アムロ「今日はバレンタインデーかあ……」 (86)


がんだむぱろでぃ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392355580


──2/13 夕方

ハヤト「……決戦は明日だな……」

アムロ「……フラウからは間違いない、よな……」

ハヤト「な、なにいっ、生意気だぞアムロのくせに! ありがたく思えよ!」

アムロ「なんだよ、僕のくせに、って! それにフラウにはいつも感謝しているさ!」

フラウ「あっ、2人とも、お待たせ!」

2人「あ、フラウ・ボゥ! 全然待ってないサっ!」

アムロ「ンっ!」

ハヤト「ムっ!」

フラウ「どうしたの2人とも、何かあったの?」

ハヤト「いやいや、なんでも! なッ、アムロ?」

アムロ「ああ、何もないサ!」


カイ「おやぁ? 坊ちゃん達は明日に必死かい?」

フラウ「あらっ、カイさんだワ!」

カイ「よゥ、相変わらず3人仲良しこよしで微笑ましいこって~」

ハヤト「茶化さないでくださいよ」

カイ「ハイハーイ、ごめんあそばせ」

アムロ「カイさんも帰り道なんです?」

カイ「いやァ、俺はミハルと待ち合わせなのよね、むふふ」

ハヤト「くっ……これが、リア充……僕では遠く及ばない……」

カイ「んはは、恋愛なんてのは、臆病なくらいでちょうどいいのよね。んじゃ、俺はこっちだからよ!」

フラウ「ふふ、カイさんさよならっ!」

カイ「あばヨ~」


ハヤト「よ、よォーしっ、決めたぞぉぅっ!」

フラウ「何を?」

ハヤト「君には秘密サ! アムロ、ちょっと来いよ!」

フラウ「そう……」


アムロ「なんだよハヤト」

ハヤト「明日、幾つチョコを貰えるか勝負だ!」

アムロ「僕もハヤトもフラウからひとつずつ、おあいこだろ?」

ハヤト「わ、わからないじゃないかあっ! 何事も決め付けちまうのは君の悪いクセだぞぅっ!」

アムロ「わかった、わかった! 恨みっこなしだぞ!」

ハヤト「ああっ! あと、明日僕はフラウ・ボゥに告白するっ、いいなっ?」

アムロ「なんで僕に宣言するんだ?」

ハヤト「僕は男なんだ、けじめってやつサ」

アムロ「わかった。……うまくやれよ、ハヤト」

ハヤト「……ああ」


──2/14 朝

女子1「キャーッ、赤い彗星だわあっ!」

女子2「せ、先輩っ、あのっ、私、チョコを……」

シャア「すまない、私は甘い物が苦手でね。気持ちだけいただいておくよ。さぁ、行こうか、セイラ、ララァ」

セイラ「えぇ、兄さん」

ララァ「はい、先輩」


アムロ「……なんだよアレ、シャアめぇっ……!」

ミライ「あらアムロ、おはよう」

アムロ「あ、ミライさん! おはようございます」

ミライ「僻みはよくなくってよ」

アムロ「でも……」

ミライ「ふふ、気持ちはわからないでもないのだけどね。……はい、チョコレート。作り過ぎてしまったから、おすそ分けよ」

アムロ「わあっ、ありがとうございます!」

ミライ「またね、アムロ」

アムロ「はい、ミライさん」


ハヤト「ア、アムロのヤツぅ……ミライさんから貰ってるだとぅ!」

リュウ「よう、ジュードー」

ハヤト「リュウさん! おはようございます!」

リュウ「チョコレートの数をアムロと競ってるらしいじゃあないか」

ハヤト「そうなんですよ! 僕だって男だ、アムロに勝ちたいんです」

リュウ「はは、結構じゃないか、頑張れよ」

ハヤト「はい! 絶対勝ってやるんだ!」


──昼休み

セイラ「アムロ。今、よくって?」

ザワッ

アムロ「えっ、はい!」

ハヤト「アムロのやつゥ~っ!」

セイラ「はい、アムロ。本命とはいかないのだけれど、受け取ってもらえるかしら?」

アムロ「ありがとうございます! セイラさんからいただけるなんて……」

セイラ「ふふ、大袈裟よ。兄さんと仲良くしてもらってるから、そのお礼だと思って?」

アムロ「それでも、嬉しいですよ!」

セイラ「あら、嬉しいこといってくれるわね。それじゃあ、また今度兄さんの相手をしてあげて頂戴ね」

アムロ「はい!」



アムロ「……イィィヤッホォーウ!」

ハヤト「くっ……」


──休み時間

ララァ「アムロ、いいかしら?」

アムロ「ララァ! うん、今行くよ!」

ハヤト「……どうして……」

オスカ「僕たちは、ホラ、モブキャラだからサ……」

マーカー「まだ見た目が認知されてるだけマシじゃあないかなぁ」

ジョブジョン「まぁ僕はモブでも10個貰ったけどね」

ハヤト「ジョブ・ジョン、ちょっと四の字固めの練習をさせて欲しいんだ」

ジョブ・ジョン「嫌だよ! やめろよ!」


アイナ「シロー、今いいかしら?」

シロー「アイナァァ!!!!」

エレドア「うるっせーよ!!!」

アイナ「これ、あなたに受け取ってほしくて……」

シロー「こ、これは……チョコレートケーキか! 好きだァッ、アイナ!!!」

エレドア「だからうるっせーんだよ!!シロー!!」


ハヤト「……まさか、ぼ、僕だけなんじゃあないか? もらってないのは?」


ニナ「コウ!」

コウ「あ、ニナ!」

ニナ「こら、学校では先輩でしょ?」

コウ「あ、ゴメンよ。ニナ先輩!」

ニナ「ハイ、これ!」

コウ「わあ、ありがとう、ニナ!」

ニナ「んもうっ!」


ハヤト「…………」


モニク「マイ!」

マイ「あ、先輩」

モニク「お前は、今日が何の日か知っているか?」

マイ「えぇ、旧世紀269年にローマ皇帝からの迫害にあって殉教した聖ヴァレンティヌスに由来する記念日ですね」

モニク「違う! ……その、男女のだな」

マイ「! からかってしまいました、わかってます。ありがとう、先輩」

モニク「……意地悪なヤツ」



ハヤト「ぐぬぬ」


バーニィ「クリス」

クリス「あら、バーニィ! ……どうしたの、その紙袋?」

バーニィ「へへっ、今日はバレンタインデーだろ? 受け取ってもらえるかい?」

クリス「うそ、あなたがチョコレートを?」

バーニィ「味は保証する! アルに何度も試食してもらったからな!」

クリス「ふふ、あなたって意外とロマンチストなのね? あのね、今日、パパもママもホテルディナーでいないの」

バーニィ「えっ、それって……」




ハヤト「うぅぅ……ッ!」


ユイリィ「カミーユ!」

カミーユ「ユイリィじゃないか、どうしたんだい?」

ユイリィ「まっ! 今日が何の日か忘れたの?」

カミーユ「えぇっ?」

ユイリィ「バレンタインデーよ、バレンタインデー!」

カミーユ「あぁ……そうだったっけ」

ユイリィ「もう、ニブいんだから!」

フォウ「カミーユ!」

ロザミア「カミーユ!」

エマ「カミーユ、はい、あげる」

カミーユ「わ、わ、わわっ!」

ユイリィ「むぅ~っ!!」

カミーユ「エマさん、ヘンケン先生には」

エマ「あげるわけないでしょ? 彼、教師よ?」

カミーユ(哀れ……)



ハヤト「ぐ……!」


エマ「先生」

ヘンケン「ん? おぉ、エマじゃないか」

エマ「昨日からそわそわしすぎですよ」

ヘンケン「うぐっ」

エマ「卒業するまで、待ってくださる?」


ヘンケン「…………?」


ヘンケン「…………!!」


ヘンケン「も、もちろんだ! ガハハハハ!」

エマ「もう、単純なんだから」



ハヤト「何かいけないものを見た気がする」


ミライ「ブライト」

ブライト「! ミライ!」

ミライ「はい、これ。あなたのお口に合うかわからないけれど」

ブライト「君が作ったものならなんでも合うさ」

ミライ「あら、お上手なのねっ?」

ブライト「はは、ありがとう」


ハヤト「白目なしめ……」


チェーン「あっ、アームロ♪」

ミスったぞクソったれ。

チェーン「アームロッ♪」

アムロ「うわあっ、チェーンか!」

チェーン「ふふ、驚きました?」

アムロ「とてもね。……その紙袋は……」

チェーン「プレゼント。チョコレートだと芸がないから、クッキーを焼いてみました」

アムロ「本当かい? ありがとう」

チェーン「ふふっ、アムロは甘い物が好きなのね」

アムロ「人並みにはね。あと、"先輩"」

チェーン「そうだった、アムロ先輩♪」

アムロ「まったく、調子のイイヤツ……」



ハヤト「なんなんだ……悔しいけど、アイツと僕は違うんだな……」


シーブック「だから俺は別にさ……」

セシリー「シーブック、いいかしら?」

シーブック「あ、あぁ……。おい、茶化すなって!」


セシリー「───! ──!」

シーブック「──、───?」

セシリー「───!」

シーブック「──、─────!!」



ハヤト「聞こえないけどわかる、あれは結婚する勢いだな」


キラ「アスラン、チョコレートを作ったんだ、よかったら食べて?」

アスラン「えっ……あ、うん」

ザワザワ

アスラン(ザワつくなよ)

ラクス「キラ~…………あら? あらあら?」

カガリ「キラ、アスラン!」

フレイ「キラ~♪」

ルナマリア「アスラン先輩!」

メイリン「先輩!」

アスラン「ほら、キラ、お客さんだよ。……あと、あーん、だけは勘弁してくれ」



ハヤト「なんだあれ……」


ステラ「──シン」

シン「ステラ!」

ステラ「シン、これ」

シン「うわぁ、ありがとう、ステラ!」

ステラ「うれしい?」

シン「おう、とっても!」

ステラ「よかった……♪」



ハヤト「微笑ましいとさえ感じる……」


ジュドー「へっへっへ、これで6個か……」

ルー「あーらジュドー、なかなかモテるらしいじゃないの?」

ジュドー「ゲッ、ルー!」

ルー「乙女に対してゲッて何かしら。ほら、チョコレートあげる。……義理じゃ、ないから」

ジュドー「……おう、ありがとさん」

ルー「……ふふ、ホワイトデー楽しみにしてるわよ」

ジュドー「ん、任しとけ!」



ハヤト「えっ、あの2人ってそういう……」


レイン「ドッモ~ン!!」

ドモン「レイイイインッッ!!」

レイン「チョコレートよォー!」

ドモン「好きだァーッ!」



ハヤト「…………うん……………………」


カテジナ「ウッソ!」

ウッソ「あ、カテジナさん」

カテジナ「実は、あなたにチョコを作ったのだけど……」

ウッソ「本当ですか!」

カテジナ「……作り過ぎてしまって……」

ドチャァァ……

ウッソ「……こんなのオカシイですよ、カテジナさん。僕もう胸焼けが……」

カテジナ「そう言わずに処分に協力して頂戴よ……」

ウッソ「クロノクルさんにあげたら喜ぶんじゃないです?」

カテジナ「彼、潔癖症だから手作りは駄目なのよね……」

ウッソ「あぁ……」




ハヤト「うわぁ……」


リリーナ「ヒイロ!」

ヒイロ「リリーナか、どうした?」

リリーナ「これを受け取ってもらえるかしら」

ヒイロ「……チョコレート?」

リリーナ「あなたを愛している、という証明よ」

ヒイロ「っ……証明が、必要なのか……?」

リリーナ「えぇ、今日はバレンタインデーですもの」

ヒイロ「……?」

リリーナ「ふふっ」



ハヤト「…………口から砂糖が出そうだよ、アムロ……」


刹那「……バレンタインデー?」

マリナ「そう。あなたに、愛を」

刹那「愛?」

マリナ「そう。バレンタインデーは、異性に愛を伝える機会なのよ」

刹那「……ありがとう」

マリナ「ふふ」





ブシドー「少年も愛を知るか……フッ」

ハヤト「あのぅ、誰なんです、あなた?」

ブシドー「む。なに、名乗る程の者ではないさ。ではこれにて、失敬ッ」


ハヤト「…………去っていった……」


アレルヤ「マリー」

マリー「アレルヤ……」

アレルヤ「作ってみたんだ、是非食べてほしい」

マリー「あなたが? うれしいっ!」


アハハ、ウフフ



ハヤト「なんなんだよぉ、みんなデキてんのかよォ……」


ビリー「あ、クジョウ先生」

スメラギ「あら、カタギリ先生」

ビリー「先程いただいたチョコなんだけど……あの、手紙って……」

スメラギ「皆まで言わせるつもりかしら?」

ビリー「~~っ!! 意地が悪い人だ、あなたは……!」

スメラギ「ふふっ、嫌いかしら?」

ビリー「ますます意地が悪いよ……」



ハヤト「職場恋愛だって……?」


コーラ「せ・ん・せ・い~ッ! 俺にチョコとか無いンすかァっ!?」

カティ「無いな」

コーラ「うっ、アッサリ……!」

カティ「コーラサワー!」

コーラ「はひぃ!」

グイッ

カティ「放課後、補修がある。指導室に来るように。……いいわね、パトリック?」

コーラ「……! はいっ!」




ハヤト「……またしても、いけないものを見た気がする……」


ゼクス「ふむ、バレンタインデーか」

ノイン「チョコレートが欲しいんですか? なら──」

ゼクス「……いや、要らないな」

ノイン「えっ……」

ゼクス「君がいれば、私はそれで十分だよ」

ノイン「ゼクス……!」




ハヤト「なんだよこれ……! すでにデキあがってるじゃあないか……」


ロラン「ディアナ先輩、キエル先輩!」

ディアナ「あら、ロラン・セアック。ごきげんよう」

キエル「あら、ロランじゃない。どうしたのかしら?」

ロラン「バレンタインデーなので、お菓子を作ってきたんです!」

ディアナ「まぁ、それは素敵ですね。いただきましょうか」

キエル「あら、ありがとう。でも、女性が贈るのが一般的ではなくて?」

ロラン「はい、だから……こうして」

ゴソゴソ、パチッ

ローラ「はいっ、ローラ・ローラです!」

キエル「まあっ! 久しぶりね、その仮装も」

ディアナ「髪を留めてリップを塗るだけで、変わるものですね、ローラ・ローラ」

ローラ「えへへ……どうですか、僕……私のお菓子は?」

ディアナ「えぇ、とっても美味しいですよ、ローラ」

キエル「本当。後でソシエにもご馳走してあげてくれるかしら?」

ローラ「ははっ、よかったぁ! ソシエに? ……はいっ、もちろん!」


グエン「……ローラ?」

ローラ「はぃ……ぅえっ!?」

グエン「私には何も……」

ロラン「し、し、し、失礼しましたあっ!」

ガラピシャッ!

グエン「なぜだ……私のローラ……」





ハヤト「……あれがホモってやつなのかぁ……」


トレーズ「ふむ、ミリアルドは相変わらずの人気らしい。ファンクラブがあるだけはある」

レディ・アン「そういうトレーズ会長も、三桁は下らないでしょう?」

トレーズ「チョコレートの数が男の勲章ではないよ、レディ」

レディ・アン「ふふ、……わたくしからのチョコレート……受け取っていただけます?」

トレーズ「おっと……レディ。君からの贈り物ならば、受け取らないという選択肢は存在しないな」

レディ・アン「まあ、会長ったら」

トレーズ「愛しているよ、私のレディ。ありがとう」





ハヤト「……生徒会って…………」

ハヤトいらねーな?

Gガンのシャッフル同盟って全員チョコ貰えるんだよな…


カイ「~~~♪」

ミハル「や、カイさん」

カイ「お、ミハルじゃねえか」

ミハル「これ。ジルとミリーには好評だったんだ、食べておくれよ」

カイ「……へへっ、ありがとな」

ワシワシ

ミハル「あはっ、やめとくれよ、くすぐったいからさあっ!」

ハヤト「うわあ、カイさんまで」

カイ「よう、ハヤトちゃんじゃないの!」

ミハル「あ、カイさんの友達かい? はじめまして、ミハル・ラトキエっていうんだ」

カイ「俺の……彼女だ、にひひッ」

ミハル「っ! ……~~んもうっ!」

ハヤト「仲いいなァ。ハヤト・コバヤシです、ミハルさん、よろしく」

ミハル「うん、よろしくね!」

カイ「んじゃ、俺達はもう行くからサ! ……ハヤト、うまくやれヨ」

ハヤト「……ありがとう、カイさん。また!」




ハヤト「……ハヤト、お前は男だろ……」

>>48
考えたらムカつくだろ?
だから書かないんだ


チナ「あ、……い、イオリくんっ」

セイ「ん? あ、委員長~!」

リン子『セイだってチナちゃんのこと大好きなんだから~! グイっと押しちゃいなさいよ! このこの~っ』

チナ「……こ、これっ」

セイ「こ、これって……まさか、チョコレート……?」

チナ「う、うん……あけて?」

セイ「うわぁっ、ベアッガイIIIの形になってるんだ!!」

チナ「うんっ! 味も工夫してるんだ、よかったら食べて?」

セイ「わあぁ、ありがとう!」

チナ「ふふ……えへへ……」




ハヤト「中等部すらイチャイチャしてるじゃないかあっ……!」


キララ「リカルド、お待たせ」

フェリーニ「一週間だって待ちますよ、貴女の為なら」

キララ「もう、調子いいんだから……」

フェリーニ「へへ、どうも。で、どうしたんです、急に呼び出して?」

キララ「これ……あまり、料理の類は得意じゃないんだけど、食べてほしいの」

フェリーニ「おぉっ、バレンタインチョコかぁ! ……ありがとう」

パカッ

フェリーニ「ははっ、今まで貰ったチョコの中で一番不格好だが……これが一番嬉しいな」

キララ「んもうっ、何よそれ!」

フェリーニ「さぁ、行きましょうか。レストランを予約してあるんですよ」

キララ「手際良すぎ……呼び出したのはこっちなのに……」

フェリーニ「貴女のような女性を口説く為なら、いくらでも手を回しますよ、キララさん」

キララ「……ミホシ」

フェリーニ「ン?」

キララ「本名」

フェリーニ「……ははっ、行きましょうか、ミホシさん!」

キララ「お酒は禁止ねー」

フェリーニ「な、なんでッ!?」

キララ「自覚がないからよ!」




レイジ「あー……アイツ人を呼び出して来ないとか……この寒い中、常識ねーんじゃねーの……」


──30分後

アイラ「はあ、はぁ、はぁ……おまた、せ……」


アイラ「……そっ、か。いないわよね……2時間近くもまたせちゃったんだし……」

ピトッ

アイラ「ひゃぁっ、熱っ!?」

レイジ「おっせーよ、バカ。ほら、冷えたろ。コーヒー飲めよ」

アイラ「ぁ……」

レイジ「うぇっ!? おま、泣い……!?」

アイラ「な、泣い、てない……わよぅ」

レイジ「いやでも泣いて……」

ギュッ

アイラ「泣いてないぃ…………」

レイジ「ぁー…………?」

──30分後

アイラ「……これ」

レイジ「ん、何だこりゃ?」

アイラ「……バレンタインデーだから」

レイジ「バレンタインデー? なんだそりゃ?」

アイラ「えっ!? アンタ知らないの!?」

レイジ「げっ、知らないとマズい言葉か!?」

アイラ「……教えてあげるから、今からウチに来て」

レイジ「……顔が赤……」

アイラ「気のせい!!! 早くついてくる!!!」

レイジ「は、はいぃっ!!」


一番ムカつくのはアレンビーからチョコ貰えそうなキラル

>>57
な、Gガン勢いらないだろ? な?
書けって言われても書かない

>>58
よく知らないんだろ
正直に言えよ

>>50
>>58
とっとと書けよ


ノエル「部~長!」

アニー「や、部長!」

レーチェル「部長」

マット「ハ、ハイ……?」

ノエル「部活より先に、大事なお話が!」

アニー「あるんだよね!」

レーチェル「お時間いただけるかしら?」

マット「……ハイ」



ハヤト「へぇ、モテるのも大変なんだなあ」

>>59
Gガンだけみてないんですゴメンナサイ……

>>61
× 書かない
〇 書けない


ミネバ「あ、あのっ、バナージ・リンクス!」

バナージ「ん、オードリーじゃないか! ……あ、もしかして……」

ミネバ「その、今日はバレンタインデーなのね?」

バナージ「うん、うん!」

ミネバ「……チョコレートをね、作ったことがなくて……」

バナージ「んっ?」

ミネバ「……バナージは、作れるの?」

バナージ「あぁ、うん、まぁウチは母さんが病気がちだから、大体俺が作れるよ」

ミネバ「ならば、チョコレートの作り方を教えて欲しいのです」

バナージ「え、俺が?」

ミネバ「あなたしか頼める人がいなくて……」

バナージ「……うん、わかった。いつ?」

ミネバ「もちろん、今日ですよ」

バナージ「わかった、任せてくれよ」

ミネバ「ありがとう、バナージ」


ミコット「しまった……」

リディ「くそぅ……バナージめ……」


タクヤ「やれやれだぜ、全く」


ジャミル「ふむ、今日はバレンタインデーなのか」

サラ「あら課長、忘れてたんです?」

ジャミル「あぁ、誰からも貰えなったものでな……歳はとりたくないな」

サラ「ふふ、じゃあ私から」

ジャミル「! ……ありがとう」

サラ「えぇ」




ロアビィ「課長を孤立させて洗脳しようとしてないかい、彼女……」

シンゴ「ははは、まさかぁ……」

トニヤ「まぁ他の女子社員に渡すなって徹底してたからね……こっわぁ……」

ウィッツ「マジかよ……」


サラ「聞こえてるわよ」


四人「うひぃぃ!!?」

ごめんね
現代社会風パロって書けばよかったパロ


──放課後

ハヤト「アムロ」

アムロ「ハヤト。うまくやれよな」

ハヤト「……ああ!」

フラウ「あ、アムロ~!」

アムロ「おっ、フラウ! 悪いけど今日は用事があるから一緒に帰れないんだ」

フラウ「あら、そうなの? じゃあ、ハイッ!」

アムロ「毎年ありがとう、フラウ」

フラウ「どういたしまして! じゃあ、また月曜日ね!」

アムロ「うん、じゃあ!」

ハヤト「またな!」


フラウ「ハヤトくんも、ハイこれ!」

ハヤト「ありがとう、フラウ・ボゥ」

フラウ「ふふ、じゃ、帰りましょっか!」

ハヤト「……その前に、君に話があるんだっ!」

フラウ「……話?」

ハヤト「好きだ、フラウ・ボゥ。僕と、その──付き合ってくれないかな」


フラウ「あ、ぁ、あのっ、そういうのは、えっと……!」

ハヤト「……ダメ、かい?」

フラウ「違うの! う、嬉しくて、そのぅ、言葉が……」









\ イィーヤッホォーウ!! /








アムロ「……今の、ハヤトの声だよな……恥ずかしい奴……」

シャア「いいから、早く次の対戦をするぞアムロ!」

アムロ「わかってるって! お前はどれだけExVSが好きなんだ!」


──一方その頃

おでん 頑駄無

ガロード「お父さん、仕事帰りの一杯どうだい! ガンモドキ、売るよ!」

男性「あぁ大将、今日はバレンタインだから早めに帰るんだよ、悪いね」

ガロード「うっはー、じゃあまた来てくれよな!」

男性「わかってる、ガンモドキ食べにくるよ!」


パサッ

ガロード「ん、いらっしゃ──」

ティファ「ガンモドキ、ひとつ」

ガロード「ティファ!! そんな薄着でこをな時間に……震えてるじゃないか!」

ティファ「ここにきたら、あなたに絶対会えるから」

ガロード「っ!!……上着、着とけよ」

ティファ「ありがとう」

ガロード「……はい、ガンモドキ、お待ち!」

ティファ「……美味しい」

ガロード「あったりまえだろ」



ティファ「あの、これ」

ガロード「……チョコレート?」

ティファ「トニヤに教えてもらったの」

ガロード「……へへっ、ありがとな」

ティファ「あたたかい……」




夜は更けていく


──NG

アンジェロ「会長!」

フロンタル「副会長、どうした?」

アンジェロ「本日はバレンタインデー! チョコレートを作ってまいりました!」

フロンタル「……あ、あぁ」

アンジェロ「さぁ、さあ、どうぞ!」

フロンタル「あー……私は甘い物が苦手で……」

アンジェロ「た、食べて頂けない……と」

フロンタル「あ、いや、そういうわけでは……」

アンジェロ「! ならば、さぁ!」

フロンタル「だ、だが今はちょっと……」

アンジェロ「ではやはり……」



無限ループ

おしまい

他にもかきたい人いたけど割愛
ジェリ坊とかシロッコとか忘れてた。
GセイバーとセンチネルとAGE以外で正史主人公は網羅できた、かな?

乙 トビアは?

>>76
忘れてた。
でもまぁ正妻いるし……

一応
1st >>2-10 >>17-19 >>49 >>71-72
第08 >>11
0083 >>12
igloo >>13
0080 >>14
Z >>15-16
F91 >>20
SEED >>21
種運命 >>23
ZZ >>26
>>27
>>31
>>33,40,46
OO >>34-39
>>45
BF >>51,53,56
戦記 >>63
UC >>65,74
>>66,73

ベルトーチカ「」

ジェリドとハサウェイは幸せにはなれないようだ

>>80
ブライトまだ結婚してないからサ

しまった
ティファ「アナタに、チョコを」
を入れ忘れてた。

HTML化依頼出してまいりました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom