N「学園都市…」(5)

n「ここ、どこだろう…、トモダチと別れて外に出たら気が付けばここに…」

美琴「はぁぁぁっ!」ガンッ

n「うわぁ!ダメだよ!自販機が壊れちゃう!」

美琴「この自販機は元々壊れてんのよ。別にいいじゃない」

n「だからって、そんな乱暴なことをしちゃ…」

美琴「アンタ、何か文句あるわけ?」ビリビリ

n「ひぃぃ、ありませ…、!君!もう一回ビリビリしてくれないか!?」

美琴「ビリビリいうなーっ!」ビリビリ

n「素晴らしい!君の中で美しい数式が練り上げられているのがわかる!君は数式が好きなのかい?」

美琴「(何よこの変人…)」

美琴「で、アンタ誰?」

n「ボクはナチュラル・ハルモニア・グロピウスっていうんだ。んー、nって呼んでほしいな」

美琴「外人のようだけど、変な名前ね。ていうか、アンタその様子だと、『外』からきたみたいね」

n「いやぁ、気が付いたらここにいてさ…。ここは一体どこなんだい?」

美琴「どこって、学園都市に決まってるじゃない」

n「学園都市…?知らないな。イッシュ地方にそんなものができたのか…」

美琴「イッシュ地方?アンタ大丈夫?ここは日本よ?」

n「えっ?あ、いやぁ、ニホンっていうのはわかるよ?ここはイッシュ地方じゃないのかい?」

美琴「アンタ、もしかして、不法侵入者?」

n「そんな…、気が付いたらここにいて…」

美琴「とりあえず、黒子に連絡した方がよさそうね…」

黒子「ハァ…。あきれましたの。それで、そのポケモンとやらに別れを告げた後、外に出たらここに来ていたと…」

n「信じてもらえないかもしれないけど、本当にそうなんだ…」

黒子「あら上の方からのご連絡が、少々お待ちくださいませ」

10分後
黒子「…。何でかはわかりませんが、上の方からの指令で、アナタを学園都市に住ませろと…」

n「でも本当にいいんですか?それに、僕は早くトウコを見つけなきゃ…」

黒子「アナタが別世界から来たというのが本当であれば、元の世界に帰る方法が見つかるまではここにいるしかないんでなくて?」

n「…。言われてみればそうだね…」

黒子「ここが、今日から住んでもらうところですの。充実した学生生活を過ごしてくださいまし」

n「(学生生活、か…。幼い頃はずっとあの部屋で…)」

とある学生寮にて
n「地図によると、ここであっているんだけどな…」

上条「(ん?なんだあれは!?何故うちの学生寮をウロチョロしている!?更にいうと、姫神と同じ電波のオーラが…!)」

n「あっ、そこのキミ!」

上条「はっ、はい。なんでせう…」

n「あのっ、地図のこの場所ってここでいいんですよね?」

上条「ん。あぁ、そうだけど…。(もしかして、転入生とかか?)」

n「そうか!ありがとう!」タッタッ…

上条「行っちまった…」

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