のあ「もう……何よ、しぶりん」


凛「だ、だから……！『しぶりん』って……！！」


のあ「あぁ……このことね」


凛「な、なんでいきなり……？わ、私混乱しちゃってる……」


のあ「駄目かしら」


凛「だっ……！だめ、じゃ……ないけど……」

のあ「ふふっ、照れてるしぶりんも可愛いわね」


凛「はっ……！？//いや、ちが、そういうことじゃないです……！」


のあ「顔赤いわよ、大丈夫？」ｽｯ


凛「ひゃっ！な、なにを」


のあ「熱でもあるのかしら」


ｺﾂﾝ


凛「…………っ……！？//」


のあ「平熱」保障OK

凛「ぅあ……//」


のあ「大丈夫よ、熱は無いわ」


凛「うぅ……」


のあ「……？熱じゃない……なら――――」



凛「も、もう一回黙って！//」ﾊﾞｯ



のあ「んっ」ｸﾞﾗｯ


ｶﾞﾁｬｯ


卯月「おはようございます！」


未央「おっはー！！」


凛「あっ」


のあ「むぐ」

卯月「？」ｷｮﾄﾝ


未央「……し、しぶりん……と、のあさん……？」


凛「あの、いや、これは、その」


未央「えっとー……しぶりんがのあさんを押し倒して……えー……」


凛「ちがっ、ちがう、ごかい、これは」


未央「………お邪魔しましたー☆」


ﾊﾞﾀﾝ


凛「」


卯月「………？仲良しさんですねっ！」

卯月「あっ！未央ちゃんまってー！どこいくのー」


ﾊﾞﾀﾝ


凛「」


のあ「しぶりん……寒いの？」


凛「」


のあ「いきなり抱き着いてきて……暖めてあげるわ」ｷﾞｭｯ


凛「///」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

凛「そもそも」


のあ「…」


凛「どうして、その…………しぶりん……って、呼ぶのかを、ですね」


のあ「…」ﾓｿﾞﾓｿﾞ


凛「正座！！足、崩さない」


のあ「…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

のあ「別に……大した理由じゃないわ」


凛「どんな理由ですか」


のあ「…」


凛「…」ﾂﾝ


のあ「」ﾋﾞｸｯ


凛「…」ﾂﾝﾂﾝ


のあ「分かったわ分かったから足をつつかないで」

のあ「その……」


凛「…」


のあ「…………えぇと」


凛「…」ｽｯ


のあ「……！分かったわ、本当に言うから」


凛「…」


のあ「な……仲良く」


凛「……仲良く？」



のあ「えぇ……仲良く、なりたかったのよ……凛、貴女と」



凛「……………えっ」

6歳じゃないしぶりん

凛「そ、それだけ？」


のあ「……そうよ」


凛「そ、そんな……ことで」ｶﾞｸｯ


のあ「そんなことなんて、酷いわ」


凛「もう、ほんと……驚いたのに」


のあ「ごめんなさい」


凛「……うぅん、いいよ」

のあ「貴女と仲の良い未央の真似をしたら、私も距離を近づけると思ったの」


凛「成程…………だ、大体」


のあ「……？」



凛「……そんなことしなくても……私は、のあさんのこと………す、好きだよ」



のあ「…………！！そう……嬉しい。私も、好きよ。凛」


凛「……そ、それにさ」


のあ「えぇ、何かしら」

凛「たまには、いいよ……？」


のあ「……？」


凛「………し、しぶりん……って、呼んでも」


のあ「……ふふっ…そう。分かったわ」


凛「……悪い気は、しないからね」


のあ「なら、周りに人がいない時……二人きりの時は、そう呼ぼうかしら」


凛「……うん」


のあ「……しぶりん」


凛「……っ…ま、まだ慣れないかな」


のあ「ふふっ」


凛「……ふふ」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――


卯月「うーん、ちょっと早く付き過ぎちゃったかな？」


卯月「未央ちゃん達まだかなー」


ｺﾂｺﾂ


卯月「あっ誰か来たみたい」


ｶﾞﾁｬｯ




のあ「あら……おはよう、しまむー」




卯月「のあさん！おはようござい…………しま……！？」





おしり

本日はアニメ9話です。です
前作
【モバマス】周子「暖かし」こずえ「あたたかしー……」
【モバマス】周子「暖かし」こずえ「あたたかしー……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425719656/)