一方通行「クローンでも殺したくはねェなァ…」 (18)

一方通行「レベル6ってのも魅力的だが…やっぱり女の子殺すってイヤだよなァ」

天井「相手はクローンだぞ?単価18万円にしてボタンを押せば作れる命、躊躇う事はないさ」

一方通行「オイ、今なんつった」

天井「えっ、いや、だから相手はクローンだと…」

一方通行「ふっざけンじゃねェよ!クローンだってなァ必死に生きてンだよ!テメェにそれを否定する権利なンてありゃしねェンだよォ!」

天井「えぇ…」

天井「じゃあ、妹達を殺害せずにレベル6になりたいと言うのか?」

一方通行「だからそう言ってンだろォが」

天井「そんな事が出来ると思っているのか?君は妹達を殺害する他レベル6にはなれない」

一方通行「…じゃあもういいや、うン。この計画俺は降りる」

天井「…えっ?えっ?」

一方通行「だからよォ、こンなふざけた計画に付き合ってられっかよってンだ。テメェは一生データでも見てマスかいてろ」

天井「えっ、ちょっ、ちょっと待て一方通行!出来るかも!もしかしたら出来なくもなくもないかもしれなくもないかもぉ!」

一方通行「本当かァ?」

天井「あぁ…た、多分…」

一方通行「じゃあやろっかな」

天井「(良かった…減給されなくて済む…)」

一週間後

一方通行「よォ天井くゥン、調子はどうだよ」

天井「な、なんとか生きてるよ…(まさか一週間徹夜するハメになるとはな…)」

一方通行「そンじゃあ、俺はどうすれば良いンだ?」

天井「あぁ、君は妹達を殺さない代わりに」

一方通行「代わりに?」

天井「彼女達を笑わせなければならない」

一方通行「…おォ?」

天井「つまりはだな、彼女達はクローンであるが故に感情が薄いんだ」

一方通行「それでェ?」

天井「その彼女達が腹を抱えて笑うのは非常に珍しいんだ。それを二万回繰り返せば君は晴れてレベル6になれる。という寸法だよ」

一方通行「…難易度高いの?それ?」

天井「そうだな、普通に殺す計画の6倍は難しいな」

一方通行「そ、そォかよ…」

天井「やはり普通に殺した方が…」

一方通行「な、なに言ってやがる!学園都市最強舐めンなよコラァ!」

天井「学園都市最強とお笑いは関係無いと思うが…まあ君がそう言うなら良いだろう。実験は明日から開始だ、それまでネタを考えると良い」

一方通行「任せとけェ、バッチリ笑わせてやンよォ」

翌日

一方通行「さァて、オマエが第一の笑いの犠牲者かァ?」

ミサカ1号「はい、とミサカはやる気満々な一方通行を見て若干引きながら返答します」

一方通行「はっ、その余裕もいつまで持つかなァ!」

ミサカ1号「実験開始まであと3秒です。3、2、1。実験を開始します」

一方通行「よっしゃァ行くぞォ!一方通行のォ!ショートコントォ!」

ミサカ1号「??」

一方通行「ピッピー!ピピー!ピピピー!ちょっとすいませェン、ここ通れないンですよォ。」

一方通行(裏声)「なんでなンだよ」

一方通行「悪りィが、こっから先は一方通行だァ!侵入は禁止ってなァ!」

一方通行(裏声)「ダジャレやないかーい!もういいわ!」

一方通行「…どうだ。(おいおい、こりゃ初っ端から飛ばしすぎちまったかァ?まァこれでアイツも愉快に素敵に爆笑するだろォな)」

ミサカ1号「…もう帰っても良いでしょうか?とミサカは一刻も早くこの空間から抜け出したい事をアピールします」

一方通行「…ど、どどどどォ言うこったそれはァ!」

ミサカ1号「端的に言えば面白くありませんでした、とミサカは本音を吐露します」

一方通行「」

一方通行「」

ミサカ1号「おや、一方通行が固まってしまいましたね。その隙に帰りましょう、とミサカはスタコラサッサ」

一方通行「………はっ!ここは??」

天井「ようやく起きたのか、君はあまりのショックに3日寝込んでいたみたいだ」

一方通行「そォか…俺は…スベったンだな…まァあれは無いなダジャレだもんな、うン」

天井「…正直私もアレは無いと思った」

一方通行「殺すぞ」

天井「(自信作だったのか)」

一方通行「にしてもよォ、アイツらが腹抱えて笑うとかホントにあンのかよ?」

天井「そこはしっかり設定してある。一般的お笑いの感性を学習装置で組み込んだからな」

一方通行「はァ??それなのにあのショートコントで笑わねェのかよ??その装置壊れてんぞ絶対!」

天井「それは無いな」

一方通行「さァて、新ネタの参考に街でもブラつくかなァ」

天井「うぅ…なにもベクトルパンチしなくても…」ボロボロ

訂正

一方通行「………はっ!ここは??」

天井「ようやく起きたのか、君はあまりのショックに3日寝込んでいたみたいだ」

一方通行「そォか…俺は…スベったンだな…まァあれは無いなダジャレだもんな、うン」

天井「…正直私もアレは無いと思った」

一方通行「殺すぞ」

天井「(自信作だったのか)」

一方通行「にしてもよォ、アイツらが腹抱えて笑うとかホントにあンのかよ?」

天井「そこはしっかり設定してある。一般的お笑いの感性を学習装置で組み込んだからな」

一方通行「はァ??それなのにあのショートコントで笑わねェのかよ??その装置壊れてンぞ絶対!」

天井「それは無いな」

一方通行「さァて、新ネタの参考に街でもブラつくかなァ」

天井「うぅ…なにもベクトルパンチしなくても…」ボロボロ

数ヶ月後

一方通行「セイセイセイセイフォー!ミサカフォー!」

上条「おい!」

一方通行「フォーーーー!…あァ?」

上条「み、御坂妹から離れろって言ってんだよ!三下!」

一方通行「えっ、あァ、ごめン。このくらいで良い?」

上条「お、おう。そんなもんだな…」

一方通行「………」

上条「………お前、御坂妹になにしてたの?」

一方通行「なにって、ギャグ披露だよ」

上条「んん?おい、ビリビリ、どういう事なんでせう?」

御坂「あるぇ?」

御坂「な、なーるほど…って訳わかんないわよ!」

一方通行「はァ?なンでだよ」

御坂「まず笑いでレベル6っておかしいでしょうが!しかもまだ一人目ってあんたどんだけレベル低いのよ!」

上条「まあまあ、落ち着けよビリビリ。御坂妹も何もされてないんだしさ、な?」

ミサカ1号「その通りですよ、一方通行はミサカに手を出してくる事は一切ありませんでした、とミサカはお姉さまを宥めます」

一方通行「ま、そう言うこったな。とっとと帰りやがれ」

上条「そうだな。俺たちは今日は帰るよ、またな一方通行。」

一方通行「あァ」

御坂「って待ちなさいよー!」

上条「…ん?なんか踏んだな…って!犬の糞踏んじまった!」

御坂「…わ、私は面白いと思うわよ!うん!」

上条「ち、違う!ギャグじゃなくて!」

ミサカ1号「ぷっ、ぷくく…ぷっはははははは!ミ、ミサカはこ、こんなに笑ったのは生まれて初めてです、とほ、報告しますっふふふっ」

一方通行「はァ?ハァァァァァァアアァァァァォァ??」

訂正多くてごめん。

説明中~
御坂「な、なーるほど…って訳わかんないわよ!」

一方通行「はァ?なンでだよ」

御坂「まず笑いでレベル6っておかしいでしょうが!しかもまだ一人目ってあんたどんだけレベル低いのよ!」

上条「まあまあ、落ち着けよビリビリ。御坂妹も何もされてないんだしさ、な?」

ミサカ1号「その通りですよ、一方通行はミサカに手を出してくる事は一切ありませんでした、とミサカはお姉さまを宥めます」

一方通行「ま、そう言うこったな。とっとと帰りやがれ」

上条「そうだな。俺たちは今日は帰るよ、またな一方通行。」

一方通行「あァ」

御坂「って待ちなさいよー!」

上条「…ん?なんか踏んだな…って!犬の糞踏んじまった!」

御坂「…わ、私は面白いと思うわよ!うん!」

上条「ち、違う!ギャグじゃなくて!」

ミサカ1号「ぷっ、ぷくく…ぷっはははははは!ミ、ミサカはこ、こんなに笑ったのは生まれて初めてです、とほ、報告しますっふふふっ」

一方通行「はァ?ハァァァァァァアアァァァァォァ??」

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