和「咲君、咲君、咲君」シコシコ須賀「きゃああああああ!」 (104)

合宿にて

久「須賀ちゃーん、これお願いね」ドサッ

まこ「わしのも頼む」

優希「俺は浴衣一枚あればいいや。これ全部、洗っとけよなー」

須賀「……洗濯しろって事ですよね?」

久「当たり前じゃん。何のために合宿に呼んだと思ってんの?」

須賀(麻雀教えてくれるんじゃねーのかよ)

須賀「まぁ、いいや。麻雀はハギさんが教えてくれるし……、原村と咲はいいのか?」

咲「じゃあお願いしようかな」ドサッ

和「僕は結構です。女の人に服を触って欲しくないので」

須賀「あたしだって、男の服なんか触りたくねーよ!相変わらず失礼なヤツだなお前は!」

須賀「まぁいいや。咲の服だけ持って行こ」パパッ

須賀「げっ……下着まで入ってやがる。トランクス?」

優希「へへへっ、お前と俺の仲だろ?」

須賀「死ね!このチビ!なんでお前のパンツまであたしが洗わなきゃいけねーんだよ!」ポイッ



パンツを投げ捨てる須賀

久「なんだ下着は別か。俺のも持って帰るか」ゴソゴソ

まこ「わしのもじゃ」ゴソゴソ

須賀「はあぁぁぁぁぁ……イケメンに釣られて麻雀部に入ったのが運のつきだったわ」

須賀「普通、女子一人ならお姫様みたいに扱っても良くない?部員なのにマネージャー扱いだよ!」

須賀「くっそっ……、いつか退部してやるからな。ってうわああああああああ」ヨロヨロ



ドターン!

派手に転んで服が飛び散る

須賀「わわわっ」アセアセ

福路「大丈夫ですか?」パパッ

池田「何やってんだよー。量、考えろよ」パパッ

須賀「ご、ごめんなさい」

須賀(風越男子のイケメン部長さんだああぁぁぁぁぁぁぁぁ!)

福路「気にしないで下さい。女性一人で運ぶのは大変でしょう。僕達も持つの手伝いますよ」

池田「これ全部、お前が洗濯するのか?大変だなぁ」

須賀「い、いつもの事でしゅ」

須賀(しまった!噛んだ!バカバカ、あたしのバカ)

福路「いえいえ。須賀さんは女の子なのに頑張り屋さんなんだね」キラリーン



須賀(きゃあああああああ!カッコイイ!!!!!!!)

須賀「と、ところで風越男子のみなさんは何するんですか?こっちは外ですよ」

福路「あぁ、僕達野球するんだ」

池田「福路バスターズを臨時結成したし。阿知賀のバカ猿が野球に自信ありとか言うからな」

須賀「阿知賀のバカ猿……あぁ、アイツか」

福路「何でも130kmのストレートが投げられるとか。僕もぜひ打ってみたくてね」

池田「勝つのは俺達だし」

須賀「ふーん、まぁせいぜい怪我のないように頑張って下さい」



穏乃「行くぞーーー、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」ズバーーーン

新子「ナイス、ボール」バシーーーン



穏乃「今、何キロ出てましたか?」クルッ

玄「132km、すごいね。野球部なみ」

灼「野球よりボウリングしたいなぁ」

宥「灼君が居たら、勝負になんないよ。」

穏乃「よっしゃあああ!次はパワーシンカーだ」

新子「ばっちこーい!何でも受け止めてやるぜ!」

福路「こんにちわー」

池田「ふん、首を洗って待ってたか」

須賀「……」オドオド



玄「須賀さん!!!!!!」

須賀「ひっ、ひぇ」ビクッ

福路「せっかくだから、須賀さんも野球して行きますか?」

須賀「あ、あ、あたし洗濯ありますから……」オドオド

玄「僕も手伝いましょうか!!!!!!」

須賀(松実、弟さんの方か……。この人、イケメンだけど超苦手だよー)

須賀「い、いえ、あたしが部長に頼まれた仕事ですし……、それに男の人が洗濯なんて」

玄「僕の実家は旅館です!!!!!!兄ちゃんのパンツすら僕が洗ってますよ!」

須賀「は、はぁ……」

玄「料理も得意です。ぜひ、僕の作った手料理を食べて下さい!」

須賀「き、機会があれば……」



池田「おーい、早くバッターボックス入れー」

須賀(助け舟きたー)

須賀「は、はい。今すぐ行きます」タッタッタ

慕「お母さんがいなくなっちゃった……」

慕「親父が逃げやがった……」

穏乃「なんだー!?最初のバッターは女の子か!」

須賀「お、お手柔らかにお願いします」ペッコリン

穏乃「くうぅぅぅぅぅ、カワイイ!でも、手加減しないぞ」ニカッ


新子「ああっ?」ギロッ

須賀(まぁ、バッティングセンターで100kmなら前に飛ばした事あるし……。打てるかも)

新子「……」スッ



新子が出したサインは、インハイに全力ストレート

穏乃「どおりゃああああああああああ!」ズバーーーン


ビュルルルルル

須賀「ぎゃああああああああ!」ズチーン

灼「ストライーーーク」

新子「プププ、お嬢ちゃんへっぴり腰だな」

須賀「うっうううう……」

福路「頑張れー、ボール見てしっかりバットを振りましょう」

須賀「はぁ……ひどい目にあった」トボトボ

当然の如く三球三振



須賀「さて、洗濯しなきゃ……。あれ?部長の服どこ行った?」

須賀「あれーあれあれー」キョロキョロ



カキーン

池田「キャップが打ったーーーー」

福路「フフフ」

福路「いやー、いい汗かきました。やっぱり野球は最高ですね」フキフキ

須賀「あの~」

福路「はいはい?何か用かい?」ゴシゴシ

須賀「それ……部長のシャツじゃないですかね?」

福路「はははっ、そんなバカな……ホッホッホアァァァァァ!??!?!?」

福路「ごめん!僕のタオルと間違えて持ってたみたいだ!悪気は無かったんだよ」

須賀「も、もちろんワザと盗ったなんて思ってませんよ」

福路「このシャツは返すね。ごめんねー」

洗濯所

須賀「なんか新子と福路さん。そしてうちの原村」

須賀「イケメンなんだけど、ホモ臭いよなぁ……。あたしの考え過ぎかな」

須賀「原村と新子は私に対して異様に冷たいし、福路さんはいい人だけど目の奥が笑ってないし」

須賀「まぁ、誰かと付き合えるなら原村か福路さんがいいけどね。ふひひひ……、面食いでサーセン」

須賀「あれ?今度は咲のシャツがないぞ」

須賀「男のくせに花柄のシャツなんか着てたからよーーーく覚えてる」



咲『これお兄ちゃんに買って貰ったんだー』



須賀「高校生になっても兄ちゃん兄ちゃん。アイツもちょっと危ないな」

須賀「部屋に忘れて来たかな?取りに戻るか」

清澄の部屋

和「ふふふっ……部長と咲君達は、街のゲーセンに行きました」

和「私は穏乃達と野球するからって事で残り……」

和「須賀さんは洗濯に行きました。あの量ではしばらく戻って来ないはずです」

和「野球はまぁ、後で適当に参加すればいいとして」



和「……」ニヤァァァ

和「……」ニタアァァァ

和「むふふふ///ついに手に入れましたよ!咲君、使用済シャツ!!!!!!」

和「すーはー、すーはー」

和「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!??!?!?!」ムクムク

和「こ、これが咲君の匂い!」ムクムク

和「ヤバイ…ヤバいよヤバいよ……、これは麻薬です」ギンギン

和「一瞬で勃起してしまうなんて、僕の人生で初めてですね」

和「床オナやらコンニャクなんかも試してみましたが……、あぁ!もう咲君犯したい!犯されたい!!!!」



和「咲君、咲君、咲君」モフモフ

和「幸せー幸せー、幸せです」ゴロゴロ

和「例えこの想い、口に出す事は無くても咲君の側に居るだけで……僕は幸せです」スーハースーハー


和「……」チョロ

和「カウパー液が漏れてしまいました」

和「須賀のクソ女の鞄にでも擦りつけときましょう」スリスリ



須賀「……」ジーーー



和「あの女、全く何のために入部したかはしりませんがいい加減彼氏でも作って退部して欲しいものです」

和「咲君と僕を巡り合せてくれたから、ある意味運命の女神ですけどね」

和「けど、咲君に対して慣れ慣れしいし、スキンシップ過剰だし、早く消えて欲しい……」


須賀「……」フムフム

和「さて……いよいよ、絶頂を迎えますか」

和「まずは……、脱がないと」スルスル



須賀「おーい、おーい。原村さーん」



和「続いて……、咲君のシャツに僕のイチモツを……おおぅ!?」ビビクン

和「ふぁ……ふぁっ!?ふあっっっっっっ」シコシコ

須賀「こりゃ駄目だ。気付いて貰えそうにない」

須賀「きゃあああああああああああああああ!」

和「!?」ビクッ


ビュルルルルルルルル

須賀「あーあー……、派手に出しやがって……」

和「!?」クルッ

和は信じられない物を見た。そこに居てはいけないはずの人物


須賀「汚ねぇ花火だ」

和「ど、ど、ど、ど……」


どうして貴方が!と言う言葉より先に

和「お願いします!何でもしますから、見逃して下さい」ズザーーーー

和「お願いします!お願いします!お願いします!」プラーン

須賀「とりあえず下、隠そうな」



和「この事を咲君に知られたら……いえ、学校を退学になってしまう……」

須賀「そうだな……、まぁオナニーくらい……、男の子ならするもんじゃないか?」

和「……」ポロポロ

須賀「あたしさぁ……、親父がしてる所見た事あるんだよねぇ」

和「……そ、そうなんですか」ウルウル

須賀「部長もよく下ネタ話して来るし……、優希はセクハラ魔だし……、だから大丈夫!気にして無い」

和「す、須賀さん……いえ、須賀様!」

須賀「でも、鞄は弁償しような」

和「もちろんです!こ、これ、口止め料も兼ねて……」スススッ



通帳を差し出す和

須賀「へぇー、あたしの通帳に比べて軽く10倍以上入ってやがる」

和「ずっと貯めて来ましたから……」

須賀「いや……でも、お金は受け取らないよ」

しばらくして


和「でも、驚きました。須賀さんがこんないい人だったなんて」

須賀「そ、そうかな///普通だよ、普通」

和「いえいえ、須賀さん以外の人に見られてたら人生終わってました」

須賀「原村にしては部屋の鍵、かけ忘れるとか珍しいね」

和「ずっと夢に見てた咲君のシャツを手に入れましたから……、きっと浮かれてたんですね」

須賀「やっぱりホモだったか」ガクッ

須賀(初恋、逝きましたーーーーーー!)

和「けど、良かったんですか?口止めが……」

須賀「うん、いいよ。女子待遇の改善、そして麻雀の指導」

和「わかりました。この原村和、漢の意地にかけて須賀さんの待遇を良くして見せます」

須賀「雑用はだいたい一人でやってたし二人になるだけでもありがたいよ」

和「はぁ……、咲君が女の人だったら良かったのに」クンカクンカ

須賀(まだシャツ手放さないかー)



須賀「あっそうだ、やっぱり一つだけ頼み事していいかな?」

和「何でもしますよ」ニコッ

合宿最終日

玄「うーん、やっぱりこのまま帰れまテン!」

宥「あんまりしつこいの駄目だと思うけど」

玄「僕はオラオラ系ですのだ」



ドドドトドド

玄「すっ~~~~が~~~~ちゃん」

須賀(来たな)

優希「い~~~~~ぬ~~~~~」ピョン



須賀「ごめんなさい!あたし、付き合ってる人が居るので!」

玄「ファッ!?」優希「じぇじぇじぇ!?」

須賀「じ、実は和と付き合う事になって……」モジモジ

和「……須賀さんの彼氏です」



咲「ふーん」ピクン



須賀(とりあえず優希のセクハラと、アタックかけて来る人を振るために和に期間限定で彼氏役をやって貰う事にした)

須賀(ホモの人と偽物の恋愛する……、これがニセコイってやつか……)



終わる

咲キャラが男になるの3、4回書いた気がするけど今回も何がしたいのかよくわからなくなりました。
ごめんなさい

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