苗木「カラオケ?」山田「アニソン縛りですぞ!」 (177)

超高校級の生徒達(1のみ)がカラオケをする、という話。ssお題きっかけ。

初めてのスレ立てなので、注意点などがあればドンドン教えて下さい。

時系列はスクールモード。若干のキャラ崩壊、ネタバレ、中の人ネタが有ります。ご注意を。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414862222

山田「希望ヶ峰78期生! チキチキ、アニカラ大会ですぞ!」

苗木「い、いえー……」

山田「苗木誠殿、もっとテンション上げる! 頑張れよ! 熱くなれよ! お米食べろ!」

苗木「いや、だってさ? どう考えても山田君しか得しないじゃないか」

山田「え~……でも霧切響子殿や舞園さやか殿も参加に意欲的でして、今更無しにするのはちょっと……」

苗木「な、なんか意外だな。霧切さんもなんだ……」

山田「他の皆も楽しみにしていますし、後は苗木誠殿のみとなってるんですぞ!」

苗木「そっか。それならもちろん僕も参加するよ」

山田「いやーさすが苗木誠殿! それでこそ超高校級のハーレムマスターでござる!」

苗木「いや違うからね!? そして関係ないよね!?」

山田「では拙者はこれにて一旦失礼」

苗木「うん。また後でね」


昼休み━━


モノクマ「音楽室をカラオケ仕様にしてあげたよ! これで思う存分楽しんでちょうだいな!」

苗木「モノクマ、暇だったのかな……」

モノクマ「失礼な! 君達がモノクマスペア作りを頑張ってるからって、わざわざやってあげたのにさ! 態々わざわざワザワザざわざわ!」

苗木「わ、分かったから……何度もわざわざって言わないでよ。それとざわざわを混ぜないでよ」

モノクマ「あ、あと点数最高点の方にはモノクマから、お出かけチケットSPをあげるよ」

霧切「どこがスペシャルなのかしら?」

モノクマ「うぷぷぷぷ……なんと! 相手を一日中一緒に行動させる事が出来ちゃいます! そりゃ一日中なんて、何か起きても不思議じゃありませんなぁ?」

苗木「……え、あぁ、そう」

モノクマ「苗木君リアクション悪すぎー。でもやる気ある子もいるからね。楽しみ楽しみ♪」

苗木「それにしても、本当に皆来たんだね。十神君も」

十神「くだらんお遊びだが、俺様が歌も完璧だということを証明してやろうと言うんだ。むしろ感謝して欲しいものだな」

腐川「びゃ、白夜様の歌が聞けるから来たのよ? アンタらの歌なんかどうだっていいのよ」

桑田「そんなかたっ苦しい言い訳イラネーっての! それより舞園ちゃんだよ! 生歌聞けるとかチョー最高!」

舞園「あまり期待されると、恥ずかしいですね」

葉隠「待てよ? ここで録音したのを売りゃあ幾らか……」

セレス「くだらないですわね。金への執着以外は」

葉隠「それ俺の存在全否定してねーべ!?」

不二咲「お金に対する執着を認められるのも、どうかと思うけど……」

石丸「皆静かにしたまえ! 歌の発表会なのに聴こえないではないか!」

大和田「カラオケだぜ兄弟? 盛り上げるのも楽しみ方の一つなんだよ」

朝日奈「うーん……アニメってあんまり詳しくないんだよね。さくらちゃんは?」

大神「我もよくは知らぬ。だが、たまにはこういう度胸だめしも悪くない」

山田「ふむふむ。皆さん既に盛り上がっておりますなぁ♪」

霧切「そうね。でも意外だわ。貴方がこういう企画を立てるなんて」

山田「いえね? 最近モノクマスペア作りもルーチンになりつつありましたので、たまには皆で遊ぶのも良いかと。あと足りない娯楽成分を補いたくて……」

霧切「まぁ、そうでしょうね。でなきゃあんな事してくれないものね?」

山田「ま、まぁまぁ! せっかくの時間なので楽しみましょうぞ!」

江ノ島「そ~そ~! んじゃ、誰から行く? あいうえお順?」

朝日奈「え、じゃあアタシ? 一番手はちょっと……」

石丸「ならば僕が行こう!」

不二咲「い、石丸君……大丈夫なの?」

石丸「任せたまえ! 僕が知っている曲は少ないが、誰もが知っている曲だからな!」

桑田「……なぁ、ちょっといきなりずっこける可能性高くね?」

苗木「だ、ダメだよ桑田君! 石丸君を信じてあげようよ!」


テレレンテレレンテンテレレン〜♪


不二咲「この曲って……」

大和田「マジかよ兄弟……!?」

桑田「ほらやっぱこーなったじゃんかよ!」

『何の為に生まれて〜♪
 何をして生きるのか〜・
 分からないまま終わる〜?
 そんなのはい〜やだー!』


舞園「あ、アンパンマンのマーチですか……」

苗木「い、石丸君らしいね? あは、ははは……」

桑田「ほらみろ! ご覧の有り様だよ!」

石丸『静かにしたまえ!』

桑田「ぐぁえっ!? マイクで叫ぶなバカ! 鼓膜どころか心臓が破けるわ!」

不二咲「そういえば、この歌詞って原作者のやなせたかしさんの作詞なんだよね?」

山田「そうですな。故に、子供より大人向けの歌詞になってますぞ」

葉隠「あれだべ! アンパンマンはボッチ説の」

大和田「ああ。愛と勇気だけが友達ってとこだろ?」


『何が君の幸せ〜?
 何をして喜ぶ〜?
 答えられないなんて
 そんなのはい〜やだー!』


不二咲「なんだか、石丸君も同じ事言いそう」

大和田「確かに、兄弟は良かれと思ってやってんだろうけどな」

『そうだ! 恐れないで
 み〜んなの為に!
 愛と勇気だけが友達さ!
 ああ、アンパンマン
 優しい君は!
 いけ! 皆の夢守る為〜!』


葉隠「あっはっは! やっぱりアンパンマン友達いないべ!」

不二咲「うーん……どっちかっていうと、皆の為に一人でいるんじゃないかな?」

苗木「どういう事?」

不二咲「アンパンマンって、戦う時は基本一人で、誰かのために戦ってるよね?」

舞園「側にいると危険だからですか?」

不二咲「うん。だけどピンチの時は必ず誰かが彼を助けに来てくれる。それって、すごい事だよね?」

大和田「テメェの大事なモンを守ってくれてんだ。そう考えたら確かに男だな」

朝日奈「もしさくらちゃんがアタシの為に傷付いたりしたら、絶対に嫌だ!」

大神「我も同じだ。我を思い戦う者を、どうして蔑ろにできようか」

山田「お、そろそろ終わりが近付いて来ましたぞ」


『時は早く過ぎる
 光る星は消える
 だから君は行くんだ
 微笑んで〜!』


桑田「……はい?」

苗木「……え?」

朝日奈「えっと……これ、アンパンマンのマーチだよね?」


『そうだ! 嬉しいんだ
 生きる喜び
 たとえ、どんな敵が相手でも〜!
 ああ、アンパンマン
 優しい君は!
 いけ! 皆の夢守る為〜!』


大和田「そういや、最後まで聞いた事なかったなぁ……」

霧切「最後のフレーズ。どう考えても、寿命の事を示唆してるわね」

舞園「なんていうか、考えさせる歌詞ですね。全体的に」

石丸「その通りだ!」

桑田「ぬぉっ!? マイクなくてもうるせぇよ!」

石丸「僕も昔は、葉隠君のような言葉に悩みもした!」

苗木「悩んだんだ……」

不二咲「ま、真面目だもんね……」

石丸「しかし僕はたとえ馬鹿にされようとも、褒められなくとも、認められなくとも! 自分の為、誰かの為に人生を使う事を笑わない! 努力を笑いはしない!」

大和田「チキショー……熱すぎるぜ兄弟!」

石丸「分かってくれたか兄弟!」

葉隠「抱き締め合って……いきなりクライマックスだべ」

アンパマンのマーチを馬鹿にするやつは歌詞をろくに読んだことがないやつなんだよな
あれ、初めてまともに歌詞読んだ時は戦慄したわ…

>>7 自分も最後まで読んだ時はマジか!?ってなりました。


山田「得点は……79点ですな。なかなか高得点ですぞ」

石丸「はっはっは! やはり腹の底から声を出すのは気持ちがいいな!」

桑田「普段は全力じゃねぇのかよ……」

セレス「まぁ、茶番はここまでにしまして。次はどなたが?」

江ノ島「ん、じゃあアタシ〜♪ つかアニメあんま知らねーから山田に教えてもらったんだけど。 つかむしろそっちのが多いんじゃん?」

霧切「そうね。私も山田君に教えてもらったわ」

苗木「山田君、そんなことしてたの?」

山田「いやー、こうでもしないと拙者のライフはもうゼロよ! な状態になりますゆえ……」

江ノ島「ま、そんな訳でチャチャッとやりま!」


テーンテーレレンテレンテーンテテン〜♪


舞園「あ、なんだか爽やかな感じ」

山田「流石ですな舞園さやか殿。まぁアニメはミリタリーものですがね?」

『心描き出す〜♪
 地図上の未知なるfrontier
 扉開いたら
 道は続いてるよ〜・

 一人頼りなく〜♪
 背伸びしてみるutopia
 夢見るくらいなら
 構わず探しに行くよ〜・

 埃巻き上げて君の街へ〜♪
 空と大地が重なるルートで!』


苗木「これって何の曲?」

山田「フルメタル・パニック2ndRAIDのオープニングで、下川みくにの【南風】ですな。シリアスな方ですぞ」

朝日奈「シリアスな方って、じゃあギャグな方もあるの?」

山田「えぇえぇ。そちらはフルメタル・パニックふもっふ、というタイトルでして」

舞園「ボンタくんですよね! ふもっふ!」

山田「中の人はトンデモナイですけどね?」


『走る南風に乗って〜♪
 蒼く染まる風を切って
 心ごと駆け出しているんだ〜・

 真昼の月を追い越して〜♪
 昨日とは違う世界へ
 どこまでも走り抜けてく
 あの風のように〜・
 あの風のように〜……♪』


桑田「いよっ! 江ノ島ちゃん上手いじゃんか!」

江ノ島「マジマジ? あんがとねー?」

苗木「真昼、そばかす、貧乳……うっ! 頭が……!?」

モノクマ「おいやめろバカ」

今日はここまでにします。
音符が片方表示されないみたいですね。次からは直しておきます。

葉隠「なんつーか、思ってたより普通だべ?」

江ノ島「は? なに? なんか文句あんの?」

十神「ふん。いくら江ノ島がギャルだからといっても、そんなぶっ飛んだ歌は歌わないだろう。ちょうどいい。次は葉隠、お前が歌え」

葉隠「ものっすごい上から目線だべ!? でもま、別にいいか」

大和田「いいのかよ……」

山田「ちなみに得点は81でしたぞ。では次は葉隠康弘殿で。その次は安ひ━━」

セレス「引きちぎりますわよラード君?」

山田「へひはー!?」

桑田「コントやってんじゃねぇよ……」

チャーラーラララーチャーラーラーララー〜♪

苗木「あー……葉隠君らしいね」

不二咲「えと、その、あぅぅ……」

十神「耳が腐る」

葉隠「歌う前から酷いべ!?」

『授業終わりー! 至福の時間
 例えるのなら「マジでAngel!」
 不意の告知ー! 平和壊した
 追試の知らせ「地獄だべ!」』


山田「バカとテストと召喚獣のエンディングテーマ、milktubの【バカ・ゴー・ホーム】ですな。主人公達の馬鹿っぷりが遺憾なく発揮されてるラノベですぞ!」

腐川「あ、あんな知性の欠片もない紙束なんて、焼却処分するべきよ!」

山田「ラノベのことかぁあああああ!!」

不二咲「や、山田君から金色のオーラが!?」

大和田「うるせぇよ」


『友達との笑い話に
「いるわけ無いべそんなバカ!」
 でもホントは胸の奥では
 叫んでたんだ
「自分がそうでした!」』


舞園「えっと……」

霧切「……」

苗木「霧切さん、無言は止めようよ?」

朝日奈「なんかホントに葉隠を表した歌って感じ」

大神「朝日奈よ。思っても口にしない方がいい時もあるぞ……」

桑田「でもなんか、聞いててスカッとするな」

石丸「なるほど! つまりこの歌は、馬鹿が聴くと楽しめるのだな!」

桑田「よっしゃテメェ表出ろコラ!」

『駐車場にある、月極の事〜!
 (月極の事〜!)
 会社の名前だと思ってた、ずっと……』


江ノ島「え、あれツキギメって読むの!?」

桑田「ちょ、残念発覚してんぞ江ノ島ちゃん!?」

霧切「そういう桑田君は?」

桑田「……ゲッキョクだと思ってた」

大和田「俺もだ……」

不二咲「お、大和田君、元気出して……!」


『馬鹿も通せば男伊達!
 (ソレソレ!)
 僕らの常識非常識!
 (フワフワ!)
 ルールは無用さこの世界!
 (ソレソレ!)
 焼肉定食下克上!
 (フワフワ!)』


霧切「山田君、その合いの手は何?」

山田「実際にこういう合いの手が入るんです。盛り上げ役はお任せを!」

舞園「山田君、葉隠君だから優しくしなくてもいいと思いますよ?」

山田「ファッ!?」


『見ろよ!
 西から登ったお日様が沈んでく
 走れ、もうご飯だ
 お家に帰ろう!
 お家に帰ろう!』


葉隠「つーか、皆俺が歌ってるのに酷いべ!? 大して聴いてねーべ!?」

十神「当然だな」

腐川「と、当然よ」

石丸「当然だ! なんだねその歌は!? 弛んでるにも程があるぞ!」

葉隠「作った奴に言えって!」

朝日奈「じゃあ次アタシ! 葉隠の後なら歌いやすいし!」

葉隠「だからなんで俺に対して辛辣なんだべ!?」

苗木「得点は……70点か」

葉隠「俺の占いは三割当たる!」

霧切「つまり三割音を外していたという事ね」

山田「三割がゲシュタルト崩壊を起こしそうですぞ……?」


デレッテテレレレッテッテッテテッテッテーン〜♪


苗木「あ、これ知ってる」

桑田「俺も知ってるぜ! あれだ、軽音楽部のやつ!」

『ヤバイ!
 止まれない! 止まらない!
 昼に夜に朝にSinging so loud♪
 好きな事してるだけだよ
 Girls go maniac!
 あんなメロディこんなリリック
 探して行きたいんだもっともっと!
 みんな一緒にね?
 Chance Chance願いを
 Jump Jump掲げて
 Fun Fun思いを
 Shout Shout伝えよう!
 ミスったらリハって事にしてもっかい!』


山田「けいおん!! のオープニングで放課後ティータイムの【GO!GO!MANIAC】ですぞ」

舞園「私も聞いた事あります」

苗木「そういえば、超高校級の軽音楽部なんて呼ばれる人がいたよね?」

桑田「マジかよ!? うわー、その人の歌聴いてみてー」


『誰も持ってるハートっていう名の小宇宙♪
 ギュッと詰まっているよ喜怒哀楽や愛♪
 シュンてなったりワクワクしたりbusy♪
 カオス満載な日々歌にしちゃおう♪
 ぶちまけ合っちゃおう!』


苗木「なんとなくだけどけいおんのメンバーに、霧切さんと似た声の娘がいたなぁ」

霧切「一応聞くけど、それがどうしたの?」

苗木「え、いや別に何となく……」

霧切「……私はあんなヘタレじゃないわ」

苗木「え、霧切さんなんで分か━━」

山田「いちゃつくんじゃねぇリア充がぁあああ!」

『授業中も無意識に
 チェックするMusicianship!
 エアでオーケー雰囲気大事
 不意に刻むリズム
 通じ合っちゃうビート、マインド
 自由にエンジョイ
 楽しんだモンが勝ち!』


大和田「なんつーか、好きなようにやってるっつー感じだわ」

不二咲「でも朝日奈さんらしいよね。好きな事してるだけだって」

十神「それだと、まるで朝日奈がいつも適当だと思っているように聞こえるぞ?」

不二咲「えぇ!? そ、そんなつもりは……」

大神「おぬしら、朝日奈の歌が聴けぬのか?」

全員『『『………………………』』』


『ごめん!
 譲れない! 譲らない!
 縦横斜めSwinging around
 好きな音出してるだけだよ
 Girls go maniac!
 あんなグルーヴこんなリバーブ
 試していきたいんだずっとずっと!
 息合わせてね?
 Chase Chase明日を
 Break Break夢見て
 Faith Faith強気で
 Shake Shake盛り上がろう!
 浴びたら忘れらんないっしょ喝采!』


朝日奈「いやー歌った歌った! 楽しかったー!」

大神「とても上手だったぞ、朝日奈よ」

苗木「うん、結構テンポ早かったのにしっかり歌えてたよ!」

朝日奈「ほんと!? ありがとさくらちゃん! 苗木も!」

山田「得点は88点ですぞ!」

苗木「そういえばここまで男女交互に歌ってるよね?」

山田「確かに。では次は男子にしますか?」

大和田「なら俺が歌うぜ! この曲は聴いて一発で気に入ったんだよな」

桑田「突っ走る感じか?」

朝日奈「不良の歌ってどんなのだろ?」

十神「プランクトンの歌などどうでもいいがな」


チャーンチャーンチャーンチャーラーラーララー〜♪


舞園「これ、結構古い曲じゃないですか?」

山田「ですが、故に好きな方も多いと思いますぞ? 何度もカバーされてますし」

『アスファルト
 タイヤを切りつけながら
 暗闇走り抜ける……!
 チープなスリルに身を任せても
 明日に怯えていたよ』


苗木「確かシティーハンターの歌だよね?」

山田「その通りですぞ苗木誠殿。TMNETWORKの【Getwild】です」

霧切「なるほどね。確かに暴走族の大和田君らしい選曲だわ」


『It's your pain? or my pain? or somebody's pain?
 誰かの為に生きられるなら
 It's your dream? or my dream? or somebody's dream?
 何も怖くはない』


不二咲「や、やっぱり、男らしくて、カッコイイなぁ……」

山田「ぐほぉあっ!? ちーたんで妄想がひろがリング!」

舞園「ダメですよ山田君。不二咲さんは共有財産なんですから」

山田舞園
「天使、女神、ちひろ!」

苗木「それは(作品が)違うよ!」

『Get wild & tough!
 一人では
 解けない愛のパズルを抱いて
 Get wild & tough!
 この街で
 優しさに甘えていたくはない
 Get Chance & luck!
 君だけが
 守れる物がどこかにあるさ
 Get Chance & luck!
 一人でも
 傷ついた夢を取り戻すよ』


朝日奈「なんだ、大和田もこういうの歌えるんじゃん?」

大和田「たりめーだ。これでも歌は自信あんだよ」

山田「得点は……おぉ! 91! 暫定一位ですぞ!」

大和田「うおらぁ! 見たかぁ!」

セレス「言うだけのことはありますわね? ですが残念ながら、私が直ぐに塗り替えて差し上げましょう」

山田「いよっ! セレス殿!」


チャーラララーラララーラララー〜♪


苗木「安定のゴスロリ枠か……」

不二咲「な、なんだかオドロオドロしいっていうか……」

十神「お似合いじゃないか。性格も似ているわけだからな」

『まだ云わないで
 呪文めいたその言葉
 愛なんて羽のように軽い
 囁いて
 パパより優しいテノールで
 奪う覚悟があるのならば〜♪』


山田「ローゼンメイデントロイメントのオープニング、ALIPROJECTの【聖少女領域】という曲ですはい」

苗木「キャラと雰囲気合ってるもんなぁ、セレスさん」

桑田「つーか、盛り上がらねーだろこんな曲で」


『百万の薔薇のベッドに
 埋もれ見る夢よりも
 馨しく私は生きてるの』


霧切「カラオケなんて突き詰めれば自己満足なのだから、気にせず歌えばいいと思うけど」

葉隠「いくらなんでも無理があるべ……」

『一人繭の中
 学び続けても
 水晶の星空は
 遠すぎるの』


山田「そう言われると弱いですなぁ。アリプロはクセが強すぎますゆえ」

大神「いろいろあるものだな」

石丸「うむ! 好みは人それぞれだ!」

桑田「オメーそれ貶してるって自覚あるか?」


『まだ触れないで
 その慄える指先は
 花盗人ノ甘い躊躇い♪
 触れてもいい
 この深い胸の奥にまで
 届く自信があるのならば〜♪』


葉隠「い、意味分かんねーべ……」

朝日奈「私も。なんか表現がハッキリしてないってゆうか……」

山田「アリプロは隠語といいますか、かなり際どい表現が多いですからなぁ」


『白馬の王子様なんて
 信じてるわけじゃない〜♪』


セレス「ふぅ……どうでしたか苗木君?」

苗木「う、うん。上手だったよ」

桑田「なんで苗木に聞くんだ……?」

葉隠「きっとあれだべ。苗木っちなら普通に誉めるからだべ」

山田「ひょっとしたら苗木誠殿を白馬の王子様として━━ブヒィッ!?」

セレス「山田君、どうやら調教が必要のようですわね……?」

山田「あ、止めて! ヒールは、僕の後ろの穴にヒールは止めて!」

腐川「は、白馬の王子様と言えば、白夜様に決まってるわ!」

十神「黙れ。お前まで混ざるな」

今日はここまでにします。
思ったよりコメント貰えて嬉しいです!ありがとうございます!

葉隠「相変わらずだべ……で、次は誰が歌うべ?」

不二咲「じゃ、じゃあ僕が歌うね?」

舞園「天使キタコレ!」

桑田「舞園ちゃんが壊れた……?」

苗木「そういえばセレスさんの点数は……90だね」

大和田「よっしゃ! まだ俺がトップだぜ!」

大神「なるほどな。こういう競い合いも悪くない」

石丸「おや? 男女交互に歌うのだから━━」

モノクマ「忘れろビーム!」


ジャーンジャララーンラーンジャララララジャーンジャーン〜♪


葉隠「うお、めちゃくちゃ懐かしいべ!」

朝日奈「え、これアニソンだったの?」

山田「NHKで放送されてましたぞ!」

『ハートを磨くっきゃない!
 キレイに磨くっきゃない!
 今より誰より輝いて
 射止めてやる〜っ!』


山田「飛べ!イサミのオープニング、ズバリTOKIOの【ハートを磨くっきゃない!】ですぞ!」

葉隠「あれな、夕方の枠で放送されてたべ」

山田「新選組をモチーフにした作品でして、主人公達が━━」

舞園「不二咲さーん! こっち見てー!」

石丸「舞園君はどうしたのだね?」

苗木「そっとしておいてあげようよ……」


『やるじゃんなかなかやるじゃん?
 やるじゃんアイツ♪
 バチバチっと火花
 飛ばしてみるか〜?
 アイツが振り向いた時
 勝負は付いた〜♪
 恋の始まりとは
 知らずに落ちていた♪』


大和田「もっと腹に力込めて声出せ! まだ行けっだろ!?」

朝日奈「ちょっと大和田! 不二咲ちゃんに酷いよ!」

大和田「アイツが男らしく歌いてぇっつったんだ。半端で良いわけねぇだろ!」

苗木「なんでだろう……?」

桑田「知らねーよ……」

『なんて不思議な目をするんだ
 BABY〜♪(BABY〜♪)
 まるで全て僕の全て
 お見通し?
 だけど素敵に優しくって
 僕は〜♪(僕は〜♪)
 息を、止め、たよ〜♪』


山田「ちょ!? 舞園さやか殿が合いの手を!?」

舞園「えへへ♪ やっちゃいました!」

桑田「可愛いなぁ……(舞園ちゃん)」

舞園「可愛いですよね?(不二咲さん)」

葉隠「この溝は永遠に埋まらんべ! 俺の占いは三割当たる!」


『ハートを磨くっきゃない!
 本気で磨くっきゃない!
 アイツに届かない光じゃ
 悔しいから〜!
 明日を目指すっきゃない!
 最高目指すっきゃない!
 初めて一途にこの胸が
 熱いよ〜!』


不二咲「き、緊張したよぅ……」

舞園「とっても良かったですよ!」

腐川「お、落ち着きなさいよ……」

石丸「うむ! 不二咲君の歌は良かったぞ!」

不二咲「あ、ありがとぅ……!」

山田「点数は78でした。残念ですが、ちーたんマジ最高!」

桑田「結局そこかよ……」

大神「次は我が歌おう」

葉隠「おお! とうとうオーガの出番だべ!」

朝日奈「さくらちゃんをそんな呼び方しないでよ!」

大神「気にするな、朝日奈よ」

セレス「それより、早く進めるべきでは?」


チャラッチャッチャッチャチャーチャー
チャラッチャッチャッチャーチャーチャーン〜♪


葉隠「これあれだべ! 最近になってアニメ化された古い漫画だべ!」

山田「君が! 泣くまで! 殴るのをやめない!」

苗木「ゲロ以下の臭いがプンプンするぜェーーーッ!」

葉隠「お前ら俺になんの恨みが!?」

『空 零れ落ちた二つの星が〜♪
 光と闇の水面
 吸い込まれてゆ〜く〜!
 引き合うように重なる波紋……』


山田「ジョジョの奇妙な冒険第一部、ファントムブラッドのオープニングで【ジョジョ〜その血の運命〜】です。ちなみにさっきの僕達の言葉は作中の台詞ですぞ!」

苗木「ジョジョはなんと言っても言葉の熱さだよね! ジョナサンがブラフォードとの戦いで言ったのは有名だけど、凄くカッコよかったんだ!」

山田「震えるぞハート!」

苗木「燃え尽きるほどヒート!」

山田苗木
『刻むぞ、血液のビィィトォオオオオオオ!!』

桑田「今度は苗木まで!?」

江ノ島「ちょっと意外じゃん? 苗木もそういうとこあるなんて」


『誇りの道を行く者に
 太陽の導きを!
 野望の果てを目指す者に
 生贄を……!』


山田「ジョジョ……ジョジョ……ジョジョ……ジョジョ……」

苗木「山田君、気持ちはわかるけどその合いの手いるの?」

霧切「苗木君はジョジョ好きなの?」

苗木「うん。僕は二部のジョセフが、強敵を相手に策略で絡め取る戦い方が好きだったな」

山田「次にお前は『もちろん全部好きだけどね』と言う」

苗木「もちろん全部好きだけどね……ハッ!?」

葉隠「コント止めるべ……」

『震えるほど心
 燃え尽きるほど熱く……!
 その手から放て鼓動!
 身体漲る勇気で〜ぇ〜!
 迷いなき覚悟に喝采を!

 その血の運命……ジョォオオオオオオオオジョォオッ!!!』


大神「うむ、我も思ったより歌えたな」

苗木「ディ・モールト素晴らしかったよ大神さん!」

山田「苗木誠殿もテンションがオーバードライブ! しておりますな」

桑田「意外すぎるだろ……つかあと歌ってないの俺以外は?」

石丸「男子は山田君に桑田君、苗木君と十神君だな! 女子は霧切君に舞園君、それから腐川君だぞ!」

大和田「ならテンション上がってんだし、苗木行けよ?」

苗木「そうだね! でもいざとなるとちょっと怖いな……」

十神「安心しろ。誰もお前の歌に期待はしていないさ」

山田「十神白夜殿は、周りの目を気にせずいつも通りに歌えばいいと言っておりますぞ」

十神「山田、ふざけた訳はやめてもらおうか?」


チャチャチャーチャーチャーチャーチャー〜♪
チャチャチャーチャーチャーチャーチャー〜!


葉隠「お、始まったべ!」

舞園「苗木君の歌ですか……楽しみです!」


チャチャチャーチャーチャーチャーチャー
チャチャチャーチャーチャーチャーチャー〜!


葉隠「……って! 繰り返しおおいべ!?」

一旦休憩します。

再開。

『響き合う、願いが今目覚めてく
 譲れない未来の為に〜♪
 巡り逢う運命を超えたその先に
 この思い輝くから〜!』


山田「とある科学の超電磁砲オープニング、fripsideの【judgelight】です」

石丸「今更だが簡潔な説明ありがとう!」

山田「しかし流石苗木誠殿。女性のキーでも普通に歌えておりますな」


『ここじゃない未来に
 想い託してみては
 強さの本当の意味を
 探し続けていた〜♪

 ありのままの痛みを
 受け入れるその意味を
 明日へ走り続ける君に知った』


舞園「君って誰の事ですか!?」

大和田「歌詞にマジになるなよ……」

霧切「舞園さん、あなた少し疲れてるのよ」

山田「むしろ憑かれてる?」

葉隠「お、オカルトは止めるべ!」

『巡りゆく景色が今流れてく
 手繰り寄せた世界の先〜♪
 降り注ぐシグナルを身体で感じて
 解き放つ今全てを!』


不二咲「な、なんだか、少年漫画みたいな歌だねぇ?」

山田「または厨二病臭い、とも言えますがね。まぁ作品が作品ですから」


『Just true in my heart
 いつだって迷わないよ!
 消せない想いがあるから
 解き明かす真実から
 瞳を逸らさずに
 I'll reach the next stage to realize all!
 確かな絆信じて〜!』


苗木「ふぅ……えっと、どうだったかな?」

舞園「すごく良かったですよ!」

霧切「なかなかやるわね」

セレス「苗木君にしては、まぁまぁといったところですかね」

十神「ま、凡人にしては頑張った方じゃないか?」

山田「苗木誠殿へのレスポンス多すぎワロチ」

江ノ島「でもなかなか良かったじゃん?」

朝日奈「そうだね〜! 苗木歌うと声高いんだ」

セレス「まぁ、この位は出来ないと困りますわ」

霧切「それは一体どういう意味かしら?」

セレス「あら、そんなに凄まれても怖くありませんわよ?」

舞園「じゃあ次は私が繋ぎますね!」

桑田「いよっ! 待ってました舞園ちゃん!」

山田「桑田怜恩殿のテンションが上がった!」

不二咲「そ、そういえば……大神さんは84、苗木君は91だったよぉ?」

大和田「チィッ! 並ばれたか……!」

桑田「バッカおめー次は舞園ちゃんだぜ? 勝てるわけねーだろ?」

舞園「苗木君? ちゃんと聞いてて下さいね?」

苗木「う、うん……」


『胸に抱く君への言葉
 いつか伝えたいな〜……!』

ヂャラッチャッチャッチャーラッチャーラッ〜♪


腐川「い、いいいいきなりビックリするじゃないのよ……!?」

葉隠「どストレートだべ」

桑田「……おぅふ」

山田「メディック! メディーック!」

石丸「桑田君! 一体どうしたというのかね!?」

大和田「問題ねぇから放っとけ」

『零れる微熱、高鳴る鼓動
 始まりは分からないけど♪
 一度気付いた消せない想い
 嘘にはもう出来ないから♪』


山田「えー……アニメのSHUFFLE! のオープニングで、YURIAの【YOU】という曲です」

朝日奈「正しく恋愛ソング! って感じだね?」

山田「そりゃあ原作エr……もとい、ギャルゲーですからな」

腐川「な、ななな何よそれ!? そんな歌を歌わせるとか━━」

山田「アニメは地上波ですぞ! 深夜枠ですが。それに一応その辺りも伝えた上での選曲ですのでね! そこ勘違いしないように!」


『出会えたのがありふれた
 偶然だとしても
 特別な意味を感じてる……!』


苗木「すごい……!」

不二咲「うん。聞いてるだけで、ドンドン引き込まれてくよね」

大和田「さすが、超高校級のアイドルってことか」

桑田「まーいぞーのちゃーん!」

葉隠「桑田っちのテンションが忙しいべ」

石丸「元気そうで何よりだ!」

『君の側に居られることを
 いつも神様に感謝です!
 迷いのない君の横顔
 ずっと、眺めていた〜い!』


江ノ島「はー、やっぱり凄いねアイドル」

霧切「……」

朝日奈「き、霧切ちゃん! 女の子がしちゃいけないくらい怖い顔してるよ!?」

大神「ふむ、いい気迫だ」

腐川「いや、良くないでしょ……」


『君と二人過ごす時間が
 揺るぎない力をくれるよ!
 不意に浮かぶ君への言葉
 いつか、伝えたいな〜!』


舞園「ありがとうございます! どうでしたか苗木君?」

苗木「凄かったよ舞園さん!」

不二咲「うん! カッコよかったし、可愛かったよぉ!」

桑田「いやーマジで最高だったぜ!」

舞園「えへへ♪ ありがとうございますね♪」

十神「ふん。まぁ聞けないほどでは無かったな」

朝日奈「ウッソ!? 十神が褒めた!?」

大神「それほどまでに、舞園の歌は良かったのだろうな」

桑田「よっしゃ! この勢いで俺が行くぜ!」

葉隠「えー? もう終わりでいいべ?」

桑田「なんでだよ!? 歌わせろっての!」

苗木「そうだよ。他に歌ってない人もいるんだからさ」

霧切「そうね。じゃないと山田君の━━」

山田「はいはい桑田怜恩殿、マイクどうぞ」

桑田「よっしゃ行くぜ!」


ジャラララッジャーンジャジャジャジャーン〜!


『Oh! Oh! DA……!
 Oh! Oh! DA……!
 お前と……!

 立ち止まる暇なんか無いさ!
 考える余裕なんか無いさ!
 ありったけの思いを胸に
 灼熱の戦いの中へ』


山田「武装錬金のオープニングでyoshiki hukuyamaの【真赤な誓い】ですな」

苗木「なんで英語風?」

セレス「随分と喧しい歌ですわね?」

大和田「延々呪文めいた歌よりマシだっつの」


『あまりにも大きな
 力の壁 世界の闇
 絶対負けるもんか!
 限界超えて……!』


石丸「うむ! 熱い歌だな! とても好感が持てるぞ!」

葉隠「熱意なら俺もあったべさ!?」

朝日奈「あれは馬鹿丸出しだからじゃん?」


『今は分からない事ばかりだけど
 信じるこの道を進むだけさ
 どんな敵でも味方でも
 構わない!
 この手を放すもんか
 真赤な誓い!

 いつまでも いつまでも
 追い続けるんだ!
 どこまでも どこまでも
 明日への勇気を!
 どこまでも どこまでも
 燃え滾るハートをお前と!』


桑田『おぉーう! おぉお〜う!』

セレス「ただうるさいだけでしたわ」

桑田「バッサリかよ!?」

不二咲「で、でも! 男らしくてかっこいい歌だったよぉ!」

桑田「おう、サンキュー!」

腐川「あ、アンタを褒めたわけじゃないでしょうに……」

葉隠「桑田っちも単純だべ」

桑田「テメーに言われたかねーよ! 舞園ちゃん! どうだった? イカしてた?」

朝日奈「喰い気味にいくから、距離を置かれるんだよね……」

舞園「……ええ。良かったですよ?」

桑田「ヒャッホォ! やったぜ俺!」

不二咲「ま、舞園さんは96点だったよぉ?」

山田「ダントツ一位! 流石、超高校級のアイドルですな」

大和田「クソッタレ! やっぱアイドルにゃ敵わねぇか……!」

石丸「桑田君の点数は73点か。大した点数ではないな!」

桑田「」

苗木「じゃあ次は誰が……」

十神「ふん。腐川、お前が歌え。俺の前座に相応しくなければ終わらせるからな」

腐川「は、はいぃぃ! う、歌わせていただきますぅうううっ!」

葉隠「腐川っちの歌って、なんだか呪われそうだべ! アッハッハ!」

腐川「な、なんなら、呪い殺してあげようかしら……?」

葉隠「ちょ、悪かったべ! オメーが言うとシャレになんねーべ!」


チャーンチャーンチャチャチャーチャーン♪
チャーンチャーンチャチャチャーチャーン♪


苗木「これって、ジブリ?」

霧切「懐かしいわね……」

『あの地平線輝くのは
 どこかに君を隠しているから
 たくさんの灯が懐かしいのは
 あのどれか一つに
 君がいるから』


江ノ島「まさかのジブリ」

石丸「どういう意味かね? 腐川君らしいチョイスだと思うが」

大和田「ここに来て、ってこったろ」

苗木「でも腐川さん、声キレイだね」

山田「確かに、いつもの濁った声からは想像出来ないほど綺麗な声ですな」

不二咲「そうだねぇ。腐川さんも普段からこんな声で話せばいいのになぁ……」

桑田「普段からだと、コレはコレでちょっと怖えけどよ」

葉隠「腐川っちの声で盛り上がり過ぎだべ」


『さぁ出掛けよう人切れのパン
 ナイフランプ鞄に詰め込んで』


苗木「あれ? 今なんかイントネーションが……?」

十神「やめろ苗木説明するな」

セレス「十神君、震えてますわよ?」

十神「黙れセレス」

山田「バルス!」

セレス「山田君、どういうつもりで私に言ったのか……説明してくださいまし」

山田「いやですしおすしっぽいノリで言っただけでしてちょ、セレス殿! あかん! 後ろの穴はアカンて!」

『父さんが残した熱い思い……!
 母さんがくれたあの眼差し……!

 地球は回る君を隠して
 輝く瞳煌めく灯火
 地球は回る君をのせて
 いつかきっと出逢う
 僕らをのせて〜……♪』


腐川「あ、あああアンタたち! 人の声で盛り上がってんじゃないわよ……! 恥ずかしいったらありゃしないわよ!」

石丸「何を言う! 見た目とは似つかわしくないほど、とても綺麗な歌声だったぞ!」

腐川「褒めるか貶すかどちらかにしなさいよ……!」

石丸「バカな!? 今の僕の言葉のどこに貶す要素が!?」

大和田「気付けよ兄弟……」

今日はここまで。明日には終わるかも。

乙、スーダン勢もして欲しい!

>>52
スーダン勢は現在らーぶらーぶ企画だからと、デュエット形式にしようか模索中。
それとも一人ずつにした方がいいのかしら?

十神「黙れ愚民共。これから俺が歌うんだ。黙って聞いていろ」

腐川「……」

葉隠「なんだべ? 腐川っちの事だからテンション上げて叫ぶかと思ったのに」

腐川「だ、黙って聞いてろって言われたのよ? アンタたちも黙りなさいよね……!」

苗木「でも十神君の歌かぁ……」

桑田「意外と下手だったりしてな?」

葉隠「むむ! 俺の占いによると……十神っちは最低点を取るべ!」

大和田「ブハッ! ちょ、マジかよ!?」

腐川「黙れって言ってんでしょアンタたち!」

大神「その通りだ。これから歌うのだから、すぐに分かる事であろう?」

葉隠「お、オッス」

十神「残念だったな葉隠。その占いはハズレだ」


チャッチャッチャチャチャン!
チャララーチャララーチャラララーン……♪


舞園「と、十神君、こんな曲覚えてたんですか?」

不二咲「これって、いつのエンディングだったっけ?」

大和田「あれだ、確か超能力の辺りだ」

『割れた鏡の中 映る君の姿
 泣いている 泣いている
 細い月をなぞる指

 誰を呼んでいるの?
 消えた恋の背中
 何度でも 何度でも
 君の窓を叩くから』


山田「大和田紋土殿が言った通りです。幽☆遊☆白書の仙水忍編のエンディングテーマ、高橋ひろの【アンバランスなKISSをして】なのですが……」

霧切「……」

舞園「……」

江ノ島「ねぇ……ちょっとヤバくね?」

桑田「……ああ、だな。どうするよ?」

苗木「うん。上手いとも下手とも言い辛いレベルだからね……」

石丸「皆。何故十神君は音を外し━━」

大和田「待った兄弟! それ以上はいけねぇ!」


『夜の加速度に背中押されて
 糸が切れるように
 ただ君を 強く 強く
 抱いてた〜♪』


葉隠「オチはあの台詞で決まりだべ」

不二咲「ええっとぉ、そのぉ……うぅ……!」

朝日奈「き、気にする事ないよ不二咲ちゃん! 相手は十神なんだしさ!」

大神「朝日奈よ。そういう問題ではないと思うぞ?」

山田「そういえば腐川冬子殿は?」

腐川「ふぇへ、えへへ、うへへへへ……!」

葉隠「無視するべ」

セレス「でも楽しみですわね? あんなに気持ち良く歌ってるのに、結果は散々だと知った時、どのような顔を見せるのか……」

江ノ島「たはー! それアンタ性格悪過ぎっしょ!?」

『アンバランスなKISSを交わして
 愛に近づけよ
 君の涙も 悲しい嘘も
 僕の心に眠れ!』


十神「フッ……どうだ?」

腐川「素敵でした白夜様ぁあああ!!」

苗木「う、うん。良かった……よ?」

葉隠「だ、だべ! 変に音外してたりとか無かったべ!」

桑田「バッカ! オメー余計な事言うなっての!」

石丸「十神君! 君は音楽の成績は良くないのかね!?」

苗木「止めて! それ以上十神君を刺激しないで!」

十神「貴様らは何を言っている? おい山田、点数を言え」

山田「……えーと」

十神「何をしている? さっさと教えろ!」

山田「……62」

葉隠「俺より低いべ」

大和田「だから余計な事言うなっつってんだろ!」

石丸「見たまえ! 女子たちも言葉を失っているではないか!」

桑田「だからオメーはどんだけ心抉る気だよ!? 余計に何も言えねえよ!」

十神「……どういう事だ? 説明しろ苗木……!」

苗木「ぼ、ボク!?」

葉隠「やっぱり出たべ」

桑田「お前ら二人は黙ってろよ今はホントマジで」

苗木「……た、たまたま調子悪かったんだよ! それか機械が不調か!」

十神「……」

モノクマ「コラコラ十神君、無言で機械に近寄らないの。やつ当たりしようってんならオシオキだよ?」

十神「チィッ!」

葉隠「マジギレだべ……」

苗木「君と石丸君のせいだけどね……」

お風呂休憩っす。

スーダン勢やるつもりなかったから選曲大変っす!

だから希望があれば曲名とアニメを書いてくれていいっす!

>>1が聞いて気に入ったら採用するッスよ!

再開するっす!

ちなみに>>1はスーダンだと澪田、田中、弐大が好きなキャラトップ3。

1だと戦刃、苗木、不二咲がトップ3です。

山田「き、気を取り直して行きますぞ! 次は霧切響子殿!」

霧切「ん、とうとう私なのね……」

朝日奈「霧切ちゃん頑張れー!」

セレス「期待していますわ」

大神「気負うことはない。普段のお主なら問題なかろう?」

霧切「そうかしら。でも、ありがとう」


チャッチャッチャッチャッチャランチャッチャッチャッ♪
チャッチャッチャッチャランチャッチャッチャッ♪


山田「真実は、いつも一つ!」

不二咲「ば、バーローってやつだよね?」

舞園「不二咲さん可愛い!」

葉隠「それでいいんか舞園っち……?」

『この世であなたの愛を
 手に入れる者♪
 踊るライト見つめて忘れない
 aah 謎が解けていく』


山田「名探偵コナンのオープニングで、小松未歩の【謎】ですぞ。なんとなく霧切響子殿のイメージにピッタリだと思って薦めました」

苗木「確かに霧切さんて、ミステリアスな所があるよね」

セレス「女は秘密の数だけ美しくなるものですわ」

葉隠「セレスっちが言うと胡散臭いべ」

セレス「テメェが言えた事かこのドグサレがぁあああ!!」

葉隠「ひぃいいい!? お、お助けぇえええ!」


『君はまだ 疑うことなく
 友達と呼べた日々過ごし
 今もずっと
 涙溢れ 止まらなくて
 失う事だけを
 教えていくつもり』


苗木「なんでかな……本当に霧切さんの事を歌ってるような気がする」

朝日奈「霧切ちゃん、普段から一人でいること多いよね」

大神「ふむ。きっかけさえあれば、もっとお互いに踏み出せるのだろうが……」

苗木「ひょっとしたら……」


『少しでも伝えたくて痛む心が
 どんな経験しても
 やっぱり迷うのよ

 この世であなたの愛を
 手に入れる者
 踊るライト見つめて忘れない
 aah 謎が解けていく〜♪
 謎が解けていく〜……♪』

霧切「ふぅ……」

苗木「霧切さん、上手だったよ」

舞園「はい! ビックリしました!」

朝日奈「うんうん! 霧切ちゃんの歌もっと聞きたい!」

霧切「そ、そうかしら? あ、ありがとう」

葉隠「お? 霧切っちが照れてるべ! こりゃ相当レアな絵だべ」

霧切舞園朝日奈
『葉隠の癖に生意気よ』

葉隠「揃って呼び捨てにされたべ!?」

十神「ふん、くだらんな」

霧切「あら、現在最下位の貴方がそんな事を言ってはいけないんじゃないかしら?」

十神「グッ!? おのれ……!」

山田「むむ!? て、点数は……93! 惜しかったですぞ! という事でトップは舞園さやか殿に決まりましたな!」

舞園「あれ? 山田君まだ歌ってないですよね?」

山田「ええ。ですが僕は主催者ですし、最後くらいは━━」


チャチャチャン!
チャンチャーン、チャーンチャッチャッチャッチャッ!


山田「皆で歌いましょう! ささ、モノクマ殿からマイクを受け取ってくださいな!」

石丸「山田君……僕は感動している! 君の心意気、素晴らしいぞ!」

江ノ島「いや泣く程かよ……ま、面白そうだしいいけどね」

苗木「それじゃあ皆で歌おうか!」

all
『ありったけの夢をかき集め
 探し物を探しに行くのさ
 ONE PIECE!』

石丸江ノ島
『羅針盤なんて渋滞の元
 熱に浮かされ舵を取るのさ』

葉隠朝日奈
『埃被ってた宝の地図も
 確かめたのなら伝説じゃない』

大和田セレス不二咲
『個人的な嵐は誰かの
 バイオリズム乗っかって
 思い過ごせばいい!』

all
『ありったけの夢をかき集め
 探し物を探しに行くのさ』

山田
『ポケットのコイン、それと
 you wanna be my friend
 we are! we are on the cruise
 ウィーアー!』

大神苗木
『全部真に受けて信じちゃっても
 肩を押されて一歩リードさ』

舞園桑田
『今度会えたなら話すつもりさ
 それからの事とこれからの事』

腐川十神霧切
『つまりいつもピンチは誰かに
 アピール出来るいいチャンス
 自意識過剰に!』

all
『しみったれた夜をぶっ飛ばせ!
 宝箱に興味はないけど』

山田
『ポケットにロマン、それと
 you wanna be my friend
 we are! we are on the cruise
 ウィーアー!』

all
『 ありったけの夢をかき集め
 探し物を探しに行くのさ
 ポケットのコイン、それと
 you wanna be my friend
 we are! we are on the cruise
 ウィーアー!
 ウィーアー!
 ウィーアー!』

朝日奈「いえ〜! 楽しかった〜!」

不二咲「う、うん。ボクも、とっても楽しかったよぉ!」

十神「ふん……次こそは、この十神白夜の実力を見せてやろう」

葉隠「素直じゃないべ」

桑田「おい見ろよ点数!」

苗木「99点だ……!」

舞園「惜しかったですね!」

霧切「だったら次やる時は、全員で100点を目指しましょうか?」

江ノ島「いいね〜ソレ!」

石丸「君達! 学生の本分は勉学だぞ!」

大和田「兄弟、空気読めって……アン? なんだ?」

山田「き、機械が曲を再生している、だと!?」

苗木「こ、この曲は……まさか!」


モノクマ
『あったまテカテ〜カ!
 さえてピッカピ〜カ!
 それがど〜した?
 ボクはモノクマ〜♪』


全員
『アウトーーー!!』


終わり

これにて一旦終了。スーダンも明日間に合えば更新します。

とりあえずデュエット前提でやってたけどソロに変えるッス!んで、もしまだ書けるなら対決式でやってみたいなぁ、と。その時は流石にコンマ判定かな?

今はまだ形にすらなってないけど、書けたらいいなぁ。なんて言いつつ一旦失礼。

しまった、言葉足りてないや。

スーダン勢はソロにして、まだ余裕があれば78対77でカラオケ対決式で、という意味です。

すみません。アニソン書いてって言っときながら動画サイトで全員分決めてしまった>>1です。

でもまだ希望はあるかもしれないっす!ぶっちゃけ今日更新できるか分かりませんし。幾らでも軌道修正出来ますし。

今日は更新できません。
現在、数人決めかねてまして……男子は九頭龍、女子は小泉、西園寺、辺古山、罪木、終里が悩みどころですね。

自分はネタよりも曲がキャラと合ってる方がいいと思ってますので、なかなか難しいのよ九頭龍が。このままだとさわやかイケメンになってまうんや。

すみません今日も更新は無理です。

曲はあと西園寺、罪木の二人まできました。まだ書き溜めも少ないのでもう少しお待ち下さい。

ウサミ「らーぶらーぶカラオケ大会でちゅ!」

日向「……は?」

ウサミ「でちゅから、らーぶらーぶカラオケ」

九頭龍「それは分かったってんだよ! なんでんなことしなきゃなんねぇんだよ!」

ウサミ「でしたらもっと、皆と仲良くしてくだちゃい!」

九頭龍「ぐっ!? そういう事かよ……」

辺古山「確かに最近は、話をする相手が偏っているからな。そういう動きになるのも仕方無いだろう」

田中「フン。よかろう……俺様の歌で世界を飲み込んでやろうではないか! さぁその漆黒の翼を羽ばたかせるがいい! 狂乱の宴の支度をしろ!」

小泉「相変わらず何言ってるのよアンタは……」

澪田「ウサミちゃんの羽は真っ白けっすよ! でもカラオケは唯吹の十八番っす!」

ソニア「田中さんも楽しみだそうだすね! 私もカラオケは初めてだす!」

左右田「だす!?」

十神「狼狽えることはない。この俺様がいるんだ。導いてやろうじゃないか」

澪田「白夜ちゃんが本気っす! 脂肪燃焼率ぱねーっす!」

花村「ンッフッフ! こりゃあ僕もお洒落に決めなきゃあね?」

西園寺「花村おにぃ、変な歌歌いそうだからやだー!」

終里「飯はあんのか?」

弐大「お前さんも変わらんのぉ」

狛枝「どうしようか……僕みたいなゴミクズが参加するなんて」

七海「卑下する事はない……と、思うよ?」

罪木「ふゆぅ……カラオケなんて、な、何を歌えばいいんでしょうか?」

ウサミ「アニソンでちゅ!」

日向「なんでだよ?」

ウサミ「皆さんが絆を育むためにも、恐ろしい歌や暴力的な表現は規制してまちゅから!」

罪木「あ、アニメソングなんて、そんなに知りませぇん!」

ウサミ「大丈夫でちゅよ♪」

澪田「どーいう事っすか?」

ウサミ「上手い下手は関係ありまちぇん。皆さんが歌って、楽しんで、仲良くしてくれればそれでいいんでちゅ」

左右田「参加する事に意味がある、的な感じか?」

ウサミ「それでは早速、らーぶらーぶカラオケ、スタートでちゅ♪」

とりあえず冒頭のみ。

まだ書き溜めが充分でないので、もう少々お待ち下さい。

今から投下します。生きてる人、いますか?

日向「っておい! 丸投げかよ!?」

十神「まったく……まぁ、最初からあのヌイグルミには期待してないが」

九頭龍「ちっ! なんでこんなクソつまんねー事しなきゃ……」

弐大「そう言うな、九頭龍よ。たまにゃあ腹から声出した方がええぞ?」

終里「ウサミー! どこだ!? 飯はまだかよ!?」

左右田「まだ食うのかよ!?」

小泉「と、とりあえず誰から歌う?」

狛枝「そうだね。もし差し支えなければ、男女交互にした方がいいかも」

澪田「唯吹そんなクソ複雑なルールより歌いて~っすよ!」

ソニア「そこまでの情熱があるのでしたら、1番に歌ってみたらどうですか?」

日向「あー、澪田? 解ってるか? アニメソングだからな?」

澪田「モチのロンでごぜーます! わっほい!」

左右田「不安だぜ……」

十神「そう言うな。それに今回はアニメソングだから、あんな事にはならんだろう」

罪木「あ、あんな思いするのは嫌ですぅ……」

西園寺「えー? いつもの澪田おねぇの歌の方が好きなんだけどなー?」

田中「暴食魔王(ベルゼブブ)の歌姫は生物を魂から貪る……恐れるな破壊神暗黒四天王よ! この制圧せし氷の覇王、田中眼蛇夢がいる限り━━」

小泉「いやビビり過ぎでしょ……」

田中「バカな……!? この俺様が恐れ慄くだと……!」

澪田『ボァーーー!!』

田中「ぬぅん!?」

弐大「こりゃあ澪田よ! マイクテストを大声でするんじゃあないわい!」

澪田『マイクが唯吹のボイスに耐えられるかテストっすよ!』

罪木「こ、壊れるくらい叫ばないでくださぁい!」

狛枝「あはは……あれ、左右田くんは?」

日向「気絶したぞ……」

『夢見てた夢 果てなき遠く
 乾いた日々の 空色 手の中

 等間隔 音の中で 試行錯誤
 時間間隔の無い空間 ah!
 等身大 音を立てて 僕の顔
 作ってゆく 綺麗に片方だけ』


ウサミ「コードギアス反逆のルルーシュより【解読不能】でちゅ。当時は空耳歌詞で有名になりまちたね」

日向「お前が解説か……」

終里「おらウサミ! メシ寄越せ!」

ウサミ「きゃあ! ちゃんと持ってきたから怒鳴らないでー!」

弐大「なんだかんだで、1番ウサミを思い通りに扱っとるのぉ」


『この手に落ちた
 腐りかけの林檎
 鏡に映る 僕らの裏側まで

 遠間隔 人の中で 試行錯誤
 時間感覚の無い空間 ah!
 頭身台 爪を立てて 僕の顔
 削ってゆく 綺麗に片方だけ
 遠間隔〜! 等身大〜!』


澪田『いえー! メチャ叫んだっすよー!』

弐大「だからマイクを使って叫ぶなと言うとるじゃろがぁあああ!!」

左右田「どっちもうるせーよ!」

辺古山「マイク無くても煩いぞ、弐大」

九頭龍「けっ! やってらんねーな……さっさと終わらすか」

日向「あ、おい九頭龍!?」

狛枝「多分、さっさと歌って帰ろうとしてるんじゃない?」

花村「そっかそっか。九頭龍君はツンデレなのかな?」

九頭龍「うっせーぞてめーら!」

花村「いやぁ〜ん♪」

西園寺「花村おにぃキモーい! 絶対喜んでるよー!」

『何でも自分で出来るって
 強がるだけ強がってもね
 君がいなきゃなんも出来ないし
 こんなちっぽけな部屋が今じゃ
 ちょっとだけ広く見えるよ
 冷蔵庫開けりゃ
 なんもありゃしないや!』


ウサミ「まもって守護月天! のオープニングで【さぁ】でちゅ! らーぶらーぶ、しまちょう?」

辺古山「……」

田中「どうした、漆黒の刃よ?」

辺古山「いや、何でもない」


『さぁ! 吸い込んでくれ
 僕の寂しさ 孤独を全部君が
 さぁ! 噛み砕いてくれ
 下らん事悩みすぎる僕の悪い癖を
 さぁ! 笑ってくれ
 ダメな奴と 離れて気付くなんて遅いと
 さぁ! 受け取ってくれ!
 やっぱり君が誰より好きだから
 さよなら出来ない!
 さぁ! さぁ!』


ソニア「とても上手でしたよ!」

辺古山「ああ。なかなかの物だったな」

九頭龍「けっ! 大したことねーよ」

西園寺「そういえばさ? このカラオケ点数出ないのー?」

ウサミ「出せまちゅけど、仲良く……」

澪田「唯吹も点数知りたいっす!」

ウサミ「でしたら……澪田さんは94で、九頭龍君は83でちた」

左右田「さすが軽音楽部、一位確定じゃねーか?」

ソニア「負けませんよ! 私もハチャメチャに頑張ります!」

左右田「ソニアさんがNo.1に決まってますよ!」

小泉「アンタねぇ……」

辺古山「次は私が歌おう」

小泉「辺古山さん、大丈夫?」

辺古山「ああ。問題無い」

花村「デュエットしたいなら任せてよ♪ きっと素敵な嬌声を上げられるよ?」

西園寺「やっぱりキモいよー!」

『もう貴方から愛される事も
 必要とされることも無い
 そして私はこうして一人ぼっちで
 あの時あなたはなんて言ったの?

 届かない言葉は宙に舞う
 分かっているのに今日もしてしまう
 叶わない願い事を』


ウサミ「ギルティクラウンのエンディングテーマで【Departures あなたにおくるアイの歌】でちゅ。リクエスト採用曲でちゅ」

日向「すごい静かな歌だな」

九頭龍「ちっ……つまんねぇ真似しやがって」

左右田「なんだよ九頭龍?」

九頭龍「なんでもねぇよ」

狛枝「でも辺古山さん、綺麗な歌声だね」

罪木「は、はいぃ……私もそう思いますぅ」


『離さないで
 手をぎゅっと握っていて
 あなたと二人 続くと言って
 繋いだその手は温かくて
 優しかった』


澪田「いよっ! ペコちゃん見返り美人!」

狛枝「それ関係ないんじゃないかな?」

ウサミ「87点でした。とってもお上手でちたよ!」

辺古山「ん、そうか……」

一旦ここまで。人がいればもう少し投下する……と、思うよ?

凄い、このスレが希望に満ちてるよ!
という事でもう少しだけ。

弐大「そんじゃあ次は誰が歌うかのぅ?」

田中「ならば俺が行こう。我が闇の力を解放すれば、貴様等の歌なんそ児戯に等しいと知れ!」

左右田「どーせテメーの事だから、動物関係の歌だろ?」

澪田「ならハムスターの歌に決まりっすね! ぶっ込みハレタロウっすよ!」

九頭龍「いろいろ違い過ぎてどこ突っ込んだらいいんだよ……?」

田中「愚かな……我が魔力を持ってすれば、例え強大な魔獣や幻想種だろうと手懐けてみせよう! さぁウサミよ! その引鉄を打ち鳴らし、地獄の調べを奏でるがいい!」

ウサミ「ほわわ!? そんな恐ろしい事しちゃダメでちゅよ!」

七海「ウサミちゃんが想像してるような事はない、と思うよ?」

ソニア「その通りです。そのリモコンで曲を入れてくれと仰ってるだけなのですから」

日向「……なんで分かるんだ?」

『眠ってる? 目覚めてる?
 ここはどこ? 夢の中?
 見えるもの いる場所が
 現実の世界 ほんとうに?

 宙に舞う 地に落ちる
 感じない 分からない
 一秒の隙も無く
 データ組まれたみたいさ』


ウサミ「モンスターファームのオープニングで【flush】でちゅ。飼育委員の田中くんらしい選曲でちゅね?」

左右田「いやゲームだし……」

七海「いやいや。ゲームだからって侮るのはダメだよ。モンスターファームは名作中の名作なんだから。ちなみに裏技が有ってね? 円盤石を読み取る途中で━━」

弐大「分かった! 分かったから今は止めてくれんか!」

七海「むぅ……」


『息もできずにもがいてる街
 無くしたものは温もり?
 何が欲しいの何を捨てるの
 busyな頭を掠めてfly away』


ソニア「カッコイイです田中さん!」

左右田「ぐっ……! なんで田中のヤローばっか!」

日向「なあ? 田中はなんでいちいち変なポーズしてるんだ?」

狛枝「あれって確か、ジョジョ立ちって言うんだよ日向君」

花村「左右田くん、良かったら僕の胸の中で泣きなよ」

左右田「ぜってー断る!」

『break in your love
 見せてよ裸のkiss
 危うい未来きっと愛の力で
 確かな世界に変わっていく

 gimme a chance
 何度も重ねたmiss
 曖昧なvision 明日になれば
 I'm gonna make it be alright』


ウサミ「田中君は90点でちゅ! 高得点でちゅよ!」

田中「ふはははは! 平伏せ愚民共よ! わが田中キングダムの礎となれ!」

ソニア「素晴らしかったです田中!」

日向「安定のソニア……」

終里「つーかよ? なんでカラオケなんかやってんだ?」

左右田「オメーはそこからかよ!?」

狛枝「終里さん。一曲歌ったらウサミがもっとご飯出してくれるって」

終里「マジか!? なら腹ごなしに歌うか!」

花村「ンッフッフ! 狛枝君たらまるで猛獣使いだねぇ。あの終里さんどころかウサミまで掌で転がすように扱うなんて。もしかして肉食系サディスト?」

狛枝「あはは……それは買い被り過ぎだよ」

日向「なぁ、左右田」

左右田「何も言うな……何もな」

今日はここまでにします。あとソニアさんが田中呼び捨てにしてるのに今気づいた。

ソニア「素晴らしかったです田中さん!」

↑に訂正という事で。

本日、これから投下してもいいかなー?

『カメハメハメ波 比べる改?
 夢のデカさで張り合う改?
 Versus! 最強のライバルは自分

 動脈を走る血が火へと滾り
 興奮もパワーもMAX
 錆びついた未来 こじ開けられたら
 歴史よ奇跡と呼べ

 傷つく度 強くなれた
 だから優しさは弱さじゃない!』


ウサミ「ドラゴンボール改の【空前絶後】でちゅ! 終里さんの力強い歌声で、あちしもスパーキングしそうでちゅ!」

九頭龍「勝手になってろよ……」

西園寺「どっちにしろ雑魚じゃーん!」

澪田「ぎゃいーん! 日寄子ちゃんストレートど真ん中っすね!」

ウサミ「うわーん! 皆がイジメるぅ〜……!」

小泉「はいはいよしよし」

日向「さすが、面倒見いいな」


『限界君を踏んづけJump!
 絶望ちゃんも抱擁(ハグ)してdance!
 gorgeous! 復活は
 ドラゴンボールにお願い!

 カメハメハメ波 比べる改?
 夢のデカさで張り合う改?
 Versus! 未来は
 驚愕のスペクタクル
 空前絶後!』


終里「いよっしゃ! おいウサミ! メシ出せや!」

ウサミ「うぅ……終里ちゃんもそんな扱いでちゅか」

弐大「この企画も完全無視じゃからのぅ。困った奴じゃわい」

辺古山「次は男子か。誰が歌う?」

狛枝「それじゃあ、この辺りで僕が行こうか。と言っても、僕如きの歌なんて誰も聞きたがらないだろうけど」

日向「何言ってんだ? 皆聞きたいに決まってるだろ?」

澪田「ト〜のゼンでごぜーます! 凪斗ちゃんのNTRなボイスで唯吹を濡らして欲しいっすよ!」

花村「澪田さん、その時はぜひ僕のテラテラした輝々ちゃんで」

辺古山「その辺にしておけ」

小泉「そ、そういうネタよね!? そうよね!?」

ソニア「田中さん。どういう意味ですか?」

田中「生命の根源、ヘテロの遺伝子の交わり、という事だ」

左右田「訳分かんねーがグッジョブだぜ!」

『目覚ましに起こされ
 スケジュールをこなし
 時に笑顔作り 残る蟠り

 恋も夢も哲学で
 いつも答えはないけど
 コイン弾くように歩き出そう』


ウサミ「烈火の炎オープニング【なんか幸せ】でちゅね。超高校級の幸運、狛枝君だからこその選曲だと思いまちゅ」

七海「幸せ、かぁ……私には良く分からないなぁ」

終里「んなもん、自分次第なんじゃねーの? オレは飯食えるのが幸せだと思ってるぜ?」

左右田「オメーはそうだろな……」


『なんか幸せ ちょっと幸せ
 感じる瞬間(とき)こそ
 幸せの始まり
 なんか行けそう 上手く行けそう
 踏み出す一歩で 全て変えていけるね』


狛枝「どう、だったかな?」

日向「上手いじゃないか狛枝!」

狛枝「そ、そうかな?」

田中「神に愛されし右手と悪魔に魅入られし左手の持ち主よ。喜べ、貴様の歌で破壊神暗黒四天王も深い眠りについている」

小泉「いや狛枝の呼び方長過ぎるでしょ……」

西園寺「じゃあ次はあたしが歌うー! 狛枝おにぃ大したことなかったから歌いやすいしねー?」

狛枝「あはは……厳しいなぁ」

罪木「と、とても上手でしたよぉ……?」

西園寺「うっさいゲロブタ! あたしが歌うんだから全裸待機してろ!」

罪木「は、はいぃ!」

花村「本当に!? 本当に全裸待機!? ウフフフフフフフフフフフフフハフフフ♪ 涎が止まりませんなぁ!」

小泉「興奮し過ぎだっての! 蜜柑ちゃんも脱がなくていいから!」

左右田「……」

日向「左右田?」

左右田「なっ、なんでもねぇよ!?」

狛枝「……あれ? 僕の点数は?」

『ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
 なんでも出来ちゃうバット
 エスカリボルグ〜♪

 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
 魔法の擬音で人生
 やり直してあげる〜♪』


ウサミ「撲殺天使ドクロちゃん……って! なんて恐ろしいアニメでちゅか!?」

左右田「おいウサミてめーどういう事だよ!?」

日向「まぁ普通に考えたらアニソンでもこういうのあるよな……」

弐大「どんなアニメか想像できんわい」


『いやよ だめよ
 こんなの バカバカ!
 そんなにギラギラしないで
 お願いだから〜えいっ!』


花村「むふふ♪ まさかあの西園寺さんからこんなエロエロかつロリロリな歌が聞けるなんて……!」

辺古山「花村……ここにはエスカリボルグが無いから、その胴を貫かれても生き返れないぞ?」

花村「やってみるがいいさ! 君の竹刀で、僕の後ろの穴を貫けるものならね! ちなみに僕としてはウェルカムなシチュエーションだね♪」

辺古山「なっ!? なぜそうなる!?」

小泉「なんか頭痛くなってきた……」

『撲殺天使〜♪
 血飛沫ドクドク ドクロちゃん♪
 撲殺天使〜♪
 心臓ドクドク ドクロちゃん♪

 踏んで 縛って 叩いて〜♪
 蹴って 焦らして 吊るして〜♪
 でもそれって 僕の愛なの♪』


左右田「ぎにゃああああっ!?」

ウサミ「きゃあああああ!?」

花村「いやぁ〜ん♪」

ソニア「ワオ! 日本の魔法少女はここまで来たんですね! チミドロフィーバー!」

辺古山「いや、あれは魔法少女ではなく天使……ううん、どうなんだ?」

弐大「な、なんじゃあこの歌はぁ!?」

田中「女狐……! やはり貴様、その笑顔に鋭き牙を隠していたか!」

九頭龍「つか花村、お前喜んでるだろ!?」

狛枝「みんな諦めないで! この絶望を乗り越えた先に、より強い希望があるはずだよ!」

日向「狛枝!? 何が起きた! 頭おかしくなったか!?」

十神「煩いぞ貴様等! 料理を楽しめないだろうが!」

罪木「お、終里さんと大食い競争してる場合ですかぁ!?」

終里「やらねーぞ!」

左右田「いらねーよ!」


『撲殺天使〜♪
 バットでドスドス ドクロちゃん♪
 撲殺天使〜♪
 血みどろドロドロ ドクロちゃん♪

 斬って 殴って 嬲って〜♪
 刺して 晒して 垂らして〜♪
 でもそれって 僕の愛なの♪
 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪』

西園寺「ねぇどうだったー澪田おねぇ〜!?」

澪田「ちょー刺激マックスでサイコーだったっす!」

左右田「おめーらだけだよ良かったのは!」

ウサミ「西園寺さん! もっとあちしくらい可愛い歌を歌いまちょうね?」

西園寺「えー? アンタみたいな不細工くらい不細工な歌とか歌いたくないかなー?」

ウサミ「うわぁあああん! 言葉の暴力って、心が抉られるみたいでちゅー!」

小泉「ちょっとした放送事故、みたいなもんなのかな?」

狛枝「それよりウサミ? 僕の番から点数が出てないけど……」

終里「あん? 俺も聞いてねーぞ? なんだよ点数って」

狛枝「95点以上取ったら、ウサミが満漢全席をごちそうしてくれるんだって」

ウサミ「狛枝君!?」

終里「マジか!? おいウサミ! 俺はどーだったんだよ!?」

ウサミ「うう……えーと、終里さんは82、狛枝君は91、さっきの西園寺さんは88でちた」

終里「くっそがぁ! おい、もっぺん歌わせろ!」

左右田「チョロすぎだろ!?」

田中「終里よ。この宴は必ず全員が一周せねば、次が来ないようになっている。そう、時の速さに誰も勝てぬようにな」

終里「ちっ! なんだよ……なら次早く歌えよな」

十神「愚かな……この俺様がいるのを忘れたか終里。俺様が満点を出せばいいだけだ。その時は勝負の続きだからな」

日向「おお、十神までやる気に……!」

狛枝「満漢全席という希望の為に、西園寺さんの歌(ゼツボウ)はあったんだね!」

ウサミ「って!? 満漢全席作るなんて約束ちてませちぇんよ!?」

今日はここまでにします。

そそくさと更新します。

『誰だって失敗はするんだ
 恥ずかしい事じゃない
 この傷を無駄にしないで
 笑って歩ければいい』


ウサミ「NARUTOのエンディングで【ALIVE】でちゅ。とても十神君らしい選曲だと思いまちゅ♪」

左右田「いやどこがだよ? むしろ十神に失敗とかありえねーだろ?」

日向「まさか、十神の奴……」


『そう静かな空気吸い込み
 広き空に顔上げ飛び込み
 時に雨が降ったら一休み
 じゃあ行く先は風吹くままに

 沢山の纏ってる後悔
 この傷を無駄にしちゃしょうない
 腕に勲章刻み行こうかい 生涯
 そうこっからがshow time

 色褪せたこのポラ
 中で生きてる過去の自分とか
 いつもツルンで否のないように
 居場所見つけて陽当たるように
 こんな感じで日々葛藤
 一歩踏み出すべき願望
 真っ向 勝負自分に向け一掃
 ここでこの歌響かそう』


狛枝「きっとこれは、十神君なりの僕達に向けたメッセージなんだよ」

九頭龍「はぁ? 何言ってんだよ?」

狛枝「だって考えてみなよ? あの十神財閥の御曹司が、失敗談なんてあると思う?」

日向「いや、むしろ一度の失敗も許されなかったと思うぞ?」

弐大「確かにのぉ……あんな世界レベルの財閥を担うなら、常に勝ち続けなけりゃあならんかったろう」

七海「そっか。だから私達には、失敗しても大丈夫だって言えるんだね?」

狛枝「僕らは一度の失敗くらいで、全てを失うわけじゃあないからね」


『誰だって失敗はするんだ
 恥ずかしい事じゃない
 この傷を無駄にしないで
 笑って歩ければいい

 沢山の後悔を纏って
 味のある人になるさ
 悲しみも風に変えて
 強く進んでいければいい……!』

ウサミ「て、点数は……95でちゅか!?」

終里「マジかよスゲーな十神!」

十神「ふん。忘れたのか? 俺様は十神白夜だぞ? このくらい訳ない」

狛枝「素晴らしかったよ十神君!」

日向「ああ。お前のメッセージ、確かに受け取ったぜ」

十神「何を勘違いしている。俺様はただ完璧な歌を聞かせてやっただけだ。さぁ終里、決着を着けるぞ……ウサミ! 早く作って来い!」

ウサミ「やっぱりそうなるんでちゅか!?」

七海「……で、次は誰にする? 女子の番だけど」

日向「だったら七海、お前が行けよ」

ソニア「では鶴の一声が入りましたので」

左右田「ソニアさん、日本語詳しいんすね?」

西園寺「左右田おにぃが馬鹿で童貞なだけじゃない?」

左右田「ど、童貞関係ないだろが!」

七海「……すー」

日向「寝るな」

『砕けていく世界に
 生きる事の奇跡を知る
 特別の意味求め
 彷徨い歩く道なき道を』


ウサミ「灼眼のシャナのオープニングで【JOINT】でちゅ! >>1の主観で、載せてるのは二番でちゅよ?」

左右田「誰に向かって言ってんだよ……?」

日向「普段からは想像つかない熱い歌だな……」

狛枝「相変わらず七海さんの事になると心配性が発病するね?」

日向「な、ちが、そんなんじゃ……!」


『信じたいの 信じて
 共に行くと
 そう決めて欲しかったのに!

 瞳をそらさないで!
 上手く言葉に出来ないけど
 胸の深く君を求めている
 希望の遥か彼方
 迷いない二人の姿が、見える
 だから進むの次なる場所へ……!』

狛枝「フフフ……どう、日向君?」

日向「いや、別に俺の為に歌ったって訳じゃ」

七海「ねぇ日向君、どうだったかな?」

日向「え? あ、あぁ……良かったよ」

七海「そっか。ちょっと安心した、かな……?」

狛枝「日向君?」

日向「分かってるよ……! 次は俺が歌うからな。聞いててくれ」

七海「うん。ちゃんと聞く……と、思うよ?」

日向「そこは断言してくれよ……」

『Wanna be the biggest dreamer
 全速力で 未来も、
 現在(いま)も駆け抜けろ……!』


ウサミ「デジモンテイマーズのオープニングで、【biggest dreamer】でちゅ。>>1はButterflyよりこっちの方が好きらしいでちゅよ?」

左右田「いや、だからオメーは誰に言ってんだよ……?」

田中「ほう……どうやらまだ俺様が知らない生物がいるようだな。しかしこの制圧せし氷の覇王、田中眼蛇夢に掛かれば━━」

罪木「あ、あのぉ……日向さんが歌うのに、邪魔になると思いますよぉ?」

田中「っ!? 止めろ、その絶望に満ちた目で俺を見るな!」

終里「田中の奴、何ビビってんだ?」

十神「さあな。それよりもう限界か? 俺はまだ10キロイケるぞ?」

終里「ナメんな! 俺は20キロイケるぜ!」

西園寺「お前らも輪に入れよなー?」

『そう 僕は気付いたんだ
 ずっと宿題忘れてた
 それは一つの謎謎謎
「僕は誰なんだろう?」

 スライディングして
 擦り剥けた膝 痛くたってね
 すぐ立ち上がらなきゃ
 チャンスは逃げていく
 分かってるさ!』


九頭龍「そういや日向は、自分の才能が思い出せないんだったな」

罪木「じ、自分の事を知りたいって気持ちが、凄く伝わりますぅ!」

澪田「創ちゃんは創ちゃんっすよ! 才能がどーとかモーマンタイっす!」

田中「その通りだ。その人間の価値は生きている今、ここにいる俺様達が決める事だ」

弐大「未来は無限じゃあ! 才能や可能性なんぞ、これから見つけていきゃあええ話じゃわい!」

『big and bigger,biggest dreamer
 夢見ることが 全て始まり
 それが答えだろ?
 誰より遠くへ飛んでみせるよ
 全ての明日を貫いて!

 Wanna be the biggest dreamer
 全速力で 未来も、
 現在(いま)も駆け抜けろ! 』


日向「お前ら恥ずかしい事言ってんじゃねーっての……」

澪田「おやおや? 創ちゃん、照れてるっすか?」

田中「特異点よ。恥じることは何もなかろう?」

弐大「そうじゃあ! ここにいるワシらは、お前さんの友じゃからなぁ! ガッハッハッハッハ!」

ウサミ「七海ちゃんは88、日向君は、93でちた!」

十神「何をしている? 早く次を持ってこい!」

ウサミ「きゃあ! 少しだけ休憩させて〜! あと歌も聞いてあげてくだちゃい!」

昔聞いてたけど、日向君にぴったりだよね?

という訳で今回ここまで……だと物足りない方手を上げて?

これでいなかったらチョー痛いッス……。

ではもう少しだけ……の前に一旦下がります。

復活。そして続けるぞ!

小泉「つ、次アタシ! あたしが歌うから!」

左右田「うおっ!? な、なんだよ急に!?」

小泉「ほ、ほら! もう残り少ないじゃない? 流石に女子の最後は……」

左右田「ああ。確かにソニアさんの後はキツイ……」

辺古山「そう言えば、歌ってないのはあと誰がいるんだ?」

弐大「ワシじゃああああああっ!!」

花村「僕のテイスティーな歌もまだだよ?」

左右田「俺もまだ……ってこれだけ!?」

九頭龍「また花のねーメンツだなおい……」

花村「僕の菊の花があるじゃない?」

九頭龍「テメーブチのめされてーか……!?」

ソニア「女子は私と罪木さん、それから小泉さんですね」

左右田「そ、ソニアさん! 提案ですけど、男子と女子の順番替えませんか?」

小泉「ちょっと左右田!? あんた何言って」

左右田「ソニアさんの後とか歌うの無理だっての!」

ソニア「ふむ……では、私が大トリを務めますので、最後だけ替えることにしましょうか」

左右田「ありがとうございます!」

日向「情けないな、左右田……」

狛枝「左右田ね……」

七海「可愛左右田くん……」

左右田「うっせ、うっせ!」

『この空が この風が この色が
 もし消えてしまったら
 僕らは 僕らは
 どうなってしまうんだろう?

 この海が この星が
 この夢が この時が
 途切れてしまわぬように』


ウサミ「無人惑星サヴァイヴのオープニングで【僕らのメッセージ】でちゅ」

狛枝「無人の星でサバイバルなんて、凄く絶望的だね……まるで僕達のようだよ」

日向「おい、狛枝?」

狛枝「僕達だって、ここが本当にジャバウォック島なのか分からないでしょ?」

ウサミ「こ、狛枝君! そんな事より、小泉さんの歌を聞いてあげてくだちゃい!」

狛枝「そうだね。ごめんねウサミ」

『旅立ちだ 悩んでる暇などない
 無限に広がる未来に向かって
 駆け出した あの日
 裸足のまんまで
 見つめていたい
 変わらない愛たちを』


澪田「なんつーか、ぶっちゃけ乗り切れねーっす」

小泉「唯吹ちゃんが酷評!?」

澪田「いや、唯吹には合わないってだけで、上手いんすよ? ただ唯吹はもっと、ヘドバン出来る歌がいいっす!」

小泉「そんな歌歌えないよ……」

左右田「言わせとけって……んじゃ次は」

弐大「ワシじゃああああああ!!」

左右田「だからうるせーっての!」

西園寺「弐大おにぃ、アニメソングなんかわかるのー?」

弐大「応! ワシにあった唄など、なかなか見つからんかったがのぅ! いい歌があったんじゃあ!」

日向「もう既に地雷臭がするな……」

狛枝「まぁ、いいじゃない? 聞いてみようよ」

ウサミ「ちなみに小泉さんの歌は83でちた」

辺古山「もっと早く言ってやれ」

『よ! ごれ! ちま〜ったぁ〜! 悲しみに〜いぃ〜……!
 お! れの! 青春も〜! なんぼのも〜んじゃい!』


ウサミ「魁!男塾のオープニングで【汚れつちまった悲しみに】でちゅ。弐大君の漢らしさが存分に発揮されまちゅ!」

罪木「じ、時代が違うような……ふゆぅ」

西園寺「絶対高校生じゃないよねー?」

澪田「いよっ! 猫丸ちゃん男前っすよー!」

小泉「あたし、あれに負けたの?」

日向「澪田を基準にするなって」


『嗚呼お前は今まで
 何をしてきたんだと
 風に ふと問われた
 どこだどこだと叫ぶ
 俺の居場所を探す
 どうせ 一人もんよ

 欲しい物は欲しいと言え!
 落とした宝物を
 拾い、拾いまくれ……押忍!』

左右田「つーかこれ、弐大の歳も疑われるレベルだぞ……」

終里「あ? オッサンはオッサンだろ?」

日向「否定……し辛い!」

九頭龍「いや否定してやれよ……」


『よ! ごれ! ちま〜ったぁ〜! 悲しみに〜いぃ〜……!
 い! つか! 本気で、笑おうやぁっ!』


弐大『ガッハッハッハッハ! 腹から声を出すのはええのう!』

澪田「猫丸ちゃんサイコーっす! 濡れるっす! 美書美女っす!」

左右田「だからうるせーっての! マイクで叫ぶんじゃねーよ!」

ソニア「澪田さん! 女の子がそんな事言ってはえんがちょですよ!?」

澪田「じゃあゴリゴリ?」

西園寺「確かに弐大おにぃはゴリラっぽいよねー!」

弐大「ガッハッハッハッハ! こいつぁ一本取られたわい!」

ウサミ「弐大君は79でちた。なんだかあちし、これしかしてない気がしまちゅ……」

狛枝「ウサミは美味しい料理も提供してくれてるじゃない」

ウサミ「それは狛枝君のせいでちゅよね!?」

本日、ここまで。改めてスーダンは動かしにくいッス……

あとカラオケネタはスーダンで終了します。

自分、人が書いてるのを読むと自分も書きたくなる衝動に駆られる単純なやつでして、ええ。

今、1のキャラで

モノクマ「オマエラ! 暇だから漫才勝負やれよ!」

的な話を考えてます。影響、受けやすいんです……

澪田っちのセリフ誤字ってたべ。ビショビショって書いたはずなのに……?

すまぬ。某大事件とはなんぞや?

サンクス!
でもこれは採用しなかったな……

本日深夜一時頃に更新予定。

それでは投下していきます。

日向「じゃあ次は罪木だな」

罪木「ふ、ふええええ!? わ、私なんですかぁ!?」

西園寺「いちいちうぜーんだよゲロブタ! 歌うか脱ぐかさっさとしろよ!」

罪木「は、はいぃいいい! 脱いでから歌いますぅ!」

田中「冷静になれ、泥沼の癒やし手よ。貴様のその包帯で押さえ込んである嫉妬龍魚(レヴィアタン)を呼び出せば、容易い事だろう?」

罪木「わ、私、そんな怖い生き物知りませぇん!」

小泉「二人共! 蜜柑ちゃん困らせちゃダメでしょ!」

西園寺「もー田中おにぃのせいで怒られたじゃーん?」

田中「黙れ女狐……!破壊神暗黒四天王の牙に掛けられたいか!?」

花村「それより罪木さんのおっぱ……歌を堪能しようよ!」

辺古山「……抜刀!」

花村「はぎゃーっ!?」

辺古山「安心しろ、峰打ちだ」

日向「竹刀に峰も何もないだろ……」

『膝を抱えて 部屋の片隅
 いつも不安で震えてた
 本当を知ることが怖くて
 扉を閉じた

 優しい嘘に 居場所を見つけて
 夢の中に逃げ込んだ
 誰も知らない孤独の海を
 深い青に染めてく』


ウサミ「魔法少女リリカルなのはのオープニング【Innocent starter】でちゅ」

日向「出だしが罪木で再現出来過ぎるんだが……」

田中「その罪を数えるがいい!」

左右田「何がしてーんだよ?」

小泉「静かに聞けないのあんた達……?」

『寂しさ隠す 一途な思い
 君の心を傷付けている

 瞳の奥の秘密 吸い込まれそうな
 笑顔の裏の真実に
 柔らかな愛 僕が届けに行くよ
 触れたら壊れそうな 温もりが今
 過去を離れあふれ出す
 ずっと側にいるから
 悲しい影に 惑わないで……!』


罪木「あ、ありがとうございますぅ!」

小泉「うん、上手だったよ」

日向「そうだな」

罪木「ご、ごめんなさいぃ! 私の歌なんか、聞いてて楽しくないですよねぇ!?」

日向「いや! いやいや! そんな事一言も言ってないぞ!?」

七海「罪木さんは日向君に任せて、男子はどっちが先に歌うの?」

花村「左右田君。僕の体液を付けたマイクで歌うのと、きみの体液が付いたマイク」

左右田「先に決まってんだろ!」

狛枝「七海さんはだいぶ日向君の使い方に慣れてきたね」

小泉「それは慣れちゃダメなんじゃ……?」

『明日へ続く坂道の途中で
 すれ違う大人達は呟くのさ
「愛とか夢とか理想も解るけど
 目の前の現実はそんなに甘くない」って

 つまずきながらも
 転がりながらも
 カサブタだらけの情熱を
 忘れたくない!』


ウサミ「金色のガッシュベル!! のオープニングで、タイトルは【カサブタ】でちゅよ」

弐大「応っ! なかなかいい歌だのぅ!」

澪田「和一ちゃんイケイケっす! もっと叫ぶっすよ!」

田中「諦めた者に夢や理想を語る資格は無い! 貴様の心意気を買ってやろう!」

ウサミ「皆さん……先生は感激です♪」

狛枝「左右田君が歌ってるだけで皆が団結してる……なんて希望に満ち溢れた結束力!?」

ソニア「本当に、素晴らしい光景ですね」

小泉「肝心のソニアちゃんが歌を聞いてないけどね……」

『大人になれない僕らの
 強がりを一つ聞いてくれ!
 逃げも隠れもしないから
 笑いたい奴だけ笑え!

 せめて頼りない僕らの
 自由の芽を摘み取らないで!
 水をあげるその役目を
 果たせばいいんだろう!』


左右田「よっしゃあ! ソニアさん! 見ててくれましたか!?」

西園寺「フツー聞いてたか尋ねなーい?」

ソニア「はい。皆さんの団結力が、より一層高まりました!」

十神「それは質問から少しズレてないか?」

日向「お、戻ってきたか」

十神「フン。俺様は負けを認めたわけじゃないからな」

終里「おう! また勝負しよーぜ!」

左右田「ウヒョー! これで俺の評価鰻登りだぜ!」

九頭龍「分かってねー辺り、哀れにしか見えねぇ……」

七海「それじゃあ次は花村君だね」

花村「そ、そうだね……」

左右田「おいどうした? まさか今更怖気づいたのか?」

花村「いや、お尻がね? 辺古山さんに突かれたお尻の穴が━━」

辺古山「尻には何もしてないぞ!」

小泉「いい加減にしなさいよ花村!」

花村「やだなぁ? 僕は辺古山さんに突かれたせいで、前立腺が刺激されただけ━━」

罪木「か、完全にセクハラじゃないですかぁ!」

日向「もうさっさと歌えよ……」

『君さえいれば
 どんな勝負も勝ち続ける!
 暗闇を切り裂くように
 I need your love♪』


ウサミ「中華一番! のオープニングで【君さえいれば】でちゅ。料理漫画なのにあり得ない事だらけで有名でちゅ」

ソニア「包丁で切った端から食材が宙を舞うのです! チャイニーズキッチンは戦場なのです!」

左右田「ソニアさん。それは漫画の話ですから……」

狛枝「左右田君、ソニアさんは日本の文化を学びに来てるんだから、やる気を削ぐ言い方は感心できないよ?」

左右田「なんでそんな心抉る正論をぶつけてくんだよ!? しかも中華だし!」


『数センチのズレを重ねて
 偶然は運命になる
 屈託なく笑う声に免じて
 四次元の会話も慣れて
 つい引き込まれていく……!』


小泉「な、なによ。普通に歌えるじゃない」

西園寺「普段と違いすぎて結局キモいかなー?」

左右田「どーしろっつーんだよ……?」

辺古山「自業自得だろう?」

日向「まぁ否定はしないけど」

『君さえいれば
 どんな勝負も勝ち続ける
 どんな時も守り抜く!
 大地の水は
 透き通る花を咲かせる糧
 暗闇を切り裂くように
 I need your love〜♪』


花村「僕だってこういう歌も歌えるよ〜? 勝手なイメージであれこれ言うのはナンセンスだよ」

九頭龍「自分の普段の態度を分かってるのはいいがな? やり過ぎるとこっちが面倒なんだよ」

花村「だったら君も僕の後ろから攻めればいいじゃないか!?」

九頭龍「それが面倒なんだっつってんだよ!」

左右田「オメーら、仲いいな?」

九頭龍「どこがだよ!?」

ウサミ「えーっと……罪木さんが89、左右田君が72、花村君が83でちた……わ、忘れてた訳じゃありまちぇんよ!?」

辺古山「誰も何も言ってないだろう……」

本日、ここまで。次回、ソニアオンステージ。

コメントありがとうございます!
残念ながらソニアで終わりになりますので、最後までお楽しみに来て下さるとありがたいです。

深夜一時に更新できるかも。

どうでもいい近況。
ファンタシースターノヴァ買いました。
それじゃあ最後の投下だ!

ソニア「なんと! もう私の出番なのですね!?」

左右田「いよっ! 待ってましたソニアさん!」

十神「フッ……ノヴォセリック王国の皇女の歌声、聞かせてもらおうか」

小泉「後から出てきて何言ってるんだか……」

十神「勝負を途中で投げ出すのは、十神の名を落とすからな」

終里「おう! またやろーぜ!」

田中「雌猫よ……漆黒の讃美歌でこの宴の幕を下ろすがいい!」

日向「だから……何て言ってんだ?」

七海「カラオケのラストを飾れるように頑張れ、って言ってるんだと思うよ?」

田中「ほう……貴様、闇の言語を理解するとは只者では無いと思っていたが……もしや貴様は」

小泉「はいはい千秋ちゃんに絡まない。てかあんた達! ソニアちゃんが歌うんだから雑談止めなさいよ!」

澪田「ダメって言われると余計にやりたくなるのはなんでっすかね!?」

西園寺「馬鹿だからに決まってるじゃーん!」

左右田「だーっ!? ソニアさんの歌聞けよテメーら!」

『美しい物 それはあなたの
 心を写している
 素直なその鏡 傷付けないでください
 素晴らしい物 それはあなたの
 心が写している
 綺麗なその瞳 曇らせないでください』


ウサミ「プリキュアシリーズ9作目にして7代目、スマイルプリキュアのキャラクターソング、キュアビューティこと青木れいか(西村ちなみ)で【あなたの鏡】でちゅよ」

日向「急に細かい解説!?」

左右田「キュアでビューティとかソニアさんにピッタリ過ぎるぞ!」

九頭龍「ビューティはともかく、キュア……か?」

辺古山「日本の文化を学びに来てるからな。変な影響を受けないといいが」

花村「だったら僕が━━」

小泉「引っ込んでなさい」

花村「突っ込んで下さい? 僕のナニを突っ込んで欲しいのかな?」

九頭龍「てめーいい加減にしろやボケが!」

『もっと希望の光 そっと輝かせ
 ギュッと手と手繋いで
 一つになる 優しくなる
 心を強さにして〜♪』


狛枝「さすがソニアさんだね。綺麗な歌声だ」

罪木「そ、それにしても……どこでこの曲を知ったんでしょうか?」

西園寺「そんなの知るわけ無いじゃん?」

田中「もしや、αにしてΩなる者の言霊が雌猫に囁いたのかもしれんな……」

左右田「謎過ぎてどこからツッコめばいいんだよ?」


『世界中に 笑顔の花咲かせ
 鳥や蝶や虹が空を掛けるように
 一人ひとり 違う音色達を
 心合わせながら
 明日へと奏でて行きましょう♪』


ソニア『皆さん! 最後まで楽しんで下さいね!』

左右田「もちろんですよソニアさん!」

ソニア『ビューティブリザード!』

左右田「やられたー!」 

田中「愚かな……その程度の技で怯むとは」

ソニア『プリキュア! ビューティブリザードアロー!』

田中「ウッワー! ウッワー! ウッワー……!」

左右田「た、田中ー! テメーずるいぞ!」

七海「まるでストツーのやられボイスみたいだったね! 再現度高いよ! ナイスボート!」

罪木「七海さぁん!? 中に誰もいませんよぉ!?」

弐大「なんの話じゃあああ!?」

九頭龍「誰かどうにかしろよこれ……」

『清らかな物 それはあなたの
 心が求めている
 極めるその姿 間違えないで下さい
 大切な物 それはあなたの
 心が持っています
 愛するその気持ち
 忘れないでいて下さい』


日向「え? ソニアだけフルなのか?」

左右田「なんだよ文句あんのかよ!?」

日向「いや無いけどさ」

西園寺「何特別扱いされてんのさ? ホントに調子乗り過ぎだよねー?」


『きっと柔らかな風
 そっと吹いたなら
 ずっと続く大地と
 あの空へと届くでしょう
 願いとこの祈りが〜♪』


小泉「まぁまぁ日寄子ちゃん。これが最後なんだから」

十神「フン。俺はまだ満足してないがな」

狛枝「それは歌とお腹と、どっちの意味で?」

終里「腹に決まってんだろ!」

弐大「だからお主ら、ソニアの歌を聞いてやらんかい」


『世界中が素敵な夢を見て
 犬や猫や人が幸せになるように
 流れていく白い雲を見上げ
 微笑んだら一緒に
 明日へと歩いて行きましょう』


七海「夢か……私は、こうして皆と一緒にまた何かしたいな」

日向「七海……そうだな。それもいいかもな?」

左右田「おいテメーら……いちゃついてんじゃねーよチキショー!」

『世界中に 笑顔の花咲かせ
 鳥や蝶や道が空を掛けるように
 一人ひとり 違う音色達を
 心合わせながら
 明日へと奏でて行きましょう♪

 世界中が素敵な夢を見て
 犬や猫や人が幸せになるように
 流れていく白い雲を見上げ
 微笑んだら一緒に
 明日へと歩いて行きましょう』


左右田「あれ? なんか歌詞と歌が違ったような……」

田中「これも因果律の運命か……」

ソニア「皆さん、ありがとうございました!」

小泉「うん。すごく良かったよ」

西園寺「じゃあこれでお終いだねー?」

九頭龍「やれやれ……よーやく終わりかよ」

日向「まぁそう言うなよ。お前達もなんだかんだ言って、楽しんでただろ?」

小泉「そうよ。最後まで空気悪くなるようなこと言わないの!」

辺古山「どうせ照れ隠しだろう。あまり突っ込んだ事を言わないでやってくれ」

九頭龍「トドメだからな! そのフォロートドメだからな!」

花村「じゃあ僕のを突っ込んで」

九頭龍「くたばれダボがぁ!」

ウサミ「ソニアさんは、94でちた! 惜しかったですけど、一番は十神君でちたね」

十神「当然だ。俺は十神白夜だぞ?」

澪田「謎の説得力っす!」

左右田「つーか、今日はもうこれで終わりでいいのか?」

弐大「ええんじゃあないか? ワシらも楽しかったしのぉ!」

七海「うん。きっと、今まで以上に皆が皆仲良くなれた……と、思うよ?」

日向「それじゃあちょっと名残惜しいけど、これで解散だな」

狛枝「そうだね。それじゃあまた明日」

日向「おう。また明日な」

九頭龍「けっ。俺は二度とゴメンだぜ」

辺古山「まだ言ってるのか」

終里「よっしゃあ! 腹ごなしに動くか!」

弐大「なんなら付き合ってやろうか?」

罪木「け、怪我したら言ってくださいねえ?」

西園寺「ねぇ小泉おねぇー? スーパーでお菓子選ぼうよ!」

小泉「はいはい。ほどほどにね?」

ソニア「私も、今日は部屋に戻りますね」

田中「さらばだ」

左右田「また明日なー?」

ウサミ「……あれ? なんかアッサリ皆いなくなっちゃいまちた!?」

澪田「まだっす! まだ終われねーっすよ! 今度は唯吹の番っすよ!」

日向「おいバカやめ━━」


『あなたに送った脅迫状
 あぶり出しでI LOVE YOU
 だけどあなたに届かない……』


 翌日。
 レストランに残ってた人たちが、気絶した状態で見つかったとかなんとか。

ウサミ
『すいみんすいみんすいみんすいみんすいみん不足♪』

日向「それは違うぞ!」

という訳で。

これでおしまいです。本当におしまいなんです。

ここまで読んで下さった皆さんに感謝を。

因みにこのカラオケ、78期生で一番やりたかったのは石丸が【アンパンマンのマーチ】で熱く語る所です。

奇しくも葉隠が言った通り「最初からクライマックス」でした。

本当は江ノ島と戦刃として出す予定でしたが、途中でモノクマがドラちゃんの歌を歌うオチを思いついたので変更。

そもそも16人も入れるカラオケボックスなんてあんの? って感じだったし。

スーダンの皆さんに関しては、皆さんの情報提供にマジ感謝。特にペコちゃんの。

もう少しでるろうに剣心の夜明け前を歌わせる所でした。

ぶっちゃけ迷いに迷ってましたので。おかげで九頭龍もさぁ! が歌えました。

もしダンガンロンパで書いて欲しい話などありましたら、ここに書くとひょっとしたら取り組むかもしれません!

当面の予定は未定。年末年始忙しいし分かりませんが。

では改めて、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

追伸。
何が一番大変だったか?

歌詞がコピペ出来ないからいちいち写すのが大変でした。

現在書き溜めてる物も書いときます。

×人狼ゲーム
男子グループと女子グループでチマチマ。

×笑ってはいけない希望ヶ峰
序盤で既に躓いてるという。

×お笑い対決
男子対女子。三人って難しい……あとネタ思いつかなくて短いのも悩みどころ。

オリロンパ(スーダン舞台)
キャラ設定だけがしっかり出来てると思ってる。エタる率は最も高い。

いやね?書きたいのよ。書きたい部分はあるけどそこまで届かないのよね。悲しい色よね?

ではまたどこかで会いましょう。さらばだ!

乙乙
今日見つけたと思ったら今日終わった

>歌詞がコピペ出来ないからいちいち写すのが大変でした。
今更だけど。
「アニメソングの歌詞ならここにおまかせ?」というサイトがある
例によって歌詞の書いてあるページはコピペが出来ない。ように見える
ここでメニューの「表示」から「ソース」を確認
実はこのサイトのソース、歌詞がべた書きだからここでコピペが出来る
↓こんな調子に

がっかりして めそめそして
どうしたんだい
太陽みたいに笑う
きみはどこだい

やりたいこと やったもん勝ち
青春なら
つらいときはいつだって
そばにいるから

>>175

な、なんだってー!?

そのサイト使ってたから、そんなやり方があったとは……もっと早く相談というか、カキコすればよかったザマス(泣)

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