三人の下手が集まって奇跡を起こしてみた。 (5)

絵師「俺は絵師魅力のある絵を作り出したい。」

歌い手「俺は歌い手もの凄い批判をくらう」

実況「俺はゆっくり実況主で、再生回数が泣ける」

「こんな、奴等が本気で語りあったらどうなるか、奇跡的な確率のくだらない物語の始まりである。」


<歌い手の家>
絵師「おーい、これはどうか絵柄を変えて見たけどカッコいい?」ニカー

歌い手「は?何それ目が下手な少女漫画みたいだぞ」ピリピリ

絵師「なっ!  ・・・薄々は解っていたが実際言われると何かムカつくな」

実況「おいおい、そんなにカッカッしてるとまた批判をくらうんじゃないか?絵師」

絵師「は~、ならどうしたらいいんだよ?あれか、トレスか?」

歌い手「お前の場合は何かやらかしそうだから止めとけよ、」ピリリ

実況「そう、否定しまくるのもやめろよ、何か千本桜でも歌ったあとのようたぞ、」

歌い手「失踪している奴に言われたきゃ無いけどな」コツ、コツ、コツ、コツ

実況 (図星か・・・。)

絵師「でも、ハッキリ言ってここ一ヶ月何にも成長はしてないよな、」

実況「まーな、前より編集に必要な知識はあるんだけど、根本が掴めてないと言うかなんと言うか、」

歌い手「やっぱりか、どうすればいいんだよぉ~もぉ~」カッカッカッカッカッカッカッカッ

歌い手「ん、」カ

絵師「どうした?急に貧乏揺すり止めて」

歌い手「何か思いだしたんだ、行き詰まる時は初心に帰れって」

絵師「って は?でもさ、俺も何回かそれやったぜ?でも、改善さえも見えないんだけどな」

実況「うーん、此処は一つ三人でやって見るか、相談」

絵師「何で?」

実況「もしかしたら、違い観点からみると深く掘り下げれるんじゃないのかと思って」

絵師「期待は出来そうも無いけどやって見るか」

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歌い手「それじゃあ先発は俺からでいいか?」

実況「そうか、何か躍起になってないか?そういうのは何時かヤバくなるぞ、」

歌い手「そりゃ、好き勝手言われ続けばそうなるだろ?歌っていいか?」

実況「いいけど、あんまり大きな声は出さないでくれよ?」

歌い手「解ってるって、それじゃあ歌うぞ」
[残酷な天使のテーゼ]
・切れがハッキリとしているが、リズムが段々とずれていく曲で歌詞の伸ばしが、
長いのがずれていく一番の理由でこれをどう感情で表現するかが肝である。と筆者は思ってます。


歌い手「ふー、どうだった?」

実況「俺には何かパンチがいまいち効いていない様で物足りない気がするんだけど、」

歌い手「え、でもコレが限界だぜ?それじゃ絵師は?」

絵師「うーん、息切れが途中でしてたからブレスとか続けれるようにもしたら?」

歌い手「これは、絵師の方がやり易い気がするんだけどな、」

実況「幾つも選択しと例があるから、そう思うだけじゃ無いか?ほら、」シュ

歌い手「うぉ、何だよカセットテープ?」ガチャ

絵師「な、これって」

実況「じいちゃんが歌ってたからお前でも出来ると思ってな、津軽海峡」

歌い手「俺って爺なのかよ」コケ

実況「取り合えず歌ってみろよ、」

歌い手「まあ、俺のじいちゃんも歌ってるから歌えるけどさ、」

実況「じゃあ歌おう」
[津軽海峡冬景色]
・こぶしの強い物だからこそ、表現が強くなりやすく軽い運動にサビをやると、歌いやすいと筆者は思っております。
でも、サビの終わりには長い歌詞で声を一つ一つ強くするので、
『残酷な天使のテーゼ』の様な難しさを出す。

歌い手「うぇ、喉に負担かけたか?あ、それよりもどうだった?」

実況「うん、弱い強いが激しいけどさっきよりは、良いとは思うぞ」

歌い手「それ、あんまり嬉しくはないぞ」

絵師「うーん、」

歌い手「どうした?絵師変な顔して、」

絵師「さっきは息切れがあったけど、今回は息切れが無いんだよ。」

歌い手「え?そうか?変わらないとは思うけどな、」

絵師「もしかしたら、曲とか覚えられてないからじゃないのか?」


「曲が覚えられてない?」

 歌い手は頭の中で否定しようとした、だがそこには何かがあったのだ完全には否定は出来なかった そこに、

実況「絵師それだ!何か救い上げるような響き何だよ、何か曲の趣旨とは全く違う何かが引っ掛かってるんだよな、」

歌い手は焦る。(崩れる山を治そうと)

歌い手「でもさ、曲の何処を覚えりゃいいんだよ?」

絵師「全部?かな」

歌い手「は?」

 歌い手は絶望を覚えた、生物の過程として進化を戻りまた進化することは、
途方もない時間を要する。人間の考えも同じだ例えば、
 AKB48が無くなったとする。すると大きく分けて「全てを忘れる者と」「思い続けること」に太いファンは別れるだろう、
これがどちらが楽か解るだろうか?全てを捨てると言うのは自分を曲げることで、
今までを少ない糧として犠牲とする生物と言うメリットを求める者に取っては、
相当な苦痛と頭の中に広い空が現れて埋めようと必死になるだろう、
これこそが彼の否定しようとしていたことの理由なのだ、

歌い手「何だよ全部って?」

絵師「っと言われても、」

実況「でも、負かしたい気持ちは少しは有るんだろ?気持ちが悪ければ手を退いてもいいんだぜ?」

歌い手「でもさ、良いのあんのか?」

絵師「良いのって?」

歌い手「曲とかに決まってるだろ?」

実況「ならさ、CDショップいこうとは考えてるんだけど良いか?」

歌い手「(腹の虫が変だけど話に乗ったのは乗ったし)それじゃ、行くか、」

絵師「えぇ、俺は行きたくは無いんだけど」

実況「まあ、体力はないからな、」

歌い手「まあ、俺はどうでも良いけど」

実況「なら、水筒持って行くか」

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