P「のんびり」(236)

~春香~


春香「プロデューサーさんっ、海ですよ!
海!」

P「おいおい、そんなにはしゃぐと…」



春香「きゃあ!?」

P「やっぱり」

春香「いたた…」

P「今日は水着を中に着てるのか」

春香「っ!」

春香「プロデューサーさんのエッチ!」

P「痛いっ!見たんじゃない!見えたんだ!」



春香「もうっ!」

P「…すまん」

P「ほら」

春香「…はい?」

P「手を繋ごうか」

P「そうすれば転ばずに済むだろう?」


春香「…はいっ、しっかり繋いでて下さいね?」

P「お任せあれ」

春香「もし、手を離しちゃったら…大変な事になりますよ~?」

P「えっ」

春香「透けてきたり、暗殺者に狙われたり、打ち切られたり…」


P「離すぞ?」

春香「あぁ!ごめんなさい!冗談ですって!」

P「まったく…」

春香「でも、私といる時は手を繋いでいて欲しいです」

春香「転ばないように…ずっと側にいられるように、です


P「うん、わかった」

春香「約束ですよっ」

P「約束するよ」

P「それより、せっかく海に来たんだから」

春香「はい、楽しみましょう!」

P「そうしよう」

P「春香の水着姿が楽しみだ」



春香「さっき見てたクセに…」

P「ぐっ」

春香「ま、まあプロデューサーさんに見て欲しくて買ったものですから」

春香「今日は許してあげますっ」

P「さすが春香さん、懐が深い」

春香「へへん!」


春香「さあ、楽しみますよ!」

P「がってん!」


~fin~

~あずさ~


あずさ「ここ、どこかしら?」

あずさ「あ、雨…」


あずさ「困ったわね…」

あずさ「………」



P「やっと見つけた…ここにいましたか」

あずさ「あら、プロデューサーさん」

P「傘持ってなかったんですか?」

あずさ「ええ、ふふっ」

P「…なにか嬉しいことでもあったんですか?」

あずさ「ええ、とっても…」

P「そうですか」

あずさ「そうなんです」

P「さ、とにかく行きましょうか」

あずさ「はい」

P「すいません、コンビニで買ったビニール傘なので」

あずさ「いいえ、このくらい狭い方が…」


P「…!!」

あずさ「こうして、密着していられますから」

あずさ「迷惑でしたか?」

P「滅相もない」

P「あずささんとの相合傘を嫌がる人なんていませんよ」

あずさ「ふふ、相変わらず褒め上手ですね」

P「いえいえ、本当の事ですよ」

P「あずささんの方こそ、俺なんかとで…」


あずさ「言わないと、わかりませんか?」

P「失言でしたね」

あずさ「そういう所は、鈍感なままなんですね」

P「面目ないです」

あずさ「でも、そこがプロデューサーさんのいい所です」

あずさ「誰にでも分け隔てなく優しいですから」

P「そうでしょうか」


あずさ「個人的には…私だけを見ていて欲しいですけど、ね」

P「あずささん…」

あずさ「せめて今だけは、プロデューサーさんを独り占めさせてもらいます」

P「ええ…独り占めされましょう」

あずさ「ふふっ、では遠慮なく…」


P「さ、どこへ行きます?」

あずさ「あなたとなら、どこへでも…」


~fin~

~美希~


美希「お邪魔しまーす」

P「はいはい」

美希「んーっ、久しぶりのハニーのお部屋なの!」

P「そうだったか?」

美希「ぶー、ちゃんと覚えてて欲しいの…」

P「すまんすまん」

美希「ハニーってばヒドいの…」

P「…そういえば、いちごババロアが冷蔵庫に入ってるぞ」

美希「ハニー!愛してるの!!」

P「はいはい」



P「はは、現金なやつだ」

美希「ぶー、ミキはそんな単純じゃないの…」

P「食いながら言うかね」

P「ところで、今日は何でわざわざ俺の家に来たかったんだ?」

美希「それは…」

P「それは?」


美希「お昼寝するためなの!」

P「何だって?」

美希「お昼寝なの!」

P「それなら自分の家でも…」

美希「ハニーと一緒にお昼寝するのが大事なの!」

P「なんだそういう事か」

美希「そういう事なの」

美希「それに…ハニーの家のソファは寝心地がいいから」

P「から?」

美希「だから、これは運命だと思うな!」

P「どんな運命だよ…」

美希「いっしょにソファでお昼寝する運命なの!」

P「まぁ、運命なら仕方が無いな」

P「レッツお昼寝だ」

美希「なの」

P「よし、じゃあ隣に座るぞ…」

美希「どうぞなの」

美希「ハニーの肩借りるね?」

P「ん、いいよ」



美希「ミキの頭、重くない?」

P「いや、平気だぞ」

美希「ならよかったの…あふぅ」

P「もう眠たくなったか?」

美希「うん…暖かくてお昼寝日和なの」

P「そうか」

P「まぁ、寝るといいさ」

美希「ミキが寝てる間に、どこかに行かない?」

P「行かないよ」

美希「なら安心なの」

美希「お休みなの」

P「うん、お休み」



美希「……んぅ…」

P「…寝たかな」

美希「…はにぃ……」

P「うん?」

美希「だぁいすき…なの……」

美希「………すぅ…」

P「はいはい」



P「さて…俺も寝ようかな」



~fin~

~真~


真「うーん」


真「きゃぴぴぴぴーん!」


真「……パーフェクトだ!」

P「何がだ」

真「うわぁ!」

真「ぷぷプロデューサー!?」

P「そんなに驚かなくても…」

真「いつからそこに居たんですか!?」

P「フリフリな衣装を着て踊り出したあたりから」

真「ほとんど最初からじゃないですか…」


P「そうなるか」

真「そうですっ!」

P「この衣装の真は……」

P「うーん、これは…」


真「うぅ、なんなんですか」

P「アリ、だと思うかなぁ?」

真「なんで疑問系なんですか!」

真「ちゃんと見て下さい!」


真「うー……」

真「きゃぴぴぴぴーん!」



真「どうです?」

P「はは、かーわいい」

真「……」

真「…何か言い残した事は?」


P「大好きだぞ、真」

真「はへ?」

P「それが遺言だ」

真「え、ちょっと…」

P「さあ、一思いに殺ってくれ」

真「ストップ、ストーップ!」

真「今なんて?」

P「せめて苦しまずに殺してくれと」

真「そこじゃないです!」

P「それが遺言だと」

真「もう少し戻りましょう!」

P「はは、かーわいい」

真「あぁもう!」

真「いま、確かにボクの事」

真「すすす好きだって……」

P「うん、言った」

真「」

P「…フリーズしたな」


P「おーい、真?」

真「はい、ボクは女の子ですよ!?」

P「……ダメかもわからんね」

P「では、目覚ましのキスを」

真「……!」

真「んー……」



P「甘いな!」


真「いてっ…ヒドいですよ」

P「ふっふっふ」

真「うぅー……」

真「ってぇい!」



P「なっ!?」

真「へへ、油断しましたね?」

真「修行が足りませんよっ」

真「今度はプロデューサーの方から、して下さいね?」

真「今日はもう帰りますっ」

P「あ、おい真!」

真「お疲れ様です!」



P「あいつ……」

P「あの衣装のまま帰りよった…」


~fin~

~貴音~


貴音「あなた様、少し外を歩きませんか?」

P「ああ、いいぞ」

P「もう少し待っててくれ」

貴音「はい」

貴音「私も支度をして待っております」

P「…よし、お待たせ」

貴音「いえ、では参りましょうか」




P「うーん、さすが夜は涼しいな」

貴音「ええ、まこと良き夜風ですね」

P「寒くないか?」

貴音「いえ、平気です」

P「…にしても」

貴音「静かな夜ですね」

P「世界中に俺と貴音のふたりだけみたいだ」


P「なんて、キザすぎたかな」

貴音「ふふ、不覚にも胸が高鳴ってしまいました」

P「そうか、それなら言った甲斐があった」

P「少し先に公園があるから、そこに行かないか?」

貴音「はい」

P「まあ、のんびり行こう」

貴音「そうですね、急く理由もありません」

P「そういう事だ」

P「……」



貴音「あの、あなた様?」

P「嫌だったか?」

貴音「いえ、少し驚いただけです」

P「そうか」

貴音「……静かな夜であること、今になって少し恨めしく思います」

P「どうしてだ?」

貴音「…はやり、察しては頂けませんか」

P「すまん」

P「でも、繋いだ手から緊張は伝わって来てるよ」

貴音「…いけずです」

P「あ、あれ…」

貴音「あれは、おぉ…面妖な」



P「先客が居たみたいだな」

貴音「そのようです」

P「堂々とイチャイチャしてたな」

貴音「仲睦まじいようで何よりではありませんか」

P「…予定変更だな」

貴音「それが宜しいかと」

P「どうする?」

貴音「当てもなく散歩するのも一興でしょう」

P「それもそうか」

貴音「ええ」

貴音「ふふ、先ほどの空気に当てられたようです」

P「貴音?」

貴音「私の、この鼓動の早さも…こうすれば伝わるでしょうか?」


P「たわわな感触が強すぎる」

貴音「ふふっ、助平ですね」

貴音「何やら、体が熱くなってきました」

P「…」

貴音「この火照りを、冷まして頂けますか?」

P「俺で良ければ、喜んで」

貴音「はい、宜しくお願いします」



~fin~

~雪歩~


P「お、ゴールデンレトリバーだ」

雪歩「あ、本当ですぅ」

雪歩「可愛いなぁ」




P「え?」

雪歩「え?」

P「嘘だろ!?」

雪歩「ひゃあ!?」

雪歩「どうしたんですか?」

P「雪歩がどうしたんだよ?」

P「ナチュラルに犬を撫でるなんて…」


雪歩「それはですね……」

……




P「なるほど、響が」

雪歩「はい、克服に協力してくれたんですぅ」

P「まぁ…克服するには、おあつらえ向きだな」

雪歩「お陰で、普通に触れるようになったんですよ」

P「それは良かった」

P「と、いう事は」

P「男性恐怖症も……」

雪歩「あぁっ!その……まだ男の人は…」

P「ああ、そうなのか」

雪歩「はい…」

雪歩「まだまだ私はちんちくりんですぅ」

P「じゃあ、男性恐怖症もそのうち…」

雪歩「えっと、その…」

P「どうした?」

雪歩「男の人は、プロデューサーだけで…そのぅ」

P「……」

雪歩「あの、やっぱり迷惑ですか?」

P「いや、男冥利に尽きるんだけど」

雪歩「えへへ」

P「営業先のスタッフに話しかけられても、逃げないようにしないとな」

雪歩「うぅ……頑張りますぅ」



P「うーん…」

雪歩「わわっ!?」

P「俺にてを握られても、こうなるもんなぁ」

雪歩「それは、その…プロデューサーだからです」

P「俺だから?」

雪歩「普通の男の人だと、怖くてビックリしますけど」

雪歩「プロデューサーだと…胸がドキドキして」


雪歩「やっぱり、変ですか?」

P「いや、そんな事はないぞ」

雪歩「えへへ、そう言ってくれると安心しますぅ」

P「そうか」

雪歩「そうですよ」


雪歩「…ありがとうございます」

P「どうしたんだ?急に」

雪歩「いつも、いつもプロデューサーに助けられてきたから」

P「大した事はしてないさ」

雪歩「私にとっては、とっても大きな事だったんですよ」

P「……」

雪歩「ひんそーでひんにゅーでちんちくりんな私を支えてくれてありがとうございます」

P「これからも、ずっと雪歩の支えになるさ」

雪歩「はい、よろしくお願いしますぅ」

P「こちらこそ、よろしくな」



~fin~

~亜美・真美~



亜美「んっふっふ」

真美「ついにこの日が来たね」

亜美「兄ちゃん家で」

真美「お泊り会!」


亜美「楽しみだね?」

真美「楽しみだよ?」

亜美「さっぱりムフフといきたいですな」

真美「すっぽりムフフだよ」



P「しっぽりムフフ、だぞ」

亜美「や!」

真美「ほーう!」

P「人の家の玄関で何してるんだ」

亜美「チャイム押したんだけど」

真美「鳴らなかったのかな?」

P「あれ、壊れたのかなぁ」

P「まぁいいや、入って入って」

亜美「オジャマしま→す」

真美「しま~す」

亜美「真美隊長、こちら亜美!」

亜美「タ→ゲットの部屋に潜入成功!」

真美「うむ、引き続き怪しい物がないか捜索するのだ!」



P「つまみだすぞ?」

亜美「え→?」

真美「真美たち、お酒のめないよ?」

P「そうじゃなくて」

P「全く、少しは静かにしてなさい」

亜美「今のりっちゃんぽかったYO」

真美「兄ちゃんも鬼軍曹に…」

P「誰が鬼軍曹だ」


亜美「そんな事より」

真美「ゲームしようYO!」

P「はいはい」

……




亜美「あ、兄ちゃんヒドい!」

真美「こうなったら…」

P「あっ、メタナイトは卑怯だろ!」

亜美「亜美のロボをいじめた罰っしょ」

P「あぁ、ピット君が…」

P「くそう…」

亜美・真美「「ふっふっふ」」

亜美「ふわぁ→」

真美「んぅ…もう一回やる?」



P「…眠いだろ?」

P「明日は休みだ、今日はもう寝ようか」

亜美「ぶー」

真美「ぶー」

P「美希の真似しても駄目だ」

亜美「は→い」

真美「けち→」

P「はいはい、歯磨きしておいで」

P「はぁ、手のかかる妹をもった気分だ」

P「いや、娘かな?」



亜美「終わったYO」

真美「着替えもバッチリ!」

P「よし、ふたりはベッドで寝てくれ」

亜美「え?」

真美「そりゃなしっしょ」

亜美「ステップワン!」

真美「兄ちゃんがべっどの真ん中に寝転がります」

P「…こうか?」

亜美「ステップツ→!!」

真美「そのまま腕を広げます」

P「ふむふむ…」

亜美「そして…ステップスリ→!!!」

真美「兄ちゃんの腕枕を亜美と真美が満喫します」


P「なるほど」

亜美「んっふっふ~」

真美「両手に花とは、兄ちゃんも罪な男ですな~」

P「蕾が何を言うか」

P「まだ、綺麗な花を咲かせる前だろう?」

亜美「ぐぬぬ」

真美「これからに期待だYO……」


P「さ、寝るぞ」

亜美「がってん承知!」

真美「あ、その前に…」

P「ん?忘れ物…」



亜美「…んっ」

真美「…んっ」

P「はい?」

亜美「今日のところは」

真美「頬でガマンしてやるZE!」

P「お、おう?」

亜美「それじゃ、お休み!」

真美「いい夢見てね!」

P「え、お休み…」



亜美「……zzz」

真美「……zzz」

P「正直、眠れない……」



~fin~

~やよい~


やよい「んしょ、んしょ…….と」

やよい「今日はちょっとお買い物し過ぎたかなーって……」

やよい「まだお家が遠い……」



やよい「ああっ!ドロボーさんですか!?」

やよい「返して下さいー!」

P「誰がドロボーだ」

やよい「あ、プロデューサー」

やよい「あ!荷物重くないですか?」

P「すっごい重い」

P「家まで車で送るよ」

やよい「ええ!?いいんですかぁ?」

P「うん、この荷物はやよい一人じゃ無理だ」

                                `ヽ      _
                ,. --─.、             |       l `
            _/: : : : : : | : :',              ノ    / 、_) ヽ
         ,. ::/: : /: : : : : : : __|_ハ__         く

       , </::/: : ,': : : :_r‐「>┴┴┴`- 、____    l      ‐┼ l l
     ///: /: : :l: : : rl/´: : : : : : : : : : : : :`ヽ|: : ヽ   }    ( ̄`
    /:/  !:/: : : :l: : /: : : : : : : :/: : :/: : : : : \/l  く       ̄
    _|/__ノ/: : : :/: /: : : : : : : :/: : :/: : :/: :,ィ : :ハ|   ヽ   | ‐┼
   /:, '才: ::/: : : :/: ::l: : : : : : /: /: :/:\/: :///: : ∧   l.   レ  ノ
   |/  |: : : : : :ノ/: ::|: : : /ミ/|/|/: :/--<.ヽ/ //: : : : : :',   |
     l: : ::( ̄/: :_:ノ: : 〈{./ : :o |/{ヽ /:l})ト、//: : :/ : : : l  ノ    二7
     .}: : |ヽフ!:(ヽ: : : : /: : : :/ ゚ `U ー'三/イ/|∠!: : : : ! ヽ    ()_)
    <:__ノ  ヽ/ ∨: /|: ゚: ::/o   __ 三三/l)}|: :| :/  /

       ,. -─- 、 ∨ .|: : /  ,. <:::::\  l `'oノ:/:/  /.    -/- ヽ
      /l     \|  |: /  ∧   `ヽ:::`7 /|/|/  く     / d、
    / .|      |\ |/ \ \\   l/ /:/o゚    |     ┃ ┃
   /      ',     ト、  .\ \>'´ _'/:/       ム‐- 、. ・ ・
          ',  / | ∧  /|_ヽ-- '"/: : :/o         |  __
           l /  !ヽハ 〈、ヽ`lヽ/イ/       __     レ´
           |/   \`|_)l `ト、|        _∠_ \--、
          / /|_    `卞、_}_ \     //ヽ \ \ l

やよい「じゃあ、お言葉に甘えて…」

P「うん、存分に甘えなさい」

やよい「……」

P「どうした?」

やよい「あっ、なんでもないです!」

やよい「さ、いきましょー!」

P「おー」

……




やよい「プロデューサーの車、久しぶりです」

P「そうだなぁ」

P「送って行こうとしても変に遠慮するんだもんな」

やよい「お仕事で疲れてるのに、悪いかなーって……」

ζ*'ヮ')ζ<

P「そんなに気を使わなくてもいいんだぞ?」

P「さっきも言った通り、存分に甘えてくれて大丈夫だ」

やよい「うっうー、そうですかぁ?」

やよい「じゃあ、もし困った時は助けて下さいね?」

P「うむ、任せておきなさい」

P「さ、着いたぞ」

やよい「ありがとうございます、お陰で助かりました!」

P「それは良かった」

やよい「お疲れ様です、お兄ちゃん」


やよい「あっ!」

P「ん?」

ハァハァ

やよい「ひゃわ~!?」

P「あ、おい!やよい!?」




P「お兄ちゃん…ねぇ…」

P「ははっ」


~fin~

ちーちゃんに期待

~響~


響「おぉ、そうかー」

響「楽しそうだなー」

響「うん、うん」

響「自分は仕事が忙しいから帰れないかなー」

響「うん、またなー」



響「はぁ……」

P「どうした?元気ないな」

響「なんくるないさー…」

P「こりゃ重傷だな…何があった?」

響「友達からの電話だったさ」

P「沖縄の?」

響「うん」

響「旅行客と仲良くなって遊んでるみたいだぞ」

しえ

響「パラセーリングしたりダイビングしたり」

響「パイン割りしたりバナナボートに乗ったり」


P「それはそれは」

響「うあー!羨ましーさー!」

P「…で、響は仕事があるから帰れないと」

響「うう、寂しくなんてないぞ」

P「そうだな、俺がいるし」

響「ぷろ…うん?」

P「今日は一日付き合うよ」



響「……かなさんどー!」

P「わっ!?急に抱きつくな!」

しえ

響「さすがプロデューサーだなー」

P「…で、今日は何をする予定だったんだ?」

響「ハム蔵たちのエサを買いに行くくらいかなー」

P「そうか」

P「いぬ美たちも元気か?」

響「そりゃもう、元気いっぱいだぞ!」

P「やっぱり飼い主に似て、元気に育つんだな」

響「へへ、自分完璧だからな!」

P「逆に、落ち込んでる時は元気を貰ってるんだろう?」

響「そうそう……?」

響「……ひょっとして自分の家、ピヨ子に監視されてるか?」


P「え、なんで!?」

P「さすがにそこまではしないだろう」

響「だったらなんで、昨日の事」

響「あっ……」

P「なるほど、昨日も落ち込んでたと」

響「うぅ、穴があったら入りたいぞ」

響「雪歩ぉ~」

P「テンションガタ落ちじゃないか」

響「うー、プロデューサーにナデナデされたら元気になるかも……」

P「よし、任せろ!」

響「なーんて、ってアレ?」



響「わわっ!?」

P「よしよし」

俺「よしよし」

響「うあー!」

P「うりうり」

響「やめ、ちょっと……」

P「響はかわいいなぁ」

響「ぅ……ひぐ…ぐすっ……」

P「えっ」

響「うわーーーーん!!」

P「……よしよし」

P「……落ち着いたか?」

響「…うん」

響「あ、まだ離れちゃ嫌だぞ!」

P「はいはい」



響「…えへへ」

P「やっと元気になったな」

響「おまじないのお陰さー」

響「よし、そろそろエサを買いに行くさ!」

P「付き添うか?」

響「大丈夫!プロデューサーにいっぱい元気貰ったからな!」

P「ん、そうか」

響「今日は本当にありがとう!大好きだぞ、プロデューサー!」

P「おーう」


~fin~

~伊織~


伊織「……はい、これ!」

P「ん、映画のチケット?」

伊織「ん!」

P「ああ、俺に?」

伊織「アンタ以外誰がいるってのよ!?」

P「やよいとか?」

伊織「………」

伊織「って、今回はガマンよ…」

P「だいぶ揺れたな」

伊織「苦渋の決断だったわ」

P「ほう?」

しえ

伊織「なーにニヤけてるのよ!」

P「いたっ!?ごめんごめん」

伊織「と、とにかく明日観に行くわよ!」

P「りょうかい」

伊織「遅刻は厳禁だからね?」

P「気をつけるさ」

しえ

……




P「一時間前に来て、遠くから伊織の様子を観察しようと思ったのに」

伊織「……」

P「……なぜかもう居る」

伊織「………」

P「ソワソワしてるなぁ」

伊織「…」

P「ん?手鏡?」

伊織「……!!」

P「髪型を整えてる」


伊織「……」

P「鏡に向かって笑顔の練習…だと?」

P「辛抱たまらん!」


P「おーい、お待たせ!」

伊織「え、はやっ…じゃなくて!」

伊織「この私を待たせるとはいい度胸じゃない?」

P「ちなみに、いつから待ってた?」

伊織「に…1時間まえからよ!」

P「」

prpr

伊織「と、とにかく行くわよ」

P「はいはい」

P「ところで、どんな映画なんだ?」

伊織「小鳥が言うには」

伊織「アイドルとプロデューサーの禁じられた恋、らしいわ」

P「ほーう?」

P「晩飯はからあげだな」

伊織「そうね」

P「はい、オレンジジュース」

伊織「む、気が利くじゃない」

P「ポップコーンは?」

伊織「キャラメル味なら貰うわ」

P「どうぞ」

伊織「…ありがとう」

P「……」

伊織「……」

P(食い入るように観てるな…)


伊織「……」

P「……!?」

P(泣いてる…のか?)

P(ここはひとつ……)

伊織「……!?」


P(手でも握ってみようか…)

伊織「……」

P「……」

ドキドキ

伊織「思ったより、いい映画だったわね」

P「…ああ、からあげは勘弁しておこうか」

伊織「そうね」

P「……」

伊織「いつまで私の手を握ってるつもり?」

P「ん、ああスマン」

伊織「あっ……」

P「ん?」

伊織「その…どうしても、って言うなら」

伊織「まだ繋いでていいわよ?」

P「いえ、もう結構です」

伊織「………」

P「あぁゴメン!泣かないで!?」

伊織「もう……」

P「面目ない」

伊織「そう簡単には許してあげないわよ?」

伊織「今日一日、甲斐甲斐しく私に尽くしなさい!」

伊織「にひひっ」



~fin~

prprprpr

~千早~


P「千早、入るぞ?」

千早「あ、プロデューサー…」

千早「どうぞ」

P「大丈夫……じゃないなコレは」

千早「プロ失格ですね、体調管理もロクに出来ないなんて」

            /⌒ ̄ ̄''''─---、

      お    / : : /: : : :,: : : : : : : : :\
        っ  / : ::/: : : :/: : : : ::l: : : : : : ヽ
          |: : :/: : : /|: : :/∨|: : l: : :l: : :!

       ぱ  | : :|: : :X |: :/ /|: ::|: : :}: : |
          |: :/∨ヽ .∨ ´r┴V:: :/: : ∧

      い   .∨/、__ノ      弋_ノ|::/⌒ヽ::∧
   自       /'''"'  rァ─‐┐ ''"レ コ ノ: : ∧
         に   ヽ_.   |    |   ,,r<: : : : : :!
    信  は    `ー┼─‐┴イ´レ  \: : : : :!
              / ∧ \_/  ヽ、  \: : |
    あ         / /|:::!   ll    \  \|
    り        / / j: : !  .||     !\ >、
            <__/_/: : :|   ヽ     |: ::X   〉
    ま        l_,__ノ: : : | 三=q三   |: : :ヽ/ |
               |: :/: /   /     |: : ::|ヽ_ノ
    す            |/|::/ヽ-''"l \__>"ト、:::|
                |/   ヽr   ヽ| ∨
                /    /|     |

P「…とりあえず、適当に食べそうな物は買ってきたぞ」

P「あと、今からお粥を作るから少し待っててくれ」

千早「はい……」



千早「プリン、食べようかな」

千早「……あっ……」



千早「うぅ……」

P「さ、もう少しで出来るぞ」

千早「プロデューサー…」

P「ん?」

千早「うまく力が入らなくて、プリンが食べられません……」

P「はい、あーん」

千早「あーん…」

P「はい、もう一口」


千早「…あむ……」

P「残りは薬を飲んでからだな」

千早「…はい」

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

はやく書かないと泣いちゃうぞ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom