サトシ「ジムリーダーの首!ゲットだぜ!」 (77)

ハクダンジム前

サトシ「いよいよハクダンジムに挑戦だぜ!」

シトロン「サトシのジム戦!期待してますよ!」

ユリーカ「サトシのバトルはゾクゾクするから楽しみ~」

サトシ「あぁ!任せとけ!頑張ろうなピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399380553

サトシ「頼もー!」バンッ!!

パンジー「いらっしゃいサトシ君」

サトシ「パンジーさん!!」

パンジー「丁度取材が終わったし、サトシ君も来る頃だと思ってジムに来てたのよ」

サトシ「そうだったんですか~」

パンジー「あら?新しいお友達?」

ユリーカ「私、ユリーカです!こっちはデデンネ!」

デデンネ「デネネ~wwww」

シトロン「シトロンと言います。どうぞよろしくお願いします」ペコッ

パンジー「よろしくね。貴方達もサトシ君のバトルの魅力に惹かれたみたいね」

シトロン「勿論です!初めて見た時はビックリしましたけど……」

ユリーカ「今はサトシのバトルを見るのが何よりの楽しみなの!」

パンジー「ふふ、私と同じね」

シトロン「この人がこのジムのジムリーダーなんですか?」

サトシ「違う違う!パンジーさんはポケモンルポライターなんだ」

パンジー「そう!ジムリーダーは私の妹のビオラ」

サトシ「パンジーさん、ビオラさんは中に居るんですか?」

パンジー「それが今、出掛けていて…」

ビオラ「ごめんなさい、待たせてしまったわね」


パンジー「あら、やっと帰って来たのね」

サトシ「ジムリーダーのビオラさんですか!?」

ビオラ「そうよ、貴方がサトシ君ね、姉から色々と話は聞いているわ!」

ビオラ「とても刺激的で血が沸くようなバトルを見せてくれるそうね」

ビオラ「(正直、よく分からなかったけど)」

サトシ「いやいや、そんな事ないですよ~」

シトロン「きっとビオラさんも驚くような試合になると思いますよ」

ビオラ「(一体、どんなバトルになるのか…楽しみね!)」

シトロン「サトシ、今回は体を存分に痛めつけてからトドメを刺すのはどうでしょうか?」

ユリーカ「私もそれがいいー!」

サトシ「えー、俺は一気にスパッといく派なんだよなー」

パンジー「妹には悪いけど私はスパッとじゃなくてガブっと派なのよ」

ビオラ「?」

サトシ「ビオラさん!早速始めましょう!」

ビオラ「そ、そうね…」

ーーー

審判「ではこれより!チャレンジャーサトシ対ジムリーダービオラのジム戦を行います!」

ビオラ「(痛めつけてトドメを刺すなんて…随分怖い表現をする子供達ね)」

サトシ「頼んだぜピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ!」ザッ

ビオラ「お願いアメタマ!」シュッ

アメタマ「アッ!」ポンッ

審判「では試合始め!」

サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!」

ピカチュウ「ピーカチュウ"ウ"ウ"
」バリバリ

ビオラ「かわして!」

アメタマ「アッ!」ヒュンッ

サトシ「逃がすなピカチュウ!」

ピカチュウ「ヂュウ"ウ"ゥ"ゥ"ウ"!」バリバリ

アメタマ「ア"ッーーーー!!」バリバリ

アメタマ「」バタッ

ビオラ「アメタマ!?」

審判「アメタマ戦闘不能!ピカチュウの勝ち」

サトシ「やったぜピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

シトロン「…」

ユリーカ「…」

パンジー「…」

ビオラ「お疲れ様アメタマ」シュン

ビオラ「お願いビビヨン!」ビシュッ

シトロン「ポケモンバトルなんてオマケですよ」

ユリーカ「そーそー!早く本番が見たーい!」

デデンネ「デネネー」

パンジー「もうすぐ本番よ、それまで我慢ね」

ビビヨン「」バタッ

審判「ビビヨン戦闘不能!ピカチュウの勝ち!よって勝者、チャレンジャーサトシ!」

サトシ「やったー!!」

ピカチュウ「ピカピー!」

ビオラ「ビビヨン、お疲れ様」シュン

ビオラ「なんて強さ…こんなに呆気なく負けてしまうなんてね」

サトシ「ビオラさん!ジム戦ありがとうございました!」

ビオラ「負けたわサトシ君、見事なコンビネーションだったわ」

サトシ「ありがとうございます!じゃあバッジと首は遠慮なく貰います!」

ビオラ「え?」

サトシ「殺れピカチュウ!アイアンテールだ!」

ピカチュウ「ピカー!」ピョン

ビオラ「は?なにを…

ピカチュウ「チュウッ!!」ブォンッ!!

ズバッ!!!

ボトッ…

ビオラ「……え?」

右腕「」

サトシ「おいおいピカチュウ~、腕はいいから首を狙えって」

ピカチュウ「ピカ~」ポリポリ

ビオラ「…なに?あの腕は?私の…」ズキン

ビオラ「あ"ッ…う"ああ"あああぁ"あ"!!」ブシュッ!!!

シトロン「これですよ!これを待ってたんです!!」

ユリーカ「殺っちゃえ殺っちゃえ~!」

パンジー「サトシ君!妹が弱っている今がチャンスよ!」

サトシ「はい!ビオラさん、直ぐ楽にしてあげますからじっとしてて下さい!」ザッ

ビオラ「ひっ…い"やッ!やめて!来ないで!」ドクドク

ビオラ「(なによこの子達…!頭がイカれてるわ…)」ガクガク

シトロン「大変ですサトシ!審判が逃げちゃいました!」

サトシ「え?参ったな…警察呼ばれたりしたら面倒なんだよな」

パンジー「大丈夫!審判は私が息の根を止めておくわ!」ダッ

サトシ「すいません!お願いします!」

ビオラ「やめて!姉までどうしちゃったのよ!!」

ビオラ「あう"ッ!」ズキンッ

シトロン「いいですねぇ…苦痛に歪むその表情……」ムズムズ

ユリーカ「凄い血の量だね!」

ビオラ「ハァ…ハァ……痛い…誰か…助けて……」ドクドク

サトシ「ビオラさんが苦しんでる!ピカチュウ!早くトドメを刺してやるんだ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ビオラ「いや……嫌ッ…!」ダッ!!

サトシ「あっ!」

シトロン「サトシ!逃がしたらダメです!」

サトシ「ビオラさん、すげー体力だぜ!」

ユリーカ「もー!そんな事言ってるヒマないでしょ!」

サトシ「分かってるよ!ピカチュウ!でんこうせっか!」

ピカチュウ「ピカッ!」ギュンッ!!

ビオラ「(逃げなきゃ……死ぬ…殺され…

ドゴオッ!!!

ビオラ「うぇ"ッ……!」メキメキ…

ドザアァッ…

ビオラ「う"っ…ゲホッ…ガハッ……」ガクガク

サトシ「もう苦しいなら俺が楽にしてあげますから!じっとしてて下さい!」

シトロン「ああああもう我慢出来ません!僕も混ぜて下さい!」ダッ

ユリーカ「お兄ちゃんだけずるーい!私も私もー!」ダッ

ビオラ「(…体が……体が動かない…)」

ビオラ「(どうして…私が何をしたっていうの…)」ポロッ

ビオラ「(死にたくない…悪い事したなら謝るから…誰か助けて…お願い…死にたくない…)」ポロポロ

ーーー

セレナ「サトシ、いきなり会ったらビックリするだろうな~」

セレナ「どんな顔するか楽しみ~!」

フォッコ「フォッコ!」

セレナ「それにしてもハクダンシティも結構広いのね…」

セレナ「あそこのハクダンジムに
居たりしないかな…」

ーーー

サトシ「だからトドメを刺すのは俺だって!」

ユリーカ「デデンネも殺りたいって言ってるよ~!」

デデンネ「デネデネ~!」

シトロン「僕の発明品、バクーダの雄牛を使わせて下さいよ!」

セレナ「お邪魔しま~す」ガチャ

サトシ「もういいだろ!早い者勝ちだ!」

セレナ「(居た!サトシだ!)」

サトシ「ピカチュウ!アイアンテール!」

ピカチュウ「ピカ~!」ギュオオォ

セレナ「(でも何?人が倒れてる…?)」

ピカチュウ「ピッカァ!!」ズバッ!!

セレナ「え?」

シトロン「あぁ~サトシずるいです~」

サトシ「ビオラさんの生首!ゲットだぜ!」

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

ビオラの生首「」

ユリーカ「ぶー、私も斬ってみたかった~」

セレナ「……」

セレナ「なッ……何よ……今の……」ブルブル

ユリーカ「あれ?あの人誰?」

セレナ「えっ!?」ビクッ

シトロン「もしかして見られちゃいました?」

サトシ「それは困るな…」

ユリーカ「じゃあ、あの人も殺すしかないね」

セレナ「えっ…」ゾクッ

シトロン「ホルビー!いかりのまえばであの人の脚を喰い千切って下さい!」

ホルビー「ホッビ!」ピョン

セレナ「(ひっ…逃げ……逃げなきゃ…)」ガクガク

セレナ「だ…誰か!!助けて!!」ダッ

シトロン「ホルビー!逃がさないで下さい!」

パンジー「エリキテル!でんこうせっかよ!」

エリキテル「エリーー!」ギュンッ!!

ドゴッ!!

セレナ「あう"ッ…!」ドサッ

シトロン「パンジーさん!」

パンジー「おまたせ!審判の首も狩って来たわ!」

セレナ「ハァ…ハァ……」

セレナ「(逃げなきゃ…逃げなきゃ……!)」ブルブル

ホルビー「ガブッ!」

セレナ「!?……い"ッ…」

グチュ…メリメリ……

セレナ「やあ"ッ…やめ……いやあ"あ"ぁ"あああ"ぁ!!!」バタバタ

パキッ………ブチィッ!!!

セレナ「ぎゃあ"ああああ"ぁぁ"あぁ!!」ドバッ!!!

シトロン「よくやりましたホルビー!」

ホルビー「ホッビ!」ダラダラ

ユリーカ「ホルビーの顔が血まみれだー!」

セレナ「ハッ…ハァッ……あ"ぁ…」ドクドク

セレナ「(死にたくない…死にたくない…)」ドクドク

セレナ「ハアッ……ハアッ……」ズズッ…

シトロン「おや?その状態で逃げるつもりですか?」

ユリーカ「デデンネ!傷口にたいあたり!」

デデンネ「デネー!」ピョン

ドガッ!!!

セレナ「い"ぃ"ッ……!」ズキン

セレナ「うああ"ぁ"あ"あ"ぁぁあ!」ズキズキ

シトロン「ユリーカ、よくやった」

ユリーカ「えへへ~」

サトシ「よし!さっさと首を斬っちまおうぜ!」

セレナ「うッ…うぅッ……どうして…」ズキンズキン

セレナ「(サトシ…私の事…覚えてないの……?)」

サトシ「ピカチュウ!アイアン

セレナ「待ってサトシ!!私よ!!セレナよ!!!」

サトシ「え?」

セレナ「分かるでしょ?私達、前に会った事あるのよ!!」

サトシ「うーん…」

セレナ「昔、オーキド博士のサマーキャンプの時に迷子の私を助けてくれたじゃない!!」

サトシ「…」

シトロン「サトシ!騙されてはいけません!」

ユリーカ「そうだよ!上手い事言って逃げるつもりなんだよ!」

セレナ「違う!嘘じゃない!!」

シトロン「サトシ、さっさと殺っちゃいましょう」

ユリーカ「嘘を付くなんてサイテー! 」

サトシ「うん……だよな!俺、やっぱりこんな奴知らないぜ!」

セレナ「え……」

シトロン「ほら、サトシも知らないって言ってますよ」

パンジー「サトシ君を味方に付けて何とかこの場を逃れようって考えね」

サトシ「そうですよね!よーし!殺るぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

セレナ「……い……言わないから!!今日見た事は誰にも言わないから!!!お願い!!許して!!!」ガタガタ

ユリーカ「また嘘付く~」

セレナ「嘘じゃない!!ほんとに言わないから!!!」ガタガタ

サトシ「いい加減にしろぉ!」ドスッ!!

セレナ「?ぅ…!…」ドサッ

シトロン「出ました!サトシのメガトンキック!」

セレナ「痛い……痛いよぉ…」ポロッ

サトシ「何度も俺達を騙そうとしやがって!許さないぞ!」ドガッ!ドガッ!!

セレナ「ちがッ……やめ…やめてっ!!!」ポロポロ

シトロン「今度はサトシのふみつけです!」

ユリーカ「こうかはばつぐんだね!」

パンジー「この子、泣けば許されると思ってるようね」

セレナ「ハアッ……ハアッ……」ピクピク

ユリーカ「お兄ちゃん!セレナの顔が真っ青だよ!」

シトロン「足からの血の量が半端じゃないから、そのうち死ぬよ」

サトシ「そんなの面白くないだろ!やっぱり首を切り落とすのが1番だぜ!」

ピカチュウ「ピカピカ!」

セレナ「…ぃ………や………」ズズッ

シトロン「また逃げる気ですよ」

セレナ「ママ………ママ……」ズズッ…

サトシ「どうせ逃げられないさ!ピカチュウ!アイアンテール!」

ピカチュウ「ピカ~!」ギュオォォ

セレナ「ママ……助けて…」ズズッ…

セレナ「(私はただ…サトシに会いに来ただけなのに……)」

セレナ「(どうしてこんな目に合わないといけないの……)」

ピカチュウ「チュウッ!!」ブォンッ!!

セレナ「いや……いやああ"あ"ぁあ"ぁ"あああ"!!」


ザシュッ

ーーーーー

サトシ「じゃあパンジーさん!俺達行きます!」

パンジー「えぇ!死体は私が喰べて処理しておくわ」

シトロン「サトシ、ビオラさんの首はどうするんですか?」

ビオラの生首「」ブラーン

サトシ「オーキド博士から貰った人間の首ボールに入れておけば問題ないぜ!」

シトロン「そんなボール持ってるんですか。さすがオーキド博士、偉大な発明ですね」

サトシ「で、えーっと…セレ…セレ……なんとかの首はどうしようかな」

ユリーカ「必要ないし捨てちゃえば?」

パンジー「だったら私が処理しておくわ」

サトシ「本当ですか!何から何までありがとうございます!」

パンジー「いいのよ、それよりサトシ君、次に挑戦するジムは決めてるの?」

サトシ「いやーそれがまだ…」

パンジー「だったらショウヨウシティのショウヨウジムへ行くといいわ、ここから1番近いジムよ」

サトシ「ショウヨウシティか…よーし!じゃあ次のジム戦はショウヨウジムに決定だ!」

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

見事、最初のジムリーダー、ビオラの首を討ち取ったサトシ。

次の町、ショウヨウシティへ向けて、サトシ達の旅はまだまだ続く

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom