イヴ(適当に本を買ったらTo loveると書かれた本も買っちゃった) (62)

イヴ(純文学のコーナーにある本をまとめて買ったけど……これだけなんか違うような……)

イヴ(……でも折角買ったし……いっか)











本屋

妻「おいアンタ、何純文学のコーナーに漫画なんか置いてるんだい」

夫「いやあ、うっかりうっかり」


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ガチャ

イヴ「ただいまスヴェン」

スヴェン「おう、おかえりイヴ」

トレイン「うっひゃー……またそんなに本買ったのかよ」

イヴ「うん」

スヴェン「読め読め、そうしないとこいつみたいな馬鹿になっちまうからな」

イヴ「分かった、トレインみたいになりたくないから読むね」

バタン

トレイン「……今の俺って反面教師?」

スヴェン「それ以外に何がある?」

イヴの部屋

イヴ(……『To loveる』……なんだかこの本だけ異彩を放っている……)

イヴ(……とりあえず読んでみようかな)

ペラ……

イヴ(……あれ? これ、小説じゃない……漫画だ)

イヴ(……たまにはいっか)

ペラ……

イヴ(ええっと……主人公は……この結城リトって人なんだね)

イヴ(……『高校生』?)

イヴ(『高校生』っていうのは……ええと……)








スヴェン『ジパングではな、15歳ぐらいになると『高校』ってところに行くんだ。 そこに通うやつを『高校生』って言うんだ』

イヴ『分かった』











イヴ(じゃあこの結城リトって人はジパングの人なんだね)

ペラ……

イヴ(……あ、長い髪の人が来た)

イヴ(……『デビルーク星』? これってこの漫画だけの設定なのかな……それとも本当にあるのかな?)

イヴ(……!!!)

イヴ(リ、リトが女の人の裸を……)

イヴ(……同居することになっちゃった)

ペラ……

イヴ(この結城リトって人はなんでもこんなにも上手い具合にドジをしちゃうんだろう……)

イヴ(それにどうして好感度が下がらないんだろう……)

イヴ(……)










スヴェン『うおっ!?』

ズルッ

イヴ『!!?』

スヴェン『……わ、わりいイヴ……パンツずらしちまった……』









イヴ「///」

ペラ……

イヴ(……あ、新キャラだ……)

イヴ(……!!!?)

イヴ(あ、あれ……嘘……)

イヴ(金髪で……黒い服を着て……)

イヴ(名前は違うけど……私にそっくりだ!!)

ペラ……

イヴ(わ、私にそっくりのキャラが……酷い目に合ってる)

イヴ(触手に捕まれたり……触手に捕まれたり)

イヴ(……)










スヴェン『イヴ、俺の開発した捕獲用触手だ、ちょっと実験台になってくれ』

イヴ『や、やめてスヴェン!!』










イヴ「///」

ペラ……

イヴ(私にそっくりな人もこの結城リトに惚れるんだ……)

イヴ(……でもなんでだろう、あまりこのリトって人に魅力を感じない……)

イヴ(……漫画だから気にしちゃダメなのかな?)

ペラ……

イヴ(……!!!)

イヴ(キョ、キョウコさん!?)

ペラ……

イヴ(!! それにこの人は……トレインにそっくり!!)

イヴ(キョウコさん……トレイン……リンス……ティアーユ博士……セフィリアさん…………私……ほかの人もいた……)

イヴ(なんで……私の知っている人達にそっくりな人が沢山いるの?)

ペラ……

イヴ(……この漫画を描いたのは……『矢吹健太朗』??)

イヴ(なんでこの人は私達を描いてるの? どうして知っているの?)

イヴ(……!!)









スヴェン『本の登場人物ってのはな、作者の周りの人をモデルにすることもあるんだ』







イヴ「……!!」

リンスいたっけ?

>>15
髪型だけですがモモです

イヴ(つまり……これを描いた人は……私達を知っている人!?)

イヴ(……)

イヴ(確か漫画家や小説家は……偽名を使う人もいるんだよね……矢吹健太朗は偽名かもしれない)

イヴ(トレイン……私……リンス……キョウコさん……ティアーユ博士……セフィリアさんを知っている人……)

イヴ(……あっ!!!)











スヴェン「……ぶえっくしょい!!」

トレイン「おいおい、今はそんな季節じゃねーだろ」

スヴェン「……いいじゃねえか、馬鹿じゃないって証拠だろ」

トレイン「親バカではあるけどな」

スヴェン「うるせえ」

イヴ(もしかして……この『矢吹健太朗』って人は……スヴェンなの?)

イヴ(……あれ、でも……)









スヴェン『いいか、紳士っていうのは女の子を傷つけちゃいけねーんだ』

イヴ『分かった』










イヴ(あんなこと言ってたスヴェンが……こんな女の子が傷つく漫画を描くはずがないもんね)

イヴ(……じゃあ誰なんだろう)

パタン

イヴ(結局全部読んじゃった……)

イヴ(……なんだろう、この罪悪感)

コンコン

イヴ「!!」

スヴェン「イヴ、晩飯できたぞ」

イヴ「う、うん! ありがとう!! 今行くね!」

イヴ(……スヴェンにこの漫画買ったのは内緒にしよう……)

イヴ(この間、似たような本を買おうとしたら怒られたしね……)

イヴ「いただきます……あれ、スヴェンの分は?」

スヴェン「俺はもう食べた……さっさと掃除しねえといけねーからな」

トレイン「しっかしピンクのエプロンなんか着ちゃって……案外主婦に向いてるんじゃね?」

スヴェン「……明日の朝飯、抜きな」

トレイン「わーかったわーかった! スヴェンちゃんは歳をとったヨボヨボだけどかっこいいおじいちゃんでーす!」

スヴェン「……昼飯抜き」

トレイン「紳士! スヴェンちゃんは世界一の紳士!!」

スヴェン「……晩飯抜きは免れたようだな」

トレイン「あぶねーあぶねー……」

イヴ「……」

イヴ(こんなトレインにも優しくしてくれるスヴェンがあんな漫画を……?)

イヴ(……)

イヴ「……ねえスヴェン」

スヴェン「なんだ?」

イヴ「……矢吹健太朗って知ってる?」

スヴェン「?? ……誰だそいつ?」

イヴ(この顔は……本当に知らなさそう)

イヴ「……ううん、なんでもない」

イヴ(そういえば……作者自身がモデルのキャラがいる作品もあるんだよね)

イヴ「……」チラッ

トレイン「ん? どした姫っち?」

イヴ「……トレインに描けるわけないもんね」

トレイン「は?」

イヴ(結局この矢吹健太朗って誰なんだろう……)

イヴ(こういうのって漫画に詳しい人に聞けば分かるのかな?)

イヴ(……漫画に詳しい人……そうだ!!)

イヴ(明日、あの子に聞いてみよう……早速連絡しよう!)

プルルルル……

次の日

イヴ「スヴェン、ちょっと出かけてくるね」

スヴェン「おう、気をつけてな」

バタン

トレイン「今日はストーキングしねーの?」

スヴェン「ああ、あいつももう大人だしな」

リオン(今日という今日はあいつより早く来てやる……!)

リオン(いつも遅い遅いって言われてるからな……見返してやるんだ)





レストラン前

ギュイーン……

リオン「……ふぅ、着い……」

イヴ「おはよう」

リオン「!? 約束時間は10時だろ!? 今、30分も前だぞ!」

イヴ「私は一時間前に来たの、今日も私の勝ち」

リオン「くそっ……」

レストランの中

リオン「それでなんだよ……飯代おごるから話を聞いてくれって」

イヴ「うん、こういう話はリオンなら詳しいっと思って」

リオン(『こういう話』……?)

イヴ「あのねリオン」

リオン「……」ゴクゴク

イヴ「『To loveる』って知ってる?」

リオン「!!!!!」ブーーーー!

イヴ「!!?」

リオン「ゲエッホゲエッホ!! ……ゲエッホ!」

イヴ「ど、どうしたのいきなり?」

リオン「おま……なんでそんなこと聞くんだよ!?」

イヴ「リオンって漫画詳しいでしょ? だから知ってるかなって思って」

リオン「まあ……名前ぐらいは……」

イヴ「それでね……その漫画を描いてる矢吹健太朗って人について知りたいんだけど……」

リオン「!!!」

イヴ「その漫画には……トレインにキョウコさん……私が知ってる人達が出てくるの」

イヴ「それって……私達の存在を知ってないと描けないよね?」

リオン「……」

イヴ「矢吹健太朗は……私の知ってる誰かなの?」

リオン「……それ聞くために呼んだの?」

イヴ「うん」

リオン「……俺、知ってるよ」

イヴ「!!!」

リオン「あのさ……キョウコっていたじゃん」

イヴ「うん」

リオン「矢吹健太朗はそいつの知り合いなんだって」

イヴ「!! ……キョウコさんの……!!」

リオン「そ、矢吹さんがキャラのモデル誰かいないかなって悩んでた時にあいつの知り合いの写真をあいつから借りたんだってさ」

イヴ「そうだったんだ……」

イヴ(そういえば私……キョウコさんにティアーユ博士の写真あげたんだった……)

ジパング

キョウコ「矢吹さーーーん! こんにちはーーーーー!」

矢吹「ああキョウコちゃんか、いらっしゃい」

キョウコ「ねーねー矢吹さん! キョウコとクロ様がくっつく展開まだーーー?」

矢吹「いやー……一生ないと思うよ」

キョウコ「えーーーー!? そんなこと言わずに描いてよーーーーー!!」

矢吹「はいはい、いつかね」

キョウコ「やったーーーーー!」

リオン「つーかさ……お前、どこでその漫画買ったの?」

イヴ「普通に本屋さんで売ってたけど」

リオン「マ、マジ?」

イヴ「……どうしてそんなに驚いてるの?」

リオン「いや……なかなか手に入らないって話を聞いたからさ……すげーなって思って……」

イヴ「……」

リオン「……?」ムシャムシャ

イヴ「……読みたいの?」

リオン「!!!!!」ブーーーー!

イヴ「!!?」

リオン「ゴホッゴホッ!」

イヴ「今度はどうしたの?」

リオン「あ、あのなお前……そんなもん読みたいわけないだろ!!///」

イヴ「でも男の人ってああいうの好きなんでしょ?」

リオン「なっ……勝手に決めつけんな!!///」

イヴ「そっか……ごめん」

リオン「……な、なあ」

イヴ「?」

リオン「今からさ……お前ん家行ってもいい?」

イヴ「……やっぱり読みたいんだ」

リオン「ち、ちげーよ!!/// 読みたくないけど読まなきゃいけねーの!!///」

イヴ「???」

リオン「『To loveる』も週刊少年ジャンプの漫画だから読むだけだよ!! ジャンプコレクターとしてはどんな内容でも読まなきゃいけねーんだよ!!///」

イヴ「……変なの」

リオン「う、うるせえ!! 分厚い本ばっか読んでるお前に言われたくねーよ!!」

イヴ「……とりあえず家に来てもいいか許可とってみるね」

リオン「お、おう……なんか悪い」

プルルルル

スヴェン「お、イヴから電話だ」

ピッ

スヴェン「もしもし」

イヴ『スヴェン、私だよ』

スヴェン「おう、どうした」

イヴ『今からリオンを家に連れて来てもいいかな?』

スヴェン「!!!」

スヴェン(い、家に連れてくるだと……)

スヴェン「……お、おう。 いいぞ」

イヴ『ありがとう、じゃあ今から帰るね』

スヴェン「……ああ、気をつけて帰れよ」

プチッ

スヴェン「……」

トレイン「どうしたスヴェン、なんかあったのか?」

スヴェン「……イヴも軽々と男を家に連れてくるようになっちまった」

トレイン「……多分だけど、アンタ深く考え過ぎだと思うぜ?」

ガチャ

スヴェン「!!」

トレイン「帰って来たみたいだな」

イヴ「ただいま」

リオン「……お邪魔します」

スヴェン「……いらっしゃいリオン君」ニヤニヤ

リオン「……?」

トレイン「気持ち悪い笑顔だな」

スヴェン「黙れ」

イヴ「……部屋で遊ぶね」

スヴェン「おう、いいぞいいぞ」

バタン

スヴェン「……イヴに何かしたらただじゃおかねえぞ……」ゴゴゴゴ

トレイン「頭冷やせよおじちゃん」

スヴェン「バカ野郎……一つの部屋に男女の子どもが二人きりだぞ? 何をしでかすか……」ブツブツ

トレイン「分かった分かった……そんじゃ俺は小遣い稼ぎでも行ってきますか」スタ

スヴェン「そうか……」

トレイン(『あの二人を邪魔しちゃいけねーからな』とか言うと発狂しそうだな)

スヴェン「盗み聞きは……いや、ダメだ。 それじゃ紳士の名折れだ」

スヴェン「どうすれば……」ソワソワ

イヴ「ほら、これが『To loveる』だよ」

リオン「マ、マジもんだ……すげえ」

イヴ「私はもう全部読んだからあげるよ」

リオン「ぜ、全部!?」

イヴ「うん」

リオン「お、おい……普通、女はこんな漫画読まないぜ?」

イヴ「そうなの?」

リオン「当たり前だろ!! ……つーかさ、お前はこれ読んでどう思った?」

イヴ「……男の人はこういうので喜ぶんだなあって思った」

リオン「……馬鹿にしてんの?」

イヴ「違うよ、どういうので喜ぶのか知れて良かったもん」

リオン「知れて良かったって……」

イヴ(いつか私もスヴェンに……)

リオン「そんじゃ全部もらって行くからな……じゃあな」

イヴ「もう帰るの?」

リオン「だってもらいに来ただけだし」

イヴ「折角だしここで読んだら?」

リオン「は、はぁ!? お前頭大丈夫か!?///」

イヴ「???」

リオン「こんなの男女で一緒に読むもんじゃねーよ!!///」

イヴ「私はもう読んだからリオンだけが読むの」

リオン「だったら家で読ませろ!」

イヴ「リオンが読んでる姿を見たいの」

リオン「!!?」

リオン(は? ……どういうことだ? 俺の読む姿が見たいってことはこいつ……俺のことを……?///)

イヴ(どんな反応するか生で見たいからね、これも人間観察の一種……!)

リオン「ば、馬鹿じゃねーの///」

イヴ「……ダメ?」

リオン「お、お前が俺に読ませるんだったらいいぞ」

リオン(こ、これなら流石に……)

イヴ「分かった、読むね」

リオン「は、はぁ!? お前、恥ずかしくねーのかよ!?///」

イヴ「だって実際に私が恥ずかしい目にあってるわけじゃないんだし」

リオン「や、やめろお前!! 読むな!!」

イヴ「どーしよかな……」

リオン「お前……俺を馬鹿にしてるだろ!!///」

イヴ「別に?」

リオン「じゃあなんでニヤニヤしてんだよ!///」

イヴ(こどもだなぁ……)

イヴ「……結城リト、私はあなたを……」

リオン「やめろおおおおおおお!///」










スヴェン「!!!」

スヴェン(今のはリオンの悲鳴……まさかあいつらに何か!!!)

スヴェン(すぐに行かねえと!!)ダッ









イヴ「声大きい」

リオン「だ、だったら変なことすんじゃねーよ!!///」

イヴ「普通にここで黙読すればいいのに」

リオン「だからそれをしねーのが普通なんだよ!///」

ガチャ

スヴェン「大丈夫かお前ら!!」

イヴ「スヴェン!」

スヴェン「悲鳴が聞こえたんだが……ん?」

イヴ(!! ま、漫画が……)

スヴェン「なっ……なんだこの女が裸になってる漫画は!?」

スヴェン「イヴ……どういうことだ!?」

イヴ「スヴェン……あのね……これは……」

リオン「……俺が無理矢理読ませようとしました!!」

スヴェン「!!?」

イヴ(リオン……?)

リオン「こ、こういう変なの見せたらどういう反応するか見たかったから……面白半分で……」

イヴ「ち、違うよスヴェン! この本は私が……」

リオン「俺だよ! 全部俺が悪いんだよ!!」

スヴェン「……」

リオン「ご、ごめんなさいおじさん……俺、どんな罰でも受けるから……」

スヴェン「……」

イヴ「スヴェン……」

スヴェン「……好きに読め」

リオン「!!」

スヴェン「……お前らの趣味をとやかく言う筋合いはねえよ」

バタン

イヴ「……」

リオン「助かった……」

イヴ「……リオン」

リオン「な、なんだよ」

イヴ「……私を庇ってくれてありがとう」

リオン「か、勘違いすんなよ!!/// お前が可哀想で庇ったわけじゃねえ!!/// お前に飯代奢ってもらって借りを作ったから仕方なーく嘘ついただけだよ!!」

イヴ「……ふふ」

リオン「なっ……また馬鹿にしたな!!!」

イヴ「してないよ、かっこよかった」

リオン「……な、なんだよ急に///」

イヴ「スヴェンほどじゃないけど」

リオン「悪かったな!!///」

その日の夜

イヴ「zzz……」

トレイン「……じゃあアンタは姫っち達の嘘を敢えて信じたってわけか」

スヴェン「ああ」

トレイン「しかし姫っちがそんな漫画をね……そりゃさぞかしショックだったろ」

スヴェン「まあな……けどあいつもそういうのに興味を持つ年頃だしな……しょうがねえよ」

トレイン「……けどよ、アンタのことだから取り上げると思ったけど……なんで取り上げなかったんだ?」

スヴェン「昔の俺だったら取り上げてたかもしれねえな……けどな」

トレイン「?」

スヴェン「そうしちまうと……あいつの知りたいって思いを踏みにじりそうでな……できなかった」

スヴェン「大事なのは親がどうやって読ませないようにするかじゃねえ……子どもがどうやってどれがいいものでどれが悪いものかを理解するかなんだよ」

スヴェン「イヴは賢いからな……それぐらいは分かるはずだ」

トレイン「zzz……」

スヴェン「寝てんのかよ」

ある日

スヴェン「ん? イヴは?」

トレイン「姫っちなら小遣い稼ぎに行ったぜ」

スヴェン「そうか……最近一人で頑張ってるしな……本の一冊ぐらい買ってやるか……ちょっと買ってくる」

トレイン「何が欲しいか聞かねーの?」

スヴェン「紳士ってのはな……時にはサプライズも提供しなきゃいけないんだ……行ってくる」ダッ

トレイン「はいはい立派立派」

スヴェン「さてと……何の本を買おうかな」

スヴェン「……ん?」

『To loveる 試し読み版』

スヴェン(これは……イヴが持っていたやつか……前にあいつの部屋で見た時はピンク色の髪の女が裸のシーンしか見てなかったが……)

スヴェン(……)

スヴェン(……いいか、俺は変態じゃねえ。 イヴの保護者としてどんなのを読んでるのかを確認するだけだ)

スヴェン(どれどれ……)

スヴェン(……!!!!!!)

ガチャ

イヴ「ただいまスヴェン!! さっきね、一人で10万イェンの賞金首を……」

スヴェン「いいから担当のやつを出せ!!」

イヴ「スヴェン……? 電話で誰に怒ってるの?」

トレイン「お前のために怒ってるらしいぜ、姫っち」

イヴ「???」














スヴェン「いいか!! 金輪際、金色の闇は絶対に出すな!! もしそれが無理ならそいつが辱める展開は二度とするな! 分かったな!!!」

〜終わり〜

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