海未「着るこたつ?」 (31)

※初投稿です。至らない点はご容赦、ご指摘いただけると助かります。
※時間軸はアニメ二期10~11話くらいのつもりです。
※ほとんど二年生中心となります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423052415

二年生の教室

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「穂乃果?どうしたのですか?」

穂乃果「このカタログみてみて! 着るこたつだよ! 着るこたつ!」

http://girlschannel.net/topics/229392/

海未「『着るこたつ』、またこんなものを……」

穂乃果「うちの部屋だとちょっと狭いけどさ、海未ちゃんの部屋だったら余裕あるよね!?」

海未「だからなんです?」

穂乃果「……」

海未「穂乃果も半分出す、なんて言っても買ったりしません」

穂乃果「海未ちゃんエスパー!?」

海未「大体、穂乃果が欲しいのに私の部屋にその着るこたつがあったところでどうするんですか?」

穂乃果「毎日泊まりに行く!」

海未「同棲ですか!」

穂乃果「いいじゃん小さい頃は沢山お泊まり会したんだしさー」

海未「それはそうかもしれませんが……」

穂乃果「じゃあ決定で……」

海未「こたつなんてこのシーズンが終わったら片付けて、そのまま穂乃果が忘れて私の家のどこかに放置されるのが目に見えています!この前のパンケーキ屋さんだってそうです、何日か穂乃果に付き合って私がやっとお気に入りのシロップを見つけたというのにもう飽きたからしばらくパンケーキはいいと言って……」

穂乃果「うわーんお説教はいいよぉ~!」

ことり「どうしたの?」

海未「ことり、また穂乃果の思いつきです」

ことり「あはは……なになに着るこたつ?」

穂乃果「ことりちゃんはどう思う?ぜーったい暖かくて気持ちいいと思うんだけど……海未ちゃんの部屋にあったら、そこで生徒会のお仕事もがんばれちゃうなー」

ことり「(穂乃果ちゃんのいつもの思いつき……でもこれは……)」

海未「確かに生徒会室は暖房をつけても足元は冷えていますが、持ち帰ってやるものではありませんよ……ことり?」

ことり「いいんじゃないかな?」

海未「え?」

ことり「いいんじゃないかな? 着るこたつ!」

穂乃果「だよねだよね!!」

海未「こ、ことり、どうして」

ことり「わたしも海未ちゃんの家にこれがあったら衣装づくり捗っちゃうと思うな!最近部屋が寒くて手先が悴んじゃって」

海未「それは……」

ことり「海未ちゃーん……ことりも欲しくなってきちゃったなぁ」

海未「うっ」

ことり「ん……おねがいっ!!」

海未「こ、ことり……いつもいつもずるいです」

穂乃果「やったー! じゃあ三人で割り勘だね!!」

海未「そもそもいくらするんですかこれ……って25万円もしますよ!?」

ことり「えっ!?それはいくらなんでも……」

穂乃果「大丈夫だよ!」

海未「大丈夫なわけ
穂乃果「実はこれを作ってるメーカーさんからお話があってね?」

海未の部屋

海未「まさか『スクールアイドルとして着るこたつPR用の写真撮影』を条件に、二ヶ月間ほとんど無料当然で貸していただけるなんていう話とは」

ことり「早く言ってくれればもっとスムーズだったのにね」

海未「分かっていれば家の倉庫に放置される心配なんてしなかったのです」

穂乃果「今はその話より届いたこたつの準備が先だよ! 早く入ってみたいよ~!」

海未「まだ着るこたつのことを完全に認めたわけではありません!」

ことり「(こういう時の海未ちゃん、意地っ張りだよねぇ)」

ことり「準備できたね!」

穂乃果「これが着るこたつ、思った以上に幅が広い……」

ことり「ことりが一番もらっちゃおー♪」

穂乃果「あっ! ことりちゃんズルいー! 穂乃果が最初!」

海未「ここ、私の部屋ですからね? というより三人で一緒に入ってスイッチを入れればいいじゃないですか」

穂乃果「よーし、じゃあスイッチ入れるよ!」

海未「こたつはそんなにテンションを上げて使うものでは無いと思いますが、まぁいいでしょう」

ことり「後でのぼせちゃいそうだね……」

カチッ

穂乃果「おぉ……」

海未「これは……」

ことり「ぽかぽか……だねぇ」

穂乃果「ほぁ~温まる……ぅん」

海未「穂乃果!いくらなんでも眠くなるのが早すぎます!……とは言ったものの、この包まれている感覚で意識が遠のいて行きそうですね」

ことり「穂乃果ちゃん、せっかくのこたつだからと思ってみかん持ってきたんだ♪ 食べよー!」

穂乃果「さすがことりちゃん!わかってるねぇー」

海未「食べ物に見事に釣られてますね……」

穂乃果「こたつにみかんは定番だからね! …….んー美味しい!」
海未「甘くておいしいみかんですね」
ことり「今が一番食べごろだからね!」
穂乃果「実は穂乃果もお菓子たくさん持ってきたんだ! って言ってもいつもの和菓子ばっかりだけど」
ことり「ぴったりだよ!わたしはおまんじゅう食べたいなー!」
海未「ではわたしはお煎餅を……」

改行忘れました…あともうちょっとで一区切りの予定です。

……


ことり「zzz……」

穂乃果「ことりちゃん、寝ちゃったね」

海未「最近はラブライブの決勝戦のための衣装を夜遅くまで作っているみたいですからね、疲れているのでしょう」

穂乃果「……海未ちゃん、わたしね、ただ単純に着るこたつを試したいって言ったわけじゃないんだよ?」

海未「え? 何かあるのですか?」

穂乃果「そんなに深いワケはないんだけど…最近、生徒会のお仕事とかμ'sの練習とかでとーっても忙しくて……たまには三人で、のんびりお話して、のんびり過ごしたかったんだ! だから機会を作るためにも、ね」

海未「穂乃果……」

穂乃果「久しぶりにまったりしてお菓子食べてお話して、楽しかったよ!明日からまた生徒会のお仕事と練習がんばろうって気持ちになれた!」

海未「そうですね、なんというか久々に肩から力が抜けたというか、重りが取れたというか……言いにくいですが楽になった気がします」

ことり「(……穂乃果ちゃん、最近海未ちゃんの顔が強張ってるって言ってたもんね……ことりの直感も外れてなかったね♪ )」

穂乃果「着るこたつの導入、大正解だね!」

海未「穂乃果に一本取られた、と言いたいところですが、最初はこれがあれば生徒会の仕事も頑張れる、と言ってましたよね? これで逃げ場は無くなりましたよ?」

穂乃果「うっ」

海未「この前書類を少し持ち帰ってきました♪ それでは早速処理してしまいましょう、有限実行してもらいます!」

穂乃果「こ、ことりちゃん、助けてえぇぇ!」

とりあえず一区切りです。読んでいただいた方、支援していただいた方ありがとうございました。
近いうちに後日談のようなものも投下しようかと…

後日談投下します。
そんなに長くならないです…

一年後……


海未「穂乃果、まだ休憩には早いです! みかんを手から離しなさい!!」

穂乃果「うーん……もう勉強疲れたよぅ」

海未「絵里や希のように推薦でなんとかならないのですし、にこのようにプロアイドルの門を叩く訳でもないのですから真っ向から試験を突破するしかないのですよ!」

ことり「まぁまぁ海未ちゃん……穂乃果ちゃん、チーズケーキ焼いてきたから次に区切りがいいところまで行ったら一緒に食べよ!それまでファイトだよっ」

穂乃果「うぅ……頑張るっ」

海未「その意気です」

ことり「でもまさか一年前にはこうして着るこたつを受験勉強のお供にしてるとは思わなかったねぇ」

海未「ラブライブ優勝により宣伝の効果が増した、とのことでそのままプレゼントしていただけるとは」

穂乃果「海未ちゃん結局部屋にいる間はいっつも着るこたつ使ってるんだよねぇー」

海未「穂乃果!? なぜそれを!」

穂乃果「うちのお母さんが海未ちゃんのお母さんから聞いたんだよ! 最初はあんなに反対してたのにねぇ~」

海未「うぅ……」

ことり「しょうがないよ、今の所海未ちゃんの部屋にきたみんなも吸い込まれていってるくらいだもん」

穂乃果「絵里ちゃんも見事にハマって、これが日本の文化……! なんて言って二回目には亜里沙ちゃん連れてきたし!」

海未「凛は着る要素を無視して丸くなっていましたね……」

ことり「真姫ちゃんの寝顔、かわいかったねぇ」


海未さーん、お友達ですよー
海未「……? お母様、今行きます!」

凛「遊びにきたにゃー!」

花陽「三人で集まって勉強してるって聞いてたからつい」

真姫「ごめんなさいね海未、勉強の邪魔になっちゃったかしら」

海未「いえ、穂乃果が根を上げかけているところでしたからちょうどよかったのかも知れません、ささっ、上がってください……おや?」

凛「実は…」

にこ「海未! わたしたちもお邪魔するわよ!」

絵里「穂乃果を勉強させているところに行ったら悪いかなと思ったんだけどね」

希「えりちはさっきからそればっかり心配しててなぁ……うちには穂乃果ちゃんのお腹を空かしてる様子が見えるんよ」

花陽「にこちゃん絵里ちゃん希ちゃんも呼んじゃった!」

海未「花陽……なんというか、部長らしくなりましたね……」

穂乃果「うわー! 九人が集まるのも久しぶりだね!!」

ことり「ほんとだねー、ってにこちゃんと絵里ちゃんのそのビニール袋の量は」

海未「そして希のその大きい荷物、まさか」

真姫「そのまさかよ」

絵里「……鍋パよ!!!」

海未「こたつにこぼしたら許しませんよ!」

凛「海未ちゃんこわいにゃあ……」

グツグツ……

絵里「そろそろ準備が出来たようね」

穂乃果「でもなんで急に鍋を?」

凛「みんな理由つけて着るこたつに入りたかっただけにゃー! ねー真姫ちゃーん?」

真姫「そ、そんなわけ!……でもこたつに入って鍋って考えてみたらどうなのよ」

にこ「こたつに入って鍋食べたらにこも絶対暑いと思うけどねぇ、希が鍋やりたいって……というか一辺に二人だから着れてないし、にこはそもそも希の膝の上ってどぅぉういうこととぉ!?」

希「細かいことはいいやん? では改めて準備万端ということで、部長の……おっと……花陽ちゃんから一言!」

花陽「ほえっ!? ええっと……ご飯たけたよー?」

真姫「……みんなサ○ウのごはんなんだけど」

絵里「花陽の前にだけ二つ用意されているのにはもう何も言わないわ」

穂乃果「お腹がもう限界だから食べるよ!」

希「あぁ! 穂乃果ちゃんお肉ばっかり取るのズルいやん!」



穂乃果「もう我慢できないもん! μ's、エンドレス鍋パレード、スタート!!」


ことり「みんなー! チーズケーキ焼いてあるのがあるんだけど」

花陽「ちょっとまっててー!!」

おわり

これで全部です。読んでいただいた方、ありがとうございました。
初めてだったので投稿ペースなどはこんなもので良かったのかなぁ、などと思うところはありますが…
一言でも感想などいただけたら嬉しいです。

感想ありがとうございます!
続きは思いついたらタイトルを変えてまた…
μ'sの(ほとんど二年組ですが)ほのぼのしている感じが出せていたら良かったです。

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