れにした罪を償うためにこの空間に入って死ぬまで戦い続けるんだ!」

クライ「アウスレティアスに行くなら俺も連れてってくれ、嫌とは言わせない」

ゆっくり「それは俺の台詞だぜ」

きめぇ丸「それは俺が言う台詞だ!」

旦那「アウスレティアスに毒された奴が2人増えたーっ!」

どっこい「ああそうしてくれ」

夜刀「そうしてもらわなきゃ困る」

3雲「気持ちはありがたいが俺は一人で行く!」

お茶君「ダメだ!クライと行け」

どっこい「3雲!一度道連れにしたくらいでなんだ!!」

どっこい「クライなんか8回も俺たちを巻き込んだんだぞ!!」

どっこい「ってかクライは3雲を見習え!そして罪悪感を覚えろ!」

3雲「え?そうなの?」

クライ「ああ、事実だ」

3雲「うらやましいな・・・8度道連れにしておいて平然としていられるなんて・・・」

クライ「それだと俺が嫌な奴のように見えるからそういうのやめろ」

3雲「悪い悪い」

3雲「俺も悪かったよ、自分を見失ってたよ、クライ、俺、どうかしてた」

どっこい「クライの方がどうかしてるっての!」

旦那「ゆっくり、きめえ丸もだけどな」

ゆっくり「頭おかしい奴みたいに言うな」

きめぇ丸「心外だ・・・」

クライ「じゃあ一緒に行くか?」

3雲「ああ」

みゆき「だったらわたしも行く!」

なお「あたしも!」

あかね「みんなで無事に帰ろうや!」

やよい「触手は嫌だけど行ってみる・・・」

れいか「みなさんを守るのが私達の役目です!」

ぐっち「みんないくなら俺もや!」

スミス「あの空間の世界は危険ですよ、私はコンマイータウンに戻ります」

やよい「うん、スミスさん、あとはわたし達にまかせて!」

スミス「はい!」

ピューーー

みゆき「あ!空間からまた誰かが・・・」

ぐっち「あ、本当や」

「ダニーーーー!」

ぐっち「あっ、USAピョンやん!」

みゆき「あ、本当だ!」

ぐっち「USAピョンを受け止めるで!」

ぐっち「だああああ!!」ダダダダダダダ

ぐっち「」キャッチ!

ぐっち「USAピョン!大丈夫か!?」

USAピョン「助けてくれたのはユーダニか?」

ぐっち「そうや、そうやなかったら頭部を直撃やったで」

USAピョン「ありがとうダニ、そうじゃなかったらミーはどうなってたダニか・・・」

みゆき「USAピョーーーン!!」タタタタタ

USAピョン「あっ、みゆき!久しぶりダニ!」

みゆき「また会えてよかったね!」

USAピョン「また会えるとは思っていなかったダニ、偶然ダニ」

ぐっち「え?みゆきってUSAピョンと知り合いなん?」

みゆき「うん、神の神殿に迷い込んだときに会ったんだ」

USAピョン「あの時はミーだけ脱落してめっちゃくやしかったダニ!!」

みゆき「そしてわたしがUSAピョンの分まで頑張ったんだよ」

みゆき「USAピョンのこと、忘れたことはなかったよ」

USAピョン「それはミーもダニ」

その頃

ゆっくり「あ、空間が消えてる・・・」

きめぇ丸「なんだよ・・・ゲイザー退治を楽しもうと思ったのに・・・」

3雲「そうか・・・これじゃ俺の頭の中の使命がチャラになったな・・・」

クライ「ああ、そうだな・・・」

どっこい「ちぇ、クライに償いのときを与えようと思ったのによ」

クライ「アウスレティアスはもう発生しないと思うな」

お茶君「やっぱりどんなことがあっても仲間は仲間だよ」

クライ「ああその通りだ」

3雲「そうだった!そうだったよ!」

夜刀「空間が消えてよかった・・・これでもうクライの道連れになることはもうない」

クライ「本当に悪かった・・・」

お茶君「HMO団は4人じゃないと」

クライ「よく言った、お茶君」

そしてみゆき達は・・・

みゆき「あれ?この本は何?」

USAピョン「アウスレティアスとかいう変な世界で偶然見つけたダニ」

USAピョン「ミーを異世界に吸い込んだ忌まわしき本がそこにあったんダニね・・・」

USAピョン「ミーはこの本のせいで実況ワールドに来てしまったダニ」

みゆき「あっ・・・!」

USAピョン「?」

USAピョン「どうしたダニ?」

みゆき「USAピョンもクリエイトカントリーの図書館に行こう!」

USAピョン「図書館で何をするダニ?」

みゆき「それは図書館の奥の本棚近くの場所で話すよ」

USAピョン「クリエイトカントリーってどこダニ?」

USAピョン「マウントヴァレイなら行ったことあるから分かるダニが・・・」

みゆき「ついてって」

USAピョン「とにかくそうするダニ」

れいか「では、行きましょう」

ぐっち「またな、みんな」

れいか「ええ、さようなら」

ぐっち「USAピョン、また会おうな」

USAピョン「ダニ」

そして

みゆき「ここがクリエイトカントリーだよ」

USAピョン「結構のどかでいいところダニ」

やよい「さて、図書館だけど・・・」

なお「場所どこだったっけ・・・?」

あかね「えっと・・・」

れいか「みなさん、忘れたのですか?私が案内します」

そして

みゆき「あーっ!思い出した。ここだ」

やよい「入ってみよう」

図書館

みゆき「あ、実はわたしもここ行くの初めてだった・・・」

やよい「あの時は宿屋の本棚使ったんだったね」

れいか「私は一度情報収集時にここに寄りました。
    ですが元の世界に戻る鍵すらつかめませんでした」

れいか「ですがもしかしたらそのうさぎさんの持ってる本が関係しているのかもしれません」

れいか「では、本棚へ向かいましょう」

USAピョン「元の世界に戻るダニ」

そして

れいか「では、いきます」

USAピョン「この本貸すダニ」

れいか「あなたはどの世界に住んでいますか?」

USAピョン「ミーは妖魔界に住んでるダニ!」

USAピョン「基本的には地球という星の中ならどんな世界でもワープだけでどこにもいけるダニ」

USAピョン「だから妖魔界じゃなくても人間界ならOKダニ」

USAピョン「でもその方法を使って元の世界に戻ろうとしても何も起きなかったダニ・・・」

れいか「そうですか・・・では、気を取り直していきます!」

カチッ、カチッ

みゆき「あ、何か起きた」

あかね「元の世界を・・・七色ヶ丘を想像や」

やよい「やっと元の世界に戻れる・・・」

なお「長い冒険だったよ」

れいか「これまでの経験も無駄ではありません」

みゆき「元の世界に戻ったら何しようかな・・・?」

パアアアアア

バアアアアアン!

ふしぎ図書館

みゆき「ここは・・・」

みゆき「ふしぎ図書館だ!わたし達元の世界に戻れたんだ!」

あかね「よかったな」

なお「やっと普通の生活に戻れたよ」

れいか「さまざまな出会いがありましたね」

やよい「・・・あ!キャンディは!?」

みゆき「あーっ!そうだった!」

みゆき「って、キャンディいるじゃん!ポップまで・・・」

ポップ「皆の者、すまぬでござる・・・その本は遊園地につながる本ではないのでござる・・・」

5人「ええ~!?」

みゆき「じゃあわたし達が使った本って・・・」

ポップ「ゲームを題材にした世界の本でござる・・・」

ポップ「遊園地の本はこれでござる」

ポップ「ところで・・・その兎は何者でござる?」

みゆき「え?あー!USAピョン」

USAピョン「ここどこダニー!?ユーたちは元の世界に戻れたダニけど
       ミーはまた異世界に来たダニー!」

USAピョン「でも人間界なら・・・」ドロン

みゆき「あ、消えちゃった・・・」

ポップ「もう夕方でござる、メルヘンパークはまた今度にするでござる」

なお「そうだね」

れいか「宿題を済ませなければなりません、そういえば明日は・・・」

キャンディ「れいか、明日は日曜日クル」

れいか「えっ!?」

なお「となると・・・」

れいか「あ、時計が5時半となってます。私達が異世界に入ったときは1時半でしたから・・・」

みゆき「4時間しか過ぎてなかったってこと?わたし達何日も異世界にいたよ?」

ポップ「日付も変わってないでござる」

みゆき「なんだろう・・・この時間差・・・」

翌日、メルヘンパークにて

みゆき「とうちゃーく!」

あかね「みゆき、はしゃぎすぎや」

やよい「ヒーローショーとかやってるかな~?」

なお「羽目を外さないでよ」

れいか「こうしてみなさんといるときが一番楽しいですね」

USAピョン「ダニ!」

みゆき「あ、USAピョンもいたの?」

USAピョン「ミーも元の世界に戻れたダニ、ワープは大成功だったダニ」

USAピョン「それにしてもここはとっても楽しそうダニ」

みゆき「じゃあUSAピョンも一緒に楽しもう」

USAピョン「もちろんダニ!」

キャンディ「クル~!」

ポップ「どの物語の世界に行くか迷うでござる・・・」

キャンディ「キャンディはおにいちゃんといっしょならどこにでも行くクル」

みゆき「それじゃあ、メルヘンパークをエンジョイだー!」


おしまい

性懲りもなくゲームの世界に吸い込まれるネタを書きました。
今回、このSSを書いてるうちにいくつか当初の予定を変更した箇所がかなりありました。
スレ立てた日よりもかなりあとのネタがあったりしましたが、
至急書きたくなったネタができてそうしました。(例えば妖怪うたメダルネタなど)
とにかく勝手気ままに書いたSSですが、見てくれた人ありがとう。

ちなみに、前も書きましたがこの実況ワールドネタのSSは別のアニメのSSでもやります。
さて、次回はどんなアニメやゲームのキャラとクロスさせようかな?
あと、そのSSは基本YWBのパロゲーSSにする予定です。

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