姉「君になら、お姉ちゃんのココ……見せてあげるよ?」 (5)

「うっせえんだよ! クソババア!」
そう言って家を飛び出した15の夜
今思えば、あの時、見ておくべきだったのだろう

姉さんが死んだのは丁度こんな季節の薄寒い冬のことだった
冷えていく薄毛を手で暖めながら、今、彼女を追悼する

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