士郎「イリヤと結婚したい」(125)

凛「」

桜「 」

セイバー「  」

士郎「みんな、知恵を貸してくれないか?」

凛「なっなななななななな」

桜「だっ、ダメですよ! イリヤちゃんはまだあんな子供なのに!」

士郎「桜・・・ 愛があれば、大丈夫なんだ!」

凛「ていうか士郎・・・・・・ロリコン?」

士郎「違うぞ遠坂、俺はイリヤだから好きなんだ」



凛(どうする、私は士郎が捕まるのは見たくないわ)

セイバー(流石のブリテンでもあれはないわ)

桜(当たり前です! 早くなんとかしましょう!)

桜「で、でも先輩? やっぱり異性としてみるのは・・・ほら・・・」チラッ

士郎「?」

凛「そうだわ! そういえばイリヤは士郎の義姉? なんでしょ?」

セイバー「それはいけません。 兄弟間の恋愛はろくなことになりませんよ!」

士郎「・・・・・・それでも好きなんだ!」

桜「はやまらないでください!私と結婚してイリヤちゃんは養子にしましょう!」

凛「なに抜け駆けしてんのよ!」

セイバー「卑怯ですよ、桜!」

士郎「結局みんな話聞いてくれなかったな・・・」

士郎「まあ違う人に相談してみよう」







言峰「私達を選ぶとは、素晴らしい判断だ」

カレン「ええ、親身になって相談に乗りましょう」

士郎「・・・神父とシスターなら、こういう相談には慣れてるだろ?」

カレン「ええ・・・ですが、ロリコン趣味の豚の相談は初体験ですね」

士郎「ロリコンじゃなくて・・・!」

カレン「あのような少女を好きになった時点で世間的にはロリコンです。受け入れなさい」

言峰(カレン、わかっているな?)

カレン(ええ、できるだけ面白い方向に・・・)

カレン「ですが衛宮士郎、貴方のその思いが本物ならば、私達は祝福しましょう」

言峰「そもそも恋というのは人に相談するものではない。お前の気持ちをあの小娘に伝えたら、きっと受け入れてくれるだろう」

士郎「それって・・・・・・!」

カレン「・・・早く彼女の元へ、応援していますよ」ニッコリ

言峰「ああ」ニッコリ

士郎「お前等・・・ありがとう! 俺、頑張るから!!」

凛「なんですって!? 士郎がイリヤのとこに!?」

カレン「はい、思いとどまるように説得したのですが・・・」ウルウル

桜「優柔不断な先輩がどうしてこんなに早く・・・」

セイバー「それだけシロウの決心が硬いということでしょうか」

凛「言ってる場合か! 早く行くわよ!!」

カレン「おや、どこへ行くつもりですか?」

凛「アインツベルン城に決まってるでしょう! イリヤを確保するわ!」

言峰「・・・というわけで、お前の主人の幸せを邪魔する者共がここへ現れるだろう」

バーサーカー「ーーーー!ーーーーーー!!」

言峰「む・・・そうは言ってもお前の主人があの小僧に好意を抱いているのは知ってるだろう?」

バーサーカー「ーーーーー!!!!!」


言峰「子はいつか保護者の元を離れ旅立つもの・・・祝福してやるのがお前の勤めではないのか?」

バーサーカー「ーーーーーーーー」

言峰「行け、厄介者はまだ森の入り口だ」

バーサーカー「!!!!!!!!!」

ドスンドスンドスン

ギルガメッシュ「ふん、あのような狂犬とよくも交渉事ができたな」

言峰「ギルガメッシュよ、お前もバーサーカーと共に向かえ」

ギルガメッシュ「は?なぜこの我が貴様等の戯れに協力する?」

言峰「セイバーの思い人である衛宮士郎が他の女とくっつけば・・・後はわかるな?」

ギルガメッシュ「・・・・・・」

ギルガメッシュ「ちょっと散歩行ってくる」

フハハハハハハハハハハハハハ



言峰「少々こちらの面子を強くしすぎたか・・・どう出る?カレン」

バーサーカー「■■■■■■ーーー!!」

ギルガメッシュ「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」ドドドドドド

凛「なんで門番にサーヴァントなのよーーー!!」

桜「セイバーさん!ここは貴方に任せて私たちは先にーー!」

セイバー「させません!あなた達姉妹は危険だ!!」

凛「仕方ない・・・アーチャー!来なさい!」

カレン「なるほど・・・ランサー!」

アーチャー「無理だ!」

ランサー「絶対に無理だ!!」

凛「数は2対2じゃない!」

アーチャー「セイバーは数に入ってないのか!?」

セイバー「私には使命があるのです」

カレン「ランサー、戦って死ねるなら満足でしょう?」

ランサー「自害みたいなもんだろ!ていうかあの小僧の尻拭いで死ぬのは我慢ならねえ!」

凛「まあそういうことで!」

ダダダダダダダダ

ギルガメッシュ「ふん、貴様等雑種などすぐに葬ってくれるわ」

ランサー「幸運Eが憎い・・・」

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