巴マミ「希望ヶ峰学園・・・」 (172)

ダンロンとまどマギ(マミさん)のクロスssです。

今更感溢れでてますがお願いします!


※キャラ崩壊ありかも
※マミさんはTV版仕様
※一応ネタバレあり
※事件あり
※特別CPあり
※イチャイチャマミさん
※うざかわいいマミさん
※少しイジワルマミさん
※デレ木君


以上のことに嫌悪感のある方はブラウザバックで。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397837978

――――――――希望ヶ峰学園、体育館

マミ「(こ、コロシアイ学園生活ですって!?)」

マミ「(・・・じょ、冗談よね?折角、あの希望ヶ峰学園に入学できたのに・・・)」

マミ「(・・・いいえ、ここでクヨクヨしてちゃ何も始まらないわね。)」

マミ「(がんばらなくちゃね、私!)」

十神「黙れプランクトン。」

大和田「んだとコラ・・・?」

苗木「や、やめてよ!ボクらは仲間だから・・・」

大和田「なんだオメェ、オレに説教か?」

苗木「い、いやそういうのじゃ・・・」

マミ「やめなさい!」

大和田「」ピクッ

マミ「・・・十神君、大和田君、今はいがみ合ってる場合じゃないわ。」

マミ「お互い気に入らないところもあるでしょうけど、争うのだけはやめて欲しいわ。」

十神「・・・フン。」

大和田「・・・っち!分かったよ。」

苗木「」ホッ

マミ「・・・・・」

マミ「(よ、良かった・・・収まってくれた・・・)」

――――――――食堂

マミ「(とりあえず、学園内を探索することになったらしいわね。)」

マミ「(けど何かしらこの不安・・・キュゥべえもここには来れないみたいだし、話相手もまだ・・・・・)」

苗木「あ、あの・・・巴さん。」

マミ「あら、あなたは苗木君よね。」

苗木「うん。その、さっきはありがとう。」

マミ「・・・さっきって、体育館のこと?」

苗木「あの時ボク、殴られそうになったけど、巴さんが一喝してくれたから助かったよ。」

マミ「別に特別感謝されることはしてないわ、私なりに当然のことをしたまでよ。」

苗木「でもお礼が言いたいんだ、ありがとう。」

マミ「・・・まぁ、お互いここで過ごすことになりそうだし、改めてよろしくね苗木君。」

苗木「うん、巴さん。」

マミ「(なんか素直そうな子ね・・・)」

苗木「(キレイな人だな・・・)」

マミさんはソウルジェムが無事であれば死なないけど生きていたらマミさんが化けもの扱いされかねん

――――――――しばらくしてからの食堂

苗木「あれ・・・巴さん、何してるの?」

マミ「良さそうな葉があったから紅茶をいれたの。苗木君もいかがかしら?」

苗木「えっ・・・じゃあ、いただこうかな?」

マミ「どうぞ、お口に合うか分からないけれど・・・あっ、クッキーも焼いたの。食べる?」

苗木「う、うん。」

マミ「・・・・・」コポコポ…

苗木「・・・・・いただきます。」ズズ…

苗木「(美味しい・・・熱いけど、その分味が良く分かる。)」

マミ「その顔は、気に入ったようね。」

苗木「え?」

マミ「紅茶にはね、冷えた心を温めてくれる魔法がかかっているのよ。」

苗木「へ、へえ・・・」

マミ「暗い気分も、少しは晴れたかしら?」

苗木「・・・巴さんって、気遣いの出来る人なんだね。」

マミ「ふふっ♪ありがと。みんなにも振舞ってくるわ。」

――――――――夜、苗木自室

苗木「(結局、進展なし・・・)」

苗木「・・・・・はぁ」

苗木「(本当に脱出なんて・・・)」

苗木「(・・・ううん、ここで諦めちゃダメだ。希望を捨てちゃダメなんだ。)」

苗木「(せっかく巴さんにも励まされたっていうのに、ボクがウジウジしててどうすんだ。)」

苗木「・・・・・」

苗木「(あれ、そういや巴さんって何の超高校級だっけ。)」

苗木「(確か言ってなかった気もするし、巴さんの名前は入学前に出てこなかったし・・・)」

苗木「(・・・とりあえず今日は眠って、明日聞いてみるとするか。)」

――――――――二日目朝、食堂

石丸「おはよう諸君!いい朝だな!」

腐川「本当に朝かなんて分からないけどね・・・」

マミ「おはよう、みんな。」

苗木「あ、巴さんおはよう。」

マミ「おはよう苗木君。昨日はよく眠れた・・・って、聞くのも何か変ね。」クスッ

苗木「あ・・・う、うん。そうだね。」

マミ「・・・あら、どうかしたの?顔を背けて。」

苗木「い、いや・・・その、朝食を取りに行ってくるよ!」タッタッタッ…

マミ「・・・・・?」

超高校級のぼっち

>>9やめてさしあげろ

朝日奈=ほむらが同じ声と言う謎

――――――――廊下

苗木「巴さんって、何の超高校級なの?」

マミ「あら、私のことが気になるのかしら?」

苗木「う、うん・・・そりゃ同じ仲間なんだし、当然だよ。」

マミ「仲間?」

苗木「え、そう・・・だよね?」

マミ「・・・・・!」パァッ

マミ「そ、そうよね!仲間よね!」ギュッ

苗木「わっ、と、巴さん!?いきなり手なんか掴んで・・・」

マミ「ありがとう苗木君。」

苗木「へ?」

マミ「(仲間・・・とても懐かしくて、素敵な言葉ね。)」

マミ「そうよ、そうよね!仲間・・・!ふふっ、お互い頑張りましょうね、苗木君♪」ギュッ

苗木「あ・・・あの、その、手をそんなに握られると、その・・・・・」ウツムキ

マミ「?」

苗木「・・・・・」

マミ「な、苗木君?」

苗木「ぼ、ボク向こう探索してくる!」バッ

マミ「あっ、な、苗木君!?」

斎藤千和さんって本当にすごい
朝日奈さんとほむらが同じなんてわからんよ

――――――――夜、苗木自室

苗木「(また進展なし・・・)」

苗木「(でも、きっと、どこかにあるはずだ。)」

苗木「(それに皆とも少しは仲良くなれただろうし、決してムダじゃなかったさ。)」

苗木「・・・・・」

苗木「(巴さんは結局聞きそびれたな・・・)」

苗木「(でも才能について話してくれないのは霧切さんも同じだし、そこまでおかしいことじゃないのかもな。)」

苗木「(・・・とりあえず今日は眠ろう、明日また行動だ。)」

――――――――厨房

苗木「(あ、巴さんだ。)」

マミ「~♪」

苗木「(何かを作ってるのかな・・・そういや前の紅茶とクッキー、美味しかったな。きっと今回も何か美味しいもの作ってるんだろうな。)」

マミ「あとは・・・うーん・・・」

苗木「(それより、昨日は話をはぐらかされちゃったし、超高校級の何かを聞いてみるか。)」

苗木「あの、巴さ・・・」

マミ「はい苗木君、あ~ん♪」スッ

苗木「へ?あ・・・・・ん」モグモグ…ゴクン

マミ「材料があったから今度は一口ケーキ作ってみたの。どう?」

苗木「・・・う、うん。おいしかったと、思うよ?」

マミ「そう!良かった♪」

葉隠「お!美味そうなニオイがすんべ!巴っち、俺の分もあるよな?」

マミ「そう言うと思って作ってあるわよ、人数分。あ、今のとは別に苗木君のもあるから、また食べてね?」

苗木「・・・・・」

マミ「・・・苗木君?」

苗木「初めて・・・」ボソッ

マミ「え?」

苗木「う、ううん!なんでもないから!ホントなんでもないから!」

マミ「(・・・・・苗木君って時々ヘンね?)」

まあ、普通にマミさん女子力とか高いからこうなるわなwwww

>>15は書き忘れましたが、三日目です三日目。

――――――――夜、苗木自室

苗木「(今日も進展なし・・・)」

苗木「(コロシアイなんてするわけないけど、脱出できるかどうか少し不安・・・)」

苗木「(いやいや、ここで諦めるのはまだ早いよな。)」

苗木「(黒幕の目的も正体も分からないけど、絶対に、ボクたちは負けないぞ!)」

苗木「・・・・・」

苗木「(巴さんってお菓子作り得意だよな。ひょっとして超高校級のパティシエールとか?)」

苗木「(・・・ありそうだけど、なら隠す必要ないよな。うーん・・・・・)」

苗木「(それに最近、何だか巴さんと目とか合わせづらいし・・・)」

苗木「(・・・とりあえず今日は眠って、明日に備えよう。)」

超高校級の女子力……でも違和感ないほどスペックは高い。中学生なのに実質一人暮らしだしな

――――――――四日目、食堂

苗木「(石丸クンの提案で開かれるはずだった朝食会。)」

苗木「(今その雰囲気をブチ壊す様にモノクマが喋っている。)」

モノクマ「オマエラに見せたいのはちょっとした映像だよ・・・」

モノクマ「あ、別に18禁とかアブノーマルとかじゃないよ!ホントに、そういうのじゃないんだからッ!!」

マミ「(・・・18きん?ネックレスとかかしら。)」

モノクマ「学園外の映像なんだってば!」

マミ「(でもアブノーマル・・・異常な映像ってことは、やはり18きんも同列な存在のハズ・・・貴金属の映像じゃしっくりこないわね。)」

苗木「学園外の映像って―――」

マミ「(となると『18』『きん』この2つのワードで導き出せる熟語は・・・)」

モノクマ「それは―――」

マミ「(まずは18・・・18といえば月、洞窟、幸運の数・・・そういえば武術は18個で纏められているって聞いたことがあるわ。)」

霧切「あなたは―――」

マミ「(きんは・・・略称?とりあえず漢字と仮定すると、金、禁、菌、近・・・禁!)」

モノクマ「あぁ、それは―――」

マミ「(つ、つまり『18きん』とは、18の武術に当てはまることのない、禁じられた武術!?)」

モノクマ「絶望・・・それだけだよ・・・」

マミ「なるほど・・・確かにアブノーマルってわけね。」

苗木「(なんか巴さんがかっこよさげなこと言った!)」

中途半端なところで一旦終わりです。
こんな夜中に開いた人、ありがとうございます。

次回はまた夜中あたりに更新したいです。

性に無知すぎるマミさんwwそして厨二思考は相変わらず

可愛い

超高校級の厨二病アイドルかな?

魔法少女じゃないの?

――――――――視聴覚室、DVD視聴後

大和田「な、なんだよ・・・こりゃ・・・?」

朝日奈「こ、これ・・・本物じゃないよね・・・?ね、ねつ・・・だよね?」

桑田「本物の訳ねーって・・・ハハ・・・そんな訳ねーじゃん。」

腐川「もう・・・イヤ・・・・・」

腐川「もうイヤァ!ここから出してェええッ!!」

苗木「(み、みんな・・・)」

霧切「なるほどね・・・これが、あいつの言っていた動機の意味・・・」

霧切「私達の出たいという気持ちを煽って、殺し合いをさせようとしているのね・・・」

セレス「囚人のジレンマ・・・ですわね。」

山田「・・・・・なんて?」

マミ「人にとって、見えない恐怖ほど恐ろしいものはない・・・」

セレス「ええ、つまり裏切りの恐怖こそが、均衡状態の最大の敵となるのです。」

マミ「本当に、恐ろしいものよ・・・」

苗木「(・・・・・巴さん?)」

――――――――

江ノ島「じゃあさ・・・まずは、お互いに話し合ってみるってのは?」

江ノ島「自分がどんな映像を見せられたのか・・・きっと話した方が楽になるしさ・・・」

江ノ島「それに・・・ちょっと気になるじゃん?」

苗木「(確かに・・・そうだけど・・・・・)」

苗木「ねえ、舞園さん・・・」

舞園「・・・・・・・・・」

苗木「舞園さんは、どんな映像を見せられたの?」

舞園「・・・・・・・・・」

腐川「ど、どうしたのよ・・・さっさと言いなさいよ・・・」

舞園「・・・・・・・・・」

苗木「・・・舞園・・・さん?」

舞園「・・・・・やめてッ!!」タッタッタッ…

朝日奈「舞園ちゃん!?」

十神「放っておけ・・・」

苗木「放っておけないよ!」

苗木「ボク、捜しに行ってくる!!」

マミ「・・・・・・・・・」

――――――――しばらくして、食堂

桑田「・・・・・・・・・」

朝日奈「・・・・・・・・・」

マミ「(空気が重い・・・当然でしょうけど、正直いづらいわね。)」

苗木「みんな・・・・・」

マミ「・・・!苗木君、舞園さんは?」

苗木「だいぶ参ってたから、部屋に行かしたよ・・・大丈夫だと思うけど、そっとした方がいいかも。」

マミ「そう・・・良かった。」

苗木「約束もしたし、きっと大丈夫だよ・・・」




――――――――舞園自室

舞園「(苗木君は言ってくれた・・・ここから出してくれるって。)」

舞園「(でもそれは、不器用だけど優しい、彼なりの慰め言葉。)」

舞園「(・・・誰か、誰を殺そう。)」

舞園「(呼び出しに応じて、私でも相手ができそうな・・・)」

舞園「(苗木君以外・・・だとすると・・・・・)」

舞園「(・・・・・巴さん、とか?)」

アカン

――――――――苗木自室

苗木「・・・・・もう十時近くか」

ピンポーン

苗木「・・・誰か来た?」

ガチャ

舞園「ごめんなさい、こんな夜遅くに・・・」

苗木「ま、舞園さん・・・こんな時間にどうしたの?」

舞園「・・・・・」ブルブル…

苗木「(・・・・・!)」

苗木「何か、あったの・・・?」

――――――――舞園説明&部屋交換話後

舞園「じゃあ、苗木君・・・」

舞園「・・・・・」

苗木「・・・え、えっと・・・・・?」

舞園「(私・・・裏切るの?巴さんも、苗木君も・・・・・)」

舞園「(二人とも、本当に優しい・・・人で・・・)」

舞園「(・・・でも、私はそれでも・・・・・)」

苗木「ま、舞園さん?」

舞園「いえ、その・・・また明日・・・」

苗木「・・・・・うん、また明日。」

――――――――舞園自室(in苗木)

苗木「(・・・最後の舞園さん、何か言いたげというか、様子が変というか・・・・・)」

苗木「(それに、ボクができることって、これだけなのかな。)」

――――――――マミ自室

マミ「―――それで私に相談しにきたの?」

苗木「・・・ゴメン、こんな夜遅くに。」

マミ「いいのよ、私だって少し、誰かと話したかったし。」

苗木「そう言ってもらえると助かるよ、巴さん。」

苗木「・・・その、何かしたいんだけど、女の子の気持ちなんてボクにはよく分からないし・・・」

苗木「変な気の遣い方をすれば、余計傷付けてしまうんじゃないかって思って・・・・・」

マミ「・・・そうね、行動の前にそうやって考えるのは重要なことよ。」

苗木「巴さんも本当はすっごく辛いのかも知れないけれど、ボクが一番頼りにできる人かなって・・・・・」

マミ「・・・その考えが出てくれば充分じゃないかしら。」

苗木「え?」

マミ「私の不安を汲み取ろうとしたり、自分より周りの心配をしたり、それこそ他人の為に行動したり。」

マミ「苗木君は充分優しいから、素直にしたかったり、思ったことをやればいいと思うの。」

苗木「で、でも・・・」

マミ「もちろん物事にはタイミングというものだってあるでしょうけれど、あなたなら、あの時舞園さんを追いかけた優しいあなたなら、誰よりも彼女の心の支えになれる筈。」

マミ「そんなあなたが考えた答えなら、きっと舞園さんだって喜んでくれるわ。」

苗木「・・・で、でも、優しいだけならマミさんだって・・・」

マミ「あら、知らないの?」

苗木「・・・?」

マミ「こういう時、恋の力って凄いのよ?」

苗木「・・・・・?」

苗木「!」ハッ

苗木「い、いやその!別にボクと舞園さんは全然!全然そういうんじゃなくって・・・///」

マミ「ふふっ、照れない照れない♪」

苗木「・・・・・それにボクは」ボソッ

マミ「え?」

苗木「あっ!え、えっとと、巴さんありがとう!じゃ、じゃあね!」ダッ、バタン!

マミ「・・・・・」

マミ「力には、なれたのよね?」

――――――――舞園自室(in苗木)

苗木「はぁ・・・余計なこと言っちゃうとこだった。」

苗木「(・・・ボクが、舞園さんの心の支え・・・)」

苗木「(巴さんは少し、ボクを買い被っているところがあるんじゃないのかなぁ。)」

苗木「(でも妙に巴さんの言葉、重みだとか、なんかそんなのを感じるふしがあったな。)」

苗木「(・・・ボクが思ったことを・・・か。)」

苗木「・・・・・舞園さんと約束しちゃったけど、開けるなって言っちゃったけど。」

苗木「やっぱり不安だ。もう一度、よく話したい。」

苗木「(ダメな時はダメで諦められるし、ならば善は急げだよね。)」

――――――――苗木自室(in舞園)

ピンポーン

舞園「(・・・来た。さっき呼んだ巴さんのはず。)」

舞園「(出たらすぐ、この包丁で―――。)」

ガチャ、ダッ

舞園「(巴さん、ごめんなさい・・・!)」

苗木「舞園さーん・・・?」

舞園「(えっ!?苗木く―――)」



ドスッ



苗木「・・・・・え?」

舞園「あ・・・あぁ・・・・・あぁああ・・・!」



ポタ…ポタ…



苗木「がっ!ぐぅう・・・!」

舞園「そんな、そんな・・・なえ、苗木君・・・なんで・・・・・!」

苗木「(刺された、のか!なにか、熱というか、熱くて、痛い・・・!死にそうだ・・・・・!)」

苗木「(でも、ボクは、絶対に・・・・・)」

舞園「私、私こんなつもりじゃ―――」ポロポロ…

苗木「だいじょうぶだから・・・舞園、さん・・・・・」ポタ…ポタ…

舞園「―――え?」ポロポロ…

苗木「あ、アハハ・・・ボクで泣いてくれてるんだね・・・・・せっかくの顔が台無し・・・だよ・・・・・?」ポタ…ポタ…

苗木「それに・・・だいじょうぶだって・・・・・」ポタ…ポタ…

苗木「ボクは、絶対に死なないから・・・生きてみせるから・・・・・」ポタ…ポタ…

苗木「舞園さんを、一人ぼっちにはさせないから・・・!」ポタ…ポタ…

舞園「――――!」

これは舞園さん自殺ルートやな……

ごめんなさい寝落ちしてました。

更新はまた夜に・・・

苗木「(・・・あ、なんかボーッとしてきた・・・)」ポタ…ポタ

舞園「苗木君、違うんです・・・私は、私は・・・」

苗木「(血は・・・もうあんまり出てないな。あれ、結構余裕あるというか、色々考えられるというか・・・)」

苗木「(死なないよな・・・まさか・・・・・死んだら、舞園さんがクロに・・・)」

苗木「(それだけは・・・ダメだ・・・・・だって・・・舞園さんはボクが――――)」

マミ「―――!苗木君!だ、大丈夫!?」

苗木「あ・・・巴さん・・・・・?ボクはだ、いじょぶ・・・」

マミ「そんな訳ないでしょう!一体何が―――」

舞園「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・・」

苗木「(巴さんまできて、なんかもうめちゃくちゃだ・・・いまどういうじょうきょうだっけ?えっと―――)」

マミ「苗木く―――」

苗木「(―――――――)」パタン…

――――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――

――――――――――――
――――

――――――――五日目、昼、苗木自室

苗木「・・・・・ん」

苗木「(・・・朝?)」

舞園「・・・!な、苗木君!!」

苗木「あれ、なんで舞園さんがここに―――」

舞園「苗木君!!」ガバッ

苗木「えぇっ!?///ちょ―――、!」

苗木「(アレ・・・なんでボクは・・・・・)」

舞園「・・・暖かい、生きているんですよね・・・・・」

苗木「(なんで普通に起きられたんだ?)」

舞園「良かった・・・!本当に、本当に良かった・・・・・!」ギュッ…

苗木「(・・・昨日のは、夢じゃ・・・ないよな。)」

苗木「えっと、舞園さん。取りあえず離して訳とか色々―――」

舞園「苗木君・・・本当に、本当に・・・・・」ウルウル

苗木「・・・・・弱ったな。」

ガチャ

マミ「あら、起きたのね苗木君。」

苗木「と、巴さん!」

マミ「お粥作って持ってきたの、食べる?」

苗木「えっと、じゃあ頂こうかな―――ってそれよりも!この、なんか変な状況というか・・・」

マミ「ふふ、あーん♪」スッ

苗木「あー・・・んっ・・・・・」モグモグ…ゴクン

マミ「中華風粥よ、どうかしら。」

苗木「・・・うん、食べやすくて美味しいから―――じゃなくて!この状況を説明して、欲しいんだけ・・・ど・・・・・」

苗木「(あ、あれ・・・そういやボク、刺されなかったっけ?確か、お腹の辺りを――――)」ハラリ

苗木「(―――キズが、どこにも無い!?)」

マミ「・・・その様子だと何も知らないって感じね。ま、私から説明するわ。」

苗木「・・・・・巴さん、ボクは一体―――」

マミ「まとめて話すから、慌てないで頂戴。あと舞園さんはいい加減離れましょうか。」

舞園「は、はい・・・苗木君ゴメンなさい、つい・・・・・」

苗木「う、うん・・・それで巴さん、昨日は一体―――」

マミ「・・・そうね、あなたが気を失ったあたりを話しましょうか。」

――――――――昨夜に遡って、苗木自室前

マミ「苗木君!苗木君!?返事して!」

マミ「(・・・気を失ってる!出血も酷そうだしヘタすると死に―――)」

舞園「私が、私が苗木君を信じていれば・・・」ブツブツ…

マミ「(・・・舞園さんが原因?ともかく、まずは苗木君を救けるのが先!)」

マミ「(・・・でも、私はこういう時の応急処置なんて・・・・・)」

舞園「苗木君ゴメンなさい・・・ゴメンなさい・・・」ブツブツ…

マミ「(私の他に、できそうな人は―――知らない・・・それに、いるのかどうかも疑わしい・・・・・)」

舞園「こんなつもりじゃ、こんなつもりじゃなかったのに・・・」

マミ「・・・・・・・・・」



マミ「舞園さん、聞いて。」

舞園「・・・・・はい?」ボソッ

マミ「今から私のすること、誰にも話さないで。」

舞園「・・・・・?」

マミ「(・・・本当はあまり、使いたくなかったのだけれど―――)」

マミ「(・・・このキズの様子だと、思った以上には深くないわね。)」

マミ「・・・・・」ス…

マミ「(なら、これで大丈夫なハズ・・・)」

舞園「・・・あの、なんで苗木君に手をかざして・・・・・?」ボソボソ

マミ「・・・・・」

舞園「・・・・・!?」

舞園「(そ、そんな・・・!?)」

舞園「(巴さんが手をかざしてから、苗木君のキズが見る見る塞がって・・・!)」

マミ「・・・・・」

マミ「よし、これで大体は治ったわ。」

舞園「!」

マミ「舞園さん、苗木君を部屋に運ぶの手伝って貰えるかしら?」

舞園「は、ハイ!!」

――――――――再び現在

マミ「・・・・・どうやって治したか、それは秘密よ。」

苗木「・・・そっか、何か事情でもあるかもしれないし、深く聞くつもりないよ。」

マミ「よろしい。」

苗木「・・・巴さんのお陰で、ボクは助かった。」

苗木「その事実さえあれば、ボクは別に構わないし詮索しない。」

マミ「・・・・・そう。」

苗木「・・・あ、お礼は言わせて。ありがとう。」

マミ「別にいいわよ、したくてしただけなのだから。」

苗木「・・・そっか。」

マミ「ええ。さて、舞園さん?」

舞園「はい・・・?」

マミ「ゆっくりでいいわ。昨日のことを全て、白状なさい。」

亀更新+深夜更新でなんかスミマセン・・・

今日はこの辺で。

GSの補給もできそうにないしQBシャットアウトされてて居ないっぽいしでキャンデロロ爆誕したら全滅しそう

超高校級の豆腐メンタル

超高校級のティロ・フィナーレ(物理)

不二咲きゅんが一度も出てきてないことから察するに、
このマミって子は超高校級の男の娘なんじゃないかな

>>47ゴメンなさい、
絡ませにくかっただけで居ます、多分後で出ます。

この展開だとさくらちゃんが…

それから舞園さんは話した。

声がところどころ弱くなっても、全て話してくれた。

自分がどうしても外に出たかったこと。

本当は巴さんを殺害しようとしていたこと。

ボクの登場は本当に予想外であったこと。

・・・そして、二度とこんなことはしないってこと。



舞園「・・・苗木君、巴さん。ゴメンなさい・・・こんなんじゃ許されないのは百も承知ですが、謝らせて下さい・・・・・!」

苗木「・・・・・」

マミ「・・・で、どうするのかしら、被害者さん?」

苗木「・・・許すとか、許さないとかじゃなくて・・・・・」

苗木「・・・・・舞園さんが、全て悪いわけじゃない。」

苗木「悪いのは、仕向けたモノクマもだ。」

苗木「でも、だからと言ってキミが無実かといえば、他の人のことも考えると決して言えない。」

舞園「・・・・・」

苗木「舞園さん・・・」

苗木「やっぱりボクは、そんなに頼りなかったのかな。」

舞園「―――!」

苗木「舞園さんをどうやって励まそうかとか、色々考えてもみた。」

苗木「・・・それとも余計なお節介かな。でも舞園さん。」

苗木「ボクは約束は破らない。ここからキミを出してみせる。」

苗木「・・・・・今は言葉でしか伝えられないけど、本当だから。」

苗木「世界の全てが舞園さんの敵になっても、ボクは助ける。そうならないようにして見せる。」

苗木「だから・・・何かの代わりに何かを捨てないで欲しいんだ。」

舞園「・・・・・」

マミ「・・・そうね、お茶会でもしましょうか。」

苗木「えっ?」

マミ「じゃあ私は紅茶と適当に菓子を持ってくるから、二人とも待っててね。」

バタン

苗木「(・・・気を遣った・・・のかな?)」

舞園「苗木君・・・」

苗木「えっ、あ、なに?舞園さん。」

舞園「・・・ありがとうございます。」

苗木「・・・・・気にしないでよ、約束だからさ。」

苗木「それよりも舞園さん体とか大丈夫?昨日の今日でどこか調子悪かったりは・・・」

舞園「・・・大丈夫ですよ。」

舞園「・・・・・苗木君はどこまでいっても苗木君なんですね。」

苗木「うん?」

舞園「(・・・いつまでも迷惑は掛けちゃいけませんね、私。)」

舞園「・・・あ、あー、そういえば体が少しだるい気がー」

苗木「え?大丈夫の終わり早すぎない?」

舞園「う、うぅ・・・気分が・・・・・」クラクラ

苗木「えっ、本当に大丈夫!?やっぱりどこか調子悪いとか!?」

舞園「・・・・・」トントン

苗木「・・・え?」

舞園「・・・・・ここが・・・」トントン

苗木「し、心臓・・・?(いや、これは・・・・・)」

舞園「な、苗木君・・・私ここが切なくて・・・・・」

苗木「」

舞園「苗木君・・・私、苗木君になら―――」

苗木「」

――――――――廊下

マミ「・・・いや、まあ。気を遣ったといえばそうなんだけど、お茶会したいのもあったわ。」

マミ「なんかのけ者にされてる気もしたし・・・三人いるのに・・・」

マミ「・・・でもこれからよね!色々ちょっとしたもつれはあったけど、皆これから仲良しの一歩を―――」

舞園「すみません調子こいてましたあぁぁ!!」ドンドン!

マミ「」

舞園「すみません!ちょっと気分とか回復したんで、ついでにそのまま雰囲気で大人の階段登れるとか調子こいてましたすみません!!」ドンドン!

舞園「だからホント開けてくださいお願いします!これ一種の決別の意だから、開けて!許して!ゴメンなさい!!」ドンドン!

マミ「・・・・・はぁ(同じ言葉でもこうも重みが違うとは・・・)」

――――――――苗木自室

苗木「・・・・・どの辺から心配いらなかったんだろう・・・舞園さん。」

苗木「(・・・・・もしかして、これこそ気を遣って・・・ってのは深読みかな。)」

――――――――六日目、食堂

苗木「おはよう、皆。」

ザワ…ザワ…

苗木「・・・ん?」

ザワ…ザワ…

苗木「(な、なんだなんだ?皆のボクを見る目がまるでゴキ・・・を見るような目で・・・・・)」

桑田「・・・で、それマジかよ?」ヒソヒソ

葉隠「間違いないべ。昨日の舞園っち、ありゃあ100%情事だべ・・・俺の占いは3割だけど。」ヒソヒソ

山田「苗木誠殿のことだからいつか女性問題は出ると思いましたが・・・いやはや」ヒソヒソ

苗木「(な、なんだこのロクでもない噂・・・)」

セレス「なんでも最近、彼の部屋で一晩舞園さんと巴さんが過ごしたとか・・・・・」

朝日奈「そ、それって・・・!」

腐川「ふ、不潔よ苗木!あ、あんたは二人の女性を、あんたの苗木で・・・」

苗木「何言ってんの腐川さん!」

苗木「(ていうか、どっからそんな情報―――)」

霧切「それでその後彼とは?」

舞園「いやぁ・・・追い出された時は本当に捨てられたかと・・・でも苗木君のそういうとこが―――」

苗木「よりにもよって情報源はオマエか舞園ォオオ!!」ガッ

舞園「おはようございます苗木君。ぐっもーにんナエギ。」ニコッ

苗木「いや、バイリンガルみたく挨拶しても何も許されないよ!てか、事実を曲げないでよ!」

舞園「えー、苗木君の部屋に一昨日私と巴さんが入って、一晩過ごしたのは事実なんですけどー、追い出されたのも事実なんですけどー。」

苗木「(すっごいウザイ・・・正直ウザイ、てか立ち直り早すぎだろ舞園さん・・・!)」ワナワナ

舞園「というか苗木君、ネタに熱くなりすぎですよ。」

苗木「えっ」

霧切「何も問題は無かったって皆分かってるわよ。そもそも何かあったら真っ先にモノクマがどうこう言いそうなものだし。」

霧切「まあ・・・ちょっとしたからかいよ。」

苗木「・・・・・」

舞園「はーい、皆さんお疲れ様でーす。もういいですよー。」

苗木「(・・・ほんっと、立ち直りの早いこと・・・・・)」

マミ「(・・・やっぱり男女間でお泊り会って変だと思われてるのかしら。)」

――――――――また食堂

舞園「なーえぎくーん、あっそびーましょー♪」

苗木「・・・(正直ウザイ舞園さんだ。)」

舞園「むー、無視ですかー?ほっぺたツンツンしますよー?」ツンツン

苗木「(・・・でも本当は何考えてるんだろうな。あの一件以降絡んでくる回数はまず増えてるし。)」

舞園「あ、苗木君ほっぺた柔らかいですね・・・手入れしっかりしてたり?」ムニッ

苗木「(・・・・・もしかするとボクに対して何かをしたくて、紆余曲折を経てこうなったとか?)」

舞園「スベスベだし・・・」ススーッ

苗木「(でもどう考えても必要以上のボディタ・・・触れ合いを取られてる気がする。)」

苗木「(正直うっおとしいけど、アレ思い出すと無碍にはできないんだよなぁ・・・)」

舞園「あ、巴さーん。こっちこっち。」

苗木「え、巴さん?」

マミ「苗木君・・・遊ばれてるわね。」

苗木「あ、あはは・・・ただ触られてるだけだし、別に大丈夫だよ。」

舞園「巴さん巴さん、苗木君柔らかいですよ、触ってみてください。」

マミ「・・・・・本当にオモチャのように遊ばれてたのね。」

苗木「はは・・・」

マミ「どれ。」ムニッ

苗木「ひゃっ!?///」グニッ

マミ「あ、ホントね。柔らかいわ・・・」ムニムニ

舞園「でしょう?弾力もあって・・・」ムニムニ

苗木「ちょ、や、やめ、やめ・・・/////」

舞園「(おい反応が違うぞ)」

マミ「ふふ・・・♪」ムニーッ

舞園「(・・・まあ、私にも照れてるんですよね!)」

桑田「(無いとか言ってたけど、ぜってーなんかあったろ!くっそ、狙いの舞園ちゃんも巴ちゃんも・・・おのれ苗木。)」

葉隠「男の嫉妬は醜いべ桑田っち。」

何が書きたいと言われれば分かんないですけど、大体こんな感じでまだ続けたいと思います。

今日はこれで終わりです、見てくれたらありがとうございます。

とりあえずもげろ苗木

誠s…

誠の呪いか

――――――――まだ食堂

桑田「うっめ!マジうっめ!」サクサク

葉隠「巴っちの作る菓子はマジにうめーべ!」サクサク

マミ「ふふっ、ありがと桑田君に葉隠君。」

苗木「(・・・お茶会とは名ばかりの巴さん料理品評会みたいになってるよな。)」ズズズ…

苗木「(まあボクも紅茶を貰ってるわけだけど。)」

苗木「(・・・・・そういや、巴さんの超高校級の才能をまだ聞きそびれてたな。)」

舞園「これを超えれば私にもチャンスが・・・?」

セレス「上品な味わい・・・やりますわね、巴さん。」

十神「・・・腕前だけは確かなようだな。」

マミ「ありがと、あー、やっぱりお茶会は皆でするものよね。」

苗木「(・・・・・気になるよなぁ、やっぱり。巴さんが巴さんであることに変わりはないけど。)」

苗木「(これからは少し巴さんの様子を探ってみようかな。)」ズズズ…カチャ

――――――――ランドリー

マミ「・・・・・」ガサガサ

苗木「(そういやマミさんがいつも着ているあの服、どこの制服なんだ?)」

苗木「(なぜか服装が変わらないけど・・・って、それはボクも同じか。)」

舞園「ちなみに私は寝るときジャージですよ。」

苗木「ごめん割とどうでもいいや。」

舞園「(´・ω・`)」

苗木「(生活力は人よりあるところも気になるし、何より料理やお菓子のレパートリーは並外れてるよな。)」

舞園「わ、私もお菓子の一つや二つ作れますよ!」

苗木「そっか。」

舞園「(´・ω・`)」

苗木「(・・・てか巴さんって高校生・・・・・だよな?そういや年齢とかも聞いてないし、ボクと比べて年上っぽいし。)」

舞園「私と苗木君は同い年ですね!」

苗木「知ってるから。」

舞園「えへへ・・・」

マミ「(な、なんで苗木君はこっちをジッと見ているのかしら・・・?)」

苗木「(まぁゆっくり色々と聞いたりしてみよう。)」

――――――廊下

苗木「巴さんって、ボクと同い年なの?」

マミ「ええ、多分そうよ。」

苗木「(・・・思ったよりもすんなり教えてくれた。)」

苗木「へえ・・・なんだか、そうは見えないや。」

マミ「あら、大人びて見えたりしたかしら?」

苗木「うん、だから同い年とまではあんまり思わなくて・・・」

苗木「(・・・そうだ!ついでにこのまま超高校級の才能を聞こう!)あの、巴さ・・・」

舞園「それはセクハラですよ苗木君!」

苗木「うわ・・・舞園さん、どうしたの?」

舞園「華の女子校生に『同い年には見えない』って下心満載ですよ!なんですか!」

マミ「・・・セクハラ?したごころ?」キョトン

苗木「うっわ!本当に何言ってるのさ舞園さん!それも、巴さんの前で・・・・・」

マミ「ねえ苗木君、舞園さんの言うことを説明してくれないかしら?」

苗木「へっ!?」

マミ「その・・・下心?どういうことかちょっと・・・・・」

苗木「いや・・・その・・・・・それは・・・///」タジタジ

マミ「?」

舞園「(やっちまった)」


結局なんとか誤魔化しました。

――――――――学園側、廊下

苗木「(・・・うーん、始めて数時間とはいえ、ここまで超高校級の何たるかを示さないとは・・・)」

マミ「・・・・・」スタスタ…

苗木「(えーと、今までのメモは・・・)」ペラッ

――――――――――――――――――――――――
巴マミメモ
・以前調べた中に名前はない
・料理やお菓子作りがうまい
・誰にでも優しい
・頭は良さそう(石丸クン情報)
・生活力がある
・傷を塞いだ
――――――――――――――――――――――――

苗木「(・・・最後のコレがキーだよな。それにしても巴さんはさっきからどこへ・・・・・体育館?)」

――――――――体育館前ホール

苗木「確かに体育館に入っていったぞ・・・?」

苗木「(でも一人で・・・一体なぜ?)」

苗木「・・・少し、扉のスキマから・・・・・」

苗木「(あれは・・・巴さんとモノクマ!?)」

マミ「―――、―――――――――。」

モノクマ「―――、――――――――。」

苗木「(・・・会話してる?何を?)」

苗木「(モノクマと?なにを?なんで?巴さんが?)」

マミ「――、―――――――――――。」

モノクマ「――――。」

苗木「(・・・!こっち来る!)」ダッ

――――――――苗木自室

苗木「・・・・・つい逃げちゃったな。」

苗木「(でも、なんで、巴さんがモノクマと・・・・・)」

苗木「(聞くにはその、聞きづらいしな・・・)」

苗木「・・・寝よう、寝て明日考えよう。」

苗木「(はぁ・・・何かすぐ一発で分かる方法ないかな。)」

――――――――七日目、食堂

セレス「賭けトランプしませんこと?」

苗木「え?」

セレス「賭けトランプしませんこと?」

苗木「いや復唱されても・・・なんで、てか何を?」

セレス「ただの暇潰しですわ。丁度メンバーも・・・」チラッ

マミ「・・・・・えっ、私!?」

セレス「・・・・・」チラッ

舞園「な、苗木君のナニを賭けさせるんですか!?」

セレス「四人揃いましたことですし、宜しくて?」

苗木「いや良くないよ!大体超高校級のギャンブラーのセレスさんにボクが勝てるわけ・・・」

セレス「宜しいだろ?」

苗木「はい、よろしいです。」

苗木「(・・・あ、搾られるなこれ。)」

――――――――マミ自室

セレス「ではルールは『大貧民』、勝負は5回で総合的な順位を決める。」

セレス「都落ちなし大革命なし天変地異なし縛りなし階段なし8切りありで、その他ローカルルールはなしでいいでしょうか?」

苗木「え、ええっと?」

セレス「都落ちなし大革命なし天変地異なし縛りなし階段なし8切りありで、その他ローカルルールはなし。」

マミ「オーケー、分かったわ。」

舞園「むぅ・・・5飛びも7渡しもないとは・・・でも大体分かりました。」

セレス「ふふ、苗木君は?」

苗木「(や、やばい!なんか負けそう!このメンツじゃ勝てる気がしない・・・ど、どうする?)」

苗木「(・・・いや待て、これは賭けトランプだ。勝てば何かしらの報酬は貰える、チャンスだ。)」

苗木「(勝てさえ、勝てさえすれば・・・!)」

苗木「・・・・・!少し、トイレに行ってくるよ。」

セレス「どうぞ、ごゆっくり。」

舞園「ついて行っていいですか?」

苗木「それは何かダメ。」

――――――――数分後

十神「助っ人とは、情けない真似をするのだな苗木。」

苗木「ご、ゴメン十神クン!このメンツじゃまず真っ先にボクが搾られる気がしてやまないんだ!」

十神「・・・その理屈はともかく、なぜ俺を。」

苗木「え・・・一番頭が良さそうで強そうだから。」

十神「俺にメリットが欠片もないぞ。」

苗木「え、ええっと・・・その、ボクは幸運で、それを十神クンの頭脳で最強・・・なんつって・・・・・」

十神「フン、くだらんがやってやろうではないか。」

苗木「あ、ありがとう!」

セレス「・・・して、準備は宜しいでしょうか?」

苗木「・・・ところでセレスさん、一体何を賭けるの?」

セレス「そうですわね・・・まぁ、私たちはこの閉鎖空間内で過ごしていますし、価値となるものは個人の情報ですかね。」

セレス「つまるところ、正直に恥ずかしい過去であったり秘密を一つ話して貰おうかと。」

苗木「(あれ、結構緩め・・・?)」

セレス「ただし、」

苗木「ただし?」

セレス「・・・つまらなかったら恥ずかしい事をさせましょうか。」

苗木「ようし俄然やる気がわいてきたぞぉ。」

十神「(・・・本当に負けられんな。)」

セレス「あと、公平性を遵守して配るのは霧切さんに。」

霧切「・・・・・」←たまたま通りすがったら頼まれた

霧切「はぁ・・・じゃあ配るわよ。」

苗木「よし、じゃあ手札は・・・」ペラッ

3 4 4 5 5 6 7 7 9 9 10 10 J

苗木「・・・・・」

十神「・・・・・おい。」

苗木「・・・・・」

十神「おい、超高校級の幸運。」

苗木「・・・・・」

十神「何とか言え、超高校級の幸運。」

苗木「・・・泣いていいかな。」

十神「泣きたいのはこっちだ愚民が・・・」

セレス「では親は私からで・・・5。」

舞園「じゃあ9で。」

マミ「ジャック。」

苗木「(あ、負けたなこれ。)パス。」

・・・より…の方が良くないですか?文字数的にも←

――――――――結果

セレス一位(大富豪4回、富豪1回)

マミ二位(富豪3回、貧民2回)

舞園三位(大富豪1回、富豪1回、貧民2回、大貧民1回)

苗木ビリ(貧民1回、大貧民4回)

苗木「(おかしい・・・運が悪いとかいうレベルじゃない。)」

セレス「苗木君からAとQを貰った時・・・同情しましたわ。」

舞園「いやー、勝てるとおもったんですけどね!」

マミ「大富豪に1回なっただけでも凄いじゃない。私は良くて富豪・・・あ。」

苗木「・・・・・良くて貧民。」

マミ「あ、あはは・・・で、でも苗木君!ここで不幸だったから、後に待ってるのはきっと幸運よ!」

十神「(ある意味一番の不幸は俺じゃないのか・・・?)」

霧切「(・・・本当にただ配るだけで終わってしまった。)」


苗木君はおねしょについて話しました。

なぜか皆興味津々でした。

十神君は大神さんの目の前で朝日奈さんに膝カックンをするで済みました。骨折だそうです。

>>68携帯表記だと

…(下の方に三点)と・・・(三点リーダっぽい)


・・・(普通に三点、大きい)の中で、

・・・が一番三点リーダっぽいので多用してます。

見にくいのでしたらご勘弁を。

アドバイスありがとうございました。

見辛い

舞園さんの壊れ具合に吹くww

苗木「まだ諦めないよ!」

セレス「おや・・・まだ負けたりないので?」

苗木「ぐ・・・ボクは勝つまでやるよ!いや、させてください!」

舞園「じゃあ何しますー?」

苗木「(考えろ、出来る限り運要素がなくて、実力で・・・ってのが大貧民なんだよな・・・)」

苗木「(いや、ナポレオンなら・・・でもボクあんまりやったことないし、セレスさんが・・・)」チラッ

セレス「・・・・・?」ニコッ

苗木「(悪魔みたいだ。・・・いや、待て。大貧民のルールに、クセをつければ却下されにくく、皆もできそうだ!)」

苗木「セレスさん!大貧民のルールを少し変えてもう一度対戦・・・・・」

セレス「私は構いませんわ。お二人は?」

舞園「おっけーでーす。」

マミ「・・・・・」コクリ

苗木「(これで勝つんだ・・・!二位でも三位でもいいから、勝つんだ!)」

ちなみに苗木の提案したルールは

『場の流れる事にカードの強さがずれる』。

要は2が最弱、3が最強になったりするものだった。

――――――――結果

セレス一位(大富豪5回)

苗木二位(富豪2回、貧民2回、大貧民1回)

舞園三位(富豪2回、貧民1回、大貧民2回)

マミビリ(富豪1回、貧民2回、大貧民2回)


苗木「いよっしゃあああっ!!」

セレス「途端に強くなりましたのね。腕はあったのですね、腕は。」

マミ「あらら…負けてしまったわね。」

苗木「……(そうだ、巴さんが負けたということは)ねえ巴さん、ボク聞きたいことがあるんだ。」

マミ「あら、吐かせる情報を指定するのかしら?」

苗木「答えたくなかったらいいんだけど、まぁ…」

今日はこの辺で、おやすみなさい。

おつ

魔法少女になったサクラちゃんがみたい

>>77
さくら!またカードが出たで!

これでいいか?

封印解除(物理)

素手で戦ったほうが強い、間違いなく

星の力を秘めしカギよ!真の力を我の前に示せ!契約の元さくらが命じる!(cv.くじら)

違和感ないね

レリーズ!(物理)

うん、違和感ねえな。

兄貴の怪獣呼ばわりが違う意味になってしまう

超高校級の魔法少女とか言われても何のことやらポカーンってなりそうだし
逆に認定した奴は魔法少女の存在知ってるのかってことにもなりそうだけど
どうなんだろ

というか今回の事件でQBが見えるようになっちゃう子が出ても不思議では無い状況ではあるんだよな。

人類(ryの期間中に契約した人がいる可能性も…?

面白い。待機。

魔法少女じゃないとしたら超高校級の何だろ?
巨乳?

セレス「あら、苗木君は何か巴さんの恥ずかしい過去に目星がついてるので?」

舞園「あー!仲間ハズレはいけないんだぞー!」

苗木「ち、違うよ!ていうか舞園さんは何を言ってるの!」

マミ「はいはい皆、その辺にしとく。で、苗木君は私の何を聞きたいのかしら?」

苗木「う、うん……」

セレス「………」

舞園「………」ゴクリ

霧切「(それより私はトランプ配っただけなのに聞いてていいのかしら。)」

十神「………」

苗木「あれ、十神君……骨は?」

十神「腕が折れてる、いいから早く聞け。」

苗木「あ、うん………で、あのさ巴さん。」


苗木「巴さんは、一体何の超高校級の才能で入学したの?」


マミ「……………」

舞園「そういえば言いませんでしたね、巴さん。」

セレス「ですわね、何か隠さなくてはいけない事情でも?」

マミ「………」

霧切「別にいいんじゃないのかしら、見たところ言いにくそうだし。」

苗木「霧切さん……」

霧切「月並みな言葉、例え巴さんが何の超高校級であろうとも巴さんは巴さん。それに変わりはないでしょう?」

十神「それを言っていいのは自分の正体を言っている奴だろう。」

霧切「………」

苗木「(あ、そっか。ここで巴さんが言えば霧切さん気まずいのか。)」

苗木「ごめん巴さん、言いたくないなら言わなくていいんだ。ボクの言ったことも忘れて。」

マミ「………いえ、別にいいわ。」

マミ「踏ん切りをつけるためにも、ここで言っておきましょう。」

苗木「いいの?」

マミ「隠したかった訳じゃないのよ?ただ、その……皆が信じてくれるかどうか不安で。」

セレス「………察するに、私たちの想像を超えたような才能のようで。」

マミ「ええ、その通りでしょうね。だって、私が魔法少女と言って信じる訳無いでしょう?」

苗木「………え、今なんて?」

マミ「【超高校級の魔法少女】、それが私の肩書き。」

苗木「………」

舞園「………」

セレス「………」

十神「………」

霧切「………」

一同「(思った以上にファンタジー………)」

超高校級のぼっちかと…

マミ「や、やっぱり信じてもらえないわよね……」

苗木「いやその、巴さん?」

マミ「なに?苗木君。」

苗木「え、えっと…へ、変身…とかできるのかな、なんて……」

舞園「!」

舞園「ダメです苗木君そんなハレンチな!」

苗木「えっ!?」

マミ「は、ハレンチ…?」

霧切「久々に聞いたわねそんな言葉。」

苗木「いやハレンチって、舞園さん!何を言って…!」

舞園「だって魔法少女の変身シーンと言えば、光って、服脱げて、布が出てきて、体を包んで『変身!』ですよ!?見えちゃうじゃないですか!」

苗木「!」

霧切「あら、苗木君は巴さんのあられもない姿を見たくて変身させようとしたのかしら。とんだゲス木君ね。」

セレス「私たちがいて良かったですわね。巴さんと共に苗木君が狼に変身してしまうところでしたもの。」

苗木「お、狼だなんてっ!ち、ちが……///」

舞園「(かわいい)」

霧切「(かわいい)」

セレス「(楽しい)」

十神「(……話に入るべきでないなこれ)」

マミ「もう皆!苗木君はそんな人じゃないでしょう!というか脱げません!」

苗木「あ、変身はできるんだ。」

マミ「はぁ……見たい、というか見せた方がいいかしら。」

霧切「そうね、百聞は一見にしかずとも言うし、その方がいいでしょう。」

マミ「そう……じゃ、いくわよ」スッ…

苗木「(………黄色の宝石?)」

マミ「――――っ!」パァッ!

シュルシュルシュル

セレス「手先から大量のリボンですわね。」

舞園「ほらー!光って、服脱げて、布が出てきて―――ってなるんだー!それで苗木君を誘惑するんだー!」

マミ「しません!」イラッ

パァン!パァン!キラキラー、ティンッ

霧切「………やたら硬そうなお腹のベルトね。もしかしてお腹周り―――」

マミ「違います!」イラッ

キラキラー、キュピ

マミ「変身完了!」ドヤッ

セレス「見えそうですわね。」ヒョイ

マミ「きゃあっ!やめ、やめて!」パシッ

マミ「(はぁ…なんかいつもより疲れたわ。)」

苗木「す、凄いよ巴さん……!」

マミ「………」

マミ「もういいでしょう、変身を解くわ。」フッ…

苗木「ほ、本当に魔法少女だったんだね!」

マミ「変身で信じるとか…まあ別にいいのだけれど。」

霧切「幾らなんでもアレをトリックだの何だのとは言えないわね。それに巴さんはしっかりとその能力で希望ヶ峰学園へ来たもの。」

霧切「となると、本当に超高校級の魔法少女なのでしょうね。」

セレス「………どんな、」

マミ「え?」

セレス「変身以外には、どんな魔法が使えますの?少し気になりまして。」

マミ「そうね………紅茶を出したりさっきみたいにリボンを出したり…あと物に魔力を持たして変形なんてのもできるわよ。」

苗木「凄い便利…あっ!」

苗木「もしかしてあの傷を治したのも……」

マミ「ええ、治癒力を高める魔法も使えるの。」

霧切「………傷?」

舞園「苗木君が巴さんの紅茶で火傷したんですよ。その時でしたね、魔法使ったの。」

苗木「えっと……うんそうだったね、ボクは直ぐ治るって言ったんだけど。(よくさらっと嘘言えるな……)」

マミ「ま、軽い傷なら簡単に治せるわ。(よくさらっと嘘言えたわね……)」

セレス「………ふふ、本当に便利ですわね。」

マミ「まあ…ね。勿論タダって訳じゃないのだけれど。」スッ

舞園「宝石ですね、指輪に変形させてプロポーズですか?」

マミ「違います!………これはソウルジェムといって、魔法少女の証みたいなものなの。」

苗木「この綺麗なのが?」

マミ「ええ、今はある程度澄んだ色をしているけれど、魔法を使うと段々輝きが濁っていくの。」

十神「……大方、濁ると問題が発生するのだろう?」

マミ「………えぇそうね。平たく言うとソウルジェムが濁りきった時、魔法少女でなくなってしまうの。」

苗木「……………?」

マミ「でもって、魔法少女とは何かっていうのが―――」

――――――――魔法少女の説明後

マミ「―――だからその魔女を狩るのが魔法少女の使命ってところかしらね。」

セレス「素質があれば契約して願い事を一つ……ですか。」

霧切「………初めて聞く話ね。そのキュウべぇとかいうのなんて、聞いたこともないし。」

苗木「……………」

マミ「さて、と。話せることはこのくらいね。もうそろそろ夕御飯の時間だし、とりあえず解散しましょ?」

霧切「そうね………元々トランプをしていたのに大分横道に逸れたわね。」

セレス「まあ、その分面白いものは聞けましたし、良いではありませんか。」

セレス「(物を変形……ふふふ………)」

苗木「(ソウルジェム………か。)」

舞園「苗木君って香りあんまりしないんですね。」クンクン

苗木「うわあぁっ!!」

十神「(正しく骨折り損な気がして病まないんだが。)」

――――――――廊下

苗木「(………巴さんが魔法少女かぁ。世の中ってまだまだ未知でいっぱいなんだな。)」

苗木「(それにしても………ソウルジェム。それにさっきの話も何か引っかかるような―――)」

舞園「まーた巴さんですか!どんだけ巴さん脳なんですか!」

苗木「うわぁっ!?ま、舞園さん!?」

舞園「昨日も巴さんのこと考えたかと思えばストーカーしだすし、流石に苗木君変ですよ!」

苗木「え、知ってたの舞園さん?」

舞園「苗木君は分かり易いんですからー……もー………」

苗木「………」

舞園「たまには私のこと真剣に考えてくれたって……」

苗木「(そういや舞園さん、鋭いというかなんというか、エスパーごっこやられたっけ。)」

苗木「(ボクが分かり易いってのは本当だろうけど、それでも中々の的中率だった気が………)」

舞園「えっやだなぁ……もしかして褒めてます?」

苗木「ねえ舞園さん、聞きたいことがあるんだけど………」

舞園「は、ハイ!なんでしゅか苗木きゅん!」

苗木「……………」

舞園「か、噛んだだけです!その、普段からそう頭の中で呼んでるわけじゃないですからほんと!」

苗木「まあいいとして……巴さんどうだった?」

舞園「なんだやっぱり巴さん……で、どうだったって、どうですか?」

苗木「いやその………心の揺らぎというか、そういうの。」

舞園「いや別に………てかなんで私に?」

苗木「ほらお得意のエスパーで………」

舞園「いやあれは冗談のようなものですよ。それより、」

苗木「それより?」

舞園「巴さんと一番親しいのって苗木君ですよね。なら苗木君が聞けばイチコロじゃないですか?」

苗木「殺してどうすんの。」

舞園「それよりなんでまたそのようなのとを?」

苗木「………少し気になることがあって、でももしかするとそれは破滅というか、そこまでハーじゃないんだろうけど………」

舞園「………つまり質問するのが怖いと。」

苗木「うん………そうだね。」

舞園「………はぁ、そういうのは早めに聞いた方がいいと思いますよ?」

苗木「でも本当に少しだけ気になる程度だから……もしかすると傷つけたりしないかなとか………」

舞園「大丈夫だと思いますよ。」

苗木「え………でも」

舞園「察するに女の子の問題じゃなさそうですし、変に勘ぐって頭巡らすより素直に聞いた方がいいですよ。」

舞園「苗木君も巴さんもお互い優しい人なんですから、聞く聞かないで悩む必要はないです。」

舞園「ま、私の意見ですけどね。」

苗木「………そっか。」

舞園「私の意見を付け加えさせていただくなら、素直な所が苗木君の一番素敵な所ですよ。」ニコッ

苗木「舞園さん………」

きてた

舞園「………だから、その……」ゴニョゴニョ

苗木「ん?何だって?」

舞園「わ、私の体に直接!直接素直に聞くことはないですか……?///」

苗木「……………」

舞園「な、苗木君になら私、この肢体を好きにされるくらいなら……///」

苗木「……………」スタスタ、ガチャ

舞園「[ピーーー]を[ピーーー]のように[ピーーー]されても…ってあれ?苗木君?」

苗木「もっと自分の体は大事にしなよ。」バタン

舞園「……………」


――――――――苗木自室

苗木「………」

苗木「(最後のアレがなければ、雰囲気に負けたかも知れない…///)」

迷走した気がします。
一応オチは考えてるので大丈夫だと思いますが
その時までよろしくおねがいします、今日は終わりです。

おつ

今気づきましたけど>>98の苗木のセリフ、

ハーとか良くわかんないのはハードの間違いでした。

――――――――八日目、食堂

苗木「あの……巴さん。」

マミ「何かしら苗木君。」

苗木「一昨日、モノクマと体育館で何か話してたみたいだけど……」

マミ「あぁ…あれ?見られてたんだ。」

苗木「そ、その、何してたの?」

マミ「グリーフシードの補給よ。」

苗木「え?」

マミ「ソウルジェムの穢れを取るためのもの、昨日説明したでしょ?」

苗木「い、いやそれよりも、モノクマが?その、グリーフシードを………」

マミ「最初に不自由はさせないって言ったじゃない。魔法を使わなくたって穢れは溜まるし、穢れが溜まると厄介だし。」

苗木「それって………どういう風に厄介なの?」

マミ「……魔法が使えなくなるのよ、魔法少女としては穢れが溜まること以上に厄介なものはないわね。魔女と戦えなくなるし。」

苗木「あ、そうなんだ。」

苗木「(……いや何かまだ…………)」

舞園「女の子が穢れ穢れって、ちょっとアレですよね。」

苗木「黙って舞園さん。」

舞園「そういや2階が開放されたようですよ。」

苗木「だまっ………え?」

霧切さんは必要なのか?
居なくてもよかったんじゃ……

マミさんが外の世界のこと知ったら発狂しそうだな。

>>105
は??存在するだけで良いんだが??

――――――――二階

朝日奈「プールだー!」

桑田「女子更衣室だー!」

腐川「と、図書室…だー……」ボソッ

ザワザワ

苗木「しかしなんでまた開放したんだろう。」

舞園「なんか私のせいってモノクマが言ってましたー」

マミ「舞園さんのせい………?」

苗木「(うーん、舞園さん舞園さん……?)」

苗木「(舞園さん殺害計画→あえなく失敗→あれ?この状況だけじゃ皆成功しないの?→じゃあ開放するか。)」

苗木「(………まさか、こんな流れじゃないよな?)」

マミ「プールかぁ……気晴らしにはいいかもね。」

苗木「ボクはあんまり泳ぐ気分じゃないけどね……」

マミ「あら、苗木君は泳ぎたくないの?」

舞園「えー、私の水着姿見せたかったのにー」

苗木「はいはいその辺にしといて舞園さ…(……水着?)」

苗木「………」チラッ

マミ「……?じっと見つめてどうしたの?」

苗木「………」

苗木「ボク急に泳ぎた「やっぱりダメです!(舞園)」……ゴメン。」

マミ「?」

朝日奈とマミさんはどっちのが大きいんだろう

――――――――脱衣所

苗木「あ、ここ監視カメラないね。」

桑田「真っ先にそれに気付く苗木の観察眼パねぇ。」

マミ「じゃあ、黒幕に話したくないことなんかはここで話せるわね。第二の集会所ってところかしら。」

石丸「し、しかし男女が脱衣所に一堂に会するのは……」

霧切「………いえ、中々使えそうな案だわ。」

舞園「うーん、でもその用途で活躍の機会あるんですか?ここ。」

葉隠「舞園っち、こういうのは予想もしない時に意外と役に立つもんなんだべ。」

大神「………しかし脱衣所ばかりに話がいったが、大浴場も魅力的だろう。」

朝日奈「そだね、シャワーだけじゃそろそろ飽きてきたし。」

苗木「(………うーん、今のところいい事尽くめだな。益々モノクマの考えてることが分からない。)」

苗木「(………あ、それこそ葉隠クンの言う通りか。)」

マミ「楽しみ~♪今日皆で入らない?」

男全員「!?」

マミ「………あっ!いやいや、その、勿論男女別よ!ご、ごめんなさい紛らわしいこと言って!」

苗木「(な、なーんだ。)」ホッ

舞園「苗木君、良かったら……」

苗木「断る!」

舞園「ひどい!」

山田「(誠死ね…あ、ネタですぞ。)」

――――――――食堂

苗木「葉隠クン暇?」

葉隠「おー苗木っち、絶賛暇のバームクーヘンだべ。」

苗木「……本気か冗談か分からないボケはやめてよ。」

葉隠「あっはっはっは!まあ暇だべ。」

苗木「暇なら占いしてくれない?」

葉隠「おっ、苗木っちから占いの依頼とは……ここ出たら10万払ってくれよ?」

苗木「うん。(口約束だし踏み倒すけどね。)」

葉隠「何を占いたいんだべ?」

苗木「恋愛運。」

葉隠「な、苗木っちが恋愛占い!?」

舞園「!」ガタッ

霧切「!?」

江ノ島「!?」

山田「あ、あの苗木誠殿が!」

苗木「どうしたの皆……てか聞かないでよ恥ずかしい。」

葉隠「ん……あぁ、すまなかったべ。つい驚いて………」

苗木「全く……でもどうやって占ってもらおうかな。」

葉隠「インスピレーション占いがオススメ……」

苗木「嫌だよそんなの!せめてタロットとかなんか……」

葉隠「あー?じゃあ四柱推命な、四柱推命。苗木っち、いくつかの質問に答えるべ。」

苗木「う、うん。」

葉隠「じゃあまず誕生日から………」カキカキ

――――――――数分後

桑田「お、おい葉隠どーなんだよ!結果は!」

葉隠「待つべ!今計算してっから!」カキカキ

山田「頼みますぞ!これによっては修羅場発生かどうかかかってますからな!」

十神「占いなどくだらん……所詮傷の舐め合いに過ぎん。」

大和田「とかいって聞いてんじゃねえかオメー。」

石丸「実に気になるぞ…風紀が乱れぬ結果になるかどうかが!」

苗木「(………なんで本人より周りがここまで興味津々なんだ。興味本位で聞くんじゃなかった。)」

葉隠「出たべ!」

苗木「あ、ホント?」

葉隠「あぁ、聞いて驚くなよ苗木っち。」

桑田「早く言えよ。」

葉隠「おメーは近い将来!具体的には1ヶ月以内!ある人と接吻の仲まで発展するべ!」

野郎共「……………」

苗木「(あれ?四柱推命ってそういうのだっけ…?)」

桑田「なーんだ、その程度か。」

山田「撤収。」

十神「フン……」

大和田「けっ。」

石丸「せ、接吻ならプラトニックの領域……うむ、セーフだな。」

苗木「え?皆熱冷めすぎじゃない?」

葉隠「みーんな苗木っちならいつかそうなると思ってるんだべ。」

苗木「ひどくないかなそれ!ボクがそんな、軽い男みたいな……」

葉隠「苗木っち。」

苗木「え?」

葉隠「………どんな運命でも、知れば変えられるんだべ?」

苗木「今ならとても安っぽく聞こえる不思議!」

葉隠「それにダメな時はダメだべ。」

葉隠「あと占い料金10万な。」

苗木「言葉の重みと値段が比例してない!」

取り敢えず一旦終わりです。

――――――――また数分後

舞園「葉隠君の占いの推察でもしましょう。」

苗木「なんでまた…別にいいよボクがそうなるなんて思えないし。」

セレス「あら、苗木君はご自分の情事関連に自身がないので?」

苗木「う、うん…平たく言うとそうなんだけど。」

セレス「言葉を正直に捉えすぎではありませんか?」

舞園「と言うと、何ですか?」

セレス「接吻…すなわちキスというのは、海外では挨拶の一つなんて言いますし。」

苗木「あっ、海外…なるほど。」

セレス「例えば苗木君と私が海外に行けば、挨拶としてキスなんて日常茶飯事になりますわよ?」

舞園「おいコラなんでお前ついて行ってるんだ。」

セレス「言葉の綾です。」

舞園「間違いって意味になってねーぞオイ。」

苗木「舞園さん喧嘩腰は抑えて…セレスさんもそう言い方やめてくんないかな。」

セレス「あら、私とのキスは断固拒否したいと?」

苗木「………楽しい?からかうの。」

セレス「ええ、もっと取り乱してくれれば。」ニッコリ

苗木「はぁ………巴さんからも何か言ってよ。」

マミ「……………」ボーッ…

苗木「………巴さん?」

マミ「えっ!?あ、そ、そうね。からかうのはいけないわよセレスさん!」

セレス「………」

セレス「つかぬ事をお伺いしますが、巴さんはファーストキスはまだ―――」

マミ「わっ私、紅茶いれてくるわね!」ダッ

セレス「………ビンゴ、ですわね。」

苗木「………楽しい?からかうの。」

セレス「ええ、とっても。」ニッコリ

苗木「(………というか巴さん、多分ファーストキスなんてまだなんだろうな。)」

苗木「………///」



舞園「苗木君苗木君、実は私もまだ―――」

苗木「はいはい。」

――――――――また数分後

舞園「葉隠君の占いの推察でもしましょう。」

苗木「なんでまた…別にいいよボクがそうなるなんて思えないし。」

セレス「あら、苗木君はご自分の情事関連に自身がないので?」

苗木「う、うん…平たく言うとそうなんだけど。」

セレス「言葉を正直に捉えすぎではありませんか?」

舞園「と言うと、何ですか?」

セレス「接吻…すなわちキスというのは、海外では挨拶の一つなんて言いますし。」

苗木「あっ、海外…なるほど。」

セレス「例えば苗木君と私が海外に行けば、挨拶としてキスなんて日常茶飯事になりますわよ?」

舞園「おいコラなんでお前ついて行ってるんだ。」

セレス「言葉の綾です。」

舞園「間違いって意味になってねーぞオイ。」

苗木「舞園さん喧嘩腰は抑えて…セレスさんもそう言い方やめてくんないかな。」

セレス「あら、私とのキスは断固拒否したいと?」

苗木「………楽しい?からかうの。」

セレス「ええ、もっと取り乱してくれれば。」ニッコリ

苗木「はぁ………巴さんからも何か言ってよ。」

マミ「……………」ボーッ…

苗木「………巴さん?」

マミ「えっ!?あ、そ、そうね。からかうのはいけないわよセレスさん!」

セレス「………」

セレス「つかぬ事をお伺いしますが、巴さんはファーストキスはまだ―――」

マミ「わっ私、紅茶いれてくるわね!」ダッ

セレス「………ビンゴ、ですわね。」

苗木「………楽しい?からかうの。」

セレス「ええ、とっても。」ニッコリ

苗木「(………というか巴さん、多分ファーストキスなんてまだなんだろうな。)」

苗木「………///」



舞園「苗木君苗木君、実は私もまだ―――」

苗木「はいはい。」

――――――――また数分後

舞園「葉隠君の占いの推察でもしましょう。」

苗木「なんでまた…別にいいよボクがそうなるなんて思えないし。」

セレス「あら、苗木君はご自分の情事関連に自身がないので?」

苗木「う、うん…平たく言うとそうなんだけど。」

セレス「言葉を正直に捉えすぎではありませんか?」

舞園「と言うと、何ですか?」

セレス「接吻…すなわちキスというのは、海外では挨拶の一つなんて言いますし。」

苗木「あっ、海外…なるほど。」

セレス「例えば苗木君と私が海外に行けば、挨拶としてキスなんて日常茶飯事になりますわよ?」

舞園「おいコラなんでお前ついて行ってるんだ。」

セレス「言葉の綾です。」

舞園「間違いって意味になってねーぞオイ。」

苗木「舞園さん喧嘩腰は抑えて…セレスさんもそう言い方やめてくんないかな。」

セレス「あら、私とのキスは断固拒否したいと?」

苗木「………楽しい?からかうの。」

セレス「ええ、もっと取り乱してくれれば。」ニッコリ

苗木「はぁ………巴さんからも何か言ってよ。」

マミ「……………」ボーッ…

苗木「………巴さん?」

マミ「えっ!?あ、そ、そうね。からかうのはいけないわよセレスさん!」

セレス「………」

セレス「つかぬ事をお伺いしますが、巴さんはファーストキスはまだ―――」

マミ「わっ私、紅茶いれてくるわね!」ダッ

セレス「………ビンゴ、ですわね。」

苗木「………楽しい?からかうの。」

セレス「ええ、とっても。」ニッコリ

苗木「(………というか巴さん、多分ファーストキスなんてまだなんだろうな。)」

苗木「………///」



舞園「苗木君苗木君、実は私もまだ―――」

苗木「はいはい。」

――――――――また数分後

舞園「葉隠君の占いの推察でもしましょう。」

苗木「なんでまた…別にいいよボクがそうなるなんて思えないし。」

セレス「あら、苗木君はご自分の情事関連に自身がないので?」

苗木「う、うん…平たく言うとそうなんだけど。」

セレス「言葉を正直に捉えすぎではありませんか?」

舞園「と言うと、何ですか?」

セレス「接吻…すなわちキスというのは、海外では挨拶の一つなんて言いますし。」

苗木「あっ、海外…なるほど。」

セレス「例えば苗木君と私が海外に行けば、挨拶としてキスなんて日常茶飯事になりますわよ?」

舞園「おいコラなんでお前ついて行ってるんだ。」

セレス「言葉の綾です。」

舞園「間違いって意味になってねーぞオイ。」

苗木「舞園さん喧嘩腰は抑えて…セレスさんもそう言い方やめてくんないかな。」

セレス「あら、私とのキスは断固拒否したいと?」

苗木「………楽しい?からかうの。」

セレス「ええ、もっと取り乱してくれれば。」ニッコリ

苗木「はぁ………巴さんからも何か言ってよ。」

マミ「……………」ボーッ…

苗木「………巴さん?」

マミ「えっ!?あ、そ、そうね。からかうのはいけないわよセレスさん!」

セレス「………」

セレス「つかぬ事をお伺いしますが、巴さんはファーストキスはまだ―――」

マミ「わっ私、紅茶いれてくるわね!」ダッ

セレス「………ビンゴ、ですわね。」

苗木「………楽しい?からかうの。」

セレス「ええ、とっても。」ニッコリ

苗木「(………というか巴さん、多分ファーストキスなんてまだなんだろうな。)」

苗木「………///」



舞園「苗木君苗木君、実は私もまだ―――」

苗木「はいはい。」

うわなんだこれゴメンなさい間違い連投です。

――――――――廊下

マミ「苗木君、リターンマッチよ!」ビシッ

苗木「え?」

マミ「先日のトランプ勝負………私の負けで終わったわよね?」

苗木「え……あぁ、セレスさんの圧勝だったあれね。」

マミ「今日はそのリターンマッチよ!苗木君、私とトランプ勝負しなさい!」ビシッ

苗木「(………なんだろう、巴さん妙にテンション高いな。)」

苗木「でもまた四人でするの?となると舞園さんとセレスさん探さないと。」

マミ「いいえ、今回は一騎討ちといこうじゃないの。」

苗木「えっと………それってリターンマッチになるの?ボクも1回十神君と一緒に負けてるんだけど。」

マミ「最下位決定戦ってことよ。これで誰がドベかケリをつけようじゃないの。」フフフ…

苗木「(本当にテンション高いな。)」

マミ「という訳で私の部屋に来なさい。」

苗木「え?」

マミ「ほら早く。」

苗木「え?」

苗木「(前略、無事なのかイマイチ分からない母上様)」

苗木「(ボクは希望ヶ峰学園に入学してから少し経ちました。新しくできた友だちはいい人ばかりで、辛いこともありますが日々が楽しいです。)」

マミ「さ、入っていいわよ。」

苗木「(さて、ボクは今までに友だちらしい友だちの女の子などあまりいませんでした。部屋に呼んだのも呼ばれたのも、妹だけでした。)」

マミ「少し散らかってるけどゴメンなさいね。」

苗木「いや、全然そうは見えないよ。」

苗木「(そんなボクが、同級生の巴さんという女の子から部屋に招待され、今部屋にいます………)」

マミ「そう?そう言ってくれると助かるわ。」

苗木「(母上様、これはどう受け止めれば良いのでしょうか。)」

マミ「さて、トランプ勝負しましょうか。」

苗木「(そうでした、トランプでした。)」

マミ「ほら、こっち。」ポスンポスン

苗木「………え?」

マミ「なにしてるの?早く、こっち。」ポスンポスン

苗木「あ、あの………巴さん。」

マミ「なにかしら?」ポスンポスン

苗木「どうして、ベッドの上に座って隣をポスンポスンしてるの?」

マミ「なんでって………苗木君座らないの?」ポスンポスン

苗木「えっと………つまり?」



マミ「私とベッドの上でするのよ。」



苗木「」

マミ「ほら、こっちにこないとできないじゃないの。」ポスンポスン

苗木「」

マミ「………苗木君?」ポスンポスン

苗木「(あれ………何これ、夢?ボクの隠された欲求から生み出された儚くも美しい夢の映像?)」

マミ「トランプ勝負しましょ?」ポスンポスン

苗木「そうだったトランプだった。」

マミ「………?」ポスンポスン

苗木「でも二人でってなにをするの?」

マミ「ジンミラーかスピード、どっちにする?」

苗木「じ…なんとかってのは知らないからスピードで。」

マミ「ふふ………分かったわ。戦闘で鍛えられた魔法少女の反射神経は伊達じゃないことを教えてあげるわ………!」

苗木「(と、巴さんから凄いやる気を感じる………今の巴さんにはやると言ったらやる…………スゴ味があるッ!)」

苗木「(けど残念だったね巴さん、実はボクもスピードはそれなりな自信があるんだ。なにせ暇なときはネットでトランプ勝負してたからね………)」

マミ「じゃあ、苗木君配ってくれる?」

苗木「うん、分かったよ。(この勝負……勝てる!)」

>>118

セレス「あら、苗木君はご自分の情事関連に自身がないので?」
→セレス「あら、苗木君はご自分の情事関連に自信がないので?」

誤字でした、今更ですけど

――――――――スピード勝負後

苗木「……………」ドヨーン…

マミ「………その、苗木君。運が悪い時だって…………」

苗木「(スピードって運が悪いとほとんど出せないで終わるんだな………)」

マミ「……………」

苗木「……………」

マミ「えっと、苗木君?」スッ

苗木「うわおっ!?」バッ

マミ「きゃっ!?」

苗木「と、巴さん!い、いきなり顔近づけるとか………!///」ドキドキ

マミ「ご、ごめんなさい……でも、反応なかったし………ゴメンね?」

苗木「はー……(心臓に悪い………)」

マミ「(………照れた、わよね?)」

マミ「………そうね、とりあえずトランプ勝負は私の勝ちね。悪いけど昨日のように罰ゲームを受けてもらいましょうか!」

苗木「え、あったの?」

マミ「当然よ………フフ、敗者に拒否権なんてないわ。素直に私の罰ゲームに従うのよ………」

苗木「(………なんかここ最近ツイテないなぁ。)」

マミ「さて………いい罰ゲームはっと………」

苗木「(運がそれなりに絡むとロクなことないし、今回も負けた上に罰ゲームって。超高校級の幸運ってなんだっけ…………?)」

マミ「……そうね、よし。アレにしましょう。」


マミ「明日は一日中、私の事を名前の方で呼びなさい!」

苗木「えっ」

マミ「フフ………恥ずかしいでしょう?皆の前で、異性を名前呼び。地味で簡単だけど恥ずかしいものでしょうね。」

苗木「う、うん。」

マミ「(苗木君は何かとからかいたくなるのよね、特にコレ系の。反応が新鮮というか、楽しいもの♪)」

苗木「………」

マミ「明日からよ?いい?」

苗木「うん、わ、分かった。」

苗木「(………あれ、つまりこれは名前で呼んでいいって言う風にも取れるよな。)」

マミ「じゃあ、そろそろ自分の部屋に戻った方がいいんじゃなくて?もう夜だし。」

苗木「え……もうこんな時間か。じゃ、じゃあボクは戻るよ。」

マミ「ええ、明日が楽しみね………じゃあね。」

苗木「……………」

苗木「あの、巴さん。スピードもう1回だけ―――」

マミ「じゃあね!」ニコッ

苗木「(あ、絶対させてくれないなあの顔。)」

次回でシリアス入るかもです。
遅筆で話の魅力が欠如していようとも続けさせてもらいます。

もし読んでくれたらありがとうです。

次回でシリアス入るかもです。
遅筆で話の魅力が欠如していようとも続けさせてもらいます。

もし読んでくれたらありがとうです。

うわ間違い連投………なんかミスも多いですね。

とりあえず今日は終わりです。

おつ

いや、すごくおもしろいよ
この調子で投稿お願いします。


このマミさん策士やな…

――――――――九日目、廊下

舞園「おっはよーございまーす苗木君!」ダキッ

苗木「おはっ……やめてそういうの。」

舞園「えー?女の子がかわいいものを愛でるのはごく自然なことなんですよ?」

苗木「そのかわいいものにボクが入ってるのもツッコミたいけど、やめてホント。」

舞園「巴さんにこうされると違う反応するくせにー」

苗木「あのね、供給が多くとも需要が少なければ当然価値は落ちるわけで……」

舞園「今日は何を食べます?私のフルコース?」

苗木「話聞いてよ。」

――――――――食堂

マミ「あら、苗木君に舞園さん、おはよう。」

朝日奈「おはよー、苗木に舞園さん。」

舞園「おはようございます。」

苗木「おはよう、朝日奈さんにとも……」

マミ「………とも?」ニッコリ

苗木「(あぁ……覚えてたか。すごいニッコリしてるから言わせる気だよ。なんだよこの隠れS、ドS。ボクを辱める気か。)」

マミ「どうしたの?名前なら普通に、遠慮なく呼べばいいじゃない♪」

苗木「(……ま、今日一日だけなんだ。少し恥ずかしいけど、とにかく突き通そう。)」

苗木「……………」フゥ


苗木「おはよう、マミ。」


マミ「!?」ビクッ

苗木「(あれ?)」

>>135の朝日奈の「舞園さん」間違えました。
正しくは「舞園ちゃん」ですね、すみません。

苗木「(い、今……)」

朝日奈「な、苗木……今の、その、巴ちゃんを名前で………」

苗木「いや、その朝日奈さん。これはマミがボクにそう呼べって昨日……」

朝日奈「えっ!」

マミ「ちょ、ちょっと!なえ、苗木君!」アタフタ

苗木「(……おや?)」

苗木「どうしたの、マミ。」

マミ「いやだから……その………な、名前……呼び捨てって………///」ボソボソ

苗木「!」

舞園「!」

朝日奈「!」

3人「(巴さん(ちゃん)がデレた!)」

マミ「う、うぅ……だって、まさか………///」

苗木「(……なるほど、なんとなく分かってきたぞ。)」

苗木「(ボクは基本男子にはクン付け、女子にはさん付けで呼ぶ。)」

マミ「(だ、だからてっきり、私のことを『マミさん』って呼ぶものかと……///)」

苗木「(巴さんの中では『マミさん』なら大丈夫だったんだろうな。)」

マミ「(私が呼ばれても大丈夫で、苗木君が恥ずかしがりそうなのといったら、これが思いついて……///)」

苗木「(でもいきなり呼び捨て、しかも異性、更に親しみを込めて!この三連コンボが思ったより効いたんだろう。)」

マミ「(だ、だって……名前で呼び捨てなんて親とキュゥべえくらいしかしなかったから、慣れてるわけないじゃない!)」

苗木「(それに、これは他人から聞くとまるで………)」

マミ「(ま、まるで………///)」

苗木「……………///」

マミ「……………///」

舞園「……………」



舞園「誠くーん、どうかしたんですか?」

苗木「え?」

朝日奈「……あー!そういうこと!じゃあマミちゃん、一緒にドーナツとってこよ♪」グイッ

マミ「え?あ、あの……」

舞園「ほらほらー誠君、私は?」

苗木「………さやか、さん?」

舞園「んもうっ、呼び捨てでいいのにー♪」キャッキャッ

朝日奈「マミちゃんマミちゃん!私、私!」

マミ「え、ええっと、葵……さん?」

朝日奈「うん!ドーナツとってこようか!」

苗木「……………」

マミ「……………」

苗木マミ「(なんかの遊びで理解されたな………)」

苗木「(良かった。誤解が進むことはなさそうだな。)」

マミ「(………なんか残念ね。)」

どっちもかわいい

――――――――また食堂

舞園「なぁんだ、罰ゲームだったんですね。」

苗木「う、うん。とりあえず今日一日ボクは巴さんのことマミさんって呼ばなくちゃいけないんだって。」

マミ「(人に言ったら意味がないじゃない……)」

苗木「でもやっぱり、マミさんってのは呼び慣れないなぁ。」

マミ「じゃあなに?マミって呼び捨てなら呼び易いっての?」ムスッ

苗木「いやそうじゃなくて、それに呼べって言ったのはそっちなのに怒らないでよ。」

マミ「ツーン。」ツーン

苗木「(口でも言われた………)」

苗木「……………」スッ

舞園「(……苗木君が、巴さんの後ろに回って……)」

苗木「マミ………」ボソッ

マミ「ひゃっ!?///」ビクッ

苗木「よしっ!」

マミ「み、耳元………ば、バカー!苗木君のバカー!」

苗木「アハハっ!」

舞園「(攻守まで逆転したのか。)」

ピンポンパンポン

モノクマ「校内放送、校内放送……至急、体育館までお集まりください………」

苗木「……………」

マミ「また、動機かしら。」

舞園「っ!」ビクッ

苗木「………舞園さん、大丈夫だよね?」

舞園「………はい。」

苗木「……行こう。」

マミ「ええ、分かってるわ。」

舞園「……………」



舞園「(………怯えたのは、そういうわけじゃないんです。)」

舞園「(でも、何か、私たちの中で何かが壊れそうな―――)」

――――――――体育館

モノクマ「ボクはねぇ、ガッカリと同時に少し感心しました!よくコロシアイにまで発展しなかったねぇ、スゴイスゴイ!」

十神「………それで、なんで呼び出したんだ?」

モノクマ「うっぷっぷっぷ……慌てない慌てない、一休み一休み………」

モノクマ「さて、今回は二つ目の動機を用意してみました。」

舞園「ま、また……ですか?」

モノクマ「そーっれ!」バサッ

苗木「………封筒?」

モノクマ「その中には君達の恥っずかし~い過去や知られたくない秘密なんてものが書かれています!」

モノクマ「もし近日中にコロシアイが行わなければ………全世界に暴露しちゃうからね!ホントだよ!」

苗木「えっと、これがボクのか?」ヒョイ

モノクマ「うっぷっぷっぷ………期待してるからね、じゃあね!」

十神「……フン、くだらん。」

セレス「………これはこれは。」

大和田「………っ!」

不二咲「う、うぅ………」

苗木「(………人それぞれな反応なんだな。)」

苗木「(そうだ、とも……マミさんはどうかな。)」チラッ

マミ「……………」

苗木「……(紙をジッと見たまま………?)」

マミ「……いや………」ボソッ

苗木「………?」

マミ「違う、違う……私じゃなくて、いや、嫌、違う……」ボソボソ……

苗木「……マミさん?」

マミ「違う、私じゃ、だって、撃たなきゃ私が、それにあれは、違うの、そうよ、そのはず、だって、だって、だって!」

苗木「マミさん……?」

マミ「私じゃない!悪いのはだって、全部!いや、嫌、イヤ―――」

苗木「マミさん!」

苗木「(様子がおかしい。一体、マミさんは何を……?)」

マミ「―――っ!違う、違うの!来ないで、私は、だって………っ!」ダッ

苗木「あっ、マミさん!待って!」ダッ

舞園「苗木君!待っ―――」

十神「おい舞園落ち着け、そして追うな。」

舞園「っ!なんでですか!?」

十神「あの巴の狼狽っぷりで確信した。今回の動機は以前より危険な物だろう。」

十神「恐らく、巴だけでなくそれに近い状態のヤツもこの中にいる。」

舞園「それとこれとは話が別―――」

十神「今すべきことは何か、それこそ貴様らが口々にした『共に行動する』ことだろうが。」

舞園「……………」

十神「………とにかく、苗木と巴は何人かでまとまって探しに行くぞ。いいか?」

舞園「……はい、すみません。」

十神「フン………では何人かで探しに行くぞ。」

大和田「……んだよオメェ、前とは違ってマトモなこと言うんだな。」

十神「フン………どうとでも言え。」

霧切「……………」

霧切「(あぁ、彼そういや腕骨折していたわね。通りで。)」

――――――――寄宿舎、廊下

苗木「確かにここに行ったはずなんだけど………」

苗木「(……マミさんは、とても慌てふためいた状態だった。さっきの様子から察すると……何かに恐れていた感じだったな。)」

苗木「(ボクならこういう時どうする?多分、個室に篭るだろうけど、それ以外には―――)」

苗木「(―――待てよ、そもそも何故個室をボクは選んだ?鍵をかけられるからか?でも普通ならともかく、ここではモノクマは自由に出入りできるらしいし……)」

苗木「(となると……個室以外の可能性で、一番いそうな場所は―――)」

投下が10日ぐらい止まってるけど
>>1に何かあったのか?

逝ってしまったわ…
円還の理に導かれて…

――――――――脱衣所

マミ「……………」

苗木「マミさん………」

苗木「(よかった、落ち着いてるみたいだ………)」

マミ「苗木………君?よくここが分かったわね。」

苗木「前に、言ってたの思い出して……………」

苗木「前にマミさんが、ここなら監視カメラがないから、第二の集会所になるって言ってたの思い出して……………」

マミ「………そう。」

マミ「つい、逃げる中で………」

マミ「この辛さを静かに、人に言えたらなんて思って、ここへ逃げ込んだのかしらね。」

苗木「………自分のことじゃないの?」

マミ「……………よく、分からない。」

苗木「………?」

マミ「ねえ、苗木君。」

マミ「少し………昔話をして、いいかしら?」

マミ「私が、超高校級の魔法少女になるまでのことを。」

苗木「う、うん……………」

一年前、まだ私が中学生だった時。

私にはね、同じ魔法少女の仲間が四人いたの。

真っ直ぐでいて、素直な鹿目さん、

とっても元気で、活動的な美樹さん、

少しキツイ態度だけど、本当は優しい佐倉さん、

無口で冷たくて、余り自分を見せない暁美さん。

全員後輩だったけれどね、仲良く過ごしていたわ。

魔法少女同士の仲間だから、

一緒に魔女退治に行ったりパトロールしたりね。

本当に………本当に幸せだったの。

――――――――某日、某所

マミ「アレは………何?」

ほむら「………魔女よ。」

杏子「そーだろーけどよほむら!だってアレは………!」

杏子「さやかの、ソウルジェムが――――」

ほむら「来るわ!構えて!!」

杏子「っち!何なんだよもう!」

マミ「……………」

――――――――――――

ほむら「(………美樹さやかが、魔女化した。)」

ほむら「(こういう場合、後にも良好な協力関係が続けられたことなんてない。)」

ほむら「(この時間軸も潮時―――)」

マミ「バインド。」

ほむら「っ!?」ギュルギュルッ

杏子「よーお、イレギュラー………?こりゃどーいうことだ………?」

ほむら「あ……貴女たち!何を―――」

マミ「一人だけ涼しい顔しといて、何を、って?」

ほむら「離しなさいっ!巴マミ!」

マミ「嫌よ。」

ほむら「こんなことっ、してる場合じゃ………!」

杏子「慌てるってことは、やっぱり未来視じゃなくて時間移動って訳か。」

ほむら「なっ――――」

マミ「色々私たちなりに考えてみたの。あなたについて。」

マミ「あなたの余裕のある態度、持ってる情報量、魔女との戦い方。」

杏子「すっげー慎重に戦ってたよなぁ、あたし達にバレねーようにか?」

マミ「別に隠し事はいいのよ?ただ―――」

マミ「美樹さんのことも知ってたとなると、考えものよね。」

ほむら「……………」

ほむら「(………交渉すべきではないわね、二人は危険すぎる。)」

マミ「………ソウルジェムが濁ると魔女化。だからキュゥべえははぐらかしてたのね。」

杏子「いっぺんぶん殴んねーとな………ま、先にお前からだけどよ。」

ほむら「(盾は使えない………盾の中なら、届く?)」

マミ「あなたの能力と行動から察するに………何か目的の為に、時間移動をしてる。」

杏子「そんためにあたし達と協力………か。さやかの犠牲も何とも思わず。」

ほむら「()」

>>151ミス、最後のほむらのセリフから

ほむら「(届く!銃なら、銃の一丁なら届く!)」

マミ「[ピーーー]つもりはないわ、ただ―――」

ほむら「(迷いはない、今は逃げるべき!)」

バン!

ほむら「(拘束のリボンを切った!今!)」ダッ

マミ「!」

杏子「リボンを、あいつ――――!」

ほむら「(今のうち、盾を―――)」

まどか「ほむら………ちゃん?」

>>152saga入れ忘れてた………

伏字の中は『殺す』です、言い直すとアレですが。

ほむら「(まどか!?なんで、ここに―――)」

まどか「なんで、魔女はいないのに銃を、マミさんたちと………」

マミ「鹿目さん!逃げて!」

ほむら「―――っ、巴マミ!」

まどか「ほむらちゃん………?ねえ、どうしたの?」

ほむら「(どうする?まどかを放って逃げるか?けど、それだと何が起こるか―――)」

まどか「さやかちゃんは………?いるって聞いたんだよ、ねえさやかちゃんは!?」ギュッ

ほむら「(まどかが、手を掴んだ!?これじゃ時間を止めて逃げることが!)」

まどか「………ねえ、ほむらちゃん。」

まどか「どうして?私の質問、答えてくれないの?」

ほむら「(――――え?)」

まどか「私はね、ほむらちゃんのこと信じて、一緒に戦ってきたし、一緒に過ごしたりしたよ?」

まどか「魔法少女の仲間である前に、友だちだと思ってたよ?」

まどか「さやかちゃんと、マミさんと、杏子ちゃんと………皆で楽しくやっていけるのが嬉しいって。」

まどか「なのに、なのにさやかちゃんは………」

ほむら「………え?」

まどか「私、気になってみんな見てたんだ。」

まどか「きっとさやかちゃんは、絶望してソウルジェムが濁って魔女になったんでしょ?」

ほむら「待って!なんで、あなたがそんな―――」

まどか「見てたもん………だって、見てたもん。」

まどか「ほむらちゃん………」

ほむら「な………なに?」

まどか「……………」

まどか「――――――――」ボソボソ…

ほむら「え?」

ほむら「――――え?」

まどか「――――」ボソッ

ほむら「いや、いや………違う、あなたは………!!」

ピシッ

ほむら「あぁ………あああああアア!!」

マミ「………魔女、ね。」

杏子「………あぁ。」

マミ「倒すわよ、魔法少女だから。」

杏子「あぁ。」

もう放置レベルの久しぶりの更新でした。

一応完結する………と思います。

遠くなりそうですがよろしくです。

乙です。待ってたよ


あれこれもうマミさん絶望してね?

――――――――現在

マミ「……そして、魔女を倒して、佐倉さんが亡くなって、私だけが生き残った。」

マミ「あの子のソウルジェムが限界を迎えてね、魔女になる前にやってくれって。」

苗木「それじゃ………魔法少女は………」

マミ「………ええ、そうね。」

マミ「ソウルジェムが濁りきった時、希望の象徴であったはずの魔法少女は、絶望の象徴である魔女になるの。」

苗木「……………」

マミ「イヤになった、死のうと思った。」

マミ「………だけどね、その時はこう考えられたの。」

マミ「今まで自分の正義で戦ってたからこそ、正義の為だけに生きて」

マミ「せめて、誰かを助けて死にたいって。」

苗木「……でも、そんなの………」

マミ「誰かを助けて、それで未来を紡げられることを、未来の無い私ができるってだけで幸せだった。」

マミ「ケガをしても、腕が折れても、身が削れても、嬉しかった。」

マミ「私のしていることは、無駄じゃなかったから。誰かを………未来を救えたから。」

苗木「………ねえ、マミ。」

マミ「なにかしら?」

苗木「じゃあ、どうして逃げたの?」

マミ「………っ!」

苗木「マミは自分のことどうでもいい、みたいなことを今言っていたけど……ボクはどうもマミがそう思っているとは思えないんだ。」

苗木「逃げたのは、後悔してるから。後悔してるのは、やっぱりこうしたかったっていう気持ちがあるからなんでしょ?」

マミ「………」

苗木「魔女になるって言ったけど、未来が無いって言ったけど、そんなことはないよ。」

苗木「だってマミと過ごしていて、人と違うなんて思ったこと―――」

マミ「ふざけないで!!」

苗木「……………」

――――――――脱衣所前、廊下

葉隠「(………チラーっと覗いてたけどもよ)」

葉隠「(これ、絶対中に入るとやばいべ……でも俺ここ探すことになってるし………)」

十神「おい葉隠、そっちはどうだった。」

葉隠「え!?あー……いなかったべ。」

十神「そうか………やはり個室か?」

葉隠「……………!あーっと、二人は一階にいるって占いに出たべ。」

十神「なに?」

葉隠「本当だべ、これは一階を徹底的に探すべきだべ。」

十神「………よし、主に二階を探すか。」

葉隠「ひ、ひでーべ!俺っちの占いを信じろって!」

十神「信じるのならば、二階にいる方が七割だな。」

葉隠「あ、確かにそうだべ。(よしよし、うまく誘導出来たべ。)」

葉隠「(………さーて、後は中で苗木っちがどうにかしてくれれば丸ーく収まるんだけどな………)」

――――――――脱衣所

マミ「………あのね、なんでソウルジェムが濁ると魔女になる―――つまり死ぬか分かる?」

苗木「え?魔法少女の証が………濁ると………」

苗木「……………!」

マミ「そう!魔法少女の正体は、この小さな石っころよ!」

マミ「気づいた時にはこうなっていた!この肉体がケガをしようが、骨が折れようが、身が削れようが魔力を使えば元通り!」

マミ「便利?それだけで石にされた気分なんて埋まるわけない!」

マミ「アイツは、キュゥべえの狙いは絶望だった!魔法少女の絶望だけが、アイツの欲しいものだった!」

マミ「アイツのために!私たち魔法少女は道化のように、自分の成れの果てを倒すことを正義だとか希望だとか信じてた!」

マミ「……………でも、確かに人は救えたから、まだ生きてた。まだ生きていこうと、思えた。」

マミ「………ところで苗木君。」

苗木「な、なに………?」

マミ「今、私たちがここに閉じ込められてから何日かしら?」

苗木「え、えーっと………二週間くらい…………」

マミ「………誰も、脱出できてないわ。」

苗木「……………」

マミ「………舞園さんを助けたのは、苗木君よね?」

苗木「別に、あれは………」

苗木「(マミは……何を言いたい?)」

マミ「……………」




















マミ「もう、私も限界かしらね。」

苗木「……………え?」

苗木「え………?」

マミ「………疲れたのかな、苗木君に言われて気づいた。」

マミ「やっぱり私は、中途半端に人間を捨てきれてないのね。だから、こんなにも………」

マミ「使命にすがって、生きているフリして、やっていって、でも過去を引きずってて………」

マミ「もう、全て終わらせたいの。辛いから。」カチャッ

苗木「(―――銃!?)」

マミ「ありがとう、苗木君。最期にやっと、自分の本当の気持ちと向き合えたわ。」

苗木「(銃口が、ソウルジェムに………!)」

マミ「苗木君みたいな人がもしかすると、魔法少女なんて見せかけのより、本当の希望ってやつなのかもね。」

苗木「(ダメだ、そんなこと!)」ダッ

マミ「さよなら、苗木君―――」

苗木「マミ!」

ドンッ!

マミ「………そうね、目の前で死なれちゃ気分悪いものね。」

苗木「違う!」

マミ「でも、これだけは譲れないの。」ブオンッ!

苗木「わ―――うわあっ!?」

苗木「(な、なんて力なんだ!腕力だけでもボクの何倍もある!)」

マミ「私の最後の―――最期のワガママ。止めないで。」カチャッ

苗木「い、嫌だ!」バシッ

マミ「苗木君ならできるの。」カチャッ

苗木「銃を出すのをやめてよ!」グッ

マミ「私にできないことが、人を助けることが。」カチャッ

苗木「(どうすれば、どうすればいいんだ!)」

苗木「(一度話を途切れさせればいい!ボクが話をすれば、可能性があるかもしれない!)」

苗木「(だから、そのチャンスを、どうやって―――)」



苗木「(―――!あるには、あったけど………)」

苗木「(ああああ!悩んでる場合じゃない!)」

苗木「マミ!」ガッ

マミ「私はもう――――――!?」

苗木「……………」

――――――――脱衣所前、廊下

葉隠「ほえー苗木っち、大胆だべな……………」

葉隠「………あ、そういやこれ、何げに俺の占い当たったことになるべ。」

どうしよう………苗木君のマミさんに対する

呼称が全部『マミさん』が『マミ』になってる………

ミスですゴメンなさい、適当に脳内保管してください。

更新少し空けます。


緊張や雰囲気で呼び捨てになったでいいんやで

まだ更新は無しか…

まだ?

もうだめか

変な艦これ劇場

変な艦これ劇場 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404364419/)

おはこんばんちは!子日だよぉ!この糞スレの紹介をするね!

このスレはここの>>1が考えたりパロったりパクったり盗作したりした艦これSSを好き放題バラまく目的で立てられたんだ!

色々ちっとも面白くない話や不快なネタやちっとも面白くない上に不快なネタもあるかもだから注意してね!

シリアス?くそくらえだよ!でも書くかもしれないよ!

キャラ崩壊、独自設定はもちろん、オリキャラも何食わぬ顔して出てくるよ!

だからみんな!面白いとこだけ笑って面白くないところは、まあ、うん。

それじゃあ、変な艦これ劇場始まるぉー!

ちなみに>>1はスレ立てとか初めてだよ!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2019年08月04日 (日) 15:15:46   ID: 8ZcnmdLL

更新空けすぎ。続きない時点でオワコンなのわかんないのかなぁ?

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