当麻「まずはそのふざけた幻想を」恭介「ぶち殺す」(82)

 
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370960546

 
少女の名前は巴マミ。
彼女は正義の味方を自負している。

別に誰かに望まれたわけではない。
そういう風に生きていくことしかできなかったのだ。

仲間と呼べる者もかってはいたが、喧嘩別れしてしまった。
そのことについて彼女に後悔がないわけではない。
ただ、自分が間違っていたとは微塵も思っていない。
正義を貫き通した結果だから。

重ねて言うが、彼女は正義の味方を自負している。

この町の名前は見滝原。
彼女はこの町が好きだった。
親友と呼べるほど強いつながりを感じられる人はいないけど。
それでも、この町を守りたいという心に嘘はなかった。
 

 
少年の名前は上条当麻。
彼は自分のことを正義の味方だと思ったことなどない。

彼は誰かが困っているのを見ると放ってはおけない。
友人たちは、彼をお人好しだと言う。
だからといって、社会の暗部を消し去ろうなどとは考えたことすらない。

重ねて言うが、彼は自分のことを正義の味方だと思ったことなどない。

彼が住んでいた街の名前は学園都市。
その街で彼は落ちこぼれだったが、その街が好きだった。
彼には親友がいたし、人々と強いつながりがあったから。
それでも、彼は突然この街から消えた。
 

 
 
 
   このお話は、ひとりの少年が見滝原に落ちてきたところから始まる。

 
 
 

とりあえずこれだけ
立てた以上は完結させるつもり
以下、罵詈雑言に期待

ハーレムアニメでもない、しかも女しかでない作品で
ハーレム主人公を出してキャラを攻略する作品なんて叩かれるのは当たり前

つまりはこんなssを書こうとする作者が悪い

スレタイでウンザリしてもちゃんと来て文句言うなんておかしな人ですね
スレタイが目に留まった時点でスルーしたらいいのに、何でそれが出来ないんでしょう?
>>25なんて「当たり前」とか言ってさも皆そうだと言わんばかり
いつから「叩かれて当たり前」になったのか…自分の常識が世界の常識とか言う人なんでしょうか


別に魔法少女自体を触っても影響がないと思ってた(イノケンみたいに核を触らない限り大丈夫みたいな。ここでSG)
あと上条さんは原作どおりフラグ建てる?

この豚野郎 早よ続きかけや

>>64>>17>>51>>60>>35>>44>>49>>90>>73>>75>>66>>5>>79>>63>>100>>74>>38>>63>>50>>25>>33>>76>>45>>19
>>66>>93>>23>>83>>9>>33>>46>>25>>84>>6>>59>>27>>55>>48>>100>>29>>14>>4>>8>>76>>4>>81>>14>>66>>31
>>98>>7>>83>>17>>40>>49>>9>>63>>31>>17>>95>>77>>42>>78>>83>>1>>5>>37>>49>>4>>65>>62>>8>>72>>37>>11
>>50>>76>>83>>88>>74>>89>>70>>90>>28>>19>>99>>91>>49>>16>>85>>26>>57>>62>>8>>58>>66>>44>>6>>70>>9
>>77>>80>>4>>87>>32>>54>>63>>15>>41>>36>>3>>11>>25>>31>>30>>24>>21>>79>>39>>6>>4>>95>>67>>11>>52
>>55>>58>>2>>63>>25>>78>>43>>29>>65>>75>>82>>27>>90>>23>>62>>92>>34>>87>>23>>63>>10>>44>>41>>48>>49
>>43>>15>>56>>95>>48>>10>>53>>49>>73>>77>>27>>16>>6>>91>>91>>87>>18>>80>>10>>80>>71>>44>>66>>94>>6
>>37>>47>>24>>85>>91>>67>>100>>46>>62>>47>>56>>14>>96>>28>>91>>22>>44>>96>>13>>34>>83>>31>>13>>93
>>83>>36>>75>>77>>42>>51>>13>>89>>75>>98>>79>>41>>97>>25>>2>>44>>80>>16>>39>>8>>7>>61>>51>>2>>74
>>85>>4>>96>>78>>13>>79>>13>>88>>56>>55>>39>>68>>43>>13>>65>>22>>54>>62>>46>>56>>6>>26>>71>>45>>33
>>5>>84>>79>>79>>67>>64>>83>>63>>41>>96>>42>>54>>83>>97>>9>>22>>65>>51>>34>>30>>73>>88>>92>>18>>43
>>43>>13>>41>>76>>90>>46>>59>>69>>25>>26>>33>>7>>88>>74>>2>>30>>28>>85>>26>>36>>6>>91>>87>>40>>20
>>27>>11>>77>>69>>7>>19>>82>>48>>94>>72>>93>>53>>41>>17>>78>>73>>23>>65>>46>>25>>95>>74>>9>>20>>9
>>10>>96>>55>>30>>54>>82>>40>>30>>51>>47>>49>>33>>94>>43>>4>>86>>95>>45>>3>>72>>18>>26>>37>>63>>50
>>37>>59>>51>>45>>74>>61>>40>>28>>90>>94>>9>>30>>23>>59>>76>>72>>91>>70>>14>>95>>55>>9>>40>>58>>80
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>>30>>70>>11>>53>>11>>57>>31>>60>>42>>66>>89>>83>>84>>34>>43>>34>>27>>58>>75>>18>>73>>81>>67>>27
>>65>>14>>79>>41>>57>>38>>71>>27>>49>>24>>37>>5>>55>>96>>46>>20>>84>>29>>3>>18>>71>>36>>44>>28>>11
>>100>>91>>28>>27>>70>>92>>40>>48>>33>>97>>86>>4>>23>>34>>28>>59>>39>>82>>55>>85>>1>>38>>13>>4>>56
>>39>>99>>10>>49>>60>>10>>40>>87>>36>>9>>79>>76>>56>>11>>72>>41>>15>>94>>74>>42>>52>>12>>23>>6>>96

苦情少ないな

ちょっとテンポが悪いかもしれん
内容的な苦情も頼んだぞ

>>36
上条さんは1巻につき平均1.5人にフラグ立ててる気がするので、このSSでも1.5人にフラグ立てるかも

>>41
ぶひいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

>>44
埋め立てられたら立て直すけど、連投は鯖に負荷をかけるのでほどほどに

QBの言葉に、上条当麻は二重に動揺した。

一つは「殺した」と言われたこと。
自分に手を差し伸べてくれた少女を殺してしまった。
その事実は彼にとって耐え難いものだった。

二つはQBを見てしまったこと。
空に飛ぶファンタジーな白い獣。
猫に似ているようにも見えるが、現実の動物とは思えない。

言葉を失った上条に、QBは更に語りかける。

「君には僕が見えているみたいだね」

「なっ、なんだおまえ」

「僕の名前はQB……って君が聞きたいのはそういうことじゃないね」

「……っ、そんなことはどうでもいい。それよりこの子は……殺したって」

「瞳孔が開き、呼吸が止まり、脈もない。これが死んでる以外のなんだというんだい」

「手を触っただけなんだ!」

「だからどうやって殺したんだと聞いたんだけどね」

上条は自分の右手をまじまじと見つめる。
心当たりがないではない。
目の前の少女が能力によって作られたものなら、右手で触れただけで殺してしまってもおかしくはない。
彼の右手は「幻想殺し」と呼ばれ、あらゆる幻想を打ち砕く。
超能力によって放たれたものであれば、灼熱の炎であろうと、100万ボルトの電流であろうと、完全に消し去ることができる。

彼が考えていると、何事もなかったかのように巴マミが目覚めた。

「あ、あれ……私……」

「お、おい!」

上条は再び右手で巴マミに触れた。
再び巴マミの時間が止まる。

やっと上条は自分の右手が原因なのだと理解した。
それと同時に、彼女を殺してしまったわけではないと知り、安堵の溜息をついた。

能力で動くアンドロイド。学園都市であれば、そういうものが作られていてもおかしくない。
目の前の少女はそういう存在なのだろうと、彼は納得した。

しばらすると、少女は再び目を覚ました。

「私……」

巴マミは不審そうな顔で上条を見た。

「わ、わるい」

「私の体に何をしたの?」

「右手で触れてしまったんだ」

「右手……?」

「この右手は幻想殺しといって、あらゆる幻想を殺す」

「あらゆる幻想を殺す右手?」

「あぁ、巴はそういう存在なんだろ?」

元スレの>>1はやめるみたいだな
無駄な努力ご苦労様ww

あらゆる幻想を殺す右手。
ちょっとだけかっこいいと巴マミは思ってしまった。
それから、いきなり名前を呼び捨てた少年に、軽い反発心を覚えた。

(巴マミ、あの右手は魔法少女を止めるんだと思うよ)

(QB? 止めるってどういうこと?)

(あの右手に触られると魔法少女ではなくなってしまうから、止まるんだ)

(……そんな右手があるの?)

(あるものはあるんだろうね。僕もはじめて見たけど)

(……)

QBは推理した。
この少年が本当のことを言っているとすれば、右手によってソウルジェムと肉体の繋がりが途切れてしまったのだと。

ソウルジェムには魔法少女の魂が入っている。
魂と肉体が繋がっていなければ、魔法少女は活動できない。
物理的に肉体からソウルジェムを100メートルほど離すだけでも、魔法少女は仮死状態になってしまう。

巴マミはその事実を知らないし、QBも聞かれなければ教えるつもりはない。
だから、QBは言葉を選んで巴マミに説明したのだ。

巴マミはまじまじと少年の右手を見つめた。

「ところで……巴は何者なんだ」

「へ」

「能力で作られたアンドロイドとか?」

「能力?」

「あぁ、学園都市なら珍しくないだろ」

「学園都市?」

「っと……ここは学園都市じゃないんでしょうか?」

「学園都市って筑波のこと?」

「壁に囲まれた超能力研究機関のことなんだけど」

「そんな都市知らないわ。そもそも超能力って本当に存在するの?」

上条の世界では、超能力の存在は世界的に認知されたものである。
学園都市の存在を知らない者など、彼の国では皆無に近い。

いくらなんでも話が噛み合わなすぎる。
そしてファンタジー生物が浮いている。
上条の疑いは確信に変わっていった。

「この街の名前は?」

「見滝原よ」

その名前に聞き覚えはなかった。
上条は携帯を取り出す。
電波は0本。
この携帯電話は学園都市の中でしか使えないものではない。
日本ならどこでも使える普通のもの。

ようやく少年は元にいた世界とは違う世界に来てしまったことに気づいた。
そしてお約束。


「不幸だーーーー!!!!!」

 
あまりの大声に巴マミは驚き、ビクッとした。

今日はここまで

>>54
仮にあっちが止まってもこっちは続けるけどね
SS途中で投げるのは読んでくれる人に失礼だと俺は思ってるから

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