沙々(忘れもしない７年前、突然あすなろ市の魔法少女たちに追われ、この五郷にやってくる途中、奴らの攻撃で妹の美幸が目と足が動かなくなった…)

沙々（そしてQBと出会いこの世界を変えられる力を手に入れた）

沙々（そして１年前にあすなろに戦いを挑んだが敗れ、洗脳した駒のほとんどがやつらに奪われた）

ほむら「どうしたの姉さん」

沙々「なんでもないよ」

沙々（暁美ほむら、元々は敵の監視として接近してきたらしいが今はもう調教済みだ）

沙々（ぼっちを調教するのにわざわざ魔法を使う必要もない、さんざん使い倒して）

ほむら「姉さん！　電話電話！」

沙々「ははっ、そんなに慌ててどうし…」

サキ『沙々！　明日１２時にまでに出てこなかったらここにあるソウルジェムをすべて砕く、返事は聞かない』ｶﾞﾁｬ

沙々「…やってくれる」

沙々（もう少し戦力を整えたかったが仕方がないか）

ほむら「安心して！　私が沙々を守って見せる！」

沙々「ありがとうほむら、期待してますよ」

サキ「１２時になった！　処刑を始めよう」

さやか『いやだぁ…しにたくなぃ！！』

千里『やはり沙々は私たちを…』

鈴音『…』

サキ（空き家に鎖で放置、防音魔法もしっかりしてる、後はこの遠隔操作式の爆弾で沙々ごと木端微塵）

サキ（処刑するとあれば出てくると思っていたが何も仕掛けてくる様子がないか、体とジェムのつながりだけ切断してレイトウコに保管しよう）

サキ（それにしてもさっきから通行人が）

沙々「動かないほうがいいですよぉ、ビームが暴発するかもしれません」ｽﾁｬ

サキ「何！？」

沙々「バカですねぇ、律儀に電話してから１２時まで同じ場所に待っているなんて」ｸﾌﾌ

沙々「もう死んでいいですよ」ｷｭｲｰﾝ

サキ「わかった」ｼﾞｪﾑﾊﾞｷｨ