小中学生のための! 夏休み漢字勉強SS(79)

男「さあ!というわけでいよいよ夏休みです!」

友「イエー」パチパチパチ

男「夏休み!健全な中学生は妊娠の恐怖に襲われるわけですが」

友「おい何言ってんだ」

男「『夏休みの宿題』!これの恐怖に襲われることもあるのでは?」

友「むしろそっちがメインだよ」

男「『夏休みの友』とかざけんじゃねえよ!!敵だよ!!」

友「キレ症か?」

友「カルシウム足りてるのかお前」

男「骨密度74%だから大丈夫だよ」

友「全ッ然大丈夫じゃねえぞ」

男「まあそんなことより!このSSは、夏休みのうちに漢字を全部思い出そうというSSです!」

友「漢字練習した方がいいんじゃね?」ホジホジ

男「ここに来てる小中学生がそんなことすると思うか?」

友「・・・」

男「山田課糸とかはるちゃんがすると思うか?しないだろ」

友「まあ・・・しないだろうな」

男「だから!そんな奴でも一応は日本の未来を担う若者!というわけで」

男「ここでも勉強する機会を作ろうじゃあないか!夏休み漢字勉強SS!!」バァンッ!!!

友「おう」

男「というわけで!(やる気が続く限り)小中学校の全ての漢字をまとめたSSを作ります!」

友「かっこの中最重要な」

男「まずは小1の漢字からだな」

友(ネタもないのにいきなりおっぱじめて大丈夫だろうか・・・)










漢字検定10級相当 小学校1年生で学習する漢字






『一』

男「まあ一文字目だしな」

友「そうだな。一番簡単な漢字だし」

男「一本横に線を引くだけでいいもんな」

友「画数一画だし」

男「一発目がこんな簡単な漢字でいいのかな」

友「一回くらいいいだろ」

男「つか俺ら一切漢字勉強に役立てる話してなくね?」

『右』

男「T字路の右に真四角の岩があるんだよ」

友「おー、なるほどね」

男「でも道がそのせいで左に曲がってるっていうね」

友「・・・言うな。複雑になる」

男「あ、でも手前が進行方向だとすれば右に道が曲がってるからいいのかな」

男「うーん、でもそうしたら岩が左に・・・」

友「ちょっと黙れお前」

『雨』

男「T字路にコの字型の囲いが配置されてな」

男「雨の影響で4ヶ所地面が溶けたんだ」

友「酸性雨ってやつか?」

友「うーん・・・でも酸性雨で土壌は溶けなかったと思うぞ」

男「へー・・・」

友「溶けるのは銅像だな。土壌じゃないぞ。まあ魚類のドジョウには影響があるだろうがな。というよりもそもそもの雨が酸性だから酸性雨何て言い方はふさわしくないと思うんだ。雨ってのは」ペラペラペラ

男「誰かコイツ止めろ!」

『円』

男「欲しいよなー、これ」

友「これって『雨』の説明でいったコの字型の囲いをさ、さらに囲ったように見えないか?」

男「んー・・・俺としては小さいT字路が囲いで分断されてるように見える」

友「ところでこれさ、上手く三画目を右か左にずらしたら黄金長方形になるよな」

男「ごめん、何言ってるか分かんねーわ」

友「まどかちゃんって子が教えてくれたんだ」

男「無理矢理訓読みの話に戻したな」

『王』

男「とある国で革命が起こってさ」

男「王様がエッ!?って悲鳴を上げた瞬間、横に真っ二つに切られたんだよな」

友「残酷な漢字だな」

男「漢字ってのは残酷な成り立ちが多いからな」

友「ちょっとオラワクワクして・・・」ガタッ

男「さっきからお前のキャラが掴めないぞ」

友「>>1がテキトーだし」

『音』

男「お日様の上に立って音を出したんだよ」

友「スゲーな、ブロリーでさえ太陽には勝てなかったのに」

男「そう考えるとスゴイな」

カーズ「呼んだか」ヌッ

男・友「帰れ」

カーズ「チッ」テクテク

男「アイツは太陽光克服しただけで太陽そのものに叩き込まれたら死ぬよな・・・」ヒソヒソ

『下』

男「↓が変化したんだ」

友「俺が変化したみたいになってるぞ」

男「お前が下にいるのが悪い。どけ」

男「もう一度言うが、↓が変化したんだ。簡単に覚えられるだろう?」





友「やっぱ俺が変化したみてーじゃあねーか!!!」

『火』

男「火っていうのは上に向かって燃えるだろ?だからだ」

友「俺が人が手を上にあげながら燃えてるのかと思ったぜ」

男「なるほど。それもありえるな・・・」

友「漢字の成り立ち妄想すると面白いよな」

エシディシ「俺は中国に行ったこともあってな」ヌッ

男・友「帰れ」

エシディシ「あんまりだァ・・・」テクテク

『花』

男「鍋のフタの下に置いておくと化けたんだ」

友「『化』って漢字をまだ説明してないだろ」

男「ん・・・・じゃあどうするんだ」

友「フタの下でイヒイヒ笑ってるんだよ」

男「なかなかキモいな」

友「そうだな」

男「あと、『なべぶた』っていう部首があるから気をつけろよ。これは『くさかんむり』だ」

『貝』

男「長方形でスジが2つ通った貝殻があってな」

男「そこから本体が出てんだよ」

友「貝は軟体動物だしな」

男「そッ!軟体動物には殻を持ってるヤツが多い」

友「イカは甲羅を体内に持ってるな。タコは完全に退化したが、一部の連中は二次的に殻を作って持ってる。白亜紀にいたベレムナイトってイカは殻をm」

男「今日はここまでだ」

友「この野郎、いいところで」

『学』

男「屋根の下に子どもがいるんだな」

友「『子』をまだ説明してないけどな」

男「それ以外でどうやって説明するんだよ」

友「・・・無理だな」

友「ところで屋根の上の3つの点はなんだ?」

男「避雷針とアンテナじゃねーの?」

友「にしても凄い平坦な屋根だよな」

『気』

男「説明が難しいな・・・片仮名のノにニ・・・五画目六画目は片仮名のメだな」

友「そう考えると片仮名が多い字だな」

男「まあ片仮名って漢字の一部だしな・・・」

男「例えるなら、遺伝子の中のDNAって感じか」

友「それなんか違う」

男「じゃあDNAの中のデオキシリボ核酸」

友「それもなんか違う」

『九』

男「T字路があって・・・縦向きの道は左に曲がって、横向きの道は急な道路工事で曲がったんだろ

友「急な道路工事っていうより災害で曲がったとかの方がふさわしくないか?津波とか」

男「津波なら完全にブッ壊れるだろ」

友「じゃあ土石流でいいや」

男「不謹慎だからやめろ」

友「そういやレールが1本だけ綺麗に残ってたな。通ったらスリル満点だろうな」

男「枕木が無くなってるから無理だけどな」

『玉』

男「王様の金玉」

友「丁度股間辺りにあるしな」

男「卑猥じゃね?この漢字」

友「俺らが勝手に妄想してるだけだよ」

男「何か見てるとあれだな・・・エッ!?って叫びながら斬られた衝撃で金玉がはじけ飛んでるように見える」

友「つーか金玉ならもう1個いるだろ」

男「あー!そっか」

『金』

友「・・・『玉』の後にくるとますます卑猥だな」

男「おい!この漢字だとちゃんと金玉が2つあるぞ!」

友「えッ!?ああッ!!!」

男「すっげぇ!!完全に卑猥!」

友「セクハラじゃん!女子生徒にこの字書かせたらセクハラじゃん!!女の子が金玉を――」

男「通報した」ピポパ

友「裏切り者ォォーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

『空』

二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ

一人は泥を見た、一人は空を見た



男「・・・空って綺麗だよなあ」

友「つか何で通報したお前まで逮捕されてんの!?」

男「同罪だってさ」

友「つか漢字の話してなくね?」

『月』

男「そら見てたら思ったけど、『月』ってなんとなく三日月に似てるよな」

友「そこから漢字ができたんじゃないのか」

男「だよな」

刑務官「おい」

男・友「!」

刑務官「出所だ」

男・友「イエェェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」ピシガシグッグッ

『犬』

男「はー、やっと出所だぜ」コキコキ

友「2時間しかいなかったけどな」

男「ツギハギだらけのオッサンに絡まれたときは死を覚悟したぜ・・・ん」

犬「」トコトコ

男「犬だな」

友「『犬』の右上の点って耳を表してるのか?」

男「・・・片耳じゃねえか」

『見』

犬「」ジィーーー…

男「おいおい・・・そんな目で見るなって・・・俺アパート暮らしだから飼えないんだよ」ナデナデ

犬「」キューン

男「じゃあな!逃げるんだよォォーーッ」ダッ!!

犬「」シュタタタタタタ!!!

男「うおおおおおおおおッ!?来た来た来た来た来た来た来た来た来たァァーーーーーーッ!!」シュタタタタタ

友「なるほど!『見』に『あし』があるのは走りながら見つめてくるからか!」シュタタタタタタ

『五』

友「漢数字は2つ目なのにいきなり『五』かよ」

男「仕方ねーよ、五十音順だから」

男「ところでさ、レシート見るたびに悔しくなってくるんだよ」

友「?」

男「レシートの数字が漢数字なら『五』を修正液で『三』にできるじゃん?家族にもごまかせるじゃん?」

友「・・・上手く修正ペンとペン使えば6を0にできるだろ」

男「お前頭いいな」

『休』

男「やっべ、そういえばこの漢字忘れてたよ」

友「人が木のそばで休んでるんだよな。これは簡単」

男「まだ『木』を説明してないけどな」

友「またそのパターンかよ・・・」

男「まあ覚えやすいって言っても、今でも『休』と『体』間違えるからな。休育大会とか体憩所とか」

友「休育大会って育児を休むのか?どうなったら優勝なんだ」

男「うーん・・・」

『口』

男「ただの正方形だよな」

友「片仮名のロと見分けがつかなくて困る・・・あとは普通の□とか」

友「もうちょい楕円形だろ口は・・・って思うけどな。まあ実際書いたら拙筆とかで分かるんだろうけどさ」

男「日常会話でも違いは分かるよな。SSだとわかりづらいが」

友「そうなんだよなー・・・コンピュータの字だし」

男「ロロロロロロ口口口口口口□□□□□□」

友「日本語でおk」

『校』

男「木が交って学校ができるって覚えればおk」

友「『木』も『交』も説明してないぞー」

男「・・・チッ」

友「俺昔はこの漢字に手こずってたわ。右側が難しかった」

男「ちなみに『交』を勉強するのは2年生な」

友「え、マジ!?道理で・・・」

男「勉強する順番逆だと思うけどな、俺は」

『左』

男「片仮名のエがT字路の右n」

友「ややこしくなるから要点だけ言え」

男「・・・T字路が左に曲がった」

友「たしか『右』とは書き順が違うんだよな?」

男「ああ。『左』は横画が1画目、『右』は縦画が1画目だ」

友「今でも覚えてないわ」

男「当たり前だ。覚えてる奴はどうかしてる」

『三』

男「単純だよ。3本線引きゃいいんだからな」

友「何で3までは横線で表すのに4以降は違うんだろうな」

男「日本は一進法じゃないからじゃね」

友「でも『正』で表すのは一進法じゃね?」

男「・・・」

男「なんかネタも切れてきたし疲れたから今日はここまでにするぜ」

友「強引だな」

『山』

男「典型的だよな。説明:必要なし」

友「これって山が3つ連なってんのかね」

男「多分な」

友「これってギザの三大ピラミッドからきてるって可能性はないのか?」

男「あー、なるほど?」

エシディシ「なるほどあるかもなァ」ズィ

男「何で来たんだお前」

『子』

エシディシ「『了』に一本線を引けばいいよなァ」

男「居座るなコラ」

友「そういえば了解しました!って言うのはNGらしいな」

男「え、マジ?じゃあどう言うんだ」

友「えーとな、確か・・・」

エシディシ「よかろう!だな」

友「お願いだから帰って」

『四』

男「『目』を横に倒して四角の中の縦画を90°曲げればいいよな」

エシディシ「俺の沸騰血は500℃だぞ」シルシル

友「帰れ」

男「そういや、四天王の中でも最弱・・・の元ネタって何なんだ?今思い出したけど」

エシディシ「サンタナがやられたようだな・・・」

カーズ「ククク・・・奴は四天王の中でも最弱・・・」

友「増えやがった」

『糸』

男「これ説明するの難しいよな」

友「ああ。でもガキの頃、この漢字書いてると楽しくなったわ」

男「あ、分かるわー。1画目と2画目を繰り返すのがな」

友「3画目でその連鎖が終わるのもいいよな」

男「確かに。それ以上続いたらくどい気もするな」

友「ああー!気持ち良くなる漢字だぜ!」

エシディシ(駄目だこいつ・・・早くなんとかしないと・・・)

『字』

男「『学』と紛らわしいよな」

友「屋根の強度がな」

男「台風でも来たら飛んでいきそうだよな」

友「そーいやこの間の台風8号には拍子抜けしたな」

男「ああ。10年に1度とか言ってたのに、980ヘクトパスカルになりやがった」

友「>>1の住んでた県も強風域に入ってたのに、全然風吹いてなかったからな」

男「日本は平和だな」

『耳』

男「耳の形に少し似てるかなーって」

友「耳の穴に糸2本張ってるのか」

男「耳から白い糸って話思い出した」

友「あー・・・ピアスの穴から視神経が出てくるって話か」

カーズ「視神経は脳神経の一つのため脳と直接つながっていてな、耳たぶには通っていないのだ。その上視神経はタコ糸程度の太さがあるから、それよりも小さなピアス穴から露出するという点も不自然なのだ。「東洋医学の目に関係するツボが耳に存在するため」と説明を試みる例もあるが、「ツボ」は流派によって異なることが多く、科学的に立証することは難しい。また、ツボに刺激を加えることで失明に至ったという事例は今まで確認されていないしな」ズイッ ペラペラペラペラペラ

友「あー、そういえば人によってはピアスの穴から「白い物体」が出ることがあるけど、これはニキビなどと同様の余分な脂分の集合体である「角栓」や「粉瘤腫の中身」であると考えられているんだっけ?そもそもこの話はピアスの危険性を誇張する目的で用いられてるんだよな。これは『ピアス=不良』という考えを持つ親や教師が、子供たちに対し方便として用いたものが広く流布したためで、これこそがこの噂が都市伝説化した原因であるという指摘もあるとか」ペラペラペラペラ

男「黙れ」

『七』

男「片仮名のナの逆向きだな。覚えやすい」

友「そっか。俺は片仮名のセを使って覚えたわ」

男「できるだけ音は近い方がいいだろ」

友「でもさ、数える時は「イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、キュウ、ジュウ」だろ?「シチ」で覚えちゃってさあ

男「え・・・俺「イチ、ニ、サン、ヨン、ゴ、ロク、ナナ、ハチ、キュウ、ジュウ」だったわ」

友「・・・それ数えにくくね?」

男「そっちこそ」

『車』

男「これ車要素ないよな」

友「正面から突っ込んでくる車だと思えばなんとか」

男「・・・漢字考案した奴凄いな。死ぬ寸前に漢字思いついて発表したの?」

友「お前には停車してたって考えはないのか?」

男「あー、なるほど!頭が回ってなかったぜ」



エシディシ「実際は車を横から見た様子なんだがな」ボソ…

『手』

男「この漢字さ」

友「うん?」

男「ゲシュタルト崩壊すると毛虫に見えてくるんだよ」

友「・・・なるほど」

男「毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛毛」

友「むしろ片仮名のモに見えてきたぞ」

男「・・・チッ」

『十』

友「AMEN」シャキィィィィ

男「・・・何だそれ。漢字と関係あるのか?」

友「ヘルシングを知らない奴がこの地球にいたとは」

男「知らねーよ何だそれ」

友「ご本人呼んできたぞ」サ

アンデルセン神父「我らは神の代理人。神罰の地上代行者。我らが使命は、我が神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅すること。AMENッ!!」ジャキィィイ

男「ますます誰だよ」

『出』

男「山の上に山」

友「これって山から山が出てきてるのか?」

男「・・・そう考えたらやばいな」

友「ゴジラの世界でもこんなこと起こりそうにないぞ」

男「いや、その世界だったら確実に起こる」

友「じゃあウルトラマン」

男「さらに起こる」

『女』

男「くノ一!」

友「ここまで覚えやすい覚え方を発明するとか凄いな」

男「そういやSASUKEでくノ一ってあったな」

友「へえ」

ワムウ「ああ、あれか・・・割と簡単そうだったな」

アンデルセン神父「そうだな。私ももう少し鍛えれば」

男「黙ってくれ人外」

『小』

男「最近小型化とかよく騒いでるけどさ」

友「うん」

男「「大は小を兼ねる」って言うじゃん」

友「・・・それとこれとは話が違うぞ」

男「でもデカい方が安心できるだろ」

友「真空管のコンピュータ使うか?」

男「・・・小型化最高!」

『上』

男「↑が変化したんだよな」

友「今回は俺に向いてないからよかった」

男「そうか?」つ↑

友「おいお前それ捨てろッ!!」バシ!

男「あッ!おい馬鹿」つ→ グルンッ!

男「↓になっちまったじゃねーか!」つ↓

友「・・・もういい」

『森』

友「木が3本だけで森とかどんだけ森林破壊進んでるんだよ・・・ってガキの頃思った」

男「「地球(テラ)へ・・・」の世界がそんなんじゃなかったっけ」

友「嫌だねー」

男「つーわけで割り箸使うのやめるからラーメン屋行くのやめるわ」クルッ

友「おいおい、あのラーメン屋はプラスチックの箸だぞ」

男「・・・詰んだ」

友「なんでお前ラーメン嫌いなんだよ・・・ホラ行くぞ」ズルズルズル

『人』

男「・・・やっと食った」オエエ

友「麺1本に2分かけて食う奴がいるかよ普通・・・」

店員「オウ兄ちゃん!」

男「?」

店員「『人』っていうのは互いに支え合ってるんだ!」

店員「だから、ちょっとこれからホテルに行かんかい?」ハァハァ

男「途中までいい話だったのに急にホモになりやがった」

『水』

アンデルセン神父「すみません、お水を頂けますか」モグモグ

店員「ウホッいい男」

友「何平然とギョウザ食ってんだお前」

店員「では僕の聖水を・・・」ボロン

店員「お水でも飲んで・・・話でもしようや・・・」ジョボジョボジョボ

アンデルセン神父「話ですか?私は聖職者でして、交際はちょっと」

友「警察呼ぶか」ピポパ

『正』

ウー ウー ウー ウー

店員「我が心と行動に一点の曇りなし・・・!全てが正義だァァーーーッ!!」ギャアギャア ワアワア

警官「オラッ!何騒いでるッ!早く乗り込めィ!」ドガッ!

店員「あァァンまりィィイだァァアアアア」ドサァッ

ギャアギャア ワーワー ピーポー ピ-ポー

3人「・・・」

男「・・・ジャスティスは勝つ!」グッ!

『青』

友「パトカーの中の店員、顔真っ青だったな」

男「まあブタ箱に入れられるわけだし・・・」

アンデルセン神父「そうですね・・・あんな人にならないよう、子ども達にも言い聞かせないと・・・」

男「・・・」

友「・・・」

アンデルセン神父「・・・」

3人(ネタがない!)

『夕』

男「お、夕焼けじゃん」

友「おお・・・」

アンデルセン神父「『夕』が『月』より1画少ないのは、まだ太陽の光で月が完全に明るく見えないからだそうですね」

男・友「そうなの?」

アンデルセン神父「いえ、嘘です」

男「でも妙に納得できたな」

友「・・・太陽が地平線に入ってかけてるんじゃないのか?」

『石』

男「右側にあった石だな」

友「確かに突き出てるか突き出てないかの違いだしな」

男「でも書き順は『左』の方らしいぞ」

友「え・・・マジかよ!?紛らわしッ!」

友「・・・つか『左』ってどっちが1画目だったっけ」

男「・・・覚えてねえ」

友「・・・だよな」

『赤』

友「これ難しくね?説明」

男「土から足が生えまして」

友「・・・うん」

男「目玉が2つ落ちまして」

友「は?」

男「血で真っ赤に染まりましたとさ」

友「グロいわ」

『千』

男「十の上に1画増やすだけだから楽だよな」

友「なんでこれを11にしなかったんだろうな」

男「数字1個1個に漢字振ってたら大変なことになるだろ」

友「そうだけど・・・でもこれで1000を示すってのは」

男「10²ってことじゃね?」

友「それ100だろ」

男「・・・あっ」

『川』

男「覚えやすいよな」

友「うん」

友「・・・ただ川が3本平行に流れてる場所があるかは知らんけどな」

男「え?これって水の流れが3本じゃないのか」

友「え、あ、そうかも」

友「でもだとしたらリアリティがないよな。渦ができてたり、中洲があったりで流れが真っ直ぐなんてことは・・・ましてや昔の中国だぜ?舗装されてるわけでもないし」

男「漢字にリアリティなんか求めるなよ」

『先』

男「1ヶ所印のついた土が」

男「脚を生やして」

男「先に走って行ってしまいましたとさ」

友「土が崩れて脚だけになりそうだな」

男「・・・怖いな」

友「夜に会ったら逃げ出す自信がある」

男「漢字ってやっぱエグいわ」

『早』

男「日が十回昇るのは早い」

友「遅いだろ」

男「いや10日は早いぞ」

友「遅いって」

男「後十日もすれば2学期がスタート、中学生は実力テストを迎えることになる」

友「・・・早いな」

男「だろ?」

『草』

男「草が伸びるのは早い」

友「そうだよな。むしってもむしっても・・・」

友「そういえば、夏休み中の学校の草取りあるよな」

男「昨日やってたっぽいぞ」

友「へー、若干雨が降ってたのに」

男「濡れてスケスケになったJCを見物できるからいいじゃないか」

アンデルセン神父「通報しました」

『足』

男「口の下にソリ」

友「絶対歯折れるわ」

男「衝撃強そうだよな」

友「せめて手にしようぜ」

男「逆立ちでソリ乗るのかよ」

友「・・・やっぱ脚に限るな」

男「当たり前だろ」

『村』

男「木に釘をさして村を作ろう」

友「家じゃね」

男「村」

ワムウ「家ではないか?」

エシディシ「家だなァ」

カーズ「家」

男「家だわ」

アンデルセン神父「・・・というより、釘じゃあ成立しないですよね」

男「五寸釘っていいたかったんだ」

『大』

男「人が両手を広げて寝転がる」

友「どこで?」

男「え・・・原っぱとか?」

友「草地にはダニがいっぱい・・・」

男「・・・じゃあフローリング」

友「フローリングもダニがいっぱい・・・」

男「るせーーーーッ」

『男』

男「田んぼの力」

友「なんか農薬にありそうだな」

男「昆虫出たぞ♪昆虫でたぞ♪」

友「ひょーっとして害虫♪もーしかして害虫♪」

男「害虫退治の田んぼの~力~♪」

友「実際あるかもしれないな」

男「ないだろ」

『竹』

男「ノTノ丁」

友「あー、なるほど」ポン

友「1年の時は左右で形が違うのにイライラしたなー」

男「分かる分かる」

アンデルセン神父「私は漢字の画数の多さにイライラしたぞォッ!!エェイメェンッ!!!」

男「急にキャラ変わったなオイ」

友「丁寧語使ってたの子どもに説教してる時だけだし・・・」

『中』

男「長方形の中を貫通するように線を1本」

友「そういえば、黄金長方形ってこんな感じで線を引いて正方形を作ると同じ比率の長方形ができるらしいな」

ジャイロ「『黄金長方形』という形がある。聞いた事があるか?それはおよそ9対16の比になっている『長方形』の事を指し・・・正確には1:0.618の黄金率の事をいう。この『長方形』は古代からこの世で最も美しい形の基本の『比率』とされている。エジプト・ギザの『ピラミッド』。『ネフェルティティ胸像』。ギリシアの『パルテノン神殿』。『ミロのビーナス』。ダ・ヴィンチの『モナリザ』・・・この世の建築・美術の傑作郡には計算なのか?あるいは偶然なのか?この『黄金の長方形』の比率が形の中に隠されている。ツェペリ家の先祖たちは名芸術家たちの感性の結果だと考えている。それは完璧の比率・・・。これらの芸術家たちはその『長方形』を本能で知っている・・・だから『美の遺産』となって万人の記憶に刻み込まれるのだ・・・『黄金長方形』には次の特徴がある・・・正方形をひとつこの中に作ってみる。残ったこの『小さい長方形』もまた・・・およそ9対16の黄金長方形となる。これにまた正方形を作ってみる。さらにまた作る・・・」

男「何だコイツ」

ジャイロ「ピザ・モッツァレラ♪ピザ・モッツァレラ♪レラレラレラレラ♪レラレラレラレラ♪ピザ・モッツァレラ♪ゴルゴンゾーラ♪ゴルゴンゾーラ♪ゾラゾラゾラゾラ♪ゾラゾラゾラゾラ♪ゴルゴンゾーラ♪」

友「」

男「」

『虫』

男「野菜の中に傷があると思ったら」

男「虫に食われた跡でした」

友「嫌だよなー、それ」

男「ホントだよ」

友「何か他の物でも食えばいいのに」

男「でも、肉や魚についてたらもっと嫌じゃね?」

友「・・・ああ」

『町』

男「町を上から見るとブロックで分かれてるよな」

友「・・・なるほど?それを『丁』って単位で区切るからブロックに『丁』をつけるわけか」

友「・・・何言ってるか自分でもわからん」

男「俺もだぜ」

友「包丁で豆腐を4つに切ってるようにも見えてくるよな」

男「そっちの方がいいかもな」

友「説明もしやすいし」

『天』

男「空は大きいから1本線をつける」

友「言う程大きいか?」

男「え?」

友「だって対流圏は11kmで終わるし、成層圏も厚さ40kmしかないぞ。中間圏は30km」

男「でも熱圏は720km・・・」

友「広島から千葉まで直線距離711km」

男「・・・日本でけえな」

『田』

男「『口』が4つ」

友「口と田んぼって何の関係もないだろ」

男「口分田って言うじゃん?」

友「なるほど」

男「日本の食料自給率が下がっている今、未来を作るのはこのスレを見ている小中学生だ!」

友「TPPに負けず、日本の農業を強くしよう!」

エシディシ(そういえば小中学生のためのスレだったな・・・)

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