【ラブライブ!】海未「ある日のμ's、ある日のことり」 (97)

ラブライブ!のSSです。

過去作の、

【ラブライブ!】ことり「わぁー!懐かしいっ♪」

の続きとなります。

ことうみ、ほのえりが成立している。

と思って頂ければ過去作を見なくてもわかる内容です。

短い話を思いつく度に投稿して行きます。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402751643

その1「穂乃果が冷たい」


絵里「…はい、うみみ。コーヒーちか」

海未「ええ、ありがとうございます」

絵里「…ふぅ…美味しいちか」

海未「…あの、それで相談って…」

絵里「驚かずに聞いて欲しいちか」

海未「はい」

絵里「えりちかね。穂乃果に嫌われたみたいなの」

海未「…それはないと思いますよ?」

絵里「急なことでうみみも混乱してるのはわかるけど、事実ちか」

海未「とかなんとか言って、ふふっ♪いつもの冗談なんでしょう?」

絵里「ちがうちか!冗談なんかじゃないちか!ホントちか!ちかちか!」

海未「さっきからなんなんですか?ちかちかちかちか…ふざけているのですか?」

絵里「ちがうちか!お願いっ!ちゃんと話聞いてほしいちか…」

海未「…とりあえず、いつもの喋り方に戻って貰ってもいいですか?なんだかイライラします…」

絵里「わかったちか」

海未(イラッ)

海未「…それで?どういう…」

「絵里ちゃーん!お待たせー♪」

絵里「ことり!遅いちかぁ!」

海未「ことり!?」

ことり「ごめん、ごめーん!あれ!?海未ちゃんも呼ばれてたの?」

海未「絵里、どういうことですか?」

絵里「ことりも呼んでおいたちか!いまの状況をなんとかするには2人に力が必要ちかちかぁ!」

海未「ことりはなんて言って呼び出されたのですか?」

ことり「美味しいお菓子をあげるよって♪」

絵里「にこにこっ♪」

海未「…絵里、ことりを騙しましたね!?

絵里「まだ騙してないもーん!」

海未「このっ!」

ことり「えぇ!?海未ちゃんダメだよ暴力は!」

海未「ことり!止めないで下さい!今日は引っ叩くだけじゃすましません!」

絵里(や、やばいちか!ガチ切れちか!)

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絵里「えと、せっかく家にきてくれたのだし、美味しいお茶を入れてくるわね」

海未「その前に先ほど私とした約束を復唱しなさい」

ことり「海未ちゃん…」

絵里「私、絢瀬絵里は2度と南ことりさんを騙すことはしないと誓います」

海未「よろしい。今後は悪ふざけはほどほどにしてくださいね?」

絵里「はい」

ことり(ふえーん、海未ちゃんこわいよぉ…)

海未「では、今からはいつも通りに接しますのでよろしくお願いします」

絵里「わかったわ!まずはお茶を入れてくるわね!お茶菓子も!」

海未「はい、ありがとうございます」

ガチャッ!

ことり「海未ちゃん、少しこわかったよ?」

海未「当然です!ことりが優しくてかわいいからといって、それをいいことにほの会議に巻き込もうとするなど…」

ことり「きっと、ホントにお菓子くれるつもりだったんだよ!」

海未「だとしても!ちゃんと言ってくれれば話くらい聞きますよ…私もことりも。友達、なんですから///」

ことり「そう、だね。ふふっ♪」

海未「な、なんですか?」

ことり「ううん、なーんでもない!」

ことり(なんだかんだ言っても、2人は仲良しってこと、だねっ♪)

ガチャッ!

絵里「2人ともお待たせー!」

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ことり「うわぁー、絵里ちゃんこのお菓子すっごく美味しいよ!」

海未「ホントですね!お茶にもよく合います♪」

絵里「ふふふっ。良かったわ」

絵里(言ったでしょう?美味しいお菓子があると!)

海未「それで?穂乃果がどうしたのです?」

ことり「穂乃果ちゃん?」

絵里「ええ、なんだか私…嫌われてしまったみたいで」

ことり「…それはないと思うなぁ」

海未「そうですよねぇ」

ことり「だって、今日だって朝からずーっと、ずーっと!絵里ちゃんの話してたよ!ことりは海未ちゃんの話したかったのに、ずーっと穂乃果ちゃん喋ってたよ」

絵里「ほんとちか!?」

海未「ええ。その状況で嫌われてるって…無いと思うのですが」

ことり「絵里ちゃんはどうして嫌われてると思ったの?」

絵里「最近、穂乃果の態度が冷たい気がするの」

海未「いつ頃からですか?」

絵里「この間2人で街に繰り出した時以来かしら」

海未「最近じゃないですか…」

ことり「海未ちゃん、そういえばさ。穂乃果ちゃんこんなこと言ってなかった?」

『絵里ちゃんったら、ファンの子にサインねだられてさ!デレッデレしてたんだよー!』

絵里「ちか!?」

海未「ことり!こうも言ってました!」

『…絵里ちゃん、最近穂乃果のこと構ってくれない気がする…』

ことり「うん!言ってたね!」

絵里「つまりどういうことちか!」

ことり「穂乃果ちゃんへの愛が足りないんだよ!」

絵里「そんな!?」

海未「最近、μ'sの活動やらなんやらで穂乃果と甘々な日々を過ごせてないのでは!?」

絵里「たしかに!」

海未「明日は2人でお昼を食べて見るのはどうでしょう?」

ことり「海未ちゃん、はらしょー」

絵里「海未、はらしょー」

ことり「帰りは穂乃果ちゃんが好きなクレープ屋さんでも自宅で夕食でも好きにするといいよ!」

海未「やんやんしてください!」

ことり「海未ちゃんそれことりの!」

絵里「2人とも…ありがとう!えりちか頑張るちか!早速お昼に誘うちか!」

海未「ふふっ♪うまくいくといいですね」

ことり「行くといいねっ♪」

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絵里(…授業がおわった瞬間ダッシュで屋上にきたわ)

絵里(だれもえりちかには追いつけない…)

絵里(KKSEになってもおかしくないスピードだったちか!)

絵里(Sはもちろん素早いのSちか)

ガチャッ!

穂乃果「えーっと…あ!いたいたー!おーい!絵里ちゃーん!」

絵里「穂乃果!早いじゃない」

穂乃果「そうかな?待たせてない?」

絵里「全然待ってないわよ」

絵里(さすが穂乃果ちか。驚きのスピード…そこに痺れる憧れるちか)

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絵里「じゃーんっ♪」

穂乃果「わぁー!すごいすごーい!これ全部絵里ちゃんが!?」

絵里「当然よ。ちゃんと穂乃果への愛がこもってるんだから、しっかり食べてね!」

穂乃果「いっただっきまーす!…んー!おいしーっ♪」

絵里「穂乃果、これもどうぞ。はい、あーんっ♪」

穂乃果「あーんっ♪」

絵里「ふふふっ。あなたったら、ホントに犬みたいね」

穂乃果「えー!なにそれー!」

絵里「いい意味で言ってるのよ?」

穂乃果「そうかなぁ…?」

穂乃果(むむむ…なんだか、言われっぱなしは悔しい!)

穂乃果「そ、そういえばこの間希ちゃんがね!絵里ちゃんは意外と抜けてることがあるって教えてくれたよ!」

絵里「えー!そうかしら?ほら、私って生徒会長だし、なんでもキチッとやってる感じがするでしょ?だからちょっと失敗しただけでみんなそうやって…」

穂乃果「わっ!しょっぱい~」

絵里「あら?砂糖と塩、間違えたかしら…」

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穂乃果「ごちそうさまでした!」

絵里「お粗末様でした」

穂乃果「なんか、久しぶりだね、こういうの!」

絵里「ええ」

穂乃果「うーん!風が気持ちいい…」

絵里「ねぇ穂乃果?今日の練習が終わったら、クレープでも食べに行かない?」

穂乃果「え…いい、けど」

絵里「…けど、なに?」

穂乃果「えと、その…いいの?」

絵里「いいに決まってるでしょう?私は穂乃果と行きたいのだから」

穂乃果「じゃなくて!」

絵里「ほ、穂乃果?」

穂乃果「そう、じゃなくて」

絵里「穂乃果どうしたの?最近なんだか変よ?」

穂乃果「…ごめん」

絵里「なにかあった?」

穂乃果「……穂乃果、邪魔しちゃいけないと思って…」

絵里「邪魔?邪魔って」

穂乃果「……うぅーっ!…絵里ちゃんっ!」

もぎゅっ!

絵里「ちょ、穂乃果!?」

穂乃果「だって、絵里ちゃん受験だから…穂乃果と遊んで邪魔しちゃいけないと思って…」

穂乃果「そう、じゃなくて」

絵里「穂乃果どうしたの?最近なんだか変よ?」

穂乃果「…ごめん」

絵里「なにかあった?」

穂乃果「……穂乃果、邪魔しちゃいけないと思って…」

絵里「邪魔?邪魔って」

穂乃果「……うぅーっ!…絵里ちゃんっ!」

もぎゅっ!

絵里「ちょ、穂乃果!?」

穂乃果「だって、絵里ちゃん受験だから…穂乃果と遊んで邪魔しちゃいけないと思って…」

被った。

ごめんなさい。

絵里「そ、そんなこと!」

穂乃果「μ'sのことだってあるし…生徒会の引継ぎだって!穂乃果嫌だよ…。穂乃果のために絵里ちゃんの大切な時間を使わないで欲しいよ!」

絵里「…そう、なの?」

穂乃果「穂乃果、我慢するから。絵里ちゃんの時間は絵里ちゃんの未来のために使って!」

絵里「……私と穂乃果の時間、でしょ?」

穂乃果「え?」

絵里「私ね、残された時間を精一杯楽しみたいなって思ってる。μ'sもそう、生徒会もそう…。もちろん穂乃果と一緒にいる時間も」

穂乃果「絵里、ちゃん?」

絵里「ふふっ♪変よね…。全部、穂乃果が関わってるのよ?受験は自分のため、かもしれないけど…。私の未来が穂乃果の未来でもあったら素敵じゃない?」

穂乃果「へ!?」

絵里「あらやだ、変なこと言っちゃったかしら。とにかくね、なにも遠慮しなくていいのよ?逆に穂乃果がいなかったら、受験落ちちゃうかも?」

穂乃果「そ、それはやだ!」

絵里「だったら、穂乃果は穂乃果らしく今を全力で楽しんで欲しいわ!」

穂乃果「ぶぅー。絵里ちゃんなんかずるーい!」

絵里「ふふっ♪そうかしら?」

穂乃果「そうだよぉ!ばかばかー!」

絵里「それで?クレープ、行く?」

穂乃果「うぅー」


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海未「絵里…うまくいっているでしょうか?もぐもぐ」

ことり「大丈夫じゃないかなぁ?はぐっ。うーん!おいしー♪」

海未「そうですよね。プロポーズでもしてたりして!」

ことり「絵里ちゃんならありそう!」

ことうみ『あはははっ♪』

ことり「でもさ、海未ちゃん?」

『…絵里ちゃん、最近穂乃果のこと構ってくれない気がする…』

ことり「穂乃果ちゃん、こんなこと言ってたっけ?」

海未「ああ、言ってたじゃないですか。…心の中で」

ことり「ああ、ふふっ♪そういえば、そうだね」

海未「そういうことにしておきましょう?」

ことり「なるほどぉ!海未ちゃん、やっさしー♪」

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穂乃果「…いく!」

絵里「ふふっ。そうこなくっちゃ!」

穂乃果「けどね絵里ちゃん!これだけは教えて!」

絵里「なにかしら?」

穂乃果「…さっきのって、プロポーズ?///」

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その1「穂乃果が冷たい」

おしまい

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その2「にこちゃんが憎い」

凛「にこちゃんが憎い」

花陽「凛ちゃん!?」

凛「見てよかよちん!休み時間だっていうのに、ああやって廊下で真姫ちゃんとだべって…!」

花陽「曲の事じゃないかな?」

凛「いや!凛にはわかるにゃ!ああやって真姫ちゃんとイチャイチャイチャイチャイチャイチャして!それだけにゃ!」

花陽「えぇ!?そんなことはないと思うけど…」

凛「なにが『にこまき』だよ…。凛はかよちんもと2人も楽しいけど真姫ちゃんも一緒がいいにゃ!『まきりんぱな』が1番にゃ!」

花陽「凛ちゃん…花陽もそう思うけど…」

凛「ちょっと物申してくるにゃ!」

花陽「え!?ちょっと凛ちゃん!?」

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真姫「…なるほど、ありがとうにこちゃん。次の曲の参考にするわ」

にこ「それはいいんだけど…大丈夫なの?休み時間までこんな…」

凛「にぃぃぃぃこちゃん!」

真姫「り、凛!?」

にこ「あ、あんた、どうしたのよ?凄い勢いね…」

凛「真姫ちゃんは渡さないにゃ!にこちゃん、凛と勝負にゃ!」

真姫「え?」

にこ「は?」

花陽「ショウブナノォ!?」

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にこ「んで?なんなの?」

凛「凛と勝負にゃ!ダンスの点数とカラオケの点数で勝負するにゃ!」

にこ「それ、こないだやったじゃない。ていうか、純粋にダンスの勝負とか凛に勝てる気しないんだけど…」

花陽「凛ちゃんこんなのやめようよぉ…」

真姫「ていうかなんなの?どういうことなの?」

凛「真姫ちゃんがいけないんだよ!」

真姫「私!?」

凛「1年生組で仲良くしたいのに…!にこちゃんとばっっっっかり仲良くして!凛は悲しいにゃ!」

にこ「…えと、真姫ちゃんが悪いのならにこはもういい?」

凛「にこちゃんはだめにゃ!真姫ちゃんとばっっっっかり仲良くして!希ちゃんと絵里ちゃんとも仲良くしないとダメにゃ!」

にこまきかよ((…え?))

凛「凛は学年での仲良し度を意識してるにゃ!にこちゃんはズルいにゃ!きっと凛たちより真姫ちゃんと仲良しにゃ!」

にこまきかよ((えー?))

にこ「あ、あのさ。それだったらさ、あんたたち3人で出掛けるなりなんなりして親睦を深めてくればいいじゃない?」

凛「え?」

花陽「そう、だよね。にこちゃんがどうこうじゃないよね…」

凛「だ、だって!真姫ちゃんを誘うなんて…難しいよ!」

花陽「なんで!?」

真姫(…私と遊んでもつまんないからかしら…)

凛「だって、真姫ちゃんのこと大好きなのがばれちゃうにゃー///」

にこ「……えと…」

花陽「…凛ちゃん…」

真姫(そ、そうだったの?なんだか恥ずかしいわ…///)

にこ「花陽?にこ、希のこと待たせてるから教室戻るわね。あとお願い」

凛「え!?にこちゃん!待つにゃ…」

花陽「…凛ちゃん?」

凛「ひっ!か、かよちん?なんか怖いにゃ…」

花陽「凛ちゃんは私達と、ラーメンでも食べにいこうね?もちろん真姫ちゃんも一緒に…」

凛「え、でも勝負…」

花陽「それはもういいから!1年生は1年生同士で遊びに行きましょう?」

真姫(友達とラーメンかぁ///なんだか緊張するわね///)

凛「で、でもー!」

花陽「でもじゃないの!」

真姫「ね、ねえ2人とも?ラーメン屋さんって入りにくいから…私行ったことないんだけど、大丈夫かな?」

凛(この後ラーメン屋さんに行くまでにかよちんに色々怒られたにゃ…。でも、凛は真姫ちゃんとラーメンに行けたから満足にゃ!もっともーっと!真姫ちゃんと仲良くなりたいっ♪これからも1年生組で頑張るにゃー!)

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にこ「希ー、お待たせ」

希「にこっちー♪野暮用は済んだん?」

にこ「まぁね」

希「ふふふっ。手のかかる後輩やね?」

にこ「そうね…。あの子たち、にこがいないとダメダメなんだから!」

希「にこっち嬉しそー♪」

にこ「どこが!?ほら、さっさと勉強教えてよ!」

希「恥ずかしがらんでもええのにー♪」

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その2「にこちゃんが憎い」

おしまい

今日はここまで。

ありがとうございました!

乙コメントありがとうございます。

ちょこっと更新します!

その3「ことちゃんと呼ばれたい」


ことり「うーみちゃん!」

ぎゅぎゅぎゅっ!

海未「わっ!どうしたの///」

ことり「海未ちゃん好き好きー///だーいすき///」

海未「あらあら///まった甘えん坊だなぁ、ことちゃんは」

ことり「だってだってー!」

海未「ふふっ♪いいこいいこー」

ことり「ふにゃーん///なでなで気持ちいぃ~///」

海未「今日のことちゃんはどうしたかしら…甘さに輪を掛けて甘い…甘甘々ね!」

ことり「ねぇ、海未ちゃん!ことりのこと好き!?」

海未「そんなの当たり前じゃない!この世界の誰よりも!ことちゃん、大好き///」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピピピピッ!

ピピピピッ!

ことり「…うぅーん……ふぁーあ…」

ことり「…夢かぁ」

『ことちゃん、大好き』

ことり「………『ことちゃん』…いい…!」

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ことり(というわけで、ことりは海未ちゃんに『ことちゃん』と呼ばれたいと思います)

ことり(しかし、出会ってからいままで『ことり』と呼ばれてきているこの現状…どうしたら…)

海未「…ことり?どうしました?」

ことり「今ね、ことりは歴史を動かそうとしてるんだよ」

穂乃果「歴史…?」

海未「なんのことですか?」

ことり「へ!?あ、違うの!は、はやく学校いこっ!」

ほのうみ「……?」

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穂乃果(あー!授業つまんないなぁ!はやく絵里ちゃんに会いたいなぁー!)

穂乃果(ん?手紙だ…ことりちゃん?)

『次の休み時間からね、穂乃果ちゃんのことほのちゃんって呼ぶから!ことりのことはことちゃんってよんでね!ちゅんちゅん♪』

穂乃果(んー?どういうことだろう…チラッ)

ことり(さっすが穂乃果ちゃん!あの顔は『大体理解したよことりちゃん!胸中察します。ことりちゃんも大変だよね…』って顔!)

穂乃果(うーん、親指立てられてもなぁ…。よくわかんないけど『ことちゃん』って呼べばいっか!)

海未(…穂乃果もことりも…なにをしてるのでしょうか?)

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穂乃果「…んーっ…!終わった終わったー!」

海未「穂乃果?授業ちゃんと聞いてましたか?」

穂乃果「うん!バッチリだよ!」

海未「穂乃果がしっかりしてくれないと私が絵里にくどくど言われてしまうのですから…お願いしますね?」

穂乃果「なにそれ!?初耳なんだけど!」

ことり「なになにー?なんの話?」

穂乃果「ことりちゃんさっきの…」

海未「さっきの?それよりことり?ちゃんと授業は聞いていたのですか?」

ことり「う、うん!大丈夫だよ!それより次は体育でしょ?用意しなきゃ!ほのちゃんもはやくね!」

海未「………ほの、ちゃん?」

穂乃果「う、うん!わかったよ…こ、ことちゃん!」

海未「………ことちゃん?」

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先生「じゃあ、柔軟するからペアになってー」

ことり「ほのちゃんやろー!」

穂乃果「うん!」

海未「……じーっ」

ミカ「ど、どうしたの?柔軟しよ?」

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ことり「んしょんしょ…」

穂乃果「ほっほっ…」

ことり「ほのちゃん体柔らかくなったよね」

穂乃果「絵里ちゃんがμ'sに入ってくれたおかげかなぁ」

ことり「基礎、しっかりやってるもんね。ほのちゃんごめんね急に」

穂乃果「呼び方のこと?何かあったの?ほっほっ…」

ことり「ことり、どうしても海未ちゃんにことちゃんって呼ばれたくて…愛称みたいにし定着させたら海未ちゃんも呼んでくれるかなって」

穂乃果「いつもみたいにお願いするんじゃだめなの?」

ことり「一日頑張ってダメだったらそうします…」

穂乃果「あははっ♪ていうか、なんで急に?」

ことり「…それはね……」

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ことり「ほのちゃん、海未ちゃんお昼いこー」

穂乃果「ことちゃん!いこーいこー!もー穂乃果お腹空いちゃった!」

海未「ええ、行きましょう」

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穂乃果「いやー、今日もパンがうまい!」

海未「またパンですか?どうです?たまには自分で作ってみるとか」

ことり「ほのちゃん朝起きるの大変になっちゃうね!」

海未「………?」

ことり(ああ、考えてる。海未ちゃんが考えてる!可愛い…!)

海未「…あの、一ついいですか?」

ことり(きたっ!)

ことり「うん、なぁに!?どうしたの海未ちゃん!?なにか疑問!?」

穂乃果(ことりちゃん…必死さが溢れ出てる…)

海未「その、どうして急に呼び方が…」

ことり「これはね!新しい愛称だよ!」

海未「愛称…?」

ことり「そう!愛称なんだよ!だから海未ちゃんも遠慮なく呼んで!さあ、ことちゃんって呼んで!早く!」

穂乃果(どうしてこの2人はお互いのことになるとちょっとおかしくなっちゃうんだろう…)

海未「そう、なんですか…」

ことり「うん!そうなの!なにも不自然なことなんかないんだよ!さっ!海未ちゃんも!ね!?」

海未「は、はい…」

穂乃果(海未ちゃん?なんだか悲しそう…?)

ことり「ワクワク」

海未「…ぱくぱく」

ことり「ワクワク」

海未「ぱくぱく」

ことり(あ、あれ?)

海未「ぱくぱく」

穂乃果(なに?この空気。すっごい気まずい…)

海未「ご馳走様でした」

ことり「ちゅん?」

海未「…次の授業の予習があるので先に戻りますね」

ことり「へ!?海未ちゃ…」

ガチャンッ!

穂乃果「う、海未ちゃん!?…行っちゃったね…」

ことり「…ど、どうしたんだろう!なんか、寂しそうだったし…」

穂乃果「ことちゃん…」

ことり「怒らせちゃった、かなぁ?」

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絵里「はいじゃあ、今日はここまで!」

『ありがとうございました!』

ことり「あの、海未ちゃん…」

海未「なんですか?」

ことり「一緒に帰ろう?」

海未「…穂乃果と帰ればいいじゃないですか」

ことり「え…」

真姫(え…怖…まきちかお家帰ろ…)

にこ(え…怖…にこにーもすぐにドロンするわ…)

花陽(え…お米券残り少なっ…)

希(ユニット練習の時には見せたことない顔や…)

海未「…それに、はやく終わったので弓道部に顔を出して行きますので。それでは…」

ことり「あ…」

凛(海未ちゃんどうしたんだろう…)

絵里(うみみ怖い…)

穂乃果「…ことりちゃん?」

ことり「…うわーん!ほのがぢゃーん!」

ギュッ!

穂乃果「よしよし…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未「………っ!」

ひゅっ!ぱん!

『ほのちゃん!』

海未「………っ!」

ひゅっ!ぱん!

海未(弓を握ったら少しは落ち着くかと思いましたが…)

海未「………っ!」

ひゅっ!ぱん!

海未(全っ然ダメですね…)

穂乃果「……うーみちゃん!」

海未「え……穂乃果?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ことり(はぁ、ことりやっちゃったなぁ。海未ちゃん怒らせちゃって…)

ことり(…なにか、気に入らなかったのかな?)

ことり(…お気に入りの枕を抱き締めてるだけじゃ解決にならないよぉ…)

ことり(海未ちゃん…仲直りしたいなぁ…)

ことり(…ことりが悪いんだったことりから謝らないと…。よぉーし!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

穂乃果「お疲れ様ー!結構失敗してたね?」

海未「…穂乃果、待ってなくても良かったのですよ」

穂乃果「どうしたのかなって思って」

海未「どうって…」

穂乃果「だって、珍しいでしょ?海未ちゃんがそんな風になっちゃうの」

海未「むー…。そんな風にってなんですか?私は別に…」

穂乃果「ことりちゃん、体育の時言ってたよ?」

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ことり「それはね…特別だと思うから」

穂乃果「特別?」

ことり「海未ちゃんって普段はそういう呼び方しないから…たまには特別な呼び方して欲しいなって!」

穂乃果「確かにそうだね。けど、昔からそうだから。すぐには変えられないと思うよ?」

ことり「それでも…」

穂乃果「うん?」

ことり「それでもことりは、少しでも海未ちゃんにとって『特別』だって感じたいな♪」

穂乃果「ことりちゃん…」

ことり「それに夢で見たから!」

穂乃果「夢?」

ことり「うん!ことちゃんって呼んでくれる海未ちゃん!すっごい可愛いかったんだぁ♪」

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海未「ことりがそんなことを…」

穂乃果「どうしても愛称で呼ばれたかったみたい」

海未「そう、ですか…」

穂乃果「…とりあえず、今日は帰ろうか」

海未「…先に帰って下さい。少し頭を冷やします」

穂乃果「…そっか、わかった!今日は先に帰る!」

海未「ありがとう、ございました…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未(一人で帰るの、久しぶりですね)

ポツ。

ポツポツ。

パラパラパラパラッ。

海未(はぁ…雨が降って来ましたか。折り畳みは、と…)

海未(…ことり、言ってくれなきゃわからないですよ。どの道恥ずかしくて言えないかもですが…)

海未(私も下らない理由で腹を立ててしまいましたし…)

海未(…なんだか、結構冷えますね…雨のせいでしょうか?)

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海未(そろそろ自宅ですね…おや?あれは…)

海未「………ことり?」

ことり「あ!海未ちゃんおかえりー。遅かったね」

海未「おかえりじゃないですよ!傘もささずになにしてるんですか!?とりあえず中に…」

ギュッ。

ことり「あの、渡したいものが…あ、海未ちゃんの手あったかい…」

海未「とにかく一度温まって下さい!!」

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ことり(あっという間にお風呂に入れられてしまいました…)

海未『ことり、湯加減はどうですか?』

ことり「う、うーん!ちょうどいいよー!」

海未『そうですか…』

ことり「あの!お風呂から出たら…ことりのお話聞いてくれる?」

海未『…は、はい。では、出たら私の部屋へ…。タオルここに置いておきますね』

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未「それで、どうしたのですか?」

ことり「あのね、ことり海未ちゃんのこと怒らせちゃったから、仲直りしようと思ってね、うんと…これ!クッキー焼いたの!」

海未(ハートのクッキー…)

ことり「海未ちゃんごめんなさい!」

海未「穂乃果から大体のことは聞いています…。次からはちゃんと話して下さいね」

ことり「うん…」

海未「…それから、私の方こそごめんなさい」

ことり「え!?」

海未「恥ずかしい話なのですが私、ただいじけてただけなんです…」

ことり「いじけてた?」

海未「はい。なんといいますか仲間外れにされたような気がして」

ことり「仲間外れ?」

海未「…名前。私だけ二文字なので…」

ことり「うん」

海未「だから私だけ2人みたいな愛称には出来ないから…」

ことり「……」

海未「……」

ことり「…ふふっ♪」

海未「笑わないで下さい///」

ことり「ごめんね。ふふっ」

海未「もー!ことりぃ///…ぷっ、ふふっ」

ことり「あははっ♪」

海未「うふふっ♪なんだか、安心したのか小腹が空いて来ました。お茶、入れて来ますね」

ことり「うん、ありがとう!」

海未「それから、外は雨が降ってますから今日は泊まって行って下さい///」

ことり(雨が降ってるから、なの?なんて意地悪なことはいいません)

ことり(きっと、海未ちゃんもことりとおんなじ気持ちなんだと思うから…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未「……ことり、起きてますか?」

ことり「…ふにゃ~ん…もふもふ~……すぅー…」

海未「ふふっ♪」

ことり「…こと、ちゃんって………よん…むにゃ…」

海未「…ことちゃんだーいすきっ///おやすみなさい…」

ことり「…うーん…うみちゃ……すぅー…」

海未「えへへっ///」

海未(なんだか私、少し子供になったみたい…)

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ことり「えへへっ///海未ちゃん怒ってても大好き///」

海未「もー!ことちゃんったらまた?仕方ないなぁ///」

ことり「海未ちゃん、なでなでしてー///」

海未「こうかな?ことちゃんの髪はやわらかいね。とても気持ちがいいよ///」

ことり「そんなに褒めないでよー///ねえ、海未ちゃん!」

海未「なぁに?」

ことり「ずっと一緒だよ!ことりは海未ちゃんとずっと一緒にいたいよ///」

海未「うん!ことちゃんとずっと…ずーっと………」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ことり「……ずっと……あれ?」

ちゅんちゅん。

ことり「…んー、また夢ぇ?」

海未「………い…しょ…こと…すぅー……」

ことり「……やっぱり…『ことちゃん』と呼ばれたい…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

その3「ことちゃんと呼ばれたい」

おしまい

今日は終わりです。

見てくれた方ありがとうございます。

次回その4は「にこっちが好きすぎる」の予定です。

うーちゃんでどうでしょう?

>>59

いいですね!

晴れて仲間入りです。

のぞにこ期待

>>61

コメントありがとうございます。

のぞにこご期待に添えられるか…。

微妙ですが最後まで見ていただければ嬉しいです。


では、続きいきます。

その4「にこっちが好きすぎる」

希「にこっちー、柔軟組もう?」

希「にこっちー、教科書忘れたん?うちの見せてあげるよ」

希「にこっちー、今日はお昼どうする?」

希「にこっちさっきのとこわかった?うちが教えてあげるよ」

希「にこっちー、一緒に帰ろう?」

希「にこっちー、ちょっと生徒会の手伝いがあるから先に部室に…あー、でも、うちもにこっちと部室に行きたいなぁ…生徒会はいっか!」

絵里「ちょっと待ちなさい」

希「えりち?なぁに?」

絵里「手伝いなさい」

希「なにを?」

絵里「生徒会でしょ…」

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絵里「うーん、あとはこの書類を…」

希「それでな、その時にこっちが言ったんよ『歌詞は全員のためにある。ファンはもちろんだけど、μ'sにとっても、自分自身にとっても』ってね」

絵里「あ、ここはこうしといたほうが穂乃果たちがわかりやすいかしら…」

希「それを聞いた凛ちゃんがな、最近調子いいんよ」

絵里「各会議のこともわかりやすくしたほうがいいわね…」

希「で、その後のにこっちがすごかったのが…えりち聞いてる?」

絵里「聞いてないわよ!」

希「なんで聞いてくれへんの?うちめっちゃ悲しいやん」

絵里「逆になんで希は聞いてもらえると思ったの?仕事手伝う気がないの?」

希「めっちゃあるよ!失礼やんなぁ!」

絵里「はぁ…。希は本当ににこが好きね」

希「えりち?何言ってるの?にこっちがうちのこと好きなんだよ」

絵里「あっれー?希ってこんな子だったっけー?」

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希「にこっちー、柔軟…あ……」

「矢澤さん、一緒にやろうよ」

にこ「……チラッ」

にこ(希は、絵里と組めそうね…)

にこ「いいわよー♪」

希「……ぶー…」

絵里「希、たまには一緒にやりましょうか?」

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希「にこっちー、お昼ー…」

にこ「ごめん!花陽に誘われてて…」

希「えー」

絵里「希、屋上いきましょうか?」

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希「なんか今日はにこっちと絡めないなぁ。つまらんなぁ…」

絵里「え、ええ」

希「にこっちのおかずもらったり、あげたり…食後にワシワシしたり…欠かせない時間やん…」

絵里「ねえ、やっぱり希ってにこのこと好きすぎよね?」

希「そう?そんなことないと思うけど」

絵里「そ、そうかしら」

希「よっしゃ!行こうえりち!」

絵里「え!?行くってどこに?」

希「部室に決まってるやん!」

絵里(にこを見に行くのね…)

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希「じーっ…」

絵里「どう?」

希「花陽ちゃんと話してる…」

絵里「アイドルの話かしら?」

希「なんかポーズの練習してるよ」

海未「2人ともそんなところでなにをしてるのです?」

希「海未ちゃん?いま取り込み中ー」

絵里「海未がいるってことは穂乃果もいるわね。どこ?どこにいるの?隠すとロクなことにならないわよ?」

海未「私一人ですよ。真姫に新しい歌詞を見て頂こうと思いまして…希?部室に入りたいのですが?」

希「あっち側から入ってもらってもいい?今いいところやねん」

絵里「どれどれ?わっ!にこが花陽の手を握ってるわ!」

希「新キメポーズは合体ポーズなんやね!2人ともめっちゃかわいいやん!」

海未「はぁ…今となっては真姫が1番の常識人かもしれませんね…」

絵里「はらしょーだわ!あの2人がセンターなのもいいわね!…あれ?」

希「うーん。にこぱなかぁ、新しい…。にこまきにはないもの…ん?どうしたん?」

絵里「えと、にこが花陽と手を繋いでるわ」

希「うん」

絵里「いいの?」

希「眼福やん?」

絵里「ヤキモチとか…」

希「なんで?」

絵里「いや、えとなんて言ったら…」

希「変なえりちやな。そろそろ教室もどろかー」

絵里(希のことがよくわからないわ…)

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にこ「戻ったわー」

希「にこっち♪どうだった?」

にこ「花陽とアイドルの話してたら気が付いたら時間で…」

希「ふむふむそかそか」

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希「にこっちー、部室いこー」

絵里「今日もしっかり基礎練よ」

にこ「うん!すぐ用意するわね」

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絵里「じゃあ、柔軟からやりましょう」

『はーい』

希「にこっちー、一緒にやろうよ」

にこ「いいわよ。だけど、こないだみたいにいきなりワシワシはやめてよね」

希「うひひひっ♪」

絵里(ヤル気ちか)

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にこ「んーっ!」

希「にこっち体硬いなー」

にこ「うるっさいわねー。これでも絵里のおかげでかなり柔らかくなったのよ?」

希「ほー?」

にこ「………今日、さ」

希「なに?」

にこ「一緒に柔軟出来なくて、ごめん」

希「……!」

にこ「……///」

希「………」

にこ「………?」

希「………///」

にこ「……なんか言いなさいよ!///」

希「…いやー、なんか恥ずかしくなってしまって///」

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絵里「はい、今日はここまで!」

『お疲れ様でした!』

希「にこっちー、一緒にかえろー?」

にこ「うん、すぐに用意するわ」

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希「なぁ、にこっちー」

にこ「なによ」

希「今日えりちにな、うちがにこっちのことを好きすぎるって言われたんよー」

にこ「は、はぁーなによそれ///」

希「うち恥ずかしくなってな。思わず、にこっちがうちのことを好きなんよって返しちゃった。てへっ♪」

にこ「えー!ちょっと!なに勝手なこといってんのよ///」

希「ホントのことやん?」

にこ「うぅー…///」

希「ふひひひっ♪かわいいなぁ///」

にこ「…///帰る!」

希「…帰っとるやん?」

にこ「別れ道でしょ///」

希「にこっちのいけず~」

にこ「…希」

希「なぁに?」

にこ「明日は一緒にお昼食べましょ?///」

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その4「にこっちが好きすぎる」

おしまい

短いですが終わりです。

見ていただいた方ありがとうございます。

その5で終わります。

コメントありがとうございます。

アニメ11話の希ちゃんとにこちゃんはほんとに良かったです。

のぞにこ増えるといいなぁ。

再開します。

短いです。

その5「ラブレター(?)が入ってた」

穂乃果「朝学校に来たらね、机の中にこんなのがはいってて…」

海未「これは…っ!」

ことり「ラブレターじゃない!?」

穂乃果「そうなの?放課後屋上に来てくださいとしか書いてないんだけど」

絵里「どういうことちか!えりちかブチ切れそう!」

ことり「え!?」

海未「え?」

絵里「え?」

穂乃果「えーりちゃんっ♪」

もぎゅっ!

ことり「あれ?ことりたち三人でご飯食べてなかったっけ?なんで絵里ちゃんがいるんだろ?」

海未「ことりは間違っていませんよ…。絵里が急に湧いて出たのです…」

穂乃果「ごろごろー♪」

絵里「あらあら。ふふっ♪」

海未「それで差し出し人の方は…?」

穂乃果「名前も書いてないんだよねー」

絵里「怪しいちか。そんな誘い乗る必要がないちか。えりちかが断ってくるちか」

穂乃果「うーん…」

海未「断るなら断るで穂乃果が直接いったほうがいいと思いますけど」

ことり「そうだよ!きっと勇気を出して手紙を出してくれたんだと思うし…」

穂乃果「そう…だよね。ごめんね絵里ちゃん。穂乃果自分でいってくるよ!」

絵里「さすが穂乃果ちか。優しさの塊ちか。そんなところも大好きちか」

穂乃果「もー///絵里ちゃんったら///」

ことうみ((…ほっ…))

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

穂乃果(うーん、いつもの階段が長い気がする)

穂乃果「よっ、ほっ…ふぅ」

穂乃果(この扉を開けたら手紙の主さんが…どんな人なのかな?緊張するなぁ)

ガチャッ…。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

凛「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「凛ちゃん?こんなところでなにしてるの?」

凛「穂乃果ちゃんのこと待ってたんだよ!」

穂乃果「穂乃果のこと?」

凛「そうだよ!手紙入ってたでしょ?」

穂乃果「え!?手紙の主さんは凛ちゃんだったの!?」

絵里「穂乃果のことを狙う輩は凛だったの?どういうことかしら?」

穂乃果「絵里ちゃん!」

もぎゅっ!

絵里「あらあら。うふふっ♪」

凛(本当にどこからともなく現れたにゃ。怖いにゃ)

絵里「それで、どういうこと?愛の告白ちかか?穂乃果のこと取られたらえりちか泣いちゃうちか」

穂乃果「絵里ちゃん…」

凛「ちがうよー!そういうのじゃないにゃっ♪凛は穂乃果ちゃんと少しお話がしたかっただけだよ」

絵里「ほんとちか?えりちかが油断してる間にワシワシしたりしない?」

穂乃果「希ちゃんじゃないんだから…」

凛「もー!絵里ちゃん心配しすぎにゃー!」

絵里「ちかぁ…」

穂乃果「で、ホントはなんで呼んだの?」

凛「それは…」

ピピピピピッ♪

ピピピピピッ♪

凛「ちょっとまってね!凛だよー。うん、うん。絵里ちゃんも一緒にゃー♪…わかったにゃー」

ピッ!

凛「2人とも、一緒に来て欲しいにゃ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

穂乃果「ここは?」

絵里「空き教室…ね」

凛「さー、入って入って!」

穂乃果「う、うん」

ガラガラッ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「さー、入って入って!」

海未「きますよ!」

ことり「穂乃果ちゃんが入ってきたせーのでいくよっ♪」

ガラガラッ。

海未「せーのっ!」

パンッパンッ!

穂乃果「わっ!クラッカー?」

『高坂穂乃果さん、生徒会長就任おめでとうっ!』

絵里「みんな…!?」

希「穂乃果ちゃんこっち座ってー」

真姫「穂乃果、飲み物はどうする?」

花陽「花陽はお握りを作りました!」

にこ「ほら、ぼーっと突っ立ってないで!」

穂乃果「えと…これは?」

海未「ふふっ♪内緒にしててごめんなさい」

ことり「今日は穂乃果ちゃんの生徒会長就任のお祝いだよっ!ことり、お菓子作ってきたんだっ♪」

凛「海未ちゃーん!凛、頑張って2人を足止めしたよ!」

海未「凛、偉いですよ」

希「ま、生徒会長就任と新生徒会発足記念にパッーとやろ!ね、えりち?」

絵里「希!えりちかこんなのきいてないわよ!」

ことり「だって絵里ちゃん、穂乃果ちゃんにうっかり喋っちゃいそうなんだもん」

絵里「認められないわ…」

穂乃果「あ、あはは…。でも、ビックリしたー。みんな、ありがとね!」

海未「さ、みんなの好意に甘えて、今日は楽しみましょう?」

穂乃果「うん!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

花陽「うーん、ことりお姉様が作った卵焼き…海未ちゃんが作った唐揚げ…花陽が作ったお握りにピッタリ!」

にこ「ホントね…チビ達に作ってあげたら喜びそう」

真姫「私も、2人にお料理習おうかしら…」

凛「希ちゃん、このお菓子ふわふわですっごく美味しいよ!食べてみて!」

希「どれどれー。おー、美味しい!さっすがことりちゃん、えりちも一つどう?」

絵里「ことりの手作りなのね。私もこういうの作れたら亜里沙が喜ぶかしら?」

海未「ふふっ。みんな楽しそうですね」

ことり「穂乃果ちゃん、ことりの作ったお菓子どうかな?」

穂乃果「美味しいにきまってるよ!」

ことり「えへへっ、ありがとうっ♪」

穂乃果「…2人とも、ありがとね」

海未「な、なんですか?改まって」

ことり「どうしたの?」

穂乃果「…2人がいるからなんだよ。2人がいるから安心出来て。無茶も出来る。新しいことをはじめる。ホント言うとね、アイドルも最初はね…すこーーーしだけ、戸惑いがあったんだ!」

海未「穂乃果…」

穂乃果「大丈夫、絶対なんとかなる。そう言い聞かせられたのもね、2人がいてくれるからなんだ」

ことり「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「だから、いつも穂乃果のこと支えてくれてありがとう。生徒会、頑張ろうね!3人でなら、絶対上手く行くって信じてるよ!」

海未「…はいっ!」

ことり「うんっ♪」

絵里「………じーっ」

希「…心配?」

絵里「当たり前でしょ?」

希「でも、あの3人なら、任せられるやん?」

絵里「そうじゃなくて」

希「うん?」

絵里「海未とことりがいたら、穂乃果が私を頼ることがあんまりなさそうだなって。えりちかそんなのさみしいちか」

希「そっちかい」

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その5「ラブレター(?)が入ってた」

おしまい

終わりです。

見て下さった方ありがとうございました。

明日HTML 依頼かけます。

また次回もあれば、お願いします。

コメントありがとうございます。

シリアス、ほのぼの、交互に出来たらと思います。

お目に止まることがあれば、付き合って頂ければ嬉しいです!

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