P「アイドルのお仕事の話ですか」 ちひろ「そうです!」(246)

P「先日もしたはずですが」

ちひろ「前回は全員聞いたわけではないので」

P「全員分する気ですか……?」

ちひろ「まぁ流石に全員言えとは言いませんが、もう少し聞きたいですね」

ガチャ

>>5「おはようございまーす」

ちひろ「あれ、誰か来たみたいですね」

※本日のアシスタント。特に指定なしならうさみんが来ます

アムロ

笑美「おはようさん!」

菜々「おはようございまーす♪キャハッ!」

ちひろ「濃いメンツが来ましたね」

P「ですね」

笑美「おーPはん。何の話しとるんや?うちらも混ぜてーな!」

菜々「お仕事の話ですか?」

P「そうそう。ちひろさんがまた聞きたいとな」

菜々「なるほどー……じゃあお願いします!」

P「わかったわかった……じゃあ>>10の話からするか」

安部菜々(永遠の17歳)

難波笑美(17)

ksk

P「李衣菜か」

笑美「李衣菜はやっぱりロックロック言ってるからロックの仕事なん?」

P「いや……うーん、間違いではないんだがな」

菜々「間違いではない?ってどういうことですか?」

P「とりあえず、テレビやインタビュー、ラジオのお仕事は一切受けてない。ロックに関しては」

笑美「あー……」

菜々「あー……」

ちひろ「あー……」

P「もちろん雑誌や広告はちゃんと受けてるし、そのウケもいい。
ただラジオとかはヤバイ。にわかがバレる」

菜々「え、李衣菜ちゃんもうバレてるんじゃあ」

P「まぁそうなんだけどな。だからアイドルとしてのラジオはやってるぞ。
ロック系ラジオのDJじゃなく」

菜々「あー……」

P「一番反響がよかったのは……クイズ番組だな」

笑美「えっ」

菜々「クイズ番組ですか……?なんかイメージと違うような」

P「問題解答の際が、アイドルらしからぬ素晴らしいリアクションを魅せてくれる」

ちひろ「ああ、なんとなく理解できますね……」

P「まぁこちらにそのVTRが……」

笑美「あるん!?」

菜々「毎回用意してあるんですね……」

ピッ

――――――――――

司会「では次の問題です!」

李衣菜「はい!」

芸人「返事ええなwwww」

司会「1192作ろう、という文句で有名なのは……」

李衣菜「はーい!!」ポーン!

李衣菜「平安京!!」

司会「ですが……」

司会「……って、ええ!?」

芸人「まってwwwwまってwwww」

李衣菜「えっ!?違うんですか!?」

司会「そもそも問題が終わってません」

李衣菜「なんですかそれ!?ひっかけですか!?」

司会「間違ってませんけどね!?」

問題:1992年に作られたという語呂合わせで有名なのは鎌倉幕府ですが、
その時の将軍はだれでしょう?」

李衣菜「ひっかけじゃないですか!!」

司会「だから言ってるじゃないですか!」

ドッ  ワハハハハ……


――――――――

笑美「えらいアホやな!?」

だりーな!だりーなきた!

っていうか1992年とか最近すぎるだろうがwwwww

>>34
本当だwww

1992年  ×

1192年  ○


脳内補完よろ

P「まぁこの通りすごいアホだ」

菜々「すごいアホですね……」

笑美「こらツッコミが大変やな……」

P「だが持ち前の元気があるからなぁ。クイズ番組はすごい呼ばれるぞ」

ちひろ「こんなに全力で間違えるのに、ですか?」

P「最近頭良いアイドルなんかも増えてきまして、
芸人でも正解するようになってくると、どうしても不正解の役者が足りないんですよ」

菜々「あー……ヤラセとか言われるんですよねー、正解しまくっちゃうと」

P「うむ。逆もあってな。だが李衣菜はもうあのキャラだ。誰もヤラセとは思わん」

笑美「ラジオ聞いたことあるけど、そこでも凄いアホやったもんな」

P「ああ『え!?マイクがあったら声が大きくなるんじゃないの!?』って言ってたからな」

ちひろ「スピーカーの事も思い出してあげてください……」

P「だから、最近よくある『製造過程を見てみよう!』みたいな番組には良く呼ばれるな」

菜々「あー」

笑美「そら納得やな……」

P「こちらのVTRをご覧いただきたい」

ちひろ「まだあるんですね」

ピッ
――――――――

司会「今回は、皆さんご存知の、『たいやき』!その製造過程をレポートします!」

李衣菜「わーい!たいやきー!」

司会「李衣菜ちゃんはたいやきがどうやってできているか知ってますか?」

李衣菜「え?たい焼きって鯛を焼いて作ってるんじゃないんですか?」

芸人「なんでやねん!」

ドッ  ワハハハハハ……

李衣菜「違うんですか!?」

芸人「違うよ!」

ドッ ワハハハハ……

―――――――――

笑美「えらいアホやな!?」

P「いや、アイツ頭はいいぞ」

菜々「どっちなんですか!?」

P「ただ勘違いしていることは凄まじいな。
この前も『えっトナカイっているんですか!?』って言ってたぞ」

ちひろ「それで頭良いって言っちゃって大丈夫なんですか……?」

P「いや……あいつは凄いアホの子のイメージが先行はしてますが、
実は音感がかなりあって、かつ計算とかも早いんです」

菜々「て、天才肌……?」

笑美「間違いない天才タイプやな……」

P「あいつは凄まじい。聞こえる音ならなんでも音階で表せるそうだ」

菜々「絶対音感!?」

笑美「ほんまにギターの才能あるんと違うん……?」

P「いや、未だにギターは弾けないそうだ」

笑美「どっちなん!?」

李衣菜のお仕事(一部抜粋)

バラエティ、教育系番組 5本(うち一本レギュラー)
雑誌、広告 15件
MC、司会関係 4件
楽器、洋服店CM 各一本
ヘッドホンメーカーキャンペーンガール
ラジオ  3件
ドラマ、ボイスCD 2件

等。

笑美「手広いな」

P「他にもいろいろあるがな。ここに書いてあるのは一部だ」

菜々「仕事しすぎじゃあ……」

P「とは言ってもだいたい一年で区切りをつけてカウントしてるからな。
月によって仕事の量や形態は様々だぞ」

ちひろ「なんというか、アイドルの枠をこえてますねぇ……」

P「うちはそういうの多いですからね……」

笑美「次は>>50とかどうや?」

P「ふむ、いいぞ」

ゆかり

http://i.imgur.com/8tIXRDK.jpg
http://i.imgur.com/44QUv1B.jpg
多田李衣奈(17)

http://i.imgur.com/zRZ8w73.jpg
http://i.imgur.com/Xr0HQP2.jpg
水本ゆかり(15)

P「ゆかりか。あいつは広がったタイプだな……」

菜々「広がった?」

笑美「とりあえずフルート吹いてるイメージしかないねんけど」

ちひろ「それはなんか酷いですね……」

P「まぁあながち間違いじゃないっちゃないが……音楽関係の仕事も多いわけだし」

菜々「他の仕事もやってるんですか?」

P「ああ、舞台だ」

笑美「舞台?」

P「うむ……前々から芝居に興味があったらしくな、少し演技レッスン入れて、
舞台のお仕事も探してみたわけだ」

菜々「舞台のお仕事ってそんなにあるんですか?」

P「ああ、意外と知られてないが、舞台やドラマ、映画もだが、俺たちが知ってる何倍もの
作品がつくられているんだ。一部の有名作品しかCMなんかはされてないから、当然だな」

笑美「へー、どうやったん?」

P「すごい才能がある」

菜々「えっ」

P「筋肉……あと肺活量だな。声がものすごく出るんだあいつは」

菜々「そうなんですか?普段はすごく静かなほうかと思いますが……」

P「まぁうちの事務所にいれば当然そう思うわなぁ……
ゆかりの場合は舞台に立った時だけだな。私生活からそんなに声がでかいかと言えばそんなことはない」

ちひろ「でも、挨拶はしっかりしてましたよね」

P「昔からそういう事に厳しかったのかもしれませんね。発表会なんかも何度もやってたそうですし」

菜々「しかし……お芝居ですか、何か意外ですね」

笑美「せやな。ウチもてっきり笛関係のお仕事しかないのかと」

P「笛関係だけだとジャンルが狭すぎて仕事さがすのが大変なんだよ……
正直今の方がよっぽど楽だね」

菜々「お芝居ですか?」

P「ああ、ドラマにも出てるからな。そのドラマをみて『うちでも使いたい』っていうオファーがきてるんだ」

笑美「そんなうまいんか……こら要チェックやな」

P「そのネタはどうなんだろう、菜々」

菜々「今の子でも知ってますよ、スラムダンクは」

笑美「え?何の話?」

P「あとはキャラクターの幅も広がってるからな」

菜々「キャラクターの幅?」

P「ああ、最初は清純、清楚、可憐ってキャラで売ってたから、
あんまり他の仕事は受けづらかったんだよ。だが、舞台やドラマなんかに出すようになって、色んな役が回ってくるようになったんだ」

笑美「ほほー、悪女とかも来るんちゃうの?」

P「ああ来たぞ。優しくて献身的だけど、最終的に彼を刺しちゃう役も来た」

菜々「え、やったんですか……?それ」

P「もちろん」

笑美「ええ!?あのキャラで!?」

P「むしろあのキャラだから良かったんだろうな。『まさかゆかりが!?』っていう度肝を抜く展開になったらしい」

菜々「脚本家さんはうきうきしてるでしょうね」

P「もうあれはキャスティング勝ちだと言われてるくらいだからな。ゆかりも嬉々として
『やります!やりたいです!』って言ってたからな」

笑美「仕事に貪欲なんか……」

菜々「(ピキーン、ウサミン電波的にゆかりちゃんは要注意ですよ……)」

P「そんな感じでなんでもかんでも仕事をやっていくうちに
もうどこからでも仕事が来るようになった」

菜々「……ゆかりちゃん、恐ろしい子!」

ちひろ「(前も言ってたような)」

笑美「え、ゆかりっぽくない仕事とか来てるん?」

P「ぽくないどころか、もう関係ないだろって仕事まで来てるぞ」

菜々「たとえば?」

P「車のキャンペーンガール」

笑美「い、一ミリもかすってへんやん!!」

P「まぁな。だがたまたま出たドラマが昼ドラだったんだ」

笑美「昼ドラやったん!?」

P「ああ、ドロドロした愛憎劇にな……見事にマッチしていたぞあいつなのに」

菜々「わーお……」

P「それで主婦層に人気がでてな。そこから車のキャンペーンとかどうだって話になった」

笑美「お仕事って色々つながってんねんなぁ……」

菜々「車なら主婦層より男性じゃないんですか?」

P「まぁそういうイメージがあるが、女性もよく車買うし、
夫が選ぶときに妻が『この車ゆかりちゃんがCMしてたよ』ってなるらしい」

笑美「なんの!?」

P「それはわからん……ただゆかりがキャンペーンガールを始めてから売り上げが伸びたらしいことは聞いてる」

菜々「しゅ、主婦層に人気ってある意味最強なんじゃ……?」

P「ゆかりは確かに、高齢者への人気も高い。老人ホームでのライブは盛り上がった」

笑美「大丈夫なん!?」

P「俺も心配した。ゆかりがフルートを吹くだけという平和な要素しかないライブのハズだったのに、
というかもはやライブではないんだが」

菜々「ま、まぁ老人ホームで飛んだり跳ねたりするわけにはいきませんからね」

P「ああ、その演奏会の時でも何故かみんなが『ウオオオオオオオオ!!』とハシャいでいたそうだ」

笑美「なんでや!?」

P「わからん。あいつは何か進化してるんだよ。最近」

菜々「進化してるって……ポケモンじゃないんですから……」

ゆかりのお仕事(一部抜粋)
舞台  5件
雑誌、広告 4件
ドラマ 3件
歯磨き粉のパッケージ写真
タイヤのCM
車会社のキャンペーンガール
スーパーの一日店長
演奏会 2件
バラエティ 2本
花屋のCM


等。

菜々「見事にバラけてますねぇ……」

P「あとは地方営業だな。色んな所でサイン会や握手会をしたりもするが、
必ず人でいっぱいになるな。老若男女を問わないところが凄い」

菜々「おじいちゃんも来るんですか?」

P「ああ、東京での握手会に、奈良から来た83歳の人がいたぞ」

笑美「大丈夫なん!?」

P「いや、ああいうの見ると心が温かくなるな……次は>>70とかか?」

菜々「あ、是非聞いてみたいです!」

ナターリア

P「ナターリアか」

菜々「ナタちゃんは特技がベリーダンスでしたっけ」

笑美「ってことは踊ってんの?」

P「いや……定期ライブで踊ってるからな。
別にそれだけじゃないぞ」

菜々「え?じゃあ何してるんですか?」

P「レポーターだ」

笑美「レポーター!?」

P「ああ、あいつは凄い。何がそうさせているのかは知らんが、幸子並のレポートを見せてくれる」

笑美「なんか想像つかへんなぁ……」

菜々「レポートって……なんのですか?」

P「なんでもだ」

菜々「なんでも!?」

P「本人がとにかくやりたがってるのは寿司屋だな」

菜々「あ、ああ……」

笑美「寿司すきやもんなぁ……」

P「どこか、っていう縛りはないなぁ……なんかこの前は『伝説の宝石を探す旅!』っていう
企画で、アフリカの方まで行ってたような」

菜々「国境すら超えてるんですね……」

P「まぁもともとリオデジャネイロ出身だからな。海外ロケは慣れたもんだぞ。
ボディランゲージのみでの現地の人との会話は流石だなと思った」

笑美「そんなんできんの!?」

P「日本に来たとき、日本語なんて何もわからなかったんだと。
良く生きてこれたよな」

笑美「サバイバル生活!?」

菜々「ていうか日本でのサバイバルは過酷なんじゃあ……」

P「おう。本人いわく『アイドルにならなかったら死んでたヨ!』と言ってたぞ」

笑美「す、すごいな……」

P「とにかくどこでも元気でコミュ力があるのがアイツの強みだな。
よくファンレターは届くんだが、10通に一通くらい何語かわからん」

菜々「すごいですね……」

P「海外ロケのついでに、海外でも番組とか出られないかと思って、
向こうのスタッフの人と交渉したこともあったな」

笑美「え!?出たん!?」

P「おう出たぞ」

菜々「無茶苦茶しますね……」

P「まぁアイツのポテンシャルなら大丈夫だろうと思ってな。喋らなくてもなんとかなったりするし」

菜々「なんとかなったりするんですか!?」

P「おう……なんかうまい事いったぞ」

ちひろ「(ちょっとこの事務所のアイドルお仕事しすぎじゃないですかね……)」

菜々「え?ど、どうやってですか!?」

P「わからん、気が付いたらうまいこと言ってた」

笑美「魔術!?」

P「あとはそう、アクセサリー関係、グラビアとかだな。
ウェディングドレスのモデルなんかもやってたな」

菜々「ああ、ブライダルショーですね。知ってますよ」

P「そうそう。あれがきっかけでな。広告にのせてもらったりもしたな。
ウェディングカタログの」

笑美「へー……今は何やってんの?」

P「今か?今はアマゾンで一か月一万円生活してるぞ」

菜々「ちょっと待ってください!?おかしくないですか!?」

P「何がだ?」

菜々「何が一か月一万円生活なんですか!?アマゾンですよね!?」

P「ああアマゾンだ。アマゾンの僻地で、『Amazonによる注文のみ持ち込み可』という
番組企画をやってる」

笑美「しょ、しょうもな……」

P「いや意外とこれが好評なんだよ。一か月一万円というくくりで、
どう使っていくか……食糧に使うか、採集の道具に使うかとかで」

菜々「ナターリアちゃんは何を選んだんですか?」

P「最初はナイフとかだな。オススメされてたし。その後が面白かった」

笑美「あと?」

P「おう。凄く元気に『スシ!!』って言ってたからな」

笑美「アホなんちゃうん!?」

P「まぁAmazonに寿司はないわけで」

菜々「ま、まぁ当たり前ですよね……」

P「飯盒セットと、米と海苔を注文する計画が始まった」

笑美「作る気なん!?」

P「ああ、寿司の作り方の本も買ったしな」

笑美「アマゾンで!?」

P「ああ、アマゾンで」

菜々「……わ、ワイルドですねー」

P「何か地元部族の人と仲良くなったりして、視聴率は好評だな。収録自体はもうすぐ終わるから、もう少しで帰ってくるとか」

笑美「か、考えられへん……」

http://i.imgur.com/kZ9Xgur.jpg
http://i.imgur.com/1DUZuyu.jpg
ナターリア(14)

P「とりあえず次回は見逃せないな。
ついに飯盒で米を炊ける状態にまでなったナターリア、アマゾンで新種の魚によるスシを作る……!?
っていう煽りだし」

菜々「うわ!何かすごい見たい!」

笑美「アマゾンやろ……?うわちょっと気になる」

ちひろ「(これは……私も見たい)」

P「まぁナターリアはこんな感じかな。
海外ロケのおかげで知名度もうなぎ上りだしな」

菜々「うなぎ上りなんですか」

P「ああ、毎回意味わからんことを始めるからな。
アマゾンで寿司作りたいとか言いだしたアイドルは後にも先にもあいつだけだ」

笑美「そらそやな……」

ナターリアのお仕事(一部抜粋)

バラエティ 8本 (うち一本レギュラー、レポーターも含む。)
教育番組 2本
雑誌、広告 5件
ダンス講師  1件
アクセサリー会社キャンペーンガール
CM 1件
海外でのテレビ出演 3件

等。

P「もちろんダンスのお仕事もあるが、やっぱりバラエティの効果が強いな。
ゴールデンだし影響力も大きいみたいだ」

菜々「ドラマとかはないんですね」

P「あ、確かにドラマはないな。教育ならあるんだが」

笑美「舞台にも出てへんねんな。なんかここの事務所手広すぎて怖いわ……」

P「まぁそれがうちの売りだからな」

菜々「次は>>92とかどうですか?」

P「ん、いいぞ」

笑美「おー!気になるな~」

加蓮

P「加蓮か」

菜々「そういえば加蓮ちゃんって何のお仕事してるんでしょう?」

P「加蓮は……本当に変わったタイプのアイドルだな」

笑美「変わったタイプ?」

P「ああ、所属当初はかなりやる気がなかったんだ」

菜々「え!?あの加蓮ちゃんがですか!?」

笑美「この前仕事しすぎて倒れたって聞くくらいやで!?」

ちひろ「最近はそうですけどね。確かに所属当初は適当な感じが見える子でしたよ」

P「杏……は今でも死ぬほどやる気がないが、所属当初の加蓮も結構やる気がなかった」

笑美「はー……」

菜々「意外ですねぇ」

P「まぁ今ではアイドル活動もかなり頑張ってるしな。
オファーも色々来るぞ」

笑美「へー、何が多いん?」

P「予想外だが、ファストフード店だ」

菜々「え?」

P「アイツ、実はかなりのジャンクフード好きなんだ。
お忍びで良く食べに行ってるらしいが、この前ついにばれた。
というかアイドル三人で行けば当然だと思うが」

菜々「あー……」

笑美「あー……」

P「言うまでもなく、凛、奈緒、加蓮の三人だな。オフの日に普通に事務所近くのマックに行ってた。
凄まじい事になった」

菜々「あー……」

笑美「あー……」

ちひろ「大変でしたねぇ……」

P「ああ、店側は『宣伝になったのでありがたいです!』と言ってくれたが……」

菜々「何かあったんですか?」

P「見物客のせいで事故が起きかけたな。人がごった返したから……」

菜々「なんか想像つきますけど……」

笑美「大変やなぁ、それは」

P「食うなとは言わんが、あいつらも立場をわきまえて欲しいんだよな……
マックくらい俺が買ってくるから」

P「で、その一件から加蓮の『ジャンクフード好き』が周知のものとなってな」

菜々「そういうのって、印象強いですからね」

P「各種ジャンクフード店からすごいオファーを受けた。
一日店長もした。すさまじかったな」

笑美「どうなったん?」

P「一日店長の日は、駐車場やらなんやらで大変でな……
普段そんなに人が来るようなところじゃないから、
もう交通機関なんかには迷惑かけまくりで……」

ちひろ「駅から苦情が来たんですよねぇ……」

菜々「そのレベルですか!」

P「まぁ加蓮も加蓮で色々仕事やってるからな……。
CMにも出てるし」

笑美「あ、確かに見るわ、CM」

P「CMも、ドラマも、バラエティも、なんでもオールマイティに出てるから……
たまにあいつの身体が心配になるが」

菜々「確かに、今では万能系のアイドルですよね、加蓮ちゃん」

P「うむ。とにかくやる気が凄いからな。ただ次入院したら俺がヤバイ」

笑美「えっ」

P「まぁ病弱キャラも周知の事実となってはいるが、一度入院してるからなアイツ。
次入院するような事があれば俺が責任を取るほか……」

菜々「ちょ、ちょっと待ってください!プロデューサーがいなくなったら誰がプロデュースを!?」

P「え……誰かが適当にやればいいんじゃないの」

笑美「すっごい投げやりやな!?」

ちひろ「まぁ事務所は潰れますよね」

菜々「なんかその時のテレビ業界がヤバいような」

P「考えたくもないな」

菜々「プロデューサーの辞職で世界がヤバイ」

P「そのためにも加蓮には無理をしないで欲しい……
あいつ最近凄い頑張ってるから不安なんだよなぁ……」

笑美「無理そうな仕事でも受けようとしてるらしいなぁ」

P「そうなんだよ……『滝の中の伝説を調べに行く企画』とか速攻断ったのに、
『大丈夫だよ!それくらいできる!』って言って譲らなかったからなぁ……」

菜々「結局どうしたんですか?」

P「幸子が行った」

笑美「なるほど」

http://i.imgur.com/1e2vo7o.jpg
http://i.imgur.com/jhDALHa.jpg
北条加蓮(16)

http://i.imgur.com/uLSwMLq.jpg
渋谷凛(15)

http://i.imgur.com/1aD5ZlH.jpg
神谷奈緒(17)

http://i.imgur.com/CGDEyLc.jpg
輿水幸子(14)

http://i.imgur.com/osfFPcS.jpg
双葉杏(17)

加蓮の仕事(一部抜粋)

ドラマ 3本
バラエティ 2本
教育 3本
ドキュメンタリー 2本
ニュース 1本
CM 2本
ラジオ 1本(DJ)
広告、雑誌、 24件
写真集 2件
ボイスCD  2件
舞台  2件
化粧品会社キャンペーンガール
ジャンクフード店イメージガール

等。

P「とりあえず加蓮で多いのはジャンクフード絡みの仕事、
後は服飾、ネイルとかかな。まぁオールジャンルにやってるが」

菜々「わー、すごいですね!」

笑美「一部抜粋でもこの量なんや……」

P「加蓮は他と比べて、一部の仕事に特化してないな。
ゆかりよりもバラつきが多いんじゃないだろうか」

菜々「ほえー……次は>>112なんかどうです?」

ひじりん

http://i.imgur.com/tMp7hRW.jpg
http://i.imgur.com/VCt0VgY.jpg
望月聖(13)

P「聖か」

菜々「聖ちゃんと言えば歌ですよねー」

笑美「やっぱ歌の仕事が多いん?」

P「いやもうぶっちぎりだな」

菜々「あ、やっぱりですか……」

笑美「ぶっちぎりてどういう事か気になるなぁ」

P「なんだろうか……あいつはとにかく、なんかすごい」

菜々「プロデューサーさんにしては珍しく要領を得ませんね……?」

P「いや……俺にもよくわからん。あいつの歌には何か特殊な力があるんだよ」

笑美「なんやねんその人外チックな……」

ちひろ「今更ですね」

P「デパートの営業とかもあるんだがな……ちょっとこの映像を見てくれ」

菜々「(あるんですね)」

ピッ

――――――――

聖「~♪  ~♪」




菜々「聖ちゃんが歌ってますね」

P「ああ、普通に、まぁゲリラライブ的なもののはずだったんだが……」

笑美「わー、お客さんも見入って……あれ?」




聖「~♪」


ポロ……ポロ……
シク……シク……




笑美「お客さんが泣きだしたーーーっ!?」

ワァァァァァァァァ

パチパチパチパチ……


笑美「なんか凄い客が増えてる……」

菜々「なんかちょっと皆盛り上がりすぎて怖いですね……」



客A「ありがとうございました。明日から心を入れ替えて働きます。もう愚痴なんて言いません」




菜々「えっ」



客B「ありがとうございました。嫉妬って醜かったんですね」

客C「ありがとうございました。相手の気持ちも考えずに……自分が馬鹿でした」




笑美「えっ、なんやこれ」

客D「ありがとうございました。サボろうとした自分が愚かでした。
これからはまじめに勉強します」

客E「ありがとうございました。自分の浅ましさに気が付けました」

客F「ありがとうございました。これからは親孝行します


――――

P「という」

菜々「なんなんですかこれ!?」

笑美「ひ、ひじりんのお悩み相談室……?」

P「いやそんなことはしてない。何故か知らんが、聖の歌を聴くと、
自分の愚かしい部分が見えてきて、反省したくなるそうだ」

笑美「なにそれこわっ!?」

P「俺も実際聞いてると、普段の自分の愚かしさが浮き彫りにされていくような感覚に陥る。
そして歌を聞き終わる頃には晴れ晴れとした気持ちになっている」

菜々「ひぃ!?」

ちひろ「(私は聞きに行ったことありません。ちなみに)」

P「聖のCDが意味不明なくらい売れてるのもそのせいだ。
ちなみに何故か聖のCDだけ、アイドルコーナーを探してもない」

菜々「ええ!?」

P「『リラックスCD』のコーナーにあるそうだ」

笑美「ジャンルすら!?」

P「いや、各店舗に聞いてみたら……『そっちのほうが売れる』と言われたんだ。
不思議でしょうがない」

菜々「……はぁ」

P「『たゆたう川の音』『風吹く自然の音』『聖のCD』みたいな感じで並べられているらしい」

笑美「もはや人間超えてへん……?」

P「しかも何が恐ろしいって、CDですら効果を発揮するらしくてな」

菜々「え?人類洗脳計画でもはじめてるんですか?」

P「いや、たとえば『浮気した時』とかあるだろ?」

菜々「まぁあんまり菜々には縁がないですけど……」

P「まぁそういう人もいるんだ。その時聖のCDをかけていると……」

―――――――
■雑誌に載っていた一例


彼「ごめん……つい」

彼女「ついじゃないでしょ!?アンタどういうことしたかわかってるの!?」

彼「わ、わかってるけどさ……」

(ここでCDを開始)

彼「だからさっきから謝ってるじゃないか」

彼女「謝って……謝ってすむと思ってるの!?」

彼「そ、それは……」

彼女「……うーん、でも私も怒りすぎたかも」

彼「え?」

彼女「いや、だってあなたにも理由があったんだよね。聞かせて?」

彼「お、おう!」


―――――――――

P「という」

菜々「こわっ!?」

笑美「こわっ!?」

ちひろ「便利すぎ!?」

P「偶然だろうと鼻で笑ったんだよ。最初は。
でもどこでも成功するらしくて……」

菜々「え、えぇ……?」

P「もうその事がテレビでとりあげられてからはハンパじゃない。
注文が殺到。品切れしまくりだ」

ちひろ「だから電話がかかってきたんですね!?」

P「すみません……」

菜々「うちまでくるんですか!?」

P「ああ、各店舗、CD会社、政策メーカーほとんどに電話が来てるらしい。
今全力ペースで再販中だ」

笑美「もうなんかこわいねんけど……」

P「俺もオカルトとかは基本的に信じない主義だったんだが……CDが売れるなら仕方がない。
数字で表されてしまってはもう俺としては信じて再販するしかないんだよ」

菜々「聖ちゃん……なんか戦争も止められそうですね」

P「なんか検討中らしいぞ。戦争中に聖のCDを流したり」

菜々「やってるんですか!?」

P「まぁこれだけ強大な効果があったからなぁ……」

笑美「え、どうなったん?」

P「いや、戦争が止まることはなかったな。ただ、兵たちが泣きながら出兵するようになったとか」

菜々「(罪悪感に押しつぶされてる……!!)」

P「聖の仕事は色々あるけど……やっぱり歌がもう本当にぶっちぎりだな。
全アイドルでも歌単体に関してなら聖が一番じゃないだろうか」

菜々「菜々も今度買ってみましょうかね……」

P「いいんじゃないだろうか。不眠症とかも治るらしいぞ」

笑美「医療品レベル!?」

聖のお仕事(一部抜粋)

LIVE     233件 (ゲリラライブ、突発ライブ、マイクも何も無しで歌うだけも含む)
歌番組    2本
CD      12件
雑誌、広告 12件
バラエティ  5本(ゲスト出演)
ボイスCD  2件 (聖にひたすら慰めてもらうCD他)


等。


笑美「CD12ってどういうことなん……」

P「なんか、『うしろでハモって欲しい』『カバーしてほしい』というアーティストもいるとか」

菜々「凄まじい効果ですね……」

P「まぁ、聖の仕事に関してはこんな感じかな……もうイメージが強すぎてドラマに出せないのは残念だ」

菜々「人間国宝とか紹介されてましたしねぇ……」

笑美「次は>>140とかいってみーひん?」

P「ん、かまわんぞ」

輝子

P「輝子か」

菜々「輝子ちゃんって……一番想像がつかないんですけど……」

笑美「なにやっとんの……?キノコの栽培?」

P「いや、輝子はLIVEがメイン、次に教育番組だな」

菜々「ええ!?」

笑美「なんか意外!?」

P「聖とは真逆……というべきか、とにかくあいつのライブは暗くてジメジメした箱でやるのがいい。
とにかくファンが凄いんだよ」

菜々「……ファンが?」

P「ああ。あいつの場合は『広く浅く』、じゃなく、『狭く超深く』なんだよ」

笑美「狭く……超深く?」

P「たとえばライブをやるとするだろう?」

菜々「はい」

P「何時何分何秒、どこでやろうと必ず100人は来るんだ」

菜々「!?」

笑美「え、すごない!?」

P「ああ、気持ち悪いくらい絶対にライブに来る、『ライブ皆勤賞』のファンがいるんだよ……」

菜々「じょ、常連ってレベルじゃない……!?」

P「グッズを販売しても、必ず一日目は売り切れるんだよ。
とにかく『一部の熱狂的なファンが半端じゃない』というべきか」

笑美「(輝子中毒……?)」

P「俺も正直どうなってるのかわからん。だが輝子がCDを出した週は、
オリコンで一位だった。そこまで宣伝していないにも関わらずだ」

菜々「えっ」

P「俺も不自然に思った。しかしこちらでは何もしてない……俺は、
ファンを舐めていたんだ」

笑美「ふ、ファンを舐めてた……?」

P「ああ……ツイッターの写真を見て驚いたよ。なんと、一人で1000枚買ってるファンがいるんだよ。
しかも、何人も」

菜々「ひぃ!?」

P「聖の時とはまた違う……一部のファンが病的なまでに応援しているんだ」

菜々「ひ、一人1000枚って……100万円ですか!?」

P「ああ、1000円のCDだからな。俺も目を疑った」

http://i.imgur.com/MyiA8q9.jpg
http://i.imgur.com/tb9smS8.jpg
星輝子(15)

P「まぁこのライブ映像を見てくれ」

菜々「あるんですね……」


ピッ

――――――――――

輝子「フヒヒヒヒフハハハハアッハッハハハーァッ!!!
お前らァァーーッ!!!準備はいいかァーーーッ!!」

\ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーッ!!/

輝子「イェェェーッ!!
行くぜェ……!!ゴートゥヘーーールッ!!! ]

\GTH!GTH!GTH!GTH!GTH!GTH!/

輝子「もっともっとォォー!!!」

\GTH!!!!GTH!!!!GTH!!!!!GTH!!!!/

輝子「イェェェェーーーァァァァーッ!!!」


――――――――――

菜々「アイ……ドル……?」

笑美「……うちの知ってるアイドルと違う」

P「俺も思った。だがもうファンは止められない。
もはやこちらで掌握するしかないんだ」

菜々「お、恐ろしい事になってますね……」

P「ああ……輝子派は並じゃない。握手会で不埒なことをしようとしたファンが……」

笑美「ファンが……?」

P「飛んだ……」

菜々「飛んだ!?」

P「ああ、輝子に襲いかかろうとしたファンが、2mくらいある屈強な肉体のファンに投げ飛ばされた」

笑美「えっ……」

P「幸い苦情はきてない。そのファンも投げられて酷い音がしたんだが、
最後にはちゃんと最後尾に並んで握手して帰った」

菜々「輝子ちゃんじゃなくてファンが人間やめてる例ですか……」

P[ああ、その人腕にタトゥーが彫ってあった。超怖かった。
でも握手するときに『大ファンです!!いつも応援してます!!』
って泣きながら言ってた……」

菜々「輝子ちゃんなんか凄い……」

P「あとは教育番組だな。
あいつはバラエティは全然ダメだったんだが、
菌類に関する教育番組だと無茶苦茶饒舌になるんだよ」

菜々「なにそれこわい」

P「さらに、菌類関係の番組で喋ることができるアイドルなんていないから、
もう輝子の独占状態だな」

笑美「そらおらんって……」

P「まぁこれも映像見てもらった方が早いな」

ピッ

―――――――――

博士「楽しい自然博物館の時間がやってまいりました!」

助手「本日は、アイドルの星輝子ちゃんがゲストにきてくれました!」

輝子「ほ……ほ、星、輝子……です……フヒ」

助手「輝子ちゃんはキノコに詳しいということですが?」

輝子「ま、まぁ……」

助手「じゃー……このキノコは!?」

博士「おいおい、そんなのでわかるわけが」

輝子「……これはウスベニイタチタケですね。
雨上がりの状態だと傘がワインレッドに染まる非常に美しいキノコです。
ただ色あせるのも早く、傘径は2cmから3cm、日本だと京都や埼玉、
あとはインド、ヨーロッパなどに見られるキノコですね」

助手「えっ……」

博士「そ、その通りです……」

輝子「ふ、フヒ……」

助手「じゃ、じゃあ今日はそんな輝子ちゃんと一緒に、日本にある珍しいキノコを紹介していきます!」

輝子「……」コクコク


―――――――――――

P「という」

菜々「ひぃ!?」

笑美「ひぃ!?」

ちひろ「相変わらず詳しいですねー……」

P「まぁ自宅でも栽培してるくらいですしね。キノコに関しては事務所一ですよ」

菜々「そりゃそうでしょうけど……」

輝子のお仕事

LIVE   66件(地下闘技場などでのLIVEも含む)
キノコ図鑑監修、表紙写真 1件
自然、環境、教育番組  12件(専門家の代わりの出演も含む)
雑誌、広告 10件
CM 1件(ホクト)

等。

菜々「シンプルですね、輝子ちゃんは」

P「もうアイツの場合は本当に売り方が決まってきてるからな」

笑美「キノコ系アイドル……」

P「ファンからの愛称は、『きの子』とか『輝子さん』だ」

笑美「さん!?」

P「なんか一部ではさんをつけないとぶちころがされたりみたいな……」

菜々「こわっ!?」

P「そろそろ最後かな……?」

笑美「じゃあ、>>175とか聞いてみたいわ!」

ありす

初めてSSスレ開いてみたけど
モバマスでいいんだよね?

http://i.imgur.com/Azp4jdw.jpg
http://i.imgur.com/DibgB9L.jpg
橘ありす(12)

>>180
そうだよ
モバつけるの忘れてごめんなさい

P「ありすか」

菜々「ありすちゃんも想像つかないですねー……」

P「いや……ありすほど仕事持ってきやすいアイドルもいないぞ」

笑美「え?でもあの子結構ツンツンしてるやん……」

P「もちろん。それは今でも健在なんだけどな……」

ちひろ「え?どこか変わったんですか?」

P「まぁこの映像を見てください」

ピッ

――――――――――

『本日は、実際の農家を体験してみることに』

レポーター「ありすちゃん、農家だってー!楽しみだねー!」

ありす「別にそれくらい、今ならネットでも見れるんですから……」


『どうやら到着したようです』


ありす「……ほわぁ」キラキラ

『どうやらありすちゃんも、現場は初めての模様』


ありす「みてください!!みてください!!豚!豚さんがいます!」

レポーター「そうですねー」

ありす「あ、あっちには牛さんが!」


『……やはりませていても年相応のようだ』


ありす「すごい!子牛にお乳をやってますよ!!わぁぁ……」

農家の人「こんにちは」

ありす「はい!こんにちは!!」

農家の人「元気がいいねぇ」

ありす「はっ……、すみません。はしゃぎすぎました」

農家の人「はっはっは」

―――――――

P「という」

菜々「かわぃぃーっ!?」

笑美「なにこれ!?反則やん!?」

P「とっさに自分がはしゃいでることを自覚しておとなしくなるのもまたグッド」

菜々「毎回こんな感じなんですか?」

P「むしろテレビの方からはこれを望まれてる」

ちひろ「あざと可愛いですもんねぇ……」

P「もう本当に、スタジオとか現場到着前では『この程度』とか『ネットでも見れます』とか言ってるのに、
着いた瞬間走り出して転んだり」

笑美「ごっつかわええな!?」

P「もう毎回だよ。『たとえば好きな作家さんがいたらどうする?』って質問に、『別にどうもしません』
って言っておきながら、ありすの好きな作家さんが登場した時さぁ」

菜々「え、何かあったんですか?」

P「いきなり立ち上がって『ほわぁ……!』って体全体で感動を表現したのち『ファンです!サインください!』
って言いに行った」

菜々「かわいいーっ!?」

笑美「かわええーっ!?」

ちひろ「ませてても12歳ですからねぇ……」

P「サインもらって握手したのち『きゃーっ』って言いながら小刻みにジャンプするから、
作家さんも嬉しそうだったなぁ……」

菜々「テレビとしてもそれくらい反応してくれる子がいれば……」

P「もちろんその後は『……と、取り乱しました』って言って席にもどった。顔は真っ赤だ」

ちひろ「か、かわいい……」

菜々「凄まじい可愛さですね……」

笑美「ずっこいなぁ……」

P「まぁそんな感じだから、ありすはテレビの仕事が多いな。
ドラマで子役もしたりするが、やはりレポートの時の可愛さには負ける」

菜々「菜々でもファンになりそうですよ……」

P「ああ、男性ファンもさることながら、高校生から20代の女性ファンが今急増中なんだよ」

笑美「わお」

P「どうやら母性をくすぐるものがあるらしい……たしかにあいつは保護してやりたくなる」

菜々「自称・保護者が増えそうですね……」

P「ああ。仁奈や薫もそうだが、年少組は天真爛漫な子が多いからな。保護者系ファンが増えつつある」

笑美「この事務所ほんま恐ろしいな……」

P「まぁありすの主な仕事はやはりテレビだ。
バラエティをはじめとして……とにかく『現場に行って体験する系』のオファーが多い。
食べ物でもすごく素直な反応するしな」

菜々「工場とか連れて行ったら……」

P「普段からタブレットを愛用しているからな。
タブレットPCの制作過程がわかる工場に行ったときは凄まじいはしゃぎっぷりだったな」

笑美「かわええなぁ……」

P「まぁませている……とはいえ12歳だしな。やはり現場体験には弱いんだろう。
普段がおとなしいだけにギャップもあるしな」

菜々「見てると和みますね」

P「ああ……心が荒んだときはありすを見るようにしてる」

笑美「ま、また癒しアイドルが……」

P「ありすにな……こう、ちょっと珍しいだけのおもちゃをみせるだけで、
すごい反応してくれるんだよ……もう、楽しいぞ」

菜々「……こ、今度やってみます」

笑美「うちも」

ありすのお仕事(一部抜粋)

バラエティ、教育教養  14件
雑誌、広告  7件
モデル  6件(おもに子供服)
CM 一本
遊園地 キャンペーンガール

等。

P「とにかく楽しい現場、あとはお仕事の裏側とか凄い楽しそうに行くからな。
そのあたりのオファーが多い」

菜々「あれだけはしゃいでくれればこっちとしてもやりやすいですよね」

笑美「最近の子ませとるしなー」

P「最近の子のませてる部分と純粋な部分、両方持ってるから珍しいんだよな。ありすは。
うちは純粋なのが多いしな」

菜々「そうですね。ありすちゃんは珍しいタイプかもしれませんね」

P「ふー、大分話したな、そろそろ終わりにするか?」

菜々「そうですね……>>210って感じでしょうか」


やめる or やめない

やめない場合アイドル名記載も可。

アーツミン

http://i.imgur.com/L0wUmpN.jpg
http://i.imgur.com/MnAcJ5u.jpg
棟方愛海(14)

P「愛海か」

菜々「愛海ちゃんって本当に何してるんですか……?」

笑美「輝子並にわからんねんけど」

P「あいつは、声優として今大分成功してるぞ」

菜々「声優!?」

P「……テレビでもいいんだが、たまに困るんだ」

菜々「え、何でですか?」

P「揉むからだ」

菜々「揉むんですか!?」

P「あいつは何故かしらんが、本当にコミュ力が高い。
だから余所のアイドルともすぐに仲良くなるんだが……」

笑美「だが?」

P「揉むんだよ。胸を」

菜々「本当にやってるんですか!?」

P「いやまぁ……女同士だから許容されてる部分も大きいんだが、このままではファンからの苦情もきかねん。
そこで方向を変えてみた」

笑美「それが……声優?」

P「ああ。だって、仕事の合間に揉んだり、ラジオで揉んだりしても、
その映像は流れないだろ?」

菜々「そんな理論!?」

P「いやだって仕方ないじゃないか。止めてもアイツは揉むし、
他のアイドルや声優さんだってもう『構わない』って言ってるんだよ」

笑美「えぇ……」

P「いくら揉んでも、その様子が放送されなきゃいい。あとは深夜」

菜々「深夜ですか!?」

P「ああ。深夜番組は、未成年が出ないイメージが強いが、別に出てもいい。
収録の時間が深夜にならなければいいということだな」

菜々「は、はぁ……」

P「そこで『棟方愛海のおっぱい占い』というコーナーをやっている。
悩みのある女性芸能人がやってきて、とりあえず愛海に揉んでもらうんだ」

菜々「なんですかそのコーナー!?」

P「いや、すごい人気だぞ?」

笑美「いやそらわかるけどな!?倫理的に大丈夫なん!?」

P「まぁとにかく愛海もすごいんだ。胸を揉んだだけで相手の悩みを当てられるという特技がある」

菜々「何故!?」

ちひろ「(また人間離れしてますね……)」

P「この前なんてすごかったぞ?揉んだ後に一旦カメラを止めて、本人に
『これ、テレビで言っても大丈夫なんですか?』だからな」

笑美「そこまでわかるん!?」

P「なんでも、愛海曰く『女の子の胸には夢や希望、いろんなものが詰まってるんです!』だそうだ」

笑美「回答になってへんで!?」

P「なんかわかるらしい。俺にも手におえん」

菜々「うわぁ……本当この事務所意味不明ですね」

P「まぁ愛海は他に、母乳マッサージなんかの取材とかか」

笑美「なんで出てくんねん……」

P「本人がどうしても教わりたいって言うから……」

菜々「欲望のままに生きてますねぇ……」

愛海のお仕事

深夜番組 4本(うち2本レギュラー)
声優  22件
ラジオ  4件(うち2件レギュラー)
雑誌、広告 13件
教育教養番組 1件 (産後のマッサージ講座)
握乳会 (女性ファンが愛海に揉んでもらうだけ)

等。


菜々「すみません最後のなんですか」

P「……ノリでやったら本当に来たんだ。たくさん。
全員はムリだったから書類選考したけど」

笑美「うわー、もうなんか駄目ちゃうんそれ」

P「いや何かファンとしても揉んでほしいって人が増えてきてるんだよ。
あいつなんか胸揉みに関しては奇跡おこすから」

菜々「(やっぱりこの事務所おかしい……)」

P「ふいー……今日も疲れたな。よしお前ら、仕事行くぞ」

菜々「はーい」

笑美「はーい」

ガチャバタン


ちひろ「あれ……プロデューサーさん、DVDが出しっぱなし……」

ちひろ「これ……アイドルのお仕事のDVDみたいですね」

ちひろ「ちょっと見ちゃいましょう!」

ピッ

――――――――――――――

司会「さぁ、懐かしのアニメスペシャル!いよいよトップテンの発表となりました!」

菜々「わー!!」

パチパチパチパチ……



ちひろ「菜々さん……」

司会「…‥は、美少女戦士 セーラームーンです!!」

ワァァァァァァァ!!

菜々「わー!!セーラームーン!!」

司会「なんと今回は、そのセーラームーン役である、三石さんにお越しいただいてます!」

菜々「きゃあああ!!!三石さぁぁぁん!!」

他アイドル「セーラームーンって……」

他アイドル「知ってる知ってる!お母さんが好きなやつだっけ?」

司会「さらに、アムロ役でもおなじみの、古谷さんにもお越しいただいてます!」

菜々「きゃああああああああーーー!!タキシード仮面ーーー!!」

古谷「良く知ってるね」

菜々「大ファンです!一話から見てました!」

司会「流石菜々さんですね!」


ちひろ「……菜々さん」


                                 終わり。

以上!スレタイはすまんかった。
うさみんは17歳。セーラームーンを一話から見てても17歳!

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