P「765プロ対抗サイコロの旅・リベンジ!」小鳥「ヒャッハー!」 (726)

――PM12:30

P「……皆さんご機嫌麗しゅう、Pです」

P「前回、私はサイコロの旅で小鳥さん率いるSチームと対決したのですが」

P「私の失策……もとい自己満足により、見事に惜敗を喫してしまいました……」

P「あの極寒の地・網走で小鳥さんにリベンジを誓ってからというものの、悔しさに枕を涙で濡らしながら過ごしてきました」

P「そして本日……いよいよ始まるわけです、『765プロ対抗サイコロの旅・リベンジ』!!」

P「私がリベンジ戦の話を小鳥さんに持ちかけたところ、最初はあんなことがあったためか難色を示していましたが」

P「再び全国各地の地酒が飲めるチャンスだと誘惑したところ、あっさりと快諾してくれました。彼女にとってはお酒>恥じらいのようです」

P「というわけで、小鳥さん及び今回彼女とチームを組む3人のアイドルは、時間の都合上もう既にスタート地点へと向かっています」

P「さて、私もそろそろ動き出しますか……これから私と一緒にチームを組み旅に出る3人のアイドルを確保しに行きたいと思います」

P「それではまた後ほど……Pでした」


P率いるチームに参加するアイドル(春香、伊織、やよい、千早、亜美、真の中から三人選択、無効票は下にずらす)
>>5

どうも、前回
P「765プロ対抗・サイコロの旅!」小鳥「いえーい!」ドンドンパフパフ
というスレを立てた者です

現在、すでに似たようなスレが立っていますが、そちらは自分とは一切関係ないです
前回のスレを見て頂ければわかると思いますが、自分は文章を書くときには
三点リーダ(……)は必ず偶数個使う、鍵括弧の終わり(」)の前には句点は入れない、
時刻や現在地などを表示する際には――を使う、というルールを決めてありました

このままでは設定を乗っ取られ勝手に続編が作られてしまうと思い、急遽スレを立てました
これは前回酉をつけておかなかった自分の完全な失敗ですが……

はるちはまこ

――PM13:00

――某テレビ局

春香「お待たせしました、プロデューサーさん!」

千早「ふぅ、今日の仕事はこれでおしまい、っと」

真「今日は午前中で終わりだからラッキー!」

P「……ようお前ら、お疲れ」

P「それじゃ車に乗り込めー、出発するぞー」

春香千早真「「「はーい!!」」」




――13:15

春香「……あれ?」

千早「どうしたの、春香?」

春香「なんかいつも事務所へ帰る道とは違うような……」

真「そうかなぁ、気のせいじゃない?」

P「~♪」

――首都高速湾岸線

――PM13:30

千早「……春香」

春香「うん……明らかに事務所向かってないよね、この車」

真「プロデューサー?ボクたちどこへ向かってるんですか?」

P「~~~♪」

真「き、聞いてない……」








――13:45

P「……よーし、お前ら着いたぞー」

真「え……」

千早「ここって……」

春香「……羽田空港……!?」

千早「プロデューサー、一体どういうつもりですか?」

真「こんな所にボクたちを連れてきて……」

春香「ま、まさかこれからどこかにロケしに行くんじゃあ……」

P「えへへ★」テヘペロ

真「えへへ★じゃないですよ!」

千早「心の準備も何もできていないのに、こんないきなり……」

P「ほら、ちゃんと3人の分も用意してあるぞ?飛行機のチケット」

春香「飛行機のチケットって……え?」

春香「『羽田→石垣』……?」

真「石垣……なんか最近聞いたような……」

千早「……!!」

千早「まさか……」

P「……気付いたか?」ニヤリ

P「いやぁ、前回の『アレ』は非常に惜しかった……あと一歩の所で及ばなかった……ッ!!」

真「いや、アレはプロデューサーに大部分の過失があるような……」

P「しかし……果たしてこのまま負けっぱなしでいいのだろうか……ッ!?」

P「いや……そんなことは決して許されることではない……ッ!!」

P「俺はあの時、極寒の地・網走で彼女にリベンジを誓った……そしてッ!!」

P「いよいよあの時の雪辱を果たすべき時がやってきた……ッ!!」

P「俺は今……ここに開戦を宣言する……ッ!!」

P「題して……『765プロ対抗サイコロの旅・リベンジ』……ッ!!!」バーン!!





千早「……で、何で私たちまで?」

P「そりゃあ今回は、前回とは違ったメンバーで行きたいと思ってな」

真「まぁ確かにボクは参加してみたいとは言いましたけど……」

春香「それにしたって、話が急すぎる気が……」

P「だって事前に知らせたらサプライズの意味ないじゃーん」

――石垣空港

――PM17:45

P「……というわけで、やってまいりました石垣空港!」
http://i.imgur.com/FxgCL5o.jpg

千早「……結局なし崩し的にここまで来てしまったわ」

春香「でもいきなりここに来たってことは……今回のスタートは東京じゃないんですか?」

P「その通り!俺たちWチームのスタート地点は、ここ西の最果て・沖縄県石垣島……」

P「そして、音無さん率いるEチームのスタート地点は、北の最果て・北海道稚内市……」

P「……そう、前回お互いの最終目的地だったところだ!」

真「スタート地点がここってことは、まさか……」

P「そう……この『765プロ対抗サイコロの旅・リベンジ』は……」

P「先に、スタート地点から最終目的地・東京へ到着した方が勝ちとなる!」

P「無論、そこへ辿り着くまでの道標は、全てこのサイコロ1個に託してもらうこととなる!」

P「西日本から東京へ向かう俺たちWチームと、東日本から向かうEチーム……」

P「今ここに、激戦の火蓋が切って落とされようとしている……ッ!!」

P「……とはいえスタートはお互い翌朝AM08:00だ」

P「今日はとりあえず石垣島で一泊だ、皆行くぞー」

真「はーい!ボク、正直なんだかんだワクワクしてきちゃったよ!」

春香「あ、私も私も!」

千早「まぁ私もワクワクしない、って言えば嘘になるのは認めざるをえないけど……」

千早「それにしても、よく第二回をやる余裕がありましたね……」

P「ああ、前回の特番、記録的な視聴率を叩きだしたし」

P「BDの売上も順調で、それこそ再び旅に出てもお釣りが余裕で来るくらいの収益だったしな」

千早「そうですか……」

P「とにかく明日から激戦の始まりだから、覚悟しとけよー?」

P「Wチーム、ファイトォ!エイエイオー!」

春香千早真「「「オー!!」」」

――Eチーム 一日目

――AM08:00

小鳥「……というわけで、おっはようございまーす!!」

やよい「おっはようございまーすっ!小鳥さん、はいターッチ!」

小鳥「いえい!」パシン!

小鳥「現在我々は、北海道稚内市に来ていまーす!!」
http://i.imgur.com/97xMaLk.jpg

亜美「兄ちゃん、結局前回はここに辿り着けなかったんだよねぇ~」

伊織「小鳥、アンタまでアイツと同じく『小幌に行きたい』とか言ったら怒るわよ!?」

伊織「そもそも、事前予告なしでいきなりこんな所に連れて来られただけでも納得いってないのに……」

やよい「まぁまぁ、亜美と伊織ちゃんと一緒なら、きっとどんなことが起こっても大丈夫だよ!」

亜美「おっ、やよいっち、嬉しい事言ってくれるじゃないの~」

伊織「そ、そうね……ま、行けるとこまで頑張りましょ?」

小鳥「や、やよいちゃん……わ、私は?」ズーン

やよい「あっ、もちろん小鳥さんもですよー?一緒に頑張りましょう!!」

小鳥「さて……いよいよ始まります『765プロ対抗サイコロの旅・リベンジ』」

小鳥「その先行きを占う非常に重要な、運命のダイスロール・第1投!!」

小鳥「……さて、誰から行くかしら?」

やよい「それじゃ最初は私に任せてください!」

亜美「おっ、やよいっち、気合十分だねぇ!」

伊織「ま、やよいなら何だかんだ、悪い結果にはならない気がするわ」

小鳥「オッケー、それじゃ行き先発表するわね?」

小鳥「1:国境越えておそロシア・サハリン!!」

亜美「……はい?」

やよい「さ、サハリン……?」

伊織「ちょっとちょっとちょっと!おかしいでしょ!!」

伊織「なんでいきなり選択肢に海外があんのよ!!」

小鳥「だって稚内からフェリー出てるから、丁度いいと思って」エヘヘ

小鳥「安心してちょうだい?ちゃんと3人のパスポート持ってきたから」ドヤッ

亜美「ピヨちゃん、あんた鬼や……」

小鳥「なによなによー、そのかわり他の出目は大盤振る舞いなんだからー!」

小鳥「2:空と大地と牧場の恵み!豊富!!」

亜美「うーん、地図上だと割とすぐそこじゃーん」

小鳥「3:北海道で一番人口の少ない村!音威子府!!」

やよい「おといねっぷ、かぁ~。北海道の地名っておもしろ~い!」

小鳥「4:なぁ寄ろうや、ちょっと!名寄!!」

伊織「……さむっ」

亜美「北海道だからね……」

小鳥「5:旭山動物園でおなじみ!旭川!!」

やよい「あの有名な動物園か~、一度家族で行ってみたいな~!」

小鳥「6:稚内空港から一気にワープ!千歳!!」

亜美「おっ、いいじゃないのいいじゃないの!!」

やよい「うー……でもやっぱり責任重大だなぁ」

小鳥「そんなやよいちゃんに朗報です!」

小鳥「このサイコロ、なんと前回の旅で1が出たことは一度もありません!」

亜美「……それってむしろ危ないってことじゃない?」

小鳥「ぴよっ!?……ま、まぁそういうわけだから」

小鳥「やよいちゃんは安心して振っちゃっていいかなーって……あはは」

伊織「のっけから不安しかないんですけど」

やよい「……うん、覚悟決めました!」

やよい「こうなったら、後はもうどうにでもなーれ、です!!」

伊織「いや、それもちょっと違う気が……」

小鳥「覚悟は決まったわね?いくわよ、運命の第1投!」

小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」クネクネ

やよい「……そ~れっ!!」


(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>38

あはい

小鳥「出目は……2!豊富!!」

やよい「うー、あまり進まなかったです……」

伊織「でも、確実に前に進めるってことは悪いことじゃないわね」

亜美「そーそー!最悪、亜美たちシベリアに送られるとこだったんだから~!」

やよい「そ、そうかなぁ」

小鳥(ぶっちゃけノリと勢いでサハリンを候補地に入れちゃったけど……た、助かったわ……)

小鳥「やよいちゃん……ありがとう……ッ!!」シクシク

やよい「こ、小鳥さん?」

伊織「……なんでアンタが泣きながらやよいに感謝してんのよ」

小鳥「ぴよっ!?……ぴ~ひょろろ~……」

小鳥「ま、まぁとにかく、目的地へ一歩前進!豊富までしゅっぱーつ!!」

やよい伊織亜美「「「おーっ!!」」」

――Wチーム 一日目

――AM08:00

P「……というわけで、皆おはよう!」

P「俺たちの一日目は、ここ石垣島からスタートだ!」

春香「私たち、ちゃんと東京へ帰れるかなぁ……」

真「だーいじょうぶだって!さすがにプロデューサーもそこまでバカじゃないんだから」

真「同じ失敗は繰り返さないですよね、プロデューサー?」

P「ぎく…………………………も、もちろんさ、あはは」

千早「ぎくって何ですか、ぎくって……」

P「とっ、とにかくWチーム、運命のダイスロール・第1投の時間だ!」

春香「それじゃトップバッターは私が!」

P「了解、それじゃ行き先の発表だ!」

P「1:台湾に行きたいわん!台北!!」

千早「やっぱり……」

真「来るだろうなー、とは思ってたけど、本当に来ちゃったよ……」

一眠りしたらスレ落ちてるから何事かと思ったら偽物だったか
食事の様子の書き方に違和感があったのはそういう訳か

頑張れ

P「2:本当の西の端っこへ!与那国島!!」

春香「ここからさらに西に行っちゃうんだ……」

P「3:ちょこっと前進!宮古島!!」

真「うーん、ホントにちょこっとしか進まないなぁ」

P「4:はいさーい!那覇!!」

千早「まぁ無難な所ね」

P「5:めんそーる!那覇!!」

春香「スースーするような言い間違いだなぁ」

P「6:ちゃんぷるー!那覇!!」

真「それ、方言なのかな……」

P「……っと、まぁ二分の一の確率で那覇だ!」

P「行きはよいよい帰りは怖いとはよく言ったもので、まずは順調に九州本土を目指さないとな!」

春香「でも台北が出る可能性があるってことには変わりないんですよね……」

P「そんな春香に朗報だ!このサイコロ、なんと前回の旅において……」

千早「1は一度も出ていない、と言いたいんですよね?」

真「それが余計不安になるんだよなぁ」

春香「うーん……なんだかんだ大丈夫な気もするけど」

春香「やっぱり確率的にそろそろ、な気もするんだよね……」

P「大丈夫大丈夫!無問題無問題!」

P「ここで前進してしまえば、後はずっと前へ進むだけだ!」

春香「……わかりました、天海春香、行きます!!」

P「そうこなくっちゃ!それじゃいくぞ?」

春香「……」ゴクリ

P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」クルクル

春香「……えいっ!!」


(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>57

ksk

台北きたーーーーーー!!!!

P「出目は……ああああああ、なんとなんとなんと、まさかの1!壱!!いちィ!!!」

P「Wチーム、台北行きけってーーーーーい!!」パンパカパーン

春香「のヮの」

千早「……春香?」

真「あちゃー、春香、ショックのあまり固まっちゃったよ……」

千早「それにしても、まさか本当に1を出すなんて……」

真「やっぱ春香は『何か』持ってるよね、あはは……」

春香「のヮの…………はっ!?そ、それで出目は……!?」

P「喜べ春香!このサイコロで1を出したのはお前が初めてだ!!」

春香「や、やっぱり夢じゃないんだ……千早ちゃん、真、ごめんね……」

千早「い、いいのよ!たまにはこういう時もあるわ!」

真「そうそう、逆に考えればいいんだよ!もうこれ以上悪い目は出ないって!」

P「しかし、泣いても喚いても一度出た目は覆らない!台北に向けて、いざ出国!!」

春香千早真「「「おー」」」

――Eチーム JR宗谷本線 稚内→豊富

――AM11:35

小鳥「さあやってまいりました、豊富駅!」
http://i.imgur.com/9kGFgeY.jpg

伊織「まったく……最果ての地は列車の数も少ないから、稚内でだいぶ待ったわよ」

やよい「でもこういう列車の旅ってなんだか楽しいかも!」

亜美「いわゆるぶらりローカル線の旅、ってやつだよねぇ」

伊織「それで?こんな何もないような田舎で私たちは何をすればいいわけ?」

小鳥「何もない?ふっふっふ……とんでもなぁい!!」

小鳥「ここ豊富は、道内有数の牛乳の産地として有名!」

小鳥「人の数より乳牛の数の方が多いと言われているとかいないとか!」

小鳥「そんな牛乳の町・豊富でみんなにやってもらうことと言ったら……モー、これしかないじゃない!」

小鳥「題して……『ドキッ!アイドルだらけの牛乳早飲み対決』~!!」テッテレー

亜美「ポロリはあるかな?」

小鳥「ハイ、というわけでこれがこの地で生産されている豊富牛乳!」
http://i.imgur.com/VxaAbI5.jpg

小鳥「これを飲んだら、東京で普通の牛乳なんて飲めなくなるわよ!?」

亜美「ゴクリ……」

伊織「小さいパッケージからでも伝わる重圧……ただものじゃないわね」

やよい「牛乳の名産地で飲む牛乳、おいしそーう!!」

小鳥「準備はいい?私が合図をしたら一斉にパッケージを開けて飲むのよ?」

小鳥「いくわよ、よーい……スタートッ!!」

伊織「ごくごく……っ!?な、なにこれ……これ本当に牛乳!?」

伊織「生クリームじゃないの!?こんな濃厚なの、飲んだことないわよ……!」

やよい「こくこく……ぷはっ、こ、この牛乳、すっごくおいしい!」

やよい「これに比べたら、今までお家で飲んでた牛乳なんて、ただの白く濁った水です!」

亜美「くぴくぴ……くぴくぴ…………かーっ!」

亜美「こんな濃い牛乳、風呂あがりでもなければ一気飲みなんてできないYO!」

伊織「ごくごく……ん……」

やよい「こくこく……ぷはっ……」

亜美「くぴくぴ……うにゅ……」

小鳥「皆様、いかがでしょうか。女の子たちが、白くて濃厚な液体を必死に飲み下そうとしています」

小鳥「あらあら、やよいちゃんったら……口から白い液体が垂れて……」ハァハァ

小鳥「亜美ちゃんも……その小さなお口で精一杯飲もうとして……」ハァハァ

小鳥「伊織ちゃん……ああ、飲み口の縁に垂れた牛乳の雫を舌で舐めとって……」ハァハァ

小鳥「……」

小鳥「…………」

小鳥「………………」

小鳥「こいつァたまんねぇぜええええええええええええええええええええええッ!!!!!」ピヨォォォォォ

亜美「!!?」ブッ

やよい「きゃっ!!」パシャッ

伊織「フゴッ!?」ブシャシャッ

亜美「ちょっ、ちょっとピヨちゃん!脅かさないでよ、いきなり大声出して!!」

やよい「うー……ちょっとこぼして、顔にかかっちゃいました……」

小鳥「ご、ごめんね皆……でも……」

亜美「うぇー、顔中べとべとになっちゃった……」

やよい「ぁう……もったいないれす……」ペロリ

小鳥「顔を白い液体で汚したみんな……最高だぜ!」グッ! b

亜美「うあうあー、わけわかんないよー!」

やよい「そ、それより伊織ちゃんが……」

伊織「フンガッ……ゴポッ!……ぷはっ!」タラー

亜美「あー、いおりん鼻から牛乳出てるー!」

伊織「うそっ!?鏡、鏡……やだぁ!なにこれぇ!!」チャラリー

伊織「……ちょっと小鳥!よくも私の顔に泥を塗ってくれたわね!!」

小鳥「いや、塗ったのは泥じゃなくてどちらかと言うと白濁……」

伊織「じゃかましい!!」

小鳥「ほ、ほら……豊富産の牛乳を使ったプリンあげるから、許してちょうだい?」
http://i.imgur.com/bGbTbff.jpg

伊織「冗談じゃないわよ!私がこんなプリンで機嫌をなおすと思ったら……」パクッ

伊織「はぅぅぅぅぅ……なにこれ……ただでさえ濃厚だったさっきの牛乳をさらに濃厚にした味……///」

伊織「ダメよ……こんな濃いの、私、私……っ……!///」トローン

伊織「……し、仕方ないわね、こ、今回ばかりは許してあげるわ……」

小鳥「ははーっ、ありがたき幸せ」

亜美「うんまーーーーーいっ!!なななななななななな何このプリン!?」

亜美「まるで濃厚な牛乳で全身を包まれたような、幸せな食感……とろけるぅ~♪」トローン

やよい「これに比べたら、今までスーパーで買ってた牛乳プリンなんて、ただの豆腐だよぉ♪」トローン

小鳥「うんうん、みんな満足、私も満足!言う事なしね!」

――AM12:00

小鳥「……ってなわけでいくわよ、運命のダイスロール・第2投!」

亜美「よっしゃ!ここはひとつ亜美に任せときんしゃあい!」

伊織「大丈夫かしら?なーんかえらい自信たっぷりだけど」

小鳥「まぁ前向きなのはいいことよ!それじゃ行き先発表ね!」

小鳥「1:蕎麦はすぐそば!音威子府!!」

亜美「うー、絶対一発じゃ読めないよー」

小鳥「2:実は東北以北で人口第3位!旭川!!」

伊織「へぇ~、旭川って意外と大きいのね」

小鳥「3:北海道のちょうど真ん中あたり!富良野!!」

やよい「あ、北の国からってドラマで有名な所ですよね?」

小鳥「4:萌え萌えキュン♪留萌!!」

亜美「……」

小鳥「なっ、何よその冷め切った反応はっ!?」

小鳥「5:ぞうもうとは読まないで!増毛!!」

亜美「……」チラッ

伊織「ちょっと、今私の方を見たのはどういうつもりよ!」

小鳥「6:とりあえず進め進め!札幌!!」

やよい「少なくとも今日中にはここに行ければいいなぁ~」

亜美「うーん、無難なのは旭川か札幌なんだろうけど」

亜美「せっかくだから行ったことのない道内各地を回るのも捨てがたいですなぁ」

伊織「ちょっと、前回アイツは北海道の広さを舐めたがために負けたんだからね?」

伊織「アイツの二の舞を演じるなんて、まっぴらごめんよ?」

亜美「わーってるわーってる、あわてないあわてない!」

小鳥「準備はオッケーね?それじゃいくわよ?」

小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」コマネチ

亜美「……どーん!」


(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>107

はい

小鳥「出目は……3!富良野!!」

伊織「んー……なんとも微妙な所ね」

亜美「どんなもんだい!えっへん!」

伊織「別に褒めてないわよ!」

やよい「でも富良野って、なんだかのどかでゆったりとしたイメージだなぁ」

亜美「もしかしたら、野生のキタキツネが見られるかもね!」

小鳥「でも野生のキツネには、エゾノフォックスっていう恐ろしい寄生虫がいるから触っちゃダメなのよ?」

伊織「……それ、エキノコックスじゃないの?」

小鳥「ぴよっ!?……そ、そうとも言うわね、ぴよぴよ……」

小鳥「ま、まぁとにかく野生のキツネには触らないこと!」

小鳥「それさえ守れるのなら、私と一緒に富良野へゴー!!」

やよい伊織亜美「「「る~るるるる~♪」」」

すんません、ちょいと休憩させちくださいませ
さすがに前回みたいにぶっ続けでやると、もれなく死にますので
たぶん19時くらいには再開できると思いまする

おつ

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

――Wチーム 石垣空港→台湾桃園国際空港

――PM14:25

P「さて、日本を飛び出てやってまいりました台北!」
http://i.imgur.com/Uad1dlh.jpg

千早「ほ、本当に来てしまった……」

真「いやぁ、その場のノリと勢いってのは、すごいなー」

春香「あ、あはは……」

P「さてさて、東京を目指していたはずが、どういうわけか台湾まで来てしまった……」

P「これは大幅なディスアドバンテージと言えるでしょう」

P「すぐにサイコロを振ってすぐさま日本へ引き返すこともできるが、それはそれで勿体無い」

P「せっかく台湾に来たのだから、それならば何か一つ台湾らしいことでもしていこう」

P「というわけで用意致しましたこの企画……」

P「題して……『熱々!小籠包早食競争』!!」ジャジャーン

P「……というわけで我々は空港内のレストランにいます」

P「見てください、この小籠包のなんとジューシーなこと……」
http://i.imgur.com/n21TJdK.jpg

真「ゴクリ……」

春香「うわぁ、すっごくいい匂い……」

千早「でもすごく熱そう……大丈夫なのかしら」

P「さて、早食いと言ったものの、アイドルにとって喉は命の次に大事です」

P「こんな熱々の小籠包で万が一火傷でもして発声に支障をきたしてしまっては、それこそ大変なことになる」

P「だから『如何に安全に早く食べるか』が勝負の鍵となるぞ!」

P「先に3個食べた人の勝利となり、勝った人は50ポインツ獲得だ!健闘を祈る!!」

千早「やれやれ……」

真「まったくー、言うだけならタダだと思って好き放題やらせてくれるよね」

春香「確かそのポインツってのも、全く意味ないんだよね、あはは……」

P「準備はいいか?それでは、よーい……スタート!」

真「はむ……っ!!」

春香「熱ッ……!はふはふ……お、おいひい……!」

千早「なるほろ……ひっかりと包み込んれるから、中のスープが何時まれたっても熱々……」

千早「らから、こんらにもジューヒーなスープが、噛んら瞬間口いっぱいに広がる……」ハフハフ

真「すおい……肉汁の濃厚な旨味がぎゅっと閉じ込められれれ……」

真「それがもひもひとした皮と合わさることれ、のーひゅくされた旨味がちょーろいい具合に……」ハフハフ

春香「噛めば噛むほろ、中のお肉からもジューヒーなおひるが次々とあふれてきて……」

春香「あふい……けろ、たべずにはいられない……!!」ハフハフ


P「……どれ、俺もひとつ貰おうかな」

P「……あっつ!うわっ、これめっちゃ熱っつ!!」

P「やべぇよこれ……噛んだ瞬間熱々のスープが口中を蹂躙してくる……」

P「……これは、笑わせて吹き出させるわけにはいかないな、それこそアイドル生命に関わる」

P「何よりこんなに熱々だとは思わなかった……全身全霊を賭けた渾身の一発ギャグは次までお預けだな」

春香「はふはふ……はむはむ」

千早「ふぅー、ふぅー……あむっ」

真「もきゅもきゅ……」

P「……なんだかんだ三人ともじっくり味わって食べてるから」

P「ほぼ同時に終わりそうだな……まぁそれはそれでいいか」

春香「ペロリ……ふぅ、ごちそうさまでした!」

真「あー、熱かったけど美味しかったぁ!やっぱ本場で食べるのは違うなぁ~」

千早「まったく……こんなもので競争なんてさせて、万が一火傷でもしたらどうするつもりだったんですか?」

P「すまんすまん、正直本場の小籠包なめてたわ」

春香「もう……プロデューサーさんはツメが甘いですよ!」

P「対不起、対不起……まぁ、お詫びと言っちゃあなんだが」

P「次のサイコロの行き先表は、ボーナスステージと思ってくれていいぞ!」

真「おっ、そんなこと言われたらボク、期待しちゃいますよ?」

P「というわけで、運命のダイスロール・第2投のお時間だ!」

真「よぉし、それじゃ次はボクが振るよ!」

P「わかった、それじゃあ行き先の発表だ!」

P「1:関空まで一気にワープ!大阪!!」

春香「おおおおおおおおおおっ!!」

P「2:中国地方へ一気にワープ!広島!!」

千早「ここもまぁ悪くないわね」

P「3:九州本土へ一気にワープ!福岡!!」

真「いーじゃんいーじゃん!」

P「4:沖縄本島へ一気にワープ!那覇!!」

春香「うーん、前進することに変わりはないかぁ」

P「5:琉球王国へ一気にワープ!那覇!!」

真「まぁ安全圏が高確率ってのは悪くないね!」

P「6:東南アジアへ一気にワープ!シンガポール!!」

千早「…………………………ゑ?」

P「おい、パイ食わねぇか」

千早「くっ・・・」

千早「い、今なんと……?」

P「ん?琉球王国へ一気に……」

千早「その後です、その後……何か不穏な地名が聞こえたような気がしたのですが」

P「……東南アジアへ一気にワープ、シンガポ」

千早「いや明らかにおかしいでしょう!これのどこがボーナスステージなんですか!?」

P「そ、そりゃあ1つくらいはハズレの出目を入れないと、サイコロを振る意味がないじゃないか」

P「いくらお詫びのためとはいえ、ここは譲れないな!ぷんすかぷんすか!」

P「まぁ実際のところ、かなりの確率で帰国できるんだ、決して分の悪い賭けじゃないと思うぞ?」

真「そ、そうですよね、ははは……ここで退いたら女が廃るってもんですよ!」ガクガク

春香「あ、あはは……膝が笑ってるよ、真……」

P「準備はいいか?頑張れ真、女を見せろ!!」

P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ブリッジ

真「……うおりゃああああああああっ!!!!!」


(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>199

gjgk

P「出目は……ああああああああ!!!なんと!まさかの!6!六!ロク!Six!陸!ろくううううううううう!!!」

P「日本へ帰国の夢、叶わず!行き先はシンガポォォォォォォォォォ!!」

真「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

千早「し、シンガポール……まさか本当に出てしまうなんて……」

春香「この企画……『アイドルが行く、世界一周旅行!』だったっけ?」

真「…………ドウセボクナンカ……」ブツブツ

春香「ま、真……その……元気出しなよ、ね?」

千早「そうよ……二連続でハズレを引いたんだから、次はたぶん大丈夫よ」

春香「そーそー、三度目の正直っていうじゃん!」

真「…………でも、次にサイコロ振るの……千早だよ?」

千早「うっ……」

千早「……そう考えたら、なんだか胃のあたりがキリキリと締め付けられるような……くっ」

P「しかしもう結果は覆らない!行くぞ、目指すは2か国目、シンガポール!!」

春香千早真「「「はーい……」」」

――Eチーム JR宗谷本線・富良野線 豊富→富良野

――PM19:50

小鳥「と、到着……富良野駅……っ!」
http://i.imgur.com/jHkhnKY.jpg

やよい「5時間以上の電車の旅……あぅぅ、疲れました……」

亜美「ま、真美たちはもう経験済みなんだよね……これは想像以上にきついYO……」

伊織「もうすっかり夜じゃない……北海道って本当広いわね……」

亜美「それでピヨちゃん、富良野では一体何をすんのさ?」

小鳥「ここ富良野は、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンの生産が盛んな所なのよ」

やよい「ジャガイモ、タマネギ、ニンジン……あっ、なんだかカレーの具ばっかりだぁ!」

小鳥「そう!カレーの材料を生産していくうちに、自然と街の名物もカレーになってしまった……」

小鳥「こうして誕生したのが『富良野オムカレー』……!」

やよい「うわぁ~、おいしそ~~~!!」キラキラ

亜美「なんだか聞いただけでもヨダレが出てきちゃうよ……じゅるり」

伊織「ま、まぁせっかくだから期待するだけしてみようかしらね」グゥゥー

真美が経験済みだと!?(難聴)

店員「はい!なまら富良野オムカレーだべさ!!」
http://i.imgur.com/5clyFw9.jpg

やよい「ん~~~~~、やっぱりカレーの匂いはいい匂いだなぁ♪」

亜美「うっわぁ~、これは絶対美味しいYO!」

伊織「…………」タラー

伊織「……はっ!?」ジュルリ

小鳥「伊織ちゃんでも涎を垂らしちゃうくらいインパクトのある、この富良野オムカレー!」

小鳥「野菜、ごはん、チーズ、バター、隠し味のワイン、そして備え付けの牛乳、それら全てが富良野産という究極の地産地消カレー!」

小鳥「中央に立てられた旗は『富良野オムカレー推進協議会』公認の証!」

小鳥「さあ、この富良野の地のありとあらゆるすべての物に感謝を込めて……」

小鳥「いただきます!」

やよい伊織亜美「「「いただきま~す!!」」」

亜美「はむっ……こっ、これはぁっ!」

亜美「半熟卵のとろふわと、カレーのすぱいちーな味とが合わさって、まろやかさが倍プッシュだよ!」

やよい「はわぁ~~~~~♪」

やよい「このニンジン、すっごく甘ぁい……まるでフルーツみたい……♪」

やよい「うっう~、私、今すごくしあわせれす……♪」トローン

小鳥「あらあら、やよいちゃんったらほっぺたをおさえて、あんなに嬉しそうに……かわいいわねぇ」

伊織「これは……ッ!」ガタッ

亜美「い、いおりん?」

伊織「なんてこと……この私をここまで驚愕させるカレーなんて、初めてよ……!」

伊織「このカレー、初めは少し辛すぎとも思えたけど、卵と合わさって丁度いいまろやかさになるよう作られている……!」

伊織「それにしてもこのカレー、それだけではここまでマイルドには……いったいこの秘密は……そうか、赤ワインね!」

伊織「富良野産赤ワインの、隠し味としての絶妙な量が、このカレーの旨味をよりいっそう際立たせている!」

伊織「そしてこのごはん……これまた富良野産の濃厚で芳醇な香りの漂うバターライス……たまらないわ!」

亜美「いおりん……さっきから立ち上がったままぶつぶつ喋ってるけど……食べないんなら、亜美が貰っちゃうよ?」

伊織「私がまだ食べてるでしょうがーッ!!!」ドンッ!!

亜美「おわっ!?」

小鳥「な、懐かしい……」

伊織「……そして単なる脇役かと思われてた、備え付けの牛乳……」コクコク

伊織「ぷはっ……これは何の考えもなしに備え付けられた、単なる脇役なんかじゃないわ!」

伊織「富良野産牛乳で口の中を満たすことによって、舌に残るカレーの辛さをマイルドにするだけじゃなく」

伊織「はむっ……やっぱり!次に口の中へと運ばれるカレーのまろやかさを更に上げる、重要な役割を担っている!」

伊織「……完璧よ、これは現地からシェフを水瀬家へ連れてきてでも食べる価値のあるカレーだわ……!」カッ!!!

亜美「おお……いおりんのデコが、光り輝いている!」

やよい「本当に美味しいカレーだったもん、伊織ちゃんもそれほど大満足なんだよ、きっと!」

小鳥「只今の額の輝き……星3ついただきましたァ!」

自分で行った場所じゃないって言ってなかったっけ

――PM20:35

小鳥「さて、皆満足したわね?」

やよい「はいっ♪あんなに美味しいカレーが食べられて、私今最高に幸せです~♪」ポワーン

亜美「やよいっちの幸せそうな顔……なんだかこっちまで幸せになってきちゃうYO~♪」

伊織「さて……もう夜も遅いけれど、まだサイコロ振るのかしら?」

小鳥「そうねぇ、まだ富良野駅から発車する列車もあることだし……」

小鳥「というわけで、運命のダイスロール・第3投!!」

伊織「それじゃ今度は私の番ね!皆見てなさい?私の華麗なるダイスロールを!」

小鳥「よし、それじゃあ行き先発表ターイム!」

小鳥「1:とりあえず行ける所まで!札幌!!」

亜美「うーん、できればここまで辿り着きたいところですなー」

小鳥「2:根室本線を通って!滝川!!」

やよい「根室って東のはじっこですよね?そこからここまで続いてるんだぁ~」

小鳥「3:富良野線を逆戻り!旭川!!」

伊織「これじゃ来た道をそのまま戻ることになっちゃうわね」

小鳥「4:焼き鳥食いてぇなぁ畜生!美唄!!」

やよい「焼き鳥ですかぁ、うちでは月に一度あるかないかの贅沢です……」

小鳥「5:とかちはもう目の前!新得!!」

亜美「おお、とかちつくちて♪ってやつだね!」

小鳥「6:あしたのために!富良野で一泊!!」

伊織「あら、これは今までにない選択肢じゃない」

小鳥「あしたのために……この意味がわかるかしら?ぴょひひひひ……」ニヤリ

伊織「まさか……朝の列車でさらに東へ向かわせるつもりじゃないでしょうね?」

小鳥「さぁ~?それはサイコロの神のみぞ知るってやつよ……ぴょへへへへ……」ニヤニヤ

伊織「……ま、まぁ狙い目は1、2、4ね!私なら問題なく引き当てられるわよ!」

小鳥「そう上手くいくかしらねぇ……それじゃいくわよ?」

小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」サンテントウリツ

伊織「……だーらっしゃあッ!!」


(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>280

ひとやすみ

小鳥「出目は……なななななんと!まさかの1!札幌!!」

小鳥「なんてこと……私、このサイコロで1が出たの、初めて見たわよ!?」

やよい「伊織ちゃん、すご~い!!」

亜美「いおりん、やる時はやるねぇ!!」

伊織「どんなもんよ!もっと褒めてくれてもいいのよ♪」ドヤッ

小鳥「何はともあれ、これは勝利へ大きく前進ね!」

小鳥「一路札幌へ向けて、出発よ!!」

やよい伊織亜美「「「おーっ!!」」」

――Wチーム 台北→シンガポール

――PM20:15

P「えー……今我々は、シンガポールはチャンギ国際空港に来ています……」
http://i.imgur.com/ECqMFIb.jpg

P「ここは、設備・サービスともに世界一の空港としても名高い超巨大空港であります」

P「まぁそれはいいとして……一応確認しておきますが、我々は東京に向かっているのであります」

P「それが何故こんなところにいるのか……まぁサイコロで出ちゃったから、仕方ないね♪」エヘヘ

春香千早真「「「……」」」ズーン

P「ご覧の通り、アイドルたちは立て続けの海外移動に、皆お通夜ムードとなっております」

P「さてさて、そんなムードを払拭すべく、ここシンガポールの地で行うのは……」

P「ここシンガポールで有名なマーライオンの像にちなんだ闇のゲーム!」

P「題して……『量と勢いが命!マーライオンゲーーーーーム』!!」ババーン

P「ルールは簡単!プレイヤーはそれぞれ、口に水を含めるだけ含んでもらいます」

P「そして、スタートの合図と同時に、口から水を出してもらいます。そう、マーライオンのように」

P「口から出る水が途中で途切れたり、口の中の水がなくなった時点でそのプレイヤーはゲーム終了!」

P「一番長い時間口から水を出していられた人の勝利!」

P「つまり、口の中により多くの水を貯めることのできる貯水力と」

P「水を出来る限り少しずつ……しかし途切れさせないように出していく繊細さが必要!」

春香千早真「「「……」」」ズーン

P「んもう、皆ノリ悪いなぁ……よし」

P「勝った人は特別に100ポインツと、副賞として頭をナデナデしてやろう」

春香「何をしているんですかプロデューサー!早くゲーム始めましょうよ!!」

千早「肺活量には自信あるわよ……もちろんそのコントロールもね」

真「そこまで言われちゃあ、やらないわけにはいかないですよね~、えへへ……」

P(ちょろいぜ)

P「っと、三人とも口に水は含んだな?」

春香千早真「「「んー」」」マルッ

P「それじゃ合図と同時に一斉に口から水を出すんだ、いいな?」

春香千早真「「「ん……」」」コクコク

P「それじゃいくぞ?よーい……スタート!」

春香「……」チョロチョロチョロチョロ

千早「……」チョロチョロチョロチョロ

真「……」チョロチョロチョロチョロ

P「さあ三人とも出来る限り少しずーつ水を出そうとしています」

P「傍から見れば非常にシュールな光景……三人が並んで口から水を出す様は、まさにジェットストリームマーライオン……」

P「……」

P「…………」

P「………………」


コンマ以下の数字が大きい人が勝利
春香>>316 千早>>317 真>>318

ソイヤッサァ

ぽえ

はい

P「……」

P「……ふぁ~あ」ブッ

春香「!!」ビクン

真「っ!!」ビクン

千早「ペプシッ!!」ブシュッ!!

P「ああっと残念、千早、脱落!!」

千早「ケホッ、ケホッ……わ、笑わせないでくださいプロデューサー!」

P「しょうがないだろ?あくびをしたらオナラが出ちゃう……だって男の子だもん♪」キラリン

真「……っ!!!」ビクンビクン

春香「ブッシュ!!」ブシュゥゥゥゥゥ

P「あーっと、ここで春香も脱落~」

P「本家のマーライオンよりもえらい勢いで水を吹き出してしまったぁ」

春香「だっ、だから笑わせるのは卑怯ですって!」

P「……というわけでこのマーライオンゲーム、優勝者は真だぁ!」

真「やったぁ!!」

P「よく頑張ったな真、えらいぞ~」ナデナデ

真「えへへ~……ふにゅ……」

春香「……千早ちゃん、次のゲーム、私負けないよ?」ニコッ

千早「私だって……正々堂々戦いましょう?」ニコッ

P「そーら、いい子いい子」ナデナデ

真「ふみゅぅ……///」





――PM20:30

P「さて、楽しいゲームも終わったことですし、運命のダイスロール・第3投です」

千早「う……いよいよ私の番……ね」

P「お願いします、神様仏様千早様、そろそろ我々を日本へ帰らせてください!」

千早「いや、それはプロデューサーの行き先表の匙加減次第だと思うんですけど」

P「えへへ★」テヘペロ

P「まぁ、何はともあれ行き先の発表だ!」

P「1:深夜便でセントレア到着は翌朝!名古屋!!」

真「おおおおおおおおおおっ!!」

P「2:深夜便で関空到着は翌朝!大阪!!」

春香「おおおおおおおおおおっ!!」

P「3:これまた深夜便で到着は翌朝!福岡!!」

千早「うん、ここまでは悪くはないわね」

P「4:またまた深夜便で到着は翌朝!福岡!!」

真「まさかまさかまさか……?」

P「5:やっぱり深夜便で到着は翌朝!福岡!!」

春香「わっほーーーーーーい!!」

P「6:深夜便で到着は翌朝!シドニー!!」

千早「……」

千早「…………」

千早「………………Pardon?」

あーとうとう赤道またいだかー

さあどうなる

P「ささ、千早、思う存分サイコロを振って……」

千早「すいません、私の耳がおかしいのでなければ、今確か『シドニー』と聞こえたような……」

P「言ったよー、さあサイコロを……」

千早「あ・な・た・は……本っ当に日本に帰る気があるんですか!?」

P「あるよー、さあサイコロを……」

千早「くっ……何を言っても無駄だわ……」

春香「まぁまぁ、そう簡単に連続で海外行きなんてあるわけないよー」ボウヨミ

真「そうそう、某班長が普通のサイコロを3つ投げてピンゾロになるぐらいありえないよー」ボウヨミ

千早「ふふ……ふふふ……あはは…………w」

千早「こうなった以上、もうどうにでもなっちまえwwwあはははははwwwwww」

P「さて、千早のタガが外れたところで、ダイスロールといきましょう」

P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」サカダチウデタテフセ

千早「そぉいwwwww」


(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>363

とべよおおお

大阪

大阪か

ゴールにぐっと近付いたな

P「出目は……ろ……2!大阪!!」

千早「今、6って言いかけませんでしたか?」

P「やったぞ千早!俺たち、日本へ帰れるんだぞ!!」

千早「今、6って言いかけませんでしたか?」

春香「や、やっと帰れる……よかったぁぁぁぁぁぁ」

真「一日で台湾行ってシンガポール行って日本へ戻る……こんな旅、前代未聞だよ……」

千早「今、6って言いかけませんでしたか?」

P「何はともあれ、明日から再び日本からスタートできる!」

P「しかも九州・中国をパスして一気に大阪からだ!」

P「ここまでえらく遠回りしたような気もするが、決して無駄ではなかったと思う!」

P「関空行きの飛行機は翌日深夜午前1時半発だ!それまで総員待機!!」

春香真「「イエッサー!」」

千早「今、6って言いかけませんでしたか?」


――Wチーム 一日目 終了

――現在地 シンガポール

千早www

ksk

――Eチーム JR根室本線・函館本線 富良野→札幌

――PM22:40

小鳥「さて、やってきました札幌駅!」
http://i.imgur.com/k4Vd2P9.jpg

亜美「ピヨちゃん、これからどうするの?もう夜も遅いけど……」

小鳥「むぉちろん、今からジンギスカンを食べに行くわよ!」

伊織「こ、これから!?」

やよい「こんな時間に出歩いて、大丈夫かなぁ……」

小鳥「何を言う早見優!札幌とくればジンギスカンにビールでしょ!」

小鳥「翌朝の開店まで待ってたんじゃ、相手に差をつけられるわよ!?」

小鳥「……おっといけない、想像しただけで涎が……ぴよへへへ……」ジュルリ

小鳥「まぁまぁいざとなれば、みんな私の娘ってことで、家族連れってことにすれば大丈夫じゃない?」

亜美「うんうん、それなら無問題だねぇ~」

伊織「確かにアンタなら、三児の母に見えなくもないわねぇ……よっ、肝っ玉母ちゃん!」

やよい「小鳥さんなら心配ないですね、うっうー!」

小鳥「……ちょっとは否定してちょうだい……うう」シクシク

店員「onまたせしました、ジンギスカン四人前に生ビール、ソフトドリンクだon!」
http://i.imgur.com/IvWCJoz.jpg

小鳥「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

亜美「うっひょー!亜美、本格的なジンギスカン食べるの初めてだYO!」

伊織「確かに私も、札幌で食べるのは初めてだわ……」

やよい「ラムって羊のお肉だよね?実は私、ラム食べたことないんだー」

小鳥「あら、やよいちゃんはラム肉初めてなの?すっごぉく美味しいわよ?」

小鳥「確かに少し癖は強いけど、一度ハマったらもうとことんハマりまくること間違いなし!!」

小鳥「道民によっては羊>>>>>牛・豚・鶏、なんて人もいるくらいよ!」

小鳥「なにはともあれ、みんな今日一日お疲れ様!」

小鳥「Wチームが今どこにいるのかは知らないけど……」

小鳥「私たちは私たちで、進む所まで進むわよー!!」

小鳥「それじゃ、カンパーイ!!」

やよい伊織亜美「「「かんぱ~い!!」」」

小鳥「んく……んく……んく…………ぷはぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

小鳥「カーーーーーッ!五臓六腑に染み渡るねぇ!!」

亜美「ピヨちゃん、いつにもましてオッサンくさ……」

小鳥「ささ、肉がいい感じに焼けたわよ!」

小鳥「食べましょ食べましょ!!」

やよい「……」ジー

やよい「……はむっ」パクッ

やよい「!!!」

小鳥「どう、やよいちゃん?」

やよい「うっうー!すっごぉく美味しいですー!!」

やよい「これがラムの味……最初は硬いのかなー、って思ってましたけど」

やよい「食べてみたら意外と柔らかくてびっくりしましたー!」

やよい「味も、確かに牛肉とか豚肉とかとは違ったクセがありますけど……」ヒョイッ

やよい「でも、これがラムの味なんだなーって思うと、もっと食べたくなっちゃいますー!!」パクッ

やよい「ん~~~~~~~~、幸せ……♪」トローン

亜美「うまっ……うまっ……!」ヒョイパクヒョイパク

亜美「亜美たち、前に一度東京でジンギスカン食べたことあるんだけど」

亜美「まぁ多分冷凍肉だったんだろうねぇ、その肉の堅いこと堅いこと……」

亜美「でもこの肉はそんな感じが全然しない……いわゆるラム臭さも抑えられてて、すっごく食べやすいYO!!」

伊織「このタレ……しょっぱさと辛さ……そして酸っぱさが複雑に絡み合って、それがラム肉に合う合う!」

伊織「さらにそこに白いご飯を……はむっはむっ」ハフハフ

伊織「~~~~~~~~っ!!たまらないわ!!」

伊織「鍋の構造上、焼いているうちに余計な脂が下に落ちるから、いくらでも食べられちゃう!!」パクッパクッ

伊織「そして肉の旨味がたっぷりと染み込んだ野菜……」シャクッ

伊織「は~~~~~~~~っ!!これもまた、美・味!言う事なしね!!」

小鳥「ぐびっ……ぐびっ……ぐびっ…………ぷはぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

小鳥「ビールさらにおかわり、おっ願いしまぁーすッ!!」

店員「はいビール承りましたon!」

やよい「小鳥さん、あれでビール何杯目なんだろう……大丈夫かなぁ」

亜美「前回の旅の失敗、全く懲りてないねぇ、ありゃ……」

ダメ無と化したピヨはいおりんの手に負えるのか

――PM23:30

伊織「皆様こんばんは、水瀬伊織よ!」テカテカ

伊織「まぁ大方の予想通りといいますか、案の定といいますか、やはり彼女は使い物にならなくなっちゃったわね」テカテカ

伊織「だから我々Eチームの一日目は、ここ札幌で締めたいと思うわ!」テカテカ

伊織「翌朝8時から、サイコロ第4投からのスタートよ!」テカテカ

伊織「それじゃ皆、おやすみなさい……水瀬伊織でした」テカテカ

伊織「……ったく、本来これはアンタの役目でしょーが!」テカテカ

伊織「何で私が酔い潰れたアンタの介抱どころか、代役までやんないといけないのよ!」テカテカ

小鳥「えへへ……じんりすかんさいこおおおおおおおお!!ぴよへへへ……」チドリアシ

やよい「小鳥さん、まるで顔がスター○ォーズのダー○モールみたいになっちゃってる……」

亜美「顔といえば……いおりん、店中に飛散していた脂の雫のせいか、デコがこの上なく光輝いてるYO?」

伊織「うそっ!?鏡、鏡……な、なによこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」アッタマテッカッテーカ

小鳥「ちょにかく、明日も頑張るのら!えいえいおー、なのら!!ぴよへへへ……」チドリアシ


――Eチーム 一日目 終了

――現在地 札幌

お互いのチームが一日目終了ってことで、とりあえず今日はここまでにさせていただきます
たぶん朝9時以降に再開できるかなーって思われます
それじゃ、onやすみなさいです

おつ

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

わっほい

どっせい

ヒャダイン

グライオン

保守

――Wチーム 二日目

――AM08:45

P「おはようございます……我々は昨夜シンガポールを発ち、そして今、関西国際空港にいます」
http://i.imgur.com/bMSnwiw.jpg

P「そう、我々はとうとう、ほぼ丸一日ぶりに日本へと帰ってまいりました」

春香「な、なんだかここまで何日もかかったような気分だよ……」

千早「結局、昨日という一日はいったい何だったのかしら……」

真「まぁ、昨日一日で石垣島から大阪までワープできたと思えばいいじゃん」

春香「流石にもう海外行きとかはないですよね、プロデューサーさん?」

P「え?いや、うん、まぁ……ははは」

千早「あ、これは絶対まだあるわね」

P「とっ、とにかくっ!せっかく大阪に来たんだ!」

P「とにかく美味いもんでも食いにいこうや!」

春香千早真「「「せやなー」」」

店員「せやかてネギ焼きやドアホ!」
http://i.imgur.com/Cm6qCWa.jpg

春香「ね、ネギ焼き……?」

P「そうだ、一見お好み焼きのようにも見えるこのネギ焼きだが」ジュー

P「キャベツのかわりに大量のネギを使い、具材には牛すじとこんにゃくの煮込みを使っているんだ」ジューー

P「お好み焼きの陰に隠れがちだが、こちらも負けないくらいンまいだゾ!」ジューーー

真「うわぁ、この香ばしい匂い……たまんないや!」

千早「いい具合に焼けてきたわね……じゅるり」

P「ささ、レモン醤油をかけて、たべてみそ?」

春香「いっただっきま~す!はむっ……あちち」

春香「こ、これは……ッ!」

春香「なんやねんこれ……これがホンマのネギ焼きかいな……!」

春香「外はサクサク中はフワッ、さらにそこに瑞々しいネギが加わることで」

春香「お好み焼きとはまた違った食感を実現しとるやんけ!!」

千早「ほんまや……最初はえらいこってりした味やとも思っとったけど」

千早「意外にもあっさりさっぱりしてるやんけ……これがソースやなくてレモン醤油を使っとる所以やな!」

千早「しかも、次から次へとネギの香りが食欲を掻き立てるもんやから、さっきから箸が止まらへん!」

真「スジもむっちゃ柔らかく煮込まれてて、味がむっちゃ染みこんでて、ええ感じや!」

真「この甘辛く煮込まれたスジと、ネギの風味がま~~~~~、よく合うんですわ!」

真「こらあきまへんわ!そこいらのお好み焼きなんかとは比べ物にならへんがな!」

P「……」

P「……なんやねん、これ」

P「でも満足しとるみたいやし、まぁええやろ」

――AM09:30

P「よーし、それじゃ本日最初の運命のダイスロール・第4投行くぞー!」

春香「ほな順番ぐるっと一周したことやし、今度はウチが行かせてもらいますわ!」

P「いや、もう普通の喋りに戻ってもええんよ?」

春香「せやな……ふぅ、やっと戻れた~」

千早「しかし今度はどこに飛ばされるのかしらね」

真「突拍子もないところに飛ぶと思うと、なんだか恐ろしくもワクワクしてくるなぁ」

P「それじゃ天国か地獄か、行き先発表だ」

P「1:東京・大阪とくれば!名古屋!!」

春香「うんうん、順当ですね」

P「2:目の前に広がる琵琶湖!大津!!」

真「仮面ライダー大津、なんちて」

P「3:あえて日本海側へ!福井!!」

千早「あえてって何ですか、あえてって」

P「4:あえて北陸地方へ!金沢!!」

千早「いやだから、あえてって……もういいわ」

P「5:いっそ紀伊半島へ!和歌山!!」

真「うーん、完全にルートから外れちゃうなぁ」

P「6:この勢いで海外へ!グアム!!」

春香「ぐ、グアム……」

真「プロデューサーはどうあっても海外へ行かせたいみたいだね……」

千早「私はもう半ば諦めてるわ、はは……」

P「覚悟は決まったか、春香?」

春香「はい、もう諦めました!色んな意味で!!」

P「よーし、いい覚悟だ!それじゃいくぞ?」

P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」チューチュートレイン

春香「……そーれっ!」


(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>493

ネギなんて食えねえ

P「出目は……ああああああああああ!SIX!SIX!!S○X!!!」

P「グアム行き、けってーーーーーい!!」パンパカパーン

真「さ、さっき日本へ帰ってきたばかりなのに……」

千早「いったい私たちのチームには何が憑いているというの……」

春香「のヮの」

真「あちゃー、春香ったらあまりのショックで完全に固まっちゃったよ」

P「ところがどっこい、これが現実……!」

P「よかったな皆、これで3か国目だ!このまま行けるとこまで行っちまおうぜ!」

真「なんかもう本当に行けるとこまで行ってしまいそうな予感がするなぁ」

千早「完全に企画の趣旨を履き違えてますよね、プロデューサー」

P「とにかくこうなった以上、我々はグアムへ行くしかない!野郎ども出国だぁ!!」

千早真「「おー……」」

春香「のヮの」

――Eチーム 二日目

――AM08:00

小鳥「こっけこっこー!おはようございますぴよ!」

小鳥「我々の二日目は、ここ札幌から始めたいと思います」

伊織「できれば今日中には本州上陸しておきたいわね」

やよい「プロデューサーたちのチーム、今どこにいるのかなぁ」

亜美「兄ちゃんのことだから、また余裕ぶっこいて最終的に墓穴掘る予感がするYO!」

小鳥「とにかく、今日最初の運命のダイスロール・第4投いくわよ!」

やよい「じゃあ今度は私が振ります!」

小鳥「わかったわ、それじゃ行き先はっぴょー!」

小鳥「1:港と湿原の街!釧路!!」

伊織「ちょっと、釧路ってまるっきり違う方向じゃない!」

小鳥「安心して頂戴、乗車時間は約4時間だから、網走よりかはずっとマシよ!」

伊織「そういう問題じゃないでしょ……ハァ」

小鳥「2:スーパーとかちで行く!帯広!!」

亜美「これもぜんぜん違う方向だけど……とかちと聞いちゃあ無視できないねぇ」

小鳥「3:坂とか運河とかガラスとか!小樽!!」

やよい「なんだかとってもオシャレな街ですね!」

小鳥「4:く・ま・ぼ・く・じょ、といえば!登別!!」

やよい「たまにはゆっくり温泉に浸かりたいですね~」

小鳥「5:北斗に乗って一気に!函館!!」

亜美「チャオ☆」

小鳥「6:天国か地獄かワープポイント!千歳!!」

伊織「な、なんだかとっても嫌な予感が……」

やよい「うー、半分以上は遠回りな気がするけど……でも、後は野となれ山となれです!!」

小鳥「今何か不穏な諺が聞こえたような気がするけど、気にせず行くわよ!」

小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」トリプルアクセル

やよい「うっ……うー!!」

(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>525

これを何と読む!

お前らどんだけ外国行かせたいんだよwww

小鳥「出ました、出目は……5!函館!!」

亜美「よっしゃあああああ!本州はもう目の前だよ!やよいっち、やるじゃん!」

伊織「あれだけハズレの出目が多い中、よくピンポイントに出したわね……褒めてあげるわ!」

やよい「うっうー!やりましたー!!」

亜美「亜美としては、とかちも捨てがたかったけど、まぁそれは次の機会でもいいかなー」

伊織「それにしても、もし千歳を引いてたら、いったい私たちをどこへ連れて行くつもりだったの?」

小鳥「え?知りたいの?世の中には知らないほうが幸せなこともあるのよ?ぴょけけけけ……」

伊織「じゃ、じゃあいいわ……」

小鳥「さぁ今日中の北海道脱出が現実味を帯びてきたところで」

小鳥「目指すは函館!皆、特急北斗に乗り込むわよ!!」

やよい伊織亜美「「「チャオ☆」」」

                         三  |┃
                     三      |┃
                         三  |┃
                      三     |┃
                         三  |┃
                             |┃
                       .ピシャッ!|┃
                        ∧∧  |┃
                     三 (  ;). |┃
                      /    ⊃|┃

――Wチーム 関西国際空港→グアム国際空港

――PM14:35

P「さあやってきました、常夏の島G・U・A・M!!」
http://i.imgur.com/sBYzQ1q.jpg

真「一応確認しておくけど、ボクたち東京を目指してるんだよね?」

千早「そうだったかしら……正直もう何がなんだかわからなくなってきたわ」

春香「のヮの……はっ!」

春香「あ、あれ?おかしいなぁ……私、さっきまで関空にいたと思うんだけど……」

P「ところがぎっちょん、ここはもうグアム、つまり異国の地だ」

春香「あれれ~???」

春香「おかしいぞ~???」

真「現実逃避しようとしてるよ、春香……」

千早「まぁ逃げたくなる気持ちもわかるわ」

千早「なにしろ春香自身が2回連続で海外行きの目を引き当てたのだから……」

春香「ところで、グアムではいったい何をするんですか?」

真「あ、もしかしてせっかくグアムに来たんだから、ビーチで泳いだり?」

千早「くっ」

P「んー、まぁそれはサイコロ次第だわな」

P「飛行機の時間まで余裕があるのならいいが、そうでないなら遊んでる暇はないな」

真「ちぇー」

P「さて、ここグアムの地でチミたちにやってもらうのは……」

P「グアム土産としてもおなじみのマカダミアナッツチョコレートを使った闇のゲーム……」

P「題して『マカダミアナッツチョコロシアンルーレット』、略して『ダミアンルーレット』!!」テッテレー

春香「グ、グアムなのにロシアンルーレット、ですか?」

千早「春香、そこつっこむ所ちゃう」

P「さて、ここにさっき空港の土産物屋で買ったチョコがある」
http://i.imgur.com/qpQDh6B.jpg

P「見ての通り15個入りだが、このうち3個にアレを入れてある!」

千早「アレって何ですか?」

P「このチョコを一人づつ順番に食べていき、アレが入ったチョコを引いた人は脱落となる」

P「これを繰り返し、最後まで残った人の勝ちだ!」

千早「アレって何ですか?」

P「勝った人には50ポインツと、俺に頭をナデナデされる権利をやろう!」

春香「よっしゃ、やるからには負けないよ!」

真「これに勝てば、またプロデューサーと……えへへ///」

千早「まぁ勝負とあっては負けないわけにはいかないけれど……」

千早「でもアレって何ですか?」

P「……というわけで、サイコロの時と同じく春香→真→千早の順に食べてもらう」

P「さぁ春香、一つ選べ」

春香「……ゴクリ」

春香「じゃ、じゃあこれ!」

春香「……」ドキドキ

春香「あむ、むぐむぐ……」

春香「……」

春香「…………」

春香「………………」


現在 3/15
コンマ以下00~19でアウト
>>550

ksk

春香「……甘ッッッ!!」

P「おわっ!?」

春香「う~、このチョコ、甘すぎるよ~」

P「アメリカの菓子なんて、そんなもんだ」

春香「でも中に入ってるナッツは美味しい!」

春香「噛めば噛むほどナッツの味が口に広がって、チョコの甘味を緩和してくれてる!」

真「どうやら春香はセーフみたいだね」

千早「アメリカのお菓子って、変に甘すぎる物が多いのよね」

P「さあ、次は真の番だ」

真「うー、確率上がっちゃったか」

真「……じゃあ、これ!」


現在 3/14
コンマ00~21でアウト
>>554

ksk

真「むぐむぐ……」

真「……うん、確かにこれはチョコが甘すぎる気がする」

真「まぁナッツは美味しいからいいけど……」

真「どっちかというとボクは、ナッツだけで食べたいかな」

千早「真もセーフ……どんどん確率が上がるわね」

P「ささ、次は千早の番だ」

P「一つ選んでちょーらい」

千早「……これにするわ」


現在 3/13
コンマ以下00~22でアウト
>>557

アレってなんですか!アレってなんですか!!!!!!!!!!

千早「……これは甘さが喉にしみるわね……」

千早「水か、苦いお茶が飲みたくなるわ」

P「千早もセーフか……さて一周して全員セーフだったってことで」

P「スペシャルルール発動!」

P「むぐ、むぐ、むぐ……」ヒョイパクヒョイパクヒョイパク

春香「!?」

P「……かーっ、メリケンの菓子はこうでなくっちゃなぁ!」

P「というわけで残り9個だ、確率は大幅に上がったぞ」

千早「なんなのそのルール……」

春香「う……」

春香「……じゃ、じゃあこれ」


現在 3/9
コンマ以下00~32でアウト
>>562

ksk

春香「もむもむ……」

春香「……」モムモム

春香「……」モムモム

春香「……!」ゴックン

春香「……ほっ」

真「う、セーフか……」

真「そろそろ当たる予感がしてならないんだよなぁ」ドキドキ

P「さあ真、レッツチョイス!」

真「……これっ!」


現在 3/8
コンマ以下00~36でアウト
>>568

アウトー!

真、アウトー!

真「もぐもぐ……」

真「……」

真「…………」

真「………………」

真「……!!!」ビクン

真「……っぱあああああああああああああああああああああああ!!!!!」ビクンビクン

春香「!!?」

千早「ま、真!?ちょっとプロデューサー、アレって一体何を入れたんですか!?」

P「え?梅干しのエキスを限界まで濃縮したものだけど?」

春香「これはひどい」

P「大丈夫か真?ほら、水だ」

真「んく……んく…………ぷはっ」

真「ひ、ひどいですよプロデューサー!」

真「何か入ってるなーと思って噛み潰してみたら、一気に口の中にこの世のものとは思えない酸っぱさが!」

P「ゴミンゴミン」

千早「そ、それそんなに酸っぱいの?」

真「そりゃもう!チョコの甘さなんて無味に感じられるほどの酸っぱさだったよ!」

P「いやぁ本当は世界一辛いデスソースとか入れたかったんだけど」

P「さすがにアイドル生命や、それこそ命に関わるってことで却下したんだ」

春香「うう、この人修羅道に堕ちそうになってるよ……」

P「というわけで真は脱落、次は千早の番だな」

真「ちぇー、もう一回ナデナデしてくれると思ってたのにー」

P「ささ、運試し運試し♪」

千早「……」ゴクリ

千早「それじゃ、これにするわ」


現在 2/7
コンマ以下00~28でアウト
>>582

72

千早「……」モグモグ

千早「……!」ゴックン

千早「……ふぅー」

P「どうやらセーフのようだな」

春香「千早ちゃん、ものすごい安堵の顔……」

千早「真でさえあんなに苦しみ悶えるほどの酸っぱさでしょ?」

千早「そりゃ心から安心もするわよ」

P「というわけで、次は春香の番だ、さあ選べ」

春香「うー、怖い……」

春香「じゃあ……これっ!」


現在 2/6
コンマ以下00~32でアウト
>>585

00

春香「……」マムマム

春香「…………」マムマムマムマム

春香「………………」マムマムマムマムマムマム

春香「……!」ゴクン

P「春香もセーフ……これは激戦だな」

春香「あー、今千早ちゃんの気持ちわかったかも……」

千早「でしょう?」

P「さて、千早の番だ」

P「確率が三分の一を超えた……そろそろ危険だぞ?」

千早「……これにするわ」


現在 2/5
コンマ00~39でアウト
>>589

悪運尽きねえ野郎だぜ

千早「……」モキュモキュ

千早「……」モキュモキュ

千早「……っ」ゴックン

千早「ほっ……この緊張感、本当心臓に悪いわ」

P「なかなか当たらんなー」

P「さあ春香、いよいよ確率は二分の一にまで跳ね上がったぞ」

春香「う、二分の一……」

P「まぁここまでのサイコロ運のことを考えると、たぶん大丈夫だろう」

P「ささ、選び給え」

春香「うー、じゃあこれ……」


現在 2/4
コンマ以下00~49でアウト
>>597

アウト-

アウトだ

春香「……」モニュモニュ

春香「……!」ビクン

春香「……」

春香「…………」

春香「………………」

春香「せ、せーふ……」タラタラ

千早「の割のは冷や汗がすごいわね」

P「春香……本当は?」

春香「………………」

春香「すっぱあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!」

千早「やっぱりね……た、助かったわ……」

P「というわけで優勝は、千早だ!」

真「いいなぁいいなぁ~」

春香「み、水ー!みじゅーーー!!」カヒーカヒー

P「ほーら、いい子いい子」ナデナデ

千早「ふぁ……べ、別にそんなに甘えたくなんか……」

P「今ばかりは甘えてもいいんだぞ?千早はめんこいなぁ」ナデナデ

千早「きゅぅ……///」トローン

真「千早ったら、本当はプロデューサーに甘えたいくせに強がっちゃって、かわいいなぁ」

春香「いいなぁ……私、まだやってもらってないや」

P「はい、あーん」

千早「あ、あ~ん……///」パクッ

千早「……」モキュモキュ

千早「……!!」ビクン

千早「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!!」ジタバタジタバタ

真「うわぁ、プロデューサー、千早にさりげなく最後の一個食べさせたよ」

春香「鬼がいる……」

P「はっはっは」

春香さんは最後にやってくれる人だから

――PM15:00

千早「……」プクー

P「そ、そんな怒るなって千早……正直すまんかったって」

P「ほらアレだよ、可愛い子にはつい意地悪したくなっちゃうってやつ」

千早「!」ピクッ

千早「……仕方ないですね、今回だけですよ?」

真「やっぱプロデューサーには甘いなぁ、千早」

春香「なんだかんだ嬉しそうだもんね、千早ちゃん」

P「というわけで、お待たせしました、運命のダイスロール・第5投だ!」

真「それじゃ今度はボクの番だね!」

P「果たして帰国できるか否か?行き先の発表だ!」

P「1:セントレアまで直行だがや!名古屋!!」

春香「うん、いい感じ!」

P「2:南セントレア市のことは忘れてあげよう!名古屋!!」

千早「あー、ありましたねそんな話……」

みんなちょろい

面白ければよし(P並の感想)

例:当たり4つハズレ1つのくじを三人で引いてそれぞれがハズレを引く確率

一人目:1/5
二人目:一人目が当たりを引いてなおかつ二人目がハズレを引く確率なので
4/5*1/4=1/5
三人目:一人目二人目がともに当たりを引いて尚且つ三人目がハズレを引く確率なので
4/5*3/4*1/3=1/5

というようにそれまでの流れを考慮してその順番でくじを引く確率を考えると
順番によって当たり外れの確率は変化しない

P「3:関空までとんぼ返り!大阪!!」

真「ずいぶん贅沢なとんぼ返りだよね」

P「4:ここまで何しに来たんだ!大阪!!」

春香「本当、何しにグアムまで来たんだろう」

P「5:それでも帰りたい故郷がある!大阪!!」

真「まぁこの際とんぼ返りでもいいから帰りたいよね」

P「6:美しき哉東洋の真珠!マニラ!!」

千早「マニラ……今度はフィリピンですか」

P「ちなみにマニラを引き当てた時のみ、グアムで遊ぶ時間ができるぞ!」

真「いや、それはちょっと……ううー、なんかものすごく嫌な予感」

P「実際かなりの確率で帰国できるんだ、落ち着いていこう!」

真「ま、やるっきゃないよね、ははは……」

P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ムーンウォーク

真「……うおりゃっ!!」

(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>636

次のレスまで暇つぶし

72

味噌カツ

P「出目は……ああっと大当たり、1!名古屋!!」

真「へへっ、やりぃ!!」

千早「関空発グアム経由セントレア着……もはやわけがわからないわ……」

春香「あれ、もしかして私たち、なんだかんだ東京に近付いていってる?」

P「まぁ大幅な遠回りばっかりしてるが、確かに近付いてはいってるな」

P「驚愕すべきは、スタートしてからここまで一回も鉄道を使ってないという点だが」

真「やっぱ飛行機って速いなぁ」

千早「地に足をつけてる時間よりも、飛行機に乗ってる時間のほうが長いんじゃないかしら……」

P「まぁ何はなくとも、この旅において二度目の帰国!」

P「目指すは名古屋だがや!」

春香千早真「「「だがや!!」」」

オリンピック見に行こう(提案)

旅費は何処から出ているのか

>>630
くじの数は人数の倍数にしないと、一人目二人目が二巡目で1/2ずつになるぞ

ハズレが複数ある場合若干変わるよ
当たり4つハズレ2つの場合、最初にハズレを引く確率は
一人目: 1/3+2/3*3/5*1/2*2/3    =7/15
二人目: 2/3*2/5+2/3*3/5*1/2*1/3=1/3
三人目: 2/3*3/5*1/2            =1/5
で、それぞれが1回ハズレを引いた後の確率を考えれば
最初に一人目がハズレを引いたあと次にハズレを引くのが
二人目: 1/3*(1/5+4/5*3/4*1/3+4/5*3/4*2/3*1/2)+(2/3*3/5*1/2*2/3)*1/2=4/15
三人目: 1/3*(4/5*1/4+4/5*3/4*2/3*1/2)+(2/3*3/5*1/2*2/3)*1/2        =1/5
最初に二人目がハズレを引いたあと次にハズレを引くのが
一人目: 2/3*2/5*(3/4*1/3+3/4*2/3*1/2)            =2/15
三人目: 2/3*2/5*(1/4+3/4*2/3*1/2)+2/3*3/5*1/2*1/3=1/5
最初に三人目がハズレを引いたあと次にハズレを引くのが
一人目: 2/3*3/5*1/2*(1/3+2/3*1/2)=2/15
二人目: 2/3*3/5*1/2*2/3*1/2     =1/15
なので、勝つ確率は
一人目: 2/15+1/15=1/5
二人目: 1/5+2/15 =1/3
三人目: 4/15+1/5 =7/15
になる

……と計算している間に話題が終わっていた

そんな面倒なことよくやるなぁ

――Eチーム JR千歳線・室蘭本線・函館本線 札幌→函館

――PM13:30

小鳥「とうちゃーく、函館駅!!」
http://i.imgur.com/xGWy2Ze.jpg

伊織「なんだかんだ4時間ぐらいかかっちゃったわね」

亜美「けっこう札幌から函館って距離あるんだねー」

小鳥「まぁ札幌から函館の距離って、東京から名古屋のちょっと手前あたりに相当するらしいからね」

やよい「はぇ~、やっぱり北海道って広いですねー!」

伊織「で、函館では一体何をするのかしら?」

小鳥「ハンバーガーを食べに行くわよ!」

やよい「は、函館でハンバーガーですか?」

亜美「え~!?せっかく函館まで来てマ○ナルかYO!」

小鳥「バカ言っちゃいけねぇぜ、私が函館まで来てマク○ルなんて皆に食べさせると思う?」

小鳥「あるのよ、この函館の地でしか味わえない究極のハンバーガーが!」

小鳥「というわけで、皆私についてこーい!」

北海道はでっかいどう

店員「らんらんるー!チャイニーズチキンバーガーだよ!」
http://i.imgur.com/ebrLbAY.jpg

やよい「うわああああああ!すっごくおいしそうですー!!」キラキラ

小鳥「これが函館が誇るハンバーガーショップ、ラッキーピエロの人気No.1バーガーよ!」

亜美「ラッキーピエロなんてバーガー屋、聞いたことないなー」

小鳥「この函館及びその周辺の、ごく限られた地域にしか出店していないからね」

小鳥「わざわざこの味を求めて函館まで来る人もいるくらいなのよ」

伊織「それにしても、店構えがハンバーガーショップとは思えないほどド派手よねぇ」
http://i.imgur.com/fROG6WX.jpg

小鳥「確かにおそろしく目立つけど、それほど印象に残りやすいってことよ」

伊織「なるほどねぇ」

小鳥「さて、冷めないうちにいただきましょう?ここは作りおきをしてないから、出来たてが味わえるのよ」

小鳥「それじゃ、いただきまーす!」

やよい伊織亜美「「「いただきまーす!!」」」

age

やよい「はむっ……」ガブッ

やよい「ーーーーーーーーーっっっ!!」

やよい「お、おいひいれすーーーーーー!!!」ジタバタジタバタ

やよい「私が今まで食べてきたどのハンバーガーよりも、ダントツで美味しいですー!!」

伊織「はむっ……はむっ……美味しい!」

伊織「ハンバーガーなんて、ジャンクフードだと思ってたけど、これはそんなのとは比べ物にならないわ!」

伊織「ジューシーな鶏肉の唐揚げに、酸味の効いた甘辛いタレ、シャキシャキのレタス……」

伊織「そしてそれら全てと相性が抜群の、このマヨネーズ……!」

伊織「出来たてだから、鶏肉から肉汁が滴って、口の中を満たしていく……」

伊織「はむっ……はむっ…………ああ、幸せ……♪」

亜美「やっば!このハンバーガー、やっば!!」ガツガツ

亜美「こんなの食べちゃったら、もう二度とマクナ○なんて行けなくなっちゃうYO……!」

やよい「こんなハンバーガーがあったなんて、私、知らなかった……グスッ」ポロポロ

小鳥「や、やよいちゃん!?」

亜美「おーおー、やよいっちを感動させて泣かせるたぁ罪なハンバーガーだねぇ~」

                           ,.。ェ:'ニニ':ェ..,、  ,.r:'":':':.::ー-..、
                             /三|^ヽ|^レf:圭ミt:、: : : : : : : : : j
                          ,:'三ニミ|_jrfリ圭圭圭圭i. :. : : : :./:/
                     ,r:‐:..、 /三ニ;r'シ圭彡:'".:-、":': `i; :. : : : :i :ヽ、
                     /r. . . : V三fシ圭;シ':/:/!: :ji. /-^へ:ヽ; : : : : : :j.j
                ,:': /. . . : : :.i!ミ/圭シ:/:ノ' '" ´ ' ,r‐-、 '; :ヽ:. : : :;'/

                 /.:/: . . . : : .:.ijミj;r': :;:r-ー-   ''iヘj!. i /: :.i/ : :.;.'
                 〈; i: : . . : : : .:.i-'/: :.:/        ヽ;.j ./;.: /,.。-〈
                  ';ヽ: . .: : : .:.ノ/: : ;.'_':、 ,r==      .7:.ノ . . . :ヽ
               ,r'; : : : : : /,:': : :/:i! 、ヽ      / ,.:'/=-、. . . :.!

              ./:/j: : : : ;.' : :,'.:. :/.!^ヽ,'ーヽ、_   ´ ,.:'.,.'    i!. .ノ
       .         i;_:_:..、: /: ;r'^!: :,:/'    ̄   ̄,rr":./  .,.,ノr'7
                 ,ノ: :./  !: :!       ,//:;/   ./: /:/
                  (: : :(   ヽ;:、     / __,r'"^ヽ、,r'". : /.:j
                 `'ー'´    `    ,r''"´   `Y;⌒1.. . : ,'.: i
                      ,r'' ァ=ーヘi     .j.ハ:ノ . .. :i. : !

                         jr'"    .i!、_,。‐;'". :. . .. . .: i : .i.
                   _,.。- '" l、   _,.rヘj:)‐r' . : ,. -'"  ̄`ヽ;.j
       __    _,.。-‐ '" . .  . ,.-'ヽ:r'_ニ.-ノ ,:':_,r:'"       __, l:.
   .  ,r'"  `ヾ:'" . . . . . . .,. '"    ヽ..ノ ./r'::.:  _,. -=ーrーァ:.i;;:、
  _,.。-./      i: . . . .  ,. '"            /:':.:.:r'7-r'ニフrーへ l;;;;i、
'" .   :i      ;   _,。‐'"            ^ir'7 '"~/ / . : . . . :`!;;;;i:.
 .   .';.     ,/‐'"                   ,:'". . : . ;'. :'. : . . : . . . j;;;;;l.i
 .  . _,.>ー-'"                    /.: . . . .:/. .,'./ . : ._,r‐'"i:j^ヾ:、
, - '"                       /.: . .. : ... ..: . ./ .,r'"   ;i:.::::::::ノ
                        〈.. : .. : . . . : . i . ,/    ./..:::/
                           ';. .: . . . . : . .,r/     . /:/
                        /^'ー---ー'":/       /'

――PM14:15

伊織「いやぁ、まさかやよいが泣いちゃうなんてねぇ」

やよい「だって本当に美味しくて……えへへ」

亜美「本当にやよいっちはピュアですなぁ~」

小鳥「さて、いよいよ北海道を離れる時が来たわね……うまくいけば」

伊織「な、何よ……嫌な予感がするわね」

小鳥「いくわよ、運命のダイスロール・第5投!」

亜美「そいじゃここは亜美に任せてちょーだい!」

小鳥「オッケー、それじゃ行き先発表ね」

小鳥「1:あと少しでお別れ!江差!!」

やよい「お別れ?どういうことですか?」

小鳥「2:さようなら江差線!江差!!」

伊織「江差線?廃止されちゃうのかしら?」

小鳥「3:青函トンネルを通って!青森!!」

亜美「おっ、いよいよ本州入りが迫ってきてますなぁ」

社の都かな

オリンピック見に行こう(提案)

北海道はでっかいからねちかたないね

小鳥「4:うみねこのなく頃にでゲソ!八戸!!」

亜美「なんか色々混じってない?」

小鳥「5:さくらまつりで千本桜!弘前!!」

やよい「一度皆でお花見したいですー!」

小鳥「6:函館空港からワープポイント!千歳!!」

伊織「……は?」

小鳥「さあ亜美ちゃん、サイコロを」

伊織「ちょっと、千歳ってどういうことよ!?せっかく列車に4時間以上乗ってここまできたのに戻るつもり!?」

小鳥「ぴよぴよ」

伊織「ぴよぴよ、じゃないわよ!!」

亜美「大丈夫だよいおりん、ここは亜美がビシッと決めちゃるから!」

伊織「……頼むわよ、本当に」

小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」イナバウアー

亜美「そぉい!!」

(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>699

はい

ほう

小鳥「出目は……5!弘前!!」

伊織「ほっ……よくやったわ、亜美」

亜美「もっと褒めちくりー!」

やよい「でもこれで北海道とはお別れですか、少し寂しいです……」

伊織「そうね……今度行くとしたら、もう少しのんびりしたいわね」

亜美「あいるびーばーっく!また来るぜ北海道!」

小鳥「さあ北の大地に別れを告げて、目指すは弘前よ!」

小鳥「さらば北海道、また来る日まで!!」

小鳥「というわけで出発しんこー!」

やよい伊織亜美「「「おーっ!!」」」

ちょい19時くらいまで休憩しますです
遅くても20時までには再開しますです

おつ

一応再掲

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

んー、いずれにせよこのスレ内では完結しないかな
それじゃ再開するときにまたスレ立てますです
こっちは一度落としていただいてもおkです

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