勇太「丹生谷、パンツ貸してくれないか」森夏「は?」(240)

結社の夏 拠点


森夏「ご、ごめん富樫くん、聞き取れなかったからもう一度お願い」

勇太「丹生谷、パンツ貸して」

森夏「……は?」

勇太「パンツ」

森夏「え、え……ちょ、アンタ何言って……え?」

六花「……」

凸守「……」

くみん「くー……くー……」

勇太「だからパンツ、パンツだよ。悪いけどパンツ貸してくれないか」

森夏「は、ハアアアァァァ!? な、なんでアンタにパンツなんて貸さなきゃいけないのよ!!」

勇太「え?な、なんだよいきなり……」

森夏「こっちの台詞よぉ!! そもそも、私のパンツであんたっ……何する気よ!!」

勇太「そりゃ履くんだよ」

森夏「履くの!?」

勇太「パンツは履くものだろ?」

森夏「そ、そうだけど!?」

六花「……」

森夏「って言うか皆の前で何言ってるの!? そもそも小鳥遊さんと付き合ってるんでしょ!?」

勇太「え? そ、そりゃまぁ……な?」モジモジ

六花「う、うん……」モジモジ

森夏「照れんな!! なんだその反応!!」

勇太「で、でも俺と六花が付き合ってることと、丹生谷のパンツを借りることに何の関係が……?」

森夏「関係あるでしょおおおおぉぉ!?」

凸守「さっきからうるせーデスよ、ニセサマー」

くみん「うー……モリサマちゃんうるさいよぉー……」

森夏「あ、ごめん……」

勇太「……どうしたんだよ丹生谷、なんか今日はおかしいぞ?」

森夏「……おかしいのは富樫くんよ、絶対に」

勇太「はぁ……とにかくパンツを」

森夏「貸さないっつってんでしょ!!」

勇太「わ、わかったわかった」

森夏「そもそもなんで私のなのよ!! 小鳥遊さんでいいじゃない!!」

勇太「それもそうだな。六花」

六花「わかった」

森夏「……」

森夏「うん、そうよ。そうn……え? ま、マジで?」

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
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     . ∵ ./  ./|
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六花「……」スルスル

森夏「えっ……えーっ……小鳥遊さん……?」

六花「……ふぅ」スポ

森夏「く、黒下着……」

六花「……我が契約者よ、一時的にではあるが、この闇の衣をそなたに預ける」ファサ

勇太「はいはい、ありがとうございます」

森夏「……え? ……えっ?」

凸守「……」

くみん「くー……くー……」

森夏「……え、なにこれ……私がおかしいの?」

勇太「それじゃさっそく」スポ

森夏「……ちょ!?」

勇太「ん?」

森夏「なんで被るの!? ねぇ!?」

勇太「……? ……?」

勇太「?」

森夏「その『何言ってんだコイツ』みたいな顔やめろおおぉぉ!!」

六花「ゆうた……カッコイイ!」

森夏「そうか?」

六花「うん」

森夏「そうじゃなああああいいいいぃぃぃ!!」ガターン

森夏「はぁ……はぁ……」

勇太「あ、なんか六花の匂いがする……」

六花「わっ……我が魔力が溢れ出ている、のだ……」

勇太「う、うん……そうだな、魔力だな」ナデナデ

六花「あ……うん……」

勇太「……」ナデナデ

森夏「なんだこれ……どういうシチュエーションでイチャついてんの……」

勇太「あ、凸守もパンツたのむよ」

森夏「!?」

凸守「……しかたねーデスね。マスターが承諾したなら、
   サーヴァントである私も貸さないわけにはいかないデスし」

森夏「もうわっかんないよおおおぉぉぉ!!」ガッシャアアァァ

凸守「さっきからうるせーっつってんデスよニセサマー!!」スルスル

凸守「ほれダークフレイムマスター、我が魔力の集積をありがたく受け取るのデス」ファサ

勇太「うん、ありがとな」

凸守「礼ならマスターに言うのデスよ」

勇太「よいしょ」スポ

森夏「やっぱり被るんだ……」

凸守「はぁ? そりゃそうデス。まさか良からぬ妄想でもしてるんデスか?
   どういう発想デスか? 変態デスか?」

森夏「現時点で十分変態じゃないのよおおおぉぉ!!」

凸守「アンタが?」

森夏「なんでよ!! 富樫くんよ!!」

凸守「……? ……?」

勇太「……?」

森夏「あああああぁぁぁぁもおおおおおおおぉぉ!!」

森夏「なんなの……なにがあったの……もうわかんない……」グスグス

勇太「さてと」

森夏「……」

勇太「先輩ー、くみん先輩ー」

森夏「こ、この野郎……!!」

くみん「くー……くー……」

勇太「パンツ借りますねー」

くみん「んー……どうぞー……」

森夏「どうぞ!?」

勇太「よいしょ」スル

森夏「う、うそ……うそでしょ……?」

くみん「くー……くー……」

勇太「っと……」スルスルスポ

森夏「……」

勇太「……うーん」ゴソ

森夏「ちょ……ちょ富樫くん!?」

勇太「くみん先輩顔に似合わず濃い目なんですね」

くみん「んー……そうだよぉー……」

森夏「おいいいいいいいいいいいいぃぃ!!」ガッシ

勇太「!?」

勇太「ちょ……丹生谷!?」

森夏「なにしてんだおまえええええええぇぇぇ!!」ギリギリギリ

勇太「ぐおおぉ……!?」

六花「丹生谷。落ち着いて、丹生谷」

森夏「落ち着いてられるかあ!! むしろあんたらも騒ぎなさいよ!!」

六花「寝ている人間を相手にパンツを脱がせば陰毛が見えてしまうのは必然」

森夏「そっ……」

森夏「そう、よね……」スッ

六花「そう」

勇太「げほっ……ゲホッゲホ!!」

森夏「ご、ごめん富樫くん……ちょっと気が動転して」

勇太「い、いやいいんだ……」

森夏「……」

森夏「……んん?」

森夏「いやいやいやおかしい。やっぱおかしい」

凸守「まぁーニセサマーがそう不思議がるのも分かる気がするデスけどね」

森夏「そ、そうでしょう中坊!! みんな馬鹿だ! あんな男に騙されて!!」

勇太「騙すだなんてそんな、人聞きの悪い……」スチャ

森夏「かぶるなあああああああああぁぁぁぁ!!!」

凸守「しかたねーんデスよダークフレイムマスター。
   ニセサマーみたいな腐れ一般人のなんちゃってリア充は
   可哀想な事に、人前でパンツを脱ぐような艶っぽい経験は皆無なのデス……」

森夏「!?」

勇太「そうなのか丹生谷!!」

六花「そうなんだ……」

くみん「へぇー……」

森夏「……!?…!?」

森夏「そっ…………」

森夏「そおんなわけないでしょおおぉぉ~~~
   わたしもそのぐらいあるにきまってるじゃあなあい~~~?」ブルブル

勇太「なんだ、やっぱり丹生谷ぐらいの美少女なら経験あるよな」

森夏「びしょっ……もおっちろんよおぉ~~~もおう富樫くんたらああぁ~~~」ブルブル

六花「……」

勇太「じゃあパンツ貸してくれるよな……?」

森夏「そっ……!!」

凸守「プフーッ!! 無理無理ムリデスよDFM!! こちらの丹生谷先輩(笑)は見え張ってるだけデス!!
   本当のところは穢れを知らぬ純情おぼこJK(笑)なんですから無理に借りたら可哀想デスって(笑)」

森夏「……!!!!????」

森夏「そっ…!そっ……!!!」

森夏「それっぐらいっ……おやすい御用よほおおぉぉぉッ…………!!!!」ブルブルブルブル

勇太「ほんとか! ありがとう丹生谷っ!!」

森夏「え……えへ、えへえぇ……」ガクガクガクガク

六花(ちょろい……)

凸守(ちょれぇデス……)

くみん(チョロサマちゃん……)

勇太「じゃ早速」

森夏「あは、あははは……ちょ、ちょっと待っててね?」ブルブル

森夏「は、はぁーっ……はぁーっ……」スッ

勇太「……」クワッ

森夏(う、うぅ……富樫くんがガン見してる……)スル

森夏(な、なんで……どうしてこんなことになっちゃったんだっけ……?)スル

森夏「あ、あれ……お、おかしいな……あは……あ、あれ、あれぇ……?」ウルウル

勇太「……」ゴクリ

六花「丹生谷、真っ赤」

くみん「ちょっと涙目?」

凸守「誰がそんな扇情的にパンツ脱げって言ったデスか。
   もしかして誘ってるんデスか? このエロサマー……」

森夏「エロサマー!?」

森夏「く、く……ぬ、脱いだわよっ……」スルリ

勇太「おう! ありがとう! へい丹生谷!パス!!」

森夏(な、なんだこいつ……)

森夏「へ、変な事に使わないでよ……あと絶対に汚さないで……」ファサ

勇太「へぇ、これが丹生谷のパンツ!……テテテテ~~~~ン!!」

森夏「ちょ!? 広げちゃダメええええええええぇぇぇ!!」

勇太「ははは冗談だよ丹生谷!!」スッ

森夏「なにが冗談なのよ! むしろ最初から冗談であって欲しいわよ!!」

勇太「……」

森夏「だ、だからそn」

勇太「……すううぅぅはぁぁぁぁ……すうううううぅぅはああああぁぁぁぁ!!!」

森夏「うわああああああああぁぁぁぁいやああああああああああああああああ!!!!」

勇太「丹生谷の匂いがする! 丹生谷の匂いがするぞ!!」クンカクンカ

森夏「もうやめでええええぇぇやめでよおおおおぉぉ!!」グスグス

勇太「そんな嫌がらなくても……別にくさいわけじゃないぞ?」スーハースーハー

森夏「そういう問題じゃないのよおおおおぉぉ!!」ポロポロ

勇太「あっ」

森夏「っ」ビク

勇太「……」

森夏「な、なに……」

勇太「ちょっとトイレ行ってくる」

森夏「ちょちょちょ待って待って待って待って待って!!!」ガッシ

勇太「え、え? なんだよ丹生谷?」

森夏「トイレ行ってナニするつもりよおおおぉぉもおおおおおぉぉ!!」ガッシ

勇太「何って、そりゃお前……」

六花「丹生谷……」

凸守「な、なんて下品な女なんデスか……」

くみん「トイレですることなんて、1つ2つしかないよぉ……」

森夏「…え、え? ……あれ?」

勇太「も、漏れる……漏れるから放してくれ……」

森夏「あ、あはははは! ご、ごめんね富樫くんちょっとした誤解が! そう、誤解が!!」

勇太「そ、そうか……? じゃあ……」

森夏「あはははは……い、いってらっしゃい……」

ガラガラピシャ

森夏(さ、さすがに考えすぎよね……?)

~10分後~

森夏「お、遅い……」

六花「丹生谷」

森夏「小鳥遊さん……な、何?」

六花「今のうちに話しておくべきことがある」

森夏「話?」

六花「ゆうたについて」

森夏「……富樫くん?」

六花「そう」

森夏「……」

森夏「やっぱりおかしいわよね! いきなりパンツよこせなんておかしいわよね!?」

六花「落ち着いて」

森夏「PTSD?」

六花「そう、心的外傷後ストレス障害。略してPTSD」

六花「丹生谷も知っての通り、私とゆうたは、私の家族をも巻き込んだ一騒動を経て無事結ばれた」

森夏「う、うん……」

六花「でも、それだけで終わってはくれなかった。
   じい様や警察まで巻き込んだあの騒動は、ゆうたの豆腐メンタルに相当の負担が掛かり、
   心に大きな爪痕を残した……」

森夏「まさかっ……そんな……」

くみん「発端が恋愛関係のゴタゴタだったからかなぁ……」

六花「その結果が、今のゆうた。完全に闇に飲まれ理性を欠いた、歩くセクハラ。性欲の権化」

森夏「性欲の権化!?」

凸守「ダークスペルマスターってところデスね」

森夏「ひ、ひいいぃぃ……」ガクガクガク

狂ってる

森夏「え……じゃあ、じゃあなんで皆で……」

六花「?」

森夏「みんなで私もパンツ脱ぐように誘導したの……? 逆に危なかったんじゃ……」

六花「そ、それは……」

森夏「……」

凸守「そ……ぎ、逆に拒み続けると、危ないんデスよ」

森夏「……え?」

凸守「そりゃ私も最初は拒んだんですよ……そしたら……」

森夏「……ま、まさか」

凸守「いきなり襲い掛かってきて、パンツ引きちぎられたんデス……」

森夏「う、うわああぁぁ、うわあああああっぁぁ」ブルブルブル

期待してたのと違うがこっちも面白いから続けて

凸守「危なかったデス。あの場にマスターがいなければどうなっていたか」

森夏「はっ……てことは貞操は守られたのね!」

凸守「はい……あのままでは確実に生中出しされるところだったのデス」

六花「ギリギリだった」

森夏「ほっ……」

六花「ギリギリのところでゆうたの魔剣に避妊具を装着することに成功した」

森夏「え……」

凸守「……なんとか妊娠は免れましたデスよ」

六花「ギリギリだった」

森夏「アウトよねそれ」

六花「凸守はまだいい方。問題はくみん」

森夏「くみん先輩……まさか……!」

くみん「うん……ある日部室でお昼寝してたんだけど……」

森夏「……そんなっ」

くみん「気が付いたら、富樫くんが私の上に乗っかってて……」

森夏「……っ」ゴクリ

くみん「それがなんだか必死で腰を振ってて……
    『くっ!くみんっ!くみん先輩っ!!お、俺の先輩ッ!!くみん!くみん!お、おうっ!!』って……」

森夏「わああああああぁぁぁそういうのはいいです!そういうのはいいですから!!!」

くみん「えー? そう?」

これは一色の出番

一色に殺されるんじゃね?>DFM

六花「というわけで、大変厳しい状況」

森夏「小鳥遊さんは……大丈夫なの?」

六花「……あまり大丈夫ではない」

森夏「や、やっぱり……!?」

六花「外に被害が漏れないように、私だけでゆうたの内に滾る獣欲を発散させようと頑張っていた。
   でも、限界。毎晩の様にあんなに激しく求められては、その、体力が持たない……」

森夏「まっ……毎晩ッ……!!」

六花「昼間は優しく振舞っている反動なのか、夜になるとそれはもうものすごい。
   ベッドの足が折れて骨盤が砕かれるかと思うほど激しい。
   最初は求められることが嬉しかった、けど私が失神するほど続けられると、もう……」

森夏「こ、骨盤……ッ!? そ、そんな、えぇー……!!」ブルブルブル

勇太「勇太い離脱ー」

六花「というわけで、丹生谷にも協力してもらいたい」

森夏「くあっ……!!」

六花「クラス美少女No.1、性技のジャンヌ・ダルク、歩くセックスと恐れられるあなたなら
   ゆうたを止められるかもしれない」

森夏「歩くセックス!?」

六花「お願い……もう、あなたしか頼れる人がいない……」

森夏「お、おう……いやでもっ……! あたししょjy」

六花「このままだとゆうたは……ダークスペルマレイパーになってしまう……」

森夏「そ、それはまずいわよね……」

凸守「それどころか実の家族にまで手を出す可能性もあるってことデス」

森夏「だっ……だめよ! ダークマザーファッカーは!!」

六花「兄の精子に焼かれて孕めッ!!」ビシ

森夏「だめええええぇぇ樟葉ちゃんにげてええええええぇぇ!!」

夢葉「」

森夏「うううぅぅ……わがっだ……がんばる……
   でも期待はしないで……もし骨盤が砕かれたら……」

六花「でも策はある」

森夏「ぐすっぐす……えっ?」

六花「最近は性的嗜好が捻じ曲がってきた。
   今回のように、パンツや他のものに意識を向けさせ、性欲を発散させることができる」

森夏「な、なるほど……」

六花「というか、そうしないともう正攻法では勝てない……」

森夏「う、うぅ……」

六花「一度捕まったら最後、目鼻耳口といわず身体中の穴という穴から精液を流し込まれると考えて」

森夏「うええええぇぇぇん……」グスグス

一色はなにをしているんだ

もはや池沼レベル

         ,r '" ̄"'''丶,

        ./.゙゙゙゙゙   .l゙~゙゙゙゙ ヽ\
      . i´ ri⌒.'li、 .'⌒ヽ  'i::`i,
      .| ′ .゙゜  .゙゙゙″ .:::l::::::!

      |,   ,r'!ヾ・ ヽ,  .::::.|:::::::i  一色はもう消した!
      .i,  ./,r──ヽ, :::::::i::::,r'
      ゙ヽ、  .ヾ!゙゙゙゙゙゙'''ヽ、_ノ
        `'''゙i ._____ l /ヽ

    /\ へ  ゙ヽ ___ノ’_/
    へ、   | ̄\ー フ ̄ |\ー
  / / ̄\ |  >| ̄|Σ |  |
  , ┤    |/|_/ ̄\_| \|
 |  \_/  ヽ
 |   __( ̄  |
 |   __) ~ノ

 人  __) ノ

ガラガラ

勇太「ただいまー」

森夏「ひっ……!!」ビク

勇太「ん?」

森夏「……」ブルブルブル

勇太「……? あ、そうだ皆、パンツ返すよ」

森夏「え……?」

賢者になってる

勇太「はい六花」ファサ

六花「うん」

勇太「凸守~」ファサ

凸守「はいはい」

勇太「くみん先輩~」ファサ

くみん「くー……くー……」

森夏(くみん先輩……!? 寝たら!! 寝たら犯されます!!)

勇太「くみん先輩?」

くみん「んー……履かせてー……」

勇太「……」スッ

森夏(駄目! 駄目です先輩!! あああ身体中の穴という穴からああああぁぁ!!)

もちつけ

くみん「くー……くー……」

勇太「……」ゴソゴソ

森夏「あ……あぁ……」

森夏(このままじゃっ……くみん先輩の骨盤が粉砕骨折しちゃうっ……!!)

森夏(でも、駄目……そんな、声が……出ない!! 脚が動かない……!!)ガクガクガク

森夏(もしくみん先輩を救って、目標が私に変わったら……!!)

森夏(嫌だ……怖いっ……まだ死にたくない!!)



勇太「はい、履けましたよ」

くみん「ありがとー……」

森夏「……あれ?」

一色登場したら面白いことになりそうだな

十花さんきたら一瞬で終わりそうだ

森夏「……え? 骨盤が破壊されるんじゃ……?」

勇太「こつばん?」

森夏「ひっ……! な、なんでもない……です!!」

勇太「え? おかしな丹生谷だなぁハハハハ」

森夏「あ、アハ、アハハハハ……」ポロポロ

森夏(助かった……くみん先輩も無事……でも駄目だ……)

森夏(私、動けなかった……私は弱い子だ……なんて無力な……!!)ギリリ

勇太「……」

森夏「……」

勇太「…………」

森夏「…………あの」

勇太「ん? どうしたんだ丹生谷?」

森夏「わたしのパンツは……?」

勇太「履いてるけど……ほら」カチャカチャジイイィィ

森夏「いやああああああああああああああぁぁぁいやあああああああああぁぁぁ!!!」

ガラッ

一色「・・・おい・・・勇太・・・何やってんだ?」

勇太「何ってパンツを・・・」バキッ

勇太「ッ・・・てめー!何しやがる!」

一色「俺というものがいながらお前は何をやっているんだ!」

勇太「すまねぇ一色!」

一色「いいんだ勇太!さぁ行くぞ!」

勇太「アーッ!」

森夏「なんでええぇぇなんで履くのよおおおぉぉ」ポロポロ

勇太「え、いや……だってパンツは履く物……」

森夏「自分のパンツ履けばいいじゃない!! どうしたわざわざトイレまで行って履き替えんのよ!!」

勇太「ご、ごめん今日パンツ履いてきてなくて……」

森夏「あああああああぁぁ!!知るかあああああああああぁぁぁぁ!!!」

勇太「わ、わかったよ、すぐ脱ぐから……」イソイソ

森夏「うぐううぅぅ……」グスグス

勇太「ちゃんと返すから、ちょっと向いててくれ! さすがに見られるのは……」

森夏「うへ? あっ……ご、ごめんっ……!!」クル

「はぁ……」イソイソ

森夏「ため息つきたいのはこっちよぉ……」グスグス

「ごめん、泣くほど嫌がるとは……思ってなくて……」

森夏「男子にパンツ履かれて喜ぶ女子なんていないわよぉ……」

「そ、そうなのか……? 六花はうっとりしてたんだけど……」

「ゆうた、かっこよかった」

森夏「一緒にしないで……」

「お、おう……よし、もうこっち向いていいよ丹生谷」

森夏「はぁ……」

勇太(全裸)「はい、丹生谷のパンツ」

森夏「いやあああああああああああああああああああああああああ」

勇太「丹生谷!?」

森夏「いやあああああああぁぁぁもういやあああぁぁぁぁぁ!!!」

勇太「うわぁ! 丹生谷が発狂した!!」

森夏「狂ってるのはあんたよおおぉぉぉ!!なんで裸なの!?」

勇太「え? あぁ……恥ずかしながら俺、寝るときは全裸派なんだ」

森夏「今は!! 寝るときじゃ!! ないでしょ!?」

勇太「で、でもここは昼寝部でもあるんだぞ!?」

森夏「知るか!!そういうことじゃないいいいいもおおおお!!!!!!」

くみん「あ、一緒にお昼寝するー……?」

森夏「あんたは黙ってろおおおおおぉぉ!!!」

    |┃三  
    |┃ 
 ガラッ.|┃ 
    |┃   ノ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    |┃三 ( ゚д゚ ) <  待たせたな

    |┃.   ( (7   |  
    |┃三  <⌒ヽ   \____________
        ↑一色

森夏「ふうううぅぅぅっ……ふうううぅぅぅぅぅ……」ボロボロ

六花「ゆうた、ゆうた」

勇太「……六花?」

六花「ゆうたのセックスアピールLv9の裸体は、丹生谷には刺激が強すぎる」

勇太「あ、そっか……?」ペチンペチン

森夏(なんか肉と肉がぶつかる音がするう……)ブルブル

勇太「うーん、そうか……しかたない、ズボンぐらいは履いておくか……」

六花「それが良い」

森夏「うっうっ……」グスグス

勇太「ほ、ほら丹生谷! ズボン履いたから! パンツ返すから、な!?」

森名「うぐぅぅ……うん……」


ヌチャッ

森夏「……」

ドロッ ボトボトッ 

森夏「…………」

森夏「え……なに、これ……」ヌルヌル

勇太「いや、ごめん……さっきの泣き叫ぶノーパン丹生谷を見てたら、つい……」

森夏「えっ? え……?」

勇太「その……フフ、勃起……してしまいましてね……」

森夏「……」

勇太「他に出すところがなかったら、つい……」

森夏「…………」

森夏「う、うっ……うもっ……」

勇太「……? 丹生谷?」

森夏「うろっ……うっ、うウロロロロエエエエエエェェ!!」ビタビタビタ

勇太「ウワアアアアアアアアァァァ!!」シコシコ

森夏「うえぇ、うええええぇぇ……もっモッロオオオオオォォ!!」ビタビタ

勇太「すごい……!! いや、大丈夫か丹生谷!!」シコ

森夏「!? ……ひっひいいいぃぃ!! 近寄らなウエエエエェェィ!!」ジャアアア

勇太「丹生谷!! あんまりノーパンで屈むと丹生谷の不可視境界線が可視状態に!!」シコシコシコ

森夏「ひいいいぃぃ……み、みないでっみなっウエェェ!! エ゛ーヴ!ェ゛ーヴ!!」シャー

勇太「丹生谷がリアルに吐いている!!」シコシコシコシコシコシコ

森夏「いや……いやあああああぁぁぁ!!」



六花「すごい。流石は歩くセックス……」

凸守「美しい……ここには……喜怒哀楽に加え羞恥、憎悪、畏怖、快楽……
   およそ人間が用いる感情が……全てあつまっている……」

六花「まさに、混沌」

凸守「はい……」

くみん「くー……くー……」

その日、極東魔術昼寝結社の夏本部には人知を超える特異点が発生した。

そして性癖が裏返った魔王・富樫勇太は、PTSDを克服するに至った。

だが忘れてはいけない。

丹生谷森夏ことモリサマーの犠牲あってこその平和だということを。

そしてその平和もまた、仮初のものにすぎないということを。

結社の夏 本部

ガラガラガラ
勇太「ご、ごめん遅れた……」

森夏「あっ……あ、とがしくん……とがしくぅん……」

勇太「う、に、丹生谷……」

森夏「ね、ね、富樫くん……ぱんつ、ぱんつちょうだい……とがしくんのぱんつちょうだい……?」

勇太「り、六花……な、なんとか、なんとか丹生谷を元に戻す方法はないのか……?」

六花「遠い過去、同じ事象が発生した記録がある。そしてそれをあなたは覚えているはず……」

凸守「それに倣えばいいのデス。ダークエメトフィリアマスター」

勇太「で、でも俺はもう……」

森夏「ねぇとがしくぅんとがしくぅん……ぱんつが駄目なら……わたしの処女膜ぶちやぶって骨盤砕けるほど犯してぇ……
   そして穴という穴から精液流し込んでよぉとがしくうんとがしくぅん……ぱんつぅ……」

勇太「ウヒィー! もうパンツはこりごりだよ!!」

くみん「くー……くー……」


~おわり~

くぅ~疲くぅ~疲

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