アブドゥル「彼女がニューヨークから来た助っ人、『ハトのおよめさん』だ」 (28)

ハトよめ「こんにちは」

承太郎「……ああ」

花京院「よろしく」

ジョセフ「よろしく頼むぞ」

ポルナレフ「……」

アブドゥル「これから共に戦う仲間だ。ポルナレフも自己紹介くらいしてやってくれ」

ポルナレフ(ここは突っ込むべきか? 突っ込むべき場所か、俺はッ!?)

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ポルナレフ「まず1ついいか、アブドゥル……」

アブドゥル「なんだ?」

ポルナレフ「ハトってなんだよ! 犬なら分かるぜ、犬ならよォ……」

ポルナレフ「でも、だ。ハトだぜ、ハト! し、か、も……」

ジョセフ「何かおかしいか? ポッポポッポハトポッポのフツーのハトじゃが」

ポルナレフ「こいつフツーじゃあねーだろーがッ!」モーロクシテンノカコノジジイハッ

ポルナレフ「こいつアブドゥルの紹介の後なんて言ったか覚えてるよなァー!?」

承太郎「ハトよめのヤツが何かおかしいことを言っていたのか?」

花京院「いや、そんなはずはない。ぼくの記憶が正しければ彼女は『こんにちは』と言っただk」

ポルナレフ「そこがおかしいんだろうがァァァーッ!!」

アブドゥル「すまない、ポルナレフ。私はお前が言っていることが分からないのだが……」

承太郎「俺もだ」

花京院「ぼくも」

ジョセフ「ワシも」

ハトよめ「チンコ」

ポルナレフ「じゃ、じゃあだみんな……」

ポルナレフ「犬は喋れないよな」

アブドゥル「当たり前だ、何を言っているんだ?」

承太郎「話が見えねーぜ、ポルナレフ。結論から言うんだな」

ポルナレフ「わ、分かった。今から言うぜ……」

ポルナレフ「『犬』が喋れないなら『ハト』も喋れる訳ねーだろーがよォォォ~~~ッ!」

ハトよめ「何言ってんだオマエ」

ジョセフ「いやァ~お前、ハトは喋れるじゃろうさすがにィ~ッ」

花京院「悪ふざけが過ぎるぞ、ポルナレフ」

ハトよめ「長旅でナレフは疲れてるのよ。いたわってあげなきゃダメね」

アブドゥル「さすがハトよめ。仲間を労る心を持った彼女こそ真の戦士かもしれないなッ」ハハハ

ジョセフ「いや~紅一点の登場で旅の楽しみが増えるわい」グフフ

ポルナレフ「……」

ポルナレフ「俺がおかしいのか?」

SPW財団職員「では我々はこれで!」

ポルナレフ(なんでハトの癖にヘリコプターで運ばれて来たんだ?)

バラバラバラバラ……

ジョセフ「さて、ハトよめも仲間に加わったことだしそろそろ出発す……」

ハトよめ「見て! ヘリの様子がマイケルの鼻よりおかしいわ!」

花京院「な、何が起きているんだ!」

アブドゥル「ヘリが墜落するぞ! 皆逃げろ!」

ドカアアアアン……

SPW財団職員「う、うう……」

承太郎「何があったんだ」

ハトよめ「み、水がああああああああああああああああああああああああッ」

SPW財団職員「それは俺のセリフだ……」ガクッ

ジョセフ「敵スタンドじゃ! 気をつけろ!」

花京院「な、何ッ!?」

ゲブ神「……」ズバァッ

ハトよめ「目が、目がああああああああああああッ」ゴロンゴロン

ポルナレフ「だから何でお前が言うんだァーッ!」

ハトよめ「うう……気持ちを落ち着けなきゃ。素数を数えるのよ!」

ハトよめ「77.56.82……」

花京院「それは田中麗奈のスリーサイズ……だ」

ハトよめ「そうだわ、マメを持ってきていたの。」ゴソゴソ

ポルナレフ「なぜこんな時に……」

ゲブ神「次ハ……ハトダ……」

ゲブ神「シネ!」

ハトよめ「うわあああああああ~! これはマメじゃなくて塩! 語呂が近いだけじゃない!」ポーイ

ゲブ神「ウッ!」ザバアア

ジョセフ「見ろ! 敵スタンドに塩がかかった途端に弱くなっている!」

承太郎「ヤツはあの姿から見るに、『水のスタンド』。水分を吸収する塩には弱いワケだ」

ゲブ神「塩ダケハ……ヤメロ……」シュウウウ

ハトよめ「まるでナメクジね!」

ゲブ神「何故……コンナハトナンカニ……」

ハトよめ「いちいち逆らうな」

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