男「うす」友「お邪魔しまっす」不登校「おう」(40)

不登校「なんだ、今日は早いな」

男「テスト一日目だからな、昼までだった」

友「飯食って直行してきたわ、暇でしゃあねえ」

不登校「明日のテスト勉強しろよ……」

男・友「「お前に言われたくない」」

不登校「おっしゃる通り過ぎる」

不登校「今日は何する?」

男「昨日はひたすら大富豪したっけか」

友「スマブラしようぜ、不登校、Wiiの電源つけて」

不登校「うぃー」

男「Wiiだけにってかwww」

友「審議中……」

男「やめろそれリアルで言うとかなり痛いぞ」

ブゥウウウウウウン………

不登校「ソフトが老朽化してるのかわからんがなかなか起動しねぇ」

男「二か月ぐらいやってなかったっけ、鈍ってるかもなぁ」

友「あの頃はお前もちょくちょく学校来てたよな、懐かしい」

不登校「ディスガイアが楽しすぎて一週間サボったらストッパー効かなくなったんだよ……」

男「お前の家お母さんなかなか帰ってこないし母子家庭だからなぁ、休みやすいわなぁ」

不登校「母ちゃんが俺の不登校に否定的じゃないのが何よりだよ」

友「お前怒られたら絶対学校行くだろ……」

不登校「正直そうだな」

ヴィンッ、ジャキイイイイイイイイイイイン……

不登校「お、ついたついた」

男「あー何使おうかな、デデデでいいかな」

友「お前のデデデやけに強いんだよやめろよ」

不登校「俺何使えたっけ……」

男「お前サムス以外全部使えたろ」

友「逆に何でサムスが使えないのかが分からん」

不登校「じゃあサムス使ってみるか」

友「俺ゲームアンドウォッチにしよう」

不登校「お前八割方ゲームアンドウォッチだよな」

男「あと二割はマルスだよな」

友「家にWiiねぇんだよ察しろ」

男「不登校、コントローラ」

不登校「ほいほい、ゲームキューブのだっけ?」

友「あ、俺も」

男「……なんかCスティックが黒ずんでるんだけど」

不登校「あごめんそれ多分カビ」

男「……Wiiリモコンとヌンチャクくれ」

友「掃除しろよ……」

ガチャガチャガチャガチャ

友「お前ゲームすると何でそんなうっさいの?」

不登校「そういえばお前一回俺のPS2のコントローラーぶっ壊したよな」

男「アナログスティック動かなくなって×ボタン潰れたっけ」

不登校「握力強いのなお前」

友「それどころか運動神経全体的にいいよな、ほんと無駄だわ」

男「ほっとけ」

不登校「それどころか成績も結構いいよな、本格的に無駄」

友「ハイスペック・クズ!」

男「くそっ、的確すぎて言い返せねぇ……」

友「よっしゃやっと勝てたああああ!!!!!!!!」

男「手ェ疲れた」

不登校「あんだけ強く握ってりゃそりゃお前」

男「あー、そういえば放課後先生に引きとめられたわ」

不登校「なんて?」

男「なんかもう、すっげー説教されたわwwwww」

男「受験の大切なこの時期に学校に来ないのはうんたらかんたらとか、なんで俺に言うんって話だが」

友「先生もうっぷん晴らしたいんだろ」

男「あと渡された。プリントほい」

不登校「なにこれすごい大切そうな感じの」

男「進路希望調査だと」

友「どうすんの、高校」

不登校「あー、通信制でいいかな」

男「お前学校来てた頃それなりに成績優秀だったろ、内申関係ない私立とか行ったら?」

不登校「どうせあんまりいかないのに私立なんかで金かけんの母ちゃんに悪いよ」

友「まぁ、おばさんとよく相談して決めろよ」

不登校「先生かお前は」

男「良いから続きやろうぜ」

男「あー、一回休憩」

不登校「サムス使えるようになったわ」

友「全キャラかよ」

友「あー、ネット線借りるぞー」ガサゴソ

男「平然と学校のカバンからノーパソを出すな」

不登校「しかもエアマックかよ、いいな俺なんかlenovoだよ」

男「俺に至っては家族共用のNECのデスクトップでOSはxpだぞ」

友「しってるかぎり最低だな」

不登校「バカお前xp使いやすいだろ」

ピチューン

友「うがー、勝てねぇwwwww」

男「え、なに東方?」

友「最難関と名高い地霊殿だな」ピチューン

不登校「死ぬの早いな」

友「やべぇ目おかしくなってきた」

男「東方やったことないけどレティさんと咲夜さんが好きかな」

友「わかってんじゃねぇか」ピチューン

不登校「ほらよそ見してたら死んでるぞ」

友「うがあああああああ!!!!!!!!勝てねええええええええええ!!!!!!!!」

男「難しいんだな東方って」

不登校「風神録の体験版だけやったことあるけどあれでも難しいからな」

友「あ、今何時?」

不登校「六時半」

友「あ、帰るわ」

男「じゃあ俺も帰るかな」

不登校「おう、明日くる?」

男「たぶん行けると思うけど」

友「んじゃなー」

不登校「うぃー。ばいばい」

バタムッ

不登校「さて、母ちゃん帰ってくるまで寝てるかな」

思いつきで立てたらすごいスピードでネタが尽きた……
学生時代思い出しながら書いてる。続きは需要があれば

三人も見てくれてたのか 嬉しくなったからあと一日分書くよ
着地点がいまいち分からんが深く考えないで書こうと思う

男「坂がしんどい……」

友「意外と遠いよな、学校からここまで」

男「つかれだー」ポチ

ピンポーン

……………

男「……」

友「……」ポチ

ピンポーン

………

ガチャ

不登校「あ゛ー……おはよぉ」

男「おそよう」

友「今の今まで寝てたのかよ」

不登校「……」ドゲザー

友「なんで五体投地だよ、何?そっちにメッカあるん?」

男「いいなぁそんなに寝れて……俺なんか不眠症のケすらあるぞ」

友「大変だな……」

不登校「友ぉー、コーヒーついでー」

友「ほいほい」スタスタ

男「今思ったけど俺らこの家を熟知しすぎだろ」

不登校「小学校の時から来てるしなー」

友「ほいコーヒー、折角だし人数分注いだ」

不登校「サンクスー」ズゾゾゾ

男「冷蔵庫冷蔵庫」ガサゴソ

友「あ?なんか足すん?」

男「テッテレレッテッテー」

男「キャーラーメールー(ダミ声)」

不登校「おいそんなもん俺んちにはないはずだぞ」

男「こないだの土日に持ってきて仕込んどいた」

友「完全に住人だな……俺のにも入れて」

男「甘いし苦いしうめぇ……」ゴクゴク

友「うめぇなこれwwwwww」グビグビ

不登校「お前ら甘いもん好きな……」ズゾゾゾ

男「ふぃー。あ、不登校お前すするの汚いからやめろ」

不登校「しゃーねーだろ熱いんだよ」ズゾゾゾ

友「牛乳もっと入れりゃぬるくて済むのに」

不登校「眠気覚ましにならんだろ」

不登校「やっと眠気冷めて来た、何する?」

男「しりとり」

友「あえてそれかよwwwwwwww」

不登校「でもそれだな」

男「じゃあやるか」

友「こいつら強いから嫌だな……」

男「しりとりのりからな」

男「……リール」

友「俺?……ルービックキューブ」

不登校「……ブス」

男「フヒwwww……スルー」

友「えっとー、留守」

不登校「んー、スイス」

男「あー、えっと……スツール」

友「くっそぉおお、ルーマニア!」

不登校「アース」

男「むぅ……す、スクランブル」

友「てめぇ!………る、る、る……」

友「ルクセンブル、ク!」

不登校「ク●ト●ス」

男「ブッwwwwwwwwww」

友「クッソwwwwwwwwwwwww」

不登校「スマンwwwwwwwwwwwwww」

男「ひー、ひー……スバル」

友「だからああああああああ!!!!!!!!!る、る、瑠璃!!!」

不登校「リス」

男「wwwwwwwww」

友「まだ笑ってんのかよwwwwwwwwwwww」

男「ス、ス……」

友(お、もうルも終わりか?)

男「スカル」

友「ああああ!!!!!!!ル!ル!!!!!!」

不登校「おちつけおちつけ」

友「る、る、るるるるるるる……」

友「る、ルール!」

不登校「くっ、そうきたか」

¥不登校「あー……ルミナス」

男「英語だろ!」

不登校「良いだろカッコいいし」

男「す、す、す、す、ステンシル」

友「ぐうううう……る、ルーブル!」

不登校「またルか……ルシウス」

男「くおおおお、スペクタクルッ!」

友「またかよおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

男「だから落ち着けって、座れ座れ」

友「ルルルルルルルルrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr」

不登校「巻き舌になってんぞ」

友「あっ!ルーデル!」

不登校「くおおおお、ルルルル、留守!」

男「言った!」

不登校「あ、ルミノール!!!!!」

男「ルウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!」

友「落ち着けwwwwwwwwww」

――――

男「る、ルーン!」

友「あ、ン!」

男「ま、負けたあああああああああ!!!!!!!!!!!」

不登校「思いのほか白熱したなwwww七時だぞもう」

友「やべwwwwww帰るわ」

男「俺も!またな!」

不登校「慌ただしいなオイ、じゃあな!」

バタンッ

不登校「ル始まりのボキャブラリ増やしとくか、ル、ルルル……」

ピーン

ガチャ

男「起きてたのかよ」

不登校「なんかもうこの時間に起きる習慣ついてきたわ」

友「ますます登校から遠ざかっていくな……」

不登校「まあ上がれ。今日は重大なニュースがある」

男「何?お前死ぬん?」

不登校「なんで最初にそれだよ!なに俺嫌われてんの!?」

不登校「昨日の夜のことだ……」

不登校「これが届いたッ!!!!!!!!」ドンッ

男「あ?なんぞこのダンボール、みかん?」

不登校「中に入っているのは、これだァ!!!」ガサゴソッ

友「スーパーファミリーコンピュータ……Jr、だと!!??」

男「スーファミ!!??FF5,6,DQ4.5.と俺がGBAでやった名作RPGの元祖機……それがなぜ!?」

不登校「フッ、わかってやがるじゃねぇか」

不登校「お祖母ちゃんの家にあったのを届けてもらったのさ」

友「と言うことは、タダ……か!!」

不登校「そしてお祖母ちゃんの家にあったソフト、計6!!」

不登校「俺もまだすべてを把握しているわけではない、ひとつひとつ見ていこうじゃあないか」

男「いったい何が隠されているというんだ……」

不登校「まず一つ!」

『ドラゴンクエストⅥ 幻の大地』

男「あっ」

友「俺DSでやったわ……」

不登校「まぁ、DQだしクソゲーではないんだろうが……評判を聞いてるとな」

友「音楽・グラフィック・ストーリーは悪くないんだがな」

友「育成システムとゲームバランスがなぁ」

男「まあDS版は劣化移植だって聞くし、そんなに絶望視はしなくていいだろう」

不登校「続いてこちら!」

『す~ぱ~ぷよぷよ』

友「おおおっ!!俺ぷよぷよシリーズはよくやるからこれはうれしい!」

男「対戦あるよな、あとでやろうぜ」

不登校「俺パズル苦手なんだよな……テトリスも駄目なんだわ」

不登校「アクションとか横スクロールとかは得意なんだが」

友「俺はパズルとシュミレーション、ギャルゲあたりかな」

男「俺はRPG一辺倒だわ」

不登校「お、これは連作だな、二個続けてドンッ!」

男「さっきからお前はテレビ番組の司会か」

『魔法陣グルグル』『魔法陣グルグル2』

友「おおおおお!!!俺原作全巻持ってるぞ!!!」

男「俺も友に借りて読んだわ、ジュジュが好きだった」

不登校「え、明日俺にも貸して」

友「ん、覚えとく」

不登校「あー。レビューサイトだと2の評価が高いみたいだな」

友「まぁこれは不登校が読み終わってからやろう」

不登校「続いてこちらドンッ!」

男「完全に司会じゃねぇか」

『スーパードンキーコング』

友「おっ、超有名シリーズだな」

男「CGを使ってるってことだけ聞いたことあるわ」

不登校「あの時代に!?すげーな」

不登校「これは二人プレイもできるらしいな」

友「おー。ローテーションでやろうぜ」

不登校「最後はこちらです、VTRをご覧くd」

男「ねぇよ!」

『スーパービックリマン』

男「……なんぞこれ」

友「チョコのあれじゃないの?」

不登校「パッケージ見たとこキャラゲー臭いな」

友「アニメかなんかあったんかね?」

男「俺キャラゲーで面白かったのってカブトぐらいしか記憶がないんだけど」

友「キャラゲーは基本避けてるよ俺」

不登校「地雷感は否めんな」

不登校「ってなわけでこの六本でとりあえずスーファミを楽しもうじゃないか」

男「まずはボリュームの少なそうなの……これか」

『スーパービックリマン』

友「なんかもう大体予想つくわ……不登校、スーファミは」

不登校「いつでもOKだ、ソフト挿すぞ」

ガチャッ、バチンッ

不登校「うむ、問題なく付くな」

男「誰がやる?俺は遠慮しとく」

友「……俺が行こう」

―――――

友「……」

男「……」

不登校「……なんというか、あれだな」

友「キャラゲーとしても成立しないレベルのクソゲーだぞ、どうなってんだこれ」

男「………こんなもんに俺たちは時間を費やしたのか」

友「言わないでくれ……もう……!」キラ

不登校「頬が光って……まさか、泣いているのか?」

友「俺はもう帰ろう……家族が待っている」

男「俺もだ、腹減った」

不登校「おう、じゃな」

バタンッ

不登校「さて、ぷよぷよやってみるか」

スゥパープヨプゥヨー

~~~~

不登校「ウィッチかわええええええ」ニヤニヤ

母「何やってんのアンタ」

不登校「ちょっ、帰ってるなら言ってよ!!」

今日は思いのほか時間がないんで一日分で終わっとく
明日速いしナイトスクープ観て寝るよ

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