モバP「北海道で活きのいいの見繕ってきた」(97)

杏「人増えるの? これで杏は楽できるね」

千夏「そういうわけでもないでしょうに」

杏「えー、やっぱりだめなの?」

P「だめです」

千秋「私達のグループに入るってことかしら」

美由紀「わー! 人数が増えるんだね!」

音葉「増員ですか……」

P「ああ、お前達との共通点もあることだし」

千秋「別に反対はしないわよ」

P「ならいいか、入ってくれ」

アナスタシア「Приятно встретиться с вами тоже」

美由紀「わー! 外人さんだよ外人さん!」

杏「何喋ってるかわかんない……」

アナスタシア「エット……はじめまして、です、アナスタシアです」

千秋「よろしくね、私は黒川千秋よ」

千夏「相川千夏」

音葉「梅木……音葉……です」

美由紀「柳瀬美由紀だよー!」

杏「杏は杏だよ」

ごちん

杏「……双葉杏、このユニットのリーダーをやってるよ」

アナスタシア「Спасибо……よろしく、おねがいしますね」

P「自己紹介は済んだかな」

千夏「それにしても、日本語も上手なのね」

アナスタシア「да……ロシアと、日本のハーフなので、日本語も喋れます、よ」

杏「兄貴はまたどこからこんなのを拾ってくるんだ」

P「俺の目に狂いは無いからな」

杏「それで、この子実家北海道でしょ? どうやってつれてきたの」

アナスタシア「это……プロデューサー?」

P「ああ、俺が預かればOKだとよ」

杏「……ん?」

千秋「……」

千夏「……はぁ」

音葉「え……」

美由紀「わーい! おうちが賑やかになるね!」

お前を待ってたんだ

前スレあるの?

げし

P「痛っ」

げし げし

P「おい、千秋も杏も蹴るのやめろ」

げし げし げし

P「何か三箇所痛い! 誰だもう一人!」

音葉「……つーん」

P「ええええええ」

アナスタシア「……だいじょうぶ?」

P「ああ、平気だよ」

アナスタシア「сейчас……みなさん、よろしく、です」

千夏「ええ、よろしくね」

P「とりあえず今日は見学だけな」

アナスタシア「да、わかり、ました」

千秋「今日は久しぶりに1日レッスンだったかしら?」

P「ああ、だから今日アーニャを連れてきた」

音葉「あーにゃ、ですか」

アナスタシア「私の事は、アーニャで、いいです」

千夏「通称みたいなものかしらね」

P「そういうものじゃないか? さあ行くぞ」

杏「断る」

美由紀「杏さんだめだよー! れんしゅーするの!」

>>11
モバP「北へ還れ!」
モバP「初雪だってよ」

前回のラストの音葉さんフラグが生かされて良かった

杏「いやだ! 私は働かない!」

アナスタシア「что……あれ、は?」

P「気にしなくていいよ、いつものことだから」

千夏「飴いらないのね」

杏「飴! 飴をなめる」

音葉「では連行しましょう」

杏「ソレは違う! 飴は貰うがレッスンなど」

千秋「いつまでもゴネないの」

杏「兄貴! 鬼畜が杏をさらっていくんだ!」

P「悪かったな従妹よ、鬼畜の元締めが俺だ」

杏「!!!」

アーニャかわいいよアーニャ
http://i.imgur.com/7u2VnLq.jpg
http://i.imgur.com/b2I4qVm.jpg
http://i.imgur.com/LMf2tnJ.png

>>20
一番下のアーニャんこきゃわわ

美由紀「がんばってこー!」

P「すまんな、騒がしくて」

アナスアシア「нет……たのしそう、です」

P「さ、俺らも行こう」

アナスタシア「ハイ」





http://i.imgur.com/cQleFK5.jpg
http://i.imgur.com/SdeuuzW.jpg
双葉杏(17)

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相原千夏(23)

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黒川千秋(20)

http://i.imgur.com/Xj434f8.jpg
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柳瀬美由紀(14)

http://i.imgur.com/mF35pRn.jpg
http://i.imgur.com/KI3xxzr.jpg
梅木音葉(19)

http://i.imgur.com/6NevvMt.jpg
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アナスタシア(15)

アナスタシア「……」

杏「ふぃー」

アナスアシア「что……杏、さん」

杏「なにー?」

アナスタシア「あなたは、どうして、休んでいるのですか?」

杏「見てなかった? 杏は覚えたから終わりなの」

アナスタシア「覚えた、って、今の振り付け、ですか?」

杏「そだよ」

アナスタシア「私から見ても、すごく、сложность……複雑、でしたが」

杏「まーね」

P「杏は仕方ないんだよ、1回で覚えるから」

天才だから怠けたがるのが美希
怠けたいから天才になったのが杏って感じか

アナスタシア「……?」

P「うーんと、ラーニングっていうのかな」

杏「その話はいいじゃん、これは覚えたら終わりなんだから」

P「まあ、いいか」

アナスタシア「удивительный……すごい、ですね」

杏「いい事ばかりでもないけどねー」

P「……ほれ、飴やる」

杏「飴だー♪」

アナスタシア「спасибо……ありがとうござい、ます」

杏「~♪」

エキサイト先生にこんなにロシア語聞く日が来るとは思わなんだ

アナスタシア「восхитительный……ですね」

P「んん?」

アナスタシア「あ、おいしい……です」

P「そりゃ良かった」

トレーナー「それじゃあ全体であわせて終わりにしますよ」

杏「はーい」

アナスタシア「杏さんは、不思議な人、ですね」

P「変だよな」

アナスタシア「ふふ……」

P「あはは」

しえ

すかーん

P「誰だぁ靴飛ばしたんは!」

千秋「……」

杏「……」

音葉「……つーん」

P「……」

アナスタシア「Удивленный……」

P「ま、まぁ気にしないでくれ……ははは……」





いちいち口でつーんって言って自己主張してくる音葉さんかわいい

P「それじゃあアーニャの仲間入りを祝って」

美由紀「かんぱーい!」

「「「「乾杯っ」」」」

アナスタシア「спасибо……ありがとう、ございます」

P「ほっけうめぇ」

杏「兄貴ー、杏にもほっけ取ってー」

P「うるへー、俺が食うんだ」

千秋「私も、頂こうかしら」

美由紀「はい、千秋さん!」

ホッケ食いてえ

千秋「ありがとう」

なでなで

美由紀「えへへー」

千夏「はい、アーニャ」

アナスタシア「Да……はい、ありがとう、です」

千夏「別にそんなに堅くならなくても平気よ?」

アナスタシア「Прости……ごめんなさい。 パーティーは、好きですよ」

P「むぐむぐ……プロフィールにも書いてあったもんな」

千秋「もう、食べながら喋らないの」

アナスタシア「少し、別のことで」

P「お、何がだ?」

アナスタシア「лежащий……んと、おとこのひとと、一緒に寝る、です」

ぴしっ

P「あー、まあ、同居といってもだな」

千秋「うちで生活しましょうか?」

アナスタシア「千秋さんと、ですか?」

千夏「ええ、私と音葉とルームシェアをしているわ」

音葉「まだ……部屋は余ってますから……」

P「なるほどな、そっちにするか?」

アナスタシア「Прости……ごめんなさい、こっちに、します」

ほう

P「うん、その方がいいかもしれんな」

アナスタシア「ん……よろしく、おねがいします、プロデューサー」

P「おう……ううん!?」

アナスタシア「Спасибо……ふふつかのもですが、よろしくです」

P「お、おう……」

千秋「どこで手篭めにしてきたのかしら……」

P「いやいや」





黒川さんはキレてんのか呆れてんのか

千秋「お邪魔しました」

千夏「また明日ね」

音葉「頑張りましょうね……アーニャちゃん」

アナスタシア「да……はい」

杏「また明日ー」

美由紀「おやすみなさい!」

P「おう、またなー」

ばたん

P「後片付けまで手伝ってもらって、悪いな」

アナスタシア「нет……いいえ、同居人なら、これくらい、です」

P「そ、そうだな……」

アナスタシア「は、はい……」

保守の間隔が分からん

かちゃ かちゃ

P「よし終わり、杏と美由紀は……」

杏「いるよ」

美由紀「アーニャちゃんの分のお布団引いてきたの」

P「聞くの忘れてた、ベッドでなくても平気か?」

アナスタシア「все в порядке……大丈夫、ですよ」

P「それなら部屋に案内してやってくれ」

杏「えー」

P「……」

杏「い、行くよみゆきち」

子供のお守りという名の同棲…
そりゃキレるわ

美由紀「はーい! アーニャちゃん、こっちだよ!」

アナスタシア「Подожди……待って、ください」

どたどた

P「……一人増えてしまった……」

とたとた

P「ん?」

杏「駄賃」

P「ほれ」

杏「……何これ」

P「耳垢」

杏「うぎゃああああ!?」

Подожди

↑これ顔文字に見える

ブラックリバーさんのSR化を希望します

P「嘘だ」

杏「このアホ兄貴!」

P「引っかかる杏がアホなんじゃねーの?」

杏「ぐぬぬぬ……」

P「はいはい、お子ちゃまは寝た寝た」

杏「それはいいからさ」

P「どうした、珍しいな」

杏「和露辞典買ってきておいて、3日あれば大丈夫だから」

P「わかったよ、アーニャのこと、助けてやってくれな」

杏「うん、わかってる」

>>53
握手

辞書だけあっても文法と発音を知らないと

P「いい従妹だ」

なで なで

杏「……ん」

P「それ、アーニャの話し相手でもしてやってくれ」

杏「はーい」

P「……ああ、杏」

杏「何?」

P「すまないな」

杏「……ううん、兄貴だからいいんだ」

とたとた

P「……おやすみ」

>>59
ロシア語講座のHPでアルファベット表記見て発音聞いても全然分かりません







美由紀「アーニャちゃんは、どうしてアイドルになろうと思ったの?」

アナスタシア「えっと……スカウト、されました」

杏「兄貴に?」

アナスタシア「Да、……はい」

杏「へー、節操なしだなぁ」

美由紀「せっそーなしってなに?」

杏「浮気者のことだよ」

アナスタシア「флиртовать……浮気者、ですか?」

そりゃアーニャみたいのが歩いてたら芸能プロの人間ならスカウトするよね、仕方ないよね

杏「周りにこーんな美女美少女はべらせて浮気者じゃなきゃなんだというのだね」

美由紀「えーと……いいお兄ちゃんかな」

アナスタシア「Да……いい人、です」

杏「そだねー、そのせいで面倒なんだけどねー」

美由紀「杏さんどうしたの?」

杏「んー、こっちの話だよ」

美由紀「みゆきたちはおにいちゃんに恩返ししたいからアイドルやってるけど、アーニャちゃんはどうして?」

アナスタシア「……Любовь с первого взгляда」

杏「ロシア語じゃわかんないよ」

アナスタシア「тайна……内緒、です」

美由紀「えー」

杏「さ、寝ないと兄貴に怒られる」

美由紀「おやすみー」

アナスタシア「Иметь хороший сон……おやすみ、です」

杏「おやすみ」






アナスタシア「……」

杏「くかー」

美由紀「むにゃ……」

ぱちり

アナスタシア「ん……」

すたすた

杏「……」

Love from first view
ほう…

アナスタシア「プロデューサー」

P「あれ、起きたのか?」

アナスタシア「да……」

P「それ、はいって意味だよな」

アナスタシア「そう、です」

P「それで、どうした?」

アナスタシア「веранда……ベランダへ、行きませんか?」

P「ああ、いいぞ」

がらがら

アナスタシア「ん……風がキモチイイ、です」

P「そうだな……」

寒そう(粉蜜柑)

アナスタシア「プロデューサーは、Ночное небо……夜空は、好きですか?」

P「嫌いじゃないな、満点の星を見ながら一杯ってのもいいかもな」

アナスタシア「私は、звезда……星を見るのが、好きです、綺麗でしょ?」

P「星か、確かに綺麗だな」

アナスタシア「да」

P「アーニャも、星みたいに綺麗に輝けるかな……アイドルとして」

アナスタシア「не знаю……わからない、です」

P「まぁ、輝けるようにするのが俺の仕事だからな」

アナスタシア「私も、がんばります」

P「期待してるぞ、可愛いんだから」

Любовь с первого взглядаな相手に可愛いとか言われたら…

アナスタシア「милый……カワイイ、ですか」

P「ああ、だからスカウトする気にもなったんだ」

アナスタシア「カワイイは、あまり言われません」

P「そうか? こんな可愛いのにな」

アナスタシア「быть нерешительным……照れます」

P「これからファンに一杯言われるんだ、俺が言ったのくらい慣れておけ」

アナスタシア「んん……恥ずかしいです」

P「あはは、徐々に慣れて行こうな! さあ、明日早いからもう寝な」

アナスタシア「да……Иметь хороший сон……おやすみ、です」

P「ああ、おやすみ」

エキサイト先生だと日本語訳より英訳の方が割と分かりやすかったりする







杏「おかえり」

アナスタシア「да!?」

杏「そんなびっくりしなくていいよ」

アナスタシア「Произошло……起きてた、ですか?」

杏「うん」

アナスタシア「Прости……ごめん、なさい」

杏「謝ることじゃないよ」

アナスタシア「それで……どうしました?」

杏「杏のこと、お姉ちゃんだと思っていいからね」

アナスタシア「сестра……姉、ですか?」

杏「うん、みゆきちも妹みたいなもんだし」

アナスタシア「そう、ですか」

杏「あ、でも」

アナスタシア「Что……なんでしょう?」

杏「飴を与え続けること!」

どやっ

アナスタシア「……ふふふ」

杏「さ、寝よう」

アナスタシア「да」


おわり

アーニャがツボすぎて辛いです

アーニャのかわいいところは全部つめたつもり

支援ありがとうね

メインはアーニャですよ

繰り返します、メインはアーニャですよ

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