元お嬢様「安価とコンマで魔術師生活」邪教徒「その2だ」 (1000)

モンスターあり剣あり魔法あり、機械も超能力もありな世界。

革命が起きた近世のファンタジー国家で、指名手配された元貴族の少女が生き延びようとあがいています。

彼女が野垂れ死ぬか、亡命に成功するか、反旗を翻しテロリストとなるか、はたまた魔王となって世界を滅ぼすか。

全ては安価とコンマ次第な2スレ目。

1スレ目 お嬢様「安価とコンマで逃亡生活」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408711559/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409055017

~あらすじ~

○○○○年……フルフィリア王国で革命が起きた。

反乱軍あらため共和国軍は、革命の象徴として王族・貴族の処刑を決めた。

貴族の町ウベローゼン市に住むお嬢様であるソピアは、使用人の少年によって逃がされ、命がけの逃亡生活が始まった。

度重なる職務質問……。友達作りに訪れたカフェで賞金稼ぎのエスパーに命を狙われる……。

まともな仲間を得たと思ったら実は共和国軍元帥の娘……。

神にも悪魔にも見放されがちなソピアは果たして生き延びることができるのか……!

★最終的な目標★

1.この国でほとぼりがさめるまで逃げ切り、安定した生活を送る

2.他国へ亡命し、そこで安定した生活を送る

3.テロリストなり魔王なりになって、共和国軍を倒す

このいずれかが現時点での最終目標となります。

今ある職業一覧


武器戦闘系職業一覧

『剣士』…剣や短剣、斧など斬るタイプの武器を扱う勇者の職業。最も歴史と権威がある戦士ギルド。

『槍士』…突くタイプの武器は盾持ちに強い。盾と相性が良く近衛兵たちが育ててきたギルド。

『メイサー』…打撃タイプの武器は甲冑・甲殻に強い。どちらかというと魔法使いや鉱夫が偽名で登録することも多い。

『ファイター』…己の身一つで戦う武人の職業。最近の若い女性の間ではダイエットに人気。

『アーチャー』…歴史ある遠距離武器使い。魔法の効果が乗ることもあり今なお愛好家は多い。

『ガンマン』…工業化が生み出した遠距離武器使い。弓を小馬鹿にしてる若者が多かったりする。
『コンバット』…ガンマンの上位職。二丁拳銃・サブマシンガン・アサルトライフルと体術で戦場を駆け抜ける次世代の戦闘術。
『スナイパー』…ガンマンの上位職。鷹の目を持ち数㎞先からでも敵を仕留める恐るべき存在。

『ホワイトシーフ』…盗賊の技術を世の為人の為に使うため近年設立したギルド。落し物探しや浮気調査など何でも屋感が否めない。

『サイズユーザー』…鎌を愛する物好きたちが剣士から独立した。やや使いづらいが一撃で仕留めることに長ける。あとカッコいい。

『ウィップユーザー』…鞭を愛する物好きたちがメイサーから独立した。サディストが多いと思われているが偏見である。

『罠師』……罠だけでなく爆弾やナイフ投げなどトリッキーな戦術を持つ。立ち上げたのは世紀の大奇術師だったりする。
『ボマー』…罠師の上位職。火薬や爆弾を扱い、待つだけでなく積極的に攻撃してくるけど一応罠師。



魔法系職業一覧

『火魔術師』…エネルギーを司る魔法。戦闘寄りの魔法で、軍人のほか料理人が覚えていたりする。

『水魔術師』…生命力を司る魔法。旧時代のお医者さんたちの半数は水魔術師。

『岩魔術師』…創造を司る魔法。魔法陣とか錬金術とか。

『風魔術師』…流れを司る魔法。効果範囲が広く指揮官向きの魔法。

『日魔術師』…昼を司る魔法。太陽光を操るだけでなく、心を癒すことにも使う。
『癒心魔術師』…日魔術師の上位職。人の心を癒しいいムードを作り上げる、陽だまりの魔法使い。

『月魔術師』…夜を司る魔法。魅了・幻惑の魔法はここに含まれる。

『白魔術師』…神の力を借りる魔法。宗教色が強い。
『聖教徒』…白魔術師の上位職。教会に所属している聖職者。祈りで傷を治し、魔を払い、死を遠ざける。

『黒魔術師』…悪魔の力を借りる魔法。霊と話したりする魔法もここ。
『邪教徒』…黒魔術師の上位職。悪魔に最も近い人間。その身に悪魔を降ろし溢れる魔力で悪事を繰り返す。

武器戦闘系職業一覧・魔法系職業一覧 >>4


生活系職業一覧

『山人』…山の方の村人。高地や洞窟などに強くなり、鉱物や動物に詳しくなれる。

『海人』…うみんちゅ。釣りや潜水が得意になり、船にも乗れる。

『森人』…普通の農村の村人。森で迷わなくなり、採集や工作が得意になれる。

『旅人』…流浪の民。長旅に必要な様々な技術が身に付く。



専門職系職業一覧

『料理人』…胃袋を支える人々。手練れはカクテルや薬膳に挑戦するらしい。

『裁縫師』…仕立て屋で働く人々。経験を積むとモデルになれたり、魂のこもった人形を作れたりするらしい。

『木工師』…木を材料に物を作る人。ベテランになると造船や大工の仕事も来るらしい。

『石材師』…鍛冶屋などで働く人々。熟練の石材師でないと本格的な鍛冶や宝石細工は任せてもらえないらしい。

『占い師』…ジャンルを問わない魔法的知識で人を占う。占いを勉強するうちに超能力に目覚める者もいるらしい。
『エスパー』…占い師の上位職。占いの的中率を上げるうち予知能力を身に着け、それを手始めに様々な超能力を獲得した存在。

『メカニック』…近年需要がどんどん上がっている機械を作る人々。ひよっこには蒸気機関や電気は使えないらしい。

『牧人』…動物の専門家。著名な牧人は戦闘職でもないのにモンスターを狩ったり、または飼いならしたりするらしい。

『レンジャー』…人命救助や工事現場で働く身軽な人々。仕事で得た技術で遺跡に潜り一攫千金を夢見る者も多いらしい。
『レスキュー』…レンジャーの上位職。様々な現場に急行し人命救助を行うプロ。仕事柄そこらの戦闘職より危機回避能力は高い。

『パン職人』…発酵は普通の料理人には扱えない。酒造に手を出す人も多い。中には菌と心を通わせ自在に操る者もいるという噂。

『パフォーマー』…歌って踊って人々を楽しませる人々。いつか劇場やテレビでパフォーマンスする日を夢見ている。

『商売人』…小売店の人々。経済を牛耳るボスもいるらしい。自動車の普及で競争は激化の一途をたどっている。

※専門職は日々増え続けている


その他

『探偵』…情報収集に特化した専門職。一部の人間にしかその存在を知られていない。

『娼婦』…異性の夜のお相手をして日銭を稼ぐ人々。ギルドではない。

『清掃員』…町の表通りを清掃して日銭を稼ぐ人々。ギルドではない。

コンマで人物作成テンプレ 商売人だけは偶然遭遇する機会は現時点で存在しない

一レス目 コンマ十の位:偶数…女、奇数…男 コンマ一の位÷2×10代(年齢、0の場合50代)

二レス目 コンマ十の位:12武器、34魔法、56生活、78専門、9無職、0一覧にない何か 一覧表で上からコンマ一の位分

三レス目 コンマ十の位:接しやすさ1~0 コンマ一の位:ベテラン度1~0

コンマでモンスター作成テンプレ

十の位       一の位
1無機物系&軟体系…123液体・45鉱物・67タコイカクラゲ・890貝
2魔法系…12妖精・34妖怪・56悪魔・78ゾンビ・90幽霊
3植物系…1234草花・567キノコ・890樹木
4甲羅系…123カメ・456カニやエビ・7890カブトムシ系
5虫系…123蟻蜂・456蝶蛾・7890クモムカデサソリ
6水棲系…1234魚・567カエルやサンショウウオ・890アザラシやイルカ
7爬虫類系…123トカゲ・456ヘビ・7890ドラゴン
8鳥系…123456タカやフクロウ・7890ダチョウやニワトリ
9獣系…1234犬や猫・5678ヒヅメ系・90コウモリなどその他
0人型…12サル・3456ロボット・7890人形

十の位
1鋭…爪やツノ  2硬…甲殻やウロコ  3火…炎や毒  4水…泳ぎや粘液
5岩…穴掘りや石化  6風…飛行や身軽さ  7日…光や派手さ
8月…暗視や擬態  9白…群れや美しさ  0黒…魔法や科学的

一の位
12好戦的 34やや怒りやすい 56普段は穏やか 78臆病 90警戒心が無い

【9日目夜時点のステータス】
ソピア(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:茶色の瞳・下手くそな金髪ショート・女中の服・リボンカチューシャ
所持金:930G
アイテム:フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター・ポーション×2

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・逃走・魅了魔法・全体魅了魔法Ⅱ・精神攻撃魔法・幻覚魔法

体力15/15 精神25/25
筋力30 敏捷44 知力70 器用20 交渉力70 名声10 注目度20
経験値:体0・精12・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(知人:1.31)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「魔法系なら頭使いなよ」(知人:1.00)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「人の縁って大切よね」(知人:1.00)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「これも経験だ」(知人:1.01)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「……可愛かったな」(知人:1.00)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「同期としてよろしく頼む」(知人:1.00)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「また一緒に仕事しましょうね、下僕」(知人:2.65)
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「よろしくねー!」(知人:1.00)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「お手伝いいたします」(知人:1.00)

現在のスキル習熟度表

ゾロ目で2倍上昇

月魔術はコンマにプラス20

『旅人スキル』
長旅歩き 0/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 0/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
脱兎 72/150 ものすごいスピードで逃げる
騎馬 7/150 馬を操れるようになる
火起こし 0/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 0/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『月魔術師スキル』
月光光線魔法 0/100 月の光を集めてビームを撃つ
拡散精神魔法Ⅱ 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法Ⅱ 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
分身魔法 0/150 幻を操り自分が二人いるように見せかける
視覚妨害 0/120 光を当てた相手の視界がおかしくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
魔力制御 0/100 自身の中の魔力をコントロールする、精神が5上がる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

その他関わりのある人


邪教徒 邪教の館(黒魔術師ギルド)の受付で面倒見のいいおっさん。

魔法局受付 底意地の悪い女性。そのくせ癒しの魔法を得意とする。

エリー 魔境カフェのオーナー。元旅人で姉御肌な娼婦。

シュン 探偵ギルド筆頭の名探偵。自由人。

ガルァシア 魔境チームの岩魔術師。威圧感があるが世話焼き。

バルザック 魔境チームのボマー。いつも適当な酔いどれおっさんだが素面だと怖い。

ネル 魔境チームのエスパー。性別不詳で神出鬼没。

テレサ 信心深い聖教徒。まだソピアとはちょっと会っただけ。

ヒレア 13歳の新人黒魔術師。聖教会の神に裏切られたと思っており不安定。

ハルカ まだ新人のアーチャー。快活そうな見た目に控えめな性格。

イリス 明るく男勝りなパン職人。

キアロ ソピアと同じ宿が拠点の頼れるレスキューのおじさん。

メヒィアス夫妻 うるさい妻と無口な夫の清掃員夫婦。

ウィア&マッド ソピアと同じ宿が拠点の若作り剣士と剛腕ピエロのコンビ。

テンプレ貼り終了。長い……。

というわけで二スレ目です。よろしくお願いします。

10日目。

ソピア「おはようございます」

メリル「おはよう」

ソピア「あの、なんだか人だかりができてますけど」

メリル「ああ。軍からの通達だね」

ソピア「な、なんと?」

メリル「今日、公開処刑が行われるから来れる人は見に来いってさ」

メヒィアス夫人「あたしらは仕事で忙しいから行けないね」

メヒィアスさん「……」コクリ

キアロ「人の命が失われるのを好き好んで見たいとは思わないな」

マッド「フルフル」

ウィア「そうだな。あと○○人しか残ってないなんてな」

ソピア(今、なんて?)

ソピア「あ、あの!」

ソピア「あと何人いるんですか?」

メヒィアス夫人「ここに載ってるよ」


前スレ1000の祈りは届くのか 2スレ目最初のコンマ判定

↓1 あと王族はコンマ一桁人逃亡中です 0なら全滅
↓2 あと貴族はコンマ人逃亡中です 00なら100人

今日公開処刑される人間のリストに
ゾロ目 ソピアの知る人間はいない
01~32 ソピアの友人がいた(精神に大ダメージ)
34~67 ソピアの姉がいた(精神に特大ダメージ)
68~98 ソピアの家族が全員いた(精神に超大ダメージ)

↓3

実は↓2が01ってのに期待してなくもなかった



王族が1人だけ生き延びています

逃亡中の貴族はソピア含む30人です

ソピアのお姉さんは本日昼に処刑されます


メヒィアス夫人「まどろっこしいねえ。全員一気にやっちゃえばいいのに」

メヒィアスさん「……時間もかかるし見せしめになる人数だけなんだろう」

キアロ「残り30人か。軍も本気だったんだな」

マッド「ピョコピョコ(王族捕まえれば懸賞金がっぽりだけどどうする?)」

ウィア「マッド。それはそうだけど俺たちは鬼じゃない。いくら高くてもやらないよ」

ソピア(お姉さま……?)

ソピア「……あ、あ……」

ソピア(ここで泣いたらばれちゃう……)

ソピア「私、ちょっと、部屋に……もどり……」


精神に30ダメージ 精神25/25→-5/25

10日目早朝。

ソピア(……)

ソピアの頭の中には、姉との思い出、そして、死への恐怖、その二つしかなかった。

↓ コンマ一桁分ソピアの精神が回復

10日目朝。

精神-4/25

ソピアは涙が枯れるまで泣いた。

それでも恐怖で体が動かなかった。

↓ コンマ一桁分精神が回復

10日目昼。

精神5/25


メリル「どうしたんだいルーちゃん」

メリル「珍しく部屋に籠もって……って」

ソピアのげっそりしている様を見てメリルは大変驚いた。

メリル「どうしたのかは聞かないよ」

メリル「おかゆ作ってあげるから食べなさい」

ソピア「……はい」


ソピア「ごちそうさまでした」

メリル「元気が一番さ」

メリル「それと、これを」

ソピア「……?」

メリルはソピアの耳元にさっと口を寄せると言った。

メリル「…………紹介状だよ。これで髪を切って服も揃えなさい。店の場所は裁縫師ギルドの近く。いいね?」

メリル「元気だしな! あたし特製のおかゆで風邪もばっちり治っただろう! 今日も元気に出かけてきな!」

ソピアは再び涙を流した。


1.処刑場(町の広場)に行く(昼のみの選択肢)
2.早速美容室&ブティックへ
3.自由安価

今夜はここまで

これから毎日は更新できないのでトリップを付けました

前スレのラストで登場人物の境遇や正体を安価・コンマ無しで決めてしまいましたが、問題は無かったでしょうか?

元帥の性格はコンマ判定しても良かったし、ヒレアちゃんとかぞろ目かコンマ0レベルのものを追加しちゃいましたし……

赤ずきんはまだ使い道はあるんですよ、一応着れますし、仕立て屋さんに持って行けば布として新しい服の材料にしたり売ったり

各分野の行きつけのお店はあった方が良いかもしれません

月の石は買った段階で効果発動です、売却や廃棄や加工できるものでもないしかさばりそうなので非表示です

ヒレアちゃんは根っこのところで聖教会の人なので、ヒレアに幸せにしてもらえばよいのです


上位職。普通は数年間経験を積んでたどり着く領域ですが、様々な手段を駆使して1か月程度で達することも可能。

例えばネル(15)とかテレサさん(19)もいますからね。

ロットさんの安価で彼の特徴が1の用意してたコンバットまんまだったのは驚いた。

あと、エスパーみたいに『どうしてそうなった』な物もまだあったり。忍者とか巫女とか戦闘機のパイロットとか。



ちょっとだけ更新。

まず、9日目にずいぶん歩き回り戦闘もし、魔法を結構使ったので、

このレスのコンマ分体力に経験値、次の私のレス分精神に経験値が入ります

ちょっといくつか決めたいことを


↓1 ソピアの名字 ソピア=○○

メリルさんの職業 コンマ一桁
12345 ただの気のいいおばちゃんだよ
678 町に居ついた熟練の旅人だよ
9 昔は武器を振り回してたよ
0 昔は高位の魔導師だったよ
↓2

↓3 エルミス・元帥の名字(ソピアのつもりでレスしたっぽかったら再安価)

体力に7の経験値 精神に84の経験値

メリルさんは普通の人でした。よかったね!

ソピア・ウィンベル 名家感あふれる

共和国軍元帥ブラッドレイ これ悪役側の人だ


あとエルミスの本名も(本名でうろつけそうにないから偽名設定にしちゃったので)

↓ 原型が残ってた方が良いかも

ヘルメスはどう考えても男性なのでエイラ=ブラッドレイでいきます



町は閑散としていた。

ほとんどの町民が公開処刑場となった広場に集まっているのだろう。

軍人の姿はなく、職務質問を受けることは無かった。

今ごろ自分の姉が処刑されていると思うと、足が止まりそうになったが、それでもソピアは気力で歩き続けた。

姉の分まで生きるために、メリルの助けを無駄にしないために、そして残った家族を助け出す可能性を残すために。


裁縫師の街はお洒落な街。

現代的なブティックや、美容室、メイクアップサロン、マッサージ店などから、

男性向けの作業服店や、デザイン性を重視した武器防具店、コスプレショップまで揃っていた。

ギルドとなっているのは紡績工場の窓口らしいが、今日は特に用事はない。

メリルの紹介状に書かれた店名を探し、中に入った。


美容師「いらっしゃいませー。今日はどんな髪型にいたしますか? ……まず整えましょうか」

ソピア「あの、これを……」

美容師「紹介状……? オーナーさーん!」


オーナー「メリルさんの紹介ね」

オーナー「それなら信頼もできるわ。特別に無料で散髪してあげてちょうだい。お客様の情報も保護しましょう」

美容師「はい……。メリルさんってどんな方ですか?」

オーナー「昔の友達。それだけよ」


美容師「では、どんな髪型にいたしましょうか?」

ソピア「とりあえず整えて短く……」

美容師「長くすることもできますがよろしいですか?」

ソピア「そんなことが?」

美容師「育毛ポーションというものがあるんです」

美容師「ヘアゴムも提供するよう言われていますから、どうぞお好きな髪型にしてください」

美容師「それと髪もあとで染められますから考えておいてくださいね」

1.長くせずにショートのボブカットで
2.長くしてゆるいパーマをかけよう
3.好きな髪型を自由に書き込んでください(女性としてありえない、悪目立ちなものはNG)

↓2くらいまで

2

ポニテ

1.真っ直ぐ伸ばしてポニーテールにしよう
2.ゆるいパーマでポニーテールにしよう
3.ゆるいパーマにしてヘアゴムは貰っておこう

↓ >>63>>64さん以外で最速2票

ソピア「とりあえず伸ばして整えてもらえますか」

美容師「かしこまりました」

ソピア「あっ、その後に軽ーくパーマもお願いします(昔からストレートだったからね)」

美容師「ふんわりした感じでよろしいですね」


美容師「髪は結ばなくてよろしいですか」

ソピア「えっと、とりあえずヘアゴムだけもらうことは……?」

美容師「はい。大丈夫です。そう言いつけられていますので」

ソピア(ヘアゴムのセットをもらった。しばらくは困らないし分けてあげることもできるはず)


ソピア(なんだか生き返った気分)

ソピア(今まで経験が無いようなボロボロな姿で生活してたから……)

美容師「では髪色はいかがいたしましょうか?」

1.金髪のままでいいです
2.綺麗なホワイトに
3.オーク(木材)色で
4.黒髪に挑戦だ
5.自由安価(非現実的な色もあり、緑髪や銀髪、紫髪の人もいる世界です)

↓2か3まで  色を変えさえすれば何にしても注目度は等しく下がります

4

白黒の対立がすごい

全体多数決だと白だけど、安価範囲的には黒……

黒髪の聖教徒やホワイトヘアの黒魔術師もいるので、人間関係的な問題はありません

↓ >>70-74さん以外で見てたら最速2票

実は1的には白が好みだった、髪型的に 黒髪はストレートかおかっぱ派



ソピア「黒髪に挑戦します」

美容師「はい、承りました」


美容師「どうでしょうか」

ソピア「なんだか別人になった気分です」

美容師「それはこちらとしても嬉しい感想です」

ソピア「ありがとうございました」

美容師「また変身したくなったらいらっしゃってくださいね」


髪型が、黒髪ふんわりロングパーマになりました

注目度20→10

※行動で美容室を選べばまた髪型・髪色は変更可能です(ただし次からお金はかかる)

ブティックの店員さん「いらっしゃいませ、お客様」

店員「何かお探しでしょうか」

ソピア「これを……」


~店員さんがオーナーさんを呼び、オーナーさんがメリルさんと旧知の仲だと言うシーンカット~


オーナー「服を一式そろえてやってほしいねぇ」

店員「いかがしましょうか」

オーナー「5000G分持って行かせなさい。ちょっとだけならオーバーしても良し」

店員「との事です。どんな服をお探しですか?」

1.清楚なボレロで豪商の娘気取り(金持ち風=逃亡貴族だなんて逆に疑われない)
2.レースとリボンでフェミニンに
3.カジュアルなパンツスタイルで現代風に(動きやすいというわけでもない)
4.シックなコートで大人っぽく
5.自由安価(ただし1はソピアちゃんに可愛い格好をさせる事だけは決して譲れない)

↓2まで 注目度は今はどれ選んでも変わらない

2と混ざる


ソピア「大人っぽくしてみたいです」

店員「ではこちらはいかがでしょうか」


タイツとロングブーツを履き、シックなコートを羽織ると、お洒落な街並みがよく似合うレディーが出来上がった。

ソピア(いい感じ)

ソピア「これください」

店員「まだ3150G分ですが、どうされますか?」

ソピア(せっかくだからもらえるだけもらっていこう)

ソピア「今度は逆に可愛くて女の子っぽいものを」

店員「これはきっとお客様にお似合いですよ」


レースで飾られたガーリーな白ワンピースを試着すると、今の髪型にこちらもよく似合っていた。

ソピア(こっちもいいね)

ソピア「これもください」

店員「5050G分……ほぼちょうどですね」

店員「またのご来店をお待ちしております」

ワンピース用の可愛いショートブーツや、サービスでもらったハンカチのセットは袋に入れてもらった。

ソピアは着ていた女中の服を袋にしまうと、早速買ったばかりのコート姿で店を出た。

注目度10→5

ソピア(変身してみたら気分が良くなった)

ソピア(私、単純なのかな……?)

ソピア(せっかくこの辺りに来たから別の事もしていく?)

ソピア(それとも真っ直ぐ宿屋か魔法局に行こうかな。もうほとんど怪しまれないし)


10日目夕方 現在地:ファッションストリート

1.訓練(上げる能力値またはスキル名も添えて下さい、現在地以外だと移動判定あり)
2.どこかへ行く(町の中にありそうな場所、行く理由も添えてあると楽)
3.誰かのところへ行く(一緒にお話します)
4.仕事探し(酒場or宿屋or魔法局orその他
5.知人作り(方法または場所も)
6.自由安価

↓ 移動する場合5以下で職務質問

一旦用事があるので抜けます

今夜はできずに今日はここまでになるかもしれません


月の石については納得したけどそれなら効果が上がってる事も書いた方が良いんじゃないかな

>>98 >>10(スキル表)の上の方にこっそり書かれてるのです


月光光線魔法 68→88/100


ソピア「実戦で使うにはもう少し光を一点に集中させなきゃだめだね……」

受付「あれ、どなたかと思えばいつもの月魔術師ソフィアちゃんじゃないですか」

ソピア「そうですが何か」

受付「イメチェンですか?」

ソピア「悪いですか」

受付「いえ、素晴らしいことですよ。みすぼらしい姿の少女がたむろしていては魔法局の印象が悪くなりますから」

ソピア「それはどうも」


10日目夜 現在地:魔法局 ※注目度5

1.訓練(上げる能力値またはスキル名も添えて下さい)
2.どこかへ行く(町の中にありそうな場所、行く理由も添えてあると楽)
3.誰かのところへ行く(一緒にお話します)
4.仕事探し(酒場or宿屋or魔法局orその他)
5.知人作り(方法または場所も)
6.自由安価

邪教徒「いらっしゃい……。邪教の世界へようこそ」

邪教徒「そなたか。何用だ?」

ソピア「ヒレアちゃんに会いに来ました」

邪教徒「今は訓練所におるぞ、護衛に案内させよう」

ソピア「いえ。もう大丈夫ですから」

邪教徒「うむ、それなら迷わぬようにな。邪教の館は薄暗い」

ソピア「妖しいムードの演出ですか?」

邪教徒「火の節約だ」


訓練所から部屋に帰ろうとしているヒレアを見つけた。

ソピア「こんばんはヒレアちゃん」

ヒレア「ヒレアに会いに来たの?」

ソピア「そうだよ」

ヒレア「どうしたの……そろそろ寝る時間よ」

ソピア(何を話そうかな)


↓2~3くらいまで 話す話題

勘違いさせてしまってることに気付いた

誰かと話しに行ったときの話題安価は基本的に下1~3までで出た話題を組み合わせて書くのですが、

特に話題が無かったら下1~2まででもOK、話題が多かったら下4でもOKって意味でした

話した内容によって交友度にボーナスが入ります


↓2くらいまで 他に欲しい話題があったらどうぞ(この服どう?とかの質問や、頭をなでるとかの行動や、今度公園に行こうなどの約束もOK)

ソピア「こんな遅くまで特訓してたんだ。えらいね」

ソピアはヒレアの頭をなでた。

ヒレア「……なにするのっ」

ヒレア「やめてよ……!」

ソピア(嫌がられちゃったかな……?)


ソピア「ねぇ、ヒレアちゃん。悪魔って言ってもいろいろいるんだよね?」

ソピア「私が黒魔術師になるのを断った悪魔と別の悪魔とも話してみたいな」

ヒレア「知らないわ……」

ヒレア「私にはまだ悪魔の声は聞こえないもの……。邪教徒さんに聞いてみたら」

ヒレア「…………もうやだ。耳を澄ませても私をたぶらかそうとする穢れた天使の声しかしない」


ヒレアは部屋に入り寝る支度を始めた。

ヒレア「ソフィア、どうしたの……」

ヒレア「ここは私の部屋よ……?」

ヒレア「……なにか言いたいことがあるの」

ソピア「うん」

ソピア「今日ね……。私の敵に、お姉さまが殺されたんだ」

ヒレア「……そう」

ソピア「今回もやっぱり、神様に祈っても助けてくれなかった」

ヒレア「神に祈るのはやめた方がいいわ」

ヒレア「話を聞いてあえて反対の事をして、嘲笑ってるんだから……!」

ソピア「そうだね、もう神様に祈るのはやめるよ」

ヒレア「うん。……私が助けてあげるって言ったでしょう」

ヒレア「そのためにも、今日も一日がんばったんだから」

ソピア「……私、もう生きてるのが辛い」

ソピア「……いっそ、死んじゃっても……」

ヒレア「死にたいの?」

ヒレア「うふ、私が殺してあげよっか……♪」

ヒレアはソピアに向け、黒い球を放った。

ソピア「……キャッ!!」

体力15→5/15 精神5→0/25

吹き飛んで壁に背中を強打したソピアにヒレアがとびかかり馬乗りになる。

ソピア「ひ、れあ、ちゃ」

ヒレアがソピアの首筋に噛みついた。

体力5→3/15

ソピア(あ、あ……)

ソピア(私、このまま死ぬのかな……)

1.やめてと声を振り絞る
2.残された体力を使って抵抗
3.完全に身を任せる

↓ 1つははずれ

ソピア「や……め、て……!」

ヒレア「……」

声を振り絞り拒否すると、ヒレアはすぐに身を離した。

ソピア「ハァ……ハァ……」

ヒレア「つまんないの」

ヒレア「あなたが殺してって言ったんでしょ」

ソピア「……言ってない……」

ソピア「でも……もう、死にたいなんて言わないから……!」

ヒレア「……そう」


↓ コンマ-25 ヒレアの交友度が上がります(マイナスなら上昇無し)

今のところ家族を助ける方法は細かく考えていません こうすればいけるんじゃないかという方法があればぜひ
殴り込みか、情報収集か、探偵や何でも屋に依頼するか……


ヒレア「私が助けてあげる」(知人:1.48)


邪教徒「……そなた、どうしたのだ!」

ソピア「死にたいって言ってしまって……」

邪教徒「襲われたか……!」

ソピア「私が悪いんです」

邪教徒「しかし……とりあえずポーションを用意したので首筋にかけるがいい」

ソピア「すいません」

邪教徒「あの娘はいまだ不安定だ……。不用意な事を言うでない」

邪教徒「……と、前もって言うべきであったな。私からもそなたに謝罪せねばなるまい」

邪教徒「すまなかった。もう、無理して彼女に会わずとも良いぞ」

ソピア「いえ、それは私が決めることですから」

邪教徒「そのような目にあってもか……」

ソピア「もう大丈夫です」

邪教徒「そうか……」

邪教徒「……気を付けて帰ってくれ」

メリル「ルーちゃん、おかえり」

ソピア「メリルさん、ありがとうございます」

メリル「紹介状は使えたかい?」

ソピア「はい。みなさん快く応じてくれました」

メリル「断られたら二度と口を利かないつもりだったよ」

メリル「かわいらしいねぇ。もうすっかり町のハイカラ娘じゃないか」

ソピア「あ、ありがとうございます」

メリル「あたしも昔はこんな格好をしてちやほやされたもんさ」

ソピア「ええっ」

メリル「そこは驚かないでおくれよ」


ソピア「メリルさんにはいつか恩返しできたらいいな」

ソピア「ヒレアちゃんは……気を付けないとね」

ソピア「……生きるんだ」

ソピア「今日は、おやすみ」

体力と精神が全回復しました


9日目の払い忘れ 930G→910G

ソピア「おはようございます」

メリル「おはよう」

メリル「何か聞きたいことはないかい?」

ソピア「えっと、今は特にないです」

メリル「そうかい。何かあったらあたしに相談しとくれよ」


ソピア(今日もまだまだ軍の人は町を巡回してる)

ソピア(だけど私はもうほとんど不審に思われないくらいに町に溶け込んでる)

ソピア(今までは1人の時は最小限の移動(宿屋~魔法局~邪教の館)で済ませてたけど)

ソピア(これからは町を1人で探検してみてもいいかもね)

ソピア(……大丈夫。あんなカフェには二度と出会わない。そんな気がするから)


11日目早朝 現在地:宿屋 ※注目度5

1.訓練(上げる能力値またはスキル名も添えて下さい)
2.どこかへ行く(町の中にありそうな場所、行く理由も添えてあると楽)
3.誰かのところへ行く(一緒にお話します)
4.仕事探し(酒場or宿屋or魔法局orその他)
5.知人作り(方法または場所も)
6.自由安価

テレサさんの出番きた! でも安価狙って待ち構えるのはいいですけどsage忘れにご注意ください

ちなみにこのスレの聖教会はフィクションです。実在のキリスト教とは関係ありません。違和感あっても目をつむってほしい。

ちょっと展開が長くなりそうなので今晩はここまでにします、本日もおつき合いありがとうございました

隠密はホワイトシーフの技術です、この技術は今ではもっぱら依頼者の夫の尾行に使われています
テレサさんと仲がいいとばれるとヒレアちゃん側が怒っちゃいますが、頑張れば個人同士なら和解できるかも



ソピア(お姉さまの冥福を祈りたい)

ソピア(教会に行こう。私たち一家はそこまで熱心じゃなかったけど日曜日には一家で近くの教会のミサに出席していた)

ソピア(いつもの教会だと私だってわかっちゃうし、この町で一番大きい聖教会に行こうかな)

ソピア(黒魔術師だったら聖教会には近づけなかったから、そういう意味では月魔術師でよかったのかもしれない)


聖教会の周辺は落ち着いた雰囲気が漂う街であった。

酒場が無く、浮浪者もいない、閑静な通りをたまに聖職者らしき人物が歩いている。


聖教徒「こんにちは。聖教会でございます」

聖教徒「ご用件をお伺いします」

ソピア「テレサさん?」

聖教徒(テレサ)「……あれ、どこかで?」

ソピア「数日前、魔法局前の広場で声をかけた者です」

テレサ「あっ。あの時は申し訳ありませんでした。仕事まで時間が無かったもので」

ソピア「受付さんだったんですね」

テレサ「若いシスターで持ち回りで担当しているのです」

テレサ「改めて、わたくしに何かご用事でしょうか?」

ソピア「えっと、あの時は聖職者の知人が欲しくて声をかけたんですけど、今日はその……」

テレサ「もしや、お祈りにいらしたのですか?」

ソピア「……はい」

テレサ「ちょうど朝の祈りの時間でございます。礼拝堂へ案内いたします」

敬語難しい



厳かな礼拝堂には、聖職者や老人たちが集まり、祈りをささげていた。

テレサ「貴女が祈りをささげにいらした理由はもしや昨日のことでございますか?」

ソピア「はい。……駄目でしょうか」

テレサ「そのようなことはございません。教会では、すべての魂は等しく救われるべきだと教えていますから」

テレサ「わたくしたち聖教会の者も昨日の公開処刑には心を痛めております」

ソピア「でも、軍からは何か言われてたりは……?」

テレサ「いいえ。彼らもわたくしたちの立場は理解しておられます」

ソピア「そうですか……」

テレサ「これは私事になりますが、貴族の方々には信心深い方が多く、わたくしの顔見知りも多かったのでございます」

テレサ「時代の流れは聖教会にはどうしようもないことだとしても、憤りを覚えずにはおられません」

テレサ「どうして信心深い彼らが罪人として命を奪われなければならなかったのか……理解に苦しみます」

ソピア「……軍人の人はいませんね」

テレサ「王国軍には年配の方が多く、戦で失われた命が……敵味方関係なく救われるようにと、しばしば祈りにいらしておりました」

テレサ「……共和国軍の方々は今は忙しく祈りに来る時間が無いだけなのだとわたくしは信じております」


ソピア「たとえ革命が起きても、聖教会は変わらないんですね」

テレサ「そうであることを望みます」

ソピア「変わってしまう可能性があるんですか?」

テレサ「かつて経営難に陥った時代には免罪符の販売に手を染めたこともありますから」

テレサ「王が姿を消し、軍が実権を握り、機械文明が発展し、会社方式の団体が広がりつつある今は、史上最大の社会の変革が起きている時代です」

テレサ「そのような時代の中で、聖教会が現在の姿勢を維持できるのか……わたくしを始め多くの聖職者が心配しております」

ソピアはテレサの隣で祈りの姿勢を取った。

20分程……姉の、そして昨日命を奪われた人々の、魂が救われるように神に祈った。

昨日よりも少し気分が楽になった気がした。

最後にテレサのオルガン演奏に合わせて聖歌を歌い、解散となった。


ソピア「今日はありがとうございました」

テレサ「いいえ。わたくしたちこそ感謝しております。一人でも多くの祈りが届くほど彼らも救われることでしょう」

テレサ「ソフィアさんにも神のご加護があらんことを」


テレサと知り合いになりました

ソピア(まさに聖職者の鑑って感じのいい人だったね)

ソピア(このままテレサさんと話に行こうかな……)

ソピア(それか、せっかくだから町を歩いてみようかな)

ソピア(なんだか今日は運がいい気がする)

※神の加護がかかっています、11日目は職務質問無し、コンマ判定が10プラスされる(適用されるのは数値が大きいほど良い時のみ)

※聖教会で祈ると一日効果の続く加護を受けることができます


11日目朝 現在地:聖教会

1.テレサと話す(白魔術師ギルド受付でもある)
2.聖教会周辺(道具店、ハーブ畑、聖歌隊が練習している広場、聖騎士の館などがあります)
3.歩いていたら槍&弓ギルドの街にいた
4.歩いていたらなんとテレビ局にいた
5.歩いていたら郊外の畑にいた

テレサ「こんにちは。聖教会でございます」

テレサ「ご用件をお伺いします。……って、あら? 戻ってきたのですか」

ソピア「もう少しテレサさんとお話したかったので」

テレサ「そうですか。仕事しながらでよろしければ……」

例1.白魔術師を紹介してほしい
例2.白魔術って誰でも使えますか?
例3.邪教のことどう思います?
※自由安価

↓3くらいまで会話内容

ソピア「黒魔術師……邪教の事、どう思います?」

テレサ「わたくし個人としては、等しく救われるべき人間だと思っています。……聖教会の中では少数派ですが」

テレサ「しかし、彼らは悪魔が本当に助けてくれると思っているのでしょうか……?」

テレサ「悪魔は神にたてつき、集団でありながら敗北した身。その力は神に遠く及びません」

テレサ「わたくしにはなぜ彼らが悪魔を頼るのか理解できません」

ソピア「……神様が助けてくれなかったから、悪魔を頼るんじゃないんですか」

テレサ「いいえ。神は助けなかったのではありません」

テレサ「試練をお与えになっているのです」

ソピア(それが神様の考えだからって……何度も死にそうになったり、大切な人を奪われたりするのは私には我慢できないよ)


テレサ「わたくしたちは日々努力して、試練を乗り越えなければならないのです」

ソピア「その努力は報われるとは限らないんじゃないですか」

テレサ「それでも神は見ていると信じて、日々努力するのみです」

テレサ「だからこそ、わたくしはこの年で一人前の聖教徒として認められたのですから」

ソピア(誰もがテレサさんみたいにできるわけじゃない、この人はそれを分かってないんだ)


↓ テレサの交友度がコンマ分上がります

s

テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)(加護発動!)


ソピア(もうお昼だね)

ソピア(改めて町を歩いてもいいけど)

ソピア(昼なら誰かに会ったり仕事を受けるのに最適だよね)


>>134から選んでもOK

11日目昼 現在地:聖教会 ※加護発動中!

1.訓練(上げる能力値またはスキル名も添えて下さい)
2.どこかへ行く(町の中にありそうな場所、行く理由も添えてあると楽)
3.誰かと会って話す(同じ場所にいる人は同時指定可)
4.仕事探し(酒場or宿屋or魔法局orその他)
5.知人作り(方法または場所も)
6.アイテム探し(欲しい道具も、それっぽい場所に行きます)
7.自由安価

↓ >>140さんしかいないのかな……できれば違う人で

ソピア(なかなか来る機会も少ないし昼間は聖教会周辺を見て回ろう)


小さな道具店にはロザリオや腕輪、香木などが売られていた。

おばあさん「いらっしゃい」

ソピア「どんなものがあるのかな」

道具をおばあさんに見せて効果を教えてもらった。

・勝負のロザリオ 1200G つけている間のみ、勝負事でのコンマが10上がる
・友情のロザリオ 1200G つけている間のみ、人と仲良くなりやすくなる(コンマに10追加)
・商談のロザリオ 1200G つけている間のみ、交渉時にコンマが10上がる

・銀の腕輪 1000G 悪魔よけにもなる聖職者向けの腕輪
・香木 500G 火をつけると落ち着く香りがする木、年配の女性や魔法職に人気

ソピア(所持金じゃ買えないな……。香木も使い道に困るし)

ソピア「……今はお金が無かったです」

おばあさん「またきてね」


教会の裏ではハーブが栽培されている。

身を清めたり、神に供えたりするほか、ポーションや料理の材料としてお店に卸して資金源にもしている。

シスター「どうかしましたかっ?」

ハーブに水をあげていた若いシスターがソピアに気付いて小走りに駆けてきた。

ソピア「す、すいません。珍しいので見ちゃいました」

シスター「そうでしたか」

話によるとハーブ栽培は見習い白魔術師の仕事であるらしい。

シスター「雑用なんです」

ソピア「……神の試練ですか?」

シスター「あっ、そうかもです」

広場では聖歌隊が練習をしていた。

思わず立ち止まって聴いてしまう。

聖歌隊「どうでしたか?」

ソピア「なんだか心が洗われるようでした」

聖歌隊「歌には不思議な力があるんです」

ソピア「聖歌隊のみなさんはそういう職業なんですか?」

聖歌隊「いいえ、聖職者のうち歌いたい人が集まったものです」


ソピア(聖騎士の館?)

聖剣士「お嬢さん。どうしたのかな」

ソピア「ここはいったい?」

聖剣士「読んで字のごとく聖騎士の館だよ。私たちは聖教会に所属する騎士なんだ」

聖剣士「実は白魔術師は兼業を自由に許可しているんだ。神を信仰していれば誰でもなれるんだよ」

聖剣士「そして私たちは武器系の職業と兼業している者たちというわけだ」

ソピア「教会の騎士っていったい何をしているんですか?」

聖剣士「その質問は困るね……。普段は鍛錬をしているだけだし……。警備隊の協力をしている仲間はいるけれどね」

ソピア「鍛錬をしても生かす場所がないんじゃ……」

聖剣士「私たちはクルセイダーという職業を目指して鍛錬しているんだ」

聖剣士「白魔術師の上位職であり、認められたものは、総本山である聖教国の騎士団に所属できる」

ソピア「夢のために頑張ってるんですね」


ソピア(一通り回れたかな)

※また来ることもできます、交流すればモブたちの名前が分かって知り合えるかも

ソピア(忘れがちだけど、私は偽名を使えば今の2つだけじゃなく他のギルドにも登録できるんだよね)

ソピア(ソフィアならありふれた名前だから何か所かで使っても問題なさそう)

ソピア(でも、さすがに聖教会だけはだめ。邪教徒さんやヒレアちゃんに会えなくなるし)


11日目夕方 現在地:聖教会 ※加護発動中!

1.訓練(上げる能力値またはスキル名も添えて下さい)
2.どこかへ行く(町の中にありそうな場所、行く理由も添えてあると楽)
3.誰かと会って話す(同じ場所にいる人は同時指定可)
4.仕事探し(酒場or宿屋or魔法局orその他)
5.知人作り(方法または場所も)
6.アイテム探し(欲しい道具も、それっぽい場所に行きます)
7.自由安価

月光光線魔法 88→176→196→206/100  ゾロ目+月の石+加護→106オーバー!

スキル:月光光線魔法を習得

訓練
『光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす』
『光線魔法:波 0/150 月の光を集めて凝縮したのち衝撃波のように放つ』
『光線魔法:精神 0/150 妖しい光を撃ち直接的にも精神的にもダメージを与える』
が解放

ソピア「あまりにもすぐ習得できた……」

ソピア「時間余ってるしもう少し訓練しよう」

↓ ステータスか月魔術の中から何か選択

魔力制御 90/100


ソピア「たっぷり訓練できた……」

ソピア「もう夜なんだ……」

ソピア「今日はなんだか運がいいから活かしておきたい」


11日目夜 現在地:魔法局 ※加護発動中!

1.訓練(上げる能力値またはスキル名も添えて下さい)
2.どこかへ行く(町の中にありそうな場所、行く理由も添えてあると楽)
3.誰かと会って話す(同じ場所にいる人は同時指定可)
4.仕事探し(酒場or宿屋or魔法局orその他)
5.知人作り(方法または場所も)
6.アイテム探し(欲しい道具も、それっぽい場所に行きます)
7.自由安価

ソピア「もう夜だから仕事はできないと思うけど、宿屋の依頼を見に行こうかな」


メリル「おかえり、今日は早かったね」

ソピア「ちょっと依頼を見たくて早く戻ってきました」

メリル「うちに来てる依頼かい? 今はほとんどないよ」

ソピア「ええっ……」

メリル「町が封鎖されてるから商売あがったりだね」

メリル「今のルーちゃんに出来そうな依頼は無いよ」

メリル「乗馬大会のエキシビションとかは無理だろう?」

メリル「町から出してほしいって依頼は高額だけど絶対に無理さね。軍の依頼なんてもっての他だろう?」

ソピア「はい……」

ソピア「……人を選ばないような依頼は無いですか?」

メリル「……ルーちゃんにやらせるのは危ないんだけどね、一応見るかい」

・ウベローゼン封鎖解除申し立て 依頼者:町から出られない漁師
共和国軍の横暴で仕事を奪われた生活系職業の皆さん。一緒に不平を伝えに行きましょう! 500G+軍からの補償金推定5000G~

メリル「ね、危ないだろう?」

ソピア「そうですね」

メリル「それにね、ここだけの話……耳貸しな」

メリル「…………2日後から町の封鎖が解除されるって情報が入った。ただし検問を設けるだとさ」

※13日目昼から東西南北の検問所が開きます、依頼を受けて出かけることが可能です

ソピア「……や、やっと……!」

メリル「……でも、検問がネックだ。どこに行くのか。なぜ行くのか。自分がどこの住民か」

メリル「……もしウベローゼンが拠点なら、いつまでに戻ってくるかも聞かれるだろうね」

メリル「……帰って来ない人間がいたらきっと軍が出撃する。逃亡は難しいよ」

ソピア「……そうですか……」

メリル「……とりあえず、依頼だね。ちょっと待ってな……」

メリル「はい。これはどうだい」

・町封鎖解除の一報 依頼者:メリル
町の各地の宿屋・ギルド・カフェ……とにかく町の外に出たい人が多そうな場所に私からの手紙を届けてくれ。一日かかるが2000G出すよ。

メリル「依頼集めだよ。これを知った人はうちに来るだろう? 混雑防止のために軍は隠したがってるが構いやしないさ」

メリル「ルーちゃんが駄目でも他の旅人に頼むから断ってもいいんだよ」

↓ 依頼を受ける/断る 最速2票

ソピア「受けます」

メリル「そうかい。じゃあ、頼んだよ。また明日」


ソピア「少し時間が余った……」

ソピア「ちょっとだけ訓練しようかな」

↓ 旅人スキルかステータスの中から選ぶ 効果はいつもの半分(端数切り上げ)

騎馬 23/150

ソピア(馬は全然いう事を聞いてくれない……)

ソピア(先輩旅人さんか牧人さんに講師を頼んだ方がいいかも……)

※教わりながらだとコンマが増えます


ソピア「明日は一日かけた依頼だ」

ソピア「がんばろう!」

ソピア「おやすみなさい……」

所持金900G

メリルさんはソピアの正体に思い至りなお手助けしてくれるレベルなので交友度に2.00ボーナスが入っています


11日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:茶色の瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ
所持金:900G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・ヘアゴムセット
ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター・ポーション×2

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・逃走・月光光線魔法・魅了魔法・全体魅了魔法Ⅱ・精神攻撃魔法・幻覚魔法

体力15/15 精神5/25
筋力30 敏捷44 知力70 器用20 交渉力70 名声10 注目度5
経験値:体7・精96・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「魔法系なら頭使いなよ」(知人:1.00)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「人の縁って大切よね」(知人:1.00)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「これも経験だ」(知人:1.01)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「……可愛かったな」(知人:1.00)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「同期としてよろしく頼む」(知人:1.00)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「また一緒に仕事しましょうね、下僕」(知人:2.65)
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「よろしくねー!」(知人:1.00)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「お手伝いいたします」(知人:1.00)
歪んだ元聖教会信徒13歳黒魔術師:ヒレア「私が助けてあげる」(知人:1.48)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)



ゾロ目で2倍上昇

月魔術はコンマにプラス20

『旅人スキル』
長旅歩き 0/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 0/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
脱兎 72/150 ものすごいスピードで逃げる
騎馬 23/150 馬を操れるようになる
火起こし 0/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 0/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
光線魔法:波 0/150 月の光を集めて凝縮したのち衝撃波のように放つ
光線魔法:精神 0/150 妖しい光を撃ち直接的にも精神的にもダメージを与える
拡散精神魔法Ⅱ 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法Ⅱ 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
分身魔法 0/150 幻を操り自分が二人いるように見せかける
視覚妨害 0/120 光を当てた相手の視界がおかしくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
魔力制御 90/100 自身の中の魔力をコントロールする、精神が5上がる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

ソピア「おはようございます、メリルさん。準備完了です!」

メリル「おはよう。はい、これだよ。無くさないようにね」

ソピア「はい!」


※ギルドは3か所ほど『地雷』があります、行くとちょっとめんどーなことになります

※ソピアは届け先でちょっとくつろぎます、新しく知り合いができる可能性があります

※偶然知り合いに会う可能性もあります

※これまでソピアが行ったことのあるギルドは
『ホワイトシーフ』『魔法局』『聖教会』『邪教の館』『パン職人』『商売人』です


12日目早朝 現在地:宿屋 ※注目度5

1.カフェ・酒場
カフェ:ねこまみれ  カフェ:ホームメイド  カフェ:モンブラン  カフェ:アンブロシア
酒場:鶏王  酒場:フジヤマサムライ  酒場:バーボンハウス  酒場:男まさり
2.職業ギルド(>>6)
3.その他人が集まっていそうな施設(どこかも)

注目度0でもコンマ00だと声をかけられてしまうんです



軍人「ふぁ~あ。今日も仕事頑張るか」

軍人(なんだあの娘は? ぎゅうぎゅうのかばんを持ってこんな朝からどこへ行く?)

軍人「おい、君」

ソピア「は、はい!」

ソピア(うわーん、出鼻をくじかれた……)

軍人「どうして涙目なんだ」

ソピア「あ、朝なので目がしょぼしょぼして……」

軍人(一瞬俺の顔がキモすぎたのかと思ってへこんだ)

軍人「そうか、よかった」

ソピア「よかった……?」

軍人「こっちの話だ。ところで、そのかばんには何が入っているんだい?」

ソピア(私が疑われているわけじゃないけど、言うわけにいかないよね……)

1.キャー!変質者ー!と叫んで逃げる
2.私は新聞配達員なんです、とごまかす
3.見ます?見るんですね?後悔しても知りませんよ?と脅した隙に逃げる

↓ はずれは一つ

は ず れ


ソピア「私、新聞配達員なんです」

軍人「そうなのか、こんな朝早くからえらいね」

ソピア「ありがとうございます。では……」

軍人「ちょっと待った。俺にも1部くれよ」

ソピア(やばっ……)

軍人「普段は新聞読まないんだけどね」

軍人(人助けって素晴らしい)

ソピア「え、えっと……だめですっ」

軍人「……おい、俺がせっかく買ってやろうとしたのによぉ」

軍人「俺の顔がキモいから売れねぇってか!!」

軍人「……フヒヒ、朝の町は誰もいねぇよなあ」

軍人「オラっ! ちょっとこっちこいよぉ」

1.渾身の金的
2.ちょっと離れたところにいた女軍人に助けを求める
3.光線魔法

↓ はずれは一つ

セーフ、2連続はずれでゲームオーバー回収になります



ソピア「せいやっ!!」

ソピアは一歩後ろに下がると、走りこんで体重を乗せつつ軍人の股間に蹴りを入れた。

軍人「ぐごぉぅあぁっ!!?」

ソピア「うっ、気持ち悪い感触……」

奇声を上げながら路上をごろごろと転がる軍人を後目にソピアは逃げ出した。


軍人「あああの女を! つっ捕まえろー!」

女軍人「どうしたんだ!」

軍人「ふっふ不審者だ! とと特徴をメモして本部へ!」

女軍人「分かった! しかしお前、一体何をしたんだ」

軍人「誰もっ、いない、ことをいいことに言い寄ったらっ、股間を、蹴られたっ……!」

女軍人「もしもし、本部ですか。はい。軍人がですね――」

女軍人「お前、除隊が決まったぞ」

軍人「…………は?」

はずれは光線魔法。この変態さん割と強いから……。
ゲームオーバーになったら悲惨な結末イベントの後、直前まで巻き戻します。



ウベローゼン登山協会の看板がかけられた二階建ての建物。

そこが山人のギルドであった。

ソピア「すいませーん、お届け物です」

登山家「おはようさん。ん? 旅人ギルド?」

登山家「なになに。……これは!」

登山家「おーい、みんな! 町開きだ! 山に行けるぞ!」

男「うおー! マジかー!」

登山家「大マジだぁ! 商売人と旅人ギルドからなら間違いねえ!」

山人「お嬢ちゃん、吉報を運んできてくれてありがとう!」

お兄さん「おやつはいらないかい!? ほら!」

ソピア「わっ、私おなかいっぱいです」

おじさん「2階に登山関係の展示室があるんだ! 一緒に見に行こう」

ソピア「あんまり興味無いですっ」

大男「うおーし! 嬢ちゃんを胴上げだぁ!」

ソピア「や、やめ……!」

「こらー!」

男たち「ひっ!」

登山家「ばあさん……」

ばあさん「娘さんが怖がっとるじゃろう。やめんかい」

男たち「すいませんっしたぁ!」

ばあさん「娘さん、ごめんなさいね。山人ギルドは馬鹿な男が多いんじゃ」

ソピア「い、いえ……。でもありがとうございます」

ソピアはおばあさんに誘われ食堂に座っていた。

ばあさん「わしはこの山人ギルドを任されておる者じゃ」

ソピア「えらい人だったんですか!」

ばあさん「今じゃもう山を登れない老いぼれじゃがの」

通りすがりの山人「○○さんはフルフィリア最高峰の○○山を、女性としては史上初めて登頂に成功した伝説の登山家だぞ」

ばあさん「昔のことじゃよ。名誉など意味はない。今のわしは体は動かず頭だけは無駄にしっかりしたただの老婆じゃ」

ソピア「それでもすごいですよ」

ばあさん「これも何かの縁じゃ。老いぼれの昔話に付き合ってくれんか」

ばあさん「何でも聞くといい。わしはもう口でしか世の役に立てんからの」


例1.山人について(仲間にしたらどんな役に立つのかとか)
例2.登山家時代に一番苦労したこと
例3.フルフィリア最高峰の山について
※自由安価

↓2くらいまで

ソピア「私、あんまり詳しく知らないんですけど」

ソピア「山人ってどんな職業なんですか? 山の方に住む村人としか……」

ばあさん「山の厳しい環境に強い職業としか言えん。地味じゃよ」

ばあさん「まあ仕事には困らないがの」

ばあさん「いくつかの山地や洞窟には、山人がいないと立ち入れない決まりになっておるんじゃ」

ばあさん「だから鉱石が掘りたい、山の草が必要だ、山を通らないといけない、そんな時には必ず呼ばれるんじゃよ」

ソピア「なるほど……。いつかは必ずお世話になるんですね」

ばあさん「いつかと言わず今も食べ物や服、薬で世話になっとるよ。山人無しで暮らすことはできん。まあ旅人などもそうじゃが」


ソピア「それなら山人の友達を作っておきたいな……」

ソピア「私と同い年くらいの女の山人はいませんか?」

ばあさん「どうじゃったかのう……。流石に名簿が無いとわからんわい。よっこらせっ!」

おばあさんは立ち上がると、早歩きで食堂を後にし、意外と早く戻ってきた。

ばあさん「すまんの、うちにはおらんかった。ただ、北の麓町の方に行けばたくさんおるはずじゃよ」

ソピア「町開きしたら行ってみてもいいかもしれないですね。でも探せるかな……」

ばあさん「それならもう少し北に進んで村に行くといい。村人はほぼ全員山人じゃからすぐ見つかるよ」

ソピア「ありがとうございます」

ソピア「さっき言ってたフルフィリア最高峰の山ってどんな場所でしたか?」

ばあさん「二度と行きたくはない場所じゃな」

ソピア「あはは……」

ばあさん「知ってのとおりフルフィリア王国は山から海まで揃った広い国じゃが」

山人「共和国ですよ。ばあさん」

ばあさん「だまらっしゃい。わしは90年王国で生きてきたんじゃ。頭で分かっていても口が慣れとらん」

ばあさん「……話の腰を折られたのう。どこまで話したか……」

ソピア「フルフィリアが広い国ってところです」

ばあさん「そう。その中で最も厳しい場所があの山じゃ」

ばあさん「風が体温を奪い、空気が薄く、少し歩くだけで息が切れ、足場はいつ崩れてもおかしくない」

ばあさん「だと言うのに、化け物たちは平気で動き回り、わしらを付け狙うんじゃ」

ばあさん「何人も犠牲が出た。仲間を死なせた責任を取れと中傷されたこともあったのう」

ばあさん「しかし、行くべきじゃなかったと思ったことはない。あの達成感は何物にも代えがたい」

ソピア「そこに山があるから登るって本当だったんですね」

ばあさん「最近では草や石を取るために登られておるが、あれも当時は貴重な素材でのう」

ばあさん「わしの持ってきた石が英雄の剣に使われたらしいぞ。本当かどうかはわからん」


ソピア「貴重なお話をお聞かせくださり、本当にありがとうございました」

ばあさん「久しぶりに若い女の子と話して若さを分けてもらった気分じゃ。こちらこそありがとう」

ソピア(軍人さんのこともあったし、危うく男性恐怖症になるところだったよ)

ソピア(すごい人もいるんだね……)

ソピア(次はどこに届けようかな)


※ギルドは3か所ほど『地雷』があります、行くとちょっとめんどーなことになります

※これまでソピアが行ったことのあるギルドは
『ホワイトシーフ』『魔法局』『聖教会』『邪教の館』『山人』『パン職人』『商売人』です


12日目朝 現在地:登山協会 ※注目度5

1.カフェ・酒場
カフェ:ねこまみれ  カフェ:ホームメイド  カフェ:モンブラン  カフェ:アンブロシア
酒場:鶏王  酒場:フジヤマサムライ  酒場:バーボンハウス  酒場:男まさり
2.職業ギルド(>>6)
3.その他人が集まっていそうな施設(どこかも)

赤提灯と異国の筆文字。

独特の雰囲気を持つ酒場『フジヤマサムライ』。

ここでは店員は『ダンナ』、料理人は『イタマエ』と呼ばれる。

お客は『タタミ』と言う台の上に乗り、語尾に『ござる』を付けて話すのがマナー。

『クマドリ』というメイクと『オイラン』という煌びやかな服を身にまとった、女性の『ダンナ』がペコペコと謝りながら料理を運ぶ。

名物は、ニシンと小麦の練り物とお酢で作った『オオトロ』と、小麦粉を細長ーく伸ばして作ったパン『ウドン』。


ソピア「こんにちはー……」

ダンナ「いらっしゃいませござる!」

ダンナ「すいませんござる。まだ準備中ですござる……」

ソピア「えっと、この手紙を届けに来ました」

ダンナ「ショウグンサマ!」

オーナー「これは……!」

オーナー「やっと町開きかござる……。コワッパ、届けてくれてありがとうござる」

ソピア「は、はあ(行きつけの人じゃないとまともに会話できないよね)」

外国風の人「これはひどい」

ダンナ「どうかしましたか、お客様ござる?」

外国人「フルフィリアに引っ越してきて半年、せっかくだからと故郷の料理を食べに来たんだけど……なにこれ」

外国人「こんなの僕の故郷じゃない……!」

ダンナ「お客様、まさかフジヤマ王国の人ござる!?」

外国人「どこのことですかフジヤマ王国って!?」

ダンナ「しかし、今は町開きの知らせが届いたばかりでそれどころではないんですござる。また夜に来てくださいござる」

ぴしゃんっ!とスライド式のドアが閉まり、外国の人と2人残されたソピア。

ソピア「……」

外国人「君、僕の愚痴聞いてくれない?」

↓ 和風な国の名前と、彼の名前

フジヤマ王国と大差ないw



タロウ「僕はタロウ。鏡都(キョウト)という国から来たんだ」

ソピア「はあ……」

タロウ「どうも僕の国は誤解されることが多くてね……」

タロウ「ござる口調で話す人は、武士や忍者の中にまだ確かにいるよ、いるけども!」

タロウ「それは都会の方じゃなく、山の方! 月宿(ツクスキ)限定!」

タロウ「ちなみに僕は普通の商売人! 武士でも忍者でもないの!」

ソピア「はい」

タロウ「しかもこの店いろいろとごちゃごちゃだよ! ちゃんと勉強してから開業してよ!」

タロウ「ねえ! 君もそう思わない!?」

ソピア「えっと、私、キョウトの事知らないので……」

タロウ「おっと、それはすまないね」

タロウ「一人でヒートアップしちゃったよ」

ソピア(でもせっかく出会った外国の人。何か聞いてみる?)

例1.武士や忍者って職業ギルド?
例2.キョウトって遠い?
例3.他にウベローゼンにいるキョウトの人いますか?
※自由安価

↓2くらいまで

ソピア「キョウトとは……上品な町なのですか?」

タロウ「町と言うか国だね」

タロウ「上品な場所というと……東雅(トウガ)かな」

ソピア「月宿とか東雅って、町の名前ですか?」

タロウ「何と言えばいいのかな、僕の国は元々国の中に小さな国があって、それぞれで運営していたんだ」

タロウ「それを、百年前くらいかな、全国統一した武将がいたんだ」

タロウ「でも国ごとの特色はそのまま残ったから、町々で雰囲気が違うパッチワークみたいな国になってしまって、百年間そのまんま」

タロウ「フルフィリアはギルドのおかげで町の中がパッチワーク状態だよね。僕はそこが好きだよ」


ソピア「今はその武将が国を治めてるんですか?」

タロウ「ううん。……いやー、説明がめんどくさいね僕の国は」

タロウ「まずは由緒ある血筋の天皇。国の象徴ってことになってるけど、彼は何もせず優雅に暮らすだけ」

タロウ「次に全国統一した武将の子孫である将軍様。一応国を治めてる人ってことになってるけど、彼も何もせず国を見守ってる」

タロウ「で、実際にあれこれと運営してるのが人民の代表である議員たち。まあ他にも知事とかご意見番とかいるけどこんな感じだね」

ソピア「(よく分からなかったけど)タロウさんから見てフルフィリアの革命はどう思いますか?」

タロウ「僕から見て? 鏡都人として言わせてもらうと、王族と貴族は文化的に生かしとけばいいし、軍は共和制になった後は黙ってろって感じだね!」

タロウ「時間の無駄じゃん! 早く選挙して人民の代表を決めなよ、軍人が出馬してどうすんのって思うよ」

ソピア「武士とか忍者とかも職業ギルドがあるんですか?

タロウ「地元ではギルド制じゃないんだよね。フルフィリアではそれぞれ、剣士とホワイトシーフの上位職として扱われてるらしいよ」

タロウ「いつも誤解してるくせに、なぜかギルドだけはちゃんとうちの国を理解してるんだよね……」


ソピア「なんだか、キョウトの人に興味がわきました」

タロウ「それは嬉しいね! こんど僕のお店に来る? こんな偽物じゃない本物の鏡都を見せてあげるよ」

ソピア「どんなお店なんですか?」

タロウ「忍者や武士御用達の刀や、物好き向けに鏡都の工芸品を扱ってる雑貨店だよ」

ソピア「フルフィリアに他にキョウトの人っていますか?」

タロウ「僕のお店に結構遊びに来てるよ。そうだ、地図持ってる? えーと、ここにあるからね」

タロウ「また会える日を楽しみにしてるよ。さよなら!」

ソピア(頭を下げるのだけは本当みたいだね……)



ソピア(なかなか面白い経験ができたと思う)

ソピア(わあ、もうお昼だ。次に行かないと)


※ギルドは3か所ほど『地雷』があります、行くとちょっとめんどーなことになります

※これまでソピアが行ったことのあるギルドは
『ホワイトシーフ』『魔法局』『聖教会』『邪教の館』『山人』『パン職人』『商売人』です


12日目昼 現在地:酒場 ※注目度5

1.カフェ・酒場
カフェ:ねこまみれ  カフェ:ホームメイド  カフェ:モンブラン  カフェ:アンブロシア
酒場:鶏王  酒場:バーボンハウス  酒場:男まさり
2.職業ギルド(>>6)
3.その他人が集まっていそうな施設(どこかも)

そのカフェは蔦が絡まった怪しい外観をしていた。

扉を開けるとソピアが生まれてから今まで一度も嗅いだ事の無いような不思議で複雑なにおいに包まれた。

カフェ、アンブロシア。

知る人ぞ知る、他の店には決して存在しない創作飲料と料理が嗜めるカフェである。


ソピア(なんだろう。また変なところに来てしまった気がしてる)

ソピア「……すいません、旅人ギルドからお届け物です」

内装も緑が多め、あちこちに植木鉢が置かれ、変わった形の置物や照明で飾られていた。

おそらくミステリアスさもこの店の売りなんだろう。

眠そうな店主「うん。たしかにいただきました」

店主「ふむふむ。……しらせておきます」

ソピア(ちゃんと広めてもらえるかな……)

店主は店の端っこにある依頼掲示板に手紙を貼りつけた。

ソピア(こんな店なのに依頼来るんだ……!)

ソピアは知らなかったが、実はフジヤマサムライにも普通に依頼が来ていた。

店主「……なにかのみますぅ?」

ソピア「えっと……お仕事中なので」

店主「サービスしますよぅ」

ソピア「では、コーヒーとミルクを」

店主「すいません。うち、コーヒーないんですよぅ」

ソピア「え……? ……それなら、おすすめを教えてください」

店主「はぁい」

『~おすすめ~ ウロン茶、コケココア、ホワットケーキ、プリンコアラモード』

ソピア「なんだろう。ただの言葉遊びのはずなのに嫌な予感がする」

1.ウロン茶&ホワットケーキ
2.ウロン茶&プリンコアラモード
3.コケココア&ホワットケーキ
4.コケココア&プリンコアラモード

ソピア「じゃあ……ココアとホットケーキをお願いします」

店主「すいません、うち、それないんですよぅ」

ソピア(メニュー表に『コールヒール』なる飲料を見つけてしまった)

ソピア「……コケココアとホワットケーキで」

店主「はぁい。できるまで10分まっててね」

ソピア(待ってる間に誰かとお話してみよう)

1.ダンディなヒゲの男性(料理人)
2.真っ青なロングヘアの女性(水魔術師)
3.ゆるふわ森ガール(森人)

名無しキャラは交流を続けなければ物語からフェードアウトします
全然会わない人は知り合い欄から削除されます、会えば覚えてますけどね、ケータイの着信履歴みたいなものです
久しぶりの登場の場合は、キュベレ(オネエの日魔術師さん)「お久しぶりねー」みたいに表記します


ソピア(腰まである長い青髪ロングヘアの女性と目が合ってしまった)

女性「はじめまして。見ない顔ね」

ソピア「はい。届け物に来たんです」

女性「このお店はどう?」

ソピア「まだ食べていないので、なんとも」

女性「頼んだの?」

ソピア「頼みました」

女性「ふふ。お食事してからまたお話しましょうか」


店主「はぁい。ごちゅーもんの、コケココアとホワットケーキでございます」

ソピア(よかった。見た目は普通だ)

ソピア(でもにおいが不自然)

ソピア「……いただきます」

店主「うふふ」

ソピア(なんで店中の人がこっちを見てるの……!? 食べるのがすごく怖い……!)

ソピア「あの、この料理、変なお薬とか入ってませんよね?」

店主「はい。へんなおくすりは、はいっておりません」

まずソピアはココアを一口飲んでみることにした。

ゴクッ

ソピア(あれ……? 普通にココアだ)

ソピア(って違うっ!! なんだか体に染みこんでくるような……!)

ソピア「うぐぅぅぅぅぅぅ!!」

ソピア「ふぎゅぅぅぅぅぅ!!」

ソピア「ひゅー、ひゅー」

店主「おあじはいかがぁ」

ソピア「味はいいですけど、私は何を飲まされたの!?」

ソピア(なんだか目がいつもより大きくなった気がする)

ソピア(気分が悪い……。なぜか死にたくなってきた……)

ソピア(と、とりあえず、ホワットケーキも食べなきゃだめだよね……? だめなんだよね?)

パクッ

ソピア「るぅらぁぁぁぁぁ!!」

ソピア「もひゅぁぁぁぁぁ!!」

ソピア以外の死亡はありえます、ソピアが死んだらリセットですので



ソピア(あれ……)

ソピア(何で私……)

ソピア(みんなの顔を眺めまわしてるんだろう……?)


店主「おちついた?」

ソピア「何とか」

ソピア「帰ります、二度と来ません」

女性「ちょっと待って。私と話す約束だったじゃない」

女性「コールヒール2つ」

店主「かしこまりました」

ソピア(私にまだ飲ませる気……?)

女性「座って」

ソピア「はい」

女性「このお店はね、ハーブとポーションと魔法で作った創作料理&飲料のお店なの」

ソピア「危ないお店だった……!」

女性「でも美味しかったでしょう?」

ソピア「味だけはそうですね」

女性「実はね。このお店の商品には特殊な効果があるのよ」

女性「貴女が飲んだコケココアは睡眠防止効果。しばらくは魔法や毒でも眠らなくなるわ」

女性「ホワットケーキは、好奇心増強効果。しばらくの間お勉強の効率が良くなるのよ」

ソピア「なるほど……。だから意外とお客さんいるんですね」

女性「私はこのお店にポーションを作って卸しているの」

ソピア「そういえば水魔術師の知り合いいなかった……。お姉さんのお名前は?」

女性「ゴードンよ」

ソピア「……え?」

女性「そういう効果の料理もあるのよ、ここ」

ソピア「こわい」

ソピア(ちなみにコールヒールは再生能力が上がって腕が千切れても生えてくる)

ソピア(プリンコアラモードは子ども心を取り戻し、何かに抱き着かずにはいられなくなる)

ソピア(ウロン茶は文字通り胡乱な目になる)

ソピア(どれも味だけは絶品だそうな……)

ソピア(気を取り直してお仕事の続き!)


※ギルドは3か所ほど『地雷』があります、行くとちょっとめんどーなことになります

※これまでソピアが行ったことのあるギルドは
『ホワイトシーフ』『魔法局』『聖教会』『邪教の館』『山人』『パン職人』『商売人』です


12日目夕方 現在地:カフェ ※注目度5

1.カフェ・酒場
カフェ:ねこまみれ  カフェ:ホームメイド
酒場:鶏王  酒場:バーボンハウス  酒場:男まさり
2.職業ギルド(>>6)
3.その他人が集まっていそうな施設(どこかも)

料理人ギルドはリパブリックベーカリーと同じ通りにあった。

高級感あふれる黒い外壁に3つの星が煌めいていた。


ソピア(口直しに来た……わけじゃないからね)

ソピア「すいません、旅人ギルドの者です。お届け物ですー」

コック「ふむ……そうか! これでやっと楽になるよ……」

コック「最近は食材が高くて赤字続きだったからね」

コック「せっかく来たのだからまかないでも食べていくかい?」

ソピア「いただきますっ!!」


ソピア「気分が良くなった……!」

コック「一応三ツ星レストランのまかないだからね。普段は食べられないよ」

ソピア「本当にありがとうございます!」

ソピア(またギルドに来る機会はないかもしれないし質問があったら今のうちに聞いておこう)

例1.良いお店の見つけ方(たまり場的な意味でも)
例2.料理人じゃないけど料理上手になりたい
例3.料理人と仲間になるメリット
※自由安価

間違えた
↓2くらいまで

では今夜はここまで

うーむ、キャラ数は1側は職業数くらいまでなら増えていいかくらいに思ってましたが、読みにくさを考えてなかったです

ソピアちゃんが一大グループの長になるくらいをイメージしてました

どうしたものか……交友度システム廃止してパーティのみで行くべきか……

次までに考えておきます

とりえず12日目までは今の形式で、13日目から町移動が解禁されるのでその段階でテコ入れしようかな

家族って両親と姉以外に居ないよな?


余計な事言ってすまん
交友度システムなのにドンドンキャラが増え続けたら交友度が上がらずに自然に消えていく可能性もデカいからさ

実際ランクアップしたのおばちゃんだけだし折角おばちゃん以外の初の知人なロットさんが空気だしさ
エルミスすら危うくなって来たしパーティーの魔術師達の存在が……

増やしても良いと思うけどやりすぎは作者も読者も疲れるだけだと思うよ
そして長文すまん

ふと思ったけど、知り合い欄にいないキャラ(宿屋の人々他)と目立つモブ(護衛さん他)合わせると割と職業数に迫って来てますね……


>>236 いや的を射てますよ、1.00多いなと表見るたびに1も思ってましたし

~1の理想~
男女=およそ1:1  武器/魔法/生活/専門=3:3:2:3(主人公除くと3:2:1:3) 他に先輩2人くらい(武器1魔法1)

~現状~(メリルさん除く)
男女=5:5  武器/魔法/生活/専門=2:5:1:0(主人公除くと2:4:0:0) 先輩4人(ロット・キュベレ・テンパラス・テレサ、武器1.5魔法2.5)

途中まで女子無し男子5人、しかしクルトがどうも強者オーラ出てて、実質近い位置にいるのがトールくんのみ
来客とエルミスを使ってやや強引にバランスを取った
しかしいまだに魔法系ばかり多すぎる→メリルさん依頼使ってその他を増やそう←今ここ


作った人には悪いけど魔法男子3人中2人はフェードアウトかなと思ってました(結局は安価に従いますが)
たくさん用意して人気のあるキャラを残して行けばいいかな的な考えでしたね

魔法増えすぎはどう考えても5人も話し掛けさせた1の安価ミスですがね(どうせほとんど断られるんだろうなという諦観が原因)

何かいい方法があったら書き込んでくれるとありがたいです

知り合いまで発展してないの含めたら女キャラ多すぎな気がする

あ、いや魔術師達の存在が邪魔なんじゃなくて無かった事になってるって言いたかったのよ

不人気はフィードアウトするのでも良いけど安価取ってそのキャラを作った人以外にもそのキャラに愛着ある人もいるだろうし
実際俺は安価取った事無いけど殆どのキャラに愛着湧いてしまった

>>235
なんとなくソピアちゃんには男兄弟なしの末っ子イメージがありますね
ウィンベル家は、父・母・長女・ソピアの4人+使用人の少年+執事1人+女中3人にします、跡継ぎがいませんがたぶん分家です

>>239
>>11だけ見ると男性の方が多いので名無し組(魔法少女たち・仕立て屋の娘さんなど)が原因ですね
男子5人の後に1が女知人作らせようと躍起になった名残ですゴメンナサイ

>>241
邪魔と言ってるとは受け取ってませんよ
~1の理想~以降は返事レスではなく、単純に1が魔術師増やしすぎたなってだけの話です
愛着沸いてる人がいるとなると、多くのキャラと交流できる安価形式にできたらいいですね


眠れないので誰もいないけど更新、安価出しときます いたら眠くなるまで続ける

ソピア「私は料理人じゃないんですけど、料理上手になりたいんですよ。何かコツとかありますか?」

コック「試しにちょっと料理してみないか? 厨房の一角を貸すよ」

ソピア料理中...

コック「上出来だよ。一般の人としては十分と言っていい腕前だ」

ソピア「一応特訓したので……」

コック「君、料理人になってもっと上を目指さないか?」

ソピア「えっと、でも私はもうギルドに登録しています」

コック「料理人は兼業OKなんだ。各ギルドにも料理人なら許可するように働きかけているよ」

コック「オーブンいらずの火魔術師や食材から育てる森人が多いね」

ソピア「えっと、考えておきます」


ソピア「さっき特殊な効果付きの料理を食べたんですけど、それってどうやっているんでしょうか?」

ソピア「ただの料理上手にはそんなことできませんよね?」

コック「そうだね。恐らく君の食べた料理を作ったのは、調合士(料理人上位職)だろう」

ソピア「調合……! それって料理ではないのでは……!?」

コック「美味を追求すると最終的には調合の領域へと達する。スパイスやハーブ、未知の食材、それらを組み合わせ至高の味を生み出すんだ」

コック「その時使ったハーブ類が特殊な効果をもたせる。でもそれらは味を生み出す過程で偶然そうなってしまったに過ぎない」

コック「例えば……体が冷えて死に至るけどすごく美味しい毒キノコと、毒消し草を混ぜて料理を作る」

コック「すると食べると体がひんやりする絶品が生まれると言うわけだ」

ソピア(なんと危ないことを……!)

ソピア「私は今、パーティと呼んでいいのかは分かりませんけど、拠点にできそうなお店を探しているんです」

ソピア「良いお店の見分け方をもし知っておられたらお聞きしたいのですが」

ソピア(本当に知りたいのは危険なお店の避け方だけどね……。魔境とかアンブロシアとかのような)

コック「私はコックとしてだけでなくグルメでもあってね……。そんな私から言える事」

コック「それは『グルメは一日にしてならず』だ」

コック「どんなお店も入ってみなければその個性は分からないってことだよ」

ソピア「ふむふむ……。ではコックさん目線で今まで良かったなと思ったお店を教えてくれませんか?」

ソピア「そのお店に似ているお店を選べば外れを引かないと思うんです」

コック「う~ん、最近よかったと思ったのは……うん」



コック「カフェ:アンブロシアかな」

ソピア(このコックさんアンブラーだった!!)

コック「安くて庶民的なのに素晴らしい味わい、洒落も聞いてて……うん? どうした? 青い顔をしているが」

ソピア「……さっきそのお店でひどいものを食べさせられたのですが」

コック「ああ。それは君の舌が追いついていないだけだね」

コック「美味しすぎる料理は味覚を強く刺激する……それが慣れていない人には苦しみに感じるんだ」

ソピア(大きな声じゃ言えないけど私って身分的に結構いい物食べてきてますよ。舌肥えてますよ)

コック「君もなんだかんだ言って完食したんだろ?」

ソピア「……そういえば食べきってました」

コック「ほらね。君もあと数回食べれば虜になるはずだ」

ソピア「……依存性の薬物じゃないですか?」

コック「美味しすぎる食事には確かに強い依存性があるよ。だから調合士のやってるお店は印象に残る変わった外観にするんだ」

コック「一度来たことのあるお客さんなら、店を見ただけで食欲がわきあがるようにね」

ソピア(やっぱり危ないお店だ)

コック「ほら、思い出してごらん? あの蔦の絡まったお店を。緑色の店内を。あの味わいを……!」


※このレスのコンマが高いほどソピアちゃんがアンブラーになります

コンマ85 立派なアンブラー予備軍


ソピア「あ、あれ……。なんで、私、よだれが……!」

コック「君がすでにあの店の味の虜になっている証拠だね」

ソピア「やだぁぁぁぁ!!」

コック「現実を受け入れるんだ」

ソピア「私はあんなゲテモノ認めない!」

コック「君は新たな世界への扉を開いたんだ。嘆くことはない」

ソピア「私はゲテモノ好きなんかじゃない!」

コック「そういえばアンブロシアを拠点にしているグループは少ないよ」

ソピア「絶っ対にイヤ!」


ソピア「……ゲテモノ以外でいい場所は知りません?」

コック「私の知人で個人経営している人たちの話だと、開店して最初のころに来た人がお得意様になることが多いらしいよ」

コック「常連にとって居心地のいいお店作りをするからね。新しいお店を探せばいいんじゃないかな」

ソピア「それは参考になりました」


ソピア「もう夜だね。次を最後にして宿屋に帰らなきゃ」

ソピア「……私アンブラーじゃないもん」


※ギルドは3か所ほど『地雷』があります、行くとちょっとめんどーなことになります

※これまでソピアが行ったことのあるギルドは
『ホワイトシーフ』『魔法局』『聖教会』『邪教の館』『山人』『料理人』『パン職人』『商売人』です


12日目夜 現在地:カフェ ※注目度5

1.カフェ・酒場
カフェ:ねこまみれ  カフェ:ホームメイド
酒場:鶏王  酒場:バーボンハウス  酒場:男まさり
2.職業ギルド(>>6)
3.その他人が集まっていそうな施設(どこかも)

休暇中だからね、実はスレとは関係なくリズムを立て直すタイミングを見失っている まあ必要になれば戻るよきっと
更新頻度が高いのもきっと今のうち……スタートダッシュしすぎると後で心配されちゃいますよね



夜でも煌々と明かりが灯る街。

パフォーマーたちが集う眠らない街は常にお祭り状態。

出店の明かり、ネオンの煌めき、そしてテレビ局の窓から漏れる電灯の光。


ソピア「す、すごい……」

ソピア「たしかに、友達と遊びに来ても楽しそうだね」


パフォーマーは本来資格のいらない仕事である。

それでもパフォーマーギルドが誕生したのは、ひとえにタレント育成のためであった。

フルフィリアでは数こそ少ないもののテレビが流通していた。

この放送局では、朝晩にニュース、夕食時にはバラエティ番組、昼はスポーツや演劇を放映していた。

夜間にもメカニックや従業員たちが、番組の収録や、映像の編集を行っているのだろう。


ソピア「こんばんはー。お届け物にまいりました」

受付「はい、確かに受け取りました」

受付のお姉さんがさっと手紙に目を通すと、こちらもなかなか見かけない電話機を手に取った。

受付「もしもし。受付でございます。はい。旅人ギルドからお手紙が届いております。はい。お待ちします」

受付「お客様、担当の者が降りて参りますので、少々お待ちください」


担当「君が届けてくれたんだね。礼を言わせてもらうよ」

担当「これでロケに行けるようになったわけだ」

担当「まあしばらくはニュースしか放映できないけどね。不謹慎だし。でも準備だけはしておくべきかね」

ソピア(テレビ局の偉い人みたい。話すチャンスは中々無いかもね)

例1.テレビ局って他の町にもあるんですか?
例2.テレビタレントと知り合うにはどうすれば?
例3.メカニックの技術がいっぱいですね
※自由安価

↓2くらいまで

ふと思ったけど『記者』って職業あっても良かったね、上位職は『小説家』『探偵』で



ソピア「メカニックの技術がいっぱいですね」

担当「まずテレビ自体がメカニックの技術だからね」

担当「パフォーマー自体は何もなくとも仕事できるけど、メカニックがいないとギルドは存在できないんだ」

ソピア「技術の発展はすごいですよね……」

ソピア「いつか魔法も無くなっちゃうんでしょうか」

担当「僕には分からないなぁ。メカニックの街に行ってみたらどうだい?」

担当「ここよりももっとすごい物が見れるからさ」

ソピア「そうですね」

ソピア(自動車が使えればきっと移動や逃亡に便利だよね)

ソピア(でも魔法より便利だったら私が役立たずになっちゃうよね……)

ソピア(きっと機械や科学は万能だから魅了や精神攻撃も簡単にできちゃうんだろうなぁ)


ソピア「テレビ局って他の町にもあるんですか?」

担当「そうだね。東の商業都市にあるのがフルフィリアテレビジョンセンター本社であり、国のパフォーマーギルド本部だよ」

担当「周囲はなんと遊園地になってるんだ」

ソピア「楽しそう……!」

担当「楽しませるのがパフォーマーの務めだよ!」

担当「補足しておくと、放送している内容は町ごとにちょっと違うんだ。局ごとに選んでるからね」

ソピア「他国にもテレビはあるんでしょうか?」

担当「テレビを開発したのはメカニックの国だ。そこから輸出されてて大きい国には大概あったはずだよ」

ソピア「世界中の情報があっという間に広がりそうですね……」

担当「そうでもないよ。テレビは電波を使って放送しているんだけど、技術的な問題で放送できる範囲に限りがあるらしいんだ」

担当「周波数はテレビ局ごとに設定していて、テレビもそれに合わせて用意しているから、さっきも言ったように町一つしかカバーできない」

担当「そういうわけでいまだに最新情報は陸路で伝える方が早いんだ。テレビは特定範囲に周知させるのに適したメディアだね」

ソピア「難しい……」

担当「ちょっと専門的な話になっちゃったかな」

ソピア「その、電波って何でしょう……?」

担当「実は僕もよく分かってないんだ」

ソピア「とにかく、お話ありがとうございました」

担当「今度は仕事じゃなく遊びに来るといいよ。収録風景を見せてあげられるからさ」


※各ギルドの本部が国のどこかにあります。ウベローゼン市にもたぶん何かの本部があるはずですが特に思いつきません。魔法局でしょうか?

※各職業の総本山となる国が必ずあります。きっとフルフィリアは剣士や槍士あたりだと思われます。

技術の発達水準がめちゃくちゃですがそういう異世界だと思ってくださいな



ソピア「ただいま戻りました」

メリル「おかえりルーちゃん。大丈夫だったかい」

ソピア「途中変なものを食べさせられましたけど、それ以外は町の探検気分で仕事できました」

メリル「そうかい。どこを回って来たんだい」

ソピア「えっと、登山協会で伝説のおばあさんに会って、フジヤマサムライって酒場で本場のキョウト人と会って」

ソピア「一つ飛ばして、三ツ星レストランのキッチンで料理させてもらって、テレビ局の人とお話してきました」

メリル「私に話せない場所なのかい……?」

ソピア「その、私が思い出したくないというか……その……」

ソピア(ちょっとでも思い出そうとすると飲み込まれそうになるんだもん……!)

メリル「でも一応仕事だから言ってもらわなきゃ困るよ」

ソピア「口に出すのもおぞましいカフェ:アンブロシアです」

メリル「おや、私も知らないお店だね」

ソピア「そこで出されたものは決して口にしてはいけません」

メリル「はは、気を付けるよ」

メリル「これ、今晩の宿代を引いた報酬の1900Gだよ」

ソピア「ありがとうございます」

メリル「疲れたろう。お風呂に入ってゆっくりお休み」

900G→2800G

大ミスでございます 桁間違いってあるよね。……あるよね?

報酬は1990G。900G→2890G



ソピア「思い出すな思い出すな思い出すな……」

ソピア(精神にダメージを受けそう)

ソピア「でも総合すると今日はいい日だったね」

ソピア「結局見かけたけど行ってないお店はどんな所だったんだろう?」

ソピア「まあいっか。明日は町開き。明日すぐに出かけるわけじゃないけどなんだか楽しみ」

ソピア「おやすみなさい」



~行ってないお店~

カフェ:モンブラン……山人と森人の多いカフェでした。登山協会に行ったのでこっそり選択肢から外した。

カフェ:ねこまみれ……猫カフェ。ソピアちゃんが行く店だと猫肉料理を出すカフェとかになりそうだけどそんな事無かった。

カフェ:ホームメイド……メイドが客として通う方のメイドカフェ。女中さんと再会の可能性もあったかも。

酒場:鶏王……闘鶏場付きの焼き鳥屋。特に変わったイベントは無い場所でした。ある意味はずれ。

酒場:バーボンハウス……お察しの通りです。

酒場:男まさり……男よりも酒飲めるぜ!な女たちの酒場。酔いどれソピアちゃんが見れたかもしれない。


行くとめんどーだったギルドの一つは魔法局です。

受付「どうして貴女が宿屋の依頼を?」エルミス「捕まえた!仕事?手伝ってあげるわ!」

変更案。

一日を朝(8~12時)・昼(12~16時)・晩(16~20時)の3ターン制に変更し、行動選択から『訓練』を削除。

ただし毎朝はじめに訓練を3つ選択。町移動無し・半日以上かかる依頼無しの場合、行動の合間を見つけて訓練を行う設定。

訓練を1ターンに数えると一日のターン数は6回に増える計算で今よりお得。

一日に4回以上訓練するのはソピアの気力的にきついから無理。

町移動に1ターンくらいかかるイメージ(早朝出れば昼には着く)、選択肢が減るので誰かと話や遊びに行きやすくなる。

ついでに依頼を確認する&受けるだけならターン消費無しに。実際に依頼を達成するためにターンは必要。

こんな感じでどうです?

ありがとうございます、この変更でいきます



メリル「おはよう、ルーちゃん」

ソピア「おはようございます」

ソピア「すごい混雑ですね……!」

メリル「ルーちゃんたちのおかげだよ」

宿屋のロビーは、一刻も早く町を出たい観光客や漁師たちでごった返していた。

普段見かけない旅人ギルドの吟遊詩人さんたちも対応を手伝っている。

メリル「数が多すぎるから昼過ぎにルーちゃんにも依頼を頼むかもね」

ソピア「昼にここに来ればいいんですね」

メリル「したい事があるならそちらを優先していいんだよ」


↓1~3 13日目の訓練or職業訓練の内容を選択、被ると下に流れます ステータス>>164

訓練で目標値を100以上上回る→訓練のうちに入らないくらいにあっさり習得→まだまだやれる とします。今後テンプレにも貼っておきます

↓1 上記三つ以外から選択

※一日のどこかで訓練する設定なので、一日の終了後に習得します


ソピア「さて、今日の活動をはじめよう」

ソピア「顔見知りも増えたし足を運んだ場所も増えたから、一回頭の中で整理してもいいかも」


13日目朝 現在地:宿屋 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

※祈りは4時間も使わないので経過無しに……すると毎朝来ちゃうよね、いきなり新システムの穴を見つけたという
※祈ったターンのみ離れた場所の人を選択不可にします(テレサさん○ エルミス× 魔法局を選択し偶然エルミス○)


テレサ「おはようございます。聖教会でございます」

テレサ「ご用件をお伺いします」

テレサ「ごきげんよう、ソフィアさん」

ソピア「おはようございます。お祈りに来ました」

テレサ「良い心がけです。さ、中へどうぞ」


ソピア(神様。どうかお姉さまの魂が苦しみませんように)

ソピア(そして今日一日でも良いので私めに神のご加護を賜りたく存じます)

ソピアは加護を受けた


13日目朝 現在地:聖教会 ※加護発動中!
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
3.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
4.自由安価

※加えてシステム上加護が訓練に効果を及ぼさなくなりますね



昨日タロウに貰った地図を頼りに、お店を探す。

とある表通りからそう離れていない場所に、キョウト雑貨&武具店『鏡和』はあった。

タロウ「いらっしゃいませ! お客様」

ソピア「昨日地図をいただいたソフィアです」

タロウ「ああ、昨日の女の子か! 上がって!」

店内に置かれた商品はどれも深みと落ち着きがある印象で、昨日の派手な酒屋とは全く違っていた。

タロウ「とりあえず道具見てみる? 変わったものがいっぱいあるでしょ。輸入物だからちょっと高いのは許してね!」

・桜の扇子 750G 桜の花はキョウト春の風物詩。持ち歩いて通アピール。
・風鈴 500G 涼しげな見た目と音色で人を落ち着かせるキョウト夏の風物詩。
・紅葉の茶碗 700G 紅葉はキョウト秋の風物詩。焼き物が盛んな地方で作られた名品。
・角松 800G 福を呼び込むらしい華やかかつ落ち着いた置物。キョウト冬の風物詩。

・浴衣 1000G サイズを気にせずゆったり着られるキョウトの男女兼用ワンピース。
・キョウト人形 900G 可愛いような不気味なようなキョウトらしい人形。
・木魚 1000G 魚の形をした木製のたぶん打楽器。
・竹のコップ 400G キョウトの植物を切ってそのままコップにしたもの。フルフィリアでは大変驚かれるらしい。
・小刀 1000G 武士が持ち歩いている携帯用刀。ナイフよりよく切れる。
・竹刀 1100G 竹で作った剣。切れないが丈夫なので訓練用の剣として剣士にひそかな人気。

ソピア(買うにしてもプレゼント用かな。喜んでくれる人は多そう)


タロウ「奥にも上がって行ってよ! キョウトの人来てるよ」

ソピア(わくわく)

タロウ「お客さんだよ」

通されたのは落ち着いたタタミの部屋。キョウト風の服を着た人が6人で卓を囲んでいた。

落語家「初めまして」

ソピア「は、はじめまして」

落語家の青年「私はキョウトで落語家……こちらだとパフォーマーに入りますね……そういうお仕事している者です」

武士の青年「拙者は武士。落語家の兄者の護衛で参った」

くのいち「あたしはくのいち。女の忍者さ。同じく護衛だよ」

落語家「国外で落語の公演をしに参ったのですが、ウベローゼンに閉じ込められてしまいましてね」

落語家「こうして茶を飲んで暇をつぶしているのでございます」

ご隠居「こんにちは。フルフィリアの娘さん」

ソピア「こんにちは」

着物の青年1「外国にもかわいい嬢ちゃんがいるもんだ」

ご隠居「やめなさい、○○」

着物の青年2「私たちは旅の途中でフルフィリアに立ち寄ったのだが、同じく立ち往生さ」

ソピア「大変ですね……」

ソピア「あっ、みなさんは今日の昼から町が開かれるってご存知ですか?」

くのいち「初耳だよ!」

武士「兄者、どうしますか?」

落語家「焦る必要は無いです。王都も落語どころではないでしょうから」

青年1「ご隠居。私たちはいかがいたしましょうか」

ご隠居「ゆっくりしていきましょう。もう少し、この国の事も気になりますからな」

青年2「はっ」

ソピア(どうしようかな。誰かと話すか、お買いものするか、依頼でも探そうか、それとももう帰るか……)

↓3くらいまで 行動内容

会話内容も指定していただけるとありがたいです

※時系列的には後だけど処理的には先なのでめんどく……はないか 加護の効果ありでいいですね、すいません


ソピア「みなさん、この国はどうですか?」

タロウ「キョウトを誤解しすぎ!」

落語家「しかし他国の文化に理解はある国ですね。学び取ろうとする心意気を風変わりな街並みから感じます」

武士「あまり鍛冶屋が優秀でない印象だ」

くのいち「カフェは多いのに緑茶の飲める店が少ないのは残念だねぇ」

青年1「メシが上手い。あと女の子がかわいい」

青年2「野盗が出ないのは良いのだが、モンスターの相手がちと面倒だな」

ご隠居「不穏な空気を感じます」


ソピア「武士さんの剣はすごいんですか?」

武士「この国と製法が違うのでな」

落語家「弟自身、刀の達人です」

ソピア「それは……ぜひ稽古をつけてほしいですね」

青年1「嬢ちゃん、職業は?」

ソピア「旅人で、魔法使いです」

青年2「やめときな。この武士殿はお強い。得物も無しでは太刀打ちできまいよ」

ソピア「そうですか……」

武士「剣を使う者ならば、ぜひ手合せしたいところでござったが……」

ソピア「私、あんまり力はありませんからね……」

ソピア「くのいちさん、くのいちになるにはどうしたらいいんでしょうか」

くのいち「うん? たしかこの国だと盗賊が転職するんだろう?」

ご隠居「以前月宿に訪れた時、忍術の修行にいらした外国の方々を見かけましたね」

くのいち「直接キョウトに来る手もあるけど……」

くのいち「でも忍者もある程度力が無いと務まらないよ」


落語家「ところで、あなたは旅人だとおっしゃいましたね」

ソピア「はい」

落語家「いずれ王都に行く際にお世話になるやもしれません。その時はどうぞよろしく」

タロウ「旅人がついていないと町を移動できないなんてひどいよね!」

武士「拙者らは国の外の者だ。警戒されてもやむを得ん」

くのいち「王都までならすぐなのにね」

ソピア(今度落語家さんたちが依頼に来るかもしれないんだね。覚えておこう)


ソピア「お話ありがとうございました」

タロウ「今度来るときは何か買って行ってよ! それか買いそうな人を連れてきてね!」


ソピア(昼だね。宿屋に行けば依頼があるかもしれないけど……)


13日目昼 現在地:雑貨屋『鏡和』 ※加護発動中!
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

時間経過が無いので先に宿屋へ行きます、昼は安価通りそのままオフィス街へ



宿屋に戻ってくると、ますます人は増えていた。

いくつもの馬車が敷地を出たり入ったりしている。


ソピア「メリルさーん」

メリル「はい、ではこちらの書類に……」

メリル「ルーちゃん、ごめんね! 忙しくて!」

ソピア「い、いえ」

メリル「宿の奥の部屋に依頼がたまってるから自分で探しとくれよ!」


宿の奥に行くと、多くの旅人たちが依頼の入った箱を囲んでいた。

ソピア「すいません、私にも……!」

ソピア「ここは……違う、国外まで行く依頼だ……」

ソピア「近隣の町は……この箱っ」

ソピア(できるだけ条件のいい依頼を見つけよう……!)


・林道の安全確認 依頼者:登山協会
麓町まで帰る山人のチームより少し前を進み安全の確認をお願いします。1人1000G。

・子供を連れて帰って来て 依頼者:釣り人協会
港町の奥さまからの依頼です。ウベローゼンから帰れず海人ギルドで保護していた少年を自宅まで届けてあげてください。チームに2000Gの報酬。

・商業都市まで荷物持ち 依頼者:商人の2人組
商品を仕入れすぎました。一緒に荷物を持ってくれる人を1~2人募集します。1人900Gです。

・王都への付き添い 依頼者:外国人観光客グループ
こんな事態だけど王宮を一目見ておかなきゃ気が済まない! 通訳不要。800Gで王都まで連れて行ってください。


ソピア(報酬額を見る限り、道中の長さ、危険度は、王都<商業都市<港町=麓町ってところかな)

ソピア(他の人が一緒に依頼を受ける可能性もあるんだね。誘ってもいいかも)

ソピア(どの依頼を受けようか? 明日は別の街に泊まりになるかもしれない)

↓ 王都・商業都市・麓町・港町・受けない(最初に2票入ったもの)

ソピア(港町まで行く依頼を受けよう)

ソピア(出発は明日の早朝、ウベローゼン南の門の近くに海人ギルドの人が待ってるからそこに集合)

ソピア(港町までは丘陵地帯を越える必要があり、モンスターも現れる)

ソピア(……チームで2000Gってことは、誰かと2人で行って1000Gずつかな。1人じゃきっとモンスターから守れない)

ソピア(誰か戦えそうな知り合いを誘う? それとも1000Gで武器系ギルドに依頼しようか?)


1.知り合いと行こう(銃使いロット・岩魔術クルト・火剣士テンパラス・鎌使いエルミス・短剣使いフィナ から選択)
2.依頼を出そう(剣・槍・槌・弓・戦・銃・盗・鎌・鞭 から選択)
3.1人で行こう(依頼失敗の危険性あり)

↓2

ソピア(フィナさんに頼もう)


何でも屋近辺も前に来たときに比べて人が増えていた。護衛の依頼も多いのだろう。

ソピア「フィナさーん」

フィナ「ソフィー! やっほー、元気してた?」

ソピア「はい(嘘だけど)」

フィナ「ねーねー。もしかして依頼かな!?」

ソピア「はい、護衛の依頼は1人じゃ厳しそうなので」

フィナ「引き受けたよ!」

ソピア「えっ! あの、依頼内容は見なくても……?」

フィナ「じゃあ見せて」


フィナ「うん。大丈夫そう。きっと」

ソピア「きっと……?」

フィナ「あたしも港町行くのはじめてだもん」

フィナ「でもきっと大丈夫だよ! 力を合わせて頑張ろう!」

ソピア「……はい!」

※交渉不要な人でした


商売人ギルドであるグリエール商会のオフィスを中心としたオフィス街も、町開きの影響を強く受けていた。

トラックや荷台を引いた馬車がたくさん停まっている。

スーツ姿の人から一般的な商店の店主さんのような人までせわしく働いていた。

ソピア(何となく来てみたけど、みんな忙しそうだね……)

1.ギルドカウンターへ(行く理由も)
2.フローラを探す
3.自由安価

周りが忙しそうにしている中、フローラさんはこの前と同じカフェでくつろいでいた。

ソピア「フローラさん」

フローラ「あら。……その顔は、ソフィアさんではございませんか」

フローラ「イメチェンなされたのね」

ソピア「はい。どうですか?」

フローラ「よくお似合いですわ。前より綺麗になられました」

ソピア「あっ、ありがとうございます」


ソピア「あの、フローラさんは町開きでも忙しくないんですね」

フローラ「仕事はきのうの内にすべて部下に命じております」

ソピア「なるほど……」

ソピア(どうやったかしらないけど、他の商人さんよりも早く情報を手に入れていたらしい。流石すぎるよ……)

例1.今度○○へ遊びに行きませんか(カフェの名前やギルド街、ありそうな施設(動物園・カラオケ・展望台など))
例2.今○○持ってたんですけどいりませんか(所持アイテムや、偶然持っていそうなチョコやキャンディなど)
例3.今から一緒に○○に行きたい(花屋やフローラの事務所など)
例4.目をじっと見つめてみる(などの行動)
例5.フローラさんのご両親ってどんな人?(みたいにいつものような質問タイム)
※自由安価

↓3くらいまで

書いておいてなんだがアンブロシアの名が出るたびにくすっとなる



ソピア「フローラさんって人脈広いですよね?」

フローラ「いいえ。他の商売人のみなさまがたには及びませんわ」

ソピア「でも私よりは広いと思うんです」

ソピア「腕のいい何でも屋や探偵の人を知っておられたら教えてほしいんですけど……」

フローラ「探偵を知っておられるのね」

フローラ「腕がいいだけなら……ギルド筆頭名探偵のシュン様ですけれど……」

ソピア(うわっ。フローラさん顔広すぎだって)

フローラ「彼は面白そうかどうかだけで依頼を選ぶので、信用できませんわね」

ソピア「では、まともな探偵さんは……」

フローラ「私が懇意にさせていただいている探偵……普段は何でも屋をしていらっしゃる方なら紹介できます」

ソピア「では、また今度……」

フローラ「そうですね。今は何でも屋の依頼で忙しいでしょうから、またの機会に」


ソピア「あの……。フローラさんの好きなものってなんですか?

フローラ「お花が大好きです。私の事務所にいらっしゃらない? たくさんのお花を飾っていますのよ」

ソピア(こういうところは年相応なのかな……?)

ソピア「今から一緒にお花屋さんに行きませんか?」

フローラ「まあ。私も行きたいと思っていたところです。ぜひご一緒に」

花屋のおじさん「いらっしゃいませ。フローラさん」

ソピア(この子はもう年上に敬語を使われるのが当たり前なんだね)

フローラ「おじさま。いくつか良い花を選んでくださる?」

おじさん「はい。これと、これはいかがでしょう」

フローラ「あとそちらのヤグルマソウもくださいな」

おじさん「どうぞ」

ソピア「たくさん買いましたね」

フローラ「ヤグルマソウは、ソフィアさん。あなたに」

ソピア「わ、私にですか」

フローラ「ヤグルマソウの花言葉は幸運。あなたに幸あらんことを」

ソピア「……ありがとうございますっ」


ソピア「フローラさんの一番好きな花ってなんですか?」

フローラ「花はどれも大好きですけど、一番はヒースかしら」

ソピア「ヒースって……たしか野草ですよね」

フローラ「ええ。冷たい荒野にたくましく咲く可憐で強い花……私はそうありたいんです」

ソピア「花言葉は?」

フローラ「博愛、でございます」

ソピア「……なんだか、フローラさんによく似合っていると思います」


ソピア「フローラさん、今度忙しくない時に、一緒にお食事に行きませんか?」

フローラ「もちろんよろしくてよ。日を決めておいてくださればスケジュールを調整します」

ソピア「いつにしようかな……」


ソピア「フローラさんの好きな食べ物って何ですか?」

ソピア(ちなみに私は……あれだよね。アレじゃないからね)


↓1 何日目のいつが良いか(19日目までで朝・昼・夜から 現在は13日目 14日・15日は依頼でウベローゼンを離れる)

↓2コンマ フローラさんの好きな食べ物は
123 オムライスやハンバーグなど子供が好きそうなメニュー
456 カレーやチャーハンなど外国のスパイシーなお料理
789 大人っぽいフレンチのコース
0 実は私アンブラーですのよ

↓3コンマ ソピアの好きな食べ物は
123 お母様の作ってくれたお魚やお野菜を使った上品な料理
456 女中さんの作ってくれた甘々のケーキ
789 お父さんがたまに振る舞っていたバーベキュー
0 アンブロシアに上書きされてもはや自分は何が好きだったのか思い出せない

2人ともお上品、好みの味が合ってる



ソピア「3日後の13時ごろでどうですか?」

フローラ「では、その時間を空けておきますね。どんなお店に行きましょうか?」

フローラ「特に希望がなかったら、私の行きつけのレストランにいたしますよ」

ソピア「フローラさんの好きな食べ物って何ですか?」

フローラ「洗練されたコース料理でございます」

ソピア「私もそういう料理が好きなんです」

フローラ「気が合いそうね」

ソピア「そうですね」

フローラ「改めて、お店はどこにしましょう?」

ソピア「アンブ……いえ、なんでもありません」

ソピア(気を抜くと頭の中の前の方に出てくるよ、こわい)

ソピア「フローラさんの行きつけのレストランにしましょう」

フローラ「でしたら予約を取っておきますね」

フローラ「エルミスさんは誘わなくてもよろしくて?」

ソピア(どうしよっか)

↓ 誘う・誘わない

あ、忘れてたこの安価のコンマ+75フローラの交友度が上がります

75は安価内容から1が適当に決めたコミュニケーション満足度です、さらに加護発動でプラス10

フローラ「あなたに幸あらんことを」(知人:2.35)(加護発動!)



ソピア「エルミスも誘っておきます」

フローラ「では3人で予約しておきますね」

ソピア(15日目までにエルミスに知らせるのを忘れないようにしないとね)


ソピア「もう夜だね」

ソピア「幸運の花をもらったことだし、運の良さそうなうちに何かしておきたい気もする」


13日目夜 現在地:オフィス街 ※加護発動中!
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

魔法局前に行くとエルミスに素通りされた。

ソピア「エルミスー」

エルミス「あら、下僕の声が聞こえるわ?」

エルミス「さては魔法で話しかけてるのね!」

エルミス「出てきなさい! 下僕! わたしの下僕ー! げ・ぼ・くーーーー!!!」

ソピア「恥ずかしいからやめてよっ!! みんな見てるよ!!」

エルミス「あれ、貴女は……ソフィー……!?」

エルミス「何なのその格好、おっかしい!」

ソピア「(ムッ)……そんなに変かな」

エルミス「だってソフィーと言えば残念なコスプレ姿じゃない」

ソピア「ひどいよ……」

エルミス「……」

エルミス「……下僕のくせにわたしより偉そうな格好だったからいけないのよ」


ソピア「……えっとね、フローラさんと3日後に一緒に昼食を食べることになったんだ」

ソピア「……エルミスも行く?」

エルミス「行くわ! 行くに決まってるじゃない! 主であるわたしを置いて下僕だけで密談しようったってそうはいかないわ!」

ソピア「密談じゃなくて普通にお食事してお話しするだけだからね」

ソピア「あとフローラさんを下僕と呼んじゃダメだからね」

エルミス「ふんっ」

1.一緒に夕食どうかな?(行くお店は後で決める)
2.服装が気になるならファッションストリートに行かない?
3.下僕さがしの続きはしないの?
4.自由安価

↓1、2 どうしたってエルミスは門限までついてきます

ソピア「一緒に夕食どうかな?」

エルミス「いいわ。わたしが一緒に食べてあげる」

エルミス「もちろん行くお店はもう決めているのよね?」

ソピア「えっと……」

ソピア「とりあえず歩きながら良さそうなところを……」

エルミス「気が利かないのねっ」


ソピア「ここでいいんじゃない?」

1.ピッツァ&パスタ『トリコロール』
2.カレー&中華『アジアの王様』
3.レストラン『デーツデザート』
4.レストラン『牛魔王』
5.カフェ『バニラソルト』
6.カフェ『アンブロシア』

↓2

なんかもうそんな気はしてた



ソピア「……ここでいいんじゃない……?」

エルミス「隠れ家っぽいお店ね。……ソフィー、どうしたの。目が虚ろよ」

ソピア「……そんなこと無いよ」

ソピア(ああああああああああああああ)

ソピア(しまったああああああああ!!)

ソピア(あのお店が目に入った瞬間、体の自由が利かなくなったぁ!)

ソピア(こっちに来るんじゃなかったー!)

エルミス「カフェ:アンブロシア? オシャレそうな名前ね」

ソピア「昨日来たんだけどとっても美味しかったよ(エルミスー! 逃げてー!)」

エルミス「へぇ、リサーチを欠かさないとはいい下僕ね。褒めて遣わすわ」


店主「いらっしゃいませぇ」

店主「わー。またきてくれたんですねー」

エルミス「変なにおいね。店主さんも胡乱げだし……ねえここ大丈夫なの?」

ソピア「大丈夫だよ。エルミスもきっと気に入るよ!(逃げるなら今のうち! さあ!)」

エルミス「ソフィーがそう言うならまあ……」

エルミス「店主さん。ハッシュドビーフとアイスコーヒーをちょうだい」

店主「すいません、うち、それないんですよぅ」

店主「メニュ~表ですぅ」

エルミス「ハッシュドワーフ……? アマイスコーヒー……?」

エルミス「ソフィー! ねぇここやっぱりダメじゃないの!?」

ソピア「あ、すいません。カルーライスとイチゴナオーレお願いします(私ー! 食べちゃだめー! 挑戦するものじゃないよ!!)」

エルミス「……」


↓ 奇数…こわいけどソフィーを信じましょう! 偶数…ソフィーがおかしくなってるわ、逃げなきゃ!

エルミス(こわいけど……ソフィーを信じましょう! 主としては当然よね!)

エルミス「ハッシュドワーフとアマイスコーヒーちょうだいっ!」

店主「かしこまりましたぁ。10分くらいまっててね」

ソピア「あぁ……また新たな犠牲者が……!」

エルミス「えっ」

ソピア「ううん。なんでもないよ(あれ、一瞬だけ自由になった!?)」

エルミス「いま犠牲者って」

ソピア「美味しすぎてびっくりしちゃうって意味だよ(もう一度! もう一度戻れー!)」

エルミス「そうなの」


店主「はぁい。カルーライスとイチゴナオーレ、ハッシュドワーフとアマイスコーヒーですぅ」

エルミス(すごく違和感のある食べ物ね。……食べ物よね?)

エルミス(やっぱりこわい。でも……)

ソピア「いただきまーす(だめええええ!!)」

ソピア「もぐ、もぐ……(あ、あ、ああああ……なんだか意識が薄く……)」

ソピア「おいしぃなぁ……えへへへ(あ、だめ、私が、消えちゃ…………)」

エルミス(ソフィーが美味しそうに食べているのだから! 何事も挑戦よ! こんなんじゃ頂点になんてなれないわ!)

エルミス「やあああ!!」



エルミス「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあ」



今宵、一人のアンブラーが生まれ、そして、新たなアンブラーの種が芽生えた。

代金、240G。調合士の店としてはかなりの安値である。

2890G→2650G

ソピア「なんだか体が軽くなったみたい♪ 調子がいいよっ」

※カルーライス…体重が5㎏になる イチゴナオーレ…体の中の不純物が溶かされ浄化される

エルミス「……失敗した。信じることだけが主の務めじゃないのね」

エルミス「どうしましょう……。このままじゃお家に帰れないわ……」

※ハッシュドワーフ…小人になる アマイスコーヒー…体から甘い匂いがするようになる

ソピア「お菓子の妖精さんみたいで可愛いよ、エルミス。って重っ」

エルミス「お互い強風には気を付けましょう……」



ソピア「エルミス」

エルミス「何。変なもの食べさせたことについては怒ってないわよ。結局選んだのはわたしだもの」

ソピア「そうじゃなくてね。明日から2日くらい、フィナと依頼で港町まで行くから、そのことを伝えておこうと思って」

エルミス「え。ふ、二人で……!? わたしも行くわ!」

ソピア「取り分が少なくなるし、できれば……」

エルミス「報酬無しでもいいわ! 下僕がわたしの知らないところで何かしているのが許せないの!」

ソピア「門限はいいの?」

エルミス「あっ……」

エルミス「……ちゃんと帰って来てよ」

ソピア「大丈夫だよ」

エルミス「……ふん」

ソピア(エルミスは魔法局の前にいた。ずっと私が通るのを待ってたのかも)

ソピア(自分の所有物として見てるみたいだけど、大事には思われてるのかな……)

~訓練結果~

騎馬 73/150
脱兎 129/150
魔力制御 90→184→204→214/100
光線魔法:精神 109/150

スキル:魔力制御を習得しました

精神25/25→25/30

ソピア「魔法を使う時に感じていた精神の揺らぎが落ち着いた感じかな」

ソピア「これからはより安定して魔法を使えそう」


このレスのコンマ分エルミスの交友度上昇

エルミス「早く帰って来てよ……」(友人:3.14)(加護発動!)



メリル「おかえりルーちゃん。依頼受けてくれたんだね」

ソピア「はい。メリルさんもおつかれさまです」

メリル「今日はここ数年で一番疲れたかもねぇ……」

メリル「ああ、ごはんを用意しなきゃね」

ソピア「私食べてきたので大丈夫です」

メリル「そうかい、助かるよ」

メリル「明日も忙しいだろうから早く寝ようかね」

ソピア「私も明日は絶対に寝坊できない……」


ソピア「まさか2日連続でアンブロシアの料理を食べることになるとは思わなかったな」

ソピア「でも……慣れちゃったね」

ソピア「気を取り直して、明日は初めて町を出る仕事だ……!

ソピア「別の町に行くのは初めてだから楽しみ……」

ソピア(昔家族で遠くの海に行ったことはあるけどね)

ソピア「おやすみなさい」

2640G

13日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:茶色の瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ
所持金:2640G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・ヘアゴムセット
ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター・ポーション×2

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・逃走・月光光線魔法・魅了魔法・全体魅了魔法Ⅱ・精神攻撃魔法・幻覚魔法・魔力制御

体力15/15 精神30/30
筋力30 敏捷44 知力70 器用20 交渉力70 名声10 注目度5
経験値:体7・精96・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「早く帰って来てよ……」(友人:3.14)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「あなたに幸あれ」(知人:2.35)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「私が助けてあげる」(知人:1.48)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「魔法系なら頭使いなよ」(知人:1.00)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「人の縁って大切よね」(知人:1.00)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「これも経験だ」(知人:1.01)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「……可愛かったな」(知人:1.00)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「同期としてよろしく頼む」(知人:1.00)
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「よろしくねー!」(知人:1.00)



ゾロ目で2倍上昇、100以上上回ったらもう一回

月魔術はコンマにプラス20

『旅人スキル』
長旅歩き 0/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 0/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
脱兎 129/150 ものすごいスピードで逃げる
騎馬 73/150 馬を操れるようになる
火起こし 0/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 0/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
光線魔法:波 0/150 月の光を集めて凝縮したのち衝撃波のように放つ
光線魔法:精神 109/150 妖しい光を撃ち直接的にも精神的にもダメージを与える
拡散精神魔法Ⅱ 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法Ⅱ 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
分身魔法 0/150 幻を操り自分が二人いるように見せかける
視覚妨害 0/120 光を当てた相手の視界がおかしくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

14日目早朝。

ソピア「おはようございます」

メリル「おはよう。ごはん食べていきなよ。丘陵地帯は慣れてないときついからね」

ソピア「はい。今日も朝からお客さん多いですね」

メリル「しばらくはこの調子だろうね……」

メリル「向こうの宿屋も混んでるだろうから、別の宿を探してもいいんだよ」

メリル「ただしギルドカードによる割引は受けられないから気をつけな」

ソピア「はい。では、行ってきます」

メリル「気を付けてね」


海人「あんたがルーフェリアさんだな」

海人「この坊主を頼んだぜ」

フィナ「おっはよー! ソフィー!」

ソピア「フィナさん、おはよう」

ソピア(あっ)

海人「ルーフェリアさんじゃねぇのかい?」

ソピア「ミドルネームです」

海人「なるほどな」

ソピア(家によって名前の法則って結構違ったりするからね……よかった)

男の子「早くお母さんに会いたいな……」

ソピア「もう大丈夫だから。私たちがしっかり送り届けてあげるからね」

フィナ「任せといて!」

~フィナさんのスキルセット~

現在フィナさんは『短剣術Ⅰ』を持っています

『短剣術Ⅱ』…より器用に短剣を扱う
『連続攻撃』…突く・斬るの連続技
『疾走』…すぐに疲れるがすごく速く走る
『忍び足』…足音を消して歩く
『夜目』…暗いところでもものが見える
『身軽』…上り下りが得意になる

↓1、2 持たせるスキル選択 ↓1のコンマ一桁でフィナの体力、↓2で精神力決め

ソピア 体15 精30 スキル数11

フィナ 体40 精60 短剣術Ⅰ・連続攻撃・夜目

3つしかないのに普通に強そうなフィナさん 夜中でも雑魚モンスター狩って素材売って小銭稼いでそう



南に広がる田園地帯を越え、林道に差し掛かる。

ソピア「大丈夫? 怖くない?」

男の子「大丈夫! 楽しい!」

フィナ「うん、元気でいいねっ!」

ソピア「警戒は怠らないようにしないとね」

フィナ「おや……あの木々の奥……」

ソピア「何かいた? 真っ暗で見えないけど」

フィナ「気のせいかな……」

↓1、2 モンスター作成>>8

ツノガメ。

尖ったツノが危ない以外はいたって普通のカメである。

強化ガラスの水槽を用意してペットとして飼う人もいるくらいに弱いのでモンスターと呼んでいいのかさえ微妙。


フィナ「あれは無害だと思う」

ソピア「どんなの?」

フィナ「カメ。足も遅いからたぶん男の子だけでも逃げきれる」

ソピア「ほっ……」

男の子「ボクも見たい!」

フィナ「ダメだよ! 近づくと危ないかもしれない」


林道はだんだんと傾斜を増し、山道に変わっていく。

右側に渓流を見下ろす小道を歩いて行く。

ソピア「足場に気を付けてね」

男の子「へっちゃらだい! お姉ちゃんたち置いてくよー!」

フィナ「こら! 前に出ちゃダメだってば!」

男の子「ひゃああ!」

怯えた顔で引き返してくる男の子を見て、2人はすぐに臨戦態勢に入る。

ソピア「何がくるの……!」

↓1、2 2匹目作成>>8 3匹乗り越えると港町です

主人公が武器使わないのであれですが強化版スキルなんてのも予定してました 武器以外でも『料理Ⅱ』とか
序盤モンスターなんで弱めの調整



肉ヒレサーモン。

とても美味しそうな名前であるが実際に美味しい。

とても縄張り意識が強く、川沿いを歩く人にさえそのたくましいヒレで歩いて向かってくる。


ざっざっざっざっ

そう擬音が付きそうな調子でこちらに歩いてくるのは魚だった。

ソピア「なんか怖い……!」

フィナ「下がって……!」

魚は一瞬立ち止まると、分厚いヒレに力を込めて砲弾のように体当たりを試みた。

ソピア15 フィナ40 男の子10

↓ 01~32届かない 34~65フィナに当たる(一桁分ダメージ) 67~98ソピアに当たる ゾロ目で男の子に当たる

フィナ体40→32

フィナ「いたっ……!」

魚は勢いよくぶつかり、フィナを突き飛ばした。

体制を立て直す前に魚がソピアたちに向き直る。

ソピア(そんなに強そうじゃないし……)

ソピア(光線魔法!)

↓ 50以上で焼きサーモン

ソピア精30→28

ジュー……

美味しそうなにおいと共に魚は動かなくなった。

ソピア「やった……!」

フィナ「ごめんねソフィー、あたし役に立てなくて」

ソピア「ううん。私や男の子に当たってたらもっと大きい怪我してたと思うし助かったよ」

男の子「……」

男の子は動かなくなった魚を足でつついている。

ソピア「ほら、行くよ」

ソピア(光線じゃなくちゃんとした火があったらしっかり焼いて食べれたのにな)


森を抜けると下り坂に出た。

潮風を受けたためか木々は少なく、背の低い草が茂っている。

フィナ「見て! 港町が見えたよ」

ソピア「ふう……結構疲れたね」

男の子「お母さんに会える!」

フィナ「気を抜いちゃダメ。町に入るまではどこにモンスターがいるか分からないんだから」

↓1、2 ラストモンスター作成>>8

男の子「あっ、妖精だ!」

ソピア「本当だ。初めて見る」

フィナ「危ないのもいるから近寄らない方がいいよ」


プチシルフ。風の小妖精。

風の吹く場所でどこからともなく現れる。

明るく人懐こい性格で子供たちと一緒に遊ぶが、些細な事でも怒りやすく、子供に怪我をさせることも多い。

その風土に合わせて様々な種類が存在する。今回現れたシルフは潮風から生まれたのでセーラー服。


シルフ「こんにちは。人間サン。ワタシと遊びましょ♪」

ソピア「えっと……?」

ソピアはモンスターに話しかけられるとは全く思ってもみなかったので慌ててしまった。

フィナ「ごめんなさい。あたしたちは今仕事中でそれどころじゃないの」

シルフ「ワタシはアナタに聞いてないわー」

シルフ「そこの黒髪サンと男の子。ワタシと遊びましょ♪」

1.ごめん、私もちょっと……
2.後で遊んであげるからしばらくついてこない?
3.走って逃げよう!

最初のエレファントテンタクルが嘘のような場所に合わせた良モンスター達に驚きを隠せない



ソピア「後で遊んであげるからしばらくついてこない?」

シルフ「うん! 行く!」

フィナ「その手があったか! ナイスだよソフィー!」

フィナ「実はシルフって敵に回すと厄介なんだよね……速いし避けるしすぐキレるし魔法痛いし」

男の子「よろしくな、妖精!」

ソピア「妖精ってのもあれだよね。あなたの名前は?」

シルフ「ワタシに名前は無いわー」

ソピア「呼びづらいから名前つけようか」

シルフ「お願いねー」

1.セーラー襟だからセーラ
2.海風の妖精だからマリン
3.自由安価

カットしていますが町を出る時に検問はありました



ソピア「マリンでいい? 海風の妖精だから」

シルフ改めマリン「それでいいわー。アナタありがと♪」

ソピア「ソフィーだよ」

マリン「ソフィー♪」

男の子「お姉ちゃんばっかりずるい! ボクともお話させて!」

マリン「アナタに興味ないわー」

フィナ「懐かれちゃったね。…………妖精はしつこいらしいけどガンバレっ」

ソピア「えっ」


軍人「身分証明書を見せてください」

ソピア「ギルドカードと依頼書です」

軍人「バッグに妖精が入ってましたが?」

ソピア「ペットです」

軍人「いいえ、危険なモンスターです」

ソピア「マリン?」

マリン「どーしたのー」

ソピア「町の出口で待っててくれるかな」

マリン「どのくらい?」

ソピア「明日まで」

マリン「いーよー。その後遊んでねー」

ソピア(意外と器が広い)


ソピア「到着!」

フィナ「やー、疲れたー!」

男の子「お母さんはどこ?」

ソピア「家まで届けるのが仕事だったね」

フィナ「あと一踏ん張りかー」


※港町について今分かっていること……海人ギルドの本部と造船所があり漁業の中心地

↓1 港町の名前&追加特徴
↓2、3 港町の追加特徴

錬金術師は岩魔術師の上位職なのです……軍が強すぎて力を持たせるのが厳しいのでずれます、すいません



軍港の町、ハーバリア市。

王国時代からフルフィリアの海上戦略の要として重視されてきた町である。

灯台でもあり軍の監視塔でもあるハーバリアタワーと王立造船所に停泊した軍艦が見所の町であった。

年一回の海祭りは海軍のマーチングバンドの晴れ舞台であり国外からも観光客が訪れる。

町人には漁師が多く、フルフィリアの水産業の中心地としても栄える。

交通面では、王都に続く街道、貴族の町ウベローゼンに続く山道、浜辺の町に続く細い海沿いの道が通っている。


母親「○○ー!」

男の子「お母さーん!」

母子は実に二週間ぶりの再会を果たし、涙を流し抱き合って喜んでいた。

ソピア(いいことしたな……)

ソピア(あの子が帰れなくなってたのも革命のせいなんだよね……)

母親「無事にこの子を届けて下さって本当にありがとうございます!」

ソピア「お仕事ですから、気になさらず」

フィナ「元気でね!」

男の子「お姉ちゃんたちもね! ありがとーござます!」

母親「これは約束の2000Gです」

ソピア「確かに頂きました」

1人分1000G 所持金3640G

母親「ありがとうございました!」

男の子「ばいばーい!」


↓ メリルさん依頼と合わせてコンマ一の位+十の位の名声獲得

名声10→19


フィナ「おーわったぁ!! さ、ソフィー、遊びに行こうよ!」

ソピア「待って。その前に今日の宿を探さないと」

ソピア(今すぐ帰れば夕方にはウベローゼンに着くけど、せっかくだし情報収集もかねて一泊することに決めた)

フィナ「そっか。ねえ、そういえばこの依頼って宿屋ギルドのだっけ。あれ?」

ソピア(あっ。フィナさんいたらギルドカード使えないよ……)

↓ 兼業の話をするorしない

ソピア「フィナさん。実はね……」


フィナ「そんな裏ワザがっ!?」

ソピア「私の本名はソフィアなんだけど、旅人ギルドにはルーフェリアで登録してるんだ」

フィナ「……あたしも何か別のはじめよっかな」

フィナ「でもホワイトシーフすらまともに鍛えきれてないしなー」

ソピア「その話はまた今度ね。今はほら、私のギルドカードを使えば宿屋が安くなるから」

フィナ「それあたしにも使えるの?」

ソピア「一部屋当たりだったら使えるけど……。2人分足して割り勘にしようか」


旅人ギルドの列に並んで20分。

おじさん「依頼ですかー。どちらまでー」

ソピア「ギルドの者です。部屋を借りに来ました」

おじさん「一泊30Gだよ」

ソピア「ギルドカードです」

おじさん「あー10Gね」

ソピア「これは部屋ごとの料金ですか?」

おじさん「いいや。一人当たりだね」

ソピア「フィナ、はい10G」

フィナ「たかが10Gされど10G、助かるよー」

3620G

フィナ「改めて遊びにレッツゴーだよ!」

ソピア「どこに行こうかな」

フィナ「とりあえずはハーバリアタワーでしょ!」


ハーバリアタワー玄関前。

軍人「名所ではあるけどさ……。ここ、軍の施設なわけ。立ち入り禁止だよ」

フィナ「がーん!?」


14日目昼 現在地:ハーバリア
1.王立造船所
2.海人ギルド総本山
3.水族館
4.港
5.市場

フィナ「やっぱハーバリアと言えば港だよね! 港町だし!」

ソピア「あんまり何もないけどね」

フィナ「面白そうなものは自分で面白いと思ってこそなんだよ!」

ソピア「たしかに、海ってだけでも普段は見ないからね」


1.堤防の階段を降りて海を覗く
2.海に向かってバカヤロー!と叫ぶ
3.魚やイカを陸にあげている海女さんに話し掛けてみる
4.釣り人のおじいさんに話し掛けてみる
5.船員服を着た海の男に話し掛けてみる
6.堤防の上をバランスを取って歩いている女の子に話し掛けてみる

↓1、2、3  3種類選択

フィナ「よし。海に向かって叫ぼう!」

ソピア「え?」

フィナ「海は広い。母なる海。包容力のある海はすべてを受け止めてくれる!」

フィナ「バッカヤローーーー!!!!」

フィナ「……フゥ、少しすっきりするよ」

フィナ「ソフィーも、日ごろの不平不満を叫びに乗せて海に流してしまうのだ!」

ソピア「……」

1.海のバカヤロー!
2.コンマ神のバカヤロー!
3.軍のバカヤロー!

ソピア「海のバカヤロー!!」

フィナ「違うよ!? 海は何も悪くないよ!」

ソピア「ち、違った……!?」

フィナ「海は受け止めてくれる存在なんだよ!? それを馬鹿野郎呼ばわりしちゃったら……」

フィナ「あーあ……。ソフィーのお先は真っ暗だ」

ソピア「不吉な事言わないでよ……」

フィナ「え、ちょっと……マジでへこませちゃった……ごめん」


フィナ「海水はしょっぱいって言うけど、実際に舐めてみたことある? あたしは無い」

ソピア「私はあるよ。しょっぱかったよ」

フィナ「……今のは聞かなかったことにして、海に降りてみよう」

ソピア「飛び込むの……?」

フィナ「ホワイトシーフで鍛えた観察眼は階段を見逃さなかった!」

……。

フィナ「しょっぱぁ……」

ソピア「やめとけばよかったのに」

フィナ「でも、あれだね。海は包容力があるって言ったけど、あれは行き過ぎてて怖いね。覗きこんだら飲み込まれそうな気がしたもん」

堤防の細い壁の上をバランスを取って歩いている女の子がいた。

フィナ「何あれ面白そう! でも海怖いからやんないけど」

ソピア「止めてあげた方がいいんじゃないかな……?」

フィナ「こんにちはー!」

女の子「うきゃぁ!」

女の子は突然の大声にびっくりしてバランスを崩し、海に落ちてしまった。

フィナ「あぁぁぁぁぁ……」

フィナ「どうしようううう」

ソピア「し、知らないよ……!」

ソピア「誰か呼んでこようよ……!」

女の子「ちょっと! 何すんだー!」

フィナ「化けてでたー!!」

女の子「死んでない!」

フィナ「でも、海に落ちて……」

女の子「へー、海が怖いんだー」

フィナ「何おう!?」

ソピア「相手は年下だから、抑えて……」


ソピア「泳ぎが得意なんだね」

女の子「この辺じゃ普通。うちは父ちゃんが潜水士だから小っちゃいころから潜ってたんだ」

女の子「父ちゃんはすごいんだ! 1時間は海から上がらずに潜っていられるんだぞ」

ソピア(たぶん魔法か何かを使ってると思うけど……)

フィナ「それ何の職業? 上位職?」

女の子「うちの一家はみんな海人だ」

フィナ「海人かぁ」

女の子「泳ぎが上手いのは日ごろ遊んでるからな」

ソピア「フィナ、もしかして海人に憧れてる?」

フィナ「いやー……あんな深くて怖いのに平気で泳げるのがすごいなって思ってね」

フィナ「あたしでも海に負けない強い女になれるかなって思っちゃったんだよね」

ソピア「兼業ができるからって簡単に決めちゃ駄目だよ。よく調べてからじゃないときっと後悔する」

ソピア「私がそうだったし」

フィナ「うん。気を付けよう」

女の子「ハーバリアを楽しんで行ってな!」

ソピア「ありがとう」

フィナ「あたしは君に負けないくらい強くなるからね!」


フィナ「さて、次はどこに行こうか」

ソピア「海人について調べなくていい?」

フィナ「帰ってからもできるから別にいいよ」

ソピア「あと、フィナが海を舐めてる間に通りすがりの人に聞いたんだけど」

ソピア「観光だったら水族館か造船所が面白いって」

フィナ「お腹空いたし市場行かない?」

ソピア「朝行った方が美味しいものがあるとも聞いたよ」

フィナ「うーむ」

14日目夕方 現在地:ハーバリア
1.王立造船所
2.海人ギルド総本山
3.水族館
4.市場

夕方の市場は片づけ準備に入っているところだった。

いくつかの屋台では新鮮じゃなくなる前に食材を焼いている。

ソピア「朝来ようって言ったのに」

フィナ「今は今でお腹空いてるもん」

ソピア「宿屋でご飯は出るけどね……。お金はあるの?」

フィナ「あるよ、ほら。さっきの1000G!」

フィナ「稼いだお金はすぐ使っちゃうんだよね」

ソピア「貯金しようよ……」

1.イカを焼いているおばさんと話す
2.屋台のキョウト風の男性と話す
3.魚介売り場を見てみる
4.加工品売り場を見てみる

↓1、2

ソピア「こんばんは。イカ焼きですか?」

おばさん「一本いるかい?」

ソピア「いえ、そんな……!」

おばさん「余らしても捨てるだけだから食べてくださいよ」

フィナ「それなら、いただきます」

フィナ「おいひい」

ソピア「新鮮なのとあまり変わりませんね」

おばさん「生で食べるんじゃなければね」

ソピア「美味しかったです。ありがとうございました」

フィナ「ごちそうさまでした」


ソピア「こんばんはー。もしかしてキョウトの人ですか?」

男性「……そうだ」

ソピア「最近も会ったので」

フィナ「これ、なんです? ケーキ?」

男性「……たこ焼きと言う」

フィナ「た、たこ……」

ソピア「キョウトでは食べるんですか?」

男性「……どうしてこの国では食べないのだ」

フィナ「だって気持ち悪いし……」

男性「……タコに失礼」

男性「……食べないか」

ソピア「えっと、お代は?」

男性「……試食」

ソピア「ではいただきます」

フィナ「ソフィー、食べるの!?」

ソピア(だってもう私は引き返せないところに来ちゃったし)

ソピア「あ、あふっ」

フィナ「ソフィー! しっかり!」

男性「……火傷に気をつけろ」

ソピア「とっても美味しかったです」

フィナ「えええええ」

ソピア「ほら、フィナも」

フィナ「ううううう、海に勝つ! おおおおお! いただきまあああす!!」

途中から『フィナさん』じゃなくなってますが、きっと仲良くなったからです 間違ったわけじゃありません()



フィナ「美味しかった……」

ソピア「新しい食べ物を知るっていいことでしょ?」

フィナ「うん……」

ソピア「今度フィナをいいお店に連れて行ってあげよう」

フィナ「でもほら、夕方に来て正解だったよね!」

ソピア「そうだね。お金払わずに美味しいもの食べられたからね」

ソピア「でも今から夕食だよ」


夕食はムニエルやスープなど魚介尽くしのごちそうだった。

フィナ「これは……食べなきゃ損だよね。別腹だ!」

ソピア「太るよ」

フィナ「ふぐぅ!?」

おじさん「おかわりもあるからね」

ソピア「すいません。少し気になったんですけど、この夕食って明らかに赤字ですよね?」

おじさん「宿屋は依頼の紹介料と国からの補助金が主な収入源だから、宿賃は何組泊まったか数えるのに使ってるようなものだよ」

ソピア「そうだったんだ……」

おじさん「でも共和国の政策次第では一気に高くなる可能性もあるから油断しない方がいいよ」

ソピア「はい」


フィナ「あたしたちの夜はこれからだ!」

ソピア「もう寝る時間だよ」

フィナ「ソフィーはいい子すぎるよ……。せっかく観光に来たんだから楽しみ尽くさないと」

ソピア「観光じゃなくて仕事だけどね」


14日目夜 現在地:ハーバリア
1.王立造船所
2.海人ギルド総本山
3.水族館

夜10時を過ぎたが、造船所には明かりが灯っていた。

開いている扉を覗きこむと中で作業中の男性がいた。

フィナ「こんばんはー」

おじさん「おう。こんばんは。見学者かい?」

ソピア「はい」

おじさん「すまねえが、今夜はもう俺しかいねえから案内してやれねえ。また明日来てくれ」

ソピア「まだ開いていそうな場所ってどこかありませんか?」

おじさん「夜の水族館は幻想的らしいぜ。昼と違ってショーはねえらしいがな」

おじさん「あとは、漁業組合に行けばまだ飲み会やってるだろ。メシも分けてもらえるぜ」

1.水族館
2.海人ギルド(フルフィリア漁業・船乗り組合)
3.ソピアはもう寝る

水族館受付「いらっしゃいませ」

フィナ「まだ開いてますか?」

受付「夜間は一部エリアしか開放していませんがよろしいですか?」

フィナ「大丈夫です」

受付「お一人につき200Gになります」

ソピア「……」

フィナ「おーい、ソフィー」

ソピア「……ごめん。私もう結構眠いかも……ふわぁ~ぁ」

フィナ「どうしよ。流石にやめとこうかな?」

フィナ(朝早くから長い道を歩いてきたからね……。あたしはハイになってるからいいけど)

フィナ「……また明日来ます」

フィナは甘い物好きのお喋りキャラ……つまり女の子らしいキャラのはずなんですが、ソピアとの対比なのか元気系キャラになっちゃってますね……。

RPGの港町のBGM聞きながら書いてると雰囲気が出てよかった。

観光パートは書いてる方は楽しいけど読んでる方はどうなんだろう。

今晩はここまでです。

質問なんだけど迷宮とかってあるのこの世界

飛空挺技師のおっさんとか別名馬鳥な鳥とかモグラとコウモリを交ぜた様な亜人?が居たりしそうな世界観だな

妖精が喋って驚いてたけど貴族だから知らなかっただけか一般にはモンスターは知能の無い化け物扱いされてるのかどっちなんだろう
妖精とかドラゴンな高知能モンスターやエルフとか獣人みたいな亜人は居るんだろうか

~フルフィリア共和国~

   麓
   |
王―貴―商
  \|
   港―浜

貴…貴族の町ウベローゼン市
港…軍港の町ハーバリア市

文字でも分かるっちゃ分かるだろうけどフルフィリアの地図を貼りつつ開始。

>>413
たぶんある。まだ設定決めてませんが。結構ノリで決めてます。妖精が仲間になるとは作成前は思ってなかった。

>>414
FFは知ってるけどやったこと無い、と思ってたらGB版聖剣伝説だけクリアしてた。
ドラクエもテリーのワンダーランドだけ、メガテンもラストバイブルだけやったことがある……どうして外伝ばっかりくれたのだ従兄弟よ。
1的には軌跡シリーズベース+サガフロンティアの混沌感でイメージしてますが、実際は今まで1が触れたゲーム全部混ざってると思う。

貴族含め町からあまり出ない人はほぼモンスターの知識がありません。
今ドラゴンが出ても序盤なのでベビーです、きっと頭は良くない。亜人はどうでしょう……別の国ならいるかもしれません。

翌朝。

ソピア「……あれ? 私いつどう寝たんだっけ」

ソピア「フィナ、起きてー」

フィナ「んえ? ママ?」

ソピア「ソフィアだよ」

フィナ「ソフィーかぁ……おはよ」

ソピア「おはよう」

フィナ「いま何時……?」

ソピア「8時だね。ちょっと寝過ごしたかな」


おじさん「おはよう。朝食は取っておいたから食べてくれ」

ソピア「ありがとうございます」


フィナ「さー、どうしよっか」

フィナ「改めて昨日行けなかったところ観光する?」

ソピア「でもゆっくりしすぎると帰りが夜になっちゃうよ」

フィナ「じゃあお昼には出よっか」

ソピア「朝どこか見に行って、それで帰りだね」


15日目朝 現在地:ハーバリア
1.宿屋で帰りの依頼を探す ※経過無し
2.朝の市場
3.王立造船所
4.海人ギルド総本山
5.水族館

2人は改めて水族館にやってきた。

受付「いらっしゃいませ。昨晩のお客様ですね」

フィナ「来ましたよ」

受付「お一人200Gになります」

ソピア(遊びだしいいよね)

3420G


ソピア「いろんなブースがあるけど何を見よう?」

ソピア(実は水族館ははじめてだからとても楽しみ)

フィナ「水族館と言ったら最初に大水槽を見て、最後にイルカ(風モンスター)ショーを見るのが鉄板だよ」


大型モンスター、カイオウクジラは、ハーバリア水族館最大の目玉であった。

身体の左右に伸びる電気腺が美しく輝いているが、それは海の生物たちにとっては恐怖でしかない死の光だ。

小魚たちを意にも介さず、鋭い爪が折りたたまれ隠された巨大な腕で悠然と泳いでいる。

彼の主食はプランクトンおよび海の精霊である。

海の暴れん坊たちにのみ牙をむき、周囲には電気に耐性のある魚が集まってくる。その生態から海王の名が付けられた。

フィナ「ソピアは怖くないの……?」

ソピア「怖いけど……水槽があるから大丈夫なんだと思う」


潮だまりブース ~ ウニ・ナマコ・ヒトデふれあいコーナー。

フィナ「……」プルプル

ソピア「そんなに嫌ならやめればいいのに……」

フィナ「こっ克服しなきゃ……」

フィナ「こういうモンスターの退治依頼もいつか来ると思うし……」


熱帯の海ブース。

ソピア「熱帯魚って不思議」

フィナ「イソギンチャク毒々しい……」


極地の海ブース。

ソピア「マグロってこんな魚だったんだ」

フィナ「あのサーモンに体当たりされたの思い出した」


海獣ブース。

ソピア「ラッコがこっち見てるっ」

フィナ「セイウチの牙おっそろしいなー……」


深海ブース。

ソピア「綺麗なクラゲ……」

フィナ「モンスターしかいない……!」

イルカショーが始まるまで、入館者無料のペンギンカフェで休憩することにした。

ソピア「フィナ。怖がりすぎ」

フィナ「だって怖いから仕方ないじゃん!」

ソピア「せっかくだから楽しもうよ。ほら、飲み物来たよ」

ペンギンがドリンクの載ったお盆を両方の翼で器用に支えて、ヨチヨチと歩いてきた。

フィナ「はぅあっ……!」

ソピア「ありがとう。よしよし」

ペンギンはくすぐったそうにしている。

フィナ「かわいーなー」

頭を撫でようとしたフィナの手をペンギンは右の翼で勢いよく払いのけた。

フィナ「……なんであたしだけ……」


お姉さん「みんなー! いらっしゃいー!」

イルカ「クエクエ」

水上でバランスを取り手を振っているイルカ風のモンスター。

フィナ「わー!」

それに手を振りかえすフィナ。

ソピア「すっごく頭がいいんだね」

フィナ「あのお姉さんはブリーダーさんだからってのもあると思うよ」

音楽に合わせた回転ジャンプ、輪っかくぐり、水鉄砲で正解のプレートを撃ちぬくクイズ大会……。

イルカ風のモンスターの器用な芸を目の前で見てソピアの心は躍っていた。

フィナ「敵に回したら危なさそうだねー」

ソピア「可愛くて攻撃できないよね」

お姉さん「では、イルカと一緒に泳ごうのコーナー! ○○ちゃんに指名してもらいましょー!」

イルカ「クエー!」ビシッ!


↓ 奇数でソピアが、偶数でフィナが指名される コンマが大きいほどイルカと心が通じ合う ゾロ目で……

ソピア「えっ、私?」

イルカ「クエッ」コクリ

お姉さん「そこの黒髪の女の子に手伝ってもらいましょー!」

フィナ「……ふー、よかった」


ソピア「ここで立ってればいいんですか……?」

お姉さん「バランスはイルカが取ってくれるからじっとしていればいいよ」

ソピア(大丈夫かな……)

イルカ「……」スィー、ヒョイッ

ソピア「わ、あわわ、わー!」ザブン

フィナ「ソフィーー!!」


お姉さん「どうやら相性が悪かったみたいね……」

イルカ「キュゥ」ペコペコ

ソピア「……」

フィナ「ね、海って怖いでしょ」

ソピア(バカヤローって言ったからかな……)


受付「来館ありがとうございました」

水槽に落ちたソピアは水族館にいた日魔術師に乾かしてもらった。

ソピア「疲れたー……」

フィナ「やっぱり怖いな……」

ソピア「海で暮らす人ってすごいんだね」

フィナ「昼だね……荷物まとめて帰ろっか?」

ソピア「その前にいったん依頼を見に行こうよ」


おじさん「大した依頼じゃないけど受けるかい?」

・貴族町への配達 依頼者:魚商人
魚をウベローゼンまで配達してほしい。大した量じゃねぇから250Gしか出せねぇが移動のついでにでも運んでくれ。

フィナ「問題なさそうじゃない?」

ソピア「護衛よりは気が楽そうだね。受けます」

マリン「ソフィー、遅いー!」

ソピア「本当に待ってた……!」

ソピア(妖精に付き纏われた時の対処法について調べるのもありかも)

マリン「早速遊びましょ♪」

ソピア「ごめんね。また仕事中だから遊んであげられないんだ。もう少し待っててくれる?」

マリン「置いてくつもりねー」

ソピア「そ、そんなことないよ」

マリン「ワタシもついてくわー♪」

フィナ「……責任もって面倒みなきゃね」

ソピア「できるだけがんばる」


魚の詰まったケースを手に持ち、坂を登り森の中に入った。

ソピア「こんな時にモンスターに絡まれたくないよね」

フィナ「木が多くて遠くは見えないかな……」

マリン「何かいるわー」

ソピア「えっ!」

↓1、2 >>8モンスター作成 ※今回は2回です

ソピア体15精30 フィナ体40精60 マリン体10精50

マリン
『風魔法:殴』…空気の塊で相手を殴りつける
『追い風魔法』…背中を押す風で移動を早くする


マリン「すごく近くよー」

フィナ「……何もいないけど」

ソピア「脅かさないでよ」

ソピア(妖精って悪戯好きって聞いたことがあるし……)

マリン「嘘じゃないのー!」

フィナ(怒らせるのはまずい!)

フィナ「うん、何かいるみたいだね」チラッ

ソピア「そうだね」コクリ

ソピア「目を合わせないようにさっさと通り抜けようか」


彼女たちは気づいていなかったが、近くにたしかにその兵器は潜んでいた。

迷彩柄のロボット。

メカニックの国では敵国との戦争にロボットの兵器を使っているという。

しかし、稀にその兵器が行方不明になることがある。それらは危険なのでモンスター同様に討伐依頼が出ることもあった。

このロボットもそのうちの一体だろう。

これは、敵とみなした者をどこまでも追いかけ、最後には自爆する危険な兵器であった。


↓ コンマ奇数で敵とみなされる

がさがさ

ソピア「あれ……!? まさか追われてる……!?」

フィナ「見えた! やばい、あれロボットだ……。ナイフ通らないじゃん……!」

マリン「ワタシの言ったとーりね♪」

ソピア「ど、どうしよう……走る? 迎え撃つ?」

フィナ「ご、ごめん。あたしにはどうしようも……」

1.逃げよう!(コンマ奇数でそのまま次のモンスター遭遇)
2.光線で焼く!(精神30、コンマ70以上で一撃必殺)
3.マリン何とかして!(奇数で追い風、偶数で攻撃)

ソピア「任せて」

フィナ「ソフィー、気を付けて」

ソピア(こっちに真っ直ぐ向かってくる……)

ソピア(ドラム缶型でてっぺんに目みたいなものがついてる)

ソピア(あの目をよーく狙って……!)

ソピア「当たれぇ!」

結局、目には当たらなかった。

しかし運よくロボットの中枢部分を焼いたようで……。

そのロボットは動きを止め、そして。

爆発した。

フィナ「あわわ……」

ソピア「追いつかれてたら……」

マリン「ソフィーすごーい♪」

フィナ「ソフィーには助けられてばっかりだね……。あたしも強くならなきゃ……」


ロボットの残骸を調べてみた。

ソピア「これってギルドに報告すべきかな?」

フィナ「依頼が出てる可能性もあるもんね」


少し霧が出てきた山の中を進む。

ソピア「あんまり前が見えないね……。マリン、霧払いの魔法とか使えない?」

マリン「ワタシはそこまですごくないわー」

フィナ「夜はいいんだけど霧は……。山人なら前が見えるのかな」

マリン「あっ」

ソピア「やめてよ! 何かいるの!?」

マリン「いるわー」

↓1、2 >>8でモンスター作成

アイススライム。

氷でできた固体の体を持つスライムで、常温でも溶けない。

寒い場所や標高の高い場所、または水分の多い場所に生息。

普段は気ままに暮らしているが、人間相手には一応威嚇し、冷凍液を飛ばしてくる。


ソピア「どっちにいる?」

マリン「右の方よー」

フィナ「見えない……」

ソピア「き、きた! ……なにこれ」

氷で出来た球体の中に一つだけ目玉が入っている、お世辞にも可愛いとは言えないようなモンスターがいた。

氷はこちらを睨みつけている。威嚇のつもりだろうか。

↓1 作戦を自由にお書きください

魅了魔法はモンスター相手だと自分に注目させるだけです 他種族に欲情はしません



ソピア「任せて」

フィナ「任せるよ!」

ソピア(魅了魔法を……えいや)

氷「……!」

氷はソピアの方だけを向いている。

そして、冷凍液を吹いた。

魔法発動中のソピアにはかわすことはできなかった。

ソピア「きゃっ! いたっ、いたたたた!!」

フィナ「こ、氷!?」

ソピア体力10/15 

ソピアの右腕は凍っていた。


1.今すぐ走って逃げる
2.フィナに戦ってもらう
3.マリンなんとかして!

↓ はずれを引くと腕が取り返しのつかないことになります

これどのスキルを鍛えたらこんなスキルが出るって言うの分かる方法ない?

は ず れ



ソピア「は、早く逃げよう! 勝てない!」

フィナ「その前に右腕に気を付けないと……!」

マリン「逃げるのー? それ、追い風ー!」

ソピアの逃げ足にマリンの追い風が乗り、その走る速さは普通の人間の域を超えていた。

フィナがついて来れているか振り返って確認する。

ソピア「よかった、ついてきてる……」

しかし、ここは霧が深く足場の悪い山道。

足元には走りながらでは気づけない蔦や小石があり……

ソピア「あっ」


↓コンマ奇数で転ぶ

たしかにニワトリとか欲情してましたね

しかし無機物だと話が違ってきそうです

1のミスということでコンマ判定を

奇数……スライムが恋するとお互いの体の一部(液体)を交換する、つまり>>448は愛情表現、続行
偶数……スライムが恋すると相手を大切にする、つまり>>448はおかしい、リセット

そもそも魅了を欲情と一括りにするのはどうなのか

隻腕回避、やったねソピアちゃん



ソピア「任せて」

フィナ「任せるよ!」

ソピア(魅了魔法を……えいや)

氷「……!」

氷はソピアに近づき、そして身を寄せてきた。

ソピア「つめたっ!」

ソピア「あ、足が凍る! 早く何とかして……!」

フィナ「出番だね! せい、はっ!」

モンスターの硬い氷の体は短剣の連続攻撃をはじいた。

怒った氷がフィナに冷凍液をかけようとする。

ソピア「だめっ!」

ソピアはスライムを蹴とばして狙いを逸らした。

ソピア「マリン、お願い!」

マリン「ワタシにお任せ! それー♪」

風の塊で殴りつけられた氷の塊はバラバラに砕け散った。

ソピア「何とかなった……」

フィナ「ソフィーがいなかったらあたし凍ってたんだよね……ありがとう」

ソピア「殴ればよかったみたいだね。マリンがいてよかったよ」

マリン「こんなのお遊びよ♪」

>>449
覚えたいスキルに関係してそうなものを先に覚えれば出てくるとしか……
こんなスキル欲しいって例を出してくれれば、どの系統や職業にあるかは提示しますし、その系統が無い場合追加されたりします

>>462-463
野生モンスターに崇拝や憧憬なんて複雑な感情があるわけないでしょう 人間に近い知性のある妖精とかなら崇拝もあるかも、目指せ妖精王




ソピア「ウベローゼンに着いたわけだけど……。マリンどうしよう」

フィナ「あたしに聞かれてもね」

マリン「ソフィーについて行くわ♪」

ソピア(いっそ軍人さんに倒してもらう? でもモンスターとの戦いで恩義があるし……)

1.説得してさようなら(説得内容も)
2.軍人さんに倒してもらおう
3.しばらく外で待ってもらって、町に入れても大丈夫な方法を探す

幻・視覚系統の魔法はありましたよね



ソピア「マリン、またこの辺りで待っててくれないかな?」

マリン「待たせすぎよー!」

ソピア「ごめん。町に入っても大丈夫なようにしてくるから。そしたら町の中で遊ぼ?」

マリン「……」



魚屋「へいらっしゃい!」

ソピア「すいませーん、お届け物です」

魚屋「おお! ハーバリアの新鮮なお魚でねーか!」

魚屋「報酬だ、安くてごめんよ!」

ソピア「125Gずつだね」

3545G

フィナ「なんかごめんね……。あたしあんまり仕事してないのに」

ソピア「いるだけで安心感があったからいいんだよ」

ソピア「また一緒に仕事してくれる?」

フィナ「あたしでよかったらいつでも!」


↓1 交渉力70 コンマ30未満でフィナと別れる前にモンスター:マリンシルフと戦闘開始

↓2 コンマ一桁分名声が上がります

↓3 2.50+コンマ×2 フィナの交友度が上がります

マリン「いいわー」

ソピア(やっぱり器が広い)

ソピア「あんまり待たせるのもかわいそうだから急いで調べなきゃ」


名声が2上がりました


フィナ「楽しい旅行だったね!え、仕事?」(友人:4.80)


ソピア「ただいま戻りました」

メリル「おかえり! 怪我はないかい?」

ソピア「危ない場面もありましたけど、何とかなりましたし……ハーバリアを楽しんできました」

メリル「寝る前にお話聞かせてちょうだいね」


ソピア「メリルさん、町中にモンスターを連れ込んでいる知り合いはいませんか?」

メリル「何人かいるね。どうしたんだい?」

ソピア「実は――」

メリル「妖精に懐かれちゃったって?」

ソピア「できれば中に入れてあげたいんですけど……」

メリル「絶対に他人に危害を加えないと断言できるかい」

メリル「普通シルフは怒りやすい。勝手に町の人に危害を加えないとも限らない。そしたらルーちゃんの責任になるんだよ」

ソピア「でも……」

メリル「やめときな。……目立つよ」

ソピア「……」

メリル「……」

メリル「……これ。専門家に相談しな」

ソピアはメモを渡された。

ソピア「ありがとうございます」

メリル「それで駄目なら諦めるんだよ」

メモには以下のように書かれていた。

『ムチギルドの調教師』

『魔法局の精霊術師』

『森人ギルドの神主』

『町はずれの牧場のブリーダー』

『ただしどうにかなるとは限らないよ』


ソピア「メリルさんには助けられっぱなしだ……」

ソピア「もう夕方だし、明日行ってもいいよね」


15日目夜 現在地:宿屋 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

町はずれの田園地帯。

その比較的街に近い位置にある農協が森人ギルドだった。

ソピア「農家の人たちがいるだけだけど……」

ソピア「こんなところに情報があるのかな……?」

農家のおばちゃん「こんばんは。どうしたの?」

ソピア「ギルドの受付はどこですか?」

農家のおばちゃん「あそこにいるのがそうさ」

農家のおばちゃん「あたしの息子だよ」


体格のいい青年「いらっしゃい。森人ギルドにどういったご用事ですか?」

ソピア「こちらに神主さん?がいらっしゃると聞いてきたんです」

青年「神主さんに? 珍しいね」

青年の友人「ちょっとおれ呼んでくるよ」

青年「1時間くらい待っててね。暇だったら何か話そうか? それか野菜でも見ておくかい?」


1.青年と森人の話
2.青年と農業の話
3.青年と神主の話
4.青年とその他の話(内容指定)
5.野菜を見る
6.にわとりに餌をあげる
7.道端のねこと話す
8.あとは座って待っておく

↓1、2、3

ソピア「森人ギルドについての話を聞いておこうかな」

青年「何? もしかして興味ある?」

ソピア「いろいろと情報を集めているんです」

青年「なるほどね」

青年「簡単に言えば、僕たちはあれさ。古き良き村人だよ」

青年「畑を耕し、牛や馬を育て、森で採集をし、動物を狩り、料理を作り、祭りでは歌い踊る」

青年「ギルドとしては森の中で過ごすサバイバル系の人も多いんだけどね」

ソピア「青年さんは農家なんですよね」

青年「僕は今はそうだね。でもいつかは栽培士の免許も取るつもりだよ」

ソピア「農業のスペシャリストってことですか?」

青年「昔で言うと村長にあたる人物だね。地形や生態系の事まで考えて、盗賊やモンスターに負けず豊かな生活を送れる村を作る人だよ」

青年「今は品種改良が主な仕事だけどね」

青年「どう? 興味が沸いたらためしに一緒に牛のお世話でもしてみない?」

ソピア(私が面倒を見たいのは牛じゃないんだよね)


ソピア「あ、ねこだ」

ねこ「にゃあ」

ソピア「……にゃー」

ねこ「……」

ソピア「……///」

ねこ「にーにー」

ソピア「……にゃぁ」

ねこ「にゃ?」

ソピア「! にゃにゃにゃ」

ねこ「みゃーみゃー」

ソピア「にゃあにゃあ」

ねこ「にゃー」

ソピア「にゃー!」

青年の友人「……神主さん連れてきたぞー」

ソピア「にゃはい!?」

神主「こんばんは」

ソピア「……こんばんは」

神主「私に御用があると伺ったのですが」

ソピア「実は――」

神主「妖精に懐かれたから町で一緒に過ごしたいとな」

ソピア「はい」

神主「お主は妖精がどういったものであるかご存知ですかな」

ソピア「モンスター……じゃないんですか?」

神主「妖精とは森の奥に住む神です」

ソピア「えっ?」


その後、神主の解説が続いたが、ソピアにはちんぷんかんぷんだった。

ソピア「私が会った妖精は森じゃなくて原っぱにいましたけど。森とは言えませんって」

ソピア「えっと、聖教会の神以外は迫害されて悪魔になったんですよね?」

ソピア「えっ、あの、気ってまずなんですか。いえ、精霊と言われても分かりません」

ソピア「木霊主? 神主さんじゃないんですか……?」


まとめると以下のようなことである。

信仰を集める存在を神と呼ぶ。聖教会の神が唯一神を名乗り、それに逆らった神は悪魔とされた。

しかし、逆らわずに森などの自然の中でひっそり暮らす神もいた。彼らは信仰を失い、妖精や妖怪となった。

妖精・妖怪は信仰の代わりに、自然中のエネルギー(精霊や気と呼ばれる)や人間からの興味を元に存在している。

今でも森の奥などは彼らの領域。農業をするならば彼らの許しを得なくてはいけない。そんな彼らと対話できる森人の上位職、それが木霊主。


神主「私はキョウト出身の神主。木霊主とはこちらでの職業の名です」

ソピア「キョウトの人でしたか……。あ、確かに服がそんな感じだ」

ソピア(専門用語を全部キョウトの言い方で言うから分からなかったんだ……)

神主「厳密には神主と木霊主は似て非なるもの。キョウトには唯一神がおらず、いくつもの神々が……」

ソピア「あの、ともかく、妖精を町に入れるにはどうしたらいいのか教えてください」

神主「妖精を御すればよいのです」

ソピア「はあ」

神主「お主が望むなら、森人を通らずとも私の神社で修業しても良いがどうなさります」

ソピア(いきなり上位職になる訓練をするって事だよね。でもそんな時間あるかな)

ソピア(御するなら魅了魔法を使えばいいのかもしれないけど、魔法はアンブロシアのメニューと同じで一晩で効果切れちゃうし……)

ソピア(先に精霊術師さんやブリーダーさんに会ってから考えてもいいよね)

ソピア「一旦保留にしておきます」

神主「今度は直接私の元へ来なさい。町の林の前にある鳥居が目印です」

ソピア(鳥居が分からないけど、キョウト風の何かを探せばいいんだよね)

※今後行動で神社を選ぶと修行するかどうかの2、3票安価を取ります(職業追加に当たるため)

メリル「おかえり」

ソピア「神主さんに会ってきました」

メリル「そうかい。どうだった?」

ソピア「もっと手っ取り早い方法が無いかも探してみようと思います」


夕食を食べながら、メリルにハーバリアでのあれこれを話した。


ソピア「別の町に一泊しただけなのになんだか帰ってきた気分」

ソピア「おやすみなさい」

3535G

15日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:茶色の瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ
所持金:3535G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・ヘアゴムセット
ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター・ポーション×2

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・逃走・月光光線魔法・魅了魔法・全体魅了魔法Ⅱ・精神攻撃魔法・幻覚魔法・魔力制御

体力15/15 精神30/30
筋力30 敏捷44 知力70 器用20 交渉力70 魔名声10 旅名声11 注目度5
経験値:体7・精96・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「楽しい旅行だったね!え、仕事?」(友人:4.80)
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「早く帰って来てよ……」(友人:3.14)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「あなたに幸あれ」(知人:2.35)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「私が助けてあげる」(知人:1.48)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「これも経験だ」(知人:1.01)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「魔法系なら頭使いなよ」(知人:1.00)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「人の縁って大切よね」(知人:1.00)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「……可愛かったな」(知人:1.00)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「同期としてよろしく頼む」(知人:1.00)



ゾロ目で2倍上昇、100以上上回ったらもう一回

月魔術はコンマにプラス20

『旅人スキル』
長旅歩き 0/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 0/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
脱兎 129/150 ものすごいスピードで逃げる
騎馬 73/150 馬を操れるようになる
火起こし 0/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 0/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
光線魔法:波 0/150 月の光を集めて凝縮したのち衝撃波のように放つ
光線魔法:精神 109/150 妖しい光を撃ち直接的にも精神的にもダメージを与える
拡散精神魔法Ⅱ 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法Ⅱ 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
分身魔法 0/150 幻を操り自分が二人いるように見せかける
視覚妨害 0/120 光を当てた相手の視界がおかしくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

ハーバリアへの行き帰りで魔法をずいぶん使ったのでこのレスのコンマ分精神に経験値


ソピア「おはようございます。今日も忙しそうですね」

メリル「おはよう。嬉しい悲鳴だよ」


↓ 16日目の訓練・職業訓練内容を3つ選択(ステータス>>490

ソピア(今日は昼、フローラさんとエルミスと3人でお食事だったね)

ソピア(早くマリンを町に入れてあげたいところ)

ソピア(他に手段を知ってそうなのは、調教師・精霊術師・ブリーダーって書かれてた)


16日目朝 現在地:宿屋 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

ソピア(恐がってちゃだめだよね)

ソピア(ヒレアちゃんに会いに行こう)


邪教徒「いらっしゃい……。邪教の世界へようこそ」

邪教徒「そなたか……」

ソピア「ヒレアちゃんに会わせてください」

邪教徒「もう止めはせんぞ」

邪教徒「二階の図書館におる。……貴重な本もある。暴れさせないでくれ」

ソピア「気を付けます」


邪教の館の図書館は、意外と明るかった。

ソピア(邪教徒さんに後で聞いたところ)

『心が悪と闇に染まろうとも、目が悪くなって闇に飲まれてしまってはいけない』

ソピア(というダジャレを返してくれた)

ソピア(でもシャンデリアや燭台、テーブルのデザインは邪教らしい雰囲気が出てるね)

ソピア「ヒレアちゃん。会いに来たよ」

ヒレア「……そう」

ソピア「お勉強中?」

ヒレア「うん。ちょっと待ってて」

ヒレアはしおりを挟むと、ソピアに目の前の席に座るように促した。

ヒレア「……どうしたの」

例1.外に出たいとは思わない?
例2.好きな食べ物やお花ってある?
例3.本はよく読むの?
※自由安価

↓3くらいまで

ソピア「ヒレアちゃんって普段何してるの?」

ヒレア「お勉強したり、邪教徒さんとお話したり……」

ヒレア「……それだけ」

ソピア「ねえ、ヒレアちゃん、好きな食べ物とか好きなお花とかある?」

ヒレア「……そんなこと聞いてどうするの」

ソピア「持ってきてあげる」

ヒレア「えっ……?」

ソピア「たしか、邪教の館から出してもらえないんだよね。だからせめて好きなものを持ってきてあげようかなって思ったんだ」

ヒレア「いいの……?」

ソピア「外に出られないって可哀想だもん」

ヒレア「……ポインセチア。ママが好きだったのよ」

ソピア「そっか。今度持ってきてあげるね」

ヒレア「食べ物は……ミルクキャンディが好きよ」

ソピア「ちょうど持ってたけどいる?」

ヒレア「いただきます!」

ヒレア「……おいしい」

初めて見せたヒレアちゃんの朗らかな笑顔がとてもかわいかった。


ソピア「ねえ、ヒレアちゃんってよく本読むの?」

ヒレア「……小説はキライ。お勉強は好きよ」

ソピア「仲良くなった妖精を町に連れて入る方法とか本で知ってたりしない?」

ヒレア「知るわけないでしょ……」

ソピア「昨日までね、仕事でハーバリアまで行ってきたんだ」

ヒレア「そうなの」

ソピア「ヒレアちゃんも今度、一緒に仕事しない?」

ヒレア「……私が外に出してもらえないの知ってるでしょ」

ソピア「それもそっか」

ソピア(確かヒレアちゃんが外に出れないのって、幸せな人を見ると抑えが利かなくなるから、だよね)

ソピア(人がいない時間とかなら我慢できるんじゃないかな……?)

ソピア「ねぇ、ヒレアちゃんは幸せな人が目の前にいたら絶対に我慢できないのかな?」

ヒレア「……それで外に出られるなら……我慢する」

ソピア「それじゃ」

ヒレア「でも、邪教徒さんはゆるしてくれなかった」

ソピア「うーん……。私からも頼んでみるよ」


ソピア「邪教徒さん」

邪教徒「どうした」

ソピア「ヒレアちゃんが外に出るのを許可してあげられませんか?」

ヒレア「お願い」

邪教徒「むう……。しかしだな。ヒレアは外に出たらすぐに暴れ出してしまうだろう」

ヒレア「我慢するわ……」

ソピア「私が監督するんじゃだめですか」

邪教徒「……止めきれるとは思えん」

ソピア「夜中の人がいない時間帯なら?」

邪教徒「……」

ヒレア「お願いします……っ」

邪教徒「育ち盛りに夜更かしは禁物である」

ソピア「そんな」

邪教徒「……遅くなりすぎないようにな」

ヒレア「うれしい……!」

ソピア「じゃ、今度お仕事を持ってくるから、夜中になったら出ようね」

ヒレア「うん」

邪教徒(なるほど……かの日光に弱いという逸話もこういったことから生まれたのやも知れぬな)


↓ コンマ+30、ヒレアの交友度が上がります

ヒレア「お出かけ、楽しみにしてるよ」(知人:2.22)



ソピア(早速今夜一緒にお仕事してもいいかもね)

ソピア(昼はフローラさんたちとお食事だけど、まっすぐ行っていいかな?)


16日目昼 現在地:邪教の館 ※注目度5
1.すぐにフローラの事務所へ行く
2.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)してから行く
3.確認(行ける場所・話せる人etc..)してから行く
4.自由安価してから行く(時間のかからないことのみ)

個人的にも一度まとめておきたかった

※『確認』で確認できるのは1の覚えている範囲となります
※それ以外でも、この人面白かったよね、ここ行けたよねってところがあったら安価で指定できます
※また、こんな場所ありそうってところも、1がありそうだと思ったら行けます


~交流を深められそうな人物~

・知人以上な名ありキャラ
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ
宿屋のおばちゃん:メリル
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス
おしとやかな12歳商売人:フローラ
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ
文系15歳美少年新米風魔術師:トール
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス

・会った事のある名ありキャラ
18歳女アーチャー:ハルカ 快活そうな見た目に控えめな性格
15歳女パン職人:イリス 明るく男勝り
43歳男レスキュー:キアロ ソピアと同じ宿が拠点の頼れるおじさん
40代清掃員:メヒィアス夫妻 うるさい妻と無口な夫の夫婦。
30歳男剣士:ウィア&40歳男パフォーマー:マッド ソピアと同じ宿が拠点の若作り剣士と剛腕ピエロのコンビ
20歳女ファイター:ノア 赤髪で大雑把な手練れファイター、宿屋近くの酒場にいる
24歳男レンジャー:オルド イケメン細マッチョナンパ男、宿屋近くの酒場にいる

・仲のいい名無しキャラ
邪教徒さん
魔法局受付さん

・ギルド関係者
魔法局の月魔導師
旅人ギルドの吟遊詩人

・ソピアのことが気になっている人物
初日の夜お世話になった浮浪者たち
骨のような女性
魔法街仕立て屋の娘さん
パティシエの少女
ウベローゼン南方警備隊の男性


~行けそうな場所~
●ウベローゼン市
市役所
職業相談所
ウィンベル邸(ソピアの元自宅)
賭博場
大ホール
裏通りの孤児院
・各ギルド街(>>6)
今までに行ったのは
『何でも屋(盗)』『魔法局(魔)』『聖教会(白)』『邪教の館(黒)』『登山協会(山)』『農協(森)』
『宿屋(旅)』『美食通り(料理)(パン)』『ファッションストリート(裁縫)』『不夜街(芸能)』『オフィス街(商売)』
宿屋周辺……酒場・カフェ・道具屋
魔法局周辺……魔法のパン屋・魔法の仕立て屋・薬屋・マジックアイテム屋・図書館・岩魔術師のカフェ
聖教会周辺……道具屋・ハーブ畑・聖騎士の館
・カフェ
宿屋近く・魔法局近く・この世の魔境・アンブロシア・ねこまみれ・モンブラン・ホームメイド・バニラソルト
・酒場
宿屋近く・フジヤマサムライ・鶏王・バーボンハウス・男まさり
・その他食事
ピッツァ&パスタ『トリコロール』・カレー&中華『アジアの王様』・レストラン『デーツデザート』・レストラン『牛魔王』
●ハーバリア市
ハーバリアタワー・王立造船所・海人ギルド総本山・水族館・港・市場

魔境カフェそのものには近づけます(偵察的な意味で)



ソピア(今までの事を思い出してみた)

ソピア(いろんな人に会ったなぁ……)

ソピア「そろそろ時間だ。出かけよう!」


ソピア「フローラさん! お待たせしました!」

フローラ「ごきげんよう。ソフィアさん。いいお天気ですね」

ソピア「そうですね。エルミスはまだ……?」

フローラ「まだ約束の時間ではありませんもの。ゆっくりお待ちしましょう」

ソピア「そうですね」


エルミス「待たせたわね。主は最後に登場するものよ」

エルミス「そしておかえりソフィー! 会いたかったんだから!」

ソピア「たった2日だよ……」

エルミス「この町にいないから心配だったのよ!」

フローラ「おふたりは仲がよろしいのね」

ソピア「そうでもないです……」

エルミス「わたしの下僕だもの! とうぜ……って今ソフィーなんて?」

ソピア「なんでもないよ」

ソピア「レストラン:ランプロワ」

フローラ「コース料理のお店でございますのよ」

エルミス「わたしもこういうお店嫌いじゃないわよ」

12~16歳の女子3人で本格的なコース料理のお店。

普通は門前払いなのだろうが問題なく通され、しかもVIPルームに通された。

ソピア「フローラさんなら顔パスなんですね」

フローラ「だって私のお店ですもの」

ソピア「えっ……!?」

エルミス「確か武器や魔法具のお店のオーナーでしたよね?」

エルミスはフローラの前では、ソピアに対してのみ本性で接することにしたらしい。

ソピア(だんだんと本性を出すって言ってたけど、私に対してだけ完全オープンだよ!)

ソピア(それを見てもにこにこと平気そうなフローラさんっていったい……?)

フローラ「今日のために買い取りましたの」

エルミス「えええっ。そんな、なんだか悪いことを……」

フローラ「いいえ。お友達のためですから」

フローラ「それに、前々から買おうとは思っていました」

ソピア(やっと買うのか、って顔だったかもね店長さん)


食事が運ばれてきた。

ソピア「エルミス。マナーは大丈夫?」

エルミス「下僕こそ」

フローラ「いただきます」


ソピア「すごい。普通に美味しいです」

エルミス「本当ね。普通に極上の味じゃない」

フローラ「ふつう?」

ソピア「今のは間違えました」

エルミス「ソフィー、貴女、まともな舌も持ってるのね」

ソピア「エルミスもこの味が分かるんだね」

※お互い相手を庶民だと思っている

ソピア(なにかお話しようかな)

例1.最近、町開きしましたけど2人は近ごろどうですか?
例2.最近、ハーバリアに行ってきました
例3.最近、黒魔術師の女の子と仲良くしてるんです
※自由安価

↓3くらいまで

ソピア「最近、ハーバリアに行ってきたんです」

エルミス「そうそう。その話聞きたかったのよ」

フローラ「海の町でしたわね」

エルミス「フィナは元気してた?」

ソピア「元気が有り余ってたよ」

フローラ「フィナさんはお友達でしょうか?」

ソピア「はい。私とエルミスの知り合いのホワイトシーフです」

フローラ「こんど私もお会いしたいですね」

エルミス「それで、どうだったのよ、ハーバリアの町は?」

ソピア「一番は大きなタワーかなぁ。眺めはいいんだろうけど、軍の施設だっていうから入れなかったけどね」

エルミス「ふーん。わたしがいれば入れたのに。もったいない」

ソピア「エルミスは門限があるから来れなかったんでしょ(エルミス……強行突破するつもりだ)」

フローラ「海はどうでしたか?」

ソピア「ちょっと怖いと思いました。イルカショーで指名されたんですけど呼吸が合わず水槽に落ちちゃって」

エルミス「ソフィー、海が怖いの? 残念ね!」

ソピア「私はまだいいよ。フィナなんて海を覗きこんだあと怖がりすぎて水族館を楽しめてなかったくらいだったよ」

エルミス「今度わたしが鍛えなおしてあげるわ!」

ソピア「自分で克服するために海人になろうとまでしてたよ」

フローラ「泳ぐなら浜辺の町がよろしくてよ。遠浅で安全ですし、スポーツの町としても知られていますもの」

エルミス「もうホワイトシーフなのに海人になろうとしたの? 欲張りね」

フローラ「兼業はできますのよ?」

エルミス「何ですかそれは、わたし聞いてないわ!」

ソピア「それはね――」

エルミス「そんな方法があったのね……。わたしも何か始めたいわ」

エルミス「鎌使いはぜんぜん仕事が来ないのよ。おかげで全く名声が上がらないわ!」

フローラ「依頼はうけてますの?」

エルミス「はい。酒場の簡単そうな依頼を受けて特訓しています」

フローラ「戦う人たちが強くなってくれるのは喜ばしいことでございます」

ソピア「私も、最近月魔術がめきめき上達してるんです。強くなるっていいものですね」

ソピア「近ごろやっと攻撃用の魔法を覚えたんですけど、ハーバリアへの行き帰りの山道で大活躍でした」

エルミス「モンスターは危なくなかった? わたし、まだそんな遠くまで行ったこと無いの」

ソピア「何回か危ない場面もあったけどね……」

ソピア「そうそう。途中で妖精に懐かれちゃったんです」

フローラ「ハーバリアなら、ウンディーネでしょうか?」

ソピア「シルフです。遊んでほしいと言うので後でねって言ってごまかしたら、本当に町の外で1日待ってたんですよ……」

ソピア「それでウベローゼンまでついてきちゃったんですけど……」

エルミス「倒しちゃえばいいじゃない」

ソピア「一回危機を救ってもらった恩があるんだよ」

フローラ「妖精は町には入れませんよね。どうなさったのでしょう」

ソピア「実はまた町の外で待ってもらってます……。一緒にいてあげたいんですけど、どうにかなりませんかね?」

フローラ「別の街道まで隠して移動するのならともかく、一緒に暮らすのはさすがに難しいことです」

ソピア「そうですよね……」

エルミス「わたし……ほんっとうに依頼が無くて困ってるんです……」

エルミス「このままじゃ人の海に溺れて誰にも知られぬまま消えて行ってしまいそうで……」

フローラ「パーティ向けの依頼を受ければよろしいのでは?」

エルミス「うう……。わたし、まだまだ下僕が少なくて……」

エルミス「どなたかわたしの下僕になってくれる方を紹介してくれませんか……?」

ソピア(しおらしく下僕って言わないでよ)

フローラ「もうしわけございません。私からは……」

ソピア(ほら断られたよ。おかしいもん)

エルミス「ソフィーは? 友達紹介してよ」

ソピア「うーん。でもエルミスに会わせられそうな人でよく会う人は、フィナさん以外にいないよ」

エルミス「適当にカフェに入って探そうかしらね……」

ソピア「それはやめた方がいいよ!」

エルミス「!?」ビクッ


フローラ「今日は楽しかったです」

ソピア「私たちこそ美味しい料理をご馳走してくださりありがとうございました」

フローラ「よかったらまたお食事しましょうね」

エルミス「はい。これからもよろしくお願いします」


エルミス「さて、下僕! 新たな下僕探しもしくは依頼探しに行くわよ!」

ソピア「えっと……」


1.別々に探した方が効率がよくないかな?
2.さっき言った妖精を待たせているからそれどころじゃないんだ、ごめんね
3.いいよ、つきあってあげる

↓1 ついでに↓1コンマ分エルミスの、↓2コンマ+20分フローラの交友度が上がります

なんかエルミス関連だけいつもコンマいいよね



エルミス「おかえり!」(友人:3.97)
フローラ「またお食事いたしましょう」(知人:2.93)


ソピア「さっき話した妖精を待たせているからそれどころじゃないんだ、ごめんね……」

エルミス「流石にしょうがないわね」

エルミス「また今度つきあいなさいよ! ソフィーがわたしの下僕だってことは忘れちゃダメだからね!」


魔法局。

ソピア(月魔術の訓練に来たところ受付さんに呼び止められた)

受付「先ほど、貴女にお客さんが来ていましたよ」

ソピア(デジャヴ)

ソピア「……どなたですか」

12 火魔術師のテンパラスさんです
34 水魔術師の○○さんです
56 岩魔術師のクルトさんです
78 風魔術師のトールさんです
90 日魔術師のキュベレさんです

↓ 一桁

交流満足度01さんきたー



受付「岩魔術師のクルトさんです」

ソピア「クルトさんが? 何のご用事でしょうか」

受付「さあ? いつものカフェにいらっしゃるとのことですが」


岩魔術師の集うカフェ。

ソピア「クルトさーん」

クルト「ソフィア、久しぶりだな……」

ソピア「受付さんに聞いてきたんですけど、どうかしたんですか?」

クルト「実はな……」

12 俺の仕事の遠征パーティに加わって欲しいんだ
34 お前の顔が見たくなった(イケメンボイス)
56 討伐依頼でお前の実力が見たい
78 俺の妹を年が近いお前に紹介したい
90 最近キュベレさんが俺を狙っていて怖い、助けてくれ……!

たまにこういった呼び出しイベントは入れていきたい



クルト「俺の妹を年が近いお前に紹介したい」

ソピア「私に?」

クルト「……俺の知り合いで16の女はお前しかいなかったからな」

クルト「妹に女の知り合いを作ってやりたくて呼び出したんだ。時間を取ったならすまない……」

ソピア「クルトさん、妹思いなんですね」

クルト「○○……。知人のソフィア、月魔術師だ」


※妹の名前・性格・好きなものをまとめて書き込んでください

クルトの妹は、
123 メカニックなので周りに女子が少ない
456 メイサーであり山人でもあるがどっちにも女子が少ない
789 水魔術師だけどなぜか女友達がいない
0 引きこもりなので友達がいない
↓1 一桁&名前

↓2 性格(性格は既存キャラとかぶりにくくしてくれると嬉しい、まだまだあるはず)

↓3 好きなもの

16歳女メイサー&山人:ミルズ クールで孤独好きだけど兄様の方がもっと好きなブラコン僕っ娘

この子名前も性格も何もかも、女子いるけど友達いない水魔術師の方っぽい、変えちゃダメ?

↓ ダメorいいよ 先に2票入った方

無口で計算高い長身岩魔術師:クルト
孤独好きなボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ
何このとっつきにくい兄妹……


クルト「ミルズ。知人のソフィア。月魔術師だ」

ソピア「はじめまして、ソフィアです。よろしくね」

ミルズ「ボクは水魔術師のミルズ。まあよろしく頼むよ」

クルト「……まあ、できれば仲良くしてやってくれ」

ミルズ「ボクは兄様さえいれば友達なんていらないけどね」

クルト「……ちょっと性格に難はあるが」

ソピア「水魔術師の知り合いはいなかったのでよかったです」

ソピア「よろしくお願いします」


ミルズと知人になりました



ソピア(クルトさんの優しい一面が見れたね)

ソピア(ミルズさんはだいたいあのカフェか魔法局の水魔術師の訓練所にいるらしい)


16日目夜 現在地:魔法局 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.確認(行ける場所・話せる人etc..)※経過無し
5.自由安価

さすおに

精霊術師さんに会うと決めたところで今晩はここまで

分けて安価取るのは失敗でしたね……上手いことちぐはぐなキャラが生まれるかと思ったのですが、一点だけしっくりこなくなっただけでした
ともあれこれで知人に全属性の魔術師が揃いました、きっと今後は増えても敵方の魔術師でしょう

魅了の設定ミスはすいませんでした

>>547
なんか既視感感じると思ったらそれですね、見てないから詳しくは知らないけど属性もこんな感じじゃなかったっけ
今後はそのイメージに引きずられないよう気を付けなくては……
エルミスやヒレアもたまに版権キャラクターに引っ張られそうになる ソピアはお嬢様であることをよく忘れかける

ソピア「すいません。精霊術師さんはどこにいらっしゃいますか?」

受付「その名前をどこで?」

ソピア「……別にいいじゃないですか」

受付「3階の部屋ですよ。カラフルな水晶で飾られた扉を開けてください」


ソピア「3階……そういえば来たこと無かったな」

魔法局には1階に火・岩・風の、2階に水・日・月の魔術師ギルド受付があった。

大きい建物なので3階より上があるのはわかっていたが特に用事が無いので訪れたことはなかった。

ソピア「癒心魔術師の部屋、錬金術師の部屋……あった」

赤青黄緑の4色の水晶がドアの周りを囲んでいた。


精霊術師「ようこそ。ここに来るのは見えていましたよ。月魔術師のソフィアさん」

部屋の主は男か女かも分かり辛い老人であった。

ソピア「見えていたとは……?」

精霊術師「精霊が教えてくれるのです。だから私は部屋から出ずとも魔法局のことで知らないことはない」

ソピア「まさか、私の事も全部……!?」

精霊術師「いえいえ。私が知るのは建物の中だけですよ。狭い世界です」

精霊術師「でも、あなたの用事ならば分かります。風の魔術師でもないのに風の精を纏っていますから」

精霊術師「シルフに付き纏われて困っている、またはシルフとの関係の継続を望んでいる。違いますか?」

ソピア「は、はい。町の外で待ってる友達の妖精を一緒に連れて行きたくて」

精霊術師「一度精霊に分解して連れ込むと言う方法があります」

ソピア「……でも、私では元に戻せないし、そのまま暮したら見つかりますよね」

精霊術師「あなたが何かする必要はありません。妖精は自ら再構成……」

精霊術師「分かりやすくいうと、あなたの隣で煙になって消えたり現れたりできるようになります」

ソピア「良さそうですね。早速お願いできますか」

精霊術師「デメリットが2つ。妖精は今よりも凶暴性が抑えられ、力も知性も減り、若干ですが性格が変わります」

精霊術師「また、妖精の形を取らない分解された状態では、あなたの周りに異常なまでの風の精が立ち込め、健康被害が出る恐れがあります」

ソピア「そんな……」

精霊術師「分解せずに町に連れて来るならば、ブリーダーの元を訪ねなさい」

精霊術師「以前同じ頼みをした女の子はそっちへ行ったよ」

ソピア(マリンを分解する……一つの選択肢として覚えておこう)

ソピア(神主さんの元で修業してマリンにいう事を聞かせられるようにするよりも、手間はかからないね)

ソピア「あの、精霊術師さんって何魔術師さんの上位職なんですか?」

ソピア(いろんな色してたし、どのタイプにも当てはまらなさそうな……)

精霊術師「どの魔術の精霊も操れますが、職業としては水と風の複合魔法です」

ソピア「複合魔法……」

ソピア(なんだか本当ならもっと早い段階で耳にしていそうなワード…………受付さんめ!)

精霊術師「魔術師には普通の上位職の他にも複合魔法があるんです。知らなかったので?」

ソピア「精霊から聞いてませんか? いじわる受付さんの話」

精霊術師「彼女はああ見えて有能ですよ。たまに来る暴徒をすぐに鎮めてしまいますから。おかげで私の出番が来ない」

ソピア「出番とは?」

精霊術師「私は遠くからでも見ています。魔法局に危険な存在が訪れた時こそ私の出番」

精霊術師「侵入者は火達磨になるか、氷漬けになるか、石化するか、塵になるか……私の気分次第です」

ソピア(だったら少なくとも魔法局の中では安心していいのかな……?)

ソピア(複合魔法があるってことは……いずれ、いち、に……6つの選択肢があるんだね。まだ早いけど迷っちゃう)


ソピア(他に聞きたいことはあるかな)

1.ある(質問内容も)
2.ない。暗くなる前に帰るか、どこか別の場所に行こう。

残った調教師はアレですがね



暗くなる前に牧場にやってきた。

牧人ギルドはそのまんま牧場。

おじさん「どした嬢ちゃん? 今日はもう遅いから帰りなさい」

ソピア「ブリーダーさんに用事があって来たんですけど……」

おじさん「どの人だい?」

ソピア「えっ、何人も……? どの人でも良いです」

おじさん「若い人がいいんでないかな。犬小屋に行きな」

ソピア(犬小屋……?)

ソピア(とても妖精をどうにかできる人がいるとは思えません)


犬小屋と呼ばれていたのは意外と大きな建物だった。

ソピア「すいませーん。ブリーダーさんがいるって聞いてきたのですけどー」

ブリーダーの女性「こんばんは。アタシがそうだよ」

ソピア「実は、精霊術師さんに聞いて――」

女性「なるほど。妖精を町に入れたいと」

女性「それならまず牧人の説明をしなきゃね。君、牧人にどんなイメージがある?」

ソピア「牧場で働く人です」

女性「間違っちゃいないけど、それだけだと森人の劣化でしかないね」

ソピア(そういえばそっか)

女性「牧人はモンスター、特に動物の専門家なのさ」

女性「商品価値のある生き物を見定めて連れ帰り飼育するお仕事なんだ」

ソピア「妖精も含みますか?」

女性「基本は狩猟対象としてだけどね。飼育が無理そうなら狩猟して商品にしたり、家畜を襲うモンスターを狩ったりもするからね」

ソピア「モンスターが狩れるくらい強いんですか?」

女性「熟練の人はそうだよ。どんな武器でも自作するし自在に扱う。ブリーダーのアタシらは鍛えた仲間に頼るんだ……この犬とかね」

たくましい犬が女性のそばに来てお座りの姿勢を取っている。

ソピア「牧場の人と言うより、モンスターのトレーナーやハンターって感じなんですね」

ソピア「なんだか……名前で損してません?」

ブリーダーの青年「そうなんだよー! 『テイマー』とかに名前変えようってオレら若い者が言ってんだけどさー」

青年「本部のじいさんたちは『俺達は牧人として生きてきたことに誇りを持っている』って言って聞かないんだよ!」

女性「後継者が不足してくれば考えを改めるんじゃないかね」

女性「……それで、ここからが重要なんだけど、牧人はギルドにパートナーを登録できる」

女性「犬じゃなくても大きすぎなければどんなモンスターでも構わない」

女性「町中を連れ歩いていてもギルドカードを見せればOKさ。ただし、もしモンスターが暴れた場合は重大な責任を負うことになる」

ソピア「つまり、牧人ギルドに登録すれば妖精を連れ歩いても問題はないってことですか?」

女性「そういう事。……アタシらの若い仲間が増えてほしいって言う下心もあるけど」

ソピア(マリンに負担をかけないのはいいよね)

ソピア(それとモンスターに詳しくなれば、外で出会った時に一目見てどんなモンスターか分かるようになるかも)

ソピア(デメリットは三重生活になってしまうことと、考えたくないけど、マリンが人を襲う可能性)

ソピア(それと今気づいたけど、マリンを連れていたら職務質問されやすくなるかもね……)


ソピア「話を聞いておきたいのはあと一か所……」

女性「どこ?」

ソピア「ムチ使いのギルドです。調教師さんもモンスターを連れ歩いたりしてるらしいので」

女性「あー、あそこねぇ」

青年「やめた方がいいんじゃない? あそこに頼むと……その妖精は心を失うよ」

ソピア「えっ」

青年「まあ安全だし、人の役には立つけど……あれはもう機械だよね」

女性「ブリーダーのアタシらとは絶対に分かり合えないね」

ソピア(今の本当の話かな……)

ソピア(聖教会と邪教の館みたいにお互いを悪く言ってるだけかもしれないけど……)

※今後行動で牧場・牧人ギルドを選ぶと職業追加するかどうかの2、3票安価を取ります

メリル「おかえり。どうだい、妖精の件はどうにかなりそうかい?」

ソピア「結構情報は集まりましたけど……一長一短です」

メリル「私はただ町中でモンスターを連れていた知り合いを書いただけだから、詳細は知らないよ」

ソピア「そうですか」

メリル「それと、うちは兼業については気にしないからね。本当は止めるようになってるけれど」

メリル「と、言うかもう兼業してるんだろう?」

ソピア「ばれてましたか……」

メリル「何年も宿屋の受付やってると見わけがつくもんさ」


ソピア(今集まった情報をまとめよう)

神主(木霊主)さん。
森人を飛ばしていくつかの木霊主スキルを覚える。しばらくは三重生活になる。
マリンはちょっと待たせちゃうけどそのままのマリン。でも暴れない。それと、他の妖精や妖怪とも仲良くなれるかも。

精霊術師さん。
マリンが消えたり現れたりできるようにする。すぐに終わる。
マリンはちょっと頭が悪くなって弱くなって性格も大人しくなる。戦闘では役に立たないからマスコットになりそう。

ブリーダーさん。
牧人になってパートナーとしてマリンを登録する。これからずっと三重生活になる。
マリンはそのままだから危ないかもしれない。モンスターに詳しくなれるから町移動に便利。これから他のペットも飼えるかも。

調教師さん。
たぶんマリンを調教して安全にして登録するんだと思う。時間はかかるか分からない。
ブリーダーさんの言葉を信じるなら、マリンは心を失い、私の言う事を聞くだけの機械になっちゃうみたい。

ソピア(やっぱりやめてマリンとお別れ……はあまり考えたくないかな)

ソピア「明日には決めないとマリンに悪いよね……。今は寝よう。おやすみ」

3525G

※17日目昼には、巫女さんソピア・背後霊マリン・モンスター博士ソピア・ドSソピア・独り身ソピアの選択となります

補足。

~木霊主~
今後にしがらみが残らない、仲良くなれるのは妖精・妖怪のみ、森人スキルも取ってもいいけど旅人と結構被るしあまり意味は無さげ

~牧人~
仲良くなればマリンがだんだんいう事を聞くようになります、絆パワー 今も割と聞きわけがいいけど
何でも自作できたり、倒したモンスターから素材を取って売ったり使ったり食べたり、ボスモンスターさえ仲間にできたり、
モンスター遭遇時にすぐソピアが特徴を見抜くようになったり、と、今後がすごく楽になる可能性を秘める 知人にいてもいいかも

牧人のボスモンスター仲間にするってのはチート過ぎてソピアが出来てしまったらつまらなくなりそう
知人に居る感じが良さそう

巫女さんだって絆はあるだろ
やたら調教師ageしてるけど神主には大してメリットないのか妖精、妖怪が重要キャラだから調教師に誘導してるのか……

手間は神主の方が楽だと思うんだよな
牧人スキルも一つ一つ覚えなけりゃいけないなら持て余しそうだし

ソピアの登録可能ギルドは各ジャンルごとに1つで最大4つまで
>>572
仲間になると弱くなるの法則 人間の配下となるくらいなら死を選ぶような誇り高いモンスターもいるはず
>>573
562だけ見たら神主一択だったからバランスとる意味でね 絆を深める前から制御できる感じ 関係ないけど前日の所持金が巫女巫女(3535G)



~16日目訓練など結果~

精神経験値:96→147  精神30/30→30/31(経験値47)

体力 15/15→15/18

光線魔法:波 29/150

騎馬 136/150


ソピア(乗馬は一日にしてならず)

ソピア(覚えても、馬を買うか借りる必要があるね。安かったらいいな)



ソピア「おはよう」

ソピア「今日はどうするか決めなきゃね……」


メリル「おはよう、ルーちゃん」

ソピア「今日も盛況ですね」

メリル「依頼もいっぱいあるから見て行ったらどうだい?」

ソピア(先にマリンのことを片づけたい気もするけど……)


1.ムチ使いギルドにも一応行ってみる
2.いざ決断の時
3.とりあえず依頼を見てから考えようか

メリル「ほとんど他国や町へ行く依頼だよ」

ソピア(今見るなら時期を選ばない依頼がいいよね)


・一緒に麓町へ 依頼者:鉱夫の男性
護衛兼荷物持ちを募集します。お一人のみ。600G。

・ネコを売りたい 依頼者:一般人男性
知人の貴族(故人)から預かったネコをお金持ちに売ります。商業都市まで行って出来るだけ大切にしてくれそうなお金持ちに売ってください。
相場は5000G程度のはず。売却額の5分の1を報酬として払います。

・王宮の写真 依頼者:ウベローゼンのご老人
共和国軍はあの美しい王宮を破壊するのではないか。その前に写真に残しておきたいがもう足腰が悪くてわしには無理だ。
代わりに王都まで行って写真を撮って来てくれ。報酬700G。カメラ貸出。


ソピア(こんな感じだね)

ソピア(ひと段落したらお仕事しよう)

1.ムチ使いギルドにも一応行ってみる
2.いざ決断の時

ソピア(じゃあ、決断するよ)

ソピア(悔いのないように)

1.神主さん、マリンを祀る巫女が私です
2.精霊術師さん、マリンは大事なマスコット
3.ブリーダーさん、マリンと私は相棒よ
4.調教師さんのところ、マリンには召使になってもらおう
5.さよならマリン

数字でなくとも分かればOK

↓ 17:32まで、1人1票、このスレにIDがまだ無い人は無効(ID変わって連投もありえるので)

まじか
残念

木霊主 6
調教師 3

ちょっと出かけてました、帰って来て確認、途中までびくびくでした

月魔術師の時も思ってましたが、1にエロ展開は書けません
ソピアちゃんがかわいかったり、壊れたり、キャラ崩壊して言葉責めしたりはありますが、直接的なものはぼかしてしか書けません
そこから妄想を膨らませる分は構いません

アレな展開抜きで考えても、調教師選択が一番リスクが無くて戦力も増やせる選択ではありましたがね

ブリーダーだと依頼の種類がどわっと増える予定でしたが……木霊主を機に職業外スキルも増やしてもいいかもですね
旅人がモンスター素材拾って何が悪い
(読み返して、あれ?サーモン置いてくの?と思ったのがきっかけ)

>>587
ごめんなさい 実は以前書いてたスレで不正安価に気づかずほぼ1人の言いなり状態で書かされてたことがあったからなんです


では17日目の訓練安価を取って今日は早いですがここまでです

↓1、2、3 >>490参照

別に調教師の票が多いのはエロ目的じゃないだろ
すぐにエロ展開を連想するのは変わってるね


あー、そっか、調教師の職業特性についてはまだ書いてませんでしたね……
ウィップマスター上位職の片方で『鞭を操り恐怖をもって動物も人も従わせる』っていうなかなかアレなものなんです
だからこれは選ばれないだろうなと勝手に思ってました

でも>>601さんが違うとしても世の中嫌になる位にそんなもんです、いろんなスレ見てればわかる、本当注意も前触れもありませんから
あと7行目に普通にメリットについても書いたつもり『調教師選択が一番リスクが無くて~』のところ
マリンへの思いやりは捨てソピア側のメリットだけ考えると一番良い選択です

いつもより短いと思いますが開始

ソピア(神主さんのところに行こう)

ソピア(私のこととマリンのことをどっちも考えたらこれだよね……)


町郊外の田園地帯。

その真ん中に小さな林があった。

赤い柱でできた門のようなもの、これが鳥居だろう。

鳥居をくぐって階段を十数段上ると、キョウト風の建築があった。


ソピア「すいません、神主さんいらっしゃいますか」

キョウト風の少女「今お呼びします」


神主「お主は二日前の……」

神主「よくぞいらっしゃいました。修行なさるのか」

ソピア「はい」

神主「ではこちらに」


ソピアは言われた通りに座布団の上に正座した。

神主「私が呼び出した神の声を聞くのです」


↓ コンマ、今日の修行の成功度

妖精対話 36/400 自然の化身である妖精と上手く交渉できる


ソピア「こんなにかかるんですか!?」

神主「森人としての経験をまるで積んでいないので、神がお認めになるまで時間がかかるのです」

ソピア(もっとすぐ終わると思ってた……)

神主「毎日来れば数日で済むでしょう」

ソピア(数日と言っても、依頼も受けなきゃだし、3日以上マリンを待たせるのも忍びない……)


少女「ソフィアさん。私たちとお揃いの服着てみません?」

ソピア「えっと……」

少女「ちょっとだけ神様に近づけるかもしれませんよ」

ソピア「じゃあ……」

少女「1000Gです」

ソピア「お金取るんだ……!」

少女「すいません。キョウトから持ってきていて数に限りがあるので……」

※月の石的な効果があります(コンマ+40)

↓ 買う・買わない

実はマリンは今のままでも町の外に出る依頼には連れて行けたり



ソピア「買います」

2525G  緋袴を手に入れた

※修行時のみ着用、ただし普段着にもできる

少女「これでソフィアさんも巫女見習いですね」

ソピア「なんですかそれ?」

少女「キョウトで神に仕える女性の職業です」

ソピア「キョウトの神とフルフィリアの妖精はだいぶ違いませんか?」

少女「そうですね。見た目と喋り方はまったく違います。でも本質は同じですよ」


ソピア(修業は一日一回。しばらくは訓練は2回になるね)

ソピア(まだ昼になってない。誰かと話すか、どこかを見に行くだけなら時間はかからないけど……)

ソピア(誰かを誘ってから移動すると昼になっちゃうね)


17日目朝 現在地:神社 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.自由安価


ロット「ルーちゃん。久しぶり」

ソピア「ロットさんお久しぶりです」

ロット「また依頼探し?」

ソピア「朝ちょっと時間もあるのでロットさんと何か話そうかなって」

ロット「いいけど。つまらない話はやめてよ」

例1.ロットさんが認めてる人っています?
例2.町開きしましたけど最近どうです?
例3.私でも銃って使えますか?
例4.この前ハーバリアに行ってきたんですよ
※自由安価

↓3くらいまで 例以外で話すと厄介なことになる話題もあるので注意(エルミスとかもそうだけども)

服変えてから最初に会ったってこと忘れてた



ソピア「私イメチェンしたんですけど、どうでしょうか?」

ロット「ああ」

↓ コンマが高いほどロットさんがデレる、低いと一蹴される

ロット「何その古臭い格好」

ソピア「えっ」

ロット「全く魅力を感じないよ」

ロット「若いんだからもっと派手な格好に挑戦しなよ」

ソピア(派手だと目立つからこれでいいの)

ソピア(それにキョウトっぽくて緋袴はこの国一似合うって言われたんだから!)



ソピア「私、前よりは少し強くなったと思います」

ロット「そう。じゃあ俺と戦ってみる?」

ソピア「それは流石に……」

ソピア「討伐依頼についてきてくれませんか? 私が倒すので」

ロット「悪いけど最近ちょっとだけ忙しいんだ」

ロット「それよりもあの弓の子に見せてあげたら? 依頼も来てたよ」

ソピア「ロットさんもお仕事ですか?」

ロット「最近人の往来が盛んになったでしょ。何事かって山から降りてきたモンスターが多いんだよ」

ロット「ロボットも最近はよく見つかるしさ」

ソピア「私、ハーバリアからの帰り道でロボット倒しました。爆発するやつ」

ロット「嘘くさいなぁ」

ソピア「ひどい」



ソピア「私でも銃って使えますか?」

ロット「使えるよ。筋力が無くても使えるのが銃の長所」

ロット「あんまり貧弱だと反動で肩外れちゃうけどね」

ロット「ただし一応銃の所持にはギルドの免許がいるからね?」

ソピア「なんか意外です」

ソピア「ロットさんの事だから『君なんかにはとても扱いきれないよ』くらい言うと思ったんですけど」

ロット「ルーちゃんは俺をなんだと思ってるわけ?」

ソピア「いじわる」


↓ コンマ+5 ロットさんの交友度が上がります

ロット「ださいよ」(知人:1.21)



ソピア(せっかくだから依頼も見に行く?)

ソピア(いつもと違う場所の依頼を見に行ってもいいかもね)

ソピア(ギルド近くのお店とか、まだ行ってないカフェとか)

職業>>6 お店>>512


17日目昼 現在地:宿屋 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.自由安価

マリンに現状報告

>>631-633 三連続ゾロ目もったいないので


123 ○○さんの落し物を広う(交友度アップ)
456 ○○を助けてあげる(やや特殊な人)
789 訓練神の声が聞こえる(スキル習熟度アップ)
0 ○○(重要人物)とばったり

↓コンマ一桁


――ソピア・ウィンベルよ――

――聞こえますか――

ソピア「だ、誰!? どこ!? なんで私の名前を知ってるの!?」

――私は今あなたの精神に語りかけています――

――私は訓練神――

――訓練に励むものの味方です――

ソピア「か、神様……?」

――ソピア・ウィンベル――

――貴女はよく訓練していますね――

ソピア「頑張らないと……生きていけないので」

――そんな貴女に私からささやかな贈り物です――

――今夜、夢の中で訓練する権利を授けます――

ソピア(寝てても訓練させるんだ……。さすがは訓練の神様)

――貴女の訓練を応援しています――

※17日目終了後、18日目になる前に訓練できます

ソピア「マリン、待たせてごめんね」

ソピア(2日間もちゃんと待ってた……)

マリン「ソフィー!」

マリン「やっと中に入れるのねー♪」

ソピア「あ、その……」

マリン「なーに?」

ソピア「まだなんだ。もう少し待っててもらわないといけないんだよ」

マリン「……」


↓ 交渉力70、コンマ30未満でちょっと怒る

マリン「だいじょーぶよー♪」

ソピア(この子って怒ることあるの?)

マリン「でも次に来るときはお願いねー」

マリン「ワタシはほっといていいのよー」

ソピア「うん。ありがとうね」

※マリンに交友度は存在しません


ソピア(また少し時間が余ったね)

17日目昼 現在地:ウベローゼン南門 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.自由安価

>>615より緋袴は安価で指定しない限り修行時のみ着用



ソピア(共和国軍の事を知っておきたいな)

ソピア(敵を知ることが大事って何かの本で読んだことがある)

ソピア(でもどうやって調べようか?)

ソピア(メリルさんも忙しそうだし……)


1.自分から近くの軍人さんに話し掛ける
2.ちょっと怖いけど軍の施設近くの酒場で店員さんに聞く
3.知ってそうにないけど親身になってくれそうな邪教徒さんに聞く
4.何かと軍で例えることの多いエルミスに試しに聞いてみる

ソピア(何かと軍で例えることの多いエルミスに聞いてみよう)

ソピア(ひょっとしたら知ってるかも)

ソピア(国の頂点に行くのが夢みたいだし、軍の事はライバルみたいに思ってたりしてね)


魔法局近く。

エルミス「ソフィー、捕まーえた」

ソピア「捕まっちゃったー」

ソピア(なんでこの子いつもこの辺りにいるんだろう、本当に私探し以外のことしてないの?)

エルミス「何か用事はあるの?」

ソピア「エルミスに会いに来たんだよ」

エルミス「いい心がけね。ようやく下僕根性が身についてきたのかしら」


エルミスのいつもいるカフェ。

ソピア「あのね、エルミスってよく軍で例えることが多いけど、共和国軍の人に詳しかったりしない?」


↓ エルミスの交友度3.97、コンマ61以上でソピアを信用して正体をある程度ばらします、コンマが高いほど核心に迫ります

エルミスは言いつけを守った!



エルミス「ええ。超えるべき壁だもの」

ソピア「そっか。じゃあ今の共和国軍の幹部について教えてくれない?」

エルミス「なんで?」

ソピア「私も越えてみたいかなって」

エルミス「いいわよ。わたしの下僕でいる以上いつかは会いまみえることになるものね」



エルミス「共和国軍には王国軍のころよりも比較的若い人たちが集まっているわ。とは言ってもおじさんだけど」

エルミス「幹部たちは王国軍の若手有力者として老兵たちにその才能を讃えられていた、通称『六勇』」

エルミス「3人ずつ言うわよ」

ソピア「うん」


エルミス「まずは『勇者』。少年時代に国家の乗っ取りを目論んだ魔王を倒した功績を持つ、六勇の最年少軍人」

エルミス「職業はソードマスターとクルセイダー。一度悪と見た相手には容赦のない正義漢よ」


エルミス「次に『白服』。フルフィリア一の天才エンジニアで、たくさんの兵器を発明しているわ」

エルミス「寝る時でもプライベートでも白衣を着ていて、紳士的だけど細身で気持ち悪い男よ」


エルミス「『鬼顔』。職業はヘビーメイサーだけど、実際は大斧を振り回す怒りっぽい大男」

エルミス「堅物で融通が利かない。共和制以外では古臭い考えの持ち主で、女性を軽視しているイヤーな奴よ」


ソピア「……エルミス。本当に勝てるの?」

↓1、2 職業一覧>>6から選択(剣士・メカニック・白魔術師除く)

選んだ職業が幹部となりました



エルミス「『女帝』。月魔術を使う調教師で、厚化粧で高圧的な40歳のおばさん。趣味は言葉責めと処刑よ」

エルミス「捕らえた敵兵の再教育や拷問を得意としているらしいわ」


エルミス「『貴腐』。操菌師っていう珍しい職業らしいわ。元々はワインを作ってた人らしいけど……」

エルミス「医療部隊と補給部隊のリーダーだけど、趣味は人体実験。頭にキノコが生えた兵士には近づいちゃダメよ」


エルミス「最後が『重壁』の異名を持つ重装騎士……ブラッドレイ元帥。最近は忙しいみたい」

エルミス「優しい人だけど……鎌使いを馬鹿にする人よ」


エルミス「以上。この6人が共和国軍の幹部なんだけど、他に質問はあるかしら?」

ソピア「半分以上ろくな人じゃなかったよ……!?」

エルミス「まあね」

エルミス「だからこそ越えるべきだと思わない?」

ソピア「私は逃げるべきだと思った。関わっちゃいけない人が多すぎるよ……!」


↓2くらいまで 他に聞きたいことがあれば なければ『ない』

ソピア「弱点とか分かってない?」

エルミス「勇者は、神を信じる相手には剣が振るえない」

エルミス「白服は、ひどい運動音痴」

エルミス「鬼顔は、不意打ちに気付かない」

エルミス「女帝は、ノーメイクで人に見られるとしゃがみ込んで動けなくなる」

エルミス「貴腐は、高所恐怖症と先端恐怖症」

エルミス「元帥は……首筋が弱点で、妻と娘に弱いわね」

ソピア(元帥以外はなんとかなりそうな気がしてきた)

ソピア(でも基本的に逃げるのが正解だよね)


ソピア「ありがとう、エルミス」

エルミス「ソフィーもちゃんと鍛えておくのよ! あと3人下僕を集めて、この6人と1対1で決闘なんだから!」

ソピア「無茶言わないでよ!?」


ソピア(軍に真っ向勝負を挑むのは絶望的だってことが分かった)

ソピア(もう夜だね。一日は早いなぁ)


17日目夜 現在地:魔法局 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.自由安価

昔ながらの競馬やカードゲーム、最新の技術で作られたスロットゲーム、かつては奴隷たちの闘技場もあった貴族たちの娯楽の場、賭博場。

貴族は残り30人にまで減った今、かつての賑やかな雰囲気は微塵も残っていなかった。

警備員「こらこら、君。ここは未成年立ち入り禁止だよ。今は成人でも大体入れないけど」

ソピア「すいません……。これから、ここってどうなるんでしょうか?」

警備員「共和国政府の決めることだからなあ。俺には何とも」

警備員「噂だと無くそうって意見もあるけど、外貨獲得のためにもっと推進していこうなんていう意見が強いらしいよ」

警備員「これからは賭博の町ウベローゼンになるかもね……」


ソピア(特に収穫は無かったね)


17日目夜 現在地:賭博場 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
4.自由安価

ソピア(夜になって人は増えたけどロットさんはいないね)

ソピア「できそうな依頼は……」


・複数の中型モンスター 依頼者:ウベローゼン南方警備隊
一匹ずつならあまり面倒じゃないモンスターが五匹も現れやがった。討伐を手伝ってくれたら1000G出そう。

・一緒に依頼を 依頼者:アーチャーのハルカ
町はずれの中型モンスターと一緒に戦ってくれる人を募集します。報酬の1000Gを人数で分けます。

・町中のコウモリ 依頼者:郊外に住む老人
家の前にコウモリの群れが集まってくるようになった。1500Gで退治してくれ。キーキーうるさくて頭が割れそうだ。


ソピア(ロットさんがいればもっと簡単な依頼をすぐに見つけてくれたはず)

ソピア(警備隊の依頼やコウモリの依頼も1人じゃ厳しそうだね)

ソピア(受けるのはまた明日にしよう)

※賭博場に行って帰ってきたのも合わせて時間は経過しました

~17日目訓練結果~


光線魔法:波 123/150


魔術師「危ないっ!」

ソピア「ご、ごめんなさい!」

ソピア(広範囲の魔法の特訓は他人に迷惑をかけやすい……)



光線魔法:精神 109→150→170/150 月の石が無ければぴったりだった

スキル『光線魔法:精神』を習得

訓練『精神毒魔法 0/120 精神を汚染する、治療しない限り心を蝕み続ける』が解放されました


ソピア(精神を蝕む光をレーザーにすることに成功したよ)

ソピア(……我ながら恐ろしいこと言ってるね)



騎馬 166/150

スキル『騎馬』を習得

訓練
『騎馬Ⅱ 0/150 馬を駆けるように走らせ、馬上で武器や道具を扱える』
『ラクダ騎乗 0/110 足は遅いが乾燥に強いラクダを操る』
『ウシ騎乗 0/110 足は遅いが荷物運びと山道に強い牛を操る』
が解放されました


ソピア(数日にわたる特訓の末……遂に私は宿屋の馬と心を通わせることに成功した)

ソピア(他の馬でも大丈夫とは限らない。だけど次はもっとすぐに乗りこなせると思う)

ソピア(それなりの早さで走らせることもできるし、馬車があれば引かせることもできるね)

ソピア(これで受けられる依頼は増えるんじゃないかな? 馬がいればだけれども)

ソピア「おやすみ」

2515G

ソピア(でも、やすめない)

ソピア(夢の中で特訓の時間だ!)


ステータス>>490 『妖精対話』は不可

↓1、2、3 夢の中の訓練内容選択

光線魔法:波 218/150

スキル『光線魔法:波』を習得しました

訓練『月照明魔法 0/100 周囲の暗闇を月の光で照らす』解放

ソピア「これって本当に現実でも使えるようになってるのかな?」


視覚妨害 108/120

ソピア「夢の中の方が幻はイメージしやすいね。だって全部幻だもん」


野営 16/150

ソピア「サバイバル経験が無いからイメージできないや……」


ソピア「夢の中の一日はあっという間」

17日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:茶色の瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ
所持金:2515G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・緋袴・ヘアゴムセット
ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター・ポーション×2

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・逃走・騎馬
 月光光線魔法・精神攻撃魔法・光線魔法:精神・光線魔法:波・魅了魔法・全体魅了魔法・幻覚魔法・魔力制御

体力18/18 精神31/31
筋力30 敏捷44 知力70 器用20 交渉力70 魔名声10 旅名声11 注目度5
経験値:体7・精47・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「楽しい旅行だったね!え、仕事?」(友人:4.80)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「おかえり!」(友人:3.97)
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「またお食事いたしましょう」(知人:2.93)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「お出かけ、楽しみにしてるよ」(知人:2.22)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「ださいよ」(知人:1.21)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「これも経験だ」(知人:1.01)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「人の縁って大切よね」(知人:1.00)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「……可愛かったな」(知人:1.00)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「同期としてよろしく頼む」(知人:1.00)
ボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ「ボクは兄様だけで十分だけど」(知人:1.00)



ゾロ目で2倍上昇、100以上上回ったらもう一回

月魔術はコンマにプラス20 妖精対話はコンマにプラス40

『旅人スキル』
長旅歩き 0/150 長い旅でも身体を壊さずに歩けるようになる、体力が5上がる
小休止 0/150 短時間で心と体を落ち着かせる、精神が5上がる
脱兎 129/150 ものすごいスピードで逃げる
騎馬Ⅱ 0/150 馬を駆けるように走らせ、馬上で道具を扱える
ラクダ騎乗 0/110 足は遅いが乾燥に強いラクダを操る
ウシ騎乗 0/110 足は遅いが荷物運びと山道に強い牛を操る
火起こし 0/100 木の板と枝があれば火が起こせるようになる
燻製 0/50 保存食である燻製作りを覚える
荷造り 0/100 荷物をまとめるのが上手くなる
野営 16/150 野宿のノウハウが身に付く
植物知識 0/100 草花に詳しくなる

『森人・木霊主スキル(一部)』
妖精対話 36/400 自然の化身である妖精と上手く交渉できる

『月魔術師スキル』
光線魔法:空 0/150 月光を凝縮して頭上からビームを落とす
月照明魔法 0/100 周囲の暗闇を月の光で照らす
精神毒魔法 0/120 精神を汚染する、治療しない限り心を蝕み続ける
拡散精神魔法 0/150 妖しい光の波で精神を蝕む
精神ドレイン魔法 0/150 相手の精神力を吸い取る光の球を撃つ
単体魅了魔法 0/200 自分と相手を光でつなぎ、強力に魅了する
視線の的魔法 0/200 敵対している相手全体の注目を自分のみに向ける
注目魔法 0/150 妖しい光を当てた対象に周囲の目が集まるようにする
混乱魔法 0/100 妖しい光を縦横無尽に舞わせて相手を攪乱する
分身魔法 0/150 幻を操り自分が二人いるように見せかける
視覚妨害 108/120 光を当てた相手の視界がおかしくなる
聴覚妨害 0/120 光を当てた相手の耳が変になる
痛覚妨害 0/120 光を当てた相手は痛みを感じ辛くなる、自分にも使える
頭痛魔法 0/120 光の球を当てた相手に激しい頭痛を感じさせる
瞑想技術 0/100 瞑想が上手くなる、訓練で精神が70まで上がりやすくなる

ソピア「おはようございます」

メリル「おはよう。危ないことに首を突っ込まないようにね」

メリル「余計な心配だったかね?」

ソピア「気を付けます」



18日目の訓練内容を選択 >>676

↓1、2、3


18日目朝 現在地:宿屋 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼を受ける(旅>>579 討>>667)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.自由安価

↓4

全部ゾロ目って……訓練神の加護すごい

出ました00、訓練ではゾロ目2倍のためここでは200です

『脱兎』が179も越えたし全ゾロ目ボーナスであと3つ

『妖精対話』も選択可能です 無理なのは夢の中だから

↓1、2、3

全ゾロ目ボーナスってことは>>682は含まれてない?

今回だけで2回も3連ゾロ目という訓練神もといコンマ神の降臨に戦慄しつつ今晩はここまで

次回はヒレアに会いに行くところから再開します

>>689 含まれてます 間違えました、三連ゾロ目ボーナスですね

新しいスキルはどんどん覚えて行くけど体力や精神が低すぎて強い敵と戦闘になったらやばそう

>>696  交渉力と知力を活かして、仲間を作り、仲間に指示を出すのが向いてるかもしれません

余談ですが、今のソピアの知人で回復魔法が使えそうな人は
テレサ(何でもござれな白魔術)・ミルズ(ポーション系の水魔術)・キュベレ(精神異常に特に効く日魔術)・ヒレア(その気になりさえすれば)




邪教徒「いらっしゃい……。邪教の世界へようこそ」

邪教徒「そなたか。ヒレアは今起きたばかりであるぞ」

ソピア「どこかで待たせてください」

邪教徒「うむ……」

アノコッテタシカ...

ヒレアトハナセルコダヨ!

スゲエヨナ、ドンナセイシンシテヤガル

ソピア(私が有名人になってる……)

邪教徒「そこの」

オレッスカ!?

邪教徒「この娘を祭壇の間に案内してやれ」

リョーカイッス


ソピア(黒魔術師の男性にサインをねだられた)

ソピア(もちろん丁重にお断りさせていただいた)

ソピア(後で知ったことだけど、黒魔術の中には相手を名前で指定するものが多い)

ソピア(だからうかつに本名を教えちゃいけないらしい)

ソピア(術が効かなかったら偽名だってバレちゃうもんね)


祭壇の間の前で待っているとヒレアが現れた。

ヒレア「……おはよう」

ソピア「おはよう、ヒレアちゃん」

ヒレア「今から儀式の時間……後で」

ヒレアは祭壇の間に入って行った。

ソピアが覗き見ると、何かお供え物をしているようであった。

ソピア(ネズミとかその辺かな)


ヒレア「……お待たせ。図書館に行きましょ」

ソピア「うん」


ヒレア「……朝早くからヒレアに何?」

ヒレア「お出かけのこと……?」

例1.今夜お出かけしよう(受けられそうな依頼も後で探す)
例2.本を読んでも訓練になるのかな
例3.偶然ミルクキャンディを持ってたからあげる
※自由安価

↓3くらいまで

ソピア「とりあえず、この間言ってたミルクキャンディを持ってきたけど食べる?」

ソピア(昨日の夜マッドさんがくれた)

ヒレア「ありがと……いただきます」

ヒレア「……しあわせー」


ソピア「ミルクコーヒーもあるよ!」

ヒレア「コーヒー苦手……ごめんなさい」


ソピア「そうそう、この前言ってた妖精のことなんだけど、なんとかなりそうだよ」

ソピア「マリンって言うんだけどね―――」

ソピア「―――なのに器が広くて」

ヒレア「やめてっ」

ソピア「え……」

ヒレア「……調べてみた。神様の一種らしいわね」

ヒレア「私、悪魔以外は認めないから……!」

ソピア(機嫌を損ねてしまったみたい……)

※誰にでもマリンの事を話すのはおすすめしません、事実ロットさんに話すと射殺されてました

ヒレア「……」

ソピア「……ねえ、ヒレアちゃん。今夜私のお仕事手伝ってくれない?」

ヒレア「……今夜?」

ソピア「うん」

ヒレア「内容は……? こういうのって依頼書があるんでしょ」

ソピア「えっと、今から受けるんだけど……」

ヒレア「分かったわ。……準備しとく」

ソピア(ちょっと機嫌が良くなったかな)


※今回は『飴+2、コーヒー-1、マリン-5、お出かけ+4』くらいの比率でプラマイ0のため交友度アップは夜になります)



ソピア(今日の夜のための依頼を受けておかないと)

ソピア(新しく探すのも手だね)

ソピア(夜中は無理って依頼もあるだろうし、確認しなきゃ)

ソピア(それとヒレアちゃんは町の外に出る依頼はできないから気を付けよう)


18日目昼 現在地:邪教の館 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼を受ける(旅>>579 討>>667)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.自由安価

ソピア(落ち着こう)

ソピア(ハルカさんが真夜中に同行してくれるとは思えない)

ソピア(それ以前にヒレアちゃんが一緒だとハルカさんの身が危ない)

ソピア(ヒレアちゃんとは関係なく昼間の私の仕事として受ける?)

1.自分の仕事として受ける
2.他の依頼を受ける(旅>>579 討>>667)
3.別の依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し

2連くらいならまだ普通



ソピア(コウモリ退治の依頼を受けよう)


老人「何? 夜中でもいいかじゃと?」

老人「もちろん。奴らは夜中にどこかからやって来て、我が家の前の木を拠点に餌を集めておるのじゃ」

老人「また夜に来とくれ」


ソピア(依頼を受けた)

ソピア(それまでまだまだ時間があるね)

18日目昼 現在地:邪教の館 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可)
3.依頼を受ける(旅>>579 討>>667)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.自由安価

たまに現在地更新ミスるけど許して



ソピア「すいません。旅人ギルドの者です。依頼の件で来ました」

中年男性「ん、君が届けてくれるのかい」

ソピア「はい」

中年「依頼書で見たと思うけどね」

中年「革命のすぐ後に旧知の仲で、ネコ好きの貴族が家を訪ねてきてね」

中年「うちのネコを預かってくれって言うんだ」

中年「ここだけの話、僕は彼も匿おうとしたんだけど……僕に迷惑がかかるのはイヤだったらしい」

中年「……彼は拷問され、やつれ果てた姿で処刑されたよ」

中年「彼は自分が死んだらネコを売るように言ってくれた……遺言のようなものだ」

中年「僕が貧乏なのを彼は知っていたんだ」

ソピア「そんな人が……」

中年「だから、元々僕のものじゃないけど全額譲るわけには行かないんだ。領収書も持ってきて、8割は僕が受け取るよ。いいかい?」

ソピア「はい。責任持って届けさせていただきます」

中年「急ぎじゃないけど……できるだけ早く頼むよ」

ソピア「明日でいいでしょうか」

中年「うん。じゃあ明日受け取りに来てね」


ソピア(明日誰かと一緒に商業都市に行くなら声をかけておこう)

ソピア(一人で行ってもいいけどね)


18日目昼 現在地:ウベローゼン市街 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(旅>>579 討>>667)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.自由安価

テンパラスさん初登場以来の登場



ソピア(テンパラスさんが拠点にしてるのは剣士ギルドだったよね)


剣士ギルド周辺の街は活気に満ちていた。

戦士・冒険者の代表とも言え、歴史と威厳ある職業、剣士の周りには自然と他の戦士も集う。

酒場では見ず知らずの男同士が時に意気投合、時に喧嘩して盛り上がり、

カフェでは女性のみで構成されたパーティが談笑しながら作戦会議をしている。

剣士ギルドに依頼を持ち込む商人たちも多く、羽振りのいい商人たち相手に芸をするパフォーマーも多い。


勇者の家。

歴史的な石造りの街の一角にある、無骨なデザインの建物。そこが剣士ギルドだ。

自ら『勇者』を名乗る剣士ギルドは他のギルドからは冷たい目で見られることもあるが、

しかし実際に勇者と呼ばれた歴代の戦士たちは皆剣士であったのだから仕様がない。


ソピア「すいません、テンパラスさんという剣士さんを探しているんですけど……」

ギルド受付「彼なら奥の訓練場Cで剣術大会に出ておられます」

ソピア「剣術大会?」

受付「殺傷性の無い木の剣を使って、模擬戦闘を行う大会です。観覧は自由なのでぜひ見て行ってください」

オオオーッ

ヤレッ! ヤッチマエ!

キャー オウジサマー

訓練場Cには人だかりができていた。

ソピア「あ、あの私も……」

無理矢理割り込んで大会の様子を見る。

円の中で、美形の金髪青年と戦っていたのはテンパラスであった。

ソピア「元々は剣士さんなんだったよね……」

次々と鋭く振るわれる相手の細剣を左手の小盾で防ぎつつ、右手の木の剣を振り、さらに突く連続攻撃。

特に盾を持たない相手はステップでテンパラスの攻撃を避け、盾の防御の隙間を縫うように一突き。

勝負が決まった。

審判「勝者、○○!」

ブーッブーッ

キャーキャー

オウジー コッチミテー


ソピア「テンパラスさん。こんにちは。おつかれさまです」

テンパラス「……確か、ソフィアだったか」

ソピア「はい。お久しぶりです」

ソピア「少しだけなんて言ってましたけど……テンパラスさん、強いじゃないですか」

ソピア(エルミスやフィナとはレベルがまるで違った)

テンパラス「しかし、負けてしまっては強いとは言えない」

ソピア「あのお相手は?」

テンパラス「気になるか。剣士ギルドの王子様と言われている者だ。王家の人間ではない」

ソピア「そうですか」

王子様「おい、テンパラス。僕らは友達だろう?」

テンパラス「……ギルド仲間だ」

ソピア(仲は悪くはないんだね)

王子様「はじめましてお嬢ちゃん。僕は○○。よろしくね☆」

剣士ギルドの王子様はどこからか薔薇の花を取り出し、ひざまずきソピアに向けてみせた。

普通の女の子なら胸をときめかせてしまうのだろうが……

ソピア(この人偽物だ。所作がなってないよ)

貴族の目から見ると胡散臭いものでしかなかった。

テンパラス「……ソフィア。私に用事があるんだろう?」

ソピア「はい。実はお仕事に一緒についてきてほしいんです」

ソピア「でも……テンパラスさんには役不足かも……」

依頼書をテンパラスに見せた。

テンパラス「ふむ……商業都市までの配達とネコの売却か……」

1234 しかし、あの街道は平和だぞ……
5678 すまない……別の仕事がある
90 いいだろう

↓ コンマ一桁

テンパラス「すまない……こちらで別の仕事を受けてしまっていてな」

ソピア「それではしょうがないですね……」

テンパラス「いずれ貴女にも仕事を頼みに行くかもしれない。その時はよろしく頼む」

ソピア「分かりました」

テンパラス「それと……商業都市には娯楽も多い」

テンパラス「……もっと楽しい者を誘うと良い。またな」

ソピア「はい、また……」

ソピア(どうしようかな)

ソピア(せっかくだから誰か知り合いを誘いたいよね)

ソピア(でも、取り分が減ることも考えないと)

↓ 嫌味なロットさん・ハーバリアにも行ったフィナ・試しにフローラ・岩魔術師クルト・水魔術師ミルズ・風魔術師トール・やっぱ一人で(マリンはいる)

ソピア(クルトさんに頼んでみよう)

ソピア(でもその前に、せっかく剣士ギルドに来たんだし寄り道してみようかな?)

ソピア(できるだけこの街ならではの場所に……)


1.剣士が仲間集め・依頼探しに利用する場所:冒険者の館へ
2.武器・鍛冶屋さんへ
3.裏通りへ
4.王子様がナンパしてきた
5.早くクルトさんのところへ行こう

↓2くらいまで 時間は消費しません

王子様「君、ソフィアちゃんだったね?」

ソピア「あなたはさっきの……」

王子様「どう? これから僕とデートを楽しまないかい、子猫ちゃん♪」

ソピア「あの……用事があるので」

王子様「それは、僕より優先したくなるような用事なのかな?」壁ドン

ソピア「ひっ……」

王子様「僕が君を奪ってあげよう」

1.はい……♪
2.やめてください攻撃しますよ
3.とっさの精神攻撃魔法

ソピア「えいやっ!」

王子様「ぐはぁっ」

ソピア「さよならっ!」

王子様「ぐああ……」

王子様「……冗談……だったのに……!」ガクッ


テンパラス「……ん?」

テンパラス「……やらかしたんだな」

王子様「ああ……」

テンパラス「だからやめろといつも言っているだろう」

王子様「……ソフィアちゃん、強いよ」

テンパラス「そうか。彼女が……」

テンパラス(ここまでとは……。私が受ける仕事に連れて行っても大丈夫かもしれん)

※テンパラスさんが近いうちに依頼を持ってきます



剣士の街なら腕のいい職人がいるに違いないと思ったソピアは、剣士ギルド近くの鍛冶屋さんに入ってみた。

姉弟「いらっしゃいませー!」

姉「何かお探しですか?」

ソピア「えっと、ごめんなさい。私魔術師なのでちょっと寄り道に来ただけです」

姉「そうですかー。ではご自由にどうぞ」

ソピア(と言われても、私は武器使わないし、良し悪しも分からないんだよね)

ソピア「二人は店番ですか?」

弟「鍛冶屋見習いです」

姉「新人商売人ですっ」

弟「お父さんが鍛冶屋なんです」

姉「お母さんが建築家なんです」

ソピア「双子さん?」

姉弟「そうです!」

ソピア(面白いお店を見つけたかも?)

ソピア(町をあちこち歩き回ってるのに日が傾かない)

ソピア(旅歩きスキルの効果だと思う)


岩魔術カフェ。

ソピア「こんにちは、クルトさんいますか?」

クルト「ここにいるが」

ミルズ「ボクもいるよ」

ソピア「じゃあ、せっかくだからミルズさんも……」

クルト「どうしたんだ?」

ソピア「商業都市まで―――」

クルト「……俺向きの依頼ではないが」

ミルズ「兄様。ボクは兄様と遊園地に行きたい」

クルト「訓練はどうした……」

ミルズ「兄様が忙しい時間に終わらせてるよ」

クルト「……交渉の経験も必要か」

クルト「……ミルズも一緒に行かせてもらっていいか」

ソピア「もちろんです」

クルト「一人あたりの報酬が問題だな……。帰りにもできるだけ高額な仕事を探そう」

ソピア「お二人とも、よろしくお願いします」

クルト「こちらこそな」

ミルズ「兄様とボクの邪魔をしないでね」

※19日目の朝か昼に出発します


18日目夜 現在地:魔法局 ※注目度5
1.どこかへ行く(ウベローゼン市内、行く理由もあるとなお良し)
2.誰かと会う(同じ場所にいる人は同時指定可、できれば理由も)
3.依頼を受ける(旅>>579 討>>667)
4.依頼探し(酒場・宿屋・魔法局)※経過無し
5.自由安価

魔法局近くの図書館。

トールは夜になっても本を読み続けていた。

ソピア「トールくん」

トール「わっ」

トール「……ソフィアさん、お久しぶりです」

ソピア「もう結構暗いですけど、まだここに?」

トール「はい……。いつもそうですね」

トール「僕は早く強い魔法使いになりたいので……」


例1.遅くまで本読みすぎると目を悪くしますよ
例2.おすすめの本を教えて
例3.どうして強くなりたいの?
例4.トールくんの好きな物が知りたい(食べ物、花、色など項目も指定)
例5.明日の仕事にトールも誘う(取り分はさらに減ります)
※自由安価

↓3くらいまで

ソピア「どうして強くなりたいんですか?」

トール「その……僕は昔からかわいい、女みたいって言われて馬鹿にされることも多くて」

トール「でも、筋肉は無いから……代わりに魔法で強くなろうと決めたんです」

ソピア「確かにかわいいとも思うけど、トールくんはカッコいいと思いますよ」

トール「……嬉しいです」


ソピア「本を読んでいて上手く内容がつかめないことがあるんです」

トール「その場でずっと考えるよりも、辞書を引いた方が早いですよ」

ソピア「手元に辞書が無いんです」

トール「そんな時は……あえてその続きを読んでいくと、前の文章はこういうことだったのかって分かったりします」

その後しばらくトールくんに読書術についての話を聞いた……。


ソピア「トールくんって、本以外に好きなものは? たとえば好きな食べ物とかは……」

トール「えっと……。笑いませんか?」

ソピア「はい」

トール「……ロールケーキです」

ソピア「別に普通なような……」

トール「それで聞いた幼馴染に数か月間ロールちゃん呼ばわりされたことがあるんです……」

ソピア「……大変でしたね……」


↓ コンマ+70 トールの交友度が上がる

トール「優しくて話しやすい人」(知人:1.92)


~18日目訓練結果~

視覚妨害 194/120  スキル『視覚妨害』習得

訓練『盲目魔法 0/150 光を当てた相手はしばらくの間何も見えなくなる』解放

ソピア「……なぜかあっさり習得できた」

ソピア「これで幻覚魔法より視覚に限定した攪乱ができるね」


脱兎 329/150  スキル『脱兎』習得(劣化版である『逃走』はリストから消えます)

ソピア「今日は朝早くからおそろしく早く走れた……。訓練神のおかげかな……?」

ソピア「視覚妨害と組み合わせれば、相手が一人なら逃げられない相手はもういなさそう」


火起こし 57/100

ソピア「今はライターがあるけど、いざという時の為にね……」

ソピア「力よりもコツが重要みたい」


妖精対話 101/400

ソピア「昨日よりずっと修業が上手くいった」

ソピア「緋袴のおかげかな? 私もキョウト人になった気分」


分身魔法 65/150

ソピア「人影のようなものを浮かばせるところまでは行けたけど……」

ソピア「自分の顔って客観的に想像しにくいよね……」


長旅歩き 76/150

ソピア「旅歩きの基本はペース配分。長旅でも基本は一緒」

ソピア「だから実際に歩かずに、宿屋にある専門の本を読んでお勉強するのが訓練内容」

ソピア「分かり辛かったところもあったけどトールくんに教わった通りに読んだら理解できた」

18日目終了

【ステータス】
ソピア=ウィンベル(魔:ソフィア 旅:ルーフェリア)
見た目:茶色の瞳・黒髪ふんわりロングパーマ・シックなコート・リボンカチューシャ
所持金:2505G
アイテム:
フルフィリア共和国ウベローゼン市地図・旅人ギルドカード・薄汚れた赤ずきん・エセ探偵セット・白ワンピース・女中の服・緋袴・ヘアゴムセット
ナイフ・金槌・ハサミ・ドライバー・ライター・ポーション×2

ジョブ:月魔術師・旅人
スキル:料理・ダンス・旅歩き・休息・脱兎・騎馬
 月光光線魔法・精神攻撃魔法・光線魔法:精神・光線魔法:波・魅了魔法・全体魅了魔法・幻覚魔法・視覚妨害・魔力制御

体力18/18 精神31/31
筋力30 敏捷44 知力70 器用20 交渉力70 魔名声10 旅名声11 注目度5
経験値:体7・精47・筋0・敏67・知0・器83・交31

知り合い
お喋りな16歳ホワイトシーフ:フィナ「楽しい旅行だったね!え、仕事?」(友人:4.80)
高圧的な15歳サイズユーザー:エルミス「おかえり!」(友人:3.97)
宿屋のおばちゃん:メリル「熱心な子だね」(親しみ:3.31)
おしとやかな12歳商売人:フローラ「またお食事いたしましょう」(知人:2.93)
歪んだ元聖教会信徒の13歳黒魔術師:ヒレア「お出かけ、楽しみにしてるよ」(知人:2.22)
文系15歳美少年新米風魔術師:トール「優しくて話しやすい人」(知人:1.92)
正統派シスター19歳聖教徒:テレサ「神のご加護があらんことを」(知人:1.42)
皮肉屋な22歳男コンバット:ロット「ださいよ」(知人:1.21)
頭脳派長身18歳新米岩魔術師:クルト「妹と仲良くしてやってくれ」(知人:1.01)
明るく優しい22歳ホモ日魔術師:キュベレ「ソフィア?ああ、あの子ね」(知人:1.00)
武人な19歳火魔術剣士:テンパラス「やるな……」(知人:1.00)
ボクっ娘ブラコン16歳女水魔術師:ミルズ「ボクは兄様だけで十分だけど」(知人:1.00)

日付変わったのでね



19日目―― 0:05。

メリル「あれ、ルーちゃん。こんな遅くにどこ行くんだい?」

ソピア「今から仕事なんです」

メリル「お先に宿代をいただくよ」

2505G

メリル「足元や不審者には気をつけなよ」

ソピア「はい。行ってきます」



邪教徒「いらっしゃい……。もう悪魔も眠る時間だ」

邪教徒「そなたか。ヒレアは待っておったぞ」

ヒレア「……こんばんは」

ソピア「ヒレアちゃん、行こっか」

ヒレア「どんなお仕事?」

ソピア「コウモリ退治だよ。……あっもしかしてまずかった?」

ヒレア「ううん」

邪教徒「悪魔はコウモリの羽を生やしていると語られておるが、それは聖教会の捏造だ」

邪教徒「そのような姿の悪魔もおるが……コウモリとは別物である」

ソピア「よ、よかった……」

ヒレア「……早くっ」

久しぶりの外出にヒレアは興奮を隠せていなかった。

~ヒレアちゃんのスキルセット~

現在ヒレアは
『ダークボール』…体と精神両方にダメージを与える
『ダークミスト』…悪魔の活動しやすい黒い霧を出す(白魔術妨害&黒魔術師以外は視界が狭くなる)
『吸血』…相手の血を吸い体力回復
を持っています

『悪魔の手』…見えない手で痛覚を刺激
『地獄の手』…見えない手が足首を掴む
『誘導弾』…相手を追尾するダークボール
『透明弾』…見えないダークボール
『傷口呪い』…相手の傷口が塞がらなくなる
『魔法呪い』…相手が魔法を使おうとすると激痛が走るようになる

↓1、2 持たせるスキル選択 ↓1のコンマ一桁÷2でヒレアの体力、↓2のコンマ一桁+1で精神力

ソピア 体18 精31 スキル数15

ヒレア 体40 精50 黒魔術弾・誘導弾・魔法呪い・黒魔術霧・吸血

なんでヒレアちゃんこんなにタフなの……?



ヒレア(♪ ♪)

ヒレアはとても楽しそうだ。

ソピア「ヒレアちゃん、楽しい?」

ヒレア「……そんなことないわ」

ソピア(照れ隠し)

ヒレア「でも、外の空気はおいしいかも」

ソピア「それなら出てきて正解だったね」

ヒレア「……うん」

123 何事もなく老人の家へ
456 ボロボロな服の浮浪者に遭遇
789 身なりのいい老人に遭遇
0 幸せそうな親子に遭遇

↓ コンマ一桁

ソピア(まずいっ! 人だ……!)

浮浪者「……」

ヒレア「あっ……!」

ソピア「ヒレアちゃん、待って!」

浮浪者「な、なんだぁ……!?」

ヒレア「……あなたは幸せ?」

浮浪者「見てわかんねぇか、クソアマ! チクショウ、もう腹が減って歩けねぇよ……」

ヒレア「……あげる」

浮浪者「チョコレートか……?」

ヒレア「それしかなかったの」

浮浪者「そ、そっか。怒鳴って悪かった。あんがとよ嬢ちゃん……!」

ソピア(ヒレアちゃんは本当は優しいんだってよく分かる出会いだった)

ソピア(でもハラハラしたよ……!)


ソピア「こんばんはー。仕事に来ました」

老人「待っていたよ」

ソピア「この子と2人です」

ヒレア「……この人は?」

ソピア「依頼者さん。困っている人だよ」

老人「頼んだよ。もう数日間安眠できていないんじゃ……」

ヒレア「……分かった。眠れないのは辛いことだよね」

ソピア(ほっ……)

ソピア「コウモリはどこに? 声はしますけど……」

老人「あそこの木じゃよ。見えづらいが……」

目を凝らすと、木からいくつもの影が飛び立ち、また止まりに来ている。


※コウモリはこのレスのコンマ一桁×10匹います

↓1 >>8の後半を使ってコウモリ型モンスターの特徴追加

オオバネコウモリ。

通常のコウモリに比べて羽が大きく、長距離飛行に長けている。

群れで行動するが仲間内での喧嘩も絶えない。仲間を威嚇する鳴き声とやたらと大きい羽音がやかましい。

そんなコウモリが40匹、木の上で過ごしていた。


老人「40匹じゃ」

老人「仲は悪いようじゃからチームワークに警戒する必要はない」

老人「一度攻撃を仕掛ければ群れで逃げ出す心配も無さそうじゃ」

ソピア「詳しいんですね」

老人「今は引退したが狩人じゃったからの」

老人「モンスターの特徴はちょっと見ていれば分かるわい」


ソピア「これだけの数に群がられたら危ないですね……」

老人「頭を使って戦うべきじゃな」

ヒレア「……一匹ずつなら怖くないのに」

ソピア「ヒレアちゃん。どんな魔法が使えるか教えて。役に立ちそうなものをまとめるから」


~ソピア~
脱兎……恐らくコウモリよりも足が早い
光線魔法:波……正面に扇状に広がる攻撃、左右にも上にも60°くらい、5mくらい届く
魅了魔法……一匹ずつ呼ぶならこちら
全体魅了魔法……自分を見た全コウモリを呼び寄せる、さすがに40匹はつらい

~ヒレア~
誘導弾……素早い相手でも当たる
黒魔術霧……視界を奪う、若干月魔術の邪魔、ただしこのコウモリ型モンスターは視覚を持つか不明


老人「範囲の広い魔法と魅了があるなら一網打尽じゃな?」

ソピア「実戦で使うの初めてなんですよ……。40匹一気に来られても大丈夫かどうか」

ヒレア「あんまり役に立てなくてごめん……」

ソピア(ヒレアちゃん、血が好きだったよね)

ソピア(任せておけば大量に楽しく殺せて満足するんじゃ……流石に40匹は厳しいかな?)


↓2か3くらいまで作戦案 一番うまくいきそうなものを採用 今回初のゲームオーバーあるかも

ソピア「行きます」

老人「頼んだぞ。念のために救急箱は用意しておこう」

ソピア「ヒレアちゃん、作戦通りにね」

ヒレア「うん。うふふ、やっとこの魔法で暴れられるんだ」


ソピア(まずは、木の近くに行き……全体魅了!)

発光するソピアに向かって十数匹のコウモリが飛び出した。

ソピア(うわぁぁぁ、こわいよぉぉぉ)

コウモリが後5mまで迫ったところで、光の波を放つ。

ソピア「やぁっ!」

十匹近くのコウモリが地に落ちる。しかし、まだ動いているものも多い。

討ち漏らしたコウモリがキィーキィーと喚きつつソピアに迫る。

ソピア「ヒレアちゃん! 頼んだよ!」

軍人から逃げるために鍛えた脚に、コウモリは追いつけなかった。

ソピア(そして、魔力を制御して魔法を解除!)

ソピア(あとは……)

ソピアは、ヒレアが魔法の弾で追っ手のコウモリと、地を這うコウモリを殺していくのを眺めるだけでよかった。

ヒレア「アハハハハッ!!」

ソピア(ヒレアちゃんが楽しそうで良かったよ)


ソピア「2回目! これで終わりにするよ!」

ヒレア「早く早くっ」

途中までは1回目と同じ、しかし。

ソピア「やあっ!」

ソピア(あれっ)

精神力不足。

光の波は1回目より弱いものでしかなかった。


↓ 残り25匹 コンマ÷2匹撃ち落とす 10匹以上残ると作戦が失敗、最低でもコウモリの数だけダメージ

訓練では100扱いなんですがね……



精1/31

ただ、光っただけ。

その程度の魔法しか使えなかった。

ソピア(そんな……!)


1234 コウモリにはソピアが魅力的な止まり木に見えていた、10ダメージ
5678 恋したソピアを巡って目の前で争い始めたコウモリの巻き添え、15ダメージ
90 コウモリの魅了は解けた、隠し持っていた毒の牙がソピアを襲う、25ダメージ

体 8/18

ソピア「きゃあああ!!」

コウモリにはソピアが魅力的な止まり木に見えていた

25匹のコウモリがソピアの体中にまとわりつく。

ソピア「たす、け……!」

ヒレア「どっどうしよう……!」

ヒレア「ボールを撃ったら当たっちゃう……」

ヒレア「どいてー!!」

ヒレアはソピアの元へ行き、直接手で追い払い始めた。

その刺激でコウモリの魅了が解けた。

コウモリがソピアとヒレアに襲い掛かる……。


↓ コウモリのコンマ%がソピアに向かう 32以上でソピアが死んでしまう

ソピア 6/18
ヒレア 17/40


コウモリのほとんどはヒレアに向かった。

ヒレア「このっ! このっ!」

ヒレアが傷だらけになりながらもコウモリを撃ち落としていく。

気が付くと、2人の周りは死んだコウモリで埋め尽くされていた。

その中に2人も倒れ伏している。

老人「大丈夫か!?」

老人「噛まれたのか! これは……! すっ、すまない……!」

老人「このコウモリ、遠目に見ても分からなかったのじゃが、毒の牙を持っておった……!」

↓1 50未満でソピアが毒状態
↓2 50未満でヒレアが毒状態

ソピア「はぁ……はぁ……」

ヒレア「……あなた、大丈夫……?」

ヒレア「しっかりして……!」

老人「これは……毒を注入されておる」

ヒレア「っ! どうすればいいの……?」

老人「白魔術師を呼んで解毒じゃ」

ヒレア「それはダメッ!」

老人「……たしかにこの傷では、聖教会から間に合いそうもないの」

老人「まだ起きている家を訪ねて、解毒のポーションを探そうぞ……!」


ヒレア(この際幸せな人でもいい……!)

ヒレア(ソフィアを助けてあげて……!)


ソピア 6/18

↓ ヒレアがポーションを持ってくるまでにコンマ一桁分衰弱(0は10)

本当なら>>776で死んでますからね……



ソピア -2/18


ヒレア「お願いしますっ! 解毒のポーションを!」

町人「ごめんねぇ。うち、置いてないのよぉ」


ヒレア「夜分遅くにすみません!」

町人「何時だと思ってんだガキ!」


ヒレア「……すいません、解毒の、薬を、ください……」

町はずれの牧師「これは町の薬屋に卸すものだからあげられないんだ」

ヒレア「寄越せッ!」

町はずれの牧師「がっ……!」


ヒレア(お願い……! 間に合って!)

ヒレア(もうこれ以上私から奪わないで……!)


ヒレア「おじいさん! 持ってきました!」

老人「……」

ヒレア「どうしたんですか……」

老人「……」フルフル

ヒレア「嘘つかないで!」

老人「彼女は、死んでしまったよ」

ヒレア「嘘よォォォォォ!!!」


老人「……ワシの責任だ」

老人「ワシがコウモリの特性に気付いておれば……」

老人「ワシがカバンの中のポーションを早く見つけておれば……」

老人「無慈悲じゃのう……祈ったが、神は助けてくれんかった」

ヒレア「……」


ヒレア「ヒヒッ」


――――――――

――――

――




ネル「バルザック……動きなヨ」

弓使い「もう無駄だ……!」

聖教徒「彼は神の国へ導かれました……」

格闘家「被害は甚大だ……。この戦いだけで20人も死なせてしまった……!」

侍「しかし、こうでもしなければ奪われた100人以上の命が浮かばれなかったのだ。仕方あるまい」

錬金術師「おや。銀弾の英雄の姿がありませんが、どちらに?」



ロット「こんばんは」

元帥「……倒したか」

ロット「ええ」

元帥「……これで終わったのだな」

ロット「実に200年ぶりに現れたという吸血鬼……。戦い応えのある相手でしたよ」

元帥「これで娘の魂も救われたんだろうか」

ロット「さあ? 俺には分かりませんよ。案外向こうで楽しくやってたりして」

元帥「馬鹿を言うな」

ロット「幸せな生まれの人ばかりを狙った殺人……」

ロット「きっと、嫉妬してたんじゃないでしょうか?」

元帥「何にだ」

ロット「幸せにです」

ロット「不幸な少女が更なる不幸を振り撒き、あの世で幸せになった……」

ロット「とっても皮肉な結末じゃないですか」

元帥「英雄よ……国賊になるつもりか」

ロット「それは御免ですね。……では、これで失礼いたします」



ロット(あの時彼女についててやれなかった俺が、その物語に終止符を打った……)

ロット「ははっ、本当によくできたお話だ」



GAMEOVER:1 コウモリと吸血鬼



ソピアがコンマ99で光の波を最大出力で撃つところから再開します

実は最初コンマ100だと思ってこっちを書いてた



光の波が1回目より弱いというのは、ソピアの気のせいだった。

先ほどよりもずっと強力な光は、群がるコウモリを一匹残らず撃ち落とした。

ヒレアが退屈そうに、地に落ちたコウモリにとどめを刺していく。

ヒレア「あなた……強いのね」

ソピア「きっとまぐれだよ……」

老人「怪我はないか」

老人「おや、これは……! す、すまない! このコウモリ、毒の牙を持っておった……! 噛まれなかったか!?」

ソピア「全く触れてません」

ヒレア「ええ」

老人「よかった……! いくら依頼とはいえ、若い娘に怪我をさせてしまおうものなら責任を感じずにはおれん……」

老人「これは約束の1500Gじゃ」

ソピア「ありがとうございます」

老人「これからも何かあったらあの酒場に依頼しようかの」


ソピア「ヒレアちゃん、これ750G」

ヒレア「なに?」

ソピア「依頼の報酬だよ、半分こしよう」

ヒレア「……いらないわ」

ソピア「いいの?」

ヒレア「必要ないから。その代わり、また誘ってくれる……?」

ソピア「もちろんだよ。これからもよろしくね」

ヒレア「うん……!」

4005G

↓ コンマ+100 ヒレアの交友度が上がります

ヒレア「また誘ってね……」(友人:3.99)


ソピア「ヒレアちゃんを送ってきました」

ヒレア「……ただいま」

邪教徒「ぶっ、無事か!?」

ソピア「どうしました?」

邪教徒「悪魔から妙な話を聞かされてな……」

邪教徒「ただの戯言か……」

邪教徒「して、ヒレアよ。楽しかったか?」

ヒレア「うん、とっても」

邪教徒「そうか……」

邪教徒「ヒレアは暴れ出さなかったか?」

ソピア「コウモリ相手に」

邪教徒「何も無くてよかったぞ」

ソピア「人にも会いましたけど……ヒレアちゃんは優しい子ですよ」

邪教徒「それは私も分かっておる」


ソピア「ヒレアちゃん、またね」

ヒレア「うん……。また来てね」

邪教徒「夜道に気を付けるのだぞ」


メリルの手紙『おかえりなさい、ルーちゃん。先に寝ます。このココアでも飲んでぐっすりお休み』

ソピア「メリルさん……」

ソピア「ココア、ぬるいです……」


19日目深夜、3:00。

ソピア「明日も仕事だ。寝なきゃ……。おやすみ」

19日目、11:00。

ソピア「寝坊したっ!」

ソピア「夜更かしして運動したから仕方ないかな……」

ソピア「急いで支度しないと……」


メリル「おはよう」

ソピア「もう早くないですっ、行ってきます!」

メリル「気を付けるんだよ」


ソピア「すいません、ネコを受け取りに来ました」

中年「おお、来てくれたね。これだよ」

背中に背負うタイプの籠の中に、毛並みのいいネコが入っていた。

ソピアも知っている高級ネコだ。

この男性は5000Gなんて言っていたが、欲しがる人は10000G以上出すだろう。

中年「いいネコだからね、落としたりしないでくれよ」

中年「それと籠のフタは確かめてね。たまに脱走するから」

ソピア「気を付けます」


岩魔術カフェ。

クルト「……準備はできている」

ミルズ「ボクはいいけど、兄様を待たせないでよ」

ソピア「ごめんなさいっ」

クルト「早速出よう。早ければ3時には着くだろう」

~クルトさんのスキルセット~

現在クルトさんは
『岩石飛ばし』…魔力で岩をぶつける、大きすぎる岩や岩以外は飛ばせない
『岩の拳』…大地から力を借りて拳を強化する
を持っています

『石柱:槍』…地面から尖った岩を出して攻撃
『石柱:壁』…地面から硬い岩を出して防御
『鈍足魔法陣』…踏むと足が重くなる魔法陣を書ける
『岩の体』…自分の体を一定時間硬くする
『砂埃』…砂を巻き上げてぶつけて牽制する
『岩石知識』…道端の鉱石や宝石を見極めることができる

↓1、2 持たせるスキル選択 ↓1のコンマ一桁でクルトの体力、↓2のコンマ一桁で精神力

~ミルズさんのスキルセット~

現在ミルズさんは
『水鉄砲』…水を呼び出し撃つ
『回復魔法』…体液にポーションの効果を持たせることで傷を塞ぐ
を持っています

『水鉄砲:氷』…過冷却水を呼び出し撃つ、当たると水は凍る
『水鉄砲:湯』…熱湯を呼び出し撃つ、当たると人なら火傷する
『解毒魔法』…読んで字のごとく解毒を行う
『痺れ取り魔法』…麻痺毒を中和して動けるようにする
『雨乞い』…局地的豪雨を降らせる
『薬草知識』…ポーションの材料を見極めることができる

↓1、2 持たせるスキル選択 ↓1のコンマ一桁でミルズの体力、↓2のコンマ一桁で精神力

ミルズさんぼっちなのに回復だらけなのは兄様のためか
しかし兄様……妹の半分って……まあソピアちゃんが言えたことじゃないんですが



ソピア 体18 精31 スキル数15

クルト 体30 精40 岩飛ばし・拳強化・鈍足魔法陣・岩壁

ミルズ 体60 精80 水鉄砲・回復・解毒・解麻痺



ハーバリアまでの山道と違い、商業都市までの道は舗装されたレンガ道だ。

街道から外れなければそれほど恐ろしいモンスターも出ない。

周囲も藪や木々が点在する草っ原で見通しは良い。

クルト「ソフィア。クマができているぞ」

ソピア「ええっ。す、すいません……」

ソピア「昨晩遅くまで仕事だったので……」

クルト「……仕事は良いことだが身体は大事にしろ」

ソピア「はい」

ミルズ「モンスター出ないかな?」

ソピア「出ない方がいいでしょう」

クルト「そうだな」

ミルズ「出てくれば兄様の活躍が見れるのに……」

12345 何も出てこない
6 ツノガメ
7 オオバネコウモリ
890 新しいモンスター

ソピア「あ、モンスター」

カメが街道を横断していた。

クルト「……」

カメがこちらを見た。

ミルズ「兄様が戦うまでもないよ」

ミルズが手加減して放った水がカメの足元をすくい、転ばせた。

カメが起き上がれずにじたばたしている。

それを鳥モンスターが持って行った。

あわれ。



街道を半分まで進んだ印である、休憩所にたどり着いた。

クルト「……休憩は必要か?」

ソピア「いいえ、このまま進みましょう」

ミルズ「……兄様が休憩したいって言ってるのが分かんないの?」

ソピア「えっ」

クルト「いや、いい。まだ歩ける」

クルト「……お前は体力無さそうだが、根性があるな」

ソピア「ペース配分と歩き方が大事なんです」

ミルズ「……もっとマシなモンスター出てこないかな」

12345 何も出てこない
67 オオバネコウモリ
890 新しいモンスター

新モンスター襲来です

まあ街道なのでそこまですごいのは出てこないはずですが……

↓1、2 >>8でモンスター作成

ゴメンナサイ草。

何かがぶつかるとすぐに身を守るために腰を折って頭を下げるように丸まるのだが、

表面が極めて硬い層で覆われているため、地面と草の間に挟まれてしまい、しばらく動けなくなる冒険者が後を絶たない。

採取して繊維にすると防御性能の高い布地ができる。


ソピア「休憩所近くにモンスターなんて出てきませんって」

クルト「……この辺りは草が多いな」

レンガの隙間にたまった土から草が生えている。

以前大型モンスターが暴れでもしたのか、この辺りのレンガは割れが多く、草もたくさん茂っていた。

ミルズ「ボクのブーツが汚れるじゃん……」


↓01~25ソピアが踏む、26~50クルトが踏む、51~75ミルズが踏む、76~00誰も踏まない

さすがソピアさん、期待を裏切らない不運



ソピア「きゃっ」

クルト「どうした?」

ソピア「足が、何かに挟まれて……草?」

クルト「これはなんだ?」

ミルズ「モンスターじゃないけど、兄様、出番だよ」

クルト「……いや、この位置だとソピアまで殴ってしまう」

ミルズ「兄様。置いて行こうよ」

クルト「そんな訳にはいかないだろう」

ソピア「どうしましょう(涙目)」

クルト「……魔法か、道具を使えばいいんじゃないか?」

1.ライターであぶってみよう
2.魅了魔法
3.精神攻撃魔法

↓ はずれは一つ

はずれ



ソピア「精神攻撃してみよう」

ストレスで草がより一層丸まった。

レンガと草の間に挟まったソピアの足がさらに圧迫される。

ソピア「痛い痛い痛い!」

ソピア「いいいいいー!」

クルト「……失敗か」

ミルズ「やっぱり置いて行こうよ」

1.こうなっては仕方ない、岩の拳で草を殴る
2.物は試し、草をこそぐってみる
3.所詮は草だ、ハサミで草を切ろう

↓ はずれを引くとたぶん今後類を見ないほど地味な死を迎えます

はずれは3



クルト「試しに草をくすぐってみよう」

草がけいれんして直立した。

ソピア「た、助かった……! いたっ!」

クルト「回復してやれ、ミルズ」

ミルズ「兄様に言われたら仕方ないね、はい」

ソピア「あ、ありがとうございます」

クルト「……歩けるという事は骨に問題はないようだな」

ソピア「よかった……!」


観覧車や大きな建物が遠くに見えてきた。

街道の周囲の草地は少し木々が減り池が増えた。


ミルズ「モンスターが潜んでないかな。ピンチが無いと物足りないよね」

ソピア「さっき地味に大ピンチでしたけど……」

クルト「もうすぐ町だ。何事も無ければいいが……」


12345 何も出てこない
6 ツノガメ
7 エレファントテンタクル
890 新しいモンスター

地味にきつい系のモンスターは書いてても地味になる

たぶんさっきの草はモンハンとかだとある意味大活躍できた

↓1、2 >>8でモンスター作成

シャドウキッズ。

素早い動きで人間に近づくと、影の中に潜み、様々な悪戯をしかけて楽しむ。最後には寝ている人の首を絞めて殺してしまう。

直接姿を見られると逃げ出すが、そっぽを向くとまた近づいてくるうっとうしい幽霊モンスター。

悪戯好きの子供が死んで変わったモンスターだと言われている。


ミルズ「とうとう兄様の実力は見れず終いだね……」

クルト「また機会はあるはずだ。……商業都市で依頼を受けてもいい」

ソピア「そうかな……」

ミルズ「何がだい?」

ソピア「私のことだから必ず何か出ると思ったんです……」

クルト「……普段運が悪くてもたまにはいいこともあるはずだ」

ソピア「……どうだろう」

1234 シャドウキッズ発見
56 クルトの影に潜ってしまう
78 ミルズの~
90 ソピアの~

前を向いて歩く3人。

その後ろに真っ黒な影が迫っていた。

くすくすと笑う仕草を見せると、影はミルズの影の中に潜りこみ姿を消した。


検問の軍人に依頼書とギルドカードを見せ、商業都市の中に入る。

ウベローゼンと比較して建物は華やかで、人の数も多かった。

外国人の姿も多く見える。


ソピア「ここが商業都市……」

クルト「ソフィアは初めてなのか?」

ソピア「クルトさんは来たことがあるんですか?」

ミルズ「ボクたちの両親がここ出身なの。ボクが4歳のころまではここに住んでた」

クルト「特に用事が無かったから来ていなかったが……懐かしいな、この雰囲気は」


※商業都市について今分かっていること……町の中央に巨大なマーケット、東西南北に商店街が延びている、町はずれに遊園地がある

↓1 商業都市の名前&追加特徴
↓2、3 商業都市の追加特徴

町の名前がそぐわない気がするので再安価(古都であるはずの貴族の町の方が後から作られた感が出ちゃうので)

『普通の町では買えないようなもの』の内容も
1.偽造ギルドカード
2.ペット用モンスター
3.人間(奴隷)
4.国籍

ついでに特徴追加
A.大使館の町としても知られ、外国の要人が集まる
B.骨董品の町としても知られ、博物館や美術館もある
C.自動車の町としても知られ、サーキットがある
D.闇組織の町としても知られ、地下街で抗争を繰り広げている

↓1 商業都市の名前
↓2 普通買えないものの内容、複数指定可能
↓3 特徴、複数指定可能

交易の町、ファナゼ市。

外国にも王都にもほど近い平原に、他国の商人たちを誘致する目的で作られた計画都市である。

グリバールをはじめとした商人たちの力があまりにも強く、国が管理しきれていない部分も多い。

現にここの近隣の町は検問が非常に緩いと言われる。もっとも現在ではそうでもないが。

施設面では、町の中央に巨大なマーケットがあり、東西南北に主にそれぞれの国の名産を扱った商店街が延びている。

フルフィリア国内だけでなく他国からも来園者が多い遊園地、各国から集まった名品を展示している博物館が観光名所。

また、地下街には他国の商人が奴隷市場を開き、闇料理研究協会なる組織が存在するなど怪しい一面を持つ。

交通面では、貴族の町ウベローゼンおよび、南、東、北の国境の町へ続く街道が通っている。


クルト「……まずは宿を確保しよう」

ミルズ「ボクと兄様は相部屋だからね?」

ソピア(どうしよう。この2人にも兼業の事を話すべきかな……?)

1.話さない。一緒に割引無しで泊まる。
2.話さない。別の宿に割引で泊まる。
3.話す。一緒の宿に割引で泊まる。

ソピア「邪魔しちゃ悪いから私は別の宿に泊まります」

ミルズ「分かってるじゃん」

クルト「では後で落ち合おう。場所はここでいいか?」

ミルズ「……依頼受けたのはソフィアさんなんでしょ」

ミルズ「ボクらは護衛みたいなものだしほっといていいんじゃない、兄様」

クルト「……それは、どうだろうか」

クルト「ソフィア、お前はどうなんだ? やはり、俺たちも一緒に行動すべきか?」


1.何があるか分からないから仕事も遊びも一緒に
2.ネコ売却の仕事の時は一緒にいてください(自由行動は主に1人、遊園地などの時は誘える)
3.後は私だけでやります、代わりに報酬の取り分は私が多めに

ソピア「何が起こるか分からないので一緒に行動しておきたいんですけど……」

ミルズ「やだよ」

クルト「……遊びで来たわけではないからな。至極当然だろう。ミルズもいいな?」

ミルズ「……兄様がそれでいいならボクはいいよ」プイッ

ソピア「決まりですね。では後でここで落ち合いましょう」

クルト「了解だ。ではまたな……」


ソピア「すいません」

おじさん「らっしゃい! 宿泊客かい?」

ソピア「ギルドの者です。依頼で来ました」

おじさん「ギルドカードと依頼書……本物やな」

おじさん「一泊100Gやで」

ソピア(高いな……商売の町だからかな)

ソピア「割引価格は?」

おじさん「おっと、そやったな。50Gや」

ソピア「分かりました。予約するので、また夜に来ます」

クルト「……待たせた」

ソピア「私も今来たところですよ」

ミルズ「ボク早く遊園地に行きたい」

クルト「……明日にしないか? 今入場してもいられる時間はわずかだ」

クルト「ソフィアは今から行きたいところはあるか?」


19日目夕方 現在地:ファナゼ
1.中央市場
2.北の商店街(北の国物産)
3.東の商店街(東の国物産)
4.南の商店街(南の国物産)
5.ファナゼワンダーパーク(遊園地)
6.博物館
7.地下街

北の商店街に行くと決定したところで一旦ここまで

やめるタイミングを見失っていた

ゲームオーバーは一回したいと思ってはいました、こういうこともあるって言うのを示す意味で

安価を出しておきます



※北の国について今決まっていること……山脈もしくはトンネルを越えた先にある国(フルフィリアは南半球にあるかもしれないので雪国とは限らない)

↓6くらいまで 北の国の特徴とできれば名前 特徴はできるだけ組み合わせます 名前は出た物から選ぶ形で

回避成功ゲームオーバー集

GAMEOVER:厄介でゴメンナサイ
打つ手なしと判断したミルズが兄様を引っ張っていき、残されたソピアは痛みに絶叫する
その声を聞いて集まってきたハイエナ型モンスターのエサになってしまいます

GAMEOVER:氷のヴィーナス像
フィナは逃げ出した、本当は助けたかったが一人で『二体』のモンスターを相手にするのは不可能だったのだ
海も山も恐ろしく、もう町から出られなくなるであろうフィナの後ろで、両腕を失った物言わぬ氷の少女と妖精がずっと遊び続けていた

GAMEOVER:お前は変態を怒らせた
無駄に強い変態を怒らせたソピアはいろいろあって精神が崩壊する
これがきっかけで共和国軍への民衆の風当たりが強くなり処刑を免れるが、世話役の女軍人が何を話そうともソピアが返事をすることは二度となかった

GAMEOVER:おはよう、私のソフィア
ソピアはヒレアに血を吸い尽くされて死んでしまう
しかししばらくすると理性の無いアンデッドとして復活、自分の特性に気付いたヒレアはますます危ない思想に……

GAMEOVER:モンスターハウス
魔境に慈悲などない、ガルァシアの魔法で動きを止められたソピアは超能力と爆弾で木端微塵にされてしまう
しかしやりすぎでソピアがいた証拠すら無いため報酬金は得られず、三人はエリーのカフェの修理代を稼ぐために新たな仕事を探すのであった

GAMEOVER:ウィンベル家は最期まで一緒に
序盤で普通に捕まった場合のゲームオーバー
家族と再会し残された日々を強く生きますが、最終的に家族四人並んで処刑される

なんかこのスレの複数対象安価って無難な感じにまとまりますね

ちなみに安価無しで1が決めても極寒の魔法国家になってました

北国だから寒いというのはともかく、なぜか北国には魔法のイメージがありますが、どこから来たんでしょうね?


ちょっと詳細を決める安価

体制(魔術師がどう治めているか)
1.聖教会を中心とした宗教国家であり、その下に各魔導師たちがついている
2.各属性の魔導師がそれぞれ治める州からなる、連邦国家である
3.魔皇帝を頂点とする魔導帝国であり、その下に各魔導師たちがついている

地形(山を越えた先にある、麓にある国らしいので)
A.国境沿いの山こそフルフィリア最高峰であり北の国側には麓に首都がある、北の果ては氷の海である
B.北の果ては未踏の山脈である、その麓に首都がある、海は無い
C.国全体が高山であるために極寒、領土としてはこじんまりとした国である、海は無い

環境
1.ノルウェーやカナダ的な湖と針葉樹林(ただし地形Cだと矛盾する)
2.ロシア的なツンドラ草原と荒野
3.グリーンランド的な雪と氷河に閉ざされた大地

↓1体制 ↓2地形 ↓3環境

魔導帝国ノーディス。

フルフィリアから北の山脈を越えた先にある極寒の魔法国家。

国境線はフルフィリア最高峰の頂上も通っている。

魔皇帝を頂点とし、その下で各魔術の賢者たちが協力して国を治めている。

普通は人が住もうとも思わないほどの寒さだが、特産である暖かな毛皮や良質の木材、魚、鉱石などを活かしてたくましく生きてきた。

そんな環境だからこそ魔法が発達したともいえる。

皇都は南部の山の麓にありそこから北に森林と湖が広がっているが、原因不明の精霊の消滅により東部で砂漠化が進行している。

交通面では、岩魔術師の作るトンネルが近年開通し、フルフィリアとの往来が盛んになった。


1.もう一気に東の国と南の国もデザインしておこう
2.商店街でノーディス名産を見よう

本編再開は次スレになりそうかも


※東の国について今決まっていること……砂漠や草原(ステップ)を越えた先にある遠い国、キョウトでは無い

↓6くらいまで 東の国の特徴とできれば名前 特徴はできるだけ組み合わせます 名前は出た物から選ぶ形で

そんな凝ってなくても良いです、単語でも短文でも
『雨が多い』『カジノ』『鎖国』『キノコ』とか

↓4くらいまで(6は多すぎますね)(上に安価があったらそれも採用します)

なんだろう、全体的にアジア系ってことしか共通点のなさそうなバラバラな印象の安価でいいですね


宗教観
1.妖精や妖怪とも呼べる存在を神として信仰している、自然信仰型の多神教
2.死んだ先祖を敬う、徳の高い人間ほど位の高い神になる、仏教型の多神教
3.聖教会・自然信仰・仏教型を何でも取り入れているが重要視していない、輸入型の多神教

民族
A.たくさんの少数民族がありまとまりは無い、ある民族が国の中心を独占(中国型)
B.平原の民と森の民からなる、国としてまとまってはいるが今なおお互いをよく思っていない人も多い
C.混血が進んでいて、住む環境は違えど同じ民族(インド型)

体制
1.軍事に力を入れている強い王国である
2.民に愛される王様が治める牧歌的な王国である
3.複数の民族がゆるやかなつながりを持つ連合国家である(民族Cだと矛盾する)

↓1宗教観 ↓2民族 ↓3体制

インドに中国の怖い面を足した感じ、本家より手ごわそう



ジャルバ王国。

北西は草原と砂漠、南東は深い森林に覆われた自然豊かで広大な大国。

その風土から穏やかな国民性を持ち、自然を神として信仰している。

ジャルバとは現地語で『大地』の意である。

ジャルバ王は世界中の陸地は我が物であると信じており、奪還戦争を掲げて軍備増強を図っている。

その一環として、国民には武術の習得を義務付けており、その実力の高さから三億皆兵と恐れられる。

香辛料が名産であり諸国からの需要は高い。フルフィリアとはハーブとスパイスの交易で友好関係を築いている。

交通面では数多くの国家と隣接していて、いくつかの国家とは現在も紛争状態にあるようだ。



※南の国について今決まっていること……大湿原を越えた先にある国

↓6くらいまで 南の国の特徴とできれば名前 特徴はできるだけ組み合わせます 名前は出た物から選ぶ形で

結構好きな国かもしれない



人種
1.元々は人間の国、海外との貿易で亜人と呼ばれる人々も移り住んできた
2.フルフィリアのある大陸の各地から温暖湿潤の環境を好む亜人が集まって作った国
3.はるか昔からこの地に住んでいた竜人の国

環境
A.町周辺は密林、驚くほどの大樹や不思議な草が見られる
B.町周辺まで沼地、毒沼に強い変わった生き物が棲んでいる
C.町周辺は湿った森、巨大キノコや巨大シダなどはここでしか見られない

文明水準
あ.小舟や藁の家など先住民的
い.海運や素材は主にモンスターに頼っていて見た目の割に便利な暮らし
う.社交的で小器用な亜人が外国の先進技術を取り入れていて割と近代的な港(人種3だと矛盾)

体制
わん.呼ぶとどこかの住家からやってくる、頭のよい竜が数年おきに国の代表を選んでいる
つー.みんなに愛されている王様がいる、平和な王国
すりー.世界に先駆けて共和制を取り入れていた、亜人たちの代表が集う議会制民主主義

↓1人種 ↓2環境 ↓3文明 ↓4体制

b

B、う、すりー

わん

>>918はどの安価を踏んでもいいようにですね、助かりました

D5SyZu2SOさんは>>916で採用されたので>>919が無効、体制安価が>>918しかないのでそちらを採用、すると文明安価が>>920のみになるのでそれ採用

人種1、環境B、文明い、体制すりー となります

サロデニア共和国。

足場の悪い大湿原を背にし、海洋貿易に活路を見出した温暖な多民族国家。

海外から多種多様な人種・亜人が移り住んできており、細かいことを気にしない、のんきな国民性である。

ゆえに差別が存在せず、世界に先駆けて共和制を取り入れ、全ての人種・亜人から一定人数の代表を集めて国を運営する議会制民主主義を採用している。

湿原には毒の沼が点在し、一風変わったモンスターが棲み、珍しい薬草が採れる。

ものづくりの技術は発達していないが、湿原のモンスターたちを家畜や素材として利用しているため国民は不便さは感じていない。

かつて竜と人が共存していた時代のものと思われる遺跡が湿原で見つかったため、トレジャーハンターや考古学者も数多く訪れる。

交通面では、海路以外ではどこに行くにも湿原を横断せねばならず不便。

しかし、だからこそいまだにジャルバ王国に制服されず独立を保てているのだ。



~世界地図~

      ノ
 島    |
      |
    ┌フフフ―――┐
    |  |     └――┐
国―┴┐ └┐        |
     |  サ        └┐
  ┌―┘             └―――――ジ
┌┘



フ…ファンタジーと機械、革命の国 フルフィリア共和国
ノ…魔術師と山脈、針葉樹林の国 魔導帝国ノーディア
ジ…香辛料と自然信仰、軍拡の国 ジャルバ王国
サ…海洋貿易と亜人、湿原の国 サロデニア共和国

レス数だいぶ余りましたけど、どうしましょうか?


・商店街を見て回ろう
・埋まってない国も埋めちゃおう
ほか

↓3くらいまで自由に

今さらだけど国多すぎても使いそうにないですよね

左下の遠い方の国は一旦無かったことにします


設定的にジャルバ周辺にはたくさんの敵国があるはず、キョウトもそのあたり?

キョウトは『海外』ではなく『外国』と言わせたはずなので陸伝いかもしれない


では左下の近い方の国から、まずはジャンルから

1.機械の国、近未来的な町が広がる
2・火山と洞窟の国、町は地下にある
3.観光立国、カジノやビーチのリゾートタウン

いつも世界観に対して保守的な安価

しかし無駄です、今回はどれを選んでも割と崩れる仕様です


※左下の国について今決まっていること

地上では巨大な火山が常に噴火しており、地上のどこにいても噴石が飛んでくるので油断できない

火山から離れた地下に長く広い洞窟が広がり、町も地下にある(地上に人は住んでいない)


↓6くらいまで 左下の国の特徴とできれば名前 特徴はできるだけ追加します 名前は出た物から選ぶ形で

まあなんというかいちいち特徴で足さずともそうなってたよって感じ……

体制
1.ドワーフしかいない国、ドワーフの首長が治める
2.ドワーフの方が多い国、ドワーフの首長が治める、人間の方が体力も器用さも足りず蔑まれ気味
3.人間の方が多い国、人間の王が治める、ドワーフの方が身分は低い

食生活
あ.金属・武具・工業製品を輸出し、食品のほとんどは輸入物
い.様々な温泉で育った魚たちからはそれぞれ違う栄養が摂れる、魚しか食べない
う.岩の上でも育つキノコを栽培、それを餌に家畜を飼育、町から出なくても生きていける

技術力
A.所詮はドワーフ、戦車と言っても馬が引くタイプ
B.産業革命レベル、噴石を防ぎながら移動するための装甲車発明
C.メカニックギルドの本拠地、エスカレーターも拳銃もドワーフが作った発明品

↓1体制 ↓2食生活 ↓3技術力

前スレでソピアちゃんって舞踏の心得があるって設定だけどぶっちゃけ何に使えるの?むしろ踊ると色々ばれそうで怖い

コホーテン首長国。

危険な活火山の噴石を避け、洞窟に住まう事のできたドワーフ族の首長が治める国。

洞窟では豊富に、火山では珍しい鉱石が採れ、それを原料にした鍛冶や工業生産が主要産業。

反面食材に乏しく、鉱石や生産品を輸出して代わりに食料を輸入している。

輸入してくれる他国がなければ存続できない国ではあるが、世界一の資源大国であるため生活は安定している。

機械の国には劣るが技術力も高く、地上での活動を可能にする装甲車も開発した。

鉱石以外にも地底湖の珍しい魚や温泉も知られていて、人間の住民もいるが、ドワーフからは彼らより劣った生物と蔑まれている。

交通面では装甲車に乗らなければ町に入ることも厳しい。送迎はぼったくり価格で有名。



※左上の島国について今決まっていること

大きさはアイスランドくらいで人口は少ない(つまりイギリス風の大国にはできません)

また、寒くはない


↓6くらいまで 島国の特徴とできれば名前 特徴はできるだけ追加します 名前は出た物から選ぶ形で

>>950 ダンスは……今のところ使い道ないですね、まあ安価で決まってしまったことですし……
1つ下の『料理、弁論術、算術、弓道』だったら強かったでしょうね
交渉力にボーナス、レストランや道具屋での仕事に事欠かない、アーチャーならいきなり中堅レベルの実力……ぬるゲーです



まるで上陸させる気がない

全安価採用は矛盾が出てきて厳しいので、そのまま全採用は無理でした ちょっと変えている部分があります


ラヌーン国。

海神を信仰する謎に満ちた閉鎖的な島国。

周辺海域は海神をはじめとした大型モンスターの巣窟である天然の要塞で、普通の船乗りでは近づくこともままならない。

主食である魚介類・薬草・衣類・木材・皮革などすべて自国で賄っているが、石資源だけは手に入らない。

そのため、国営の海賊が他国から略奪してくる。

国の船乗りだけは特殊な海流を上手く使い、自国の港へ帰ることができる。

上流階級の人間のみ海神の力を借りた魔法の使用が許されているらしいが詳細は不明。

次スレを立てました
元お嬢様「安価とコンマでお仕事生活」海風の妖精「3ブロシア」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409745651/)



こちらを埋めますが、何をしましょうかね

1.1スレ目のように1レス短編
2.エルミスたちのスキルセット
3.>>8+安価でモンスター作って遊ぼう(今後それらしい場所で出てくる)
4.自由安価

↓2くらいまで

ばらっばらw

スキルセットはまた誰かと仕事の時にするとして、980くらいまでモンスター作成、その後は短編(魔境チーム含む)でいきます

ではこのレスのコンマでモンスタージャンル決定

トカゲです

↓2くらいまで トカゲモンスターの、色・体質・生態・技・利用法(食材・革材ほか)・その他性質

電撃を放てる
爪が硬く、血液が麻痺を直す薬の原料に

見た目が岩っぽくて擬態がうまい
求愛ダンスは一見の価値あり(発情期には色が変わる)

お お い

2レスずつ採用し(>>974は長いのでこれだけ)3匹のトカゲ




ベニオオトカゲ。

とぼけた顔をした中型トカゲモンスター。

表面に酸性の粘液を分泌しているため虹色に光って見える。

耐酸性の強い革は防具に利用される。



ハイエナラプトル。

カメレオンのような擬態能力を持つ二足歩行のトカゲモンスター。

弱った得物を見つけると鋭い爪をあらわにし、どこまでも群れを成して追いかけ続ける。足も速く逃走は困難。

襲撃時は興奮し全身に勢いよく血が流れるため赤くなる。

砂漠の民は干し肉にして食べるらしい。



電気イワトカゲ。

普段は岩に化けてじっとしているトカゲモンスター。

うっかり腰かけると高圧電流の餌食になるが、痺れとりポーションの材料はトカゲ自身からすぐに採れる。

一年のほとんどを動かずに過ごすが、発情期のみ激しくダンスを踊る。ウベローゼンのテレビで放映されちょっとしたブームになった。



ではこのレスのコンマで次のジャンル決定 またトカゲの場合ドラゴンとします

樹木です


注意していませんでしたが、特徴を全部書くのではなく、一部書いて混ぜるのです

↓2くらいまで 木モンスターの、色・体質・生態・技・利用法(食材・革材ほか)・その他性質などを1、2つ

2レスずつ採用し3本の樹木モンスター



ヤマカジノキ。

一見ただの人の背丈ほどの高さの細い木だが、強い刺激を与えると爆散し発火した破片が風に乗り飛んでいく。

辺りの木々を焼き払ったあと、破片に交じっていた耐火性のある種がそこで芽吹くことで子孫を増やす。

眠らせた状態で刈り取ることで爆薬として利用できる。


ファニートレント。

風が吹くと笑い声のような葉擦れの音を出し、モンスターを威嚇すると共に感情表現を行う。

また、幹から甘い樹液を出し人々に分け与えるので、子供たちに人気。

トレントなので動き回ることもでき、風魔術師などがペットにしていることも多い。

こうして人間に大切にしてもらうことで生き延びている樹木モンスターなのだ。


ファンキートレント。

ファニートレントと見た目も名前も似るが全くの別物。

枝をくねくねと曲げた不思議な踊りを目の前で見てしまうと、思わず一緒に踊ってしまう魔法を使う。

踊ったままだんだんと接近し、鋭い葉と枝で切り裂き、養分に変えてしまう危険な樹木モンスターである。



あとは……安価を取ったらそのまま埋まりそうなので、適当に書きたい短編を投下して、最後に次スレをもう一回貼ります

短編に対するコメントがあったら次スレにお願いします

【魔境チームの仕事風景】

昼、とある裏通りのカフェ。

バルザック「ガルぅ~! オメーも飲めよぉ~!」

ガルァシア「……断る」

エリー「おっさん、まだ昼だよ!」

バルザック「昼間でもー!? 酒は上手いのー!!」

ガル「バルザック……もう赤字だ」

バルザック「…………なんだって」

バルザック「チキショー、一気に酔いが醒めちまったじゃねぇかよ」

カランカラン

シュン「やあ、君たち。今日も騒がし……くないね? この僕の推理が外れるとは」

シュン「バルザックが素面ということは仕事の準備中かな?」

ガル「違う」

エリー「自業自得だよ」

シュン「……アホらしすぎて推理に手間取ってしまったね」

シュン「落ち着こう。マスター、コーヒー」

エリー「はいよ」

ネル「……」スタッ

ネル「うん、今日も絶好調ッ」

エリー「ネル、きちんと入口から入ってきな」

ネル「ボクは非力だから、ドアが動かなかったんダヨ」

バルザック「ネル!! 仕事は持ってきたか!?」

ネルは占い師として鍛えた百発百中の予知能力と勘を活かして、チームの情報収集担当として働いていた。

ネル「モチロンさ」

ガル「……金は?」

ネル「軍からの依頼。がっぽり稼げるヨ」

バルザック「見せろよ!」

バルザック「……おい、これって」

ネル「お得意サマだネ」


ガル「……本当にやるんだな?」

ネル「媚売っとかなきゃボクらが勝手に罪人の協力者にされる未来が視えたヨ」

バルザック「かばってもそれはそれで金にはなりそうだが、俺ぁ軍に楯突けるほど強かねぇしな」

バルザック「しゃあない。いっちょやろうかね!」

ガル「で、お前は何でいるんだ」

シュン「君たちの仕事風景と……信頼していた君たちに裏切られて衝撃を受けるおじさまの顔が見てみたくてね」

ネル「シュンはいい性格してるよネ」

シュン「ははっ。さっきの占い結果も嘘っぱちのくせに」


その貴族はモンスター収集家として有名な金持ちであった。

探知、岩魔術、罠の三拍子はモンスターの捕獲にうってつけのチームである。

そんなネルたちに高額で依頼し、諸国の大型モンスターを集めさせていたのだ。

結果、軍人を撃退するためになりふり構わず屋敷から庭に放った大型モンスターたちが、軍人も使用人も近くの市民も関係なく手当たり次第に襲い掛かっていた。

市民「キャアアア!」

ガル「ハッ!」

ガルァシアの呼び出した岩の壁が一般人の親子を豹型モンスターの鋭い爪から救った。

ネル「ガルー、それターゲット違う」

ガル「……放っておくわけにはいかないだろう」


貴族「お、お前たちっ!! 助けに来てくれたんだな!?」

ネル「違うヨ。オジサンを殺しに来たノ」

貴族「貴様ら……! 金を仇で返しおってからに……! やれ、ファットドラゴン!」

ネルたちの眼前に巨大な腹を持つ竜が立ちはだかる。

バルザック「なあ、おじさん。こいつ、捕まえたの俺たちなんだよ」

バルザック「捕まえられるのなら倒すのは簡単だって分かんないかなぁ!」

ネルがドラゴンの思考を読み、2人をドラゴンの視界の盲点に瞬間移動させる。

ガルァシアが魔法陣で竜の飛行を妨げ、バルザックが一瞬で爆弾を足元に並べた。

バルザック「ボンバーッ!!」

ネル「ケホケホ。……量、調整してヨ」

バルザック「一度お屋敷を爆破してみたかったんだ!」

貴族「……」ソソクサ

ガル「逃がさん」

岩の壁が男性の退路を塞ぐ。

貴族「まて、まってくれ……! 金なら出す! 私は軍より金持ちだ!!」

バルザック「資産はほとんど俺っちが爆破しちゃったけどね!」

ネル「遺言はそれでいいのカナ?」

貴族「ひぃっ」

シュン(お、やってるやってる)

ガル「さて……」

ガル「自分の使用人をも殺した罪、償ってもらおうか……」

ネル「これからオジサン自身がお金になるのサ」

バルザック「俺史上初めての人殺しの時間だよ!」


少将「あの……捕まえるっていう仕事だったんですが……」

ネル「ゴメンネ。主にバルザックのセイ」

少将「報酬は半額に……」

シュン「ちょっと待ちなよ少将さん。僕は探偵ギルドのシュンと言う者だ」

少将「シュンだと……!? なぜここに……」

シュン「彼らはお金にもならないモンスターたちもしっかり倒したんだけど……」

シュン「僕の計算だと、放っておいたら死んだ市民の数も数十は行くよ。あ、ちなみに僕の計算はほぼ当たるから!」

シュン「ここはサブクエストってことで報酬を上乗せするべきじゃないかな?」


バルザック「酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞー!!」

シュン「僕に感謝してくれよ」

ガル「もちろん。……バルザックの尻拭い、感謝する」

エリー「……アンタら、人殺した帰りの顔とは思えないね」

ネル「バルザック、飲みすぎない方がいいヨ。今晩寝てると仕事を逃すって未来が視えタ」

バルザック「知らない! エリーちゃん、ビール、大ジョッキで!」

【ロットさんとヒーロー】

ウベローゼン東の小学校が、剣士を中心としたグループに占拠されていた。

一般の生徒に紛れた貴族の子供たちを人質に、身代金を請求する犯行である。

こういった事件は、ここ貴族の町では珍しいことではなかった。

すぐに王国軍とギルドから派遣されたチームが犯人たちを拘束するだろう。

しかし、子供たちは当然冷静に考えることはできなかった。

講堂は恐怖にひきつった泣き声で満たされていた……。

少女「ママ……」

ロット「だ、だいじょうぶさ。きっとたすかるから」

少女「ロットくんはそうかもしれないけど、わたしはきぞくだもん……」

ロット「おれがまもってあげれたら……!」

犯人「おい、そこ! 何を話している!?」

ロット「……」

犯人「ガキ、立て」

ロット「や、やっ、やめろ……! ○○に手を出すな……!」

犯人「てめえから殴られたいか、ああん?」

ロット(だめだ……! おとなはこない……!)

痛みを覚悟したロットの耳に、乾いた破裂音が響いた。

ロット「あれ? いたくない……?」

ガンマン「間に合ったか」

今思い出してみると意味のないマントを翻し、颯爽と現れた銃使い。

彼が狙いを定めて、子供たちに当たらないように犯人の足を撃っていた。

ロット「おにいさん、ありがとうございます」

少女「ありがとう!」

ガンマン「お仕事だからね。それと、君、彼女をかばったんだろう?」

ロット「でも、まもれなかった。……おれもおにいさんみたいに、つよくてかっこよくなれますか?」

ガンマン「もちろん。銃は誰にでも使えるからね」


少女「ロットくんもありがとう。……ロットくんもかっこよかったよ」

ロット「おれはおにいさんみたいなヒーローじゃないよ……」

少女「じゃあ、これからいっしょにヒーローになろう!」

ロット「……そうだね」


彼女はその後、ガンマンとして経験を積んだのち小学校の先生となり、自力で事件を何度か防いだこともあるという。

子供たちにとっての立派なヒーローだ。

ロット(俺がただ、カッコいいから、ヒーローに憧れたから銃を使ってるなんて誰にも言えやしない)

ロット(だってそんなのカッコ悪いじゃないか)

ロット(……そんなことよりも)

革命の翌日。子供たちに危害が及ばないよう、彼女はすぐに投降したと言う。

その気になれば10人そこらの軍人は一捻りだと言うのにだ。

ロット(囚われている彼女を助けに行きたいとも思わない俺は……)

ロット(なんて、カッコ悪いんだろうな)

【フィナの葛藤】

新米ホワイトシーフのフィナは悩んでいた。

フィナ(手に職つけろってどういうことなの、もー!)

フィナはウベローゼンの一般家庭出身。

両親はギルドに所属していないが、父はホテルの従業員、母は食堂の給仕として働いており、裕福でも貧乏でもない。

『手に職をつけろ』は彼女の母の口癖であった。

フィナ(ギルドに入って訓練してるだけじゃダメなの?)

フィナ(ちゃんと依頼でお小遣い稼ぎもやってるし……)

フィナ(やっぱり専門職系じゃないとダメなのかな……)

母は、自分のように苦労してほしくないから、将来お金に困らないよう技術と経験を積んでほしいと娘に思っていた。

ただそれだけであり深く悩む必要はないのだが、まだ幼いところのある彼女には全然解けない複雑な問題であった。

フィナ(お小遣い稼ぎなら牧人かなー。でもメカニックが一番技術!って感じするし……)

フィナ(仕事に困らないのは料理人だけど、あたしそれよりも一番は海を克服したいんだよねー……)

生まれてこの方ウベローゼンから出たことの無かった彼女にとって、ハーバリアでの1泊2日は人生の中でも大きな経験になっていた。

フィナ(そっか。ソフィアに相談すればいいんだ! 冴えてる、あたし!)


フィナ「受付さん、月魔術師のソフィアさんを探してるんですけど……」

受付「今日は見ていませんよ」

フィナ「おぅ……。間が悪かった」

受付「別の町に行ってらっしゃるのではないでしょうか?」

フィナ「えっ」

フィナ(ああああ、どこ行ってるんだろう気になるううう)


エルミス「捕まえたわ! 下僕第二号のフィナ!」

フィナ「ぅわぉ!? エルミスかー、久しぶり」

もはやエルミスにとってソピア探しは習慣になっていた。

エルミス「フィナもソフィーに用があったの?」

フィナ「うん、相談にね」

エルミス「相談なら主であるわたしが聞いてあげるわ。感謝しなさい!」

フィナ「エルミス、ありがとう!」

エルミス(本当に感謝されると照れるわ……)

フィナはその後、どちらかと言うとエルミスの話を聞く側に回って過ごした。

魔境チームでガルァシアさんだけは義の心がある。でも結局行動は似たようなもの。

バルザックは刹那的な快楽を求める、ネルはお金好き、シュンは愉快犯。

ロットさんは怖い人じゃないです。ただのひねくれ者です。

フィナは1の中では正統派女主人公なイメージ。普通っていいよね。


次スレをもう一度張ります。

元お嬢様「安価とコンマでお仕事生活」海風の妖精「3ブロシア」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409745651/)


あとは埋めてください。1000の願いが叶うと信じて……!

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