男「俺がタイムトラベラー?」(26)

?「そう」

男「まさか、そんなはずない」

?「そんなはずあるの」

?「とにかく、その力で世界を救ってほしいの」

男「はぁ?」

男「いきなり俺の部屋に来て、いきなりタイムトラベラーだといって、いきなり世界を救えだと?」

?「……ごめんなさい、でも……今じゃないとダメなの」

?「お願いです……」

男「……ってかあんたは誰なんだよ」

?「私は……その内わかります」

?「あ、もう時間が……失礼します」

男「おい!どこいくんだ!」

?「過去です」

そう言って彼女は消えた

ごくごく平凡な人生を送ってきた

この時までは――

30分前

男「幼馴染……俺の事忘れてたのかな」

男「はぁ……10年振りだってのに……」

?「男……さん!」

男「うわぁぁぁぁ!?」

男「だ、だ、だ誰だ!?」

男「不審者!?」

?「落ち着いてください」

男「ひぃぃぃぃ!」

ゴンッ

男「オフッ」

―――

?「単刀直入に言うね、あなたはタイムトラベラーなの」

男「……え?」

男「俺がタイムトラベラー?」

現在

男「なんなんだよ……訳わかんねぇよ……」

男「……夢だ、きっとこれは夢なんだ……」

男「寝よう……」

………
……


7:00

男「学校いくか…」

男「たしか……明日から夏休みで……早めに学校言って掃除だったな」

ガチャ

男「んー……いい天気」

男「お…?」

幼馴染「……」テクテク

男「……声かけてもわかんないよな……」

7:30 学校

男「…」キュッキュッ

友「おーい、つまんねーし屋上いこうぜー」

男「でもなぁ…」

友「バレはしないって」

男「それもそうだな」

スタスタ


「ねね、男くんの幼馴染みでしょ?」

幼「うん」

「これ渡しといてくれない?」

幼「これ……って?」

「いいからいいから、あとでのお楽しみ!」

幼「…でもいないから後でね」

「わかった、必ず渡してよ!」

屋上

男「ここの空気は気持ちいいなぁ…」

友「俺寝るから1時間で起こしてくれ」

男「あーい」

教室

幼「あれ……ここに置いてあったのに……」

幼「……あの子が自分で持ってったのかな」

幼「……男イケメンになったし、そりゃモテるよね……」

幼「私なんか忘れちゃったかな……」

9:00

友「……ん……?ん?」

友「おぉい!!」

男「…ん?」

友「バカヤロー!何してんだ起きろ!」

男「ぉ…ぉぉ……お?」

男「おぉぉ!?遅刻だ!」

教室

先生「はいじゃあ……幼馴染さん、相対性理論について一言」

幼「え?……あー……」

幼(こんなとき男がいたらなぁ……あいつこういうの詳しいし……)

幼「……すごいと思います」

先生「ダメよ、もっと勉強しなくちゃ」

幼「はい……」

寝る

ダメよ、もっとss書かなくちゃ

12:30

友「こってり怒られたな」

男「だな」

男「しかし……こうも何もないとやる気おきないなー」

男「週末遊ばね?」

友「わり、俺彼女出来たから週末そっちと遊ぶ」

男「はぁ?マジかよ」

友「すまそ」

教室

幼「週末……どうしよっかな」

幼「暇だし…よし、寝てよう」

19:30

男「あぁぁぁ……暇暇」

?「ち、ちょっと!」

男「うわぁぁぁぁ!?」

?「その反応はもういいから……」

?「何て事してくれたの?」

男「え?え?」

?「あなたの今日の行いで世界が……」

男「……まだ言ってたのかよ」

?「……いい?あなたは今日の朝、教室にいること」

?「頼んだよ」

男「え?おい!」

男「……また消えた…」

男「……いることって……もう過ぎたし無理だろ……」

男「タイムトラベラーか……時間旅行ね…」

男「んなもんできるかっつーの」

?「できるの」

男「……」

?「お、よしよし」

?「いい?あなたは戻りたい時間に戻れるの」

?「悪用はできないけど……とにかく戻りたいと願って」

?「そしたら戻れるから」

男「……はっ」

男「…いない……あまりに突然で意識が…」

男「……たしか…願えば戻れるとか言ってたな」

男「…無理だろ」

男「俺の今日の行動で世界が終わる?」

男「何言ってんだか」

男「寝るか」

………
……


翌日

tv「た、大変です!いきなりテロが発生しました!」

tv「被害は大きく……近くの住民は速やかに隠れてください!」

男「え……いきなり…?」

ガチャ

テロ「オイゴルァ!」

男「ひぃっ!」

バララララ

男「」

男(ちくしょ……死ぬのか…?)

男(あの女の言うこと…マジだったのか……)

男(くそ……もし、あの時戻ってたら……)

―――――

昨日 7:00

男「………はっ!」ガバッ

男「あれ?あれ!?生きてる!?」

男「よっしゃぁぁぁ!」

tv「本日、○日は…」

男「…え?昨日の日付……戻ったのか?」

?「そう」

男「うわぁぁぁぁ!?」

?「あのままの未来はテロがやってきて殺される未来」

?「だから、あなたは今日、その未来を直すの」

男「な、直す?」

?「つまり、昨日……タイムトラベルする前の事と、逆の事をするの」

?「でもいつも逆にしてたら……それもダメな未来になるの」

男「……」


つまり、男自信が未来へ繋ぐため、自分で考え移動し、ダメだと思ったらタイムトラベルする
ということだ

男「ていうかあんた……」

?「私のことはすぐわかるわ」

?「頼んだわよ」

男「……」

男「……たしか昨日は幼馴染が……声かけてみるか」

ガチャ

男「…ん?待てよ、そうしたら過去の俺と鉢合わせないか?」

男「……そうか、タイムトラベル中は時間を越えてるわけだから……俺はいないのか…」

男「俺自身がこの日の俺になってるわけだから……」

男「えぇい、とりあえず幼馴染だ」

幼「……」テクテク

男「あ、おーい!」

幼「…? あ…お、男…」

すまん、

「越えてるわけだから」

じゃなくて
「巻き戻してるから」

です

幼「ひ、久しぶり」

男「久しぶり」

男「一緒に学校行かない?」

幼「へ!?いいの?!」

男「お、おぉ……」

男(久々なのにこんな簡単に声かけれた……腐っても幼馴染みなんだな)

幼(わっわっ…嬉しい……)

男「行こうか」

幼「うんっ!」

7:30

男「…」キュッキュッ

友「おーい、つまんねーし屋上いこうぜー」

男(この時……行かなかったらどうなってたんだ)

男「悪い、俺はいい」

友「じゃあ俺だけでいくわ」

友「来るならこいよ」

男「あぁ」


「ねね、男くんの幼馴染みでしょ?」

幼「うん」

「これ渡しといてくれない?」

幼「これ……って?」

「いいからいいから、あとでのお楽しみ!」

幼「…でもいないのから後でね」

「わかった、必ず渡してよ!」

幼「あれ?友くんと屋上に……」

男「行ってないよ」

幼「そ、そうなんだ、はいこれ」

幼「なんか渡してって」

ビリビリ

『男くん!君は行動力がなさそうだからこれを持って幼馴染ちゃんと映画いきなさい!
目の前にいるでしょ?さぁはやく!』

男「……そうか」

幼「何が入ってたの?」

男「幼馴染、放課後映画いこう、いい?」

幼「え?え?いきなり………?…………」

幼「………わかった」

幼(きゃー!まさかのデート!?)

男「さて……」

時かけみたいなうざい主人公かと思ってたが違うかった

放課後

男「行こか」

幼「う、うん…」ワクワク



男(俺が今日…ここで何かをすれば明日は…)

幼「なに見るの?」

男「えーっと……」

男「……久々に話したいからまず喫茶店とかは?」

幼「うん、わかった」


「…これをここに…」
「待て、まずはボスに…」

喫茶店

男「ミルク!」

幼「コーヒー!」

………

幼「カフェオレにすればよかったね」

男「まぁ、いいよ 過ぎた時間は戻らないし」

幼「…え?………あ、うん…」

3時間後

男「面白かった」

幼「シュワちゃんとアンジーの絡みが刺激的だった」

男「ブラピ発狂しそうな絡みだったよな」

男「さ、帰ろう」

幼「え?……あ…えーと……男!アレ!」

男「え?」

タタタタ

男「ちょ、え?」

男「まてまて!」タタタタ

裏路地

男「消えた……?」

男「おーい…幼馴染ー……?」

男「ん?」


「ボス、ここでいいんですか?」

ボス「あぁ、気を隠すなら森の中、銃を隠すなら…エアガンの中だ」

「しっかし…よくこんなにエアガンの不法投棄がありましたね」

ボス「地道に捨て続けた」

「さすがっす!」

男「ま、まさか……アレが…?」

夜中頑張る

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom