ギンコ「夜見山で起こる一連の災厄…原因は蟲です。」(11)

頼む。

うおい、かけよ

ギンコ「(夜見山…ここでいいんだよな…)」

ギンコ「(聞いた噂は本当に蟲の仕業なんかね…単なる噂話で終わらんといいんだが…)」

ギンコ「(蟲も少ないし、しばらく居ることは出来そうだ、とりあえず情報収集せんとな…)」

ギンコ「あそこに人が居るな…声かけてみるか…」

声かける相手>>4

黄金バット

全然違う作品じゃねーか

ギンコ「あ~、ちょっといいかな…」

マントを翻し振り返る黄金バット。

ギンコ「その格好…ここら特有の祭りかなんかかい?」

バット「…」

ギンコ「祭りの格好てことは、あんた地元の者だよな?この辺りで不可解な連続死が起きてるって聞いて来たんだが、なんか知ってるかい?」

バット「…」

ギンコ「(…何も言わないな…祭りの最中は話しをしたらダメとかあるんかね…)」

ギンコ「(他をあたるか…)まぁいいや、邪魔したな…」

他をあたる>>7

みさきめい

ギンコ「…人が少ないな…平日だからか…?居ても忙しそうにしてて話しかけられんし…参ったな…」

ギンコ「(ん?平日なのに祭り…あれ以降同じ格好の奴は居ないし…あいつは一体…まぁいい…)」

ギンコ「(…公園か…少し休んでいくか…、ん…?ブランコに女の子…)」

ギンコ「となりいいかね?」

鳴「…どうぞ」

ギンコ「…あんたまだ中学生くらいだろ?学校は?」

鳴「…」

ギンコ「あぁ言いたくなきゃ言わなくていい。」

鳴「…私に何か用ですか?」

ギンコ「ん、あぁ、少し聞きたいことがあってな。」

鳴「…」

ギンコ「噂で聞いたんだが、この辺りで不可解な連続死が起きてるらしい、何か知らないかね?」

鳴「…それを聞いて…どうしたいんですか?」

ギンコ「知ってるようだな…よければ話してくれないか?」

ギンコ「連続死の原因が、俺の生業としてるものなら、これ以上死者を出さなくて済むかもしれん。」

支援

鳴「…生業?(きっと時々来る霊能力者や霊媒師…ね…)」

ギンコ「あぁ紹介が遅れたな、蟲師のギンコだ。」

鳴「…ムシシ?」

ギンコ「ピンとはこないよな…幽霊や妖怪…そういう基本的に見えないモノの中に蟲ってのがいるんだ。」

ギンコ「蟲は見えなくとも影響だけは及ぼしてくる。その影響を防いだり、利用したりして飯の種にしてるのが、俺たち蟲師。」

鳴「…(よくわからないけど、きっと新手の霊能力者ね…)」

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