上条と一方通行と浜面が親友だったら (31)

初ssで古めの禁書ですが頑張ります
設定
・上条達は親友で子供のときから顔馴染み
・基本ギャグ、シリアス少なめ
・批判等も参考になりますので色々教えて

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478147062

始めます

私こと上条当麻は不幸な人間である。
歩いていれば財布を落とし、何が反感を買ったのか犬に追われ、自販機に金を飲み込まれ、私の通ろうとした横断歩道が赤に丁度切り替わり、学校では小学生にしか見えないような教師に補習プリントを山のように出される。
家に帰ればそこは荒らされ、ベッドを土足で踏んづけられる。さらに、特売の時間30分前に家を出たにも関わらず、不良に絡まれた人を助けてスキルアウトと追っかけっこ。
特売な間に合うはずもなく戦利品はごくわずか。帰り道はビリビリが現れて、卵はボロボロ、挙句に白井からカンフーの達人もビックリの跳び蹴りを食らわされ
心身共にボロボロ。
はぁ… 不幸だ…。

でも私には応援してくれる人がいる
親と義妹、クラスの皆に、そして…
Δフォースと同等かそれ以上に仲の良い奴等
白髪赤目の華奢な人間反射板、学園都市第一位という
称号を持つ最強の人間
金髪の不良、咄嗟の判断に優れる学園都市底辺、無能力者のオールラウンダー

プロローグ終わりです
たまに安価します

一方通行と妹達
一方「はァ、どうしたもンかねェ」
そういう一方通行の手には資料が握られていた
『絶対能力者進化実験』
第三位御坂美琴[超電磁砲]を128回殺害
第三位御坂美琴[超電磁砲]128人の用意:不可
DNAマップの使用により超電磁砲クローン『妹達を作成:失敗→1%にも満たない力量と判明
妹達20000体の作成:成功
超電磁砲128体分100%及び妹達20000体の殺害により一方通行はLEVEL6へ進化

一方通行「昔なら喜々としてやってたかも知れねェ。」
一方通行「だがァ…」
ビリッビリッ パラパラ
研究員「なっ!?」
一方通行「こンな化物にも友達ってのがいるンだァ。他をあたれェ。」
その時の一方通行は迷いの無い目だった。
研究員「お願いだッ!参加してくれッ!でないと俺の身がッッ!?」フクザワサン10マイ
一方通行「身寄りがねェならこれでも貰っとけ。俺はやらやンねェよ。」スタスタ

行間はせめて一行空けた方がいいぞ

>>8
わかりました

一方通行「はァ。くっだらねェ」トコトコ

上条「よぉ、一方通行!」

一方通行「あァ?三下かァ。」

上条「何してるんだ?」

一方通行「実験を断ってきたァ」

上条「実験?実験って何だ?」

一方通行(そういやァこいつは知らねェのか)
一方通行「三下のダチに超電磁砲いたろォ?」

上条「ビリビリがどうした?」

一方通行「超電磁砲のクローンを殺害する実験だァ」

上条「あぁ、なるほどなるh…え!?」

一方通行「非道徳な実験もあったもンだなァ」
一方通行(まァ、お前等と会ってなければやってたかも知れねェがな)

上条「ビリビリに言った方がいいかな?」

一方通行「言っとけよォ。どっかのウニみたいに追っかけられたくもねェしなァ。」

上条「うるせぇなこの白アスパラ。」

一方通行「もォいっぺん言ってみろォこの貧乏棘頭ァ!」
ギャーギャーガヤガヤ

??「うるせえぞおまえら!って大将!?」

一方通行「あァ?チンピラかよォ。すみません間に合ってますンでェそォいうのォ」

??「失礼だな!一方通行!世紀末帝王HAMADURAを忘れんな!」

上条「浜面わりぃ。ちょっとうるさすぎたか」

浜面「いやいいよ。それより大将も一方通行も元気そうで何より。」

一方通行「お前は俺等の親かなンかですかァ?」

上条「一方通行抑えて抑えて。それより何してんだ?」

浜面「ちょっと涼みに来たんだ。お前らは?」

上条「あぁ、一方通行の実験についてだよ」

一方通行「現在金髪の不良に絡まれててますゥ」

浜面「一方通行さんは相変わらずで。…それより実験って?」

一方通行「俺が超電磁砲のクローン20000体殺害だと」

浜面「超電磁砲っつうと、大将曰くビリビリの御坂ちゃん…だっけか。そのクローン殺害かよ。血も涙もねぇな」

一方通行「そォゆゥ事だ、勿論断ったがなァアホ三下共が野暮な質問する前に、クローンはDNAマップで作られたらしィ。恐らくガキの時に、人助けだか何だか偽って頂いたんだろォ。あるいは医療で役立たなくって流されたかだなァ。」

浜面「ふーん」

上条「何か馬鹿にされたのは気のせいでせうか?」

期待

!?
ID一緒!?

知り合いだなこれは
無視でいいです>>11>>12
明日話します

>>11は知り合いでした。無視してください

第三者視点だとホントに自演にしか見えなくてワロタ


木原幻生「一方通行が実験を断った?」

研究員A「ええ、彼は友達がいるとかで断りましたが、実験は…「やれ」えっ?」

木原「構わん、00001号を一方通行の元へ送り、強制的に実験をさせよ」

研究員A「しかし…」

木原「無理にでも実験させよ。00001号に一方通行を発見次第攻撃させるようにしておく。」

研究員A「わ、分かりました」タッタッタ

木原「ふっ、一方通行よ!お前が抵抗しようとも実験は開始させてもらう!私の目的だけのてめに人形共を壊すがいい!おい、00001号。一方通行を見つけ次第殺害しろ。」

御坂?「分かりました、とミサカは答えます」
御坂?「00001号の援助に回ります、とミサカは銃を構えます」
ガシャーン

木原「な、なんだ?」

一方通行「テメェか、実験を計画したのはァ!」

木原「お、お前は…!」

一方通行「実験を廃止しろォ!今すぐだァ!」

木原「嫌に決まってるだろう、人形破壊だろう、簡単にレベル6になれるというのに…」

一方通行「人形だとォ!?巫山戯んなァ!クローンだって生きてるんだぞォ!」

木原「人形如きに感情移入か、単価18万円の「うるせェ三下ァ!」な、何をする!?」ギリギリ

一方通行は怒りに任せ木原幻生の首を絞める。

一方通行「クローンはどこへやった「ミサカならここにいますが、とミサカは存在をアピールします」…あァ?」

その瞬間機械的な声が発せられた方から連続で鳴る銃声、火薬の臭い。一方通行に向けられた鉛弾は当然の如く反射。一方通行の「おい!」という叫びも虚しく、その鉛弾はクローン00001号の所へ跳ね返り、赤い飛沫を撒き散らす。

一方通行「おい、クローン?クローン!しっかりしろォ!」

木原「ふっ、一方通行よ哀れだな。攻撃を無効にする訳でも軽減する訳でもなく、反射するための能力のせいでお前の惜しんだ人形は死んだんだよ!ハハハッ!実験の始まりだぁ!!!」

叫びを上げた木原だったが、自分がクローンを殺したということで冷静な判断をし得なかった一方通行は木原を渾身の力で殴った。ゴキッという不快音と共に、木原幻生の命が消えた。

御坂?「00001号がやられました。よって、このミサカ00002号が実験を引き継ぎます、とミサカは銃を一方通行に向けます。」

一方通行「やめろォォォ!!!」
ズガガガガ

こうして同じ死に方をした同じ顔の2体の死体が出来上がった。赤く染まった部屋に、ただ1人残された一方通行は、やはり同じ赤い目を揺らし、泣いていた。それは、自分の親友と同じ世界にいられなくなった悲しみと、クローンという特殊な生まれ方をしただけの2人を殺害したという自分への嫌悪感。

一方通行「ごめン、クローン、三下達」
この声を最後に赤く染まった部屋は、静寂を迎えた。
一方通行は腫れた目で外へ出ようとした。返り血さえ浴びぬ、その能力でも悲しみは反射できなかった。
しかし…

??「一方通行!」
ヒーローは駆けつける。

安価ねえな

>>18
まだです
皆がふざけあうとこくらいになってから
伸ばしすぎましたか

上条「一方通行!」

一方通行「なンだよ三下ァ。」

上条「帰ろうぜ」

一方通行「無理だァ」

上条「なんでだ!?」

一方通行「俺は妹達2体を殺害した。だからもォオマエ達とつるむ事ほ二度とねェ。今日からめでたく暗部堕ちだァ。一生光を浴びることはねェ。だからオマエも俺と関わるなァ。」

上条「ふざけんな!お前は確かに妹達2体を殺してしまったかもしれねぇ!それは許されねぇ!でも、償わずに暗部だかなんだかに行くのはおかしい!諦めずに向き合えよ!」

一方通行「黙れ三下ァ!俺はこの能力のせェで!いじめられ、毒を吐かれェ!周りからはバケモン扱い!それによる暴力を跳ね返し、周りを傷つけたァ!挙句に今回人を殺したンだァ!もう嫌なんだよォ!」

上条「その能力で人を救えよ!苦しんだ人を助けろ!」

>>19
安価なら後に出します



上条「おい!一方通行!」

一方通行「何だァ、三下ァ」

上条「帰ろうぜ」

一方通行「…」

上条「おい?「…だァ」えっ?」

一方通行「無理だァ、三下ァ。オマエと帰ることは出来ねェ」

上条「何でだよ」

一方通行「俺は妹達2体を殺したからだァ」

上条「えっ…」

一方通行「殺しちまったンだァ、俺はァ」

上条「…」

一方通行「俺は妹達を殺した、殺しちまったンだよォ!この能力の力で!俺は人殺しになっちまったぜェ!滑稽だろォ?『クローンは人間だ。殺すなんて出来ない』なんて言ってたのがこのザマだァ。」

一方通行「俺も今日からめでたく暗部堕ちだァ!人殺しに道なんざ残されてねェンだよ「おい」、俺は光の当たらぬ場所で生きる!「うるせぇ」第一位の名なンぞ大層な名前で人を「うるせぇんだよ!」…」

上条「いい加減にしろ、この最強が!!!確かにお前は妹達2体を殺害したかもしれねえ!でも人殺しだからって、償わずに生きる理由にはならねぇ、妹達20000体は、こんなくだらない実験のために作られてしまった。でも一つ一つの命には変わりねぇ!現実から目を背けるな!向き合えよ!」

一方通行「償うだと?俺はこの能力で周りを傷つけたァ!友達だった人!俺を傷つけようとした奴!一位に勝とォだの考えるスキルアウト達、全て!」
一方通行「そして反射がなければ妹達は死ななかったァ!能力なンていうのがある限り、俺は周りを傷つけ続ける!だから俺は皆から離れれば傷つかずに済むと「ふざけんな!」ンだとォ?」

上条「それは逃げてるだけだ!お前は人を傷つける?そんなのは幻想だ!その能力は人を傷つけるモンじゃねぇ!殺す能力でもねぇ!その能力で人を救えよ!」

一方通行「なっ…!(この目…)でも、俺にはそれしか道がねェンだよォ!」

上条「いいぜ、お前が能力を攻撃専用の物と捉えてるってんなら…」

一方通行(俺を救ってくれた時と、同じ目…)

上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」バコーン

一方通行(また上条に救われたのかァ…俺はァ…)

書き溜めが同じとこから派生してますので>>19はなしで。
それと>>25までの投票で一方通行暗部堕ちか一方通行平和か決まります。ようは一方通行が光か闇か、ってことです

平和

平和ですねわかりました

冥土帰し「第一位までこの病院を使ってくれるとは、光栄だね」

一方通行「チッ、三下が運ンだのがここなだけで、俺の意思じゃねェよ」

冥土帰し「そうかい、明日辺りで退院してくれて構わないよ?それでは僕は失礼するね?」

一方通行「あァ…」ガチャバタン
コンコン
一方通行「ったく、何のよォですかァ?三下共ォ」ガチャバタン

上浜「わかるのか!?」スゲェ

一方通行「大体の気配でなァ。」

上条「ほら、林檎だぞ」

一方通行「あァ?」

浜面「あはは、大将が林檎買うってんでちょっと遅れたけどな」タハハ

一方通行「かまわねェよ」

上条「ほら、林檎のうさぎさんだ」

浜面「早ぇな!しかも上手だし」

一方通行「三下さンは女々しィですねェ」ウン

上条「ほっとけ、ほら、浜面も少しどうぞ」コト

浜面「お、サンキュ(こういう気遣いが女にもてるんだろうな)」ムシャムシャシャリシャリ

浜面「てかさぁ、一方通行ってさ」ムシャムシャ

一方通行「あァ?」シャリシャリ

浜面「うさぎみたいだな」ムシャムシャ

上条「www」ブフォオ

一方通行「テメェ等殺されてェのかァ!?」ゴゴゴゴ

上浜(あ、死んだ)

オラァァ、マチヤガレェェェ!!!ヒィィ!ゴメンナサァイ!

騒がしい病室の前に立つ、金髪サングラスのアロハシャツ着という異様な格好の人物は、一人呟く
??「暗部、ねぇ。ま、あいつらには似合わなそうだし、誘うのやめるかにゃー。」
??「この多重スパイの土御門さんにも、そのくらいの慈悲はあるんだぜい!」
??「じゃあな、かみやん」スタスタ

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