中沢「上条、志筑さんと付き合ってるってホントかよ」 (16)

上条「まぁ・・・一応ね」

中沢「一応ってなんだよ!」ドンッ

上条「・・・・」

中沢「俺だけを見てくれるんじゃなかったのかよ・・・」

上条「ごめん・・・」

中沢「ごめんってなんだよ?もう俺との関係は終わりなのかよ・・・」

上条「いや、そうじゃなくて」

中沢「なんだよ・・・」

上条「志筑さんの事は本当に好きじゃないんだ。ただ勢いに負けて」

中沢「・・・」

上条「だから、これからもこの関係を続けていきたい」

中沢「わかってるけど・・・」

上条「お前は毎日お見舞いにきてくれたもんな。美樹さんも来てくれたけど迷惑だったよ」

中沢「・・・」

上条「美樹さんが来てる間、お前はトイレに隠れててさ」

上条「帰ったあとにすぐトイレに迎えにいったっけ」

中沢「あぁ。走ってきてくれたよな」

上条「そのままトイレで抱き合ったりしてさ」

中沢「お前がいきなり抱きしめるからだろ」

上条「早く会いたかったんだから仕方ないじゃないか」

中沢「わかってるよ。俺もお前にすぐに会いたかった」

上条「ふふ、お前のそーゆー素直なとこ大好きだよ。」

中沢「俺もだよ。」

中沢「上条、もうそんな話してないで俺を抱きしめてくれないか?」

上条「ここは教室だよ?いいのかい?」

中沢「もうみんな帰ってる時間だし大丈夫だよ」

上条「ふふ、たまにはスリルもいいよね」ハグッ

中沢「上条、暖かいよ。その両手で抱きしめる体、とても美しい」

上条「やっと退院してきたんだ。もっと強く抱いてもいいよね?」

中沢「あぁ・・・おかえり、恭介」



ほむら(この時間軸はとても美しいわね。やっぱり同性が愛し合うのが一番美しいのね)


終わり。

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