エレン「そろそろ本気だす」(40)

アルミン「...えっ?」

ミカサ「どうしたの?エレン」

エレン「今までの俺は実力の半分も出してないってことだ」

アルミン「えっ...えっ?」

ミカサ「なんでなのエレン」

エレン「そりゃー、お前らも俺との力の差を知ったらやる気無くなるだろ?」

ミカサ「」

アルミン(本当なのか...エレンは間違いなく今まで本気を出しているように見えた...)

アルミン(これが半分にも満たないんなんて...っ!)

ジャン「おいおい!話し聞いてたけどよー!お前今まで本気だったろ?立体機動でも普通に俺に勝てないのによ本気ってやつを出したところで変わらないと思うぜー?」

エレン「んー、そうか?」

ジャン「やるか?」

エレン「あぁいいぜ...」

キース「今日は立体機動の訓練だ!飛距離から測る!」

一同「はっ!」



測定係「ミカサ・アッカーマン!前へ!」

ミカサ「は!」

測定係「それでは始め!」

ビシュュュンッ

測定係「112m!1級判定だ」

ミカサ「ありがとうございます」

アルミン「ミカサはすごいなー...」

キース(流石だな...)

測定係「次!ジャン・キルシュタイン!前へ」

ジャン「は!」

測定係「始めてくれ」

ビシュュンッ

測定係「101m!1級だ」

ジャン「ありがとうございます!」

エレン「…」

ジャン「精々がんばれよ」ボソッ

エレン「…」

測定係「次!エレン・イェーガー!」

エレン「は!」

測定係「始めて」

バッシュュュュュュンッ

ジャン「は!なんだあの姿勢!あれじゃ着地に失敗s...」

ザザ-ッ

アルミン「あれで着地に成功した?!空気抵抗を極力抑えてたか!昨日の話しは本当なんだ!」

測定係「1...167m...1級だ...(なんだこいつ)」

アルミン「?!」
ジャン「?!」
ミカサ「?!」
キース(新しい級を作った方がいいな...)

エレン「あざっす」

とりあえず期待

俺tueeeeeか

スタッスタッスタッ

エレン「どうだお前ら。本気だして見たぜ?」

ジャン「どうせガス吹きまくっただけだろ?見せてみろ」

エレン「あぁ、いいよ」スッ

ジャン「......?!」

エレン「どうした?」

ジャン(ガスが全然減ってねぇ...こいつまじか...)

ジャン「いや、なんでもない...返すよ...」

エレン「おう!」

キース「今から対人格闘の訓練だ!巨人相手に意味は無いかもしれないが、憲兵団などは必要となってくるであろう。それでは始め!」

一同「はっ!」



アニ「あ、エレン。どうだい?私と一緒に組まないか?」

エレン「あぁ、いいぜ。怪我すんなよ?」

アニ「へぇ...そんなこといえるんだ...あんたこそ怪我しないでよね」

エレン「おう。それじゃ行くぞ!」ダダッ

アニ(早くなってる...だけど私にはまだ勝てないね)スッ

エレン(踏み込んだ足に体重がかかる瞬間に蹴り崩そうとしてるのか...)

アニ「ふっ!」シュッ

エレン「はっ!」スタッ

アニ(かわした?!完璧に体重がかかっていた筈なのに!)

エレン(驚いた顔してるなー)

アニ(でも、空中は無防備になるよ)ススッ

エレン(構え直した。蹴りを入れようとしてるな)

アニ「っ!」ビュンッ

エレン「...」クルッ

アニ(体を捻ってかわした?!やばい負ける!)

エレン(そのまま着地して押さえつける!)

アニ「くっ ...!」

エレン「男の腕力には流石に勝てないよな」

アニ「うっ...」

アニ「私の負けだ...どいてくれ...」

エレン「あ、ごめん....」ササッ

アニ「あんた...急にどうしたんだ?」

エレン「んー、本気ってやつだな!」

アニ「そんなこと言われてもわからないね...」

アニ「今までのは本気じゃなかったんだ?」

エレン「そうだよ。みんなに合わせてた」

アニ「チッ...また今度覚えてな ...」スタスタ

エレン「おう!」

--解散式の夜--

キース「それでは解散式を始める!成績上位10名を発表する!呼ばれたものは前へ!」

主席 エレン・イェーガー

2番 ミカサ・アッカーマン

3番 ライナー・ブラウン

4番 ベルトルト・フーバー

5番 アニ・レオンハート

6番 ジャン・キルシュタイン

7番 マルコ・ボット

8番 コニー・スプリンガー

9番 サシャ・ブラウス

10番 クリスタ・レンズ

キース「以上だ!」

エレン(やっとだ)

エレン(やっとここまでたどり着いたんだ)

エレン(今度は俺の番だ)

エレン(今度は俺が...)

エレン(巨人を食い尽くしてやる...っ!)

エレン「はぁ?コニーお前!調査兵団にするって?」

コニー「あぁそうだよ!戦えるやつが戦わないと守れるものも守れねぇからな」

エレン「そうか。なんか嬉しいな。同じ調査兵団志望なんで」

サシャ「エレンエレン!私もですよ?!」

エレン「お。サシャもか。ありがとな」

サシャ「えへへ」

エレン「...そんな事よりお前...どうしたんだ?その肉」

サシャ「教官の食料庫からもって来ました...うへへ」

エレン「...まあいいか。後でみんなで食べようぜ!」

ミーナ「ちょっとエレン!そんなことしたら怒られるよ!」

エレン「いいのいいの。土地を取り返せばまた牛や豚も飼えるんだ」

サシャ「こっちにはエレンがいるから楽勝ですね!」

アハハハ

エレン「さてそろそろ固定砲台の準備をs」

ビッシャャャャャンッ

一同「?!!」

ブワァァァァァ

エレン「うわっ!」

サシャ「きゃっ!」

コニー「ぐぁっ!」

エレン「くっ!」

エレン「みんな立体機動に移れ!!」

ガシャ!

ドォォォン

サシャ「か、壁が...」

コニー「壊された?!」

ミーナ「巨人が入ってくる!!」

エレン(今の環境で壁を壊せるのはこいつだけだ)

超大型巨人「...」

エレン(こいつをやれば壁を壊せるやつはいなくなる!)

エレン「固定砲整備第4班!」

エレン「これはチャンスだ!絶対に逃がすな!」

エレン(俺が本気を出せばこいつだって殺れる)

エレン(大切なものも守れるんだ!)

スタッ

エレン「よぉ...」



エレン「5年振りだな...っ!」ギリッ

超大型巨人「ヒィ」

ブシュー

エレン「な?!消えた?!」

サシャ「エレーン!大丈夫ですかー?」

コニー「お前がやったのか?!あのでかいやつ!」

エレン「いや、違う。あいつは突然現れて突然消えた!」

先輩「おい何してる!とっくに超大型巨人出現時の作戦は始まってるぞ!」

先輩「やつに接触したものは報告も忘れるな!」

エレン「はっ!」

コニー「先遣班の健闘を祈ります!」

ジャン「くそ!なんでだよ...明日から内地行きだったのに...」

エレン「なぁ...ジャン」

ジャン「あぁ...なんだよ...」

エレン「明日内地に行くんだろ...俺に任せろ...」

ジャン「...は?」

エレン「俺が!本気を出せば!」

エレン「入ってくる巨人を皆殺しに出来る!!」

一同「?!」

ほんとに強かった

ジャン「あぁ...そうだな...お前はそういうやつだったな」

ジャン「おいみんな!」

ジャン「確かに本気のエレンにかなうやつはいない...」

ジャン「だが俺たちだって兵士だ!!」

ジャン「エレンだけに頼る訳には行かない!!」

ジャン(ミカサを守るためにも...っ)

ジャン「俺たちもやるぞ!!巨人をぶっ倒すぞ!!」

一同「うぉぉぉぉ!!」

アルミン「とりあえず巨人と戦う自信がない人はエレンの側にいて!刃やガスを補給してあげるだけでエレンも本気で戦える!」

アルミン「他の人もピンチになったらエレンのところにきて!エレンが倒してくれる!」

エレン「おう!」

アルミン「けど極力自分たちの力で戦うんだ!兵士だからね!」

ジャン「わかったかみんな?!」

一同「おう!」

エレン「仲間は失いたくない...みんな死なないでくれ!」

ミカサ「エレン!」

エレン「どうしたミカサ。お前は後衛だろ?」

ミカサ「うん。だからお願いにきた」

エレン「なんだ?」

ミカサ「どうか...死なないで」

エレン「...」

エレン(あぁ...死なねぇよ)

エレン(死ぬ以前にみんなを守らないといけないからな...)

エレン(くっ...巨人がもうあんなに...)

エレン(だがみたところ雑魚ばっかりだな...)

エレン「ふぅー...」

エレン「俺の本気を見せてやる巨人ども!!!」

巨人「ぁー」

ビシュュュンッ

エレン「ふぅっ!」ザシュツ

巨人「」バタ-ン

エレン「これで12体目か...」

アルミン「エレーン!刃もってきてあげた
よー!」

エレン「おう!ありがとn...っ?!」

奇行種「アーン」アルミンノウシロカラ

エレン(やばい!巨人が後ろからアルミンを食おうしてる!)

エレン(ここからうなじは狙えない...)

エレン(仕方ない...っ!)

エレン「アルミン!」どん!

アルミン「エレン?何を...うわっ!」

奇行種「バクッ」

アルミン「なっ?!え、エレン?!」

奇行種「...」ドシンドシン

アルミン「う...うぅ...エレン...」

アルミン(エレンは僕を庇ったんだ...庇ったせいで死んだ...)

アルミン(僕のせいだ...くそっ...)

ブシュュュン
スタッ

ジャン「アルミン!どうした?」

アルミン「ジャン...」

ジャン「...どうしたんだ?」

アルミン「僕の...僕のせいで...」ウゥ

ジャン「...」

アルミン「エレンが死んだ...」

ボチャンッ

エレン「うっ...ここはどこだ?」

エレン「胃の...中か」チラッ

エレン「刃は補給前だから無かったな...」ハァ

エレン「本気だしても結局はこうなるか...」

エレン「まぁ...アルミンを助けられたから良かったか...」

エレン「もうやるべきことはないな...」






エレン「というとでも思ったか!!!!」ガリッ

ビッシャャャャンッ

アルミン「?!」

ジャン「なんだ今の音?!」

アルミン「あ、あれ!」

ジャン「巨人の中から...巨人が出てきただと?」

アルミン「...エレン」

ジャン「は?」

アルミン(あれは...いや見間違いかもしれないけど)

アルミン「エレンかもしれない」

エレン巨「フゥー...」

エレン巨「ウォオォォオオ!!」

tueeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

エレン(なんとか意識が保ててる...)

エレン(これなら行ける!)

巨人「うあー」ドスンドスン

エレン巨「...っ!」ブンッ

巨人「」クビブチッ

アルミン「あぁ...やっぱりエレンだ...」

ジャン「やっぱ俺たちを守ってくれるのか...はぁ...俺たちの出番無いじゃんか...へへ」

アルミン「僕たちはいったん戻ろうか!」

うーんこの

かくしてトロスト区は奪還された

エレン「よかった...みんな生きてたんだな!」グスッ

サシャ「あたりまえですよー!エレンがどんどん倒して行ったんですから!」

ミカサ「エレン。ありがと」

エレン「おう!」

ジャン「やっぱ死に急ぎ野郎は死に急ぎ野郎だったな!」

アルミン「死に急ぎでも死なないんだけどね」

アハハハ

コニー「なぁ...俺が馬鹿だからかもしれないけどさ...」

コニー「原作とあまり変わってなくね?!」

一同「...は?」


end

思いつきでしたすみません

オチも見つからずどうしようかと

こんな駄作に付き合っていただきありがとうございました

エレンtueeeeewwww

エレンtueeeeee!

でもこのエレンはアニには嫌われちゃうな…父譲りの格闘術を馬鹿にされたも同然だし…

まあアニはキレるよね

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