女店員「いらっしゃいませ！」

男「…」

男(いつも元気よく挨拶できてて良い子だな……)

男「お願いします」

女「はい！
……450円が一点、こちら温めますか？」

男「大丈夫です」

女「お箸の方は？」

男「お願いします」

女「かしこまりました！」

女「105円が一点、110円が一点……ありがとうございます！合計665円のお買い上げになります！」

男「1000円で」

女店員「1000円お預かり致します……335円のお返しとなりますお確かめくださいませ」

男「……」

女店員「ありがとうございました！またお越しくださいませー！」

男(可愛い…)

女店員「いらっしゃいませ！」

男「……」

女店員「120円が一点、105円が一点……ありがとうございます！合計225円のお買い上げになります！」

男「……」ｯｽ

女店員「250円お預かり致します！……25円のお返しとなりますお確かめくださいませ」ｷﾞｭｯ

男「……！」

女店員「ありがとうございました！またお越しくださいませー！」

男(お釣もらう時、手を添えて…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

男「……」

女店員「いらっしゃいませ！」

男「……」

女店員「ありがとうございます！こちら一点で250円のお買い上げになります！」

男「……」

女店員「250円ちょうどお預かり致します！こちらレシートになります！」

男「……」

女店員「ありがとうございました！またお越しくださいませー！」

男(今日は添えてくれなかったな…)

女店員「いらっしゃいませ！」

割愛

女店員「330円のお返しとなります！お確かめください！」ｷﾞｭｯ

男「……！」

女店員「ありがとうございました！またお越しくださいませー！」

男(手、添えてくれた)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

女店員「いらっしゃいませ！……！」

男「？」

女店員「あの……いつもありがとうございます！これ、私のアドレスです！その……迷惑でなければメールください！」

男「！」

男(や、やったああああああああ！)









男「……」ｯﾊ！

男「なんだ……夢か……ちくしょう……」

女店員「いらっしゃいませ！」

イケメン店員「いらっしゃいませー！」

男「！？」

男(な、なんだあいつは！？いつもいなかったじゃないか！？)

女店員「105円が一点、125円が一点……」

男(くそ！あの男もこの店員さん目当てか！ちくしょう！女さんはわたさねーぞ！)

男「……」ｼﾞﾛｯ!　

イケメン店員「！？」ﾋﾞｸｯ

男「……」ﾌﾟｲｯ　　

女店員「ありがとうございました！またお越しくださいませー！」

コンビニ外

男(あの野郎……女店員さんに指一本でも触れたら容赦しねえっ！)

女店員「お先に失礼します！」

イケメン店員「お先失礼します！」

男(来やがった！あの野郎……女店員さんと一緒に帰りやがって！)

イケメン店員「それであの……女さん、今度の日曜日に……」

女店員「うん！映画だよね？楽しみだな！」

男(なあああああにいいいいいい！？え　い　が　だとおおおおお！？あの野郎！！ゆるさん！！)ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

女店員「いらっしゃいませ！」

イケメン店員「いらっしゃいませ！」

男(こいつ！また来てやがるっ！
みてろよ？俺がコンビニ店員の過酷さを教えてやるっ！)

男「……ふんっ！」ﾄﾞｻｯ！

イケメン店員「！？」

イケメン店員(……っく！なんだこの菓子パンの異常な多さは！？)

イケメン店員「……」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟ

イケメン店員(読み上げ登録をしている暇はない！スピード勝負だっ！)

男(ほう？買い物量の多い客には読み上げ登録はせず迅速なバーコードスキャンなかなかやるじゃないか？だが、これだけじゃないぞ？)

男「あー、あとー、肉まんとー、豚まんとー、唐揚げ棒、あとフライドチキンにポークフランク」

イケメン店員「！？」

イケメン店員「す、すいません！もう一度お願いします」

男(くくく……スキャン中にこれだけの中華まん、フライヤーの注文……焦るだろう！ふはははは！)

男「えー、だからー ﾆｸﾏﾝﾌﾞﾀﾏﾝｶﾗｱｹﾞﾎﾞｳﾌﾗｲﾄﾞﾁｷﾝﾎﾟｰｸﾌﾗﾝｸ」

男(くくく……早口言葉の如くのマシンガンオーダーだ！どうだ！聞き取れまい！)

イケメン店員「えー、肉まんと豚まん、それから唐揚げ棒とフライドチキンにポークフランクでよろしいでしょうか？」

男(なに！？)

男「……ああ、合っている」

男(糞！もっと慌ててミスをおかしたところをクレームをつけてやる算段だったのに！なんて冷静なレジ打ちだ！こいつ……できる！)

男(まてよ？中華まんやフライヤー系の注文を受けたとき、まず店員はアルコール消毒をしてから商品をとらなければならない！やつがアルコール消毒を怠った時！)

イケメン店員「……」ｼｭｯｼｭ

男(畜生！)

イケメン店員「」ｯｽｶﾁｬｯｽｯｽｯﾊﾞﾀﾝﾍﾞﾘｯﾍﾞﾘｯﾍﾟﾀﾍﾟﾀｶﾁｬｯｶﾁｬｯｽｽｽｯｶﾁｬｯｽｯｽｯｽﾀﾝ

男(しかも迅速な処理！ド畜生！)

イケメン店員「こちら袋お分け致しますか？」

男「……あ、ああ」

イケメン店員「お待たせ致しました！ありがとうございます！合計5520円のお買い上げになります！」

男(くそ……おれの……敗けだ……)

イケメン店員「一万円お預かり致します！こちら大きいほうから……千、二千、三千、四千円と、780円のお返しとなりますお確かめください！ありがとうございました！またお越しくださいませ！」

男(この前はおれの敗けだ……しかし今日はそう簡単にレジを打てるとおもうなよ！)

女店員「いらっしゃいませ！」

イケメン店員「いらっしゃいませ！」

男(くくく……今日は大量の公共料金を持ってきてやったぜ！見てろよ……くくく)

おっさん「おいどうゆうことだよこりゃ！」

女店員「……え？」

おっさん「え？じゃねえんだよこのガキ！なんだこのふくろのいれかたはよおい！」

女店員「も、申し訳ございません！」

男(……なんだ？)

おっさん「こんなもんいらねえよ！とりかえてこいばかやろうてめ！おい！せきにんしゃよんでこいせきにんしゃ！てめえじゃはなしになんねえよ！」

イケメン店員「申し訳ございません……今の時間帯だと社員はいないので……」

おっさん「だったらよべや！ばかてめえ！」