モバP「暇だからオフのアイドルの家に遊びに行くことにした」 (120)


モバP「ちひろさーん。暇ですねー」

ちひろ「あの。私まだ仕事してるんですけど」カタカタ

モバP「あ、そうなんですかー。頑張ってくださーい」ゴロゴロ

ちひろ「」イラッ

ちひろ「そんなに暇なら私の仕事も手伝ってくれません?」

モバP「あ、いいですよ。暇ですし」

ちひろ「え? いいんですか?」

モバP「えぇ、別に構いませんよ」

ちひろ「じゃあ、お言葉に甘えて」


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モバP「ちひろさーん」

ちひろ「どうしました? あ、分からないところとか……」

モバP「終わっちゃって暇になっちゃいましたー」ゴローン

ちひろ「もう終わったんですか!?」

モバP「えぇ、終りました。問題ないですよね?」

ちひろ「どれどれ……」

ちひろ「ほ、ほんとに終わってる!?」

モバP「でしょう?」


ちひろ「前から思ってたんですけどPさんって人間ですか?」

モバP「いきなり失礼な事いいますね」

モバP「人間に決まってるじゃないですか」

ちひろ「……今プロデュースしてるアイドルって何名でしたっけ?」

モバP「200いくかいかないくらいですね」

ちひろ「何でその人数を1人でプロデュース出来るんですか!!」

モバP「なんか出来ちゃったんですよ」

ちひろ「どう考えても普通じゃないですよね!?」

モバP「人を化物扱いしないで下さいよ!」

ちひろ「まぁ、いいです。モバPさんが人間離れしてるのは今に限った事ではないですし」

ちひろ「とりあえず暇ならアイドルの様子でも見に行ったらどうです?」

モバP「アイドルのですか?」

ちひろ「仕事の様子とか見てきたらどうです? きっと喜びますよ?」

ちひろ「というより見てきてください」

モバP「なんで命令されるんですか!」

ちひろ「ゴロゴロされてたら集中出来ないんですよ!」


モバP「追い出されてしまった」

モバP「しかし、アイドルの様子か……」

モバP「でも、ただ仕事してるアイドルの様子を見に行くだけじゃつまらないよな」

モバP「」ヒラメイタ!

モバP「そうだ! オフのアイドルの様子を見に行こう!」

モバP「普段の仕事の時の姿しか見てないから新しい一面を発見できるかもしれない!」

モバP「よし、早速行こう!」

モバP「えーっと、今日オフのアイドルは……凛だな!」


モバP「そういえば凛の家は花屋を営んでたな」

モバP「すみませーん!」

凛母「いらっしゃいま……。あ、Pさん。こんにちは」

モバP「どうもこんにちは。突然すみません」

凛母「いえいえ、今日はいったいどのような件で……?」

モバP「実は凛の様子が気になったので……」

凛母「そうでしたか。あの子なら自分の部屋にいると思いますよ。どうぞ上がってください」

モバP「ありがとうございます。あ、これつまらないものですが……」


凛「私がシンデレラガールか……」

凛「そういえばプロデューサーが一番喜んでたなぁ……」

凛「全く、私より喜んでどうするんだか……ふふっ」

凛「でもこれからも頑張らないとね。次はプロデューサーの一番に……」

モバP「おーい凛ー! 邪魔するぞー!」ガチャ

凛「っ……!?」ガバッ

モバP「よっ、凛」

凛「え? プ、プロデューサー!? ど、どうしてここに!?」

モバP「暇だったから来ちゃった☆」

凛「来ちゃったじゃないよ! ちょ、ちょっと出てって!」


凛「はい、もう入っていいよ」

モバP「それじゃ改めてお邪魔します」

凛「もう……来るなら来るっていいなよ」

凛「部屋の片づけだったりあるんだから」

モバP「悪い悪い。お、これはあの時の写真か」

凛「あ、うん。折角の写真だし飾らないとね」

モバP「こっちの写真は……」


モバP「って、感じで凛の家に行ってました」

ちひろ「そうだったんですか」

モバP「それにしても凛のお母さんの料理美味しかったなぁ……」

ちひろ「ん?」

モバP「あれ? どうかしました?」

ちひろ「いえ、何でもないです。気のせいですね気のせい」

モバP「あ、それと凛の意外な一面を知る事ができたんですよ」

ちひろ「そうなんですか。どんな一面なんですか?」

モバP「意外に甘えんぼなんですかね。朝起きたら布団に凛が潜り込んでて驚いちゃいましたよ」

ちひろ「」ゴスッ


モバP「ち、ちひろさん!? だ、大丈夫ですか!?」

ちひろ「モ、モバPさん? もしかして凛ちゃんの家に泊ったんですか?」

モバP「えぇ、泊まりましたね」

ちひろ「何やってるんですか!!」

モバP「いやぁ、その、泊まっていきませんかって言われてつい……」

ちひろ「ついじゃないですよ! 週刊誌とかに取り上げられたらどうするんですか!」

モバP「そ、それは……! すみません」


ちひろ「幸いバレなかったからいいですけど……」

ちひろ「あ、そうだ。手は出してませんよね?」

モバP「出すわけないじゃないですか!」

ちひろ「それを聞いて安心しました」

ちひろ「もうアイドルの家に泊まらないでくださいね!」

モバP「はい、気を付けます」


モバP「うーむ、気を付けないとな」

モバP「次やったら減給ですって言われちゃったし……」

モバP「でも、もう泊まる事もないだろうし大丈夫だな!」

モバP「さて、今日の仕事も全部終わらせたし誰のところに行こうか……」

モバP「えーっと、今日オフのアイドルは……卯月だな!」


モバP「卯月の家は……この家か」

モバP「すみませーん!」ピンポーン

卯月「はーい、どちら様で……って、プロデューサーさんじゃないですか!」

モバP「やぁ、卯月」

卯月「どうしたんですか? あ、お仕事のお話ですか?」

モバP「いや、卯月の様子が気になってね」

卯月「そうだったんですかー! あ、どうせなら中でお話しましょうよ!」

モバP「お、そうか。それじゃあお邪魔します」


モバP「これが卯月の部屋かぁ……。うん、普通だな」

卯月「普通ってなんですか! だいたい女の子の部屋はこんな感じですよ」ツーン

モバP「悪い悪い。……お、これってこないだ美嘉達と買った髪飾りか?」

卯月「あ、そうなんですよー! って、プロデューサーさんには見せましたっけ?」

モバP「いや、見たことない髪飾りだったしな」

卯月「私達の事ちゃんと見てるんですね」

モバP「プロデューサーなんだから当たり前だろう?」

卯月「それもそうですね! あ、プロデューサーさん。これなんですけど可愛くないですか?」

モバP「お、ホントだ。これはいつ買ったんだ?」


ちひろ「で、そのまま話し込んでたら夜になってて夕飯をご馳走になって泊まったと?」

モバP「……そうですね」

ちひろ「もう泊まらないっていいましたよね?」

モバP「いやぁ、なんでしょうね。普通の流れすぎてうっかり……」

ちひろ「うっかりじゃないですよ! 週刊誌とかにバレたらやばいって言いましたよね!?」

モバP「気を付けてたんですけどね……」

ちひろ「ま、まぁバレてないから良かったですけど。それで、卯月ちゃんにも何もしてませんよね?」

モバP「もちろんですよ! 眠くなるまでお喋りしてそのまま寝ちゃっただけです!」

ちひろ「……もういいです。諦めました」

書き溜め尽きたので今日はここまでです。
こんな感じでゆっくり書いていこうと思います。

キャラ崩壊とか起こしてたらすみません。許してください何でもしまむら

更新遅れてすみません。
今から書いていきます


モバP「ちひろさん……」

ちひろ「……何ですかモバPさん」

モバP「……お仕事がなくなってしまった」

ちひろ「あの、いちいち言わなくていいですから」

モバP「何処かに仕事転がってないかなぁ……」

ちひろ「これ以上増えると私が処理できなくなるんでやめてください」

ちひろ「とりあえずまたアイドルの様子でも見てきたらどうです?」

モバP「そうします。えっと、今日オフなのは……のあさんか」


のあ「……呼んだかしら?」

モバP「あ、のあさん! 今日はオフだったんじゃ……」

のあ「……私は貴方と過ごす時間を面白く思っている、……それが答えよ」

ちひろ「(あれ、今のってもう……)」

モバP「なるほど、ところでのあさんってオフの日は何をしているんです?」

のあ「プライベート、知りたい? 何の為に?」

モバP「ちょっと気になったもので……」

のあ「……そう。それじゃあ行きましょう」

モバP「……? 行くって何処にです?」

のあ「付いてきなさい」

モバP「あ、ちょっとのあさん! ちひろさん、ちょっと行ってきますね」

ちひろ「……あ、はい」


モバP「屋上ですか。よく来るんです?」

のあ「そうね。星を見に来たりするわね」

モバP「そうだったんですか。屋上は久しぶりに来ましたよ」

のあ「……貴方も今度一緒に星を見ないかしら?」

モバP「天体観測ですか。……でも、いいんです?」

モバP「(そういえばアーニャも星を見るの好きだったな……)」

のあ「……貴方でなければダメ。その理由は自分で探しなさい」

モバP「(アーニャとのあさんで何かいいイベントが浮かびそうで浮かばない……うーむ)」

のあ「……貴方、話聞いてる?」

モバP「あ、すいません。考え事してました。えっと……何かいいましたか?」

のあ「……何でもないわ。貴方の心を奪うのは大変そうね」

モバP「……?」


ピリリリリッ

のあ「電話ね。もしもし……」

のあ「……そう。分かったわ。今から向かうわ」ピッ

モバP「あ、何か約束でもありましたか?」

のあ「そうね。……貴方も来るかしら?」

モバP「いいんです?」

のあ「……大丈夫よ。……むしろ歓迎されるわ」


モバP「あれ、ここって……」

ピンポーン

留美「いらっしゃい、のあ。……って、P君?」

モバP「あ、どうも。和久井さん」

のあ「……誘ってみたの。ダメだったかしら」

留美「そんな事ないわ」

モバP「何をしてるんです?」

留美「みんなで軽いパーティみたいなのをしてるの。さ、P君も上がって」

モバP「あ、じゃあお邪魔します」


美優「あ、Pさん。こんばんは」

モバP「美優さんこんばんは」

美優「のあさんと一緒に来たんですか?」

モバP「えぇ、そうですね。さっきまで一緒に」

早苗「Pくぅん? のあちゃんとナニしてたのかお姉さんに教えなさ~い」

モバP「え、ちょ! 早苗さん苦しいです! 苦しいです!」

留美「ほら、早苗。P君が困っちゃうから離れなさい」


モバP「ふぅ、助かりましたよ和久井さん」

留美「あぁなった早苗は大変よ。P君も気を付けてね」

モバP「いつもあんな感じなんです?」

留美「そうね……P君がいるからかしらね」

モバP「やっぱり帰った方がいいですかね?」

留美「帰ったら余計に大変になるから帰らないで欲しいわ」

モバP「そ、そうですか……」

留美「P君も何か食べてきたら?」

モバP「あ、じゃあそうしますね」


あい「やぁ、Pくん」

モバP「あ、どうもあいさん」

あい「Pくんも大変だね」

モバP「皆さんのプロデューサーですから。これくらいは大したことないですよ」

モバP「あいさんはお酒飲まないんです?」

あい「私も潰れてしまっては介抱する人が少なくなってしまうからね」

モバP「それは……そうですね」

あい「でも、君に介抱されるというのもいいかもしれ」

早苗「こぉーらぁ~! なぁ~に良い雰囲気になってんのよぉ!」グッ

モバP「さ、早苗さん!? またですかって、くるし! し、しまるっ!」バタバタ

あい「……全く、君はモテモテだねぇ」

モバP「見てないで助けてくださ……早苗さんギブです! ギブです!!」

早苗「諦めたららめでしょー!」ググッ

モバP「うっ……」カクッ

あい「P、Pくん? Pくーん!!」


モバP「いやぁー、危なかった。あと少しで新しい世界に旅立つところだった」

美優「た、大変ですね。Pさん」

モバP「あ、美優さん。えーっと、最近のお仕事はどうですか?」

美優「お仕事ですか? 最近は楽しいです。アイドルになって良かったって思いますよ」

モバP「それは良かったです。それにしてもこないだのウエディングドレス綺麗でしたよ」

美優「そんな……綺麗だなんて」

モバP「本当ですって! 思わず見とれてしまいましたよ」

美優「じ、じゃあ次は視線だけじゃなく……」

モバP「……?」

美優「いえ、何でもないです」

モバP「何です? とっても気になっちゃうじゃないですか」

美優「秘密です。今はまだ言えませんけれど」

モバP「教えてくださいよー」

美優「ダメです、ふふっ」

美優「(こういうのは二人きりの時に言うべきですよね、Pさん)」


モバP「で、結局こうなりますか……」

留美「P君は……早苗の事をお願い出来るかしら?」

モバP「わかりました。早苗さん帰りますよ」

早苗「んー、もう一杯~」

モバP「何言ってるんですか。これ以上飲むのはダメです」

留美「P君、念の為言うけれど送り狼になっちゃダメよ?」

モバP「なりませんよ!」

留美「冗談よ。気を付けてね」


モバP「早苗さーん、ちゃんと歩いてくださいよー」

早苗「もう無理……P君、おんぶ」

モバP「おんぶって……。はぁ、分かりましたよ」

モバP「はい、早苗さん。乗ってください」

早苗「んー」


早苗「Pくーん」

モバP「どうしました?」

早苗「Pくんは……ううん、何でもなーい」

モバP「そうです? あ、もうすぐ着きますよ」

早苗「すぅ……すぅ……」

モバP「って、寝ちゃいましたか」

早苗「Pくーん……」

モバP「どんな夢見てるんです……って、首が絞まってます! ちょ、早苗さ!」

早苗「離さないから……ねー……ふふっ」

モバP「ちょ、本当にやば……」


モバP「って、感じでした。やっぱりお酒は制限させた方がいいですかね……」

モバP「のあさんが来てくれなきゃ二人とも怪我してるところでしたよ」

ちひろ「ソウデシタカ。ソレハタイヘンデシタネ」

モバP「あ、あのちひろさん? 大丈夫ですか?」

ちひろ「イエ、ダイジョウブデスヨ」

ちひろ「ソウダ。アシタPサンノオシゴトヤスミニナリマシタヨ」

モバP「え、そうなんです?」

ちひろ「エェ、デスカライエニイテクダサイネ。ゼッタイデスヨ」

モバP「は、はぁ。わかりました」

途中ですがここまで。また更新に来るかもです
遅筆すぎる自分が嫌になる……

ゴメン あげちゃった

自分のペースで投下してくれてええんやで

一応酉付けました。
今日の更新はできなさそうです。
書き溜め頑張ってきます

>>58
画像感謝です

>>60
出来る範囲で頑張っていきます

それでは書いていきます


モバP「久しぶりの休み……。家にいろと言われたけど暇だなぁ」ゴロゴロ

モバP「それにしてもちひろさん大丈夫かなぁ……」

モバP「電話してみよう」ピッ

モバP「あ、もしもしちひろさ……」

ちひろ「P、Pさん! ど、どうかしましたか!?」

モバP「え、あ、大丈夫ですか? 昨日は何か変だったので……」

ちひろ「だ、大丈夫ですよ! そ、それでは!」プツッ

モバP「あ、切れた」

モバP「…………」

モバP「散歩でもしようかな」


モバP「そういえば家の周辺とか全く知らないなぁ……」

モバP「たまには散歩するのもいいな」

モバP「散歩と言ったら藍子だが……藍子とだと時間の事忘れちゃうよなぁ」

モバP「……って、ん? あそこにいるのは……」

まゆ「……」オロオロ

モバP「まゆ……? 何をしてるんだ?」


まゆ「(ど、どうしましょう……ちひろさんを脅s……お願いしてPさんを休みにしたのはいいですが……)」

まゆ「道に迷ってしまいましたねぇ……たしかPさんの家はこの辺りのはずでしたが……」

まゆ「(それにしても……)」

まゆ「(知らない土地というのは落ち着かないというか……緊張するというか……)」

モバP「おーい、まゆー?」

まゆ「は、はいっ!」


モバP「だ、大丈夫か?」

まゆ「P、Pさぁん……」ウルウル

モバP「やっぱりまゆだったか。どうしたんだこんなところで」

まゆ「Pさんの家を……いえ、散歩してたら道に迷ってしまって……」

モバP「そうだったのか。そういえば今日はまゆもオフか」

モバP「そうだ、まゆ。少し一緒に歩かないか?」

まゆ「喜んでお願いします」ウフフ


モバP「そういえばまゆとこうしてゆっくりするのも初めてだな」

まゆ「そういえばそうですね。うふふ♪」

モバP「どうした? やけにご機嫌だな」

まゆ「Pさんと一緒にいれるからです。これからも……ずっと……ふふっ♪」

まゆ「あ、Pさん。あそこに行ってみませんか?」

モバP「……何かやってるようだな。いってみようか」

まゆ「はい♪」


モバP「へぇ、ウェディングドレスを着れるのか……」

まゆ「記念写真も撮って貰えるようですね」

モバP「まゆ、着てみるか?」

まゆ「……はい!」

まゆ「あ、Pさん。ちょっと待っててください」

モバP「あぁ、いいぞ」


まゆ「どうですかPさん。似合ってますか?」

モバP「あぁ、とっても似合ってるよ。ただ、なんで……」

まゆ「ふふっ、Pさんも似合ってますよ♪本当の結婚式みたいです」

モバP「まゆの結婚式か……。たぶん泣いちゃうだろうな……」

まゆ「大丈夫ですよ。まゆの隣に立つのはPさんなんですから♪…うふふ」

カメラマン「それじゃあ写真とりますよー!」


まゆ「Pさん」

モバP「どうした、まゆ?」

まゆ「Pさんのおかげでまた夢が叶っちゃいました」

まゆ「だから、次は私だけの力で夢を叶えようと思います。ふふっ……♪」

まゆ「(貴方のお嫁さんに……)」

カメラマン「はい、チーズ!!」パシャッ


ちひろ「へぇー、随分似合ってますね」

モバP「流石に緊張しちゃいましたよ」

ちひろ「(他のアイドルがしったら暴動が起きそうですね……)」

モバP「とりあえずまたアイドルの様子見てきますね」

ちひろ「今日は蘭子ちゃんがオフですよ」

モバP「そうですか。行ってきます」


モバP「蘭子の部屋はここだったかな? にしても寮も増えたよなぁ……」

ピンポーン

蘭子「はーい……って、プ、プロヴァンスの風!?」

モバP「やぁ、蘭子」

蘭子「わ、我は召喚の儀を行っておらぬぞ!(き、急にどうしたんですか)」

モバP「ちょっと様子が気になってね」

蘭子「我が魂は変わりなき輝く色よ!(いつも通り元気です!)」

モバP「そっか。ならよかった」

蘭子「あ、我が友よ。生命の起源を手にいれてこよう(プロテューサー、飲み物いれてきますね!)」

モバP「あぁ、ありがとう」


モバP「うーん、やっぱり待つって退屈だよな……ん? あれは蘭子の……」

「」ヤァ

モバP「気になる……しかしアイドルの私物……」

モバP「いくらプロデューサーとはいえ……」

モバP「…………」

モバP「謝れば許してくれるはず!」


モバP「やっぱり絵上手いなぁ……」パラッ

モバP「おや、これは……」

蘭子「生命の起源を手にいれ……」ガチャ

蘭子「って、な、何を見てるんですかプロテューサー!」ダッ

モバP「あ」

蘭子「わ、我が友といえど魔王の許可なく見るとはなんという事!(か、勝手に見るなんて酷いです!)」

蘭子「そ、それにこれは禁断の魔導書。資格を持つ者しか見ることは許されん!」

モバP「いや、そのすまなかった!」


モバP「あ、あの……蘭子?」

蘭子「」プイッ

モバP「き、機嫌を直してくれないか……?」

蘭子「我が友の記憶は忘却の彼方へさらん!(プロテューサーの事なんかもう知りません!)」

モバP「その、悪かった! だから機嫌を直してくれないか?」

モバP「な、何でもするから!!」

蘭子「……何でもですか?」


モバP「なぁ、蘭子。膝枕して頭撫でるだけでいいのか?」

蘭子「い、いいんです……。手が止まってますよ」

モバP「あぁ、ごめん。」ナデナデ

蘭子「~♪」

モバP「蘭子がいいならいいか……」


蘭子「プロデューサー、ありがとう……」

モバP「どうしたんだ、急に」

蘭子「えっと……こうして私の我が儘聞いてくれたり光を浴びることが出来たから……」

モバP「気にしない気にしない。こっちも蘭子をプロデュース出来て嬉しいよ」

蘭子「……あの、プロデューサー」

蘭子「私と、永遠の絆を……ううん、これからもずっと一緒に夢を見続けてください!」

モバP「もちろんだよ。これからもよろしく蘭子」


モバP「って感じでしたね。もう私物は見ないように決めましたよ」

ちひろ「……いつか刺されますよ。Pさん」

モバP「……? 何か言いましたか?」

ちひろ「いえ、何も。あ、Pさん。菜々さん出てますね」

ちひろ「最近は菜々さんの人気も凄いですよね」

一旦休憩
また書きに来ます

復帰
書いていきます


モバP「そういえばオフの日の菜々さんは何をしているんでしょう」

ちひろ「……唐突にどうしたんどすか」

モバP「オフの日の菜々さんって気になりませんか!?」

ちひろ「あの、そんなに気になるなら見てきたらどうです?」

モバP「そうですね! それじゃあ行ってきます!」

ちひろ「気を付けてくださいねー!」

ちひろ「……って、そういえばモバPさんは菜々さんの家を知ってるんでしょうか?」


モバP「さて、事務所を飛び出したはいいけれど菜々さんの家って何処だ……?」

モバP「たしかウサミン星は電車で一時間って言ってたけど……」

モバP「うーん、わからない。いったい何処だ……」

モバP「ウサミン星人……ウサミン星……ウサミンパワー……」

モバP「そうだ! こんな時はウサミン星の電波を受信してみよう!」

モバP「ミミミン! ミミミン! ミミミミミン!!」

モバP「む、あっちの方向だな!」ミミン!


モバP「えーっと、電波を感じてきてみたけれど……」

モバP「表札は安部だしここかなぁ? 違ったら謝ればいいか!」

ピンポーン

菜々「はーい、どちら様で……」

菜々「P、Pさん!? ど、どどど、どうしてここに!!」

モバP「あ、ホントにここは菜々さんの家だったんですね」

菜々「何でPさんがここにいるんですか!!」

モバP「オフの日何してるのかと思ったので」

菜々「ま、まさか付けてきたんですか!?」

モバP「いえ、ウサミン星の電波を受信しただけですよ?」ミミミン

菜々「はい……?」

モバP「だからウサミン星の電波ですよ?」

菜々「(なんて反応すればいいんでしょう……)」


菜々「やっぱりPさんって普通じゃないですよね……」

モバP「菜々さんまでそういいますか……。とりあえずこれで帰りますね」

菜々「え? もう帰っちゃうんですか!」

モバP「折角の休日ですし邪魔しちゃ悪いかなと……」

菜々「そんなことないです! ないですのでどうぞ上がっていってください!」

モバP「そ、そうですか。それじゃあお邪魔します」


モバP「最近はどうですか? 人気も出てきて体調とかは……」

菜々「確かにお仕事が増えてちょっと大変ですけどナナは大丈夫です!」

菜々「それに、ずっと憧れ続けてきたアイドルの仕事です。弱音なんか吐いていられません! キャハ☆」

モバP「そうですか。あ、じゃあマッサージでもどうです?」

菜々「マッサージですか……。折角ですしお願いします!」


菜々「んっ……、い、意外にPさんって……っ、マッサージ上手なんですね……」

モバP「そうですか? なら、良かったです……!」ググッ

菜々「んんっ……! P、Pさん……もう、大丈夫です……」

モバP「そ、そうですか? あ、痛かったらごめんなさい」

菜々「い、いえ、痛くなかったです。むしろ……いえ、何でもないです!」

モバP「……?」


菜々「なんだかPさんと二人きりだと色々と考えちゃいます」

モバP「色々ですか……?」

菜々「はい。だってPさんと出会わなければナナはアイドルにはなれませんでしたもの……」

菜々「だからたまに思うんです。これは夢なんじゃないかって」

モバP「夢なんかじゃ無いですよ! 菜々さんしっかり輝いてます!」

菜々「……そうですね!」

菜々「だからPさん!」

菜々「これからもナナと一緒に頑張りましょうね♪」

モバP「えぇ、もちろんですよ!」

菜々「(次はナナがPさんに魔法をかけて見せますから……!)」


モバP「という感じで菜々さんの家に行ってきました」

ちひろ「その割には戻ってくるのが遅かったような……」

モバP「あー、ちょっと帰りにまゆに会ったので送ってきたんです」

ちひろ「あ、なるほど……」

モバP「とりあえず今日はもう終わりでいいですよね?」

ちひろ「そうですね。お疲れ様でした」

モバP「お疲れ様でした」


モバP「ちひろさーん、最近は忙しいですねぇ」カタカタ

ちひろ「そ、そうですねぇ……」カタカタ

モバP「よし、仕事終わり!」

ちひろ「相変わらずどういうスピードで仕事進めてるんですか……」

モバP「そんなに早いですかね? あ、この仕事手伝いますね」

ちひろ「あ、どうも。それにしても早いです。早すぎます」

ちひろ「私の立場が無くなっちゃいます……」

モバP「そんなことないですよ。ちひろさんがいるからバランス良く回せてるんですから」

モバP「それにちひろさんがくれるドリンク美味しいですし」

ちひろ「Pさん……」ウルウル


モバP「そういえばちひろさん」

ちひろ「何ですか?」

モバP「今日オフのアイドルって誰でしたっけ?」

ちひろ「えーっと、たしか……」

ガシャン!!

ヘレン「……呼んだかしら、P」スタッ

ちひろ「」


モバP「あ、こんにちはヘレンさん」

ちひろ「ど、どこから入ってきてるんですかぁ!!」

ヘレン「落ち着きなさい、ちひろ。ただ窓から入ってきただけじゃない」

ヘレン「それに私は呼ばれたと思ったからきただけ。手段など些細なことよ」

ヘレン「玄関から入るなどという固定概念に囚われていては新しい世界は開けないわ」

ちひろ「そ、そういうことなんですかね……?」

モバP「流石はヘレンさん! あ、ガラスとかは片付けておきましたよ」

ヘレン「ところでP。久しぶりにアレをやらないかしら?」

モバP「アレですか。いいですよ」

ちひろ「アレ……?」


ちひろ「…………」

ヘレン「さすがねP。この私の動きについて来れるだなんて」ズンチャカ♪

モバP「世界レベルのヘレンさんをプロデュースするんですから、これくらいはっ!」ドンチャ♪

ヘレン「それもそうね。この私をプロデュースするのだから」ズンチャ♪

モバP「どうせなら世界レベルを超えて宇宙レベルを目指しましょう」ズンチャカ♪

ヘレン「それも面白そうね。これからも頼むわP」ドンチャカ♪

モバP「こちらこそ、ヘレンさん」ズンチャカ♪

モバP&ヘレン「「イッツ ダンサブル!!」」

ちひろ「……仕事の邪魔だから出てってくださーい!!!」


モバP「追い出されてしまったし営業でも行こうかな……」

モバP「とりあえずちひろさんにメールを送って、と」

モバP「今日はいつもと違う道で行ってみよう!」


モバP「今日はこれくらいで終わろうかな」

モバP「頑張りすぎてもちひろさんに怒られてしまうし……」

prrrr

モバP「ちひろさん? どうかしましたか? こちらは営業終わりましたよ」

ちひろ?「お疲れ様です。話したいことがあるので事務所に戻ってきてください」

モバP「あ、はい。わかりました」ピッ

モバP「……話したい事って何だろう?」


ガチャ

モバP「ただいま戻りました~……って、誰もいない」

モバP「しかも暗いし……「だーれだ?」……」

モバP「…………」

?「だーれだ?」

モバP「…………」

?「だーれだ?」

モバP「……何してるんですか楓さん」


楓「バレちゃいましたか」

モバP「バレないわけないでしょう……」

モバP「そういえばちひろさんは何処にいます?」

楓「ちひろさんならもう帰りましたよ?」

モバP「はい……? じゃあ、さっきの電話は誰が……」

楓「さっき電話したのは私ですよ」

モバP「え? 楓さんだったんですか?」

楓「はい」


モバP「どうしてそんな事したんですか……」

楓「プロデューサーとお酒が飲みたかったんです」

楓「最近は全く飲めなかったですし……。だから悪いのはプロデューサーです」

モバP「……誘ってくれれば行きましたよ?」

楓「それじゃあ今から飲みに行きましょう♪」

モバP「い、今からですか!?」

楓「今の言葉は嘘だったんですか?」

モバP「わ、わかりました。行きます行かせてください」

楓「それじゃあ行きましょう♪」


モバP「あの、楓さん……」

楓「どうしましたプロデューサー?」

モバP「てっきり居酒屋とかに行くと思ってたんですが……」

楓「……? 私の家は嫌でしたか……?」

モバP「いえ、そんなことはないですけど……」

楓「なら、飲みましょう。はい、プロデューサー」

モバP「あ、どうも」


楓「それじゃあプロデューサー。乾杯」

モバP「乾杯」

楓「っ……ふぅ。やっぱり一人より誰かと飲むのは美味しいです」

モバP「一人だとつまらないですもんね……っ、ふぅ」

楓「プロデューサーも一人で飲むんですか?」

モバP「そりゃあ飲みますよ。一人でですけど」

楓「何だか意外です。お酒飲むとは思わなかったので」

モバP「たまにですけどね。しょっちゅう飲むわけにはいきませんよ」

楓「焼酎をしょっちゅう飲む……。ふふっ」

モバP「……相変わらずですね楓さん」


モバP「それにしても楓さん、ペース早くないですか?」

楓「そうですねぇ……ちょっと酔っちゃったかもしれませんね」

楓「だから、ちょっと肩借りますね……」

モバP「あ、ちょっと……! まったく……」

モバP「えーっと、何か掛ける物は……これでいいかな?」

楓「……襲ったりしないんですか?」

モバP「うわっ! ビックリするじゃないですか!」

モバP「というより襲うわけないじゃないですか! 大事なアイドルなんですから!」


楓「ふふっ、やっぱりプロデューサーはプロデューサーですね」

モバP「……どういう意味ですか?」

楓「何でもないです。あの、もう少しこうしていていいですか?」

モバP「別に構いませんよ」

楓「ありがとうございます。プロデューサーはやっぱりずるいですね」

モバP「ずるいってどういう……?」

楓「私を含めて色んな女の子を奪ってしまう魔法使いです」

モバP「そんな事した覚えはないんですが……」

楓「だから、今度は魔法使いを奪って見せます。誰よりも早く。ふふっ」


モバP「って感じで暫くして帰りました。というよりちひろさん。帰ったならメールくらいしてくださいよ~」

ちひろ「メール? 来てませんけど?」

モバP「え……? あ、送信じゃなく保存してました。あはは……」

ちひろ「何やってるんですか……。にしても、Pさんは一度馬に蹴られでもした方がいいと思うんですけど」

モバP「いったい何をしたっていうんですか!? 酷いですよ!」

ちひろ「……。はぁ、とりあえず未央ちゃんの様子見てきてください」

モバP「未央のですか?」

ちひろ「たしかテストがあるとか言ってたので……」

モバP「そうですか。じゃあ見てきますね」


モバP「未央の家はここだよな」

ピンポーン

未央「あれ、プロデューサーじゃん!どうしたのー?」

モバP「様子を見に来たんだよ。勉強してるか?」

未央「そりゃもうバッチシ! ちゃんとやってるよ!」

モバP「そうか。何かわからない所とかあったりするか?」

未央「えっとね~。ここがよく解らないんだよね~」

モバP「ここか。ここはこうするといいんじゃないか?」

未央「おー! ホントだ! ありがとプロデューサー!」


モバP「他に教えてほしい科目とかあるか?」

未央「んー、そうだねー。特には……。あ! あった!」

モバP「何だ?」

未央「保健体育ー! な、なんちゃって!」

モバP「はいはい。ふざけた事言わないの」ペシッ

未央「もぉー、アイドルなんだから大事に扱ってよ~!」

モバP「アイドルなんだからそんな事言わないの」

未央「ちぇー、仕方ないなぁ。……少しくらいは動揺してくれたっていいじゃん」


未央「あ、じゃあさ……お願いがあるんだけど!」

モバP「今度は何だ?」

未央「えーっと、今度デートしない?」

モバP「……どうした急に」

未央「ほ、ほら! いつかドラマとかでデートする場面が出るかもしれないじゃん!」

未央「だからさ……練習した方がいいじゃん?」

モバP「そ、そうなるのか……?」

未央「そ、そうなるの!」


ちひろ「それでデートの約束したんですか」

モバP「デートじゃなく練習です」

ちひろ「同じじゃないですか。まぁ、今更でしたね……」

モバP「なんですかそのかわいそうな人を見る目は」

ちひろ「いえ、とりあえず他のアイドルにバレたら大変ですよ?」

モバP「……? どういう事で……」

バンッ


モバP「ど、どうしたみんな……」

凛「プロデューサー、ちょっといいかな?」

モバP「あ、あぁ……」

卯月「プロデューサーさん、未央ちゃんとデートってどういうことです?」

モバP「み、みんな落ち着……」

まゆ「Pさん? ……うふふ。Pさんにはまゆがいるじゃないですか」

モバP「」


モバP「ど、どうしましょうちひろさん!」

ちひろ「はぁ……仕方ないですね」

モバP「助けてくれますか!」

ちひろ「まぁ、普段お仕事とか手伝ってもらってますし……」

モバP「あ、ありがとうございます!」

ちひろ「でも、どうなっても知りませんよ?」

モバP「はい? それはどういう……」


ちひろ「みんなちょっと聞いてー!」

「「…………?」」

ちひろ「ここにPさんのスケジュール表があります」

ちひろ「えーっと、凛ちゃんのオフはこの日だから……ここで」カキカキ

ちひろ「まゆちゃんがここで、卯月ちゃんがここで……」

ちひろ「という訳でこうすれば解決ですよ!」

モバP「って、何ですかそのスケジュールは! 大半がアイドルと遊びに行くことで埋まっちゃったじゃないですか!」

ちひろ「でも、アイドルたちを見てくださいよ」

モバP「え……?」


凛「まぁ、いいかな……」

まゆ「Pさんが他の子ともデートするのは嫌ですけど……まゆはPさんの中で一番なので問題ないです」

あい「Pくんの体が持つか心配だが、まぁ仕方ないね」

楓「ふふっ……プロデューサーとお酒♪お酒♪」

モバP「…………」

ちひろ「というわけで頑張ってくださいね♪ Pさん」

以上で終わりです。
初めてスレ建てましたが難しい…
次スレ建てるときはもっと内容とか考えてきます。

画像支援などありがとうございました

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