モバP「アイドルライン?」 (178)

ちひろ「はい、そうです」

モバP「それで、この携帯は?」

ちひろ「チャイルドラインって知ってますか?」

モバP「ああ、あの匿名の…」

ちひろ「そうです、それです」

ちひろ「アイドルの中にもですね、面と向かってじゃなかなか話せないような相談事を持った子だっていると思うんです」

ちひろ「そうじゃなくても、日頃のちょっとした悩み、些細ないさかい、プロデューサーさんと話したいなどなど…」

モバP「なるほど、匿名でかけてもらって俺が対応すると」

ちひろ「そういう事です」




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モバP「相談にはちょくちょくのってますが…」

モバP「匿名だからという利点もありそうですね」

ちひろ「ええ、ちゃんと晶葉ちゃんに改造してもらってるので声で誰だかは分からないようになってます」

ちひろ「いいですかプロデューサーさん、アイドルラインは匿名でいいということ、そして秘密は絶対に守るという事が重要なんです」

ちひろ「くれぐれも相談を他の所で話したり、誰の相談か突き止めたり…という行為はやめてくださいね」

モバP「はい、それは分かってます」

ちひろ「アイドルなんてただでさえ人目に晒される職業なんですから、ストレスも多いです」

ちひろ「もしかしたら不満をただただぶつけてくるだけの子もいるかもしれません」

ちひろ「それでも、受け止められますか?」

モバP「…頑張りましょう」

ちひろ「…ふふ、なら、任せますよ」

モバP「はい」

ちひろ「一応試験運転も含めて今日からやっていこうと思います」

ちひろ「仕事的にもおそらく主な活動は夕方…ほぼ夜になるでしょう」

ちひろ「自宅での仕事を増やしてしまい申し訳ありません」

モバP「いえ、いいですよ」

モバP「アイドルのためですし、何より普段聞けない彼女らの声も聞けそうですしね」

ちひろ「一応ガイドラインは作ってありますが、まあほぼプロデューサーさんにお任せします」

ちひろ「それでは、アイドル達のお悩み、お願いします」スッ

モバP「はい、頑張ってみましょう」カチャ

モバP宅


モバP「ふぃー、ただいまっと」ガチャ

モバP「…はー…」

モバP(自宅っていいな…マンションだけど…1人だけど…)

モバP「…」

モバP「…」

モバP「夕飯でも食お…」

モバP「…」ガサガサ

モバP「コンビニ飯…虚しい…」

prrrrrrrr

モバP「…電話?」

モバP「…あぁ、アイドルラインの携帯…」

モバP「どこだったかな…」

prrrrrrrrrrrrrr

モバP「…早速仕事か」


モバP「…はい、もしもし」

「…もしもし…これ、アイドルラインだよね?」

モバP「はい、そうですよ」

「…敬語だとちょっとくすぐったいかな」

モバP「ん…そうか?じゃあ、こんな感じで」

「…うん、しっくりくる」

モバP「で、今日はどうしたんだ?何か悩みでも?」

「いや、特に悩みはないんだけどね」

「何か話したくなった時はいつでも…って書いてあったからさ、試しにかけてみたんだ」

モバP「ははは、なるほど」

モバP「こっちもちょうど良かったよ、いい練習になる」

「…そう言われると助かるよ」

モバP「そうだな…調子はどうだ?」

「…調子?別に悪くはないよ」

モバP「じゃあ、アイドル生活で苦労する事とか」

「…苦労か…アイドル生活それ自体が苦労だよね」

モバP「お、おう…悪いな」

「…別にいいよ、3人で支え合ってるし…プロデューサーもいるし」

モバP「…照れるな」

「…匿名だから」

「…あ、でも悩みって言えば、最近卯月の電話がちょっと長いかな」

モバP(…凛かな)

モバP「あー…趣味が長電話だしな」

モバP「でも、卯月の事だから、言えば分かってくれるはずだぞ、なんなら俺の方からも一声かけておくが…」

「…そうだね、自分で言うよ」

モバP「うん、それがいいな」


「…後は特にないかな、話聞いてくれてありがと」

モバP「おう、またいつでもかけてこい」

「…うん、じゃ、また明日」

モバP「ああ、また明日な、凛」

「…あ」

モバP「あ…」

「…私だから良かったけど、気をつけてね」

モバP「…ごめんな」

「…前途多難だね、おやすみ」

モバP「おやすみ…」

モバP「…」ツーツーツー

モバP「…うむむ」


モバP「…大ミスだなぁ」

モバP「…気をつけよう」

モバP「…よっしゃ!次!!」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「…鳴れよ」

モバP「風呂入って寝よ…」

事務所

モバP「おはようございます」ガチャ

ちひろ「あ、おはようございますプロデューサーさん」

ちひろ「昨日はどうでした?」

モバP「ああ、一件だけ来ましたよ」

ちひろ「いきなり役に立ちましたか、それはそれは…喜んでいいやら悪いやら」

モバP「課題もありましたけどね」

ちひろ「ちゃんと対応できましたか?」

モバP「多分…」

モバP「匿名がこれほど面倒だとは思いませんでしたが」

ちひろ「なるほど…」

モバP「ええ、経験積めばなんとか」

ちひろ「ま、これから増えていくと思いますが、頑張ってください」

ちひろ「くれぐれも秘密厳守ですからね」

モバP「はい…」


──────


モバP「うへぇ…」

凛「…プロデューサー、どうかしたの?」

モバP「ちひろさんの話が長くてなぁ」

凛「ふーん…アイドルライン頑張ってるんだ」

モバP「まぁ…」

凛「昨日はどうだった?」

モバP「は?昨日はお前から…」

凛「…」

モバP「ああ…ダメだ俺…」

凛「頑張れとしか言えないね」

モバP「すまんなぁ」

凛「…練習台くらいなら付き合うから」

モバP「分かったよ…ありがとな」

モバP宅


モバP「とは言われたものの…」

モバP「凛にまであそこまで心配されてしまうとは…」

モバP「…今日も来るんかな」

モバP「…」

モバP「…匿名で秘密厳守か」

モバP「…思ったより大変なんだな」

prrrrrrrr

モバP「…と、言ってるそばから」

モバP「…よっしゃ、反省も踏まえて一つやってみるか」

prrrrrrrrrrrrrr

モバP「…」ピッ

モバP「はい、アイドルラインです」

「…あ、どうも…えっと…プロデューサーさんですよね?」

モバP「ええ、まあ、そうですが」

モバP「それで、どうしましたか?何か悩みでも?」

「…悩みというか、相談といいますか…」

モバP「はい、どうぞ」

「…名前は言わなくていいんですよね?」

モバP「ええ、いいですよ」

「…じゃあ、いいますけど…」

「…あのですね、ボ…幸子さんがかわいそうだと思うんです」

モバP「…はい?」

「…いや、だってボ…幸子さんに取ってくる仕事ってスカイダイビングだのバンジージャンプだのばかりじゃないですか」

モバP「はあ、なるほど」


「…ボ…可愛い幸子さんにはもっと別な仕事があってもいいんじゃないかと思うんです」

モバP「…なるほど」

モバP「…そういえば、最近幸子にはそんな仕事ばかりでしたね」

「…そうなんですよ!b…私も幸子さんの頑張る姿を見ていて涙が出てくるんです」

モバP(…ちょっとやりすぎてたかもしれんな)

モバP「ここまで悩んでたとは…」ボソ

「…え?なんですか?」

モバP「いえ、なんでもないですよ」

モバP「…そうですね、確かに世間の需要とはいえ、幸子にやらせすぎていたかもしれません」

モバP「本人の意見も聞かずに無理矢理な部分も多かったですし…」

モバP「俺も一考してみましょう」

「…!!ほ…本当ですか!?」

「…う…あ…ありがどうございまず…グズ…」

モバP「…貴重な声をありがとうございました」

「…おやずみなざい…グズ…」

モバP「はい、またいつでもどうぞ…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「ごめんな幸子…」

モバP「そういやリアクション系のものばかりやらせちゃってたな…」

モバP「次回のコレの出演も考え直さないと…」

モバP「次はちゃんと幸子と相談して決めよう…」

モバP「匿名じゃないと言い出せないほどとはなぁ…」

モバP「反省しよう…」

モバP「…」

モバP「…こないな」

モバP「飯でも食いながら待つか」

モバP「…」ガサガサ

モバP「…」モソモソ

モバP(毎晩1人でご飯食べるのが寂しいのですが…なんてな…)

prrrrrrrr

モバP「…っと、今日は多いな」

prrrrrrrrrrrrrr

モバP「はいはい…と」ピッ

モバP「…はい、アイドルラインです」


「…あ、もしもし?プロデューサーですか?」

モバP「はい、何かご相談ですか?」

「…ええ…と言っても、匿名でも言いづらいんですけど…」

モバP「大丈夫ですよ、秘密厳守ですから、他言は絶対しませんし」

「…じゃあ、すみません」

「…最近なんですけど…愛海ちゃんの行動が少し目に余るかな、と思いまして」

モバP「と言うと?」

「…番組を見てると、共演者さんの胸を勝手に揉みだしたりしてますし、共演者さんや番組に迷惑をかけてるんかないかと…」

モバP「ああ、なるほど…」

モバP「それなら特に問題ありませんよ」

「…そうなんですか?」

モバP「ええ、事前に打ち合わせをしっかりとしてますし、何より収録前に共演者さんの方に許可や確認を取った上でやってますから」

「…そうだったんですか」

モバP「はい、もちろん拒否するようなら絶対に揉む事はしません、それにかなり自制してやってるみたいですよ」

モバP「ファンの方に対しても、頼まれたような時しかやりません」

モバP「アイドルになって逆に不自由になった…なんてぼやいてましたがね」

モバP「でもまあ、事務所内は唯一本人が自由に出来る所だし、俺も大目に見てます」

モバP「彼女なりのスキンシップと思ってください…あ、嫌ならこちらから控えるようにも言っておきますが」

「…ああ、それはいいです…ちゃんと公認の上だったんですね、安心しました」

モバP「納得いただけたようで何よりです」

「…はい…でも、スキンシップですか…」

モバP「はい…どうかしましたか?」

「…いえ、私は揉まれないなぁ…と」

モバP「そうですか?藍子とかも分け隔てなく揉んでるように思いますけど…」

「…私、怖がられてるんでしょうか…」

モバP「さあ…」

「……あ、これだとまた別な問題になっちゃいますね、今回はもう大丈夫です、ありがとうございました」

モバP「いえ、こちらこそ」

「…おやすみなさ~い♪」

モバP「はい、おやすみなさい…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「…ふぅ」

モバP「…誰だ?」

モバP「…分からん」

モバP「怖い?のあさんか?…違うな」

モバP「…まいっか」

モバP「…ふぁーあ…っと」

モバP「風呂入って寝るかぁ」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「うん、鳴らない」

モバP「お~風~呂~♪っと」



事務所

幸子「おはようございまーす」ガチャ

モバP「お、幸子おはよう」

幸子「あ、プロデューサーさん…」

モバP「ちょうど良かった、お前に新しい仕事だぞ」

幸子「し、仕事ですか…」

モバP「ああ、本当なら断ろうかと思ったんだがな」

モバP「なんと今回は海外ロケだ」

幸子「…へぇ」

幸子「それで、今回はなんですか?」

幸子「グランドキャニオンで綱渡りですか?それともアマゾンで川下りか何かですか?」

幸子「ま、いいですよ、ニーズですし、仕方ないですね」

幸子「可愛い可愛いボクが引き受けてあげますよ」

モバP「あー違う違う」

モバP「普通のロケだ、旅番組だよ」

幸子「…旅?異文化交流でライオン狩りとかですか?」

モバP「違うって…普通にパリの旅だよ」

幸子「…エッフェル塔からのダイブとかじゃなくてですか?」

モバP「なんでそんな事するんだよ…」

モバP「パリを食べ歩きとかそういうやつだ…食事レポートとか大丈夫だよな?」

幸子「…あ…あ…」

幸子「…ありがとうございます…頑張りまず…」

モバP「あ、おい!幸子!?幸子!!?」


──────


モバP「びっくりした…いやマジで…泣かれるとは…」

愛海「あ、プロデューサー、どうしたの?胸揉もうか?」

モバP「…おお、愛海か」

モバP「…なぁ、愛海、お前怖い人とかいるか?」

モバP「…いや、何でもない、忘れてくれ」

愛海「…?…?」

モバP「いいって、ほら揉んでないで行け」

愛海「えー…男の人の胸もまた…」

モバP「行きなさいって」

愛海「大きさじゃあないんd」

清良「お仕事の邪魔はいけませんよ~♪」

愛海「ひえっ、行く行く!行くからぁぁぁ!!」

清良「あ、ちょっと…あぁー…」

モバP「…あの、怖いので先端をこっち向けないでください」


清良「…」

モバP「…?」

清良「怖いですか?」スッ

モバP「うわっ!ちょっ…やめてくださいって!」

清良「なるほど~…」

モバP「…は?」

モバP「行ってしまった…何なんだ一体…」

モバP「俺先端恐怖症だってのに…」

モバP「…仕事戻ろう」

ちひろ「あ、プロデューサー」

モバP「…ちひろさん」

ちひろ「…何怖がってるんです?それより調子はどうです?」

モバP「…?特に問題ないですけど」

ちひろ「アイドルラインですよアイドルライン」

モバP「ああ、上々ですよ、昨日も来ましたし」

ちひろ「…その様子なら大丈夫そうですね、安心しました」

モバP「あ、そうそうそういえば…今までこなかったからいいものの、風呂の時とかどうするんです?」

ちひろ「アイドル達には一回かけて出なかったらまた明日か数十分後に…とは言ってありますよ」

ちひろ「あくまで個人の時間内の事なので、プロデューサーさんも自分優先でお願いしますね」

モバP「あ、そうですか」

ちひろ「はい、今日もお願いしますねー」

モバP「はいー…」

モバP宅


モバP「…つっても私用<アイドルだけどね」

モバP「今日も頑張りますとも」

モバP「…楽しいしな」

モバP「…」

モバP「俺、ちゃんと解決出来てるよな…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP(来ねぇ…)

prrrrrrrr

モバP「いよっしゃ!」

モバP「はい、アイドルラインです!」ピッ

「…もしもし?…プロデューサー?」

モバP「はい、今日はどうしましたか?」

「…えっと…その…」

モバP「秘密厳守ですから、大丈夫ですよ」

「…あの…」

モバP「…」

「…す…好きな物教えr…知りたいん、ですけど…」

モバP「…」

モバP「…はい?」

「…だ、だから…好きな物…」

モバP「はぁ…」

モバP「…足かなぁ」

「…は、はぁ!?」

モバP「もももいいけど足k…」

「…ち、ちげーって!!好きな食べ物!!」

モバP「え?ああ、食べ物ですか…」

モバP「うーん…」

モバP「ラーメンかなぁ…あとお茶漬けとか…」

「…なんで汁物…」


モバP「ぶっちゃけなんでも好きですけど」

「…なんでも…」

「…な、なぁ…プロデューサーってお昼っていつもコンビニ弁当とかだけど…なんか思ってる?」

モバP「わびしいなぁとは思ってますよ」

「…へへ…じゃあ、豪勢になるといいな」

モバP「そうですね…豪勢なフレンチとか食べたいですねぇ」

「…ふ、フレンチ!?」

モバP「あー…でも弁当には合わないかな…」

「…!?き、切るからな、バカァ!!」

モバP「ああ、はい、おやすみなさい~」

モバP「…ふふ」

モバP「…」

モバP(プロデューサーやってて良かった…)

prrrrrrrr

モバP(明日の朝は抜かそう…)

prrrrrrrrrrrrrrrrrrr

モバP「…っと、早いな」

モバP「はい、アイドルラインです」

「…あ…えっと…w……プロデューサー、ですか?」

モバP「はい、そうですよ」

「……その…相談、で…」

モバP「相談ですか、どうぞ」

「……実は…えっと…」

モバP「…」

「…あの…最近、思ってるんですけど…」

「…自分が…その…よく考えたら、は、恥ずかしいなって…」

モバP「恥ずかしい…?」

「…やってる事が、というか…なんというか…」

モバP「ははぁ…」

モバP「つまり人前に出るのがが恥ずかしいと」

「…あ!違……あ、いや、その…」

「………そう、です…」

モバP「なるほど、なるほど」

モバP「人前でやる仕事ですからね」

「……はい」

モバP「うーん…」

モバP「自信を持てばいいと思いますよ」

モバP「あなたはオーディションを勝ち抜いてシンデレラプロに入社出来たんですから、確実にTVに出ても恥ずかしくない程の物は持ってます」

モバP「私を見ろ!私の歌を聴け!!私がアイドルの中で一番可愛いんだ!!…くらいの勢いはあってもいいと思います」

「………あの……はい…」

モバP「うーんでもやっぱり人前はどうしてもダメって人もいますし…そういう時は…」

「…あの…ありがとう…ございました…」

モバP「え?もういいんですか?」

「…はい…」

ねむりぽ

>>68
ボクに頼みごと?もちろんイヤです!

>>140
モバP「じゃあいいや」

幸子「ちょっと諦めるの早くないですか!?」

みたいな感じで結局、引き受けちゃいそう

モバP「解決できたようで何よりです」

「…あの…おやすみなさい…」

モバP「はい、おやすみなさい~」

モバP「…ふぅ」

モバP(なるほど…まだ人前に慣れない子もいるのか)

モバP(うちの事務所結構いそうだな…)

モバP(トレーナーさんに相談しとかないと…)

モバP「さーて一杯飲んで入って寝ますか」

───

モバP「…zzZ」

prrrrrrrrrrrr

モバP「んがっ!?」

モバP「……今……1時?」

モバP「…………」

prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr

モバP「…はぁ」

モバP「…朝方くるよりましか……」

モバP「はい、アイドr」

「…あ、プロリュ~サァ~?」

モバP「…どうしました?」

「…あのさ~聞いれくれるぅ~?」

モバP「…はぁ」

「…あらしさ~もう28なわけよぉ~」

モバP「…酔ってらっしゃます?」

「…あ~らしのどぉこが酔っ払いれすって~?シメるよぉ~??」

モバP「…あの、切りますよ」

「…な~によぉ~、話聞いれくれるんりゃなかったの~…」

モバP(うげぇ…)

「…今ね~一人でお酒飲んれるろ~」

モバP「はい…」

「…一人よ一人~!」

「…あらしね~同窓会行って来らのよ~」

「…いったい何人結婚してらろ思う~?」

モバP「さ、さぁ…?7、8人くらいですかね…」

「…あはははは!3人~、おおはじゅれ~!!」

「…みぃ~んらまだ独身らっらろ!」

「…あらし安心しちゃっれさ~!独身ばんざ~いっれ飲みまくっらのよ~」

モバP「はぁ…」

「…そうしれいざ3次会となっらわけよ~」

「…そんらら何~?」

「…この辺れ帰るっちゅうろよ~!」

「…男よ男~!なんらかんられ彼氏らの婚約者らのいるろよ~あいつら~!」

「…遅くらると怒られちゃう~って何らのよ~」

「…結局残っらのは2、3人よ2、3人~」

「…あれっぱかの人数れはしごしてもむなしいらけよぉ~」

「…な~によあいるらぁぁ~…グズ…」

モバP「はいはい落ち着いてください…いつかいい人見つかりますから…」

「…あははははは!!もう電話してるもんれ~!!!」

「…あらしらも結婚しよ結婚~」

「…ほらちゅ~しよちゅ~」

モバP「はいはいありがとうございました…」

「…あはは!照れてやんろ~」

「…おね~さんろ結婚よ~!あはははは!!」

モバP「それはそれは…アイドル引退しないといけませんね~」

「…それはこまるぅ~…アイロルしらい~…」

モバP「じゃあまだ我慢しないといけませんね」

「…そうすりゅ~…うふふ~言質とっらもんれ~おやしゅみ~」

モバP「はいはいおやすみなさ~い」

モバP「…」ピッ

モバP「はぁ…寝よ…」



事務所

モバP「…ふぁ…」カタカタ

奈緒「おはよ…」ガチャ

モバP「…おう、おはよう、奈緒…」

奈緒「…なんだよ、寝不足?」

モバP「まあ気にすんな、ちょっとした事だ」

奈緒「あ、そう…」

奈緒「ふぅ…」ドサ

奈緒「…」キョロキョロ

モバP「ふぁ……あ、やべ」カタタ

奈緒「…」ソワソワ

モバP「…」カタカタ

奈緒「…な、なぁ、凛達は?」

モバP「…ふぁ……あ?凛は仕事だぞ、加蓮はオフだし、自宅にでもいるんじゃないか?」

奈緒「そ、そっか…」

モバP「…」カタカタ

奈緒「…」ソワソワ

奈緒「…ほ、他のやつらは?」

モバP「…?…ああ、仕事だったり、買い出しだったりで今はいないな」

奈緒「ふ、ふーん…」



奈緒「…なあ」

モバP「ん?」

奈緒「ちょっと、余り物があるから…やるよ…」

モバP「おっ?」

奈緒「ほ、ほらよっ…偶然余ってただけだからな!!」

奈緒「誰と食おうと知ったこっちゃないから!じゃ、じゃあな!」バタン

モバP「…あ、ありがとう…」

モバP「…」

モバP「…」

モバP「フランス料理店のペアチケット…」

モバP「…はぁ」

蘭子「我g…あの、プロデューサー…大丈夫ですか?」

モバP「…ああ、蘭子、帰ってたのか、やみのま~」

蘭子「……っ」

蘭子「…や、闇に飲まれよ…」

モバP「…なんだ、お前こそ元気ないじゃないか」

モバP「どうした?聖戦で力尽きたか?」

蘭子「………っ」

モバP「…あ」

モバP「貴殿は魔力の使いすぎだ、我が神殿にて一時の休息を取るが良い」

蘭子「…………~っ!!」

蘭子「…あ、あの…」



卯月「ただいま~…あ、プロデューサーさん蘭子ちゃん、闇に飲まれよ~」

蘭子「………ぅ…」

凛「蘭子は先に帰ってたんだっけ?やみのま」

蘭子「…や、闇に…飲まれよ…」

茜「ただいま帰りました!!!!闇飲んでファイトォー!!!!!」バダン

藍子「はぁ…はぁ…ただいま…茜ちゃん…なんか…ごほっ…違うと思う…」

茜「あれ!!??違いましたっけ!!???」

モバP「ははは、いいんじゃないか?なあ?」

蘭子「…ぅ………は、はい……」

モバP「…?…ほら、我が真言をそのような戯言に変えようなど笑止!とかさ…」

蘭子「………~~~~っ///」



寝むりぽ

蘭子「…ぅう~…////」

モバP「…蘭子?」

蘭子「…ぅ…」

蘭子「…」

蘭子「…分かりました…」

モバP「…うん?」

蘭子「我は己を歪曲げはせぬ!!
」(いいです…もうこれでいいです…受け入れました…)

蘭子「我が魔道書は囁く…汝が覇道を往けと!刮目せよ!我はこの世の覇者とならん!!」(私、もうこのキャラでトップアイドル目指しちゃいます、見ててくださいプロデューサー!)

蘭子「下僕よ!共に頂きを目指そうぞ!」(それもこれも全部プロデューサーのせいですからね!最後まで付き合ってもらいます!)

蘭子「フハハハハハハハハハハ!!」ガチャバタン

モバP「………」

モバP「…どうしたんだあいつ」

茜「え?さ、さあ…?」

モバP「いや、やる気があるようで何よりだけどさ…」


モバP「…トップアイドルねぇ…」

早苗「痛…」フラフラ

モバP「…」

早苗「うげ…」

モバP「トップアイドルは二日酔いで吐いたりしませんよね」

早苗「そこ、うるさいぞぉ~…う…」

モバP「あ、そこちひろさんの席…」

早苗「おぼ…」

モバP「あ~あ~あ~ちょっと!!」

早苗「だいじょぶ…」

モバP「今日がオフだったからいいものの…」

早苗「…昨日夜、あたしらって会ってたっけ…?」

モバP「何言ってるんですか…飲み潰れて夢でも見たんでしょうに…」

早苗「な…なんか忘r……あ、やばい…か、帰る…」

モバP「はいはい送って行きますから」

早苗「悪いね~…」

モバP「いつもの事でしょうに…」

モバP「てか何しに来たんです?」

早苗「いや、なんとなくね…」

モバP「じゃあ、ちょっと待っててくださいね、車持ってきますんで」

早苗「あ、うん」

早苗「…あ、ちょっと」

モバP「はい?」

早苗「…あの…ありがと、色々と」

モバP「はいはいっと」ガチャバタン

モバP宅


モバP「はぁ…ただいま…」

モバP「奈緒のやつ…緊張しすぎだったな…」

モバP「マナーは完璧だったがなぁ…」

モバP「ふぅ…」ドサ

モバP「飯も食ったし風呂入って…」

prrrrrrrr

モバP「…」

モバP「はい、アイドルラインです」

「…あ、ごめんなさい、お風呂に入るところでしたか?」

モバP「いえ、いいですよ、むしろこの時間帯で最高です」

「…そうですか、安心しました」

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