シャア「そろそろ2015年、夏アニメも出揃ったな」(24)


アムロ「そうだな、シャア」

シャア「今季、私の一番の注目作としては、ゲートだ」

アムロ「わかる。 確かにあれは面白い」

アムロ「以前、同じ様な設定でア○トブレ○ク・カ○パニーという作品があり」

アムロ「あれはあれで面白かったが、やはり近代兵器vs異世界生物という」

アムロ「誰もが思い描き、見てみたいと思うアニメ作品が」

アムロ「ようやく見れた、という印象だ」

シャア「うむ。まったくもって同意見だ」

シャア「年甲斐もなく久しぶりにワクワクした」

シャア「今のところ、次週が楽しみで仕方がない作品だ」


アムロ「ふふ……ハマっているようだな」

シャア「アムロも同じくゲートか?」

アムロ「そうなるが、俺としては僅差……いや、同立で」

アムロ「それが声優!を押したい」

シャア「ほう。 確かに面白いとは思うが……」

シャア「私としては、少々ノリについて行けないな」

アムロ「確かに好みは分かれるところだろう」

アムロ「声優という職業の裏側を語る作品として適当ではないかも知れない」

アムロ「だが……」

シャア「だが?」

アムロ「毎週、どんな大御所声優の方が本人役として登場するのか」

アムロ「非常に楽しみにしている」

シャア「……そこは作品内容と関係無い気もするが」


アムロ「まあ聞け、シャア」

アムロ「第3話では田村ゆ○りさんが登場されていたのだが」

アムロ「原作では堀江○衣さんの可愛いエピソードが満載でな」

アムロ「あれを非常に楽しみにしている」

シャア「ふむ……」

シャア「私としては、シビアな業界という事もややギャグ調にされ、流されているので」

シャア「どうにもこれでいいのか?という気がしてな……」

アムロ「それは否定しないが、あまりどギツくやるのもいかかがなものかと思う」

アムロ「俺としては、あれくらいでいいと感じている」

アムロ「アニメであるのだし、大げさな表現や誇張も」

アムロ「多少は多めに見てやってもいいんじゃないか?」

シャア「……そういうものか」


シャア「ではギャングスタはどうだろう?」

シャア「ややきわどい表現ではあるが……殺伐とした雰囲気自体は好みなのだが」

アムロ「俺は少々鼻についたな」

アムロ「確かにハードボイルドとしては、一級品の雰囲気だと思うが」

アムロ「ブ○ックラ○ーンくらいの華やかさがない」

シャア「……あれは華やかと言えるのか?」

アムロ「言い方を変えよう」

アムロ「萌え要素が足りない」

シャア「……町医者の傍にいる女の子とか居るではないか」

アムロ「何を言う」

アムロ「ブ○ックラ○ーンの萌え要素はバラ○イカだ」

シャア(……時々アムロのストライクゾーンが分からなくなる)


シャア「では、アムロにとって気になる作品はあるか?」

アムロ「俺としては、そうだな……」

アムロ「うまるちゃんだな」

シャア「……あのダメ妹のやつか」

アムロ「あそこまでのダメさだと逆に可愛く思えてな」

アムロ「正直、あまり期待していなかったのだが、予想外に面白いと思っている」

シャア(実際、妹を持っていると、そんな事は露ほどにも思わんよ……アムロ)

アムロ「他には監○学園(プ○ズンス○ール)だな」

シャア「あれは衝撃だったな……」

アムロ「思春期の男子学生の馬鹿さ加減が、いい具合に表現されて……」

シャア「え?」

アムロ「む?」


アムロ「そこじゃないのか?」

シャア「私としては起用された声優陣が衝撃だった」

アムロ「そうか?」

シャア「目をつむって聞くと……」

シャア「阿○々木暦に○ン・ア○カ、ナ○サスに桜○子が喋っている様に」

アムロ「まて」

アムロ「言いたい事はすごく良くわかるが、あのキャラを新人がやるにはハードルが高すぎる」

シャア「何事にも経験を積ませねば始まらんだろう?」

アムロ「それで円盤の売上に響いたらどうする?」

シャア「……それを言われると耳が痛いな」

シャア「だが、正直な気持ちなのだよ」

アムロ「……大人の事情があると、汲んでやれ」


アムロ「それでは2期、3期、という作品もあるが」

アムロ「そっちはどうだ?」

シャア「アニメファンとしては失格かもしれんが」

シャア「今季のモノは、ほとんど見ていない」

アムロ「そうなのか?」

シャア「シン○ォギアとデュ○ララ、ト○ブル」

シャア「最初の二つはどうにも私に合わなくてな……」

シャア「トラ○ルはもう食傷気味という状況だ」

アムロ「毎回リトのラッキースケベを拝むだけだしな……わからなくはない」

アムロ「俺としてはBL物がそれに当たる」

シャア「安心しろ、アムロ」

シャア「その作品は私も見ていない」

アムロ「何度か頑張って見てみようと思ったのだが……やはり無理だった」


アムロ「では、オーバーロードはどうだ?」

シャア「おお、うっかり忘れていた」

シャア「あれも面白いと思っている」

アムロ「ゲート……いや、SAOとゲートを足して2で割った様な感じだが」

アムロ「独自の面白さがあるな」

シャア「チートキャラが異世界へ転移したのだから」

シャア「てっきり俺無双して世界を牛耳る物語かと思っていたのだが」

シャア「この主人公、実に慎重で状況把握、異世界への関わり方」

シャア「様々なところで的確な配慮を行っている」

シャア「為政者として、本当に優秀だと思わされるな」

アムロ「そして、それとは裏腹に」

アムロ「プレイヤーとしての主人公のギャップが実に楽しい」


シャア「私も同感だ、アムロ」

シャア「これも新しい萌えのジャンルかもしれんな」

アムロ「ガイコツ萌えとか?」

シャア「アンデット萌えかもしれん」

     ハハハ…

アムロ「そうだ、萌えといえば」

アムロ「モン娘はどうだ?」

シャア「あれか……」

アムロ「?」

アムロ「シャアのお気に召さなかったか?」

シャア「あくまで私個人の意見だが」

シャア「正直、期待した程ではなかった、という印象だ」


アムロ「ほう……」

シャア「確かに悪くはない」

シャア「モンスター娘と主人公のドタバタ交流劇を描き」

シャア「萌え要素もしっかりと抑えてある」

シャア「が……どこがどう……と、言えないのだが」

シャア「どうにもイマイチな感じがしてな……」

アムロ「……まあ、そういうのも時々あるさ」

アムロ「だが、原作漫画には根強いファンも付いているのだし」

アムロ「意外に面白いという声もあり、人気作であるのは間違いない」

シャア「……まあ、そうなのだろう」

アムロ(……おそらく巨乳キャラばかりなのが気に食わないのだろうな)


アムロ「そういえば、プ○ズマ✩イ○ヤは……」

シャア「神作品だ」

アムロ「…………」

シャア「私もそれなりに長い間アニメファンであったが」

シャア「あれほどの神作品に出会えた事を神に感謝したい」

アムロ「……まあ聞かなくてもお前ならハマるだろうとは思っていた」

シャア「特に第1話は、繰り返し繰り返し何度も見」

アムロ「デレマスはどうだ?」

シャア「○リヤたんとク○エたんのベロチューシーンは、もう最」 ハアハア

アムロ「デレマスやクラクラはどうだ?」

シャア「アムロ! 語らせてくれ!」

アムロ「だが断る」

シャア「ええい、アムロ! 貴様!」


アムロ「俺としてはこの2作品、正直、あまり気持ちが盛り上がってこない」

シャア「なぜだ?」

シャア「両方とも最悪からの出発で、やがて成功するという」

シャア「王道展開だと思うのだが?」

アムロ「比べるのは酷かも知れないのだが……」

アムロ「例えばオーバーロードの様な考察が少しも見えてこない」

シャア「ふむ……」

アムロ「両方とも行き当たりばったりに行動して」

アムロ「それがたまたま上手く行っている様に思えてしょうがないんだ」

シャア「言わんとする事はわかるが……」

シャア「我々で言えば、カミーユやファ、カツ達が頑張って成功する、という物語ではないか」

シャア「多少のご都合主義は目をつむってもいいと思うが?」


アムロ「そうは言うがな……」

アムロ「まあ今後に期待、としておこう」

シャア「…………」

シャア「そういう意味でなら、私は空戦魔導師のアレだな」

アムロ「ああ……あれか」

アムロ「そうだな、あれも入れてもいい様に思う」

シャア「昔見たベ○トキッ○という映画を女の子達でやったら」

シャア「あんな感じ、というノリが見て取れるが今ひとつ気持ちが乗ってこない」

シャア「主人公と女の子達の交流があまり描かれていないからだろうか?」

アムロ「確かに言わんとする事はわかるな」

アムロ「必要なのかもしれんが、ストーカーまがいの少年を入れる意味が全くわからん」

シャア「その分主人公たちの交流に力を入れて欲しいところだな……」


アムロ「では、ダークホース的に面白かった作品はあるか?」

シャア「もちろんある」

シャア「がっこうぐらし!だな」

アムロ「ほう? シャアもか」

シャア「何? アムロもか」

シャア「第1話はところどころおかしな箇所があったのだが」

シャア「ゆ○ゆりや、き○いろ○ざいく、ごちうさの様な感じに見ていたのだが……」

シャア「まさかHOTD展開になるとは思わなかった」

アムロ「……俺は第1話の開始10分でシャアの言った作品を思い出して」

アムロ「見る気が失せて切った」

シャア「アムロ、貴様!」


アムロ「だがネットでいろいろ話題になっていて」

アムロ「ゾンビ展開じゃね?というのが気になって第3話からまた視聴し始めたんだ」

シャア「……なるほど」

アムロ「こういうゾンビパニック物は好きだが」

アムロ「最終的には、どうオチをつけるのかが気になっている、というところだな」

シャア「HOTD原作の様にならなければいいな……」

アムロ「まあゾンビ物では、よくあるパターンとも言えるが……」

シャア「…………」

シャア「……そういえば」

シャア「うしとらが、あまり話題になっていない気がするな」

シャア「近年では稀に見る良作だと思うのだが」

アムロ「まあこの辺りはジェネレーションギャップというやつかもしれん」


アムロ「あの作品が描かれていたのは1990年代」

アムロ「実に20年も前の作品だ」

アムロ「多少アレンジされているとはいえ、絵柄も手伝って」

アムロ「敬遠されているのだろう」

シャア「むう……何ともったいない」

シャア「けっこう端折っているが、原作を知っている身としては」

シャア「上手くまとめてあり、テンポもよく、ギャグとシリアスのバランスもいい」

シャア「アニメ制作スタッフの愛を感じる出来だと思っているのだが」

アムロ「ジョジョに似たシンパシーを感じるな」

シャア「確かに」

シャア「あれも良い作品であった」


アムロ「……というところで、だいたい出たか?」

シャア「……何か忘れている気もするが」

シャア「我々もすべてのアニメをチェックしている訳ではないからな……」

アムロ「2015年夏アニメは、大体こんな感じか」

アムロ「今のところ今季、一番の期待作はゲート」

シャア「次点でオーバーロード……もしくはプ○ズマ✩イリ」

アムロ「いや、そこはそれが声優!だろう?」

シャア「いいや。 絶対に譲らんぞ」

アムロ「……まあ、個人の好みだな」

アムロ「ダークホース的な位置にがっこうぐらし!だな」

シャア「うむ」

シャア「そこは同意する」


シャア「私個人は、うしとらにアルスラーンあたりも入れたいところではある」

アムロ「俺は下ネ○という概念○存在しない退○な世界と」

アムロ「うまるちゃんだな」

シャア(……相変わらずアムロのストライクゾーンが分からんな)

シャア「そういえば、ISの再放送」

シャア「いよいよラウラ・ボーデヴィッヒが登場してきたな」

アムロ(……その幼女趣味、何とかしておかないとヤバイと思うが)

アムロ「そうか、いよいよ一期メインヒロインが出揃ったのか」

アムロ「楽しみだな」

シャア「うむ」

     ハハハ…


レンカ「…………」

レンカ(どうして俺たちの話題が出ない……)

アリサ(あんなに活躍したのに……)


乙坂(なぜだ……ネットではそれなりに話題になっているのに)

友利(ビミョーな感じだからですかねー)


アドレット(最強の俺が居るってのによ……)

ナッシュタニア(個人の趣味ですから、仕方ないですよ)


灰吹(俺が救世主なのは変わらない)

月銀(>>1は元々アク○リオンが好きじゃないみたいだから……)


一同「はあ……」



おわり!

ゲート、マジ面白いっす。
金髪エルフっ娘、prprしたい。

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